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JPH11228941A - 浸透性防水剤及び漏水防止方法 - Google Patents

浸透性防水剤及び漏水防止方法

Info

Publication number
JPH11228941A
JPH11228941A JP34375798A JP34375798A JPH11228941A JP H11228941 A JPH11228941 A JP H11228941A JP 34375798 A JP34375798 A JP 34375798A JP 34375798 A JP34375798 A JP 34375798A JP H11228941 A JPH11228941 A JP H11228941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
waterproofing agent
hydrophilic resin
gelling
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34375798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Maehara
喜好 前原
Yuji Ito
裕二 伊藤
Tsutomu Iguchi
勉 井口
Wakako Tamura
和佳子 田村
Koichi Ikeda
浩一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP34375798A priority Critical patent/JPH11228941A/ja
Publication of JPH11228941A publication Critical patent/JPH11228941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で、施工の手間がかからず、建物の美観を
損ねることもなく、しかも保存性の良好な防水剤の開
発。 【解決手段】チキソトロピー性を示しチキソトロピック
インデックス値が1.5以上である水を含有する浸透性
防水剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、良好な止水性能を
有する浸透性防水剤及び漏水防止方法に関し、より詳し
くは漏水の原因となるひび割れ、又は穴に入り込み、そ
の隙間を埋めることにより漏水の浸入を阻止することが
出来る浸透性防水剤及び屋根、床あるいは壁面に該浸透
性防水剤を散布することによる漏水防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根、床または壁面からの漏水を止める
には、その原因となる穴又はひび割れもしくは間隙など
の漏水浸入個所にシーリング剤を塗布、充填するか、あ
るいは漏水浸入個所不明の場合は、屋根の全面葺き替
え、防水シートの全面張り替え、壁面にあっては全面吹
き付け塗装、タイルの全面張り替え等をしなくてはなら
ない。多くの場合、漏水の浸入個所を特定することは甚
だ困難なため、シーリング剤の塗布、充填だけの簡単な
補修では直らない事が多い。雨漏りに関しては、その補
償期間は5年〜10年と長期間にわたることが多く、補
償期間内にあっては建築業者が、又補償期限切れの建築
業者あるいは、ときには施主がそれぞれ多額の費用負担
を余儀なくされている。これに関し、特公平7−966
72では散布用雨漏り防止剤が開示されており、水不溶
性粉状物で漏水の原因となるひび割れを閉塞させる方法
が示されている。しかし、保管中に水不溶性粉状物が沈
降し、保存性が劣るという欠点があった。これに関し
て、特開平5−140537ではシリカゾル分散液を用
いて、沈降を生じる問題に関する解決策の一つが開示さ
れている。しかし、この方法でも氷点下の環境ではシリ
カゾルの分散が凍結により壊れ、沈降を生じる恐れがあ
り、保存性が完全とは言えなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安価で施工
の手間がかからず、建物の美観を損ねることもなく、し
かも保存性が良好な防水剤を開発することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記した様な
