JPH11220886A - マルチレベル形電力変換器 - Google Patents
マルチレベル形電力変換器Info
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- JPH11220886A JPH11220886A JP26501998A JP26501998A JPH11220886A JP H11220886 A JPH11220886 A JP H11220886A JP 26501998 A JP26501998 A JP 26501998A JP 26501998 A JP26501998 A JP 26501998A JP H11220886 A JPH11220886 A JP H11220886A
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- self
- switching element
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of AC power input into DC power output; Conversion of DC power input into AC power output
- H02M7/42—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/483—Converters with outputs that each can have more than two voltages levels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の少ない新規な構成のマルチレベル
形電力変換器を提供する。 【解決手段】 1相のインバータアームにおいて、最高
電圧と最低電圧を除いた電圧となる直流電圧端子2a〜
4aと出力端子6の間を逆阻止型双方向性スイッチング
手段B〜Dで接続し、最高電圧となる直流電圧端子1a
と出力端子6の間および最低電圧となる直流電圧端子5
aと出力端子6の間をスイッチ手段A、Eで接続した。
ここで、スイッチ手段A、Eを、それぞれ1個の自己消
弧形スイッチング素子11a、18aと、これに逆並列
接続されたダイオード11b、18bとで構成し、逆阻
止型双方向性スイッチング手段B〜Dを、それぞれ2個
の自己消弧形スイッチング素子12a、13a、14
a、15a、16a、17aと、それぞれに逆並列接続
されたダイオード12b、13b、14b、15b、1
6b、17bとで構成した。
形電力変換器を提供する。 【解決手段】 1相のインバータアームにおいて、最高
電圧と最低電圧を除いた電圧となる直流電圧端子2a〜
4aと出力端子6の間を逆阻止型双方向性スイッチング
手段B〜Dで接続し、最高電圧となる直流電圧端子1a
と出力端子6の間および最低電圧となる直流電圧端子5
aと出力端子6の間をスイッチ手段A、Eで接続した。
ここで、スイッチ手段A、Eを、それぞれ1個の自己消
弧形スイッチング素子11a、18aと、これに逆並列
接続されたダイオード11b、18bとで構成し、逆阻
止型双方向性スイッチング手段B〜Dを、それぞれ2個
の自己消弧形スイッチング素子12a、13a、14
a、15a、16a、17aと、それぞれに逆並列接続
されたダイオード12b、13b、14b、15b、1
6b、17bとで構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の直流電圧の
いずれかを出力の電圧として電力変換を行うマルチレベ
ル形電力変換器に関する。
いずれかを出力の電圧として電力変換を行うマルチレベ
ル形電力変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチレベル形電力変換器(イン
バータ)として、例えば特開平5−308778号公報
に示されるもののように種々のものが提案されている。
図8に、3相交流電圧を出力する4レベルインバータの
1相(例えばU相)の部分の構成を示す。図において、
101〜104は直流電源で、直流電圧端子101a〜
105aに電圧レベルの異なる直流電圧をそれぞれ発生
する。直流電圧端子101a〜105aとU相の出力端
子106との間には、U相のインバータアームが設けら
れている。このU相のインバータアームは、直列接続さ
れたMOSトランジスタなどの自己消弧形スイッチング
素子111a〜118aと、それぞれのスイッチング素
子に逆並列接続されたダイオード(フライホイールダイ
オード)111b〜118bと、直流分圧点に接続され
たダイオード121〜125により構成されている。そ
して、自己消弧形スイッチング素子111a〜118a
を選択的にPWM(パルス幅変調)制御することによ
り、出力端子106から交流電圧が出力される。
バータ)として、例えば特開平5−308778号公報
に示されるもののように種々のものが提案されている。
図8に、3相交流電圧を出力する4レベルインバータの
1相(例えばU相)の部分の構成を示す。図において、
101〜104は直流電源で、直流電圧端子101a〜
105aに電圧レベルの異なる直流電圧をそれぞれ発生
する。直流電圧端子101a〜105aとU相の出力端
子106との間には、U相のインバータアームが設けら
れている。このU相のインバータアームは、直列接続さ
れたMOSトランジスタなどの自己消弧形スイッチング
素子111a〜118aと、それぞれのスイッチング素
子に逆並列接続されたダイオード(フライホイールダイ
オード)111b〜118bと、直流分圧点に接続され
たダイオード121〜125により構成されている。そ
して、自己消弧形スイッチング素子111a〜118a
を選択的にPWM(パルス幅変調)制御することによ
り、出力端子106から交流電圧が出力される。
【0003】また、V相、W相についても、直流電源1
01〜104を共通使用して、上記U相のインバータア
ームと同じ構成のものが備えられている。そして、U
相、V相、W相の出力端子から例えば3相交流電動機な
どの負荷に3相の交流電圧が供給される。図9に、自己
消弧形スイッチング素子111a〜118aのゲート−
ソース間電圧を印加するための駆動回路の構成を示す。
図に示すように、DC/AC変換器1311、トランス
1312および複数のAC/DC変換器1313〜13
20で構成されたDC−DCコンバータ131を有し、
このDC−DCコンバータ131によって、直流電源1
30の直流電圧を複数のフローティング電圧に変換して
出力するように構成されている。
01〜104を共通使用して、上記U相のインバータア
ームと同じ構成のものが備えられている。そして、U
相、V相、W相の出力端子から例えば3相交流電動機な
どの負荷に3相の交流電圧が供給される。図9に、自己
消弧形スイッチング素子111a〜118aのゲート−
ソース間電圧を印加するための駆動回路の構成を示す。
図に示すように、DC/AC変換器1311、トランス
1312および複数のAC/DC変換器1313〜13
20で構成されたDC−DCコンバータ131を有し、
このDC−DCコンバータ131によって、直流電源1
30の直流電圧を複数のフローティング電圧に変換して
出力するように構成されている。
【0004】そして、ドライバ141〜148の作動に
よって、AC/DC変換器1313〜1320から出力
される複数のフローティング電圧が、自己消弧形スイッ
チング素子111a〜118aのゲート−ソース間にそ
