JPH11258049A - 色識別装置、色記憶装置、色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エンコーダ装置 - Google Patents
色識別装置、色記憶装置、色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エンコーダ装置Info
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- JPH11258049A JPH11258049A JP5866398A JP5866398A JPH11258049A JP H11258049 A JPH11258049 A JP H11258049A JP 5866398 A JP5866398 A JP 5866398A JP 5866398 A JP5866398 A JP 5866398A JP H11258049 A JPH11258049 A JP H11258049A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人間にとって容易な色の識別であっても、装
置が行うのは困難であり、これまで、色を高い精度で識
別できる装置がなかった。 【解決手段】 CCDカメラ1で捉えた映像からマウス
等の入力装置14で識別する色を指定する。指定された
色を写す画素のカラー信号から赤、緑、青用バンドパス
フィルタ2〜4で赤、緑、青の光成分R、G、Bを透過
させる。次に、赤、緑、青用相殺手段5〜7で光成分
R、G、Bを比較して赤、緑、青の光成分値R’、
G’、B’を抽出する。次に、赤、緑、青用自己増幅手
段8〜10で光成分R’、G’、B’をそれぞれn乗
し、極端化した信号R”、G”、B”を得る。この比を
比算出手段11で算出する。識別手段13は、算出され
た比と記憶手段12の記憶する比とを比較して、カメラ
1で捉えた色を識別する。
置が行うのは困難であり、これまで、色を高い精度で識
別できる装置がなかった。 【解決手段】 CCDカメラ1で捉えた映像からマウス
等の入力装置14で識別する色を指定する。指定された
色を写す画素のカラー信号から赤、緑、青用バンドパス
フィルタ2〜4で赤、緑、青の光成分R、G、Bを透過
させる。次に、赤、緑、青用相殺手段5〜7で光成分
R、G、Bを比較して赤、緑、青の光成分値R’、
G’、B’を抽出する。次に、赤、緑、青用自己増幅手
段8〜10で光成分R’、G’、B’をそれぞれn乗
し、極端化した信号R”、G”、B”を得る。この比を
比算出手段11で算出する。識別手段13は、算出され
た比と記憶手段12の記憶する比とを比較して、カメラ
1で捉えた色を識別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色を識別または記
憶する色識別装置または色記憶装置に関する。また、本
発明は、色識別装置や色記憶装置を用いてなる色追跡装
置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エ
ンコーダ装置に関する。
憶する色識別装置または色記憶装置に関する。また、本
発明は、色識別装置や色記憶装置を用いてなる色追跡装
置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エ
ンコーダ装置に関する。
【0002】
【発明の背景】通常、人間にとって至極簡単に行うこと
ができるものであっても、装置が行うことが困難なもの
が多々有る。色の識別もその1つで、これまで、色(光
の三原色や、中間色等)を識別できる装置が存在しなか
った。
ができるものであっても、装置が行うことが困難なもの
が多々有る。色の識別もその1つで、これまで、色(光
の三原色や、中間色等)を識別できる装置が存在しなか
った。
【0003】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、色を識別または
記憶する色識別装置または色記憶装置の提供にある。本
発明の第2の目的は、色識別装置や色記憶装置を用いて
なる色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード
記憶装置あるいはエンコーダ装置の提供にある。
記憶する色識別装置または色記憶装置の提供にある。本
発明の第2の目的は、色識別装置や色記憶装置を用いて
なる色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード
記憶装置あるいはエンコーダ装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のため
に、本発明は次の技術的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕色識別装置は、カラー信号を得るた
めのカメラ手段と、このカメラ手段の出力から第1の色
の光成分を透過させる第1フィルタと、前記カメラ手段
の出力から第2の色の光成分を透過させる第2フィルタ
と、前記カメラ手段の出力から第3の色の光成分を透過
させる第3フィルタと、前記第1フィルタを透過した前
記第1の色の光成分値を増大させる第1自己増幅手段
と、前記第2フィルタを透過した前記第2の色の光成分
値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第3フィルタ
を透過した前記第3の色の光成分値を増大させる第3自
己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化された各色
の光成分値の比を算出する比算出手段と、色の光成分比
を記憶する記憶手段と、この比算出手段で算出された比
を、前記記憶手段に記憶された色の光成分比と比較し
て、前記カメラ手段で捉えた色を識別する識別手段と、
を備える。
に、本発明は次の技術的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕色識別装置は、カラー信号を得るた
めのカメラ手段と、このカメラ手段の出力から第1の色
の光成分を透過させる第1フィルタと、前記カメラ手段
の出力から第2の色の光成分を透過させる第2フィルタ
と、前記カメラ手段の出力から第3の色の光成分を透過
させる第3フィルタと、前記第1フィルタを透過した前
記第1の色の光成分値を増大させる第1自己増幅手段
と、前記第2フィルタを透過した前記第2の色の光成分
値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第3フィルタ
を透過した前記第3の色の光成分値を増大させる第3自
己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化された各色
の光成分値の比を算出する比算出手段と、色の光成分比
を記憶する記憶手段と、この比算出手段で算出された比
を、前記記憶手段に記憶された色の光成分比と比較し
て、前記カメラ手段で捉えた色を識別する識別手段と、
を備える。
【0005】〔請求項2の手段〕色識別装置は、カラー
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段の出力
から第1の色の光成分を透過させる第1フィルタと、前
記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させる
第2フィルタと、前記カメラ手段の出力から第3の色の
光成分を透過させる第3フィルタと、前記各フィルタを
透過した各色の光成分を比較して、前記第1フィルタを
透過した光成分に含まれる前記第1の色の光成分以外の
光成分を相殺する第1相殺手段と、前記各フィルタを透
過した各色の光成分を比較して、前記第2フィルタを透
過した光成分に含まれる前記第2の色の光成分以外の光
成分を相殺する第2相殺手段と、前記各フィルタを透過
した各色の光成分を比較して、前記第3フィルタを透過
した光成分に含まれる前記第3の色の光成分以外の光成
分を相殺する第3相殺手段と、前記第1相殺手段で抽出
された前記第1の色の光成分値を増大させる第1自己増
幅手段と、前記第2相殺手段で抽出された前記第2の色
の光成分値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第3
相殺手段で抽出された前記第3の色の光成分値を増大さ
せる第3自己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化
された各色の光成分値の比を算出する比算出手段と、色
の光成分比を記憶する記憶手段と、この比算出手段で算
出された比を、前記記憶手段に記憶された色の光成分比
と比較して、前記カメラ手段で捉えた色を識別する識別
手段と、を備える。
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段の出力
から第1の色の光成分を透過させる第1フィルタと、前
記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させる
第2フィルタと、前記カメラ手段の出力から第3の色の
光成分を透過させる第3フィルタと、前記各フィルタを
透過した各色の光成分を比較して、前記第1フィルタを
透過した光成分に含まれる前記第1の色の光成分以外の
光成分を相殺する第1相殺手段と、前記各フィルタを透
過した各色の光成分を比較して、前記第2フィルタを透
過した光成分に含まれる前記第2の色の光成分以外の光
成分を相殺する第2相殺手段と、前記各フィルタを透過
した各色の光成分を比較して、前記第3フィルタを透過
した光成分に含まれる前記第3の色の光成分以外の光成
分を相殺する第3相殺手段と、前記第1相殺手段で抽出
された前記第1の色の光成分値を増大させる第1自己増
幅手段と、前記第2相殺手段で抽出された前記第2の色
の光成分値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第3
相殺手段で抽出された前記第3の色の光成分値を増大さ
せる第3自己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化
された各色の光成分値の比を算出する比算出手段と、色
の光成分比を記憶する記憶手段と、この比算出手段で算
出された比を、前記記憶手段に記憶された色の光成分比
と比較して、前記カメラ手段で捉えた色を識別する識別
手段と、を備える。
【0006】〔請求項3の手段〕色記憶装置は、カラー
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段の出力
から第1の色の光成分を透過させる第1フィルタと、前
記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させる
第2フィルタと、前記カメラ手段の出力から第3の色の
光成分を透過させる第3フィルタと、前記第1フィルタ
を透過した前記第1の色の光成分値を増大させる第1自
己増幅手段と、前記第2フィルタを透過した前記第2の
色の光成分値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第
3フィルタを透過した前記第3の色の光成分値を増大さ
せる第3自己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化
された各色の光成分値の比を算出する比算出手段と、こ
の比算出手段で算出された比を、前記カメラ手段で得ら
れた色の光成分比として記憶する記憶手段と、備える。
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段の出力
から第1の色の光成分を透過させる第1フィルタと、前
記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させる
第2フィルタと、前記カメラ手段の出力から第3の色の
光成分を透過させる第3フィルタと、前記第1フィルタ
を透過した前記第1の色の光成分値を増大させる第1自
己増幅手段と、前記第2フィルタを透過した前記第2の
色の光成分値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第
3フィルタを透過した前記第3の色の光成分値を増大さ
せる第3自己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化
された各色の光成分値の比を算出する比算出手段と、こ
の比算出手段で算出された比を、前記カメラ手段で得ら
