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JPH11220337A - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

Info

Publication number
JPH11220337A
JPH11220337A JP1878798A JP1878798A JPH11220337A JP H11220337 A JPH11220337 A JP H11220337A JP 1878798 A JP1878798 A JP 1878798A JP 1878798 A JP1878798 A JP 1878798A JP H11220337 A JPH11220337 A JP H11220337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power amplifier
impedance
choke
choke circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1878798A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Sakuno
圭一 作野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1878798A priority Critical patent/JPH11220337A/ja
Publication of JPH11220337A publication Critical patent/JPH11220337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源側のインピーダンスによる特性変動が少
なくて、小型の電力増幅器を提供する。 【解決手段】 この電力増幅器は、電界効果トランジス
タあるいはバイポーラトランジスタを増幅素子Tr1と
し、この増幅素子Tr1の信号入力側となるゲートある
いはベースと、信号出力側となるドレインあるいはコレ
クタと各バイアス供給電源Vbb,Vccとの間に、イ
ンダクタンス素子L1,L2とキャパシタンス素子C
1,C2と抵抗素子R1,R2からなるチョーク回路
3,4が接続されている。チョーク回路3,4が誘導性
あるいは容量性成分を有する周波数で、電源インピーダ
ンスと共振した場合にも、抵抗素子R1,R2が共振の
Q値を低く抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信や、
衛星通信等で用いられる電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力増幅器の回路構成におい
て、外部のバイアス供給電源と電力増幅器とを直流的に
接続し高周波的に分離することを目的としてチョーク回
路が用いられる。上記目的を達成するためには、電力増
幅器の動作周波数帯において、チョーク回路のインピー
ダンスを、チョーク回路から電力増幅器側をみたインピ
ーダンスよりも高くして、電源側のインピーダンスが電
力増幅器の特性に影響を与えないようにすることが必要
である。
【0003】従来の小型のチョーク回路の構成として、
たとえば、特開平8―840303号に開示されたもの
がある。この従来例のチョーク回路の部分を抜粋して、
図5に示す。
【0004】図5において、Tr100は増幅素子とし
てのトランジスタ、L100はインダクタ、C100,
C200はコンデンサである。また、Vccはバイアス
供給電源である。通常はC100を用いず、インダクタ
L100のインダクタンス値を大きくすることによっ
て、インダクタL100のインピーダンス:ZL、 ZL=jωL100 (L100:L100のインダク
タンス、ω=2πf,f:周波数)を、増幅素子の出力イ
ンピーダンスに比して大きくなるようにしてチョーク回
路としている。
【0005】これに対し、この従来例ではL100とC
100を並列接続することにより、並列回路のインピー
ダンス:Zを、 ZP=jωL100 /(1−(ωL100・C100)2) としている。このC100の付加によって、ZLと同等
のZPを小さなL100で実現し、コンデンサに比して
占有面積の大きいインダクタを小型して、チョーク回路
の小型化を図っている。なお、 接地コンデンサC20
0は、電源側のインピーダンスがいかなる状態をとって
も、チョーク回路から電源側を見たインピーダンスを短
絡に近い状態で固定するために挿入されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては以下の解決すべき課題がある。まず、図
