JPH1120848A - 筐体の開閉ヒンジ構造 - Google Patents
筐体の開閉ヒンジ構造Info
- Publication number
- JPH1120848A JPH1120848A JP9172680A JP17268097A JPH1120848A JP H1120848 A JPH1120848 A JP H1120848A JP 9172680 A JP9172680 A JP 9172680A JP 17268097 A JP17268097 A JP 17268097A JP H1120848 A JPH1120848 A JP H1120848A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- main body
- housing
- body cover
- opening
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D1/00—Pinless hinges; Substitutes for hinges
- E05D1/02—Pinless hinges; Substitutes for hinges made of one piece
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S16/00—Miscellaneous hardware, e.g. bushing, carpet fastener, caster, door closer, panel hanger, attachable or adjunct handle, hinge, window sash balance
- Y10S16/13—Plastic hinge
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子電気機器の筐体の開閉ヒンジ構造に係
り、本体のケースと蓋カバーとのヒンジ構造を筐体内部
に収まるよう改良することにより、筐体の大型化を抑え
ると共に、組立性を向上させて、組立コストを含む製造
コスト全般を低減させる。 【解決手段】 機器筐体を形成する本体ケース10を蓋
部材の本体カバー20で開放閉塞する構造で、ヒンジ連
結部にシート形状に形成された可撓性を有するヒンジシ
ート30が用いられている。このヒンジシート30の一
端部を固定係止端としてヒンジボス13と止ネジ14で
本体ケース10内に固定し、他端部を可動係止端として
本体カバー20内に固定する。その可動係止端には、本
体ケース10内の固定係止端と結ぶ方向へ延びる長溝状
のヒンジ可変調整溝32の2つが平行に設けてあり、こ
のヒンジ可変調整溝32の任意の位置でヒンジシート3
0を止ネジ23によりヒンジ固定プレート33を介して
係止する。
り、本体のケースと蓋カバーとのヒンジ構造を筐体内部
に収まるよう改良することにより、筐体の大型化を抑え
ると共に、組立性を向上させて、組立コストを含む製造
コスト全般を低減させる。 【解決手段】 機器筐体を形成する本体ケース10を蓋
部材の本体カバー20で開放閉塞する構造で、ヒンジ連
結部にシート形状に形成された可撓性を有するヒンジシ
ート30が用いられている。このヒンジシート30の一
端部を固定係止端としてヒンジボス13と止ネジ14で
本体ケース10内に固定し、他端部を可動係止端として
本体カバー20内に固定する。その可動係止端には、本
体ケース10内の固定係止端と結ぶ方向へ延びる長溝状
のヒンジ可変調整溝32の2つが平行に設けてあり、こ
のヒンジ可変調整溝32の任意の位置でヒンジシート3
0を止ネジ23によりヒンジ固定プレート33を介して
係止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に通信機器を含
む各種電子電気機器の本体ケースを構成する筐体のヒン
ジ構造に関する。
む各種電子電気機器の本体ケースを構成する筐体のヒン
ジ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の電子電気機器の筐体は、
通常、本体ケースとこれを開放および閉塞する本体カバ
ーよりなっている。その場合、本体ケースと本体カバー
の開閉ヒンジ構造は、開閉時の操作性が簡便であるこ
と、そして保守保管面での強度や安全性を配慮して構成
されている。
通常、本体ケースとこれを開放および閉塞する本体カバ
ーよりなっている。その場合、本体ケースと本体カバー
の開閉ヒンジ構造は、開閉時の操作性が簡便であるこ
と、そして保守保管面での強度や安全性を配慮して構成
されている。
【0003】図3は、この種筐体の開閉ヒンジ構造を示
す分解斜視図である。本体ケース1を有し、この本体ケ
ース1は本体カバー2によって開放または閉塞される。
