JPH11250785A - 投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器 - Google Patents
投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器Info
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- JPH11250785A JPH11250785A JP4488198A JP4488198A JPH11250785A JP H11250785 A JPH11250785 A JP H11250785A JP 4488198 A JP4488198 A JP 4488198A JP 4488198 A JP4488198 A JP 4488198A JP H11250785 A JPH11250785 A JP H11250785A
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- Circuit Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の
小形化を可能とした投入抵抗付きパッファー形ガス遮断
器を提供する。 【解決手段】 消弧室の可動部7と固定部6を絶縁支持
する絶縁筒50には穴51が形成され、ガス遮断器の開
閉動作時に、前記可動部7と投入抵抗接点可動電極23
を連結する腕部40が、図中左右方向に移動できるよう
に構成されている。なお、前記穴51の形状は、絶縁筒
50の一方の端部、すなわち、前記固定部6の固定支え
11と接続される部分まで、延長された構成となってい
る。一方、前記絶縁筒50が取り付けられる固定支え1
1の絶縁筒取付部60には、前記絶縁筒50の消弧室固
定側取付部の形状に合わせて、投入抵抗接点固定部22
と対向する部分に、切り欠き61が形成されている。
小形化を可能とした投入抵抗付きパッファー形ガス遮断
器を提供する。 【解決手段】 消弧室の可動部7と固定部6を絶縁支持
する絶縁筒50には穴51が形成され、ガス遮断器の開
閉動作時に、前記可動部7と投入抵抗接点可動電極23
を連結する腕部40が、図中左右方向に移動できるよう
に構成されている。なお、前記穴51の形状は、絶縁筒
50の一方の端部、すなわち、前記固定部6の固定支え
11と接続される部分まで、延長された構成となってい
る。一方、前記絶縁筒50が取り付けられる固定支え1
1の絶縁筒取付部60には、前記絶縁筒50の消弧室固
定側取付部の形状に合わせて、投入抵抗接点固定部22
と対向する部分に、切り欠き61が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投入抵抗付きガス
遮断器に係り、特に、1点切りの投入抵抗付きパッファ
ー形ガス遮断器に関するものである。
遮断器に係り、特に、1点切りの投入抵抗付きパッファ
ー形ガス遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送電系統の大容量化に伴い、変電所や開
閉所に用いられる遮断器は、その遮断容量が増大すると
ともに、高い信頼性が要求されている。このように遮断
器の信頼性を高めるためには、部品点数を少なくし、構
造を単純化することが重要である。そのため、近年、遮
断器の遮断点数の減少が図られ、従来から多用されてい
る550kVの2点切りの遮断器が、1点切りの遮断器
に置き換えられてきている。
閉所に用いられる遮断器は、その遮断容量が増大すると
ともに、高い信頼性が要求されている。このように遮断
器の信頼性を高めるためには、部品点数を少なくし、構
造を単純化することが重要である。そのため、近年、遮
断器の遮断点数の減少が図られ、従来から多用されてい
る550kVの2点切りの遮断器が、1点切りの遮断器
に置き換えられてきている。
【0003】ところで、550kV級のような大容量系
統における線路用遮断器においては、投入時の投入過電
圧を抑制するために、投入抵抗方式が採用されている。
この投入抵抗方式は、遮断器の主接点と並列に投入抵抗
を有する投入抵抗接点が設けられ、この投入抵抗接点が
投入されると、前記投入抵抗により投入過電圧が抑制さ
れ、この状態で遮断器の主接点が投入されるものであ
る。なお、この投入抵抗方式では、遮断時にまず投入抵
抗接点が開離し、次いで主接点が開極することが必要で
ある。
統における線路用遮断器においては、投入時の投入過電
圧を抑制するために、投入抵抗方式が採用されている。
この投入抵抗方式は、遮断器の主接点と並列に投入抵抗
を有する投入抵抗接点が設けられ、この投入抵抗接点が
投入されると、前記投入抵抗により投入過電圧が抑制さ
れ、この状態で遮断器の主接点が投入されるものであ
る。なお、この投入抵抗方式では、遮断時にまず投入抵
抗接点が開離し、次いで主接点が開極することが必要で
ある。
【0004】図17は、上述したような投入抵抗接点を
備えた2点切りのパッファー形ガス遮断器の構成を示す
断面図である。すなわち、図17に示したように、従来
のパッファー形ガス遮断器は、絶縁性ガスを封入した横
配列の容器1内に、2つの遮断部2が左右対称に配置さ
れ、中央部に位置する支持部材3を介して、直列に接続
されている。また、2つの遮断部2は、それぞれ消弧室
4と投入抵抗接点部5から構成されている。なお、これ
ら2つの遮断部2は同一の構成を有しているため、図1
7においては、他方の遮断部2は省略されている。
備えた2点切りのパッファー形ガス遮断器の構成を示す
断面図である。すなわち、図17に示したように、従来
のパッファー形ガス遮断器は、絶縁性ガスを封入した横
配列の容器1内に、2つの遮断部2が左右対称に配置さ
れ、中央部に位置する支持部材3を介して、直列に接続
されている。また、2つの遮断部2は、それぞれ消弧室
4と投入抵抗接点部5から構成されている。なお、これ
ら2つの遮断部2は同一の構成を有しているため、図1
7においては、他方の遮断部2は省略されている。
【0005】続いて、前記遮断部2を構成する消弧室4
及び投入抵抗接点部5について説明する。すなわち、消
弧室4は、水平方向に対向配置された固定部6と可動部
7を備えている。このうち固定部6は、通電電流を通電
する固定フィンガー8、固定アーク電極9、固定側のシ
ールド10及びこれらを支える導電材製の固定支え11
が一体に固定されて構成されている。また、可動部7
は、通電電流を通電する可動電極12、可動アーク電極
13、絶縁ノズル14、操作ロッド15及び導電材製の
パッファーシリンダ16が一体に固定されて構成されて
いる。
及び投入抵抗接点部5について説明する。すなわち、消
弧室4は、水平方向に対向配置された固定部6と可動部
7を備えている。このうち固定部6は、通電電流を通電
する固定フィンガー8、固定アーク電極9、固定側のシ
ールド10及びこれらを支える導電材製の固定支え11
が一体に固定されて構成されている。また、可動部7
は、通電電流を通電する可動電極12、可動アーク電極
13、絶縁ノズル14、操作ロッド15及び導電材製の
パッファーシリンダ16が一体に固定されて構成されて
いる。
【0006】一方、前記可動部7を支持するために、容
器1のフランジ部1aには、支持絶縁筒17及び支持絶
縁筒シールド18が配設され、さらに、前記支持部材3
の両端には、可動支え19が設けられており、この可動
支え19によって前記可動部7が支持されている。ま
た、前記可動支え19には、パッファーシリンダ16と
圧縮室を構成するパッファーピストン20が固定されて
いる。さらに、前記可動支え19には、絶縁筒21を介
して前記固定部6が固定され、可動支え19によって支
