JPH11220755A - 信号処理装置及び撮像装置 - Google Patents
信号処理装置及び撮像装置Info
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- JPH11220755A JPH11220755A JP10021040A JP2104098A JPH11220755A JP H11220755 A JPH11220755 A JP H11220755A JP 10021040 A JP10021040 A JP 10021040A JP 2104098 A JP2104098 A JP 2104098A JP H11220755 A JPH11220755 A JP H11220755A
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Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 10
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】動作クロックの周波数を表わす数値を積算した
結果で正弦波または、余弦波の出力を制御する構成の正
弦波または、余弦波出力回路で、出力する正弦波また
は、余弦波の位相を調節する手段を設け、ある位置での
位相を本来所望する周波数の正弦波または、余弦波の位
相にする。 【解決手段】設定値を保持する手段と、動作クロック毎
に該設定値を積算する手段と、該積算結果で制御されて
正弦波または、余弦波の1サイクルまたは、1サイクル
の一部分を動作クロック毎に順次出力する手段を有する
信号処理装置において、前記設定値を積算する手段は、
ある期間において、設定値に任意の整数Nを加えた値を
積算する。
結果で正弦波または、余弦波の出力を制御する構成の正
弦波または、余弦波出力回路で、出力する正弦波また
は、余弦波の位相を調節する手段を設け、ある位置での
位相を本来所望する周波数の正弦波または、余弦波の位
相にする。 【解決手段】設定値を保持する手段と、動作クロック毎
に該設定値を積算する手段と、該積算結果で制御されて
正弦波または、余弦波の1サイクルまたは、1サイクル
の一部分を動作クロック毎に順次出力する手段を有する
信号処理装置において、前記設定値を積算する手段は、
ある期間において、設定値に任意の整数Nを加えた値を
積算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルVCO
(電圧制御発振器 voltage-controlled oscillator)
を用いてある周波数の波形を出力する信号処理装置及び
撮像装置に関する。
(電圧制御発振器 voltage-controlled oscillator)
を用いてある周波数の波形を出力する信号処理装置及び
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、テレビジョン学会年次大
会講演予稿集p.11〜12に記載のように、動作クロ
ックの周波数を表わす数値をクロック毎に積算し、積算
結果を正弦波または、余弦波のデータを記憶したROM
のアドレスとする構成とし、動作クロックの周波数を限
定せずに、ある周波数の正弦波または余弦波を得る方法
が知られている。
会講演予稿集p.11〜12に記載のように、動作クロ
ックの周波数を表わす数値をクロック毎に積算し、積算
結果を正弦波または、余弦波のデータを記憶したROM
のアドレスとする構成とし、動作クロックの周波数を限
定せずに、ある周波数の正弦波または余弦波を得る方法
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、動作クロックの周波数によっては周波数を表わす数
値が小数点以下まで必要な場合が有るが、数値の有効桁
数を無限にしても正確に表現することはできない。従っ
て、この周波数を表わす数値をクロック毎に積算する構
成となっているため、積算回数が多くなると表現できな
い誤差の部分が積み重なることになり、アドレス制御に
誤差が生じてしまうことになる。つまり、動作クロック
の周波数によっては、出力する正弦波または余弦波の位
相と、本来所望する周波数の正弦波または余弦波の位相
にずれが生じてしまうという問題点があった。
は、動作クロックの周波数によっては周波数を表わす数
値が小数点以下まで必要な場合が有るが、数値の有効桁
数を無限にしても正確に表現することはできない。従っ
て、この周波数を表わす数値をクロック毎に積算する構
成となっているため、積算回数が多くなると表現できな
い誤差の部分が積み重なることになり、アドレス制御に
誤差が生じてしまうことになる。つまり、動作クロック
の周波数によっては、出力する正弦波または余弦波の位
相と、本来所望する周波数の正弦波または余弦波の位相
にずれが生じてしまうという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、いかなる周波数の動作ク
ロックが与えられた場合であっても、ある位置での位相
を、本来所望する周波数の正弦波または余弦波の位相に
することのできる信号処理装置、及びこれを用いた撮像
装置、及び映像信号表示装置を提供することにある。
ロックが与えられた場合であっても、ある位置での位相
を、本来所望する周波数の正弦波または余弦波の位相に
することのできる信号処理装置、及びこれを用いた撮像
装置、及び映像信号表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を達成するた
めに、動作クロックの周波数を表わす数値を、ある回数
積算したとき出力する正弦波または余弦波の位相を積算
手段が調節する。この調節は、ある期間中の積算を、設
定値に任意の整数Nを加えた値で積算することにより行
う。
めに、動作クロックの周波数を表わす数値を、ある回数
積算したとき出力する正弦波または余弦波の位相を積算
手段が調節する。この調節は、ある期間中の積算を、設
定値に任意の整数Nを加えた値で積算することにより行
う。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。
き図面を参照して説明する。
【0007】図1、2、3を用いて本発明の第1の実施
例を説明する。図1は本実施例である信号処理装置のブ
ロック、図2は積算結果で制御された正弦波または余弦