れぞれ印加される。なお、この図9中のSWは自己消弧
形スイッチング素子を示し、丸付き符号は図8中の丸付
き符号と接続されていることを示している。
よって、AC/DC変換器1313〜1320から出力
される複数のフローティング電圧が、自己消弧形スイッ
チング素子111a〜118aのゲート−ソース間にそ
れぞれ印加される。なお、この図9中のSWは自己消弧
形スイッチング素子を示し、丸付き符号は図8中の丸付
き符号と接続されていることを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したマルチレベル
形電力変換器においては、自己消弧形スイッチング素子
111a〜118aが全て直列接続されているため、出
力電圧のレベルを切り換えるためにダイオード121〜
125が必要になり、部品点数が多くなるという問題が
ある。また、図9に示すように、自己消弧形スイッチン
グ素子111a〜118aのゲート−ソース間に対応し
た数だけ、それぞれのフローティング電圧を作成するフ
ローティング電源(AC/DC変換器1313〜132
0)が必要になるという問題がある。
形電力変換器においては、自己消弧形スイッチング素子
111a〜118aが全て直列接続されているため、出
力電圧のレベルを切り換えるためにダイオード121〜
125が必要になり、部品点数が多くなるという問題が
ある。また、図9に示すように、自己消弧形スイッチン
グ素子111a〜118aのゲート−ソース間に対応し
た数だけ、それぞれのフローティング電圧を作成するフ
ローティング電源(AC/DC変換器1313〜132
0)が必要になるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みたもので、上記従
来のものよりも部品点数を少なくしたマルチレベル形電
力変換器を提供することを第1の目的とする。また、自
己消弧形スイッチング素子を駆動するためのフローティ
ング電源の数を上記従来のものよりも少なくすることを
第2の目的とする。
来のものよりも部品点数を少なくしたマルチレベル形電
力変換器を提供することを第1の目的とする。また、自
己消弧形スイッチング素子を駆動するためのフローティ
ング電源の数を上記従来のものよりも少なくすることを
第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、複数の直流電圧
端子(1a〜5a)と出力端子(6)との間にスイッチ
ング手段(A〜E)がそれぞれ接続され、これら複数の
スイッチング手段が選択的に導通制御されて複数の直流
電圧端子のいずれかの直流電圧を出力端子の電圧とする
ように構成している。
め、請求項1に記載の発明においては、複数の直流電圧
端子(1a〜5a)と出力端子(6)との間にスイッチ
ング手段(A〜E)がそれぞれ接続され、これら複数の
スイッチング手段が選択的に導通制御されて複数の直流
電圧端子のいずれかの直流電圧を出力端子の電圧とする
ように構成している。
【0008】このように複数の直流電圧端子(1a〜5
a)と出力端子(6)との間にスイッチング手段(A〜
E)をそれぞれ接続した構成とすることにより、出力電
圧のレベルを切り換えるためのダイオードが不要にな
り、その分部品点数を少なくした構成とすることができ
る。また、複数の直流電圧端子の直流電圧のうち最高電
圧と最低電圧を除いた直流電圧となる直流電圧端子と出
力端子との間に設けられたスイッチング手段(B〜D)
を、第1の自己消弧形スイッチング素子(12a、14
a、16a)と、これに直列接続された第2の自己消弧
形スイッチング素子(13a、15a、17a)と、第
1の自己消弧形スイッチング素子に逆並列接続された第
1のダイオード(12b、14b、16b)と、第2の
自己消弧形スイッチング素子に逆並列接続された第2の
ダイオードと(13b、15b、17b)を有して構成
することによって、直流電圧端子側から出力端子側に電
流を流し、また出力端子側から直流端子側に電流を流す
経路を形成することができる。
a)と出力端子(6)との間にスイッチング手段(A〜
E)をそれぞれ接続した構成とすることにより、出力電
圧のレベルを切り換えるためのダイオードが不要にな
り、その分部品点数を少なくした構成とすることができ
る。また、複数の直流電圧端子の直流電圧のうち最高電
圧と最低電圧を除いた直流電圧となる直流電圧端子と出
力端子との間に設けられたスイッチング手段(B〜D)
を、第1の自己消弧形スイッチング素子(12a、14
a、16a)と、これに直列接続された第2の自己消弧
形スイッチング素子(13a、15a、17a)と、第
1の自己消弧形スイッチング素子に逆並列接続された第
1のダイオード(12b、14b、16b)と、第2の
自己消弧形スイッチング素子に逆並列接続された第2の
ダイオードと(13b、15b、17b)を有して構成
することによって、直流電圧端子側から出力端子側に電
流を流し、また出力端子側から直流端子側に電流を流す
経路を形成することができる。
【0009】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、最高電圧となる直流電圧端子(1a)と出力端子と
の間に設けられたスイッチング手段(A)および最低電
圧となる直流電圧端子(5a)と出力端子との間に設け
られたスイッチング手段(E)のそれぞれを、自己消弧
形スイッチング素子(11a、18a)と、この自己消
弧形スイッチング素子に逆並列接続されたダイオード
(11b、18b)とを有して構成することができる。
に、最高電圧となる直流電圧端子(1a)と出力端子と
の間に設けられたスイッチング手段(A)および最低電
圧となる直流電圧端子(5a)と出力端子との間に設け
られたスイッチング手段(E)のそれぞれを、自己消弧
形スイッチング素子(11a、18a)と、この自己消
弧形スイッチング素子に逆並列接続されたダイオード
(11b、18b)とを有して構成することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明においては、
第1の自己消弧形スイッチング素子と第2の自己消弧形
スイッチング素子を、MOS構造をしたトランジスタと
し、互いのソース電極同士を直列接続した構成にするこ
とによって、第1の自己消弧形スイッチング素子と第2
の自己消弧形スイッチング素子を駆動する場合のフロー
ティング電源を1つにすることができ、従来のものより
もフローティング電源の数を少なくすることができる。
第1の自己消弧形スイッチング素子と第2の自己消弧形
スイッチング素子を、MOS構造をしたトランジスタと
し、互いのソース電極同士を直列接続した構成にするこ
とによって、第1の自己消弧形スイッチング素子と第2
の自己消弧形スイッチング素子を駆動する場合のフロー
ティング電源を1つにすることができ、従来のものより
もフローティング電源の数を少なくすることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明においては、
第1の自己消弧形スイッチング素子と第2の自己消弧形
スイッチング素子を、MOS構造をしたトランジスタと
し、互いのドレイン電極同士を直列接続した構成にする
ことによって、第2の自己消弧形スイッチング素子のソ
ース電極が出力端子に接続されるため、第2の自己消弧
形スイッチング素子を駆動するためのフローティング電
源を共通とすることができ、また、複数の相出力を有す
