JPH11266484A - デジタル移動通信システムの着信制御方式 - Google Patents
デジタル移動通信システムの着信制御方式Info
- Publication number
- JPH11266484A JPH11266484A JP10069040A JP6904098A JPH11266484A JP H11266484 A JPH11266484 A JP H11266484A JP 10069040 A JP10069040 A JP 10069040A JP 6904098 A JP6904098 A JP 6904098A JP H11266484 A JPH11266484 A JP H11266484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- channel
- mobile station
- incoming call
- communication channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 30
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 184
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 101100438241 Arabidopsis thaliana CAM5 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グループ通信を行っている複数の移動局のう
ちの特定の移動局だけを呼び出すことができるデジタル
移動通信システムの着信制御方式を提供することを目的
とする。 【解決手段】 通信チャネルに付随する付随制御チャネ
ルに特定の移動局を指定するアドレスフィールドを付加
した構成とし、付随制御チャネルのアドレスフィールド
を用いて、グループ通信を行っている複数の移動局のう
ちの特定の移動局を後発の呼で呼び出し着信する。この
ため、グループ通信を行っている複数の移動局から特定
の移動局だけを呼び出すことができる。
ちの特定の移動局だけを呼び出すことができるデジタル
移動通信システムの着信制御方式を提供することを目的
とする。 【解決手段】 通信チャネルに付随する付随制御チャネ
ルに特定の移動局を指定するアドレスフィールドを付加
した構成とし、付随制御チャネルのアドレスフィールド
を用いて、グループ通信を行っている複数の移動局のう
ちの特定の移動局を後発の呼で呼び出し着信する。この
ため、グループ通信を行っている複数の移動局から特定
の移動局だけを呼び出すことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル移動通信シ
ステムの着信制御方式に関し、特に、デジタル移動通信
システムでグループ通信中の移動局に対して着信を行わ
せるデジタル移動通信システムの着信制御方式に関す
る。
ステムの着信制御方式に関し、特に、デジタル移動通信
システムでグループ通信中の移動局に対して着信を行わ
せるデジタル移動通信システムの着信制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・デジタル・セルラー(PD
C)や公共業務用デジタル移動通信システムでは、TD
MA(時分割多元接続)方式を採用しており、呼接続の
ための制御信号は予め定められた単一または複数の共通
制御チャネルで行われ、かつ、制御チャネルは同一キャ
リアの同一スロットに配置され、同一のチャネルで基地
局と複数の移動局との制御信号が授受されるため、制御
信号の発信者または受信者を示すアドレスフィールドが
用意されている。このアドレスフィールドに含まれてい
る移動局識別子(MSI)により、移動局は自局宛ての
制御信号であるか否かを認識し、基地局はどの移動局か
らの制御信号であるかを認識する。これに対し、通信チ
ャネルは呼の要求に対し当該呼の対象移動局または移動
局群(グループ通信の場合)に対してのみ割り当てら
れ、この通信チャネルで通信を行う移動局以外はアクセ
スすることはない。また、この通信チャネルの通信内容
は当該呼の対象移動局または移動局群(グループ通信の
場合)の全員宛てであるため、この通信チャネルでは特
にアドレスフィールドは用意されていない。
C)や公共業務用デジタル移動通信システムでは、TD
MA(時分割多元接続)方式を採用しており、呼接続の
ための制御信号は予め定められた単一または複数の共通
制御チャネルで行われ、かつ、制御チャネルは同一キャ
リアの同一スロットに配置され、同一のチャネルで基地
局と複数の移動局との制御信号が授受されるため、制御
信号の発信者または受信者を示すアドレスフィールドが
用意されている。このアドレスフィールドに含まれてい
る移動局識別子(MSI)により、移動局は自局宛ての
制御信号であるか否かを認識し、基地局はどの移動局か
らの制御信号であるかを認識する。これに対し、通信チ
ャネルは呼の要求に対し当該呼の対象移動局または移動
局群(グループ通信の場合)に対してのみ割り当てら
れ、この通信チャネルで通信を行う移動局以外はアクセ
スすることはない。また、この通信チャネルの通信内容
は当該呼の対象移動局または移動局群(グループ通信の
場合)の全員宛てであるため、この通信チャネルでは特
にアドレスフィールドは用意されていない。
【0003】また、パーソナル・デジタル・セルラー等
で実現されている三者通話やキャッチホン(コールウエ
イティング)は通信チャネルに付随する通信用付随制御
チャネルを利用して通信中の移動局に対して着信を通知
しているが、当該呼び出し移動局であるか否かは交換機
側で判断され、当該移動局に対してのみ通知されるた
め、やはり移動局を指定するアドレスフィールドは有し
ていない。
で実現されている三者通話やキャッチホン(コールウエ
イティング)は通信チャネルに付随する通信用付随制御
チャネルを利用して通信中の移動局に対して着信を通知
しているが、当該呼び出し移動局であるか否かは交換機
側で判断され、当該移動局に対してのみ通知されるた
め、やはり移動局を指定するアドレスフィールドは有し
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば救急や火災など
多いときには数百台規模の車両を司令室からの同一指示
情報に基づいて作業を行うような運用形態で用いられる
グループ通信では、通信内容(指示情報)は当該移動局
群で同一であっても、この移動局群内の特定の移動局に
対してのみ特定の制御を行いたい場合がある。これは例
えば、グループ通信中の移動局の1台に対し、緊急に通
信を行う必要が生じた場合等である。
多いときには数百台規模の車両を司令室からの同一指示
情報に基づいて作業を行うような運用形態で用いられる
グループ通信では、通信内容(指示情報)は当該移動局
群で同一であっても、この移動局群内の特定の移動局に
対してのみ特定の制御を行いたい場合がある。これは例
えば、グループ通信中の移動局の1台に対し、緊急に通
