JPH11249521A - 画像形成装置の感光体ドラム保護装置及び画像形成装置の感光体ドラム保護方法 - Google Patents
画像形成装置の感光体ドラム保護装置及び画像形成装置の感光体ドラム保護方法Info
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- JPH11249521A JPH11249521A JP10054035A JP5403598A JPH11249521A JP H11249521 A JPH11249521 A JP H11249521A JP 10054035 A JP10054035 A JP 10054035A JP 5403598 A JP5403598 A JP 5403598A JP H11249521 A JPH11249521 A JP H11249521A
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- forming apparatus
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異物により感光体ドラムが傷つくことを防止
する。 【解決手段】 感光体ドラム上の潜像領域60外に、感
光体ドラムの幅に渡って帯状潜像64を形成するブラン
クランプ、感光体ドラムに対向して配置され、潜像上及
び帯状潜像上にトナー層を形成する現像手段、帯状潜像
64を形成する時間間隔及び帯状潜像の長さLを、画像
形成装置のトナー累積使用量に応じて調整する制御手
段、及び感光体ドラムに摺接して設けられ、感光体ドラ
ム上の残留トナーを除去するクリーニング手段を備え
る。例えば、画像形成装置の稼動当初の100枚までは
一枚コピーするごとに帯状潜像64を形成し、その後は
50枚毎に帯状潜像64を形成する。クリーニングブレ
ードと感光体ドラムとの間のトナーにより、異物が感光
体ドラムを傷付けることなくスムーズに除去される。
する。 【解決手段】 感光体ドラム上の潜像領域60外に、感
光体ドラムの幅に渡って帯状潜像64を形成するブラン
クランプ、感光体ドラムに対向して配置され、潜像上及
び帯状潜像上にトナー層を形成する現像手段、帯状潜像
64を形成する時間間隔及び帯状潜像の長さLを、画像
形成装置のトナー累積使用量に応じて調整する制御手
段、及び感光体ドラムに摺接して設けられ、感光体ドラ
ム上の残留トナーを除去するクリーニング手段を備え
る。例えば、画像形成装置の稼動当初の100枚までは
一枚コピーするごとに帯状潜像64を形成し、その後は
50枚毎に帯状潜像64を形成する。クリーニングブレ
ードと感光体ドラムとの間のトナーにより、異物が感光
体ドラムを傷付けることなくスムーズに除去される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の感
光体ドラム保護装置及び感光体ドラム保護方法に関す
る。さらに詳しくは、クリーニング装置を有する画像形
成装置において、感光体ドラム上の異物を除去するため
の画像形成装置の感光体ドラムの保護装置及び感光体ド
ラムの保護方法に関する。
光体ドラム保護装置及び感光体ドラム保護方法に関す
る。さらに詳しくは、クリーニング装置を有する画像形
成装置において、感光体ドラム上の異物を除去するため
の画像形成装置の感光体ドラムの保護装置及び感光体ド
ラムの保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置には、通常、
感光体ドラムに残留したトナーを感光体ドラムから除去
するためのクリーニング装置が設けられている。クリー
ニング装置は、感光体ドラムに摺接するブレードを有
し、このブレードにより感光体ドラム上の残留トナーを
掻き取って除去している。画像形成装置の稼動初期にお
いては、クリーニング装置のブレードと感光体ドラムと
がなじみにくく、両者間の摩擦のためにブレードがめく
り上がってしまうことがある。このため、感光体ドラム
の幅に渡り一定長さでトナー層を形成し、このトナー層
をブレードに掻き取らせるように調整するものがある。
ブレードに適量のトナーを意図的に付着させると、ブレ
ードと感光体ドラムとがなじんでスムーズに摺接し、ブ
レードのめくり上がりを防止できるからである。
感光体ドラムに残留したトナーを感光体ドラムから除去
するためのクリーニング装置が設けられている。クリー
ニング装置は、感光体ドラムに摺接するブレードを有
し、このブレードにより感光体ドラム上の残留トナーを
掻き取って除去している。画像形成装置の稼動初期にお
いては、クリーニング装置のブレードと感光体ドラムと
がなじみにくく、両者間の摩擦のためにブレードがめく
り上がってしまうことがある。このため、感光体ドラム
の幅に渡り一定長さでトナー層を形成し、このトナー層
をブレードに掻き取らせるように調整するものがある。
ブレードに適量のトナーを意図的に付着させると、ブレ
ードと感光体ドラムとがなじんでスムーズに摺接し、ブ
レードのめくり上がりを防止できるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のよ
うにブレードのめくり上がりを防止するだけでは、稼動
前の保管時に感光体ドラムに付着したほこりなどの異物
が、稼動初期においてブレードと感光体ドラムとの間に
かみ込んでしまい、感光体ドラムに傷を付けてしまうこ
とがある。このような異物は、従来のように一度に多量
のトナーを乗せるだけでは除去しにくい。また、画像形
成装置を長時間稼動すると、画像形成装置内に発生する
多量の紙粉などがブレードと感光体ドラムとの間にたま
りやすく、この紙粉が感光体ドラムにかみこんでドラム
表面に傷を付けることがある。
うにブレードのめくり上がりを防止するだけでは、稼動
前の保管時に感光体ドラムに付着したほこりなどの異物
が、稼動初期においてブレードと感光体ドラムとの間に
かみ込んでしまい、感光体ドラムに傷を付けてしまうこ
とがある。このような異物は、従来のように一度に多量
のトナーを乗せるだけでは除去しにくい。また、画像形
成装置を長時間稼動すると、画像形成装置内に発生する
多量の紙粉などがブレードと感光体ドラムとの間にたま
りやすく、この紙粉が感光体ドラムにかみこんでドラム
表面に傷を付けることがある。
【0004】本発明の課題は、ほこりや紙粉などの異物
による感光体ドラムの損傷を防止し、長期に渡り良質な
画像を形成する画像形成装置の感光体ドラム保護装置及
び感光体ドラム保護方法を提供することにある。
による感光体ドラムの損傷を防止し、長期に渡り良質な
画像を形成する画像形成装置の感光体ドラム保護装置及
び感光体ドラム保護方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本願発明
