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JPH11239164A - ネットワーク監視システム - Google Patents

ネットワーク監視システム

Info

Publication number
JPH11239164A
JPH11239164A JP10054284A JP5428498A JPH11239164A JP H11239164 A JPH11239164 A JP H11239164A JP 10054284 A JP10054284 A JP 10054284A JP 5428498 A JP5428498 A JP 5428498A JP H11239164 A JPH11239164 A JP H11239164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repeater
command
slave station
station
master station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10054284A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruto Yui
晴人 油井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP10054284A priority Critical patent/JPH11239164A/ja
Publication of JPH11239164A publication Critical patent/JPH11239164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】スレーブ局の処理が他ルート宛の指令によって
乱されたり中断されたりすることがなく効率の良い監視
処理が行なえるネットワーク監視システムを提供する。 【解決手段】SCBIインターフェースによりマスタ局とス
レーブ局とがマルチドロップ接続されたアラーム監視機
能を持つネットワーク監視システムにおいて、PID番号
を持つ指令を発行するマスタ局101と、マスタ局からの
指令を受信して解析/応答するPID番号を持つスレーブ
局105と、マスタ局とスレーブ局との間に設置され信号
増幅等を行なうリピータ102〜104とを備え、リピータは
送受信信号を増幅するドライバ110と、CPU111と、他ル
ート検出中フラグ112、自リピータ検出中フラグ113,デ
ータ転送バッファ等とを含むテーブル114とからなり、
リピータ内で前記経路を通過する指令/応答データを監
視しリピータ内テーブル114をスレーブ局105の応答状態
により書き換え所要経路にのみ指令を伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種システムの状
態を統括するマスタ局と、このマスタ局に対し、SCB
I(Serial Control Bus Interface)によりマルチドロ
ップ接続され、各種システム周辺機器を制御する複数の
スレーブ局と、マスタ局と各スレーブ局とを結ぶ経路中
に配置され信号増幅等を行なうリピータとを備え、シス
テム各部の異常検出等を行なう監視機能を有するネット
ワーク監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術を開示している文献
の一つに、特開平06ー334659号公報がある。こ
の公報に示されている「ネットワーク相互接続装置」
は、図3に示すように、ネットワーク相互接続装置NB
2において、ポートP1からソースルーティングフレー
ムを受信した場合、そのフレームが経路探索フレームあ
るいはこれに対する応答フレームであるか否かを判別す
る。そして経路探索時のフレームでない場合には、通常
のソースルーティング処理を行なう。又、経路探索時の
フレームである場合には、受信したポートP1側のSR
端末テーブルSRT1に登録されているアドレスと受信
した経路探索時のフレームの宛先アドレスとをソースル
ーティング処理部のSRP経路探索処理部NSPで比較
し、一致しているものがSR端末テーブルSRT1に登
録されていれば、受信フレームを廃棄するものとなって
いる。
【0003】他の文献として、特開昭64ー54953
