JPH11216313A - 脱水濃縮装置 - Google Patents
脱水濃縮装置Info
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- JPH11216313A JPH11216313A JP10022009A JP2200998A JPH11216313A JP H11216313 A JPH11216313 A JP H11216313A JP 10022009 A JP10022009 A JP 10022009A JP 2200998 A JP2200998 A JP 2200998A JP H11216313 A JPH11216313 A JP H11216313A
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Links
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F1/00—Wet end of machines for making continuous webs of paper
- D21F1/66—Pulp catching, de-watering, or recovering; Re-use of pulp-water
- D21F1/74—Pulp catching, de-watering, or recovering; Re-use of pulp-water using cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D33/00—Filters with filtering elements which move during the filtering operation
- B01D33/06—Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums
- B01D33/11—Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums arranged for outward flow filtration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D33/00—Filters with filtering elements which move during the filtering operation
- B01D33/44—Regenerating the filter material in the filter
- B01D33/46—Regenerating the filter material in the filter by scrapers, brushes nozzles or the like acting on the cake-side of the filtering element
- B01D33/466—Regenerating the filter material in the filter by scrapers, brushes nozzles or the like acting on the cake-side of the filtering element scrapers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F1/00—Wet end of machines for making continuous webs of paper
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Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Treatment Of Sludge (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の小型化を図り、低濃度原料を濃縮脱水
することができる脱水濃縮装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング1に、外周部にスクリーン7
を有するストレーナ2が回転可能に軸受されている。又
ストレーナ2の内部にパドル12を外側に取り付けた中
空パイプ3が嵌合されており、ストレーナ2と速度差を
以て回転可能となっている。中空パイプ3に導入された
スラリー9は、スラリー排出口11からストレーナ2内
に排出され、遠心作用を受けてスクリーン7から脱水さ
れつつパドル12により出口15方向に搬送されるよう
になっている。
することができる脱水濃縮装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング1に、外周部にスクリーン7
を有するストレーナ2が回転可能に軸受されている。又
ストレーナ2の内部にパドル12を外側に取り付けた中
空パイプ3が嵌合されており、ストレーナ2と速度差を
以て回転可能となっている。中空パイプ3に導入された
スラリー9は、スラリー排出口11からストレーナ2内
に排出され、遠心作用を受けてスクリーン7から脱水さ
れつつパドル12により出口15方向に搬送されるよう
になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、古紙パルプスラリ