波を出力する手段の動作を説明した図、図3は本発明の
動作を説明した図である。図1の信号処理装置はマイコ
ン1、保持回路2、3、5、積算回路4、入力データに
従って正弦波を出力するSIN DATA出力回路6、入力デー
タに従って余弦波を出力するCOS DATA出力回路7、加算
回路9、切り替え回路16、動作クロック入力端子8、
SIN DATA出力端子10、COS DATA出力端子11から構成
される。マイコン1の3つの出力は保持回路2,3と切
り替え回路16に接続される。保持回路2の出力は加算
回路9の入力に接続される。加算回路9の出力は積算回
路4の入力に接続される。積算回路4の出力は保持回路
5の入力に接続される。保持回路5の出力はSIN DATA
出力回路6、COS DATA出力回路7の入力と、積算回路4
の別の入力に接続される。SIN DATA出力回路6、COS DA
TA出力回路7のそれぞれの出力はSIN DATA出力端子1
0、COS DATA出力端子11に接続される。保持回路3の
出力は切り替え回路16の入力に接続される。切り替え
回路16の別の入力は接地し、切り替え回路16の出力
は加算回路9の入力に接続される。動作クロック入力端
子8は保持回路5に接続される。
例を説明する。図1は本実施例である信号処理装置のブ
ロック、図2は積算結果で制御された正弦波または余弦
波を出力する手段の動作を説明した図、図3は本発明の
動作を説明した図である。図1の信号処理装置はマイコ
ン1、保持回路2、3、5、積算回路4、入力データに
従って正弦波を出力するSIN DATA出力回路6、入力デー
タに従って余弦波を出力するCOS DATA出力回路7、加算
回路9、切り替え回路16、動作クロック入力端子8、
SIN DATA出力端子10、COS DATA出力端子11から構成
される。マイコン1の3つの出力は保持回路2,3と切
り替え回路16に接続される。保持回路2の出力は加算
回路9の入力に接続される。加算回路9の出力は積算回
路4の入力に接続される。積算回路4の出力は保持回路
5の入力に接続される。保持回路5の出力はSIN DATA
出力回路6、COS DATA出力回路7の入力と、積算回路4
の別の入力に接続される。SIN DATA出力回路6、COS DA
TA出力回路7のそれぞれの出力はSIN DATA出力端子1
0、COS DATA出力端子11に接続される。保持回路3の
出力は切り替え回路16の入力に接続される。切り替え
回路16の別の入力は接地し、切り替え回路16の出力
は加算回路9の入力に接続される。動作クロック入力端
子8は保持回路5に接続される。
【0008】図2において17、19は動作クロック、
18、20は動作クロック17、19で制御されて出力
した正弦波データを示した図である。図3において21
は動作クロックの周波数を表わす数値の決め方を示した
図、22は積算方法を示した図、23は本実施例での動
作クロック、24は本実施例での正弦波の出力を1周期
示した図である。
18、20は動作クロック17、19で制御されて出力
した正弦波データを示した図である。図3において21
は動作クロックの周波数を表わす数値の決め方を示した
図、22は積算方法を示した図、23は本実施例での動
作クロック、24は本実施例での正弦波の出力を1周期
示した図である。
【0009】マイコン1は保持回路2に動作クロックの
周波数を表す数値を設定する。積算回路4は該数値を動
作クロックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7を制御する。SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は、例えばROMであり該
積算結果をアドレスとして用いる。その結果SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は動作クロックの周波数
でサンプリングした正弦波または余弦波をSIN DATA出力
端子10、COS DATA出力端子11に出力する。例に示す
と、ある期間で1周期の正弦波を出力する場合に、図2
の動作クロック17のように動作クロックが高周波であ
ると動作クロックの周波数を表す数値はΔt1となり、
SIN DATA出力回路6の出力は1周期の正弦波を細かく刻
んだものになり、また、動作クロック19のように動作
クロックが低周波であると動作クロックの周波数を表す
数値はΔt2となりSIN DATA出力回路6の出力は1周期
の正弦波を大きく刻んだものになる。どちらの場合も出
力する正弦波の周波数は同じである。COS DATA出力回路
7の出力も同様である。このように動作クロックの周波
数を限定すること無く、ある周波数の正弦波または、余
弦波を得ることができる。
周波数を表す数値を設定する。積算回路4は該数値を動
作クロックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7を制御する。SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は、例えばROMであり該
積算結果をアドレスとして用いる。その結果SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は動作クロックの周波数
でサンプリングした正弦波または余弦波をSIN DATA出力
端子10、COS DATA出力端子11に出力する。例に示す
と、ある期間で1周期の正弦波を出力する場合に、図2
の動作クロック17のように動作クロックが高周波であ
ると動作クロックの周波数を表す数値はΔt1となり、
SIN DATA出力回路6の出力は1周期の正弦波を細かく刻
んだものになり、また、動作クロック19のように動作
クロックが低周波であると動作クロックの周波数を表す
数値はΔt2となりSIN DATA出力回路6の出力は1周期
の正弦波を大きく刻んだものになる。どちらの場合も出
力する正弦波の周波数は同じである。COS DATA出力回路
7の出力も同様である。このように動作クロックの周波
数を限定すること無く、ある周波数の正弦波または、余
弦波を得ることができる。
【0010】ここで、図3の21に示すように期間A内
にM周期入る正弦波を出力させる為に設定する数値はA
/Mであるが、動作クロックの周波数によってはA/M
が割り切れない小数を含む場合がある。例えば、従来撮
