[go: up one dir, main page]

JPH11226542A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

Info

Publication number
JPH11226542A
JPH11226542A JP10036915A JP3691598A JPH11226542A JP H11226542 A JPH11226542 A JP H11226542A JP 10036915 A JP10036915 A JP 10036915A JP 3691598 A JP3691598 A JP 3691598A JP H11226542 A JPH11226542 A JP H11226542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
kiln body
induction heating
treatment apparatus
kiln
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10036915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonori Kida
清則 喜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP10036915A priority Critical patent/JPH11226542A/ja
Publication of JPH11226542A publication Critical patent/JPH11226542A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロータリーキルン装置の加熱応答性を良くし
て、処理量の変動、および処理物の変化により変動する
熱分解エネルギの変動に短時間で対応して加熱ゾーンを
小型化して熱効率を向上させる。 【解決手段】タイヤ1aの下部をローラで回転可能に支
持し、内部を密閉するようにした中空の円筒体から構成
し前段から搬入された塩素化合物を含む廃棄物原料を内
部で所定の温度に加熱保持しながら搬送して熱分解ガス
および不揮発性残渣を生成するキルン本体1と、前記廃
棄物を前記キルン本体1に搬送するスクリューフィーダ
ー6を有する廃棄物原料投入装置と、該キルン本体1を
外周側から誘導加熱する誘導加熱コイル4a,4b,4
cと、前記キルン本体1の後段に配備して不揮発性残渣
を回収するとともに、熱分解ガスを収集して後段のガス
処理装置へ排出する残渣回収室13とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、塩化ビニール、
ポリエチレン等の塩素化合物を含む廃棄物をダイオキシ
ンが発生しないようにして処理する廃棄物処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニール、ポリエチレン等の塩素化
合物を含む廃棄物を加熱処理して熱分解ガスと不揮発性
残渣とを生成するこの種の廃物処理装置については、特
開平9−217910号公報が知られている。この公報
によれば、廃棄物はスクリューフィーダーにより中空の
円筒回転体内に搬入され、前記円筒体の前後に配備され
た加熱空気室から、円筒体内に複数の加熱管を挿通し
て、例えば円筒体の長手方向の略中央で円筒体の外周側
に、前記加熱空気室からの加熱空気が排出されるように
前記加熱管を配管して、該加熱管に加熱空気室から加熱
空気を供給して、前記円筒体内に供給された廃棄物を加
熱して熱分解ガスと不揮発性残渣とを生成している。そ
の際に加熱空気の流入方向は、円筒体の上流側から中央
へと、および下流端から中央へと通風するようにして、
上流部での加熱管の温度が投入される廃棄物により過度
に冷却されて、廃棄物中の比較的低温(100℃以下)
で溶融するポリエチレン、ポリプロピレン等が加熱管に
溶融付着して、その後投入される廃棄物の加熱を阻害す
るのを防止するように工夫している。また、円筒体の下
流には加熱空気室があり、さらにその下流には加熱され
た廃棄物を熱分解ガスと不揮発性残渣とに分離して排出
する排出装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の構成で
は、廃棄物を加熱する加熱管の加熱は加熱空気によりな
されており、加熱空気と加熱管との熱伝達量は比較的少
ないので、投入された廃棄物が加熱管と接触する量が大
きく変動すると、廃棄物に奪われる熱量による加熱管の
温度変化を補償するのに時間がかかり、加熱管の温度が
所定値を下回っている際は、新たに投入される廃物の加
熱が遅れる問題があり、その分加熱ゾーンを長くする必
要がある。
【0004】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、加熱応答性を良
くして、処理量の変動、および処理物の変化により変動
する熱分解エネルギの変動に短時間で対応して加熱ゾー
ンを小型化して熱効率を向上させた廃棄物処理装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、長手方向の両端部に配備した
円筒形のタイヤの下部を駆動装置のローラで回転可能に
支持し、前後段に配備する機器により内部を密閉するよ
うにした中空の円筒体から構成し、前段から搬入された
塩素化合物を含む廃棄物原料を内部で所定の温度に加熱
保持しながら搬送して熱分解ガスおよび不揮発性残渣を
