JPH11259940A - ディスクドライブ装置 - Google Patents
ディスクドライブ装置Info
- Publication number
- JPH11259940A JPH11259940A JP10058239A JP5823998A JPH11259940A JP H11259940 A JPH11259940 A JP H11259940A JP 10058239 A JP10058239 A JP 10058239A JP 5823998 A JP5823998 A JP 5823998A JP H11259940 A JPH11259940 A JP H11259940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- clamper
- turntable
- disk drive
- drive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクドライブ装置において、一層の薄型
化を可能とすると共に、ディスクの共振を効果的に防止
する。 【解決手段】 薄型円盤状の着脱可能なクランパー13
によってディスク20をターンテーブル6にクランプす
る構造とする。
化を可能とすると共に、ディスクの共振を効果的に防止
する。 【解決手段】 薄型円盤状の着脱可能なクランパー13
によってディスク20をターンテーブル6にクランプす
る構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクドライブ装
置に関し、特にディスクのクランプ構造に係るものであ
る。
置に関し、特にディスクのクランプ構造に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来のディスクドライブ装置の一
例について図1及び図2を参照して説明する。図1にお
いて1はいわゆるCD−ROMやDVD−ROMなどの
薄型のディスクドライブ装置を全体として示し、2はそ
の外筐体で、この外筐体2に対しディスクドライブ装置
本体3が前方へ引き出し可能に設けられている。
例について図1及び図2を参照して説明する。図1にお
いて1はいわゆるCD−ROMやDVD−ROMなどの
薄型のディスクドライブ装置を全体として示し、2はそ
の外筐体で、この外筐体2に対しディスクドライブ装置
本体3が前方へ引き出し可能に設けられている。
【0003】ディスクドライブ装置本体3はディスクト
レイの形状を有し、即ちディスクドライブ装置本体3の
上面には円形状のディスクセット凹部4が設けられ、こ
のディスクセット凹部4に収まるようにディスク(光デ
ィスク)20がセットされるようになっている。
レイの形状を有し、即ちディスクドライブ装置本体3の
上面には円形状のディスクセット凹部4が設けられ、こ
のディスクセット凹部4に収まるようにディスク(光デ
ィスク)20がセットされるようになっている。
【0004】ディスクセット凹部4に露出される機構基
板5上には、ディスクセット凹部4の中心部においてデ
ィスク20が載置支持される円盤状のターンテーブル6
が設けられている。このターンテーブル6はスピンドル
モーター7の駆動軸7aと一体に回転されるもので、そ
の中心部には円形状のセンタリング凸部8が設けられて
おり、ディスク20はこのセンタリング凸部8にセンタ
ーホール20aが嵌合してセンタリングされた状態でタ
ーンテーブル6にセットされ、その状態でクランプされ
る。
板5上には、ディスクセット凹部4の中心部においてデ
ィスク20が載置支持される円盤状のターンテーブル6
が設けられている。このターンテーブル6はスピンドル
モーター7の駆動軸7aと一体に回転されるもので、そ
の中心部には円形状のセンタリング凸部8が設けられて
おり、ディスク20はこのセンタリング凸部8にセンタ
ーホール20aが嵌合してセンタリングされた状態でタ
ーンテーブル6にセットされ、その状態でクランプされ
る。
【0005】さらに機構基板5には光学ピックアップ9
がディスクの径方向に移動可能に支持されており、この
光学ピックアップ9の対物レンズ9aからディスク20
の記録面に信号の記録または再生のためのレーザー光が
照射されるようになっている。
がディスクの径方向に移動可能に支持されており、この
光学ピックアップ9の対物レンズ9aからディスク20
の記録面に信号の記録または再生のためのレーザー光が
照射されるようになっている。
【0006】そしてスピンドルモーターの駆動によって
ターンテーブル6と一体にディスク20が回転されると
共に、光学ピックアップ9が送り機構によってディスク
20の内周から外周方向に移動されることにより、信号
の記録または再生動作が行なわれる。尚、この信号の記
録または再生動作は、ディスクドライブ装置本体3が外
筐体2に完全に収まった状態で行なわれるものである。
ターンテーブル6と一体にディスク20が回転されると