5において共振回路をなす並列回路CKの共振周波数に
おいては、ZPが無限大となるので、接地コンデンサC
200の有無によらず増幅素子Tr1と電源側は高周波
的に分離される。
【0007】しかし、上記共振周波数以外の周波数では
並列回路CKは誘導性あるいは容量性のインピーダンス
となる。このため、上記並列回路CKが、動作周波数帯
で電源側のインピーダンスと共振して電源と電力増幅器
との高周波的な分離が損なわれて、電力増幅器内のイン
ピーダンス不整合の増大や、発振等の悪影響を招く場合
がある。
【0008】そこで、接地コンデンサC200の容量値
を十分大きくし、高周波的に短絡状態に近づけることに
よって上記の問題は低減される。しかし、現実のチップ
コンデンサではコンデンサ自身の有するインダクタン
ス、および接地に至る経路の配線インダクタンス等の寄
生インダクタンスが存在するから、理想的な接地状態を
実現するのは困難である。
【0009】さらに、電力増幅器の動作周波数が高いほ
ど上記寄生インダクタンスの影響が大きくなるため問題
はより深刻となる。 ここで、上記接地コンデンサC2
を増幅素子Tr1が形成される半導体チップにモノリシ
ック化すれば、上記寄生インダクタンスは低減される。
しかし、十分な接地状態を実現しようとすると、コンデ
ンサC200の占有面積が増大し、半導体チップが大型
化することになり、チップコストの低減が困難になると
いう問題がある。
【0010】そこで、この発明の目的は、上述した課題
を解決するためのものであり、電源側のインピーダンス
による特性変動が少なくて、小型の電力増幅器を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の電力増幅器は、増幅素子の信号入
力側または信号出力側の少なくとも一方と上記増幅素子
のバイアス供給電源との間に、インダクタンス素子とキ
ャパシタンス素子と抵抗素子からなるチョーク回路が接
続されていることを特徴としている。
【0012】この請求項1の発明では、バイアス供給電
源と増幅素子の間にインダクタンス素子L,キャパシタ
ンス素子C,抵抗素子Rで構成したチョーク回路を接続
した。したがって、上記チョーク回路のインピーダンス
が誘導性あるいは容量性成分を有する周波数で、上記チ
ョーク回路が電源インピーダンスと共振した場合にも、
抵抗素子Rが共振のQ値を低く抑える。これにより、増
幅素子から上記チョーク回路を含めてバイアス供給電源
側を見たインピーダンスの変動を抑制でき、電力増幅器
のインピーダンス不整合の発生や発振を抑制できる。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電力増幅器において、上記増幅素子は、電界効果型ト
ランジスタまたはバイポーラトランジスタであり、シリ
コン半導体または化合物半導体で構成されていることを
特徴としている。
【0014】この請求項2の発明では、増幅素子を、シ
リコン半導体または化合物半導体で構成された電界効果
型トランジスタまたはバイポーラトランジスタとするこ
とによって、小型化を図れる。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の電力増幅器において、上記チョーク回路が、
上記インダクタンス素子とキャパシタンス素子と抵抗素
子とが互いに並列に接続された並列回路で構成されてい
ることを特徴としている。
【0016】この請求項3の発明では、インダクタンス
素子,キャパシタンス素子,抵抗素子それぞれのインダ
クタンス,キャパシタンス,抵抗をL,C,Rとする
と、上記並列回路のインピーダンス:Ztは、 Zt=(ωL)2R/(R2(1−ω2LC)2+(ωL)2)+ jωLR2(1−ω2LC)/(R2(1−ω2LC)2+(ωL)2) =Re(Zt)+jIm(Zt) (Re(Zt):Ztの実部、Im(Zt):Ztの虚部) Re(Zt)= (ωL)2R/(R2(1−ω2LC)2+(ωL)2) Im(Zt)=ωLR2(1−ω2LC)/(R2(1−ω2LC)2+(ωL)2) となり、高周波的にも実部が存在する。
【0017】したがって、電源側のインピーダンスがい
かなる値であっても、増幅素子から上記並列回路を含め
てバイアス供給電源側を見たインピーダンスが、上記イ
ンピーダンスZtの実部Re(Zt)以上の値に制限され
る。したがって、増幅素子から上記並列回路を含めてバ
イアス供給電源側を見たインピーダンス変動が抑制され
るのである。
【0018】上記インピーダンスZtの実部Re(Zt)
は、高周波的な損失に影響するので、電力増幅器の動作
周波数では極力大きな値になることが望ましい。したが