信を行う必要が生じた場合等である。
【0005】この場合、通常のように共通の制御チャネ
ルで当該移動局の呼び出し信号を送出しても、当該移動
局は制御チャネルで待ち受けしていないので、これを受
信できない。また、当該移動局を含むグループ通信の呼
(通信チャネル)が判明したとしても、通信チャネルに
は当該移動局を指定するアドレスフィールドがないた
め、このグループ通信の全移動局宛てに呼び出しをかけ
るか、または、このグループ通信の全移動局を強制切断
した後、当該移動局を呼び出すかの制御をするしかな
く、不便であるという問題があった。
ルで当該移動局の呼び出し信号を送出しても、当該移動
局は制御チャネルで待ち受けしていないので、これを受
信できない。また、当該移動局を含むグループ通信の呼
(通信チャネル)が判明したとしても、通信チャネルに
は当該移動局を指定するアドレスフィールドがないた
め、このグループ通信の全移動局宛てに呼び出しをかけ
るか、または、このグループ通信の全移動局を強制切断
した後、当該移動局を呼び出すかの制御をするしかな
く、不便であるという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特定の
移動局だけを呼び出すことができるデジタル移動通信シ
ステムの着信制御方式を提供することを目的とする。
グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特定の
移動局だけを呼び出すことができるデジタル移動通信シ
ステムの着信制御方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基地局と複数の移動局とを共通の制御チャネルで制
御して個別の通信チャネルで接続し、かつ、基地局と複
数の移動局とを単一の通信チャネルで接続するグループ
通信機能を持つデジタル移動通信システムにおいて、前
記通信チャネルに付随する付随制御チャネルに特定の移
動局を指定するアドレスフィールドを付加した構成と
し、前記付随制御チャネルのアドレスフィールドを用い
て、グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特
定の移動局を後発の呼で呼び出し着信する。
は、基地局と複数の移動局とを共通の制御チャネルで制
御して個別の通信チャネルで接続し、かつ、基地局と複
数の移動局とを単一の通信チャネルで接続するグループ
通信機能を持つデジタル移動通信システムにおいて、前
記通信チャネルに付随する付随制御チャネルに特定の移
動局を指定するアドレスフィールドを付加した構成と
し、前記付随制御チャネルのアドレスフィールドを用い
て、グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特
定の移動局を後発の呼で呼び出し着信する。
【0008】このように、通信チャネルに付随する付随
制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、グループ
通信を行っている複数の移動局のうちの特定の移動局を
後発の呼で呼び出し着信するため、グループ通信を行っ
ている複数の移動局から特定の移動局だけを呼び出すこ
とができる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
デジタル移動通信システムの着信制御方式において、前
記基地局は、自局のサービスエリアの各移動局について
通信状態を管理する通信状態管理テーブルを有する。
制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、グループ
通信を行っている複数の移動局のうちの特定の移動局を
後発の呼で呼び出し着信するため、グループ通信を行っ
ている複数の移動局から特定の移動局だけを呼び出すこ
とができる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
デジタル移動通信システムの着信制御方式において、前
記基地局は、自局のサービスエリアの各移動局について
通信状態を管理する通信状態管理テーブルを有する。
【0009】このように、基地局は通信状態管理テーブ
ルで自局のサービスエリアの各移動局について通信状態
を管理しているため、どの移動局に対する呼び出しがあ
った場合にも、その移動局が通信中かどうか、通信中で
あればそのキャリア及びスロットを知ることができ、後
発の呼でその移動局を効率よく、かつ、的確に呼び出す
ことができる。
ルで自局のサービスエリアの各移動局について通信状態
を管理しているため、どの移動局に対する呼び出しがあ
った場合にも、その移動局が通信中かどうか、通信中で
あればそのキャリア及びスロットを知ることができ、後
発の呼でその移動局を効率よく、かつ、的確に呼び出す
ことができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載のデジタル移動通信システムの着信制御方式にお
いて、前記特定の移動局は、特定キー入力に応じて前記
後発の呼に対応する通信が終了した後で復帰する前記グ
ループ通信のチャネル情報を記憶する記憶手段を有す
る。
2記載のデジタル移動通信システムの着信制御方式にお
いて、前記特定の移動局は、特定キー入力に応じて前記
後発の呼に対応する通信が終了した後で復帰する前記グ
ループ通信のチャネル情報を記憶する記憶手段を有す
る。
【0011】このように、記憶手段にグループ通信のチ
ャネル情報を記憶して後発の呼に対応する通信を開始す
ることにより、後発の呼に対応する通信が終了した後で
グループ通信に復帰することができる。請求項4に記載
の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載のデジタル移
動通信システムの着信制御方式において、前記特定の移
動局は、前記付随制御チャネルのアドレスフィールドで
通信チャネルを指定されているとき、特定キー入力によ
り、前記グループ通信の通信チャネルから指定された通
信チャネルに切り換える。
ャネル情報を記憶して後発の呼に対応する通信を開始す
ることにより、後発の呼に対応する通信が終了した後で
グループ通信に復帰することができる。請求項4に記載
の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載のデジタル移
動通信システムの着信制御方式において、前記特定の移
動局は、前記付随制御チャネルのアドレスフィールドで
通信チャネルを指定されているとき、特定キー入力によ
り、前記グループ通信の通信チャネルから指定された通
信チャネルに切り換える。
【0012】このように、特定キー入力を行うことによ
って、グループ通信の通信チャネルから付随制御チャネ
ルのアドレスフィールドで指定された通信チャネルに切
り換えが行われ、後発の呼との通信を行うことができ
る。請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれ
か記載のデジタル移動通信システムの着信制御方式にお
いて、前記特定の移動局は、前記付随制御チャネルのア
ドレスフィールドで通信チャネルを指定されてないと
き、特定キー入力により、前記グループ通信の通信チャ
ネルから制御チャネルに切り換えて前記基地局との回線
を接続する。
って、グループ通信の通信チャネルから付随制御チャネ
ルのアドレスフィールドで指定された通信チャネルに切
り換えが行われ、後発の呼との通信を行うことができ
る。請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれ
か記載のデジタル移動通信システムの着信制御方式にお
いて、前記特定の移動局は、前記付随制御チャネルのア
ドレスフィールドで通信チャネルを指定されてないと
き、特定キー入力により、前記グループ通信の通信チャ
ネルから制御チャネルに切り換えて前記基地局との回線
を接続する。
【0013】このように、特定キー入力を行うことによ
って、グループ通信の通信チャネルから制御チャネルに
切り換えて基地局との回線を接続することにより、後発
の呼との通信を行うことができる。
って、グループ通信の通信チャネルから制御チャネルに
切り換えて基地局との回線を接続することにより、後発
の呼との通信を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明方式を適用した公共
業務用デジタル移動通信システムの一実施例のブロック
図を示す。同図中、基地局無線装置10内には回線制御
装置部12及び無線装置部14が設けられている。回線
制御装置部12は交換機20に接続されており、交換機
20は電話機21が接続されると共に、公衆電話網(P
STN)及びパケット交換データ網(PSDN)22に
接続されている。回線制御装置部12は無線装置部14
を通じて移動局と交換機20との間の回線接続を制御す
る。 また、回線制御装置部12は、複数の移動局をグ
ループとして共通に交換機20の1回線に接続するグル
ープ通信の機能を有している。この図1においては、実
線で囲む範囲が基地局無線装置10のサービスエリアを
表しており、破線で囲む範囲内に存在する移動局MS1
〜MS5がグループ通信を行っている移動局を表してい
る。
業務用デジタル移動通信システムの一実施例のブロック
図を示す。同図中、基地局無線装置10内には回線制御
装置部12及び無線装置部14が設けられている。回線
制御装置部12は交換機20に接続されており、交換機
20は電話機21が接続されると共に、公衆電話網(P
STN)及びパケット交換データ網(PSDN)22に
接続されている。回線制御装置部12は無線装置部14
を通じて移動局と交換機20との間の回線接続を制御す
る。 また、回線制御装置部12は、複数の移動局をグ
ループとして共通に交換機20の1回線に接続するグル
ープ通信の機能を有している。この図1においては、実
線で囲む範囲が基地局無線装置10のサービスエリアを
表しており、破線で囲む範囲内に存在する移動局MS1
〜MS5がグループ通信を行っている移動局を表してい
る。
【0015】ところで、従来のTDMA(時分割多元接
続)方式の場合、通信チャネルに付随する低速付随制御
チャネル(SACCH)のレイヤ2フレームフォーマッ
トは、図2(A)に示すように、制御内容を指示する制
御フィールド30と、レイヤ3情報32から構成されて
いる。レイヤ3情報としては、メッセージ種別、周波数
コード、スロット番号、スクランブルコード、移動局送
信電力指定、チャネル情報、発信者電話番号がある。こ
の低速付随制御チャネルは移動局からの切断要求等の制
御信号や基地局からの無線チャネル指定の制御信号等の
情報を通信チャネルと独立して通話中に伝送するチャネ
ルである。
続)方式の場合、通信チャネルに付随する低速付随制御
チャネル(SACCH)のレイヤ2フレームフォーマッ
トは、図2(A)に示すように、制御内容を指示する制
御フィールド30と、レイヤ3情報32から構成されて
いる。レイヤ3情報としては、メッセージ種別、周波数
コード、スロット番号、スクランブルコード、移動局送
信電力指定、チャネル情報、発信者電話番号がある。こ
の低速付随制御チャネルは移動局からの切断要求等の制
御信号や基地局からの無線チャネル指定の制御信号等の
情報を通信チャネルと独立して通話中に伝送するチャネ
ルである。
【0016】これに対して、本発明方式の低速付随制御
チャネル(SACCH)のレイヤ2フレームフォーマッ
トは、図2(B)に示すように、従来同様の制御内容を
指示する制御フィールド30と、メッセージ種別、周波
数コード、スロット番号、スクランブルコード、移動局
送信電力指定、チャネル情報、発信者電話番号それぞれ
を指示するレイヤ3情報32とに加えて、アドレスフィ
ールド34が設けられている。
チャネル(SACCH)のレイヤ2フレームフォーマッ
トは、図2(B)に示すように、従来同様の制御内容を
指示する制御フィールド30と、メッセージ種別、周波
数コード、スロット番号、スクランブルコード、移動局
送信電力指定、チャネル情報、発信者電話番号それぞれ
を指示するレイヤ3情報32とに加えて、アドレスフィ
ールド34が設けられている。
【0017】アドレスフィールド34には、基地局が移
動局に対して短縮移動局識別子(SMSI)を割り当て
たり、解除したりするために用いる制御ビット(AC)
と、移動局がアドレスフィールドに指定されたSMSI
を識別するための制御ビット(AI)と、基地局・移動
局インタフェースの基地局側または移動局側のサービス
ポイントを識別するための制御ビットであるサービスア
クセスポイント識別子(SAPI)と、フレームがコマ
ンドかレスポンスであるかを識別するための制御ビット
(C/R)、及び短縮移動局識別子(SMSI)から構
成されている。なお、図2(C)にAI内のID表示フ
ィールド(2ビット)の値に応じた短縮移動局識別子
(SMSI)及び移動局識別子それぞれの有無を示す表
を示す。
動局に対して短縮移動局識別子(SMSI)を割り当て
たり、解除したりするために用いる制御ビット(AC)
と、移動局がアドレスフィールドに指定されたSMSI
を識別するための制御ビット(AI)と、基地局・移動
局インタフェースの基地局側または移動局側のサービス
ポイントを識別するための制御ビットであるサービスア
クセスポイント識別子(SAPI)と、フレームがコマ
ンドかレスポンスであるかを識別するための制御ビット
(C/R)、及び短縮移動局識別子(SMSI)から構
成されている。なお、図2(C)にAI内のID表示フ
ィールド(2ビット)の値に応じた短縮移動局識別子
(SMSI)及び移動局識別子それぞれの有無を示す表
を示す。
【0018】また、本発明方式では、基地局無線装置1
0内に移動局通信状態管理テーブル16を設け、回線制
御装置部12に接続する。移動局通信状態管理テーブル
16には、図3に示すように基地局無線装置10のサー
ビスエリアに位置登録されている各移動局について、通
信状態と、キャリア周波数、スロット番号、通信形態等
が記入されている。