共に、光学ピックアップ9が送り機構によってディスク
20の内周から外周方向に移動されることにより、信号
の記録または再生動作が行なわれる。尚、この信号の記
録または再生動作は、ディスクドライブ装置本体3が外
筐体2に完全に収まった状態で行なわれるものである。
【0007】上記の如く構成される従来のディスクドラ
イブ装置においては、ディスク20をターンテーブル6
にクランプするための構造として、いわゆるボールクラ
ンプ方式が採用されている。
イブ装置においては、ディスク20をターンテーブル6
にクランプするための構造として、いわゆるボールクラ
ンプ方式が採用されている。
【0008】即ち、図2で明らかなようにターンテーブ
ル6のセンタリング凸部8には、その外周面から一部が
突出するように複数のクランプボール10が内蔵されて
おり、このクランプボール10はスプリング11の力に
よって常に外側に向って弾性力を付与されている。
ル6のセンタリング凸部8には、その外周面から一部が
突出するように複数のクランプボール10が内蔵されて
おり、このクランプボール10はスプリング11の力に
よって常に外側に向って弾性力を付与されている。
【0009】そしてディスク20をターンテーブル6に
セットするときには、このクランプボール10をスプリ
ング11の力に逆らって内側に押し込むようにしてセン
ターホール20aをセンタリング凸部8に嵌合させるこ
とにより、ディスク20はターンテーブル6上において
クランプボール10で押さえ付けられる状態でクランプ
される。
セットするときには、このクランプボール10をスプリ
ング11の力に逆らって内側に押し込むようにしてセン
ターホール20aをセンタリング凸部8に嵌合させるこ
とにより、ディスク20はターンテーブル6上において
クランプボール10で押さえ付けられる状態でクランプ
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き従来のディ
スクドライブ装置におけるディスクのクランプ構造で
は、ターンテーブル6のセンタリング凸部8にディスク
20をクランプするためのクランプボール10及びスプ
リング11を内蔵するため、その分ディスク20の上方
に2mm程度の出張りが必要となり、そのスペースがデ
ィスクドライブ装置の薄型化の妨げとなっていた。
スクドライブ装置におけるディスクのクランプ構造で
は、ターンテーブル6のセンタリング凸部8にディスク
20をクランプするためのクランプボール10及びスプ
リング11を内蔵するため、その分ディスク20の上方
に2mm程度の出張りが必要となり、そのスペースがデ
ィスクドライブ装置の薄型化の妨げとなっていた。
【0011】また、近年ディスクの回転数の高速化に伴
ないディスクの共振の問題が発生しているが、従来はデ
ィスク20のセンターホール20aの部分のみをクラン
プしているため、この問題を解決することはできなかっ
た。
ないディスクの共振の問題が発生しているが、従来はデ
ィスク20のセンターホール20aの部分のみをクラン
プしているため、この問題を解決することはできなかっ
た。
【0012】本発明はこのような問題点を解決すること
を目的としてなされたものである。
を目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のディスクドライブ装置は、スピンドルモー
ターによって回転駆動されるターンテーブルに、薄板状
の着脱可能なクランパーによってディスクをクランプす
る構造としたものである。またこの構造においては、ク
ランパーは直径がほぼ8cmであることが望ましい。さ
らにこの構造では、クランパーは磁気吸着手段によって
ディスクのクランプ力が得られるものとする。
めに本発明のディスクドライブ装置は、スピンドルモー
ターによって回転駆動されるターンテーブルに、薄板状
の着脱可能なクランパーによってディスクをクランプす
る構造としたものである。またこの構造においては、ク
ランパーは直径がほぼ8cmであることが望ましい。さ
らにこの構造では、クランパーは磁気吸着手段によって
ディスクのクランプ力が得られるものとする。
【0014】このようなクランプ構造とすることによ
り、ディスクの上方の出張りを薄板状のクランパーの板
厚分だけの僅かなものとすることができるので、ディス
クドライブ装置の一層の薄型化が可能となる。またこの
構造では、クランパーによってディスクの中心部分を広
い面積にわたってクランプできるので、ディスクの高速
回転化に伴なうディスクの共振を効果的に抑えることが
できる。
り、ディスクの上方の出張りを薄板状のクランパーの板
厚分だけの僅かなものとすることができるので、ディス
クドライブ装置の一層の薄型化が可能となる。またこの
構造では、クランパーによってディスクの中心部分を広
い面積にわたってクランプできるので、ディスクの高速
回転化に伴なうディスクの共振を効果的に抑えることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態例について詳細に説明する。図3において