生成するキルン本体と、該キルン本体の前段に配備し
て、前記廃棄物を前記キルン本体に搬送するスクリュー
フィーダーを有する廃棄物原料投入装置と、該キルン本
体を外周側から誘導加熱する誘導加熱コイルと、前記キ
ルン本体の後段に配備して不揮発性残渣を回収するとと
もに、熱分解ガスを収集して後段のガス処理装置へ排出
する残渣回収室とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の廃棄物処理装置において、キルン本体を誘導
加熱する誘導加熱コイルはキルンの軸方向に複数個に分
割して各誘導加熱コイルを個別に出力制御できるように
することができる。さらに、請求項3記載の発明のよう
に、請求項1または請求項2に記載の廃棄物処理装置に
おいて、前記複数個に分割した誘導加熱コイルはキルン
入り口側を後段の出力よりも高出力とすることができ
る。
【0007】上記請求項1から3の構成により廃棄物を
加熱する円筒体は誘導加熱により直接円筒体が発熱する
ので加熱応答性を良くすることが可能になり、また、廃
棄物加熱に最適な加熱パターンを選択することが可能に
なり、全体として小型化になるとともに、熱効率を向上
させることが可能になる。また、請求項4記載の発明
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の廃棄物
処理装置において、廃棄物原料投入装置のスクリューフ
ィーダーは、円筒部分と円錐部分とから構成されて、両
部分に連続してスクリュー刃を突設し円筒部分を廃棄物
原料を一時保持するホッパー内の下部に配して、円錐部
分の先端をキルン本体側に向けて、前記ホッパーから円
錐部分の先端までのスクリュウ刃の外径側に前記外径よ
り若干大きい内径の金属製の管で覆って該金属製の管の
先端にそこからキルン本体側に向かう直管を接続して構
成するとともに、前記直管を外側から冷却する冷却器を
設けたことを特徴とする。
【0008】上記構成により、冷却器を装備した部分に
スクリューフィーダーから押し込まれる廃棄物原料を充
満することにより、キルン本体からの熱分解ガスの逆流
を防止する逆止弁の働きをさせることが可能になる。ま
た、請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4の
いずれかに記載の廃棄物処理装置において、スクリュー
フィーダーの先端に接続した、冷却器を有する直管の後
段に、断熱材を介してキルン本体までを繋ぐ直管を接続
し、該直管を外部から誘導加熱して、スクリューフィー
ダーから押し込まれる廃棄物原料を加熱減容する誘導加
熱コイルを設けたことを特徴とする。
【0009】また、請求項6記載の発明は、請求項1な
いし請求項5のいずれかに記載の廃棄物処理装置におい
て、各誘導加熱コイルの直下の被加熱ゾーンにその部分
の温度を検出するセンサを設けて、各ゾーンの温度制御
を行うとともに、各ゾーン共所定温度を越えないように
制御することを特徴とする。上記構成により、廃棄物は
直管内で、直管に密接した状態で加熱されるので、廃棄
物への熱伝達が良く、その部分で減容化されて、後続の
減容化された廃棄物に押し出されて円筒体に搬入された
時点では1/10〜1/20に減容化された炭化物にな
っている。そのために後続の回転式円筒体では若干の加
熱と、分解ガス発生のために減容化された廃棄物の温度
を保つだけで良く円筒体の長さおよび容積を、廃棄物を
プレヒートしないで円筒体内に搬入する場合と比較し
て、小型化できて、そのための外表面積の減少に起因す
る放熱損の減少により、単位処理量当たりの総熱量が減
少して、熱効率を向上させることが可能になる。
【0010】また、直管無いで加熱された廃棄物は後続
の廃棄物で押されてキルン本体内に搬入され、キルン本
体内に搬入された時点では前記廃棄物は炭化物になって
いるのでキルン本体の壁面に付着することが無くなる。
さらに、廃棄物の処理量、および質の変化に対しても各
ゾーンの温度を検出して予め決められた温度に制御する
ことにより、誘導加熱の特長と相まって比較的迅速に応
答することが可能になり、過加熱によるダイオキシンな
どの有害ガスの発生を抑制したり、加熱不足による円筒
体内壁への廃棄物の付着を抑制することが可能になる。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし請求項6のいずれかに記載の廃棄物処理装置におい
て、キルン本体に不活性ガスを導入する不活性ガス導入
手段を設けたことを特徴とする。上記構成により、廃棄
物が加熱、保温されているゾーンでは酸素濃度を減少さ
せることができるので熱分解ガスに含まれる塩素ガスな
どから有害ガスを生成するのを未然に防止することが可
能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の主
要部の構成図を示す。この図1において、1は両端に径
の大きい円筒のタイヤ1aを備え、該タイヤをそれぞれ
少なくとも2個の車輪2aがタイヤ1aの円の中心を頂
点とする三角形を形成する接点で接触してタイヤ1aを
受けて回転可能に支持するタイヤ支持装置2により回転
可能に支持されたキルン本体であり、該キルン本体1の
外周にはキルン本体1からの放熱を抑制する断熱材3が
施工されている。さらにその外周側には前記断熱材3と
の間に間隔を開けて、キルン本体1と略同芯円の軸方向
に3分割された誘導加熱コイル4a,4b,4cが配備
されている。また、該キルン本体1の上流には、廃棄物
を投入するホッパー5と、該ホッパー5の下部に装着さ
