JPH11246817A - 湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又は封止コンパンド - Google Patents
湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又は封止コンパンドInfo
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- JPH11246817A JPH11246817A JP10331903A JP33190398A JPH11246817A JP H11246817 A JPH11246817 A JP H11246817A JP 10331903 A JP10331903 A JP 10331903A JP 33190398 A JP33190398 A JP 33190398A JP H11246817 A JPH11246817 A JP H11246817A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又は封止
コンパンド。 【解決手段】 バンダーとしてポリイソシアネート成分
と封鎖アミノ基含有ポリアミン成分との二成分系を含有
し、該ポリイソシアネート成分は、少なくとも2の平均
NCO官能性を有し、脂環式環の一部を形成する第三級
炭素原子に結合したイソシアネート基を0.1〜13重
量%含有し、ゲルパーミエーションクロマトグラフイー
で測定された重量平均分子量が1,000〜100,00
0であり、オレフィン性不飽和化合物から得られたイソ
シアネート基含有コポリマーである、湿気の効果で硬化
しうる被覆組成物又は封止コンパンド。
コンパンド。 【解決手段】 バンダーとしてポリイソシアネート成分
と封鎖アミノ基含有ポリアミン成分との二成分系を含有
し、該ポリイソシアネート成分は、少なくとも2の平均
NCO官能性を有し、脂環式環の一部を形成する第三級
炭素原子に結合したイソシアネート基を0.1〜13重
量%含有し、ゲルパーミエーションクロマトグラフイー
で測定された重量平均分子量が1,000〜100,00
0であり、オレフィン性不飽和化合物から得られたイソ
シアネート基含有コポリマーである、湿気の効果で硬化
しうる被覆組成物又は封止コンパンド。
Description
【0001】発明の概要 オレフィン性不飽和化合物の重量に基づいて、(i)7〜
24重量%のウレタン部分(moiety)、及び(ii)5〜17
重量%の、脂環式環の一部を形成している三級炭素原子
に結合したイソシアネート部分(moiety)を含有する、
分子量252〜800のオレィン性不飽和化合物を基礎
とする、湿気により硬化しうる被覆組成物又は封止組成
物のための二成分結合系(bindersystem)の一成分とし
て有用なポリマー。
24重量%のウレタン部分(moiety)、及び(ii)5〜17
重量%の、脂環式環の一部を形成している三級炭素原子
に結合したイソシアネート部分(moiety)を含有する、
分子量252〜800のオレィン性不飽和化合物を基礎
とする、湿気により硬化しうる被覆組成物又は封止組成
物のための二成分結合系(bindersystem)の一成分とし
て有用なポリマー。
【0002】詳細な説明 本発明は第三級炭素原子に結合したイソシアネート基を
含有するオレフィン性不飽和化合物、これら化合物を用
いるコポリマーの製造方法、対応するコポリマー及びバ
インダー成分として当該コポリマーを含有する被覆組成
物又は封止コンパンドに関する。
含有するオレフィン性不飽和化合物、これら化合物を用
いるコポリマーの製造方法、対応するコポリマー及びバ
インダー成分として当該コポリマーを含有する被覆組成
物又は封止コンパンドに関する。
【0003】発明の背景 遊離イソシアネート基を含有するコポリマー及び二成分
系被覆組成物中のバインダー成分としてのそれらの用途
は公知である。
系被覆組成物中のバインダー成分としてのそれらの用途
は公知である。
【0004】このように、例えばDE−OSS 3 2
45 294、3 245 295及び3 245 2
98には、不飽和NCO−官能性モノマーとしてビニル
イソシアネートを用いて製造されるイソシアネート官能
性コポリマーが記載され、またUS−PS3,004,5
27、4,219,632、4,401,794及び4,5
10,298には、NCO−官能性モノマーとしてイソ
シアナトエチルメタクリレートを用いて製造されたイソ
シアネート官能性コポリマーが記載されている。
45 294、3 245 295及び3 245 2
98には、不飽和NCO−官能性モノマーとしてビニル
イソシアネートを用いて製造されるイソシアネート官能
性コポリマーが記載され、またUS−PS3,004,5
27、4,219,632、4,401,794及び4,5
10,298には、NCO−官能性モノマーとしてイソ
シアナトエチルメタクリレートを用いて製造されたイソ
シアネート官能性コポリマーが記載されている。
【0005】これら二つのNCO官能性モノマーがコポ
リマーの製造のために用いられるところでは、得られる
コポリマーは第一級イソシアネート基を含有する。しか
し、これら第一級イソシアネート基は、例えばポリケト
イミン類又はポリオキシアゾラン類の如き慣用のN−含
有架橋剤に対して余りに反応性が高いので、該コポリマ
ーが二成分被覆系において用いられるところではポット
ライフが十分長くはなかった。
リマーの製造のために用いられるところでは、得られる
コポリマーは第一級イソシアネート基を含有する。しか
し、これら第一級イソシアネート基は、例えばポリケト
イミン類又はポリオキシアゾラン類の如き慣用のN−含
有架橋剤に対して余りに反応性が高いので、該コポリマ
ーが二成分被覆系において用いられるところではポット
ライフが十分長くはなかった。
【0006】化学的に組み込まれた、第三級脂肪族イソ
シアネート基を含有するコポリマーが例えばUS4 7
54 011、CA 1 246 783、J61 1
20−667−A(C.A.105 192 98
7)、J61 120−862−A(C.A.105
192 967)、J61 126−177−A(c.
A.105 192 991)又はJ61 126−1
78−A(C.A.105192 992)に記載され
ている。これらの場合においては、イソシアネート基は
イソシアネート官能性共重合性モノマーとしてm−イソ
プロペニル−α、α−ジメチルベンジルイソシアネート
を用いて導入される。
シアネート基を含有するコポリマーが例えばUS4 7
54 011、CA 1 246 783、J61 1
20−667−A(C.A.105 192 98
7)、J61 120−862−A(C.A.105
192 967)、J61 126−177−A(c.
A.105 192 991)又はJ61 126−1
78−A(C.A.105192 992)に記載され
ている。これらの場合においては、イソシアネート基は
イソシアネート官能性共重合性モノマーとしてm−イソ
プロペニル−α、α−ジメチルベンジルイソシアネート
を用いて導入される。
【0007】しかし、このモノマーが例えば(メタ)ア
クリル酸エステル類又はスチレンの如き他の不飽和モノ
マー類とのラジカル共重合に用いられるときは、m−イ
ソプロペニル−α、α−ジメチルベンジルイソシアネー
トのquasi−α−メチルスチレン構造が、不適切な共重
合パラメーターの故に他の上記モノマーと不十分にしか
共重合しないため、常に相当大量の残存モノマーが見出
される。ラジカル開始剤の量を追加して対応した再反応
を行わせようとしてもモノマー転化率の見るべき増加即
ち残存モノマー量の何らかの実際的減少はおこらない。
クリル酸エステル類又はスチレンの如き他の不飽和モノ
マー類とのラジカル共重合に用いられるときは、m−イ
ソプロペニル−α、α−ジメチルベンジルイソシアネー
トのquasi−α−メチルスチレン構造が、不適切な共重
合パラメーターの故に他の上記モノマーと不十分にしか
共重合しないため、常に相当大量の残存モノマーが見出
される。ラジカル開始剤の量を追加して対応した再反応
を行わせようとしてもモノマー転化率の見るべき増加即
ち残存モノマー量の何らかの実際的減少はおこらない。
【0008】被覆目的のためのバインダー中の大量の残
存モノマーは、もちろん健康に有害であり、バインダー
がこの用途には不適となる。
存モノマーは、もちろん健康に有害であり、バインダー
がこの用途には不適となる。
【0009】日本公開明細書54 419(C.A.1
00 211 228)は、ヒドロキシエチルアクリレ
ートとジイソシアナトトルエン又はジイソシアナトヘキ
サンとの反応生成物を用いて、製造されたイソシアナト
基を含有するコポリマーを記載している。これらのコポ
リマーは接着剤の製造のために用いることが意図されて
いる。
00 211 228)は、ヒドロキシエチルアクリレ
ートとジイソシアナトトルエン又はジイソシアナトヘキ
サンとの反応生成物を用いて、製造されたイソシアナト
基を含有するコポリマーを記載している。これらのコポ
リマーは接着剤の製造のために用いることが意図されて
いる。
【0010】ヒドロキシアクリレートと、同様な又は実
質的に同様な反応性を有するイソシアネート基を有する
ジイソシアネート類とからの、オレフィン性不飽和モノ
マーの製造が有する問題(上記した出発物質の反応は、
常に大量の望ましくない2:1付加物となる)とは全く
異なり、この先行刊行物のコポリマーに存在するイソシ
アネート基は比較的高い反応性を有するものであり、そ
れは窒素含有架橋剤との組合せで二成分ラッカーを製造
するためにはポットライフが不十分という点で不適当で
ある。
質的に同様な反応性を有するイソシアネート基を有する
ジイソシアネート類とからの、オレフィン性不飽和モノ
マーの製造が有する問題(上記した出発物質の反応は、
常に大量の望ましくない2:1付加物となる)とは全く
異なり、この先行刊行物のコポリマーに存在するイソシ
アネート基は比較的高い反応性を有するものであり、そ
れは窒素含有架橋剤との組合せで二成分ラッカーを製造
するためにはポットライフが不十分という点で不適当で
ある。
【0011】基本的に同様の観察が、日本公開明細書2
67 523(C.A.106 157 585)によ
るコポリマーにも当て嵌まる。そこでは接着剤の製造を
目的とし、その製造においてはイソホロンジイソシアネ
ートとヒドロキシエチルアクリレートとの反応生成物が
イソシアネート基含有モノマーとして用いられている。
67 523(C.A.106 157 585)によ
るコポリマーにも当て嵌まる。そこでは接着剤の製造を
目的とし、その製造においてはイソホロンジイソシアネ
ートとヒドロキシエチルアクリレートとの反応生成物が
イソシアネート基含有モノマーとして用いられている。
【0012】従って本発明の目的は、イソシアネート官
能性モノマーとして好適な新規オレフィン性不飽和イソ
シアネート類及びそれらを先行技術がもつ不都合を具備
しない構成成分として有するコポリマーを提供すること
である。
能性モノマーとして好適な新規オレフィン性不飽和イソ
シアネート類及びそれらを先行技術がもつ不都合を具備
しない構成成分として有するコポリマーを提供すること
である。
【0013】この目的は、以下に詳述されるオレフィン
性不飽和モノイソシアネート及びそれを用いて製造され
るコポリマーの提供によって達成される。
性不飽和モノイソシアネート及びそれを用いて製造され
るコポリマーの提供によって達成される。
【0014】発明の簡単な説明 本発明はオレフィン性不飽和化合物の重量に基づいて、
(i)7〜24重量%のウレタン基含量、及び(ii)5〜1
7重量%の、脂環式環の一部を形成している三級炭素原
子に結合したイソシアネート基含量、を特徴とする、分
子量252〜800のオレィン性不飽和化合物に関す
る。
(i)7〜24重量%のウレタン基含量、及び(ii)5〜1
7重量%の、脂環式環の一部を形成している三級炭素原
子に結合したイソシアネート基含量、を特徴とする、分
子量252〜800のオレィン性不飽和化合物に関す
る。
【0015】本発明は、イソシアネート基を有しないオ
レフィン性不飽和モノマーと、オレフィン性不飽和モノ
イソシアネートとを、得られるコポリマーが0.1〜1
3重量%の化学的に導入されたイソシアネート基を含有
して、少なくとも2の平均NCO官能性を有するように
なるような量で、ラジカル開始的に共重合させることに
よる、重量平均分子量1,000〜100,000の、イ
ソシアネート基を含有するコポリマーの製造方法にも関
し、それは本発明による種類の不飽和化合物がオレフィ
ン性不飽和モノイソシアネートとして用いられることを
特徴としている。
レフィン性不飽和モノマーと、オレフィン性不飽和モノ
イソシアネートとを、得られるコポリマーが0.1〜1
3重量%の化学的に導入されたイソシアネート基を含有
して、少なくとも2の平均NCO官能性を有するように
なるような量で、ラジカル開始的に共重合させることに
よる、重量平均分子量1,000〜100,000の、イ
ソシアネート基を含有するコポリマーの製造方法にも関
し、それは本発明による種類の不飽和化合物がオレフィ
ン性不飽和モノイソシアネートとして用いられることを
特徴としている。
【0016】本発明はまた、オレフィン性不飽和化合物
による、重量平均分子量1,000〜100,000の、
イソシアネート基含有コポリマーに関し、それは少なく
とも2の平均NCO官能性を有し、かつ、脂環式環の一
部である第三級炭素原子に結合したイソシアネート基を
0.1〜13重量%含有することを特徴とする。
による、重量平均分子量1,000〜100,000の、
イソシアネート基含有コポリマーに関し、それは少なく
とも2の平均NCO官能性を有し、かつ、脂環式環の一
部である第三級炭素原子に結合したイソシアネート基を
0.1〜13重量%含有することを特徴とする。
【0017】最後に、本発明はまた、バインダーとして
ポリイソシアネート成分とブロックされたアミノ基 (封鎖アミノ基)を有するポリアミン成分との二成分系
を含有する、被覆組成物及び封止コンパンドに関し、ポ
リイソシアネート成分がa)直前に述べた種類のコポリ
マーからなることを特徴とする。
ポリイソシアネート成分とブロックされたアミノ基 (封鎖アミノ基)を有するポリアミン成分との二成分系
を含有する、被覆組成物及び封止コンパンドに関し、ポ
リイソシアネート成分がa)直前に述べた種類のコポリ
マーからなることを特徴とする。
【0018】発明の詳細な説明 本発明によるオレフィン性不飽和化合物は、好ましくは
分子量約252〜800のモノオレフィン性不飽和モノ
イソシアネートであり、それは即ち、5〜17重量%の
NCO含量及び7〜24重量%のウレタン基含量のもの
である。本発明による化合物においてイソシアネート基
は、脂環式環の一部である第三級炭素原子に結合してい
る。
分子量約252〜800のモノオレフィン性不飽和モノ
イソシアネートであり、それは即ち、5〜17重量%の
NCO含量及び7〜24重量%のウレタン基含量のもの
である。本発明による化合物においてイソシアネート基
は、脂環式環の一部である第三級炭素原子に結合してい
る。
【0019】本発明によるオレフィン性不飽和化合物
は、特別の出発化合物、即ち1つの脂肪族的に結合した
第一級イソシアネート基と1つの脂環族的に結合した第
三級イソシアネート基とを含有する化合物と、ヒドロキ
シ官能性オレフィン性不飽和化合物とを、ジイソシアネ
ート1モル当り1モルのヒドロキシ化合物を用いるとい
う様式で反応させることにより製造される。その際、例
えば2,6−ジ−tert.−ブチル−4−メチルフェノール
又はハイドロキノンモノメチルエーテルの如き重合禁止
剤を適宜添加することができる。
は、特別の出発化合物、即ち1つの脂肪族的に結合した
第一級イソシアネート基と1つの脂環族的に結合した第
三級イソシアネート基とを含有する化合物と、ヒドロキ
シ官能性オレフィン性不飽和化合物とを、ジイソシアネ
ート1モル当り1モルのヒドロキシ化合物を用いるとい
う様式で反応させることにより製造される。その際、例
えば2,6−ジ−tert.−ブチル−4−メチルフェノール
又はハイドロキノンモノメチルエーテルの如き重合禁止
剤を適宜添加することができる。
【0020】出発ジイソシアネートは、20〜50重量
