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JPH11243643A - 遠方監視制御装置とそれを実行するための遠方監視制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遠方監視制御装置とそれを実行するための遠方監視制御プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH11243643A
JPH11243643A JP10056026A JP5602698A JPH11243643A JP H11243643 A JPH11243643 A JP H11243643A JP 10056026 A JP10056026 A JP 10056026A JP 5602698 A JP5602698 A JP 5602698A JP H11243643 A JPH11243643 A JP H11243643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transmission
monitoring
transmitting
remote monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10056026A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Mizukami
朋子 水上
Keiko Shibata
恵子 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10056026A priority Critical patent/JPH11243643A/ja
Publication of JPH11243643A publication Critical patent/JPH11243643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 親局装置と周期装置との間で伝送効率の向上
をはかる。 【解決手段】 HDLC−ABM伝送手順を用いて相互
に情報伝送する遠方監視制御装置において、伝送異常を
検出するために監視情報を定周期に一方の装置1から他
方の装置へ送信する手段10と、前記一方の装置からの監
視情報を送信する前に他方の装置2からの情報を受信し
た場合、次に送信する監視情報の送信をロックする手段
15を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定周期情報を伝送
するための遠方監視制御装置とそれを実行するための遠
方監視制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図13,図14に従来の伝送方式を示す。図
13はA装置がB装置とデータの授受を行なう構成を対象
とする。A装置では、伝送異常を検出するために定周期
情報起動手段10にて監視情報を作成し、送信手段11を介
してB装置へ監視情報を送信する。これらの場合の伝送
手順はHDLC手順(HDLC:High-level Data Li
nk Control procedures )による複合局間の非同期平
衡モード(ABM:Asynchronous Balanced Mode)を
用いている。
【0003】そしてA装置から監視情報以外の情報を送
信する時、監視情報とそれ以外の情報の送信タイミング
が重なった場合には、送信優先度が高い情報が先に送信
される。なお、11,21は送信手段、12,22は受信手段、
13,23は入力手段、14,24は送信周期タイマーである。
又、B装置からの情報を受信している、いないに拘ら
ず、A装置からは伝送異常検出のための監視情報は送信
し続ける。
【0004】図14は遠方監視制御装置(1),(2)が
外部装置(1)〜(N)とデータの授受を行なう構成を
対象とする。遠方監視制御装置では、伝送異常を検出す
るために定周期情報起動手段10により、定周期で監視情
報を送信手段11を介して各外部装置(1)〜(N)へ送
信する。遠方監視制御装置(1),(2)はどの外部装
置に対しても同周期で監視情報を送信していた。なお、
3は外部装置で、31は外部装置の送信手段、32は遠方監
視制御装置情報受信手段、34は外部装置情報受信手段で
あり、その他の符号は図13と同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す従来技術に
おいて、A装置からB装置へ監視情報を送信する時、定
周期情報起動手段1が一定周期で起動されるものである
ため、条件によって送信周期を変更することができな
い。よって、B装置から情報を受信していて伝送異常検
出のための監視情報の送信が不必要な時であっても、A
装置からの監視情報を送信し続けることとなるため、A
装置とB装置間の伝送負荷が上がっていた。
【0006】又、A装置から監視情報以外の情報を送信
する時、監視情報とそれ以外の情報の送信タイミングが
重なった場合には、送信優先度が高い情報が先に送信さ
れることとなるため、送信優先度の低い監視情報はなか
なか送信できなかった。
【0007】更に、上記した両方の問題があるため、監
視情報の送信周期を短くすることができず、他に情報の
送受信が無い時であっても、伝送異常を早く検出するこ
とができなかった。一方、図14に示す従来技術におい
て、遠方監視制御装置(1),(2)と外部装置(1)