れ円筒部およびその先端に固着された円錐体に連続して
刃をスパイラルに突設したスクリューフィーダー6と、
該スクリューフィーダー6からキルン本体1に向かう直
管7と、該直管7を外側から冷却する冷却器8とを備え
た廃棄物原料投入装置9が、その先端に断熱材10を介
して取り付けられ、キルン本体1とを繋ぐ直管11とそ
の外周に配備されて該直管11を誘導加熱する誘導加熱
コイル12とを具備して装備されている。そしてキルン
本体1の下流には、該キルン本体1内で、廃棄物が熱分
解ガスと不揮発性残渣とに生成された不揮発性残渣を回
収し、熱分解ガスを次工程の排ガス処理装置へ排出する
不揮発性残渣回収室13が配備されている。また、この
不揮発性残渣回収室13に回収された不揮発性残渣は排
出フィーダー13aにより先送りされて該不揮発性残渣
回収室13の先端下部の上側ダンパ13b上に運ばれ、
ダンパ13bを開放して下ダンパ13b上に送られ、上
側のダンパ13bを閉鎖してから下側のダンパ13bを
開放して外部に排出され。
【0013】キルン本体1の誘導コイル4a,4b,4
cに対応する箇所の代表温度は温度センサ14a,14
b,14cにより検出され、キルン本体1手前の直管1
1の温度は温度センサ15で検出されてそれぞれの目標
温度に制御される。また、キルン本体1内の酸素濃度を
低下させるために不活性ガスが不活性ガス導入手段15
から導入される。
【0014】上記の構成において、廃棄物原料投入装置
9のホッパー5に投入された、塩化ビニール、ポリプロ
ピレン等の塩素化合物を含む廃棄物はスクリューフィー
ダー6により冷却器8をその外周に備えた直管7内に充
満するように押し込まれる。この時、スクリューフィー
ダー6の内部摩擦熱により廃棄物が加熱されて温度上昇
するが、ここでは減容化するまで加熱しないように外側
から、冷却器8により冷却して直管7内に充満した状態
で後続の廃棄物で押されて前進するようにして、この部
分からホッパー5側に熱分解ガスが逆流しないようにし
ている。そして、さらに後続の廃棄物で押し進められ
て、断熱材10を介して前方に繋がれ外周を誘導加熱す
る誘導加熱コイル12を備えた直管11内に導かれてそ
こで加熱されて容積が1/10〜1/20に減容して一
部は熱分解ガスになり、このガス圧と後続の廃棄物とに
押されてキルン本体1内に搬入される。該キルン本体1
は両端に設けたキルン本体1より径の大きいタイヤ1a
と該タイヤ1aを回転可能に支持する車輪2aを有する
タイヤ支持装置2により回転可能に支持されており、図
示されていない駆動装置により回転駆動されている。直
管11内で加熱減容化され、該キルン本体1内に搬入さ
れた廃棄物はキルン本体1の回転に伴って回転力を与え
られながら、また、キルン本体1の外周に装着された断
熱材3との間に間隔を開けて配備した誘導加熱コイル4
a,4b,4cによりキルン本体1の温度をそれぞれの
箇所で目標値になるように、温度センサ14a,14
b,14cと図示されていない制御装置とにより制御さ
れて、加熱されたキルン本体1からの熱で加熱されて熱
分解ガスと不揮発性残渣とに生成されて前進して不揮発
性残渣回収室13に回収される。
【0015】そして、不揮発性残渣は排出フィーダー1
3aにより上側のダンパ13b上に送られ、この上側の
ダンパ13bを開放して下側のダンパ13b上に送り込
んだから上側のダンパ13bを閉鎖して、キルン本体1
内に外気が進入するのを防ぎ、かつキルン本体1からの
ガスの漏洩を防いでから下側のダンパ13bを開放して
外部に排出する。
【0016】なお、該不揮発性残渣回収室13には熱分
解ガスを回収して次工程の排ガス処理装置へ熱分解ガス
を排出するように配管されている。また、上記の工程で
酸素濃度を低くして熱分解ガスが有害ガスにならないよ
うに不活性ガス導入手段15からキルン本体1内に不活
性ガスが導入されている。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、キルン本体を軸方向
に分割した誘導コイルにより加熱制御しているので熱応
答性が良く、廃棄物の量、および質の変化によるキルン
本体壁面の温度変化に即応して、該温度変化を少なくす
るように制御できるので廃棄物の量、および質の変化に
よるキルン本体壁面の極度な温度降下に起因する廃棄物
の付着により後続の廃棄物が前記付着した廃棄物に重な
り、キルン本体壁面からの熱伝達が不足して後続の廃棄
物が加熱不足になるのを未然に防止でき、その分余分な
加熱面積を確保する必要が無くなるのでキルン本体を小
型化できる。
【0018】さらにキルン本体と廃棄物原料投入装置と
の間に配備した直管内で廃棄物原料を加熱減容化するこ
とによりキルン本体をさらに小型化して、小型化したこ
とによるキルン本体外壁の表面積の減少により、そこか
らの放熱損が減少して単位処理量当たりの消費熱量がそ
の分減少して熱効率が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の主要部分の構成図
【符号の説明】
1 キルン本体 1a タイヤ 2 タイヤ支持装置 2a 車輪 3 断熱材 4a,4b,4c、12 誘導加熱コイル 5 ホッパー 6 スクリュウフィーダー 7、11 直管 8 冷却器 9 廃棄物原料投入装置 10 断熱材 13 不揮発性残渣回収室 14a,14b,14c 温度センサ 15 不活性ガス導入手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F27B 7/32 B09B 3/00 ZAB