課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、本発明に至っ
た。即ち本発明は(1)チキソトロピー性を示しチキソ
トロピックインデックス値が1.5以上である水を含有
する浸透性防水剤、(2)(a)界面活性剤、(b)ゲ
ル化性親水性樹脂、(c)(b)成分のゲル化剤及び
(d)水を含有する前項(1)に記載の浸透性防水剤、
(3)(d)成分100重量部に対して、(a)成分
0.1〜30重量部、(b)成分0.1〜20重量部、
(c)成分0.1〜30重量部となる割合で混合してな
る前項(1)または(2)に記載の浸透性防水剤、
(4)ゲル化性親水性樹脂がポリ(メタ)アクリル酸誘
導体、アルギン酸誘導体、デンプン誘導体及びセルロー
ス誘導体から選ばれた少なくとも1種である前項(1)
〜(3)のいずれか1項に記載の浸透性防水剤、(5)
ゲル化性親水性樹脂が、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリ
ウム、ポリ(メタ)アクリル酸アミド、アルギン酸、ア
ルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸
プロピレングリコールエステル、デンプン、デンプング
リコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリ
ウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス及びカルボキシメチルセルロースナトリウムから選ば
れた少なくとも1種である前項(4)に記載の浸透性防
水剤、(6)ゲル化性親水性樹脂のゲル化剤が水中で2
価以上の金属陽イオンを生じる化合物である前項(1)
〜(4)のいずれか1項に記載の浸透性防水剤、(7)
水中で2価以上の金属イオンを生じる化合物が珪酸塩、
水溶性アルカリ土類金属塩、明礬、水溶性アルミニウム
塩、水溶性鉄塩、水溶性マンガン塩、水溶性亜鉛塩及び
アルカリ土類金属酸化物から選ばれた少なくとも1種で
ある前項(6)に記載の浸透性防水剤、(8)前項
(1)〜(7)のいずれか1項に記載の浸透性防水剤を
散布後さらに水で漏水浸入口に注入することを特徴とす
る漏水防止方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の浸透性防水剤はチキソトロピー性を有する。チ
キソトロピーとはストレス(攪拌、振とう等)によって
物質の流動性(粘度)が変化する現象をいい、この現象
は液体中で形成されている弱い構造が破壊され、静置す
ることによって再建されるという構造の変化によるもの
である。この性質により、浸透性防水剤を用いる直前に
十分攪拌することで粘度が低下して剤の流れが良くなり
漏水クラックに浸透しやすくなる。施工後は次第に構造
粘性により粘度が上昇し剤が流れ出てしまうことなくク
ラック中に留まりやすくなる。また、壁面施工時等には
液ダレしにくくなり、作業性が向上する。チキソトロピ
ックインデックス値(またはチキソトロピックファクタ
ー)は塗料業界でよく利用されている構造粘性を示す指
数であり、通常、B型粘度計での測定では、6rpmで
測定した粘度を60rpmで測定した粘度で割った値で
ある。チキソトロピックインデックス値が1に近いほど
ニュートン流動になり、値が大きくなるほど構造粘性が
あり液ダレしにくいものになる。本発明の浸透性防水剤
は、チキソトロピックインデックス値が1.5以上、好
ましくは1.5〜10を示す。チキソトロピックインデ
ックス値が1.5以下であると、漏水クラック中に浸透
させた剤が留まらずに流れ出てしまう恐れがある。ま
た、壁面施工時に液ダレし易くなり作業性が低下する。
このようなチキソトロピックインデックス値を示す本発
明の浸透性防水剤は、チキソトロピー性を有する物質と
防水性を発揮する物質と水で構成され、チキソトロピッ
クインデックス値が1.5以上に調製できるものであれ
ば特に制限はなく、例えば、チキソトロピー性と防水性
を有する高吸水性ポリマー等の親水性樹脂と水とを該親
水性樹脂:水=0.05:99.95〜10:90(重
量比)の割合で混合して得ることができる。
【0006】本発明の好ましい実施態様においては、
(a)界面活性剤、(b)ゲル化性親水性樹脂、(c)
(b)成分のゲル化剤及び(d)水を含有する。界面活
