JPH11218148A - カルダン継手のヨーク - Google Patents
カルダン継手のヨークInfo
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- JPH11218148A JPH11218148A JP10021885A JP2188598A JPH11218148A JP H11218148 A JPH11218148 A JP H11218148A JP 10021885 A JP10021885 A JP 10021885A JP 2188598 A JP2188598 A JP 2188598A JP H11218148 A JPH11218148 A JP H11218148A
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- JP
- Japan
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- yoke
- band
- bolt
- circumferential groove
- cardan joint
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/382—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
- F16D3/387—Fork construction; Mounting of fork on shaft; Adapting shaft for mounting of fork
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0852—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft
- F16D1/0864—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft due to tangential loading of the hub, e.g. a split hub
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/10—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
- F16D2001/103—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially the torque is transmitted via splined connections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汎用性が高くて、ひいては安価なカルダン継
手のヨークを提供する。 【解決手段】 ヨーク本体1の筒部3の端部には、軸方
向のスリット6と周溝7を設けている。周溝7にバンド
2を嵌合し、バンド2の両端の折曲部8a,8bには、
ボルト用の穴9a,9bを設ける。バンド2は周溝7に
沿って回転でき、ボルト用の穴9a,9bの向きを自在
に調整できる。
手のヨークを提供する。 【解決手段】 ヨーク本体1の筒部3の端部には、軸方
向のスリット6と周溝7を設けている。周溝7にバンド
2を嵌合し、バンド2の両端の折曲部8a,8bには、
ボルト用の穴9a,9bを設ける。バンド2は周溝7に
沿って回転でき、ボルト用の穴9a,9bの向きを自在
に調整できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のハンドル
ジョイントなどに使用されるカルダン継手のヨークに関
する。
ジョイントなどに使用されるカルダン継手のヨークに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、カルダン継手としては、例えば、
図3に示すようなものがある。このカルダン継手は、十
字ピン50で第1のヨーク60と第2のヨーク70を連
結している。上記第1のヨーク60は、図3,図4(A)
に示すように、二又状のアーム部61と筒部62とを有
する。上記アーム部61には、十字ピン50用のピン穴
63,63を設ける一方、上記筒部62にはセレーショ
ンシャフト64を嵌合している。上記筒部62には、ボ
ルト締付部65が上方に突出している。このボルト締付
部65は、図4(B)に示すように、スリット66によっ
て2分割している。また、上記ボルト締付部65には、
上記ピン穴63,63と直角の方向にボルト穴67を設
けている。このボルト穴67に図示しないボルトを挿通
して、ボルト締付部65を締め付けることによって、図
3に示すように、第1のヨーク60をセレーションシャ
フト64に固定している。一方、第2のヨーク70も、
図3,図5(A)に示すように、アーム部71と筒部72