〜(N)における監視情報の送信手段についても、上記
と同様の問題がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、親局装置と子局装置との間にて伝送効率の向上を
図ることの可能な遠方監視制御装置とそれを実行するた
めの遠方監視制御プログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る遠方監視制御装置は、HDLC−ABM伝送手順を
用いて相互に情報伝送する遠方監視制御装置において、
伝送異常を検出するために監視情報を定周期に一方の装
置から他方の装置へ送信する手段と、前記一方の装置か
らの監視情報を送信する前に他方の装置からの情報を受
信した場合、次に送信する監視情報の送信をロックする
手段を備えた。したがって、受信情報の無いときのみ監
視情報が送信できるため、伝送効率が向上する。
【0010】本発明の[請求項2]に係る遠方監視制御
装置は、HDLC−ABM伝送手順を用いて相互に情報
伝送する遠方監視制御装置において、一方の装置から他
方の装置へ送信する情報に対して情報別に優先度をつけ
て送信する送信優先度検出手段と、前記送信優先度の低
い情報に対し送信待ちタイマ−を設け、送信待ちタイマ
ーのタイムアップ時は送信優先度に関係なく送信する手
段を備えた。
【0011】本発明の[請求項3]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項1]において、一方の装置から他方の
装置へ監視情報を送信する際の送信周期は、前記一方の
装置からの送信情報が無い場合は高速に送信し、送信情
報がある場合は自動的に遅くする手段を備えた。
【0012】本発明の[請求項4]に係る遠方監視制御
装置は、外部装置との間で相互に情報伝送する遠方監視
制御装置において、伝送異常を検出する監視情報を定周
期に外部装置へ送信する送信手段と、遠方監視制御装置
から外部装置へ監視情報を送信する前に、外部装置から
の情報を受信する受信情報監視手段と、前記外部装置へ
の監視情報の送信前に外部装置からの情報を受信した場
合は、次の監視情報の送信をロックする手段を備えた。
【0013】本発明の[請求項5]に係る遠方監視制御
装置は、外部装置との間で相互に情報伝送する遠方監視
制御装置において、伝送異常を検出する監視情報を定周
期に外部装置へ送信する送信手段と、遠方監視制御装置
から外部装置への送信する情報の有無を定周期に監視す
る送信情報監視手段と、前記した送信情報が無い場合短
い送信周期で、又、有りの場合は長い送信周期で監視情
報を送信するように送信周期を変更する手段を備えた。
【0014】本発明の[請求項6]に係る遠方監視制御
装置は、外部装置との間で相互に情報伝送する遠方監視
制御装置において、伝送異常を検出する監視情報を定周
期に外部装置へ送信する送信手段と、外部装置から受信
した情報をもとに解析し、監視情報及び監視情報以外の
情報の送信先をどこにするかを設定する送信先設定手段
と、前記設定内容をもとに設定先を通知する手段を備え
た。
【0015】本発明の[請求項7]に係る記録媒体は、
HDLC−ABM伝送手順を用いて相互に情報伝送する
遠方監視制御装置を実行するための遠方監視制御プログ
ラムを記録した記録媒体において、伝送異常を検出する
ために監視情報を定周期に一方の装置から他方の装置へ
送信する機能と、前記一方の装置からの監視情報を送信
する前に他方の装置からの情報を受信した場合、次に送
信する監視情報の送信をロックする機能とを実行するた
めの遠方監視制御プログラムを記録した。
【0016】本発明の[請求項8]に係る記録媒体は、
HDLC−ABM伝送手順を用いて相互に情報伝送する
遠方監視制御装置を実行するための遠方監視制御プログ
ラムを記録した記録媒体において、一方の装置から他方
の装置へ送信する情報に対して情報別に優先度をつけて
送信する送信優先度検出機能と、前記送信優先度の低い
情報に対し送信待ちタイマ−を設け、送信待ちタイマー
のタイムアップ時は送信優先度に関係なく送信する機能
とを実行するための遠方監視制御プログラムを記録し
た。
【0017】本発明の[請求項9]に係る記録媒体は、
[請求項1]記載の遠方監視制御装置を実行するための
遠方監視制御プログラムを記録した記録媒体において、
一方の装置から他方の装置へ監視情報を送信する際の送
信周期は、前記一方の装置からの送信情報が無い場合は
高速に送信し、送信情報がある場合は自動的に遅くする
機能を実行するための遠方監視制御プログラムを記録し
た。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は第1の実施の形態を示す構
成図である。図1において、図13と同一部分については
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態で新た
に付加されたものはA,B各装置において、A,B各装
置からの送信情報を受信する受信手段12,22の受信信号
を監視する受信情報監視手段15,25である。
【0019】次に作用について説明すると、図1に示す
ように、定周期情報起動手段10にて伝送異常検出のため
の監視情報を作成し、送信周期を送信周期タイマー5に
設定する。送信周期タイマー5がタイムアップすると、
送信手段11へその旨を通知し、B装置に対して監視情報
を送信する。
【0020】又、B装置からの情報は受信手段12により