性剤((a)成分)は、本発明の浸透性防水剤中の漏水
防止成分(以下、単に漏水防止成分という)を漏水浸入
個所へ導き易くする。界面活性剤は如何なる種類のもの
であっても良く、アニオン系、カチオン系、ノニオン
系、両性系等であり、具体的には、脂肪酸塩、燐酸エス
テル、ポリオキシエチレングリコール、テトラアルキル
アンモニウム塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、ア
ルファオレフィンスルフォン酸塩、脂肪酸アルカノール
アミド等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混
合して用いても良い。環境面からは生分解性の良好なも
のを選択するのが好ましい。具体的には脂肪酸ナトリウ
ム、脂肪酸カリウム、アルキルエーテル硫酸エステルナ
トリウム、アルファオレフィンスルフォン酸ナトリウ
ム、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシ
ド等が挙げられる。界面活性剤の配合量は水((d)成
分)100重量部に対して通常0.1〜30重量部、好
ましくは0.3〜10重量部である。
【0007】ゲル化性親水性樹脂((b)成分)はその
1部が該親水性樹脂のゲル化剤((c)成分)と反応し
て水不溶性のゲルとなり未反応の残りはゲルのバインダ
ーとなり、漏水浸入個所へ入り込んだ後、流失するのを
防ぐ働きがあり、短時間で吸水、膨潤し、最大では自己
の重量の数百倍程度まで膨潤するような高吸水性ポリマ
ー好ましく、このうち非架橋型のもの特に好ましい。使
用しうるゲル化性親水性樹脂の具体例としてはポリ(メ
タ)アクリル酸アルカリ金属塩、(メタ)アクリル酸ナ
トリウム−ビニルアルコール共重合体((メタ)アクリ
ル酸メチル−酢酸ビニル共重合体ケン化物)、ポリ(メ
タ)アクリロニトリル系重合体ケン化物、ヒドロキシエ
チルメタクリレートポリマー、ポリ(メタ)アクリルア
ミド等のポリ(メタ)アクリル酸誘導体、アルギン酸、
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン
酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸誘導
体、デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、デン
プングリコール酸カリウム、デンプンリン酸エステルナ
トリウム、デンプンリン酸エステルカリウム等のデンプ
ン誘導体、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カル
ボキシメチルセルロースカリウム等のセルロース誘導体
が挙げられる。これらのうちポリ(メタ)アクリル酸誘
導体、アルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセル
ロースナトリウムがより好ましく、ポリアクリル酸ナト
リウムが特に好ましい。これらのゲル化性親水性樹脂は
単独でまたは混合して用いて良い。ゲル化性親水性樹脂
の配合量は水((d)成分)100重量部に対して通常
0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜10重量部で
ある。
【0008】また、このゲル化性親水性樹脂には他の親
水性糊剤を混合しても良い。親水性糊剤は、天然物系糊
剤、合成高分子系糊剤等いずれでも良いが、腐敗しにく
い合成高分子系糊剤が好ましい。具体的にはポリビニル
アルコール、ポリ酢酸ビニル、ゼラチン、膠、アクリル
系エマルジョン等である。親水性糊剤を使用する場合の
親水性糊剤の配合量は、水((d)成分)100重量部
に対して通常1〜10重量部である。親水性糊剤は本発
明の漏水阻止剤が漏水浸入個所へ入り込んだ後、流失す
るのを防ぐ働きがある。
【0009】該親水性樹脂のゲル化剤(c)とは水中で
ゲル化性親水性樹脂と、化学的もしくは物理的に結合し
て、該親水性樹脂をゲル化するものであれば特に制限は
ないが、通常水中で2価以上の金属陽イオンを生じる化
合物が好ましい。該ゲル化剤となりうるか否かは、ゲル
化性親水性樹脂を水に溶解させ、その化合物を加え、溶
液の粘度が上昇するかどうかで容易に判別することがで
きる。具体例を挙げれば、ゲル化能を有する程度に金属
イオンを水中で生じる珪酸多価金属塩、水溶性アルカリ