0内に移動局通信状態管理テーブル16を設け、回線制
御装置部12に接続する。移動局通信状態管理テーブル
16には、図3に示すように基地局無線装置10のサー
ビスエリアに位置登録されている各移動局について、通
信状態と、キャリア周波数、スロット番号、通信形態等
が記入されている。
【0019】図4は回線制御装置部12が実行する着信
制御処理の一実施例のフローチャートを示す。この処理
は交換機20側からの呼び出しによって開始される。同
図中、ステップS10では交換機20側からの呼び出し
を着信する。次にステップS12で移動局通信状態管理
テーブル16を参照して呼び出す移動局の通信状態をチ
ェックして通信中か否かを判別し、当該移動局が未通信
であればステップS14に進む。
制御処理の一実施例のフローチャートを示す。この処理
は交換機20側からの呼び出しによって開始される。同
図中、ステップS10では交換機20側からの呼び出し
を着信する。次にステップS12で移動局通信状態管理
テーブル16を参照して呼び出す移動局の通信状態をチ
ェックして通信中か否かを判別し、当該移動局が未通信
であればステップS14に進む。
【0020】ステップS14では基地局無線装置10が
使用可能な通信チャネルの情報をチェックして空き通信
チャネルがあるか否かを判別する。空き通信チャネルが
あればステップS16に進み、従来同様に制御チャネル
である個別セル用チャネル(SCCH)を用いて当該移
動局に対し呼び出しを行い、ステップS18で通話を行
い、処理サイクルを終了する。また、ステップS14で
空き通信チャネルがなければ、ステップS20で交換機
20を通じて発信者に対し話中通知を行い、処理サイク
ルを終了する。
使用可能な通信チャネルの情報をチェックして空き通信
チャネルがあるか否かを判別する。空き通信チャネルが
あればステップS16に進み、従来同様に制御チャネル
である個別セル用チャネル(SCCH)を用いて当該移
動局に対し呼び出しを行い、ステップS18で通話を行
い、処理サイクルを終了する。また、ステップS14で
空き通信チャネルがなければ、ステップS20で交換機
20を通じて発信者に対し話中通知を行い、処理サイク
ルを終了する。
【0021】一方、ステップS12で当該移動局が通信
中であればステップS22に進み、当該移動局が使用し
ている通信チャネルに付随する図2(B)の低速付随制
御チャネル(SACCH)にアドレスフィールド34及
び発信者電話番号を含む必要情報を設定する。このと
き、空き通信チャネルがあればその通信チャネルを指定
し、空き通信チャネルがなければ通信チャネルを指定し
ない。そして、ステップS24で当該移動局に対し、低
速付随制御チャネル(SACCH)で着信を通知し、ス
テップS26で交換機20を通じて発信者に対して呼び
出し中の通知を行う。
中であればステップS22に進み、当該移動局が使用し
ている通信チャネルに付随する図2(B)の低速付随制
御チャネル(SACCH)にアドレスフィールド34及
び発信者電話番号を含む必要情報を設定する。このと
き、空き通信チャネルがあればその通信チャネルを指定
し、空き通信チャネルがなければ通信チャネルを指定し
ない。そして、ステップS24で当該移動局に対し、低
速付随制御チャネル(SACCH)で着信を通知し、ス
テップS26で交換機20を通じて発信者に対して呼び
出し中の通知を行う。
【0022】この後、ステップS28では、ステップS
22で通信チャネル指定を行ったかどうかを判別し、通
信チャネル指定を行った場合はステップS30で指定し
た通信チャネルを起動して当該移動局からの通知を待
つ。通信チャネル指定を行ってない場合はステップS3
2で制御チャネルである報知チャネル(BCCH)を用
いて当該移動局に対し、移動局の最大送信電力や位置登
録情報等のシステム情報を報知する。
22で通信チャネル指定を行ったかどうかを判別し、通
信チャネル指定を行った場合はステップS30で指定し
た通信チャネルを起動して当該移動局からの通知を待
つ。通信チャネル指定を行ってない場合はステップS3
2で制御チャネルである報知チャネル(BCCH)を用
いて当該移動局に対し、移動局の最大送信電力や位置登
録情報等のシステム情報を報知する。
【0023】この後、ステップS34でタイマを起動し
て当該移動局からの通知を待ち、ステップS36で上記
タイマのタイムアウト以前に当該移動局からの通知の受
信があるかを判別する。ここで、タイムアウトであれば
ステップS38で交換機20を通じて発信者に対し話中
通知を行い、処理サイクルを終了する。また、当該移動
局からの通知が受信されればステップS40に進み、タ
イマをリセットしてステップS42に進む。
て当該移動局からの通知を待ち、ステップS36で上記
タイマのタイムアウト以前に当該移動局からの通知の受
信があるかを判別する。ここで、タイムアウトであれば
ステップS38で交換機20を通じて発信者に対し話中
通知を行い、処理サイクルを終了する。また、当該移動
局からの通知が受信されればステップS40に進み、タ
イマをリセットしてステップS42に進む。
【0024】ステップS42では移動局からの受信した
通知に特殊キー”*”または”#”入力があり、かつ、
通信チャネル指定を行ったか(自基地局が)否かを判別
する。ここで、特殊キー”*”または”#”入力があ
り、かつ、通信チャネル指定を行っている場合には、ス
テップS44で指定通信チャネルを用いて当該移動局と
発信者との回線接続制御を行い、処理サイクルを終了す
る。一方、特殊キー”*”または”#”入力があって
も、通信チャネル指定を行ってない場合には、ステップ
S46で交換機20を通じて発信者に対して保留通知を
行い、処理サイクルを終了する。
通知に特殊キー”*”または”#”入力があり、かつ、
通信チャネル指定を行ったか(自基地局が)否かを判別
する。ここで、特殊キー”*”または”#”入力があ
り、かつ、通信チャネル指定を行っている場合には、ス
テップS44で指定通信チャネルを用いて当該移動局と
発信者との回線接続制御を行い、処理サイクルを終了す
る。一方、特殊キー”*”または”#”入力があって
も、通信チャネル指定を行ってない場合には、ステップ
S46で交換機20を通じて発信者に対して保留通知を
行い、処理サイクルを終了する。
【0025】図5は回線制御装置部12が着信制御処理
のステップS24を実行することにより着信通知を受信
した移動局が実行する応答処理の一実施例のフローチャ
ートを示す。同図中、ステップS50で呼び出し音を出
力して着信をオペレータに通知すると共に、低速付随制
御チャネル(SACCH)または個別セル用チャネル
(SCCH)で通知された発信者電話番号を液晶表示す
る。
のステップS24を実行することにより着信通知を受信
した移動局が実行する応答処理の一実施例のフローチャ
ートを示す。同図中、ステップS50で呼び出し音を出
力して着信をオペレータに通知すると共に、低速付随制
御チャネル(SACCH)または個別セル用チャネル
(SCCH)で通知された発信者電話番号を液晶表示す
る。
【0026】そして、ステップS52でタイマを起動し