とを有する。このアーム部71には、十字ピン50用の
ピン穴73,73を設けている。また、上記筒部72は
ボルト締付部75を備え、このボルト締付部75には、
図5(B)に示すように、スリット76とボルト穴77と
を設けている。そして、ボルト穴77に図示しないボル
トを挿通して、ボルト締付部75を締め付けて、図3に
示すように、第2のヨーク70をセレーションシャフト
74に固定している。
図3に示すようなものがある。このカルダン継手は、十
字ピン50で第1のヨーク60と第2のヨーク70を連
結している。上記第1のヨーク60は、図3,図4(A)
に示すように、二又状のアーム部61と筒部62とを有
する。上記アーム部61には、十字ピン50用のピン穴
63,63を設ける一方、上記筒部62にはセレーショ
ンシャフト64を嵌合している。上記筒部62には、ボ
ルト締付部65が上方に突出している。このボルト締付
部65は、図4(B)に示すように、スリット66によっ
て2分割している。また、上記ボルト締付部65には、
上記ピン穴63,63と直角の方向にボルト穴67を設
けている。このボルト穴67に図示しないボルトを挿通
して、ボルト締付部65を締め付けることによって、図
3に示すように、第1のヨーク60をセレーションシャ
フト64に固定している。一方、第2のヨーク70も、
図3,図5(A)に示すように、アーム部71と筒部72
とを有する。このアーム部71には、十字ピン50用の
ピン穴73,73を設けている。また、上記筒部72は
ボルト締付部75を備え、このボルト締付部75には、
図5(B)に示すように、スリット76とボルト穴77と
を設けている。そして、ボルト穴77に図示しないボル
トを挿通して、ボルト締付部75を締め付けて、図3に
示すように、第2のヨーク70をセレーションシャフト
74に固定している。
【0003】ここで、上記第1のヨーク60は、図4
(A),(B)に示すように、十字ピン用の穴63,63の伸
びる方向にボルト締付部65が突出しており、つまり、
アーム61の存する側にボルト締付部65とスリット6
6があるいわゆる背割り構造になっている。一方、上記
第2のヨーク70は、図5(A),(B)に示すように、十
字ピン用のピン穴73,73の伸びる方向と90度の角
をなす方向にボルト締付部75が突出し、スリット76
が延在する腹割れ構造になっている。このように、図3
のカルダン継手は、背割り構造の第1のヨーク60と腹
割れ構造の第2のヨーク70との2種類のヨークを用い
ることによって、ボルト締付部65のボルト穴67と、
ボルト締付部75のボルト穴77とが同じ方向に向い
て、それらのボルト穴67,77に同じ方向からボルト
を挿入して締付けるようにして、ボルト締め作業の作業
性を向上している。
(A),(B)に示すように、十字ピン用の穴63,63の伸
びる方向にボルト締付部65が突出しており、つまり、
アーム61の存する側にボルト締付部65とスリット6
6があるいわゆる背割り構造になっている。一方、上記
第2のヨーク70は、図5(A),(B)に示すように、十
字ピン用のピン穴73,73の伸びる方向と90度の角
をなす方向にボルト締付部75が突出し、スリット76
が延在する腹割れ構造になっている。このように、図3
のカルダン継手は、背割り構造の第1のヨーク60と腹
割れ構造の第2のヨーク70との2種類のヨークを用い
ることによって、ボルト締付部65のボルト穴67と、
ボルト締付部75のボルト穴77とが同じ方向に向い
て、それらのボルト穴67,77に同じ方向からボルト
を挿入して締付けるようにして、ボルト締め作業の作業
性を向上している。
【0004】また、エンジンの種類によっては、図6に
示すように、十字ピン用のピン穴83の方向と締付用の
ボルト穴87の方向とが45°の角度をなす背割り位相
ずれ構造のヨーク80を用いなければならない場合があ
る。
示すように、十字ピン用のピン穴83の方向と締付用の
ボルト穴87の方向とが45°の角度をなす背割り位相
ずれ構造のヨーク80を用いなければならない場合があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図3のカルダン継手は、背割り構造の第1のヨーク60
と腹割れ構造の第2のヨーク70の2種類のヨークを必
要とするので、部品点数が増えて、高価になるという問
題がある。また、従来においては、図6に示すヨーク8
0を必要とする場合も有り、ヨークに汎用性がなく、多
くの種類のヨークが必要であるという問題があった。
図3のカルダン継手は、背割り構造の第1のヨーク60
と腹割れ構造の第2のヨーク70の2種類のヨークを必
要とするので、部品点数が増えて、高価になるという問
題がある。また、従来においては、図6に示すヨーク8
0を必要とする場合も有り、ヨークに汎用性がなく、多
くの種類のヨークが必要であるという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、汎用性が高く
