JPH11236803A - ガスタービンエンジン用ロータ段 - Google Patents
ガスタービンエンジン用ロータ段Info
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- JPH11236803A JPH11236803A JP35696698A JP35696698A JPH11236803A JP H11236803 A JPH11236803 A JP H11236803A JP 35696698 A JP35696698 A JP 35696698A JP 35696698 A JP35696698 A JP 35696698A JP H11236803 A JPH11236803 A JP H11236803A
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- Japan
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- rotor
- blade
- blades
- gas turbine
- turbine engine
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/26—Antivibration means not restricted to blade form or construction or to blade-to-blade connections or to the use of particular materials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
- F01D5/10—Anti- vibration means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/66—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
- F04D29/661—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/666—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps by means of rotor construction or layout, e.g. unequal distribution of blades or vanes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一体動翼付きのロータに用いることができ、
また周期的な押込作用及び非周期的な摂動に対して有効
であり、更に中位及び低位のアスペクト比の動翼の振動
に対して有効な振動減衰装置を提供すること。 【解決手段】 ガスタービンエンジン用ロータ段32
は、ロータディスクと、複数の動翼36とを包含する。
動翼36は、ロータディスクの外側半径方向表面40か
ら半径方向外側に延びると共に、所定距離42だけ互い
に離されている。この距離42は、動翼の空気力学的減
衰を増大せしめるように選択的に変えられる。
また周期的な押込作用及び非周期的な摂動に対して有効
であり、更に中位及び低位のアスペクト比の動翼の振動
に対して有効な振動減衰装置を提供すること。 【解決手段】 ガスタービンエンジン用ロータ段32
は、ロータディスクと、複数の動翼36とを包含する。
動翼36は、ロータディスクの外側半径方向表面40か
ら半径方向外側に延びると共に、所定距離42だけ互い
に離されている。この距離42は、動翼の空気力学的減
衰を増大せしめるように選択的に変えられる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、一般にはガスタービンエ
ンジンのロータアセンブリに関し、より詳細には、ロー
タ段の振動を制御する装置に関する。
ンジンのロータアセンブリに関し、より詳細には、ロー
タ段の振動を制御する装置に関する。
【0002】
【発明の背景】ガスタービンエンジンの多くの従来のロ
ータ段は、軸線のまわりを回転するようにディスクに機
械的に取付けられた複数の動翼を包含する。動翼は、典
型的に、“クリスマスツリー形”又は“ばち形”の翼根
を有し、この翼根がディスクの外側半径方向表面に設け
られている組合せスロットにはめ込まれる。機械的に取
付けられる動翼の欠点は、かなりの応力が取付けスロッ
トに隣接して、荷重下のディスク内に発達することであ
る。ディスクの外径、及びそれ故隣接するスロット間の
距離の増大は応力を最小にするのに役立つものである。
しかしながら、ディスク径を増大することは、また、ロ
ータ段の総寸法及び重量をも増大せしめるものである。
そのため、最近は、比較的軽量の“一体動翼付きロー
タ”が非常に広く用いられている。この一体動翼付きロ
ータの動翼は、ディスクに機械的に取付けられるのでは
なくて、ディスクに一体的に形成される(すなわち、ロ
ータはディスクに金属結合により取付けられた動翼を包
含する)。このような一体動翼は、従来の機械的取付け
構成と比較して動翼の荷重を担持するうえで非常に有効
なものである。その結果、ロータディスクの寸法及び重