持されている。なお、絶縁筒21は、絶縁ロッドまたは
コンデンサとされる場合もある。
器1のフランジ部1aには、支持絶縁筒17及び支持絶
縁筒シールド18が配設され、さらに、前記支持部材3
の両端には、可動支え19が設けられており、この可動
支え19によって前記可動部7が支持されている。ま
た、前記可動支え19には、パッファーシリンダ16と
圧縮室を構成するパッファーピストン20が固定されて
いる。さらに、前記可動支え19には、絶縁筒21を介
して前記固定部6が固定され、可動支え19によって支
持されている。なお、絶縁筒21は、絶縁ロッドまたは
コンデンサとされる場合もある。
【0007】次に、投入抵抗接点部5は、対向配置され
た投入抵抗接点固定部22と投入抵抗接点可動電極23
を備えている。このうち、投入抵抗接点固定部22は、
絶縁部材24、接続部材35を介して固定支え11に固
定されている。また、前記投入抵抗接点固定部22は、
投入抵抗接点固定電極25と、この投入抵抗接点固定電
極25を移動可能に支持するバネ26を備えている。
た投入抵抗接点固定部22と投入抵抗接点可動電極23
を備えている。このうち、投入抵抗接点固定部22は、
絶縁部材24、接続部材35を介して固定支え11に固
定されている。また、前記投入抵抗接点固定部22は、
投入抵抗接点固定電極25と、この投入抵抗接点固定電
極25を移動可能に支持するバネ26を備えている。
【0008】そして、開極状態においては、このバネ2
6を利用して、投入抵抗接点固定電極25を投入抵抗接
点可動電極23側に突出させる形で保持するように構成
されている。また、投入抵抗接点可動電極23は、前記
可動電極12のフランジ部を図中下方に延長してなる腕
部40に機械的に固定されると共に、電気的に接続され
ている。
6を利用して、投入抵抗接点固定電極25を投入抵抗接
点可動電極23側に突出させる形で保持するように構成
されている。また、投入抵抗接点可動電極23は、前記
可動電極12のフランジ部を図中下方に延長してなる腕
部40に機械的に固定されると共に、電気的に接続され
ている。
【0009】なお、この場合、投入抵抗接点固定部22
のバネ26は、その復元する速度が投入抵抗接点可動電
極23の移動速度より遅くなるよう選定されており、ま
た、投入抵抗接点部5と消弧室4とは、投入抵抗接点部
5の電極ワイプよりも消弧室4の電極ワイプの方が大き
くなるように構成されている。すなわち、前述したよう
に、遮断器の投入時には投入抵抗接点部5が先に投入さ
れ、その後、主接点である消弧室4が投入されるよう構
成されている。一方、遮断時には、投入抵抗接点可動電
極23が消弧室4の可動部7と同じ速度で移動しても、
投入抵抗接点部5が先に開離し、次いで、主接点である
消弧室4が開極するように構成されている。
のバネ26は、その復元する速度が投入抵抗接点可動電
極23の移動速度より遅くなるよう選定されており、ま
た、投入抵抗接点部5と消弧室4とは、投入抵抗接点部
5の電極ワイプよりも消弧室4の電極ワイプの方が大き
くなるように構成されている。すなわち、前述したよう
に、遮断器の投入時には投入抵抗接点部5が先に投入さ
れ、その後、主接点である消弧室4が投入されるよう構
成されている。一方、遮断時には、投入抵抗接点可動電
極23が消弧室4の可動部7と同じ速度で移動しても、
投入抵抗接点部5が先に開離し、次いで、主接点である
消弧室4が開極するように構成されている。
【0010】また、投入抵抗27は、遮断部2の背面に
配置され、その一端において、前記投入抵抗接点固定部
22に機械的に固定されると共に、電気的に直列に接続
されている。さらに、この投入抵抗27は、その他端に
おいて、導体28を介して前記固定支え11に機械的に
固定されると共に、電気的に接続されている。従って、
投入抵抗27は、機械的には前記可動支え19により支
持された絶縁筒21を介して、前記固定部6と共に支持
されていることになる。
配置され、その一端において、前記投入抵抗接点固定部
22に機械的に固定されると共に、電気的に直列に接続
されている。さらに、この投入抵抗27は、その他端に
おいて、導体28を介して前記固定支え11に機械的に
固定されると共に、電気的に接続されている。従って、
投入抵抗27は、機械的には前記可動支え19により支
持された絶縁筒21を介して、前記固定部6と共に支持
されていることになる。
【0011】なお、消弧室4の可動部7の操作ロッド1
5には、垂直方向に配置された絶縁操作ロッド29を介
して、容器1の下方に配置された機構箱30内の駆動源
(図示せず)が連結されている。そして、この機構箱3
0内の駆動源によって、絶縁操作ロッド29が図中垂直
方向に動作することによって、この絶縁操作ロッド29
の両側に配設された遮断部2の操作ロッド15が、互い
に逆方向に水平に動作し、また、各遮断部2の可動部7
及び投入抵抗接点可動電極23が一体に動作するように
構成されている。
5には、垂直方向に配置された絶縁操作ロッド29を介
して、容器1の下方に配置された機構箱30内の駆動源
(図示せず)が連結されている。そして、この機構箱3
0内の駆動源によって、絶縁操作ロッド29が図中垂直
方向に動作することによって、この絶縁操作ロッド29
の両側に配設された遮断部2の操作ロッド15が、互い
に逆方向に水平に動作し、また、各遮断部2の可動部7
及び投入抵抗接点可動電極23が一体に動作するように
構成されている。
【0012】より詳細には、操作ロッド15は、パッフ
ァーピストン20及び可動支え19の内面に設けられた
摺動部材31,32により、パッファーピストン20及
び可動支え19に対して摺動可能に構成されている。ま
た、操作ロッド15は、リンク33とレバー34を介し
て絶縁操作ロッド29に連結されており、この構成によ
って、絶縁操作ロッド29の垂直方向への駆動力が水平
方向に変換され、操作ロッド15に伝達されるようにな
っている。さらに、機構箱30は、容器1のフランジ部
1aに固定され、このフランジ部1a及び支持絶縁筒1
7を介して、前記2つの遮断部2の全体を支持してい
る。
ァーピストン20及び可動支え19の内面に設けられた
摺動部材31,32により、パッファーピストン20及
び可動支え19に対して摺動可能に構成されている。ま
た、操作ロッド15は、リンク33とレバー34を介し
て絶縁操作ロッド29に連結されており、この構成によ
って、絶縁操作ロッド29の垂直方向への駆動力が水平
方向に変換され、操作ロッド15に伝達されるようにな
っている。さらに、機構箱30は、容器1のフランジ部
1aに固定され、このフランジ部1a及び支持絶縁筒1
7を介して、前記2つの遮断部2の全体を支持してい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された2点切りパッファー形ガス遮断器を、1点
切り化した場合には、図18に示すように、遮断部2が
1つとなる。その結果、2点切りパッファー形ガス遮断
器において2つの遮断部を接続していた支持部材3が不
要となるため、可動支え19は、機構箱30との間に設
けられた仕切り壁30aに固定された支持絶縁筒17
に、支持絶縁筒シールド18を介して、直接固定されて
いる。
に構成された2点切りパッファー形ガス遮断器を、1点
切り化した場合には、図18に示すように、遮断部2が
1つとなる。その結果、2点切りパッファー形ガス遮断
器において2つの遮断部を接続していた支持部材3が不
要となるため、可動支え19は、機構箱30との間に設
けられた仕切り壁30aに固定された支持絶縁筒17
に、支持絶縁筒シールド18を介して、直接固定されて
いる。
【0014】また、駆動力の伝達方向を2方向に変換す