って、Re(Zt)の表記から明らかなように、LCの共
振周波数が電力増幅器の動作周波数付近にあることが望
ましい。 また、LCの共振周波数とそれ以外の周波数
でのZtの実部の差を小さくし帯域を広げることが必要
であればRを小さくすればよい。また、共振周波数付近
で、Ztの実部を大きくすることが必要であればRを大
きくすればよい。 Rの値はこれらの兼ね合いをもって
必要に応じて設定すればよい。
【0019】また、バイアス供給電源から増幅素子に供
給される直流電流はインダクタンス素子Lを流れるの
で、抵抗素子Rによる直流損失の発生もない。また、前
述のごとくインダクタンス素子Lと並列に接続されたキ
ャパシタンス素子Cによって、インダクタンス素子Lの
インダクタンス値を低減でき、小型化も可能である。
【0020】また、請求項4の発明は、請求項1または
2記載の電力増幅器において、上記チョーク回路が、上
記キャパシタンス素子と抵抗素子が直列に接続された直
列接続回路と、インダクタンス素子とが並列に接続され
た回路で構成されていることを特徴としている。
【0021】この請求項4の発明では、上記抵抗素子に
直流電流が流れないので、抵抗素子での直流的な電力消
費がなくなる。
【0022】また、請求項5の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1つに記載の電力増幅器において、上記チョ
ーク回路の共振周波数を、上記増幅素子の動作周波数よ
りも高く設定したことを特徴としている。
【0023】この請求項5の発明では、チョーク回路の
インピーダンスZtの実部Re(Zt)が最大となる上記
チョーク回路の共振周波数を、電力増幅器の動作周波数
よりも高く設定したので、チョーク回路を動作周波数で
共振させる場合に比べて、チョーク回路のインダクタン
ス素子あるいはキャパシタンス素子を小さくできる。し
たがって、請求項5の発明によれば、より一層の小型化
が可能となる。また、非共振状態では上記動作周波数で
チョーク回路が電源側インピーダンスと共振する可能性
が高くなるが、抵抗素子によってチョーク回路のQ値が
低くなっているので、従来例に比べ、この共振によるイ
ンピーダンス変動も抑制される。
【0024】また、請求項6の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1つに記載の電力増幅器において、上記増幅
素子が動作する周波数において、上記抵抗素子の抵抗値
または上記チョーク回路のインピーダンスの実部を、上
記増幅素子の入力インピーダンスまたは出力インピーダ
ンスより高く設定し、かつ、上記入力インピーダンスお
よび出力インピーダンスの100倍以下の値に設定した
ことを特徴としている。
【0025】この請求項6の発明では、上記抵抗素子の
抵抗値Rあるいはチョーク回路のインピーダンスの実部
Re(Zt)を、電力増幅器の動作周波数において増幅素
子の入力インピーダンスまたは出力インピーダンスより
も高く設定した。
【0026】これにより、上記抵抗素子による電力消費
を抑制して、電力増幅器の利得を向上できる。仮に、上
記抵抗素子の抵抗値Rが上記入力インピーダンスまたは
出力インピーダンスよりも低いと、上記抵抗素子が増幅
素子に入力される電力または増幅素子から出力される電
力を最悪で半分以上吸収してしまい、電力増幅器の利得
低下をもたらす。なお、上記抵抗素子の抵抗値Rを入力
インピーダンスまたは出力インピーダンスの3倍より高
くすることがより望ましい。
【0027】一方、抵抗素子の抵抗値Rとしては、増幅
素子の入力インピーダンスまたは出力インピーダンスの
100倍以下に設定したから、共振周波数以外の周波数
でチョーク回路のインピーダンスZtの実部Re(Zt)
が急激に減少することを回避して、電源側のインピーダ
ンスの影響を受けにくくすることができる。上記抵抗素
子の抵抗値Rを大きくし過ぎると、共振周波数以外の周
波数でチョーク回路のインピーダンスZtの実部Re
(Zt)が急激に減少して、電源側のインピーダンスの影
響を受け易くなる。
【0028】また、請求項7の発明は、請求項1乃至6
のいずれか1つに記載の電力増幅器において、複数の増
幅素子を有する多段電力増幅器であって、上記インダク
タンス素子と上記キャパシタンス素子と上記抵抗素子か
らなるチョーク回路が、2つ以上の増幅段で共有されて
いることを特徴としている。
【0029】この請求項7の発明では、上記チョーク回
路を2つ以上の増幅段で共有にしたから、チョーク回路
の数を減らせ、電力増幅器を小型化できる。
【0030】また、請求項8の発明は、請求項1乃至7
のいずれか1つに記載の電力増幅器において、上記チョ