は、前記の課題を解決するために、感光体ドラムに形成
した潜像領域にトナーを付与し、残留トナーを除去する
画像形成装置の感光体ドラム保護装置であって、帯状潜
像形成手段と、現像手段と、制御手段と、クリーニング
手段とを備えた画像形成装置の感光体ドラム保護装置を
提供する。
は、前記の課題を解決するために、感光体ドラムに形成
した潜像領域にトナーを付与し、残留トナーを除去する
画像形成装置の感光体ドラム保護装置であって、帯状潜
像形成手段と、現像手段と、制御手段と、クリーニング
手段とを備えた画像形成装置の感光体ドラム保護装置を
提供する。
【0006】帯状潜像形成手段は、感光体ドラム上の潜
像領域外に、感光体ドラムの幅に渡って帯状潜像を形成
する。現像手段は、感光体ドラムに対向して配置され、
潜像上及び帯状潜像上にトナー層を形成する。制御手段
は、帯状潜像を形成する時間間隔及び帯状潜像の長さ
を、画像形成装置のトナー累積使用量に応じて調整す
る。クリーニング手段は、感光体ドラムに摺接して設け
られ、感光体ドラム上の残留トナーを除去する。
像領域外に、感光体ドラムの幅に渡って帯状潜像を形成
する。現像手段は、感光体ドラムに対向して配置され、
潜像上及び帯状潜像上にトナー層を形成する。制御手段
は、帯状潜像を形成する時間間隔及び帯状潜像の長さ
を、画像形成装置のトナー累積使用量に応じて調整す
る。クリーニング手段は、感光体ドラムに摺接して設け
られ、感光体ドラム上の残留トナーを除去する。
【0007】形成された帯状潜像上にはトナー層が形成
されるが、このトナー層は用紙の範囲外であるのでその
まま残留トナーとなり、ブレードなどクリーニング手段
により除去される。ブレードと感光体ドラムとの間に
は、ほこりなどの異物がかみ込んでいる。帯状潜像上の
残留トナーは、ブレードと感光体ドラムとの間の異物を
包み込むようにブレードと感光体ドラムとの間に入り込
み、異物もろとも除去される。残留トナーが異物と感光
体ドラムとの直接接触を防ぐので、異物により感光体ド
ラムを傷付けることがなくなり、良質な画像を形成する
ことができる。
されるが、このトナー層は用紙の範囲外であるのでその
まま残留トナーとなり、ブレードなどクリーニング手段
により除去される。ブレードと感光体ドラムとの間に
は、ほこりなどの異物がかみ込んでいる。帯状潜像上の
残留トナーは、ブレードと感光体ドラムとの間の異物を
包み込むようにブレードと感光体ドラムとの間に入り込
み、異物もろとも除去される。残留トナーが異物と感光
体ドラムとの直接接触を防ぐので、異物により感光体ド
ラムを傷付けることがなくなり、良質な画像を形成する
ことができる。
【0008】トナーの累積使用量が少ない場合は、ブレ
ードと感光体ドラムとの間の残留トナー量が少ないと考
えられるので、帯状潜像を高い頻度で形成し、ブレード
と感光体ドラムとの間に十分な量の残留トナーが存在す
るように調整するとよい。トナーの累積使用量が増加し
てきたら、帯状潜像の形成頻度を低下させてもよい。帯
状潜像の長さは、あまり長く形成するとトナーの消費量
が増加するので、トナーの累積使用量及び帯状潜像を形
成する時間間隔に応じて適宜調整する。
ードと感光体ドラムとの間の残留トナー量が少ないと考
えられるので、帯状潜像を高い頻度で形成し、ブレード
と感光体ドラムとの間に十分な量の残留トナーが存在す
るように調整するとよい。トナーの累積使用量が増加し
てきたら、帯状潜像の形成頻度を低下させてもよい。帯
状潜像の長さは、あまり長く形成するとトナーの消費量
が増加するので、トナーの累積使用量及び帯状潜像を形
成する時間間隔に応じて適宜調整する。
【0009】請求項2に係る本願発明は、前記の画像形
成装置の感光体ドラム保護装置において、制御手段によ
り帯状潜像を形成する時間間隔が調整されている。その
調整は、画像形成装置の稼動初期においては第1の時間
間隔で帯状潜像を形成し、所定の時期以降は第2の時間
間隔で帯状潜像を形成するように、かつ第1の時間間隔
よりも第2の時間間隔の方が長くなるように行う。
成装置の感光体ドラム保護装置において、制御手段によ
り帯状潜像を形成する時間間隔が調整されている。その
調整は、画像形成装置の稼動初期においては第1の時間
間隔で帯状潜像を形成し、所定の時期以降は第2の時間
間隔で帯状潜像を形成するように、かつ第1の時間間隔
よりも第2の時間間隔の方が長くなるように行う。
【0010】例えば、稼動当初のコピー100枚まで、
用紙1枚ごとに帯状潜像領域を形成し、その後は適当な
定期間隔、例えばコピー50枚ごとに、前記と同様に帯
状潜像を形成する。画像形成装置使用前の保管時に感光
体ドラムに付着しがちなほこりや、コピー動作により感
光体ドラムに付着する紙粉などの異物により、感光体ド
ラムが傷つくことを防止できる。
用紙1枚ごとに帯状潜像領域を形成し、その後は適当な
定期間隔、例えばコピー50枚ごとに、前記と同様に帯
状潜像を形成する。画像形成装置使用前の保管時に感光
体ドラムに付着しがちなほこりや、コピー動作により感
光体ドラムに付着する紙粉などの異物により、感光体ド
ラムが傷つくことを防止できる。
【0011】請求項3に係る本願発明は、前記の画像形
成装置の感光体ドラム保護装置において、画像形成装置
が現像手段にトナーを供給するためのトナー補給装置を
さらに備えている。制御手段は、トナー補給装置の累積
駆動時間に基づいて、帯状潜像を形成する時間間隔及び
帯状潜像の長さを調整する。帯状潜像をあまり頻繁に形
成したり、またその領域が広すぎると、高価なトナーを
無駄に使用することになる。そこで、トナー補給装置の
累積駆動時間によりトナーの累積使用量を見積もり、ト
ナー補給装置の累積駆動時間が多ければトナーを多く使
用していると見なし、逆に駆動時間が少なければトナー
の使用量が少ないと見なす。トナーの使用量が多い場合
は、ブレードと感光体ドラムとの間の残留トナー量が比
較的多いと考えられるので、帯状潜像の形成頻度や長さ
を少な目に調整する。トナーの使用量が少ない場合は、
前記と逆に帯状潜像の形成頻度や長さを多めに調整す
る。
成装置の感光体ドラム保護装置において、画像形成装置
が現像手段にトナーを供給するためのトナー補給装置を
さらに備えている。制御手段は、トナー補給装置の累積
駆動時間に基づいて、帯状潜像を形成する時間間隔及び
帯状潜像の長さを調整する。帯状潜像をあまり頻繁に形
成したり、またその領域が広すぎると、高価なトナーを
無駄に使用することになる。そこで、トナー補給装置の
累積駆動時間によりトナーの累積使用量を見積もり、ト
ナー補給装置の累積駆動時間が多ければトナーを多く使
用していると見なし、逆に駆動時間が少なければトナー
