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JPH11238406A - 車両用灯火器の水抜き通路構造 - Google Patents

車両用灯火器の水抜き通路構造

Info

Publication number
JPH11238406A
JPH11238406A JP10040562A JP4056298A JPH11238406A JP H11238406 A JPH11238406 A JP H11238406A JP 10040562 A JP10040562 A JP 10040562A JP 4056298 A JP4056298 A JP 4056298A JP H11238406 A JPH11238406 A JP H11238406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
lens
lamp body
water
inclined surface
Prior art date
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Granted
Application number
JP10040562A
Other languages
English (en)
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JP4322973B2 (ja
Inventor
Toru Hasegawa
徹 長谷川
Shinichi Maeda
真一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP04056298A priority Critical patent/JP4322973B2/ja
Priority to CN99101763A priority patent/CN1103708C/zh
Priority to US09/253,004 priority patent/US6203182B1/en
Priority to DE19907551A priority patent/DE19907551B4/de
Publication of JPH11238406A publication Critical patent/JPH11238406A/ja
Application granted granted Critical
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/30Ventilation or drainage of lighting devices
    • F21S45/33Ventilation or drainage of lighting devices specially adapted for headlamps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水抜き通路30は、ランプボディ21の
フランジ28に形成した外部開口36と、レンズ22の
フランジ29に形成した切欠き38と、フランジ28と
フランジ29との間に形成した通路45と、レンズ22
にランプボディ21に向って立ち上がるよう形成した傾
斜面40とからなる。 【効果】 レンズに形成した傾斜面の反射角を利用し
て、前輪から飛で来る水を下方に跳ね返すので、水抜き
通路外部開口縁で水の侵入を減らすとができる。また、
外部開口を外から内へ狭まるテーパ通路にしたので、水
は外から内へ通り難く、通路を通過できる水量は低減す
る。さらに、フロント部品とリヤ部品とを共通にでき、
部品点数を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用灯火器の水抜
き通路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平9−183391号公報
の「自動2輪車用ランプ」は、同公報の図3に示された
通りの水抜き穴20を備えていることを特徴とする。こ
の水抜き穴20は内部に侵入した水を排出する役割とバ
ルブで熱せられた空気を排出する役割とを果たすもので
ある。図3において、外部開口26から内部開口28に
至る矢印は洗車などの際に侵入する虞れのある水を示
す。しかし、この水は侵入阻止部18で遮るのでそれ以
上中へ入る心配はない。
【0003】以下の図面に記載した「前」は運転者から
見て前、「後」は同後を示す。図14は代表的な自動二
輪車の側面図であり、自動二輪車100は車体フレーム
101の前部にフロントフォーク102、前輪103、
ヘッドライト104、フロントウインカ105,105