1はいわゆるCD−ROMやDVD−ROMなどの薄型
のディスクドライブ装置を全体として示し、2はその外
筐体で、この外筐体2に対しディスクドライブ装置本体
3が前方へ引き出し可能に設けられている。
の実施の形態例について詳細に説明する。図3において
1はいわゆるCD−ROMやDVD−ROMなどの薄型
のディスクドライブ装置を全体として示し、2はその外
筐体で、この外筐体2に対しディスクドライブ装置本体
3が前方へ引き出し可能に設けられている。
【0016】ディスクドライブ装置本体3はディスクト
レイの形状を有し、即ちディスクドライブ装置本体3の
上面には円形状のディスクセット凹部4が設けられ、こ
のディスクセット凹部4に収まるようにディスク(光デ
ィスク)20がセットされるようになっている。
レイの形状を有し、即ちディスクドライブ装置本体3の
上面には円形状のディスクセット凹部4が設けられ、こ
のディスクセット凹部4に収まるようにディスク(光デ
ィスク)20がセットされるようになっている。
【0017】ディスクセット凹部4に露出される機構基
板5上には、ディスクセット凹部4の中心部においてデ
ィスク20が載置支持されるターンテーブル6が設けら
れている。このターンテーブル6はスピンドルモーター
7の駆動軸7aと一体に回転されるもので、このターン
テーブル6に後述するクランパー13によってディスク
20がクランプされる。
板5上には、ディスクセット凹部4の中心部においてデ
ィスク20が載置支持されるターンテーブル6が設けら
れている。このターンテーブル6はスピンドルモーター
7の駆動軸7aと一体に回転されるもので、このターン
テーブル6に後述するクランパー13によってディスク
20がクランプされる。
【0018】さらに機構基板5には光学ピックアップ9
がディスクの径方向に移動可能に支持されており、この
光学ピックアップ9の対物レンズ9aからディスク20
の記録面に信号の記録または再生のためのレーザー光が
照射されるようになっている。
がディスクの径方向に移動可能に支持されており、この
光学ピックアップ9の対物レンズ9aからディスク20
の記録面に信号の記録または再生のためのレーザー光が
照射されるようになっている。
【0019】そしてスピンドルモーターの駆動によって
ターンテーブル6と一体にディスク20が回転されると
共に、光学ピックアップ9が送り機構によってディスク
20の内周から外周方向に移動されることにより、信号
の記録または再生動作が行なわれる。尚、この信号の記
録または再生動作は、ディスクドライブ装置本体3が外
筐体2に完全に収まった状態で行なわれるものである。
ターンテーブル6と一体にディスク20が回転されると
共に、光学ピックアップ9が送り機構によってディスク
20の内周から外周方向に移動されることにより、信号
の記録または再生動作が行なわれる。尚、この信号の記
録または再生動作は、ディスクドライブ装置本体3が外
筐体2に完全に収まった状態で行なわれるものである。
【0020】上記の如く構成される本例のディスクドラ
イブ装置におけるディスクのクランプ構造を、図3〜図
5を参照しながらさらに詳しく説明する。
イブ装置におけるディスクのクランプ構造を、図3〜図
5を参照しながらさらに詳しく説明する。
【0021】本例においては、薄板によりなる円盤状の
クランパー13を用いてディスク20をターンテーブル
6にクランプする構造としてある。このクランパー13
は着脱が可能であり、磁気吸着手段によってディスクの
クランプ力が得られるようにしたものである。
クランパー13を用いてディスク20をターンテーブル
6にクランプする構造としてある。このクランパー13
は着脱が可能であり、磁気吸着手段によってディスクの
クランプ力が得られるようにしたものである。
【0022】本例ではクランパー13は鉄などの磁性金
属板を材料として全体が成形され、その直径はほぼ8c
mとなっている。クランパー13の中心部分には、ディ
スク20のセンターホール20aとほぼ同径の円形の凸
部14が打ち出し状に突出形成されており、さらにその
中心にはスピンドルモーター7の駆動軸7aと対応する
センターホール15が設けられている。
属板を材料として全体が成形され、その直径はほぼ8c
mとなっている。クランパー13の中心部分には、ディ
スク20のセンターホール20aとほぼ同径の円形の凸
部14が打ち出し状に突出形成されており、さらにその
中心にはスピンドルモーター7の駆動軸7aと対応する
センターホール15が設けられている。
【0023】一方ターンテーブル6の中心部には、上記
クランパー13の凸部14と対応する円形の凹部16が
設けられており、その底部には磁気吸着手段としてのマ
グネット17が固着されている。
クランパー13の凸部14と対応する円形の凹部16が
設けられており、その底部には磁気吸着手段としてのマ