号公報がある。この公報に示されている「リピータ」
は、図4に示すように、衝突検出機能付きキャリア監視
多重アクセス方式(CSMA/CD方式)のバス型LA
Nに関するもので、受信したパケットの宛先アドレスに
応じて、同一のケーブル上及び二つのケーブル間のパケ
ットをゲーティングすると共に、ケーブル上に衝突が発
生した場合に、そのケーブル及び他のケーブルに対する
パケットを遮断するようにしたものである。
【0004】上記二つの公知技術は、探索フレームに着
目した方式および衝突検出付き監視多重アクセス方式に
関するものであるが、SCBIインターフェースには探
索フレームや衝突検出機能はないので、SCBIインタ
ーフェースによりマルチドロップ接続するアラーム監視
装置への適用は困難である。
【0005】SCBIインターフェースによりマルチド
ロップ接続するアラーム監視装置においては、物理番号
PIDo〜nを持つスレーブ局の制御を行なうマスタ局
と、このマスタ局が発行する指令を受信して解析/応答
するPIDo〜nのスレーブ局と、マスタ局と遠隔した
場所に配置されているスレーブ局との間に設置され電気
信号の増幅等を行なうリピータとにより構成されてい
る。
【0006】上記リピータ内には、送信/受信用のドラ
イバが設けてあり、マスタ局が発行した信号を一旦受信
し、ドライバで増幅して遠隔地のスレーブ局へ伝達させ
る。又、遠隔地のスレーブ局が応答した信号をリピータ
内のドライバで受信し、増幅した後、マスタ局まで伝達
させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマルチ
ドロップ接続されたアラーム監視装置は次のような動作
を繰り返す。すなわち、マスタ局が発行した指令はPI
Do〜nの全スレーブが受信し、スレーブ局内のCPU
により指令を解析して自局宛の指令かどうかを判断し、
自局宛ての指令であれば応答データを生成してマスタ局
へ転送する。自局の指令でない時は指令を廃棄し、今ま
で実行していたアラーム監視処理を継続する。
【0008】システムが大きくなるのに伴い、マスタ局
に接続するスレーブ局が遠隔地になり、同時にスレーブ
局の台数が増大する。これにより自局宛ではない指令を
受信する確率が増大し、その結果、当該スレーブ局にと
っての監視処理には直接関係のない無駄な処理が行なわ
れていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、スレーブ局の処
理が他ルート宛の指令によって乱されたり中断されたり
することがなく、無駄な処理が行なわれず、効率の良い
監視処理が行なえるネットワーク監視システムを提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の目的は.スレーブ局内でのデ
ータの刈り取りを高速化でき、システムが増大しても、
スレーブ局内データをマスタ局へ速やかに転送可能とな
るネットワーク監視システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する
め、本発明によるネットワーク監視システムは、次のよ
うな特徴的構成を備える。
【0012】(1)本発明のネットワーク監視システム
は、SCBIインターフェースによりマスタ局とスレー
ブ局とがマルチドロップ接続された異常監視機能を持つ
ネットワーク監視システムにおいて、PID番号を有す
る指令を発行するマスタ局と、このマスタ局からの指令
を受信して解析/応答する識別用のPID番号を持つス
レーブ局と、前記マスタ局とスレーブ局との間に設置さ
れ電気信号の増幅等を行なうリピータとを備え、前記リ
ピータは、送信信号および受信信号を増幅するドライバ
と、CPUと、他ルート検出中フラグおよび自リピータ
検出中フラグおよびデータ転送バッファ等とを含むテー
ブルとからなり、前記リピータ内でSCBIインターフ
ェース経路を通過する指令/応答データを監視し、前記
リピータ内のテーブルをスレーブ局の応答状態に応じて
書き換えることにより、必要な経路にのみ指令を伝達す
るように構成されている。
【0013】(2)本発明のネットワーク監視システム
は、(1)の監視システムであり、リピータは、当該リ
ピータの配下及び当該リピータの前段に接続されている
スレーブ局からの応答を監視し、当該スレーブ局の存在
をPID番号ごとに識別して、不要な指令の伝達を禁止