(図奥の105は不図示)、メータ類106及びハンド
ル107を備え、車体フレーム101の後部にスイング
アーム111、後輪112、テール/ストップライト1
13及びリヤウインカ114,114(図奥の114は
不図示)を備えたものである。なお、116はエンジ
ン、117は燃料タンク、118はシートである。
【0004】雨天走行中などでは、後輪112が跳ね上
げる水は矢印,の通りであるが、前輪103が跳ね
上げる水の一部が矢印の如くリヤウインカ114に掛
かることがある。図15は従来のフロントウインカの要
部断面図であり、フロントウインカ105の下部断面を
示す。フロントウインカ105の水抜き穴構造120
は、上記公報のものと同様であるため、洗車時などで外
部開口部121から侵入した水は侵入阻止部122で有
効に遮断ができ、走行中に「前」から掛る矢印の水に
対しても良好な防水性を発揮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16は従来のリヤウ
インカの要部断面図であり、リヤウインカ114の下部
断面を示す。リヤウインカ114は前記フロントウイン
カ105を鉛直軸廻りに180゜回転させて取付けたも
のであって、物としてはフロントウインカ105と同一
物である。この理由は、部品の共通化による部品点数の
削減にある。
【0006】その結果、前輪で跳ね上げた矢印の水
(図14参照)が水抜き穴構造130の外部開口131
から侵入し、縦壁部132に当って反転し、侵入阻止部
133に至る。矢印の水は、雨天走行中は高頻度で発
生するため、侵入阻止部133を越えてリヤウインカ1
14の内部に至る虞れがある。侵入水が洗車時のもので
あれば、時間が限られており、侵入水の量はそれほど多
くないので、排水が勝るため問題とならないが、雨天走
行の継続時間は洗車の継続時間よりも長く、侵入水の発
生する可能性が高まるために、改善が望まれる。そこ
で、本発明の目的は部品の共通化を維持しつつ防水性を
高めた灯火器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、バルブを収納するランプボディにレンズ
を取付け、ランプボディ及びレンズの少くとも一方の下
部に水抜き通路を備えた車両用灯火器において、水抜き
通路に、水抜き通路の外部開口の縁からランプボディ側
又はレンズ側へ斜めに立上がる傾斜面を形成すること
で、水抜き通路を上に向って狭まるテーパ通路としたこ
とを特徴とする。レンズからランプボディに向って立ち
上がる傾斜面を形成し、この傾斜面の反射角を利用して
前輪が跳ね上げる水を下方に跳ね返す。また、水抜き通
路を上に向って狭まるテーパ通路にしたので、侵入する
水を効率的に遮ぎることができる。
【0008】請求項2は、水抜き通路は、灯火器内から
下へ延びる第1通路と、この第1通路の下端からレンズ
の前面に向って横に延ばした第2通路と、第2通路の出
口に接続したテーパ通路とからなることを特徴とする。
傾斜面の反射角を利用して前輪が跳ね上げる水を下方に
跳ね返すので、横に跳ね返る量は微量となり、横に連な
る水平な第2通路に侵入する水は少くなる。
【0009】請求項3は、ランプボディとレンズの少な
くとも一方に、外部開口を切欠き形成したことを特徴と
する。外部開口を切欠き形成するため、ランプボディや
レンズに容易に外部開口を設けることができる。ランプ
ボディやレンズを射出成形するときには、既存の金型を
若干修正するだけで容易にランプボディやレンズを製造
することができる。従って、ランプボディやレンズのコ
ストを下げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る自動二輪車の背面図で
あり、自動二輪車1は、フレーム2と、エンジン3と、
このエンジン3で駆動する後輪4と、マフラ5と、フレ
ーム2の上部前から順にメータ6と,ステアリング7
と、燃料タンク8と、シート9と、リヤフェンダ11と
からなる。12はステアリング7の下部に設けた左フロ
ントウインカ、13は右フロントウインカ、14はリヤ
フェンダ11に設けた左リヤウインカ、15は右リヤウ
インカである。左フロントウインカ12が右リヤウイン
カ15と同一物であり、右フロントウインカ13が左リ
ヤウインカ14と同一物であるため、部品を共通化でき
る。ここで、左右及び前後とは運転者を基準とする。
【0011】図2は本発明に係るリヤウインカの透視図
であり、右リヤウインカ15を示す。右リヤウインカ1
5は、ランプボディ21と、このランプボディ21の開
口部に嵌合するレンズ22と、このレンズ22に取付け
光を反射するリフレクタ23と、このリフレクタ23に