る場合には、第1の自己消弧形スイッチング素子のソー
ス電極が複数の直流電圧端子(1a〜5a)にそれぞれ
接続されることにより、各相の第1の自己消弧形スイッ
チング素子を駆動するためのフローティング電源を共通
とすることができる。
第1の自己消弧形スイッチング素子と第2の自己消弧形
スイッチング素子を、MOS構造をしたトランジスタと
し、互いのドレイン電極同士を直列接続した構成にする
ことによって、第2の自己消弧形スイッチング素子のソ
ース電極が出力端子に接続されるため、第2の自己消弧
形スイッチング素子を駆動するためのフローティング電
源を共通とすることができ、また、複数の相出力を有す
る場合には、第1の自己消弧形スイッチング素子のソー
ス電極が複数の直流電圧端子(1a〜5a)にそれぞれ
接続されることにより、各相の第1の自己消弧形スイッ
チング素子を駆動するためのフローティング電源を共通
とすることができる。
【0012】さらに、請求項5に記載の発明において
は、PWM制御されているスイッチング手段に接続され
た直流電圧端子の直流電圧より電圧レベルが低い側の直
流電圧の直流電圧端子に接続されたスイッチング手段
を、前記PWM制御が行われている間、前記PWM制御
されているスイッチング手段を流れる電流と同方向に電
流が流れる状態に制御するようにしたことを特徴として
いる。
は、PWM制御されているスイッチング手段に接続され
た直流電圧端子の直流電圧より電圧レベルが低い側の直
流電圧の直流電圧端子に接続されたスイッチング手段
を、前記PWM制御が行われている間、前記PWM制御
されているスイッチング手段を流れる電流と同方向に電
流が流れる状態に制御するようにしたことを特徴として
いる。
【0013】このように高電圧側のスイッチング手段を
PWM制御する場合に、低電圧側を高電圧側の電流方向
と同じ方向に電流が流れるようにすることによって、負
荷の短絡を防止しつつ誘導負荷駆動時出力電圧を切り替
える際に負荷電流の行き場がなくなる状態をなくすこと
ができるので、従来のインバータで用いられているよう
な相間コンデンサを不要とすることができる。
PWM制御する場合に、低電圧側を高電圧側の電流方向
と同じ方向に電流が流れるようにすることによって、負
荷の短絡を防止しつつ誘導負荷駆動時出力電圧を切り替
える際に負荷電流の行き場がなくなる状態をなくすこと
ができるので、従来のインバータで用いられているよう
な相間コンデンサを不要とすることができる。
【0014】また、請求項6に記載の発明においては、
複数の直流電圧の中で最高電圧と最低電圧を除いた電圧
となる直流電圧端子(2a〜4a)と出力端子(6)の
間が、逆阻止型双方向性スイッチング手段(B〜D)で
接続され、最高電圧となる直流電圧端子(1a)と出力
端子の間および最低電圧となる直流電圧端子(5a)と
出力端子の間が、1個の自己消弧形スイッチング素子
(11a、18a)と、この自己消弧形スイッチング素
子に逆並列接続されたダイオード(11b、18b)か
らなるスイッチ手段(A、E)でそれぞれ接続されてお
り、逆阻止型双方向性スイッチング手段を、2個の自己
消弧形スイッチング素子(12aと13a、14aと1
5a、16aと17a)と、それぞれの自己消弧形スイ
ッチング素子に逆並列接続されたダイオード(12bと
13b、14bと15b、16bと17b)にて構成し
たことを特徴としている。
複数の直流電圧の中で最高電圧と最低電圧を除いた電圧
となる直流電圧端子(2a〜4a)と出力端子(6)の
間が、逆阻止型双方向性スイッチング手段(B〜D)で
接続され、最高電圧となる直流電圧端子(1a)と出力
端子の間および最低電圧となる直流電圧端子(5a)と
出力端子の間が、1個の自己消弧形スイッチング素子
(11a、18a)と、この自己消弧形スイッチング素
子に逆並列接続されたダイオード(11b、18b)か
らなるスイッチ手段(A、E)でそれぞれ接続されてお
り、逆阻止型双方向性スイッチング手段を、2個の自己
消弧形スイッチング素子(12aと13a、14aと1
5a、16aと17a)と、それぞれの自己消弧形スイ
ッチング素子に逆並列接続されたダイオード(12bと
13b、14bと15b、16bと17b)にて構成し
たことを特徴としている。
【0015】この発明においても請求項1、2に記載の
発明と同様の作用効果を奏する。なお、上記した括弧内
の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応
関係を示すものである。
発明と同様の作用効果を奏する。なお、上記した括弧内
の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応
関係を示すものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1に本発明の一実施形態を示す4
レベルインバータの1相(例えばU相)の部分の構成を
示す。図において、1〜4は直流電源で、直流電圧端子
1aに300V、直流電圧端子2aに225V、直流電
圧端子3aに150V、直流電圧端子4aに75V、直
流電圧端子5aに0Vの直流電圧をそれぞれ発生する。
について説明する。図1に本発明の一実施形態を示す4
レベルインバータの1相(例えばU相)の部分の構成を
示す。図において、1〜4は直流電源で、直流電圧端子
1aに300V、直流電圧端子2aに225V、直流電
圧端子3aに150V、直流電圧端子4aに75V、直
流電圧端子5aに0Vの直流電圧をそれぞれ発生する。
【0017】直流電圧端子1a〜5aとU相の出力端子
6との間には、U相のインバータアームが設けられてい
る。このU相のインバータアームにおいて、直流電圧端
子1a〜5aと出力端子6のそれぞれの間に電流経路が
形成されており、それぞれの電流経路にスイッチング回
路A〜Eが設けられている。ここで、最高電圧となる直
流電圧端子1aと出力端子6との間に設けられたスイッ
チング回路Aは、MOS構造をしたパワートランジスタ
で構成された自己消弧形スイッチング素子11aと、こ
の自己消弧形スイッチング素子11aに逆並列接続され
たダイオード11bから構成され、また最低電圧となる
直流電圧端子5aと出力端子6との間に設けられたスイ
ッチング回路Eは、自己消弧形スイッチング素子18a
と、この自己消弧形スイッチング素子18aに逆並列接
続されたダイオード18bから構成されている。なお、
逆並列接続とは、例えばMOSトランジスタで説明する
と、ソース側にダイオードのアノードが、ドレイン側に
カソードが接続される状態のことをいう。
6との間には、U相のインバータアームが設けられてい
る。このU相のインバータアームにおいて、直流電圧端
子1a〜5aと出力端子6のそれぞれの間に電流経路が
形成されており、それぞれの電流経路にスイッチング回
路A〜Eが設けられている。ここで、最高電圧となる直
流電圧端子1aと出力端子6との間に設けられたスイッ
チング回路Aは、MOS構造をしたパワートランジスタ
で構成された自己消弧形スイッチング素子11aと、こ
の自己消弧形スイッチング素子11aに逆並列接続され
たダイオード11bから構成され、また最低電圧となる
直流電圧端子5aと出力端子6との間に設けられたスイ
ッチング回路Eは、自己消弧形スイッチング素子18a
と、この自己消弧形スイッチング素子18aに逆並列接
続されたダイオード18bから構成されている。なお、
逆並列接続とは、例えばMOSトランジスタで説明する
と、ソース側にダイオードのアノードが、ドレイン側に
