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JPH11244744A - 2液混合塗装装置 - Google Patents

2液混合塗装装置

Info

Publication number
JPH11244744A
JPH11244744A JP5101698A JP5101698A JPH11244744A JP H11244744 A JPH11244744 A JP H11244744A JP 5101698 A JP5101698 A JP 5101698A JP 5101698 A JP5101698 A JP 5101698A JP H11244744 A JPH11244744 A JP H11244744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curing agent
agent
mixer
main agent
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5101698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Nishida
秀伸 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5101698A priority Critical patent/JPH11244744A/ja
Publication of JPH11244744A publication Critical patent/JPH11244744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主剤用計量ポンプ61からの主剤と硬化剤用
計量ポンプ62からの硬化剤62とを混合器7で混合して
塗装ガン3に供給する2液混合塗装装置において、塗装
中に混合器7の主剤流入ポート70aに逆流した硬化剤
や硬化剤流入ポート70bに逆流した主剤がこれら流入
ポートに残り、硬化反応を生じて流入ポート70a,7
0bの目詰りを生ずることを防止する。 【解決手段】 混合器7と両計量ポンプ61,62との間
に、主剤通路141側の洗浄バルブ131と、硬化剤通路
142側の洗浄バルブ132とを有する洗浄バルブユニッ
ト13を設け、混合器7の主剤用と硬化剤用の流入ポー
ト70a,70bに両洗浄バルブ131,132から洗浄
液を供給できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装ガンに主剤と
硬化剤とを混合して2液混合塗料として供給するように
構成された2液混合塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2液混合塗装装置は、特公平3−
57834号公報に見られるように、主剤計量ポンプ
と、硬化剤計量ポンプと、主剤計量ポンプの下流側の主
剤通路と硬化剤計量ポンプの下流側の硬化剤通路とを接
続する混合器とを備え、主剤計量ポンプからの主剤と硬
化剤計量ポンプからの硬化剤とを混合器で混合して塗装
ガンに供給するように構成されている。
【0003】また、混合器として、混合器内の混合通路
に洗浄液を供給する洗浄バルブ付きのものを用い、塗装
休止時間が長くなるときに、混合通路を洗浄して、混合
通路での硬化反応による目詰りを防止するようにしたも
のも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した洗浄バルブ付
きの混合器を用いると、混合通路はきれいに洗浄できる
が、混合器の主剤流入ポートや硬化剤流入ポートには洗
い残しが発生し、塗装中に主剤流入ポートに逆流した硬
化剤や硬化剤流入ポートに逆流した主剤がこれら流入ポ
ートに残り、硬化反応を生じて流入ポートの目詰りを生
ずることがある。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、混合器の流入
ポートにおける目詰りを確実に防止できるようにした2
液混合塗装装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、主剤計量ポンプと、硬化剤計量ポンプと、主
剤計量ポンプの下流側の主剤通路と硬化剤計量ポンプの
下流側の硬化剤通路とを接続する混合器とを備え、主剤
計量ポンプからの主剤と硬化剤計量ポンプからの硬化剤
とを混合器で混合して塗装ガンに供給する2液混合塗装
装置において、混合器と両計量ポンプとの間に、主剤通
路を介して混合器に洗浄液を供給する主剤通路側洗浄バ
ルブと、硬化剤通路を介して混合器に洗浄液を供給する
硬化剤通路側洗浄バルブとを有する洗浄バルブユニット
を介設している。
【0007】本発明によれば、混合器の主剤流入ポート
に主剤通路側洗浄バルブから洗浄液が供給されると共
に、混合器の硬化剤流入ポートに硬化剤通路側洗浄バル
ブを介して洗浄液が供給される。かくて、混合器は、こ
れら流入ポートに亘って全てきれいに洗浄され、これら
流入ポートにおける目詰りが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は塗装ロボットを示
しており、ロボットアーム1の先端の手首2にベル型の
塗装ガン3を搭載している。尚、塗装ガン3はスプレー
式のものであっても良い。
【0009】塗装ガン3には、図3に示す如く、複数の
主剤用塗料タンク4A〜4Fから主剤用切替えバルブ5
1と主剤用計量ポンプ61とを介して供給される主剤と、