量は有益に最小にされる。
ータ段は、軸線のまわりを回転するようにディスクに機
械的に取付けられた複数の動翼を包含する。動翼は、典
型的に、“クリスマスツリー形”又は“ばち形”の翼根
を有し、この翼根がディスクの外側半径方向表面に設け
られている組合せスロットにはめ込まれる。機械的に取
付けられる動翼の欠点は、かなりの応力が取付けスロッ
トに隣接して、荷重下のディスク内に発達することであ
る。ディスクの外径、及びそれ故隣接するスロット間の
距離の増大は応力を最小にするのに役立つものである。
しかしながら、ディスク径を増大することは、また、ロ
ータ段の総寸法及び重量をも増大せしめるものである。
そのため、最近は、比較的軽量の“一体動翼付きロー
タ”が非常に広く用いられている。この一体動翼付きロ
ータの動翼は、ディスクに機械的に取付けられるのでは
なくて、ディスクに一体的に形成される(すなわち、ロ
ータはディスクに金属結合により取付けられた動翼を包
含する)。このような一体動翼は、従来の機械的取付け
構成と比較して動翼の荷重を担持するうえで非常に有効
なものである。その結果、ロータディスクの寸法及び重
量は有益に最小にされる。
【0003】従来のロータ段は、しばしば、振動応答を
除去するように回転させられ、発生する振動応答を最小
にするように減衰させられる。回転は、一般には、ロー
タ段の作動環境に存在する周期的な押込作用(フォーシ
ングファンクション)の周波数を除去するためにロータ
段の固有周波数を変化させるように向けられた処置を言
う。また、減衰は、一般には、周期的又は非周期的(ラ
ンダムとも言うことができる)な押込作用により生じる
振動応答を最小にするようにする処置を言う。周期的な
押込作用は、不連続な周波数で作用し、押込作用の周波
数が動翼の固有周波数との一致に達すると動翼に振動応
答を生じさせる。他方、非周期的な押込作用は、特定の
周波数では作用しないが、しかし、動翼が非周期的な方
法で応答する(歪曲する)のを生じさせる。十分な減衰
がない場合には、2つの周期的及び非周期的な励起力
が、運転速度範囲に存在するすべてのモードの振動に対
して高い動翼振動応答を生じさせる。
除去するように回転させられ、発生する振動応答を最小
にするように減衰させられる。回転は、一般には、ロー
タ段の作動環境に存在する周期的な押込作用(フォーシ
ングファンクション)の周波数を除去するためにロータ
段の固有周波数を変化させるように向けられた処置を言
う。また、減衰は、一般には、周期的又は非周期的(ラ
ンダムとも言うことができる)な押込作用により生じる
振動応答を最小にするようにする処置を言う。周期的な
押込作用は、不連続な周波数で作用し、押込作用の周波
数が動翼の固有周波数との一致に達すると動翼に振動応
答を生じさせる。他方、非周期的な押込作用は、特定の
周波数では作用しないが、しかし、動翼が非周期的な方
法で応答する(歪曲する)のを生じさせる。十分な減衰
がない場合には、2つの周期的及び非周期的な励起力
が、運転速度範囲に存在するすべてのモードの振動に対
して高い動翼振動応答を生じさせる。
【0004】機械的、空気力学的、及び物質的な減衰
は、ロータ段において使用する潜在的な減衰の3つの主
たる型式を表す。物質的な減衰は、従来のロータ段及び
同様に一体動翼付きロータに生じるけれども、3つの型
式の中では最小の効力であり、一般的にはそれ自体によ
って動翼のために十分な減衰を提供するものではない。
他方、機械的な減衰は3つの型式の中で最大の効力であ
り、幾つかの異なる方法により成し遂げることができ
る。そのひとつの方法においては、振動運動は、動翼の
根元とディスクのスロットとの間の摩擦により減衰、す
なわち“翼根”減衰される。他の方法においては、摩擦
装置が動翼に外部又は内部取付けされて振動運動を減衰
する。更に他の方法においては、隣接する動翼を一組に
するシュラウドが翼先端に沿ってエネルギを消散するよ
うに用いられている。しかしながら、これらの方法の機
械的減衰は、多くの一体動翼付きロータにはその動翼の
一体性のために役に立たないものである。すなわち、一
体動翼付きロータの動翼とディスクとの間の独立する減
衰装置及び一体動翼ロータの隣接する動翼間の装置は、
どちらも役に立たないものである。
は、ロータ段において使用する潜在的な減衰の3つの主
たる型式を表す。物質的な減衰は、従来のロータ段及び
同様に一体動翼付きロータに生じるけれども、3つの型
式の中では最小の効力であり、一般的にはそれ自体によ
って動翼のために十分な減衰を提供するものではない。
他方、機械的な減衰は3つの型式の中で最大の効力であ
り、幾つかの異なる方法により成し遂げることができ
る。そのひとつの方法においては、振動運動は、動翼の
根元とディスクのスロットとの間の摩擦により減衰、す
なわち“翼根”減衰される。他の方法においては、摩擦
装置が動翼に外部又は内部取付けされて振動運動を減衰
する。更に他の方法においては、隣接する動翼を一組に
するシュラウドが翼先端に沿ってエネルギを消散するよ
うに用いられている。しかしながら、これらの方法の機
械的減衰は、多くの一体動翼付きロータにはその動翼の
一体性のために役に立たないものである。すなわち、一
体動翼付きロータの動翼とディスクとの間の独立する減