%好ましくは30〜48重量%のNCO含量の脂肪族−
脂環族ジイソシアネートであり、それは構造的に妨害さ
れていない、脂肪族結合性のイソシアネート基に加え
て、脂環式環に結合した第三級炭素原子に結合した、構
造的に妨害されたイソシアネート基を有することもでき
る。好適な出発ジイソシアネート類は、式(I)
%好ましくは30〜48重量%のNCO含量の脂肪族−
脂環族ジイソシアネートであり、それは構造的に妨害さ
れていない、脂肪族結合性のイソシアネート基に加え
て、脂環式環に結合した第三級炭素原子に結合した、構
造的に妨害されたイソシアネート基を有することもでき
る。好適な出発ジイソシアネート類は、式(I)
【0021】
【化1】
【0022】式中R1は、1〜4の炭素原子を有するア
ルキル基、好ましくはメチル基であり、R2とR3は、同
一若しくは異なり、1〜4好ましくは1〜3の炭素原子
を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素
基を表し、これらの基の総炭素原子数は好ましくは3〜
6及び更に特別には4又は5であり、R4は、水素又は
1〜4の炭素原子を有するアルキル基であり、好ましく
は水素又はメチル基であり、R5は、1〜4、更に特別
には1〜3の炭素原子を有する、二官能性の、直鎖又は
分岐鎖の飽和脂肪族炭化水素基であり、nは、0又は1
であるに対応する化合物又はそれらの混合物である。
ルキル基、好ましくはメチル基であり、R2とR3は、同
一若しくは異なり、1〜4好ましくは1〜3の炭素原子
を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素
基を表し、これらの基の総炭素原子数は好ましくは3〜
6及び更に特別には4又は5であり、R4は、水素又は
1〜4の炭素原子を有するアルキル基であり、好ましく
は水素又はメチル基であり、R5は、1〜4、更に特別
には1〜3の炭素原子を有する、二官能性の、直鎖又は
分岐鎖の飽和脂肪族炭化水素基であり、nは、0又は1
であるに対応する化合物又はそれらの混合物である。
【0023】特に好ましいジイソシアネート類は、例え
ば1−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシア
ナトメチルシクロヘキサン(これは一般的に、4−及び
3−イソシアナトメチル異性体の混合物として存在す
る)、1−イソシアナト−1−メチル−4−(4−イソ
シアナトブチ−2−イル)−シクロヘキサン又は1−イ
ソシアナト−1,2,2−トリメチル−3−(2−イソシ
アナトエチル)−シクロペンタンである。しかし、他の
好適なジイソシアネート類は、例えば1−イソシアナト
−1−n−ブチル−3−(4−イソシアナトブチ−1−
イル)−シクロペンタン、1−イソシアナト−1−エチ
ル−4−n−ブチル−4−(4−イソシアナトブチ−1
−イル)−シクロヘキサン又は1−イソシアナト−1,
2−ジメチル−3−エチル−3−イソシアナトメチルシ
クロペンタンである。
ば1−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシア
ナトメチルシクロヘキサン(これは一般的に、4−及び
3−イソシアナトメチル異性体の混合物として存在す
る)、1−イソシアナト−1−メチル−4−(4−イソ
シアナトブチ−2−イル)−シクロヘキサン又は1−イ
ソシアナト−1,2,2−トリメチル−3−(2−イソシ
アナトエチル)−シクロペンタンである。しかし、他の
好適なジイソシアネート類は、例えば1−イソシアナト
−1−n−ブチル−3−(4−イソシアナトブチ−1−
イル)−シクロペンタン、1−イソシアナト−1−エチ
ル−4−n−ブチル−4−(4−イソシアナトブチ−1
−イル)−シクロヘキサン又は1−イソシアナト−1,
2−ジメチル−3−エチル−3−イソシアナトメチルシ
クロペンタンである。
【0024】対応するジイソシアネート類が、EP−A
−O 153 561に詳細に記載されており、そこに
記載された方法で製造することができる。
−O 153 561に詳細に記載されており、そこに
記載された方法で製造することができる。
【0025】好適なヒドロキシ官能性の、オレフィン性
不飽和化合物は、アルコール性水酸基とオレフィン性二
重結合を含有するどのような有機化合物でもよい。これ
らの化合物は好適には58〜600の分子量を有する。
この種の好適な化合物は、例えばヒドロキシエチルアク
リレート、2−及び3−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−、3−及び4−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、ヒドロキシエチルメタアクリレート、2−及び3−
ヒドロキシプロピルメタアクリレート、ヒドロキシエチ
ルビニルエーテル、2−、3−及び4−ヒドロキシブチ
ルビニルエーテル、アリルアルコール、例えばアクリル
酸と例えばエポキシドの如き不飽和カルボン酸の反応生
成物、上記例示で述べたヒドロキシ官能性の、オレフィ
ン性不飽和モノマーと、ε−カプロラクトン、ブチロラ
クトン、エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド
との反応生成物である特別のジイソシアネート類と上記
例示のヒドロキシ官能性オレフィン性不飽和モノマーと
の反応は、ジイソシアネート1モル当たり1モルのヒド
ロキシ化合物を用いるという様式で最適に実施される。
不飽和化合物は、アルコール性水酸基とオレフィン性二
重結合を含有するどのような有機化合物でもよい。これ
らの化合物は好適には58〜600の分子量を有する。
この種の好適な化合物は、例えばヒドロキシエチルアク
リレート、2−及び3−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−、3−及び4−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、ヒドロキシエチルメタアクリレート、2−及び3−
ヒドロキシプロピルメタアクリレート、ヒドロキシエチ
ルビニルエーテル、2−、3−及び4−ヒドロキシブチ
ルビニルエーテル、アリルアルコール、例えばアクリル
酸と例えばエポキシドの如き不飽和カルボン酸の反応生
成物、上記例示で述べたヒドロキシ官能性の、オレフィ
ン性不飽和モノマーと、ε−カプロラクトン、ブチロラ
クトン、エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド
との反応生成物である特別のジイソシアネート類と上記
例示のヒドロキシ官能性オレフィン性不飽和モノマーと
の反応は、ジイソシアネート1モル当たり1モルのヒド
ロキシ化合物を用いるという様式で最適に実施される。
【0026】反応は、イソシアネート及びヒドロキシ基
に不活性な溶媒の存在下、又は非存在下で実施すること
ができる。反応温度は0〜100℃好ましくは20〜8
0℃の範囲である。更に、例えば第三級アミン、有機亜
鉛又は錫化合物或はウレタン化反応を触媒する他の化合
物の如き触媒を、少量添加してもよい。得られた反応生
成物は、一般的に、特別の出発ジイソシアネートと用い
られる特別のヒドロキシ官能性オレフィン性不飽和化合
物との一付加物(monoadduct)であり、それは、更に仕
上げや精製処理をすることなく本発明によるイソシアネ
ート官能性コポリマーの製造のために使用されうる。
に不活性な溶媒の存在下、又は非存在下で実施すること
ができる。反応温度は0〜100℃好ましくは20〜8
0℃の範囲である。更に、例えば第三級アミン、有機亜
鉛又は錫化合物或はウレタン化反応を触媒する他の化合
物の如き触媒を、少量添加してもよい。得られた反応生
成物は、一般的に、特別の出発ジイソシアネートと用い
られる特別のヒドロキシ官能性オレフィン性不飽和化合
物との一付加物(monoadduct)であり、それは、更に仕
上げや精製処理をすることなく本発明によるイソシアネ
ート官能性コポリマーの製造のために使用されうる。
【0027】本発明による方法において、本発明のオレ
フィン性不飽和モノイソシアネートと共重合させる、イ
ソシアネート基を有さないモノマーは、上記した先行技
術による方法においてモノマーとして既に用いられてい
る、通常の好ましくはモノオレィン性不飽和モノマーで
ある。典型的例は、例えばメチルアクリレート、エチル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルア
クリレート、tert−ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート、シクロヘキシルメタアクリレー
ト、メチルメタアクリレート、n−ブチルメタアクリレ
ート、イソブチルメタアクリレート又は2−エチルヘキ
シルメタアクリレートの如きアクリル酸及びメタアクリ
ル酸のエステル;例えばスチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン、α−エチルスチレン、適宜異性体混
合物であってもよい核置換ジエチルスチレン類、イソプ
ロピルスチレン類、ブチルスチレン類、及びメトキシス
チレン類の如き芳香族ビニル化合物;例えばエチルビニ
ルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピ
ルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル及びイソ
プロピルビニルエーテルの如きビニルエーテル類;例え
ばビニルアセテート、ビニルプロピオネート及びビニル
ブチレートの如きビニルエステル類が挙げられる。
フィン性不飽和モノイソシアネートと共重合させる、イ
ソシアネート基を有さないモノマーは、上記した先行技
術による方法においてモノマーとして既に用いられてい
る、通常の好ましくはモノオレィン性不飽和モノマーで
ある。典型的例は、例えばメチルアクリレート、エチル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルア
クリレート、tert−ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート、シクロヘキシルメタアクリレー
ト、メチルメタアクリレート、n−ブチルメタアクリレ
ート、イソブチルメタアクリレート又は2−エチルヘキ
シルメタアクリレートの如きアクリル酸及びメタアクリ
ル酸のエステル;例えばスチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン、α−エチルスチレン、適宜異性体混
合物であってもよい核置換ジエチルスチレン類、イソプ
ロピルスチレン類、ブチルスチレン類、及びメトキシス
チレン類の如き芳香族ビニル化合物;例えばエチルビニ
ルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピ
ルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル及びイソ
プロピルビニルエーテルの如きビニルエーテル類;例え
ばビニルアセテート、ビニルプロピオネート及びビニル
ブチレートの如きビニルエステル類が挙げられる。
【0028】具体例として挙げたモノマーの混合物も、
当然のことながら共重合を実施するために用いることが
できる。
当然のことながら共重合を実施するために用いることが
できる。
【0029】具体例として挙げたモノマーと本発明に必
須のオレフィン性不飽和モノイソシアネートとを、得ら
れるコポリマーが遊離イソシアネート基を0.1〜13
重量%、好ましくは1〜10重量%含有するような量で
用いて共重合することにより本発明の方法が実施され、
それにより本発明のコポリマーが製造される。実際に
は、このことは、一般的にイソシアネート基含有モノマ
ーの例示イソシアネート不含有モノマーに対する重量比
が、0.01:1〜24:1であることを意味する。共
重合は、例えばバルク(bulk)又は溶液共重合のごとき
標準的ラジカル重合法で実施される。該モノマーは、6
0〜200℃の温度、好ましくは80〜160℃の温度
で、ラジカル発生剤の存在下、そして適宜分子量制御剤
の存在下に共重合される。
須のオレフィン性不飽和モノイソシアネートとを、得ら
れるコポリマーが遊離イソシアネート基を0.1〜13
重量%、好ましくは1〜10重量%含有するような量で
用いて共重合することにより本発明の方法が実施され、
それにより本発明のコポリマーが製造される。実際に
は、このことは、一般的にイソシアネート基含有モノマ
ーの例示イソシアネート不含有モノマーに対する重量比
が、0.01:1〜24:1であることを意味する。共
重合は、例えばバルク(bulk)又は溶液共重合のごとき
標準的ラジカル重合法で実施される。該モノマーは、6
0〜200℃の温度、好ましくは80〜160℃の温度
で、ラジカル発生剤の存在下、そして適宜分子量制御剤
の存在下に共重合される。
【0030】共重合は、好ましくは不活性溶媒中、30
〜95重量%の固体濃度で実施される。好適な溶媒は、
例えばベンゼン、トルエン、キシレンの如き芳香族炭化
水素類;エチルアセテート、ブチルアセテート、メチル
グリコールアセテート、エチルグリコールアセテート、
メトキシプロピルアセテートの如きエステル類;テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメ
チルエーテルの如きエーテル類;アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンの如きケトン類であ
る。
〜95重量%の固体濃度で実施される。好適な溶媒は、
例えばベンゼン、トルエン、キシレンの如き芳香族炭化
水素類;エチルアセテート、ブチルアセテート、メチル
グリコールアセテート、エチルグリコールアセテート、
メトキシプロピルアセテートの如きエステル類;テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメ
チルエーテルの如きエーテル類;アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンの如きケトン類であ
る。
【0031】共重合は連続的に、又は不連続的に実施さ
れうる。普通、モノマー混合物と開始剤が重合反応器に
均一に連続的に導入され、対応する量のポリマーが同時
に連続的に取り出される。このようにして、化学的に実
質的に均一なコポリマーを有利に製造することが可能で
ある。化学的に実質的に均一なコポリマーはポリマーを
取り出すことなく反応混合物を一定割合で、撹拌槽に投
入せしめることにより製造することもできる例えば、初
めにモノマーの一部を例えば上記した溶媒中にて導入
し、そして残りのモノマーと助剤とを別個に或は一緒
に、最初に導入されたモノマーに反応温度で添加するこ
ともできる。
れうる。普通、モノマー混合物と開始剤が重合反応器に
均一に連続的に導入され、対応する量のポリマーが同時
に連続的に取り出される。このようにして、化学的に実
質的に均一なコポリマーを有利に製造することが可能で
ある。化学的に実質的に均一なコポリマーはポリマーを
取り出すことなく反応混合物を一定割合で、撹拌槽に投
入せしめることにより製造することもできる例えば、初
めにモノマーの一部を例えば上記した溶媒中にて導入
し、そして残りのモノマーと助剤とを別個に或は一緒
に、最初に導入されたモノマーに反応温度で添加するこ
ともできる。
【0032】一般的に、重合は0〜20バールの加圧下
に実施される。開始剤は、全モノマー量に対して0.0
5〜15重量%の量で用いられる好適な開始剤は、例え
ばアゾ−ジイソブチロニトリル、アゾ−ビス−2−メチ
ルバレロニトリル、1,1'−アゾ−ビス−1−シクロヘ
キサンニトリル及び2,2'−アゾ−ビス−イソ酪酸アル
キルエステルの如き脂肪族アゾ化合物;例えばアセチ
ル、プロピオニル又はブチリルパーオキサイド、ブロム
−、ニトロ−、メチル−又はメトキシ−置換ベンゾイル
パーオキサイド、ラウリルパーオキサイドの如き対称性
ジアシルパーオキサイド;例えばジエチル、ジイソプロ
ピル、ジシクロヘキシル及びジベンゾイルパーオキシジ
カーボネートの如き対称パーオキシジカーボネート;te
rt.−ブチルパーオクトエート、tert.−ブチルパーベン
