JPH11214319A - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents
熱処理装置及び熱処理方法Info
- Publication number
- JPH11214319A JPH11214319A JP29399298A JP29399298A JPH11214319A JP H11214319 A JPH11214319 A JP H11214319A JP 29399298 A JP29399298 A JP 29399298A JP 29399298 A JP29399298 A JP 29399298A JP H11214319 A JPH11214319 A JP H11214319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heated
- control zone
- light sources
- energy density
- incident energy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 57
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 61
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 61
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 16
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 5
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000002019 doping agent Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランプ加熱時に被加熱材に生じる放射エネル
ギ密度の指数関数的な変化を補完してウエハ2内の温度
分布を十分に小さくする。 【解決手段】 板状のウエハ2に複数の球状ランプ1を
対向して配置し、複数の球状ランプ1を略同心状の複数
の制御ゾーンに区分けし、制御ゾーン毎に複数の球状ラ
ンプ1の光照射量を設定することでウエハ2を加熱す
る。この際、ウエハ2内における各制御ゾーンに対応す
る各領域のうちの隣接する領域相互間の入射エネルギー
密度差が、外周に行くほど大きくなるように球状ランプ
1の光照射量を設定する。これにより、放射エネルギ密
度の指数関数的な変化を補完することができ、ウエハ2
の径方向の温度分布を小さくできる。
ギ密度の指数関数的な変化を補完してウエハ2内の温度
分布を十分に小さくする。 【解決手段】 板状のウエハ2に複数の球状ランプ1を
対向して配置し、複数の球状ランプ1を略同心状の複数
の制御ゾーンに区分けし、制御ゾーン毎に複数の球状ラ
ンプ1の光照射量を設定することでウエハ2を加熱す
る。この際、ウエハ2内における各制御ゾーンに対応す
る各領域のうちの隣接する領域相互間の入射エネルギー
密度差が、外周に行くほど大きくなるように球状ランプ
1の光照射量を設定する。これにより、放射エネルギ密
度の指数関数的な変化を補完することができ、ウエハ2
の径方向の温度分布を小さくできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランプを用いた熱処
理装置及び熱処理方法に関し、特に半導体ウエハの熱処
理に使用して好適な熱処理装置及び熱処理方法に関す
る。
理装置及び熱処理方法に関し、特に半導体ウエハの熱処
理に使用して好適な熱処理装置及び熱処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】イオン注入後の結晶性回復やドーパント
活性化等のために、半導体ウエハの表面をハロゲンラン
プ等の赤外線ランプで急加熱し、その後急冷する熱処理
装置が使用されている。その一例を図30で説明する
と、装置ハウジングH内には石英ガラスのチューブH1
が配設され、該チューブH1内には一端の小径開口より
半導体材料ガスが供給される。そして、チューブH1他
端の大径開口からは支持腕42に支持されて被加熱材た
るウエハ2が装入されている。
活性化等のために、半導体ウエハの表面をハロゲンラン
プ等の赤外線ランプで急加熱し、その後急冷する熱処理
装置が使用されている。その一例を図30で説明する
と、装置ハウジングH内には石英ガラスのチューブH1
が配設され、該チューブH1内には一端の小径開口より
半導体材料ガスが供給される。そして、チューブH1他
端の大径開口からは支持腕42に支持されて被加熱材た
るウエハ2が装入されている。
【0003】上記ハウジングH内には上記チューブH1
を挟んで上下位置に、チューブH1の長手方向へ等間隔
でハロゲンランプ1が設けてある。これらハロゲンラン
プ1は図31に示す如く、反射板15を備えた棒状のも
のが一般に使用されている。
を挟んで上下位置に、チューブH1の長手方向へ等間隔
でハロゲンランプ1が設けてある。これらハロゲンラン
プ1は図31に示す如く、反射板15を備えた棒状のも
のが一般に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
熱処理装置でウエハ2を加熱した場合、ウエハ表面を検
査すると、図32に示す如く、ウエハ板面を横切ってハ
ロゲンランプ1の長手方向(図の上下方向)へ比較的大
きな温度差(最大40℃)が生じ、結晶のすべりや、歪
みによるウエハ2のそりが問題となる。
熱処理装置でウエハ2を加熱した場合、ウエハ表面を検
査すると、図32に示す如く、ウエハ板面を横切ってハ
ロゲンランプ1の長手方向(図の上下方向)へ比較的大
きな温度差(最大40℃)が生じ、結晶のすべりや、歪
みによるウエハ2のそりが問題となる。
【0005】そこで、上下のランプ1を互いに直交方向
へ配設することが考えられ、これによると図33に示す
如く、温度分布は略四角形の同心状となり、かつ温度差
も小さく(最大20℃)はなるが、未だ十分ではない。
へ配設することが考えられ、これによると図33に示す
如く、温度分布は略四角形の同心状となり、かつ温度差
も小さく(最大20℃)はなるが、未だ十分ではない。
【0006】ここで、円板状のウエハ2を一定温度に保
持した場合の、各部からの放射エネルギー密度を一定条
件下で計算すると、図7に示すように、中心から外周に
向かうに従って徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれ
てその変化度合が急激に増加しており、この径方向、特
に周縁部での放射エネルギー密度のばらつきが被加熱材
たるウエハ2内の温度分布を不均一にしていることが分
かった。
持した場合の、各部からの放射エネルギー密度を一定条
件下で計算すると、図7に示すように、中心から外周に
向かうに従って徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれ
てその変化度合が急激に増加しており、この径方向、特
に周縁部での放射エネルギー密度のばらつきが被加熱材
たるウエハ2内の温度分布を不均一にしていることが分
かった。
【0007】なお、特開昭63−66930号公報、特
開昭63−144518号公報、特開昭63−1864
24号公報には、複数の環状光源若しくは半環状光源を
ウエハに対向させて同心円状に配置し、各光源の出力を
同心円状に制御することが記載されている。しかしなが
ら、上記公報においては照度(相対照度値の積分値)が
中心部から外周部に向かって増加するように光源を制御
しているが、放射エネルギー密度の変化度合が急激に増
加する周縁部付近で照度を低下させているため、上記問
題を解決するには至らない。