像装置などの動作クロックは色副搬送波の約4倍の1
4.3Mhzとなっており、所望の色副搬送波の正弦波
または余弦波を得ることができた。しかし、DVCなど
のディジタル信号処理を行う装置では、規格により動作
クロックが13.5Mhzと決められている。従って、
DVCの動作クロックは、色副搬送波の倍数とはなって
いないため、出力された正弦波又は余弦波と所望の正弦
波又は余弦波の位相にずれが生じてしまう。つまり、動
作クロックが所望の搬送波の倍数などになっていない場
合は、A/Mが割り切れない小数を含んでしまうことに
なる。この場合、設定できるデータはINT(A/M)
となるため、積み重ねによってA期間内で生じる誤差
は、 誤差=A−INT(A/M)*M となる。そこで図3の22に示すように、 A=INT(A/M)*M+L*M となる整数L、Nを求め、期間Aの終わりからL回だけ
整数Nを加算することで誤差を取りきる制御を行う。マ
イコン1は保持回路3に整数Nを設定し、かつ、切り換
え回路16に期間Aの終わりから動作クロックL回分だ
けの間保持回路3の出力を選択する切り換え信号を出力
し、整数Nも積算するように制御する。
にM周期入る正弦波を出力させる為に設定する数値はA
/Mであるが、動作クロックの周波数によってはA/M
が割り切れない小数を含む場合がある。例えば、従来撮
像装置などの動作クロックは色副搬送波の約4倍の1
4.3Mhzとなっており、所望の色副搬送波の正弦波
または余弦波を得ることができた。しかし、DVCなど
のディジタル信号処理を行う装置では、規格により動作
クロックが13.5Mhzと決められている。従って、
DVCの動作クロックは、色副搬送波の倍数とはなって
いないため、出力された正弦波又は余弦波と所望の正弦
波又は余弦波の位相にずれが生じてしまう。つまり、動
作クロックが所望の搬送波の倍数などになっていない場
合は、A/Mが割り切れない小数を含んでしまうことに
なる。この場合、設定できるデータはINT(A/M)
となるため、積み重ねによってA期間内で生じる誤差
は、 誤差=A−INT(A/M)*M となる。そこで図3の22に示すように、 A=INT(A/M)*M+L*M となる整数L、Nを求め、期間Aの終わりからL回だけ
整数Nを加算することで誤差を取りきる制御を行う。マ
イコン1は保持回路3に整数Nを設定し、かつ、切り換
え回路16に期間Aの終わりから動作クロックL回分だ
けの間保持回路3の出力を選択する切り換え信号を出力
し、整数Nも積算するように制御する。
【0011】以上の動作により期間Aの始めはINT
(A/M)の値のみを積算していき、期間Aの終わりか
ら動作クロックL回分の範囲に入ったら整数Nも積算す
るため、期間Aの終わりで誤差の無い積算結果を得るこ
とができ、期間Aの終わりでの位相を本来の正弦波の位
相と一致するように決めることができる。よって、図3
の24に示されるように、INT(A/M)の値のみを
積算したときの結果である▲で表された正弦波は、RO
Mのアドレス制御に誤差があるため期間A内での出力が
1周期に満たないのものとなってしまう。しかし、、本
実施例の結果である●で表された正弦波は、M=5〜7
の期間だけNも積算されるため、A期間の終わりで1周
期出力する。また、整数Nも積算する期間は、期間Aの
終わりからに固執することなく期間A内のどの位置から
でも動作することは言うまでもない。さらに、すべての
Mにおいて、Nを加算するような構成としてもよい。本
発明によれば、期間A内の平均周波数を本来の正弦波の
周波数と合わせることができる。
(A/M)の値のみを積算していき、期間Aの終わりか
ら動作クロックL回分の範囲に入ったら整数Nも積算す
るため、期間Aの終わりで誤差の無い積算結果を得るこ
とができ、期間Aの終わりでの位相を本来の正弦波の位
相と一致するように決めることができる。よって、図3
の24に示されるように、INT(A/M)の値のみを
積算したときの結果である▲で表された正弦波は、RO
Mのアドレス制御に誤差があるため期間A内での出力が
1周期に満たないのものとなってしまう。しかし、、本
実施例の結果である●で表された正弦波は、M=5〜7
の期間だけNも積算されるため、A期間の終わりで1周
期出力する。また、整数Nも積算する期間は、期間Aの
終わりからに固執することなく期間A内のどの位置から
でも動作することは言うまでもない。さらに、すべての
Mにおいて、Nを加算するような構成としてもよい。本
発明によれば、期間A内の平均周波数を本来の正弦波の
周波数と合わせることができる。
【0012】また、SIN DATA出力端子10、COS DATA出
力端子11は1サイクルのデータを持たず、例えば1/
4サイクルのデータのみを持ち、該データを左右反転や
極性反転したものを組み合わせて1サイクルを作り出し
ても同様である。なお、本実施例では、説明の便宜上、
A期間で1サイクルとなる場合について説明したが、A
期間はこれに限らずどのような期間であってもよい。
力端子11は1サイクルのデータを持たず、例えば1/
4サイクルのデータのみを持ち、該データを左右反転や
極性反転したものを組み合わせて1サイクルを作り出し
ても同様である。なお、本実施例では、説明の便宜上、
A期間で1サイクルとなる場合について説明したが、A
期間はこれに限らずどのような期間であってもよい。
【0013】図4を用いて本発明の第2の実施例を示
す。図4は本実施例を示す信号処理装置のブロック図で
ある。図4の信号処理装置はマイコン1、保持回路2、
3、5、積算回路4、入力データにしたがって正弦波を
出力するSIN DATA出力回路6、入力データにしたがって
余弦波を出力するCOS DATA出力回路7、乗算回路12、
13、色差データのB−Yの入力端子17、色差データの
R−Yの入力端子18、加算回路9、14、変調信号出力
端子15、切り替え回路16、動作クロック入力端子8
で構成される。マイコン1の3つの出力は保持回路2,
3と切り替え回路16に接続される。保持回路2の出力
は加算回路9の入力に接続される。加算回路9の出力は
積算回路4の入力に接続される。積算回路4の出力は保
持回路5の入力に接続される。保持回路5の出力はSIN
DATA出力回路6、COS DATA出力回路7の入力と、積算回
路4の別の入力に接続される。SIN DATA 出力回路6、C
OS DATA出力回路7のそれぞれの出力は乗算器12、1
3の入力に接続される。乗算器12、13の出力は加算
