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JPH11261690A - 発信者情報表示装置及び発信者情報表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

発信者情報表示装置及び発信者情報表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JPH11261690A
JPH11261690A JP5727598A JP5727598A JPH11261690A JP H11261690 A JPH11261690 A JP H11261690A JP 5727598 A JP5727598 A JP 5727598A JP 5727598 A JP5727598 A JP 5727598A JP H11261690 A JPH11261690 A JP H11261690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
caller
display
unit
information display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5727598A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kobayashi
明夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ART DATA KK
Original Assignee
ART DATA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ART DATA KK filed Critical ART DATA KK
Priority to JP5727598A priority Critical patent/JPH11261690A/ja
Publication of JPH11261690A publication Critical patent/JPH11261690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者電話番号表示サービス等を受けている
加入者に適用可能な、発信者情報表示装置及び発信者情
報表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体であって、特にハンドヘルド型パーソナルコン
ピュータ及びモバイルパーソナルコンピュータ等に搭載
されるWindows(Microsoft 社の登録商標)CE
上で好適に動作すること。 【解決手段】 少なくとも電話番号テーブルと氏名テー
ブルとを格納する名簿ファイルを記録した第1補助記憶
部と、受信した発信者電話番号を制御手段へ転送するた
めの通信インターフェース部と、その受信した発信者電
話番号と一致する電話番号を,前記名簿ファイルに格納
されている電話番号テーブルの全ての内容から検索し,
その結果一致した電話番号が存在する場合に該電話番号
又は前記発信者電話番号を表示手段に表示する制御手段
とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1種電気通信事業者
等が提供する発信者電話番号表示サービス等を受けてい
る加入者に適用可能な、発信者情報表示装置及び発信者
情報表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能
な記録媒体であって、特にハンドヘルド型パーソナルコ
ンピュータ及びモバイルパーソナルコンピュータ等に搭
載されるWindows(Microsoft 社の登録商標)C
E上で好適に動作するものに関する。
【0002】
【従来の技術】日本国内の第1種電気通信事業者(以
下、「キャリア」と言う)は、自己の公衆回線交換電話
網(PSTN:Public Switched Telephone Network 、
以下「PSTN」と言う)内において、ローカル局(以
下「LS」と言う),ゾーン統括局等のいくつかの階層
に位置づけられているデジタル交換機の相互を共通線信
号方式(JT−Q.764等)にて接続し、生起された
呼に関する信号メッセージを各交換機間でやりとりし、
適切なルーティング及び課金処理を行っている。
【0003】図10は、従来又は現在、アナログ加入者
が発呼した場合の、キャリアが提供するPSTNにおけ
る各交換機間の共通線信号メッセージの代表的なやりと
りを示すものである。係る共通線信号メッセージのう
ち、加入者より呼が生起されたときに生成される、相手
先電話番号,発信者電話番号(加入者番号),呼の属性
等、種々のパラメータを含むメッセージを「IAM」(I
nitial Address Message) という。PSTN内の各交換
機は、この「IAM」メッセージに格納された相手先電
話番号を検出して適切に展開及びルーティングをするも
のであり、また、発信者電話番号を検出して、当該発信
者に特別なサービスに対する課金を行ったり、障害復旧
等において遡及調査等するためのデータとして保存して
おくことが通常行われている。
【0004】具体的には、図10で、区間 及び は加
入者回線、区間 はPSTNとすると、加入者900が
発呼し、加入者901 に着信する場合、まず発呼信号がL
S902によって検出され、該LS902で「IAM」
メッセージが生成される。発信者900は東京23区内
の加入者であって、その加入電話番号が1234−56
78であるとすると、LS902では「IAM」メッセ
ージ内の発信者電話番号パラメータに、東京03局を表
示するエリアコード「3」と加入電話番号である「12
345678」とからなる発信者電話番号「31234