開昭63−144518号公報、特開昭63−1864
24号公報には、複数の環状光源若しくは半環状光源を
ウエハに対向させて同心円状に配置し、各光源の出力を
同心円状に制御することが記載されている。しかしなが
ら、上記公報においては照度(相対照度値の積分値)が
中心部から外周部に向かって増加するように光源を制御
しているが、放射エネルギー密度の変化度合が急激に増
加する周縁部付近で照度を低下させているため、上記問
題を解決するには至らない。
【0008】本発明はかかる課題を解決するもので、ラ
ンプ加熱時に被加熱材に生じる温度分布を十分に小さく
することが可能な熱処理装置及び熱処理方法を提供する
ことを目的とする。
ンプ加熱時に被加熱材に生じる温度分布を十分に小さく
することが可能な熱処理装置及び熱処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1または請求項3記載の発明は、板状
の被加熱材の少なくとも一方の面に複数の点状光源を対
向して配置し、前記複数の点状光源を略同心状の複数の
制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン毎に前記複数の
点状光源の光照射量を設定することで前記被加熱材を加
熱する。この際、前記被加熱材内において中央部から外
周に向かうに従って当該被加熱材への光の入射エネルギ
ー密度が徐々に増加するとともに、前記被加熱材におい
て周縁部に対向する第1の制御ゾーンに対応する領域と
その第1の制御ゾーンの内側で隣接する第2の制御ゾー
ンに対応する領域との入射エネルギー密度差が、前記被
加熱材内における各制御ゾーンに対応する各領域のうち
の隣接する領域相互間の入射エネルギー密度差の中で最
も大きくなるように前記複数の点状光源の光照射量を設
定する。
になされた請求項1または請求項3記載の発明は、板状
の被加熱材の少なくとも一方の面に複数の点状光源を対
向して配置し、前記複数の点状光源を略同心状の複数の
制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン毎に前記複数の
点状光源の光照射量を設定することで前記被加熱材を加
熱する。この際、前記被加熱材内において中央部から外
周に向かうに従って当該被加熱材への光の入射エネルギ
ー密度が徐々に増加するとともに、前記被加熱材におい
て周縁部に対向する第1の制御ゾーンに対応する領域と
その第1の制御ゾーンの内側で隣接する第2の制御ゾー
ンに対応する領域との入射エネルギー密度差が、前記被
加熱材内における各制御ゾーンに対応する各領域のうち
の隣接する領域相互間の入射エネルギー密度差の中で最
も大きくなるように前記複数の点状光源の光照射量を設
定する。
【0010】また、請求項2または請求項4記載の発明
によれば、板状の被加熱材の少なくとも一方の面に複数
の点状光源を対向して配置し、前記複数の点状光源を略
同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン
毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定することで前
記被加熱材を加熱する。この際、前記被加熱材内におい
て中央部から外周に向かうに従って当該被加熱材への光
の入射エネルギー密度が徐々に増加するとともに、前記
被加熱材において周縁部に対向する第1の制御ゾーンに
対応する第1の領域とその第1の制御ゾーンの内側で隣
接する第2の制御ゾーンに対応する第2の領域との入射
エネルギー密度差が、前記第2の領域と前記第2の制御
ゾーンの内側で隣接する第3の制御ゾーンに対応する第
3の領域との入射エネルギー密度差よりも大きくなるよ
うに前記複数の点状光源の光照射量を設定する。
によれば、板状の被加熱材の少なくとも一方の面に複数
の点状光源を対向して配置し、前記複数の点状光源を略
同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン
毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定することで前
記被加熱材を加熱する。この際、前記被加熱材内におい
て中央部から外周に向かうに従って当該被加熱材への光
の入射エネルギー密度が徐々に増加するとともに、前記
被加熱材において周縁部に対向する第1の制御ゾーンに
対応する第1の領域とその第1の制御ゾーンの内側で隣
接する第2の制御ゾーンに対応する第2の領域との入射
エネルギー密度差が、前記第2の領域と前記第2の制御
ゾーンの内側で隣接する第3の制御ゾーンに対応する第
3の領域との入射エネルギー密度差よりも大きくなるよ
うに前記複数の点状光源の光照射量を設定する。
【0011】
【作用及び発明の効果】被加熱材内において、放射エネ
ルギー密度は、図7のように中心から外周に向かうに従
って徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれてその変化
度合が急激に増加する。すなわち、被加熱材内を同心状
の領域に区切って考えた場合、一領域とこの一領域に外
周側で隣接する他領域との放射エネルギー密度差は両領
域が中心に近い場合は小さく、外周側では大きくなる。
ルギー密度は、図7のように中心から外周に向かうに従
って徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれてその変化
度合が急激に増加する。すなわち、被加熱材内を同心状
の領域に区切って考えた場合、一領域とこの一領域に外
周側で隣接する他領域との放射エネルギー密度差は両領
域が中心に近い場合は小さく、外周側では大きくなる。
【0012】そこで、上記請求項1または請求項3記載
の発明では、被加熱材へ照射される光の入射エネルギー
密度を、被加熱材内において中央部から外周に向かうに
従って当該被加熱材への光の入射エネルギー密度が徐々
に増加するように照射量を設定する。そして、この時、
被加熱材において周縁部に対向する第1の制御ゾーンに
対応する領域とその第1の制御ゾーンの内側で隣接する
第2の制御ゾーンに対応する領域との入射エネルギー密
度差が、被加熱材内における各制御ゾーンに対応する各
領域のうちの隣接する領域相互間の入射エネルギー密度
差の中で最も大きくなるように光照射量を設定する。
の発明では、被加熱材へ照射される光の入射エネルギー
密度を、被加熱材内において中央部から外周に向かうに
従って当該被加熱材への光の入射エネルギー密度が徐々
に増加するように照射量を設定する。そして、この時、
被加熱材において周縁部に対向する第1の制御ゾーンに
対応する領域とその第1の制御ゾーンの内側で隣接する
第2の制御ゾーンに対応する領域との入射エネルギー密
度差が、被加熱材内における各制御ゾーンに対応する各
領域のうちの隣接する領域相互間の入射エネルギー密度
差の中で最も大きくなるように光照射量を設定する。
【0013】これにより、中心から外周に向かうに従っ
て徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれてその変化度
合が急激に増加する放射エネルギー密度の変化を補完す
ることができ、被加熱材の径方向の温度分布を小さくで
きる。
て徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれてその変化度
合が急激に増加する放射エネルギー密度の変化を補完す
ることができ、被加熱材の径方向の温度分布を小さくで
きる。
【0014】また、請求項2または請求項4記載の発明
においても、被加熱材へ照射される光の入射エネルギー
密度を、被加熱材内において中央部から外周に向かうに
従って当該被加熱材への光の入射エネルギー密度が徐々
に増加するように照射量を設定する。そして、この時、
周縁部に対向する第1の制御ゾーンに対応する第1の領