ゾエート又はtert.−ブチルフェニルパーアセテート、
及び例えばtert.−ブチル−N−(フェニルパーオキ
シ)−カーボネート又はtert.−ブチル−N−(2−、
3−又は4−クロロフェニルパーオキシ)−カーボネー
トの如きパーオキシカーボネート類;tert.−ブチル
ハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ドの如きハイドロパーオキサイド類;ジクミルパーオキ
サイド、tert.−ブチルクミルパーオキサイド又はジ-te
rt.−ブチルパーオキサイドの如きジアルキルパーオキ
サイド類である。
に実施される。開始剤は、全モノマー量に対して0.0
5〜15重量%の量で用いられる好適な開始剤は、例え
ばアゾ−ジイソブチロニトリル、アゾ−ビス−2−メチ
ルバレロニトリル、1,1'−アゾ−ビス−1−シクロヘ
キサンニトリル及び2,2'−アゾ−ビス−イソ酪酸アル
キルエステルの如き脂肪族アゾ化合物;例えばアセチ
ル、プロピオニル又はブチリルパーオキサイド、ブロム
−、ニトロ−、メチル−又はメトキシ−置換ベンゾイル
パーオキサイド、ラウリルパーオキサイドの如き対称性
ジアシルパーオキサイド;例えばジエチル、ジイソプロ
ピル、ジシクロヘキシル及びジベンゾイルパーオキシジ
カーボネートの如き対称パーオキシジカーボネート;te
rt.−ブチルパーオクトエート、tert.−ブチルパーベン
ゾエート又はtert.−ブチルフェニルパーアセテート、
及び例えばtert.−ブチル−N−(フェニルパーオキ
シ)−カーボネート又はtert.−ブチル−N−(2−、
3−又は4−クロロフェニルパーオキシ)−カーボネー
トの如きパーオキシカーボネート類;tert.−ブチル
ハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ドの如きハイドロパーオキサイド類;ジクミルパーオキ
サイド、tert.−ブチルクミルパーオキサイド又はジ-te
rt.−ブチルパーオキサイドの如きジアルキルパーオキ
サイド類である。
【0033】コポリマーの分子量を制御するために、例
えばtert.−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメル
カプタン又はジイソプロピルキサントゲンジスルフィド
を包含する標準的制御剤が製造中に使用しうる。分子量
制御剤は全モノマー重量当たり0.1〜10重量%の量
で添加しうる。
えばtert.−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメル
カプタン又はジイソプロピルキサントゲンジスルフィド
を包含する標準的制御剤が製造中に使用しうる。分子量
制御剤は全モノマー重量当たり0.1〜10重量%の量
で添加しうる。
【0034】加えて、該共重合体はゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィーで測定して、1,000〜100,
000好ましくは1,500〜75,000、更に好まし
くは2,000〜50,000の分子量(重量平均)を有
する。
ンクロマトグラフィーで測定して、1,000〜100,
000好ましくは1,500〜75,000、更に好まし
くは2,000〜50,000の分子量(重量平均)を有
する。
【0035】共重合反応で得たコポリマー溶液は、更な
る仕上げをせずに本発明の目的に利用できる。しかし、
もちろんコポリマーに残存する未反応モノマー残留分及
び溶媒を、蒸留によって除去し、蒸留残渣として得られ
るコポリマーを本発明の目的に利用することもできる。
る仕上げをせずに本発明の目的に利用できる。しかし、
もちろんコポリマーに残存する未反応モノマー残留分及
び溶媒を、蒸留によって除去し、蒸留残渣として得られ
るコポリマーを本発明の目的に利用することもできる。
【0036】ポリイソシアネート成分A)と硬化剤B)
との二成分系は、本発明の被覆組成物又は封止化合物中
にバインダーとして存在する。該ポリイソシアネート成
分A)は本発明によるイソシアネート官能性コポリマー
の一つである。硬化剤成分B)は、封鎖アミノ基を有す
る有機ポリアミンである。
との二成分系は、本発明の被覆組成物又は封止化合物中
にバインダーとして存在する。該ポリイソシアネート成
分A)は本発明によるイソシアネート官能性コポリマー
の一つである。硬化剤成分B)は、封鎖アミノ基を有す
る有機ポリアミンである。
【0037】“封鎖アミノ基”は、第一級及び第二級ア
ミノ基を解除(release)することにより水と反応する
グループと理解される。特に好ましいブロックされたポ
リアミンB)は、アルジミン、ケチミン、オキサゾラ
ン、ヘキサヒドロピリミジン、及び/又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有し、それはこれらの基のいくつか
を同時に含有してもよい。
ミノ基を解除(release)することにより水と反応する
グループと理解される。特に好ましいブロックされたポ
リアミンB)は、アルジミン、ケチミン、オキサゾラ
ン、ヘキサヒドロピリミジン、及び/又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有し、それはこれらの基のいくつか
を同時に含有してもよい。
【0038】封鎖ポリアミンB)は、86〜10,00
0、好ましくは250〜4,000の範囲の重量平均分
子量であり、統計平均的に、1〜50、好ましくは2〜
10、更に好ましくは2〜4の下記一般式
0、好ましくは250〜4,000の範囲の重量平均分
子量であり、統計平均的に、1〜50、好ましくは2〜
10、更に好ましくは2〜4の下記一般式
【0039】
【化2】
【0040】式中、R6とR7は、同一若しくは異なり、
水素、1〜18の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、
5〜10の炭素原子を有する脂環式炭化水素基、7〜1
8の炭素原子を有する芳香脂肪族炭化水素基又はフェニ
ル基を表し;二個の置換基R6とR7は隣接する炭素原子
と共に5員又は6員の脂環式環を形成することもでき、
また好ましくは最大1個のこれら置換基が水素であり、
またR8は、2〜6の炭素原子を有する2官能性脂肪族
炭化水素基であり、但し、2又は3の炭素が、2個の窒
素原子の間に配置されている、に対応する構造単位を含
有する。
水素、1〜18の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、
5〜10の炭素原子を有する脂環式炭化水素基、7〜1
8の炭素原子を有する芳香脂肪族炭化水素基又はフェニ
ル基を表し;二個の置換基R6とR7は隣接する炭素原子
と共に5員又は6員の脂環式環を形成することもでき、
また好ましくは最大1個のこれら置換基が水素であり、
またR8は、2〜6の炭素原子を有する2官能性脂肪族
炭化水素基であり、但し、2又は3の炭素が、2個の窒
素原子の間に配置されている、に対応する構造単位を含
有する。
【0041】上記分子量は、ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー法(分子量1,000以上)又は、該化
合物の製造のために用いられた出発物質の化学量論(分
子量1,000まで)により定めることができる。
マトグラフィー法(分子量1,000以上)又は、該化
合物の製造のために用いられた出発物質の化学量論(分
子量1,000まで)により定めることができる。
【0042】好ましく用いられる成分B)は、例えば、
R6とR7が同一若しくは異なり、2〜10の炭素原子を
有する脂肪族炭化水素基を表すことができ、これらの置
換基の一つは水素であることができ、R7は適宜アルキ
ル置換エチレン又はトリメチレン基であることができ
る、一般式(II)に対応するヘキサヒドロピリミジン又
はテトラヒドロイミダゾール構造を有するものである。
R6とR7が同一若しくは異なり、2〜10の炭素原子を
有する脂肪族炭化水素基を表すことができ、これらの置
換基の一つは水素であることができ、R7は適宜アルキ
ル置換エチレン又はトリメチレン基であることができ
る、一般式(II)に対応するヘキサヒドロピリミジン又
はテトラヒドロイミダゾール構造を有するものである。
【0043】上記された種類のブロックされたポリアミ
ン類は、対応するアルデヒド類又はケトン類と、対応す
るポリアミン類との反応により、公知の手法で製造され
る。
ン類は、対応するアルデヒド類又はケトン類と、対応す
るポリアミン類との反応により、公知の手法で製造され
る。
【0044】ヘキサヒドロピリミジン又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有する化合物B)の製造のために好
適なアルデヒド類又はケトン類は、例えば、下記一般式
イミダゾール基を含有する化合物B)の製造のために好
適なアルデヒド類又はケトン類は、例えば、下記一般式
【0045】
【化3】
【0046】に対応するものであって、好ましくは分子
量が72〜200(ケトン類)又は58〜250(アル
デヒド類)のものである。
量が72〜200(ケトン類)又は58〜250(アル
デヒド類)のものである。
【0047】かかるアルデヒド類及びケトン類の具体例
は、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケ
トン、メチルイソプロピルケトン、メチル−n−ブチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−アミル
ケトン、メチルイソアミルケトン、メチルヘプチルケト
ン、ジエチルケトン、エチルブチルケトン、エチルアミ
ルケトン、ジイソプロピルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサン、イソホロン、メチル−tert.−ブ
チルケトン、5−メチル−3−ヘプタノン、4−ヘプチ
ルケトン、1−フェニル−2−プロパノン、アセトフェ
ノン、メチルノニルケトン、3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブチアル
デヒド、トリメチルアセトアルデヒド、2,2−ジメチ
ルプロパノール、2−エチルヘキサナール、3−シクロ
ヘキサン−1−カルボキシアルデヒド、ヘキサナール、
ヘプタナール、オクタナール、バレルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、テトラヒドロベンズアルデヒド、ヘキサ
ヒドロベンズアルデヒド、アクロレイン、クロトンアル
デヒド、プロパルギルアルデヒド、p−トリルアルデヒ
ド、2−メチルペンタナール、3−メチルペンタナー
ル、フェニルエタナール、4−メチルペンタナール、で
ある。
は、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケ
トン、メチルイソプロピルケトン、メチル−n−ブチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−アミル
ケトン、メチルイソアミルケトン、メチルヘプチルケト
ン、ジエチルケトン、エチルブチルケトン、エチルアミ
ルケトン、ジイソプロピルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサン、イソホロン、メチル−tert.−ブ
チルケトン、5−メチル−3−ヘプタノン、4−ヘプチ
ルケトン、1−フェニル−2−プロパノン、アセトフェ
ノン、メチルノニルケトン、3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブチアル
デヒド、トリメチルアセトアルデヒド、2,2−ジメチ
ルプロパノール、2−エチルヘキサナール、3−シクロ
ヘキサン−1−カルボキシアルデヒド、ヘキサナール、
ヘプタナール、オクタナール、バレルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、テトラヒドロベンズアルデヒド、ヘキサ
ヒドロベンズアルデヒド、アクロレイン、クロトンアル
デヒド、プロパルギルアルデヒド、p−トリルアルデヒ
ド、2−メチルペンタナール、3−メチルペンタナー
ル、フェニルエタナール、4−メチルペンタナール、で
ある。
【0048】ヘキサヒドロピリミジン又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有する化合物の製造のために好まし
く用いられるアルデヒド類及びケトン類は、ブチルアル
デヒド、イソブチルアルデヒド、トリメチルアセトアル
デヒド、2,2−ジメチルプロパナール、2−エチルヘ
キサナール、ヘキサナール、3−シクロヘキサン−1−
カルボキシアルデヒド、ヘプタナール、オクタナール、
ヘキサヒドロベンズアルデヒド、2−メチルペンタナー
ル、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、メチルイソ
プロピルケトン、アセトン、3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサノン及びメチルシクロヘキサノンである。
イミダゾール基を含有する化合物の製造のために好まし
く用いられるアルデヒド類及びケトン類は、ブチルアル
デヒド、イソブチルアルデヒド、トリメチルアセトアル
デヒド、2,2−ジメチルプロパナール、2−エチルヘ
キサナール、ヘキサナール、3−シクロヘキサン−1−
カルボキシアルデヒド、ヘプタナール、オクタナール、
ヘキサヒドロベンズアルデヒド、2−メチルペンタナー
ル、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、メチルイソ
プロピルケトン、アセトン、3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサノン及びメチルシクロヘキサノンである。
【0049】もちろん、異なるケトン類及びアルデヒド
類の混合物を用いることもできるし、特別の性質を得る
ためにケトン類とアルデヒド類との混合物を用いること
も可能である。
類の混合物を用いることもできるし、特別の性質を得る
ためにケトン類とアルデヒド類との混合物を用いること
も可能である。
【0050】ヘキサヒドロピリミジン又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有する化合物の製造のために用いら
れるポリアミン類は、特に、少なくとも2個の第一級及
び/又は第二級アミノ基を含有する有機化合物である。
イミダゾール基を含有する化合物の製造のために用いら
れるポリアミン類は、特に、少なくとも2個の第一級及
び/又は第二級アミノ基を含有する有機化合物である。
【0051】好適なポリアミンは、例えば下記一般式 R9−NH−R8−NH−R10 式中R8は上記定義の通りであり、R9及びR10は、同一
若しくは異なり、水素、1〜10、好ましくは1〜4の
炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、5〜10、好まし
くは6の炭素原子を有する脂環式炭化水素基、7〜1
5、好ましくは7の炭素原子を有する芳香族炭化水素
基;上記炭化水素基は、特別には上記脂肪族炭化水素基
は、適宜、例えば酸素、窒素又は硫黄等のヘテロ原子
を、エーテル、エステル、アミド、ウレタン、オキシラ
ン、ケトン、ラクタム、尿素、チオエーテル、チオエス
テル又はラクトン基の形で含有し、該基は、反応性水酸
基又はアミノ基を含有してもよいに対応するものであ
る。
若しくは異なり、水素、1〜10、好ましくは1〜4の
炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、5〜10、好まし
くは6の炭素原子を有する脂環式炭化水素基、7〜1
5、好ましくは7の炭素原子を有する芳香族炭化水素
基;上記炭化水素基は、特別には上記脂肪族炭化水素基
は、適宜、例えば酸素、窒素又は硫黄等のヘテロ原子
を、エーテル、エステル、アミド、ウレタン、オキシラ
ン、ケトン、ラクタム、尿素、チオエーテル、チオエス
テル又はラクトン基の形で含有し、該基は、反応性水酸
基又はアミノ基を含有してもよいに対応するものであ