カソードが接続される状態のことをいう。
【0018】また、最高電圧と最低電圧を除いた直流電
圧となる直流電圧端子2a、3a、4aと出力端子6と
の間に設けられたスイッチング回路B、C、Dは、逆阻
止形双方向性スイッチ構成となっており、第1の自己消
弧形スイッチング素子12a、14a、16aと、この
第1の自己消弧形スイッチング素子12a、14a、1
6aとソース電極同士が直列接続された第2の自己消弧
形スイッチング素子13a、15a、17aと、第1の
自己消弧形スイッチング素子12a、14a、16aに
逆並列接続された第1のダイオード12b、14b、1
6bと、第2の自己消弧形スイッチング素子13a、1
5a、17aに逆並列接続された第2のダイオード13
b、15b、17bとから、それぞれ構成されている。
圧となる直流電圧端子2a、3a、4aと出力端子6と
の間に設けられたスイッチング回路B、C、Dは、逆阻
止形双方向性スイッチ構成となっており、第1の自己消
弧形スイッチング素子12a、14a、16aと、この
第1の自己消弧形スイッチング素子12a、14a、1
6aとソース電極同士が直列接続された第2の自己消弧
形スイッチング素子13a、15a、17aと、第1の
自己消弧形スイッチング素子12a、14a、16aに
逆並列接続された第1のダイオード12b、14b、1
6bと、第2の自己消弧形スイッチング素子13a、1
5a、17aに逆並列接続された第2のダイオード13
b、15b、17bとから、それぞれ構成されている。
【0019】図2に、自己消弧形スイッチング素子11
a〜18aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆
動回路の構成を示す。図に示すように、DC/AC変換
器211、トランス212および複数のAC/DC変換
器213〜217で構成されたDC−DCコンバータ2
1を有し、このDC−DCコンバータ21によって、直
流電源20の直流電圧を複数のフローティング電圧に変
換して出力するように構成されている。
a〜18aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆
動回路の構成を示す。図に示すように、DC/AC変換
器211、トランス212および複数のAC/DC変換
器213〜217で構成されたDC−DCコンバータ2
1を有し、このDC−DCコンバータ21によって、直
流電源20の直流電圧を複数のフローティング電圧に変
換して出力するように構成されている。
【0020】そして、ドライバ31〜38の作動によっ
て、AC/DC変換器213〜217から出力される複
数のフローティング電圧が、自己消弧形スイッチング素
子11a〜18aのゲート−ソース間にそれぞれ印加さ
れる。なお、この図2においてもSWは自己消弧形スイ
ッチング素子を示し、丸付き符号は図1中の丸付き符号
と接続されていることを示している。
て、AC/DC変換器213〜217から出力される複
数のフローティング電圧が、自己消弧形スイッチング素
子11a〜18aのゲート−ソース間にそれぞれ印加さ
れる。なお、この図2においてもSWは自己消弧形スイ
ッチング素子を示し、丸付き符号は図1中の丸付き符号
と接続されていることを示している。
【0021】なお、この図2に示すドライバ31〜38
は、図示しない制御回路からの出力電圧指令信号(イン
バータが出力する交流電圧を制御するための信号)に基
づいて、自己消弧形スイッチング素子11a〜18aを
オンオフ駆動する。次に、図2に示す駆動回路を用いて
図1に示すU相のインバータアームを駆動する場合の作
動を、図3に示す波形図および図4、図5に示す動作説
明図をもとに説明する。
は、図示しない制御回路からの出力電圧指令信号(イン
バータが出力する交流電圧を制御するための信号)に基
づいて、自己消弧形スイッチング素子11a〜18aを
オンオフ駆動する。次に、図2に示す駆動回路を用いて
図1に示すU相のインバータアームを駆動する場合の作
動を、図3に示す波形図および図4、図5に示す動作説
明図をもとに説明する。
【0022】なお、図3は、U相のインバータアームの
1周期の駆動波形を示している。また、図4は、直流電
圧が出力端子の電圧より大きく出力電流Iが正(I>
0)になって負荷(例えば3相交流電動機)を駆動して
いる状態を示し、図5は、直流電圧が出力端子の電圧よ
り小さく出力電流Iが負(I<0)になって電力が直流
電源1〜4に回生されている状態を示している。
1周期の駆動波形を示している。また、図4は、直流電
圧が出力端子の電圧より大きく出力電流Iが正(I>
0)になって負荷(例えば3相交流電動機)を駆動して
いる状態を示し、図5は、直流電圧が出力端子の電圧よ
り小さく出力電流Iが負(I<0)になって電力が直流
電源1〜4に回生されている状態を示している。
【0023】まず、図3のt1 〜t2 の期間において
は、自己消弧形スイッチング素子11aをPWM制御す
る。また、自己消弧形スイッチング素子12aをオンに
し、自己消弧形スイッチング素子13aを自己消弧形ス
イッチング素子11aと逆極性でPWM制御する。但
し、互いに逆位相でPWM制御するスイッチング素子
(例えば11aと13a)は、互いに同時オン状態とな
ることがないよう、一方の素子がオフした後で他方の素
子がオンされるよう制御される。また、自己消弧形スイ
ッチング素子14a、15a、16a、17a、18a
を、それぞれオン、オフ、オン、オフ、オフにする。
は、自己消弧形スイッチング素子11aをPWM制御す
る。また、自己消弧形スイッチング素子12aをオンに
し、自己消弧形スイッチング素子13aを自己消弧形ス
イッチング素子11aと逆極性でPWM制御する。但
し、互いに逆位相でPWM制御するスイッチング素子
(例えば11aと13a)は、互いに同時オン状態とな
ることがないよう、一方の素子がオフした後で他方の素
子がオンされるよう制御される。また、自己消弧形スイ
ッチング素子14a、15a、16a、17a、18a
を、それぞれオン、オフ、オン、オフ、オフにする。
【0024】ここで、I>0の場合、自己消弧形スイッ
チング素子11aのオン期間においては、図4(a)に
示すように、直流電源1から自己消弧形スイッチング素
子11aを介して出力端子6に電流が流れるため、出力
端子6の電圧が300Vになる。また、自己消弧形スイ
ッチング素子11aのオフ期間においては、図4(b)
に示すように、直流電源2から自己消弧形スイッチング
素子12a、ダイオード13bを介して出力端子6に電
流が流れるため、出力端子6の電圧が225Vになる
(この場合、実際にはダイオード13bによる電圧ドロ
ップがある)。従って、自己消弧形スイッチング素子1
1aをPWM制御することにより、出力端子6から出力
される電圧は、図3のt1 〜t2 の期間の波形のように
変化する。
チング素子11aのオン期間においては、図4(a)に
示すように、直流電源1から自己消弧形スイッチング素
子11aを介して出力端子6に電流が流れるため、出力
端子6の電圧が300Vになる。また、自己消弧形スイ
ッチング素子11aのオフ期間においては、図4(b)
に示すように、直流電源2から自己消弧形スイッチング
素子12a、ダイオード13bを介して出力端子6に電
流が流れるため、出力端子6の電圧が225Vになる
(この場合、実際にはダイオード13bによる電圧ドロ
ップがある)。従って、自己消弧形スイッチング素子1
1aをPWM制御することにより、出力端子6から出力