れた色の光成分比として記憶する記憶手段と、備える。
【0007】〔請求項4の手段〕色記憶装置は、カラー
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段の出力
から第1の色の光成分を透過させる第1フィルタと、前
記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させる
第2フィルタと、前記カメラ手段の出力から第3の色の
光成分を透過させる第3フィルタと、前記各フィルタを
透過した各色の光成分を比較して、前記第1フィルタを
透過した光成分に含まれる前記第1の色の光成分以外の
光成分を相殺する第1相殺手段と、前記各フィルタを透
過した各色の光成分を比較して、前記第2フィルタを透
過した光成分に含まれる前記第2の色の光成分以外の光
成分を相殺する第2相殺手段と、前記各フィルタを透過
した各色の光成分を比較して、前記第3フィルタを透過
した光成分に含まれる前記第3の色の光成分以外の光成
分を相殺する第3相殺手段と、前記第1相殺手段で抽出
された前記第1の色の光成分値を増大させる第1自己増
幅手段と、前記第2相殺手段で抽出された前記第2の色
の光成分値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第3
相殺手段で抽出された前記第3の色の光成分値を増大さ
せる第3自己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化
された各色の光成分値の比を算出する比算出手段と、こ
の比算出手段で算出された比を、前記カメラ手段で得ら
れた色の光成分比として記憶する記憶手段と、を備え
る。
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段の出力
から第1の色の光成分を透過させる第1フィルタと、前
記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させる
第2フィルタと、前記カメラ手段の出力から第3の色の
光成分を透過させる第3フィルタと、前記各フィルタを
透過した各色の光成分を比較して、前記第1フィルタを
透過した光成分に含まれる前記第1の色の光成分以外の
光成分を相殺する第1相殺手段と、前記各フィルタを透
過した各色の光成分を比較して、前記第2フィルタを透
過した光成分に含まれる前記第2の色の光成分以外の光
成分を相殺する第2相殺手段と、前記各フィルタを透過
した各色の光成分を比較して、前記第3フィルタを透過
した光成分に含まれる前記第3の色の光成分以外の光成
分を相殺する第3相殺手段と、前記第1相殺手段で抽出
された前記第1の色の光成分値を増大させる第1自己増
幅手段と、前記第2相殺手段で抽出された前記第2の色
の光成分値を増大させる第2自己増幅手段と、前記第3
相殺手段で抽出された前記第3の色の光成分値を増大さ
せる第3自己増幅手段と、前記各自己増幅手段で増大化
された各色の光成分値の比を算出する比算出手段と、こ
の比算出手段で算出された比を、前記カメラ手段で得ら
れた色の光成分比として記憶する記憶手段と、を備え
る。
【0008】〔請求項5の手段〕色追跡装置は、カラー
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段で捉え
た受像信号から、請求項3または請求項4の色記憶装置
によって記憶された色を請求項1または請求項2の色識
別装置で識別し、この色識別装置で識別した色を前記カ
メラ手段の捉えた映像内で追跡する追跡手段と、を備え
る。なお、請求項1の構成手段と請求項2の構成手段と
で重複する手段は、それぞれ共通であっても良いし、別
々であっても良いし、一部共通であっても良い。
信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ手段で捉え
た受像信号から、請求項3または請求項4の色記憶装置
によって記憶された色を請求項1または請求項2の色識
別装置で識別し、この色識別装置で識別した色を前記カ
メラ手段の捉えた映像内で追跡する追跡手段と、を備え
る。なお、請求項1の構成手段と請求項2の構成手段と
で重複する手段は、それぞれ共通であっても良いし、別
々であっても良いし、一部共通であっても良い。
【0009】〔請求項6の手段〕カラーコード識別装置
は、カラー信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ
手段が捉えた信号に、複数の色を組み合わせて成るカラ
ーコードが含まれているか否かを検出するカラーコード
検出手段と、このカラーコード検出手段がカラーコード
を検出した際、前記カメラ手段によって得られたカラー
信号から、カラーコードの色を請求項1または請求項2
の色識別装置によって識別するとともに、識別された色
の配置を測定するカラーコード測定手段と、カラーコー
ドに対応した情報を記憶するカラーコード情報記憶手段
と、前記カラーコード測定手段で測定された測定カラー
コードに対して、前記カラーコード情報記憶手段の記憶
する情報を対応させて出力する情報出力手段と、を備え
る
は、カラー信号を得るためのカメラ手段と、このカメラ
手段が捉えた信号に、複数の色を組み合わせて成るカラ
ーコードが含まれているか否かを検出するカラーコード
検出手段と、このカラーコード検出手段がカラーコード
を検出した際、前記カメラ手段によって得られたカラー
信号から、カラーコードの色を請求項1または請求項2
の色識別装置によって識別するとともに、識別された色
の配置を測定するカラーコード測定手段と、カラーコー
ドに対応した情報を記憶するカラーコード情報記憶手段
と、前記カラーコード測定手段で測定された測定カラー
コードに対して、前記カラーコード情報記憶手段の記憶
する情報を対応させて出力する情報出力手段と、を備え
る
【0010】〔請求項7の手段〕カラーコード記憶装置
は、カラー信号を得るためのカメラ手段と、前記カメラ
手段が捉えた信号に、複数の色を組み合わせて成るカラ
ーコードが含まれているか否かを検出するカラーコード
検出手段と、このカラーコード検出手段がカラーコード
を検出した際、前記カメラ手段によって得られたカラー
信号から、カラーコードの色を請求項1または請求項2
の色識別装置によって識別するとともに、識別された色
の配置を測定するカラーコード測定手段と、外部から情
報を信号として入力する入力装置と、この入力装置によ
って入力された情報と、前記カラーコード測定手段で測
定されたカラーコードとを対応させて記憶するカラーコ
ード情報記憶手段と、を備える。
は、カラー信号を得るためのカメラ手段と、前記カメラ
手段が捉えた信号に、複数の色を組み合わせて成るカラ
ーコードが含まれているか否かを検出するカラーコード
検出手段と、このカラーコード検出手段がカラーコード
を検出した際、前記カメラ手段によって得られたカラー
信号から、カラーコードの色を請求項1または請求項2
の色識別装置によって識別するとともに、識別された色
の配置を測定するカラーコード測定手段と、外部から情
報を信号として入力する入力装置と、この入力装置によ
って入力された情報と、前記カラーコード測定手段で測
定されたカラーコードとを対応させて記憶するカラーコ
ード情報記憶手段と、を備える。
【0011】〔請求項8の手段〕エンーコーダ装置は、
変位可能な変位物に設けられた複数の色を組み合わせて
成るカラーコードと、このカラーコードをカラー受像す
るカメラ手段と、このカメラ手段によって得られた受像
信号から、カラーコードの色を請求項1または請求項2
の色識別装置によって識別するとともに、識別された色
の配置と大きさを測定するカラーコード測定手段と、こ
のカラーコード測定手段で測定されたカラーコードの色
の配置と大きさから前記変位物の変位状態を算出する変
位状態算出手段と、を備える。
変位可能な変位物に設けられた複数の色を組み合わせて
成るカラーコードと、このカラーコードをカラー受像す
るカメラ手段と、このカメラ手段によって得られた受像
信号から、カラーコードの色を請求項1または請求項2
の色識別装置によって識別するとともに、識別された色
の配置と大きさを測定するカラーコード測定手段と、こ
のカラーコード測定手段で測定されたカラーコードの色
の配置と大きさから前記変位物の変位状態を算出する変
位状態算出手段と、を備える。
【0012】〔請求項9の手段〕請求項1ないし請求項
4のいずれかの色識別装置または色記憶装置において、
前記第1、第2、第3の色は、光の三原色であることを
特徴とする。
4のいずれかの色識別装置または色記憶装置において、
前記第1、第2、第3の色は、光の三原色であることを
特徴とする。
【0013】〔請求項10の手段〕請求項1ないし請求
項4のいずれかの色識別装置または色記憶装置におい
て、前記第1自己増幅手段は、前記第1相殺手段で抽出
された光成分値をn乗させ、 前記第2自己増幅手段
は、前記第2相殺手段で抽出された光成分値をn乗さ
せ、 前記第3自己増幅手段は、前記第3相殺手段で抽
出された光成分値をn乗させるものであり、前記nは零
を含まない実数であることを特徴とする。
項4のいずれかの色識別装置または色記憶装置におい
て、前記第1自己増幅手段は、前記第1相殺手段で抽出
された光成分値をn乗させ、 前記第2自己増幅手段
は、前記第2相殺手段で抽出された光成分値をn乗さ
せ、 前記第3自己増幅手段は、前記第3相殺手段で抽
出された光成分値をn乗させるものであり、前記nは零
を含まない実数であることを特徴とする。
【0014】〔請求項11の手段〕請求項1ないし請求
項10のいずれかの色識別装置、色記憶装置、色追跡装
置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置また
はエンコーダ装置は、前記第3フィルタおよび前記第3
自己増幅手段を具備しないことを特徴とする。
項10のいずれかの色識別装置、色記憶装置、色追跡装
置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置また
はエンコーダ装置は、前記第3フィルタおよび前記第3
自己増幅手段を具備しないことを特徴とする。
【0015】
【発明の作用および発明の効果】〔請求項1の作用およ
び効果〕カメラ手段によって得られたカラー信号から、
第1、第2、第3フィルタを用いて、それぞれ第1、第
2、第3の色の光成分を透過させる。第1自己増幅手段
は、第1フィルタを透過した光成分に含まれる第1の色
の光成分値を増大化させる。第2自己増幅手段は、第2
フィルタを透過した光成分に含まれる第2の色の光成分
値を増大化させる。第3自己増幅手段は、第3フィルタ
を透過した光成分に含まれる第3の色の光成分値を増大
化させる。各自己増幅手段で増大化された各色の光成分
値の比を比算出手段で算出する。そして、識別手段は、
比算出手段で算出された比と、記憶手段に記憶された色
の光成分比と比較して、カメラ手段で捉えた色を識別す
る。このように、カメラ手段で捉えた色が色識別装置に
よって識別できる。
び効果〕カメラ手段によって得られたカラー信号から、
第1、第2、第3フィルタを用いて、それぞれ第1、第
2、第3の色の光成分を透過させる。第1自己増幅手段
は、第1フィルタを透過した光成分に含まれる第1の色
の光成分値を増大化させる。第2自己増幅手段は、第2
フィルタを透過した光成分に含まれる第2の色の光成分
値を増大化させる。第3自己増幅手段は、第3フィルタ
を透過した光成分に含まれる第3の色の光成分値を増大
化させる。各自己増幅手段で増大化された各色の光成分
値の比を比算出手段で算出する。そして、識別手段は、
比算出手段で算出された比と、記憶手段に記憶された色
の光成分比と比較して、カメラ手段で捉えた色を識別す
る。このように、カメラ手段で捉えた色が色識別装置に
よって識別できる。
【0016】〔請求項2の作用および効果〕カメラ手段
によって得られたカラー信号から、第1、第2、第3フ
ィルタを用いて、それぞれ第1、第2、第3の色の光成
分を透過させる。第1相殺手段は、各フィルタを透過し
た各色の光成分を比較して、第1フィルタを透過した光
成分に含まれる第1の色の光成分以外の光成分を相殺
し、第1相殺手段で抽出された第1の色の光成分値を第
1自己増幅手段で増大させる。第2相殺手段は、各フィ
ルタを透過した各色の光成分を比較して、第2フィルタ
を透過した光成分に含まれる第2の色の光成分以外の光
成分を相殺し、第2相殺手段で抽出された第2の色の光
成分値を第2自己増幅手段で増大させる。第3相殺手段
は、各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、第