グネット17が固着されている。
【0024】そしてディスク20をターンテーブル6に
セットするときには、先ず図4(A)のようにディスク
20をターンテーブル6とクランパー13との間に挟ん
だ状態から、ディスク20をターンテーブル6に載せる
と共に、ディスク20の上からクランパー13を被せる
ようにして、クランパー13の凸部14をディスク20
のセンターホール20aに通してターンテーブル6の凹
部16に嵌合させる。
セットするときには、先ず図4(A)のようにディスク
20をターンテーブル6とクランパー13との間に挟ん
だ状態から、ディスク20をターンテーブル6に載せる
と共に、ディスク20の上からクランパー13を被せる
ようにして、クランパー13の凸部14をディスク20
のセンターホール20aに通してターンテーブル6の凹
部16に嵌合させる。
【0025】この状態では、磁性金属材によりなるクラ
ンパー13とマグネット17とが磁気的に吸着されるこ
とにより、図4(B)に示すようにディスク20はクラ
ンパー13とターンテーブル6の間に挟まれた状態でし
っかりとクランプされる。
ンパー13とマグネット17とが磁気的に吸着されるこ
とにより、図4(B)に示すようにディスク20はクラ
ンパー13とターンテーブル6の間に挟まれた状態でし
っかりとクランプされる。
【0026】またこの状態では、クランパー13のセン
ターホール15がスピンドルモータ7の駆動軸7aと嵌
合し、このためクランパー13とターンテーブル6とは
正確に中心が位置決めされる。従って、ディスク20は
確実にセンタリングされた状態でクランプされると共
に、クランパーがずれることによる偏重心が防止される
ので、安定したディスクの回転が行なわれる。
ターホール15がスピンドルモータ7の駆動軸7aと嵌
合し、このためクランパー13とターンテーブル6とは
正確に中心が位置決めされる。従って、ディスク20は
確実にセンタリングされた状態でクランプされると共
に、クランパーがずれることによる偏重心が防止される
ので、安定したディスクの回転が行なわれる。
【0027】以上の如く構成される本例のディスクドラ
イブ装置は、薄板円盤状の着脱可能なクランパー13を
用いてディスク20をクランプする構造としたことによ
り、ディスク20の上方の出張りを従来より少ない2m
m以下、即ちクランパー13の板厚分だけの僅かなもの
とすることができるので、ディスクドライブ装置の一層
の薄型化が可能となる。
イブ装置は、薄板円盤状の着脱可能なクランパー13を
用いてディスク20をクランプする構造としたことによ
り、ディスク20の上方の出張りを従来より少ない2m
m以下、即ちクランパー13の板厚分だけの僅かなもの
とすることができるので、ディスクドライブ装置の一層
の薄型化が可能となる。
【0028】特に本例においては、クランパー13の材
料として鉄などの磁性金属板を用いており、この場合材
料強度が高いため板厚を0.5mm以下と極端に薄くす
ることができるので、安価に製作できると共に、ディス
クドライブ装置のより一層の薄型化が可能となる。
料として鉄などの磁性金属板を用いており、この場合材
料強度が高いため板厚を0.5mm以下と極端に薄くす
ることができるので、安価に製作できると共に、ディス
クドライブ装置のより一層の薄型化が可能となる。
【0029】またこのクランプ構造では、クランパー1
3によってディスク20の中心部分(内周部)を広い面
積にわたってクランプできるので、ディスクの高速回転
化に伴なうディスクの共振を抑えることができる。
3によってディスク20の中心部分(内周部)を広い面
積にわたってクランプできるので、ディスクの高速回転
化に伴なうディスクの共振を抑えることができる。
【0030】特に本例においては、クランパー13の直
径がほぼ8cmとなっているため、ディスクの共振をよ
り効果的に抑えることができる。即ち、一般に普及して
いるCDやDVDなどのディスクの直径は12cmであ
り、この場合ディスクの共振の節にあたるところがほぼ
直径8cmの付近であるため、この部分がクランパー1
3によって押さえられることにより、ディスクの共振が
確実に低減されるものである。さらにこのクランパー1
3では、いわゆるCDシングルなどの直径8cmのディ
スクも確実にクランプすることができる。
径がほぼ8cmとなっているため、ディスクの共振をよ
り効果的に抑えることができる。即ち、一般に普及して
いるCDやDVDなどのディスクの直径は12cmであ
り、この場合ディスクの共振の節にあたるところがほぼ
直径8cmの付近であるため、この部分がクランパー1
3によって押さえられることにより、ディスクの共振が
確実に低減されるものである。さらにこのクランパー1
3では、いわゆるCDシングルなどの直径8cmのディ
スクも確実にクランプすることができる。
【0031】また本例のクランプ構造は、磁気吸着手段
即ちマグネット17によってディスクのクランプ力が得
られるものであるため、構造的に簡単で安価に実施でき
