JPH11225905A - 角質取り用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不必要な角質のみ除去し、皮膚の表皮を掻き
荒らさず、目地に角質が詰まることもなく、簡単に洗い
流せ、短時間で乾燥し、衛生的で、安全性、使用牲に優
れた角質取り用具を提供することを目的とする。 【解決手段】 円形平板状の略球面の凸面（１）又は凸
面（１）と凹面（４）に孔（２）あるいは穴を設け、略
球面の外周縁又は凹面（４）の縁に滑り止めを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、足の裏・カカト・
肘・膝の角質、あるいは毛穴が塞がった皮膚を清潔に保
つために行う角質取り用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、カカト等の角質を取る用具として
は、自然の軽石、顆粒状のセラミックを成型した商品
か、薄いステンレスの板に突起物を設けた商品か、柄の
先端に研磨材を付着させた商品が使われていた。

【０００３】

【発明の解決しようとする課題】従来の角質取り用具は
皮膚からはく離され易くなった角質を軽石等を手に持っ
て、粗い面で掻き取るか、削り取るという方法で行って
おり、擦れば擦るほど角質だけでなく、必要な皮膚まで
掻き取ってしまうという危険性があり、さらに角質が軽
石等の目地に詰まり、乾燥するまでに時間かかり衛生的
とはいえず、また、手で角質取り用具を握って足の裏の
凹凸面の角質を除去するためには無理な姿勢で使用しな
ければならず効果的に角質除去が行えないという問題点
を有していた。

【０００４】本発明は、従来の問題点を解決するもの
で、不必要な角質のみ除去し、皮膚の表皮を掻き荒らさ
ず、浴室の床面に置いて、足をその上に乗せても、手に
持っても使用でき、形状が単純なので角質が詰まること
もなく簡単に角質を洗い流すことができ、乾燥時間も短
く、衛生的で、安全性、使用性に優れた角質取り用具を
提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、円形平板状の略球面を有する凸面、又は凹凸面に孔
又は穴を設ける。

【０００６】また、円形平板状の略球面の外周縁又は凹
面の縁、あるいは略球面の外周縁と凹面の縁にに滑り止
めを設ける。

【０００７】また、円形平板状の略球面の外周縁又は凹
面の縁に微小な突起物あるいは溝を設けて粗面に成形
し、滑り止めとしてもい。

【０００８】または、円形平板状の略球面の凸面又は凹
凸面に設けた孔あるいは穴に挿着できる脱着可能な柄を
備える。

【０００９】円形平板状の略球面は合成樹脂又は木、金
属・自然石・合成石・陶磁器で成形しても、顆粒状のセ
ラミックを成型してもよい。

【００１０】滑り止めには、天然・合成ゴム又は合成樹
脂を略球面の外周縁にリング状に嵌着あるいは固着させ
てもよいし、あるいは凹面の縁に滑り止めを連接させて
もよい。

【００１１】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図１に示される実施例で
は、円形平板状の略球面の凸面（１）又は凸面（１）と
凹面（４）に円形あるいは正多角形の孔（２）又は穴を
設ける。

【００１２】図２に示される実施例では、円形平板状の
略球面の外周縁又は凹面（４）の縁、あるいは略球面の
外周縁と凹面（４）の縁に滑り止めを設ける。

【００１３】図３に示される実施例では、球面の角度を
大きくすることにより、凸面（１）と孔（２）とのなす
角が鋭角になることにより、角質がより削り易くなる。
また凸面（１）の角度と孔（２）の口径を調整すること
により、柔らかい肌から、堅い肌までの使用に対応でき
る。凸面（１）は身体の窪んだ部位を、凹面（４）で出
っ張った部位に使用できる。

【００１４】図４に示される実施例では、円形平板状の
凹面（４）の縁に滑り止め（３）を連接させるか、等間
隔で滑り止めを設けてもよい。

【００１５】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１６】柔らかくなり、孔（２）に落ち込んだ角質
を孔又は穴の円周の角で削り取るので、皮膚の表皮を掻
き荒らさず、不必要な角質のみ除去し、球面で表皮を整
えることができる。

【００１７】従来の軽石等の構造は角質が表面の窪みあ
るいは空洞部に詰まるが、この角質取り用具は孔（２）
の縁で角質を除去するため角質が詰まらず、簡単に洗い
流せ、短時間で乾燥させることができ、衛生的に使用、
保管できる。

【００１８】凸面（１）で窪んだ部を、凹面で出っ張っ
た部位にと両面を使用できる。

【００１９】円形平板状で球面を有しているので、手の
平に収まり、無理なく握れ、手の平部分を押しつけるよ
うにして身体の凹凸面を効果的に洗浄除去できる。

【００２０】浴室の床面に置いて、その上に足裏を乗
せ、体重をかけながら足首を凹転させることにより、無
理な姿勢をせずに身体の中でもっとも堅いカカト等の角
質を除去できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の平面図である。

【図２】本発明の側面図である。

【図３】本発明のＡ−Ａ断面図である。

【図４】本発明の底面図である。

【図５】

【符号の説明】

１ 凸面 ２ 孔 ３ 滑り止め ４ 凹面

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 円形平板状の略球面を有する凸面
   （１）、又は凸面（１）と凹面（４）に孔（２）あるい
   は穴を設けたことを特徴とする角質取り用具。
2. 【請求項２】 円形平板状の略球面の外周縁又は凹面
   （４）の縁に滑り止め（３）又は外周縁に微小な突起物
   か溝をを設けたことを特徴とする請求項１に記載の角質
   取り用具。
3. 【請求項３】 円形平板状の略球面を有する凸面（１）
   と凹面（４）の孔（２）又は穴に挿着できる柄を備えた
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載の角質取り用
   具。