ソケット24を介して付けたバルブ25と、このバルブ
25に通電するケーブル26と、下部に形成した水抜き
通路30とからなる。水抜き通路30の構造は後述す
る。28はランプボディ21に形成したフランジ、29
はレンズ22に形成したフランジである。
【0012】図3は図2の3−3線断面図、図4は本発
明に係る車両用灯火器の水抜き通路構造の要部分解図で
ある。なお、理解を容易にするため図4から説明する。
図4において、ランプボディ21の開口縁に垂直なシー
ト面35を形成し、このシート面35から水平に延ばし
たフランジ28に外部開口36を形成する。外部開口3
6は、底辺36aと、側辺36bと、側辺36cとから
なるコ字形切欠きである。レンズ22の縁22aに縦壁
部37を形成し、この縦壁部37から水平に延ばしたフ
ランジ29に第1通路としてのコ字形の切欠き38を形
成し、フランジ29と縦壁部37が交わる隅に傾斜面4
0を形成する。傾斜面40は、レンズ22の縁22aか
らランプボディ21側へ斜めに立上がる傾斜面であると
ころの跳ね返し面41と、この跳ね返し面41の両端に
形成した側面42と、側面43とからなる。44はパッ
キンである。
【0013】ランプボディ21の開口部に一点鎖線で示
す矢印の如くレンズ22を取付け、シート面35とフラ
ンジ29との間にパッキン44を挟むとともに縦壁部3
7をフランジ28に当て、外部開口36に傾斜面40を
嵌め込み開口を形成する。
【0014】図3において、水抜き通路30は、ランプ
ボディ21側に形成した外部開口36と、フランジ28
とフランジ29との間に形成したレンズ22の前面22
bに向う第2通路としての通路45と、この通路45の
出口45aと、レンズ22側に形成した切欠き38と、
傾斜面40とからなる。つまり、内部から順に切欠き3
8→通路45→外部開口36を通り外部に貫通する孔で
ある。レンズ22にパッキン44を取付け、シート面3
5にパッキン44を押付けることで、ランプボディ21
の開口部を封じる。その時のランプボディ21の外面と
レンズ22との外面は面一(つらいち)である。水抜き
通路30は、跳ね返し面41を下方へ向けた傾斜面40
を備え、この傾斜面40で上に向って狭まるテーパ通路
45bを形成したことを特徴とする。
【0015】以上に述べた車両用灯火器の水抜き通路構
造の作用を次に説明する。図5は本発明に係る水抜き通
路構造の作用図であり、図面左側の右リヤウインカ15
において、まず、空気は白抜き矢印のごとく水抜き通路
30を外部から外部開口36→通路45→切欠き38の
順に通り内部に至り、又、白抜き矢印の逆側に流れるこ
とで出入りして右リヤウインカ15内部の空気の膨張収
縮に対する呼吸作用をする。
【0016】次に、洗車等で水が水抜き通路30の通路
45へ入った場合、その水は排水勾配によって外部開口
36に向って集り、外部開口36から外へ出る。従っ
て、水が通路45に滞留することはない。
【0017】雨天走行中などでは、前輪が跳ね上げる水
46の一部が水抜き通路30に達することがある。水4
6が傾斜面40に当ると、傾斜面40は、反射角を利用
して水46を矢印の如く下方に跳ね返す。また、水抜
き通路30は、傾斜面40によって上に向って狭まるテ
ーパ通路したので、水45がより入り難い。その結果、
水及び雨滴は通路45に飛散若しくは付着し難くい。左
リヤウインカ14も同様の構造であり、説明を省略す
る。
【0018】図面右側の右フロントウインカ13は、左
・右リヤウインカ14,15と同じ構造であり、呼吸作
用については説明を省略する。右フロントウインカ13
において、雨天走行中に前走車が跳ね上げる水47が右
フロントウインカ13にかかることがある。水47は比
較的離れた距離から飛んでくるので、角度がなく、水抜
き通路30からは入り難い。水47の一部が水抜き通路
30へ向ってもランプボディ21とレンズ22との合せ
面は面一であるから、外部開口36に当ることなく後方
に流れ、水抜き通路30からは侵入し難い。
【0019】図6は本発明に係る水抜き通路構造の要部
分解図(第2実施例)であり、上記図2〜図4に示す実
施例と同様の構成については、同一符号を付しその説明
を省略する。水抜き通路50は、第1実施例に対し、内
部開口をランプボディ21側に変えた孔であり、ランプ
ボディ21に第1通路としての切欠き51を設けたもの
である。切欠き51は、フランジ28の上面に至る底辺
51aと、この底辺51aに直角な側辺51bと、側辺
51cとからなるコ字形切欠きである。
【0020】図7は本発明に係る車両用灯火器の水抜き
通路構造の要部断面図(第2実施例)であり、水抜き通
路50は、ランプボディ21の切欠き51と、通路45
と、外部開口36と、傾斜面40とからなり、内部から