3フィルタを透過した光成分に含まれる第3の色の光成
分以外の光成分を相殺し、第3相殺手段で抽出された第
3の色の光成分値を第3自己増幅手段で増大させる。各
自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比を比算
出手段で算出する。そして、識別手段は、比算出手段で
算出された比と、記憶手段に記憶された色の光成分比と
比較して、カメラ手段で捉えた色を識別する。このよう
に、カメラ手段で捉えた色が色識別装置によって識別で
きる。
によって得られたカラー信号から、第1、第2、第3フ
ィルタを用いて、それぞれ第1、第2、第3の色の光成
分を透過させる。第1相殺手段は、各フィルタを透過し
た各色の光成分を比較して、第1フィルタを透過した光
成分に含まれる第1の色の光成分以外の光成分を相殺
し、第1相殺手段で抽出された第1の色の光成分値を第
1自己増幅手段で増大させる。第2相殺手段は、各フィ
ルタを透過した各色の光成分を比較して、第2フィルタ
を透過した光成分に含まれる第2の色の光成分以外の光
成分を相殺し、第2相殺手段で抽出された第2の色の光
成分値を第2自己増幅手段で増大させる。第3相殺手段
は、各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、第
3フィルタを透過した光成分に含まれる第3の色の光成
分以外の光成分を相殺し、第3相殺手段で抽出された第
3の色の光成分値を第3自己増幅手段で増大させる。各
自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比を比算
出手段で算出する。そして、識別手段は、比算出手段で
算出された比と、記憶手段に記憶された色の光成分比と
比較して、カメラ手段で捉えた色を識別する。このよう
に、カメラ手段で捉えた色が色識別装置によって識別で
きる。
【0017】〔請求項3の作用および効果〕カメラ手段
によって得られたカラー信号から、第1、第2、第3フ
ィルタを用いて、それぞれ第1、第2、第3の色の光成
分を透過させる。第1自己増幅手段は、第1フィルタを
透過した光成分に含まれる第1の色の光成分値を増大化
させる。第2自己増幅手段は、第2フィルタを透過した
光成分に含まれる第2の色の光成分値を増大化させる。
第3自己増幅手段は、第3フィルタを透過した光成分に
含まれる第3の色の光成分値を増大化させる。各自己増
幅手段で増大化された各色の光成分値の比を比算出手段
で算出する。そして、記憶手段は、比算出手段で算出さ
れた比を、カメラ手段で得られた色の光成分比として記
憶する。このように、カメラ手段で捉えた色を色記憶装
置が記憶する。
によって得られたカラー信号から、第1、第2、第3フ
ィルタを用いて、それぞれ第1、第2、第3の色の光成
分を透過させる。第1自己増幅手段は、第1フィルタを
透過した光成分に含まれる第1の色の光成分値を増大化
させる。第2自己増幅手段は、第2フィルタを透過した
光成分に含まれる第2の色の光成分値を増大化させる。
第3自己増幅手段は、第3フィルタを透過した光成分に
含まれる第3の色の光成分値を増大化させる。各自己増
幅手段で増大化された各色の光成分値の比を比算出手段
で算出する。そして、記憶手段は、比算出手段で算出さ
れた比を、カメラ手段で得られた色の光成分比として記
憶する。このように、カメラ手段で捉えた色を色記憶装
置が記憶する。
【0018】〔請求項4の作用および効果〕カメラ手段
によって得られたカラー信号から、第1、第2、第3フ
ィルタを用いて、それぞれ第1、第2、第3の色の光成
分を透過させる。第1相殺手段は、各フィルタを透過し
た各色の光成分を比較して、第1フィルタを透過した光
成分に含まれる第1の色の光成分以外の光成分を相殺
し、第1相殺手段で抽出された第1の色の光成分値を第
1自己増幅手段で増大させる。第2相殺手段は、各フィ
ルタを透過した各色の光成分を比較して、第2フィルタ
を透過した光成分に含まれる第2の色の光成分以外の光
成分を相殺し、第2相殺手段で抽出された第2の色の光
成分値を第2自己増幅手段で増大させる。第3相殺手段
は、各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、第
3フィルタを透過した光成分に含まれる第3の色の光成
分以外の光成分を相殺し、第3相殺手段で抽出された第
3の色の光成分値を第3自己増幅手段で増大させる。各
自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比を比算
出手段で算出する。そして、記憶手段は、比算出手段で
算出された比を、カメラ手段で得られた色の光成分比と
して記憶する。このように、カメラ手段で捉えた色を色
記憶装置が記憶する。
によって得られたカラー信号から、第1、第2、第3フ
ィルタを用いて、それぞれ第1、第2、第3の色の光成
分を透過させる。第1相殺手段は、各フィルタを透過し
た各色の光成分を比較して、第1フィルタを透過した光
成分に含まれる第1の色の光成分以外の光成分を相殺
し、第1相殺手段で抽出された第1の色の光成分値を第
1自己増幅手段で増大させる。第2相殺手段は、各フィ
ルタを透過した各色の光成分を比較して、第2フィルタ
を透過した光成分に含まれる第2の色の光成分以外の光
成分を相殺し、第2相殺手段で抽出された第2の色の光
成分値を第2自己増幅手段で増大させる。第3相殺手段
は、各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、第
3フィルタを透過した光成分に含まれる第3の色の光成
分以外の光成分を相殺し、第3相殺手段で抽出された第
3の色の光成分値を第3自己増幅手段で増大させる。各
自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比を比算
出手段で算出する。そして、記憶手段は、比算出手段で
算出された比を、カメラ手段で得られた色の光成分比と
して記憶する。このように、カメラ手段で捉えた色を色
記憶装置が記憶する。
【0019】〔請求項5の作用および効果〕カメラ手段
によって得られたカラー信号(例えば、カラー映像中か
ら使用者がマウス等で指定した色)を、請求項3または
請求項4の色記憶装置に記憶させる。そして、この色記
憶装置の記憶する色(例えば、使用者によって事前に指
定された色)を、カメラ手段で捉えた映像内において請
求項1または請求項2の色識別装置で識別し、この色識
別装置の識別する色を、カメラ手段で捉えた映像内にお
いて追跡手段が追跡する。このように、使用者が指定す
る色を色追跡装置がカメラ手段の捉えた映像内で追跡す
ることができる。
によって得られたカラー信号(例えば、カラー映像中か
ら使用者がマウス等で指定した色)を、請求項3または
請求項4の色記憶装置に記憶させる。そして、この色記
憶装置の記憶する色(例えば、使用者によって事前に指
定された色)を、カメラ手段で捉えた映像内において請
求項1または請求項2の色識別装置で識別し、この色識
別装置の識別する色を、カメラ手段で捉えた映像内にお
いて追跡手段が追跡する。このように、使用者が指定す
る色を色追跡装置がカメラ手段の捉えた映像内で追跡す
ることができる。
【0020】〔請求項6の作用および効果〕カラーコー
ド検出手段は、カメラ手段が捉えた信号に、複数の色を
組み合わせて成るカラーコードが含まれているか否かを
検出する。このカラーコード検出手段がカラーコードを
検出すると、カラーコード測定手段がカメラ手段によっ
て得られたカラー信号から、カラーコードの色を請求項
1または請求項2の色識別装置によって識別するととも
に、識別された色の配置を測定する。情報出力手段は、
カラーコード測定手段で測定された測定カラーコードに
対応した情報をカラーコード情報記憶手段から引き出し
て出力する。このように、カメラ手段がカラーコードを
捉えた際に、そのカラーコードに対応した情報が得られ
る。
ド検出手段は、カメラ手段が捉えた信号に、複数の色を
組み合わせて成るカラーコードが含まれているか否かを
検出する。このカラーコード検出手段がカラーコードを
検出すると、カラーコード測定手段がカメラ手段によっ
て得られたカラー信号から、カラーコードの色を請求項
1または請求項2の色識別装置によって識別するととも
に、識別された色の配置を測定する。情報出力手段は、
カラーコード測定手段で測定された測定カラーコードに
対応した情報をカラーコード情報記憶手段から引き出し
て出力する。このように、カメラ手段がカラーコードを
捉えた際に、そのカラーコードに対応した情報が得られ
る。
【0021】〔請求項7の作用および効果〕カラーコー
ド検出手段は、カメラ手段が捉えた信号に、複数の色を
組み合わせて成るカラーコードが含まれているか否かを
検出する。このカラーコード検出手段がカラーコードを
検出すると、カラーコード測定手段がカメラ手段によっ
て得られたカラー信号から、カラーコードの色を請求項
1または請求項2の色識別装置によって識別するととも
に、識別された色の配置を測定する。カラーコード情報
記憶手段は、カラーコード測定手段で測定されたカラー
コードと、入力装置によって入力された情報とを対応さ
せて記憶する。このように、カメラ手段が捉えたカラー
コードを情報として記憶することができる。
ド検出手段は、カメラ手段が捉えた信号に、複数の色を
組み合わせて成るカラーコードが含まれているか否かを
検出する。このカラーコード検出手段がカラーコードを
検出すると、カラーコード測定手段がカメラ手段によっ
て得られたカラー信号から、カラーコードの色を請求項
1または請求項2の色識別装置によって識別するととも
に、識別された色の配置を測定する。カラーコード情報
記憶手段は、カラーコード測定手段で測定されたカラー
コードと、入力装置によって入力された情報とを対応さ
せて記憶する。このように、カメラ手段が捉えたカラー
コードを情報として記憶することができる。
【0022】〔請求項8の作用および効果〕カラーコー
ド測定手段は、カメラ手段によって得られたカラー映像
から、カラーコードの各色を請求項1または請求項2の
色識別装置によって識別するとともに、識別された色の
配置と大きさとを測定する。変位状態算出手段には、カ
ラーコードの各色の配置と大きさの比から変位物の変位
状態を算出するアルゴリズムやマップがインプットされ
ており、カラーコードの各色の配置と大きさの比から変
位物の変位状態を算出する。このように、カメラ手段で
変位物に設けたカラーコードを写すことにより、変位物
の方向を求めることができる。
ド測定手段は、カメラ手段によって得られたカラー映像
から、カラーコードの各色を請求項1または請求項2の
色識別装置によって識別するとともに、識別された色の
配置と大きさとを測定する。変位状態算出手段には、カ
ラーコードの各色の配置と大きさの比から変位物の変位
状態を算出するアルゴリズムやマップがインプットされ
ており、カラーコードの各色の配置と大きさの比から変
位物の変位状態を算出する。このように、カメラ手段で
変位物に設けたカラーコードを写すことにより、変位物
の方向を求めることができる。
【0023】〔請求項9の作用および効果〕第1、第
2、第3の色に、光の三原色を用いたため、色の識別
(あるいは記憶)の誤差を抑えることができる。
2、第3の色に、光の三原色を用いたため、色の識別
(あるいは記憶)の誤差を抑えることができる。
【0024】〔請求項11の作用および効果〕上記請求
項1〜10では、少なくとも3色を用いて色の識別(あ
るいは記憶)を行うものを示したが、この請求項9は2
色を用いて色の識別(あるいは記憶)を行うものであ
る。2色によって色の識別(あるいは記憶)を行うもの
は、3色以上を用いるものに比較して精度は落ちるが、
モノクロ(1色)より優れる。
項1〜10では、少なくとも3色を用いて色の識別(あ
るいは記憶)を行うものを示したが、この請求項9は2
色を用いて色の識別(あるいは記憶)を行うものであ
る。2色によって色の識別(あるいは記憶)を行うもの
は、3色以上を用いるものに比較して精度は落ちるが、
モノクロ(1色)より優れる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例および変形例に基づいて説明する。 〔第1実施例〕図1および図2は色識別装置を示すもの
で、図1は色識別装置の概略図、図2は要部の処理例を
示すブロック図である。色識別装置は、カメラ1と、
赤、緑、青用バンドパスフィルタ2〜4と、赤、緑、青
用相殺手段5〜7と、赤、緑、青用自己増幅手段8〜1
0と、比算出手段11と、記憶手段12と、識別手段1
3とを備える。また、色識別装置は、入力装置14(キ