てオペレータのキー入力を待ち、ステップS54で、
(1)特殊キー”*”入力があり、かつ、通信チャネル
が基地局から指定されているか、(2)特殊キー”*”
入力があり、かつ、通信チャネルが基地局から指定され
ていないか、(3)特殊キー”#”入力があり、かつ、
通信チャネルが基地局から指定されているか、(4)特
殊キー”#”入力があり、かつ、通信チャネルが基地局
から指定されていないか、(5)上記タイマのタイムア
ウトか、上記5つのケースのいずれであるかを判別す
る。なお、特殊キー”*”入力はグループ通信を抜け出
して単独の通話を行った後、グループ通信に復帰しない
ことを指示し、特殊キー”#”入力はグループ通信を抜
け出して単独の通話を行った後、グループ通信に復帰す
ることを指示するもので、オペレータの意志により選択
される。
てオペレータのキー入力を待ち、ステップS54で、
(1)特殊キー”*”入力があり、かつ、通信チャネル
が基地局から指定されているか、(2)特殊キー”*”
入力があり、かつ、通信チャネルが基地局から指定され
ていないか、(3)特殊キー”#”入力があり、かつ、
通信チャネルが基地局から指定されているか、(4)特
殊キー”#”入力があり、かつ、通信チャネルが基地局
から指定されていないか、(5)上記タイマのタイムア
ウトか、上記5つのケースのいずれであるかを判別す
る。なお、特殊キー”*”入力はグループ通信を抜け出
して単独の通話を行った後、グループ通信に復帰しない
ことを指示し、特殊キー”#”入力はグループ通信を抜
け出して単独の通話を行った後、グループ通信に復帰す
ることを指示するもので、オペレータの意志により選択
される。
【0027】ここで、(1)または(2)または(3)
または(4)のケースの場合はステップS56で現在の
グループ通信のチャネル情報を記憶手段(移動局の内蔵
メモリ)に一旦記憶してステップS58に進む。ステッ
プS58ではタイマをリセットしてステップS60に進
み、基地局に特殊キー入力の内容を通知する。この後、
ステップS62でタイマを起動して、ステップS64で
基地局を介しての発信者との回線接続を待つ。ここで、
発信者との回線が接続されると、ステップS66でタイ
マをリセットして通話を行う。
または(4)のケースの場合はステップS56で現在の
グループ通信のチャネル情報を記憶手段(移動局の内蔵
メモリ)に一旦記憶してステップS58に進む。ステッ
プS58ではタイマをリセットしてステップS60に進
み、基地局に特殊キー入力の内容を通知する。この後、
ステップS62でタイマを起動して、ステップS64で
基地局を介しての発信者との回線接続を待つ。ここで、
発信者との回線が接続されると、ステップS66でタイ
マをリセットして通話を行う。
【0028】一方、ステップS64で回線接続前にタイ
マがタイムアウトすると、ステップS70に進む。ま
た、ステップS54で(5)のケースの場合も直接ステ
ップS70に進む。ステップS70では、ステップS5
2または62で起動されたタイマをリセットし、ステッ
プS72でグループ通信に復帰し、処理サイクルを終了
する。
マがタイムアウトすると、ステップS70に進む。ま
た、ステップS54で(5)のケースの場合も直接ステ
ップS70に進む。ステップS70では、ステップS5
2または62で起動されたタイマをリセットし、ステッ
プS72でグループ通信に復帰し、処理サイクルを終了
する。
【0029】ところで、ステップS66での通話が終了
すると、ステップS68で先のステップS52における
キー入力で特殊キー”#”入力がされているか否かを判
別し、特殊キー”#”入力がされている場合はステップ
S72に進んでグループ通信に復帰する。また、特殊キ
ー”#”入力がされていない場合はそのまま処理サイク
ルを終了する。
すると、ステップS68で先のステップS52における
キー入力で特殊キー”#”入力がされているか否かを判
別し、特殊キー”#”入力がされている場合はステップ
S72に進んでグループ通信に復帰する。また、特殊キ
ー”#”入力がされていない場合はそのまま処理サイク
ルを終了する。
【0030】図6は移動局MS1〜MS5でグループ通
信中に通信チャネルを用いて移動局MS3に着信する場
合の動作シーケンスを示す。同図中、基地局無線装置1
0と移動局MS1〜MS5とは通信チャネルTCH1を
用いてグループ通信を行っている。ここで交換機20を
通じて発信者からの着信があると、移動局MS3に対し
て、低速付随制御チャネル(SACCH)により空き通
信チャネルTCHnを指示して着信通知を行う。
信中に通信チャネルを用いて移動局MS3に着信する場
合の動作シーケンスを示す。同図中、基地局無線装置1
0と移動局MS1〜MS5とは通信チャネルTCH1を
用いてグループ通信を行っている。ここで交換機20を
通じて発信者からの着信があると、移動局MS3に対し
て、低速付随制御チャネル(SACCH)により空き通
信チャネルTCHnを指示して着信通知を行う。
【0031】ここで、移動局MS3で特殊キー”*”ま
たは”#”入力がされると、通信チャネルTCHnへの
周波数切り替えを行って、基地局無線装置10から通信
チャネルTCHnを用いて同期バースト(SB1)が送
信され、更に送信許可のビジーアイドル(B/I)が送
信され、これに対応して移動局MS3から同期バースト
(SB2)が送信され、基地局無線装置10から同期バ
ースト(SB3)が送信され、移動局MS3から同期バ
ースト(SB4)が送信され、基地局無線装置10から
送信禁止のビジーアイドル(B/I)が送信される。こ
れによって移動局MS3と交換機20を通じ発信者との
回線が接続され通話が行われる。
たは”#”入力がされると、通信チャネルTCHnへの
周波数切り替えを行って、基地局無線装置10から通信
チャネルTCHnを用いて同期バースト(SB1)が送
信され、更に送信許可のビジーアイドル(B/I)が送
信され、これに対応して移動局MS3から同期バースト
(SB2)が送信され、基地局無線装置10から同期バ
ースト(SB3)が送信され、移動局MS3から同期バ
ースト(SB4)が送信され、基地局無線装置10から
送信禁止のビジーアイドル(B/I)が送信される。こ
れによって移動局MS3と交換機20を通じ発信者との
回線が接続され通話が行われる。
【0032】図7は移動局MS1〜MS5でグループ通
信中に制御チャネルを用いて移動局MS3に着信する場
合の動作シーケンスを示す。同図中、基地局無線装置1
0と移動局MS1〜MS5とは通信チャネルTCH1を
用いてグループ通信を行っている。ここで交換機20を
通じて発信者からの着信があると、空き通信チャネルが
ない場合には移動局MS3に対して、低速付随制御チャ
ネル(SACCH)により通信チャネルを指定せずに着
信通知を行う。
信中に制御チャネルを用いて移動局MS3に着信する場
合の動作シーケンスを示す。同図中、基地局無線装置1
0と移動局MS1〜MS5とは通信チャネルTCH1を
用いてグループ通信を行っている。ここで交換機20を
通じて発信者からの着信があると、空き通信チャネルが