土類金属塩、明礬、水溶性アルミニウム塩、水溶性鉄
塩、水溶性マンガン塩、水溶性亜鉛塩またはアルカリ土
類金属酸化物等が挙げられる。該珪酸多価金属塩として
は珪酸のアルミニウム塩、珪酸のカルシウム塩等であ
り、ベントナイト、モンモリロナイトまたはスメクタイ
ト等の珪酸塩のCa型のものが好ましい。本発明におい
てベントナイト、モンモリロナイトまたはスメクタイト
等のCa型とはカルシウム含有量の比較的多いものを意
味し、これらの珪酸塩中のカルシウム含量をCaOに換
算した場合、ベントナイト、モンモリロナイトまたはス
メクタイト等の総重量に対する重量割合で、1〜2%程
度もしくはそれ以上のものが好ましい。水溶性アルカリ
土類金属塩としては、炭素数1〜3の有機酸のアルカリ
土類金属塩または無機酸のアルカリ土類金属塩等が挙げ
られ、具体的には、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、
水酸化カルシウム、硝酸カルシウム、酢酸マグネシウ
ム、塩化マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネ
シウム等が挙げられる。明礬としてはアルミニウムカリ
ウム明礬、鉄明礬等が挙げられ、水溶性アルミニウム塩
としては、酢酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸
アルミニウム、硝酸アルミニウム等が挙げられ、水溶性
鉄塩としては、炭素数1〜3の有機酸の鉄塩または無機
酸の鉄塩等が挙げられ、具体的には、酢酸鉄、塩化鉄、
硫酸鉄、硝酸鉄等であり、水溶性マンガン塩としては、
炭素数1〜3に有機酸のマンガン塩または無機酸のマン
ガン塩等が挙げられ、具体的には、酢酸マンガン、塩化
マンガン、硫酸マンガン等が挙げられる。水溶性亜鉛塩
としては、炭素数1〜3の有機酸の亜鉛塩または無機酸
の亜鉛塩等が挙げられ、具体的には、酢酸亜鉛、塩化亜
鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛が挙げられる。アルカリ土類金
属酸化物としては酸化マグネシウム、酸化カルシウム等
が挙げられ、Ca型のベントナイト、Ca型のモンモリ
ロナイト及びCa型のスメクタイト、酢酸マグネシウ
ム、水酸化カルシウム、酢酸カルシウム、酢酸アルミニ
ウム、硫酸アルミニウムが好ましい。Ca型のベントナ
イト、Ca型のモンモリロナイト及びCa型のスメクタ
イト等は膨潤性を有するので実用的に特に好ましい。該
親水性樹脂のゲル化剤の働きとは、ゲル化性親水性樹脂
を水に不溶性のゲルにするが、生じたゲルは沈降性が無
い。その為漏水浸入個所へ速やかに導かれ、漏水浸入個
所を閉塞することが出来る。また、ゲルは水に不溶性と
なるため、漏水浸入個所を閉塞したものは再び水に溶解
して流失することが無い。該親水性樹脂のゲル化剤の配
合量は、そのゲル化能力、ゲル化性親水性樹脂の種類等
により異なるが、ゲル化性親水性樹脂100重量部に対
して、通常1〜2000重量部、好ましくは10〜15
00重量部である。
【0010】(a)〜(d)成分を含有する本発明の浸
透性防水剤において必要とあらば水不溶性粉状物を混合
しても良い。水不溶性粉状物とは有機物粉体、無機物粉
体何れでも良く、粒径0.1ミクロン〜1mmに幅広く
かつ均等に分布しているものが好ましい。また、粒子の
比重は水に近い1.0ぐらいか若干重いくらいが良く、
水中に浮遊し、均一に分散するものがよい。具体例とし
ては、ロジン粉末、樹脂粒子、粘土、木粉、バーミキュ
ライト、パーライト、雲母粉等が挙げられ、吸水して膨
潤する性質のものが好ましい。水不溶性粉状物は単独若
しくは2種以上を混合して使用することができる。2種
以上を混合して使用する場合、粒度分布が広くなる組合
せが好ましい。水不溶性粉状物の色は、散布したとき
に、建物の外観に影響するため、屋根または壁面の場合
はその色と同色のものを選定するか、無色透明のものを
選ぶのがよい。本発明ではゲル化性親水性樹脂のゲルを
有するために水不溶性粉状物は沈降し難くなっており、
保存安定性が良い。水不溶性粉状物の配合量は、水
((d)成分)100重量部に対して通常2〜10重量
部である。
【0011】本発明の浸透性防水剤は上記各成分を所定
の割合で均一に混合することによって得られる。この場
合の各成分の混合順序は任意ではある。本発明の浸透性