域とその第1の制御ゾーンの内側で隣接する第2の制御
ゾーンに対応する第2の領域との入射エネルギー密度差
が、第2の領域と前記第2の制御ゾーンの内側で隣接す
る第3の制御ゾーンに対応する第3の領域との入射エネ
ルギー密度差よりも大きくなるように複数の点状光源の
光照射量を設定する。
においても、被加熱材へ照射される光の入射エネルギー
密度を、被加熱材内において中央部から外周に向かうに
従って当該被加熱材への光の入射エネルギー密度が徐々
に増加するように照射量を設定する。そして、この時、
周縁部に対向する第1の制御ゾーンに対応する第1の領
域とその第1の制御ゾーンの内側で隣接する第2の制御
ゾーンに対応する第2の領域との入射エネルギー密度差
が、第2の領域と前記第2の制御ゾーンの内側で隣接す
る第3の制御ゾーンに対応する第3の領域との入射エネ
ルギー密度差よりも大きくなるように複数の点状光源の
光照射量を設定する。
【0015】これにより、中心から外周に向かうに従っ
て徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれてその変化度
合が急激に増加する放射エネルギー密度の変化を補完す
ることができ、被加熱材の径方向の温度分布を小さくで
きる。
て徐々にに増加し、周縁部に近づくにつれてその変化度
合が急激に増加する放射エネルギー密度の変化を補完す
ることができ、被加熱材の径方向の温度分布を小さくで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図1において、装
置ハウジングH内は平行に配設した石英ガラス板41
A、41Bにより上下に三室に区画されており、上部室
および下部室に赤外光を発する点状光源たる球状ハロゲ
ンランプ1が複数設けてある。中間室は熱処理室となっ
ており、該熱処理室内には支持腕42に支持せしめて被
加熱材たる半導体ウエハ2が装入してある。
置ハウジングH内は平行に配設した石英ガラス板41
A、41Bにより上下に三室に区画されており、上部室
および下部室に赤外光を発する点状光源たる球状ハロゲ
ンランプ1が複数設けてある。中間室は熱処理室となっ
ており、該熱処理室内には支持腕42に支持せしめて被
加熱材たる半導体ウエハ2が装入してある。
【0017】上記ウエハ2は円板形であり(図2)、上
記ハロゲンランプ1は、上記ウエハの板面全体をカバー
する領域に、正六角形の同心状をなして上記板面に向け
多数設けてある。ハロゲンランプ1は、不活性ガスとハ
ロゲンガスを封入したガラス球11(図3(1)、
(2))内にタングステンフィラメント12を設けたも
ので、その配光分布は、図4に示す如く、水平面内にお
けるフィラメントの延長方向で弱い。ここで、図中実線
は垂直面内の照度分布であり、鎖線は水平面内の照度分
布である。なお、本発明でいう「点状光源」は、ウエハ
2側から見た時に略円形の射影を有する形状の光源であ
ることが好ましい。
記ハロゲンランプ1は、上記ウエハの板面全体をカバー
する領域に、正六角形の同心状をなして上記板面に向け
多数設けてある。ハロゲンランプ1は、不活性ガスとハ
ロゲンガスを封入したガラス球11(図3(1)、
(2))内にタングステンフィラメント12を設けたも
ので、その配光分布は、図4に示す如く、水平面内にお
けるフィラメントの延長方向で弱い。ここで、図中実線
は垂直面内の照度分布であり、鎖線は水平面内の照度分
布である。なお、本発明でいう「点状光源」は、ウエハ
2側から見た時に略円形の射影を有する形状の光源であ
ることが好ましい。
【0018】そこで、上記各ハロゲンランプ1は、図5
ないし第6図に示す如く、そのフィラメント12の配設
方向を異ならしめて、照度分布の強弱を互いに補完する
ようにしてある。すなわち、図5では各フィラメント1
2を同心円に沿う方向へ配し、また、図6では放射線に
沿う方向へ配設してある。
ないし第6図に示す如く、そのフィラメント12の配設
方向を異ならしめて、照度分布の強弱を互いに補完する
ようにしてある。すなわち、図5では各フィラメント1
2を同心円に沿う方向へ配し、また、図6では放射線に
沿う方向へ配設してある。
【0019】図1において、上述の如く配設された各ハ
ロゲンランプ1は装置ハウジングHの壁を貫通する配線
により外部の照射量設定装置3に接続されている。
ロゲンランプ1は装置ハウジングHの壁を貫通する配線
により外部の照射量設定装置3に接続されている。
【0020】照射量設定装置3は、通電回路31、通電
制御回路32、温度調節計33、および放射温度計34
より構成されており、放射温度計34は上記ウエハ2の
中心部温度を測定するようにハウジング底壁に一台設置
されている。本実施例では上記上下の各ハロゲンランプ
1はウエハ2の板面に対してそれぞれ中心より同心状に
3ゾーンに区画され、その各ゾーンについて通電回路3
1と通電制御回路32が設けてある(1ゾーンのみ図
示)。
制御回路32、温度調節計33、および放射温度計34
より構成されており、放射温度計34は上記ウエハ2の
中心部温度を測定するようにハウジング底壁に一台設置
されている。本実施例では上記上下の各ハロゲンランプ
1はウエハ2の板面に対してそれぞれ中心より同心状に
3ゾーンに区画され、その各ゾーンについて通電回路3
1と通電制御回路32が設けてある(1ゾーンのみ図
示)。
【0021】温度調節計33は、上記放射温度計34か
ら得られる測定温度を、中心ゾーンの設定温度(例えば
1150℃)と比較し、その偏差が零になるように、通
電制御回路32中の増幅回路321およびゲートパルス
回路322を介して通電回路31に設けた電源ユニット
311のサイリスタを駆動する。検出回路312から
は、供給電流値が通電制御回路32の変換回路323を
経てフィードバックされている。
ら得られる測定温度を、中心ゾーンの設定温度(例えば
1150℃)と比較し、その偏差が零になるように、通
電制御回路32中の増幅回路321およびゲートパルス
回路322を介して通電回路31に設けた電源ユニット
311のサイリスタを駆動する。検出回路312から
は、供給電流値が通電制御回路32の変換回路323を
経てフィードバックされている。
【0022】残る他のゾーンについても電力のフィード
バック制御を行っているが、その設定値は以下のように
決定される。すなわち、ニッケル板やステンレス板で製
作したダミーウエハ上の、上記各ゾーンに対応した所定
位置に熱電対を取付け、この状態でハロゲンランプを点
灯して、各ゾーンの温度が中心ゾーンとほぼ同一温度に
なるような電力設定値の比を決定する。
バック制御を行っているが、その設定値は以下のように
決定される。すなわち、ニッケル板やステンレス板で製
作したダミーウエハ上の、上記各ゾーンに対応した所定
位置に熱電対を取付け、この状態でハロゲンランプを点
灯して、各ゾーンの温度が中心ゾーンとほぼ同一温度に
なるような電力設定値の比を決定する。
【0023】ところで、円板状の被加熱材を一定温度に
保持した場合の、各部からの放射エネルギー密度を一定
条件下で計算すると、図7に示すように、中心から外周
に向かうに従って次第に増加する。したがって、これを
補完するように、円形ウエハに対する供給電力は一般
に、中心部を小さくし、周辺部に向けて大きくすると良
い。
保持した場合の、各部からの放射エネルギー密度を一定
条件下で計算すると、図7に示すように、中心から外周
に向かうに従って次第に増加する。したがって、これを
補完するように、円形ウエハに対する供給電力は一般
に、中心部を小さくし、周辺部に向けて大きくすると良
い。
【0024】しかして、本実施例では、かかる理論的背
景も踏まえて、上述の熱電対による測定結果より、周辺
の各ゾーンのハロゲンランプ1への供給電力を一定の比
で大きくし、この結果、ウエハ2各部への入射エネルギ
ー密度を、図8に示す如く、中心部より周辺部にむけて
階段的に増加せしめている。