ない場合には移動局MS3に対して、低速付随制御チャ
ネル(SACCH)により通信チャネルを指定せずに着
信通知を行う。
【0033】ここで、移動局MS3で特殊キー”*”入
力がされると、制御通信チャネルへの周波数切り替えを
行って、基地局無線装置10から報知チャネル(BCC
H)を用いて移動局MS3に報知情報が送信され、これ
に対応して移動局MS3から複信呼設定の個別セル用チ
ャネル(SCCH)が送信され、基地局無線装置10か
ら呼設定受の個別セル用チャネル(SCCH)が送信さ
れる。
力がされると、制御通信チャネルへの周波数切り替えを
行って、基地局無線装置10から報知チャネル(BCC
H)を用いて移動局MS3に報知情報が送信され、これ
に対応して移動局MS3から複信呼設定の個別セル用チ
ャネル(SCCH)が送信され、基地局無線装置10か
ら呼設定受の個別セル用チャネル(SCCH)が送信さ
れる。
【0034】更に、基地局無線装置10から通信チャネ
ルTCHnを用いて同期バースト(SB1)が送信さ
れ、更にチャネル指定の個別セル用チャネル(SCC
H)が送信され、通信チャネルTCHnを用いて同期バ
ースト(SB1)が送信される。これに対応して移動局
MS3から同期バースト(SB2)が送信され、基地局
無線装置10から同期バースト(SB3)が送信され、
移動局MS3から同期バースト(SB4)が送信され、
基地局無線装置10から送信禁止のビジーアイドル(B
/I)が送信される。これによって移動局MS3と交換
機20を通じ発信者との回線が接続され通話が行われ
る。
ルTCHnを用いて同期バースト(SB1)が送信さ
れ、更にチャネル指定の個別セル用チャネル(SCC
H)が送信され、通信チャネルTCHnを用いて同期バ
ースト(SB1)が送信される。これに対応して移動局
MS3から同期バースト(SB2)が送信され、基地局
無線装置10から同期バースト(SB3)が送信され、
移動局MS3から同期バースト(SB4)が送信され、
基地局無線装置10から送信禁止のビジーアイドル(B
/I)が送信される。これによって移動局MS3と交換
機20を通じ発信者との回線が接続され通話が行われ
る。
【0035】このように、通信チャネルに付随する付随
制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、グループ
通信を行っている複数の移動局のうちの特定の移動局を
後発の呼で呼び出し着信するため、グループ通信を行っ
ている複数の移動局から特定の移動局だけを呼び出すこ
とができる。また、基地局は通信状態管理テーブル16
で自局のサービスエリアの各移動局について通信状態を
管理しているため、どの移動局に対する呼び出しがあっ
た場合にも、その移動局が通信中かどうか、通信中であ
ればそのキャリア及びスロットを知ることができ、後発
の呼でその移動局を効率よく、かつ、的確に呼び出すこ
とができる。
制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、グループ
通信を行っている複数の移動局のうちの特定の移動局を
後発の呼で呼び出し着信するため、グループ通信を行っ
ている複数の移動局から特定の移動局だけを呼び出すこ
とができる。また、基地局は通信状態管理テーブル16
で自局のサービスエリアの各移動局について通信状態を
管理しているため、どの移動局に対する呼び出しがあっ
た場合にも、その移動局が通信中かどうか、通信中であ
ればそのキャリア及びスロットを知ることができ、後発
の呼でその移動局を効率よく、かつ、的確に呼び出すこ
とができる。
【0036】また、グループ通信のチャネル情報を記憶
して後発の呼に対応する通信を開始することにより、後
発の呼に対応する通信が終了した後でグループ通信に復
帰することができる。また、付随制御チャネルのアドレ
スフィールドで通信チャネルが指定されている場合、特
定キー入力を行うことによって、グループ通信の通信チ
ャネルから付随制御チャネルのアドレスフィールドで指
定された通信チャネルに切り換えが行われて後発の呼と
の通信を行うことができ、付随制御チャネルのアドレス
フィールドで通信チャネルが指定されてない場合、グル
ープ通信の通信チャネルから制御チャネルに切り換えて
基地局との回線を接続することにより、後発の呼との通
信を行うことができる。
して後発の呼に対応する通信を開始することにより、後
発の呼に対応する通信が終了した後でグループ通信に復
帰することができる。また、付随制御チャネルのアドレ
スフィールドで通信チャネルが指定されている場合、特
定キー入力を行うことによって、グループ通信の通信チ
ャネルから付随制御チャネルのアドレスフィールドで指
定された通信チャネルに切り換えが行われて後発の呼と
の通信を行うことができ、付随制御チャネルのアドレス
フィールドで通信チャネルが指定されてない場合、グル
ープ通信の通信チャネルから制御チャネルに切り換えて
基地局との回線を接続することにより、後発の呼との通
信を行うことができる。
【0037】なお、移動局で行われる特定キー入力
は、”*”,”#”以外のキーを用いても良く、上記実
施例に限定されない。
は、”*”,”#”以外のキーを用いても良く、上記実
施例に限定されない。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
通信チャネルに付随する付随制御チャネルに特定の移動
局を指定するアドレスフィールドを付加した構成とし、
前記付随制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、
グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特定の
移動局を後発の呼で呼び出し着信する。
通信チャネルに付随する付随制御チャネルに特定の移動
局を指定するアドレスフィールドを付加した構成とし、
前記付随制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、
グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特定の
移動局を後発の呼で呼び出し着信する。
【0039】このように、通信チャネルに付随する付随
制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、グループ
通信を行っている複数の移動局のうちの特定の移動局を
後発の呼で呼び出し着信するため、グループ通信を行っ
ている複数の移動局から特定の移動局だけを呼び出すこ
とができる。また、請求項2に記載の発明では、基地局
は、自局のサービスエリアの各移動局について通信状態
を管理する通信状態管理テーブルを有する。
制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、グループ
通信を行っている複数の移動局のうちの特定の移動局を
後発の呼で呼び出し着信するため、グループ通信を行っ
ている複数の移動局から特定の移動局だけを呼び出すこ
