JPH11223450A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH11223450A JPH11223450A JP10023319A JP2331998A JPH11223450A JP H11223450 A JPH11223450 A JP H11223450A JP 10023319 A JP10023319 A JP 10023319A JP 2331998 A JP2331998 A JP 2331998A JP H11223450 A JPH11223450 A JP H11223450A
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- F25D17/00—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
- F25D17/04—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
- F25D17/06—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2400/00—Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
- F25C2400/10—Refrigerator units
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- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
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- F25D2317/0682—Two or more fans
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成により製氷・冷凍時間の短縮を図
る冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 1つの空間内に製氷室14と冷凍室16
とが設けられ、製氷室14に配された貯氷箱28と製氷
室14の背面との間に、製氷室14及び冷凍室16内の
冷気を撹拌する撹拌ファン60aを設ける。この撹拌フ
ァン60aに、製氷皿30に冷気を吹出す製氷用開口7
5と、冷凍ボックス32に冷気を吹出す冷凍用開口76
を備える専用ダクト66を取付けて、撹拌ファン60a
により製氷皿30及び冷凍ボックス32に集中的に冷気
を送風する。
る冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 1つの空間内に製氷室14と冷凍室16
とが設けられ、製氷室14に配された貯氷箱28と製氷
室14の背面との間に、製氷室14及び冷凍室16内の
冷気を撹拌する撹拌ファン60aを設ける。この撹拌フ
ァン60aに、製氷皿30に冷気を吹出す製氷用開口7
5と、冷凍ボックス32に冷気を吹出す冷凍用開口76
を備える専用ダクト66を取付けて、撹拌ファン60a
により製氷皿30及び冷凍ボックス32に集中的に冷気
を送風する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】最近の冷蔵庫においては、冷凍室の一部
に自動製氷装置を備えたものがある。この自動製氷装置
は、冷蔵庫に配された水タンクの水を、製氷室に配され
ている製氷皿へ供給し、凍結させるものである。
に自動製氷装置を備えたものがある。この自動製氷装置
は、冷蔵庫に配された水タンクの水を、製氷室に配され
ている製氷皿へ供給し、凍結させるものである。
【0003】すなわち、製氷室の奥方に冷気吹出口が設
けられ、この冷気吹出口から製氷室内に冷気が吹き出さ
れる。この冷気により製氷皿内の水が冷却されて凍結
し、この凍結後に、製氷皿が反転すると共に、捻じられ
ることで、製氷皿内の氷が製氷皿から剥離、落下し、製
氷皿の下方に設けられている貯氷箱に貯留される。
けられ、この冷気吹出口から製氷室内に冷気が吹き出さ
れる。この冷気により製氷皿内の水が冷却されて凍結
し、この凍結後に、製氷皿が反転すると共に、捻じられ
ることで、製氷皿内の氷が製氷皿から剥離、落下し、製
氷皿の下方に設けられている貯氷箱に貯留される。
【0004】また、最近の冷蔵庫には急速冷凍機能を備
えたものがある。この急速冷凍機能は、コンプレッサを
一定時間強制的に動作させることによって通常より冷凍
室内を冷し込むというものである。
えたものがある。この急速冷凍機能は、コンプレッサを
一定時間強制的に動作させることによって通常より冷凍
室内を冷し込むというものである。
【0005】すなわち、冷蔵庫には急速冷凍スイッチが
設けられており、ユーザーが目的物の凍結を通常より早
くしたいときに、このスイッチを押すことにより、コン
プレッサを一定時間運転させ、これにより冷凍室内を通
常より冷やし込んで目的物の凍結を早めている。
設けられており、ユーザーが目的物の凍結を通常より早
くしたいときに、このスイッチを押すことにより、コン
プレッサを一定時間運転させ、これにより冷凍室内を通
常より冷やし込んで目的物の凍結を早めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来例において
は、冷却器カバーの後方に配した冷却器用送風機を動作
させることにより、該カバー前面の冷気吹出口から冷気
を吹出させ、この冷気によって、製氷皿の水を冷却して
製氷を行ない、また急速冷凍を行なっている。
は、冷却器カバーの後方に配した冷却器用送風機を動作
させることにより、該カバー前面の冷気吹出口から冷気
を吹出させ、この冷気によって、製氷皿の水を冷却して
製氷を行ない、また急速冷凍を行なっている。
【0007】しかしながら、冷却器用送風機からの冷気
は、製氷室ないし冷凍室の冷気吹出口から吹出されるだ
けであり、製氷皿や急速冷凍すべき目的物に効率良く伝
達されないため、製氷時間や冷凍時間を短くすることが
できないという問題がある。
は、製氷室ないし冷凍室の冷気吹出口から吹出されるだ
けであり、製氷皿や急速冷凍すべき目的物に効率良く伝
達されないため、製氷時間や冷凍時間を短くすることが
できないという問題がある。
【0008】また、上記従来例では、製氷・冷凍時間の
短縮のために、上記冷気吹出口の開口面積の調整によっ
て冷却の目的物に当てる冷気の量を増加させるか、冷気
の温度を低下させるという手段しかなく、その効果にも
限界があった。
短縮のために、上記冷気吹出口の開口面積の調整によっ
て冷却の目的物に当てる冷気の量を増加させるか、冷気
の温度を低下させるという手段しかなく、その効果にも
限界があった。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、簡単
な構成により製氷・冷凍時間の短縮化が図れる冷蔵庫を
提供することを目的とする。
な構成により製氷・冷凍時間の短縮化が図れる冷蔵庫を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫は、冷凍室よりなる収納室と、この収納室へ冷却器か
らの冷気を送風する冷却器用送風機を有した冷蔵庫にお
いて、収納室の内部に、収納室内の冷気を撹拌する撹拌
用送風機の撹拌ファンが設けられていることを特徴とす
る。
庫は、冷凍室よりなる収納室と、この収納室へ冷却器か
らの冷気を送風する冷却器用送風機を有した冷蔵庫にお
いて、収納室の内部に、収納室内の冷気を撹拌する撹拌
用送風機の撹拌ファンが設けられていることを特徴とす
る。
【0011】請求項2の冷蔵庫は、請求項1において、
前記収納室の一部が製氷室をなしていることを特徴とす
る。
前記収納室の一部が製氷室をなしていることを特徴とす
る。
【0012】請求項3の冷蔵庫は、請求項1において、
前記撹拌用送風機が収納室内の冷気を収納室内の所定の
箇所に向けて当てることを特徴とする。
前記撹拌用送風機が収納室内の冷気を収納室内の所定の
箇所に向けて当てることを特徴とする。
【0013】請求項4の冷蔵庫は、請求項3において、
前記所定の箇所が、収納室内に設けられた製氷皿部及び
急速冷凍部のいずれか一方又は双方であることを特徴と
する。
前記所定の箇所が、収納室内に設けられた製氷皿部及び
急速冷凍部のいずれか一方又は双方であることを特徴と
する。
【0014】請求項5の冷蔵庫は、請求項1において、
前記収納室に引出し可能な収納容器が配され、この収納
容器と収納室背面の間の空間に前記撹拌ファンが配され
ていることを特徴とする。
前記収納室に引出し可能な収納容器が配され、この収納
容器と収納室背面の間の空間に前記撹拌ファンが配され
ていることを特徴とする。
【0015】請求項6の冷蔵庫は、請求項5において、