ーク回路が、上記増幅素子とともに同一の半導体基板上
に形成されていることを特徴としている。
【0031】この請求項8の発明では、上記チョーク回
路が、上記増幅素子とともに同一の半導体基板上に形成
されているので、上記チョーク回路と上記増幅素子を短
い配線で接続することができ、配線の寄生インダクタン
ス,上記配線と接地間の寄生キャパシタンスを低減で
き、より一層、特性変動が少なくて小型の電力増幅器を
実現できる。
【0032】なお、上記インダクタンス素子と上記キャ
パシタンス素子と上記抵抗素子からなる回路を、半導体
基板上にモノリシック化した場合には、上記インダクタ
ンス素子やキャパシタンス素子をスパイラルインダクタ
やMIMキャパシタで構成できる。したがって、チップ
インダクタやチップコンデンサを用いる場合に比して小
型化を図れ、電力増幅器全体のサイズの小型化も可能に
なる。さらに、本発明においては、従来例の図5中の接
地キャパシタンスC2も電源側インピーダンスの一部と
みれば、C2をモノリシック化する必要性はないことは
明らかで、チップ面積の増大を招かずに済み、チップコ
スト低減も可能である。また、本発明におけるチョーク
回路中のインダクタンス素子およびキャパシタンス素子
は、それぞれ、誘導性および容量性を示すインピーダン
ス素子であればよく、これらが、マイクロストリップ線
路等の分布定数素子で構成されていても良い。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0034】〔第1の実施の形態〕図1に、本発明の電
力増幅器の第1の実施の形態を示す。この電力増幅器
は、信号が入力される入力整合回路1と、増幅素子とし
てのトランジスタTr1と、信号を出力する出力整合回
路2を備えている。トランジスタTr1は入力整合回路
1と出力整合回路2との間に接続されている。そして、
上記入力整合回路1とトランジスタTr1との接続線7
とバイアス電源Vbbとの間に第1チョーク回路3が接
続されている。また、上記出力整合回路2とトランジス
タTr1との接続線8と電源Vccとの間に第2チョー
ク回路4が接続されている。
【0035】上記第1チョーク回路3は抵抗素子R1と
インダクタンス素子L1とキャパシタンス素子C1との
並列回路で構成されている。また、上記第2チョーク回
路4は抵抗素子R2とインダクタンス素子L2とキャパ
シタンス素子C2との並列回路で構成されている。
【0036】図1において、この電力増幅器の増幅素子
としてのトランジスタTR1の入力側から入力整合回路
1を介して信号が入力される。上記トランジスタTR1
がFET(フィールド・エフェクト・トランジスタ)であ
ればゲート端子側が入力側となり、トランジスタTR1
がバイポーラトランジスタであればベース端子側が入力
側となる。
【0037】また、トランジスタTR1の出力側から出
力整合回路2を介して信号が出力される。トランジスタ
TR1がFETであればドレイン端子側が出力側にな
り、バイポーラトランジスタであればコレクタ端子側が
出力側になる。
【0038】増幅素子としてのトランジスタTR1は、
シリコン半導体またはGaAs等の化合物半導体を用い
て形成されている。上記インダクタンス素子L1,L2
はチップインダクタまたは基板上に形成されたスパイラ
ルインダクタ等の配線インダクタによって形成されてい
る。 また、キャパシタンス素子C1,C2はチップコ
ンデンサ、または基板上に形成されたMIM(メタル・
インシュレータ・メタル)キャパシタ等によって形成さ
れている。上記基板としては、半導体基板,アルミナ,
窒化アルミニウム等のセラミック系基板,あるいはガラ
スエポキシ,テフロン基板などが用いられる。
【0039】上記構成の電力増幅器では、増幅素子TR
1からチョーク回路3,4を含めてバイアス供給電源V
bb側を見たインピーダンスの実部は、電源Vbb,V
cc側のインピーダンスがいかなる値であっても、抵抗
素子R1,R2によって、チョーク回路3,4のインピ
ーダンスの実部以上の値に制限される。このため、増幅
素子Tr1から上記チョーク回路3,4を含めてバイア
ス供給電源Vbb側を見たインピーダンス変動を抑制で
き、増幅素子Tr1のインピーダンス不整合の発生や発
振を抑制できる。しかも、バイアス供給電源Vbbまた
は電源Vccから増幅素子Tr1に供給される直流電流
はインダクタンス素子L1,L2を流れるので、抵抗素
子R1またはR2による直流的な損失の発生もない。
【0040】また、チョーク回路3,4のインダクタン
ス素子L1,L2とキャパシタンス素子C1,C2を並
列に接続することによって、占有面積の大きいインダク
タンス素子L1,L2を小型にでき、電力増幅器全体を
小型化できる。