ー、その他の産業廃棄物スラリーから、水分と固形分あ
るいは水分と濃縮原料を分離する脱水濃縮装置に関す
る。
ー、その他の産業廃棄物スラリーから、水分と固形分あ
るいは水分と濃縮原料を分離する脱水濃縮装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紙パルプ産業においては、低濃度パルプ
原料を濃縮することが行われる。スクリューシックナー
で紙パルプ用原料の濃度を例えば30%(水分70%)
以上に濃縮するためには、濃縮前の原料濃度を例えば
2.5%以上にして、原料懸濁液の流動性を低くしてお
く必要がある。なぜなら、紙パルプ原料には強い保水性
があるため、例えば30%以上に濃縮するためには大き
な圧力を加える必要があるが、濃縮前の原料の流動性が
高いと、僅かな隙間からでも原料を含んだまま懸濁液が
逃げてしまい、十分な圧力を加えられないからである。
原料を濃縮することが行われる。スクリューシックナー
で紙パルプ用原料の濃度を例えば30%(水分70%)
以上に濃縮するためには、濃縮前の原料濃度を例えば
2.5%以上にして、原料懸濁液の流動性を低くしてお
く必要がある。なぜなら、紙パルプ原料には強い保水性
があるため、例えば30%以上に濃縮するためには大き
な圧力を加える必要があるが、濃縮前の原料の流動性が
高いと、僅かな隙間からでも原料を含んだまま懸濁液が
逃げてしまい、十分な圧力を加えられないからである。
【0003】逆に、濃縮前の原料濃度を上げて流動性の
低い状態にしてやれば、多少大きな目孔のストレーナを
用いても、パルプ繊維がストレーナ表面でそれ自体非常
に緻密なマットを形成するため、十分な圧力を掛けるこ
とが可能となり、結果的に容易に高濃度に濃縮できるの
である。このような性質を利用した装置は、前述のスク
リューシックナーなど数種類が存在する。
低い状態にしてやれば、多少大きな目孔のストレーナを
用いても、パルプ繊維がストレーナ表面でそれ自体非常
に緻密なマットを形成するため、十分な圧力を掛けるこ
とが可能となり、結果的に容易に高濃度に濃縮できるの
である。このような性質を利用した装置は、前述のスク
リューシックナーなど数種類が存在する。
【0004】又、遠心力を利用した脱水濃縮装置として
遠心分離装置がある。この装置は、固形分を含む懸濁液
に大きな遠心力を与えて、ストレーナを介して水分を脱
水する装置であり、脱水された原料は、ストレーナ内面
を掻き取るスクリューによって排出する仕組みになって
いる。
遠心分離装置がある。この装置は、固形分を含む懸濁液
に大きな遠心力を与えて、ストレーナを介して水分を脱
水する装置であり、脱水された原料は、ストレーナ内面
を掻き取るスクリューによって排出する仕組みになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記スクリューシック
ナー方式は、入口濃度が例えば2.5%以上でなければ
脱水効果が得られない。又、ストレーナの目孔を所定径
(例えばφ2mm)以下にできないため、搾水側に固形
分が混入しやすいという問題がある。又、上記遠心分離
方式は、原料に与える遠心力が1000G以上ないと所
定の脱水効果が得られないため、駆動構造が堅牢なもの
である必要がある。又、パルプ原料は脱水によって繊維
同士が絡み合い、マットを形成してしまうため、スクリ
ューとこのマット状の原料が供回りしてしまい、スムー
ズに排出されないという欠点がある。
ナー方式は、入口濃度が例えば2.5%以上でなければ
脱水効果が得られない。又、ストレーナの目孔を所定径
(例えばφ2mm)以下にできないため、搾水側に固形
分が混入しやすいという問題がある。又、上記遠心分離
方式は、原料に与える遠心力が1000G以上ないと所
定の脱水効果が得られないため、駆動構造が堅牢なもの
である必要がある。又、パルプ原料は脱水によって繊維
同士が絡み合い、マットを形成してしまうため、スクリ
ューとこのマット状の原料が供回りしてしまい、スムー
ズに排出されないという欠点がある。
【0006】そこで本発明は、装置の小型化を図り、低
濃度原料を濃縮脱水することができる脱水濃縮装置を提
供することを目的とする。
濃度原料を濃縮脱水することができる脱水濃縮装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ケーシングに回転可能に
支持され、且つ一端が閉止されて他端に開放された出口
を有する中空形状の周面にスクリーンが形成されたスト
レーナと、該ストレーナ内で該ストレーナと速度差をも
って回転し、前記ストレーナ内に導入された脱水対象原
料を出口方向へ搬送するパドルとを備えたことを特徴と
する脱水濃縮装置に係るものである。
に、請求項1に記載の発明は、ケーシングに回転可能に
支持され、且つ一端が閉止されて他端に開放された出口
を有する中空形状の周面にスクリーンが形成されたスト
レーナと、該ストレーナ内で該ストレーナと速度差をも
って回転し、前記ストレーナ内に導入された脱水対象原
料を出口方向へ搬送するパドルとを備えたことを特徴と
する脱水濃縮装置に係るものである。
【0008】又請求項2に記載の発明は、ストレーナ内
部に該ストレーナと速度差を以て回転すると共に外部か
ら脱水対象原料を導入して閉止端側からストレーナ内に
排出する中空パイプを設け、該中空パイプの外周に、そ
の先端がスクリーンに近接する位置まで延びたパドル