するようにしている。
【0014】(3)本発明のネットワーク監視システム
は、(1)の監視システムであり、リピータは、指令を
受信した時、当該リピータ内のテーブルから他ルート検
出中フラグを参照し、他ルートで検出中のPIDであれ
ば当該リピータ配下のスレーブ局へは指令を伝達せず、
当該リピータ配下のスレーブ局が無駄な処理を行なわな
いように構成されている。
【0015】(4)本発明のネットワーク監視システム
は、(1)の監視システムであり、リピータは、当該リ
ピータ配下のスレーブ局からのデータ転送要求を刈り取
って、当該リピータ内のデータ転送バッファに蓄積する
ことにより、前記スレーブ局のデータ刈り取りを高速化
する。
【0016】(5)本発明のネットワーク監視システム
は、(1)の監視システムであり、リピータは、スレー
ブ局からデータ転送要求である割り込みブレーク信号を
受け取ったとき、当該リピータ内の自リピータ検出中フ
ラグを参照し、検出中のスレーブ局および登録してある
スレーブ局を順次検索して転送データを刈り取り、当該
リピータ内のデータ転送バッファに蓄積し、かつ前記割
り込みブレーク信号をマスタ局へ転送する事によって、
スレーブ局のデータ転送バッファ刈り取りを高速化す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よるネットワーク監視システムの好適実施形態を詳細に
説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態に係るネットワ
ーク監視システムの構成を示す図である。
【0019】図1に示すようにシステムの状態を統括す
るマスタ局101と、遠隔地に配置されシステムの周辺
機器を制御する複数のスレーブ局105とは、SCBI
(Sirial Control Bus Interface)によるマルチドロッ
プ接続がなされている。そしてマスタ局101と各スレ
ーブ局105とを結ぶ経路中には、遠隔地間でのデータ
伝送を可能にするために信号増幅機能等を備えたリピー
タ102,103…が配置されている。これら各リピー
タ102,103…によって、前記経路は複数の経路1
06(OJ),107(KL),108(MN),10
9(OW)等に区分けされており、各経路ごとに複数の
スレーブ局105がそれぞれ群をなして接続されてい
る。
【0020】ところで、各リピータ102,103…
は、電気信号の増幅を行なうドライバ110と、CPU
(中央演算処理装置)111と、他ルート検出中フラグ
112および自リピータ検出中フラグ113およびデー
タ転送バッファないしデータバッファ・スイッチ等を含
むテーブル114と、を内蔵している。
【0021】図2の(a)は、マスタ局101が発行す
る指令コマンドのフォーマットを示している。図示の如
く、上記指令コマンドのフォーマットは、複数のスレー
ブ局105のうちの一つ又は全てを指定する物理番号す
なわち「PID番号」と「データ」等からなっている。
例えばPID=0〜Wを指定した時は、その番号固有の
一つのスレーブ局105を指定し、PID=X〜Zを指
定した時は、PID=O〜Zの全てのスレーブ局105
を指定する。
【0022】今、マスタ局101がPID=Jを指定し
て指令を発行すると、リピータ102(0)のCPU1
11は、経路106(0J)上からマスタ局101が発
行した指令を受信する。そしてテーブル114によりP
ID=Jの履歴を調べ、他ルート検出中フラグ112が
「J=0」、自リピータ検出中フラグ113が「J=
0」であることから、今までアクセス記録の無いPID
であると判断すると、指令信号をドライバ110で増幅
して経路107(KL)上へ伝達する。
【0023】経路106(0J)に接続されているスレ
ーブ局105が、前記指令に応答すると、リピータ10
2(0)はそのスレーブ局105(PID=J)が経路
106(0J)上にある事を認識し、他ルート検出中フ
ラグ112を「J=1」とすることでテーブル114に
記憶する。経路107(KL)上には応答は返らないの
で、自リピータ検出中フラグ113(J)は「0」のま
まである。
【0024】マスタ局101が再びスレーブ局105
(PID=J)へ指令を発行すると、リピータ102
(0)は他ルート検出中フラグ112が「J=1」であ
ることから、経路107(KL)上へは伝達しない。し