【0041】また、チョーク回路3,4を、増幅素子T
r1が形成される半導体基板にモノリシック化した場合
には、チョーク回路3,4と増幅素子Tr1とを短い配
線で接続することができる。したがって、上記配線の寄
生インダクタンス、および上記配線と接地間との寄生キ
ャパシタンスを低減できる。したがって、チョーク回路
3,4によってより効果的にインピーダンス変動を抑制
でき、インピーダンス不整合や発振を防止できる。
【0042】また、上記チョーク回路3,4を半導体基
板上にモノリシック化した場合には、チョーク回路3,
4を、チップインダクタやチップコンデンサに比して小
型なスパイラルインダクタやMIMキャパシタを用いて
形成できる。したがって、電力増幅器全体のサイズの小
型化も可能となる。
【0043】また、上記チョーク回路3,4の共振周波
数を、電力増幅素子Tr1の動作周波数よりも高く設定
すると、インダクタンス素子L1,L2やキャパシタン
ス素子C1,C2の小型化を図れる。なお、この場合、
非共振状態では上記動作周波数でチョーク回路3,4が
電源側インピーダンスと共振する可能性が高くなるが、
抵抗素子R1,R2によってチョーク回路のQ値が低く
なっているので、この共振によるインピーダンス変動も
抑制できる。
【0044】また、この電力増幅器の動作周波数におけ
る、チョーク回路3,4のインピーダンスの実部あるい
は抵抗素子R1,R2の抵抗値を、それぞれ増幅素子T
r1の入力インピーダンスあるいは出力インピーダンス
より高く、かつ上記入力あるいは出力インピーダンスの
100倍以下に設定している。
【0045】抵抗素子R1,R2の抵抗値を上記入出力
インピーダンスより高く設定することで、抵抗素子R
1,R2での電力消費を抑制して、増幅素子Tr1の利
得低下を抑制できる。なお、抵抗素子R1,R2の抵抗
値を上記入,出力インピーダンスの3倍以上に設定する
ことが実際上望ましい。
【0046】また、抵抗素子R1,R2の抵抗値を上記
入,出力インピーダンスの100倍以下に設定すること
で、共振周波数以外の周波数でチョーク回路3,4のイ
ンピーダンスZtの実部Re(Zt)が急激に減少するこ
とを回避して、電源側のインピーダンスの影響を受けに
くくすることができる。
【0047】〔第2の実施の形態〕次に、図2に、この
発明の第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態
は、第1チョーク回路3と接続線7との間に入力整合回
路の一部を構成する回路15が接続されている点と、第
2チョーク回路4と接続線8との間に出力整合回路の一
部を構成する回路16が接続されている点とが、前述の
第1実施形態と異なる。
【0048】上記回路15は、第1チョーク回路3と接
続線7との間に接続されたインダクタンス素子Lm1
と、インダクタンス素子Lm1のバイアス電源側とグラ
ンドとの間に接続されたコンデンサCm1とで構成され
ている。また、上記回路16は、第2チョーク回路4と
接続線8との間に接続されたインダクタンス素子Lm2
と、インダクタンス素子Lm2のバイアス電源側とグラ
ンドとの間に接続されたコンデンサCm2とで構成され
ている。
【0049】尚、上記コンデンサCm1,Cm2を、
入,出力整合回路15,16とバイアス供給電源Vbb
との高周波的な分離を向上させるための接地キャパシタ
として用いてもよい。
【0050】この第2実施形態での第1,第2チョーク
回路3,4の構成は前述の第1実施形態と同じであり、
増幅素子Tr1から電源側を見たインピーダンスの変動
を抑制して、インピーダンス不整合や発振を防止でき
る。
【0051】〔第3の実施の形態〕次に、図3に、この
発明の第3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態
は、2段高周波増幅器を構成する増幅素子Tr1,Tr
2を備えている点が上述の第1,第2実施形態と異な
る。この増幅素子Tr1とTr2は接続線19で接続さ
れており、接続線19には段間整合回路17が設けられ
ている。
【0052】入力整合回路1と増幅素子Tr1を接続す
る接続線7と第1チョーク回路3との間に回路15が接
続されている点は、前述の第2実施形態と同じである。
【0053】そして、この第3実施形態では、第2チョ
ーク回路4と上記接続線19との間に段間整合回路の一
部を構成する回路18が接続され、第2チョーク回路4
と上記接続線8との間に出力整合回路の一部を構成する
回路16が接続されている。上記回路18は、上記接続
線19と第2チョーク回路4の間に接続されたインダク
タンス素子Lm3と、このインダクタンス素子Lm3の
電源側とグランドとの間に接続されたコンデンサCm3