受信し、その旨を受信情報監視手段15へ通知する。これ
を受けた受信情報監視手段15は、送信周期タイマー14に
通知し、送信周期タイマーをクリアする。これによりA
装置はB装置への監視情報を次のタイムアップまで送信
しなくなる。B装置からの情報を受信しなくなり、送信
周期タイマー14がタイムアップすれば、A装置はB装置
へ監視情報を送信する。
【0021】本実施の形態によれば、A装置はB装置か
らの情報を受信すると、受信情報監視手段によって送信
周期タイマーをクリアする。したがって、A装置はB装
置からの情報を受信しなくなり、送信周期タイマーがタ
イムアップすれば直ちに監視情報を送信でき、その結
果、効率的な伝送が可能となる。
【0022】図2は他の実施の形態を示す構成図であ
る。図2において、図13と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態で新たに付加さ
れたものは、情報送信時に送信優先度を設定する送信優
先度検出手段16(26)と、送信優先度が低い情報(監視
情報)用の送信待ちタイマー17(27)とである。
【0023】次に作用について説明する。図2に示すよ
うに、送信する情報に送信優先度検出手段15にて、送信
優先度を設定して送信手段11へ通知する。これを受けた
送信手段11では、送信する情報を優先度の高い順番に並
び替えてB装置へ送信する。この時、送信待ちタイマー
17を設定する。
【0024】送信待ちタイマー17がタイムアップすると
送信手段11へその旨を通知し、これを受けた送信手段11
は、送信優先度に関係なく監視情報を送信する。これに
より、送信優先度が低い監視情報もある一定時間内には
必ず送信することができる。
【0025】本実施の形態によれば、その情報毎に送信
優先度を設定して送信するため、送信する情報が多い時
は優先度の低い情報はなかなか送信できないが、送信待
ち時間を設定することにより、送信情報量が多い時で
も、優先度の低い情報であっても一定時間内に確実に送
信することができる。
【0026】図3は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。図3において、図13と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。本実施の形態において新た
に付加したものは他の送信情報があるか否かを判定する
送信情報監視手段18(28)である。
【0027】次に作用について説明する。図3に示すよ
うに送信情報監視手段18(28)によりB装置への送信情
報の有無を定周期に送信周期タイマー14(24)へ通知す
る。送信情報無しの場合は、定周期情報起動手段10にて
短い送信周期で監視情報を送信するように、送信周期タ
イマー14のタイマー値を小さく設定する。
【0028】又、送信情報有りの場合は、長い送信周期
で監視情報を送信するように、送信周期タイマー14のタ
イマー値を変更する。本実施の形態によれば、装置間の
情報の送受信量により自動的に監視情報の送信周期が変
更でき、効率的な伝送ができる。
【0029】図4は更に他の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態では遠方監視制御装置と外部装置との
関係における構成である。図4において、図14と同一部
分については同一符号を付して説明を省略する。図4に
おいて、1は遠方監視制御手段、3は外部装置であり、
遠方監視制御装置に受信情報監視手段15を設けた点に特
徴を有している。
【0030】次に作用について説明する。図4に示すよ
うに、定周期情報起動手段10にて伝送異常検出のための
監視情報を作成し、送信周期を送信周期タイマー14に設
定する。送信周期タイマー14がタイムアップすると、そ
の旨を送信手段11へ通知し、外部装置3に対して監視情
報を送信する。又、外部装置からの情報は受信手段12に
より受信し、受信情報監視手段15へ通知する。
【0031】これを受けた受信情報監視手段15は、送信
周期タイマー14にその旨を通知し、送信タイマーをクリ
アする。これにより、遠方監視制御装置から外部装置へ
監視情報を送信しなくなる。外部装置からの受信情報が
なくなり、送信周期タイマー14がタイムアップすると、
再び外部装置へ監視情報を送信する。
【0032】本実施の形態によれば、親局装置と外部装
置間においても、伝送異常検出のための監視情報は必要
なときだけ送信することができるため、伝送効率が良く
なる。
【0033】図5は更に他の実施の形態の構成図であ
る。図5において図4との差異は、図4の受信情報監視
手段15に代えて送信情報監視手段16を設けたことであ
り、その他は図4と同様である。そして送信情報監視手
段16は外部装置への送信情報が有るか、無いかを監視す
る機能を有する。
【0034】次に作用について説明する。先ず、外部装
置への送信情報の有無を定周期に送信情報監視手段16か
ら、定周期情報起動手段10へ通知する。送信情報無しの
設定の場合は、定周期情報起動手段10にて短い送信周期
で監視情報を送信するように、送信周期タイマー14のタ
イマー値を小さく設定する。又、送信情報有りの設定の
場合は、長い送信周期で監視情報を送信するように、送
信周期タイマー14のタイマー値を変更する。以降の処理
は図4と同様である。
【0035】本実施の形態によれば、親局装置と外部装
置間の情報の送受信量により、自動的に監視情報の送信
周期を変更することができるため、親局外部装置からの