る利点がある。
即ちマグネット17によってディスクのクランプ力が得
られるものであるため、構造的に簡単で安価に実施でき
る利点がある。
【0032】尚、上記の例ではターンテーブル6側に磁
気吸着手段としてのマグネット17を配置した場合を示
したが、マグネット17をクランパー13側に配置した
構造としてもよい。
気吸着手段としてのマグネット17を配置した場合を示
したが、マグネット17をクランパー13側に配置した
構造としてもよい。
【0033】図6にその構造例を示す。即ちこの例では
クランパー13の中心の凸部14にマグネット17が固
着され、これに対応してターンテーブル6の凹部16の
底部には鉄などの磁性金属板18が固着されており、こ
のマグネット17と磁性金属板18との磁気吸着力によ
ってディスクがクランプされるようになっている。
クランパー13の中心の凸部14にマグネット17が固
着され、これに対応してターンテーブル6の凹部16の
底部には鉄などの磁性金属板18が固着されており、こ
のマグネット17と磁性金属板18との磁気吸着力によ
ってディスクがクランプされるようになっている。
【0034】また、ディスクの共振をさらに確実に抑え
るために、クランパー13を制振材で構成してもよい。
この場合、クランパー13の凸部14の部分のみを鉄な
どの磁性金属材で形成するか、あるいは凸部14の部分
にマグネット17を固着した構造とする。尚、ここで制
振材としては、例えば住友スリーエム社製VEM(製品
名)などが好適に用いられる。
るために、クランパー13を制振材で構成してもよい。
この場合、クランパー13の凸部14の部分のみを鉄な
どの磁性金属材で形成するか、あるいは凸部14の部分
にマグネット17を固着した構造とする。尚、ここで制
振材としては、例えば住友スリーエム社製VEM(製品
名)などが好適に用いられる。
【0035】以上、本発明の実施の形態例について説明
したが、本発明はここで説明した構成に限ることなく、
それ以外にも種々の実施形態を採り得るものであること
は言うまでもない。
したが、本発明はここで説明した構成に限ることなく、
それ以外にも種々の実施形態を採り得るものであること
は言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明によれば、デ
ィスクドライブ装置の一層の薄型化が可能となり、また
ディスクの高速回転化に伴なうディスクの共振を効果的
に抑えることができる。
ィスクドライブ装置の一層の薄型化が可能となり、また
ディスクの高速回転化に伴なうディスクの共振を効果的
に抑えることができる。
【図1】従来例のディスクドライブ装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同、ディスクのクランプ構造を示す側面図であ
る。
る。
【図3】本発明によるディスクドライブ装置を示す斜視
図である。
図である。
【図4】同、ディスクのクランプ構造を示す側面図で、
(A)はディスクのクランプ前、(B)はクランプ後の
状態である。
(A)はディスクのクランプ前、(B)はクランプ後の
状態である。
【図5】同、ディスクのクランプ構造を示す斜視図で、
(A)はクランパーを裏返して見た状態、(B)はター
ンテーブルである。
(A)はクランパーを裏返して見た状態、(B)はター
ンテーブルである。
【図6】同、ディスクのクランプ構造の他の例を示す斜
視図で、(A)はクランパーを裏返して見た状態、
(B)はターンテーブルである。
視図で、(A)はクランパーを裏返して見た状態、
(B)はターンテーブルである。
1‥‥ディスクドライブ装置、6‥‥ターンテーブル、
7‥‥スピンドルモーター、13‥‥クランパー、17
‥‥マグネット(磁気吸着手段)、20‥‥ディスク
7‥‥スピンドルモーター、13‥‥クランパー、17
‥‥マグネット(磁気吸着手段)、20‥‥ディスク
Claims (3)
- 【請求項1】 スピンドルモーターによって回転駆動さ
れるターンテーブルに、薄板状の着脱可能なクランパー
によってディスクをクランプする構造としたことを特徴
とするディスクドライブ装置。 - 【請求項2】 上記クランパーは直径がほぼ8cmであ
ることを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ
装置。 - 【請求項3】 上記クランパーは磁気吸着手段によって
ディスクのクランプ力が得られることを特徴とする請求