る必要がなくなるため、操作ロッド15の動作軸上に、
絶縁操作ロッド29及び機構箱30が順次連結され、機
構箱30からの駆動力が操作ロッド15に対して直線方
向に伝達されるように構成されている。そして、この機
構箱30の配置に伴い、支持絶縁筒17を機構箱30と
容器1との仕切り壁30aに固定し、この機構箱30に
より、支持絶縁筒17を介して遮断部2全体を支持する
ように構成されている。
る必要がなくなるため、操作ロッド15の動作軸上に、
絶縁操作ロッド29及び機構箱30が順次連結され、機
構箱30からの駆動力が操作ロッド15に対して直線方
向に伝達されるように構成されている。そして、この機
構箱30の配置に伴い、支持絶縁筒17を機構箱30と
容器1との仕切り壁30aに固定し、この機構箱30に
より、支持絶縁筒17を介して遮断部2全体を支持する
ように構成されている。
【0015】このように、2点切りパッファー形ガス遮
断器を1点切り化した場合、消弧室4及び投入抵抗接点
部5からなる遮断部2については、各構成部材を2個か
ら1個に半減でき、その構成及び動作は、基本的に図1
7に示したパッファー形ガス遮断器の遮断部2と同一で
ある。
断器を1点切り化した場合、消弧室4及び投入抵抗接点
部5からなる遮断部2については、各構成部材を2個か
ら1個に半減でき、その構成及び動作は、基本的に図1
7に示したパッファー形ガス遮断器の遮断部2と同一で
ある。
【0016】しかしながら、投入抵抗接点固定部22を
固定支え11に支持固定する絶縁部材24に投入時にか
かる電圧は、2点切りを1点切り化したことにより2倍
となる。このため、1点切りパッファー形ガス遮断器に
おいては、絶縁部材24の絶縁耐力を、2点切りパッフ
ァー形ガス遮断器の2倍にすることが必要となる。
固定支え11に支持固定する絶縁部材24に投入時にか
かる電圧は、2点切りを1点切り化したことにより2倍
となる。このため、1点切りパッファー形ガス遮断器に
おいては、絶縁部材24の絶縁耐力を、2点切りパッフ
ァー形ガス遮断器の2倍にすることが必要となる。
【0017】また、固定部6と投入抵抗接点固定部22
間のガスギャップの絶縁耐力も、同様に2倍とすること
が必要となってくる。すなわち、図19に示したよう
に、固定部6と投入抵抗接点固定部22間のガスギャッ
プGの寸法を大きくしなければならないため、絶縁部材
24の全長寸法を増加させなければならなかった。その
結果、消弧室の固定部6と投入抵抗接点固定部22の中
心間距離Lが増加することとなっていた。
間のガスギャップの絶縁耐力も、同様に2倍とすること
が必要となってくる。すなわち、図19に示したよう
に、固定部6と投入抵抗接点固定部22間のガスギャッ
プGの寸法を大きくしなければならないため、絶縁部材
24の全長寸法を増加させなければならなかった。その
結果、消弧室の固定部6と投入抵抗接点固定部22の中
心間距離Lが増加することとなっていた。
【0018】なお、図19は、消弧室の可動部7側から
固定部6と投入抵抗接点固定部22を見た矢視図であ
る。また、図20は絶縁筒21の構成を示したものであ
り、その中央部の下部には、前記可動部7と投入抵抗接
点可動電極23を連結する腕部40が、ガス遮断器の開
閉動作時に図中左右方向に移動できるように、穴41が
設けられている。
固定部6と投入抵抗接点固定部22を見た矢視図であ
る。また、図20は絶縁筒21の構成を示したものであ
り、その中央部の下部には、前記可動部7と投入抵抗接
点可動電極23を連結する腕部40が、ガス遮断器の開
閉動作時に図中左右方向に移動できるように、穴41が
設けられている。
【0019】さらに、消弧室の固定部6と投入抵抗接点
固定部22の中心間距離Lが増加するのに伴って、投入
抵抗接点可動電極23を可動電極12に連結する腕部4
0の長さも2点切りの場合に比べて長くなるため、ガス
遮断器の閉極時において、投入抵抗接点可動電極23が
投入抵抗接点固定電極25に衝突する時に、腕部40の
根元に発生する曲げ応力が大きくなる可能性がある。一
方、ガス遮断器の開極時には、動き出し及び停止時に慣
性力により発生する曲げ応力が大きくなる可能性がある
ため、腕部40の強度を強化する必要があった。
固定部22の中心間距離Lが増加するのに伴って、投入
抵抗接点可動電極23を可動電極12に連結する腕部4
0の長さも2点切りの場合に比べて長くなるため、ガス
遮断器の閉極時において、投入抵抗接点可動電極23が
投入抵抗接点固定電極25に衝突する時に、腕部40の
根元に発生する曲げ応力が大きくなる可能性がある。一
方、ガス遮断器の開極時には、動き出し及び停止時に慣
性力により発生する曲げ応力が大きくなる可能性がある
ため、腕部40の強度を強化する必要があった。
【0020】また、投入抵抗接点固定部22を消弧室の
固定部6に絶縁支持する絶縁部材24は、従来、図19
に示すように、消弧室4の長手方向に直角に配置されて
いる。そのため、ガス遮断器の閉極時に、投入抵抗接点
可動電極23が投入抵抗接点固定電極25に衝突する
際、絶縁部材24にも曲げ荷重が発生する。特に、1点
切り化した場合には、上述したように絶縁部材24の全
長寸法を増加する必要があるためモーメントアームが長
くなり、曲げ荷重が増大するため、絶縁部材24の強度
を強化する必要があった。
固定部6に絶縁支持する絶縁部材24は、従来、図19
に示すように、消弧室4の長手方向に直角に配置されて
いる。そのため、ガス遮断器の閉極時に、投入抵抗接点
可動電極23が投入抵抗接点固定電極25に衝突する
際、絶縁部材24にも曲げ荷重が発生する。特に、1点
切り化した場合には、上述したように絶縁部材24の全
長寸法を増加する必要があるためモーメントアームが長
くなり、曲げ荷重が増大するため、絶縁部材24の強度
を強化する必要があった。
【0021】このように、ガス遮断器の縮小化を目的と
して2点切りパッファー形ガス遮断器を1点切り化した
場合、消弧室4が1/2となり、また2点切りパッファ
ー形ガス遮断器の場合必要であった支持部材3、リンク
33、レバー34等を省略できるので、容器1内の部品
点数を大幅に減少できる。また、容器1自身の長手方向
寸法を大幅に縮小化することが可能となる。
して2点切りパッファー形ガス遮断器を1点切り化した
場合、消弧室4が1/2となり、また2点切りパッファ
ー形ガス遮断器の場合必要であった支持部材3、リンク
33、レバー34等を省略できるので、容器1内の部品
点数を大幅に減少できる。また、容器1自身の長手方向
寸法を大幅に縮小化することが可能となる。
【0022】しかしながら、2点切りパッファー形ガス
遮断器を1点切り化した場合、上記のように投入抵抗接
点固定部22を固定支え11に絶縁支持固定する絶縁部
材24、及び消弧室の固定部6と投入抵抗接点固定部2
2間のガスギャップの絶縁強化が必要となるため、容器
1の内径寸法を、2点切りパッファー形ガス遮断器の内
径寸法より大きくしなければならないという問題が生じ
ていた。
遮断器を1点切り化した場合、上記のように投入抵抗接
点固定部22を固定支え11に絶縁支持固定する絶縁部
材24、及び消弧室の固定部6と投入抵抗接点固定部2
2間のガスギャップの絶縁強化が必要となるため、容器
1の内径寸法を、2点切りパッファー形ガス遮断器の内
径寸法より大きくしなければならないという問題が生じ
ていた。
【0023】また、ガス遮断器の閉極時に、投入抵抗接
点可動電極23と投入抵抗接点固定電極25とが衝突す
る際に発生する曲げ荷重によって、腕部40及び絶縁部
材24の機械的信頼性が低下する可能性があるため、こ
れらの機械的強度を強化するために、各部材を大型化し
なければならないという問題が生じていた。