ーボード、マウス等)や出力装置15(モニター装置、
プリンター、結果を入力する演算装置等)を備えるもの
である。
施例および変形例に基づいて説明する。 〔第1実施例〕図1および図2は色識別装置を示すもの
で、図1は色識別装置の概略図、図2は要部の処理例を
示すブロック図である。色識別装置は、カメラ1と、
赤、緑、青用バンドパスフィルタ2〜4と、赤、緑、青
用相殺手段5〜7と、赤、緑、青用自己増幅手段8〜1
0と、比算出手段11と、記憶手段12と、識別手段1
3とを備える。また、色識別装置は、入力装置14(キ
ーボード、マウス等)や出力装置15(モニター装置、
プリンター、結果を入力する演算装置等)を備えるもの
である。
【0026】カメラ1は、各画素毎においてカラー信号
を得ることのできるカラーCCDカメラを用いる例を示
す。赤用バンドパスフィルタ2は、カメラ1の出力から
レッド(第1の色に相当する)の光成分のみを透過させ
るもので、第1フィルタに相当する。緑用バンドパスフ
ィルタ3は、カメラ1の出力からグリーン(第2の色に
相当する)の光成分のみを透過させるもので、第2フィ
ルタに相当する。青用バンドパスフィルタ4は、カメラ
1の出力からブルー(第3の色に相当する)の光成分の
みを透過させるもので、第3フィルタに相当する。な
お、カメラ1から出力されるカラー信号の一例として
は、例えばカメラ1の捉えた映像をモニター装置に写
し、その映像中において使用者が指定する色をマウス等
の入力装置14で指定し、その指定された画素の発生す
るカラー信号とする。
を得ることのできるカラーCCDカメラを用いる例を示
す。赤用バンドパスフィルタ2は、カメラ1の出力から
レッド(第1の色に相当する)の光成分のみを透過させ
るもので、第1フィルタに相当する。緑用バンドパスフ
ィルタ3は、カメラ1の出力からグリーン(第2の色に
相当する)の光成分のみを透過させるもので、第2フィ
ルタに相当する。青用バンドパスフィルタ4は、カメラ
1の出力からブルー(第3の色に相当する)の光成分の
みを透過させるもので、第3フィルタに相当する。な
お、カメラ1から出力されるカラー信号の一例として
は、例えばカメラ1の捉えた映像をモニター装置に写
し、その映像中において使用者が指定する色をマウス等
の入力装置14で指定し、その指定された画素の発生す
るカラー信号とする。
【0027】赤用相殺手段5は、第1相殺手段に相当す
るもので、各フィルタ2〜4を透過した各色の光成分を
比較して、赤用バンドパスフィルタ2を透過した光成分
に含まれる赤以外の光成分を相殺して赤の光成分を抽出
するものである。緑用相殺手段6は、第2相殺手段に相
当するもので、各フィルタ2〜4を透過した各色の光成
分を比較して、緑用バンドパスフィルタ3を透過した光
成分に含まれる緑以外の光成分を相殺して緑の光成分を
抽出するものである。青用相殺手段7は、第3相殺手段
に相当するもので、各フィルタ2〜4を透過した各色の
光成分を比較して、青用バンドパスフィルタ4を透過し
た光成分に含まれる青以外の光成分を相殺して青の光成
分を抽出するものである。
るもので、各フィルタ2〜4を透過した各色の光成分を
比較して、赤用バンドパスフィルタ2を透過した光成分
に含まれる赤以外の光成分を相殺して赤の光成分を抽出
するものである。緑用相殺手段6は、第2相殺手段に相
当するもので、各フィルタ2〜4を透過した各色の光成
分を比較して、緑用バンドパスフィルタ3を透過した光
成分に含まれる緑以外の光成分を相殺して緑の光成分を
抽出するものである。青用相殺手段7は、第3相殺手段
に相当するもので、各フィルタ2〜4を透過した各色の
光成分を比較して、青用バンドパスフィルタ4を透過し
た光成分に含まれる青以外の光成分を相殺して青の光成
分を抽出するものである。
【0028】赤用自己増幅手段8は、自己を際立たせる
第1自己増幅手段に相当するもので、赤用相殺手段5で
抽出された赤の光成分値を増大(抽出値の極大化まはた
極小化)させ、赤の光成分値を極端化させるものであ
る。緑用自己増幅手段9は、自己を際立たせる第2自己
増幅手段に相当するもので、緑用相殺手段6で抽出され
た緑の光成分値を増大(抽出値の極大化まはた極小化)
させ、緑の光成分値を極端化させるものである。青用自
己増幅手段10は、自己を際立たせる第3自己増幅手段
に相当するもので、青用相殺手段7で抽出された青の光
成分値を増大(抽出値の極大化まはた極小化)させ、青
の光成分値を極端化させるものである。
第1自己増幅手段に相当するもので、赤用相殺手段5で
抽出された赤の光成分値を増大(抽出値の極大化まはた
極小化)させ、赤の光成分値を極端化させるものであ
る。緑用自己増幅手段9は、自己を際立たせる第2自己
増幅手段に相当するもので、緑用相殺手段6で抽出され
た緑の光成分値を増大(抽出値の極大化まはた極小化)
させ、緑の光成分値を極端化させるものである。青用自
己増幅手段10は、自己を際立たせる第3自己増幅手段
に相当するもので、青用相殺手段7で抽出された青の光
成分値を増大(抽出値の極大化まはた極小化)させ、青
の光成分値を極端化させるものである。
【0029】赤、緑、青用相殺手段5〜7および赤、
緑、青用自己増幅手段8〜10の具体的な一例を図2に
示す。赤用バンドパスフィルタ2を透過してレジスタr
1 で電圧調節された光成分をR、緑用バンドパスフィル
タ3を透過してレジスタr2 で電圧調節された光成分を
G、青用バンドパスフィルタ4を透過してレジスタr3
で電圧調節された光成分をBとする。
緑、青用自己増幅手段8〜10の具体的な一例を図2に
示す。赤用バンドパスフィルタ2を透過してレジスタr
1 で電圧調節された光成分をR、緑用バンドパスフィル
タ3を透過してレジスタr2 で電圧調節された光成分を
G、青用バンドパスフィルタ4を透過してレジスタr3
で電圧調節された光成分をBとする。
【0030】赤用相殺手段5は、光成分Gと光成分Bを
加えて分母にして、分子の光成分Rを割るものである
{R/(G+B)}。そして、この演算で得られた値
(赤用バンドパスフィルタ2を透過した光成分に含まれ
る赤以外の光成分を相殺した赤の光成分値)をR’とす
る。赤用自己増幅手段8は、赤用相殺手段5で算出され
たR’をn乗するものである{(R’)n }。そして、
この演算で得られた値(赤の光成分値を極端化させた
値)をR”とする。
加えて分母にして、分子の光成分Rを割るものである
{R/(G+B)}。そして、この演算で得られた値
(赤用バンドパスフィルタ2を透過した光成分に含まれ
る赤以外の光成分を相殺した赤の光成分値)をR’とす
る。赤用自己増幅手段8は、赤用相殺手段5で算出され
たR’をn乗するものである{(R’)n }。そして、
この演算で得られた値(赤の光成分値を極端化させた
値)をR”とする。
【0031】緑用相殺手段6は、光成分Rと光成分Bを
加えて分母にして、分子の光成分Gを割るものである
{G/(R+B)}。そして、この演算で得られた値
(緑用バンドパスフィルタ3を透過した光成分に含まれ
る緑以外の光成分を相殺した緑の光成分値)をG’とす
る。緑用自己増幅手段9は、緑用相殺手段6で算出され
たG’をn乗するものである{(G’)n }。そして、
この演算で得られた値(緑の光成分値を極端化させた
値)をG”とする。
加えて分母にして、分子の光成分Gを割るものである
{G/(R+B)}。そして、この演算で得られた値
(緑用バンドパスフィルタ3を透過した光成分に含まれ
る緑以外の光成分を相殺した緑の光成分値)をG’とす
る。緑用自己増幅手段9は、緑用相殺手段6で算出され
たG’をn乗するものである{(G’)n }。そして、
この演算で得られた値(緑の光成分値を極端化させた
値)をG”とする。
【0032】青用相殺手段7は、光成分Rと光成分Gを
加えて分母にして、分子の光成分Bを割るものである
{B/(R+G)}。そして、この演算で得られた値
(青用バンドパスフィルタ4を透過した光成分に含まれ
る青以外の光成分を相殺した青の光成分値)をB’とす
る。青用自己増幅手段10は、青用相殺手段7で算出さ
れたB’をn乗するものである{(B’)n }。そし
て、この演算で得られた値(青の光成分値を極端化させ
た値)をB”とする。
加えて分母にして、分子の光成分Bを割るものである
{B/(R+G)}。そして、この演算で得られた値
(青用バンドパスフィルタ4を透過した光成分に含まれ
る青以外の光成分を相殺した青の光成分値)をB’とす
る。青用自己増幅手段10は、青用相殺手段7で算出さ
れたB’をn乗するものである{(B’)n }。そし
て、この演算で得られた値(青の光成分値を極端化させ
た値)をB”とする。
【0033】比算出手段11は、赤、緑、青用自己増幅
手段8〜10で増大化された赤、緑、青の光成分値の比
を算出するもので、R”:G”:B”で表される。記憶
手段12は、R”:G”:B”の比の変化に対応した
色、あるいはR”:G”:B”の比に対応した情報を、
予め記憶するものである。一例を示すと、R”:G”:
B”の比が、100%:0%:0%→赤、50%:0
%:50%→紫、70%:0%:30%→赤紫などがあ
る。
手段8〜10で増大化された赤、緑、青の光成分値の比
を算出するもので、R”:G”:B”で表される。記憶
手段12は、R”:G”:B”の比の変化に対応した
色、あるいはR”:G”:B”の比に対応した情報を、
予め記憶するものである。一例を示すと、R”:G”:
B”の比が、100%:0%:0%→赤、50%:0
%:50%→紫、70%:0%:30%→赤紫などがあ
る。
【0034】識別手段13は、比算出手段11で算出さ
れたR”:G”:B”の比を、記憶手段12に記憶され
た赤、緑、青の光成分比と比較して、カメラ1で捉えた
色を識別するものである。なお、識別した色は、色の信
号として出力しても良いし、その色に対して設定された
情報として出力しても良い。つまり、識別装置の識別し
た色が赤であれば、赤の情報を出力装置15(例えば、
モニター装置、プリンター、演算装置等)に出力しても
良いし、予め赤が識別された際に赤に対応して設定され
た所定情報を出力装置15(例えば、モニター装置、プ
リンター、演算装置等)に出力するようにしても良い。
れたR”:G”:B”の比を、記憶手段12に記憶され
た赤、緑、青の光成分比と比較して、カメラ1で捉えた
色を識別するものである。なお、識別した色は、色の信
号として出力しても良いし、その色に対して設定された
情報として出力しても良い。つまり、識別装置の識別し
た色が赤であれば、赤の情報を出力装置15(例えば、
モニター装置、プリンター、演算装置等)に出力しても
良いし、予め赤が識別された際に赤に対応して設定され
た所定情報を出力装置15(例えば、モニター装置、プ
リンター、演算装置等)に出力するようにしても良い。
【0035】上記で示したように、カメラ1の捉えたカ
ラー信号から、赤、緑、青の三原色を抽出し、各色の光
成分を極端化して、記憶装置の記憶するデータと比較し
て色を識別するものであるため、人間ではない色識別装
置によって色を識別することができる。また、各色の光
成分を極端化されているため、色を高い精度で識別でき
る。
ラー信号から、赤、緑、青の三原色を抽出し、各色の光
成分を極端化して、記憶装置の記憶するデータと比較し
て色を識別するものであるため、人間ではない色識別装
置によって色を識別することができる。また、各色の光
成分を極端化されているため、色を高い精度で識別でき
る。
【0036】〔第2実施例〕色記憶装置を、上記第1実
施例で用いた図1および図2を用いて説明する。この実
施例に示す色記憶装置は、カメラ1と、赤、緑、青用バ
ンドパスフィルタ2〜4と、赤、緑、青用相殺手段5〜
7と、赤、緑、青用自己増幅手段8〜10と、比算出手
段11と、記憶手段12と、識別手段13とを備える。
また、色識別装置は、入力装置14(キーボード、マウ
ス等)や出力装置15(モニター装置、プリンター等)
を備えるものである。各部の機能は基本的に第1実施例
と同様であるが、主に異なる部分を説明する。
施例で用いた図1および図2を用いて説明する。この実
施例に示す色記憶装置は、カメラ1と、赤、緑、青用バ
ンドパスフィルタ2〜4と、赤、緑、青用相殺手段5〜
7と、赤、緑、青用自己増幅手段8〜10と、比算出手
段11と、記憶手段12と、識別手段13とを備える。
また、色識別装置は、入力装置14(キーボード、マウ
ス等)や出力装置15(モニター装置、プリンター等)
を備えるものである。各部の機能は基本的に第1実施例
と同様であるが、主に異なる部分を説明する。
【0037】カメラ1の捉えた赤、緑、青の光成分は、
赤、緑、青用バンドパスフィルタ2〜4、赤、緑、青用
相殺手段5〜7、赤、緑、青用自己増幅手段8〜10お
よび比算出手段11によって、極端化された比として算