項1に記載のディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058239A JPH11259940A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058239A JPH11259940A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259940A true JPH11259940A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13078564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10058239A Pending JPH11259940A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11259940A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1094457A2 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-25 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
JP2005332448A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Sony Corp | 光記録媒体固定装置、光記録媒体の固定方法及び光記録再生装置 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP10058239A patent/JPH11259940A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1094457A2 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-25 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
EP1094457A3 (en) * | 1999-10-18 | 2002-02-06 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
US6650610B1 (en) | 1999-10-18 | 2003-11-18 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
JP2005332448A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Sony Corp | 光記録媒体固定装置、光記録媒体の固定方法及び光記録再生装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10106134A (ja) | ディスク駆動装置 | |
US6826772B2 (en) | Disk clamping apparatus for disk player | |
JP3751558B2 (ja) | ディスククランプ機構 | |
JPH11259940A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3690027B2 (ja) | ディスク駆動装置及びディスク保持機構 | |
JP2003059144A (ja) | ディスククランプ機構を備えるモータ | |
JPH11339379A (ja) | ディスク回転駆動機構 | |
JPH0765471A (ja) | ディスク駆動装置 | |
JP2000200454A (ja) | ディスク駆動装置 | |
JPH09106600A (ja) | コンパクトディスクプレーヤーのディスクチャッキング装置 | |
JP2003203410A (ja) | ディスククランプ機構 | |
JP3829721B2 (ja) | ディスククランプ装置、記録及び/又は再生装置ならびにディスク評価装置 | |
JP3458504B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
KR100550845B1 (ko) | 디스크 장착구조가 개선된 스핀들 모터 | |
JPH04360056A (ja) | ディスククランプ装置 | |
JP2003228900A (ja) | ディスクメディア装置 | |
JP2000083360A (ja) | 回転駆動装置 | |
JPH09231675A (ja) | ディスク駆動装置 | |
JPH10275389A (ja) | ディスクプレーヤーのディスク保持装置 | |
JP2000082254A (ja) | 回転駆動装置 | |
JPH09128880A (ja) | ディスクプレーヤーのターンテーブル装置 | |
JP2000268459A (ja) | ディスク状の情報記録媒体のチャッキング装置 | |
JP2001263421A (ja) | インシュレータとディスクドライブ装置 | |
JPH11273204A (ja) | 情報記録媒体のクランプ装置 | |
JPH08147836A (ja) | Cd・md兼用ターンテーブル装置 |