回路14の入力に接続される。加算回路14の出力は変
調信号出力端子15に接続される。入力端子17、18
は乗算器12、13の入力に接続される。保持回路3の
出力は切り替え回路16の入力に接続される。切り替え
回路16の別の入力は接地し、切り替え回路16の出力
は加算回路9の入力に接続される。動作クロック入力端
子8は保持回路5に接続される。
す。図4は本実施例を示す信号処理装置のブロック図で
ある。図4の信号処理装置はマイコン1、保持回路2、
3、5、積算回路4、入力データにしたがって正弦波を
出力するSIN DATA出力回路6、入力データにしたがって
余弦波を出力するCOS DATA出力回路7、乗算回路12、
13、色差データのB−Yの入力端子17、色差データの
R−Yの入力端子18、加算回路9、14、変調信号出力
端子15、切り替え回路16、動作クロック入力端子8
で構成される。マイコン1の3つの出力は保持回路2,
3と切り替え回路16に接続される。保持回路2の出力
は加算回路9の入力に接続される。加算回路9の出力は
積算回路4の入力に接続される。積算回路4の出力は保
持回路5の入力に接続される。保持回路5の出力はSIN
DATA出力回路6、COS DATA出力回路7の入力と、積算回
路4の別の入力に接続される。SIN DATA 出力回路6、C
OS DATA出力回路7のそれぞれの出力は乗算器12、1
3の入力に接続される。乗算器12、13の出力は加算
回路14の入力に接続される。加算回路14の出力は変
調信号出力端子15に接続される。入力端子17、18
は乗算器12、13の入力に接続される。保持回路3の
出力は切り替え回路16の入力に接続される。切り替え
回路16の別の入力は接地し、切り替え回路16の出力
は加算回路9の入力に接続される。動作クロック入力端
子8は保持回路5に接続される。
【0014】マイコン1は保持回路2に動作クロックの
周波数を表す数値を設定する。積算回路4は該数値を動
作クロックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7を制御する。SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は、例えばROMであり該
積算結果をアドレスとして用いる。その結果SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は動作クロックの周波数
でサンプリングした正弦波または、余弦波をSIN DATA出
力端子10、COS DATA出力端子11に出力する。このよ
うに動作クロックの周波数を限定すること無く所望の周
波数の正弦波または、余弦波を得ることができる。以上
の動作で得た正弦波または余弦波で入力端子10、11
からの色差信号R−Y、B−Yが変調されて変調信号出力端
子15から出力される。
周波数を表す数値を設定する。積算回路4は該数値を動
作クロックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7を制御する。SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は、例えばROMであり該
積算結果をアドレスとして用いる。その結果SIN DATA出
力回路6、COS DATA出力回路7は動作クロックの周波数
でサンプリングした正弦波または、余弦波をSIN DATA出
力端子10、COS DATA出力端子11に出力する。このよ
うに動作クロックの周波数を限定すること無く所望の周
波数の正弦波または、余弦波を得ることができる。以上
の動作で得た正弦波または余弦波で入力端子10、11
からの色差信号R−Y、B−Yが変調されて変調信号出力端
子15から出力される。
【0015】ここで、NTSCテレビ方式に変調すると
きを例に説明する。NTSCテレビ方式では、 水平走査周波数fh=15.734Khz 色副搬送の周波数fsc=227.5fh=3.579
545Mhz である。本実施例で色副搬送波を1水平走査期間でロッ
クさせる為に設定する数値kfは、数値kfを2進数で
kbビット表現するとして、fsを動作クロック周波
数、ciを水平走査期間中での動作クロックのサイクル
数とすると、 kf=2^kb*fsc/fs =2^kb*227.5*fh/ci*fh =2^kb*227.5/ci となる。設定する数値kfが、水平走査期間中での動作
クロックのサイクル数ciによっては、小数点以下を含
むことは式を見ると明らかである。第1の実施例の説明
でも述べたように、従来の撮像装置などの動作クロック
14.3Mhzでは、ci=910、kfのビット数=
24であるため、kfが小数点以下を含むことはない。
しかし、動作クロックが13.5Mhのものは、ci=
858であり、kfのビット数=24では表現しきれな
い。このように、kbビット表現である数値kfは、 kf=INT(2^kb*227.5/ci) の形になり、表現しきれない部分が生じてしまい、数値
kfに誤差を含むことになる。これはビット数kbを無
限にしても必ず生じてしまう。この数値kfを動作クロ
ックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出力回路
6、COS DATA出力回路7を制御すると誤差部分も積み重
ねた結果で制御することになる。よってSIN DATA出力回
路6、COS DATA出力回路7の出力は、水平走査期間でロ
ックしなかった場合、本来所望する色副搬送と水平走査
期間での終わりでの位相にずれが生じる。そこで、 2^kb*227.5=INT(2^kb*227.5/ci)*
ci+L*N となる整数L、Nを求め、水平走査期間の任意の位置か
らL回だけの積算に、整数Nも積算することで積算誤差
を取りきる制御を行う。マイコン1は保持回路3に整数
Nを設定し、かつ、切り換え回路16に1水平走査期間
の任意の位置から動作クロックL回分だけの間、保持回
路3の出力を選択する切り換え信号を出力し、整数Nも
積算するように制御する。
きを例に説明する。NTSCテレビ方式では、 水平走査周波数fh=15.734Khz 色副搬送の周波数fsc=227.5fh=3.579
545Mhz である。本実施例で色副搬送波を1水平走査期間でロッ
クさせる為に設定する数値kfは、数値kfを2進数で
kbビット表現するとして、fsを動作クロック周波