順に切欠き51→通路45→外部開口36を通り外部に
貫通する孔である。内部へ至る切欠き51が外部開口3
6から奥に離れ、距離があるので、水がより入り難い。
また、比較的薄いレンズ側に切欠きがないので、レンズ
の剛性がより高まる。
【0021】図8は本発明に係る水抜き通路構造の要部
分解図(第3実施例)であり、上記図2〜図4、図6及
び図7に示す実施例と同様の構成については、同一符号
を付しその説明を省略する。水抜き通路60は、第1実
施例に対し、外部開口をレンズ22側に変えた孔であ
り、レンズ22に溝状の傾斜面61を設けたものであ
る。傾斜面61は、縦壁部37に溝状に形成した跳ね返
し面62と、側面63と、側面64とからなる。跳ね返
し面62は、レンズ22をコ字形に切欠き形成した外部
開口62aからランプボディ21側へ斜めに立上げフラ
ンジ29に至り、下方へ向く傾斜面である。
【0022】図9は本発明に係る車両用灯火器の水抜き
通路構造の要部断面図(第3実施例)であり、水抜き通
路60は、ランプボディ21のシート面35に形成した
切欠き51と、通路45と、レンズ22の縦壁部37に
形成した傾斜面61とからなり、内部から順に切欠き5
1→通路45→傾斜面61を通り外部に貫通する孔であ
る。従来のレンズに対し傾斜面61を追加するだけで水
抜き通路60を設けることができる。従来のウインカを
改造する際、訂正箇所が極めて少ないので、改造の設計
時間及び加工時間を少なくできる。従って、防水性の高
いウインカを低コストで製造できる。
【0023】図10は本発明に係る水抜き通路構造の要
部分解図(第4実施例)であり、上記図2〜図4、図6
及び図7に示す実施例と同様の構成については、同一符
号を付しその説明を省略する。水抜き通路70は、ラン
プボディ21とレンズ22との両方に傾斜面を形成した
孔であり、ランプボディ21のフランジ28に傾斜面7
1を設けたものである。傾斜部71は、フランジ28の
厚みを略二等分して斜めに形成した第1傾斜面72と,
第2傾斜面73と、これら第1・第2傾斜面72,73
の両端から延びる側面74と,側面75とからなる。
【0024】図11は本発明に係る車両用灯火器の水抜
き通路構造の要部断面図(第4実施例)であり、水抜き
通路70は、切欠き51と、通路45と、ランプボディ
21のフランジ28に形成した傾斜部71と、傾斜面4
0とからなり、内部から順に切欠き51→通路45→傾
斜部71を通り外部に貫通する孔である。左・右フロン
トウインカ12,13(図1参照)において、雨天走行
中に前走車が跳ね上げる水が水抜き通路70に当ること
もある。水が傾斜部71に当ると、傾斜部71の第1傾
斜面72は、反射角を利用して水を下方に跳ね返す。ま
た、左・右リヤウインカ14,15(図1参照)におい
ても、「後」から掛かる水に対して同様に第1傾斜面7
2は、反射角を利用して水を下方に跳ね返す。従って、
自動二輪車の前後の何れの方向から飛んで来る水に対し
ても防水性が高まる。
【0025】図12は本発明に係る水抜き通路構造の要
部分解図(第5実施例)であり、上記図2〜図4に示す
実施例と同様の構成については、同一符号を付しその説
明を省略する。水抜き通路80は、第1実施例に対し、
内部開口を2分割にした孔であり、ランプボディ21の
フランジ29に切欠き部81を設けたものである切欠き
部81は、切欠き82と、この切欠き82を中央から分
割する分水嶺83とからなる。切欠き82は、切欠き3
8(図1参照)と同じ大きさの切欠きに分水嶺83を設
け、開口断面積を小さくした孔である。
【0026】図13は本発明に係る車両用灯火器の水抜
き通路構造の要部断面図(第5実施例)であり、水抜き
通路80は、切欠き部81と、通路45と、外部開口3
6と、傾斜面40とからなり、内部から順に切欠き部8
1→通路45→外部開口36を通り外部に貫通する孔で
ある。切欠き部81は分水嶺83(図12参照)がある
ため、開口断面積が小さく、空気を簡単に通すが、水滴
を通し難い。通路45を通過した水は、切欠き部81を
容易に通過できないので、さらに防水性が高まる。
【0027】尚、本発明の実施の形態に示した図11の
第2傾斜面73を形成しないで、第1傾斜面72だけを
設けてもよい。また、図4の外部開口36や切欠き38
は水の排出が可能な形状であればよくコ字形に限定する
ものではない。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、外部開口の縁からランプボディ側
又はレンズ側へ斜めに立ち上がる傾斜面の反射角を利用
して、前輪が跳ね上げる水を下方に跳ね返すので、水抜
き通路の外部開口で水の侵入を防ぐことができる。又、