5678」が設定される。ここで03局の「0」が削除
されたのは、当該「0」はエリアコードを構成する数字
ではなく、単に市外通話を選択するための識別番号に過
ぎないからである。
【0005】このようにして生成された「IAM」メッ
セージは、交換機間を伝送され、着信者901 を収容する
LS903に到達する。ここで、該LS903は「IA
M」メッセージ内の相手先電話番号、すなわち加入者9
01の加入電話番号パラメータを検出し、係る加入者90
1 の加入者回線に電気信号を送出して、着信者901 を呼
び出す。以降の呼接続について簡単に説明すれば、着信
者901が受話器を上げて応答した場合、LS903は
応答信号を検出する。そして、「CONN」メッセージ
(CONNect :接続)を生成してPSTN内で中継され、
発信者900を収容しているLS902が検出すると、
発信者900の加入者回線の極性を反転させ、課金を開
始する。そして通話チャンネルが両方向とも使用可能に
なり、通話が開始される。通話が終わり、発信者900
の方から切断したとすると、LS902で課金が終了す
るとともに「REL」メッセージ(RELease :開放)が
生成され、PSTN内を中継してLS903に到達し、
該LS903は、対PSTNの音声トランクと、着信者
901の加入者回線との両方を切断(開放)する。そし
て、LS902に対して開放が完了した旨の通知を「R
EL COMP」メッセージ(RELease COMPlete)によ
って行い、一通話の呼処理を完了する。
【0006】ところで、昨今は、高品位な通信及びサー
ビスの提供等の魅力から、ISDN(サービス統合デジ
タル網)サービスが相当の普及をみせている。係るIS
DNサービス(2B+Dの場合)は、図10の区間 及
び において、従来のペアツイスト2ワイヤからなる加
入者線を、TTC標準JT−Q.931信号方式に従っ
て64[ KBit/s] のBチャンネル2本及び16[
KBit/s] の制御用Dチャンネル1本としてそのま
ま利用するものであり、加入者宅内の既存配線を工事す
ることなく、ISDNサービスに加入できる。
【0007】ISDNサービスでは、PSTNにおける
前記「IAM」メッセージ内の発信者電話番号パラメー
タは、原則として、前記JT−Q.931信号方式に従
い図10の区間 で、図示していないSETUPメッセ
ージという別の信号にトランスペアレントにマッピング
され、伝送される。従ってこの場合は、着信者901の
端末が発信者電話番号表示機能付きデジタル端末(デジ
タル電話,ターミナルアダプタ(以下、「TA」と言
う),PHS端末,携帯電話端末等)であれば、前記S
ETUPメッセージに含まれる発信者電話番号パラメー
タが検出されて、当該デジタル端末の表示画面にその発
信者電話番号が表示され得る。但し、発信者が呼毎通知
拒否等の機能により発信者電話番号を通知しないように
設定又はキャリアと契約している場合は、当該発信者電
話番号は通知されない。
【0008】以上のように、発信者電話番号は従来より
網内共通線信号間において、前記「IAM」メッセージ
内における必須パラメータとして網内交換機間でやりと
りされていたものであり、ISDNサービスの開始とと
もに、着信側における発信者電話番号の表示が加入者に
一定の利益をもたらすことが社会的に認知されるように
なった結果、近時、アナログ加入者への着信呼でも発信
者電話番号を表示させる発信者電話番号表示サービスが
国内メガキャリアによって提供されている。
【0009】その発信者電話番号表示サービスでは、こ
のサービス専用の発信者電話番号表示アダプタ(以下、
「表示アダプタ」という)が市販されている。具体的に
は、図10を用いて説明すると、着信者901がアナロ
グ加入者の場合に、区間 の加入者回線にLS903か
ら呼出信号が送出される前に、LS4は発信者電話番号
をDTMF信号(Dual Tone Multi Frequency )として
送出する。係るDTMF信号を、図示しない前記の専用
アダプタが受信し、数字として表示等するのである。従
って、加入者901は、その表示された発信者電話番号
を見て、その通話に応答するか否かの態度を決定できる
ものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る専
用アダプタは、発信者電話番号を表示するに留まるた
め、加入者(着信者)は、その表示された電話番号が誰
のものであるかを、その電話番号が表示されている短い
時間中に電話帳等をめくって特定する必要があった。そ
のため、発信者の特定に時間がかかるので、発信者は、
着信者が不在であると認識してしまい、その通話を断念
して切断してしまうため、ビジネスチャンスを逃した
り、重要連絡を受けられなかったりするという問題が発
生し、かかる問題点を解決するような全く新規な手段の
登場が広く社会的に望まれていた。
【0011】上記の場合、着信者が予め電話番号と発信
者名を関連付けて記憶しておけば問題が解決され得る
が、個人的な通話においてさえ、日々電話連絡をする相
手方は増えていくものであるし、また、人間の記憶は混
同しやすいところ、Aさんからの電話であると思い込ん
で応答したところ、実は嫌がらせ電話を頻繁にかけてく
るBからの電話であった等の事例も数多く報告されてい
る。係る人間の記憶による手段では一定の限界があり、
上記の理由により個人的通話,商用通話等においても極
めて不便である点が指摘されていた。
【0012】また、前記アダプタの表示は極めて小さい
ので、表示された発信者電話番号は極めて見えにくい。
従って、視力の弱い人,視力に障害がある人,病人,身
体に障害を持つ人等にとっては、わざわざその発信者番
号を見るために前記アダプタに近づく行動が要求される
こととなり、この点の改善策を提供するような新規な手