数、ciを水平走査期間中での動作クロックのサイクル
数とすると、 kf=2^kb*fsc/fs =2^kb*227.5*fh/ci*fh =2^kb*227.5/ci となる。設定する数値kfが、水平走査期間中での動作
クロックのサイクル数ciによっては、小数点以下を含
むことは式を見ると明らかである。第1の実施例の説明
でも述べたように、従来の撮像装置などの動作クロック
14.3Mhzでは、ci=910、kfのビット数=
24であるため、kfが小数点以下を含むことはない。
しかし、動作クロックが13.5Mhのものは、ci=
858であり、kfのビット数=24では表現しきれな
い。このように、kbビット表現である数値kfは、 kf=INT(2^kb*227.5/ci) の形になり、表現しきれない部分が生じてしまい、数値
kfに誤差を含むことになる。これはビット数kbを無
限にしても必ず生じてしまう。この数値kfを動作クロ
ックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出力回路
6、COS DATA出力回路7を制御すると誤差部分も積み重
ねた結果で制御することになる。よってSIN DATA出力回
路6、COS DATA出力回路7の出力は、水平走査期間でロ
ックしなかった場合、本来所望する色副搬送と水平走査
期間での終わりでの位相にずれが生じる。そこで、 2^kb*227.5=INT(2^kb*227.5/ci)*
ci+L*N となる整数L、Nを求め、水平走査期間の任意の位置か
らL回だけの積算に、整数Nも積算することで積算誤差
を取りきる制御を行う。マイコン1は保持回路3に整数
Nを設定し、かつ、切り換え回路16に1水平走査期間
の任意の位置から動作クロックL回分だけの間、保持回
路3の出力を選択する切り換え信号を出力し、整数Nも
積算するように制御する。
【0016】以上の動作により1水平走査期間の終わり
で誤差の無い積算結果を得ることができるため、該積算
結果でSIN DATA出力回路6、COS DATA出力回路7を制御
するとそれぞれの出力は水平走査期間でロックし、位相
を本来の正弦波または余弦波の位相と一致させることが
できる。出力波形は図5のCに示すように切り換え回路
16が保持回路3の出力を選択する期間をRとすると期
間R中の色副搬送波の出力は周期が短くなり、期間Rは
任意に決められるので水平走査期間の終わりの位相も任
意に決められる。また、Dのように期間Rの位置も任意
に決められる。よって、1水平走査期間毎に色副搬送波
の極性が反転しているNTSCテレビ方式では、ひとつ
前の水平走査期間の色副搬送波の極性と、現在の水平走
査期間の色副搬送波の極性はずれが無く反転の関係を保
つことができる。また、入力映像信号の色副搬送波にロ
ックさせて信号処理を行う手段を持つモニター等に映像
信号を入力するとき、水平走査期間でロックした色副搬
送波を提供するため、画面が流れるといった誤動作を引
き起こすことが無い。
で誤差の無い積算結果を得ることができるため、該積算
結果でSIN DATA出力回路6、COS DATA出力回路7を制御
するとそれぞれの出力は水平走査期間でロックし、位相
を本来の正弦波または余弦波の位相と一致させることが
できる。出力波形は図5のCに示すように切り換え回路
16が保持回路3の出力を選択する期間をRとすると期
間R中の色副搬送波の出力は周期が短くなり、期間Rは
任意に決められるので水平走査期間の終わりの位相も任
意に決められる。また、Dのように期間Rの位置も任意
に決められる。よって、1水平走査期間毎に色副搬送波
の極性が反転しているNTSCテレビ方式では、ひとつ
前の水平走査期間の色副搬送波の極性と、現在の水平走
査期間の色副搬送波の極性はずれが無く反転の関係を保
つことができる。また、入力映像信号の色副搬送波にロ
ックさせて信号処理を行う手段を持つモニター等に映像
信号を入力するとき、水平走査期間でロックした色副搬
送波を提供するため、画面が流れるといった誤動作を引
き起こすことが無い。
【0017】図6を用いて本発明の第3の実施例を示
す。第2の実施例は1水平操作期間内での任意の位置で
整数Nを加算することにより、位相のずれを防止するも
のであったが、本実施例は、1フィールドまたは1フレ
ーム期間内で、整数Nを加算するものである。
す。第2の実施例は1水平操作期間内での任意の位置で
整数Nを加算することにより、位相のずれを防止するも
のであったが、本実施例は、1フィールドまたは1フレ
ーム期間内で、整数Nを加算するものである。
【0018】本実施例は図2の実施例の整数Nを積算す
る範囲の制御を変えたのものであり、図2の実施例と本
質的に等しい。本実施例は図4の実施例においてに示さ
れるように、マイコン1が出力する切り換え回路16の
切り換え信号を、任意の水平走査線から数ラインの期間
で出力する例である。図5のようにNTSCテレビ方式
に準じた色副搬送波として正弦波の出力を用いる場合
に、整数Nもを加算して積算する期間を水平走査線のE
ライン目からE+Fライン目までに設定する。E−3、
E−2、E−1、E+F+1ラインでは、整数Nを加算
して積算せず、INT(A/M)の値のみを積算する。
EラインからE+Fラインの期間内では、整数Nも積算
しているため、図5に示されるように、周期が短い正弦
波又は余弦波を得ることができる。従って、この周期の
短い正弦波又は余弦波の存在により、1フィールド又は
1フレームの終わりで生じる理想の正弦波又は余弦波の
位相とのずれを防止することができる。
る範囲の制御を変えたのものであり、図2の実施例と本
質的に等しい。本実施例は図4の実施例においてに示さ
れるように、マイコン1が出力する切り換え回路16の
切り換え信号を、任意の水平走査線から数ラインの期間
で出力する例である。図5のようにNTSCテレビ方式
に準じた色副搬送波として正弦波の出力を用いる場合
に、整数Nもを加算して積算する期間を水平走査線のE
ライン目からE+Fライン目までに設定する。E−3、
E−2、E−1、E+F+1ラインでは、整数Nを加算
して積算せず、INT(A/M)の値のみを積算する。
EラインからE+Fラインの期間内では、整数Nも積算
しているため、図5に示されるように、周期が短い正弦
波又は余弦波を得ることができる。従って、この周期の
短い正弦波又は余弦波の存在により、1フィールド又は
1フレームの終わりで生じる理想の正弦波又は余弦波の