とができる。また、請求項2に記載の発明では、基地局
は、自局のサービスエリアの各移動局について通信状態
を管理する通信状態管理テーブルを有する。
【0040】このように、基地局は通信状態管理テーブ
ルで自局のサービスエリアの各移動局について通信状態
を管理しているため、どの移動局に対する呼び出しがあ
った場合にも、その移動局が通信中かどうか、通信中で
あればそのキャリア及びスロットを知ることができ、後
発の呼でその移動局を効率よく、かつ、的確に呼び出す
ことができる。
ルで自局のサービスエリアの各移動局について通信状態
を管理しているため、どの移動局に対する呼び出しがあ
った場合にも、その移動局が通信中かどうか、通信中で
あればそのキャリア及びスロットを知ることができ、後
発の呼でその移動局を効率よく、かつ、的確に呼び出す
ことができる。
【0041】また、請求項3に記載の発明では、特定の
移動局は、特定キー入力に応じて前記後発の呼に対応す
る通信が終了した後で復帰する前記グループ通信のチャ
ネル情報を記憶する記憶手段を有する。このように、記
憶手段にグループ通信のチャネル情報を記憶して後発の
呼に対応する通信を開始することにより、後発の呼に対
応する通信が終了した後でグループ通信に復帰すること
ができる。
移動局は、特定キー入力に応じて前記後発の呼に対応す
る通信が終了した後で復帰する前記グループ通信のチャ
ネル情報を記憶する記憶手段を有する。このように、記
憶手段にグループ通信のチャネル情報を記憶して後発の
呼に対応する通信を開始することにより、後発の呼に対
応する通信が終了した後でグループ通信に復帰すること
ができる。
【0042】また、請求項4に記載の発明では、特定の
移動局は、前記付随制御チャネルのアドレスフィールド
で通信チャネルを指定されているとき、特定キー入力に
より、前記グループ通信の通信チャネルから指定された
通信チャネルに切り換える。このように、特定キー入力
を行うことによって、グループ通信の通信チャネルから
付随制御チャネルのアドレスフィールドで指定された通
信チャネルに切り換えが行われ、後発の呼との通信を行
うことができる。
移動局は、前記付随制御チャネルのアドレスフィールド
で通信チャネルを指定されているとき、特定キー入力に
より、前記グループ通信の通信チャネルから指定された
通信チャネルに切り換える。このように、特定キー入力
を行うことによって、グループ通信の通信チャネルから
付随制御チャネルのアドレスフィールドで指定された通
信チャネルに切り換えが行われ、後発の呼との通信を行
うことができる。
【0043】また、請求項5に記載の発明では、特定の
移動局は、前記付随制御チャネルのアドレスフィールド
で通信チャネルを指定されてないとき、特定キー入力に
より、前記グループ通信の通信チャネルから制御チャネ
ルに切り換えて前記基地局との回線を接続する。このよ
うに、特定キー入力を行うことによって、グループ通信
の通信チャネルから制御チャネルに切り換えて基地局と
の回線を接続することにより、後発の呼との通信を行う
ことができる。
移動局は、前記付随制御チャネルのアドレスフィールド
で通信チャネルを指定されてないとき、特定キー入力に
より、前記グループ通信の通信チャネルから制御チャネ
ルに切り換えて前記基地局との回線を接続する。このよ
うに、特定キー入力を行うことによって、グループ通信
の通信チャネルから制御チャネルに切り換えて基地局と
の回線を接続することにより、後発の呼との通信を行う
ことができる。
【図1】本発明方式を適用した公共業務用デジタル移動
通信システムの一実施例のブロック図である。
通信システムの一実施例のブロック図である。
【図2】本発明及び従来の低速付随制御チャネル(SA
CCH)のレイヤ2フレームフォーマットを示す図であ
る。
CCH)のレイヤ2フレームフォーマットを示す図であ
る。
【図3】本発明方式の移動局通信状態管理テーブル16
を示す図である。
を示す図である。
【図4】回線制御装置部12が実行する着信制御処理の
一実施例のフローチャートである。
一実施例のフローチャートである。
【図5】回線制御装置部12が着信制御処理のステップ
S24を実行することにより着信通知を受信した移動局
が実行する応答処理の一実施例のフローチャートであ
る。
S24を実行することにより着信通知を受信した移動局
が実行する応答処理の一実施例のフローチャートであ
る。
【図6】移動局MS1〜MS5でグループ通信中に通信
チャネルを用いて移動局MS3に着信する場合の動作シ
ーケンスである。
チャネルを用いて移動局MS3に着信する場合の動作シ
ーケンスである。
【図7】移動局MS1〜MS5でグループ通信中に制御
チャネルを用いて移動局MS3に着信する場合の動作シ
ーケンスである。
チャネルを用いて移動局MS3に着信する場合の動作シ
ーケンスである。
10 基地局無線装置 12 回線制御装置部 14 無線装置部 16 移動局通信状態管理テーブル 20 交換機 21 電話機 22 公衆電話網(PSTN)及びパケット交換データ
網(PSDN) 30 制御フィールド 32 レイヤ3情報 34 アドレスフィールド
網(PSDN) 30 制御フィールド 32 レイヤ3情報 34 アドレスフィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/24 7/26 7/30
Claims (5)
- 【請求項1】 基地局と複数の移動局とを共通の制御チ
ャネルで制御して個別の通信チャネルで接続し、かつ、
基地局と複数の移動局とを単一の通信チャネルで接続す
るグループ通信機能を持つデジタル移動通信システムに
おいて、 前記通信チャネルに付随する付随制御チャネルに特定の
移動局を指定するアドレスフィールドを付加した構成と
し、 前記付随制御チャネルのアドレスフィールドを用いて、
グループ通信を行っている複数の移動局のうちの特定の
移動局を後発の呼で呼び出し着信することを特徴とする
デジタル移動通信システムの着信制御方式。 - 【請求項2】 請求項1記載のデジタル移動通信システ
ムの着信制御方式において、 前記基地局は、自局のサービスエリアの各移動局につい
て通信状態を管理する通信状態管理テーブルを有するこ
とを特徴とするデジタル移動通信システムの着信制御方
式。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のデジタル移動通
信システムの着信制御方式において、 前記特定の移動局は、特定キー入力に応じて前記後発の
呼に対応する通信が終了した後で復帰する前記グループ
通信のチャネル情報を記憶する記憶手段を有することを
特徴とするデジタル移動通信システムの着信制御方式。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか記載のデジタ
ル移動通信システムの着信制御方式において、 前記特定の移動局は、前記付随制御チャネルのアドレス
フィールドで通信チャネルを指定されているとき、特定
キー入力により、前記グループ通信の通信チャネルから