る。
【0052】特に好ましいポリアミンは、R9とR10が
同一若しくは異なり、水素及び/又はC1〜C6アルキル
基を表すもの、例えばメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert.−ブチ
ル、n−ペンチル又はn−ヘキシル基;或は置換基R8
及びR9の少なくとも一つが、オレフィン性不飽和化合
物上にアミン水素原子が付加して得られた種類の基であ
るものである。これらの如き修飾ポリアミン類の製造の
ために好適なオレフィン性不飽和化合物は、例えば、
(メタ)アクリル酸のエステル、アミド、ニトリルの如き
誘導体、又は、例えばスチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエンの如き芳香族ビニル化合物、又は例えば
ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチ
レートの如きビニルエステル、又は例えばエチルビニル
エーテル、ポリビニルエーテル、ブチルビニルエーテル
の如きビニルエーテル、又はフマール酸、マレイン酸或
はテトラヒドロフタール酸のモノエステル又はジニステ
ルである。
同一若しくは異なり、水素及び/又はC1〜C6アルキル
基を表すもの、例えばメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert.−ブチ
ル、n−ペンチル又はn−ヘキシル基;或は置換基R8
及びR9の少なくとも一つが、オレフィン性不飽和化合
物上にアミン水素原子が付加して得られた種類の基であ
るものである。これらの如き修飾ポリアミン類の製造の
ために好適なオレフィン性不飽和化合物は、例えば、
(メタ)アクリル酸のエステル、アミド、ニトリルの如き
誘導体、又は、例えばスチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエンの如き芳香族ビニル化合物、又は例えば
ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチ
レートの如きビニルエステル、又は例えばエチルビニル
エーテル、ポリビニルエーテル、ブチルビニルエーテル
の如きビニルエーテル、又はフマール酸、マレイン酸或
はテトラヒドロフタール酸のモノエステル又はジニステ
ルである。
【0053】R9及び/又はR10は、例えば2〜4の炭
素原子を含有するアミノアルキル又はヒドロキシアルキ
ル基を表すことができる。
素原子を含有するアミノアルキル又はヒドロキシアルキ
ル基を表すことができる。
【0054】特に好適なポリアミンは、エチレンジアミ
ン、1,2−プロピレンジアミン、1,3−プロピレンジ
アミン、1,2−及び1,3−ブチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、及びこれらポリアミンの誘導体であ
る。
ン、1,2−プロピレンジアミン、1,3−プロピレンジ
アミン、1,2−及び1,3−ブチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、及びこれらポリアミンの誘導体であ
る。
【0055】成分B)として用いるために好適な一般式
(III)で表されるオキサゾラン基を含有する化合物
は、R6とR7が同一若しくは異なり、水素又は1〜1
8、更に好ましくは1〜8の炭素原子を有する脂肪族炭
化水素基を表すものであるか、或は置換基R6とR7は、
複素環の炭素原子と共に、全部で4〜9の炭素原子を有
する脂環式環、更に特別にはシクロヘキサン環を形成
し、但し、置換基R6とR7は最大で1個が水素であり、
且つ、R8は2〜4好ましくは2〜3の炭素原子を含有
するアルケニル基であり、但し、少なくとも2個の炭素
原子が酸素原子と窒素原子の間に配置されている、もの
である。
(III)で表されるオキサゾラン基を含有する化合物
は、R6とR7が同一若しくは異なり、水素又は1〜1
8、更に好ましくは1〜8の炭素原子を有する脂肪族炭
化水素基を表すものであるか、或は置換基R6とR7は、
複素環の炭素原子と共に、全部で4〜9の炭素原子を有
する脂環式環、更に特別にはシクロヘキサン環を形成
し、但し、置換基R6とR7は最大で1個が水素であり、
且つ、R8は2〜4好ましくは2〜3の炭素原子を含有
するアルケニル基であり、但し、少なくとも2個の炭素
原子が酸素原子と窒素原子の間に配置されている、もの
である。
【0056】オキサゾランを含有する成分B)は、下記
式
式
【0057】
【化4】
【0058】で表される対応するアルデヒド類又はケト
ン類を、より詳細に後述する好適なヒドロキシアミンと
反応させることにより、公知の方式で製造される。
ン類を、より詳細に後述する好適なヒドロキシアミンと
反応させることにより、公知の方式で製造される。
【0059】基本的には、好適なアルデヒド類又はケト
ン類はこれ以前において具体例として既述した種類のも
のである。この場合の好ましいアルデヒド類又はケトン
類は、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、トリ
メチルアセトアルデヒド、2,2−ジメチルプロパナー
ル、2−エチルヘキサナール、3−シクロヘキセン−1
−カルボキシアルデヒド、ヘキサヒドロベンズアルデヒ
ド、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、メチルシク
ロペンタノン、メチルシクロヘキサノン、3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサノン、シクロブタノン、メチルシ
クロブタノン、アセトン、メチルエチルケトン及びメチ
ルイソブチルケトンである。
ン類はこれ以前において具体例として既述した種類のも
のである。この場合の好ましいアルデヒド類又はケトン
類は、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、トリ
メチルアセトアルデヒド、2,2−ジメチルプロパナー
ル、2−エチルヘキサナール、3−シクロヘキセン−1
−カルボキシアルデヒド、ヘキサヒドロベンズアルデヒ
ド、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、メチルシク
ロペンタノン、メチルシクロヘキサノン、3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサノン、シクロブタノン、メチルシ
クロブタノン、アセトン、メチルエチルケトン及びメチ
ルイソブチルケトンである。
【0060】もちろん、異なるケトン類、及びアルデヒ
ド類の混合物、並びに特別な性質を得るためにケトン類
とアルデヒド類との混合物を用いることもできる。
ド類の混合物、並びに特別な性質を得るためにケトン類
とアルデヒド類との混合物を用いることもできる。
【0061】ヒドロキシアミン類は、特別には、少なく
とも一個の脂肪族アミノ基及び少なくとも一個の脂肪族
結合性水酸基を含有する有機化合物である。ヒドロキシ
アミン類は一般的には、61〜500、好ましくは61
〜300の範囲の分子量を有する。
とも一個の脂肪族アミノ基及び少なくとも一個の脂肪族
結合性水酸基を含有する有機化合物である。ヒドロキシ
アミン類は一般的には、61〜500、好ましくは61
〜300の範囲の分子量を有する。
【0062】好適なヒドロキシアミンは、例えばビス−
(2−ヒドロキシエチル)−アミン、ビス−(2−ヒド
ロキシプロピル)−アミン、ビス(2−ヒドロキシブチ
ル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシプロピル)−ア
ミン、ビス−(3−ヒドロキシヘキシル)−アミン、N
−(2−ヒドロキシプロピル)−N−(2−ヒドロキシ
エチル)−アミン、2−(メチルアミノ)−エタノー
ル、2−(エチルアミノ)−エタノール、2−(プロピ
ルアミノ)−エタノール、2−(ブチルアミノ)−エタ
ノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、
2−アミノ−2−エチル−1−プロパノール、2−アミ
ノ−2−プロピル−1−プロパノール、2−アミノ−2
−メチルプロパン−1、3−ジオール、2−アミノ−3
−メチル−3−ヒドロキシブタン、プロパノールアミ
ン、エタノールアミンである。
(2−ヒドロキシエチル)−アミン、ビス−(2−ヒド
ロキシプロピル)−アミン、ビス(2−ヒドロキシブチ
ル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシプロピル)−ア
ミン、ビス−(3−ヒドロキシヘキシル)−アミン、N
−(2−ヒドロキシプロピル)−N−(2−ヒドロキシ
エチル)−アミン、2−(メチルアミノ)−エタノー
ル、2−(エチルアミノ)−エタノール、2−(プロピ
ルアミノ)−エタノール、2−(ブチルアミノ)−エタ
ノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、
2−アミノ−2−エチル−1−プロパノール、2−アミ
ノ−2−プロピル−1−プロパノール、2−アミノ−2
−メチルプロパン−1、3−ジオール、2−アミノ−3
−メチル−3−ヒドロキシブタン、プロパノールアミ
ン、エタノールアミンである。
【0063】特別に好適なヒドロキシアミン類は、ビス
−(2−ヒドロキシエチル)−アミン、ビス−(2−ヒ
ドロキシプロピル)−アミン、ビス−(2−ヒドロキシ
ブチル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシヘキシル)
−アミン、2−(メチルアミノ)−エタノール、2−
(エチルアミノ)−エタノール、2−アミノ−2−メチ
ル−1−プロパノール、2−アミノ−2−エチル−1−
プロパノール、プロパノールアミン及びエタノールアミ
ンである。
−(2−ヒドロキシエチル)−アミン、ビス−(2−ヒ
ドロキシプロピル)−アミン、ビス−(2−ヒドロキシ
ブチル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシヘキシル)
−アミン、2−(メチルアミノ)−エタノール、2−
(エチルアミノ)−エタノール、2−アミノ−2−メチ
ル−1−プロパノール、2−アミノ−2−エチル−1−
プロパノール、プロパノールアミン及びエタノールアミ
ンである。
【0064】アルジミン又はケチミンを含有する好まし
い化合物は、下記一般式
い化合物は、下記一般式
【0065】
【化5】
【0066】式中、R6とR7は、同一若しくは異なり、
水素又は1〜8の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基を
表し、それらは炭素原子と共に脂環式環、更に特別には
シクロヘキサン環を形成するように結合してもよいで表
される構造単位を有するものである。
水素又は1〜8の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基を
表し、それらは炭素原子と共に脂環式環、更に特別には
シクロヘキサン環を形成するように結合してもよいで表
される構造単位を有するものである。
【0067】基本的には、前に具体例として既述したア
ルデヒド類又はケトン類が、これらの化合物の製造のた
めには好適である。この場合の好ましいアルデヒド類又
はケトン類は、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、トリメチルアセトアルデヒド、2,2−ジメチルプ
ロパナール、2−エチルヘキサナール、3−シクロヘキ
セン−1−カルボキシアルデヒド、ヘキサヒドロベンズ
アルデヒド、及び、特に170℃以下の沸点を有し、室
温で高い揮発性を示すケトン類であり、例えばメチルイ
ソブチルケトン、メチルイソプロピルケトン、ジエチル
ケトン、ジイソブチルケトン、メチルtert.−ブチルケ
トンを包含する。
ルデヒド類又はケトン類が、これらの化合物の製造のた
めには好適である。この場合の好ましいアルデヒド類又
はケトン類は、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、トリメチルアセトアルデヒド、2,2−ジメチルプ
ロパナール、2−エチルヘキサナール、3−シクロヘキ
セン−1−カルボキシアルデヒド、ヘキサヒドロベンズ
アルデヒド、及び、特に170℃以下の沸点を有し、室
温で高い揮発性を示すケトン類であり、例えばメチルイ
ソブチルケトン、メチルイソプロピルケトン、ジエチル
ケトン、ジイソブチルケトン、メチルtert.−ブチルケ
トンを包含する。
【0068】もちろん、異なるケトン類、及びアルデヒ
ド類の混合物、並びに特別な性質を得るためにケトン類
とアルデヒド類との混合物をもちいることもできる。
ド類の混合物、並びに特別な性質を得るためにケトン類
とアルデヒド類との混合物をもちいることもできる。
【0069】ケチミン又はアルジミン基を含有する成分
B)の製造のために用いられるポリアミン類は、特に、
少なくとも2個の脂肪族及び/又は脂環族結合性第一級
アミノ基を含有する有機化合物である。しかし、好まし
さの低いものではあるが、芳香族アミノ基を含有するポ
リアミン類も用いることができる。成分B)の製造にお
ける該ポリアミン類としては、比較的高い分子量のもの
を用いることができるが、一般的に60〜500、好ま
しくは88〜400の分子量を有する、アミノ末端プレ
ポリマーである。
B)の製造のために用いられるポリアミン類は、特に、
少なくとも2個の脂肪族及び/又は脂環族結合性第一級
アミノ基を含有する有機化合物である。しかし、好まし
さの低いものではあるが、芳香族アミノ基を含有するポ
リアミン類も用いることができる。成分B)の製造にお
ける該ポリアミン類としては、比較的高い分子量のもの
を用いることができるが、一般的に60〜500、好ま
しくは88〜400の分子量を有する、アミノ末端プレ
ポリマーである。
【0070】特に好適なポリアミン類は、例えば、テト
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソホ
ロンジアミン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−
メタン、ビス−アミノメチルヘキサヒドロ−4,7−メ
タノインダン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1、
3−シクロヘキサンジアミン、2−メチルシクロヘキサ
ンジアミン、4−メチルシクロヘキサンジアミン、2,
2,5−トリメチルヘキサンジアミン、2,2,4−トリ
メチルヘキサンジアミン、ブタン−1,4−ジオール
ビス−(3−アミノプロピル)−エーテル、2,5−ジ
アミノ−2,5−ジメチルヘキサン、ビス−アミノメチ
ルシクロヘキサン、ビス−(4−アミノ−3,5−ジメ
チルシクロヘキシン)−メタン又はそれらの混合物の如
きジ第一級脂肪族又は脂環族アミンである。
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソホ
ロンジアミン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−
メタン、ビス−アミノメチルヘキサヒドロ−4,7−メ
タノインダン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1、
3−シクロヘキサンジアミン、2−メチルシクロヘキサ
ンジアミン、4−メチルシクロヘキサンジアミン、2,
2,5−トリメチルヘキサンジアミン、2,2,4−トリ
メチルヘキサンジアミン、ブタン−1,4−ジオール
ビス−(3−アミノプロピル)−エーテル、2,5−ジ
アミノ−2,5−ジメチルヘキサン、ビス−アミノメチ
ルシクロヘキサン、ビス−(4−アミノ−3,5−ジメ
チルシクロヘキシン)−メタン又はそれらの混合物の如
きジ第一級脂肪族又は脂環族アミンである。
【0071】テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、イソホロンジアミン、ビス−アミノメチルシ
クロヘキサン、1,4−シクロヘキサンジアミン、ビス
−アミノメチルヘキサヒドロ−4,7−メタノインダ