ランプボディとレンズとの合せは面一なので、フロント
において、前走車の跳ね上げる水は外部開口に当り難
く、水が入り難い。その結果、フロント部品とリヤ部品
を共通化できる。また、外部開口を外から内へ狭まるテ
ーパ通路にしたので、侵入する水を効率的に遮ぎること
ができる。従って、水抜き通路外部開口縁で水の侵入量
を低減できるとともに部品点数を削減できる。
【0029】請求項2では、テーパ通路の傾斜面が反射
角を利用して前輪が跳ね上げる水を下方に跳ね返すの
で、横に跳ね返る量は微量となり、横に連なる水平な第
2通路に侵入する水は少くなる。従って、水の侵入量を
より低減できる。
【0030】請求項3では、ランプボディとレンズの少
なくとも一方に、外部開口を切欠き形成するため、ラン
プボディやレンズに容易に外部開口を設けることがで
き、ランプボディやレンズを射出成形するときには、既
存の金型を若干修正するだけで容易にランプボディやレ
ンズを製造することができる。従って、ランプボディや
レンズのコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の背面図
【図2】本発明に係るリヤウインカの透視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明に係る車両用灯火器の水抜き通路構造の
要部分解図
【図5】本発明に係る水抜き通路構造の作用図
【図6】本発明に係る水抜き通路構造の要部分解図(第
2実施例)
【図7】本発明に係る車両用灯火器の水抜き通路構造の
要部断面図(第2実施例)
【図8】本発明に係る水抜き通路構造の要部分解図(第
3実施例)
【図9】本発明に係る車両用灯火器の水抜き通路構造の
要部断面図(第3実施例)
【図10】本発明に係る水抜き通路構造の要部分解図
(第4実施例)
【図11】本発明に係る車両用灯火器の水抜き通路構造
の要部断面図(第4実施例)
【図12】本発明に係る水抜き通路構造の要部分解図
(第5実施例)
【図13】本発明に係る車両用灯火器の水抜き通路構造
の要部断面図(第5実施例)
【図14】代表的な自動二輪車の側面図
【図15】従来のフロントウインカの要部断面図
【図16】従来のリヤウインカの要部断面図
【符号の説明】
12,13,14,15…車両用灯火器(左フロントウ
インカ、右フロントウインカ、左リヤウインカ、右リヤ
ウインカ)、21…ランプボディ、22…レンズ、22
a…縁、22b…レンズの前面、23…リフレクタ、2
5…バルブ、30,50,60,70,80…水抜き通
路、28,29…フランジ、35…シート面、36,6
2a…外部開口、37…縦壁部、38,51…第1通路
(切欠き)、40,61…傾斜面、44…パッキン、4
1,62…跳ね返し面、45…第2通路(通路)、45
a…出口、45b…テーパ通路、71…傾斜部、72…
第1傾斜面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブを収納するランプボディにレンズ
    を取付け、ランプボディ及びレンズの少くとも一方の下
    部に水抜き通路を備えた車両用灯火器において、 前記水抜き通路に、水抜き通路の外部開口の縁からラン
    プボディ側又はレンズ側へ斜めに立上がる傾斜面を形成
    することで、水抜き通路を上に向って狭まるテーパ通路
    としたことを特徴とする車両用灯火器の水抜き通路構
    造。
  2. 【請求項2】 前記水抜き通路は、灯火器内から下へ延
    びる第1通路と、この第1通路の下端からレンズの前面
    に向って横に延ばした第2通路と、第2通路の出口に接
    続した前記テーパ通路とからなることを特徴とする請求
    項1記載の車両用灯火器の水抜き通路構造。
  3. 【請求項3】 前記ランプボディとレンズの少なくとも
    一方に、前記外部開口を切欠き形成したことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の車両用灯火器の水抜き通
    路構造。
JP04056298A 1998-02-23 1998-02-23 自動二輪車用ウィンカの水抜き通路構造 Expired - Fee Related JP4322973B2 (ja)

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US09/253,004 US6203182B1 (en) 1998-02-23 1999-02-19 Structure of water drain in vehicle lamp
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