景も踏まえて、上述の熱電対による測定結果より、周辺
の各ゾーンのハロゲンランプ1への供給電力を一定の比
で大きくし、この結果、ウエハ2各部への入射エネルギ
ー密度を、図8に示す如く、中心部より周辺部にむけて
階段的に増加せしめている。
【0025】かかるランプ照射量の制御によりウエハ2
上の温度分布は、例えば図9に示す如く、同心状の変化
を残しつつもその温度差は小さなものとなる(最大10
℃)。
上の温度分布は、例えば図9に示す如く、同心状の変化
を残しつつもその温度差は小さなものとなる(最大10
℃)。
【0026】なお、上記ハロゲンランプ1の照射量制御
は、同心状のゾーン数を増すことにより、さらに高精度
になすことが可能であり、この場合はウエハの温度分布
もさらに均一化する。また、上下のランプ群を、中心回
りに互いにずらして配置することにより、ランプ境界部
の温度分布の変動を抑えることができる。 〔第2〜第6実施例〕ハロゲンランプ1の配置は、上記
実施例の如き正六角形の同心状にすると最も設置密度を
大きくできるが、各ランプ1を図10の如く同心円状に
配置すれば、制御ゾーンの区画が容易となる。また、ウ
エハ2の形状に応じて、ランプ配置を図11の如き四角
の同心状とすることも可能である。
は、同心状のゾーン数を増すことにより、さらに高精度
になすことが可能であり、この場合はウエハの温度分布
もさらに均一化する。また、上下のランプ群を、中心回
りに互いにずらして配置することにより、ランプ境界部
の温度分布の変動を抑えることができる。 〔第2〜第6実施例〕ハロゲンランプ1の配置は、上記
実施例の如き正六角形の同心状にすると最も設置密度を
大きくできるが、各ランプ1を図10の如く同心円状に
配置すれば、制御ゾーンの区画が容易となる。また、ウ
エハ2の形状に応じて、ランプ配置を図11の如き四角
の同心状とすることも可能である。
【0027】さらに、ハロゲンランプ1からの入射エネ
ルギー密度を大きくする必要があるウエハ2外周部で、
これに対向するランプ位置をウエハ2に近接せしめ(図
12)、これより中心部に向けて漸次ウエハ2より遠ざ
かるように配置すれば、階段的なゾーン制御の粗さを補
うことができる。同様の効果は、外周部より中心部に向
けてハロゲンランプ1のワット数を小さくすることによ
っても達成される。
ルギー密度を大きくする必要があるウエハ2外周部で、
これに対向するランプ位置をウエハ2に近接せしめ(図
12)、これより中心部に向けて漸次ウエハ2より遠ざ
かるように配置すれば、階段的なゾーン制御の粗さを補
うことができる。同様の効果は、外周部より中心部に向
けてハロゲンランプ1のワット数を小さくすることによ
っても達成される。
【0028】ハロゲンランプ1は、照射効率を向上せし
めるために、図13に示す如く、ガラス球11の後半部
の内面ないし外面に金、クロム、ジルコニア等のコーテ
ィング13を施し、あるいは図14に示す如く、反射傘
14を設ける構造としても良い。
めるために、図13に示す如く、ガラス球11の後半部
の内面ないし外面に金、クロム、ジルコニア等のコーテ
ィング13を施し、あるいは図14に示す如く、反射傘
14を設ける構造としても良い。
【0029】上記構成のランプアニール装置において、
ハロゲンランプは、ウエハの形状に応じて配設し、ウエ
ハ各部の放射熱量を補うように照射制御する。したがっ
て、必ずしも同心状配置される必要はなく、また、ウエ
ハ各部の放射熱量は、ウエハの形状により左右されるこ
とはもちろん、熱処理室に導入したガスの流れによって
も変動するから、これらを考慮する必要がある。
ハロゲンランプは、ウエハの形状に応じて配設し、ウエ
ハ各部の放射熱量を補うように照射制御する。したがっ
て、必ずしも同心状配置される必要はなく、また、ウエ
ハ各部の放射熱量は、ウエハの形状により左右されるこ
とはもちろん、熱処理室に導入したガスの流れによって
も変動するから、これらを考慮する必要がある。
【0030】なお、ランプ群は上下のいずれか一方のみ
でも良い。 〔第7実施例〕ところで、上記構成のランプアニール装
置において、各ハロゲンランプ1は、通常、図15に示
す如く、フィラメント12を内包するガラス球11とガ
イシ等の絶縁体よりなる口金部16からなり、口金部1
6をランプ受金51に取付けて(図16)、通電するこ
とによりフィラメント12が加熱されるようになしてあ
る。
でも良い。 〔第7実施例〕ところで、上記構成のランプアニール装
置において、各ハロゲンランプ1は、通常、図15に示
す如く、フィラメント12を内包するガラス球11とガ
イシ等の絶縁体よりなる口金部16からなり、口金部1
6をランプ受金51に取付けて(図16)、通電するこ
とによりフィラメント12が加熱されるようになしてあ
る。
【0031】フィラメント12の両端部には、図17
(1)(2)に示す如く、厚さ数10μmの金属箔を設
けてあり、これを、ガラス球11内に封入されたハロゲ
ンガスと外気を遮断するための壁111に貫通せしめて
封止部17となしてある。
(1)(2)に示す如く、厚さ数10μmの金属箔を設
けてあり、これを、ガラス球11内に封入されたハロゲ
ンガスと外気を遮断するための壁111に貫通せしめて
封止部17となしてある。
【0032】この封止部17は、フィラメント12が加
熱されるとその熱が伝わって温度上昇するが、その温度
が250〜350℃以上になると、封止部17が酸化し
て断線するおそれがある。あるいは封止部17の熱膨張
によりガラス球11内のハロゲンガスが洩れてハロゲン
ガスの減少および大気のランプ内導入につながり、フィ
ラメント12の断線原因となる。そこで、封止部17が
250℃以上にならないように、図16に示す如く、ガ
ラス球11周りに反射板6を設ける、またはハロゲンラ
ンプ11を空冷することにより温度の上昇を防ぐことが
できる。 〔第8実施例〕一方、ウエハ熱処理時には、ウエハ温度
を250℃/秒の割合で急速に上昇させ、かつウエハの
温度分布が±5℃以内を達成することが望ましい。その
ためにはハロゲンランプ1を、例えば図18のように配
列し、ハロゲンランプ1個あたり300Wの出力でかつ
ハロゲンランプの並びのピッチl(エル)を最大25mm
程度とするのがよい。ところが、通常使用されるハロゲ
ンランプの直径は22mm程度であるので、ランプ周りに
有効な反射板を設けるスペースがない、またハロゲンラ
ンプを空冷しようとすると、ランプが互いの壁となって
空気の流れが届かず、封止部の冷却が十分でないことが
ある。
熱されるとその熱が伝わって温度上昇するが、その温度
が250〜350℃以上になると、封止部17が酸化し
て断線するおそれがある。あるいは封止部17の熱膨張
によりガラス球11内のハロゲンガスが洩れてハロゲン
ガスの減少および大気のランプ内導入につながり、フィ
ラメント12の断線原因となる。そこで、封止部17が
250℃以上にならないように、図16に示す如く、ガ
ラス球11周りに反射板6を設ける、またはハロゲンラ
ンプ11を空冷することにより温度の上昇を防ぐことが
できる。 〔第8実施例〕一方、ウエハ熱処理時には、ウエハ温度
を250℃/秒の割合で急速に上昇させ、かつウエハの
温度分布が±5℃以内を達成することが望ましい。その
ためにはハロゲンランプ1を、例えば図18のように配
列し、ハロゲンランプ1個あたり300Wの出力でかつ
ハロゲンランプの並びのピッチl(エル)を最大25mm
程度とするのがよい。ところが、通常使用されるハロゲ
ンランプの直径は22mm程度であるので、ランプ周りに
有効な反射板を設けるスペースがない、またハロゲンラ
ンプを空冷しようとすると、ランプが互いの壁となって
空気の流れが届かず、封止部の冷却が十分でないことが
ある。
【0033】図19はこのようにスペースが限られる場
合の封止部の冷却構造を示す。本実施例では、図20、
図21に示す如く、ハロゲンランプ1の口金部を口金上