の使用量が少ないと見なす。トナーの使用量が多い場合
は、ブレードと感光体ドラムとの間の残留トナー量が比
較的多いと考えられるので、帯状潜像の形成頻度や長さ
を少な目に調整する。トナーの使用量が少ない場合は、
前記と逆に帯状潜像の形成頻度や長さを多めに調整す
る。
【0012】請求項4に係る本願発明は、請求項3に係
る画像形成装置の感光体ドラム保護装置において、制御
手段がトナー補給装置の累積駆動時間が長くなるに従
い、帯状潜像を形成する時間間隔が長くなるように調整
する。トナー補給装置の累積駆動時間が多ければトナー
の累積使用量が多いので、クリーニング装置と感光体ド
ラムとの間に比較的多くの残留トナーが存在していると
考えられる。そこで、トナー累積使用量が増えるほど帯
状潜像を形成する時間間隔が長くなるように調整し、ト
ナーの無駄な消費を防ぐ。
る画像形成装置の感光体ドラム保護装置において、制御
手段がトナー補給装置の累積駆動時間が長くなるに従
い、帯状潜像を形成する時間間隔が長くなるように調整
する。トナー補給装置の累積駆動時間が多ければトナー
の累積使用量が多いので、クリーニング装置と感光体ド
ラムとの間に比較的多くの残留トナーが存在していると
考えられる。そこで、トナー累積使用量が増えるほど帯
状潜像を形成する時間間隔が長くなるように調整し、ト
ナーの無駄な消費を防ぐ。
【0013】請求項5に係る本願発明は、感光体ドラム
に形成した潜像領域にトナーを付与する画像形成装置の
感光体ドラム保護方法であって、帯状潜像形成工程と、
現像工程と、制御工程と、クリーニング工程とを備えた
画像形成装置の感光体ドラム保護方法を提供する。帯状
潜像形成工程は、感光体ドラム上の潜像領域外に、感光
体ドラムの幅に渡る帯状潜像を形成する。現像工程は、
感光体ドラムに対向して配置され、潜像上及び帯状潜像
上にトナー層を形成する。制御工程は、帯状潜像を形成
する時間間隔及び帯状潜像の長さを、画像形成装置のト
ナー累積使用量に応じて調整する。クリーニング工程
は、感光体ドラム上の残留トナー及びトナー以外の異物
を除去する。
に形成した潜像領域にトナーを付与する画像形成装置の
感光体ドラム保護方法であって、帯状潜像形成工程と、
現像工程と、制御工程と、クリーニング工程とを備えた
画像形成装置の感光体ドラム保護方法を提供する。帯状
潜像形成工程は、感光体ドラム上の潜像領域外に、感光
体ドラムの幅に渡る帯状潜像を形成する。現像工程は、
感光体ドラムに対向して配置され、潜像上及び帯状潜像
上にトナー層を形成する。制御工程は、帯状潜像を形成
する時間間隔及び帯状潜像の長さを、画像形成装置のト
ナー累積使用量に応じて調整する。クリーニング工程
は、感光体ドラム上の残留トナー及びトナー以外の異物
を除去する。
【0014】用紙に対応する潜像領域外に形成した帯状
潜像上に帯状のトナー層を形成し、そのトナー層をブレ
ードなどのクリーニング手段で除去して、ブレードと感
光体ドラムとの間に適量の残留トナーを存在させる。こ
の残留トナーは、感光体ドラムに付着している紙粉やほ
こりなどの異物を包み込み、感光体ドラムを異物から保
護しながら異物とともに除去されると考えられる。従っ
て、ブレードと感光体ドラムとの間にかみこんだ異物に
よる感光体ドラムの破損を防止でき、長期に渡り良質な
画像を形成することができる。
潜像上に帯状のトナー層を形成し、そのトナー層をブレ
ードなどのクリーニング手段で除去して、ブレードと感
光体ドラムとの間に適量の残留トナーを存在させる。こ
の残留トナーは、感光体ドラムに付着している紙粉やほ
こりなどの異物を包み込み、感光体ドラムを異物から保
護しながら異物とともに除去されると考えられる。従っ
て、ブレードと感光体ドラムとの間にかみこんだ異物に
よる感光体ドラムの破損を防止でき、長期に渡り良質な
画像を形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】<全体構成>本発明の感光体ドラ
ム保護装置の一実施形態が採用される画像形成装置を図
1に基づいて説明する。この複写機は、本体10と、本
体10の上部に開閉自在に装着された原稿押さえ11と
を有している。
ム保護装置の一実施形態が採用される画像形成装置を図
1に基づいて説明する。この複写機は、本体10と、本
体10の上部に開閉自在に装着された原稿押さえ11と
を有している。
【0016】本体10の内部において、原稿が載置され
る原稿台15が上部に設けられ、正面から見て左側の端
部で上下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられて
いる。また、下部には、用紙を収納する給紙カセット1
7が着脱自在に設けられている。給紙カセット17の用
紙出口側の端部上方には、カセット内の用紙を送り出す
ための送りコロ37が設けられている。給紙カセット1
7の左側にはバイパス給紙部18が設けられ、装置の左
側下部から用紙を手差しで供給できるようになってい
る。原稿台15の下方には、原稿台15上に載置された
原稿の画像情報を読み取るための光学系19が設けられ
ている。画像形成部16の左側で斜め上方には、用紙上
の画像を定着するための定着装置20が設けられ、さら
にその左側斜め上方には排出ローラ21が設けられてい
る。排出ローラ21には、図示しない枚数検出センサが
接続され、コピー枚数を検出する。なお、排出ローラ2
1の本体外側には、図示しない排紙トレイが設けられる
ようになっている。
る原稿台15が上部に設けられ、正面から見て左側の端
部で上下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられて
いる。また、下部には、用紙を収納する給紙カセット1
7が着脱自在に設けられている。給紙カセット17の用
紙出口側の端部上方には、カセット内の用紙を送り出す
ための送りコロ37が設けられている。給紙カセット1
7の左側にはバイパス給紙部18が設けられ、装置の左
側下部から用紙を手差しで供給できるようになってい
る。原稿台15の下方には、原稿台15上に載置された
原稿の画像情報を読み取るための光学系19が設けられ
ている。画像形成部16の左側で斜め上方には、用紙上
の画像を定着するための定着装置20が設けられ、さら
にその左側斜め上方には排出ローラ21が設けられてい
る。排出ローラ21には、図示しない枚数検出センサが
接続され、コピー枚数を検出する。なお、排出ローラ2
1の本体外側には、図示しない排紙トレイが設けられる
ようになっている。
【0017】給紙カセット17及びバイパス給紙部18
と画像形成部16との間には供給された用紙を画像形成
部16に向かって縦方向に搬送する縦搬送路25が設け
られている。また、画像形成部16と排出ローラ21と