を、中空パイプの軸方向に適宜数取り付けたことを特徴
とする請求項1に記載の脱水濃縮装置に係るものであ
る。
部に該ストレーナと速度差を以て回転すると共に外部か
ら脱水対象原料を導入して閉止端側からストレーナ内に
排出する中空パイプを設け、該中空パイプの外周に、そ
の先端がスクリーンに近接する位置まで延びたパドル
を、中空パイプの軸方向に適宜数取り付けたことを特徴
とする請求項1に記載の脱水濃縮装置に係るものであ
る。
【0009】又請求項3に記載の発明は、パドルによる
脱水対象原料の搬送速度が、脱水初期では早く、脱水後
期では遅くなるようにパドルの傾き角度を設定したこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の脱水濃縮装置に係
るものである。
脱水対象原料の搬送速度が、脱水初期では早く、脱水後
期では遅くなるようにパドルの傾き角度を設定したこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の脱水濃縮装置に係
るものである。
【0010】又請求項4に記載の発明は、ストレーナ
が、円筒形状であることを特徴とする請求項1又は2又
は3に記載の脱水濃縮装置に係るものである。
が、円筒形状であることを特徴とする請求項1又は2又
は3に記載の脱水濃縮装置に係るものである。
【0011】又請求項5に記載の発明は、ストレーナ
が、原料搬送方向下流側に向って縮径された円錐台形で
あることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の脱
水濃縮装置に係るものである。
が、原料搬送方向下流側に向って縮径された円錐台形で
あることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の脱
水濃縮装置に係るものである。
【0012】又請求項6に記載の発明は、ストレーナ
が、原料搬送方向下流側に向って拡径された円錐台形で
あることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の脱
水濃縮装置に係るものである。
が、原料搬送方向下流側に向って拡径された円錐台形で
あることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の脱
水濃縮装置に係るものである。
【0013】上記手段の作用を説明する。
【0014】請求項1に記載の発明では、脱水対象原料
であるスラリーは回転するストレーナ内で遠心力を受け
てスクリーンにシート状に貼り付いて、効果的な脱水が
行われる。そして、脱水が進行するとスクリーンにシー
ト状に貼り付いている原料は、パドルによって掻き取ら
れることによりフレーク状に破片化されて流動性を帯
び、更に脱水されながら脱水出口方向に搬送される。従
って、装置を小型化して低濃度原料を効率的に濃縮脱水
することが可能となる。
であるスラリーは回転するストレーナ内で遠心力を受け
てスクリーンにシート状に貼り付いて、効果的な脱水が
行われる。そして、脱水が進行するとスクリーンにシー
ト状に貼り付いている原料は、パドルによって掻き取ら
れることによりフレーク状に破片化されて流動性を帯
び、更に脱水されながら脱水出口方向に搬送される。従
って、装置を小型化して低濃度原料を効率的に濃縮脱水
することが可能となる。
【0015】請求項2に記載の発明では、中空パイプ
に、ストレーナ内に脱水対象原料を導入する機能と、パ
ドルを回転させる機能の2つの機能を持たせるようにし
て、装置の簡略化と小型化を図っている。
に、ストレーナ内に脱水対象原料を導入する機能と、パ
ドルを回転させる機能の2つの機能を持たせるようにし
て、装置の簡略化と小型化を図っている。
【0016】請求項3に記載の発明では、パドルの傾き
角度を設定して、脱水初期は脱水対象原料がスクリーン
の内面に厚いマット状に貼り付くことを防ぐために素速
く出口方向に搬送し、脱水後期ではパドルにより原料マ
ットをフレーク状に掻き取りながら徐々に搬送速度を遅
くして充分な脱水を行いつつ出口方向に搬送するように
したので、脱水し難いような脱水対象原料を効率よく脱
水することができる。
角度を設定して、脱水初期は脱水対象原料がスクリーン
の内面に厚いマット状に貼り付くことを防ぐために素速
く出口方向に搬送し、脱水後期ではパドルにより原料マ
ットをフレーク状に掻き取りながら徐々に搬送速度を遅
くして充分な脱水を行いつつ出口方向に搬送するように
したので、脱水し難いような脱水対象原料を効率よく脱
水することができる。
【0017】請求項4に記載の発明では、ストレーナは
円筒形状であり、脱水対象原料の範囲が最も広い汎用性
のある装置とすることができる。
円筒形状であり、脱水対象原料の範囲が最も広い汎用性
のある装置とすることができる。
【0018】請求項5に記載の発明では、ストレーナ
は、原料搬送方向下流側に向って縮径した円錐台形ある
ので、脱水しにくい脱水対象原料を効率よく脱水するこ
とができる。
は、原料搬送方向下流側に向って縮径した円錐台形ある
ので、脱水しにくい脱水対象原料を効率よく脱水するこ
とができる。
【0019】請求項6に記載の発明では、ストレーナ
は、原料搬送方向下流側に向って拡径した円錐台形であ
るので、脱水しやすい脱水対象原料を迅速に脱水して取
り出すことができる。