出される。つまり、R”:G”:B”の比として求めら
れる。そして、記憶手段12は、比算出手段11で算出
されたR”:G”:B”の比を、カメラ1で得られた色
の光成分比として記憶する(図中、破線矢印参照)。な
お、記憶手段12は、入力装置14によってインプット
された情報(例えば、赤)と、比算出手段11で算出さ
れたR”:G”:B”の比を対応して記憶するものであ
る。このように設けられることで、上記の第1実施例で
は、赤がカメラ1を捉えた場合に、比算出手段11で算
出されたR”:G”:B”の比から「赤」(あるいは所
定情報)の結果が得られるものである。
赤、緑、青用バンドパスフィルタ2〜4、赤、緑、青用
相殺手段5〜7、赤、緑、青用自己増幅手段8〜10お
よび比算出手段11によって、極端化された比として算
出される。つまり、R”:G”:B”の比として求めら
れる。そして、記憶手段12は、比算出手段11で算出
されたR”:G”:B”の比を、カメラ1で得られた色
の光成分比として記憶する(図中、破線矢印参照)。な
お、記憶手段12は、入力装置14によってインプット
された情報(例えば、赤)と、比算出手段11で算出さ
れたR”:G”:B”の比を対応して記憶するものであ
る。このように設けられることで、上記の第1実施例で
は、赤がカメラ1を捉えた場合に、比算出手段11で算
出されたR”:G”:B”の比から「赤」(あるいは所
定情報)の結果が得られるものである。
【0038】〔第3実施例〕色追跡装置を、図3の概略
図を用いて説明する。なお、図中に示す色識別手段A
は、図1中のAに相当するもので、色を識別するための
赤、緑、青用バンドパスフィルタ2〜4、赤、緑、青用
相殺手段5〜7、赤、緑、青用自己増幅手段8〜10、
比算出手段11、記憶手段12および識別手段13が設
けられている(符号、第1実施例参照)。色追跡装置
は、上記第1実施例で示した色識別装置の技術と、上記
第2実施例で示した色記憶装置の技術と、周知の光点追
跡の技術とを用いて、使用者が指定した色をコンピュー
タが追跡できるようにしたものである。具体的には、カ
メラ1で捉えたカラー受像を用い、第2実施例で示した
色記憶装置(カメラ1と色識別手段Aで構成される)に
よって使用者が希望する色を登録する。より具体的に
は、例えばカメラ1の捉えた映像をモニター装置に写
し、その映像中において使用者が指定する色をマウス等
の入力装置14で指定し、その指定された画素の発生す
るカラー信号の色を、使用者による「指定色」として記
憶する。
図を用いて説明する。なお、図中に示す色識別手段A
は、図1中のAに相当するもので、色を識別するための
赤、緑、青用バンドパスフィルタ2〜4、赤、緑、青用
相殺手段5〜7、赤、緑、青用自己増幅手段8〜10、
比算出手段11、記憶手段12および識別手段13が設
けられている(符号、第1実施例参照)。色追跡装置
は、上記第1実施例で示した色識別装置の技術と、上記
第2実施例で示した色記憶装置の技術と、周知の光点追
跡の技術とを用いて、使用者が指定した色をコンピュー
タが追跡できるようにしたものである。具体的には、カ
メラ1で捉えたカラー受像を用い、第2実施例で示した
色記憶装置(カメラ1と色識別手段Aで構成される)に
よって使用者が希望する色を登録する。より具体的に
は、例えばカメラ1の捉えた映像をモニター装置に写
し、その映像中において使用者が指定する色をマウス等
の入力装置14で指定し、その指定された画素の発生す
るカラー信号の色を、使用者による「指定色」として記
憶する。
【0039】そして、その「指定色」を、コンピュータ
で追跡させる場合、カメラ1で捉えた映像中における
「指定色」を色識別装置(カメラ1と色識別手段Aで構
成される)で識別させる。そして、周知の光点追跡の技
術(例えば、特開平6−217317号公報)の「光」
を「指定色」に代えて適用した追跡手段16によって、
使用者が指定した色をコンピュータが追跡する。なお、
上記公報に開示される光点追跡の技術は、ブロックの集
合体が矩形形状を呈するが、3角など他の形状でも良
い。また、上記公報に開示される光点追跡の技術は、複
数のブロックが一部で重なる例が示されているが、重な
らなくても良い。そして、この実施例も、第1実施例と
同様、入力装置14(キーボード、マウス等)や出力装
置15(モニター装置、プリンター、測定結果を入力す
る演算装置等)を備え、追跡手段16の追跡した色の追
跡情報が出力装置15に出力される。
で追跡させる場合、カメラ1で捉えた映像中における
「指定色」を色識別装置(カメラ1と色識別手段Aで構
成される)で識別させる。そして、周知の光点追跡の技
術(例えば、特開平6−217317号公報)の「光」
を「指定色」に代えて適用した追跡手段16によって、
使用者が指定した色をコンピュータが追跡する。なお、
上記公報に開示される光点追跡の技術は、ブロックの集
合体が矩形形状を呈するが、3角など他の形状でも良
い。また、上記公報に開示される光点追跡の技術は、複
数のブロックが一部で重なる例が示されているが、重な
らなくても良い。そして、この実施例も、第1実施例と
同様、入力装置14(キーボード、マウス等)や出力装
置15(モニター装置、プリンター、測定結果を入力す
る演算装置等)を備え、追跡手段16の追跡した色の追
跡情報が出力装置15に出力される。
【0040】〔第4実施例〕カラーコード識別装置を、
図4の概略図を用いて説明する。なお、図中に示す色識
別手段Aは、図1中のAに相当するものである。この実
施例に示すカラーコード識別装置は、カメラ1の前をカ
ラーコードCが通過する(あるいは、カメラ1の受像範
囲がカラーコードCをスキャンする)スキャンタイプを
示す。本実施例に示すカラーコードCは、既存のバーコ
ードのイメージに近いもので、帯状に複数の色が配置さ
れるとともに、各色の間隔(帯び長手方向の幅)によっ
ても情報が包含されるものである。この実施例では、カ
ラーコードCをカメラ1がスキャンするタイプで、カメ
ラ1の受像範囲は狭く設けられる。
図4の概略図を用いて説明する。なお、図中に示す色識
別手段Aは、図1中のAに相当するものである。この実
施例に示すカラーコード識別装置は、カメラ1の前をカ
ラーコードCが通過する(あるいは、カメラ1の受像範
囲がカラーコードCをスキャンする)スキャンタイプを
示す。本実施例に示すカラーコードCは、既存のバーコ
ードのイメージに近いもので、帯状に複数の色が配置さ
れるとともに、各色の間隔(帯び長手方向の幅)によっ
ても情報が包含されるものである。この実施例では、カ
ラーコードCをカメラ1がスキャンするタイプで、カメ
ラ1の受像範囲は狭く設けられる。
【0041】カラーコード識別装置は、カメラ1や色識
別手段Aの他に、カラーコード検出手段(この実施例で
はコード端検出手段21)、カラーコード測定手段(こ
の実施例では、配置・間隔測定手段22、コード端間隔
測定手段23、測定カラーコード整合手段24)、カラ
ーコード情報記憶手段25、情報出力手段26を備え
る。また、第1実施例と同様、入力装置14(キーボー
ド、マウス等)や出力装置15(モニター装置、プリン
ター、結果を入力する演算装置等)を備えるものであ
る。
別手段Aの他に、カラーコード検出手段(この実施例で
はコード端検出手段21)、カラーコード測定手段(こ
の実施例では、配置・間隔測定手段22、コード端間隔
測定手段23、測定カラーコード整合手段24)、カラ
ーコード情報記憶手段25、情報出力手段26を備え
る。また、第1実施例と同様、入力装置14(キーボー
ド、マウス等)や出力装置15(モニター装置、プリン
ター、結果を入力する演算装置等)を備えるものであ
る。
【0042】カラーコード検出手段は、カメラ1が捉え
た信号に、複数の色を組み合わせて成るカラーコードC
が含まれているか否かを検出するものである。具体的に
この実施例では、カラーコードCのスキャンタイプであ
るので、カメラ1がスキャンしたカラー信号から、カラ
ーコードCの端の信号(例えば、色の組み合わせであっ
たり、線の太さや数等によって予め設定した信号)を検
出するコード端検出手段21よりなる。
た信号に、複数の色を組み合わせて成るカラーコードC
が含まれているか否かを検出するものである。具体的に
この実施例では、カラーコードCのスキャンタイプであ
るので、カメラ1がスキャンしたカラー信号から、カラ
ーコードCの端の信号(例えば、色の組み合わせであっ
たり、線の太さや数等によって予め設定した信号)を検
出するコード端検出手段21よりなる。
【0043】カラーコード測定手段は、コード端検出手
段21がカラーコードCの端を検出した際、カメラ1に
よって得られたカラー信号から、カラーコードCの色を
色識別手段Aによって識別するとともに、識別された色
の配置と幅(帯び長手方向の幅)を測定するものであ
る。具体的にこの実施例では、カラーコードCのスキャ
ンタイプであるので、カラーコード測定手段は、配置・
間隔測定手段22、コード端間隔測定手段23、測定カ
ラーコード整合手段24から構成される。
段21がカラーコードCの端を検出した際、カメラ1に
よって得られたカラー信号から、カラーコードCの色を
色識別手段Aによって識別するとともに、識別された色
の配置と幅(帯び長手方向の幅)を測定するものであ
る。具体的にこの実施例では、カラーコードCのスキャ
ンタイプであるので、カラーコード測定手段は、配置・
間隔測定手段22、コード端間隔測定手段23、測定カ
ラーコード整合手段24から構成される。
【0044】配置・間隔測定手段22は、色識別手段A
で識別された色の順番と、各色の時間間隔を測定するも
のである。コード端間隔測定手段23は、カメラ1がカ
ラーコードCの端をスキャンした時から、もう一度カラ
ーコードCの端をスキャンするまでの時間を測定するも
のである。つまり、カラーコード全体の通過時間を測定
するものである。測定カラーコード整合手段24は、コ
ード端間隔測定手段23で測定されたカラーコード全体
の通過時間を基に、配置・間隔測定手段22で測定され
た各色の幅の時間間隔を、規格のバーコード間隔を基に
圧縮あるいは拡張し、測定したカラーコードCを規格化
して読み込むものである。
で識別された色の順番と、各色の時間間隔を測定するも
のである。コード端間隔測定手段23は、カメラ1がカ
ラーコードCの端をスキャンした時から、もう一度カラ
ーコードCの端をスキャンするまでの時間を測定するも
のである。つまり、カラーコード全体の通過時間を測定
するものである。測定カラーコード整合手段24は、コ
ード端間隔測定手段23で測定されたカラーコード全体
の通過時間を基に、配置・間隔測定手段22で測定され
た各色の幅の時間間隔を、規格のバーコード間隔を基に
圧縮あるいは拡張し、測定したカラーコードCを規格化
して読み込むものである。
【0045】カラーコード情報記憶手段25は、測定さ
れるカラーコードCに対応した多数の情報を記憶するも
のである。情報出力手段26は、測定カラーコード整合
手段24で整合された測定カラーコードCに対して、カ
ラーコード情報記憶手段25の記憶する情報を対応させ
て引出し、外部装置(他の演算手段等)へ出力するもの
である。このように、本実施例のカラーコード識別装置
によって、カメラ1で測定したカラーコードCの情報を
出力させることができる。
れるカラーコードCに対応した多数の情報を記憶するも
のである。情報出力手段26は、測定カラーコード整合
手段24で整合された測定カラーコードCに対して、カ
ラーコード情報記憶手段25の記憶する情報を対応させ
て引出し、外部装置(他の演算手段等)へ出力するもの
である。このように、本実施例のカラーコード識別装置
によって、カメラ1で測定したカラーコードCの情報を
出力させることができる。
【0046】〔第5実施例〕カラーコード記憶装置を、
上記第4実施例で用いた図4を用いて説明する。この実
施例に示すカラーコード記憶装置は、第4実施例と同
様、カメラ1、色識別手段A、カラーコード検出手段
(この実施例ではコード端検出手段21)、カラーコー
ド測定手段(この実施例では、配置・間隔測定手段2
2、コード端間隔測定手段23、測定カラーコード整合
手段24)、カラーコード情報記憶手段25、情報出力
手段26を備えるとともに、入力装置14や出力装置1
5を備えるものである。各部の機能は基本的に第4実施
例と同様であるが、カラーコード情報記憶手段25は、
入力装置14によって入力された情報と、測定カラーコ
ード整合手段24で整合されたカラーコードCとを対応
させて記憶できるように設けられている。このため、カ
メラ1で写したカラーコードCに所定情報を対応してイ
ンプットさせることができる(カラーコード記憶装置の
機能)。その後、カラーコード識別装置として用いた