段の登場が望まれていた。
【0013】また、前記アダプタは、単に発信者電話番
号を表示するだけのものであるため、完全に視力を失っ
た人にとっては無用のものであり、視力を失った人はこ
の発信者電話番号表示サービスに加入することができ
ず、依然として迷惑電話等の音の暴力に脅える生活を余
儀なくされているという現状もある。従って、係る現状
を改善できる全く新規な手段の登場が強く望まれてい
た。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、鋭意研
究を重ねた結果、その発明を、電話番号テーブルを格納
する名簿ファイルを記録した第1補助記憶部と、受信し
た発信者電話番号を制御手段へ転送するための通信イン
ターフェース部と、その受信した発信者電話番号と一致
する電話番号を,前記名簿ファイルに格納されている電
話番号テーブルの全ての内容から検索し,その結果一致
した電話番号が存在する場合に該電話番号又は前記発信
者電話番号を表示手段に表示する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする発信者情報表示装置等としたことによ
り、特に、手持ちの携帯情報端末(PDA),ハンドヘ
ルドコンピュータ又はモバイルコンピュータ等の専用O
S(オペレーティングシステム)であるWindows
(マイクロソフト社の登録商標)CE上で好適に発信者
電話番号を画面等に表示等することができるようになっ
た結果、発信者電話番号通知サービスに加入している加
入者回線であれば、本発明によって提供される発信者情
報表示装置等を当該電気通信通信回線に接続することに
よって、時と場所を選ばずに、手軽に発信者電話番号を
確認することができることになり、上記課題を解決した
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の適用可能な実施の
一形態を説明する。まず、前記主記憶部は、制御手段が
演算又はプログラムの実行等をする際に必要なワークエ
リアを提供することを主目的とするメモリであり、種々
の演算結果やプログラムを実行した逐一の結果やアドレ
ス等が記憶されるが、OS(Operating System)ソフト
も共用できるものであり、その場合当該OSは予め必要
なメモリ領域を確保し、残りの空いているメモリ領域が
演算又はプログラムの実行等をする際に必要なワークエ
リアとして使用される。従って、主記憶部は中速度以上
で読書き可能な記憶媒体であるRAM(Randam Access
Memory)の使用が好ましいが、フラッシュメモリ,SR
AM等のメモリカードやHD(Hard Disk )等のその他
の記憶媒体も適用可能である。
【0016】次に、前記第1補助記憶部には、名簿ファ
イルが記録されており、該名簿ファイルはデータベース
として使用され得るものである。具体的には、当該名簿
ファイルには、電話をかけてくる可能性のある人(以
下、「発信者」と言う)に関する一定のデータ、即ち発
信者の電話番号,氏名のフリガナ,氏名,会社名,住
所,備考に関する各テーブルが格納されている。これら
のテーブルを総称して「発信者データテーブル」と呼ぶ
ものとする。この発信者データテーブルの各要素は互い
に関連付けられて格納されており、例えばAさんに関す
る電話番号,フリガナ,氏名...等の各要素は、互い
に関連付けられて格納されているので、Aさんに関する
データの抽出を要求した場合に、他人であるBさんの要
素がAさんのデータに混じって抽出されることはない。
この第1補助記憶部は、前述のようにデータベースとし
て使用され得るものであるから、FD(Flexible Disk
),HD,DVD−RAM,MO,PD等のストーリ
ッジデバイスの他、EPROM(Erasable Programmabl
e Read Only Memory)やEEPROM(Electric Erasa
ble Programmable Read Only Memory ),フラッシュメ
モリ等が適用されることが好ましい。
【0017】次に、前記第2記憶部には、本発明の発信
者情報表示装置において実行される発信者情報表示プロ
グラムが記録されており、制御手段の指令に基づいてプ
ログラム部に格納されている実行プログラムが実行され
るとともに、データ部にはそのプログラムの実行に必要
な各種パラメータ値等が格納されており、プログラム部
は、制御手段の指令に従って適切なパラメータを引用し
て前記発信者情報表示プログラムの実行を確実なものに
する。この第2記憶部は、発信者情報表示プログラムが
記録されるものであるから、FD,HD,DVD−RA
M,MD,PD等のストーリッジデバイスの他、CD−
ROM,EPROM,EEPROM,SRAM,フラッ
シュメモリ等が適用されることが好ましい。ここで、第
2記憶部は前記の第1補助記憶部と物理的に同一の記憶
媒体であることを妨げない。特段の不都合はないからで
ある。
【0018】次に、前記制御手段は本発明の発信者情報
表示装置の全体を前記発信者情報表示プログラムに規定
されたステップに従って制御するためのものであり、中
央演算処理装置(CPU)と、通信制御部と、入出力制
御部とを具備する。
【0019】ここで、前記CPUはMPU(Micro Proc
essor Unit)であってもよい。前記通信制御部は、この
制御手段と外部端末(モデム、TA、各種アダプタ類等
の装置又は端末)との通信を制御するためのものであ
り、通信用ドライバ及び前記発信者情報表示プログラム
に規定された手順に従って前記外部端末に信号又はメッ
セージを送り、又はその外部端末から信号又はメッセー
ジを受ける。更に必要があればエラー訂正等も行う。そ
のインターフェースはいかなるものでも適用可能である
が、シリアルポートの世界的業界標準(デファクトスタ