を有している。
【0054】この第3実施形態では、2個の増幅素子T
r1とTr2の出力側が、インダクタンス素子L2とキ
ャパシタンス素子C2と抵抗素子R2の並列回路からな
る第2チョーク回路4を介して、バイアス供給電源Vc
cと接続されている。
【0055】このように、この第3実施形態では、2つ
の増幅素子Tr1とTr2の出力側が1つのチョーク回
路4でもって、バイアス供給電源Vccに接続されてい
る。したがって、増幅素子Tr1とTr2の出力側それ
ぞれを別個のチョーク回路で電源Vccに接続する場合
に比べて、回路を簡素化できるから、小型化を図ること
ができる。
【0056】なお、この第3実施形態では、2個の増幅
素子Tr1,Tr2の出力側を1つのチョーク回路4で
バイアス供給電源Vccに接続したが、2個の増幅素子
Tr1,Tr2の入力側を1つのチョーク回路3でバイ
アス供給電源Vbbに接続してもよい。
【0057】また、チョーク回路4が共有する増幅素子
(増幅段数)は3個以上であってもよい。 また、2つ
のキャパシタCm2,Cm3に代えて、両キャパシタの
和容量を有するキャパシタをチョーク回路4の増幅素子
側の端子4Aと接地間に接続してもよい。そして、上記
和容量のキャパシタを、段間整合回路17または出力整
合回路2とバイアス供給電源Vccとの高周波的な分離
を向上させるための接地キャパシタとして用いてもよ
い。
【0058】尚、上述した第1、第2、第3実施形態に
おいて、L1,C1,R1からなる第1チョーク回路3およ
び、L2,C2,R2からなる第2チョーク回路4に代え
て、図4(A)に示す第1チョーク回路33および第2チ
ョーク回路34を備えてもよい。この第1チョーク回路
33は抵抗素子R1とコンデンサC1の直列回路とこの
直列回路に並列に接続されたインダクタンス素子L1と
で構成されている。また、第2チョーク回路34は抵抗
素子R2とコンデンサC2の直列回路とこの直列回路に
並列に接続されたインダクタンス素子L2とで構成され
ている。
【0059】また、上記第1,第2チョーク回路3,4
に換えて、図4(B)に示す第1チョーク回路43および
第2チョーク回路44を備えてもよい。この第1チョー
ク回路43は抵抗素子R1に、コンデンサC1とインダ
クタンス素子L1との並列回路を直列接続した回路で構
成されている。また、第2チョーク回路44は抵抗素子
R2に、コンデンサC2とインダクタンス素子L2との
並列回路を直列接続した回路で構成されている。
【0060】また、上記第1,第2チョーク回路3,4
に換えて、図4(C)に示す第1チョーク回路53および
第2チョーク回路54を備えてもよい。この第1チョー
ク回路53はコンデンサC1に、インダクタンス素子L
1と抵抗素子R1との直列回路を並列接続した回路で構
成されている。また、第2チョーク回路53はコンデン
サC2に、インダクタンス素子L2と抵抗素子R2との
直列回路を並列接続した回路で構成されている。
【0061】また、上記第1,第2チョーク回路3,4
に換えて、図4(D)に示す第1チョーク回路63および
第2チョーク回路64を備えてもよい。この第1チョー
ク回路63はインダクタンス素子L1に、抵抗素子R1
とコンデンサC1との並列回路を直列接続した回路で構
成されている。また、第2チョーク回路64はインダク
タンス素子L2に、抵抗素子R2とコンデンサC2との
並列回路を直列接続した回路で構成されている。
【0062】上記第1チョーク回路33,43,53,
63および第2チョーク回路34,44,54,64
は、高周波的にインピーダンスの実部が存在するので、
増幅素子Tr1から電源側を見たインピーダンスの変動
を抑制して、インピーダンス不整合や発振を防止でき
る。
【0063】特に、図4(A)に示すチョーク回路33,
34では、抵抗R1,抵抗R2に直流電流が流れないの
で、上記抵抗R1,R2での直流的な電力消費もない。
一方、図4(B),(C),(D)に示す回路43,44,5
3,54,63,64では、抵抗R1および抵抗R2で
直流的な電力消費が発生するが、増幅素子をFETにし
て、ゲートが信号入力端子である場合には、ゲート電流
がほとんど流れない。したがって、図4(B),(C),(D)
の回路43,53,63を用いても、直流的な電力消費
はほとんど無い。また、上記増幅素子がバイポーラトラ
ンジスタであり、ベースが信号入力端子である場合で
も、トランジスタの増幅作用により、コレクタ電流に比
べてベース電流は電流増幅率分の1で良い。したがっ
て、図4(B),(C),(D)の回路43,53,63を用い
ても、直流的な電力消費はほとんど無い。
【0064】また、受信用増幅器のように、扱う電力が
微弱な場合には、増幅素子に供給するバイアス電流もわ