点可動電極23と投入抵抗接点固定電極25とが衝突す
る際に発生する曲げ荷重によって、腕部40及び絶縁部
材24の機械的信頼性が低下する可能性があるため、こ
れらの機械的強度を強化するために、各部材を大型化し
なければならないという問題が生じていた。
【0024】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
電気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の小形化、特
に容器の内径寸法の縮小化を可能とした投入抵抗付きパ
ッファー形ガス遮断器を提供することにある。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
電気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の小形化、特
に容器の内径寸法の縮小化を可能とした投入抵抗付きパ
ッファー形ガス遮断器を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、絶縁性ガスを封入した
容器内に収納され、容器に対して絶縁支持された消弧室
と、この消弧室と電気的に並列に接続され、投入時の過
電圧を抑制する投入抵抗と、この投入抵抗と電気的に直
列に接続された投入抵抗接点部を有し、前記消弧室が消
弧室固定部と消弧室可動部とから構成され、これら消弧
室固定部と消弧室可動部とが絶縁筒によって支持され、
前記投入抵抗接点部が絶縁部材を介して前記消弧室に絶
縁支持された投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器にお
いて、前記絶縁筒には、前記投入抵抗接点部の配設側
に、一方の端部に至る穴が形成され、この絶縁筒が固定
される前記消弧室固定部の絶縁筒取り付け部が、前記絶
縁筒の端部の形状に合致するように構成されていること
を特徴とするものである。
めに、請求項1に記載の発明は、絶縁性ガスを封入した
容器内に収納され、容器に対して絶縁支持された消弧室
と、この消弧室と電気的に並列に接続され、投入時の過
電圧を抑制する投入抵抗と、この投入抵抗と電気的に直
列に接続された投入抵抗接点部を有し、前記消弧室が消
弧室固定部と消弧室可動部とから構成され、これら消弧
室固定部と消弧室可動部とが絶縁筒によって支持され、
前記投入抵抗接点部が絶縁部材を介して前記消弧室に絶
縁支持された投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器にお
いて、前記絶縁筒には、前記投入抵抗接点部の配設側
に、一方の端部に至る穴が形成され、この絶縁筒が固定
される前記消弧室固定部の絶縁筒取り付け部が、前記絶
縁筒の端部の形状に合致するように構成されていること
を特徴とするものである。
【0026】上記のような構成を有する請求項1に記載
の発明によれば、従来、消弧室固定部と投入抵抗接点固
定部の絶縁距離を、消弧室固定部に取り付けられた絶縁
筒の下端部から確保していたところを、前記消弧室固定
部の絶縁筒取り付け部を絶縁筒の端部形状に合致するよ
うに切り欠いたことにより、必要な絶縁距離を確保しつ
つ、投入抵抗接点部を消弧室固定部に近接配置すること
が可能となる。その結果、容器の内径寸法を縮小するこ
とができるので、遮断器全体の小形化が可能となる。
の発明によれば、従来、消弧室固定部と投入抵抗接点固
定部の絶縁距離を、消弧室固定部に取り付けられた絶縁
筒の下端部から確保していたところを、前記消弧室固定
部の絶縁筒取り付け部を絶縁筒の端部形状に合致するよ
うに切り欠いたことにより、必要な絶縁距離を確保しつ
つ、投入抵抗接点部を消弧室固定部に近接配置すること
が可能となる。その結果、容器の内径寸法を縮小するこ
とができるので、遮断器全体の小形化が可能となる。
【0027】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器において、前記
絶縁筒が、前記投入抵抗接点部の配設側に、両端に至る
穴が形成されたものであることを特徴とする。上記のよ
うな構成を有する請求項2に記載の発明によれば、上記
請求項1に記載の発明による作用・効果に加えて、絶縁
筒の形状を単純化することが可能となる。
の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器において、前記
絶縁筒が、前記投入抵抗接点部の配設側に、両端に至る
穴が形成されたものであることを特徴とする。上記のよ
うな構成を有する請求項2に記載の発明によれば、上記
請求項1に記載の発明による作用・効果に加えて、絶縁
筒の形状を単純化することが可能となる。
【0028】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
において、前記消弧室固定部が、前記絶縁筒の端部の形
状に合致するように構成されていることを特徴とするも
のである。上記のような構成を有する請求項3に記載の
発明によれば、上記請求項1に記載したように消弧室固
定部の絶縁筒取り付け部を絶縁筒の端部形状に合致する
ように切り欠くだけでなく、さらに、消弧室固定部を構
成する固定側シールド、固定フィンガー及び固定アーク
電極も、絶縁筒の端部形状に合致するように切り欠いて
いるので、必要な絶縁距離を確保しつつ、投入抵抗接点
部を消弧室固定部にさらに近接して配置することが可能
となる。その結果、容器の内径寸法をさらに縮小するこ
とができるので、遮断器全体のさらなる小形化が可能と
なる。
請求項2に記載の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
において、前記消弧室固定部が、前記絶縁筒の端部の形
状に合致するように構成されていることを特徴とするも
のである。上記のような構成を有する請求項3に記載の
発明によれば、上記請求項1に記載したように消弧室固
定部の絶縁筒取り付け部を絶縁筒の端部形状に合致する
ように切り欠くだけでなく、さらに、消弧室固定部を構
成する固定側シールド、固定フィンガー及び固定アーク
電極も、絶縁筒の端部形状に合致するように切り欠いて
いるので、必要な絶縁距離を確保しつつ、投入抵抗接点
部を消弧室固定部にさらに近接して配置することが可能
となる。その結果、容器の内径寸法をさらに縮小するこ
とができるので、遮断器全体のさらなる小形化が可能と
なる。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか一に記載の投入抵抗付きパッファー形
ガス遮断器において、前記投入抵抗接点部を前記消弧室
固定部に支持する絶縁部材が、前記消弧室の長手方向に
平行に配置されていることを特徴とするものである。上
記のような構成を有する請求項4に記載の発明によれ
ば、投入抵抗接点部を消弧室固定部に絶縁支持する絶縁
部材を、消弧室の長手方向に平行に配置することによ
り、容器内の空間を有効に活用することができ、容器の
内径寸法をさらに縮小することができるので、遮断器全
体のさらなる小形化が可能となる。
求項3のいずれか一に記載の投入抵抗付きパッファー形
ガス遮断器において、前記投入抵抗接点部を前記消弧室
固定部に支持する絶縁部材が、前記消弧室の長手方向に
平行に配置されていることを特徴とするものである。上
記のような構成を有する請求項4に記載の発明によれ
ば、投入抵抗接点部を消弧室固定部に絶縁支持する絶縁
部材を、消弧室の長手方向に平行に配置することによ
り、容器内の空間を有効に活用することができ、容器の
内径寸法をさらに縮小することができるので、遮断器全