される電圧は、図3のt1 〜t2 の期間の波形のように
変化する。
【0025】また、I<0の場合には、自己消弧形スイ
ッチング素子13aのオフ期間においては、図5(a)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子11aに逆並列接続されたダイオード11bを介し
て直流電源1に電流が流れ、また自己消弧形スイッチン
グ素子13aのオン期間においては、図5(b)に示す
ように、出力端子6から自己消弧形スイッチング素子1
3a、ダイオード12bを介して直流電源2に電流が流
れる。
ッチング素子13aのオフ期間においては、図5(a)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子11aに逆並列接続されたダイオード11bを介し
て直流電源1に電流が流れ、また自己消弧形スイッチン
グ素子13aのオン期間においては、図5(b)に示す
ように、出力端子6から自己消弧形スイッチング素子1
3a、ダイオード12bを介して直流電源2に電流が流
れる。
【0026】次に、図3のt2 〜t3 の期間において
は、自己消弧形スイッチング素子11aをオフにし、自
己消弧形スイッチング素子12aをPWM制御する。ま
た、自己消弧形スイッチング素子13a、14aをオン
にし、自己消弧形スイッチング素子15aを自己消弧形
スイッチング素子12aと逆極性でPWM制御する。ま
た、自己消弧形スイッチング素子16a、17a、18
aを、それぞれオン、オフ、オフにする。
は、自己消弧形スイッチング素子11aをオフにし、自
己消弧形スイッチング素子12aをPWM制御する。ま
た、自己消弧形スイッチング素子13a、14aをオン
にし、自己消弧形スイッチング素子15aを自己消弧形
スイッチング素子12aと逆極性でPWM制御する。ま
た、自己消弧形スイッチング素子16a、17a、18
aを、それぞれオン、オフ、オフにする。
【0027】ここで、I>0の場合、自己消弧形スイッ
チング素子12aのオン期間においては、図4(b)に
示すように、直流電源2から自己消弧形スイッチング素
子12a、ダイオード13bを介して出力端子6に電流
が流れるため、出力端子6の電圧が225Vになる。ま
た、自己消弧形スイッチング素子12aのオフ期間にお
いては、図4(c)に示すように、直流電源3から自己
消弧形スイッチング素子14a、ダイオード15bを介
して出力端子6に電流が流れるため、出力端子6の電圧
が150Vになる。従って、自己消弧形スイッチング素
子12aをPWM制御することにより、出力端子6から
出力される電圧は、図3のt2 〜t3 の期間の波形のよ
うに変化する。
チング素子12aのオン期間においては、図4(b)に
示すように、直流電源2から自己消弧形スイッチング素
子12a、ダイオード13bを介して出力端子6に電流
が流れるため、出力端子6の電圧が225Vになる。ま
た、自己消弧形スイッチング素子12aのオフ期間にお
いては、図4(c)に示すように、直流電源3から自己
消弧形スイッチング素子14a、ダイオード15bを介
して出力端子6に電流が流れるため、出力端子6の電圧
が150Vになる。従って、自己消弧形スイッチング素
子12aをPWM制御することにより、出力端子6から
出力される電圧は、図3のt2 〜t3 の期間の波形のよ
うに変化する。
【0028】また、I<0の場合には、自己消弧形スイ
ッチング素子15aのオフ期間においては、図5(b)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子13a、ダイオード12bを介して直流電源2に電
流が流れ、また自己消弧形スイッチング素子15aのオ
ン期間においては、図5(c)に示すように、出力端子
6から自己消弧形スイッチング素子15a、ダイオード
14bを介して直流電源2に電流が流れる。
ッチング素子15aのオフ期間においては、図5(b)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子13a、ダイオード12bを介して直流電源2に電
流が流れ、また自己消弧形スイッチング素子15aのオ
ン期間においては、図5(c)に示すように、出力端子
6から自己消弧形スイッチング素子15a、ダイオード
14bを介して直流電源2に電流が流れる。
【0029】次に、図3のt3 〜t4 の期間において
は、自己消弧形スイッチング素子11a、12a、13
aをそれぞれオフ、オフ、オンにし、自己消弧形スイッ
チング素子14aをPWM制御する。また、自己消弧形
スイッチング素子15a、16aをオンにし、自己消弧
形スイッチング素子17aを自己消弧形スイッチング素
子14aと逆極性でPWM制御する。また、自己消弧形
スイッチング素子18aをオフにする。
は、自己消弧形スイッチング素子11a、12a、13
aをそれぞれオフ、オフ、オンにし、自己消弧形スイッ
チング素子14aをPWM制御する。また、自己消弧形
スイッチング素子15a、16aをオンにし、自己消弧
形スイッチング素子17aを自己消弧形スイッチング素
子14aと逆極性でPWM制御する。また、自己消弧形
スイッチング素子18aをオフにする。
【0030】ここで、I>0の場合、自己消弧形スイッ
チング素子14aのオン期間においては、図4(c)に
示すように、直流電源3から自己消弧形スイッチング素
子14a、ダイオード15bを介して出力端子6に電流
が流れるため、出力端子6の電圧が150Vになる。ま
た、自己消弧形スイッチング素子14aのオフ期間にお
いては、図4(d)に示すように、直流電源4から自己
消弧形スイッチング素子16a、ダイオード17bを介
して出力端子6に電流が流れるため、出力端子6の電圧
が75Vになる。従って、自己消弧形スイッチング素子
14aをPWM制御することにより、出力端子6から出
力される電圧は、図3のt3 〜t4 の期間の波形のよう
に変化する。
チング素子14aのオン期間においては、図4(c)に
示すように、直流電源3から自己消弧形スイッチング素
子14a、ダイオード15bを介して出力端子6に電流
が流れるため、出力端子6の電圧が150Vになる。ま
た、自己消弧形スイッチング素子14aのオフ期間にお
いては、図4(d)に示すように、直流電源4から自己
消弧形スイッチング素子16a、ダイオード17bを介
して出力端子6に電流が流れるため、出力端子6の電圧
が75Vになる。従って、自己消弧形スイッチング素子
14aをPWM制御することにより、出力端子6から出
力される電圧は、図3のt3 〜t4 の期間の波形のよう
に変化する。
【0031】また、I<0の場合には、自己消弧形スイ
ッチング素子17aのオフ期間においては、図5(c)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子15a、ダイオード14bを介して直流電源2に電
流が流れ、また自己消弧形スイッチング素子17aのオ
ン期間においては、図5(d)に示すように、出力端子
6から自己消弧形スイッチング素子17a、ダイオード
16bを介して直流電源2に電流が流れる。
ッチング素子17aのオフ期間においては、図5(c)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子15a、ダイオード14bを介して直流電源2に電
流が流れ、また自己消弧形スイッチング素子17aのオ
ン期間においては、図5(d)に示すように、出力端子
6から自己消弧形スイッチング素子17a、ダイオード