前記収納室の一部が製氷室をなしており、前記収納容器
が製氷室に引出し可能に配された製氷室用容器であり、
製氷室用容器と製氷室背面の間の空間に前記撹拌ファン
が配されており、この撹拌ファンが製氷室及び冷凍室内
の冷気を撹拌することを特徴とする。
前記収納室の一部が製氷室をなしており、前記収納容器
が製氷室に引出し可能に配された製氷室用容器であり、
製氷室用容器と製氷室背面の間の空間に前記撹拌ファン
が配されており、この撹拌ファンが製氷室及び冷凍室内
の冷気を撹拌することを特徴とする。
【0016】請求項7の冷蔵庫は、請求項3において、
複数の開口を有するダクトを設け、ダクトの一の開口が
前記撹拌ファンが配される冷気吸込み用開口であり、ダ
クトの他の開口が前記所定の箇所に向って開口する冷気
吹出し用開口であることを特徴とする。
複数の開口を有するダクトを設け、ダクトの一の開口が
前記撹拌ファンが配される冷気吸込み用開口であり、ダ
クトの他の開口が前記所定の箇所に向って開口する冷気
吹出し用開口であることを特徴とする。
【0017】請求項8の冷蔵庫は、請求項7において、
前記収納室の一部が製氷室をなしており、前記冷凍室に
引出し可能な冷凍室用容器が配され、前記製氷室に引出
し可能な製氷室用容器とその上方に製氷皿が配され、前
記ダクトの冷気吹出し用開口が、冷凍室用容器に冷気を
吹出す冷凍用開口と、製氷室の製氷皿に冷気を吹出す製
氷用開口とよりなることを特徴とする。
前記収納室の一部が製氷室をなしており、前記冷凍室に
引出し可能な冷凍室用容器が配され、前記製氷室に引出
し可能な製氷室用容器とその上方に製氷皿が配され、前
記ダクトの冷気吹出し用開口が、冷凍室用容器に冷気を
吹出す冷凍用開口と、製氷室の製氷皿に冷気を吹出す製
氷用開口とよりなることを特徴とする。
【0018】請求項9の冷蔵庫は、請求項8において、
前記製氷室の製氷皿には、その上面に冷気を導くための
製氷皿ダクトが設けられ、この製氷皿ダクトが、前記撹
拌ファンからのダクトの製氷用開口に接続されているこ
とを特徴とする。
前記製氷室の製氷皿には、その上面に冷気を導くための
製氷皿ダクトが設けられ、この製氷皿ダクトが、前記撹
拌ファンからのダクトの製氷用開口に接続されているこ
とを特徴とする。
【0019】請求項10の冷蔵庫は、請求項9におい
て、前記製氷用開口が、製氷皿の上面に対しその後方か
ら冷気を吹出す第1開口と、前記製氷皿ダクトに接続さ
れる第2開口とよりなり、該製氷皿ダクトに、製氷皿の
上面に対しその側方から冷気を吹出す開口が設けられて
いることを特徴とする。
て、前記製氷用開口が、製氷皿の上面に対しその後方か
ら冷気を吹出す第1開口と、前記製氷皿ダクトに接続さ
れる第2開口とよりなり、該製氷皿ダクトに、製氷皿の
上面に対しその側方から冷気を吹出す開口が設けられて
いることを特徴とする。
【0020】請求項11の冷蔵庫は、請求項7におい
て、前記収納室の一部が製氷室をなしており、前記冷凍
室に引出し可能な冷凍室用容器が配され、前記製氷室に
引出し可能な製氷室用容器が配され、前記ダクトが、製
氷室用容器の後方空間、冷凍室用容器の後方空間、また
は、製氷室用容器と冷凍室用容器の間の仕切り空間に設
けられていることを特徴とする。
て、前記収納室の一部が製氷室をなしており、前記冷凍
室に引出し可能な冷凍室用容器が配され、前記製氷室に
引出し可能な製氷室用容器が配され、前記ダクトが、製
氷室用容器の後方空間、冷凍室用容器の後方空間、また
は、製氷室用容器と冷凍室用容器の間の仕切り空間に設
けられていることを特徴とする。
【0021】請求項12の冷蔵庫は、請求項8におい
て、前記撹拌ファンとそのダクトが、製氷室用容器と製
氷室背面の間の空間に配され、前記ダクトの冷凍用開口
が、製氷室用容器と冷凍室用容器の間の仕切り空間で開
口していることを特徴とする。請求項13の冷蔵庫は、
請求項1において、冷却器の前面を覆う冷却器カバー
が、収納室の背面を形成する前カバーと、この前カバー
とともに冷却器用送風機からの冷気を収納室に導くため
のダクトを形成する後カバーとよりなり、前記撹拌用送
風機のモータが冷却器カバーの前カバー側に埋設されて
いることを特徴とする。
て、前記撹拌ファンとそのダクトが、製氷室用容器と製
氷室背面の間の空間に配され、前記ダクトの冷凍用開口
が、製氷室用容器と冷凍室用容器の間の仕切り空間で開
口していることを特徴とする。請求項13の冷蔵庫は、
請求項1において、冷却器の前面を覆う冷却器カバー
が、収納室の背面を形成する前カバーと、この前カバー
とともに冷却器用送風機からの冷気を収納室に導くため
のダクトを形成する後カバーとよりなり、前記撹拌用送
風機のモータが冷却器カバーの前カバー側に埋設されて
いることを特徴とする。
【0022】請求項14の冷蔵庫は、請求項2におい
て、冷却器の前面を覆う冷却器カバーが、収納室の背面
を形成する前カバーと、この前カバーとともに冷却器用
送風機からの冷気を収納室に導くためのダクトを形成す
る後カバーとよりなり、前カバーにおける製氷室の背面
に相当する領域には、冷却器用送風機からの冷気が吹出
される吹出口が設けられておらず、前記撹拌用送風機に
より製氷室内に配された製氷皿に冷気を吹き当てること
を特徴とする。
て、冷却器の前面を覆う冷却器カバーが、収納室の背面
を形成する前カバーと、この前カバーとともに冷却器用
送風機からの冷気を収納室に導くためのダクトを形成す
る後カバーとよりなり、前カバーにおける製氷室の背面
に相当する領域には、冷却器用送風機からの冷気が吹出
される吹出口が設けられておらず、前記撹拌用送風機に
より製氷室内に配された製氷皿に冷気を吹き当てること
を特徴とする。
【0023】請求項15の冷蔵庫は、請求項8におい
て、前記ダクトの内部にダンパが配されていることを特
徴とする。
て、前記ダクトの内部にダンパが配されていることを特
徴とする。
【0024】請求項16の冷蔵庫は、請求項7におい
て、前記ダクトの内部に脱臭剤が配されていることを特
徴とする。
て、前記ダクトの内部に脱臭剤が配されていることを特
徴とする。
【0025】請求項17の冷蔵庫は、請求項1におい
て、前記撹拌用送風機が撹拌ファンの回転数を変化させ
ることができることを特徴とする。
て、前記撹拌用送風機が撹拌ファンの回転数を変化させ
ることができることを特徴とする。
【0026】請求項18の冷蔵庫は、請求項15におい
て、前記撹拌用送風機が撹拌ファンの回転数を変化させ
ることができ、前記ダクトの内部に配されたダンパが撹
拌ファンの回転数に応じて開閉角度を変更可能であるこ
とを特徴とする。
て、前記撹拌用送風機が撹拌ファンの回転数を変化させ
ることができ、前記ダクトの内部に配されたダンパが撹
拌ファンの回転数に応じて開閉角度を変更可能であるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項1の冷蔵庫であると、冷却器用送風
機とは別に、収納室内の冷気を撹拌する撹拌用送風機を
設け、収納室内に配されたそのファン、即ち撹拌ファン
により収納室内の冷気を撹拌するので、冷却器用送風機
からの冷気吹出し量の調整によらずに、収納室内の収納
物の冷却時間の短縮化が図れる。
機とは別に、収納室内の冷気を撹拌する撹拌用送風機を
設け、収納室内に配されたそのファン、即ち撹拌ファン
により収納室内の冷気を撹拌するので、冷却器用送風機
からの冷気吹出し量の調整によらずに、収納室内の収納
物の冷却時間の短縮化が図れる。
【0028】請求項2の冷蔵庫であると、撹拌ファンに
より製氷室及び冷凍室内の冷気が撹拌され、製氷・冷凍
時間の短縮化が図れる。
より製氷室及び冷凍室内の冷気が撹拌され、製氷・冷凍
時間の短縮化が図れる。
【0029】請求項3の冷蔵庫であると、撹拌用送風機
により収納室内の冷気を所定の箇所に集中的に送風する
ことができるため、この所定の箇所においてはさらに冷
却時間の短縮化が図れる。
により収納室内の冷気を所定の箇所に集中的に送風する
ことができるため、この所定の箇所においてはさらに冷
却時間の短縮化が図れる。
【0030】請求項4の冷蔵庫であると、撹拌送風機に
よって、急速に冷凍すべき急速冷凍部や製氷皿部に冷気
が集中的に送風されるため、急速冷凍・急速製氷が効果
的に達成される。
よって、急速に冷凍すべき急速冷凍部や製氷皿部に冷気
が集中的に送風されるため、急速冷凍・急速製氷が効果
的に達成される。
【0031】請求項5の冷蔵庫であると、撹拌ファンが
収納容器と収納室背面の間というデッドスペースに配さ
れているため、収納室内の容量の大幅な減少という問題
も発生しない。
収納容器と収納室背面の間というデッドスペースに配さ
れているため、収納室内の容量の大幅な減少という問題
も発生しない。
【0032】請求項6の冷蔵庫であると、製氷室用容器
と製氷室背面の間の空間に撹拌ファンを配しているた