の間には、画像形成された用紙を斜め上方に搬送し排出
する斜め搬送路26が設けられている。画像形成部16
は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム30を有
し、さらに感光体ドラム30の周囲に配置された主帯電
装置31、ブランクランプ32、現像ハウジング33、
転写装置34、及びクリーニングブレード35を有して
いる。感光体ドラム30には、図示しない駆動モータ及
び回転検出センサが接続され、感光体ドラム30の回転
数を検出する。クリーニングブレード35は、感光体ド
ラム30に摺接して設けられ、残留トナーなどを感光体
ドラム30表面から除去する。
と画像形成部16との間には供給された用紙を画像形成
部16に向かって縦方向に搬送する縦搬送路25が設け
られている。また、画像形成部16と排出ローラ21と
の間には、画像形成された用紙を斜め上方に搬送し排出
する斜め搬送路26が設けられている。画像形成部16
は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム30を有
し、さらに感光体ドラム30の周囲に配置された主帯電
装置31、ブランクランプ32、現像ハウジング33、
転写装置34、及びクリーニングブレード35を有して
いる。感光体ドラム30には、図示しない駆動モータ及
び回転検出センサが接続され、感光体ドラム30の回転
数を検出する。クリーニングブレード35は、感光体ド
ラム30に摺接して設けられ、残留トナーなどを感光体
ドラム30表面から除去する。
【0018】現像ハウジング33の上方には、補給用ト
ナーを収納するトナーカートリッジ36が設けられてい
る。トナーカートリッジ36には、現像ハウジング33
へトナーを供給するスパイラル41と、カートリッジ内
のトナーを攪拌するパドル42とが設けられている。ス
パイラル41は、図示しないモータにより回転駆動さ
れ、一方方向へトナーを搬送したり搬送を停止したりし
て、現像ハウジング内にトナーを供給する。また、スパ
イラル41を駆動する駆動モータには、図示しない回転
検出センサが接続され、スパイラル41の回転数を検出
する。 <制御系>前記の構成の画像形成装置に用いられる感光
体ドラム保護装置は、図3に示す制御部50を備えてい
る。
ナーを収納するトナーカートリッジ36が設けられてい
る。トナーカートリッジ36には、現像ハウジング33
へトナーを供給するスパイラル41と、カートリッジ内
のトナーを攪拌するパドル42とが設けられている。ス
パイラル41は、図示しないモータにより回転駆動さ
れ、一方方向へトナーを搬送したり搬送を停止したりし
て、現像ハウジング内にトナーを供給する。また、スパ
イラル41を駆動する駆動モータには、図示しない回転
検出センサが接続され、スパイラル41の回転数を検出
する。 <制御系>前記の構成の画像形成装置に用いられる感光
体ドラム保護装置は、図3に示す制御部50を備えてい
る。
【0019】制御部50には、露光装置19、主帯電装
置31、ブランクランプ32、感光体ドラムカウンタ5
1、スパイラルカウンタ52、枚数カウンタ53、入力
キー54、ROM55が接続されている。感光体ドラム
カウンタ51は、感光体ドラム30の回転検出センサに
接続されて、感光体ドラム30の回転数をカウントす
る。スパイラルカウンタ52は、スパイラル41の回転
検出センサに接続され、スパイラル41の累積駆動時間
をカウントする。枚数カウンタ53は、排出ローラ21
から排出されるコピー枚数を検出する枚数検出センサに
接続され、累積コピー枚数をカウントする。入力キー5
4からは、オペレータの操作によりコピー条件の設定や
コピーの開始命令がなされる。ROM55には、画像形
成装置の動作上必要となるデータが記憶されている。
置31、ブランクランプ32、感光体ドラムカウンタ5
1、スパイラルカウンタ52、枚数カウンタ53、入力
キー54、ROM55が接続されている。感光体ドラム
カウンタ51は、感光体ドラム30の回転検出センサに
接続されて、感光体ドラム30の回転数をカウントす
る。スパイラルカウンタ52は、スパイラル41の回転
検出センサに接続され、スパイラル41の累積駆動時間
をカウントする。枚数カウンタ53は、排出ローラ21
から排出されるコピー枚数を検出する枚数検出センサに
接続され、累積コピー枚数をカウントする。入力キー5
4からは、オペレータの操作によりコピー条件の設定や
コピーの開始命令がなされる。ROM55には、画像形
成装置の動作上必要となるデータが記憶されている。
【0020】図3及び図4に、ROM55に記憶されて
いる主帯電装置31及びブランクランプ32のオンオフ
タイミングと、感光体ドラムの潜像領域との関係の一例
を示す。図3は帯状潜像を形成する場合、図4は形成し
ない場合をそれぞれ示す。図3及び図4に示すように、
主帯電装置31は、潜像領域60よりも広い帯電領域6
1を形成するようにオンオフされる。主帯電装置31が
オンになった所定時間T1経過後、ブランクランプ32
がオフになり、潜像領域60へのトナーの付着を許容す
る。用紙62は、その先端に若干の余白62aが形成さ
れるようなタイミングで、定着部34へ送り込まれる。
いる主帯電装置31及びブランクランプ32のオンオフ
タイミングと、感光体ドラムの潜像領域との関係の一例
を示す。図3は帯状潜像を形成する場合、図4は形成し
ない場合をそれぞれ示す。図3及び図4に示すように、
主帯電装置31は、潜像領域60よりも広い帯電領域6
1を形成するようにオンオフされる。主帯電装置31が
オンになった所定時間T1経過後、ブランクランプ32
がオフになり、潜像領域60へのトナーの付着を許容す
る。用紙62は、その先端に若干の余白62aが形成さ
れるようなタイミングで、定着部34へ送り込まれる。
【0021】露光装置19による潜像領域60の露光終
了後、すなわち所定時間T2経過後にブランクランプ3
2は再びオンになり、潜像領域60外へのトナーの付着
を排する。ブランクランプ32がトナーの付着を排する
領域61cは、潜像領域60の若干外側になるように、
所定の時間間隔T4が調整されている。次いで、図3に
示す場合は、所定時間T5が経過した後、ブランクラン
プ32が所定時間間隔T6だけオフになり、帯電領域6
1上に帯状潜像64を形成する。帯状潜像64を形成し
た後、ブランクランプ32はオンに、主帯電装置31は
オフに同時に切り替わり、感光体ドラム30へのトナー
の付着を防止して次の潜像の形成を待つ。
了後、すなわち所定時間T2経過後にブランクランプ3
2は再びオンになり、潜像領域60外へのトナーの付着
を排する。ブランクランプ32がトナーの付着を排する
領域61cは、潜像領域60の若干外側になるように、
所定の時間間隔T4が調整されている。次いで、図3に
示す場合は、所定時間T5が経過した後、ブランクラン
プ32が所定時間間隔T6だけオフになり、帯電領域6
1上に帯状潜像64を形成する。帯状潜像64を形成し
た後、ブランクランプ32はオンに、主帯電装置31は
オフに同時に切り替わり、感光体ドラム30へのトナー
の付着を防止して次の潜像の形成を待つ。
【0022】図4に示す場合は、帯状潜像64を形成し
ないので、露光後にブランクランプ32がオンになった
所定時間T3経過後に主帯電装置31がオフとなり、潜
像領域60の外側に帯電領域61bを形成する。 <画像形成装置の動作>次に、本発明の感光体ドラム保
護装置を有する画像形成装置の動作について、図5に示
すフローチャートに基づいて説明する。
ないので、露光後にブランクランプ32がオンになった
所定時間T3経過後に主帯電装置31がオフとなり、潜
像領域60の外側に帯電領域61bを形成する。 <画像形成装置の動作>次に、本発明の感光体ドラム保
護装置を有する画像形成装置の動作について、図5に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0023】図示しないメインスイッチをオンにする
と、ステップS1において、複写枚数を1枚に設定した
り、累積コピー枚数検出用のカウント値C0に現在の累
積コピー枚数を入れるなどの初期設定が行われる。ステ
ップS2では、コピー準備動作の完了を待つ。準備が完
了すると、ステップS3へ移行する。
と、ステップS1において、複写枚数を1枚に設定した
り、累積コピー枚数検出用のカウント値C0に現在の累
積コピー枚数を入れるなどの初期設定が行われる。ステ
ップS2では、コピー準備動作の完了を待つ。準備が完
了すると、ステップS3へ移行する。
【0024】ステップS3では、プリントキーが押され
たか否かを判断し、プリントキーが押されればステップ
S6に移行する。プリントキーが押されなければ、ステ
ップS4へ移行する。ステップS4では、他のキーが押
されたか否かを判断し、押されていればステップS5へ
移行して押されたキーに応じた処理を実行する。他のキ
ーが押されていないかステップS5で他の処理が終了す
ると、ステップS3に戻り、再びステップS3〜ステッ
プS5を繰り返す。すなわち、ステップS3〜5では、
オペレータからの入力を待つ。
たか否かを判断し、プリントキーが押されればステップ
S6に移行する。プリントキーが押されなければ、ステ
ップS4へ移行する。ステップS4では、他のキーが押
されたか否かを判断し、押されていればステップS5へ
移行して押されたキーに応じた処理を実行する。他のキ
ーが押されていないかステップS5で他の処理が終了す
ると、ステップS3に戻り、再びステップS3〜ステッ
プS5を繰り返す。すなわち、ステップS3〜5では、
オペレータからの入力を待つ。
【0025】ステップS6では、累積コピー枚数を示す
カウンタ値C0が100枚以下か否かを判断し、100
枚以下と判断すればステップS7へ移行する。累積コピ
ー枚数が100枚を越えていると判断すれば、ステップ
S10へ移行する。すなわち、画像形成装置の稼動当初
の100枚までは、コピー1枚ごとに帯状潜像を形成す
る。
カウンタ値C0が100枚以下か否かを判断し、100
枚以下と判断すればステップS7へ移行する。累積コピ
ー枚数が100枚を越えていると判断すれば、ステップ
S10へ移行する。すなわち、画像形成装置の稼動当初
の100枚までは、コピー1枚ごとに帯状潜像を形成す
る。
【0026】ステップS7では、後述の帯状潜像サブル
ーチンを実行し、終了するとステップS8へ移行する。
ステップS8では、累積コピー枚数を示すカウンタC0
をインクリメントし、ステップS9へ移行する。ステッ
プS9では、コピーを終了するか否かを判断し、終了す
ると判断する場合はステップS3へ戻る。終了しないと
判断する場合は、再びステップS6へ移行して累積コピ
ー枚数による処理の振り分けを行う。
ーチンを実行し、終了するとステップS8へ移行する。
ステップS8では、累積コピー枚数を示すカウンタC0
をインクリメントし、ステップS9へ移行する。ステッ
プS9では、コピーを終了するか否かを判断し、終了す
ると判断する場合はステップS3へ戻る。終了しないと
判断する場合は、再びステップS6へ移行して累積コピ
ー枚数による処理の振り分けを行う。
【0027】ステップS10では、累積コピー枚数を示
すカウンタ値C0が50の倍数か否かを判断し、C0が
50の倍数であればステップS7へ移行して後述の帯状
潜像サブルーチンを実行し、終了するとステップS8へ
移行して前記と同様の処理を繰り返す。逆にC0が50
の倍数でなければ、ステップ11へ移行する。すなわ
ち、画像形成装置を稼動してコピーを100枚とった後
は、コピーを50枚とるごとに帯状潜像を形成するよう
に調整する。
すカウンタ値C0が50の倍数か否かを判断し、C0が
50の倍数であればステップS7へ移行して後述の帯状
潜像サブルーチンを実行し、終了するとステップS8へ
移行して前記と同様の処理を繰り返す。逆にC0が50
の倍数でなければ、ステップ11へ移行する。すなわ
ち、画像形成装置を稼動してコピーを100枚とった後
は、コピーを50枚とるごとに帯状潜像を形成するよう
に調整する。
【0028】ステップS11では、後述の潜像形成サブ
ルーチンを実行し、終了するとステップS8へ移行して
前記と同様の処理を行う。 <潜像形成動作>次に、図6に示す潜像形成サブルーチ
ンについて、図4を参照しつつ説明する。累積コピー枚
数が100枚を越え、かつ50の倍数でない場合は、プ
ログラムは図5に示すメインルーチンのステップS10
から、図6に示す潜像形成サブルーチンへ移行する。
ルーチンを実行し、終了するとステップS8へ移行して
前記と同様の処理を行う。 <潜像形成動作>次に、図6に示す潜像形成サブルーチ
ンについて、図4を参照しつつ説明する。累積コピー枚
数が100枚を越え、かつ50の倍数でない場合は、プ
ログラムは図5に示すメインルーチンのステップS10
から、図6に示す潜像形成サブルーチンへ移行する。
【0029】図6において、ステップS20では、ブラ
ンクランプ32をオンにしたり、ブランクランプオンオ
フタイミング検出用のカウンタ値C1及びメイン高圧オ
ンオフタイミング検出用のカウンタ値C3にゼロを設定
したりする初期設定を行う。ステップS21では、主帯
電装置31をオンにし、ステップS22へ移行する。
ンクランプ32をオンにしたり、ブランクランプオンオ
フタイミング検出用のカウンタ値C1及びメイン高圧オ
ンオフタイミング検出用のカウンタ値C3にゼロを設定
したりする初期設定を行う。ステップS21では、主帯