体のさらなる小形化が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の投入抵抗付きパッ
ファー形ガス遮断器の実施の形態(以下、実施形態と記
す)を、図1乃至図16に基づいて具体的に説明する。
なお、図17乃至図20に示した従来型と同一の部材に
は同一の符号を付して、説明は省略する。
ファー形ガス遮断器の実施の形態(以下、実施形態と記
す)を、図1乃至図16に基づいて具体的に説明する。
なお、図17乃至図20に示した従来型と同一の部材に
は同一の符号を付して、説明は省略する。
【0031】[1.第1実施形態]本実施形態は、消弧
室の可動部7と固定部6を絶縁支持する絶縁筒50と、
固定部6の固定支え11の絶縁筒取り付け部の構成に改
良を施したものである。すなわち、図1に示したよう
に、消弧室の可動部7と固定部6を絶縁支持する絶縁筒
50には穴51が形成され、ガス遮断器の開閉動作時
に、前記可動部7と投入抵抗接点可動電極23を連結す
る腕部40が、図中左右方向に移動できるように構成さ
れている。なお、前記穴51の形状は、図2に示すよう
に、絶縁筒50の一方の端部、すなわち、前記固定部6
の固定支え11と接続される部分まで、延長された構成
となっている(図20参照)。
室の可動部7と固定部6を絶縁支持する絶縁筒50と、
固定部6の固定支え11の絶縁筒取り付け部の構成に改
良を施したものである。すなわち、図1に示したよう
に、消弧室の可動部7と固定部6を絶縁支持する絶縁筒
50には穴51が形成され、ガス遮断器の開閉動作時
に、前記可動部7と投入抵抗接点可動電極23を連結す
る腕部40が、図中左右方向に移動できるように構成さ
れている。なお、前記穴51の形状は、図2に示すよう
に、絶縁筒50の一方の端部、すなわち、前記固定部6
の固定支え11と接続される部分まで、延長された構成
となっている(図20参照)。
【0032】一方、前記絶縁筒50が取り付けられる固
定支え11の絶縁筒取付部60は、図3に示すように、
前記絶縁筒50の消弧室固定側取付部の形状に合わせ
て、投入抵抗接点固定部22と対向する部分に、切り欠
き61が形成されている。
定支え11の絶縁筒取付部60は、図3に示すように、
前記絶縁筒50の消弧室固定側取付部の形状に合わせ
て、投入抵抗接点固定部22と対向する部分に、切り欠
き61が形成されている。
【0033】以上のような構成を有する本実施形態にお
いては、絶縁筒50の消弧室固定部6への取り付け部を
一部省くことにより、固定支え11の絶縁筒取付部60
の投入抵抗接点固定部22と対向する部分に、切り欠き
61を構成することができる。その結果、図3に示すよ
うに、投入抵抗接点固定部22と消弧室固定部6の間の
絶縁距離Gを保ったまま、投入抵抗接点固定部22と消
弧室固定部6の中心間距離L1を、従来に比べて縮小す
ることができるので、容器1の内径寸法を縮小すること
が可能となる。
いては、絶縁筒50の消弧室固定部6への取り付け部を
一部省くことにより、固定支え11の絶縁筒取付部60
の投入抵抗接点固定部22と対向する部分に、切り欠き
61を構成することができる。その結果、図3に示すよ
うに、投入抵抗接点固定部22と消弧室固定部6の間の
絶縁距離Gを保ったまま、投入抵抗接点固定部22と消
弧室固定部6の中心間距離L1を、従来に比べて縮小す
ることができるので、容器1の内径寸法を縮小すること
が可能となる。
【0034】また、投入抵抗接点固定部22と消弧室固
定部6の中心間距離L1が、従来に比べて縮小される結
果、腕部40の長さも短くすることができる。これによ
り、ガス遮断器の閉極時において、投入抵抗接点可動電
極が投入抵抗接点固定電極に衝突する時に、腕部40の
根元に発生する曲げ応力を低減することができ、また、
開極時において、動き出し及び停止時に慣性力より発生
する曲げ応力も低減することができるので、遮断器の機
械的信頼性を高めることができる。
定部6の中心間距離L1が、従来に比べて縮小される結
果、腕部40の長さも短くすることができる。これによ
り、ガス遮断器の閉極時において、投入抵抗接点可動電
極が投入抵抗接点固定電極に衝突する時に、腕部40の
根元に発生する曲げ応力を低減することができ、また、
開極時において、動き出し及び停止時に慣性力より発生
する曲げ応力も低減することができるので、遮断器の機
械的信頼性を高めることができる。
【0035】[2.第2実施形態]本実施形態は、上記
第1実施形態に示した絶縁筒50の構成にさらに改良を
施したものである。すなわち、図4に示したように、消
弧室の可動部7と固定部6を絶縁支持する絶縁筒70に
は穴71が形成され、ガス遮断器の開閉動作時に、前記
可動部7と投入抵抗接点可動電極23を連結する腕部4
0が、図中左右方向に移動できるように構成されてい
る。また、図5に示すように、前記穴71は、絶縁筒7
0の両端部にかけて形成され、絶縁筒70の断面形状が
馬蹄形状をなすように構成されている。
第1実施形態に示した絶縁筒50の構成にさらに改良を
施したものである。すなわち、図4に示したように、消
弧室の可動部7と固定部6を絶縁支持する絶縁筒70に
は穴71が形成され、ガス遮断器の開閉動作時に、前記
可動部7と投入抵抗接点可動電極23を連結する腕部4
0が、図中左右方向に移動できるように構成されてい
る。また、図5に示すように、前記穴71は、絶縁筒7
0の両端部にかけて形成され、絶縁筒70の断面形状が
馬蹄形状をなすように構成されている。
【0036】なお、本実施形態における消弧室の固定部
6と投入抵抗接点固定部22の取り付け構造は、上記第
1実施形態と同様である。また、消弧室の可動部7と絶
縁筒70との接続部の構成は、第1実施形態の固定支え
11の取付部60のように一部切り欠いても良いし、特
に切り欠かなくてもいずれでも良い。
6と投入抵抗接点固定部22の取り付け構造は、上記第
1実施形態と同様である。また、消弧室の可動部7と絶
縁筒70との接続部の構成は、第1実施形態の固定支え
11の取付部60のように一部切り欠いても良いし、特
に切り欠かなくてもいずれでも良い。
【0037】以上のような構成を有する本実施形態にお
いては、上記第1実施形態と同様の作用・効果に加え
て、絶縁筒70の形状を単純化することが可能となる。
いては、上記第1実施形態と同様の作用・効果に加え
て、絶縁筒70の形状を単純化することが可能となる。
【0038】[3.第3実施形態]本実施形態は、上記
第1実施形態の変形例であり、消弧室の固定部の構成に
改良を施したものである。なお、絶縁筒は、上記第1実
施形態と同様に構成されている。本実施形態において
は、図6及び図7に示したように、消弧室の固定部6の
一部が切り欠かれた構成とされている。すなわち、第1
実施形態と同様に、固定支え11の絶縁筒取付部60
は、絶縁筒50の消弧室固定側取付部の形状に合わせ
て、投入抵抗接点固定部22と対向する部分に、切り欠
き61が形成されている。
第1実施形態の変形例であり、消弧室の固定部の構成に
改良を施したものである。なお、絶縁筒は、上記第1実
施形態と同様に構成されている。本実施形態において
は、図6及び図7に示したように、消弧室の固定部6の
一部が切り欠かれた構成とされている。すなわち、第1
実施形態と同様に、固定支え11の絶縁筒取付部60
は、絶縁筒50の消弧室固定側取付部の形状に合わせ
て、投入抵抗接点固定部22と対向する部分に、切り欠
き61が形成されている。
【0039】また、円筒状に形成していた固定支え11
の筒部の投入抵抗接点固定部22と対向する部分も、同
様に切り欠いた形状とされている。さらに、固定フィン
ガー8及び固定側シールド10の投入抵抗接点固定部2
2と対向する部分も、同様に切り欠いた形状とされてい
る。なお、本実施形態においては、絶縁筒を上記第1実