衰装置及び一体動翼ロータの隣接する動翼間の装置は、
どちらも役に立たないものである。
【0005】空気力学的減衰は、一般に、ロータ段とこ
のロータ段を通過する空気との間の仕事の交換を言う。
もし動翼へ空気により与えられる正味仕事が例えば空気
へ動翼より与えられる正味仕事を越える場合には、空気
がエネルギを動翼に加える。これは不安定な状態をもた
らし、動翼の振動が始まって、振幅を増大せしめ、最後
には疲労を生じさせる。他方、もし空気へ動翼により与
えられる正味仕事が例えば動翼へ空気により与えられる
正味仕事を越える場合には、動翼はエネルギを空気流れ
中に消散せしめる。この動翼から去るエネルギの伝達
は、空気力学的減衰の好ましい状態をもたらす。
のロータ段を通過する空気との間の仕事の交換を言う。
もし動翼へ空気により与えられる正味仕事が例えば空気
へ動翼より与えられる正味仕事を越える場合には、空気
がエネルギを動翼に加える。これは不安定な状態をもた
らし、動翼の振動が始まって、振幅を増大せしめ、最後
には疲労を生じさせる。他方、もし空気へ動翼により与
えられる正味仕事が例えば動翼へ空気により与えられる
正味仕事を越える場合には、動翼はエネルギを空気流れ
中に消散せしめる。この動翼から去るエネルギの伝達
は、空気力学的減衰の好ましい状態をもたらす。
【0006】以上述べたことから、ロータ段の振動応答
を減衰する装置及び/又は方法であって、一体動翼付き
ロータに用いることができ、また周期的な押込作用及び
非周期(ランダム)的な摂動を減衰し、更に中位及び低
位のアスペクト比の動翼の振動を有効に減衰する装置及
び/又は方法が必要とされている。
を減衰する装置及び/又は方法であって、一体動翼付き
ロータに用いることができ、また周期的な押込作用及び
非周期(ランダム)的な摂動を減衰し、更に中位及び低
位のアスペクト比の動翼の振動を有効に減衰する装置及
び/又は方法が必要とされている。
【0007】
【発明の開示】したがって、本発明の目的は、振動を減
衰する装置を包含するガスタービンエンジン用ロータ段
を提供することにある。
衰する装置を包含するガスタービンエンジン用ロータ段
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、一体動翼付きロータ
に用いることができる振動減衰装置を提供することにあ
る。
に用いることができる振動減衰装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の更に他の目的は、振動に対して有
効な振動減衰装置を提供することにある。
効な振動減衰装置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、周期的な押込作
用及び非周期的な摂動により生じる振動に対して有効な
振動減衰装置を提供することにある。
用及び非周期的な摂動により生じる振動に対して有効な
振動減衰装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、中位及び低位の
アスペクト比の動翼の振動を有効に減衰する振動減衰装
置を提供することにある。
アスペクト比の動翼の振動を有効に減衰する振動減衰装
置を提供することにある。
【0012】以上述べた目的を達成するために、本発明
によれば、次に述べるようなガスタービンエンジン用ロ
ータ段が提供される。すなわち、ガスタービンエンジン
用ロータ段は、ロータディスクと、複数の動翼とを包含
する。動翼は、ロータディスクの外側半径方向表面から
半径方向外側に延びると共に、所定距離だけ互いに離さ
れている。この距離は、動翼の空気力学的減衰を増大せ
しめるように選択的に変えられる。
によれば、次に述べるようなガスタービンエンジン用ロ
ータ段が提供される。すなわち、ガスタービンエンジン
用ロータ段は、ロータディスクと、複数の動翼とを包含
する。動翼は、ロータディスクの外側半径方向表面から
半径方向外側に延びると共に、所定距離だけ互いに離さ
れている。この距離は、動翼の空気力学的減衰を増大せ
しめるように選択的に変えられる。
【0013】空気力学的減衰の観点から、動翼に伝達さ
れるエネルギは、下記の数式1を用いることにより、振
動サイクル中に動翼に沿って通過する空気へ動翼により
与えられる不安定な仕事であると言うことができる。
れるエネルギは、下記の数式1を用いることにより、振
動サイクル中に動翼に沿って通過する空気へ動翼により
与えられる不安定な仕事であると言うことができる。
【数1】 ここにおいて、 は、振動運動を受ける動翼の結果として、時間の関数と
して任意の地点で動翼の吸込側表面及び圧力側表面に作
用する不安定な空気圧力の差を表す。また、 は、時間の関数として、任意の方向への動翼の歪曲を表
す。仕事式は時限“T”にわたって積分され、ここにお
いて“T”は1動翼振動の持続時間に等しい。サイクル
当たりの正仕事(仕事式の正値により示される)は、通
過空気により動翼に与えれる仕事、すなわち、不安定な
状態を示す。サイクル当たりの負仕事(仕事式の負値に
より示される)は、動翼により通過空気に与えられる仕
事、すなわち、空気力学的減衰の好ましい状態を示す。
仕事式の零は、自然状態、すなわち、動翼が仕事を与え
られてもいないし、仕事を与えてもいないことを示す。