位相とのずれを防止することができる。
【0019】図7を用いて本発明の第4の実施例を示
す。図6は本発明の信号処理装置を用いた撮像装置のブ
ロック図であり、レンズ27、光電変換する撮像素子2
8、CDS/AGC29、A/D変換器30、輝度信号処理回路
31、色差信号処理回路32、輝度信号出力端子33、
動作クロック生成部34、図4の回路を用いた変調回路
35、変調信号出力端子36で構成される。レンズ27
から取り入れた光を撮像素子28で光電変換し、その出
力をCDS/AGC29のに入力に接続し、CDS/AGC29の出力
をA/D変換器30にの入力に接続し、A/D変換器30の
出力を輝度信号処理回路31、色差信号処理回路32の
に入力に接続し、輝度信号処理回路31の出力を輝度信
号出力端子33に出力する。色差信号処理回路32の2
つの出力は変調回路35の2つのに入力に接続し、変調
回路34の出力は変調信号出力端子36に接続出力す
る。動作クロック生成部34が出力する動作クロックは
各ブロックに入力する。
す。図6は本発明の信号処理装置を用いた撮像装置のブ
ロック図であり、レンズ27、光電変換する撮像素子2
8、CDS/AGC29、A/D変換器30、輝度信号処理回路
31、色差信号処理回路32、輝度信号出力端子33、
動作クロック生成部34、図4の回路を用いた変調回路
35、変調信号出力端子36で構成される。レンズ27
から取り入れた光を撮像素子28で光電変換し、その出
力をCDS/AGC29のに入力に接続し、CDS/AGC29の出力
をA/D変換器30にの入力に接続し、A/D変換器30の
出力を輝度信号処理回路31、色差信号処理回路32の
に入力に接続し、輝度信号処理回路31の出力を輝度信
号出力端子33に出力する。色差信号処理回路32の2
つの出力は変調回路35の2つのに入力に接続し、変調
回路34の出力は変調信号出力端子36に接続出力す
る。動作クロック生成部34が出力する動作クロックは
各ブロックに入力する。
【0020】輝度信号処理回路31、色差信号処理回路
32は、レンズ27から取り入れた光電変換してゲイン
調整、ノイズ成分排除を行いアナログ/ディジタル変換
した信号を用いて、輝度信号、色差信号R−Y、B−Y
を出力する。変調回路35は、該色差信号R−Y、B−
Yに所望のテレビ方式に準じた変調をかけて変調信号出
力端子36に出力する。
32は、レンズ27から取り入れた光電変換してゲイン
調整、ノイズ成分排除を行いアナログ/ディジタル変換
した信号を用いて、輝度信号、色差信号R−Y、B−Y
を出力する。変調回路35は、該色差信号R−Y、B−
Yに所望のテレビ方式に準じた変調をかけて変調信号出
力端子36に出力する。
【0021】次に変調回路35の変調動作の流れを説明
する。マイコン1は保持回路2に動作クロックの周波数
を表す数値を設定する。積算回路4は該数値を動作クロ
ックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出力回路
6、COS DATA出力回路7を制御する。SIN DATA出力回路
6、COS DATA出力回路7は、例えばROMであり該積算結
果をアドレスとして用いる。その結果SIN DATA 出力回
路6、COS DATA出力回路7は動作クロックの周波数でサ
ンプリングした正弦波または、余弦波をSIN DATA出力端
子10、COS DATA出力端子11に出力する。このように
動作クロックの周波数を限定すること無く所望の周波数
の正弦波または、余弦波を得ることができる。以上の動
作で得た正弦波または、余弦波で入力端子10、11か
らの色差信号RーY、B−Yが変調されて変調信号出力
端子15から出力される。
する。マイコン1は保持回路2に動作クロックの周波数
を表す数値を設定する。積算回路4は該数値を動作クロ
ックが入る毎に積算し、該積算結果でSIN DATA出力回路
6、COS DATA出力回路7を制御する。SIN DATA出力回路
6、COS DATA出力回路7は、例えばROMであり該積算結
果をアドレスとして用いる。その結果SIN DATA 出力回
路6、COS DATA出力回路7は動作クロックの周波数でサ
ンプリングした正弦波または、余弦波をSIN DATA出力端
子10、COS DATA出力端子11に出力する。このように
動作クロックの周波数を限定すること無く所望の周波数
の正弦波または、余弦波を得ることができる。以上の動
作で得た正弦波または、余弦波で入力端子10、11か
らの色差信号RーY、B−Yが変調されて変調信号出力
端子15から出力される。
【0022】ここで、NTSCテレビ方式に変調すると
きには、第2の実施例で説明したように本来所望する色
副搬送波と1水平操作期間の終わりで位相のずれを生じ
てしまう。
きには、第2の実施例で説明したように本来所望する色
副搬送波と1水平操作期間の終わりで位相のずれを生じ
てしまう。
【0023】そこで、 2^kb*227.5=INT(2^kb*227.5/ci)*
ci+L*N となる整数L、Nを求め、水平走査期間の任意の位置か
らL回だけの積算に、整数Nも積算することで積算誤差
を取りきる制御を行う。マイコン1は保持回路3に整数
Nを設定し、かつ、切り換え回路16に水平走査期間の
任意の位置から動作クロックL回分だけの間保持回路3
の出力を選択する切り換え信号を出力し,整数Nも積算
するように制御する。
ci+L*N となる整数L、Nを求め、水平走査期間の任意の位置か
らL回だけの積算に、整数Nも積算することで積算誤差
を取りきる制御を行う。マイコン1は保持回路3に整数
Nを設定し、かつ、切り換え回路16に水平走査期間の
任意の位置から動作クロックL回分だけの間保持回路3
の出力を選択する切り換え信号を出力し,整数Nも積算
するように制御する。
【0024】以上の動作により水平走査期間の終わりで
誤差の無い積算結果を得ることができるため、該積算結
果でSIN DATA出力回路6、COS DATA出力回路7を制御す
るとそれぞれの出力は水平走査期間でロックし、位相を
本来の正弦波または余弦波の位相と一致させることがで
きる。よって、一1水平走査期間毎に色副搬送波の極性
が反転しているNTSCテレビ方式では、ひとつ前の水
平走査期間の色副搬送波の極性と、現在の水平走査期間
の色副搬送波の極性はずれが無く反転の関係を保つ。ま
た、入力映像信号の色副搬送波にロックさせて信号処理
を行う手段を持つモニター等に映像信号を入力すると