際、前回インプットしたカラーコードCをカメラ1が写
した場合に、所定情報が得られる。
上記第4実施例で用いた図4を用いて説明する。この実
施例に示すカラーコード記憶装置は、第4実施例と同
様、カメラ1、色識別手段A、カラーコード検出手段
(この実施例ではコード端検出手段21)、カラーコー
ド測定手段(この実施例では、配置・間隔測定手段2
2、コード端間隔測定手段23、測定カラーコード整合
手段24)、カラーコード情報記憶手段25、情報出力
手段26を備えるとともに、入力装置14や出力装置1
5を備えるものである。各部の機能は基本的に第4実施
例と同様であるが、カラーコード情報記憶手段25は、
入力装置14によって入力された情報と、測定カラーコ
ード整合手段24で整合されたカラーコードCとを対応
させて記憶できるように設けられている。このため、カ
メラ1で写したカラーコードCに所定情報を対応してイ
ンプットさせることができる(カラーコード記憶装置の
機能)。その後、カラーコード識別装置として用いた
際、前回インプットしたカラーコードCをカメラ1が写
した場合に、所定情報が得られる。
【0047】〔第6実施例〕カラーコード識別装置を、
図5の概略図を用いて説明する。この実施例に示すカラ
ーコード識別装置は、カメラ1がカラーコードCを映像
として捉える映像タイプを示す。本実施例に示すカラー
コードCは、上記の第4実施例のカラーコード同様に帯
状に複数の色が配置されるものであっても良いが、複数
の色を組み合わせて用いられたものであれば、帯状カラ
ーコードを複数並べたものや、円や3角など、既存のコ
ード形状に捕らわれない新規なコード形状であっても良
い。この実施例では、カラーコードCをカメラ1が映像
として捉えるタイプであるため、カメラ1の受像範囲は
第4実施例より広く設けられる。
図5の概略図を用いて説明する。この実施例に示すカラ
ーコード識別装置は、カメラ1がカラーコードCを映像
として捉える映像タイプを示す。本実施例に示すカラー
コードCは、上記の第4実施例のカラーコード同様に帯
状に複数の色が配置されるものであっても良いが、複数
の色を組み合わせて用いられたものであれば、帯状カラ
ーコードを複数並べたものや、円や3角など、既存のコ
ード形状に捕らわれない新規なコード形状であっても良
い。この実施例では、カラーコードCをカメラ1が映像
として捉えるタイプであるため、カメラ1の受像範囲は
第4実施例より広く設けられる。
【0048】カラーコード識別装置は、カラー映像を捉
えるカメラ1の他に、シャッタ手段31、カラーコード
検出手段(この実施例ではコード識別手段32)、カラ
ーコード測定手段(この実施例では、色識別手段A、配
置・間隔測定手段22、大きさ測定手段33、測定カラ
ーコード整合手段24)、カラーコード情報記憶手段2
5、情報出力手段26を備える。また、入力装置14
(キーボード、マウス等)や出力装置15(モニター装
置、プリンター、結果を入力する演算装置等)を備える
ものである。
えるカメラ1の他に、シャッタ手段31、カラーコード
検出手段(この実施例ではコード識別手段32)、カラ
ーコード測定手段(この実施例では、色識別手段A、配
置・間隔測定手段22、大きさ測定手段33、測定カラ
ーコード整合手段24)、カラーコード情報記憶手段2
5、情報出力手段26を備える。また、入力装置14
(キーボード、マウス等)や出力装置15(モニター装
置、プリンター、結果を入力する演算装置等)を備える
ものである。
【0049】シャッタ手段31は、カメラ1の捉える映
像を、所定間隔(例えば、0.5秒間隔や1秒間隔な
ど)毎に、カラーコード検出手段とカラーコード測定手
段に出力するもので、機械シャッタを用いても良いし、
電子シャッタを用いても良い。カラーコード検出手段
は、カメラ1が捉えた映像内に、複数の色を組み合わせ
て成るカラーコードCが含まれているか否かを検出する
ものである。具体的にこの実施例では、カラーコードC
を映像中から捉えるタイプであるので、映像中に予め設
定されたコード情報(例えば、カラーコードCの形状や
色等によって設定された情報)が含まれるか否かを検出
するコード識別手段32を備える。
像を、所定間隔(例えば、0.5秒間隔や1秒間隔な
ど)毎に、カラーコード検出手段とカラーコード測定手
段に出力するもので、機械シャッタを用いても良いし、
電子シャッタを用いても良い。カラーコード検出手段
は、カメラ1が捉えた映像内に、複数の色を組み合わせ
て成るカラーコードCが含まれているか否かを検出する
ものである。具体的にこの実施例では、カラーコードC
を映像中から捉えるタイプであるので、映像中に予め設
定されたコード情報(例えば、カラーコードCの形状や
色等によって設定された情報)が含まれるか否かを検出
するコード識別手段32を備える。
【0050】カラーコード測定手段は、コード識別手段
32がカラーコードCを検出した際、カメラ1が捉えた
映像中に含まれるカラーコードCを捉えた画素の出力す
るカラー信号から、カラーコードCを捉えた画素毎にカ
ラーコードCの色を識別する色識別手段Aと、識別され
た色の配置と幅(帯び長手方向の幅)を測定する配置・
間隔測定手段22と、カメラ1が捉えた映像中に含まれ
るカラーコードCの大きさを測定する大きさ測定手段3
3と、この大きさ測定手段33で測定されたカラーコー
ドCの大きさを基に、配置・間隔測定手段22で測定さ
れた各色の大きさを、規格のカラーコードCの大きさに
圧縮あるいは拡張し、測定されたカラーコードCを規格
化して読み込む測定カラーコード整合手段24とから構
成される。
32がカラーコードCを検出した際、カメラ1が捉えた
映像中に含まれるカラーコードCを捉えた画素の出力す
るカラー信号から、カラーコードCを捉えた画素毎にカ
ラーコードCの色を識別する色識別手段Aと、識別され
た色の配置と幅(帯び長手方向の幅)を測定する配置・
間隔測定手段22と、カメラ1が捉えた映像中に含まれ
るカラーコードCの大きさを測定する大きさ測定手段3
3と、この大きさ測定手段33で測定されたカラーコー
ドCの大きさを基に、配置・間隔測定手段22で測定さ
れた各色の大きさを、規格のカラーコードCの大きさに
圧縮あるいは拡張し、測定されたカラーコードCを規格
化して読み込む測定カラーコード整合手段24とから構
成される。
【0051】カラーコード情報記憶手段25は、測定さ
れるカラーコードCに対応した多数の情報を記憶するも
のである。情報出力手段26は、測定カラーコード整合
手段24で整合された測定カラーコードCに対して、カ
ラーコード情報記憶手段25の記憶する情報を対応させ
て引出し、外部装置(他の演算手段等)へ出力するもの
である。このように、本実施例のカラーコード識別装置
によって、カメラ1で測定したカラーコードCの情報を
出力させることができる。
れるカラーコードCに対応した多数の情報を記憶するも
のである。情報出力手段26は、測定カラーコード整合
手段24で整合された測定カラーコードCに対して、カ
ラーコード情報記憶手段25の記憶する情報を対応させ
て引出し、外部装置(他の演算手段等)へ出力するもの
である。このように、本実施例のカラーコード識別装置
によって、カメラ1で測定したカラーコードCの情報を
出力させることができる。
【0052】〔第7実施例〕カラーコード記憶装置を、
上記第6実施例で用いた図5を用いて説明する。この実
施例に示すカラーコード記憶装置は、第6実施例と同
様、カメラ1、シャッタ手段31、カラーコード検出手
段(この実施例ではコード識別手段32)、カラーコー
ド測定手段(この実施例では、色識別手段A、配置・間
隔測定手段22、大きさ測定手段33、測定カラーコー
ド整合手段24)、カラーコード情報記憶手段25、情
報出力手段26を備えるとともに、入力装置14や出力
装置15を備えるものである。各部の機能は基本的に第
6実施例と同様であるが、カラーコード情報記憶手段2
5は、入力装置14によって入力された情報と、測定カ
ラーコード整合手段24で整合されたカラーコードCと
を対応させて記憶できるように設けられている。このた
め、上記第5実施例と同様、カメラ1で写したカラーコ
ードCに所定情報を対応してインプットさせることがで
きる(カラーコード記憶装置の機能)。その後、カラー
コード識別装置として用いた際、前回インプットしたカ
ラーコードCをカメラ1が写した場合に、所定情報が得
られる。
上記第6実施例で用いた図5を用いて説明する。この実
施例に示すカラーコード記憶装置は、第6実施例と同
様、カメラ1、シャッタ手段31、カラーコード検出手
段(この実施例ではコード識別手段32)、カラーコー
ド測定手段(この実施例では、色識別手段A、配置・間
隔測定手段22、大きさ測定手段33、測定カラーコー
ド整合手段24)、カラーコード情報記憶手段25、情
報出力手段26を備えるとともに、入力装置14や出力
装置15を備えるものである。各部の機能は基本的に第
6実施例と同様であるが、カラーコード情報記憶手段2
5は、入力装置14によって入力された情報と、測定カ
ラーコード整合手段24で整合されたカラーコードCと
を対応させて記憶できるように設けられている。このた
め、上記第5実施例と同様、カメラ1で写したカラーコ
ードCに所定情報を対応してインプットさせることがで
きる(カラーコード記憶装置の機能)。その後、カラー
コード識別装置として用いた際、前回インプットしたカ
ラーコードCをカメラ1が写した場合に、所定情報が得
られる。
【0053】〔第8実施例〕エンコーダ装置を、図6の
概略図を用いて説明する。なお、図中に示す色識別手段
Aは、図1中のAに相当するものである。この実施例の
エンコーダ装置は、多方向に回転変位可能な変位物Hの
方向を測定するものである。
概略図を用いて説明する。なお、図中に示す色識別手段
Aは、図1中のAに相当するものである。この実施例の
エンコーダ装置は、多方向に回転変位可能な変位物Hの
方向を測定するものである。
【0054】この実施例では変位物Hの一例として、歯
牙の切削治療に用いられるハンドピース(図7参照)を
例に示す。なお、この実施例では、変位物Hの一例とし
てハンドピースを示すが、探触針(図8参照)など、人
によって操作されるものはもちろん、歯車など機械的に
変位するものであっても良い。また、変位物Hの一例と
して多方向に回転変位可能なものを例に示すが、一方向
や2方向に回転変位するもの(関節アームや、歯車など
の回転体)にカラーコードCを設けて、変位方向を測定
しても良い。
牙の切削治療に用いられるハンドピース(図7参照)を
例に示す。なお、この実施例では、変位物Hの一例とし
てハンドピースを示すが、探触針(図8参照)など、人
によって操作されるものはもちろん、歯車など機械的に
変位するものであっても良い。また、変位物Hの一例と
して多方向に回転変位可能なものを例に示すが、一方向
や2方向に回転変位するもの(関節アームや、歯車など
の回転体)にカラーコードCを設けて、変位方向を測定
しても良い。
【0055】また、この実施例では、カラーコードCの
一例として、立体形状のカラーコードを示す。具体的な
一例として、この実施例のカラーコードCは、半円球形
状を呈するとともに、その球の表面が3色に分けられた
ものである。また、各色は、半円球の表面において、等
面積に設けられたものである。なお、この実施例に示す
カラーコードCの形状および色の大きさ等は、実施例説
明のために分かりやすい例を示すものであって、他の形
状や色の数、配置、大きさ等は適宜選択できるものであ
る。
一例として、立体形状のカラーコードを示す。具体的な
一例として、この実施例のカラーコードCは、半円球形
状を呈するとともに、その球の表面が3色に分けられた
ものである。また、各色は、半円球の表面において、等
面積に設けられたものである。なお、この実施例に示す
カラーコードCの形状および色の大きさ等は、実施例説
明のために分かりやすい例を示すものであって、他の形
状や色の数、配置、大きさ等は適宜選択できるものであ
る。
【0056】このカラーコードCの配置場所はどこでも
良いが、このカラーコードCを写すカメラ1の位置が操
作者の邪魔にならない位置が好ましい。具体的な一例と
して、ハンドピースの後端にカラーコードCを設けた例
を示し、カメラ1をハンドピースの後方側に配置する例
を示す。エンコーダ装置は、カメラ1によって得られた
映像信号から、カラーコードCの色を色識別手段Aによ
って識別するとともに、識別された色の配置と大きさを
測定するカラーコード測定手段(この実施例では、カラ
ーコード識別手段41、色識別手段A、配置・大きさ測
定手段42よりなる)と、これによって測定されたカラ
ーコードCの色の配置と大きさから、変位物Hの変位状