は、原料搬送方向下流側に向って拡径した円錐台形であ
るので、脱水しやすい脱水対象原料を迅速に脱水して取
り出すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。
に従って説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態に係る脱
水濃縮装置の概略構成図である。
水濃縮装置の概略構成図である。
【0022】この脱水濃縮装置は、ケーシング1、ケー
シング1に軸方向の2個所で軸受けされ回転する中空形
状のストレーナ2、ストレーナ2の内部に嵌合されスト
レーナ2と速度差を以て回転する中空パイプ3を備えて
いる。
シング1に軸方向の2個所で軸受けされ回転する中空形
状のストレーナ2、ストレーナ2の内部に嵌合されスト
レーナ2と速度差を以て回転する中空パイプ3を備えて
いる。
【0023】ストレーナ2は、一端に中空のアウターシ
ャフト4を一体的に備えた閉止端を形成しており、又他
端に開口した出口15が形成されている。アウターシャ
フト4を有する側(左側)の端部近傍と開口側端部にそ
れぞれ軸受部5,6があり、軸受部5,6によってスト
レーナ2はケーシング1に軸支されている。ストレーナ
2の外周には、濃縮したい原料の性状や搾水の品質など
に合わせて、必要に応じたサイズの孔あるいはスリット
が多数形成されたスクリーン7が設けてある。
ャフト4を一体的に備えた閉止端を形成しており、又他
端に開口した出口15が形成されている。アウターシャ
フト4を有する側(左側)の端部近傍と開口側端部にそ
れぞれ軸受部5,6があり、軸受部5,6によってスト
レーナ2はケーシング1に軸支されている。ストレーナ
2の外周には、濃縮したい原料の性状や搾水の品質など
に合わせて、必要に応じたサイズの孔あるいはスリット
が多数形成されたスクリーン7が設けてある。
【0024】中空パイプ3の一端はストレーナ2内部の
左側端部位置で閉塞しており、その閉塞面にはインナー
シャフト8が一体的に取り付けられて前記アウターシャ
フト4の内部を延びている。又、中空パイプ3の他端の
開口3aには濃縮したいスラリー9を導入するためのス
ラリー導入口10が回転可能に接続されている。一方、
中空パイプ3の閉塞側端部近傍には、中空パイプ3内に
導入されたスラリー9を、中空パイプ3の外側(ストレ
ーナ2の内部)に排出するためのスラリー排出口11が
開口している。又、中空パイプ3の外周には、軸方向に
適宜間隔で複数の板状のパドル12が取り付けてある。
左側端部位置で閉塞しており、その閉塞面にはインナー
シャフト8が一体的に取り付けられて前記アウターシャ
フト4の内部を延びている。又、中空パイプ3の他端の
開口3aには濃縮したいスラリー9を導入するためのス
ラリー導入口10が回転可能に接続されている。一方、
中空パイプ3の閉塞側端部近傍には、中空パイプ3内に
導入されたスラリー9を、中空パイプ3の外側(ストレ
ーナ2の内部)に排出するためのスラリー排出口11が
開口している。又、中空パイプ3の外周には、軸方向に
適宜間隔で複数の板状のパドル12が取り付けてある。
【0025】パドル12の先端は、スクリーン7の内面
と0.1〜5.0mm程度の隙間となるように中空パイ
プ3に取り付けてある。パドル12は、脱水された原料
を中空パイプ3の閉塞側端部から出口15側端部に向っ
て、つまり図1において左側から右側に向って搬送する
ために、軸線に対して所定の傾き角度を以て中空パイプ
3に取り付けてある。
と0.1〜5.0mm程度の隙間となるように中空パイ
プ3に取り付けてある。パドル12は、脱水された原料
を中空パイプ3の閉塞側端部から出口15側端部に向っ
て、つまり図1において左側から右側に向って搬送する
ために、軸線に対して所定の傾き角度を以て中空パイプ
3に取り付けてある。
【0026】ここで、中空パイプ3の軸線に対するパド
ル12の面の角度が90度で、搬送の速度成分が生じな
い状態を傾き角度最大とすると、水分が多いスラリー9
が供給された直後の閉止側端部近傍(脱水初期)では、
スラリー9の搬送速度を早くしてスクリーン7内面に厚
い原料マットが形成されないようにするために、中空パ
イプ3の軸線に対するパドル12の傾き角度を小さくし
て搬送速度を早くし、スラリー9の右方向への移動過程
(脱水後期)において、水分が少なくなるに連れて搬送
速度が徐々に減じるように各パドル12の中空パイプ3
の軸線に対する傾き角度は大きく(90度に近付けるよ
うに)している。パドル12は、スクリーン7の目孔の
掃除、スクリーン7上にシート状に形成される原料マッ
トを破砕する機能を有する。
ル12の面の角度が90度で、搬送の速度成分が生じな
い状態を傾き角度最大とすると、水分が多いスラリー9
が供給された直後の閉止側端部近傍(脱水初期)では、
スラリー9の搬送速度を早くしてスクリーン7内面に厚
い原料マットが形成されないようにするために、中空パ
イプ3の軸線に対するパドル12の傾き角度を小さくし
て搬送速度を早くし、スラリー9の右方向への移動過程
(脱水後期)において、水分が少なくなるに連れて搬送
速度が徐々に減じるように各パドル12の中空パイプ3
の軸線に対する傾き角度は大きく(90度に近付けるよ
うに)している。パドル12は、スクリーン7の目孔の
掃除、スクリーン7上にシート状に形成される原料マッ
トを破砕する機能を有する。
【0027】ケーシング1の下端には、スクリーン7に
より脱水された水分、つまりスクリーン7を通過した水
分を集めて外部に排出するためのテーパ状の水分排出ダ
クト13が一体形成してある。又、脱水後の固形物ある
いは濃縮原料を排出するための原料排出口14が、前記
出口15と連通するようにケーシング1と一体的に形成
してある。
より脱水された水分、つまりスクリーン7を通過した水
分を集めて外部に排出するためのテーパ状の水分排出ダ
クト13が一体形成してある。又、脱水後の固形物ある
いは濃縮原料を排出するための原料排出口14が、前記
出口15と連通するようにケーシング1と一体的に形成
してある。
【0028】なお、中空パイプ3及びインナーシャフト
8も当然のことながら図示しないが軸受部材によりケー
シング1或いはストレーナ2に対して軸受けされるよう
になっている。
8も当然のことながら図示しないが軸受部材によりケー
シング1或いはストレーナ2に対して軸受けされるよう
になっている。
【0029】次にその動作を説明する。
【0030】脱水の対象となるスラリー9を、スラリー
導入口10から中空パイプ3内に導入し、さらに中空パ
イプ3のスラリー排出口11からストレーナ2の内部に
排出する。図示しない外部の駆動源により、アウターシ
ャフト4を介してストレーナ2を回転することにより、
スラリー9は遠心力を受け、スクリーン7の表面に貼り
付いた状態になって、脱水が行われる。
導入口10から中空パイプ3内に導入し、さらに中空パ
イプ3のスラリー排出口11からストレーナ2の内部に
排出する。図示しない外部の駆動源により、アウターシ
ャフト4を介してストレーナ2を回転することにより、
スラリー9は遠心力を受け、スクリーン7の表面に貼り
付いた状態になって、脱水が行われる。
【0031】しかし、脱水初期のスラリー9は最も多く
水分を含んでおり、この時点で一気に水分を除去してし
まうと、流動性が無くなってスクリーン7上に厚い円筒
状の原料マットが形成される場合がある。このような厚
い原料マットが形成されてしまうと、原料マットがパド
ル12と一体になってスクリーン7の内面を滑る共廻り
を生じ、良好な脱水が行えず原料マットを排出できなく
なってしまう。このため、原料マットが厚くなる前に、
固形分をパドル12の先端部分で徐々に掻き取ることに
より、フレーク状にして流動化させるようにしている。
水分を含んでおり、この時点で一気に水分を除去してし
まうと、流動性が無くなってスクリーン7上に厚い円筒
状の原料マットが形成される場合がある。このような厚
い原料マットが形成されてしまうと、原料マットがパド
ル12と一体になってスクリーン7の内面を滑る共廻り
を生じ、良好な脱水が行えず原料マットを排出できなく
なってしまう。このため、原料マットが厚くなる前に、
固形分をパドル12の先端部分で徐々に掻き取ることに
より、フレーク状にして流動化させるようにしている。
【0032】即ち、中空パイプ3のスラリー排出口11
からストレーナ2の内部に供給された直後(脱水初期)
のスラリー9は、水分が多く、ある程度の流動性を有し
ているので、この時期では、傾き角度を小さくしたパド
ル12によってスラリー9を素速く下流側に移動させ
て、ストレーナ2の内面に厚い原料マットが形成されな
いようにして遠心力による脱水を充分に行わせる。
からストレーナ2の内部に供給された直後(脱水初期)
のスラリー9は、水分が多く、ある程度の流動性を有し
ているので、この時期では、傾き角度を小さくしたパド
ル12によってスラリー9を素速く下流側に移動させ
て、ストレーナ2の内面に厚い原料マットが形成されな
いようにして遠心力による脱水を充分に行わせる。
【0033】脱水の進行と共に、パドル12によりスラ
リー9は出口15方向に向けて搬送されるが、脱水後期
になるとスラリー9の含有水分も少なくなり流動性も低
下するので、厚い原料マットが形成される前にシート状
の原料マットはパドル12によって掻き取られてフレー
ク状に破片化され、このようにフレーク状に破片化され
ることによって流動性を帯びる(移動しやすくなる)よ
うになる。更に、下流側のパドル12は傾き角度を徐々
に大きくして搬送速度を遅くしてあるので、フレーク状
の固形分は充分に脱水された後、原料排出口14から固
形分となって排出される。
リー9は出口15方向に向けて搬送されるが、脱水後期
になるとスラリー9の含有水分も少なくなり流動性も低
下するので、厚い原料マットが形成される前にシート状
の原料マットはパドル12によって掻き取られてフレー
ク状に破片化され、このようにフレーク状に破片化され
ることによって流動性を帯びる(移動しやすくなる)よ
うになる。更に、下流側のパドル12は傾き角度を徐々
に大きくして搬送速度を遅くしてあるので、フレーク状
の固形分は充分に脱水された後、原料排出口14から固
形分となって排出される。
【0034】通常、水分の多いスラリー9をある程度ま
で脱水するのは比較的容易であるが、ある程度脱水され
たものを更に脱水するのは難しい。この点に関し、脱水
初期には小さい傾き角度のパドル12によってスラリー
9を早く移動させることにより厚い原料マットを形成さ
せないようにして脱水を行い、脱水後期では原料マット
がパドル12によってフレーク状に掻き取られることに
より流動化され、しかも傾き角度を大きくしたパドル1
2による遅い搬送速度によってゆっくり脱水が行われる
ようになるので、ストレーナ2の全領域にて効果的な脱
水を行うことができる。
で脱水するのは比較的容易であるが、ある程度脱水され
たものを更に脱水するのは難しい。この点に関し、脱水
初期には小さい傾き角度のパドル12によってスラリー
9を早く移動させることにより厚い原料マットを形成さ
せないようにして脱水を行い、脱水後期では原料マット
がパドル12によってフレーク状に掻き取られることに
より流動化され、しかも傾き角度を大きくしたパドル1
2による遅い搬送速度によってゆっくり脱水が行われる
ようになるので、ストレーナ2の全領域にて効果的な脱
水を行うことができる。
【0035】このように脱水が行われたスラリー9は、
徐々に濃縮されあるいは固形原料となって、原料排出口
14より外部に除去され、又、脱水により生じた水分
は、水分排出ダクト13から外部に排出される。
徐々に濃縮されあるいは固形原料となって、原料排出口
14より外部に除去され、又、脱水により生じた水分
は、水分排出ダクト13から外部に排出される。
【0036】低濃度で流動性の高いパルプスラリーを高
濃度(例えは固形分濃度30%)に濃縮する場合、前述
したように、スクリューシックナー方式は不向きであ
り、遠心力を利用せざるを得ないが、通常の方式では処
理できる液量が少ないため、装置が大きなものとなって
しまう。
濃度(例えは固形分濃度30%)に濃縮する場合、前述
したように、スクリューシックナー方式は不向きであ
り、遠心力を利用せざるを得ないが、通常の方式では処
理できる液量が少ないため、装置が大きなものとなって
しまう。
【0037】これに対して本装置の場合、脱水初期にス
クリーン7の内部表面に薄く形成した原料マットを脱水
後期でパドル12で破砕してフレーク状にしてゆっくり
搬送するため、脱水された原料がパドル12と供回りす
ることがなく、スムーズに排出される。このため、原料
マット全体を薄くするような必要がなく、結果としてス
トレーナ2の単位面積当たりの脱水量が大きくでき、コ
ンパクトな装置とすることができる。
クリーン7の内部表面に薄く形成した原料マットを脱水
後期でパドル12で破砕してフレーク状にしてゆっくり
搬送するため、脱水された原料がパドル12と供回りす
ることがなく、スムーズに排出される。このため、原料
マット全体を薄くするような必要がなく、結果としてス
トレーナ2の単位面積当たりの脱水量が大きくでき、コ
ンパクトな装置とすることができる。
【0038】図2は第2の実施の形態に係る脱水濃縮装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【0039】第2の実施の形態の脱水濃縮装置は、スト
レーナ2の形状が開口側(原料搬送方向下流側)に縮径
された円錐台形となっており、且つストレーナ2の形状
に合せてパドル12の長さが変化したものとなっている
以外、図1に示す第1の実施の形態の装置と変わりがな
い。
レーナ2の形状が開口側(原料搬送方向下流側)に縮径
された円錐台形となっており、且つストレーナ2の形状
に合せてパドル12の長さが変化したものとなっている
以外、図1に示す第1の実施の形態の装置と変わりがな
い。
【0040】第2の実施の形態の脱水濃縮装置は、スト
レーナ2の出口15側が縮径されていることで、脱水後
の原料、濃縮スラリーは排出されにくくなっている。つ
まり、図1に示す第1の実施の形態の装置に比べてスラ
リー9は長時間ストレーナ2に滞留していることにな
り、その分、確実に脱水を行うことができる。従って、
この装置は、脱水しにくいスラリー9を効率よく脱水す
るのに好適である。
レーナ2の出口15側が縮径されていることで、脱水後
の原料、濃縮スラリーは排出されにくくなっている。つ
まり、図1に示す第1の実施の形態の装置に比べてスラ
リー9は長時間ストレーナ2に滞留していることにな
り、その分、確実に脱水を行うことができる。従って、
この装置は、脱水しにくいスラリー9を効率よく脱水す
るのに好適である。
【0041】この装置において、さらにインナーシャフ
ト8の回転速度をアウターシャフト4の回転速度より遅
くする、つまり、パドル12の回転速度をストレーナ2
の回転速度より遅くすると、ストレーナ2の回転による
脱水力を最大に高めた上でパドル12によるスラリー9
の搬送を行わせることができる。
ト8の回転速度をアウターシャフト4の回転速度より遅
くする、つまり、パドル12の回転速度をストレーナ2
の回転速度より遅くすると、ストレーナ2の回転による
脱水力を最大に高めた上でパドル12によるスラリー9
の搬送を行わせることができる。
【0042】図3は第3の実施の形態に係る脱水濃縮装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【0043】第3の実施の形態の装置は、図2に示す第
2の実施の形態の装置とは逆に、ストレーナ2の出口1
5側が拡径された円錐台形状になっている。ストレーナ
2の形状をこのようにすると、脱水後の原料、濃縮スラ
リーが排出されやすくなる。従って、脱水しやすいスラ
リー9を迅速に脱水して短時間に原料排出口14から取
り出すことができる。
2の実施の形態の装置とは逆に、ストレーナ2の出口1
5側が拡径された円錐台形状になっている。ストレーナ
2の形状をこのようにすると、脱水後の原料、濃縮スラ
リーが排出されやすくなる。従って、脱水しやすいスラ
リー9を迅速に脱水して短時間に原料排出口14から取
り出すことができる。
【0044】この装置において、さらにインナーシャフ
ト8の回転速度をアウターシャフト4の回転速度より速
くする、つまり、パドル12の回転速度をストレーナ2
の回転速度より速くすることで、さらに出口15方向に
向かうスラリー9の搬送速度を速くすることができる。
ト8の回転速度をアウターシャフト4の回転速度より速
くする、つまり、パドル12の回転速度をストレーナ2
の回転速度より速くすることで、さらに出口15方向に
向かうスラリー9の搬送速度を速くすることができる。
【0045】第1、第2、第3の実施の形態の装置は、
全体として以下の効果がある。 (1)低濃度原料(例えば2.5%未満)を例えば30
%以上に濃縮脱水できる。 (2)ストレーナ2を構成するスクリーン7の目孔が小
さくでき、搾水側に固形分を出しにくい。 (3)原料の供給量が一定でなくても安定した脱水が可
能である。 (4)装置がコンパクトである。
全体として以下の効果がある。 (1)低濃度原料(例えば2.5%未満)を例えば30
%以上に濃縮脱水できる。 (2)ストレーナ2を構成するスクリーン7の目孔が小
さくでき、搾水側に固形分を出しにくい。 (3)原料の供給量が一定でなくても安定した脱水が可
能である。 (4)装置がコンパクトである。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、脱水対
象原料であるスラリーは回転するストレーナ内で遠心力
を受けてスクリーンにシート状に貼り付いて、効果的な
脱水が行われる。そして、脱水が進行するとスクリーン
にシート状に貼り付いている原料は、パドルによって掻
き取られることによりフレーク状に破片化されて流動性
を帯び、更に脱水されながら脱水出口方向に搬送され
る。従って、装置を小型化して低濃度原料を効率的に濃
縮脱水することが可能となる。
象原料であるスラリーは回転するストレーナ内で遠心力
を受けてスクリーンにシート状に貼り付いて、効果的な
脱水が行われる。そして、脱水が進行するとスクリーン
にシート状に貼り付いている原料は、パドルによって掻
き取られることによりフレーク状に破片化されて流動性
を帯び、更に脱水されながら脱水出口方向に搬送され
る。従って、装置を小型化して低濃度原料を効率的に濃
縮脱水することが可能となる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、中空パイ
プに、ストレーナ内に脱水対象原料を導入する機能と、
パドルを回転させる機能の2つの機能を持たせるように
して、装置の簡略化と小型化を図っている。
プに、ストレーナ内に脱水対象原料を導入する機能と、
パドルを回転させる機能の2つの機能を持たせるように
して、装置の簡略化と小型化を図っている。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、パドルの
傾き角度を設定して、脱水初期は脱水対象原料がスクリ
ーンの内面に厚いマット状に貼り付くことを防ぐために
素速く出口方向に搬送し、脱水後期ではパドルにより原
料マットをフレーク状に掻き取りながら徐々に搬送速度
を遅くして充分な脱水を行いつつ出口方向に搬送するよ
うにしたので、脱水し難いような脱水対象原料を効率よ
く脱水することができる。
傾き角度を設定して、脱水初期は脱水対象原料がスクリ
ーンの内面に厚いマット状に貼り付くことを防ぐために
素速く出口方向に搬送し、脱水後期ではパドルにより原
料マットをフレーク状に掻き取りながら徐々に搬送速度
を遅くして充分な脱水を行いつつ出口方向に搬送するよ
うにしたので、脱水し難いような脱水対象原料を効率よ
く脱水することができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、ストレー
ナを円筒形状とすることで、脱水対象原料の範囲が最も
広い汎用性のある装置とすることができる。
ナを円筒形状とすることで、脱水対象原料の範囲が最も
広い汎用性のある装置とすることができる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、ストレー
ナを原料搬送方向下流側に向って縮径した円錐台形とす
ることで、脱水しにくい脱水対象原料を効率よく脱水す
ることができる。
ナを原料搬送方向下流側に向って縮径した円錐台形とす
ることで、脱水しにくい脱水対象原料を効率よく脱水す
ることができる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、ストレー
ナを原料搬送方向下流側に向って拡径した円錐台形とす
ることで、脱水しやすい脱水対象原料を迅速に脱水して
取り出すことができる。
ナを原料搬送方向下流側に向って拡径した円錐台形とす
ることで、脱水しやすい脱水対象原料を迅速に脱水して
取り出すことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る脱水濃縮装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る脱水濃縮装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る脱水濃縮装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