ン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−メタンが特
に好ましい。
ジアミン、イソホロンジアミン、ビス−アミノメチルシ
クロヘキサン、1,4−シクロヘキサンジアミン、ビス
−アミノメチルヘキサヒドロ−4,7−メタノインダ
ン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−メタンが特
に好ましい。
【0072】これらの好ましいジアミンに加えて、第一
級アミノ基末端のプレポリマー、即ち、少なくとも2個
の末端アミノ基を有し、500〜5,000、好ましく
は500〜2,000の分子量を有する化合物も、アル
ジミン類又はケチミン類の製造のために用いることがで
きる。これらの化合物には、例えば、例えばEP−A0
081 701に記載された種類の、ポリウレタン化
学からの、それ自身公知のアミノポリエーテル、又は少
なくとも二官能性のカルボン酸、イソシアネート又はエ
ポキシドと上記に具体例としてあげた種類のジアミンと
の反応により得られた、少なくとも2個の第一級アミノ
基を有し、例えばアミド、ウレア、ウレタン又は第二級
アミノ基を含有する反応生成物である。これらの比較的
高分子量のポリアミンと、既述の低分子量ポリアミンと
の混合物も使用することができる。
級アミノ基末端のプレポリマー、即ち、少なくとも2個
の末端アミノ基を有し、500〜5,000、好ましく
は500〜2,000の分子量を有する化合物も、アル
ジミン類又はケチミン類の製造のために用いることがで
きる。これらの化合物には、例えば、例えばEP−A0
081 701に記載された種類の、ポリウレタン化
学からの、それ自身公知のアミノポリエーテル、又は少
なくとも二官能性のカルボン酸、イソシアネート又はエ
ポキシドと上記に具体例としてあげた種類のジアミンと
の反応により得られた、少なくとも2個の第一級アミノ
基を有し、例えばアミド、ウレア、ウレタン又は第二級
アミノ基を含有する反応生成物である。これらの比較的
高分子量のポリアミンと、既述の低分子量ポリアミンと
の混合物も使用することができる。
【0073】アルジミン類又はケチミン類の製造のため
に原則的に適している(しかしより少ない程度に好まし
い)芳香族ポリアミンには、例えば、2,4−及び2,6
−ジアミノトルエン、1,4−ジアミノベンゼン又は4,
4'−ジアミノジフェニルメタンが含まれる。
に原則的に適している(しかしより少ない程度に好まし
い)芳香族ポリアミンには、例えば、2,4−及び2,6
−ジアミノトルエン、1,4−ジアミノベンゼン又は4,
4'−ジアミノジフェニルメタンが含まれる。
【0074】アルジミン、ケチミン、オキサゾラン、ヘ
キサヒドロピリミジン又はテトラヒドロイミダゾール基
を含有することができる成分B)は、必要とされる特別
の反応に従い、一般的にアミノ化合物がカルボニル基に
対して1〜1.5倍モル過剰に存在する量比で、出発成
分を反応させることにより製造される。その際、例えば
p−トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、アルミニウム
(III)クロライド、錫化合物の如き酸性物質の触媒量
を、反応を促進するために適宜用いることができる。
キサヒドロピリミジン又はテトラヒドロイミダゾール基
を含有することができる成分B)は、必要とされる特別
の反応に従い、一般的にアミノ化合物がカルボニル基に
対して1〜1.5倍モル過剰に存在する量比で、出発成
分を反応させることにより製造される。その際、例えば
p−トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、アルミニウム
(III)クロライド、錫化合物の如き酸性物質の触媒量
を、反応を促進するために適宜用いることができる。
【0075】反応は、一般的に60〜180℃の範囲の
温度で実施され、反応は、計算量の水が除去される迄、
或は水の除去がなくなるまで同伴剤(entraining agen
t)の存在下で実施される。
温度で実施され、反応は、計算量の水が除去される迄、
或は水の除去がなくなるまで同伴剤(entraining agen
t)の存在下で実施される。
【0076】そして残存する同伴剤及び未反応出発物質
は、蒸留により取り除かれる。好適な同伴剤は、例えば
トルエン、キシレン、シクロヘキサン、オクタンであ
る。このようにして得られた粗生成物は、更に精製する
ことなく、バインダー組合わせの製造のための成分B)
として使用することができる。成分B)の純度が特に厳
重な要求に適合しなければならない場合は、例えば蒸留
によって成分B)を純粋な形で得ることもできる。
は、蒸留により取り除かれる。好適な同伴剤は、例えば
トルエン、キシレン、シクロヘキサン、オクタンであ
る。このようにして得られた粗生成物は、更に精製する
ことなく、バインダー組合わせの製造のための成分B)
として使用することができる。成分B)の純度が特に厳
重な要求に適合しなければならない場合は、例えば蒸留
によって成分B)を純粋な形で得ることもできる。
【0077】成分B)の好ましい封鎖(blocked)ポリ
アミン類は、一般式(II),(III),又は(IV)に対
応する構造単位を2〜10含有し、例えばエステル、エ
ーテル、アミド、ウレア及び/又はウレタン結合を形成
する構造単位を含有する異なる化合物の連結によって得
られるものを包含する。
アミン類は、一般式(II),(III),又は(IV)に対
応する構造単位を2〜10含有し、例えばエステル、エ
ーテル、アミド、ウレア及び/又はウレタン結合を形成
する構造単位を含有する異なる化合物の連結によって得
られるものを包含する。
【0078】このように相互に連結されるべき、上記式
に対応する構造単位を含有する化合物は、少なくとも1
個の第一級又は第二級アミノ基又は少なくとも一個のヒ
ドロキシ基を非封鎖型で含有せねばならない。上記され
た化合物を連結するために好適な修飾剤は、例えばポリ
イソシアネート類、ポリエポキサイド類、ポリカルボン
酸類、及びポリアクリロイル化合物である。
に対応する構造単位を含有する化合物は、少なくとも1
個の第一級又は第二級アミノ基又は少なくとも一個のヒ
ドロキシ基を非封鎖型で含有せねばならない。上記され
た化合物を連結するために好適な修飾剤は、例えばポリ
イソシアネート類、ポリエポキサイド類、ポリカルボン
酸類、及びポリアクリロイル化合物である。
【0079】この修飾反応に好適なポリイソシアネート
類は、例えばW.SiefkenによりJustus Liebigs
Annalen der Chemie,562,75〜1346頁に
記載された、例えば脂肪族、脂環族、芳香脂肪族及び複
素環族ポリイソシアネート類、例えば1,4−テトラメ
チレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、1,12−ドデカンジイソシアネート、
シクロブタン−1,3−ジイソシアネート、シクロヘキ
サン−1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,
4−ジイソシアネート、1−イソシアナト−3,3,5−
トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン、
2,4−及び2,6−ヘキサヒドロトリレンジイソシアネ
ート、ヘキサヒドロ−1,3−及び−1,4−フェニレン
ジイソシアネート、パーヒドロ−2,4'−及び/又は−
4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−
フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイ
ソシアネート、2,4−トルイエンジイソシアネート、
2,6−トルイエンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−2,4'−及び/又は−4,4'−ジイソシアネート、
ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、これらの混合
物並びに他のポリイソシアネート類、カルボジイミド基
含有ポリイソシアネート(例えばDE−OS 1092
007)、アロファネート(allophanate)基含有ポ
リイソシアネート(例えばGB−P 944,89
0)、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート(例
えばDE−PS 10 22 789,DE−PS 1
2 22 067)、ウレタン基含有ポリイソシアネー
ト(例えばUS−P 3,394,164)、又は少な
くとも二官能性のヒドロキシ化合物と、過剰の、少なく
とも二官能性のイソシアネート類、ビゥレット基含有ポ
リイソシアネート(例えばDE−PS 11 01 3
94)及び少なくとも二個のイソシアネート基を含有す
るプレポリマー又はポリマーである。
類は、例えばW.SiefkenによりJustus Liebigs
Annalen der Chemie,562,75〜1346頁に
記載された、例えば脂肪族、脂環族、芳香脂肪族及び複
素環族ポリイソシアネート類、例えば1,4−テトラメ
チレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、1,12−ドデカンジイソシアネート、
シクロブタン−1,3−ジイソシアネート、シクロヘキ
サン−1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,
4−ジイソシアネート、1−イソシアナト−3,3,5−
トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン、
2,4−及び2,6−ヘキサヒドロトリレンジイソシアネ
ート、ヘキサヒドロ−1,3−及び−1,4−フェニレン
ジイソシアネート、パーヒドロ−2,4'−及び/又は−
4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−
フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイ
ソシアネート、2,4−トルイエンジイソシアネート、
2,6−トルイエンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−2,4'−及び/又は−4,4'−ジイソシアネート、
ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、これらの混合
物並びに他のポリイソシアネート類、カルボジイミド基
含有ポリイソシアネート(例えばDE−OS 1092
007)、アロファネート(allophanate)基含有ポ
リイソシアネート(例えばGB−P 944,89
0)、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート(例
えばDE−PS 10 22 789,DE−PS 1
2 22 067)、ウレタン基含有ポリイソシアネー
ト(例えばUS−P 3,394,164)、又は少な
くとも二官能性のヒドロキシ化合物と、過剰の、少なく
とも二官能性のイソシアネート類、ビゥレット基含有ポ
リイソシアネート(例えばDE−PS 11 01 3
94)及び少なくとも二個のイソシアネート基を含有す
るプレポリマー又はポリマーである。
【0080】本発明で用いることのできるこれら化合物
の代表は、例えばHigh Polymer,Vol.XVI,“ポ
リウレタン類、化学及び技術”,Interscience Publ
ishers,New York/London,Vol.I,1962,
32〜42及び45〜54頁並びにVol.II,196
4,5〜6及び198〜199頁並びに合成樹脂ハンド
ブック(Kunststoff Handbuch),Vol.VII,View
eg−Hochtlen,Carl−Hanser−Verlag,Munchen,
1966,45〜72頁に記載されている。
の代表は、例えばHigh Polymer,Vol.XVI,“ポ
リウレタン類、化学及び技術”,Interscience Publ
ishers,New York/London,Vol.I,1962,
32〜42及び45〜54頁並びにVol.II,196
4,5〜6及び198〜199頁並びに合成樹脂ハンド
ブック(Kunststoff Handbuch),Vol.VII,View
eg−Hochtlen,Carl−Hanser−Verlag,Munchen,
1966,45〜72頁に記載されている。
【0081】上記修飾反応に好適なポリエポキサイド類
は、例えば少なくとも二個のエポキシ基を有する脂肪
族、脂環族、芳香脂肪族、芳香族及び複素環族化合物、
例えば、脂肪族多塩基酸の不飽和一価アルコールによる
エステルのエポキシ化物、ポリヒドロキシ化合物のグリ
シジルエーテル、ポリカルボン酸のグリシジルエステ
ル、エポキシ基を含有するコポリマーである。
は、例えば少なくとも二個のエポキシ基を有する脂肪
族、脂環族、芳香脂肪族、芳香族及び複素環族化合物、
例えば、脂肪族多塩基酸の不飽和一価アルコールによる
エステルのエポキシ化物、ポリヒドロキシ化合物のグリ
シジルエーテル、ポリカルボン酸のグリシジルエステ
ル、エポキシ基を含有するコポリマーである。
【0082】上記修飾反応に好適なポリカルボン酸類
は、例えば少なくとも二個のカルボキシ基を有する脂肪
族、脂環族、芳香脂肪族、芳香族及び複素環族化合物、
例えば、アジピン酸、二量体化脂肪酸、フタル酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸、フマール酸、マレイン酸、コ
ハク酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、(メタ)ア
クリル酸を含有するコポリマー、酸性ポリエステル又は
酸性ポリアミドである。
は、例えば少なくとも二個のカルボキシ基を有する脂肪
族、脂環族、芳香脂肪族、芳香族及び複素環族化合物、
例えば、アジピン酸、二量体化脂肪酸、フタル酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸、フマール酸、マレイン酸、コ
ハク酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、(メタ)ア
クリル酸を含有するコポリマー、酸性ポリエステル又は
酸性ポリアミドである。
【0083】例示された酸の代わりに対応する無水物
(その酸が分子内無水物を形成するという条件で)又は
対応する簡単なアルキルエステル、特にメチルエステル
も修飾反応のために用いることができる。
(その酸が分子内無水物を形成するという条件で)又は
対応する簡単なアルキルエステル、特にメチルエステル
も修飾反応のために用いることができる。
【0084】修飾反応に好適な上記の種類の少なくとも
二個のオレフィン性二重結合を有する化合物は、特にア
クリル酸又はメタアクリル酸の誘導体であり、例えばヘ
キサンジオール−ビス−(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパン トリス(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトール テトラ−(メタ)アクリレート、ア
クリル酸でエステル化されたOH官能性ポリエステル又
はポリアクリレート、ジエチレングリコール ジメタア
クリレート、ポリイソシアネート類とヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレートとの反応生成物である。
二個のオレフィン性二重結合を有する化合物は、特にア
クリル酸又はメタアクリル酸の誘導体であり、例えばヘ
キサンジオール−ビス−(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパン トリス(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトール テトラ−(メタ)アクリレート、ア
クリル酸でエステル化されたOH官能性ポリエステル又
はポリアクリレート、ジエチレングリコール ジメタア
クリレート、ポリイソシアネート類とヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレートとの反応生成物である。
【0085】比較的高い官能性を有する成分B)を製造
するための修飾反応においては、修飾剤に対して反応性
の遊離ヒドロキシ基又はアミノ基を少なくとも一個有す
る、異なる封鎖アミン類の混合物を用いることもでき
る。
するための修飾反応においては、修飾剤に対して反応性
の遊離ヒドロキシ基又はアミノ基を少なくとも一個有す
る、異なる封鎖アミン類の混合物を用いることもでき
る。
【0086】少なくとも一個の遊離の第一級又は第二級
アミノ基又は遊離ヒドロキシ基をも含有する、ケチミン
又はアルジミン基含有ポリアミン類は、例えば少なくと
も二官能性のアミンとケトン及び/又はアルデヒドと
を、少なくとも一個の遊離アミノ基が残存するような量
比で反応させることにより得られる。
アミノ基又は遊離ヒドロキシ基をも含有する、ケチミン
又はアルジミン基含有ポリアミン類は、例えば少なくと
も二官能性のアミンとケトン及び/又はアルデヒドと
を、少なくとも一個の遊離アミノ基が残存するような量
比で反応させることにより得られる。
【0087】例えば一級アミノ基の他に少なくとも一個
の二級アミノ基を含有するポリアミンを用いる場合で
も、アルデヒド類又はケトン類との反応によって、少な
くとも一個の遊離二級アミノ基を含有(カルボニル基に
対する一級アミノ基の当量比1:1が用いられたとき)
又は少なくとも一個の二級アミノ基に加えて遊離一級ア
ミノ基を含有(一級アミノ基に対して当量より少ないカ
ルボニル化合物が用いられたとき)する、アルジミン又
はケチミンが形成される。このような一級/二級ポリア
ミン類は、例えばジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンペンタミン、ジプロピレン
トリアミン、トリプロピレンテトラミンである。
の二級アミノ基を含有するポリアミンを用いる場合で
も、アルデヒド類又はケトン類との反応によって、少な
くとも一個の遊離二級アミノ基を含有(カルボニル基に
対する一級アミノ基の当量比1:1が用いられたとき)
又は少なくとも一個の二級アミノ基に加えて遊離一級ア
ミノ基を含有(一級アミノ基に対して当量より少ないカ
ルボニル化合物が用いられたとき)する、アルジミン又
はケチミンが形成される。このような一級/二級ポリア
ミン類は、例えばジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンペンタミン、ジプロピレン
トリアミン、トリプロピレンテトラミンである。
【0088】少なくとも一個の反応性一級又は二級アミ
ノ基又はヒドロキシ基をも有するオキサゾラン基含有化
合物は、例えばヒドロキシ基及び二級アミノ基の他に少
なくとも一個の他のヒドロキシ基及び/又は一級又は二
級アミノ基を含有するヒドロキシアミン類、あるいは、
ヒドロキシ基と一級アミノ基とを適当な当量比で含有す
る適当なヒドロキシアミン類と、例えば上記した種類の
ケトン類及び/又はアルデヒド類とを反応させることに
より得られる。好適なヒドロキシアミン類は、例えばビ
ス−(2−ヒドロキシエチル)−アミン、ビス−(2−
ヒドロキシプロピル)−アミン、ビス−(2−ヒドロキ
シブチル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシプロピ
ル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシヘキシル)−ア
ミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−N−(6−ヒ
ドロキシヘキシル)−アミン、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパン
−1,3−ジオール、2−アミノ−3−メチル−3−ヒ
ドロキシブタン、アミノエタノールである。
ノ基又はヒドロキシ基をも有するオキサゾラン基含有化
合物は、例えばヒドロキシ基及び二級アミノ基の他に少
なくとも一個の他のヒドロキシ基及び/又は一級又は二
級アミノ基を含有するヒドロキシアミン類、あるいは、
ヒドロキシ基と一級アミノ基とを適当な当量比で含有す
る適当なヒドロキシアミン類と、例えば上記した種類の
ケトン類及び/又はアルデヒド類とを反応させることに
より得られる。好適なヒドロキシアミン類は、例えばビ
ス−(2−ヒドロキシエチル)−アミン、ビス−(2−
ヒドロキシプロピル)−アミン、ビス−(2−ヒドロキ
シブチル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシプロピ
ル)−アミン、ビス−(3−ヒドロキシヘキシル)−ア
ミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−N−(6−ヒ
ドロキシヘキシル)−アミン、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパン
−1,3−ジオール、2−アミノ−3−メチル−3−ヒ
ドロキシブタン、アミノエタノールである。
【0089】オキサゾラン基を含有し、少なくとも一個
の遊離一級又は二級アミノ基或はヒドロキシ基をも有す
るヒドロキシアミン類は、アルデヒド又はケトン基に対
してアミノ又はヒドロキシ基を、少なくとも一個の一級
又は二級アミノ基或はヒドロキシ基が封鎖されずに残
り、引き続き修飾剤として用いられる反応試剤との反応
に利用できるようになるような当量比で、上記した出発
化合物を反応させることにより製造される。
の遊離一級又は二級アミノ基或はヒドロキシ基をも有す
るヒドロキシアミン類は、アルデヒド又はケトン基に対
してアミノ又はヒドロキシ基を、少なくとも一個の一級
又は二級アミノ基或はヒドロキシ基が封鎖されずに残
り、引き続き修飾剤として用いられる反応試剤との反応
に利用できるようになるような当量比で、上記した出発
化合物を反応させることにより製造される。
【0090】ヘキサヒドロピリミジン又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有し、少なくとも一個の反応性一級
又は二級アミノ基或はヒドロキシ基を有する化合物は、
例えば少なくとも一個のヒドロキシ基の他に二個の二級
アミノ基を含有するヒドロキシアミン類例えばN−メチ
ル−N'−4−ヒドロキシテトラメチレンジアミン、或
は、少なくとも一個の二級アミノ基の他に少なくとも一
個の一級アミノ基又は少なくとも二個の二級アミノ基を
有するポリアミン類例えばN−メチル−1,3−ジアミ
ノエタン、N−メチル−1,3−ジアミノプロパン、N
−メチル−1,3−ジアミノブタン、ジエチレントリア
ミン、N−メチルジエチレントリアミン、N,N−ビス
−(3−アミノプロピル)−アミン、N,N'−ジメチル
ジエチレントリアミンの反応によって得られる。
イミダゾール基を含有し、少なくとも一個の反応性一級
又は二級アミノ基或はヒドロキシ基を有する化合物は、
例えば少なくとも一個のヒドロキシ基の他に二個の二級
アミノ基を含有するヒドロキシアミン類例えばN−メチ
ル−N'−4−ヒドロキシテトラメチレンジアミン、或
は、少なくとも一個の二級アミノ基の他に少なくとも一
個の一級アミノ基又は少なくとも二個の二級アミノ基を
有するポリアミン類例えばN−メチル−1,3−ジアミ
ノエタン、N−メチル−1,3−ジアミノプロパン、N
−メチル−1,3−ジアミノブタン、ジエチレントリア
ミン、N−メチルジエチレントリアミン、N,N−ビス
−(3−アミノプロピル)−アミン、N,N'−ジメチル
ジエチレントリアミンの反応によって得られる。
【0091】ヘキサヒドロピリミジン又はテトラヒドロ
イミダゾール基を含有し、少なくとも一個の遊離一級又
は二級アミノ基或はヒドロキシ基をも有する化合物は、
アルデヒド又はケトン基に対してアミノ又はヒドロキシ
基を、少なくとも一個の一級又は二級アミノ基或はヒド
ロキシ基が封鎖されずに残り、引き続き修飾剤として用
いられる反応試剤との反応に利用できるようになるよう
な当量比で、上記した出発化合物を反応させることによ
り製造される。
イミダゾール基を含有し、少なくとも一個の遊離一級又
は二級アミノ基或はヒドロキシ基をも有する化合物は、
アルデヒド又はケトン基に対してアミノ又はヒドロキシ
基を、少なくとも一個の一級又は二級アミノ基或はヒド
ロキシ基が封鎖されずに残り、引き続き修飾剤として用
いられる反応試剤との反応に利用できるようになるよう
な当量比で、上記した出発化合物を反応させることによ
り製造される。
【0092】エステル、エーテル、アミド、ウレタン、
ウレタン結合を含有する件の種類の、比較的高分子量の
成分B)の合成のために好適な、下記構造単位を更なる
説明のために例として述べる。
ウレタン結合を含有する件の種類の、比較的高分子量の
成分B)の合成のために好適な、下記構造単位を更なる
説明のために例として述べる。
【0093】─ ジエチレントリアミンとアセトンのビ
スケチミン
スケチミン
【0094】
【化6】
【0095】─ イソホロンジアミンとイソブチルアル
デヒドのアルジミン
デヒドのアルジミン
【0096】
【化7】
【0097】─ ジエタノールアミンとイソブチルアル
デヒドのオキサゾラン
デヒドのオキサゾラン
【0098】
【化8】
【0099】─ N−メチル−1,3−ジアミノプロパ
ンとシクロヘキサノンのヘキサヒドロピリミジン
ンとシクロヘキサノンのヘキサヒドロピリミジン
【0100】
【化9】
【0101】上記具体例としてのべた修飾剤を、遊離の
一級又は二級アミノ基或はヒドロキシ基を含有するヘキ
サヒドロピリミジン類又はテトラヒドロイミダゾール類
と反応させると、より高い官能性を有するヘキサヒドロ
ピリミジン類又はテトラヒドロイミダゾール類が得られ
る。同様のことがアルジミン類又はケチミン類の修飾に
も、またオキサゾラン類の修飾にも適用される。
一級又は二級アミノ基或はヒドロキシ基を含有するヘキ
サヒドロピリミジン類又はテトラヒドロイミダゾール類
と反応させると、より高い官能性を有するヘキサヒドロ
ピリミジン類又はテトラヒドロイミダゾール類が得られ
る。同様のことがアルジミン類又はケチミン類の修飾に
も、またオキサゾラン類の修飾にも適用される。
【0102】しかし、修飾剤を、遊離の一級又は二級ア
ミノ基或はヒドロキシ基を含有するヘキサヒドロピリミ
ジン類、テトラヒドロイミダゾール類、アルジミン類、
ケチミン類及び/又はオキサゾラン類の混合物と反応さ
せると、そこではヘキサヒドロピリミジン類、テトラヒ
ドロイミダゾール類、アルジミン類、ケチミン類及び/
又はオキサゾラン類が相互に化学的に架橋し、架橋成分
B)が形成される。
ミノ基或はヒドロキシ基を含有するヘキサヒドロピリミ
ジン類、テトラヒドロイミダゾール類、アルジミン類、
ケチミン類及び/又はオキサゾラン類の混合物と反応さ
せると、そこではヘキサヒドロピリミジン類、テトラヒ
ドロイミダゾール類、アルジミン類、ケチミン類及び/
又はオキサゾラン類が相互に化学的に架橋し、架橋成分
B)が形成される。
【0103】従って成分B)として有用な種々の化合物
を、このような修正又は架橋反応によって得ることがで
きる。
を、このような修正又は架橋反応によって得ることがで
きる。
【0104】該修正反応は通常上記例示の種類の溶媒中
で、30〜180℃の反応温度で、適宜水分離器を用い
て実施される。
で、30〜180℃の反応温度で、適宜水分離器を用い
て実施される。
【0105】一般的に、封鎖ポリアミン類の反応性基と
“修正剤”の反応性基とは当量比が選ばれる。しかし
“修正剤”を化学量論量以下、例えば0.75〜0.99
倍当量で用いることも可能である。
“修正剤”の反応性基とは当量比が選ばれる。しかし
“修正剤”を化学量論量以下、例えば0.75〜0.99
倍当量で用いることも可能である。
【0106】上記の修正反応で得ることができる成分
B)として好適なポリアミン類は、例えば下記式に対応
する化合物である:
B)として好適なポリアミン類は、例えば下記式に対応
する化合物である:
【0107】
【化10】
【0108】
【化11】
【0109】本質的化合物A)及びB)のほかに、本発
明のバインダーは適宜種々の補助剤及び添加剤を更なる
成分C)として含有することができる。これら種々の補
助剤及び添加剤は例えば、溶媒及び希釈剤、レベリング
補助剤、抗酸化剤、充填剤、顔料及びUV吸収剤であ
る。
明のバインダーは適宜種々の補助剤及び添加剤を更なる
成分C)として含有することができる。これら種々の補
助剤及び添加剤は例えば、溶媒及び希釈剤、レベリング
補助剤、抗酸化剤、充填剤、顔料及びUV吸収剤であ
る。
【0110】本発明のバインダー又はバインダー組み合
わせ(コンビネーション)は出発成分A)及びB)、及
びそれぞれ適宜添加剤及び補助剤C)、を混合すること
により製造される。溶媒又は希釈剤が成分C)として用
いられるときは、それらは一又はそれ以上の個々の成分
にあらかじめ添加されても良く、或は成分A)及びB)
の混合物に添加されても良い。特に一の可能な実施態様
としては、例えばコポリマーの製造に関連して先に述べ
たように、溶媒又は希釈剤を一又はそれ以上の出発成分
の製造段階で存在させる。該溶媒又は希釈剤は、混合物
のポットライフを確保するために実質的に無水であるべ
きである。溶媒又は希釈剤は一般的に本発明の組み合わ
せ(コンビネーション)が好適な加工粘度を達成するよ
うな量で用いられる。本発明に従って用いられるべき、
本発明のバインダーの溶媒含量は、一般的に10〜80
重量%である。
わせ(コンビネーション)は出発成分A)及びB)、及
びそれぞれ適宜添加剤及び補助剤C)、を混合すること
により製造される。溶媒又は希釈剤が成分C)として用
いられるときは、それらは一又はそれ以上の個々の成分
にあらかじめ添加されても良く、或は成分A)及びB)
の混合物に添加されても良い。特に一の可能な実施態様
としては、例えばコポリマーの製造に関連して先に述べ
たように、溶媒又は希釈剤を一又はそれ以上の出発成分
の製造段階で存在させる。該溶媒又は希釈剤は、混合物
のポットライフを確保するために実質的に無水であるべ
きである。溶媒又は希釈剤は一般的に本発明の組み合わ
せ(コンビネーション)が好適な加工粘度を達成するよ
うな量で用いられる。本発明に従って用いられるべき、
本発明のバインダーの溶媒含量は、一般的に10〜80
重量%である。
【0111】しかし好適な、比較的低分子量のコポリマ
ーA)を用いて、溶媒又は希釈剤量を更に減少させるこ
と、或はこのような補助剤の使用の必要性を全く除去す
ることも、原則的に可能である。
ーA)を用いて、溶媒又は希釈剤量を更に減少させるこ
と、或はこのような補助剤の使用の必要性を全く除去す
ることも、原則的に可能である。
【0112】一の好ましい実施態様においては、湿気の
不在下ではイソシアネート基に対して反応性の基をもた
ず、その封鎖アミノ基が上記のヘキサヒドロピリミジ
ン、テトラヒドロイミダゾール、アルジミン、ケチミン
及び/又はオキサゾラン基からのみ成る、成分B)が単
一封鎖ポリアミン類として使用される。このようにして
製造される本発明の好ましいコンビネーションは、40
〜90重量部のコポリマーA)及び10〜60重量部の
ヘキサヒドロピリミジン、テトラヒドロイミダゾール、
アルジミン、ケチミン又はオキサゾラン基を含有する化
合物B)を含有する。
不在下ではイソシアネート基に対して反応性の基をもた
ず、その封鎖アミノ基が上記のヘキサヒドロピリミジ
ン、テトラヒドロイミダゾール、アルジミン、ケチミン
及び/又はオキサゾラン基からのみ成る、成分B)が単
一封鎖ポリアミン類として使用される。このようにして
製造される本発明の好ましいコンビネーションは、40
〜90重量部のコポリマーA)及び10〜60重量部の
ヘキサヒドロピリミジン、テトラヒドロイミダゾール、
アルジミン、ケチミン又はオキサゾラン基を含有する化
合物B)を含有する。
【0113】成分A)及びB)が用いられる量比は、成
分B)のすべての封鎖アミノ基に対して、成分A)のイ
ソシアネート基が全体で0.2〜8好ましくは0.5〜4
存在するように、一般的に選ばれる。一般的に、上記範
囲より超過する量の基は、他の成分が湿気不在下でもイ
ソシアネートと反応し得る基を含有する場合に選ばれる
であろう。このような基は、例えば特に封鎖アミノ基の
他に成分B)中に存在し得る一級又は二級アミノ基、並
びに封鎖アミノ基の他に成分B)中に存在し得るアルコ
ール性水酸基である。しかし一般的に、アルコール性水
酸基は普通の条件(室温)下では三級イソシアネートに
は不活性であるので、水酸基は本発明によるコンビネー
ションの使用中に揮発しない実質的に非揮発性アルコー
ルの形で使用されるときにのみ考慮されるべきであり、
例えばコーティングの硬化において普通採用される比較
的高温度において、それは成分A)の反応成分として考
慮されるべきである。
分B)のすべての封鎖アミノ基に対して、成分A)のイ
ソシアネート基が全体で0.2〜8好ましくは0.5〜4
存在するように、一般的に選ばれる。一般的に、上記範
囲より超過する量の基は、他の成分が湿気不在下でもイ
ソシアネートと反応し得る基を含有する場合に選ばれる
であろう。このような基は、例えば特に封鎖アミノ基の
他に成分B)中に存在し得る一級又は二級アミノ基、並
びに封鎖アミノ基の他に成分B)中に存在し得るアルコ
ール性水酸基である。しかし一般的に、アルコール性水
酸基は普通の条件(室温)下では三級イソシアネートに
は不活性であるので、水酸基は本発明によるコンビネー
ションの使用中に揮発しない実質的に非揮発性アルコー
ルの形で使用されるときにのみ考慮されるべきであり、
例えばコーティングの硬化において普通採用される比較
的高温度において、それは成分A)の反応成分として考
慮されるべきである。
【0114】(アミノ基とイソシアネート基との反応に
よる)ウレア基を含有する複合混合物は、本発明のバイ
ンダーが個々の成分の混合によって製造されるとき、特
に封鎖アミノ基の他に遊離の一級又は二級アミノ基を含
有する化合物を成分B)として用いるときに形成され
る。従って本発明において“バインダー”という表現
は、上記した如き個々の成分A)及びB)の純粋な混合
物のみでなく、個々の成分のほかにこの種の反応生成物
が存在する系又は本質的にかかる反応成分のみからなる
系まで包含する。個々の成分の混合による本発明のバイ
ンダーの製造のすべての変形において、個々の成分の種
類及びそれらの量比は、反応(それはイソシアネート基
と一級又は二級アミノ基の間で自動的に起こり得る)完
結の際の封鎖アミノ基に対する第三級アミノ基のモル比
が、0.2:1〜8:1、より特別には0.5:1〜4:
1と成るように選ぶのが好ましく、その場合、使用され
る個々の成分が本発明に従う使用において封鎖アミノ基
の他にイソシアネート基の反応剤として考え得るアルコ
ール性水酸基を含有する場合は、過剰のイソシアネート
基を再び考慮せねばならない。
よる)ウレア基を含有する複合混合物は、本発明のバイ
ンダーが個々の成分の混合によって製造されるとき、特
に封鎖アミノ基の他に遊離の一級又は二級アミノ基を含
有する化合物を成分B)として用いるときに形成され
る。従って本発明において“バインダー”という表現
は、上記した如き個々の成分A)及びB)の純粋な混合
物のみでなく、個々の成分のほかにこの種の反応生成物
が存在する系又は本質的にかかる反応成分のみからなる
系まで包含する。個々の成分の混合による本発明のバイ
ンダーの製造のすべての変形において、個々の成分の種
類及びそれらの量比は、反応(それはイソシアネート基
と一級又は二級アミノ基の間で自動的に起こり得る)完
結の際の封鎖アミノ基に対する第三級アミノ基のモル比
が、0.2:1〜8:1、より特別には0.5:1〜4:
1と成るように選ぶのが好ましく、その場合、使用され
る個々の成分が本発明に従う使用において封鎖アミノ基
の他にイソシアネート基の反応剤として考え得るアルコ
ール性水酸基を含有する場合は、過剰のイソシアネート
基を再び考慮せねばならない。
【0115】更に、本発明においては、“第三級イソシ
アネート基に反応性のある水素原子を含有する封鎖ポリ
アミンB)”とは、化学的に結合した形で反応性水素原
子を含有する上記種類の封鎖ポリアミンのみでなく、そ
れらの製造のために用いられた過剰のポリアミン又はヒ
ドロキシルアミンとの混合物中に存在するものも意味す
る。
アネート基に反応性のある水素原子を含有する封鎖ポリ
アミンB)”とは、化学的に結合した形で反応性水素原
子を含有する上記種類の封鎖ポリアミンのみでなく、そ
れらの製造のために用いられた過剰のポリアミン又はヒ
ドロキシルアミンとの混合物中に存在するものも意味す
る。
【0116】本発明によるバインダーコンビネーション
の適否が関係する限りにおいては、成分A)と第三級イ
ソシアネート基に反応性の基との間の、恐らく自動的に
起こると思われる反応が、完全に終了したかどうかはた
いして重要ではない。しかし所望ならば、本発明による
使用の前に40〜100℃にすこし加熱することによっ
てこの反応を終了させることもできる。ほかは、本発明
によるバインダーは室温で好適に製造される。
の適否が関係する限りにおいては、成分A)と第三級イ
ソシアネート基に反応性の基との間の、恐らく自動的に
起こると思われる反応が、完全に終了したかどうかはた
いして重要ではない。しかし所望ならば、本発明による
使用の前に40〜100℃にすこし加熱することによっ
てこの反応を終了させることもできる。ほかは、本発明
によるバインダーは室温で好適に製造される。
【0117】本発明のバインダーは一般的に室温で液状
(しばしば溶媒の存在により)であり、水不在下での貯
蔵で充分な安定性を示し、基体に適用した後では、一般
的に大気中の湿気の存在ですばやく硬化する。
(しばしば溶媒の存在により)であり、水不在下での貯
蔵で充分な安定性を示し、基体に適用した後では、一般
的に大気中の湿気の存在ですばやく硬化する。
【0118】一般的に室温でも架橋膜が得られる。基本
的に非常に早い硬化プロセスは、より高温で乾燥するこ
とにより更に促進される。80〜130℃で、10〜3
0分の乾燥時間が有利である。
的に非常に早い硬化プロセスは、より高温で乾燥するこ
とにより更に促進される。80〜130℃で、10〜3
0分の乾燥時間が有利である。
【0119】加水分解にたいして特に安定な封鎖アミノ
基が用いられた場合は、最適の特性スペクトルを得るた
めには高められた温度での強制乾燥が必要であろう。
基が用いられた場合は、最適の特性スペクトルを得るた
めには高められた温度での強制乾燥が必要であろう。
【0120】本発明によるバインダーを含有する被覆組
成物及び封止コンパンドは、通常ワニスに用いられる補
助剤及び添加剤、例えば顔料、充填剤、レベリング助
剤、抗酸化剤又はUV吸収剤を含有することができる。
成物及び封止コンパンドは、通常ワニスに用いられる補
助剤及び添加剤、例えば顔料、充填剤、レベリング助
剤、抗酸化剤又はUV吸収剤を含有することができる。
【0121】これらの補助剤及び添加剤は大部分無水物
であるべきであり、好ましくはバインダーを製造する前
に出発成分、一般的には成分A)に混入される。
であるべきであり、好ましくはバインダーを製造する前
に出発成分、一般的には成分A)に混入される。
【0122】本発明による生成物をバインダーとして含
有するワニス及び被覆組成物は一般的に湿気不在下で3
〜48時間のポットライフを有する。しかし、ポットラ
イフは適当な反応試剤を選ぶことにより所望どうり上昇
又は下降修正できる。被覆組成物(ワニス)及び封止コ
ンパンドは例えば金属、木材、ガラス、陶器、石、コン
クリート、プラスチックス、布、皮革、ボール紙又は紙
の如き、適宜前処理された、いかなる基材にも、スプレ
ーコーティング、スプレッドコーティング、ディップコ
ーティング、フラッドコーティング、キャスティング、
ロールコーティング、鏝塗布により適用できる。 以下
の実施例では、特に述べない限り、すべて部及び%は重
量基準である。
有するワニス及び被覆組成物は一般的に湿気不在下で3
〜48時間のポットライフを有する。しかし、ポットラ
イフは適当な反応試剤を選ぶことにより所望どうり上昇
又は下降修正できる。被覆組成物(ワニス)及び封止コ
ンパンドは例えば金属、木材、ガラス、陶器、石、コン
クリート、プラスチックス、布、皮革、ボール紙又は紙
の如き、適宜前処理された、いかなる基材にも、スプレ
ーコーティング、スプレッドコーティング、ディップコ
ーティング、フラッドコーティング、キャスティング、
ロールコーティング、鏝塗布により適用できる。 以下
の実施例では、特に述べない限り、すべて部及び%は重
量基準である。
【0123】
【実施例】I)第三級イソシアネート基を含有するオレ
フィン性不飽和化合物a1〜a3の製造のための一般的方
法 出発成分を撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた2l
反応槽に窒素雰囲気下導入し、理論的イソシアネート含
量になるまで40℃で撹拌する。 出発成分の組成は、
得られたイソシアネート官能性モノマーのイソシアネー
ト含量と共に表1に示す。
フィン性不飽和化合物a1〜a3の製造のための一般的方
法 出発成分を撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた2l
反応槽に窒素雰囲気下導入し、理論的イソシアネート含
量になるまで40℃で撹拌する。 出発成分の組成は、
得られたイソシアネート官能性モノマーのイソシアネー
ト含量と共に表1に示す。
【0124】表 1 (量はg) 出発化合物 a1 a2 a3 1-イソシアナト-1-メチル-4(3)-イソシアナト 970 970 970 メチルシクロヘキサン ヒドロキシエチル アクリレート 580 - - 4-ヒドロキシブチル アクリレート - 720 - ヒドロキシエチル メタアクリレート - - 650 2,6-ジ-tert.-ブチル-4-メチルフエノール 0.8 0.8 0.8 イソシアネート含量(%) 13.7 12.5 13.1 カラーバリユー(APHA) 10 10 10 II)第三級イソシアネート基を含有するコポリマーA1
〜A8の製造のための一般的方法 部分Iを撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた3l反
応槽に導入し、反応温度まで加熱する。その後部分II及
び部分IIIを同時に、窒素雰囲気下それぞれ全体で2時
間及び2.5時間かけて添加する。そして該混合物を反
応温度で2時間撹拌する。
〜A8の製造のための一般的方法 部分Iを撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた3l反
応槽に導入し、反応温度まで加熱する。その後部分II及
び部分IIIを同時に、窒素雰囲気下それぞれ全体で2時
間及び2.5時間かけて添加する。そして該混合物を反
応温度で2時間撹拌する。
【0125】反応温度及び部分I〜部分IIIの組成は得ら
れたコポリマーの特性データとともに表2に示す。
れたコポリマーの特性データとともに表2に示す。
【0126】
【表1】
【0127】III)架橋することができる成分B)の製
造 B1 シクロヘキサン513gとイソブチルアルデヒド456
gを撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた2l反応槽
に窒素雰囲気下導入する。1−アミノ−3−メチルアミ
ノプロパン529.8gを10℃(氷浴冷却)で滴下
し、その後該混合物を10℃で1時間撹拌し、そして水
が出なくなるまで還流温度で撹拌する。そしてシクロヘ
キサンと過剰のイソブチルアルデヒドを留去し、ヘキサ
ヒドロピリミジン架橋剤B1を得る。
造 B1 シクロヘキサン513gとイソブチルアルデヒド456
gを撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた2l反応槽
に窒素雰囲気下導入する。1−アミノ−3−メチルアミ
ノプロパン529.8gを10℃(氷浴冷却)で滴下
し、その後該混合物を10℃で1時間撹拌し、そして水
が出なくなるまで還流温度で撹拌する。そしてシクロヘ
キサンと過剰のイソブチルアルデヒドを留去し、ヘキサ
ヒドロピリミジン架橋剤B1を得る。
【0128】B2 撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた3l反応槽中
で、イソホロンジアミン680g、メチルイソブチルケ
トン1000g及びトルエン560gを、理論量の水
(144g)が除去されるまで、又はもはや水が除去さ
れなくなるまで還流する。トルエンと過剰のメチルイソ
ブチルケトンを留去し、ビスケチミン架橋剤B2を得
る。
で、イソホロンジアミン680g、メチルイソブチルケ
トン1000g及びトルエン560gを、理論量の水
(144g)が除去されるまで、又はもはや水が除去さ
れなくなるまで還流する。トルエンと過剰のメチルイソ
ブチルケトンを留去し、ビスケチミン架橋剤B2を得
る。
【0129】B3 a)ジエタノールアミン1050gとシクロヘキサン6
15gを撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた4l反
応槽に窒素雰囲気下導入する。その後2−エチルヘキサ
ナール1408gを室温下滴下し、徐々に昇温する。該
混合物を水の分離が完結するまで還流温度に維持する。
そしてシクロヘキサンと過剰の2−エチルヘキサナール
を留去する。オキサゾラン、中間段階B3a)が得られ
る。
15gを撹拌機、冷却及び加熱システムを備えた4l反
応槽に窒素雰囲気下導入する。その後2−エチルヘキサ
ナール1408gを室温下滴下し、徐々に昇温する。該
混合物を水の分離が完結するまで還流温度に維持する。
そしてシクロヘキサンと過剰の2−エチルヘキサナール
を留去する。オキサゾラン、中間段階B3a)が得られ
る。
【0130】b)B3の製造 本質的にN,N',N”−トリス−(6−イソシアナトヘ
キシル)−イソシアヌレートからなる、ヘキサメチレン
ジイソシアネートにもとづくイソシアヌレートポリイソ
シアネート200.6gと酢酸ブチル207gを、撹拌
機、冷却及び加熱システムを備えた4l反応槽に窒素雰
囲気下導入し、60℃で加熱する。オキサゾラン中間段
階B3a)286.7gを滴下した後、該混合物を70℃
で10時間維持する。統計的平均値として3個のオキサ
ゾラン基を含有する架橋剤B3の70%溶液が得られ
る。
キシル)−イソシアヌレートからなる、ヘキサメチレン
ジイソシアネートにもとづくイソシアヌレートポリイソ
シアネート200.6gと酢酸ブチル207gを、撹拌
機、冷却及び加熱システムを備えた4l反応槽に窒素雰
囲気下導入し、60℃で加熱する。オキサゾラン中間段
階B3a)286.7gを滴下した後、該混合物を70℃
で10時間維持する。統計的平均値として3個のオキサ
ゾラン基を含有する架橋剤B3の70%溶液が得られ
る。
【0131】IV)本発明のバインダーコンビネーション
の製造 第三級イソシアネート基を含有する成分A)と
ポリアミン成分B)を室温下混合し、適宜更なる補助剤
C)を添加して、許容し得る粘度に調整する。
の製造 第三級イソシアネート基を含有する成分A)と
ポリアミン成分B)を室温下混合し、適宜更なる補助剤
C)を添加して、許容し得る粘度に調整する。
【0132】金属試験板上に塗膜形成器具(湿潤膜厚1
80μm)を用いて塗膜する。適用され、室温で保持さ
れた塗膜は最大で60分後にはすべて非粘着性であっ
た。エージングすなわち室温,24時間後には、優れた
機械的特性及び非常に良好な光学特性を特徴とする透
明,架橋,溶媒抵抗性の塗膜が得られる。
80μm)を用いて塗膜する。適用され、室温で保持さ
れた塗膜は最大で60分後にはすべて非粘着性であっ
た。エージングすなわち室温,24時間後には、優れた
機械的特性及び非常に良好な光学特性を特徴とする透
明,架橋,溶媒抵抗性の塗膜が得られる。
【0133】製造されたワニス混合物はすべて数時間の
ポットライフを有していた。
ポットライフを有していた。
【0134】バインダーコンポジションの組成及び溶媒
抵抗性(架橋度合)を表3に示す。溶媒抵抗性はメチル
イソブチルケトン(MIBK)を染み込ませた綿毛プラ
グを用いた拭い試験(wiping test)で試験する。塗膜
が視覚的に変化しないで維持した二重拭き(double wi
pe)の回数が示されている。どの塗膜も二重拭き(doub
le wipe)200以上にはかけなかった。