ンダード)となっているRS−232Cに準拠した通信
処理を行うことが望ましい。但し、RS−432等の他
の規格のインターフェースでも信号処理が可能なものも
適用できる。また、前記入出力制御部は、マウスやキー
ボード等の入力デバイスからの入力信号、及びスピーカ
や表示画面等の出力デバイスへの出力信号を制御するた
めのものであり、入出力制御ドライバ及び前記発信者情
報表示プログラムに規定された手順に従って、適切に入
力信号を解析したり、適切な表示等を前記表示手段等に
表示等するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の発信者情報表示装
置(以下、「情報表示装置」と言う)の実施の形態につ
いて、図面に従って説明する。図2は、本発明を好適に
実施できる情報表示装置のブロック図である。CPU2
00aには、バスを介して主記憶部202、第2記憶部
203,第1補助記憶部205が接続されており、当該
CPU200aはそのバスを介して主記憶部202、第
2記憶部203,第1補助記憶部205等とデータ又は
メッセージのやりとりが可能である。このとき、前記C
PU200aはOSである前記Windows(マイク
ロソフト社の登録商標)CEの配下で制御する動作シー
ケンスを持つものである。
【0021】前記第2記憶部203のプログラム部20
3bには、発信者情報表示プログラム(以下、単に「表
示プログラム」と言う)が記録されており、該表示プロ
グラムが起動されると、データ部203aに格納されて
いる各種パラメータ値が参照されて表示プログラムが主
記憶部202に展開され、該表示プログラムの実行に必
要なメモリのワークエリアが確保される。そして、第1
補助記憶部205に記憶されている名簿ファイル206
の存在をチェックして、該名簿ファイル206の内容も
主記憶部202上に展開され、発信者データテーブル2
07の各要素にメモリ上のアドレスが割当てられる(ア
ロケーションされる)。そして、表示手段211cに
は、図5(A)のように名簿ファイル206に格納され
ている一の発信者に係るデータが表示され、発信者電話
番号待ち受けモードとなって、信号の受信を待機する。
このとき、表示手段211cに表示される発信者のデー
タは、名簿ファイル206の先頭アドレスに存在するデ
ータを表示してもよいし、前回最後に表示した発信者の
データを表示してもよいし、または図示しない全く別の
初期画面を表示してもよい。ここでは未だ待ち受けモー
ドだからである。
【0022】また、図2で、入力手段209は入力イン
ターフェース部208に接続される。具体的には、マイ
ク等(コンデンサマイク等)の音声入力部209aと、
マウス,キーボード,ポインティングペン,タッチペン
その他のポインティングデバイス等であるデータ入力部
209bとが、入力インターフェース部208を介して
入出力制御手段200cに接続される。前記データ入力
部209bは、ポインティングペン,タッチペン等によ
って画面をタッチ又はクリックすることで入力可能なペ
ン入力手段209cと,キーボードやマウス等から入力
可能なデバイス入力手段209dとからなる。また、前
記入力インターフェース部208は、標準規格のコネク
タが使用できるが、これを用いずに入力手段209と入
出力制御部200cとを直結させても差し支えない。同
様に、出力手段211は出力インターフェース部210
に接続される。具体的には、スピーカ,ヘッドホン,イ
ヤホン等の音声出力部211aと、表示画面等である表
示手段211cと、外部のモバイルコンピュータ等と赤
外線通信を可能にする赤外線通信手段211dとを具備
するデータ出力部211bが、前記出力インターフェー
ス部210を介して入出力制御部200cに接続され
る。前記出力インターフェース部210は、標準規格の
コネクタが使用できるが、これを用いずに出力手段21
1と入出力制御部200cとを直結させても差し支えな
い。また、前記出力インターフェース部210には、発
行ダイオード(LED),電子ブザー,バイブレータ等
によって着信を通知するための警報出力部211eを接
続してもよい。
【0023】また、通信制御部200bは、通信インタ
ーフェース部201に接続され、外部の前記表示アダプ
タ103等とRS−232Cケーブル等を介して通信が
可能である。そして、その通信制御部200bは、発信
者電話番号を外部の当該表示アダプタ103等から前記
通信インターフェース部201を介して受信し、当該受
信された発信者電話番号を前記表示プログラムが解析可
能なデータフォーマットに変換して、CPU200aに
転送する。
【0024】このような情報表示装置の外観構成図を図
1に示す。本発明に係る情報表示装置100は、具体的
には、前記携帯情報端末(モバイルコンピュータ)にて
好適に実施することができる。当該情報表示装置100
は、RS−232Cケーブル101を介して、ピン数変
換コネクタ,レベルコンバータ又はクロスコネクタ等の
変換コネクタ102によって延長され、適切なレベル,
ピン数又は接続に変換され、整合性を以って市販の前記
表示アダプタ103に接続される。
【0025】その表示アダプタ103のアナログポート
108からは、2ワイヤのペア線によって、電気通信回
線用モジュラージャック104を介してMJ−11型の
モジュラージャック受け107に接続される。該モジュ
ラージャック受け107は、通常の2ワイヤーアナログ
加入者線に接続されており、第1種電気通信事業者のL
S交換機に収容される。もし、加入者がISDNサービ
スを契約している場合は、前記モジュラージャック10
4をISDN用ターミナルアダプタ(以下、「TA」と
言う)105のアナログポートに接続する。該TAはD
SU(DigittalService Unit )を介して第1種電気通
信事業者のLS局に収容される。但し、この場合のTA