電装置31をオンにし、ステップS22へ移行する。
【0030】ステップS22では、カウンタ値C1が所
定の値NT1以上か否かを判断し、NT1を越えていな
いと判断すればステップS23へ移行する。NT1以上
と判断すればステップS24へ移行する。ステップS2
3では、カウンタ値C1をインクリメントし、ステップ
S22へ戻る。
定の値NT1以上か否かを判断し、NT1を越えていな
いと判断すればステップS23へ移行する。NT1以上
と判断すればステップS24へ移行する。ステップS2
3では、カウンタ値C1をインクリメントし、ステップ
S22へ戻る。
【0031】ステップS24では、ブランクランプ32
をオフにする。すなわち、主帯電装置31がオンになっ
て所定時間T1後、ブランクランプ32をオフにし、潜
像の形成を許容する。主帯電装置31がオンになってか
らブランクランプ32がオフになるまでの時間T1は、
図4に示す帯電領域61aに対応する。ステップS25
では、光学系19(図1参照)が駆動され、所定時間T
2に対応する潜像領域60に潜像が形成される。また、
図示していないが、画像形成動作のために必要な他の処
理が同時に行われる。
をオフにする。すなわち、主帯電装置31がオンになっ
て所定時間T1後、ブランクランプ32をオフにし、潜
像の形成を許容する。主帯電装置31がオンになってか
らブランクランプ32がオフになるまでの時間T1は、
図4に示す帯電領域61aに対応する。ステップS25
では、光学系19(図1参照)が駆動され、所定時間T
2に対応する潜像領域60に潜像が形成される。また、
図示していないが、画像形成動作のために必要な他の処
理が同時に行われる。
【0032】ステップS26では、所定時間T2経過後
に再びブランクランプ32をオンにし、潜像領域60外
の帯電領域におけるトナーの付着を禁止し、ステップS
27へ移行する。ステップS27では、カウント値C3
が所定の値NT3以上か否かを判断し、カウント値C3
がNT3を越えていなければステップS28へ移行す
る。カウント値C3がNT3を越えていればステップS
29へ移行する。
に再びブランクランプ32をオンにし、潜像領域60外
の帯電領域におけるトナーの付着を禁止し、ステップS
27へ移行する。ステップS27では、カウント値C3
が所定の値NT3以上か否かを判断し、カウント値C3
がNT3を越えていなければステップS28へ移行す
る。カウント値C3がNT3を越えていればステップS
29へ移行する。
【0033】ステップS28では、カウント値C3のイ
ンクリメントを行いステップS27へ戻る。ステップS
29では、ブランクランプ32がステップS26でオン
になってから所定時間T3が経過しているので、主帯電
装置31をオフにして帯電領域61の形成を停止し、メ
インルーチンへ戻る。主帯電装置31がオンになってい
る時間T1+T2+T3は、図4に示す帯電領域61に
対応する。 <感光体ドラム保護制御>次に感光体ドラム保護装置の
動作について、図7に示す帯状潜像サブルーチンに基づ
き図3を参照しつつ説明する。累積コピー枚数が100
枚を越えないか、100枚を越えた50枚毎に、プログ
ラムは図5に示すメインルーチンのステップS6または
S10から、図7に示す潜像形成サブルーチンへ移行す
る。
ンクリメントを行いステップS27へ戻る。ステップS
29では、ブランクランプ32がステップS26でオン
になってから所定時間T3が経過しているので、主帯電
装置31をオフにして帯電領域61の形成を停止し、メ
インルーチンへ戻る。主帯電装置31がオンになってい
る時間T1+T2+T3は、図4に示す帯電領域61に
対応する。 <感光体ドラム保護制御>次に感光体ドラム保護装置の
動作について、図7に示す帯状潜像サブルーチンに基づ
き図3を参照しつつ説明する。累積コピー枚数が100
枚を越えないか、100枚を越えた50枚毎に、プログ
ラムは図5に示すメインルーチンのステップS6または
S10から、図7に示す潜像形成サブルーチンへ移行す
る。
【0034】ステップS40では、ブランクランプ32
をオンにしたり、ブランクランプオンオフタイミング検
出用のカウンタ値C1,C5や、メイン高圧オンオフタ
イミング検出用のカウンタ値C6にゼロを設定したりす
る初期設定を行う。ステップS41〜S46は、図6に
おけるステップS21〜S25の処理と同様である。す
なわち、ステップS41では、主帯電装置31をオンに
し、ステップS42へ移行する。
をオンにしたり、ブランクランプオンオフタイミング検
出用のカウンタ値C1,C5や、メイン高圧オンオフタ
イミング検出用のカウンタ値C6にゼロを設定したりす
る初期設定を行う。ステップS41〜S46は、図6に
おけるステップS21〜S25の処理と同様である。す
なわち、ステップS41では、主帯電装置31をオンに
し、ステップS42へ移行する。
【0035】ステップS42では、カウンタ値C1が所
定の値NT1以上か否かを判断し、NT1を越えていな
いと判断すればステップS43へ移行する。カウンタ値
C1がNT1以上と判断すればステップS44へ移行す
る。ステップS43では、カウンタ値C1をインクリメ
ントし、ステップS42へ戻る。
定の値NT1以上か否かを判断し、NT1を越えていな
いと判断すればステップS43へ移行する。カウンタ値
C1がNT1以上と判断すればステップS44へ移行す
る。ステップS43では、カウンタ値C1をインクリメ
ントし、ステップS42へ戻る。
【0036】ステップS44では、ブランクランプ32
をオフにする。すなわち、主帯電装置31がオンになっ
て所定時間T1(図3参照)経過後に、ブランクランプ
32をオフにし、感光体ドラム30上への潜像の形成を
許容する。前記と同様、主帯電装置31がオンになって
ブランクランプ32がオフになるまでの時間T1は、図
3に示す帯電領域61aに対応する。
をオフにする。すなわち、主帯電装置31がオンになっ
て所定時間T1(図3参照)経過後に、ブランクランプ
32をオフにし、感光体ドラム30上への潜像の形成を
許容する。前記と同様、主帯電装置31がオンになって
ブランクランプ32がオフになるまでの時間T1は、図
3に示す帯電領域61aに対応する。
【0037】ステップS45では、光学系19(図1参
照)が駆動され、所定時間T2に対応する潜像領域60
上へ潜像が形成される。また、図示していないが、画像
形成動作のために必要な他の処理が同時に行われる。ス
テップS46では、潜像領域60の直後で再びブランク
ランプ32をオンにし、潜像領域60外の帯電領域にお
けるトナーの付着を禁止し、ステップS47へ移行す
る。厳密には、ブランクランプ32をオンにするタイミ
ングは、潜像領域60の後端がブランクランプ32を通