して任意の地点で動翼の吸込側表面及び圧力側表面に作
用する不安定な空気圧力の差を表す。また、 は、時間の関数として、任意の方向への動翼の歪曲を表
す。仕事式は時限“T”にわたって積分され、ここにお
いて“T”は1動翼振動の持続時間に等しい。サイクル
当たりの正仕事(仕事式の正値により示される)は、通
過空気により動翼に与えれる仕事、すなわち、不安定な
状態を示す。サイクル当たりの負仕事(仕事式の負値に
より示される)は、動翼により通過空気に与えられる仕
事、すなわち、空気力学的減衰の好ましい状態を示す。
仕事式の零は、自然状態、すなわち、動翼が仕事を与え
られてもいないし、仕事を与えてもいないことを示す。
【0014】空気力学的減衰の目的は所定モードの振動
を減衰することにあるので、上記の数式1の歪曲項 は不変と考えることができる。したがって、空気学的減
衰は、不安定な圧力可変 を操作することにより成し遂げることができ、これによ
り仕事が動翼へ与えられる仕事に対立して動翼により与
えられることが保証される。動翼に作用する不安定な圧
力の差は、1)動翼を通過する空気、2)隣接する動翼
間の空気の量、及び3)隣接する動翼の相対的運動の関
数である。本発明において、隣接する動翼間の空気の量
は、動翼間の距離を選択的に変えることにより操作され
る。
を減衰することにあるので、上記の数式1の歪曲項 は不変と考えることができる。したがって、空気学的減
衰は、不安定な圧力可変 を操作することにより成し遂げることができ、これによ
り仕事が動翼へ与えられる仕事に対立して動翼により与
えられることが保証される。動翼に作用する不安定な圧
力の差は、1)動翼を通過する空気、2)隣接する動翼
間の空気の量、及び3)隣接する動翼の相対的運動の関
数である。本発明において、隣接する動翼間の空気の量
は、動翼間の距離を選択的に変えることにより操作され
る。
【0015】以上述べた本発明の利点は、空気力学的減
衰装置が提供されることである。すなわち、ある適用に
おいては、空気力学的減衰は機械的及び/又は物質的減
衰を増大するために用いることができる。機械的及び/
又は物質的減衰が制限されている他の適用(例えば、一
体動翼付きロータ)においては、空気力学的減衰は主た
る減衰装置として用いることができる。
衰装置が提供されることである。すなわち、ある適用に
おいては、空気力学的減衰は機械的及び/又は物質的減
衰を増大するために用いることができる。機械的及び/
又は物質的減衰が制限されている他の適用(例えば、一
体動翼付きロータ)においては、空気力学的減衰は主た
る減衰装置として用いることができる。
【0016】本発明の他の利点は、周期的な押込作用及
び非周期的な摂動に対して有効なロータ段減衰装置が提
供されることである。すなわち、本発明による選択的な
動翼の間隔は、動翼が周期的な押込作用又は非周期的な
摂動にさらされるがどうかにかかわらず、動翼を通過す
る空気に動翼が仕事を与えることを可能にする。
び非周期的な摂動に対して有効なロータ段減衰装置が提
供されることである。すなわち、本発明による選択的な
動翼の間隔は、動翼が周期的な押込作用又は非周期的な
摂動にさらされるがどうかにかかわらず、動翼を通過す
る空気に動翼が仕事を与えることを可能にする。
【0017】本発明の更に他の利点は、中位及び低位の
アスペクト比の動翼の振動が有効に減衰されることであ
る。すなわち、従来の機械的に取付けられた又は一体的
に形成された中位及び低位のアスペクト比の動翼は、特
に翼弦モードの振動を受けやすいものである。これに対
し、本発明による選択的な動翼の間隔は、完全な翼弦モ
ードの振動に加えて主要な周期的及び非周期的な摂動に
より生じる歪曲を動翼が減衰せしめることを可能にす
る。
アスペクト比の動翼の振動が有効に減衰されることであ
る。すなわち、従来の機械的に取付けられた又は一体的
に形成された中位及び低位のアスペクト比の動翼は、特
に翼弦モードの振動を受けやすいものである。これに対
し、本発明による選択的な動翼の間隔は、完全な翼弦モ
ードの振動に加えて主要な周期的及び非周期的な摂動に
より生じる歪曲を動翼が減衰せしめることを可能にす
る。
【0018】本発明の更に他の利点は、本発明が追加の
金物、動翼の内部機械加工又は同種のことを要求しない
ことである。すなわち、本発明は、ロータディスクの外
側半径方向表面のまわりに動翼を選択的に間隔をとるこ
とによる減衰を提供するものである。当業者であれば、
簡単さは一般に信頼さに等しいことを認識されよう。
金物、動翼の内部機械加工又は同種のことを要求しない
ことである。すなわち、本発明は、ロータディスクの外
側半径方向表面のまわりに動翼を選択的に間隔をとるこ
とによる減衰を提供するものである。当業者であれば、
簡単さは一般に信頼さに等しいことを認識されよう。
【0019】本発明の以上述べた目的、特徴及び利点は
添付図面を参照して述べる下記の本発明の最良の形態の
実施例についての詳細な説明から一層明らかになるであ
ろう。
添付図面を参照して述べる下記の本発明の最良の形態の
実施例についての詳細な説明から一層明らかになるであ
ろう。
【0020】
【発明を実施するための最良の形態】図1を参照する
に、ガスタービンエンジン10は、ファン12と、低圧