16bを介して直流電源2に電流が流れる。
【0032】次に、図3のt4 〜t5 の期間において
は、自己消弧形スイッチング素子11a、12a、13
a、14a、15aをそれぞれオフ、オフ、オン、オ
フ、オンにし、自己消弧形スイッチング素子16aをP
WM制御する。また、自己消弧形スイッチング素子17
aをオンにし、自己消弧形スイッチング素子18aを自
己消弧形スイッチング素子16aと逆極性でPWM制御
する。
は、自己消弧形スイッチング素子11a、12a、13
a、14a、15aをそれぞれオフ、オフ、オン、オ
フ、オンにし、自己消弧形スイッチング素子16aをP
WM制御する。また、自己消弧形スイッチング素子17
aをオンにし、自己消弧形スイッチング素子18aを自
己消弧形スイッチング素子16aと逆極性でPWM制御
する。
【0033】ここで、I>0の場合、自己消弧形スイッ
チング素子16aのオン期間においては、図4(d)に
示すように、直流電源4から自己消弧形スイッチング素
子16a、ダイオード17bを介して出力端子6に電流
が流れるため、出力端子6の電圧が75Vになる。ま
た、自己消弧形スイッチング素子16aのオフ期間にお
いては、自己消弧形スイッチング素子18aがオンして
いるため、図4(e)に示すように、出力端子6の電圧
が0Vになる。従って、自己消弧形スイッチング素子1
4aをPWM制御することにより、出力端子6から出力
される電圧は、図3のt4 〜t5 の期間の波形のように
変化する。
チング素子16aのオン期間においては、図4(d)に
示すように、直流電源4から自己消弧形スイッチング素
子16a、ダイオード17bを介して出力端子6に電流
が流れるため、出力端子6の電圧が75Vになる。ま
た、自己消弧形スイッチング素子16aのオフ期間にお
いては、自己消弧形スイッチング素子18aがオンして
いるため、図4(e)に示すように、出力端子6の電圧
が0Vになる。従って、自己消弧形スイッチング素子1
4aをPWM制御することにより、出力端子6から出力
される電圧は、図3のt4 〜t5 の期間の波形のように
変化する。
【0034】また、I<0の場合には、自己消弧形スイ
ッチング素子18aのオフ期間においては、図5(d)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子17a、ダイオード16bを介して直流電源4に電
流が流れ、また自己消弧形スイッチング素子18aのオ
ン期間においては、図5(e)に示すように、出力端子
6から自己消弧形スイッチング素子18aを介して直流
電源4の負極に電流が流れる。
ッチング素子18aのオフ期間においては、図5(d)
に示すように、出力端子6から自己消弧形スイッチング
素子17a、ダイオード16bを介して直流電源4に電
流が流れ、また自己消弧形スイッチング素子18aのオ
ン期間においては、図5(e)に示すように、出力端子
6から自己消弧形スイッチング素子18aを介して直流
電源4の負極に電流が流れる。
【0035】次に、図3のt5 〜t6 の期間において
は、自己消弧形スイッチング素子11a〜18を、t3
〜t4 の期間の場合と同様に制御し、またt6 〜t7 の
期間においては、t2 〜t3 の期間の場合と同様に制御
する。このようにして、U相のインバータアームの1周
期の駆動を行い、この後、t1 〜t2 の期間の制御に戻
る。
は、自己消弧形スイッチング素子11a〜18を、t3
〜t4 の期間の場合と同様に制御し、またt6 〜t7 の
期間においては、t2 〜t3 の期間の場合と同様に制御
する。このようにして、U相のインバータアームの1周
期の駆動を行い、この後、t1 〜t2 の期間の制御に戻
る。
【0036】なお、上記したU相以外にV相、W相につ
いても、直流電源1〜4を共通使用して、上記U相のイ
ンバータアームと同じ構成のものが備えられており、U
相、V相、W相の出力端子から3相の交流電圧が出力さ
れて、3相交流電動機などの負荷を駆動する。また、上
記した実施形態において、t1 〜t2 の期間において自
己消弧形スイッチング素子11aをPWM制御する場
合、低電圧側の自己消弧形スイッチング素子12aを常
時オンしておくことにより、自己消弧形スイッチング素
子11aがオフしたとき、自己消弧形スイッチング素子
12aおよびダイオード13bを介して電流が流れる
(I>0の場合)ため、高いサージ電圧の発生なく出力
端子6から出力される電圧を225Vに切り換えること
ができる。
いても、直流電源1〜4を共通使用して、上記U相のイ
ンバータアームと同じ構成のものが備えられており、U
相、V相、W相の出力端子から3相の交流電圧が出力さ
れて、3相交流電動機などの負荷を駆動する。また、上
記した実施形態において、t1 〜t2 の期間において自
己消弧形スイッチング素子11aをPWM制御する場
合、低電圧側の自己消弧形スイッチング素子12aを常
時オンしておくことにより、自己消弧形スイッチング素
子11aがオフしたとき、自己消弧形スイッチング素子
12aおよびダイオード13bを介して電流が流れる
(I>0の場合)ため、高いサージ電圧の発生なく出力
端子6から出力される電圧を225Vに切り換えること
ができる。
【0037】同様に、t2 〜t3 の期間(又はt6 〜t
7 の期間)において自己消弧形スイッチング素子12a
をPWM制御する場合も、低電圧側の自己消弧形スイッ
チング素子14aを常時オンしておくことにより、自己
消弧形スイッチング素子12aがオフしたとき、自己消
弧形スイッチング素子14aおよびダイオード15bを
介して電流が流れる(I>0の場合)ため、高いサージ
電圧の発生なく出力端子6から出力される電圧を150
Vに切り換えることができる。
7 の期間)において自己消弧形スイッチング素子12a
をPWM制御する場合も、低電圧側の自己消弧形スイッ
チング素子14aを常時オンしておくことにより、自己
消弧形スイッチング素子12aがオフしたとき、自己消
弧形スイッチング素子14aおよびダイオード15bを
介して電流が流れる(I>0の場合)ため、高いサージ
電圧の発生なく出力端子6から出力される電圧を150
Vに切り換えることができる。
【0038】さらに、t3 〜t4 の期間(又はt5 〜t
6 の期間)において自己消弧形スイッチング素子14a
をPWM制御する場合も、低電圧側の自己消弧形スイッ
チング素子16aを常時オンしておくことにより、自己
消弧形スイッチング素子14aがオフしたとき、自己消
弧形スイッチング素子16aおよびダイオード17bを
介して電流が流れる(I>0の場合)ため、高いサージ
電圧の発生なく出力端子6から出力される電圧を75V
に切り換えることができる。なお、t4 〜t5の期間に
おいては、自己消弧形スイッチング素子16aがオフし
たとき、出力端子6から出力される電圧を0Vに切り換
える。
6 の期間)において自己消弧形スイッチング素子14a
をPWM制御する場合も、低電圧側の自己消弧形スイッ
チング素子16aを常時オンしておくことにより、自己
消弧形スイッチング素子14aがオフしたとき、自己消
弧形スイッチング素子16aおよびダイオード17bを
介して電流が流れる(I>0の場合)ため、高いサージ
電圧の発生なく出力端子6から出力される電圧を75V
に切り換えることができる。なお、t4 〜t5の期間に
おいては、自己消弧形スイッチング素子16aがオフし
たとき、出力端子6から出力される電圧を0Vに切り換
える。
【0039】このように高電圧側の自己消弧形スイッチ