防水剤の使用方法としては漏水浸入口に見当がつくとこ
ろではその浸入口付近に散布すればよい。漏水浸入個所
が不明な場合は漏水のする屋根、床または壁に全面に均
一に散布すればよいが、その際、屋根、床または壁を全
面的に塗る必要は全くない。
【0012】本発明の浸透性防水剤を適用するのに好ま
しい屋根は鉄筋コンクリート造陸屋根であり、これは通
常コンクリート目地防水と、アスファルト防水、シート
防水、塗膜防水等のメンブレン防水を組み合わせてある
が、防水層の上から散布すれば良い。本発明の浸透性防
水剤を適用するのに好ましい床はコンクリート打ち放し
素地であるがその上にモルタル、塗料、シート等があっ
ても構わず、その上から散布すれば良い。本発明の浸透
性防水剤を適用するのに好ましい外壁はセメントモルタ
ル、アクリルリシン吹き付け、タイル貼り、煉瓦、コン
クリート素地等である。
【0013】
【実施例】次に本発明を実施例によって更に詳細に説明
する。尚、実施例においてチキソトロピックインデック
ス値はJIS K5400 4.5.3参考試験に基づ
いて測定した。
【0014】実施例1 (1)界面活性剤:オレイン酸ナトリウム 25g(試
薬、和光純薬工業株式会社) (2)ゲル化性親水性樹脂:ポリアクリル酸ナトリウム
8g(商品名:パナカヤクCSG−K、日本化薬株式
会社製) (3)親水性樹脂のゲル化剤:ベントナイト 40g
(商品名:ベンゲル、豊順鉱業株式会社製) (4)水 1000g これらを充分に混合して粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤、チキソトロピックインデックス値(以下、TIと
略す);2.5)を得た。
【0015】別にコンクリートブロック(幅50mm、
長さ100mm、高さ100mm)2個を3種類(0.
1、0.3、0.5mm)の間隔で配置し、それぞれの
隙間に上記の浸透性防水剤20gをヘラで塗布した後2
4時間常温で静置し、試験体を作成した。次に試験体の
隙間の中央部に内径35mm、高さ300mmのガラス
管を立て、管と試験体表面が接する部分をシーリング剤
を用いてシールした。さらに、試験体を24時間常温で
静置した後、水をガラス管に240ml注ぎ(この水量
は水頭で250mmに当たる量である)、注ぎ始めた時
点から5、10、15、20、25、30分及び24時
間後の水位を測定した。0.1mmの隙間の試験体は注
ぎ始めてから約30秒で水位の低下が収まり水位は24
5mmを示し、24時間後も同じ水位であった。0.3
mmの隙間の試験体は注ぎ始めてから約50秒で水位の
低下が収まり水位は188mmを示し、24時間後も同
じ水位であった。0.5mmの隙間の試験体は注ぎ始め
てから約1分15秒で水位の低下が収まり水位は125
mmを示し、24時間後も同じ水位であった。いづれの
隙間幅の試験体も、注水直後を除いて水が漏れることは
なかった。
【0016】実施例2 (1)界面活性剤:ステアリン酸ナトリウム 10g
(試薬、和光純薬工業株式会社製) (2)ゲル化性親水性樹脂:ポリアクリル酸ナトリウム
7g(商品名:パナカヤクF、日本化薬株式会社製) (3)親水性樹脂のゲル化剤:モンモリロナイト 30
g(商品名:クニピア−F、クニミネ工業株式会社製) (4)水 1000g これらを充分に混合して粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤、TI;1.9)を得た。この液体1000gを屋
上から漏水のある鉄筋コンクリート5階建て建物の屋上
部分(広さ約25m2 ) に均一に散布した後、ホースで
50リットル散水した。7日後に降雨があったが漏水は
完全に止まっていた。
【0017】別に市販の砂配合済みセメント(商品名:
麻生カテイセメント、麻生セメント株式会社製)3.0
Kgを用意し、これに水800gを加えてよく混練した
後、型枠に入れて図1の形状物として固化させた。この
コンクリート容器を二つに割った後(図2)再び合わせ
て針金で補強し、図3の状態にして容器に水を注いだ
が、水は合わせ目から直ぐに漏れ出た。この容器の合わ
せ目の内側に上記の浸透性防水剤20gを刷毛で塗布し
てから1時間後に水を満杯になるまで注いだが漏水しな
かった。30分間放置した後、容器から水をあけ、容器
を60℃で3日間乾燥させた。容器を室温まで冷却した
後、再び水を満杯になるまで注いだが合わせ目から水が