ずかであるので、抵抗R1,R2による直流的な電力消
費も小さく、図4(B),(C),(D)のチョーク回路43,
53,63およびチョーク回路44,54,64を適用
できる。
【0065】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の電力増幅器は、バイアス供給電源と増幅素子の間に
インダクタンス素子L,キャパシタンス素子C,抵抗素
子Rで構成したチョーク回路を接続した。したがって、
上記チョーク回路のインピーダンスが誘導性あるいは容
量性成分を有する周波数で、上記チョーク回路が電源イ
ンピーダンスと共振した場合にも、抵抗素子Rが共振の
Q値を低く抑える。これにより、増幅素子から上記チョ
ーク回路を含めてバイアス供給電源側を見たインピーダ
ンスの変動を抑制でき、電力増幅器のインピーダンス不
整合の発生や発振を抑制できる。
【0066】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電力増幅器において、増幅素子を、シリコン半導体ま
たは化合物半導体で構成された電界効果型トランジスタ
またはバイポーラトランジスタとすることによって、小
型化を図れる。
【0067】また、請求項3の発明は、上記チョーク回
路が、インダクタンス素子とキャパシタンス素子と抵抗
素子とが互いに並列に接続された並列回路で構成されて
いる。
【0068】この請求項3の発明では、インダクタンス
素子,キャパシタンス素子,抵抗素子それぞれのインダ
クタンス,キャパシタンス,抵抗をL,C,Rとする
と、上記並列回路のインピーダンス:Ztは、 Re(Zt)= (ωL)2R/(R2(1−ω2LC)2+(ωL)2) Im(Zt)=ωLR2(1−ω2LC)/(R2(1−ω2LC)2
+(ωL)2) となり、高周波的にも実部が存在する。
【0069】したがって、電源側のインピーダンスがい
かなる値であっても、増幅素子から上記並列回路を含め
てバイアス供給電源側を見たインピーダンスが、上記イ
ンピーダンスZtの実部Re(Zt)以上の値に制限され
る。したがって、増幅素子から上記並列回路を含めてバ
イアス供給電源側を見たインピーダンス変動が抑制され
る。また、バイアス供給電源から増幅素子に供給される
直流電流はインダクタンス素子Lを流れるので、抵抗素
子Rによる直流損失の発生もない。また、前述のごとく
インダクタンス素子Lと並列に接続されたキャパシタン
ス素子Cによって、インダクタンス素子Lのインダクタ
ンス値を低減でき、小型化も可能である。
【0070】また、請求項4の発明は、請求項1または
2記載の電力増幅器において、上記チョーク回路が、上
記キャパシタンス素子と抵抗素子が直列に接続された直
列接続回路と、インダクタンス素子とが並列に接続され
た回路で構成されている。
【0071】この請求項4の発明では、上記抵抗素子に
直流電流が流れないので、抵抗素子での直流的な電力消
費がなくなる。
【0072】また、請求項5の発明は、チョーク回路の
インピーダンスZtの実部Re(Zt)が最大となる上記
チョーク回路の共振周波数を、電力増幅器の動作周波数
よりも高く設定したので、チョーク回路を動作周波数で
共振させる場合に比べて、チョーク回路のインダクタン
ス素子あるいはキャパシタンス素子を小さくできる。し
たがって、請求項5の発明によれば、より一層の小型化
が可能となる。 また、非共振状態では動作周波数で電
源側インピーダンスと共振する可能性が高くなるが、抵
抗素子によってQ値が低くなっているので、従来例に比
べ、この共振によるインピーダンス変動も抑制される。
【0073】また、請求項6の発明は、上記抵抗素子の
抵抗値Rあるいはチョーク回路のインピーダンスの実部
Re(Zt)を、電力増幅器の動作周波数において増幅素
子の入力インピーダンスまたは出力インピーダンスより
も高く設定した。
【0074】これにより、上記抵抗素子による電力消費
を抑制して、電力増幅器の利得を向上できる。 一方、
抵抗素子の抵抗値Rとしては、増幅素子の入力インピー
ダンスまたは出力インピーダンスの100倍以下に設定
したから、共振周波数以外の周波数でチョーク回路のイ
ンピーダンスZtの実部Re(Zt)が急激に減少するこ
とを回避して、電源側のインピーダンスの影響を受けに
くくすることができる。
【0075】また、請求項7の発明は、上記チョーク回
路を2つ以上の増幅段で共有にしたから、チョーク回路
の数を減らせ、電力増幅器を小型化できる。
【0076】また、請求項8の発明は、上記チョーク回
路が、上記増幅素子とともに同一の半導体基板上に形成
されているので、上記チョーク回路と上記増幅素子を短