ング素子をPWM制御する場合に、低電圧側を高電圧側
の電流方向と同じ方向にのみ電流が流れるように設定し
ておくことにより、負荷の短絡状態を防止するとともに
電流の行き場がなくなることを防止できるので、従来の
インバータで用いられているような相間コンデンサを不
要とすることができる。
ング素子をPWM制御する場合に、低電圧側を高電圧側
の電流方向と同じ方向にのみ電流が流れるように設定し
ておくことにより、負荷の短絡状態を防止するとともに
電流の行き場がなくなることを防止できるので、従来の
インバータで用いられているような相間コンデンサを不
要とすることができる。
【0040】また、上記した実施形態においては、2つ
の自己消弧形スイッチング素子をソース電極同士を直列
接続した構成としているので、直列接続された2つの自
己消弧形スイッチング素子を駆動する場合のフローティ
ング電源を1つにすることができ、図2と図9に示すA
C/DC変換器の数の比較から明らかなように、本実施
形態ではフローティング電源の数を少なくすることがで
きる。
の自己消弧形スイッチング素子をソース電極同士を直列
接続した構成としているので、直列接続された2つの自
己消弧形スイッチング素子を駆動する場合のフローティ
ング電源を1つにすることができ、図2と図9に示すA
C/DC変換器の数の比較から明らかなように、本実施
形態ではフローティング電源の数を少なくすることがで
きる。
【0041】なお、図8に示す構成の場合、直列接続す
る自己消弧形スイッチング素子の数を増やすほど1つの
自己消弧形スイッチング素子の耐圧を小さくできオン抵
抗を小さくすることができるが、自己消弧形スイッチン
グ素子としてIGBTやSiCトランジスタなどを用い
た場合には直列接続数を増やして耐圧を下げてもオン抵
抗の低減率が小さい。従って、そのような素子を用いる
場合には、耐圧が高くても直列接続数を少なくするのが
好ましい。この点、上記した実施形態においては、2つ
の自己消弧形スイッチング素子を直列接続する構成とし
ているため、IGBTやSiCトランジスタなどを用い
て多段のマルチレベル化を行うのに適した構成とするこ
とができる。
る自己消弧形スイッチング素子の数を増やすほど1つの
自己消弧形スイッチング素子の耐圧を小さくできオン抵
抗を小さくすることができるが、自己消弧形スイッチン
グ素子としてIGBTやSiCトランジスタなどを用い
た場合には直列接続数を増やして耐圧を下げてもオン抵
抗の低減率が小さい。従って、そのような素子を用いる
場合には、耐圧が高くても直列接続数を少なくするのが
好ましい。この点、上記した実施形態においては、2つ
の自己消弧形スイッチング素子を直列接続する構成とし
ているため、IGBTやSiCトランジスタなどを用い
て多段のマルチレベル化を行うのに適した構成とするこ
とができる。
【0042】また、図4、図5において、本実施形態で
は、自己消弧形スイッチング素子がオンの状態でも、逆
並列接続されているダイオードを介して電流が流れる旨
説明したが、勿論、オン状態のスイッチング素子のみに
電流を流すことも可能だし、スイッチング素子とダイオ
ードの両方に電流を流すことも可能である。また、上記
した実施形態においては、最高電圧を出力する自己消弧
形スイッチング素子11aと、最低電圧を出力する自己
消弧形スイッチング素子18aを除く自己消弧形スイッ
チング素子12aと13a、14aと15a、16aと
17aのソース電極同士を共通接続するものを示した
が、図6に示すように、自己消弧形スイッチング素子1
2aと13a、14aと15a、16aと17aのドレ
イン電極同士を共通接続するようにしてもよい。
は、自己消弧形スイッチング素子がオンの状態でも、逆
並列接続されているダイオードを介して電流が流れる旨
説明したが、勿論、オン状態のスイッチング素子のみに
電流を流すことも可能だし、スイッチング素子とダイオ
ードの両方に電流を流すことも可能である。また、上記
した実施形態においては、最高電圧を出力する自己消弧
形スイッチング素子11aと、最低電圧を出力する自己
消弧形スイッチング素子18aを除く自己消弧形スイッ
チング素子12aと13a、14aと15a、16aと
17aのソース電極同士を共通接続するものを示した
が、図6に示すように、自己消弧形スイッチング素子1
2aと13a、14aと15a、16aと17aのドレ
イン電極同士を共通接続するようにしてもよい。
【0043】このような構成にすることにより、自己消
弧形スイッチング素子11a、13a、15a、17a
のソース電極が共通接続されるため、それらを駆動する
駆動回路のフローティング電源を共通にすることができ
る。すなわち、自己消弧形スイッチング素子11a〜1
8aを駆動する駆動回路を、図7に示すように構成する
ことができ、AC/DC変換器213から出力される電
圧によって自己消弧形スイッチング素子11a、13
a、15a、17aを駆動することができる。なお、こ
の図7においてもSWは自己消弧形スイッチング素子を
示し、丸付き符号は図1中の丸付き符号と接続されてい
ることを示している。
弧形スイッチング素子11a、13a、15a、17a
のソース電極が共通接続されるため、それらを駆動する
駆動回路のフローティング電源を共通にすることができ
る。すなわち、自己消弧形スイッチング素子11a〜1
8aを駆動する駆動回路を、図7に示すように構成する
ことができ、AC/DC変換器213から出力される電
圧によって自己消弧形スイッチング素子11a、13
a、15a、17aを駆動することができる。なお、こ
の図7においてもSWは自己消弧形スイッチング素子を
示し、丸付き符号は図1中の丸付き符号と接続されてい
ることを示している。
【0044】また、自己消弧形スイッチング素子12
a、14a、16a、18aにおいては、そのソース電
極が直流電圧端子1a〜5aに接続されるため、各相
(3相の場合、U相、V相、W相)にて、自己消弧形ス
イッチング素子12a、14a、16a、18aと同じ
配置の自己消弧形スイッチング素子に対し、駆動回路の
フローティング電源を共通にすることができる。すなわ
ち、図7に示す駆動回路において、AC/DC変換器2
14〜217から出力される電圧を各相共通に使用する
ことができる。
a、14a、16a、18aにおいては、そのソース電
極が直流電圧端子1a〜5aに接続されるため、各相
(3相の場合、U相、V相、W相)にて、自己消弧形ス
イッチング素子12a、14a、16a、18aと同じ
配置の自己消弧形スイッチング素子に対し、駆動回路の
フローティング電源を共通にすることができる。すなわ
ち、図7に示す駆動回路において、AC/DC変換器2
14〜217から出力される電圧を各相共通に使用する
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す4レベルインバータ
のU相の構成を示す図である。
のU相の構成を示す図である。
【図2】図1中の自己消弧形スイッチング素子11a〜
18aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆動回
路の構成を示す図である。
18aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆動回
路の構成を示す図である。
【図3】U相のインバータアームの1周期の駆動を行う
場合の各部の波形を示す図である。
場合の各部の波形を示す図である。
【図4】出力電流Iが正の場合の動作状態を示す図であ
る。