過してから所定時間T4経過後である。
照)が駆動され、所定時間T2に対応する潜像領域60
上へ潜像が形成される。また、図示していないが、画像
形成動作のために必要な他の処理が同時に行われる。ス
テップS46では、潜像領域60の直後で再びブランク
ランプ32をオンにし、潜像領域60外の帯電領域にお
けるトナーの付着を禁止し、ステップS47へ移行す
る。厳密には、ブランクランプ32をオンにするタイミ
ングは、潜像領域60の後端がブランクランプ32を通
過してから所定時間T4経過後である。
【0038】ステップS47では、カウンタ値C5が所
定の値NT5以上か否かを判断する。カウンタ値C2が
NT5以上でなければステップS48へ移行し、NT5
以上であればステップS49へ移行する。ステップS4
8では、カウンタ値C5をインクリメントし、ステップ
S47へ戻る。
定の値NT5以上か否かを判断する。カウンタ値C2が
NT5以上でなければステップS48へ移行し、NT5
以上であればステップS49へ移行する。ステップS4
8では、カウンタ値C5をインクリメントし、ステップ
S47へ戻る。
【0039】ステップS49では、ブランクランプ32
をオンにしてから所定時間T5が経過しているので、ブ
ランクランプ32をオフにし、ステップS50へ移行す
る。潜像形成後にブランクランプ32がオンになってい
る時間T5は、図3に示す潜像領域60と帯状潜像64
との間の、帯電領域61cに対応する。ステップS50
では、カウンタ値C6が所定の値NT6以上か否かを判
断する。カウンタ値C6がNT6以上でなければステッ
プS51へ移行し、NT6以上であればステップS52
へ移行する。
をオンにしてから所定時間T5が経過しているので、ブ
ランクランプ32をオフにし、ステップS50へ移行す
る。潜像形成後にブランクランプ32がオンになってい
る時間T5は、図3に示す潜像領域60と帯状潜像64
との間の、帯電領域61cに対応する。ステップS50
では、カウンタ値C6が所定の値NT6以上か否かを判
断する。カウンタ値C6がNT6以上でなければステッ
プS51へ移行し、NT6以上であればステップS52
へ移行する。
【0040】ステップS51では、カウンタ値C6をイ
ンクリメントし、ステップS50へ戻る。ステップS5
2では、ブランクランプ32をオンにする。すなわち、
帯電領域61cを形成した後にブランクランプ32がオ
フになっている時間T6は、図3に示す帯状潜像64の
長さLに対応する。
ンクリメントし、ステップS50へ戻る。ステップS5
2では、ブランクランプ32をオンにする。すなわち、
帯電領域61cを形成した後にブランクランプ32がオ
フになっている時間T6は、図3に示す帯状潜像64の
長さLに対応する。
【0041】ステップS53では主帯電装置31をオフ
にし、メインルーチンに戻る。所定時間T5とT6との
和は、前記潜像形成後に主帯電装置31がオフになるま
での時間T3と同じになるようにし、帯状潜像領域64
を帯電領域61の端部に形成する。 <他の実施形態> (a)図5において、累積コピー枚数が100枚以下か
否かで帯状潜像の形成処理を分けているが、これは画像
形成装置の稼動当初期間を示す例示であり、必ずしもこ
の例に限定されない。また、100枚を越えた場合に5
0枚毎に帯状潜像を形成するようにしているが、これも
例示である。例えば、100枚を越え10000枚まで
は50枚毎に、10000枚を越え20000枚までは
100枚毎、それ以降は紙粉が増えるので20枚毎に帯
状潜像を形成するなど、最適な時間間隔及び帯状潜像の
長さは使用環境や各画像形成装置の特性により適宜調整
される。
にし、メインルーチンに戻る。所定時間T5とT6との
和は、前記潜像形成後に主帯電装置31がオフになるま
での時間T3と同じになるようにし、帯状潜像領域64
を帯電領域61の端部に形成する。 <他の実施形態> (a)図5において、累積コピー枚数が100枚以下か
否かで帯状潜像の形成処理を分けているが、これは画像
形成装置の稼動当初期間を示す例示であり、必ずしもこ
の例に限定されない。また、100枚を越えた場合に5
0枚毎に帯状潜像を形成するようにしているが、これも
例示である。例えば、100枚を越え10000枚まで
は50枚毎に、10000枚を越え20000枚までは
100枚毎、それ以降は紙粉が増えるので20枚毎に帯
状潜像を形成するなど、最適な時間間隔及び帯状潜像の
長さは使用環境や各画像形成装置の特性により適宜調整
される。
【0042】(b)前記の例では累積コピー枚数に基づ
いて帯状潜像を形成する時間間隔及び長さを調整してい
るが、高濃度で使用されることが多い場合とそうでない
場合とを考慮して調整することも可能である。その場
合、例えば、トナーカートリッジ36内のスパイラル4
1の累積回転数をスパイラルカウンタ52でカウントし
(図2参照)、スパイラル41の累積回転数の範囲を区
切って、各範囲ごとに帯状潜像を形成する時間間隔や長
さLを調整することが考えられる。 (c)前記の例では、累積コピー枚数が100枚までと
それ以降との場合において、形成する帯状潜像の長さL
を同じにしているが、それぞれを異ならしめることもで
きる。
いて帯状潜像を形成する時間間隔及び長さを調整してい
るが、高濃度で使用されることが多い場合とそうでない
場合とを考慮して調整することも可能である。その場
合、例えば、トナーカートリッジ36内のスパイラル4
1の累積回転数をスパイラルカウンタ52でカウントし
(図2参照)、スパイラル41の累積回転数の範囲を区
切って、各範囲ごとに帯状潜像を形成する時間間隔や長
さLを調整することが考えられる。 (c)前記の例では、累積コピー枚数が100枚までと
それ以降との場合において、形成する帯状潜像の長さL
を同じにしているが、それぞれを異ならしめることもで
きる。
【0043】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の感光体ドラム保
護装置及び感光体ドラム保護方法は、適量の残留トナー
を感光体ドラムとクリーニング装置との間に供給して感
光体ドラムを保護し、クリーニング装置と感光体ドラム
との間にかみこんだ異物により感光体ドラムが傷つくこ
とを防止する。
護装置及び感光体ドラム保護方法は、適量の残留トナー
を感光体ドラムとクリーニング装置との間に供給して感
光体ドラムを保護し、クリーニング装置と感光体ドラム
との間にかみこんだ異物により感光体ドラムが傷つくこ
とを防止する。
【図1】本発明の感光体ドラム制御装置が採用される画
像形成装置の全体図。
像形成装置の全体図。
【図2】感光体ドラム制御装置の制御系の一例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】帯状潜像とブランクランプのオンオフタイミン