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向の両端部に配備した円筒形のタイ
    ヤの下部を駆動装置のローラで回転可能に支持し、前後
    段に配備する機器により内部を密閉するようにした中空
    の円筒体から構成し、前段から搬入された塩素化合物を
    含む廃棄物原料を内部で所定の温度に加熱保持しながら
    搬送して熱分解ガスおよび不揮発性残渣を生成するキル
    ン本体と、該キルン本体の前段に配備して、前記廃棄物
    を前記キルン本体に搬送するスクリューフィーダーを有
    する廃棄物原料投入装置と、該キルン本体を外周側から
    誘導加熱する誘導加熱コイルと、前記キルン本体の後段
    に配備して不揮発性残渣を回収するとともに、熱分解ガ
    スを収集して後段のガス処理装置へ排出する残渣回収室
    とを備えたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の廃棄物処理装置において、
    キルン本体を誘導加熱する誘導加熱コイルはキルンの軸
    方向に複数個に分割して各誘導加熱コイルを個別に出力
    制御できるようにしたことを特徴とする廃棄物処理装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の廃棄物処
    理装置において、前記複数個に分割した誘導加熱コイル
    はキルン入り口側を後段の出力よりも高出力としたこと
    を特徴とする廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の廃棄物処理装置において、廃棄物原料投入装置のスク
    リューフィーダーは、円筒部分と円錐部分とから構成さ
    れて、両部分に連続してスクリュー刃を突設し円筒部分
    を廃棄物原料を一時保持するホッパー内の下部に配し
    て、円錐部分の先端をキルン本体側に向けて、前記ホッ
    パーから円錐部分の先端までのスクリュウ刃の外径側に
    前記外径より若干大きい内径の金属製の管で覆って該金
    属製の管の先端にそこからキルン本体側に向かう直管を
    接続して構成するとともに、前記直管を外側から冷却す
    る冷却器を設けたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の廃棄物処理装置において、スクリューフィーダーの先
    端に接続した、冷却器を有する直管の後段に、断熱材を
    介してキルン本体までを繋ぐ直管を接続し、該直管を外
    部から誘導加熱して、スクリューフィーダーから押し込
    まれる廃棄物原料を加熱減容する誘導加熱コイルを設け
    たことを特徴とする廃棄物処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の廃棄物処理装置において、各誘導加熱コイルの直下の
    被加熱ゾーンにその部分の温度を検出するセンサを設け
    て、各ゾーンの温度制御を行うとともに、各ゾーン共所
    定温度を越えないように制御することを特徴とする廃棄
    物処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    の廃棄物処理装置において、キルン本体に不活性ガスを
    導入する不活性ガス導入手段を設けたことを特徴とする
    廃棄物処理装置。
JP10036915A 1998-02-19 1998-02-19 廃棄物処理装置 Withdrawn JPH11226542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10036915A JPH11226542A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 廃棄物処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10036915A JPH11226542A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 廃棄物処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11226542A true JPH11226542A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12483077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10036915A Withdrawn JPH11226542A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 廃棄物処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11226542A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1280382A2 (en) * 2001-07-23 2003-01-29 Ken Kansa High-frequency induction heating device and device and method for pyrolyzing organic compounds using said heating device