指定された通信チャネルに切り換えることを特徴とする
デジタル移動通信システムの着信制御方式。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか記載のデジタ
ル移動通信システムの着信制御方式において、 前記特定の移動局は、前記付随制御チャネルのアドレス
フィールドで通信チャネルを指定されてないとき、特定
キー入力により、前記グループ通信の通信チャネルから
制御チャネルに切り換えて前記基地局との回線を接続す
ることを特徴とするデジタル移動通信システムの着信制
御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069040A JPH11266484A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | デジタル移動通信システムの着信制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069040A JPH11266484A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | デジタル移動通信システムの着信制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11266484A true JPH11266484A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13391087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10069040A Pending JPH11266484A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | デジタル移動通信システムの着信制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11266484A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004028192A1 (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-01 | Fujitsu Limited | 情報配信装置および移動端末 |
US8670404B2 (en) | 2002-09-20 | 2014-03-11 | Fujitsu Limited | Information downloading apparatus and mobile terminal |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP10069040A patent/JPH11266484A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004028192A1 (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-01 | Fujitsu Limited | 情報配信装置および移動端末 |
US8054795B2 (en) | 2002-09-20 | 2011-11-08 | Fujitsu Limited | Information downloading apparatus and mobile terminal |
US8054797B2 (en) | 2002-09-20 | 2011-11-08 | Fujitsu Limited | Information downloading apparatus and mobile terminal |
US8670404B2 (en) | 2002-09-20 | 2014-03-11 | Fujitsu Limited | Information downloading apparatus and mobile terminal |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5570413A (en) | Cellular telephone and associated method for opening a voice channel with a source telephone without establishing voice communications therewith | |
JP3318503B2 (ja) | 無線通信システム | |
JPH11146462A (ja) | 移動局装置、基地局装置及び移動通信システム並びに移動通信方法 | |
JPH11266484A (ja) | デジタル移動通信システムの着信制御方式 | |
JP3313512B2 (ja) | 移動通信システム | |
JP2000115070A (ja) | Tdmaディジタル無線通信による一斉通報システム | |
JP3282658B2 (ja) | 移動体電話機のモード切替え方法 | |
JP2894281B2 (ja) | ページング着呼方法 | |
JP3291480B2 (ja) | 無線通信システムの待ち受け制御方法および無線中継局装置 | |
JPH1198256A (ja) | 通信端末機及びディジタル交換機ならびに発信者情報転送システム | |
JP3715366B2 (ja) | 移動通信システムの回線割当装置 | |
JP2000069521A (ja) | ワイヤレスローカルループシステム及びその固定電話加入者ユニット | |
JP3236867B2 (ja) | 携帯電話機 | |
JP2981352B2 (ja) | ディジタルコードレス電話機 | |
EP1593212B1 (en) | Apparatus and method for fast call setup in a mobile communication system | |
JP2000050326A (ja) | ワイヤレスローカルループシステムの固定電話加入者ユニット及びその発番号表示情報の送信方法 | |
JP3127486B2 (ja) | 電話装置 | |
JP2002261943A (ja) | 携帯電話機 | |
JPH05327909A (ja) | 留守番電話サービスシステム | |
JPH08298679A (ja) | 電話装置 | |
JP4506007B2 (ja) | 通報システム | |
JP2001077751A (ja) | 加入者無線システム、およびそれに関連する装置 | |
JP3073843B2 (ja) | ディジタルコードレス電話機及び基地局状態情報伝送方法 | |
JP2875331B2 (ja) | Isdnにおける通信方法 | |
JPH05218943A (ja) | 移動通信システムにおける同報サービス通信方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070424 |