グとの対応関係の一例を示す図。
グとの対応関係の一例を示す図。
【図4】潜像とブランクランプのオンオフタイミングと
の対応関係の一例を示す図。
の対応関係の一例を示す図。
【図5】画像形成装置の動作を示すフローチャート。
【図6】潜像形成動作を示すフローチャート。
【図7】帯状潜像形成動作を示すフローチャート。
30;感光体ドラム 32;ブランクランプ 33;現像ハウジング 35;ブレード 60;潜像領域 61;帯電領域 64;帯状潜像 L;帯状潜像の長さ
Claims (5)
- 【請求項1】感光体ドラムに形成した潜像領域にトナー
を付与する画像形成装置の感光体ドラム保護装置であっ
て、 前記感光体ドラム上の前記潜像領域外に、前記感光体ド
ラムの幅に渡って帯状潜像を形成する帯状潜像形成手段
と、 前記感光体ドラムに対向して配置され、前記潜像上及び
前記帯状潜像上にトナー層を形成する現像手段と、 前記帯状潜像を形成する時間間隔及び前記帯状潜像の長
さを、前記画像形成装置のトナー累積使用量に応じて調
整する制御手段と、 前記感光体ドラムに摺接して設けられ、前記感光体ドラ
ム上の残留トナーを除去するクリーニング手段と、 を備えた画像形成装置の感光体ドラム保護装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、 前記画像形成装置の稼動初期においては第1の時間間隔
で前記帯状潜像を形成し、所定の時期以降は第2の時間
間隔で前記帯状潜像を形成するように、かつ前記第1の
時間間隔よりも前記第2の時間間隔の方が長くなるよう
に、 前記帯状潜像を形成する時間間隔を調整する、請求項1
に記載の画像形成装置の感光体ドラム保護装置。 - 【請求項3】前記画像形成装置は、前記現像手段にトナ
ーを供給するためのトナー補給装置をさらに備え、 前記制御手段は、前記トナー補給装置の累積駆動時間に
基づいて、前記帯状潜像を形成する時間間隔及び前記帯
状潜像の長さを調整する、請求項1に記載の画像形成装
置の感光体ドラム保護装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、前記トナー補給装置の累
積駆動時間が長くなるに従い、前記帯状潜像を形成する
時間間隔を長く調整する、請求項3に記載の画像形成装
置の感光体ドラム保護装置。 - 【請求項5】感光体ドラムに形成した潜像領域にトナー
を付与する画像形成装置の感光体ドラム保護方法であっ
て、 前記感光体ドラム上の前記潜像領域外に、前記感光体ド
ラムの幅に渡る帯状潜像を形成する帯状潜像形成工程
と、 前記感光体ドラムに対向して配置され、前記潜像上及び
前記帯状潜像上にトナー層を形成する現像工程と、 前記帯状潜像を形成する時間間隔及び前記帯状潜像の長
さを、前記画像形成装置のトナー累積使用量に応じて調
整する制御工程と、 前記感光体ドラム上の残留トナー及びトナー以外の異物
を除去するクリーニング工程と、を備えた画像形成装置
の感光体ドラム保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10054035A JPH11249521A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置の感光体ドラム保護装置及び画像形成装置の感光体ドラム保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10054035A JPH11249521A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置の感光体ドラム保護装置及び画像形成装置の感光体ドラム保護方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11249521A true JPH11249521A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12959344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10054035A Pending JPH11249521A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置の感光体ドラム保護装置及び画像形成装置の感光体ドラム保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11249521A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100515485B1 (ko) * | 2002-08-28 | 2005-09-15 | 주식회사 동진쎄미켐 | I-라인 포토레지스트용 유기반사방지막 조성물 |
JP2006189798A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-07-20 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7269382B2 (en) * | 2003-08-26 | 2007-09-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus |
JP2010122468A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP10054035A patent/JPH11249521A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100515485B1 (ko) * | 2002-08-28 | 2005-09-15 | 주식회사 동진쎄미켐 | I-라인 포토레지스트용 유기반사방지막 조성물 |
US7269382B2 (en) * | 2003-08-26 | 2007-09-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus |
JP2006189798A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-07-20 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010122468A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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