たがって、指令は経路106(0J)上にのみ伝達され
る。
【0025】次に、マスタ局101がPID=Nを指定
して所定指令を発行すると、リピータ102(0)のC
PU111は、経路106(0J)上からマスタ局10
1が発行した指令を受信する。そしてテーブル114か
らPID=Nの履歴を調べ、他ルート検出中フラグ11
2が「N=0」、自リピータ検出中フラグ113が「N
=0」であることから、今までアクセス記録の無いPI
Dであると判断すると、指令信号をドライバ110で増
幅して経路107(KL)上へ伝達する。そうするとリ
ピータ103(1)も同様に動作し、経路108(M
N)上へ指令信号を伝達する。
【0026】前記指令に対して経路108(MN)に接
続されているスレーブ局105(PID=N)が応答す
ると、リピータ103(1)は、信号を増幅して経路1
07(KL)上へ伝達し、スレーブ局105(PID=
N)が経路108(MN)以降にある事を認識し、自リ
ピータ検出中フラグ113を「N=1」にしてテーブル
114に記憶する。
【0027】リピータ102(0)も同様に、信号を増
幅して経路106(0J)上へ伝達し、スレーブ局10
5(PID=N)が経路107(KL)以降にある事
を、自リピータ検出中フラグ113を「N=1」にして
テーブル114に記憶する。
【0028】マスタ局101が再びスレーブ局105
(PID=N)へ指令を発行すると、リピータ102
(0)、リピータ103(1)は、自リピータ検出中フ
ラグ113が「N=1」となっていることから、順次次
段の経路上へ伝達し、遠隔地のスレーブ局105(PI
D=N)の応答データを増幅してマスタ局101まで伝
達する。
【0029】活線挿抜保守を行ない、システム構成を変
更してスレーブ局105(PID=J)を経路106
(0J)から経路107(KL)上へ移設した場合は、
このままではリピータ102(0)がスレーブ局105
(PID=J)の指令を経路107(KL)へ伝達せ
ず、マスタ局101へ応答できない。
【0030】以下、リピータ内のテーブル更新動作につ
いて説明する。マスタ局101がスレーブ局105(P
ID=J)に指令を発行すると、スレーブ局105(P
ID=J)は移設するまでリピータ102(0)の配下
にあったので、リピータ102(0)のテーブル114
の他ルート検出中フラグ112は「J=1」であり、経
路107(KL)上へは伝達せず、マスタ局101はス
レーブ局105(PID=J)にダウン事象が発生した
事を認識する。
【0031】リピータ102(0)も経路106(0
J)上からスレーブ局105(PID=J)がダウンし
た事を認識して、他ルート検出中フラグ112を「J=
0」にする。
【0032】マスタ局101が、スレーブ局105(P
ID=J)に対して復旧確認のために指令を再送する
と、リピータ102(0)内の他ルート検出中フラグ1
12が「J=0」であることから経路107(KL)上
へ指令を伝達するようになる。スレーブ局105(PI
D=J)は応答を行ない、リピータ102(0)内の自
リピータ検出中フラグ113を「J=1」とし、マスタ
局101へ応答信号を返す。
【0033】システム構成の変更は、操作員の認識のも
とで行なわれるので、リピータ内のテーブル更新は、シ
ステム構成変更後において、マスタ局101の操作によ
りマスタ局101から初期化指令を発行する事によって
も行なえる。
【0034】図2の(b)は、初期化指令コマンドのフ
ォーマットを示す図である。図示の如く初期化指令コマ
ンドは、マスタ局101の発行する同報通知指令であ
り、PID番号は例えばX〜Zのとき、全PIDを示す
指令を表しており、一方的に全スレーブ局105へ送り
スレーブ局105からの応答は無い。
【0035】リピータ102(0)及びリピータ103
(1)は、初期化指令コマンドを受信すると、無条件に
経路107(KL)、経路108(MN)上へ伝達し
て、全スレーブ局105(PID=0〜N)が受信す
る。
【0036】初期化指令コマンドは、各スレーブ局10
5を初期状態に戻す事と、リピータ102(0)及びリ
ピータ103(1)のテーブルを全てクリアして他ルー
ト検出中フラグ112を「=0」及び自リピータ検出中
フラグ113を「=0」とする事によりテーブルを再構
成できる。
【0037】これにより、マスタ局101がPID=J
を指定して指令を発行すると、リピータ102(0)は