て、ひいては安価なカルダン継手のヨークを提供するこ
とにある。
て、ひいては安価なカルダン継手のヨークを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明のカルダン継手のヨークは、一端に
二又状のアーム部を有すると共に、他端に筒部を有し、
この筒部の端部に軸方向のスリットと周溝とを有するヨ
ーク本体と、両端に径方向に折り曲げられて互いに対向
する折曲部を有すると共に、この折曲部にボルト用の穴
を有するリング状のバンドとを備え、上記バンドを上記
ヨーク本体の上記周溝に嵌合していて、上記折曲部の穴
に挿通したボルトで上記折曲部を締結するようにしたこ
とを特徴としている。
め、請求項1の発明のカルダン継手のヨークは、一端に
二又状のアーム部を有すると共に、他端に筒部を有し、
この筒部の端部に軸方向のスリットと周溝とを有するヨ
ーク本体と、両端に径方向に折り曲げられて互いに対向
する折曲部を有すると共に、この折曲部にボルト用の穴
を有するリング状のバンドとを備え、上記バンドを上記
ヨーク本体の上記周溝に嵌合していて、上記折曲部の穴
に挿通したボルトで上記折曲部を締結するようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】請求項1の発明のカルダン継手のヨークに
おいて、上記ヨーク本体の筒部の端部の周溝に嵌合した
バンドを回転させて、折曲部のボルト用の穴の方向を調
節して、ボルト穴にボルトを挿通して、締付ける。そう
すると、上記筒部の端部のスリットの幅が狭まって、筒
部が軸に締め付けられる。
おいて、上記ヨーク本体の筒部の端部の周溝に嵌合した
バンドを回転させて、折曲部のボルト用の穴の方向を調
節して、ボルト穴にボルトを挿通して、締付ける。そう
すると、上記筒部の端部のスリットの幅が狭まって、筒
部が軸に締め付けられる。
【0009】このように、請求項1の発明のカルダン継
手のヨークによれば、上記ヨーク本体の筒部の端部の周
溝に嵌合したバンドを回転させて、折曲部のボルト穴の
方向を自由に調整できる。したがって、この発明のカル
ダン継ぎ手のヨークは、汎用性があって、一種類のヨー
クでカルダン継手を構成できて、ヨークの種類を減少で
きる。
手のヨークによれば、上記ヨーク本体の筒部の端部の周
溝に嵌合したバンドを回転させて、折曲部のボルト穴の
方向を自由に調整できる。したがって、この発明のカル
ダン継ぎ手のヨークは、汎用性があって、一種類のヨー
クでカルダン継手を構成できて、ヨークの種類を減少で
きる。
【0010】また、上記周溝にバンドが嵌合しているか
ら、バンドの脱落が防止でき、かつバンドの位置が定ま
り、かつ、バンドはスムーズに回転できる。
ら、バンドの脱落が防止でき、かつバンドの位置が定ま
り、かつ、バンドはスムーズに回転できる。
【0011】また、上記ヨーク本体の筒部の端部は、周
溝の存在により、薄肉となるから、上記バンドによる筒
部の端部の締め付けが容易になる。
溝の存在により、薄肉となるから、上記バンドによる筒
部の端部の締め付けが容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。
により詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、このカルダン継手のヨ
ークは、ヨーク本体1とバンド2とを備える。このヨー
ク本体1は、筒部3と、この筒部3に連なる二又部4を
有する。上記二又部4には、図示しない十字ピンを挿入
するために、筒部3の軸心に垂直な方向のピン穴5a,
5bを設けている。また、上記筒部3の端部には、図
1,2に示すように、軸方向のスリット6を設けると共
に、外周に周溝7を設けている。そして、上記周溝7に
リング状のバンド2を嵌合している。このバンド2は、
両端に径方向に折り曲げて互いに対向する折曲部8a,
8bを有する。この折曲部8a,8bには、ボルト用の
穴9a,9bを設けている。また、上記スリット6の近
傍を除く上記筒部3の内周に、セレーション溝10を形
成している。
ークは、ヨーク本体1とバンド2とを備える。このヨー
ク本体1は、筒部3と、この筒部3に連なる二又部4を
有する。上記二又部4には、図示しない十字ピンを挿入
するために、筒部3の軸心に垂直な方向のピン穴5a,
5bを設けている。また、上記筒部3の端部には、図
1,2に示すように、軸方向のスリット6を設けると共
に、外周に周溝7を設けている。そして、上記周溝7に
リング状のバンド2を嵌合している。このバンド2は、
両端に径方向に折り曲げて互いに対向する折曲部8a,
8bを有する。この折曲部8a,8bには、ボルト用の
穴9a,9bを設けている。また、上記スリット6の近
傍を除く上記筒部3の内周に、セレーション溝10を形
成している。
【0014】上記構成のカルダン継手のヨークは、ヨー
ク本体1の筒部3の端部にバンド2を、図2に示すよう