施形態と同様な構成としたが、上記第2実施形態と同様
な構成としても良いことは言うまでもない。
の筒部の投入抵抗接点固定部22と対向する部分も、同
様に切り欠いた形状とされている。さらに、固定フィン
ガー8及び固定側シールド10の投入抵抗接点固定部2
2と対向する部分も、同様に切り欠いた形状とされてい
る。なお、本実施形態においては、絶縁筒を上記第1実
施形態と同様な構成としたが、上記第2実施形態と同様
な構成としても良いことは言うまでもない。
【0040】以上のような構成を有する本実施形態にお
いては、消弧室の固定部6の構成に改良を施したことに
より、投入抵抗接点部22と消弧室の固定部6間の絶縁
距離Gを保ったまま、投入抵抗接点固定部22と消弧室
固定部6の中心間距離L2をさらに縮小することが可能
となる。
いては、消弧室の固定部6の構成に改良を施したことに
より、投入抵抗接点部22と消弧室の固定部6間の絶縁
距離Gを保ったまま、投入抵抗接点固定部22と消弧室
固定部6の中心間距離L2をさらに縮小することが可能
となる。
【0041】また、投入抵抗接点固定部22と消弧室固
定部6の中心間距離L2が、さらに縮小される結果、腕
部40の長さもさらに短くすることができる。これによ
り、ガス遮断器の閉極時において、投入抵抗接点可動電
極が投入抵抗接点固定電極に衝突する時に、腕部40の
根元に発生する曲げ応力をさらに低減することができ、
また、開極時において、動き出し及び停止時に慣性力よ
り発生する曲げ応力もさらに低減することができるの
で、遮断器の機械的信頼性をさらに高めることができ
る。
定部6の中心間距離L2が、さらに縮小される結果、腕
部40の長さもさらに短くすることができる。これによ
り、ガス遮断器の閉極時において、投入抵抗接点可動電
極が投入抵抗接点固定電極に衝突する時に、腕部40の
根元に発生する曲げ応力をさらに低減することができ、
また、開極時において、動き出し及び停止時に慣性力よ
り発生する曲げ応力もさらに低減することができるの
で、遮断器の機械的信頼性をさらに高めることができ
る。
【0042】[4.第4実施形態]本実施形態は、投入
抵抗接点固定部22を消弧室の固定部6に絶縁支持する
絶縁部材の配置構成に改良を施したものである。なお、
絶縁筒は、図18及び図20に示した従来型と同様に構
成されている。本実施形態においては、図8に示すよう
に、投入抵抗接点固定部22は絶縁部材80を介して消
弧室の固定部6に絶縁支持されている。すなわち、前記
絶縁部材80は、消弧室4の長手方向に平行に配置さ
れ、図9に示すように、固定支え11の背部に配設され
た接続部材81によって消弧室の固定部6に支持され、
さらに、図10に示すように、投入抵抗接点固定部22
に設けられた取付部材82に接続されている。
抵抗接点固定部22を消弧室の固定部6に絶縁支持する
絶縁部材の配置構成に改良を施したものである。なお、
絶縁筒は、図18及び図20に示した従来型と同様に構
成されている。本実施形態においては、図8に示すよう
に、投入抵抗接点固定部22は絶縁部材80を介して消
弧室の固定部6に絶縁支持されている。すなわち、前記
絶縁部材80は、消弧室4の長手方向に平行に配置さ
れ、図9に示すように、固定支え11の背部に配設され
た接続部材81によって消弧室の固定部6に支持され、
さらに、図10に示すように、投入抵抗接点固定部22
に設けられた取付部材82に接続されている。
【0043】以上のような構成を有する本実施形態にお
いては、投入抵抗接点固定部22を支持固定する絶縁部
材80が、消弧室4の長手方向に平行に配置されている
ため、ガス遮断器の投入時に、投入抵抗接点可動電極2
3が投入接点固定電極25に衝突する際、絶縁部材80
にかかる衝突荷重が圧縮方向の荷重となる。従って、本
実施形態の絶縁部材80においては、従来問題となって
いた曲げ方向の力の発生を防止できるので、機械的信頼
性が高くなり、絶縁部材の強度を強化する必要もない。
いては、投入抵抗接点固定部22を支持固定する絶縁部
材80が、消弧室4の長手方向に平行に配置されている
ため、ガス遮断器の投入時に、投入抵抗接点可動電極2
3が投入接点固定電極25に衝突する際、絶縁部材80
にかかる衝突荷重が圧縮方向の荷重となる。従って、本
実施形態の絶縁部材80においては、従来問題となって
いた曲げ方向の力の発生を防止できるので、機械的信頼
性が高くなり、絶縁部材の強度を強化する必要もない。
【0044】また、絶縁部材80が消弧室4の長手方向
に平行に配置されているため、絶縁部材80の耐電圧性
能を高くする必要がある場合、すなわち、絶縁部材80
の長さを長くする必要がある場合でも、投入抵抗接点固
定部22と消弧室の固定部6との間の長さを変える必要
がない。その結果、絶縁部材を消弧室4の長手方向に直
角に配置する場合に比べて、容器内の空間を有効に活用
することができる。
に平行に配置されているため、絶縁部材80の耐電圧性
能を高くする必要がある場合、すなわち、絶縁部材80
の長さを長くする必要がある場合でも、投入抵抗接点固
定部22と消弧室の固定部6との間の長さを変える必要
がない。その結果、絶縁部材を消弧室4の長手方向に直
角に配置する場合に比べて、容器内の空間を有効に活用
することができる。
【0045】[5.第5実施形態]本実施形態は、上記
第4実施形態に示した絶縁部材の配置構成を、上記第1
実施形態に適用したものである。本実施形態において
は、図11に示すように、投入抵抗接点固定部22は絶
縁部材80を介して消弧室の固定部6に絶縁支持されて
いる。すなわち、前記絶縁部材80は、消弧室4の長手
方向に平行に配置され、図12に示すように、固定支え
11の背部に配設された接続部材81によって消弧室の
固定部6に支持され、さらに、図13に示すように、投
入抵抗接点固定部22に設けられた取付部材82に接続
されている。
第4実施形態に示した絶縁部材の配置構成を、上記第1
実施形態に適用したものである。本実施形態において
は、図11に示すように、投入抵抗接点固定部22は絶
縁部材80を介して消弧室の固定部6に絶縁支持されて
いる。すなわち、前記絶縁部材80は、消弧室4の長手
方向に平行に配置され、図12に示すように、固定支え
11の背部に配設された接続部材81によって消弧室の
固定部6に支持され、さらに、図13に示すように、投
入抵抗接点固定部22に設けられた取付部材82に接続
されている。
【0046】一方、消弧室の可動部7と固定部6を絶縁
支持する絶縁筒50には、その一方の端部、すなわち、
前記固定部6の固定支え11と接続される部分まで、穴
51が延長されて構成されている。また、前記絶縁筒5
0が取り付けられる固定支え11の絶縁筒取付部60
は、図12及び図13に示すように、前記絶縁筒50の
消弧室固定側取付部の形状に合わせて、投入抵抗接点固
定部22と対向する部分に、切り欠き61が形成されて
いる。
支持する絶縁筒50には、その一方の端部、すなわち、
前記固定部6の固定支え11と接続される部分まで、穴
51が延長されて構成されている。また、前記絶縁筒5
0が取り付けられる固定支え11の絶縁筒取付部60
は、図12及び図13に示すように、前記絶縁筒50の
消弧室固定側取付部の形状に合わせて、投入抵抗接点固
定部22と対向する部分に、切り欠き61が形成されて
いる。
【0047】以上のような構成を有する本実施形態にお
いては、上記第1実施形態及び第4実施形態と同様の作
用・効果が得られる。すなわち、投入抵抗接点固定部2
2を消弧室の固定部6に近接させて配置できるだけでな
く、ガス遮断器の投入時に、投入抵抗接点可動電極23
が投入接点固定電極25に衝突する際、絶縁部材80に
かかる衝突荷重が圧縮方向の荷重となる。従って、本実