は、加入している発信者電話番号表示サービス対応のフ
ァームウェアが記録されたものである必要がある。
【0026】発信者電話番号表示を伴う着信があった場
合、加入者回線を介して送出された発信者電話番号は、
前記表示アダプタ103によって受信される。そして、
該表示アダプタ103は、その発信者電話番号を図示し
ない該表示アダプタ103の表示画面に表示するととも
に、呼出し信号を電話端末111に伝達し、鳴動させ
る。
【0027】前記表示アダプタ103の動作について簡
単に説明すると、図9において、着信があるとすると、
第1種電気通信事業者のLS交換機は、加入者回線に呼
出し信号を送出する前に、DTMF音によって発信者電
話番号を送出する。該発信者電話番号はハイブリッド回
路801を介して2線−4線変換され、DTMF検出部
804にてDTMF音がデジット信号に変換された後、
A/D変換部805によってデジタル信号に変換された
後、I/Oポート部109を介してRS−232C規格
によって出力される。また、着信検出部800は、呼出
し信号を受信した場合、電話端末111に伝達し、該電
話端末を鳴動させる。この段階で、前記表示アダプタ1
03には発信者電話番号のみが一定の大きさで表示され
るとともに、電話端末111が鳴動することとなり、着
信者はその呼出しに応じるか否かの判断をする。応じる
場合は、前記電話端末111の受話器を上げて応答し、
応答しない場合はそのまま発信者が呼出しを停止するま
で放置しておけばよい。このとき、電話端末111の呼
出し音の音量をゼロ又は最小に設定しておけば、無用な
呼出し音を気にする必要がない。
【0028】次に、本発明に係る情報表示装置の一連の
動作について詳述する。以下、前記表示プログラムが既
に起動されており、その実行のためのメモリワーキング
エリアが主記憶部202に確保されている状態とする。
まず、図3(A)は、本装置の初期設定に係るフローチ
ャートである。最初に、発信者番号を受信するときに、
表示手段に拡大表示したい希望項目を指定する(S30
1)。具体的には、図5(A)に示す標準設定(デフォ
ルト)画面表示において、発信者番号の受信時に、表示
手段211cに拡大表示したい希望項目として電話番号
欄400,フリガナ欄401,氏名欄402,会社名欄
403,住所欄404及び備考欄405のいずれかを、
ポインティングペン等のペン入力手段209cでクリッ
クして選択する。かかる選択は、CPU200aの指令
に基づき設定情報ファイルに設定情報として設定記憶さ
れる(S302)。
【0029】次に、受信された発信者電話番号が、予め
名簿ファイル206に登録されていた発信者である場合
に、その人の氏名や会社名等を読み上げるか否かの設定
を行う(S303)。この設定も上記の拡大項目の設定
と同様に前記ペン入力手段209c等で表示領域406
を直接クリック等して選択する。かかる選択は、CPU
200aの指令に基づき設定情報ファイルに設定情報と
して設定記憶される(S304)。
【0030】次に、発信者の新規登録及び登録内容の変
更手順を、図3(B)のフローチャートに基づいて説明
する。新規の発信者に関するデータを名簿ファイル20
6に登録する場合は(S305)、前記ペン入力手段2
09c等によって、表示手段211cに表示される、図
示しない新規登録ボタンをクリックし、新規登録の要求
を制御手段200に対して行う(S306)。内容の変
更を行う場合は、同じく表示手段211cに表示され
る、図示しない変更登録ボタンをクリックし、変更登録
の要求を制御手段200に対して行う(S307)。か
かる要求があると、制御手段200は前記名簿ファイル
206を主記憶部202に展開して(S308)、新規
のレコードを作成する。前記発信者データテーブル20
7の各テーブルに必要事項を前記デバイス入力手段20
9d等から入力する(S309)。かかる入力を終える
ときは(S310)、表示手段211cに表示される、
図示しない終了ボタンを前記ペン入力手段209c等に
てクリックする。すると、当該入力されたデータは、C
PU200aの指令によって主記憶部202から読み出
され、バスを経由して第1補助記憶部に記録保存されて
いる前記名簿ファイル206に新規レコードとして格納
される(S311)。このとき、1名に関する発信者デ
ータテーブル207は互いに関連付けられて記憶保存さ
れるので、他人の発信者データテーブル207の内容と
混同して記憶又は表示等されることはない。そして、当
該名簿ファイル内容に加えられた上記の変更(データ追
加)は、前記第1補助記憶部205に記憶保存される
(S312)。また、この入力履歴は、タイムスタンプ
や入力事項等のマトリクスとして第2補助記憶部204
のジャーナルファイルにも格納され、保存される(S3
13)。
【0031】次に、図4のフローチャートに基づいて、
実際に着信があったときの表示手段211cに表示され
る内容を中心に説明する。表示プログラムが起動してい
る間は発信者電話番号待ち受けモードになっているもの
とする。着信があった場合、通信制御部200bがその
着信呼出しを検出する(S350)。そして、表示アダ
プタ103によって発信者電話番号がDTMF信号から
変換されたデジタル信号を当該通信制御部200bが受
信(S351)して、その信号を検出すると(S35
2)、その発信者電話番号を主記憶部202に一時保存
するよう、CPU200aが制御を行う(S353)。
【0032】そして、前記制御手段200は、その受信
された発信者電話番号と,それに対応する受信日時と
を,主記憶部202から第2補助記憶部204に転送し
て、ジャーナルファイルに記憶保存する(S354)。
本明細書において「ジャーナルファイル」とは、受信さ
れた発信者電話番号、前記発信者データテーブル207
の内容の新規追加,変更,削除等、設定情報の追加,変