経路107(KL)上へ伝達し、移設されたスレーブ局
105(PID=J)が応答する事ができるようにな
る。
【0038】次に、経路107(KL)上のスレーブ局
105の側からマスタ局101へ通知する事象が発生
し、データを転送する場合の動作を説明する。
【0039】システム構築の際に、マスタ局101から
1段目に接続されているリピータ102(0)と、リピ
ータ104(2)のデータバッファ・スイッチをONに
し、2段目以降に接続されているリピータ103(1)
のデータバッファ・スイッチをOFFにしておく。
【0040】スレーブ局105(PID=K)がマスタ
局101へデータ転送する事象が発生すると、スレーブ
局105(PID=K)は割り込みブレーク信号を発生
し、リピータ102(0)へ通知する。ブレーク信号
は、データ伝達信号を一定時間「L」レベルにする事に
より行なわれる。
【0041】リピータ102(0)は、ブレーク信号を
検出し、データバッファ・スイッチがONである事で、
配下のPID=K〜Nの中から自リピータ検出中フラグ
113「=1」を認識しているスレーブ局105へスキ
ャン指令を発行し、データ転送を要求しているスレーブ
局105(PID=K)を割り出し、順次データを刈り
取り、リピータ102(0)内テーブル転送データKに
格納していく。
【0042】データ刈り取り後、更にブレーク信号を検
出すると、リピータ102(0)は再び、配下のPID
=K〜Nの中から、自リピータ検出中フラグ113「=
1」を認識しているスレーブ局105へスキャン指令を
発行し、データ転送を要求しているスレーブ局105
(PID)を割り出し、順次データを刈り取ってリピー
タ内テーブル転送データに格納する。
【0043】リピータ102(0)は、マスタ局101
へ割り込みブレーク信号を送り、マスタ局101はブレ
ーク信号を検出してスキャン指令をスレーブ局105
(PID=0〜N)へ発行する。
【0044】スレーブ局105(PID=0〜J)は、
ブレーク信号を発生していないので、割り込み無しの情
報を応答する。
【0045】リピータ102(0)がスキャン指令を受
け取ると、配下のスレーブ局105へはスキャン指令を
伝達せず、テーブル内データ転送情報の内容を順次応答
し、マスタ局101へデータ転送する。マスタ局101
へのデータ転送が終了するとテーブル内の転送データは
クリアされる。
【0046】次に、経路108(MN)上のスレーブ局
105側からマスタ局101へ通知する事象が発生し、
データ転送する動作について説明する。
【0047】スレーブ局105(PID=N)が、マス
タ局101へデータ転送する事象が発生すると、スレー
ブ局105(PID=N)は割り込みブレーク信号を発
生しリピータ103(1)へ通知する。
【0048】リピータ103(1)のデータバッファ・
スイッチはOFFであるので、経路108(MN)上の
ブレーク信号をそのままリピータ102(0)へ伝達す
る。
【0049】リピータ102(0)は、そのブレーク信
号を検出し、データバッファ・スイッチがONである事
で、配下のPID=K〜Nの中から、自リピータ検出中
フラグ113「=1」を認識しているスレーブ局105
へスキャン指令を発生してデータ転送要求しているスレ
ーブ局105(PID=N)を割り出し、順次データを
刈り取り、リピータ102(0)内のテーブル転送デー
タNに格納していく。
【0050】データ刈り取り後、更にブレーク信号を検
出すると、リピータ102(0)は再び配下のPID=
K〜Nの中から、自リピータ検出中フラグ113「=
1」を認識しているスレーブ局105へスキャン指令を
発行してデータ転送要求しているスレーブ局105(P
ID)を割り出し、順次データを刈り取り、リピータ内
テーブル転送データに格納する。
【0051】リピータ102(0)は、マスタ局101
へ割り込みブレーク信号を送り、マスタ局101はブレ
ーク信号を検出してスキャン指令をスレーブ局105
(PID=0〜N)へ発行する。
【0052】スレーブ局105(PID=0〜J)は、
ブレーク信号を発生していないので、割り込み無しの情
報を応答する。
【0053】リピータ102(0)がスキャン指令を受
け取ると、配下のスレーブ局105へはスキャン指令を
伝達せず、テーブル内データ転送情報の内容を順次応答
し、マスタ局101へデータ転送する。マスタ局101
へデータ転送するとテーブル内の転送データをクリアす