圧縮機14と、高圧圧縮機16と、燃焼器18と、低圧
タービン20と、高圧タービン22と、オグメンタ24
と、ノズル26とを包含し、これらは回転軸線28に関
して対称的に設けられている。ファン12はノズル26
の前方にあり、それ故ノズル26はファン12の後方で
ある。ファン12と低圧圧縮機14とは、互いに接続さ
れ、低圧タービン22により駆動される。高圧圧縮機1
6は、高圧タービン22により駆動される。ファン12
により仕事を与えられた空気は、“中心ガス”として低
圧圧縮機14に入るか、又は“バイパス空気”としてエ
ンジン外側の通路30に入る。
に、ガスタービンエンジン10は、ファン12と、低圧
圧縮機14と、高圧圧縮機16と、燃焼器18と、低圧
タービン20と、高圧タービン22と、オグメンタ24
と、ノズル26とを包含し、これらは回転軸線28に関
して対称的に設けられている。ファン12はノズル26
の前方にあり、それ故ノズル26はファン12の後方で
ある。ファン12と低圧圧縮機14とは、互いに接続さ
れ、低圧タービン22により駆動される。高圧圧縮機1
6は、高圧タービン22により駆動される。ファン12
により仕事を与えられた空気は、“中心ガス”として低
圧圧縮機14に入るか、又は“バイパス空気”としてエ
ンジン外側の通路30に入る。
【0021】図2〜図4を参照するに、ロータ段32
は、ディスク34と、複数の動翼36とを包含する。デ
ィスク34は、回転軸線28上に中心を置かれている孔
38(図3)と、外側半径方向表面40とを包含する。
動翼36は、外側半径方向表面40から半径方向外側に
延び、普通の取付け構造(例えば、クリスマスツリー形
又はばち形の根元−図示せず)によってディスク34に
取付けたり、又は一体動翼付きロータの一部分として一
体的に設けることができる。
は、ディスク34と、複数の動翼36とを包含する。デ
ィスク34は、回転軸線28上に中心を置かれている孔
38(図3)と、外側半径方向表面40とを包含する。
動翼36は、外側半径方向表面40から半径方向外側に
延び、普通の取付け構造(例えば、クリスマスツリー形
又はばち形の根元−図示せず)によってディスク34に
取付けたり、又は一体動翼付きロータの一部分として一
体的に設けることができる。
【0022】従来のロータ段32(図2)においては、
動翼36は、動翼36の数によって分割されたディスク
34の外側半径方向表面40の円周長さに等しい距離
“D”だけ互いに等間隔を置いて離れている(すなわ
ち、“D”は隣接する動翼の翼弦線間の距離を表す)。
これに対し、本発明(図3及び図4)においては、隣接
する動翼36間の距離(すなわち、動翼間距離)42
は、空気力学的減衰を成し遂げるように選択的に変えら
れている。各動翼間距離42の量は、実施する特定の適
用に依存する。均一の動翼間の間隔距離“D”の見地か
ら、隣接する動翼36間の距離42は、典型的に、均一
の間隔値“D”の80%( .80D)よりも小さくない
か、又は均一の間隔値“D”の120%(1.20D)
よりも大きくないものとされる。しかしながら、動翼間
距離42は、好適には、均一の間隔値“D”の85%と
95%との間( .85D〜 .95D)、又は均一の間隔
値“D”の115%と105%との間(1.15D〜
1.05D)である。隣接する動翼36間の距離42
(及びそれ故最適な減衰)は、適用状況の関数であり、
解析的に又は経験的に決定することができる。図4は、
“D”,“D−”,又は“D+”に等しい動翼間距離を
示すことにより選択的に変えられている間隔を示し、
“D”は前述した均一の動翼間距離を表し、“D−”は
“D”よりも小さい距離を表し、及び“D+”は“D”
よりも大きい距離を表す。
動翼36は、動翼36の数によって分割されたディスク
34の外側半径方向表面40の円周長さに等しい距離
“D”だけ互いに等間隔を置いて離れている(すなわ
ち、“D”は隣接する動翼の翼弦線間の距離を表す)。
これに対し、本発明(図3及び図4)においては、隣接
する動翼36間の距離(すなわち、動翼間距離)42
は、空気力学的減衰を成し遂げるように選択的に変えら
れている。各動翼間距離42の量は、実施する特定の適
用に依存する。均一の動翼間の間隔距離“D”の見地か
ら、隣接する動翼36間の距離42は、典型的に、均一
の間隔値“D”の80%( .80D)よりも小さくない
か、又は均一の間隔値“D”の120%(1.20D)
よりも大きくないものとされる。しかしながら、動翼間
距離42は、好適には、均一の間隔値“D”の85%と
95%との間( .85D〜 .95D)、又は均一の間隔
値“D”の115%と105%との間(1.15D〜
1.05D)である。隣接する動翼36間の距離42
(及びそれ故最適な減衰)は、適用状況の関数であり、
解析的に又は経験的に決定することができる。図4は、
“D”,“D−”,又は“D+”に等しい動翼間距離を
示すことにより選択的に変えられている間隔を示し、
“D”は前述した均一の動翼間距離を表し、“D−”は
“D”よりも小さい距離を表し、及び“D+”は“D”
よりも大きい距離を表す。
【0023】ある適用においては、大部分の動翼36が
互いに距離“D”だけ均一に間隔を置かれ、ほんの一部
分の動翼36が隣接する他の動翼36に関して不均一に