更等の履歴,会話の終了時刻等のタイムスタンプが記憶
保存できるファイルを指す。
【0033】次に、CPU200aは第1補助記憶部2
05から名簿ファイル206を読出して、主記憶部20
2に展開する(S355)。ここで、前記表示プログラ
ムに規定された手順に基づいて、受信に係る発信者電話
番号が、名簿ファイル206に格納されている電話番号
テーブル207の全ての内容について一致したものがあ
るか否か検索する(S356)。この検索は通常の検索
モジュールの処理でもよい。かかる検索の結果、両者が
一致した場合に限り、その発信者電話番号を表示手段2
11cに表示する(S360)。
【0034】例えば、発信者電話番号「03−1234
−5678」である発信者「発明太郎」氏から電話がか
かってきた場合、当該「発明太郎」氏に関するデータが
前記発信者データテーブル207に予め記憶保存されて
いたとすると、その電話番号に係る数字「031234
5678」と、電話番号テーブル206aに記憶されて
いる全ての電話番号とについて、一致検索処理が実行さ
れ、その結果一致する電話番号が前記電話番号テーブル
206aに存在する場合のみ、制御手段200は発信者
電話番号を表示手段211cに表示するよう制御する。
【0035】このとき、何も設定していなければ、表示
手段211cに表示される画面の態様は、図5(A)の
デフォルト画面となり、全ての項目は等しいサイズの文
字フォントで表示される。ここで、氏名欄402では
「発明 太郎」と表示されているが、「発明太郎」のよ
うに姓と名をとの間を詰めて表示してもよいものとす
る。また、図3(A)の手順にて予め拡大表示したい項
目が設定記憶されている場合は、その設定情報に基づい
ていずれかの欄が他の欄よりも大きい文字サイズにて表
示される(S361)。例えば、前記電話番号欄400
を拡大表示するよう設定した場合は、制御手段200が
設定情報ファイルの当該設定に基づいて電話番号欄40
0を拡大表示するよう制御する。ここで「拡大表示」と
は、各欄の枠部とその枠部内に表示される文字,数字,
図形等とのいずれもが他の欄より大きく表示されてもよ
いし、当該枠部内に表示される文字,数字,図形等のみ
が他の欄より大きく表示されて当該枠部は大きさが変化
しなくてもよいものとする。
【0036】また、音声出力の設定が既に設定情報ファ
イルにON(出力する)と設定されている場合は(S3
57)、制御手段200はその設定情報に基づいてフリ
ガナテーブル206bにポインタを移し、かかるフリガ
ナテーブル206bの内容を主記憶部202にロードし
て読上げに備える(S358)。例えば、図8のよう
に、発信者「発明太郎」から電話がかかってきた場合
は、「ハツメイタロウ」という合成音声を出力するため
に、各要素からなる合成音700(「ハ」「ツ」
「メ」...)を第2記憶部203のデータ部203a
から主記憶部202にロードする。また、「さまからで
んわです」という内容の予め録音された付加音声701
を、前記データ部203aに格納されている音声ファイ
ルを展開して、主記憶部202にロードする。制御手段
200は、合成音700の読上げの後に続けて付加音声
701を読上げる。即ち、CPU200aの指令に基づ
いて入出力制御部200cが前記合成音700及び付加
音声701に係るデータを電気信号に変換し、音声出力
部211aに出力する。この場合、かかる音声出力部2
11aは、図1に示す前記情報表示装置100内臓のス
ピーカであってもいいし、外部スピーカであってもよ
い。
【0037】以上のようにして表示手段211cに表示
された発信者電話番号を見た着信者は、発信者と会話す
るか否かを判断する(S362)。かかる発信者と会話
したくないと判断した場合は、電話の呼出しに応答しな
ければよい。一方、発信者と会話したい場合は、前記電
話端末111の受話器を持ち上げて会話を開始する(S
363)。このとき、図5に示したような発信者電話番
号表示画面は、一定のタイマー値を持つタイマーTによ
って、自動的に表示を終了してもよい(S367)。バ
ッテリの節約になるし、会話が短いときにタイマー値T
が長く設定されていると不便だからである。また、設定
した項目以外の項目を拡大表示したい場合は(S36
4)、その該当項目、又はもし存在すれば各項目40
0,401,...に近接して表示される図示しない拡
大ボタンを前記ペン入力手段209c等でクリック等す
ることによって(S365)、希望項目である電話番号
欄400,フリガナ欄401,...等を拡大表示でき
る(S366)。その表示態様は、図6のようになる。
【0038】但し、備考欄405については、該備考欄
405を拡大表示するためにクリックすると、図7
(B)のように当該備考欄405が表示手段211cの
表示領域406の最大サイズとなり、同図7(B)のよ
うな表示態様となる。かかる備考欄405は、約束事や
期限等の重要なデータを格納するものであり、複数の行
に渡って記載されることが予想されるから、できるだけ
多くのデータを一画面で表示することが好ましいからで
ある。また、理想的には、図示しない画面切換ボタンも
表示され、ペン入力手段209c等で当該画面切換ボタ
ンをクリック等することによって、CPU200aは、
漸次、次の備考欄の頁を表示手段211cに表示する制
御を行うものとする。また、前記「最大サイズ」とは、
前記表示領域406が許容する表示できる限界のサイズ
よいし、それ以下の適宜のサイズでもよいものとする。
【0039】そして、受話器を下ろして会話を終了した
ら(S368)、その会話の終了した時刻のタイムスタ
ンプを前記ジャーナルファイル204bに格納して、該
ジャーナルファイル204bを記録保存する(S36
9)。
【0040】以上、本発明は、特に携帯情報端末(モバ
イルコンピュータ)等におけるOSの前記Window