に、軸方向から挿入し、周溝7にバンド2を嵌合して組
み立てられる。この周溝7に嵌合したバンド2を回転さ
せて、折曲部8a,8bのボルト用の穴9a,9bの方向
を所定の向きに調整する。穴9a,9bに図示しないボ
ルトを挿通し、このボルトを図示しないナットに螺合さ
せて、バンド2を締め付ける。このバンド2の締め付け
によって、筒部3の端部のスリット6の幅が狭まる。こ
の結果、筒部3の内周面に設けられたセレーション溝1
0が、この溝に嵌合する図示しないセレーションシャフ
トを締め付けて、カルダン継手のヨークをセレーション
シャフトに固定する。
ク本体1の筒部3の端部にバンド2を、図2に示すよう
に、軸方向から挿入し、周溝7にバンド2を嵌合して組
み立てられる。この周溝7に嵌合したバンド2を回転さ
せて、折曲部8a,8bのボルト用の穴9a,9bの方向
を所定の向きに調整する。穴9a,9bに図示しないボ
ルトを挿通し、このボルトを図示しないナットに螺合さ
せて、バンド2を締め付ける。このバンド2の締め付け
によって、筒部3の端部のスリット6の幅が狭まる。こ
の結果、筒部3の内周面に設けられたセレーション溝1
0が、この溝に嵌合する図示しないセレーションシャフ
トを締め付けて、カルダン継手のヨークをセレーション
シャフトに固定する。
【0015】以上に述べたように、上記カルダン継手の
ヨークは、上記ヨーク本体1の筒部3の端部の周溝7に
嵌合したバンド2を回転させて、折曲部8a,8bのボ
ルト穴9a,9bの方向を自由に調整できる。したがっ
て、ボルトを締め付ける方向がどの方向であれ、カルダ
ン継手は、本発明のヨークを一種類のみ使用すればよ
い。このように、本発明のヨークは、カルダン継手のヨ
ークの種類を減少でき、汎用性があって、カルダン継手
の製造コストを低減できる。
ヨークは、上記ヨーク本体1の筒部3の端部の周溝7に
嵌合したバンド2を回転させて、折曲部8a,8bのボ
ルト穴9a,9bの方向を自由に調整できる。したがっ
て、ボルトを締め付ける方向がどの方向であれ、カルダ
ン継手は、本発明のヨークを一種類のみ使用すればよ
い。このように、本発明のヨークは、カルダン継手のヨ
ークの種類を減少でき、汎用性があって、カルダン継手
の製造コストを低減できる。
【0016】また、上記周溝7にバンド2が嵌合してい
るから、バンド2は脱落しない。また、バンド2の位置
が定まり、かつ、バンド2はスムーズに回転できる。
るから、バンド2は脱落しない。また、バンド2の位置
が定まり、かつ、バンド2はスムーズに回転できる。
【0017】また、上記ヨーク本体1の筒部3の端部
は、周溝7の存在により、薄肉となるから、上記バンド
による筒部3の端部の締め付けが容易になる。
は、周溝7の存在により、薄肉となるから、上記バンド
による筒部3の端部の締め付けが容易になる。
【0018】上記実施の形態では、筒部3の溝7と端面
12の間は円筒状であるが、図2の実施の形態では、端
面12に近づくにしたがって先細りとなるテーパ部13
を形成している。このようなテーパ部13をヨークの筒
部3の端部に設けると、バンド2を、矢印に示すように
軸方向に筒部3に挿入し易くなって、周溝7に簡単に挿
入できる。なお、図2において、図1と同一構成かつ同
一作用の部品には同一番号を付している。
12の間は円筒状であるが、図2の実施の形態では、端
面12に近づくにしたがって先細りとなるテーパ部13
を形成している。このようなテーパ部13をヨークの筒
部3の端部に設けると、バンド2を、矢印に示すように
軸方向に筒部3に挿入し易くなって、周溝7に簡単に挿
入できる。なお、図2において、図1と同一構成かつ同
一作用の部品には同一番号を付している。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明のカルダン継手のヨークは、ヨーク本体の筒部
の端部に周溝とこの周溝に嵌合するバンドとを備えてい
るので、ヨーク本体の筒部の端部の周溝に嵌合したバン
ドを回転させて、折曲部のボルト穴の方向を自由に調整
できる。このため、本発明のヨークを用いると、一種類
のヨークでカルダン継手を構成でき、カルダン継手はヨ
ークの種類を減少できる。すなわち、本発明のヨークは
汎用性があって、カルダン継手の製造コストを低減でき
る。
1の発明のカルダン継手のヨークは、ヨーク本体の筒部
の端部に周溝とこの周溝に嵌合するバンドとを備えてい
るので、ヨーク本体の筒部の端部の周溝に嵌合したバン
ドを回転させて、折曲部のボルト穴の方向を自由に調整
できる。このため、本発明のヨークを用いると、一種類
のヨークでカルダン継手を構成でき、カルダン継手はヨ
ークの種類を減少できる。すなわち、本発明のヨークは
汎用性があって、カルダン継手の製造コストを低減でき
る。
【0020】また、上記周溝にバンドが嵌合しているか
ら、バンドの脱落が防止でき、かつバンドの位置が定ま
り、かつ、バンドはスムーズに回転できる。
ら、バンドの脱落が防止でき、かつバンドの位置が定ま