1 ケーシング 2 ストレーナ 3 中空パイプ 7 スクリーン 9 スラリー 12 パドル 15 出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B04B 7/18
Claims (6)
- 【請求項1】 ケーシングに回転可能に支持され、且つ
一端が閉止されて他端に開放された出口を有する中空形
状の周面にスクリーンが形成されたストレーナと、該ス
トレーナ内で該ストレーナと速度差をもって回転し、前
記ストレーナ内に導入された脱水対象原料を出口方向へ
搬送するパドルとを備えたことを特徴とする脱水濃縮装
置。 - 【請求項2】 ストレーナ内部に該ストレーナと速度差
を以て回転すると共に外部から脱水対象原料を導入して
閉止端側からストレーナ内に排出する中空パイプを設
け、該中空パイプの外周に、その先端がスクリーンに近
接する位置まで延びたパドルを、中空パイプの軸方向に
適宜数取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の脱
水濃縮装置。 - 【請求項3】 パドルによる脱水対象原料の搬送速度
が、脱水初期では早く、脱水後期では遅くなるようにパ
ドルの傾き角度を設定したことを特徴とする請求項1又
は2に記載の脱水濃縮装置。 - 【請求項4】 ストレーナが、円筒形状であることを特
徴とする請求項1又は2又は3に記載の脱水濃縮装置。 - 【請求項5】 ストレーナが、原料搬送方向下流側に向
って縮径された円錐台形であることを特徴とする請求項
1又は2又は3に記載の脱水濃縮装置。 - 【請求項6】 ストレーナが、原料搬送方向下流側に向
って拡径された円錐台形であることを特徴とする請求項
1又は2又は3に記載の脱水濃縮装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10022009A JPH11216313A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 脱水濃縮装置 |
TW088101126A TW444079B (en) | 1998-02-03 | 1999-01-26 | Dehydrating concentrator |
US09/238,642 US6261417B1 (en) | 1998-02-03 | 1999-01-28 | Dehydrating concentrator |
KR1019990003322A KR100325283B1 (ko) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | 탈수 농축기 |
IDP990072D ID22087A (id) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Pemekat dehidrasi |
CA002260643A CA2260643A1 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Dehydrating concentrator |
CN99100771A CN1236841A (zh) | 1998-02-03 | 1999-02-03 | 脱水浓缩器 |
BR9900515-8A BR9900515A (pt) | 1998-02-03 | 1999-02-03 | Concentrador desidratante |
EP99300799A EP0933470A3 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-03 | Dewatering concentrator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10022009A JPH11216313A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 脱水濃縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11216313A true JPH11216313A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12071014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10022009A Pending JPH11216313A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 脱水濃縮装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6261417B1 (ja) |
EP (1) | EP0933470A3 (ja) |
JP (1) | JPH11216313A (ja) |
KR (1) | KR100325283B1 (ja) |
CN (1) | CN1236841A (ja) |
BR (1) | BR9900515A (ja) |
CA (1) | CA2260643A1 (ja) |
ID (1) | ID22087A (ja) |
TW (1) | TW444079B (ja) |
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