る。
【0054】次に、経路107(KL)、経路108
(MN)、及び経路109(OW)上の複数のスレーブ
局105からマスタ局101へ通知する事象が発生し、
データ転送する動作について説明する。
【0055】PID=K〜Wの複数のスレーブ局105
が、マスタ局101へデータ転送する事象が発生する
と、スレーブ局105(PID=K〜W)は割り込みブ
レーク信号を発生し、リピータ102(0〜2)へ通知
する。
【0056】リピータ103(1)のデータバッファ・
スイッチは、OFFであるので、経路108(MN)上
のブレーク信号を、そのままリピータ102(0)へ伝
達する。
【0057】リピータ102(0)とリピータ104
(2)はブレーク信号を検出し、データバッファ・スイ
ッチがONである事で、配下のPID=K〜Wの中から
自リピータ検出中フラグ113「=1」を認識している
スレーブ局105へスキャン指令を発行してデータ転送
要求しているスレーブ局105(PID)を割り出し、
順次データを刈り取り、リピータ102(0)とリピー
タ104(2)内テーブル転送データK〜Wに格納して
いく。
【0058】データ刈り取り後、更にブレーク信号を検
出すると、リピータ102(0)またはリピータ104
(2)は再び、配下のK〜Wの中から、自リピータ検出
中フラグ113「=1」を認識しているスレーブ局10
5へスキャン指令を発行してデータ転送要求しているス
レーブ局105(PID)を割り出し、順次データを刈
り取り、リピータ内テーブル転送データに格納する。
【0059】リピータ102(0)またはリピータ10
4(2)は、スキャン指令が終了すると、マスタ局10
1へ割り込みブレーク信号を発信する。マスタ局101
はそのブレーク信号を検出し、スキャン指令をスレーブ
局105(PID=0〜W)へ発信する。
【0060】スレーブ局105(PID=0〜J)は、
ブレーク信号を発生していないので、割り込み無しの情
報を応答する。
【0061】マスタ局101がPID=K〜Nのスキャ
ン指令を発行すると、リピータ102(0)は、配下の
スレーブ局105へはスキャン指令を伝達せず、テーブ
ル内データ転送情報の内容を順次応答し、マスタ局10
1へデータ転送する。マスタ局101へデータ転送する
と、リピータ102(0)はテーブル内の転送データを
クリアする。
【0062】同様にして、マスタ局101がPID=0
〜Wのスキャン指令を発行すると、リピータ104
(2)は配下のスレーブ局105へはスキャン指令を伝
達せず、テーブル内データ転送情報の内容を順次応答
し、マスタ局101へデータ転送する。マスタ局101
へデータ転送すると、リピータ104(2)はテーブル
内の転送データをクリアする。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような作用効果
を奏するネットワーク監視システムを得ることができ
る。
【0064】本ネットワーク監視システムにおいては、
SCBI接続のシステムにおいて発行された指令の宛先
が、当該リピータの配下にあるか他ルートにあるかを監
視されている。そして他ルートであると判断された指令
は廃棄され、リピータ配下への伝達は行なわれない。し
たがってスレーブ局の処理が他ルート宛の指令によって
乱されずに済む。換言すれば、マスタ局から他の経路に
存在するPIDスレーブ局への指令が発行されても、当
該経路には指令が伝達されないので、当該経路における
スレーブ局内の処理を中断せずに済み、無駄な処理が行
なわれない。かくして効率の良い監視処理が行なえる。
【0065】本ネットワーク監視システムにおいては、
スレーブ局からマスタ局へ転送するデータが発生し、割
り込みブレーク信号が出力されると、リピータが一旦ス
レーブ内データを刈り取ったあとマスタ局へ転送するの
で、スレーブ局内でのデータの刈り取りを高速化でき
る。かくしてシステムが増大しても、スレーブ局内デー
タをマスタ局へ転送する時間が遅延するのを回避でき、
スレーブ局内データをマスタ局へ速やかに転送可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワーク監視シ
ステムの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るネットワーク監視シ
ステムのマスタ局が発行するコマンドのフォーマットを