態を算出する変位状態算出手段43とを備える。
良いが、このカラーコードCを写すカメラ1の位置が操
作者の邪魔にならない位置が好ましい。具体的な一例と
して、ハンドピースの後端にカラーコードCを設けた例
を示し、カメラ1をハンドピースの後方側に配置する例
を示す。エンコーダ装置は、カメラ1によって得られた
映像信号から、カラーコードCの色を色識別手段Aによ
って識別するとともに、識別された色の配置と大きさを
測定するカラーコード測定手段(この実施例では、カラ
ーコード識別手段41、色識別手段A、配置・大きさ測
定手段42よりなる)と、これによって測定されたカラ
ーコードCの色の配置と大きさから、変位物Hの変位状
態を算出する変位状態算出手段43とを備える。
【0057】カラーコード識別手段41は、カメラ1に
よって得られた受像中からカラーコードCを識別し、映
像中に含まれるカラーコード映像からカラーコードCを
写す画素を選択するものである。色識別手段Aは、カラ
ーコード検出手段で検出されたカラーコード映像から、
各画素毎において色を識別する。配置・大きさ測定手段
42は、各色の配置と、大きさ(比)を測定するもので
ある。
よって得られた受像中からカラーコードCを識別し、映
像中に含まれるカラーコード映像からカラーコードCを
写す画素を選択するものである。色識別手段Aは、カラ
ーコード検出手段で検出されたカラーコード映像から、
各画素毎において色を識別する。配置・大きさ測定手段
42は、各色の配置と、大きさ(比)を測定するもので
ある。
【0058】変位状態算出手段43は、カラーコードC
の各色の配置と大きさの比から変位物Hの変位状態を算
出するアルゴリズムやマップがインプットされており、
カラーコードCの各色の配置と大きさの比から、変位物
Hの変位状態を算出する。つまり、この実施例では半円
球のカラーコードCから写された映像から、ハンドピー
スの3次元方向を算出するものである。
の各色の配置と大きさの比から変位物Hの変位状態を算
出するアルゴリズムやマップがインプットされており、
カラーコードCの各色の配置と大きさの比から、変位物
Hの変位状態を算出する。つまり、この実施例では半円
球のカラーコードCから写された映像から、ハンドピー
スの3次元方向を算出するものである。
【0059】なお、カメラ1、カラーコード測定手段
(この実施例では、カラーコード識別手段41、色識別
手段A、配置・大きさ測定手段42よりなる)、および
変位状態算出手段43を2セット用いて変位物Hの3次
元的な移動と回転変位を測定するように設けても良い。
つまり、2つのカメラ1で1つの半円球状のカラーコー
ドCを写し、2方向からハンドピースの3次元方向の移
動を算出しても良い。そして、2つの変位状態算出手段
43で得られたハンドピースの動きから、ハンドピース
の前後、左右、上下方向の変位と、多方向の回転変位と
を、ハンドピース軌跡算出手段(図示しない)で算出し
ても良い。そして、ハンドピースの軌跡から切削子の軌
跡を算出して歯牙の切削形状を算出し、その算出結果を
歯冠修復物を作成するCAD/CAM装置(図示しな
い)のデータに用いても良い。
(この実施例では、カラーコード識別手段41、色識別
手段A、配置・大きさ測定手段42よりなる)、および
変位状態算出手段43を2セット用いて変位物Hの3次
元的な移動と回転変位を測定するように設けても良い。
つまり、2つのカメラ1で1つの半円球状のカラーコー
ドCを写し、2方向からハンドピースの3次元方向の移
動を算出しても良い。そして、2つの変位状態算出手段
43で得られたハンドピースの動きから、ハンドピース
の前後、左右、上下方向の変位と、多方向の回転変位と
を、ハンドピース軌跡算出手段(図示しない)で算出し
ても良い。そして、ハンドピースの軌跡から切削子の軌
跡を算出して歯牙の切削形状を算出し、その算出結果を
歯冠修復物を作成するCAD/CAM装置(図示しな
い)のデータに用いても良い。
【0060】ここでは、変位物Hの3次元的な移動と回
転変位を捉える例を示したが、カラーコードCの回転変
位のみを測定するエンコーダ装置としても良い。また、
上記では、変位物Hの3次元的な移動を捉える例とし
て、複数のカメラ1を用いた例を示したが、1つのカメ
ラ1によって、カラーコード全体の大きさの変化等から
変位物Hの3次元的な移動を測定しても良い。なお、こ
の場合、カメラ1からカラーコードCまでの距離の変化
に応じてカラーコードCの大きさが大きく変化するよう
に、広角レンズタイプのカメラ1が好ましい。上記の実
施例では、立体的なカラーコードCを用いた例を示した
が、平面的なカラーコードCを用いても良い。つまり、
カラーコードCの変位に応じて生じる各色の遠近感によ
る大きさの違いから変位物Hの変位を測定しても良い。
転変位を捉える例を示したが、カラーコードCの回転変
位のみを測定するエンコーダ装置としても良い。また、
上記では、変位物Hの3次元的な移動を捉える例とし
て、複数のカメラ1を用いた例を示したが、1つのカメ
ラ1によって、カラーコード全体の大きさの変化等から
変位物Hの3次元的な移動を測定しても良い。なお、こ
の場合、カメラ1からカラーコードCまでの距離の変化
に応じてカラーコードCの大きさが大きく変化するよう
に、広角レンズタイプのカメラ1が好ましい。上記の実
施例では、立体的なカラーコードCを用いた例を示した
が、平面的なカラーコードCを用いても良い。つまり、
カラーコードCの変位に応じて生じる各色の遠近感によ
る大きさの違いから変位物Hの変位を測定しても良い。
【0061】〔変形例〕上記の色識別装置、色記憶装置
では、各相殺手段で処理した値を各自己増幅手段で増大
化させた例を示したが、各フィルタを透過した色の光成
分値を各自己増幅手段で増大化させても良い。各フィル
タを透過した色の光成分値、各相殺手段で処理した値、
あるいは各自己増幅手段で処理された値を所定のしきい
値と比較し、しきい値をクリアした値のみを次段で処理
するように設けても良い。各フィルタを通過した値、各
相殺手段を通過した値、自己増幅手段を通過した値、あ
るいは各演算式において、各色に応じて定数を設定して
も良い。
では、各相殺手段で処理した値を各自己増幅手段で増大
化させた例を示したが、各フィルタを透過した色の光成
分値を各自己増幅手段で増大化させても良い。各フィル
タを透過した色の光成分値、各相殺手段で処理した値、
あるいは各自己増幅手段で処理された値を所定のしきい
値と比較し、しきい値をクリアした値のみを次段で処理
するように設けても良い。各フィルタを通過した値、各
相殺手段を通過した値、自己増幅手段を通過した値、あ
るいは各演算式において、各色に応じて定数を設定して
も良い。
【0062】自己増幅手段の一例として、入力された値
をn乗する例を示したが、階乗(!)のように、他の自
己の値を基に演算処理を施して自己を極端化させても良
い。また、階乗の場合の各段の数値の設定を適宜行って
も良い。また、階乗以外、定数を乗じても良い。また、
入力された値を微分したり、積分しても良い。また、複
数の演算を行っても良い。この場合、演算は直列であっ
ても良いし、並列であっても良い。つまり、自己増幅手
段は、入力された値を極端化するものであればどのよう
な演算手段を用いても良い。
をn乗する例を示したが、階乗(!)のように、他の自
己の値を基に演算処理を施して自己を極端化させても良
い。また、階乗の場合の各段の数値の設定を適宜行って
も良い。また、階乗以外、定数を乗じても良い。また、
入力された値を微分したり、積分しても良い。また、複
数の演算を行っても良い。この場合、演算は直列であっ
ても良いし、並列であっても良い。つまり、自己増幅手
段は、入力された値を極端化するものであればどのよう
な演算手段を用いても良い。
【0063】カメラ手段の一例としてCCDカメラを示
したが、受像デバイスにMOSを用いたMOSカメラ
や、受像デバイスにカニコン、サチコン、ビジコン、ニ
ュービコンなどの映像管カメラを用いても良い。なお、
受像デバイスに映像管カメラを用いる場合は、受像信号
をデジタル処理を施して映像を量子化することで、本願
発明を実施できる。この場合、映像全体を量子化しても
良いが、認識したカラーコードCの範囲内のみを量子化
させて処理速度を向上させても良い。上記実施例に示す
カラーコード識別装置(およびカラーコード記憶装置)
では、カラーコードCの各色の大きさの変化に情報を含
ませる例を示したが、色と配置のみに情報を含ませるよ
うに設けても良い。
したが、受像デバイスにMOSを用いたMOSカメラ
や、受像デバイスにカニコン、サチコン、ビジコン、ニ
ュービコンなどの映像管カメラを用いても良い。なお、
受像デバイスに映像管カメラを用いる場合は、受像信号
をデジタル処理を施して映像を量子化することで、本願
発明を実施できる。この場合、映像全体を量子化しても
良いが、認識したカラーコードCの範囲内のみを量子化
させて処理速度を向上させても良い。上記実施例に示す
カラーコード識別装置(およびカラーコード記憶装置)
では、カラーコードCの各色の大きさの変化に情報を含
ませる例を示したが、色と配置のみに情報を含ませるよ
うに設けても良い。
【0064】上記の実施例では、第1、第2、第3の色
を、光の三原色を用いて説明したが、色の三原色であっ
ても良いし、1つあるいは全てが光の三原色(あるいは
色の三原色)以外の色であっても良い。上記の実施例で
は、3つの色を用いて色の識別や記憶を行った例を示し
たが、4色以上を用いて色の識別や記憶を行っても良
い。また、上記の実施例では、3つの色を用いて色の識
別や記憶を行った例を示したが、2色で色の識別や記憶
を行っても良い。この場合、3色以上を用いて色の識別
や記憶を行うものに比較して精度は落ちるが、モノクロ
(1色)より優れる。
を、光の三原色を用いて説明したが、色の三原色であっ
ても良いし、1つあるいは全てが光の三原色(あるいは
色の三原色)以外の色であっても良い。上記の実施例で
は、3つの色を用いて色の識別や記憶を行った例を示し
たが、4色以上を用いて色の識別や記憶を行っても良
い。また、上記の実施例では、3つの色を用いて色の識
別や記憶を行った例を示したが、2色で色の識別や記憶
を行っても良い。この場合、3色以上を用いて色の識別
や記憶を行うものに比較して精度は落ちるが、モノクロ
(1色)より優れる。
【図1】色識別装置の概略図である(第1、第2実施
例)。
例)。
【図2】相殺手段および自己増幅手段のブロック図であ
る(第1、第2実施例)。
る(第1、第2実施例)。
【図3】色追跡装置の概略図である(第3実施例)。
【図4】カラーコード識別手段の概略図である(第4、
第5実施例)。
第5実施例)。
【図5】カラーコード情報記憶手段の概略図である(第
6、第7実施例)。
6、第7実施例)。
【図6】エンコーダ装置の概略図である(第8実施
例)。
例)。
【図7】ハンドピースの概略斜視図である(第8実施
例)。
例)。
【図8】探触針の概略斜視図である(第8実施例)。
1 カメラ(カメラ手段) 2 赤用バンドパスフィルタ(第1フィルタ) 3 緑用バンドパスフィルタ(第2フィルタ) 4 青用バンドパスフィルタ(第3フィルタ) 5 赤用相殺手段(第1相殺手段) 6 緑用相殺手段(第2相殺手段) 7 青用相殺手段(第3相殺手段) 8 赤用自己増幅手段(第1自己増幅手段) 9 緑用自己増幅手段(第2自己増幅手段) 10 青用自己増幅手段(第3自己増幅手段) 11 比算出手段 12 記憶手段 13 識別手段 14 入力装置 16 追跡手段 21 コード端検出手段(カラーコード検出手段) 22 配置・間隔測定手段(カラーコード測定手段) 23 コード端間隔測定手段(カラーコード測定手段) 24 測定カラーコード整合手段(カラーコード測定手
段) 25 カラーコード情報記憶手段 26 情報出力手段 32 コード識別手段(カラーコード検出手段) 33 大きさ測定手段(カラーコード測定手段) 41 カラーコード識別手段(カラーコード測定手段) 42 配置・大きさ測定手段(カラーコード測定手段) 43 変位状態算出手段 A 色識別手段 C カラーコード H 変位物
段) 25 カラーコード情報記憶手段 26 情報出力手段 32 コード識別手段(カラーコード検出手段) 33 大きさ測定手段(カラーコード測定手段) 41 カラーコード識別手段(カラーコード測定手段) 42 配置・大きさ測定手段(カラーコード測定手段) 43 変位状態算出手段 A 色識別手段 C カラーコード H 変位物
Claims (11)
- 【請求項1】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 このカメラ手段の出力から第1の色の光成分を透過させ