抵抗性(架橋度合)を表3に示す。溶媒抵抗性はメチル
イソブチルケトン(MIBK)を染み込ませた綿毛プラ
グを用いた拭い試験(wiping test)で試験する。塗膜
が視覚的に変化しないで維持した二重拭き(double wi
pe)の回数が示されている。どの塗膜も二重拭き(doub
le wipe)200以上にはかけなかった。
【0135】
【表2】
【0136】
【表3】
【0137】
【表4】
【0138】本発明並びに関連事項を列記すれば以下の
とおりである。
とおりである。
【0139】1.オレフィン性不飽和化合物の重量に基
づいて、(i)7〜24重量%のウレタン部分(moiety)、
及び(ii)5〜17重量%の、脂環式環の一部を形成して
いる三級炭素原子に結合したイソシアネート部分(moie
ty)を含有する、分子量252〜800のオレィン性不
飽和化合物。
づいて、(i)7〜24重量%のウレタン部分(moiety)、
及び(ii)5〜17重量%の、脂環式環の一部を形成して
いる三級炭素原子に結合したイソシアネート部分(moie
ty)を含有する、分子量252〜800のオレィン性不
飽和化合物。
【0140】2.下記式
【0141】
【化12】
【0142】式中R1は、1〜4の炭素原子を有するア
ルキル基、R2とR3は、同一若しくは異なり、1〜4の
炭素原子を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和
炭化水素基を表し、これらの基R1とR3の炭素原子数の
合計は3〜6であり、R4は、水素又は1〜4の炭素原
子を有するアルキル基であり、R5は、1〜4の炭素原
子を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪族
炭化水素基であり、nは、0又は1であり、Zは、水酸
基含有オレィン性不飽和化合物の脱水酸基した残基であ
る、で表される上記1記載のオレフィン性不飽和化合
物。
ルキル基、R2とR3は、同一若しくは異なり、1〜4の
炭素原子を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和
炭化水素基を表し、これらの基R1とR3の炭素原子数の
合計は3〜6であり、R4は、水素又は1〜4の炭素原
子を有するアルキル基であり、R5は、1〜4の炭素原
子を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪族
炭化水素基であり、nは、0又は1であり、Zは、水酸
基含有オレィン性不飽和化合物の脱水酸基した残基であ
る、で表される上記1記載のオレフィン性不飽和化合
物。
【0143】3.R2、R3、及びR5がそれぞれアルキ
レンである上記2記載のオレフィン性不飽和化合物、 4.Zがヒドロキシエチルアクリレート、2−及び3−
ヒドロキシプロピルアクリレート、2−、3−及び4−
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
アクリレート、2−及び3−ヒドロキシプロピルメタア
クリレート、ヒドロキシエチルビニルエーテル、2−、
3−及び4−ヒドロキシブチルビニルエーテル又はアリ
ルアルコールの脱水酸基した残基である、上記2記載の
オレフィン性不飽和化合物。
レンである上記2記載のオレフィン性不飽和化合物、 4.Zがヒドロキシエチルアクリレート、2−及び3−
ヒドロキシプロピルアクリレート、2−、3−及び4−
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
アクリレート、2−及び3−ヒドロキシプロピルメタア
クリレート、ヒドロキシエチルビニルエーテル、2−、
3−及び4−ヒドロキシブチルビニルエーテル又はアリ
ルアルコールの脱水酸基した残基である、上記2記載の
オレフィン性不飽和化合物。
【0144】5.イソシアネ−ト基を有しないオレフィ
ン性不飽和モノマ−と、オレフィン性不飽和モノイソシ
アネ−トとを、得られるコポリマ−が0.1〜13重量
%の化学的に導入されたイソシアネ−ト基を含有し、少
なくとも2の平均NCO官能性になるような量で、ラジ
カル開始的に共重合させることによる、ゲルパーミエー
ションクロマトグラフィーで測定された重量平均分子量
が1,000〜100,000の、イソシアネ−ト基含有
コポリマ−の製造方法であり、その際オレフィン性不飽
和モノイソシアネートがオレフィン性不飽和化合物の重
量に基づいて、(i)7〜24重量%のウレタン部分(moi
ety)、及び(ii)5〜17重量%の、脂環式環の一部を
形成している三級炭素原子に結合したイソシアネ−ト部
分(moiety)を含有する、分子量252〜800のオレ
フィン性不飽和化合物であるコポリマ−の製造方法。
ン性不飽和モノマ−と、オレフィン性不飽和モノイソシ
アネ−トとを、得られるコポリマ−が0.1〜13重量
%の化学的に導入されたイソシアネ−ト基を含有し、少
なくとも2の平均NCO官能性になるような量で、ラジ
カル開始的に共重合させることによる、ゲルパーミエー
ションクロマトグラフィーで測定された重量平均分子量
が1,000〜100,000の、イソシアネ−ト基含有
コポリマ−の製造方法であり、その際オレフィン性不飽
和モノイソシアネートがオレフィン性不飽和化合物の重
量に基づいて、(i)7〜24重量%のウレタン部分(moi
ety)、及び(ii)5〜17重量%の、脂環式環の一部を
形成している三級炭素原子に結合したイソシアネ−ト部
分(moiety)を含有する、分子量252〜800のオレ
フィン性不飽和化合物であるコポリマ−の製造方法。
【0145】6.オレフィン性不飽和モノイソシアネー
トが、下記式
トが、下記式
【0146】
【化13】
【0147】式中R1は、1〜4の炭素原子を有するア
ルキル基、R2とR3は、同一若しくは異なり、1〜4の
炭素原子を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和
炭化水素基を表し、これらの基R1とR3の総炭素原子数
は3〜6であり、R4は、水素又は1〜4の炭素原子を
有するアルキル基であり、R5は、1〜4の炭素原子を
有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪族炭化
水素基であり、nは、0又は1であり、Zは、水酸基含
有オレィン性不飽和化合物の脱水酸基された残基であ
る、で表される上記5記載の製造方法。
ルキル基、R2とR3は、同一若しくは異なり、1〜4の
炭素原子を有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和
炭化水素基を表し、これらの基R1とR3の総炭素原子数
は3〜6であり、R4は、水素又は1〜4の炭素原子を
有するアルキル基であり、R5は、1〜4の炭素原子を
有する、二官能性の、直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪族炭化
水素基であり、nは、0又は1であり、Zは、水酸基含
有オレィン性不飽和化合物の脱水酸基された残基であ
る、で表される上記5記載の製造方法。
【0148】7.少なくとも2の平均NCO官能性を有
し、脂環式環の一部を形成する第三級炭素原子に結合し
たイソシアネート基を0.1〜13重量%含有する、ゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィーで測定された重
量平均分子量が1,000〜100,000の、オレィン
性不飽和化合物から得られたイソシアネ−ト基含有コポ
リマ−。
し、脂環式環の一部を形成する第三級炭素原子に結合し
たイソシアネート基を0.1〜13重量%含有する、ゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィーで測定された重
量平均分子量が1,000〜100,000の、オレィン
性不飽和化合物から得られたイソシアネ−ト基含有コポ
リマ−。
【0149】8.ポリイソシアネート成分が上記7記載
のコポリマーからなる、バインダーとしてポリイソシア
ネート成分と封鎖アミノ基含有ポリアミン成分との二成
分系を含有する、湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又
は封止コンパンド。
のコポリマーからなる、バインダーとしてポリイソシア
ネート成分と封鎖アミノ基含有ポリアミン成分との二成
分系を含有する、湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又
は封止コンパンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨゼフ・ペダイン ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ハー フアーカンプ6 (72)発明者 ラインハルト・ハルパープ ドイツ連邦共和国デー5000ケルン91・クラ インフエルトヘンスベーク37ベー (72)発明者 ゲルハルト・クライン ドイツ連邦共和国デー4019モンハイム・フ オン−フロトウ−シユトラーセ7 (72)発明者 デイーター・アルルト ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・リブ ニカーシユトラーセ2
Claims (1)
- 【請求項1】 バインダーとしてポリイソシアネート成
分と封鎖アミノ基含有ポリアミン成分との二成分系を含
有し、 該ポリイソシアネート成分は、少なくとも2の平均NC
O官能性を有し、脂環式環の一部を形成する第三級炭素
原子に結合したイソシアネート基を0.1〜13重量%
含有し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測
定された重量平均分子量が1,000〜100,000で
あり、オレィン性不飽和化合物から得られたイソシアネ
ート基含有コポリマーである、 湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又は封止コンパン
ド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3835935A DE3835935A1 (de) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | Olefinisch ungesaettigte verbindungen, ein verfahren zur herstellung von isocyanatgruppen aufweisenden copolymerisaten, die so erhaltenen copolymerisate und die copolymerisate enthaltende beschichtungsmittel bzw. dichtmassen |
DE3835935.9 | 1988-10-21 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271908A Division JP2916176B2 (ja) | 1988-10-21 | 1989-10-20 | オレフイン性不飽和化合物及びそれを使用したイソシアネート基を有するコポリマーの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11246817A true JPH11246817A (ja) | 1999-09-14 |
JP3040385B2 JP3040385B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=6365649
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271908A Expired - Lifetime JP2916176B2 (ja) | 1988-10-21 | 1989-10-20 | オレフイン性不飽和化合物及びそれを使用したイソシアネート基を有するコポリマーの製法 |
JP10331903A Expired - Lifetime JP3040385B2 (ja) | 1988-10-21 | 1998-11-09 | 湿気の効果で硬化しうる被覆組成物又は封止コンパンド |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271908A Expired - Lifetime JP2916176B2 (ja) | 1988-10-21 | 1989-10-20 | オレフイン性不飽和化合物及びそれを使用したイソシアネート基を有するコポリマーの製法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0365903B1 (ja) |
JP (2) | JP2916176B2 (ja) |
AT (1) | ATE82957T1 (ja) |
CA (1) | CA2001003C (ja) |
DE (2) | DE3835935A1 (ja) |
ES (1) | ES2053904T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004078476A1 (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-16 | Tokuyama Corporation | 積層体、光学部品、これらの製造方法ならびにコーティング液 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2958704A (en) * | 1958-09-02 | 1960-11-01 | Goodrich Co B F | Alkenyl isocyanate-substituted carbamates |
US3789965A (en) * | 1972-06-21 | 1974-02-05 | Gen Motors Corp | Vacuum clutch actuator |
US4219632A (en) * | 1979-03-02 | 1980-08-26 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Low molecular weight isocyanato-acrylate copolymers |
DE3613082A1 (de) * | 1985-05-07 | 1986-11-13 | Hüls AG, 45772 Marl | Haftklebstoffe auf der basis von strahlenhaertbaren, (meth-)acrylgruppenhaltigen polyestern |
DE3522978A1 (de) * | 1985-06-27 | 1987-01-15 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von lichtechten, loesungsmittelbestaendigen polyurethanharnstoffelastomerbeschichtungen im reaktiv-beschichtungsverfahren |
DE3703973A1 (de) * | 1987-02-10 | 1988-08-18 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von isocyanatgruppen aufweisenden praepolymeren, die so hergestellten praepolymeren und ihre verwendung |
DE3743996A1 (de) * | 1987-12-23 | 1989-07-13 | Siemens Ag | Fluessiges, strahlenhaertbares harz zur isolierung duenner leitungen |
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1988
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