部18と口金下部19に分離して、口金上部18を熱伝
導性の良好な物質で構成するとともに、上方に向けて縮
径するテーパ状となしてある。ここでは(図19)、テ
ーパ角θ=2°20′、直径C=16mm、高さD=12
mmの銅製テーパ円筒とした。またハロゲンランプ1間ピ
ッチlは25mmとした。口金上部18の周辺には複数の
水路71を有する水冷箱7を配設してある(図19)。
水冷箱6は、ハロゲンランプ1設置位置に、口金上部1
8に対応するテーパ状の穴72を有し(図22)、該穴
72にハロゲンランプ1を嵌合せしめて、口金上部18
が水冷箱7に密着するようになしてある。このときハロ
ゲンランプ1個あたりの冷却水量は200cc/分とし
た。
合の封止部の冷却構造を示す。本実施例では、図20、
図21に示す如く、ハロゲンランプ1の口金部を口金上
部18と口金下部19に分離して、口金上部18を熱伝
導性の良好な物質で構成するとともに、上方に向けて縮
径するテーパ状となしてある。ここでは(図19)、テ
ーパ角θ=2°20′、直径C=16mm、高さD=12
mmの銅製テーパ円筒とした。またハロゲンランプ1間ピ
ッチlは25mmとした。口金上部18の周辺には複数の
水路71を有する水冷箱7を配設してある(図19)。
水冷箱6は、ハロゲンランプ1設置位置に、口金上部1
8に対応するテーパ状の穴72を有し(図22)、該穴
72にハロゲンランプ1を嵌合せしめて、口金上部18
が水冷箱7に密着するようになしてある。このときハロ
ゲンランプ1個あたりの冷却水量は200cc/分とし
た。
【0034】口金下部19はガイシ等の絶縁体からな
り、外周のネジ部にてランプ受金51に装着固定されて
いる。ランプ受金51の下端部にはピン52が一体に設
けてあり、ピン52は受金ホルダ53にバネ54を介し
て支持されている。
り、外周のネジ部にてランプ受金51に装着固定されて
いる。ランプ受金51の下端部にはピン52が一体に設
けてあり、ピン52は受金ホルダ53にバネ54を介し
て支持されている。
【0035】しかして、バネ力によりピン52、ランプ
受金51、ハロゲンランプ1が一体となって図19矢印
方向に引張られ、口金上部18と水冷箱7との密着性は
より向上する。そして口金上部18からの熱放散がより
良好に行なわれ、封止部の温度上昇を抑制することがで
きる。
受金51、ハロゲンランプ1が一体となって図19矢印
方向に引張られ、口金上部18と水冷箱7との密着性は
より向上する。そして口金上部18からの熱放散がより
良好に行なわれ、封止部の温度上昇を抑制することがで
きる。
【0036】ここで、封止部の温度が時間とともにどう
変化するかを調べた。図23(a)はハロゲンランプ単
独で点灯させた場合、(b)は図24に示す如く9個の
ハロゲンランプ1(直径d=22mm)をランプ間ピッチ
を25mmとして配した場合で、いずれも水冷箱、反射板
等は設けず、風量2m3 /分の条件で空冷した。ハロゲ
ンランプ1は色温度2700℃、交流100V、300
Wの仕様で、また(b)は中心部に位置するハロゲンラ
ンプについて測定を行なった。
変化するかを調べた。図23(a)はハロゲンランプ単
独で点灯させた場合、(b)は図24に示す如く9個の
ハロゲンランプ1(直径d=22mm)をランプ間ピッチ
を25mmとして配した場合で、いずれも水冷箱、反射板
等は設けず、風量2m3 /分の条件で空冷した。ハロゲ
ンランプ1は色温度2700℃、交流100V、300
Wの仕様で、また(b)は中心部に位置するハロゲンラ
ンプについて測定を行なった。
【0037】図に明らかなように、(a)では封止部の
温度が250℃を越えて350℃前後まで上昇する。
(b)ではランプ点灯から100秒で400℃を越えな
お上昇している。
温度が250℃を越えて350℃前後まで上昇する。
(b)ではランプ点灯から100秒で400℃を越えな
お上昇している。
【0038】次に、上記(b)の構成において、口金上
部に密着させて水冷箱を設け、同様の実験を行なった。
ハロゲンランプ1個あたりの冷却水量は200cc/分と
した。
部に密着させて水冷箱を設け、同様の実験を行なった。
ハロゲンランプ1個あたりの冷却水量は200cc/分と
した。
【0039】その結果、水冷箱を設けた本実施例の構成
では、図25に示す如く、ランプ点灯後120秒で温度
は定常状態の150℃になった。このように本実施例の
構成では、封止部から奪える熱量が増大し、かつ各ハロ
ゲンランプを均一に冷却し得るので、限られたスペース
内で大きな冷却効果が得られる。 〔第9〜第10実施例〕上記第8実施例において、口金
上部18の形状は円筒テーパ形状に限らず、角筒(図2
6)、円筒(図27)のような他形状とすることも可能
である。また水冷箱も口金形状に合わせて加工すること
が可能である。
では、図25に示す如く、ランプ点灯後120秒で温度
は定常状態の150℃になった。このように本実施例の
構成では、封止部から奪える熱量が増大し、かつ各ハロ
ゲンランプを均一に冷却し得るので、限られたスペース
内で大きな冷却効果が得られる。 〔第9〜第10実施例〕上記第8実施例において、口金
上部18の形状は円筒テーパ形状に限らず、角筒(図2
6)、円筒(図27)のような他形状とすることも可能
である。また水冷箱も口金形状に合わせて加工すること
が可能である。
【0040】口金上部18の形状を図27の円筒形とし
た場合について、上記と同様の実験を行なった。ハロゲ
ンランプ1は、図28に示す如く、口金上部18を直径
B=16mm、高さD=12mmの銅製円筒とした。
た場合について、上記と同様の実験を行なった。ハロゲ
ンランプ1は、図28に示す如く、口金上部18を直径
B=16mm、高さD=12mmの銅製円筒とした。
【0041】ただしこの場合、口金上部18と水冷箱7
が密着せず、水冷箱7との間にギャップGが生ずる。そ
こで、十分な冷却効果を得るためのギャップGを、下記
の熱通過の式により求めた。
が密着せず、水冷箱7との間にギャップGが生ずる。そ
こで、十分な冷却効果を得るためのギャップGを、下記
の熱通過の式により求めた。
【0042】
【数1】 L:管長 K:熱通過率 Q:通過熱量
【0043】
【数2】 α:流体の熱伝達率 γi :管の最外半径 ρm :γm /γm-1 (γm :各管半径) λ:各管の熱伝導率 上記(1)、(2)式より、封止部が250℃以下にな
るためのギャップGを計算で求めたところ、ギャップG
は0.02mm以下であればよいことがわかった。
るためのギャップGを計算で求めたところ、ギャップG
は0.02mm以下であればよいことがわかった。
【0044】ギャップGを0.02mm以下とし、冷却水
量、ランプ仕様は上記実施例と同様にして実験を行なっ
た。その結果、図29に示す如く、ランプ点灯後18秒
で定常温度の220℃となり、十分な冷却効果が得られ
ることがわかる。
量、ランプ仕様は上記実施例と同様にして実験を行なっ
た。その結果、図29に示す如く、ランプ点灯後18秒
で定常温度の220℃となり、十分な冷却効果が得られ
ることがわかる。
【0045】以上の如く、本実施例のランプアニール装
置によれば、種々の形状の板状被加熱材を均一に加熱す
ることができ、特に半導体ウエハの種々の熱処理に使用
して大きな効果を奏するものである。
置によれば、種々の形状の板状被加熱材を均一に加熱す
ることができ、特に半導体ウエハの種々の熱処理に使用
して大きな効果を奏するものである。
【図1】第1実施例に係る装置の全体構成図
【図2】第1実施例に係るハロゲンランプの配置を示す
平面図
平面図
【図3】(1)、(2)は第1実施例に係るハロゲンラ
ンプの側面図
ンプの側面図
【図4】第1実施例に係るハロゲンランプの配光特性を
示す図
示す図
【図5】第1実施例に係るハロゲンランプのフィラメン
ト方向を示す図
ト方向を示す図
【図6】第1実施例に係るハロゲンランプのフィラメン
ト方向を示す図