示す図で、(a)は通常指令コマンドのフォーマットを
示す図、(b)は初期化指令コマンドのフォーマットを
示す図である。
【図3】第1の従来例に係る「ネットワーク相互接続装
置」の概略的構成を示す図である。
【図4】第2の従来例に係る「リピータ」の概略的構成
を示す図である。
【符号の説明】
101 マスタ局 102 リピータ(0) 103 リピータ(1) 104 リピータ(2) 105 スレーブ局 106 経路(0J) 107 経路(KL) 108 経路(MN) 109 経路(OW) 110 ドライバ 111 CPU 112 他ルート検出中フラグ 113 自リピータ検出中フラグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SCBIインターフェースによりマスタ局
    とスレーブ局とがマルチドロップ接続された異常監視機
    能を持つネットワーク監視システムにおいて、 PID番号を有する指令を発行するマスタ局と、このマ
    スタ局からの指令を受信して解析/応答する識別用のP
    ID番号を持つスレーブ局と、前記マスタ局とスレーブ
    局との間に設置され電気信号の増幅等を行なうリピータ
    とを備え、 前記リピータは、送信信号および受信信号を増幅するド
    ライバと、CPUと、他ルート検出中フラグおよび自リ
    ピータ検出中フラグおよびデータ転送バッファ等とを含
    むテーブルとからなり、 前記リピータ内でSCBIインターフェース経路を通過
    する指令/応答データを監視し、前記リピータ内のテー
    ブルをスレーブ局の応答状態に応じて書き換えることに
    より、必要な経路にのみ指令を伝達するように構成され
    ていることを特徴とするネットワーク監視システム。
  2. 【請求項2】リピータは、当該リピータの配下及び当該
    リピータの前段に接続されているスレーブ局からの応答
    を監視し、当該スレーブ局の存在をPID番号ごとに識
    別して、不要な指令の伝達を禁止するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のネットワーク監視システ
    ム。
  3. 【請求項3】リピータは、指令を受信した時、当該リピ
    ータ内のテーブルから他ルート検出中フラグを参照し、
    他ルートで検出中のPIDであれば当該リピータ配下の
    スレーブ局へは指令を伝達せず、当該リピータ配下のス
    レーブ局が無駄な処理を行なわないように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク監視
    システム。
  4. 【請求項4】リピータは、当該リピータ配下のスレーブ
    局からのデータ転送要求を刈り取って、当該リピータ内
    のデータ転送バッファに蓄積する事により、前記スレー
    ブ局のデータ刈り取りを高速化することを特徴とする請
    求項1に記載のネットワーク監視システム。
  5. 【請求項5】リピータは、スレーブ局からデータ転送要
    求である割り込みブレーク信号を受け取ったとき、当該
    リピータ内の自リピータ検出中フラグを参照し、検出中
    のスレーブ局および登録してあるスレーブ局を順次検索
    して転送データを刈り取り、当該リピータ内のデータ転
    送バッファに蓄積し、かつ前記割り込みブレーク信号を
    マスタ局へ転送する事によって、スレーブ局のデータ転
    送バッファ刈り取りを高速化することを特徴とする請求
    項1に記載のネットワーク監視システム。
JP10054284A 1998-02-19 1998-02-19 ネットワーク監視システム Pending JPH11239164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7249370B2 (en) * 2002-10-17 2007-07-24 Ntt Docomo, Inc. Communication system and transfer device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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