る第1フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させ
る第2フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第3の色の光成分を透過させ
る第3フィルタと、 前記第1フィルタを透過した前記第1の色の光成分値を
増大させる第1自己増幅手段と、 前記第2フィルタを透過した前記第2の色の光成分値を
増大させる第2自己増幅手段と、 前記第3フィルタを透過した前記第3の色の光成分値を
増大させる第3自己増幅手段と、 前記各自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比
を算出する比算出手段と、 色の光成分比を記憶する記憶手段と、 この比算出手段で算出された比を、前記記憶手段に記憶
された色の光成分比と比較して、前記カメラ手段で捉え
た色を識別する識別手段と、を備える色識別装置。 - 【請求項2】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 このカメラ手段の出力から第1の色の光成分を透過させ
る第1フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させ
る第2フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第3の色の光成分を透過させ
る第3フィルタと、 前記各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、前
記第1フィルタを透過した光成分に含まれる前記第1の
色の光成分以外の光成分を相殺する第1相殺手段と、 前記各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、前
記第2フィルタを透過した光成分に含まれる前記第2の
色の光成分以外の光成分を相殺する第2相殺手段と、 前記各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、前
記第3フィルタを透過した光成分に含まれる前記第3の
色の光成分以外の光成分を相殺する第3相殺手段と、 前記第1相殺手段で抽出された前記第1の色の光成分値
を増大させる第1自己増幅手段と、 前記第2相殺手段で抽出された前記第2の色の光成分値
を増大させる第2自己増幅手段と、 前記第3相殺手段で抽出された前記第3の色の光成分値
を増大させる第3自己増幅手段と、 前記各自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比
を算出する比算出手段と、 色の光成分比を記憶する記憶手段と、 この比算出手段で算出された比を、前記記憶手段に記憶
された色の光成分比と比較して、前記カメラ手段で捉え
た色を識別する識別手段と、を備える色識別装置。 - 【請求項3】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 このカメラ手段の出力から第1の色の光成分を透過させ
る第1フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させ
る第2フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第3の色の光成分を透過させ
る第3フィルタと、 前記第1フィルタを透過した前記第1の色の光成分値を
増大させる第1自己増幅手段と、 前記第2フィルタを透過した前記第2の色の光成分値を
増大させる第2自己増幅手段と、 前記第3フィルタを透過した前記第3の色の光成分値を
増大させる第3自己増幅手段と、 前記各自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比
を算出する比算出手段と、 この比算出手段で算出された比を、前記カメラ手段で得
られた色の光成分比として記憶する記憶手段と、備える
色記憶装置。 - 【請求項4】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 このカメラ手段の出力から第1の色の光成分を透過させ
る第1フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第2の色の光成分を透過させ
る第2フィルタと、 前記カメラ手段の出力から第3の色の光成分を透過させ
る第3フィルタと、 前記各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、前
記第1フィルタを透過した光成分に含まれる前記第1の
色の光成分以外の光成分を相殺する第1相殺手段と、 前記各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、前
記第2フィルタを透過した光成分に含まれる前記第2の
色の光成分以外の光成分を相殺する第2相殺手段と、 前記各フィルタを透過した各色の光成分を比較して、前
記第3フィルタを透過した光成分に含まれる前記第3の
色の光成分以外の光成分を相殺する第3相殺手段と、 前記第1相殺手段で抽出された前記第1の色の光成分値
を増大させる第1自己増幅手段と、 前記第2相殺手段で抽出された前記第2の色の光成分値
を増大させる第2自己増幅手段と、 前記第3相殺手段で抽出された前記第3の色の光成分値
を増大させる第3自己増幅手段と、 前記各自己増幅手段で増大化された各色の光成分値の比
を算出する比算出手段と、 この比算出手段で算出された比を、前記カメラ手段で得
られた色の光成分比として記憶する記憶手段と、を備え
る色記憶装置。 - 【請求項5】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 このカメラ手段で捉えた受像信号から、請求項3または
請求項4の色記憶装置によって記憶された色を請求項1
または請求項2の色識別装置で識別し、この色識別装置
で識別した色を前記カメラ手段の捉えた映像内で追跡す
る追跡手段と、を備える色追跡装置。 - 【請求項6】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 このカメラ手段が捉えた信号に、複数の色を組み合わせ
て成るカラーコードが含まれているか否かを検出するカ
ラーコード検出手段と、 このカラーコード検出手段がカラーコードを検出した
際、前記カメラ手段によって得られたカラー信号から、
カラーコードの色を請求項1または請求項2の色識別装
置によって識別するとともに、識別された色の配置を測
定するカラーコード測定手段と、 カラーコードに対応した情報を記憶するカラーコード情
報記憶手段と、 前記カラーコード測定手段で測定された測定カラーコー
ドに対して、前記カラーコード情報記憶手段の記憶する
情報を対応させて出力する情報出力手段と、を備えるカ
ラーコード識別装置。 - 【請求項7】カラー信号を得るためのカメラ手段と、 前記カメラ手段が捉えた信号に、複数の色を組み合わせ
て成るカラーコードが含まれているか否かを検出するカ
ラーコード検出手段と、 このカラーコード検出手段がカラーコードを検出した
際、前記カメラ手段によって得られたカラー信号から、
カラーコードの色を請求項1または請求項2の色識別装
置によって識別するとともに、識別された色の配置を測
定するカラーコード測定手段と、 外部から情報を信号として入力する入力装置と、 この入力装置によって入力された情報と、前記カラーコ
ード測定手段で測定されたカラーコードとを対応させて
記憶するカラーコード情報記憶手段と、を備えるカラー
コード記憶装置。 - 【請求項8】変位可能な変位物に設けられた複数の色を
組み合わせて成るカラーコードと、 このカラーコードをカラー受像するカメラ手段と、 このカメラ手段によって得られた受像信号から、カラー
コードの色を請求項1または請求項2の色識別装置によ
って識別するとともに、識別された色の配置と大きさを
測定するカラーコード測定手段と、 このカラーコード測定手段で測定されたカラーコードの
色の配置と大きさから前記変位物の変位状態を算出する
変位状態算出手段と、を備えるエンコーダ装置。 - 【請求項9】請求項1ないし請求項4のいずれかの色識
別装置または色記憶装置において、 前記第1、第2、第3の色は、光の三原色であることを
特徴とする色識別装置または色記憶装置。 - 【請求項10】請求項1ないし請求項4のいずれかの色
識別装置または色記憶装置において、 前記第1自己増幅手段は、前記第1相殺手段で抽出され
た光成分値をn乗させ、 前記第2自己増幅手段は、前記第2相殺手段で抽出され
た光成分値をn乗させ、 前記第3自己増幅手段は、前記第3相殺手段で抽出され
た光成分値をn乗させるものであり、 前記nは零を含まない実数であることを特徴とする色識
別装置または色記憶装置。 - 【請求項11】請求項1ないし請求項10のいずれかの
色識別装置、色記憶装置、色追跡装置、カラーコード識
別装置、カラーコード記憶装置またはエンコーダ装置
は、 前記第3フィルタおよび前記第3自己増幅手段を具備し
ないことを特徴とする色識別装置、色記憶装置、色追跡
装置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置ま
たはエンコーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5866398A JPH11258049A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 色識別装置、色記憶装置、色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エンコーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5866398A JPH11258049A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 色識別装置、色記憶装置、色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エンコーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11258049A true JPH11258049A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13090836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5866398A Withdrawn JPH11258049A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 色識別装置、色記憶装置、色追跡装置、カラーコード識別装置、カラーコード記憶装置、エンコーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11258049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006106707A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Seiren Co., Ltd. | 色彩検査装置 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP5866398A patent/JPH11258049A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006106707A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Seiren Co., Ltd. | 色彩検査装置 |
JPWO2006106707A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2008-09-11 | セーレン株式会社 | 色彩検査装置 |
US7684041B2 (en) | 2005-03-30 | 2010-03-23 | Seiren Co., Ltd. | Color inspection system |
JP4588070B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-11-24 | セーレン株式会社 | 色彩検査装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |