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JPH11235750A - パルプモールド中空容器の製造方法 - Google Patents

パルプモールド中空容器の製造方法

Info

Publication number
JPH11235750A
JPH11235750A JP10040699A JP4069998A JPH11235750A JP H11235750 A JPH11235750 A JP H11235750A JP 10040699 A JP10040699 A JP 10040699A JP 4069998 A JP4069998 A JP 4069998A JP H11235750 A JPH11235750 A JP H11235750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp
mold
parison
container
split
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10040699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kumamoto
吉晃 熊本
Kenichi Otani
憲一 大谷
Shinji Odakura
伸次 小田倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP10040699A priority Critical patent/JPH11235750A/ja
Priority to EP99905263A priority patent/EP1081285B1/en
Priority to CN200410032438.4A priority patent/CN1265056C/zh
Priority to DE69938864T priority patent/DE69938864D1/de
Priority to US09/622,043 priority patent/US6547931B1/en
Priority to PCT/JP1999/000775 priority patent/WO1999042661A1/ja
Priority to CNB998031666A priority patent/CN1167850C/zh
Publication of JPH11235750A publication Critical patent/JPH11235750A/ja
Priority to CNB011169532A priority patent/CN1180163C/zh
Priority to US09/885,982 priority patent/US6521085B2/en
Priority to US10/335,153 priority patent/US6841041B2/en
Priority to US10/365,453 priority patent/US6830658B2/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性、防湿性及びガスバリヤー性に優れる
と共に、生産性の向上が図れ且つ低コストのパルプモー
ルド中空容器の製造方法を提供する。 【解決手段】 外部より内部に連通する複数の連通孔が
形成された一対の割型のキャビティに、パルプスラリー
を注入して該割型内面にパルプ積層体を形成した後、パ
リソンを該キャビティ内に挿入し、次いで、該パリソン
内に流体を供給して該パリソンを膨張させ、該パルプ積
層体を該割型内面に押圧させて脱水・乾燥させ、該パル
プ積層体内面に熱可塑性樹脂フィルムが形成されたパル
プモールド中空容器を該割型より取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば容器やクッ
ション材等の包装用部材として使用されるパルプモール
ド中空容器の製造方法及びパルプモールド中空容器に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、蓋を有する容器やボトル等の如き包装容器には、成
形性に優れると共に生産性の面でも有利なことから、一
般的にプラスチックが使用されている。しかし、プラス
チック容器は廃棄処理上種々の問題があることから、こ
れに代わるものとして、パルプモールド法により成形し
たパルプモールド容器が注目されつつある。パルプモー
ルド容器は、廃棄処理が容易であることに加え、再生紙
を使用して製造することが可能であることから、コスト
的にも優れている。
【0003】しかし、パルプモールド容器は、防水性、
防湿性及びガスバリヤー性に劣ることから、用途によっ
ては、従来より容器内面にコーティング層を形成するよ
うにしている。例えば、特開昭51−139838号公
報には、予めパルプモールド容器を成形しておき、該容
器の内面にゴム等の樹脂液を塗布した後、該樹脂液をド
ライヤーで乾燥させることにより、容器内面に樹脂被膜
層を形成したパルプモールド容器が開示されている。
【0004】しかし、上記容器内面に樹脂液を均一に塗
布するのは困難であり、また樹脂液を乾燥させるのに時
間がかかり、生産効率が悪くコスト高となる。
【0005】また、特開昭51−137571号公報に
は、予め成形しておいたパルプモールド容器の内側に熱
可塑性樹脂フィルムを重ね、これを真空成形法によって
ラミネートするようにした、パルプモールド容器が開示
されている。また、特開昭52ー139171号公報に
は、予め成形しておいたパルプモールド容器を型内に配
置し、該容器内に吹込み棒に軟化させたプラスチック材
料を挿入して、該吹込み棒から空気を吹き込んで該プラ
スチック材料を膨張させることにより、該プラスチック
材料を容器内面に密着形成するようにした、パルプモー
ルド容器が開示されている。さらに、特開昭54−13
3972号公報には、予め成形しておいたパルプモール
ド容器を型内に配置し、該容器内に有底のプラスチック
パリソンを挿入して該プラスチックパリソン内に流体を
吹き込んでブローすることにより、プラスチック被膜を
容器内面に形成するようにした、パルプモールド容器が
開示されている。
【0006】しかし、上記パルプモールド容器は、いず
れも予め成形したパルプモールド容器を用意しておい
て、該パルプモールド容器を型内にセットした後に、熱
可塑性樹脂フィルムやプラスチック被膜を容器内面に形
成させるものであるから、製造工程が多く生産性の向上
が図れず、コスト高となる。つまり、パルプモールド容
器を成形する工程と、容器内面に被膜層を形成する工程
とを全く別工程としているため、生産性が悪い。
【0007】従って、本発明の目的は、防水性、防湿性
及びガスバリヤー性に優れると共に、生産性の向上が図
れ且つ低コストのパルプモールド中空容器の製造方法及
びパルプモールド中空容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部より内部に連通する複数の連通孔が形成された一対
の割型のキャビティに、パルプスラリーを注入して該割
型内面にパルプ積層体を形成した後、パリソンを該キャ
ビティ内に挿入し、次いで、該パリソン内に流体を供給
して該パリソンを膨張させ、該パルプ積層体を該割型内
面に押圧させて脱水・乾燥させることを特徴とするパル
プモールド中空容器の製造方法を提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、図1を参照しながら第1の実施形態について説明
する。図1はパルプモールド中空容器を製造する工程を
順次示す工程図であり、(a)は抄紙工程、(b)はパ
リソン挿入工程、(c)は加圧・脱水・乾燥工程、
(d)は型を開く工程、(e)はパルプモールド中空容
器の取出し工程である。
【0010】本実施形態のパルプモールド中空容器の製
造方法は、割型の外側面よりキャビティに連通する複数
の連通孔を有する一対の該割型内にパルプスラリーを注
入し、該割型を減圧してパルプ繊維を該型内面に堆積さ
せることによりパルプ積層体を形成させた後、該割型内
を減圧させると共に、予め成形された熱可塑性樹脂から
なる、加熱されたパリソンを該割型内に挿入し、該パリ
ソン内に加圧流体を供給して該パリソンを膨らませ、膨
張した該パリソンにより該パルプ積層体を該割型内面に
押圧させて、該パルプ積層体を加圧・脱水・乾燥させ、
該パリソン内の該加圧流体を抜いた後に、該パルプ積層
体内面に熱可塑性樹脂フィルムが形成されたパルプモー
ルド中空容器を該割型より取り出すことを特徴とするも
のである。
【0011】さらに、本実施形態のパルプモールド中空
容器の製造方法について、図1を参照しながら具体的に
説明する。先ず、図1(a)に示すように、割型3,4
の外側面よりキャビティ1に連通する複数の連通孔2を
有する一対の該割型3,4内にパルプスラリーを注入さ
せる。本実施形態では、ノズル部の直径が胴部の直径よ
りも小さい円筒形状のボトルを製造させるために、該ボ
トルの形状に応じたキャビティ形状を有する割型3,4
を用いた。
【0012】パルプスラリーは、パルプ繊維を水に分散
させて形成したものである。これらパルプ繊維の濃度
は、0wt%超0.5wt%以下が好ましく、更に0.
1wt%以上0.25wt%とするのがより好ましい。
また、パルプ繊維は、針葉樹または広葉樹等の木材パル
プや竹、わら等の非木材パルプであるのが好ましい。ま
た、パルプ繊維の長さと太さは、それぞれ0.1mm以
上10.0mm以下、0.01mm以上0.05mm以
下であるのが好ましい。
【0013】次に、図1(a)に示すように、上記割型
3,4を減圧(該割型3,4の外側よりバキューム)し
て、パルプ繊維を該割型内面に堆積させる。その結果、
該割型内面には、パルプ繊維が積層されたパルプ積層体
5が形成される。
【0014】そして、上記割型3,4を加熱工程に移送
させる。次に、図1(b)に示すように、上記割型3,
4内を減圧すると同時に、予め成形された熱可塑性樹脂
からなる、加熱されたパリソン6を、該割型3,4内に
挿入させる。
【0015】上記パリソン6は、予め成形された熱可塑
性樹脂からなるコールドパリソンであり、ノズル部にネ
ジ部8が形成されてある。熱可塑性樹脂としては、例え
ばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)又は
ポリエチレンテレフタレート(PET)等が好ましい。
パリソン6の加熱温度は、ポリプロピレン(PP)を使
用した場合には120〜140℃、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)を使用した場合には100〜130
℃とするのが好ましい。
【0016】次に、図1(c)に示すように、上記パリ
ソン6内に加圧流体を供給して該パリソン6を膨らま
せ、膨張した該パリソン6により上記パルプ積層体5を
割型3,4内面に押圧させて、該パルプ積層体5を加圧
・脱水・乾燥させる。上記パリソン6内に吹き込む加圧
流体としては、例えば空気、油、又は液体を使用するの
が好ましい。また、加圧流体を供給する圧力は、9.8
×104 Pa〜49.0×105 Paが好ましい。9.
8×104 Pa未満では、上記パリソン6を膨らませ、
上記パルプ積層体5を型内面に押圧できない場合があ
り、49.0×105 Pa超では、該パルプ積層体5を
押しつぶす場合がある。
【0017】すると、上記パルプ積層体5は、膨張した
パリソン6によって割型3,4内面に押し付けられて、
該割型3,4内面の形状が転写されると共に脱水及び乾
燥される。また、上記パルプ積層体5の形状付与、脱水
及び乾燥と同時に、該パルプ積層体5の内面には熱可塑
性樹脂フィルム9が密着形成される。
【0018】このように、キャビティ1内よりパルプ積
層体5が割型3,4内面に押し付けられるために、該割
型内面形状が複雑な形状であっても、精度良く該割型内
面形状が該パルプ積層体5に転写されることになり、し
かも得られる容器外表面は平滑性が良いものとなる。ま
た、加圧流体の吹込み時の圧力調整により、製品の厚み
と坪量の制御が容易となると共に、形状及び寸法精度の
バラツキが抑えられ、且つ乾燥効率が向上する。さら
に、熱可塑性樹脂フィルム9の内装化がパルプ積層体5
の乾燥・脱水と同時にできるため、製造工程が簡略化で
き生産性の向上が図れると共に低コスト化が図れる。
【0019】そして、図1(d)に示すように、上記パ
リソン6内の加圧流体を抜いた後に、上記割型3,4を
開いてパルプ積層体5の内面に熱可塑性樹脂フィルム9
が形成されたパルプモールド中空容器7を取り出す。こ
のようにして製造されたパルプモールド中空容器7は、
ノズル部7a、胴部7b及び底部7cが一体的に形成さ
れる。このように、本発明方法により製造されたパルプ
モールド中空容器7は、容器外表面につなぎ目が存在し
ないので、外観的に優れた見栄えの良いものとなる。
【0020】次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態については、上述した第1の実施形態と
異なる点についてのみ説明し、同じ点については特に説
明しないが、第1の実施形態に関して詳述した説明が適
宜適用される。
【0021】本実施形態においては、割型3,4の各割
型表面に粗と密のネット層を被せた後に、パルプスラリ
ーを注入してパルプ積層体を形成する。詳細には、該ネ
ット層を、第1ネット層と該第1ネット層より目の細か
い第2ネット層とにより構成し、第1ネット層を割型
3,4に密着させて被せると共に、第2ネット層を第1
ネット層の上に被せる。又は、ネット層を、第1ネット
層と、該第1ネット層より目の細かい第2ネット層とに
より構成し、第1ネット層を割型3,4に密着させて被
せると共に、第2ネット層を第1ネット層の上に形成さ
せる。このように、目の粗い第1ネット層の上に目の細
かい第2ネット層を被せた構成、又は目の粗い第1ネッ
ト層の上に目の細かい第2ネット層を形成した構成とす
ることで、割型3,4に開ける連通孔2の数を減らせる
ことができ、且つ後述するパルプ積層体5を均一な厚み
に抄造することができる。
【0022】上記第1ネット層及び第2ネット層は、粗
と密のネット層とされており、上記割型3,4に被せた
際に、該割型3,4の表面形状に沿って密着するように
なされている。例えば、第1ネット層及び第2ネット層
には、天然素材、合成樹脂、又は金属からなる単数又は
複数が組合わせて用いられる。さらにネット層の滑り
性、耐熱性、耐久性をアップさせる表面改質コートを行
うことも可能である。天然素材としては、植物繊維、動
物繊維等があり、合成樹脂としては、再生樹脂、半合成
樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂がある。
【0023】また、第1ネット層は、平均最大開孔幅が
1〜50mmであるのが好ましく、5〜10mmである
のがより好ましい。開孔幅は、第1ネット層の線間距離
を指す。平均最大開孔幅が1mm未満であると、バキュ
ーム効率が悪くなり、パルプ繊維がネット層表面に堆積
されにくいので、その結果パルプ積層体が形成されにく
い。50mm超であると、第2ネット層が第1ネット層
の線間を通り抜け割型表面へ密着する場合があり、バキ
ューム効率が局所的に悪くなり、パルプ積層体の厚みが
不均一になる。
【0024】また、上記第1ネット層は、平均開孔面積
率が30〜95%であるのが好ましく、75〜90%で
あるのがより好ましい。平均開孔面積率が30%未満で
あると、バキューム効率が悪くなり、パルプ積層体が形
成されにくく、95%超であると、第2ネット層が割型
表面へ密着する場合があり、バキューム効率が局所的に
悪くなりパルプ積層体の厚みが不均一となる。
【0025】一方、第2ネット層は、平均最大開孔幅が
0.05〜1.0mmであるのが好ましく、0.2〜
0.5mmであるのがより好ましい。開孔幅は、第2の
ネット層の各線の内径寸法を指す。平均最大開孔幅が
0.05mm未満であると、バキューム効率が悪くなる
ため、パルプ積層体が形成されにくく、1.0mm超で
あると、パルプ繊維の通り抜けが起こりやすくなるた
め、パルプ積層体の形成が困難となる。
【0026】また、第2ネット層は、平均開孔面積率が
30〜90%であるのが好ましく、50〜80%である
のがより好ましい。平均開孔面積率が30%未満である
と、バキューム効率が悪くなるため、パルプ積層体が形
成されにくく、90%超であると、パルプ繊維の通り抜
けが起こりやすくなるためパルプ積層体の形成が困難と
なる場合がある。
【0027】本実施形態では、第1ネット層には、上記
割型3,4に装着した状態において、平均最大開孔幅が
3〜6mm、平均開孔面積率が80〜92%、線幅が
0.3mmであるネットを用いた。かかる第1ネット層
は、該割型3,4に装着する前の状態においては、それ
ぞれ平均最大開孔幅が0.08〜0.25mm、平均開
孔面積率が46%、線幅が0.12mmである。第2ネ
ット層には、上記割型3,4に装着した状態において、
平均最大開孔幅が0.22〜0.35mm、平均開孔面
積率が58〜69%、線幅が0.06〜0.07mmで
あるストッキングを用いた。かかる第2ネット層は、該
割型3,4に装着する前の状態においては、それぞれ平
均最大開孔幅が0.38〜0.42mm、平均開孔面積
率が75〜75%、線幅が0.05〜0.06mmであ
る。第2ネット層は、割型内部をバキュームすることに
よって、第1ネット層開孔を通り、該割型表面に接触し
ない程度の剛性があればよい。
【0028】以上、本発明の製造方法によれば、パルプ
積層体5の乾燥・脱水と同時に熱可塑性樹脂フィルム9
の内装化ができるため、製造工程が簡略化でき生産性の
向上が図れると共に低コスト化が図れる。また、乾燥・
脱水が終了した段階でパルプモールド中空容器7の取出
しができるので、乾燥効率が良く生産性に優れ、また容
器の変形が抑えられる。また、本発明の製造方法によれ
ば、割型内面への押圧制御ができるため、複雑な形状を
付与することが可能であると共に、形状並びに寸法精度
のバラツキがなく、乾燥効率も良い。また、厚みと坪量
の制御が可能となり、パルプモールド中空容器7を設計
する上で強度設定が行える。さらに、本発明の製造方法
によれば、容器の内外面の表面性が良く、内外面共に美
しい容器を提供できる。
【0029】また、本発明の製造方法によれば、例え
ば、高さの高い(60mm以上の)ものや抜き勾配の無
いものはもちろんのこと、三次曲面からなるもの、或い
は底部があるもの無いもの等、複雑な形状の中空容器を
形成することができる。
【0030】そして、本発明の製造方法により製造され
たパルプモールド中空容器7は、内面に熱可塑性樹脂フ
ィルム9が内装されているため、防水性、防湿性及びガ
スバリアー性に優れ、容器としての使用範囲が広がる。
【0031】以上、本発明を適用した具体的な実施形態
について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制
限されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り適宜
変更が可能である。本発明の製造方法により製造される
パルプモールド中空容器は、上述した実施形態に制限さ
れず、デザイン上自由な種々の形状とすることができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、防水性、防湿性及びガスバリヤー性に優れ
ると共に、生産性の向上が図れ且つ低コストのパルプモ
ールド中空容器の製造方法及びパルプモールド中空容器
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パルプモールド中空容器を製造する工程を順次
示す工程図であり、(a)は抄紙工程、(b)はパリソ
ン挿入工程、(c)は加圧・脱水・乾燥工程、(d)は
型を開く工程、(e)はパルプモールド中空容器の取出
し工程である。
【符号の説明】
2 連通孔 3,4 割型 5 パルプ積層体 6 パリソン 7 パルプモールド中空容器 9 熱可塑性樹脂フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より内部に連通する複数の連通孔が
    形成された一対の割型のキャビティに、パルプスラリー
    を注入して該割型内面にパルプ積層体を形成した後、パ
    リソンを該キャビティ内に挿入し、次いで、該パリソン
    内に流体を供給して該パリソンを膨張させ、該パルプ積
    層体を該割型内面に押圧させて脱水・乾燥させることを
    特徴とするパルプモールド中空容器の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記割型内面に粗と密のネット層を被せ
    たことを特徴とする請求項1記載のパルプモールド中空
    容器の製造方法。
JP10040699A 1998-02-23 1998-02-23 パルプモールド中空容器の製造方法 Pending JPH11235750A (ja)

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