き、水平走査期間でロックした色副搬送波を提供するた
め、画面が流れるといった誤動作を引き起こすことが無
い。
誤差の無い積算結果を得ることができるため、該積算結
果でSIN DATA出力回路6、COS DATA出力回路7を制御す
るとそれぞれの出力は水平走査期間でロックし、位相を
本来の正弦波または余弦波の位相と一致させることがで
きる。よって、一1水平走査期間毎に色副搬送波の極性
が反転しているNTSCテレビ方式では、ひとつ前の水
平走査期間の色副搬送波の極性と、現在の水平走査期間
の色副搬送波の極性はずれが無く反転の関係を保つ。ま
た、入力映像信号の色副搬送波にロックさせて信号処理
を行う手段を持つモニター等に映像信号を入力すると
き、水平走査期間でロックした色副搬送波を提供するた
め、画面が流れるといった誤動作を引き起こすことが無
い。
【0025】図8を用いて本発明の第5の実施例を示
す。図8は本発明の信号処理装置を用いた撮像装置のブ
ロック図であり、図7の実施例に信号入力端子37、切
り換え回路38を新たに設け、外部から入力したアナロ
グ信号にも位相を決められた正弦波を用いて変調をかけ
られるようにした例である。切り換え回路38の2つの
入力にCDS/AGC29の出力と信号入力端子37を接続
し、切り換え回路38の出力をA/D変換器30の入力に
接続し、マイコン1の出力を切り換え回路38の入力に
接続した構成である。
す。図8は本発明の信号処理装置を用いた撮像装置のブ
ロック図であり、図7の実施例に信号入力端子37、切
り換え回路38を新たに設け、外部から入力したアナロ
グ信号にも位相を決められた正弦波を用いて変調をかけ
られるようにした例である。切り換え回路38の2つの
入力にCDS/AGC29の出力と信号入力端子37を接続
し、切り換え回路38の出力をA/D変換器30の入力に
接続し、マイコン1の出力を切り換え回路38の入力に
接続した構成である。
【0026】マイコン1は、信号入力端子37からのア
ナログ信号を選択するように切り換え回路38を設定す
る。入力したアナログ信号は切り換え回路38を通りA
/D変換器30に入力され、アナログ/ディジタル変換
される。該信号を用いて輝度信号処理回路31、色差信
号処理回路32は、輝度信号、色差信号R−Y、B−Y
を出力する。変調回路35は、該色差信号R−Y、B−
Yに所望のテレビ方式に準じた変調をかけて変調信号出
力端子36に出力する。以下の動作は図7の実施例と同
様である。
ナログ信号を選択するように切り換え回路38を設定す
る。入力したアナログ信号は切り換え回路38を通りA
/D変換器30に入力され、アナログ/ディジタル変換
される。該信号を用いて輝度信号処理回路31、色差信
号処理回路32は、輝度信号、色差信号R−Y、B−Y
を出力する。変調回路35は、該色差信号R−Y、B−
Yに所望のテレビ方式に準じた変調をかけて変調信号出
力端子36に出力する。以下の動作は図7の実施例と同
様である。
【0027】本実施例は図7の実施例の回路にアナログ
信号を入力できる様にした例であるため、本質的に同等
であり、図7の実施例と同等の効果が期待できる。
信号を入力できる様にした例であるため、本質的に同等
であり、図7の実施例と同等の効果が期待できる。
【0028】なお、本発明の信号処理装置を撮像装置に
用いた場合に説明したが、ディジタルVCOをもちいて
信号処理を行うTV、VTR等に本発明の信号処理装置
を用いても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
用いた場合に説明したが、ディジタルVCOをもちいて
信号処理を行うTV、VTR等に本発明の信号処理装置
を用いても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】動作クロック毎に出力する正弦波また
は、余弦波の周波数とある任意の位置での位相を決める
事ができるため、期間内で積算誤差を取りきれた正弦波
または、余弦波を出力することができる。つまり、いか
なる動作クロックが与えられていた場合であっても、所
望する周波数の正弦波または余弦波を得ることができ
る。
は、余弦波の周波数とある任意の位置での位相を決める
事ができるため、期間内で積算誤差を取りきれた正弦波
または、余弦波を出力することができる。つまり、いか
なる動作クロックが与えられていた場合であっても、所
望する周波数の正弦波または余弦波を得ることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を表した図
【図2】図1を説明した図
【図3】図1を説明した図
【図4】本発明の第2の実施例を表した図
【図5】図4の実施例の出力を表わした図
【図6】本発明の第3の実施例を表した図
【図7】本発明の第4の実施例を表した図
【図8】本発明の第5の実施例を表した図
1 マイコン 2、3、5 保持回路 4 積算回路 6 SIN DATA出力回路 7 COS DATA出力回路 8 動作クロック入力端子 9 加算回路 10 SIN DATA出力端子 11 COS DATA出力端子 12、13 乗算器 14 加算回路 15 変調信号出力端子 17、19 動作クロック 18、20 正弦波出力データ 27 レンズ 28 撮像素子 29 CDS/AGC 30 A/D変換器 31 輝度信号処理回路 32 色差信号処理回路 33 輝度信号出力端子 34 動作クロック生成部 35 変調部 36 変調信号出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 憲彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内
Claims (12)
- 【請求項1】設定値を保持する設定値保持手段と、動作
クロック毎に該設定値を積算する積算手段と、該積算結
果で制御されてある周波数の波形の1サイクルまたは1
サイクルの一部分を出力する出力手段を有する信号処理
装置において、 該積算手段は、任意の期間で該設定値に任意の整数Nを
加算した値を積算することを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項2】設定値を保持する設定値保持手段と、動作
クロック毎に該設定値を積算する積算手段と、該積算結
果で制御されて色副搬送波の1サイクルまたは1サイク
ルの一部分を出力する手段と、該出力を色差信号に乗ず