受信情報が無い時の伝送異常の検出が早くできる。
【0036】図6は更に他の実施の形態の構成図であ
る。図6において図4との差異は、図5の送信情報監視
手段16に代えて送信先設定手段19を設けたことであり、
その他は図4と同様である。そして送信先設定手段19は
遠方監視制御装置がどの外部装置へ監視情報及び監視情
報以外の情報を送信するかを設定する機能を有する。
【0037】次に作用について説明する。図6に示すよ
うに、外部装置から受信した情報を送信先設定手段19に
て解析し、監視情報及び監視情報以外の情報の送信先を
送信手段11へ通知する。以降の処理は図5と同様であ
る。
【0038】本実施の形態によれば、外部装置からの受
信情報の内容により送信先が決定されるため、より必要
度のある外部装置に対して監視情報の送信ができて効率
的である。
【0039】図7は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。本実施の形態は、図1に示すA装置(遠方監視制
御装置親局)1が複数の子局(1)〜子局(N)を有し
ている場合の具体例である。なお、子局装置の符号は遠
方監視制御装置親局1に合わせた。なお、33は配電盤で
ある。
【0040】既に説明されていることであるが、定周期
情報起動手段10,送信周期タイマー14,送信手段11を介
して、監視情報を定周期に送信する親局装置1と、定周
期情報起動手段10,送信周期タイマー14,送信手段11を
介して定周期に監視情報を、更に、配電盤33からの入力
データを送信手段11から送信する子局装置N個から構成
される遠方監視制御装置の例である。
【0041】そして本実施の形態は、親局装置に子局装
置からの情報を受信したかどうかを監視する受信情報監
視手段15を組み込み、受信情報監視手段15と同期をとり
ながら、監視情報の送信を行なう構成である。
【0042】次に作用について説明する。親局装置1で
は、監視情報を定周期情報起動手段10にて作成し、親局
装置と子局装置間の伝送速度に関係なく、予め決められ
た監視情報送信周期を子局装置毎に送信周期タイマー14
に設定する。送信周期タイマー14がタイムアップする
と、送信手段11へその旨を通知し、子局装置(1)〜子
局(N)へ監視情報を送信する。
【0043】本実施の形態によれば、親局装置と子局装
置間の伝送異常検出のための監視情報を親局装置から常
に送信するのではなく、子局装置からの受信情報が無い
時にだけ送信することにより、親局装置と子局装置間の
伝送効率の向上が図れる。このことにより、親局装置は
各子局装置毎の伝送状態に最適な周期で監視情報を送信
することができる。
【0044】図8は更に他の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態は図7の親局装置から受信情報監視手
段15を省略すると共に、各子局装置に情報送信時に送信
優先度を検討し設定する優先度検出手段16と、送信優先
度が低い情報がある一定時間内に確実に送信するための
手段として、送信待ちタイマー17とを設けたものであ
る。
【0045】次に作用について説明する。子局装置では
親局装置へ送信する情報に送信優先度検出手段16にて、
送信優先度を設定し送信手段11へ通知する。これを受け
た送信手段11では、送信する情報を優先度の高い順番に
並び替えて、親局装置へ送信する。この時、送信待ちタ
イマー17に予め設定した時間を設定する。送信待ちタイ
マー17がタイムアップすると送信手段11へ通知する。送
信手段11は送信優先度に関係なく、監視情報を親局装置
へ送信する。
【0046】本実施の形態によれば、子局装置から親局
装置へ情報送信時、その情報毎に送信優先度を設定して
送信するため、送信する情報が多い時は優先度が低い情
報はなかなか送信できないが、送信待ち時間を設定する
ことにより、その優先度が低い情報は送信情報量が多い
時でもある一定の時間内に確実に送信することができ
る。
【0047】図9は更に他の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態は図7の親局装置の受信情報監視手段
15に代えて、送信情報が有るか、無いかを監視する送信
情報監視手段18を設けたものである。
【0048】次に作用について説明する。親局装置では
子局装置への送信情報有無を定周期に送信情報監視手段
18から、送信周期タイマー14へ通知する。送信情報無し
の設定の場合は、定周期情報起動手段10から送信周期タ
イマー14へその旨を通知し、短い送信周期で子局装置へ
監視情報を送信するように、送信周期タイマー14のタイ
マー値を小さく設定する。
【0049】又、送信情報有りの設定の場合は、定周期
情報起動手段10から送信周期タイマー14へその旨を通知
し、長い送信周期で子局装置へ監視情報を送信するよう
に、送信周期タイマー14のタイマー値を変更する。前記
以外の作用は図7と同様である。
【0050】本実施の形態によれば、親局装置と子局装
置間の情報の送受信量により、自動的に監視情報の送信
周期を変更することができることにより、特に子局装置
から監視情報以外の情報の送受信がなかった場合の伝送
異常検出が早くできる。
【0051】図10は更に他の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態は定周期情報起動手段10,送信周期タ
イマー14,送信手段11を介して、監視情報を定周期に送