漏れ出ることはなかった。また、これに水を張った状態
で3日間放置したが、合わせ目から水が漏れ出ることは
なかった。
【0018】実施例3 (1)界面活性剤:ステアリン酸ナトリウム 5g(試
薬、和光純薬工業株式会社製):ラウリル硫酸ナトリウ
ム 5g(商品名:エマール10パウダー、花王株式会
社製) (2)ゲル化性親水性樹脂:アルギン酸ナトリウム 2
0g(試薬、和光純薬工業株式会社製) (3)親水性樹脂のゲル化剤:スメクタイト 50g
(商品名:スメクトン、クニミネ工業株式会社製) (4)水 1000g これらを充分に混合して粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤、TI;3.1)を得た。この液体500gをベラ
ンダ屋上から漏水のある鉄筋コンクリート5階建て建物
の2階ベランダ屋上部分(広さ約10m2 )に均一に散
布した後、ホースで30リットル散水した。6日後に降
雨があったが漏水は完全に止まっていた。
【0019】別に市販の砂配合済みセメント(商品名:
麻生カテイセメント、麻生セメント株式会社製)3.0
Kgを用意し、これに水800gを加えてよく混練した
後、型枠に入れて図1の形状物として固化させた。この
コンクリート容器を二つに割った後(図2)再び合わせ
て針金で補強し、図3の状態にして容器に水を注いだ
が、水は合わせ目から直ぐに漏れ出た。この容器の合わ
せ目の内側に上記の浸透性防水剤20gを刷毛で塗布し
てから1時間後に水を満杯になるまで注いだが漏水しな
かった。30分間放置した後、容器から水をあけ、容器
を60℃で3日間乾燥させた。容器を室温まで冷却した
後、再び水を満杯になるまで注いだが合わせ目から水が
漏れ出ることはなかった。また、これに水を張った状態
で3日間放置したが、合わせ目から水が漏れ出ることは
なかった。
【0020】実施例4 (1)界面活性剤:ラウリル硫酸ナトリウム 20g
(商品名:エマール10パウダー、花王株式会社製) (2)ゲル化性親水性樹脂:カルボキシメチルセルロー
スナトリウム 10g(試薬、和光純薬工業株式会社
製) (3)親水性樹脂のゲル化剤:酢酸カルシウム 5g
(試薬、和光純薬工業株式会社製) (4)水 1000g これらを充分に混合して粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤、TI;1.7)を得た。この液体1000gをタ
イル張り外壁から漏水のある鉄筋コンクリート3階建て
建物の3階外壁部分(広さ約10m2 ) に均一に塗布し
た後、ホースで10リットル散水した。10日後に降雨
があったが漏水は完全に止まっていた。
【0021】別に市販の砂配合済みセメント(商品名:
麻生カテイセメント、麻生セメント株式会社製)3.0
Kgを用意し、これに水800gを加えてよく混練した
後、型枠に入れて図1の形状物として固化させた。この
コンクリート容器を二つに割った後(図2)再び合わせ
て針金で補強し、図3の状態にして容器に水を注いだ
が、水は合わせ目から直ぐに漏れ出た。この容器の合わ
せ目の内側に上記の浸透性防水剤20gを刷毛で塗布し
てから1時間後に水を満杯になるまで注いだが漏水しな
かった。30分間放置した後、容器から水をあけ、容器
を60℃で3日間乾燥させた。容器を室温まで冷却した
後、再び水を満杯になるまで注いだが合わせ目から水が
漏れ出ることはなかった。水を張った状態で3日間放置
したが、合わせ目から水が漏れ出ることはなかった。
【0022】実施例5 (1)界面活性剤:オレイン酸ナトリウム 20g(試
薬、和光純薬工業株式会社製) (2)ゲル化性親水性樹脂:カルボキシメチルセルロー
スナトリウム 10g(試薬、和光純薬工業株式会社
製) (3)親水性樹脂のゲル化剤:ベントナイト 50g
(クニミネ工業株式会社製) (4)水 1000g これらを充分に混合して粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤、TI;3.5)を得た。この液体1000gを屋
上から漏水のある鉄筋コンクリート2階建て建物の2階
駐車場屋上部分(広さ約10m2) に均一にばらまいた
後、ホースで20リットル散水した。2日後に降雨があ
ったが漏水は完全に止まっていた。
【0023】別に市販の砂配合済みセメント(商品名:
麻生カテイセメント、麻生セメント株式会社製)3.0