る。
【図5】出力電流Iが負の場合の動作状態を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明の他の実施形態を示す4レベルインバー
タのU相の構成を示す図である。
タのU相の構成を示す図である。
【図7】図6中の自己消弧形スイッチング素子11a〜
18aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆動回
路の構成を示す図である。
18aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆動回
路の構成を示す図である。
【図8】従来の4レベルインバータのU相の構成を示す
図である。
図である。
【図9】図8中の自己消弧形スイッチング素子111a
〜118aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆
動回路の構成を示す図である。
〜118aのゲート−ソース間電圧を印加するための駆
動回路の構成を示す図である。
1〜4…直流電源で、1a…5a…直流電圧端子、6…
出力端子、11a〜18a…自己消弧形スイッチング素
子、11b〜18b…ダイオード。
出力端子、11a〜18a…自己消弧形スイッチング素
子、11b〜18b…ダイオード。
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに電圧レベルの異なる直流電圧とな
る複数の直流電圧端子(1a〜5a)と、交流電圧を出
力するための出力端子(6)との間に設けられたマルチ
レベル形電力変換器であって、 前記複数の直流電圧端子と前記出力端子との間にスイッ
チング手段(A〜E)がそれぞれ接続され、これら複数
のスイッチング手段が選択的に導通制御されて前記複数
の直流電圧端子のいずれかの直流電圧を前記出力端子の
電圧とするように構成されており、 前記複数の直流電圧端子の直流電圧のうち最高電圧と最
低電圧を除いた直流電圧となる直流電圧端子と前記出力
端子との間に設けられたスイッチング手段(B〜D)
は、 第1の自己消弧形スイッチング素子(12a、14a、
16a)と、 この第1の自己消弧形スイッチング素子と直列接続され
た第2の自己消弧形スイッチング素子(13a、15
a、17a)と、 前記第1の自己消弧形スイッチング素子に逆並列接続さ
れた第1のダイオード(12b、14b、16b)と、 前記第2の自己消弧形スイッチング素子に逆並列接続さ
れた第2のダイオードと(13b、15b、17b)を
有して構成されていることを特徴とするマルチレベル形
電力変換器。 - 【請求項2】 前記最高電圧となる直流電圧端子(1
a)と前記出力端子との間に設けられたスイッチング手
段(A)および前記最低電圧となる直流電圧端子(5
a)と前記出力端子との間に設けられたスイッチング手
段(E)のそれぞれは、自己消弧形スイッチング素子
(11a、18a)と、この自己消弧形スイッチング素
子に逆並列接続されたダイオード(11b、18b)と
を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記
載のマルチレベル形電力変換器。 - 【請求項3】 前記第1の自己消弧形スイッチング素子
と前記第2の自己消弧形スイッチング素子は、MOS構
造をしたトランジスタであって、互いのソース電極同士
が直列接続されていることを特徴とする請求項1又は2
に記載のマルチレベル形電力変換器。 - 【請求項4】 前記第1の自己消弧形スイッチング素子
と前記第2の自己消弧形スイッチング素子は、MOS構
造をしたトランジスタであって、互いのドレイン電極同
士が直列接続されていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のマルチレベル形電力変換器。 - 【請求項5】 前記複数のスイッチング手段は、PWM
制御によって前記導通制御が行われるようになってお
り、PWM制御されているスイッチング手段に接続され
た直流電圧端子の直流電圧より電圧レベルが低い側の直
流電圧の直流電圧端子に接続されたスイッチング手段
は、前記PWM制御が行われている間、前記PWM制御
されているスイッチング手段を流れる電流と同方向に電
流が流れる状態に制御されていることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれか1つに記載のマルチレベル形電力
変換器。 - 【請求項6】 複数の直流電圧のいずれかを、複数のス
イッチング手段の導通、遮断の切替により出力の電圧と
するマルチレベル形電力変換器において、 前記複数の直流電圧の中で最高電圧と最低電圧を除いた
電圧となる直流電圧端子(2a〜4a)と出力端子
(6)の間が、逆阻止型双方向性スイッチング手段(B
〜D)で接続され、 前記最高電圧となる直流電圧端子(1a)と前記出力端
子の間および前記最低電圧となる直流電圧端子(5a)
と前記出力端子の間が、1個の自己消弧形スイッチング
素子(11a、18a)と、この自己消弧形スイッチン
グ素子に逆並列接続されたダイオード(11b、18
b)からなるスイッチ手段(A、E)でそれぞれ接続さ
れており、 前記逆阻止型双方向性スイッチング手段は、2個の自己
消弧形スイッチング素子(12aと13a、14aと1
5a、16aと17a)と、それぞれの自己消弧形スイ
ッチング素子に逆並列接続されたダイオード(12bと
13b、14bと15b、16bと17b)から構成さ
れていることを特徴とするマルチレベル形電力変換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26501998A JPH11220886A (ja) | 1997-11-25 | 1998-09-18 | マルチレベル形電力変換器 |
US09/199,316 US6005787A (en) | 1997-11-25 | 1998-11-25 | Multilevel power converter including switching circuits |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-323498 | 1997-11-25 | ||
JP32349897 | 1997-11-25 | ||
JP26501998A JPH11220886A (ja) | 1997-11-25 | 1998-09-18 | マルチレベル形電力変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220886A true JPH11220886A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=26546789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26501998A Pending JPH11220886A (ja) | 1997-11-25 | 1998-09-18 | マルチレベル形電力変換器 |
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---|---|
US (1) | US6005787A (ja) |
JP (1) | JPH11220886A (ja) |
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