ト方向を示す図
【図7】第1実施例に係る円板ウエハの放射エネルギー
密度を示す図
密度を示す図
【図8】第1実施例に係る円板ウエハに対する入射エネ
ルギー密度を示す図
ルギー密度を示す図
【図9】第1実施例に係る円板ウエハの温度分布を示す
平面図
平面図
【図10】第2実施例に係るハロゲンランプの配置を示
す平面図
す平面図
【図11】第3実施例に係るハロゲンランプの配置を示
す平面図
す平面図
【図12】第4実施例に係るハロゲンランプの他の配置
を示す装置本体の断面図
を示す装置本体の断面図
【図13】第5実施例に係るハロゲンランプの側面図
【図14】第6実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図15】第7実施例に係るハロゲンランプの分解図
【図16】第7実施例に係るハロゲンランプの側面図
【図17】第7実施例に係るガラス球の拡大図
【図18】第8実施例に係るハロゲンランプの配置例を
示す図
示す図
【図19】第8実施例に係るランプアニール装置の部分
断面図
断面図
【図20】第8実施例に係るハロゲンランプの分解図
【図21】第8実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図22】第8実施例に係る水冷箱の部分断面図
【図23】(a)、(b)は第8実施例に係る封止部の
温度変化を示す図
温度変化を示す図
【図24】第8実施例に係る封止部の温度変化を測定す
るために使用した装置の構成を示す図
るために使用した装置の構成を示す図
【図25】第8実施例に係る封止部の温度変化を示す図
【図26】第9実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図27】第10実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図28】第10実施例に係るハロゲンランプの側面図
【図29】第10実施例に係る封止部の温度変化を示す
図
図
【図30】従来例に係る装置本体の断面図
【図31】従来例に係るハロゲンランプの斜視図
【図32】従来例に係る円板ウエハの温度分布を示す平
面図
面図
【図33】従来例に係る円板ウエハの温度分布を示す平
面図
面図
1…ハロゲンランプ(点状光源) 2…ウエハ(被加熱材) 3…照射量設定回路(照射量設定手段) 31…通電回路 32…通電制御回路 33…温度調節計 34…放射温度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 祥司 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面に
対向して配置される複数の点状光源と、前記複数の点状
光源を略同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制
御ゾーン毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定する
照射量設定手段とを備え、前記複数の点状光源の照射す
る光により前記被加熱材を加熱する熱処理装置であっ
て、 前記照射量設定手段は、前記被加熱材内において中央部
から外周に向かうに従って当該被加熱材への光の入射エ
ネルギー密度が徐々に増加するとともに、前記被加熱材
において周縁部に対向する第1の制御ゾーンに対応する
第1の領域とその第1の制御ゾーンの内側で隣接する第
2の制御ゾーンに対応する第2の領域との入射エネルギ
ー密度差が、前記被加熱材内における各制御ゾーンに対
応する各領域のうちの隣接する領域相互間の入射エネル
ギー密度差の中で最も大きくなるように前記複数の点状
光源の光照射量を設定することを特徴とする熱処理装
置。 - 【請求項2】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面に
対向して配置される複数の点状光源と、前記複数の点状
光源を略同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制
御ゾーン毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定する
照射量設定手段とを備え、前記複数の点状光源の照射す
る光により前記被加熱材を加熱する熱処理装置であっ
て、 前記照射量設定手段は、前記被加熱材内において中央部
から外周に向かうに従って当該被加熱材への光の入射エ
ネルギー密度が徐々に増加するとともに、前記被加熱材
において周縁部に対向する第1の制御ゾーンに対応する
第1の領域とその第1の制御ゾーンの内側で隣接する第
2の制御ゾーンに対応する第2の領域との入射エネルギ
ー密度差が、前記第2の領域と前記第2の制御ゾーンの
内側で隣接する第3の制御ゾーンに対応する第3の領域
との入射エネルギー密度差よりも大きくなるように前記
複数の点状光源の光照射量を設定することを特徴とする
熱処理装置。 - 【請求項3】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面に
複数の点状光源を対向して配置し、前記複数の点状光源
を略同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾ
ーン毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定すること
で前記被加熱材を加熱する熱処理方法であって、 前記被加熱材内において中央部から外周に向かうに従っ
て当該被加熱材への光の入射エネルギー密度が徐々に増
加するとともに、前記被加熱材において周縁部に対向す
る第1の制御ゾーンに対応する領域とその第1の制御ゾ
ーンの内側で隣接する第2の制御ゾーンに対応する領域
との入射エネルギー密度差が、前記被加熱材内における
各制御ゾーンに対応する各領域のうちの隣接する領域相
互間の入射エネルギー密度差の中で最も大きくなるよう
に前記複数の点状光源の光照射量を設定して前記被加熱
材を加熱することを特徴とする熱処理方法。 - 【請求項4】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面に
複数の点状光源を対向して配置し、前記複数の点状光源
を略同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾ
ーン毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定すること
で前記被加熱材を加熱する熱処理方法であって、 前記被加熱材内において中央部から外周に向かうに従っ
て当該被加熱材への光の入射エネルギー密度が徐々に増
加するとともに、前記被加熱材において周縁部に対向す
る第1の制御ゾーンに対応する第1の領域とその第1の
制御ゾーンの内側で隣接する第2の制御ゾーンに対応す
る第2の領域との入射エネルギー密度差が、前記第2の
領域と前記第2の制御ゾーンの内側で隣接する第3の制
御ゾーンに対応する第3の領域との入射エネルギー密度
差よりも大きくなるように前記複数の点状光源の光照射
量を設定して前記被加熱材を加熱することを特徴とする
熱処理方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3455489 | 1989-02-14 | ||
JP1-34554 | 1989-02-14 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2687190A Division JP2940047B2 (ja) | 1989-02-14 | 1990-02-06 | 熱処理装置および熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11214319A true JPH11214319A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12417531
Family Applications (5)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2687190A Expired - Lifetime JP2940047B2 (ja) | 1989-02-14 | 1990-02-06 | 熱処理装置および熱処理方法 |
JP29399498A Expired - Lifetime JP3206566B2 (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
JP29399298A Pending JPH11214319A (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
JP29399198A Expired - Lifetime JP3206564B2 (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
JP29399398A Expired - Lifetime JP3206565B2 (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2687190A Expired - Lifetime JP2940047B2 (ja) | 1989-02-14 | 1990-02-06 | 熱処理装置および熱処理方法 |
JP29399498A Expired - Lifetime JP3206566B2 (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29399198A Expired - Lifetime JP3206564B2 (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
JP29399398A Expired - Lifetime JP3206565B2 (ja) | 1989-02-14 | 1998-10-15 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (5) | JP2940047B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002134430A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-10 | Tokyo Electron Ltd | 指向性を高める高反射率の膜を有するランプ及び熱処理装置 |
JP2002270532A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Tokyo Electron Ltd | 加熱装置及び熱処理装置 |
JP2010519737A (ja) * | 2007-02-15 | 2010-06-03 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 急速熱処理チャンバ用のランプ |
JP2012124173A (ja) * | 2007-02-15 | 2012-06-28 | Applied Materials Inc | 急速熱処理チャンバ用のランプ |
KR101626505B1 (ko) * | 2015-01-16 | 2016-06-01 | 주식회사 하나 | 급속온도처리용램프 |
JP2017076273A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 監視方法および半導体装置の製造方法 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3972379B2 (ja) * | 1995-12-14 | 2007-09-05 | 信越半導体株式会社 | 加熱炉 |
JP3493880B2 (ja) * | 1996-02-28 | 2004-02-03 | 信越半導体株式会社 | 輻射加熱装置および加熱方法 |
US6064799A (en) * | 1998-04-30 | 2000-05-16 | Applied Materials, Inc. | Method and apparatus for controlling the radial temperature gradient of a wafer while ramping the wafer temperature |
WO2001082349A1 (en) * | 2000-04-20 | 2001-11-01 | Tokyo Electron Limited | Thermal processing system and thermal processing method |
US6891131B2 (en) * | 2000-04-20 | 2005-05-10 | Tokyo Electron Limited | Thermal processing system |
JP2002008410A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Ccs Inc | 照明装置 |
JP2002208466A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-26 | Tokyo Electron Ltd | 加熱ランプと加熱処理装置 |
JP2002246318A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理方法及び熱処理装置 |
KR100839678B1 (ko) * | 2001-02-16 | 2008-06-19 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 열 처리 방법 및 열 처리 장치 |
JP2002367914A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-20 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置 |
JP4969732B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2012-07-04 | 東京エレクトロン株式会社 | 加熱装置、熱処理装置及びランプ冷却方法 |
JP2003059853A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-28 | Tokyo Electron Ltd | ランプヒータおよび熱処理装置 |
JP2005122816A (ja) | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスクローディング装置 |
JP2007073636A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Hamamatsu Photonics Kk | レーザ装置及びレーザシステム |
JP2007095889A (ja) | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Ushio Inc | 光照射式加熱方法 |
KR100858439B1 (ko) * | 2007-02-20 | 2008-09-12 | (주)앤피에스 | 실링 플랜지를 구비한 텅스텐 할로겐 램프 |