Kgを用意し、これに水800gを加えてよく混練した
後、型枠に入れて図1の形状物として固化させた。この
コンクリート容器を二つに割った後(図2)再び合わせ
て針金で補強し、図3の状態にして容器に水を注いだ
が、水は合わせ目から直ぐに漏れ出た。この容器の合わ
せ目の内側に上記の浸透性防水剤20gを刷毛で塗布し
てから1時間後に水を満杯になるまで注いだが漏水しな
かった。30分間放置した後、容器から水をあけ、容器
を60℃で3日間乾燥させた。容器を室温まで冷却した
後、再び水を満杯になるまで注いだが合わせ目から水が
漏れ出ることはなかった。また、これに水を張った状態
で3日間放置したが、合わせ目から水が漏れ出ることは
なかった。
【0024】
【発明の効果】本発明の浸透性防水剤はモルタル又はコ
ンクリート製品中に適用することにより、それらに生じ
たひび割れを通して浸入してくる水を利用して、ひび割
れ部が速やかに浸透性防水剤により充填されるため、浸
入水の内部への浸入を防ぐ事が出来る。従ってモルタル
及びコンクリート製品の劣化を防ぐために極めて有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート製容器
【図2】図1のコンクリート製容器の2分割したもの
【図3】図2で得られた2分割された容器を復元したも
【符号の説明】
1;コンクリート製容器 2;合わせ目 3;針金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04G 23/02 E04G 23/02 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チキソトロピー性を示しチキソトロピック
    インデックス値が1.5以上である水を含有する浸透性
    防水剤。
  2. 【請求項2】(a)界面活性剤、(b)ゲル化性親水性
    樹脂、(c)(b)成分のゲル化剤及び(d)水を含有
    する請求項1に記載の浸透性防水剤。
  3. 【請求項3】(d)成分100重量部に対して、(a)
    成分0.1〜30重量部、(b)成分0.1〜20重量
    部、(c)成分0.1〜30重量部となる割合で混合し
    てなる請求項1または2に記載の浸透性防水剤。
  4. 【請求項4】ゲル化性親水性樹脂がポリ(メタ)アクリ
    ル酸誘導体、アルギン酸誘導体、デンプン誘導体及びセ
    ルロース誘導体から選ばれた少なくとも1種である請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の浸透性防水剤。
  5. 【請求項5】ゲル化性親水性樹脂が、ポリ(メタ)アク
    リル酸ナトリウム、ポリ(メタ)アクリル酸アミド、ア
    ルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウ
    ム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、デンプ
    ン、デンプングリコール酸ナトリウム、デンプンリン酸
    エステルナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプ
    ロピルセルロース及びカルボキシメチルセルロースナト
    リウムから選ばれた少なくとも1種である請求項4に記
    載の浸透性防水剤。
  6. 【請求項6】ゲル化性親水性樹脂のゲル化剤が水中で2
    価以上の金属陽イオンを生じる化合物である請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の浸透性防水剤。
  7. 【請求項7】水中で2価以上の金属イオンを生じる化合
    物が珪酸塩、水溶性アルカリ土類金属塩、明礬、水溶性
    アルミニウム塩、水溶性鉄塩、水溶性マンガン塩水溶性
    亜鉛塩及びアルカリ土類金属酸化物から選ばれた少なく
    とも1種である請求項6に記載の浸透性防水剤。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1項に記載の浸透
    性防水剤を散布後さらに水で漏水浸入口に注入すること
    を特徴とする漏水防止方法。
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