間隔を置かれる。他の適用のおいては、大部分又は全部
の動翼間距離42が不均一にされる。しかしながら、バ
ランスの目的のためには、動翼36の間隔に関してロー
タディスク34の2つの半部分が対称的であるようにす
ることが好ましい。例えば、もし第1の動翼がその均一
の間隔位置の左側へ所定距離がずらされている場合に
は、この第1の動翼から通常は180゜離れて位置され
る第2の動翼が、その均一の間隔位置から右側へ前記第
1の動翼と同じ量だけずらされる。すなわち、これら第
1及び第2の動翼は互いに180゜離れたままである。
互いに距離“D”だけ均一に間隔を置かれ、ほんの一部
分の動翼36が隣接する他の動翼36に関して不均一に
間隔を置かれる。他の適用のおいては、大部分又は全部
の動翼間距離42が不均一にされる。しかしながら、バ
ランスの目的のためには、動翼36の間隔に関してロー
タディスク34の2つの半部分が対称的であるようにす
ることが好ましい。例えば、もし第1の動翼がその均一
の間隔位置の左側へ所定距離がずらされている場合に
は、この第1の動翼から通常は180゜離れて位置され
る第2の動翼が、その均一の間隔位置から右側へ前記第
1の動翼と同じ量だけずらされる。すなわち、これら第
1及び第2の動翼は互いに180゜離れたままである。
【0024】以上本発明をその実施例に関して図示し詳
述してきたけれども、本発明の精神及び範囲を逸脱する
ことなく、その形態及び詳部においてさまざまな変更が
できることは当業者にとって理解されるであろう。例え
ば、ある状況の下では、動翼間距離が .80Dよりも小
さい又は1.20Dよりも大きいことが好ましいことも
ある。
述してきたけれども、本発明の精神及び範囲を逸脱する
ことなく、その形態及び詳部においてさまざまな変更が
できることは当業者にとって理解されるであろう。例え
ば、ある状況の下では、動翼間距離が .80Dよりも小
さい又は1.20Dよりも大きいことが好ましいことも
ある。
【図1】ガスタービンエンジンの概略断面図である。
【図2】従来のガスタービンエンジンのロータ段の一部
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明によるガスタービンエンジンのロータ段
の一部斜視図である。
の一部斜視図である。
【図4】本発明による動翼間の間隔を示すために、ロー
タディスクから外側に延びる複数の動翼を直線状に展開
して示す図である。
タディスクから外側に延びる複数の動翼を直線状に展開
して示す図である。
10 ガスタービンエンジン 12 ファン 14 低圧圧縮機 16 高圧圧縮機 18 燃焼器 20 高圧タービン 22 低圧タービン 24 オグメンタ 26 ノズル 28 回転軸線 30 通路 32 ロータ段 34 ディスク 36 動翼 38 孔 40 外側半径方向表面 42 動翼間距離
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドフォード・エー・カウルス アメリカ合衆国 フロリダ州 33418 パ ーム・ビーチ・ガーデンズ市 ハックベリ ー・ストリート 11654
Claims (23)
- 【請求項1】回転軸線のまわりを回転するガスタービン
エンジン用ロータ段において、 前記回転軸線上に中心を置かれた孔、及び円周長さを有
する外側半径方向表面を有するロータディスクと、 前記外側半径方向表面から半径方向外側に延びる複数の
動翼と、 を包含し、互いに隣接する前記動翼が動翼間距離だけ互
いに離され、これらの動翼間距離が選択的に変えられて
いるガスタービンエンジン用ロータ段。 - 【請求項2】請求項1記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記選択的に変ええられる動翼間距離
が少なくとも均一の動翼間距離の80%であるロータ
段。 - 【請求項3】請求項2記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記選択的に変えられる動翼間距離が
少なくとも前記均一の動翼間距離の85%であるロータ
段。 - 【請求項4】請求項3記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記選択的に変えられる動翼間距離が
前記均一の動翼間距離の120%よりも大きくないロー
タ段。 - 【請求項5】請求項4記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記選択的に変えられる動翼間距離が
前記均一の動翼間距離の115%よりも大きくないロー
タ段。 - 【請求項6】請求項2記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記選択的に変えられる動翼間距離が
前記均一の動翼間距離の120%よりも大きくないロー
タ段。 - 【請求項7】請求項6記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記選択的に変えられる動翼間距離が
前記均一の動翼間距離の115%よりも大きくないロー
タ段。 - 【請求項8】請求項6記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記ロータディスクと動翼とが一体動