複数の硬化剤用塗料タンク4a〜4dから硬化剤用切替
えバルブ52と硬化剤用計量ポンプ62とを介して供給さ
れる硬化剤とが混合器7で混合されて供給される。
【0010】各切替えバルブ51,52には、各タンクに
接続される複数の塗料ポート5aと、シンナー等の洗浄
液を供給する洗浄液ポート5bと、エアを供給するエア
ポート5cとが設けられている。各ポート5a,5b,
5cには電磁弁が内蔵されており、主剤用切替えバルブ
1の複数の塗料ポート5aのうちの1つのポートの電
磁弁を開いて、複数の主剤用塗料タンク4A〜4Fのう
ちの1つのタンクからの主剤を選択的に主剤用計量ポン
プ61に供給し、同様に、硬化剤用切替えバルブ52の複
数の塗料ポート5aのうちの1つのポートの電磁弁を開
いて、複数の硬化剤用塗料タンク4a〜4dのうちの1
つのタンクからの硬化剤を選択的に硬化剤用計量ポンプ
2に供給する。また、色替え時には、先ず、両切替え
バルブ51,52の洗浄液ポート5bの電磁弁を開き、洗
浄液を塗装ガン3にまで流して両切替えバルブ51,52
の下流側の全通路を洗浄した後、両切替えバルブ51
2のエアポート5cの電磁弁を開き、全通路を掃気す
る。
【0011】このように、色替え時には、切替えバルブ
1,52の下流側に残留する主剤及び硬化剤が洗浄によ
り全て廃棄されることになり、廃棄量を少なくするため
に、切替えバルブ51,52及びその下流側の計量ポンプ
1,62を混合器7と共にロボットアーム1に搭載して
いる。
【0012】主剤用と硬化剤用の両計量ポンプ61,62
は、ギアポンプで構成されており、ロボットアーム1の
中間部にロボットアーム1の長手方向と直交方向に並べ
て搭載されている。そして、ロボットアーム1の基端部
に、両計量ポンプ61,62に共用されるサーボモータか
ら成る単一のモータ8を防爆ケース9に収納して搭載す
ると共に、ロボットアーム1に、両計量ポンプ61,62
に対しロボットアーム1の長手方向基端側に隣接させて
変速機10を搭載し、モータ8と変速機10とを駆動シ
ャフト11を介して連結して、モータ8により変速機1
0を介して両計量ポンプ61,62を駆動するようにして
いる。
【0013】変速機10は、主剤用計量ポンプ61と硬
化剤用計量ポンプ62との回転比を可変するもので、例
えば硬化剤用計量ポンプ62に対する主剤用計量ポンプ
1の回転比を無段階で可変する無段変速機や、駆動シ
ャフト11に対する各計量ポンプ61,62の回転比を夫
々独立して複数段に可変する2つの多段変速機で構成さ
れる。そして、現在使用している主剤と硬化剤との所要
の配合比に合わせて主剤用計量ポンプ61と硬化剤用計
量ポンプ62との回転比を調整し、両計量ポンプ61,6
2からの主剤と硬化剤との吐出量の比を上記配合比に合
致させる。尚、色替え時に、主剤と硬化剤とを最初から
所要の配合比で供給すると、主剤の供給量が一般に硬化
剤の10倍程度と多いために、混合器7に主剤のみが充
填され、捨て吹き量が多くなったり、混合不良の原因に
なる。そこで、充填開始当初は、主剤と硬化剤との吐出
量を一定時間同量とし、その後に所要の配合比で主剤と
硬化剤とを供給する。
【0014】上記の如く主剤用と硬化剤用の両計量ポン
プ61,62を共通1個のモータ8で駆動することによ
り、各計量ポンプ61,62を各別のモータで駆動するも
のに比しロボットアーム1にかかる重量が軽減され、モ
ータ8をロボットアーム1の基端部に搭載することと相
俟って、ロボットアーム1の揺動慣性モーメントの増加
が抑制される。尚、ロボットアーム1の揺動慣性モーメ
ントを減少するには、両計量ポンプ61,62もロボット
アーム1の基端部に搭載した方が有利であるが、これで
は両計量ポンプ61,62の下流側の通路長さが長くなっ
て塗料充填時の捨て吹き量が増加する。そこで、本実施
形態では、ロボットアーム1の中間部に両計量ポンプ6
1,62を搭載している。また、硬化剤用切替えバルブ5
2を両計量ポンプ61,62上に搭載すると共に、ロボッ
トアーム1に、両計量ポンプ61,62から先方に向っ
て、順に、主剤用切替えバルブ51と、両計量ポンプ
1,62の夫々吐出圧を検出する1対の圧力センサ12
1,122と、洗浄バルブユニット13と、混合器7とを
搭載している。
【0015】混合器7は、主剤用計量ポンプ61の下流
側の主剤通路141を接続する主剤流入ポート70a
と、硬化剤用計量ポンプ62の下流側の硬化剤通路142
を接続する硬化剤流入ポート70bと、該両流入ポート
70a,70bからの主剤と硬化剤とを混合して吐出す
る吐出ポート70cとを有する上流側のマニホルド70
と、吐出ポート70cに接続される下流側のスタティッ
クミキサー71とで構成されている。
【0016】洗浄バルブユニット13は、主剤通路14
1側の洗浄バルブ131と、硬化剤通路142側の洗浄バ
ルブ132とで構成されている。各洗浄バルブ131,1
2は、主剤用と硬化剤用の各通路141,142に介入
される塗料ポート13aと、シンナー等の洗浄液を供給
する洗浄液ポート13bと、エアを供給するエアポート
13cとを備えている。各ポート13a,13b,13
cには電磁弁が内蔵されており、色替え時以外で塗装休
止時間が長くなるときに、両洗浄バルブ131,132
塗料ポート13aの電磁弁を閉じた状態で、先ず、洗浄
液ポート13bの電磁弁を開く。これによれば、洗浄バ
ルブ131からその塗料ポート13aの下流側の主剤通
路141を介してマニホルド70の主剤流入ポート70
aに洗浄液が供給されると共に、洗浄バルブ132から
その塗料ポート13aの下流側の硬化剤通路142を介