JP5228495B2 (ja) | 2008-01-11 | 2013-07-03 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP2009277868A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 加熱装置および半導体基板の製造方法 |
KR100974018B1 (ko) * | 2008-12-05 | 2010-08-05 | 에이피시스템 주식회사 | 급속열처리장치의 가열램프 제어장치 및 제어방법 |
KR101809141B1 (ko) * | 2014-05-29 | 2018-01-19 | 에이피시스템 주식회사 | 히터 블록 및 기판 열처리 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3761678A (en) | 1971-05-03 | 1973-09-25 | Aerojet General Co | High density spherical modules |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2687190A patent/JP2940047B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-10-15 JP JP29399498A patent/JP3206566B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-15 JP JP29399298A patent/JPH11214319A/ja active Pending
- 1998-10-15 JP JP29399198A patent/JP3206564B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-15 JP JP29399398A patent/JP3206565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002134430A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-10 | Tokyo Electron Ltd | 指向性を高める高反射率の膜を有するランプ及び熱処理装置 |
JP2002270532A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Tokyo Electron Ltd | 加熱装置及び熱処理装置 |
JP2010519737A (ja) * | 2007-02-15 | 2010-06-03 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 急速熱処理チャンバ用のランプ |
JP2012124173A (ja) * | 2007-02-15 | 2012-06-28 | Applied Materials Inc | 急速熱処理チャンバ用のランプ |
JP2015146313A (ja) * | 2007-02-15 | 2015-08-13 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 急速熱処理チャンバ用のランプ |
US9536728B2 (en) | 2007-02-15 | 2017-01-03 | Applied Material, Inc. | Lamp for rapid thermal processing chamber |
KR101626505B1 (ko) * | 2015-01-16 | 2016-06-01 | 주식회사 하나 | 급속온도처리용램프 |
JP2017076273A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 監視方法および半導体装置の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11195614A (ja) | 1999-07-21 |
JPH11195615A (ja) | 1999-07-21 |
JPH03218624A (ja) | 1991-09-26 |
JP3206564B2 (ja) | 2001-09-10 |
JP3206566B2 (ja) | 2001-09-10 |
JPH11195616A (ja) | 1999-07-21 |
JP2940047B2 (ja) | 1999-08-25 |
JP3206565B2 (ja) | 2001-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3206565B2 (ja) | 熱処理装置及び熱処理方法 | |
US7860379B2 (en) | Temperature measurement and control of wafer support in thermal processing chamber | |
US6222990B1 (en) | Heating element for heating the edges of wafers in thermal processing chambers | |
CN104718610B (zh) | 用于快速热处理的最小接触边缘环 | |
CN104641463B (zh) | 改良的边缘环的周缘 | |
US6473993B1 (en) | Thermal treatment method and apparatus | |
US9640412B2 (en) | Apparatus and method for enhancing the cool down of radiatively heated substrates | |
JP5063995B2 (ja) | 熱処理装置 | |
WO2000041223A1 (en) | Heating device for heating semiconductor wafers in thermal processing chambers | |
US20110174790A1 (en) | Annealing apparatus | |
KR20010073143A (ko) | 반도체 웨이퍼를 가열하기 위한 멀티 램프 콘 리플렉터 | |
US20090116824A1 (en) | Light irradiation type heat treatment device | |
JP2781616B2 (ja) | 半導体ウエハの熱処理装置 | |
JP2011077147A (ja) | 熱処理装置 | |
KR20000017024A (ko) | 광조사식 가열장치의 가드링 | |
KR101605079B1 (ko) | 급속 열처리 장치 | |
JP4502220B2 (ja) | 熱処理装置 | |
JP2012074540A (ja) | 熱処理装置 | |
US7082261B2 (en) | Heating stage | |
JP2006019565A (ja) | 熱処理装置 | |
KR100331023B1 (ko) | 냉각수단을 구비한 히터 조립체 | |
US20060243385A1 (en) | Device for producing electroconductive passages in a semiconductor wafer by means of thermomigration | |
JPH04713A (ja) | 基板の加熱装置 | |
JP2005327846A (ja) | 基板加熱装置 | |
JP2010003801A (ja) | 熱処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010605 |