翼付きロータであるロータ段。 - 【請求項9】請求項6記載のガスタービンエンジン用ロ
ータ段において、前記動翼の各々が前記動翼の他のひと
つから180゜離されているロータ段。 - 【請求項10】請求項6記載のガスタービンエンジン用
ロータ段において、少なくともひとつの前記動翼間距離
が選択的に変えられているロータ段。 - 【請求項11】請求項10記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、複数の前記動翼間距離が選択的に
変えられているロータ段。 - 【請求項12】請求項11記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、大部分の前記動翼間距離が選択的
に変えられているロータ段。 - 【請求項13】請求項2記載のガスタービンエンジン用
ロータ段において、前記ロータディスクと動翼とが一体
動翼付きロータであるロータ段。 - 【請求項14】請求項2記載のガスタービンエンジン用
ロータ段において、前記動翼の各々が前記動翼の他のひ
とつから180゜離されているロータ段。 - 【請求項15】請求項2記載のガスタービンエンジン用
ロータ段において、少なくともひとつの前記動翼間距離
が選択的に変えられているロータ段。 - 【請求項16】請求項15記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、複数の前記動翼間距離が選択的に
変えられているロータ段。 - 【請求項17】請求項1記載のガスタービンエンジン用
ロータ段において、前記ロータディスクと動翼とが一体
動翼付きロータであるロータ段。 - 【請求項18】請求項17記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、前記動翼の各々が前記動翼の他の
ひとつから180゜離されているロータ段。 - 【請求項19】請求項17記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、少なくともひとつの前記動翼間距
離が選択的に変えられているロータ段。 - 【請求項20】請求項19記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、複数の前記動翼間距離が選択的に
変えられているロータ段。 - 【請求項21】請求項1記載のガスタービンエンジン用
ロータ段において、前記選択的に変えられる動翼間距離
が前記均一の動翼間距離の120%よりも大きくないロ
ータ段。 - 【請求項22】請求項21記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、前記ロータディスクと動翼とが一
体動翼付きロータであるロータ段。 - 【請求項23】請求項21記載のガスタービンエンジン
用ロータ段において、前記動翼の各々が前記動翼の他の
ひとつから180゜離されているロータ段。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US98440097A | 1997-12-03 | 1997-12-03 | |
US08/984,400 | 1997-12-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11236803A true JPH11236803A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=25530526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35696698A Pending JPH11236803A (ja) | 1997-12-03 | 1998-12-01 | ガスタービンエンジン用ロータ段 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0921274A3 (ja) |
JP (1) | JPH11236803A (ja) |
KR (1) | KR100508046B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087790A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | General Electric Co <Ge> | 流体力学制御用の溝を有する回転機械 |
JP2012087788A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | General Electric Co <Ge> | 不均一な動翼及び静翼間隔を有する回転機械 |
JP2012087798A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | General Electric Co <Ge> | 流体ダイナミックスの制御用スペーサを有する回転機械 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10326533A1 (de) * | 2003-06-12 | 2005-01-05 | Mtu Aero Engines Gmbh | Rotor für eine Gasturbine sowie Gasturbine |
DE102004001845A1 (de) | 2004-01-13 | 2005-08-04 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Förderorgan, insbesondere Rotor oder Stator, zur Förderung eines fließfähigen, vorzugsweise gasförmigen, Mediums |
KR20160014468A (ko) | 2014-07-29 | 2016-02-11 | 포스코강판 주식회사 | 엔드마크 방지용 패드 |
FR3078096B1 (fr) * | 2018-02-20 | 2020-03-06 | Arianegroup Sas | Rotor pour turbomachine et turbomachine comprenant ce rotor |
US20230235680A1 (en) * | 2022-01-26 | 2023-07-27 | General Electric Company | Non-uniform turbomachinery blade tips for frequency tuning |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525555A (en) * | 1978-08-12 | 1980-02-23 | Hitachi Ltd | Impeller |
GB2046360A (en) * | 1979-03-31 | 1980-11-12 | Aes Plastics Ltd | Fluid impeller |
US5000660A (en) * | 1989-08-11 | 1991-03-19 | Airflow Research And Manufacturing Corporation | Variable skew fan |
JPH0214500U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-30 | ||
JP2662838B2 (ja) * | 1992-03-24 | 1997-10-15 | 川崎重工業株式会社 | 回転翼航空機の尾部回転翼 |
US5681145A (en) * | 1996-10-30 | 1997-10-28 | Itt Automotive Electrical Systems, Inc. | Low-noise, high-efficiency fan assembly combining unequal blade spacing angles and unequal blade setting angles |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP35696698A patent/JPH11236803A/ja active Pending
- 1998-12-02 KR KR10-1998-0052533A patent/KR100508046B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-12-03 EP EP98309906A patent/EP0921274A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087790A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | General Electric Co <Ge> | 流体力学制御用の溝を有する回転機械 |
JP2012087788A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | General Electric Co <Ge> | 不均一な動翼及び静翼間隔を有する回転機械 |
JP2012087798A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | General Electric Co <Ge> | 流体ダイナミックスの制御用スペーサを有する回転機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0921274A2 (en) | 1999-06-09 |
EP0921274A3 (en) | 2000-09-06 |
KR100508046B1 (ko) | 2005-11-25 |
KR19990062719A (ko) | 1999-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20051201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080325 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080826 |