る乗算手段を有する信号処理装置において、 該積算手段は、任意の期間で該設定値に任意の整数Nを
加算した値を積算することを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項3】前記任意の整数Nを保持する整数保持手段
と、 前記任意の整数Nを前記設定値に加算手段と、 該第2の保持手段を制御する制御手段を有し、 該制御手段が前記任意の期間、第2の保持回路の出力を
該加算手段に供給することにより、前記積算手段は任意
の期間で該設定値に任意の整数Nを加算した値を積算す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の信
号処理装置。 - 【請求項4】前記任意の期間は色副搬送波の1サイクル
期間中の任意の期間であり、1サイクル期間終了後の色
副搬送波の出力を所望の位相にすることを特徴とする請
求項2に記載の信号処理装置。 - 【請求項5】前記任意の期間は1水平操作期間中の任意
の期間であり、 1水平操作期間終了後の色副搬送波の出力を所望の位相
にすることを特徴とする請求項2に記載の信号処理装
置。 - 【請求項6】前記任意の期間は1垂直操作期間中の任意
の期間であり、1垂直操作期間終了後の色副搬送波の出
力を所望の位相にすることを特徴とする請求項2に記載
の信号処理装置。 - 【請求項7】前記任意の期間は2垂直操作期間中の任意
の期間であり、2垂直操作期間終了後の色副搬送波の出
力を所望の位相にすることを特徴とする請求項2に記載
の信号処理装置。 - 【請求項8】レンズと該レンズを通して得た光を光電変
換する撮像素子と、該撮像素子を駆動する駆動手段と、
該撮像素子の出力信号をアナログ/ディジタル変換する
A/D変換器と、該A/D変換器の出力から輝度信号と
2つの異なる色差信号を生成する生成手段と、設定値を
保持する設定値保持手段と、動作クロック毎に該設定値
を積算する積算手段と、該積算結果で制御されて2つの
異なる色副搬送波の1サイクルまたは1サイクルの一部
分を動作クロック毎に順次出力する出力手段と、該出力
を前記2つの異なる色差信号にそれぞれ乗ずる乗算手段
を有する撮像装置において、 該積算手段は、積算結果を調節することにより所望の色
副搬送波を出力することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項9】前記積算手段は、任意の期間で該設定値に
任意の整数Nを加算した値を積算することにより、積算
結果を調節すること特徴とする請求項8に記載の撮像装
置。 - 【請求項10】外部からアナログ映像信号を入力する手
段と、該映像信号を出力信号をアナログ/ディジタル変
換するA/D変換器と、該A/D変換器の出力から輝度
信号と2つの異なる色差信号を生成する生成手段と、設
定値を保持する設定値保持手段と、動作クロック毎に該
設定値を積算する積算手段と、該積算結果で制御されて
異なる2つの色副搬送波の1サイクルまたは1サイクル
の一部分を動作クロック毎に順次出力する手段と、該出
力を前記2つの異なる色差信号にそれぞれ乗ずる乗算手
段を有する撮像装置において、 該積算手段は、積算結果を調節することにより所望の色
副搬送波を出力することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項11】前記積算手段は、任意の期間で該設定値
に任意の整数Nを加算した値を積算することにより、積
算結果を調節すること特徴とする請求項10に記載の撮
像装置。 - 【請求項12】前記任意の整数Nを保持する整数保持手
段と、 前記任意の整数Nを前記設定値に加算手段と、 該第2の保持手段を制御する制御手段を有し、 該制御手段が前記任意の期間、第2の保持回路の出力を
該加算手段に供給することにより、前記積算手段は任意
の期間で該設定値に任意の整数Nを加算した値を積算す
ることを特徴とする請求項9または請求項11に記載の
信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021040A JPH11220755A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 信号処理装置及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021040A JPH11220755A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 信号処理装置及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220755A true JPH11220755A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12043843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10021040A Pending JPH11220755A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 信号処理装置及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220755A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001346221A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Rohm Co Ltd | ビデオエンコーダ |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP10021040A patent/JPH11220755A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001346221A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Rohm Co Ltd | ビデオエンコーダ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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