sCEの環境下にて好適に動作させることができる。モ
バイルコンピュータによって実施する場合は、通常ハー
ドディスクを内蔵していないことが多いので、図2の前
記第1補助記憶部205は、前記フラッシュメモリ,E
PROM,EEPROM等に記憶保存されることができ
る。また、ハードディスクが使用可能な場合は、前記第
2記憶部,第1補助記憶部及び第2補助記憶部が物理的
に同一記憶媒体であることを妨げない。形式的な事項で
あり、本発明の実施においては何ら影響を与え得ること
ではないからである。
【0041】また、本発明の前記表示プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、図11に示
す態様も取り得る。即ち、当該表示プログラムはCD−
ROM,MO,DVD−ROM,PD等の円盤状記録媒
体12や、フロッピーディスク13等に記録することが
でき、CD−ROMドライブ等の円盤状記録媒体ドライ
ブ11やフロッピーディスクドライブ15にてコンピュ
ータ読取り可能である。そして、当該円盤状記録媒体ド
ライブ11からSCSIインターフェース等を経由し
て、又はフロッピーディスクドライブ15を経由してデ
スクトップ型コンピュータ10に前記表示プログラムを
転送することもできる。この場合は、そのデスクトップ
型コンピュータ10に内臓又は外付けされるハードディ
スク、DVD−RAMディスク、フロッピーディスク,
RAM等の主記憶装置等に前記表示プログラムが記録
(記憶)される。更に、情報表示装置100へLAN,
シリアルポート等のインターフェースを介して再転送も
できる。同様に、前記ROM,EPROM,EEPRO
M等に予め当該表示プログラムを記録(記憶)させてお
いたメモリチップ14自体を前記番号表示100内装着
することで本発明に係る表示プログラムを情報表示装置
100にて実行可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明では、手持ちの携帯情報
端末等に発信者電話番号を簡便に表示できる構成とした
ことにより、本発明に係る発信者情報表示装置等を携帯
することができるので、発信者電話番号表示サービスに
加入している電話回線であればいつでもどこでも確実且
つ手軽に発信者電話番号を確認することができるように
なり、該サービスの享受範囲を著しく広範囲に広げるこ
とができる効を奏す。
【0043】更に、一定時間、発信者情報の表示が画面
で保持されるので、急いで電話帳等をめくる必要がなく
なり、迅速かつストレスなくして発信者の特定ができる
ようになる結果、大切なビジネスチャンス等に関わる電
話を逃すことがなくなるという利点もある。また、人間
の記憶に依存することもなくなる結果、発信者の特定が
確実に行われるという利点もある。
【0044】また、この種の携帯情報端末等は、一般
に、電源の消費が少ないので、発熱の危険も少ないた
め、電源を24時間から365日まで通電しても安全な
装置となる。
【0045】請求項2の発明では、発信者電話番号を画
面に拡大表示することができるようになる結果、請求項
1の発明の効果に加えて、当該発信者電話番号の視認が
極めて容易になるので、特に、視力の弱い人や、視力障
害がある人、病人,又は身体に障害を持つ人に対しても
番号の視認を極めて容易に行わせしめる効を奏するとと
もに、当該発信者電話番号表示サービスの加入を促すこ
とができるという利点もある。
【0046】請求項3の発明では、発信者の氏名又は会
社名がスピーカ等から聴覚で確認できるようになる結
果、請求項1又は2の発明の効果に加えて、特に視力に
障害を持つ人に対して、発信者の特定を極めて容易にす
るという優れた利点が生じる。また、健常者であって
も、本発明に係る発信者情報表示装置から少々離れてい
るところにいた場合でも音声により発信者を特定するこ
とができるから、重要な電話かそうでない電話かの判断
が容易にできるという利点も有する。
【0047】請求項4の発明では、備考欄を最大サイズ
に拡大表示できる結果、請求項1,2及び3の発明によ
る効果に加えて、発信者と通話をしている最中でも、容
易に、当該発信者とのそれまでの取引履歴や会員番号等
の会話に必要な情報を即座に画面に表示させることがで
きるので、発信者を待たせずに迅速な対応が可能となる
利点がある。特に、ビジネス上においては、その迅速な
対応により新規の受注を受ける等の経済的利益も期待で
きる。
【0048】請求項5の発明では、手持ちの携帯情報端
末等に発信者情報を簡便に表示できる発信者情報表示プ
ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
としたことにより、本発明に係る発信者情報表示装置等
を携帯することができるので、発信者電話番号表示サー
ビスに加入している電話回線であればいつでもどこでも
確実且つ手軽に発信者電話番号を確認することができる
ようになり、該サービスの享受範囲を著しく広範囲に広
げることができる効を奏す。
【0049】更に、一定時間、発信者情報の表示が画面
で保持されるので、急いで電話帳等をめくる必要がなく
なり、迅速かつストレスなくして発信者の特定ができる
ようになる結果、大切なビジネスチャンス等に関わる電
話を逃すことがなくなるという利点もある。また、人間
の記憶に依存することもなくなる結果、発信者の特定が
確実に行われるという利点もある。
【0050】請求項6の発明では、発信者の氏名又は会
社名がスピーカ等から聴覚で確認できるようになる結
果、特に視力に障害を持つ人に対して、発信者の特定を
極めて容易にするという優れた利点が生じる。また、健
常者であっても、本発明に係る、記録媒体に記録された
コンピュータ読取りにて読取り可能な発信者情報表示プ
ログラムによって制御される発信者情報表示装置から、
呼出しに係る者が少々離れているところにいた場合で