施形態の絶縁部材80においては、従来問題となってい
た曲げ方向の力の発生を防止できるので、機械的信頼性
が高くなり、絶縁部材の強度を強化する必要もない。
いては、上記第1実施形態及び第4実施形態と同様の作
用・効果が得られる。すなわち、投入抵抗接点固定部2
2を消弧室の固定部6に近接させて配置できるだけでな
く、ガス遮断器の投入時に、投入抵抗接点可動電極23
が投入接点固定電極25に衝突する際、絶縁部材80に
かかる衝突荷重が圧縮方向の荷重となる。従って、本実
施形態の絶縁部材80においては、従来問題となってい
た曲げ方向の力の発生を防止できるので、機械的信頼性
が高くなり、絶縁部材の強度を強化する必要もない。
【0048】また、絶縁部材80が消弧室4の長手方向
に平行に配置されているため、絶縁部材80の耐電圧性
能を高くする必要がある場合、すなわち、絶縁部材80
の長さを長くする必要がある場合でも、投入抵抗接点固
定部22と消弧室の固定部6との間の長さを変える必要
がない。その結果、絶縁部材を消弧室4の長手方向に直
角に配置する場合に比べて、容器内の空間を有効に活用
することができる。
に平行に配置されているため、絶縁部材80の耐電圧性
能を高くする必要がある場合、すなわち、絶縁部材80
の長さを長くする必要がある場合でも、投入抵抗接点固
定部22と消弧室の固定部6との間の長さを変える必要
がない。その結果、絶縁部材を消弧室4の長手方向に直
角に配置する場合に比べて、容器内の空間を有効に活用
することができる。
【0049】[6.第6実施形態]本実施形態は、上記
第4実施形態に示した絶縁部材の配置構成を、上記第3
実施形態に適用したものである。本実施形態において
は、図14に示すように、投入抵抗接点固定部22は絶
縁部材80を介して消弧室の固定部6に絶縁支持されて
いる。すなわち、前記絶縁部材80は、消弧室4の長手
方向に平行に配置され、図15に示すように、固定支え
11の背部に配設された接続部材81によって消弧室の
固定部6に支持され、さらに、図16に示すように、投
入抵抗接点固定部22に設けられた取付部材82に接続
されている。
第4実施形態に示した絶縁部材の配置構成を、上記第3
実施形態に適用したものである。本実施形態において
は、図14に示すように、投入抵抗接点固定部22は絶
縁部材80を介して消弧室の固定部6に絶縁支持されて
いる。すなわち、前記絶縁部材80は、消弧室4の長手
方向に平行に配置され、図15に示すように、固定支え
11の背部に配設された接続部材81によって消弧室の
固定部6に支持され、さらに、図16に示すように、投
入抵抗接点固定部22に設けられた取付部材82に接続
されている。
【0050】一方、消弧室の可動部7と固定部6を絶縁
支持する絶縁筒50には、その一方の端部、すなわち、
前記固定部6の固定支え11と接続される部分まで、穴
51が延長されて構成されている。また、本実施形態に
おいては、図15及び図16に示したように、消弧室の
固定部6の一部が切り欠かれた構成とされ、さらに、固
定フィンガー8及び固定側シールド10の投入抵抗接点
固定部22と対向する部分も、同様に切り欠いた形状と
されている。
支持する絶縁筒50には、その一方の端部、すなわち、
前記固定部6の固定支え11と接続される部分まで、穴
51が延長されて構成されている。また、本実施形態に
おいては、図15及び図16に示したように、消弧室の
固定部6の一部が切り欠かれた構成とされ、さらに、固
定フィンガー8及び固定側シールド10の投入抵抗接点
固定部22と対向する部分も、同様に切り欠いた形状と
されている。
【0051】以上のような構成を有する本実施形態にお
いては、上記第3実施形態及び第4実施形態と同様の作
用・効果が得られる。すなわち、図16に示したよう
に、投入抵抗接点固定部22を消弧室の固定部6にさら
に近接させて配置することができるので、容器の内径を
さらに縮小することができる。
いては、上記第3実施形態及び第4実施形態と同様の作
用・効果が得られる。すなわち、図16に示したよう
に、投入抵抗接点固定部22を消弧室の固定部6にさら
に近接させて配置することができるので、容器の内径を
さらに縮小することができる。
【0052】また、ガス遮断器の投入時に、投入抵抗接
点可動電極23が投入接点固定電極25に衝突する際、
絶縁部材80にかかる衝突荷重が圧縮方向の荷重とな
る。従って、本実施形態の絶縁部材80においては、従
来問題となっていた曲げ方向の力の発生を防止できるの
で、機械的信頼性が高くなり、絶縁部材の強度を強化す
る必要もない。
点可動電極23が投入接点固定電極25に衝突する際、
絶縁部材80にかかる衝突荷重が圧縮方向の荷重とな
る。従って、本実施形態の絶縁部材80においては、従
来問題となっていた曲げ方向の力の発生を防止できるの
で、機械的信頼性が高くなり、絶縁部材の強度を強化す
る必要もない。
【0053】さらに、絶縁部材80が消弧室4の長手方
向に平行に配置されているため、絶縁部材80の耐電圧
性能を高くする必要がある場合、すなわち、絶縁部材8
0の長さを長くする必要がある場合でも、投入抵抗接点
固定部22と消弧室の固定部6との間の長さを変える必
要がない。その結果、絶縁部材を消弧室4の長手方向に
直角に配置する場合に比べて、容器内の空間を有効に活
用することができる。
向に平行に配置されているため、絶縁部材80の耐電圧
性能を高くする必要がある場合、すなわち、絶縁部材8
0の長さを長くする必要がある場合でも、投入抵抗接点
固定部22と消弧室の固定部6との間の長さを変える必
要がない。その結果、絶縁部材を消弧室4の長手方向に
直角に配置する場合に比べて、容器内の空間を有効に活
用することができる。
【0054】[7.他の実施形態]本発明は、上述した
実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能
である。例えば、絶縁筒を上記第2実施形態に示したよ
うに構成し、これに上記第4実施形態を組み合わせるこ
ともできる。また、上記第2実施形態、第3実施形態及
び第4実施形態を組み合わせることも可能である。
実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能
である。例えば、絶縁筒を上記第2実施形態に示したよ
うに構成し、これに上記第4実施形態を組み合わせるこ
ともできる。また、上記第2実施形態、第3実施形態及
び第4実施形態を組み合わせることも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、電気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の小形
化、特に容器の内径寸法の縮小化を可能とした投入抵抗
付きパッファー形ガス遮断器を提供することができる。
は、電気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の小形
化、特に容器の内径寸法の縮小化を可能とした投入抵抗
付きパッファー形ガス遮断器を提供することができる。
【図1】本発明の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
の第1実施形態の構成を示す断面図
の第1実施形態の構成を示す断面図
【図2】本発明の第1実施形態に用いられる絶縁筒の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図3】本発明の第1実施形態における消弧室の固定部
と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図4】本発明の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