してマニホルド70の硬化剤流入ポート70bに洗浄液
が供給される。かくて、混合器7は、これら流入ポート
70a,70bに亘って全てきれいに洗浄され、塗装中
に主剤流入ポート70aに逆流した硬化剤や硬化剤流入
ポート70bに逆流した主剤がこれら流入ポート70
a,70bに残ることはなく、硬化反応によるこれら流
入ポート70a,70bの目詰りが確実に防止される。
洗浄液を流した後は、両洗浄バルブ131,132のエア
ポート13cの電磁弁を開き、エアによって混合器7内
を掃気する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、混合器の主剤用や硬化剤用の流入ポートにお
ける目詰りを確実に防止でき、塗装装置の稼働率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を搭載したロボットの一例の側面
【図2】 図1のロボットの平面図
【図3】 主剤と硬化剤の供給回路を示す回路図
【符号の説明】
1 主剤用計量ポンプ 62 硬化剤
用計量ポンプ 7 混合器 13 洗浄バル
ブユニット 131 主剤通路側洗浄バルブ 132 硬化
剤通路側洗浄バルブ 141 主剤通路 142 硬化
剤通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主剤計量ポンプと、硬化剤計量ポンプ
    と、主剤計量ポンプの下流側の主剤通路と硬化剤計量ポ
    ンプの下流側の硬化剤通路とを接続する混合器とを備
    え、主剤計量ポンプからの主剤と硬化剤計量ポンプから
    の硬化剤とを混合器で混合して塗装ガンに供給する2液
    混合塗装装置において、 混合器と両計量ポンプとの間に、主剤通路を介して混合
    器に洗浄液を供給する主剤通路側洗浄バルブと、硬化剤
    通路を介して混合器に洗浄液を供給する硬化剤通路側洗
    浄バルブとを有する洗浄バルブユニットを介設したこと
    を特徴とする2液混合塗装装置。
JP5101698A 1998-03-03 1998-03-03 2液混合塗装装置 Pending JPH11244744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5101698A JPH11244744A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 2液混合塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5101698A JPH11244744A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 2液混合塗装装置

Publications (1)

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JPH11244744A true JPH11244744A (ja) 1999-09-14

Family

ID=12875001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5101698A Pending JPH11244744A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 2液混合塗装装置

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JP (1) JPH11244744A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053248A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Toray Ind Inc 塗液の塗布装置および塗布方法、並びにプラズマディスプレイパネル用部材の製造方法およびプラズマディスプレイパネル
JP2007260531A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Anest Iwata Corp ロボット塗装における吐出塗料制御システム
JP2016064337A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 旭サナック株式会社 塗装装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053248A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Toray Ind Inc 塗液の塗布装置および塗布方法、並びにプラズマディスプレイパネル用部材の製造方法およびプラズマディスプレイパネル
JP2007260531A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Anest Iwata Corp ロボット塗装における吐出塗料制御システム
JP2016064337A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 旭サナック株式会社 塗装装置

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Effective date: 20061003

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070213