信する親局装置1と、外部装置N個で構成される遠方監
視制御装置の例である。本実施の形態の構成としては、
親局装置に外部装置からの情報を受信したかどうかを監
視する受信情報監視手段15を組み込んでいる。
【0052】次に作用について説明する。親局装置では
監視情報を定周期情報起動手段10にて作成し、予め決め
られた監視情報送信周期を送信周期タイマー14に設定す
る。送信周期タイマー14がタイムアップするとその旨を
送信手段11へ通知し、外部装置へ監視情報を送信する。
【0053】又、親局外部装置(1)〜(N)からの情
報が夫々受信手段12を介して受信されると、受信手段12
から受信情報監視手段15へ通知される。これを受けた受
信情報監視手段15は、送信周期タイマー14にその旨を通
知し、受信した外部装置用の送信タイマーをクリアす
る。
【0054】外部装置からの情報を受信しなくなると、
受信手段12から受信情報監視手段15へその旨を通知す
る。受信情報監視手段15は送信周期タイマー14に通知
し、送信周期タイマー14は監視情報の送信周期を設定す
る。送信周期タイマー14がタイムアップし、再び外部装
置へ監視情報を送信する。
【0055】本実施の形態によれば、親局装置と外部装
置間においても、伝送異常検出のための監視情報は必要
なときだけ送信することができるため、伝送効率が向上
する。
【0056】図11は更に他の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態は図10の受信情報監視手段15に代えて
送信情報監視手段18を入れ、一部接続替えしたものであ
る。
【0057】次に作用について説明する。親局装置では
外部装置への送信する情報の有無を定周期に送信情報監
視手段18から、送信周期タイマー14へ通知する。送信情
報無しの設定の場合は、定周期情報起動手段10にて短い
送信周期で監視情報を送信するように、送信周期タイマ
ー14のタイマー値を小さく設定する。又、送信情報有り
の設定の場合は、長い送信周期で監視情報を送信するよ
うに、送信周期タイマー14のタイマー値を変更する。前
記以外の作用は図10と同様である。
【0058】本実施の形態によれば、親局装置と外部装
置間の情報の送受信量により、自動的に監視情報の送信
周期を変更することができるため、外部装置からの受信
情報が無いときの伝送異常の検出が早くできる。
【0059】図12は更に他の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態は図10の受信情報監視手段15に代えて
送信先設定手段19を入れ、一部接続を替えたものであ
る。
【0060】次に作用について説明する。外部装置から
受信した情報を送信先設定手段19にて解析し、監視情報
及び監視情報以外の受信情報により送信先が決定され
る。本実施の形態によれば、より必要度のある外部装置
に対して監視情報及びその他の情報の送信ができる。
【0061】上記した説明において記載した手法は、コ
ンピュータに実行させることのできるプログラムとし
て、例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリな
どの記録媒体に書き込んで、各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。中央装置を実現するコンピュータは、記録媒体に
記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによ
って動作が制御されることにより、上述した処理を実行
する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば監
視情報を作成した場合に送信周期を送信周期タイマーに
設定し、タイマーがタイムアップした後監視情報を送信
すると共に、相手装置からの情報を受信した場合にこれ
にて送信周期タイマーをクリアするように構成したの
で、受信情報の無い時のみ監視情報の送信ができて、伝
送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図4】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図5】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図6】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図7】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図8】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図9】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図10】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図11】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図12】本発明の更に他の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図13】従来の技術を示すブロック図。
【図14】他の従来の技術を示すブロック図。
【符号の説明】