い配線で接続することができ、配線の寄生インダクタン
ス,上記配線と接地間の寄生キャパシタンスを低減で
き、より一層、特性変動が少なくて小型の電力増幅器を
実現できる。
【0077】以上のように本発明によれば、電源側のイ
ンピーダンスによる特性変動の少ない、小型の電力増幅
器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電力増幅器の第1実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】 本発明の電力増幅器の第2実施形態を示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明の電力増幅器の第3実施形態を示すブ
ロック図である。
【図4】 図4(A)は上記第1,第2,第3実施形態に
おけるチョーク回路の第1変形例を示す図であり、図4
(B)は上記チョーク回路の第2変形例を示す図であり、
図4(C)は上記チョーク回路の第3変形例を示す図であ
り、図4(D)は上記チョーク回路の第4変形例を示す図
である。
【図5】 従来の電力増幅器のブロック図である。
【符号の説明】
1…入力整合回路、2…出力整合回路、3…第1チョー
ク回路、4…第2チョーク回路、7,8,19…接続
線、15…入力整合回路の一部、16…出力整合回路の
一部、17…段間整合回路、18…段間整合回路の一
部、L1,L2,L3,Lm1,Lm2,Lm3…イン
ダクタンス素子、C1,C2,C3,Cm1,Cm2,
Cm3…キャパシタンス素子、R1,R2…抵抗素子、
Tr1,Tr2…トランジスタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅素子の信号入力側または信号出力側
    の少なくとも一方と上記増幅素子のバイアス供給電源と
    の間に、インダクタンス素子とキャパシタンス素子と抵
    抗素子からなるチョーク回路が接続されていることを特
    徴とする電力増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電力増幅器において、 上記増幅素子は、電界効果型トランジスタまたはバイポ
    ーラトランジスタであり、シリコン半導体または化合物
    半導体で構成されていることを特徴とする電力増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電力増幅器に
    おいて、 上記チョーク回路が、 上記インダクタンス素子とキャパシタンス素子と抵抗素
    子とが互いに並列に接続された並列回路で構成されてい
    ることを特徴とする電力増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の電力増幅器に
    おいて、 上記チョーク回路が、 上記キャパシタンス素子と抵抗素子が直列に接続された
    直列接続回路と、インダクタンス素子とが並列に接続さ
    れた回路で構成されていることを特徴とする電力増幅
    器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    電力増幅器において、 上記チョーク回路の共振周波数を、上記増幅素子の動作
    周波数よりも高く設定したことを特徴とする電力増幅
    器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
    電力増幅器において、 上記増幅素子が動作する周波数において、上記抵抗素子
    の抵抗値または上記チョーク回路のインピーダンスの実
    部を、上記増幅素子の入力インピーダンスまたは出力イ
    ンピーダンスより高く設定し、かつ、上記入力インピー
    ダンスおよび出力インピーダンスの100倍以下の値に
    設定したことを特徴とする電力増幅器。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    電力増幅器において、 複数の増幅素子を有する多段電力増幅器であって、 上記インダクタンス素子と上記キャパシタンス素子と上
    記抵抗素子からなるチョーク回路が、2つ以上の増幅段
    で共有されていることを特徴とする電力増幅器。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の
    電力増幅器において、 上記チョーク回路が、上記増幅素子とともに同一の半導
    体基板上に形成されていることを特徴とする電力増幅
    器。
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