め、収納室内の収納量は、貯氷量に若干影響があるだけ
であり、他の収納量は変化しない。
と製氷室背面の間の空間に撹拌ファンを配しているた
め、収納室内の収納量は、貯氷量に若干影響があるだけ
であり、他の収納量は変化しない。
【0033】請求項7の冷蔵庫であると、ダクトを設け
たことにより、撹拌ファンからの冷気をさらに特定して
所定の箇所に集中的に送風することができる。
たことにより、撹拌ファンからの冷気をさらに特定して
所定の箇所に集中的に送風することができる。
【0034】請求項8の冷蔵庫であると、撹拌ファンか
らの冷気を、ダクトにより、冷凍室用容器及び製氷皿に
対して特定して吹出させることができる。
らの冷気を、ダクトにより、冷凍室用容器及び製氷皿に
対して特定して吹出させることができる。
【0035】請求項9の冷蔵庫であると、撹拌ファンか
らのダクトの製氷用開口に製氷皿ダクトが接続されてい
るため、製氷用開口と製氷皿との間に障害物がなくなっ
て、冷気のロスを無くすことができ、製氷時間をさらに
短くすることができる。
らのダクトの製氷用開口に製氷皿ダクトが接続されてい
るため、製氷用開口と製氷皿との間に障害物がなくなっ
て、冷気のロスを無くすことができ、製氷時間をさらに
短くすることができる。
【0036】請求項10の冷蔵庫であると、撹拌ファン
からの冷気が、製氷用開口の第1開口からは製氷皿上面
にその後方から吹出され、製氷用開口の第2開口からは
製氷皿ダクトを介して製氷皿上面にその側方から吹出さ
れる。このように、製氷皿の上面に対して、その後方と
側方の双方から冷気が送風されるので、製氷時間を大幅
に短くすることができる。
からの冷気が、製氷用開口の第1開口からは製氷皿上面
にその後方から吹出され、製氷用開口の第2開口からは
製氷皿ダクトを介して製氷皿上面にその側方から吹出さ
れる。このように、製氷皿の上面に対して、その後方と
側方の双方から冷気が送風されるので、製氷時間を大幅
に短くすることができる。
【0037】請求項11の冷蔵庫であると、ダクトが、
製氷室用容器や冷却室用容器の後方空間や、製氷室用容
器と冷凍室用容器の間の仕切り空間というデッドスペー
スに配されているので、収納室内の容量の大幅な減少と
いう問題が発生しない。
製氷室用容器や冷却室用容器の後方空間や、製氷室用容
器と冷凍室用容器の間の仕切り空間というデッドスペー
スに配されているので、収納室内の容量の大幅な減少と
いう問題が発生しない。
【0038】請求項12の冷蔵庫であると、撹拌ファン
とそのダクトが、製氷室用容器と製氷室背面の間の空間
というデッドスペースに配され、また、該ダクトの冷凍
用開口が製氷室用容器と冷凍室用容器の間の仕切り空間
というデッドスペースで開口しているため、収納室内の
容量の大幅な減少という問題が発生しない。
とそのダクトが、製氷室用容器と製氷室背面の間の空間
というデッドスペースに配され、また、該ダクトの冷凍
用開口が製氷室用容器と冷凍室用容器の間の仕切り空間
というデッドスペースで開口しているため、収納室内の
容量の大幅な減少という問題が発生しない。
【0039】請求項13の冷蔵庫であると、撹拌用送風
機のモータが冷却器カバーに埋設されているため、収納
室内の容量の減少をより少なくすることができる。
機のモータが冷却器カバーに埋設されているため、収納
室内の容量の減少をより少なくすることができる。
【0040】請求項14の冷蔵庫であると、冷却器カバ
ーから製氷室への吹出口がないため、収納室の他の部分
への吹出口に対する冷却器用送風機からの送風量が多く
なり、特に冷凍室側に冷気が多く分配されるので食品保
存性に有利である。また、製氷室の背面は製氷皿に供給
される水の影響によって水分が多く、そのためこの部分
に吹出口があると、吹出口の周辺で着霜しやすいという
問題があるが、このように吹出口をなくしていること、
及び撹拌ファンによる冷気の流れがあることにより、冷
却器への着霜を低減して除霜時間を短くすることができ
る。
ーから製氷室への吹出口がないため、収納室の他の部分
への吹出口に対する冷却器用送風機からの送風量が多く
なり、特に冷凍室側に冷気が多く分配されるので食品保
存性に有利である。また、製氷室の背面は製氷皿に供給
される水の影響によって水分が多く、そのためこの部分
に吹出口があると、吹出口の周辺で着霜しやすいという
問題があるが、このように吹出口をなくしていること、
及び撹拌ファンによる冷気の流れがあることにより、冷
却器への着霜を低減して除霜時間を短くすることができ
る。
【0041】請求項15の冷蔵庫であると、ダクトに設
けたダンパにより冷気の送り先を変えることができ、ダ
ンパの位置及び数によって、製氷皿側のみ、冷凍室用容
器側のみ、あるいはこれら双方といった様々な冷却仕様
の設定が可能となる。
けたダンパにより冷気の送り先を変えることができ、ダ
ンパの位置及び数によって、製氷皿側のみ、冷凍室用容
器側のみ、あるいはこれら双方といった様々な冷却仕様
の設定が可能となる。
【0042】請求項16の冷蔵庫であると、収納室内の
冷気を脱臭剤を通して製氷皿や冷凍用容器等に送風する
ことができるため、収納室内の臭いの移りを減少するこ
とができ、また、収納室自体の臭いも取ることができ
る。しかも、撹拌用送風機は、冷却器用送風機のように
コンプレッサの動作に連動するものではないので、いつ
でも脱臭することができる。
冷気を脱臭剤を通して製氷皿や冷凍用容器等に送風する
ことができるため、収納室内の臭いの移りを減少するこ
とができ、また、収納室自体の臭いも取ることができ
る。しかも、撹拌用送風機は、冷却器用送風機のように
コンプレッサの動作に連動するものではないので、いつ
でも脱臭することができる。
【0043】請求項17の冷蔵庫であると、撹拌ファン
の回転数を変化させることで、例えば、通常より速く製
氷・冷凍するときに回転数を上げることで、より多くの
冷気を目的物に送風することができる。
の回転数を変化させることで、例えば、通常より速く製
氷・冷凍するときに回転数を上げることで、より多くの
冷気を目的物に送風することができる。
【0044】請求項18の冷蔵庫であると、ダンパの開
閉角度を撹拌ファンの回転数に応じて変更することによ
り、例えば、冷凍室用容器側等の一方側への冷気流量を
一定に保ちながら、製氷皿側等の他方側への冷気流量を
増やすという制御も可能となる。
閉角度を撹拌ファンの回転数に応じて変更することによ
り、例えば、冷凍室用容器側等の一方側への冷気流量を
一定に保ちながら、製氷皿側等の他方側への冷気流量を
増やすという制御も可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
冷蔵庫10を図面を参照して説明する。
冷蔵庫10を図面を参照して説明する。
【0046】図2は、冷蔵庫10の斜視図であり、この
冷蔵庫10には上方から冷蔵室12、製氷室14、冷凍
室16及び野菜室18が設けられている。また、製氷室
14の右側には、庫内温度を調整することができる切換
室20が設けられている。
冷蔵庫10には上方から冷蔵室12、製氷室14、冷凍
室16及び野菜室18が設けられている。また、製氷室
14の右側には、庫内温度を調整することができる切換
室20が設けられている。
【0047】図1は、冷蔵庫10の製氷室14及び冷凍
室16の部分を示す要部縦断面図であり、図4のI−I
線に相当する断面を示したものである。図1に示すよう
に、製氷室14及び冷凍室16は1つの空間を形成して
おり、この空間の上部に製氷室14が設けられ、下部に
冷凍室16が設けられている。
室16の部分を示す要部縦断面図であり、図4のI−I
線に相当する断面を示したものである。図1に示すよう
に、製氷室14及び冷凍室16は1つの空間を形成して
おり、この空間の上部に製氷室14が設けられ、下部に
冷凍室16が設けられている。
【0048】製氷室14内には、製氷用容器である貯氷
箱28が配され、貯氷箱28の上方に製氷皿30が設け
られている。この貯氷箱28は、図示しない引出しレー
ルに載せられており、このレールが製氷室扉24に取付
けられて、図3に示すように、製氷室扉24を前方に引
くことにより、製氷室14から引出される構造になって
いる。
箱28が配され、貯氷箱28の上方に製氷皿30が設け
られている。この貯氷箱28は、図示しない引出しレー
ルに載せられており、このレールが製氷室扉24に取付
けられて、図3に示すように、製氷室扉24を前方に引
くことにより、製氷室14から引出される構造になって
いる。
【0049】冷凍室16内には、冷凍室用容器である冷
凍ボックス32が上下2段に配されており、この冷凍ボ
ックス32も、貯氷箱28と同様に図示しない引出しレ
ールに載せられて、冷凍室扉26を前方に引くことによ
り、冷凍室16から引出される構造になっている。
凍ボックス32が上下2段に配されており、この冷凍ボ