り、かつ、バンドはスムーズに回転できる。
【0021】また、上記ヨーク本体の筒部の端部は、周
溝の存在により、薄肉となるから、上記バンドによる筒
部の端部の締め付けが容易になる。
溝の存在により、薄肉となるから、上記バンドによる筒
部の端部の締め付けが容易になる。
【図1】 本発明の一実施の形態のカルダン継手のヨー
クの斜視図である。
クの斜視図である。
【図2】 本発明の他の実施の形態のカルダン継手のヨ
ークの一部分の斜視図である。
ークの一部分の斜視図である。
【図3】 従来のカルダン継手の一部断面正面図であ
る。
る。
【図4】 従来のカルダン継手のヨークの正面図と側面
図である。
図である。
【図5】 従来のカルダン継手の別のヨークの正面図と
側面図である。
側面図である。
【図6】 従来のカルダン継手のさらに別のヨークの正
面図である。
面図である。
1…ヨーク本体、 2…バンド、 3…筒部、 4…二
又部、6…スリット、 7…周溝、 8a,8b…折曲
部、9a,9b…ボルト用の穴。
又部、6…スリット、 7…周溝、 8a,8b…折曲
部、9a,9b…ボルト用の穴。
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に二又状のアーム部を有すると共
に、他端に筒部を有し、この筒部の端部に軸方向のスリ
ットと周溝とを有するヨーク本体と、 両端に径方向に折り曲げられて互いに対向する折曲部を
有すると共に、この折曲部にボルト用の穴を有するリン
グ状のバンドとを備え、 上記バンドを上記ヨーク本体の上記周溝に嵌合してい
て、上記折曲部の穴に挿通したボルトで上記折曲部を締
結するようにしたことを特徴とするカルダン継手のヨー
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021885A JPH11218148A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | カルダン継手のヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021885A JPH11218148A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | カルダン継手のヨーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11218148A true JPH11218148A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12067578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10021885A Pending JPH11218148A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | カルダン継手のヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11218148A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329276A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Showa Corp | プロペラシャフト支持構造 |
CN105697563A (zh) * | 2014-12-11 | 2016-06-22 | 保时捷股份公司 | 用于机动车辆传动系的扭矩传递的连接布置 |
CN107504087A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-22 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种汽车传动轴结构 |
CN107504160A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-22 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种汽车传动轴结构 |
JP2020085110A (ja) * | 2018-11-22 | 2020-06-04 | 日本精工株式会社 | トルク伝達軸 |
EP3667111A4 (en) * | 2017-09-07 | 2020-08-19 | NSK Ltd. | TORQUE DRIVE SHAFT |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP10021885A patent/JPH11218148A/ja active Pending
Cited By (6)
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