JP2007132552A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Kyudenko Corp 廃石膏の加熱装置
JP2008128492A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Takasago Ind Co Ltd 外熱式ロータリーキルンおよびスクリューフィーダー
JP2013103998A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Tossmic Kk 廃プラスチック接触分解油化装置及び接触分解油化方法
KR101277756B1 (ko) * 2012-02-15 2013-06-24 전한수 고분자 폐기물 자원화 설비
US12234409B2 (en) 2020-03-18 2025-02-25 Co-Energy Ltd. System and method for pyrolysis of plastics

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1280382A2 (en) * 2001-07-23 2003-01-29 Ken Kansa High-frequency induction heating device and device and method for pyrolyzing organic compounds using said heating device
US6787742B2 (en) * 2001-07-23 2004-09-07 Ken Kansa High-frequency induction heating device
EP1280382A3 (en) * 2001-07-23 2006-04-05 Ken Kansa High-frequency induction heating device and device and method for pyrolyzing organic compounds using said heating device
JP2007132552A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Kyudenko Corp 廃石膏の加熱装置
JP2008128492A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Takasago Ind Co Ltd 外熱式ロータリーキルンおよびスクリューフィーダー
JP2013103998A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Tossmic Kk 廃プラスチック接触分解油化装置及び接触分解油化方法
KR101277756B1 (ko) * 2012-02-15 2013-06-24 전한수 고분자 폐기물 자원화 설비
US12234409B2 (en) 2020-03-18 2025-02-25 Co-Energy Ltd. System and method for pyrolysis of plastics

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8485815B2 (en) Overhung rotary tube furnace
JPH11226542A (ja) 廃棄物処理装置
JP2007332220A (ja) 熱分解処理装置
EP0227923B1 (en) kiln construction
CN111947452B (zh) 用于处理可倾倒的无机粉粒的方法和适合于执行所述方法的旋转管
JP2019005703A (ja) フライアッシュの冷却装置
JP4747669B2 (ja) 廃棄物熱分解ガス化装置における炭化物の燃料比調整方法及び装置
JP2002156105A (ja) 外熱式キルン
JP2000154012A (ja) 活性炭の製造方法と製造装置
JPH11322318A (ja) 電気炉
JP6710475B2 (ja) 材料処理用ロータリーキルン
JP3435568B2 (ja) 連続炭化装置および連続炭化方法
JP2004352538A (ja) 活性炭化物の製造方法及び装置
EP1512665A1 (en) Vertical conveyor apparatus for high temperature continuous processing of materials
JPH11193987A (ja) ロータリーキルン
CA2159569C (en) Apparatus and method for continuous processing of granular materials using microwaves
JP2006063179A (ja) 炭化装置
JPH08208210A (ja) 黒鉛粉末製造装置及び黒鉛粉末の製造方法
JP2002087575A (ja) コンベア装置
JP3969148B2 (ja) 廃棄物熱分解炉の熱分解ガス搬送温度保持方法及び装置
JP2998916B2 (ja) 回転式乾燥装置
CN118775874B (zh) 一种等离子体弧炬及其使用方法
JP2003207273A (ja) 外熱式ロータリキルン
RU7482U1 (ru) Сушилка для сыпучих материалов
JP3587018B2 (ja) 塩素含有樹脂の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041027