ックス32も、貯氷箱28と同様に図示しない引出しレ
ールに載せられて、冷凍室扉26を前方に引くことによ
り、冷凍室16から引出される構造になっている。
【0050】図1に示すように、冷凍室16の後方には
冷却器34が配されており、この冷却器34の上方に、
冷却器34からの冷気を冷凍室16及び製氷室14に送
風するための冷却器用送風機36が配されている。
冷却器34が配されており、この冷却器34の上方に、
冷却器34からの冷気を冷凍室16及び製氷室14に送
風するための冷却器用送風機36が配されている。
【0051】冷却器34の前面は冷却器カバー38で覆
われている。この冷却器カバー38は、前カバー38a
と後カバー38bを組合せてなるものであり、その内部
が冷却器用送風機36からの冷気を冷凍室16及び製氷
室14に導くためのダクト39となっている。なお、前
カバー38aの前面が冷凍室16及び製氷室14の背面
に相当する。
われている。この冷却器カバー38は、前カバー38a
と後カバー38bを組合せてなるものであり、その内部
が冷却器用送風機36からの冷気を冷凍室16及び製氷
室14に導くためのダクト39となっている。なお、前
カバー38aの前面が冷凍室16及び製氷室14の背面
に相当する。
【0052】この冷却器カバー38は、図4及び図5に
示すように、冷凍室16の背面側では、横幅が広く形成
されているが、製氷室14の部分においてはその上部の
横幅がくびれて細く形成されている。そして、このくび
れ部分の位置に冷却器用送風機36が設けられ、横幅が
広い部分に冷却器34が配されている。
示すように、冷凍室16の背面側では、横幅が広く形成
されているが、製氷室14の部分においてはその上部の
横幅がくびれて細く形成されている。そして、このくび
れ部分の位置に冷却器用送風機36が設けられ、横幅が
広い部分に冷却器34が配されている。
【0053】冷却器用送風機36は、図7に示すよう
に、冷却器カバー38の後方に配されている。詳細に
は、冷却器カバー38の後カバー38bにベルマウス形
状の吸込み用開口40が設けられており、この開口40
にファン36aが配されている。このファン36aを駆
動させるモータ36bは、ケース体36c内に収納され
て、このケース体36cを後カバー38bの開口40縁
部から後方に突設された位置決めボス部40aにネジ止
めすることにより取付けられている。このようにモータ
36bをケース体36cに収納し、ファン36a、モー
タ36b及びケース体36cを一体化して冷却器カバー
38に取付けるよう構成することにより、モータの前カ
バーが冷却器カバーと一体化されていた従来の構造に対
して、ファン36aの取換えを容易に行なうことができ
る。
に、冷却器カバー38の後方に配されている。詳細に
は、冷却器カバー38の後カバー38bにベルマウス形
状の吸込み用開口40が設けられており、この開口40
にファン36aが配されている。このファン36aを駆
動させるモータ36bは、ケース体36c内に収納され
て、このケース体36cを後カバー38bの開口40縁
部から後方に突設された位置決めボス部40aにネジ止
めすることにより取付けられている。このようにモータ
36bをケース体36cに収納し、ファン36a、モー
タ36b及びケース体36cを一体化して冷却器カバー
38に取付けるよう構成することにより、モータの前カ
バーが冷却器カバーと一体化されていた従来の構造に対
して、ファン36aの取換えを容易に行なうことができ
る。
【0054】上記ケース体36cは、セルフヒンジ42
を介して開閉可能な一体品として構成されている。ま
た、冷却器34から冷却器カバー38内に冷気を吹込む
ための通路となるケース体36c前面の周縁部44が、
冷気を導きやすいように面取り、即ち斜めに傾斜して形
成されている。
を介して開閉可能な一体品として構成されている。ま
た、冷却器34から冷却器カバー38内に冷気を吹込む
ための通路となるケース体36c前面の周縁部44が、
冷気を導きやすいように面取り、即ち斜めに傾斜して形
成されている。
【0055】上記ファン36aにより冷却器カバー38
内のダクト39に吹込まれた冷気が、ダクト39全体に
良好に分配されるように、前カバー38aは、ファン3
6aの前面と相対する箇所において、後方に向って円錐
状に突出した形状に形成されている。すなわち、ファン
36aと前カバー38aとの間のクリアランスが、ファ
ン36aの回転軸36dに向って徐々に狭くなるよう
に、前カバー38aには円錐状部44が形成されてい
る。
内のダクト39に吹込まれた冷気が、ダクト39全体に
良好に分配されるように、前カバー38aは、ファン3
6aの前面と相対する箇所において、後方に向って円錐
状に突出した形状に形成されている。すなわち、ファン
36aと前カバー38aとの間のクリアランスが、ファ
ン36aの回転軸36dに向って徐々に狭くなるよう
に、前カバー38aには円錐状部44が形成されてい
る。
【0056】また、上記円錐状部44は、ファン36a
の回転軸36dの前端部が位置する頂部が、前方に向っ
て陥没する凹部44aとして形成されている。この凹部
44aは、ファン36aのボス部の径と略同一径に形成
されている。かかる凹部44aにより、回転軸36dの
突出寸法を考慮することなく、ファン36aと前カバー
38aとの間のクリアランスを狭めて送風効率を高める
ことができる。
の回転軸36dの前端部が位置する頂部が、前方に向っ
て陥没する凹部44aとして形成されている。この凹部
44aは、ファン36aのボス部の径と略同一径に形成
されている。かかる凹部44aにより、回転軸36dの
突出寸法を考慮することなく、ファン36aと前カバー
38aとの間のクリアランスを狭めて送風効率を高める
ことができる。
【0057】図4及び図5に示すように、冷却器カバー
38の前カバー38aには、複数の冷気吹出口46,4
8a,48b,48cが設けられている。
38の前カバー38aには、複数の冷気吹出口46,4
8a,48b,48cが設けられている。
【0058】すなわち、冷却器用送風機36による冷気
を製氷室14側に吹出す第1吹出口46が、前カバー3
8aの上部に設けられている。また、冷気を冷凍室16
側に吹出すための第2,第3及び第4の吹出口48a,
48b,48cが、前カバー38aの上記くびれ部分の
側部、前カバー38aのやや下部、前カバー38aの下
端部に、それぞれ複数設けられている。
を製氷室14側に吹出す第1吹出口46が、前カバー3
8aの上部に設けられている。また、冷気を冷凍室16
側に吹出すための第2,第3及び第4の吹出口48a,
48b,48cが、前カバー38aの上記くびれ部分の
側部、前カバー38aのやや下部、前カバー38aの下
端部に、それぞれ複数設けられている。
【0059】また、図5及び図7に示すように、冷却器
カバー38の後カバー38bの上端部には冷蔵室12及
び切替室20に冷気を導くための開口50が形成されて
いる。
カバー38の後カバー38bの上端部には冷蔵室12及
び切替室20に冷気を導くための開口50が形成されて
いる。
【0060】ここで、製氷室14に配されている製氷機
の構成について説明する。
の構成について説明する。
【0061】図1及び図3に示すように、冷蔵室12の
底部左側には、製氷皿30に水を供給する水タンク52
が配されている。
底部左側には、製氷皿30に水を供給する水タンク52
が配されている。
【0062】製氷室14の天井部には製氷機を構成する
皿支持装置53が設けられ、その後面には後方に向って
延びる細長い矩形状の製氷皿30が回転自在に配されて
いる。水タンク52から給水管54を介して製氷皿30
に所定量の水が供給される。また、皿支持装置53の後
面下部には、回転自在に氷検知レバー55が貯氷箱28
に進入退出可能に設けられている。この製氷皿30及び
氷検知レバー55の下方に氷を貯めるための貯氷箱28
が配されている。
皿支持装置53が設けられ、その後面には後方に向って
延びる細長い矩形状の製氷皿30が回転自在に配されて
いる。水タンク52から給水管54を介して製氷皿30
に所定量の水が供給される。また、皿支持装置53の後
面下部には、回転自在に氷検知レバー55が貯氷箱28
に進入退出可能に設けられている。この製氷皿30及び
氷検知レバー55の下方に氷を貯めるための貯氷箱28
が配されている。
【0063】製氷皿30で凍結した氷は、皿支持装置5
3によって製氷皿30がひねるように回転して、その内
部の氷が貯氷箱28に落下する構造となっている。そし
て、貯氷箱28の内部に氷がある場合には、この氷によ
って氷検知レバー55が押し上げられて、氷があること
を検知することができる。これに対し、貯氷箱28の内
部に氷がない場合には、氷検知レバー55が貯氷箱28
の底部まで垂れ下がるため氷がないことを検知すること
ができる。
3によって製氷皿30がひねるように回転して、その内
部の氷が貯氷箱28に落下する構造となっている。そし
て、貯氷箱28の内部に氷がある場合には、この氷によ
って氷検知レバー55が押し上げられて、氷があること
を検知することができる。これに対し、貯氷箱28の内
部に氷がない場合には、氷検知レバー55が貯氷箱28
の底部まで垂れ下がるため氷がないことを検知すること
ができる。
【0064】次に、製氷室14及び冷凍室16内の冷気
を撹拌するための構成について説明する。
を撹拌するための構成について説明する。
【0065】図1に示すように、製氷室14の貯氷箱2
8と冷却器カバー38の間のデッドスペース56には、
製氷室14及び冷凍室16内の冷気を撹拌する撹拌用送
風機60のファン(以下、撹拌ファン)60aが配され
ている。この撹拌ファン60aは、冷却器用送風機36
からの冷気の影響を直接受けないような位置に配されて
いる。すなわち、撹拌ファン60aは、冷却器カバー3
8の冷気吹出口46,48の前面には配されておらず、
室14,16内の冷気を独立に撹拌できるように、冷気
吹出口46,48の前面からずれた位置に配されてい
る。これは、後述するように撹拌ファン60aは通常、
常に回転させるものであるため、冷却器34の除霜時
に、冷気吹出口46,48から比較的暖かい空気が室1
4,16内に吸込まれるのを防ぐためである。
8と冷却器カバー38の間のデッドスペース56には、
製氷室14及び冷凍室16内の冷気を撹拌する撹拌用送
風機60のファン(以下、撹拌ファン)60aが配され
ている。この撹拌ファン60aは、冷却器用送風機36
からの冷気の影響を直接受けないような位置に配されて
いる。すなわち、撹拌ファン60aは、冷却器カバー3
8の冷気吹出口46,48の前面には配されておらず、
室14,16内の冷気を独立に撹拌できるように、冷気
吹出口46,48の前面からずれた位置に配されてい
る。これは、後述するように撹拌ファン60aは通常、
常に回転させるものであるため、冷却器34の除霜時
に、冷気吹出口46,48から比較的暖かい空気が室1
4,16内に吸込まれるのを防ぐためである。
【0066】この撹拌ファン60aを回転させるモータ
60bは、図7に示すように、冷却器カバー38の前カ
バー38aに形成された凹部62内に配されて、その前
面がモータカバー64で塞がれている。このモータ60
bは、撹拌ファン60aの回転速度を変化させることが
できるようにインバータ制御されている。
60bは、図7に示すように、冷却器カバー38の前カ
バー38aに形成された凹部62内に配されて、その前
面がモータカバー64で塞がれている。このモータ60
bは、撹拌ファン60aの回転速度を変化させることが
できるようにインバータ制御されている。
【0067】また、上記デッドスペース56には、撹拌
ファン60aの吹出す冷気を製氷室14及び冷凍室16
の所定の箇所に向けて吹出すための専用ダクト66が設
けられている。この専用ダクト66は、図6に示すよう
に、冷却器カバー38の前カバー38aの前面に、撹拌
ファン60aの配設位置を覆うように取付けられてい
る。
ファン60aの吹出す冷気を製氷室14及び冷凍室16
の所定の箇所に向けて吹出すための専用ダクト66が設
けられている。この専用ダクト66は、図6に示すよう
に、冷却器カバー38の前カバー38aの前面に、撹拌
ファン60aの配設位置を覆うように取付けられてい
る。
【0068】専用ダクト66は、ベルマウス形状の開口
部68を有するベルマウス部70と、このベルマウス部
70の前面に組付けられてベルマウス部70との間に冷
気流路を形成する前ダクト部72とよりなる分割式のダ
クトである(図6参照)。
部68を有するベルマウス部70と、このベルマウス部
70の前面に組付けられてベルマウス部70との間に冷
気流路を形成する前ダクト部72とよりなる分割式のダ
クトである(図6参照)。
【0069】図7に示すように、ベルマウス部70の開
口部68に撹拌ファン60aが配されている。撹拌ファ
ン60aの背面と冷却器カバー38の前面との間には空
隙が設けられており、これにより製氷室14及び冷凍室
16の冷気が専用ダクト66内に吸込まれるようになっ
ている。
口部68に撹拌ファン60aが配されている。撹拌ファ
ン60aの背面と冷却器カバー38の前面との間には空
隙が設けられており、これにより製氷室14及び冷凍室
16の冷気が専用ダクト66内に吸込まれるようになっ
ている。
【0070】専用ダクト66は、その上端部の前面側
に、製氷室14の製氷皿30に冷気を吹出すための製氷
用開口74,75を有し、また、その下端部に、前方か
つ下方に傾斜しながらスカート状に拡がり、冷凍室16
の上段の冷凍ボックス32内に冷気を吹出すための冷凍
用開口76を有する。
に、製氷室14の製氷皿30に冷気を吹出すための製氷
用開口74,75を有し、また、その下端部に、前方か
つ下方に傾斜しながらスカート状に拡がり、冷凍室16
の上段の冷凍ボックス32内に冷気を吹出すための冷凍
用開口76を有する。
【0071】製氷用開口74,75は、図8〜10に示
すように、製氷皿30に対しその後方から冷気を吹出す
第1開口74と、製氷皿30の上方に配された製氷皿ダ
クト78に接続される第2開口75とよりなる。
すように、製氷皿30に対しその後方から冷気を吹出す
第1開口74と、製氷皿30の上方に配された製氷皿ダ
クト78に接続される第2開口75とよりなる。
【0072】詳細には、製氷皿30の上方には皿支持装
置53と一体的に製氷カバー80が設けられており、製
氷皿30の上方に対応した製氷カバー80の部分は、第
1開口74からの冷気を製氷皿30の上面に供給する開
口部81が形成されている。
置53と一体的に製氷カバー80が設けられており、製
氷皿30の上方に対応した製氷カバー80の部分は、第
1開口74からの冷気を製氷皿30の上面に供給する開
口部81が形成されている。
【0073】また、製氷皿30の斜め上方の部分に対応
する製氷カバー80の一方の側部は断面円弧状に形成さ
れており、この円弧状の側部に冷気案内口82が開口さ
れている。そして、この冷気案内口82を覆設する形で
断面を略L型としたカバー体83が配されて、その内側
が製氷皿ダクト78として構成されている。すなわち、
この製氷皿ダクト78は、製氷皿30の上方側部を前後
方向に延びて形成されており、その製氷皿30側の側面
にダクト78の長手方向に延びる冷気案内口82が形成
されている。
する製氷カバー80の一方の側部は断面円弧状に形成さ
れており、この円弧状の側部に冷気案内口82が開口さ
れている。そして、この冷気案内口82を覆設する形で
断面を略L型としたカバー体83が配されて、その内側
が製氷皿ダクト78として構成されている。すなわち、
この製氷皿ダクト78は、製氷皿30の上方側部を前後
方向に延びて形成されており、その製氷皿30側の側面
にダクト78の長手方向に延びる冷気案内口82が形成
されている。
【0074】そして、上記第1開口74が製氷カバー8
0の上記開口部81の後方に配されて、製氷皿30の上
面に冷気を後方から吹付けるようになっており、上記第
2開口75が製氷皿ダクト78の後端部に接続されて、
製氷皿30の上面に冷気を側方から吹付けようになって
いる。
0の上記開口部81の後方に配されて、製氷皿30の上
面に冷気を後方から吹付けるようになっており、上記第
2開口75が製氷皿ダクト78の後端部に接続されて、
製氷皿30の上面に冷気を側方から吹付けようになって
いる。
【0075】一方、専用ダクト66の冷凍用開口76
は、製氷室14と冷凍室16との間の仕切り部分である
デッドスペース84、即ち冷凍室扉26と製氷室扉24
のガスケットを吸着するための仕切り体85の後方の空
間に設けている。
は、製氷室14と冷凍室16との間の仕切り部分である
デッドスペース84、即ち冷凍室扉26と製氷室扉24
のガスケットを吸着するための仕切り体85の後方の空
間に設けている。
【0076】なお、撹拌ファン60aにより遠い方の冷
凍用開口76の開口面積は、撹拌ファン60aから近い
製氷用開口74,75の開口総面積よりも大きく設定さ
れており、これにより、冷凍用開口76にも冷気が良好
に分配されるようにしている。
凍用開口76の開口面積は、撹拌ファン60aから近い
製氷用開口74,75の開口総面積よりも大きく設定さ
れており、これにより、冷凍用開口76にも冷気が良好
に分配されるようにしている。
【0077】次に、この冷蔵庫の作用効果について説明
する。
する。
【0078】撹拌用送風機60は、冷却器用送風機36
とは独立に制御されており、通常は、ある一定の回転数
(例えば1500rpm)で常に撹拌ファン60aを回
転させる。このように撹拌ファン60aを回転させるこ
とにより、図1に示すように、製氷室14及び冷凍室1
6内の冷気が撹拌される。そのため、この撹拌された冷
気によって製氷・冷凍時間を短縮することができる。急
速冷凍や急速製氷を行なう場合には、撹拌ファン60a
の回転数を上げて(例えば3000rpm)、冷気の循
環を速くすることにより冷却効果が高まり、さらに製氷
・冷凍時間を短縮することができる。
とは独立に制御されており、通常は、ある一定の回転数
(例えば1500rpm)で常に撹拌ファン60aを回
転させる。このように撹拌ファン60aを回転させるこ
とにより、図1に示すように、製氷室14及び冷凍室1
6内の冷気が撹拌される。そのため、この撹拌された冷
気によって製氷・冷凍時間を短縮することができる。急
速冷凍や急速製氷を行なう場合には、撹拌ファン60a
の回転数を上げて(例えば3000rpm)、冷気の循
環を速くすることにより冷却効果が高まり、さらに製氷
・冷凍時間を短縮することができる。
【0079】この実施形態では、特に専用ダクト66を
設けているので、図7に示すように、撹拌ファン60a
の回転により、製氷室14及び冷凍室16内の冷気が、
ベルマウス部70の開口部68からダクト66内に吸込
まれる。この吸込まれた冷気は、専用ダクト66内で上
下に分配される。この分配された冷気の一方は、冷凍用
開口76から冷凍室16の上段の冷凍ボックス32内に
送り込まれる。分配された冷気の他方は、製氷用開口7
4,75から吹出されて、製氷皿30の上面に対しその
後方及び側方から送風される。
設けているので、図7に示すように、撹拌ファン60a
の回転により、製氷室14及び冷凍室16内の冷気が、
ベルマウス部70の開口部68からダクト66内に吸込
まれる。この吸込まれた冷気は、専用ダクト66内で上
下に分配される。この分配された冷気の一方は、冷凍用
開口76から冷凍室16の上段の冷凍ボックス32内に
送り込まれる。分配された冷気の他方は、製氷用開口7
4,75から吹出されて、製氷皿30の上面に対しその
後方及び側方から送風される。
【0080】このように専用ダクト66を設けたこと
で、撹拌ファン60aからの冷気を、製氷皿30及び冷
凍ボックス32に対して特定して吹出させることができ
るので、製氷・冷凍時間を大幅に短くすることができ
る。
で、撹拌ファン60aからの冷気を、製氷皿30及び冷
凍ボックス32に対して特定して吹出させることができ
るので、製氷・冷凍時間を大幅に短くすることができ
る。
【0081】また、撹拌ファン60a及び専用ダクト6
6は、従来利用されていなかったデッドスペース56,
84に配設しているので、空間の有効利用ができるとと
もに、庫内の容量を減少させることもない。
6は、従来利用されていなかったデッドスペース56,
84に配設しているので、空間の有効利用ができるとと
もに、庫内の容量を減少させることもない。
【0082】また、1つの撹拌用送風機60により製氷
室14及び冷凍室16の2つの部分を冷却することがで
きる。しかも、撹拌用送風機60により製氷室14及び
冷凍室16の空間の全体が撹拌されるので、冷却器カバ
ー38の前面側の着霜の成長を防止できる。
室14及び冷凍室16の2つの部分を冷却することがで
きる。しかも、撹拌用送風機60により製氷室14及び
冷凍室16の空間の全体が撹拌されるので、冷却器カバ
ー38の前面側の着霜の成長を防止できる。
【0083】なお、上記実施形態では、撹拌ファン60
aを貯氷箱28の後方空間に配しているが、撹拌ファン
60aは、冷凍ボックス32の後方空間や、貯氷箱28
と冷凍ボックス32の間の仕切り空間の後部に配しても
よい。また、それに応じて、専用ファン66も貯氷箱2
8の後方空間、冷凍ボックス32の後方空間及び上記仕
切り空間の後部に適宜に配することができる。
aを貯氷箱28の後方空間に配しているが、撹拌ファン
60aは、冷凍ボックス32の後方空間や、貯氷箱28
と冷凍ボックス32の間の仕切り空間の後部に配しても
よい。また、それに応じて、専用ファン66も貯氷箱2
8の後方空間、冷凍ボックス32の後方空間及び上記仕
切り空間の後部に適宜に配することができる。
【0084】また、専用ダクト66を設けない場合で
も、撹拌ファン60aにより製氷室14及び冷凍室16
内の冷気を循環させることにより、製氷・冷凍時間の短
縮化を図ることができる。なお、この場合、撹拌ファン
60aの正面を製氷皿30等の急冷したい部分に向けて
配設することにより、当該急冷したい部分に集中的に送
風することも可能である。
も、撹拌ファン60aにより製氷室14及び冷凍室16
内の冷気を循環させることにより、製氷・冷凍時間の短
縮化を図ることができる。なお、この場合、撹拌ファン
60aの正面を製氷皿30等の急冷したい部分に向けて
配設することにより、当該急冷したい部分に集中的に送
風することも可能である。
【0085】また、上記実施形態においては、冷却器カ
バー38の上部に製氷室14への冷気吹出口46を設け
ているが、この吹出口46を排除して、製氷室14側に
は冷却器用送風機36からの冷気が直接吹出される冷気
吹出口を設けない構成としてもよい。この場合、冷凍室
16への吹出口48に対する冷却器用送風機36からの
送風量が多くなって、冷凍室16側に分配される冷気が
多くなるので、食品保存上有利である。また、水分の多
い製氷室14側への吹出口46がなくなることによっ
て、冷却器34への着霜を低減して除霜時間を短くする
ことができる。
バー38の上部に製氷室14への冷気吹出口46を設け
ているが、この吹出口46を排除して、製氷室14側に
は冷却器用送風機36からの冷気が直接吹出される冷気
吹出口を設けない構成としてもよい。この場合、冷凍室
16への吹出口48に対する冷却器用送風機36からの
送風量が多くなって、冷凍室16側に分配される冷気が
多くなるので、食品保存上有利である。また、水分の多
い製氷室14側への吹出口46がなくなることによっ
て、冷却器34への着霜を低減して除霜時間を短くする
ことができる。
【0086】図11は、本発明の他の実施形態を示した
ものであり、この実施形態では、専用ダクト66内にダ
ンパ90を設けている。
ものであり、この実施形態では、専用ダクト66内にダ
ンパ90を設けている。
【0087】詳細には、専用ダクト66内における撹拌
ファン60aの下方、即ち冷凍用開口76側のダクト下
流に、その流路を開閉するダンパ90が設けられてい
る。この場合、製氷皿30側により集中的に冷気を送り
たいときには、図11に示すように、ダンパ90を閉じ
る。これにより、冷凍用開口76への冷気の流れを止め
ることができるので、その分多くの冷気を製氷皿30に
送風することができ、急速製氷効果をより高めることが
できる。冷凍ボックス32へも送風したいときには、ダ
ンパ90を開くことにより、上述した実施形態と同様に
製氷時間及び冷凍時間の短縮化が図れる。
ファン60aの下方、即ち冷凍用開口76側のダクト下
流に、その流路を開閉するダンパ90が設けられてい
る。この場合、製氷皿30側により集中的に冷気を送り
たいときには、図11に示すように、ダンパ90を閉じ
る。これにより、冷凍用開口76への冷気の流れを止め
ることができるので、その分多くの冷気を製氷皿30に
送風することができ、急速製氷効果をより高めることが
できる。冷凍ボックス32へも送風したいときには、ダ
ンパ90を開くことにより、上述した実施形態と同様に
製氷時間及び冷凍時間の短縮化が図れる。
【0088】この場合、更に、ダンパ90の開閉角度を
撹拌ファン60aの回転数に応じて変更できるよう構成
してもよい。例えば、撹拌ファン60aの回転数を上げ
たときに、ダンパ90を完全な開状態から半開き状態と
なるように制御することにより、冷凍ボックス32への
送風量を一定に保ちつつ製氷皿30への送風量をふやす
ことができるので、急速冷凍効果を下げることなく急速
製氷効果をより向上させることができる。
撹拌ファン60aの回転数に応じて変更できるよう構成
してもよい。例えば、撹拌ファン60aの回転数を上げ
たときに、ダンパ90を完全な開状態から半開き状態と
なるように制御することにより、冷凍ボックス32への
送風量を一定に保ちつつ製氷皿30への送風量をふやす
ことができるので、急速冷凍効果を下げることなく急速
製氷効果をより向上させることができる。
【0089】なお、図11ではダンパ90を冷凍用開口
76側に設けているが、製氷用開口74,75側に設け
てもよく、この場合、ダクト90を閉じることにより急
速冷凍効果をより高めることができる。また、ダンパ9
0は、製氷用開口74,75側と、冷凍用開口76側の
双方に1台ずつ設けてもよく、この場合、必要に応じて
急速製氷効果と急速冷凍効果のいずれをもより高めるこ
とが可能となる。
76側に設けているが、製氷用開口74,75側に設け
てもよく、この場合、ダクト90を閉じることにより急
速冷凍効果をより高めることができる。また、ダンパ9
0は、製氷用開口74,75側と、冷凍用開口76側の
双方に1台ずつ設けてもよく、この場合、必要に応じて
急速製氷効果と急速冷凍効果のいずれをもより高めるこ
とが可能となる。
【0090】図12は、本発明の更に他の実施形態を示
したものであり、この実施形態では、専用ダクト66内
に脱臭剤92を配している。
したものであり、この実施形態では、専用ダクト66内
に脱臭剤92を配している。
【0091】詳細には、専用ダクト66内における撹拌
ファン60aの下方、即ち冷凍用開口76側のダクト下
流に、図13に示すような格子状の形状を有する脱臭剤
92を配し、冷凍用開口76側に流れる冷気がこの脱臭
剤92の格子の間隙を通って冷凍用開口76から吹出さ
れるように構成している。
ファン60aの下方、即ち冷凍用開口76側のダクト下
流に、図13に示すような格子状の形状を有する脱臭剤
92を配し、冷凍用開口76側に流れる冷気がこの脱臭
剤92の格子の間隙を通って冷凍用開口76から吹出さ
れるように構成している。
【0092】これにより、冷凍室16及び製氷室14内
における臭いの移りを減少することができるとともに、
その臭い自体を消すことができる。また、上記のように
撹拌用送風機60は、冷却器用送風機36のようにコン
プレッサの動作に連動するものではなく、通常、常に作
動させておくものであるため、いつでも脱臭することが
できる。
における臭いの移りを減少することができるとともに、
その臭い自体を消すことができる。また、上記のように
撹拌用送風機60は、冷却器用送風機36のようにコン
プレッサの動作に連動するものではなく、通常、常に作
動させておくものであるため、いつでも脱臭することが
できる。
【0093】なお、上記各実施形態では、上下に製氷室
14と冷凍室16とを設けた場合について説明したが、
左右に製氷室14と冷凍室16とが設けられている場合
においても、本発明を適用することができるのは言うま
でもない。
14と冷凍室16とを設けた場合について説明したが、
左右に製氷室14と冷凍室16とが設けられている場合
においても、本発明を適用することができるのは言うま
でもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷蔵庫で
あると、冷却器用送風機とは別に設けた撹拌用送風機に
より製氷室及び冷凍室内の冷気を撹拌して、製氷室側、
冷凍室側へ冷気を送り込むことで、製氷・冷凍時間の短
縮を図ることができる。
あると、冷却器用送風機とは別に設けた撹拌用送風機に
より製氷室及び冷凍室内の冷気を撹拌して、製氷室側、
冷凍室側へ冷気を送り込むことで、製氷・冷凍時間の短
縮を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の製氷室及び
冷凍室の縦断面図である。
冷凍室の縦断面図である。
【図2】同冷蔵庫の斜視図である。
【図3】同冷蔵庫の中段部分の拡大斜視図である。
【図4】同冷蔵庫の製氷室及び冷凍室の破断正面図であ
る。
る。
【図5】同冷蔵庫の冷却器カバーの斜視図である。
【図6】冷却器カバーとその正面に取付けられる専用ダ
クトの分解斜視図である。
クトの分解斜視図である。
【図7】同冷蔵庫の製氷室及び冷凍室の要部拡大縦断面
図である。
図である。
【図8】上記専用ダクトと製氷皿との位置関係を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図9】専用ダクト及び製氷皿の平面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態における製氷室及び冷
凍室の要部縦断面図である。
凍室の要部縦断面図である。
【図12】本発明の更に他の実施形態における製氷室及
び冷凍室の要部縦断面図である。
び冷凍室の要部縦断面図である。
【図13】脱臭剤の斜視図である。
10 冷蔵庫 14 製氷室 16 冷凍室 28 貯氷箱 30 製氷皿 32 冷凍ボックス 34 冷却器 36 冷却器用送風機 38 冷却器カバー 56,84 デッドスペース 60 撹拌用送風機 60a 撹拌ファン 66 専用ダクト 68 専用ダクトのベルマウス形状の開口部 74 製氷用開口(第1開口) 75 製氷用開口(第2開口) 76 冷凍用開口 78 製氷皿ダクト 90 ダンパ 92 脱臭剤
Claims (18)
- 【請求項1】冷凍室よりなる収納室と、この収納室へ冷
却器からの冷気を送風する冷却器用送風機を有した冷蔵
庫において、 収納室の内部に、収納室内の冷気を撹拌する撹拌用送風
機の撹拌ファンが設けられていることを特徴とする冷蔵
庫。 - 【請求項2】前記収納室の一部が製氷室をなしているこ
とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】前記撹拌用送風機が収納室内の冷気を収納
室内の所定の箇所に向けて当てることを特徴とする請求
項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】前記所定の箇所が、収納室内に設けられた
製氷皿部及び急速冷凍部のいずれか一方又は双方である
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】前記収納室に引出し可能な収納容器が配さ
れ、 この収納容器と収納室背面の間の空間に前記撹拌ファン
が配されていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項6】前記収納室の一部が製氷室をなしており、 前記収納容器が製氷室に引出し可能に配された製氷室用
容器であり、 製氷室用容器と製氷室背面の間の空間に前記撹拌ファン
が配されており、 この撹拌ファンが製氷室及び冷凍室内の冷気を撹拌する
ことを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。 - 【請求項7】複数の開口を有するダクトを設け、 ダクトの一の開口が前記撹拌ファンが配される冷気吸込
み用開口であり、 ダクトの他の開口が前記所定の箇所に向って開口する冷
気吹出し用開口であることを特徴とする請求項3記載の
冷蔵庫。 - 【請求項8】前記収納室の一部が製氷室をなしており、 前記冷凍室に引出し可能な冷凍室用容器が配され、 前記製氷室に引出し可能な製氷室用容器とその上方に製
氷皿が配され、 前記ダクトの冷気吹出し用開口が、冷凍室用容器に冷気
を吹出す冷凍用開口と、製氷室の製氷皿に冷気を吹出す
製氷用開口とよりなることを特徴とする請求項7記載の
冷蔵庫。 - 【請求項9】前記製氷室の製氷皿には、その上面に冷気
を導くための製氷皿ダクトが設けられ、 この製氷皿ダクトが、前記撹拌ファンからのダクトの製
氷用開口に接続されていることを特徴とする請求項8記
載の冷蔵庫。 - 【請求項10】前記製氷用開口が、製氷皿の上面に対し
その後方から冷気を吹出す第1開口と、前記製氷皿ダク
トに接続される第2開口とよりなり、 該製氷皿ダクトに、製氷皿の上面に対しその側方から冷
気を吹出す開口が設けられていることを特徴とする請求
項9記載の冷蔵庫。 - 【請求項11】前記収納室の一部が製氷室をなしてお
り、 前記冷凍室に引出し可能な冷凍室用容器が配され、 前記製氷室に引出し可能な製氷室用容器が配され、 前記ダクトが、製氷室用容器の後方空間、冷凍室用容器
の後方空間、または、製氷室用容器と冷凍室用容器の間
の仕切り空間に設けられていることを特徴とする請求項
7記載の冷蔵庫。 - 【請求項12】前記撹拌ファンとそのダクトが、製氷室
用容器と製氷室背面の間の空間に配され、 前記ダクトの冷凍用開口が、製氷室用容器と冷凍室用容
器の間の仕切り空間で開口していることを特徴とする請
求項8記載の冷蔵庫。 - 【請求項13】冷却器の前面を覆う冷却器カバーが、収
納室の背面を形成する前カバーと、この前カバーととも
に冷却器用送風機からの冷気を収納室に導くためのダク
トを形成する後カバーとよりなり、 前記撹拌用送風機のモータが冷却器カバーの前カバー側
に埋設されていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項14】冷却器の前面を覆う冷却器カバーが、収
納室の背面を形成する前カバーと、この前カバーととも
に冷却器用送風機からの冷気を収納室に導くためのダク
トを形成する後カバーとよりなり、 前カバーにおける製氷室の背面に相当する領域には、冷
却器用送風機からの冷気が吹出される吹出口が設けられ
ておらず、 前記撹拌用送風機により製氷室内に配された製氷皿に冷
気を吹き当てることを特徴とする請求項2記載の冷蔵
庫。 - 【請求項15】前記ダクトの内部にダンパが配されてい
ることを特徴とする請求項8記載の冷蔵庫。 - 【請求項16】前記ダクトの内部に脱臭剤が配されてい
ることを特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。 - 【請求項17】前記撹拌用送風機が撹拌ファンの回転数
を変化させることができることを特徴とする請求項1記
載の冷蔵庫。 - 【請求項18】前記撹拌用送風機が撹拌ファンの回転数
を変化させることができ、 前記ダクトの内部に配されたダンパが撹拌ファンの回転
数に応じて開閉角度を変更可能であることを特徴とする
請求項15記載の冷蔵庫。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10023319A JPH11223450A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 冷蔵庫 |
TW087121999A TW418308B (en) | 1998-02-04 | 1998-12-31 | Refrigerator |
KR1019990002526A KR100323932B1 (ko) | 1998-02-04 | 1999-01-27 | 냉장고 |
CNB991017811A CN1293352C (zh) | 1998-02-04 | 1999-02-04 | 冰箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10023319A JPH11223450A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223450A true JPH11223450A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12107276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10023319A Pending JPH11223450A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 冷蔵庫 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223450A (ja) |
KR (1) | KR100323932B1 (ja) |
CN (1) | CN1293352C (ja) |
TW (1) | TW418308B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461650B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2004-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 팬 어셈블리를 구비한 제빙기 |
CN100374799C (zh) * | 2001-10-12 | 2008-03-12 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
WO2009000692A1 (de) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit lüfteraggregat |
WO2009000714A1 (de) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit lüfteraggregat |
JP2009063221A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2011158131A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
EP3835692A1 (en) * | 2019-12-09 | 2021-06-16 | LG Electronics Inc. | Refrigerator |
US11774155B2 (en) | 2020-03-19 | 2023-10-03 | Whirlpool Corporation | Icemaker assembly |
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---|---|---|---|---|
KR100505022B1 (ko) * | 2001-09-18 | 2005-08-01 | 주식회사 엘지이아이 | 냉장고의 급속 냉동장치 |
KR100786075B1 (ko) | 2005-12-16 | 2007-12-17 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 운전 제어 방법 |
CN101806522B (zh) * | 2010-04-12 | 2012-03-07 | 大连三洋压缩机有限公司 | 一种载冷剂垂直循环的制冰装置 |
WO2018163332A1 (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-13 | 三菱電機株式会社 | 自動製氷機及び冷凍冷蔵庫 |
WO2019111321A1 (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 三菱電機株式会社 | 製氷装置 |
KR20210116087A (ko) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
TR202016348A2 (tr) * | 2020-10-13 | 2022-04-21 | Arçeli̇k Anoni̇m Şi̇rketi̇ | İyileştirilmiş buz yapma sistemi içeren soğutucu cihaz |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR930004397B1 (ko) * | 1987-02-12 | 1993-05-27 | 미츠비시 덴키 가부시기가이샤 | 냉장고의 온도제어장치 |
JP3219692B2 (ja) * | 1996-06-26 | 2001-10-15 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP10023319A patent/JPH11223450A/ja active Pending
- 1998-12-31 TW TW087121999A patent/TW418308B/zh active
-
1999
- 1999-01-27 KR KR1019990002526A patent/KR100323932B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-02-04 CN CNB991017811A patent/CN1293352C/zh not_active Expired - Fee Related
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KR100461650B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2004-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 팬 어셈블리를 구비한 제빙기 |
WO2009000692A1 (de) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit lüfteraggregat |
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US12031768B2 (en) | 2019-12-09 | 2024-07-09 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
US11774155B2 (en) | 2020-03-19 | 2023-10-03 | Whirlpool Corporation | Icemaker assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1231412A (zh) | 1999-10-13 |
TW418308B (en) | 2001-01-11 |
KR19990072299A (ko) | 1999-09-27 |
CN1293352C (zh) | 2007-01-03 |
KR100323932B1 (ko) | 2002-02-09 |
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