1,2 A装置,B装置 3 外部装置 10,20 定周期情報起動手段 11,21 送信手段 12,22 受信手段 13,23 入力手段 14,24 送信周期タイマー 15,25 受信情報監視手段 16,26 送信優先度検出手段 17,27 送信待ちタイマー 18,28 送信情報監視手段 19 送信先設定手段 31 送信手段 32 遠方監視制御装置情報受信手段 33 配電盤 34 外部装置情報受信手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HDLC−ABM伝送手順を用いて相互
    に情報伝送する遠方監視制御装置において、伝送異常を
    検出するために監視情報を定周期に一方の装置から他方
    の装置へ送信する手段と、前記一方の装置からの監視情
    報を送信する前に他方の装置からの情報を受信した場
    合、次に送信する監視情報の送信をロックする手段を備
    えたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  2. 【請求項2】 HDLC−ABM伝送手順を用いて相互
    に情報伝送する遠方監視制御装置において、一方の装置
    から他方の装置へ送信する情報に対して情報別に優先度
    をつけて送信する送信優先度検出手段と、前記送信優先
    度の低い情報に対し送信待ちタイマ−を設け、送信待ち
    タイマーのタイムアップ時は送信優先度に関係なく送信
    する手段を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の遠方監視制御装置におい
    て、一方の装置から他方の装置へ監視情報を送信する際
    の送信周期は、前記一方の装置からの送信情報が無い場
    合は高速に送信し、送信情報がある場合は自動的に遅く
    する手段を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  4. 【請求項4】 外部装置との間で相互に情報伝送する遠
    方監視制御装置において、伝送異常を検出する監視情報
    を定周期に外部装置へ送信する送信手段と、遠方監視制
    御装置から外部装置へ監視情報を送信する前に、外部装
    置からの情報を受信する受信情報監視手段と、前記外部
    装置への監視情報の送信前に外部装置からの情報を受信
    した場合は、次の監視情報の送信をロックする手段を備
    えたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  5. 【請求項5】 外部装置との間で相互に情報伝送する遠
    方監視制御装置において、伝送異常を検出する監視情報
    を定周期に外部装置へ送信する送信手段と、遠方監視制
    御装置から外部装置への送信する情報の有無を定周期に
    監視する送信情報監視手段と、前記した送信情報が無い
    場合短い送信周期で、又、有りの場合は長い送信周期で
    監視情報を送信するように送信周期を変更する手段を備
    えたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  6. 【請求項6】 外部装置との間で相互に情報伝送する遠
    方監視制御装置において、伝送異常を検出する監視情報
    を定周期に外部装置へ送信する送信手段と、外部装置か
    ら受信した情報をもとに解析し、監視情報及び監視情報
    以外の情報の送信先をどこにするかを設定する送信先設
    定手段と、前記設定内容をもとに設定先を通知する手段
    を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  7. 【請求項7】 HDLC−ABM伝送手順を用いて相互
    に情報伝送する遠方監視制御装置を実行するための遠方
    監視制御プログラムを記録した記録媒体において、伝送
    異常を検出するために監視情報を定周期に一方の装置か
    ら他方の装置へ送信する機能と、前記一方の装置からの
    監視情報を送信する前に他方の装置からの情報を受信し
    た場合、次に送信する監視情報の送信をロックする機能
    とを実行するための遠方監視制御プログラムを記録した
    記録媒体。
  8. 【請求項8】 HDLC−ABM伝送手順を用いて相互
    に情報伝送する遠方監視制御装置を実行するための遠方
    監視制御プログラムを記録した記録媒体において、一方
    の装置から他方の装置へ送信する情報に対して情報別に
    優先度をつけて送信する送信優先度検出機能と、前記送
    信優先度の低い情報に対し送信待ちタイマ−を設け、送
    信待ちタイマーのタイムアップ時は送信優先度に関係な
    く送信する機能とを実行するための遠方監視制御プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の遠方監視制御装置を実行
    するための遠方監視制御プログラムを記録した記録媒体
    において、一方の装置から他方の装置へ監視情報を送信
    する際の送信周期は、前記一方の装置からの送信情報が
    無い場合は高速に送信し、送信情報がある場合は自動的
    に遅くする機能を実行するための遠方監視制御プログラ
    ムを記録した記録媒体。
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