も、音声により発信者を特定することができるから、重
要な電話かそうでない電話かの判断が容易にできるとい
う利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発信者情報表示装置の一実施例を表す
概念図
【図2】本発明の発信者情報表示装置のブロック図
【図3】(A)は、初期設定のフローチャート (B)は、発信者の新規登録又は変更登録をする手順を
表すフローチャート
【図4】本実施例の一連の動作フローチャート
【図5】(A)は、デフォルトの表示手段の表示態様図 (B)は、電話番号欄のみ拡大表示されたときの表示態
様図
【図6】各項目が拡大表示されたときの表示態様図
【図7】(A)は、表示画面で備考欄をタッチ又はクリ
ックした場合の態様図 (B)は、(A)の動作を行ったときの作用図
【図8】本発明の発信者情報表示装置が発信者の氏名等
を読上げるときの概念図
【図9】通常の表示アダプタのブロック図
【図10】発信者から着信者までの区間ごとの共通線信
号シーケンス図
【図11】本発明に係る発信者情報表示プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体の態様図
【符号の説明】
200…制御手段 201…通信インターフェース部 204a…設定情報ファイル 205…第1補助記憶部 206…名簿ファイル 206a…電話番号テーブル 206b…フリガナテーブル 209b…データ入力部 211a…音声出力部 211c…表示手段 405…備考欄 406…表示領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電話番号テーブルと氏名テー
    ブルとを格納する名簿ファイルを記録した第1補助記憶
    部と、受信した発信者電話番号を制御手段へ転送するた
    めの通信インターフェース部と、その受信した発信者電
    話番号と一致する電話番号を,前記名簿ファイルに格納
    されている電話番号テーブルの全ての内容から検索し,
    その結果一致した電話番号が存在する場合に該電話番号
    又は前記発信者電話番号を表示手段に表示する制御手段
    とを備えたことを特徴とする発信者情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記制御手段
    は、設定情報ファイルに記録されている設定情報に基づ
    いて、前記名簿ファイルに格納されている任意の項目を
    少なくとも一つ拡大表示することを特徴とする発信者情
    報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載において、前記制御
    手段は、前記設定情報ファイルに記録されている音声出
    力を実行する設定情報に基づいて、受信した前記発信者
    電話番号に対応して設けられた発信者のフリガナテーブ
    ルの内容を電気信号に変換して音声出力部に出力するこ
    とを特徴とする発信者情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載において、前記
    制御手段は、データ入力部からの入力に応じて、備考欄
    のみを表示手段の表示領域の最大サイズに拡大表示する
    ことを特徴とする発信者情報表示装置。
  5. 【請求項5】 電話番号テーブルを格納する名簿ファイ
    ルを第1補助記憶部に記憶保存するステップと、受信し
    た発信者電話番号を通信インターフェース部を介して制
    御手段へ転送するステップと、その受信した発信者電話
    番号と一致する電話番号を,前記名簿ファイルに格納さ
    れている前記電話番号テーブルの全ての内容から検索す
    るステップと、その結果一致した前記発信者電話番号が
    存在する場合に,前記制御手段が設定情報に基づいて電
    話番号欄の表示のみを拡大表示するステップとを有する
    発信者情報表示プログラムを記録したコンピュータ読取
    り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 電話番号テーブルを格納する名簿ファ
    イルを第1補助記憶部に記憶保存するステップと、受信
    した発信者電話番号を通信インターフェース部を介して
    制御手段へ転送するステップと、その受信した発信者電
    話番号と一致する電話番号を,前記名簿ファイルに格納
    されている前記電話番号テーブルの全ての内容から検索
    するステップと、その結果一致した前記発信者電話番号
    が存在する場合に,制御手段が音声出力を実行する旨の
    前記設定情報に基づいて受信した前記発信者電話番号に
    対応して設けられた発信者の前記フリガナテーブルの内
    容を電気信号に変換して前記音声出力部に出力するステ
    ップとを有する発信者情報表示プログラムを記録したコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
JP5727598A 1998-03-09 1998-03-09 発信者情報表示装置及び発信者情報表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Pending JPH11261690A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100738988B1 (ko) 2005-08-04 2007-07-13 주식회사 한국머털테크 표시 후 선별 처리 발신자 정보 시스템 및 그 처리 방법

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