の第2実施形態の構成を示す断面図
の第2実施形態の構成を示す断面図
【図5】本発明の第2実施形態に用いられる絶縁筒の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図6】本発明の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
の第3実施形態の構成を示す断面図
の第3実施形態の構成を示す断面図
【図7】本発明の第3実施形態における消弧室の固定部
と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図8】本発明の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
の第4実施形態の構成を示す断面図
の第4実施形態の構成を示す断面図
【図9】本発明の第4実施形態における消弧室の固定部
と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図10】本発明の第4実施形態における消弧室の固定
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図11】本発明の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断
器の第5実施形態の構成を示す断面図
器の第5実施形態の構成を示す断面図
【図12】本発明の第5実施形態における消弧室の固定
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図13】本発明の第5実施形態における消弧室の固定
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図14】本発明の投入抵抗付きパッファー形ガス遮断
器の第6実施形態の構成を示す断面図
器の第6実施形態の構成を示す断面図
【図15】本発明の第6実施形態における消弧室の固定
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図16】本発明の第6実施形態における消弧室の固定
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
部と投入抵抗接点固定部の構成を示す矢視図
【図17】従来の2点切り投入抵抗付きパッファー形ガ
ス遮断器の構成を示す断面図
ス遮断器の構成を示す断面図
【図18】従来の1点切り投入抵抗付きパッファー形ガ
ス遮断器の構成を示す断面図
ス遮断器の構成を示す断面図
【図19】従来の1点切り投入抵抗付きパッファー形ガ
ス遮断器における消弧室の固定部と投入抵抗接点固定部
の構成を示す矢視図
ス遮断器における消弧室の固定部と投入抵抗接点固定部
の構成を示す矢視図
【図20】従来の絶縁筒の構成を示す斜視図
1…容器 1a…フランジ 2…遮断部 3…支持部材 4…消弧室 5…投入抵抗接点部 6…固定部 7…可動部 8…固定フィンガー 9…固定アーク電極 10…固定側シールド 11…固定支え 12…可動電極 13…可動アーク電極 14…絶縁ノズル 15…操作ロッド 16…パッファーシリンダー 17…支持絶縁筒 18…支持絶縁筒シールド 19…可動支え 20…パッファーピストン 21,50,70…絶縁筒 22…投入抵抗接点固定部 23…投入抵抗接点可動電極 24…絶縁部材 25…投入抵抗接点固定部 26…バネ 27…投入抵抗 28…導体 29…絶縁操作ロッド 30…機構箱 30a…仕切り壁 31…摺動部材 32…摺動部材 35…接続部材 36…投入抵抗接点固定部取付部 40…腕部 41,51,71…穴 60…絶縁筒取付部 61…切り欠き
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性ガスを封入した容器内に収納さ
れ、容器に対して絶縁支持された消弧室と、この消弧室
と電気的に並列に接続され、投入時の過電圧を抑制する
投入抵抗と、この投入抵抗と電気的に直列に接続された
投入抵抗接点部を有し、前記消弧室が消弧室固定部と消
弧室可動部とから構成され、これら消弧室固定部と消弧
室可動部とが絶縁筒によって支持され、前記投入抵抗接
点部が絶縁部材を介して前記消弧室に絶縁支持された投
入抵抗付きパッファー形ガス遮断器において、 前記絶縁筒には、前記投入抵抗接点部の配設側に、一方
の端部に至る穴が形成され、 この絶縁筒が固定される前記消弧室固定部の絶縁筒取り
付け部が、前記絶縁筒の端部の形状に合致するように構
成されていることを特徴とする投入抵抗付きパッファー
形ガス遮断器。 - 【請求項2】 前記絶縁筒が、前記投入抵抗接点部の配
設側に、両端に至る穴が形成されたものであることを特
徴とする請求項1に記載の投入抵抗付きパッファー形ガ
ス遮断器。 - 【請求項3】 前記消弧室固定部が、前記絶縁筒の端部
の形状に合致するように構成されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の投入抵抗付きパッフ
ァー形ガス遮断器。 - 【請求項4】 前記投入抵抗接点部を前記消弧室固定部
に支持する絶縁部材が、前記消弧室の長手方向に平行に
配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3
のいずれか一に記載の投入抵抗付きパッファー形ガス遮
断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4488198A JPH11250785A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4488198A JPH11250785A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11250785A true JPH11250785A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12703844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4488198A Pending JPH11250785A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11250785A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220118674A (ko) * | 2021-02-19 | 2022-08-26 | 엘에스일렉트릭(주) | 가스절연개폐장치 |
KR20220134888A (ko) * | 2021-03-29 | 2022-10-06 | 엘에스일렉트릭(주) | 가스절연개폐장치 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4488198A patent/JPH11250785A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220118674A (ko) * | 2021-02-19 | 2022-08-26 | 엘에스일렉트릭(주) | 가스절연개폐장치 |
KR20220134888A (ko) * | 2021-03-29 | 2022-10-06 | 엘에스일렉트릭(주) | 가스절연개폐장치 |
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