本体カバー2はその一端側でネジ3により締結され、ヒ
ンジ連結部である他端側もネジ4が利用されている。
す分解斜視図である。本体ケース1を有し、この本体ケ
ース1は本体カバー2によって開放または閉塞される。
本体カバー2はその一端側でネジ3により締結され、ヒ
ンジ連結部である他端側もネジ4が利用されている。
【0004】このヒンジ連結側において、本体ケース1
には軸受形状の左右一組よりなるブラケット5の二組が
設けられ、それらに設けたピン孔5aに支軸ピン6が通
される。また、本体カバー2には、本体ケース1側のブ
ラケット5に対応する位置に断面L字形状のブラケット
7が設けられ、ここの端部に設けたピン孔7aにカバー
側の上記ピン孔5aと軸を一致させて上記支軸ピン6が
共合わせにより挿通させている。
には軸受形状の左右一組よりなるブラケット5の二組が
設けられ、それらに設けたピン孔5aに支軸ピン6が通
される。また、本体カバー2には、本体ケース1側のブ
ラケット5に対応する位置に断面L字形状のブラケット
7が設けられ、ここの端部に設けたピン孔7aにカバー
側の上記ピン孔5aと軸を一致させて上記支軸ピン6が
共合わせにより挿通させている。
【0005】この本体カバー2側に設けたブラケット7
には、U字形のスリット7bが形成してあり、ここに上
記ネジ4が係脱可能となっている。このネジ4は支軸ピ
ン6に設けたネジ孔6aに直角にねじ込まれ、ネジ4と
支軸ピン6がT字形に一体化されている。
には、U字形のスリット7bが形成してあり、ここに上
記ネジ4が係脱可能となっている。このネジ4は支軸ピ
ン6に設けたネジ孔6aに直角にねじ込まれ、ネジ4と
支軸ピン6がT字形に一体化されている。
【0006】したがって、図3の拡大図示部Aのよう
に、ネジ4の頭部4aをブラケット7のU字形スリット
7bに閂状に係合させた状態で、本体ケース1に本体カ
バー2がヒンジ結合される。
に、ネジ4の頭部4aをブラケット7のU字形スリット
7bに閂状に係合させた状態で、本体ケース1に本体カ
バー2がヒンジ結合される。
【0007】拡大図示部Aに示す本体ケース1が閉塞さ
れた状態から、本体カバー2を開ける場合、一端側のネ
ジ3が緩められて取り除かれる。ヒンジ連結側のネジ4
も、本体カバー2のブラケット7のU字形スリット7b
から外せる程度に緩められる。次いで、拡大図示部Bに
示すように、ネジ4を支軸ピン6を介して90°程度を
横倒しにすると、このネジ4がブラケット7のU字形ス
リット7bから外れ、本体カバー2を支軸ピン6を介し
て開く方向へ回動可能となる。このようにして本体カバ
ー2を開いて本体ケース1を開放する。
れた状態から、本体カバー2を開ける場合、一端側のネ
ジ3が緩められて取り除かれる。ヒンジ連結側のネジ4
も、本体カバー2のブラケット7のU字形スリット7b
から外せる程度に緩められる。次いで、拡大図示部Bに
示すように、ネジ4を支軸ピン6を介して90°程度を
横倒しにすると、このネジ4がブラケット7のU字形ス
リット7bから外れ、本体カバー2を支軸ピン6を介し
て開く方向へ回動可能となる。このようにして本体カバ
ー2を開いて本体ケース1を開放する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この図3で
示された従来の筐体開閉ヒンジ構造にあっては、改善す
べき次の問題点が残されている。
示された従来の筐体開閉ヒンジ構造にあっては、改善す
べき次の問題点が残されている。
【0009】1つは、本体ケース1と本体カバー2の他
端側にて、ブラケット5,7同士を支軸ピン6でヒンジ
連結した部分が筐体外部に突き出ており、筐体の外殻形
状が嵩張る分だけ機器が大型化する不具合がある。
端側にて、ブラケット5,7同士を支軸ピン6でヒンジ
連結した部分が筐体外部に突き出ており、筐体の外殻形
状が嵩張る分だけ機器が大型化する不具合がある。
【0010】また1つの問題点は、組立工程での係るヒ
ンジ連結部の組立性に難点があることである。その場
合、まず本体ケース1のブラケット5に本体カバー2の
ブラケット7を抱き合わせ、ピン孔5a,7aの軸心に
通して支軸ピン6を挿通する。ピン挿通後、その支軸ピ
ン6に直角に今度はネジ4をねじ込む、といったよう
に、各部品間の位置決めと結合が非常に面倒である。そ
れだけ組立工数が嵩み、組立コストを含む製造コスト全
般を高騰させる不具合がある。
ンジ連結部の組立性に難点があることである。その場
合、まず本体ケース1のブラケット5に本体カバー2の
ブラケット7を抱き合わせ、ピン孔5a,7aの軸心に
通して支軸ピン6を挿通する。ピン挿通後、その支軸ピ
ン6に直角に今度はネジ4をねじ込む、といったよう
に、各部品間の位置決めと結合が非常に面倒である。そ
れだけ組立工数が嵩み、組立コストを含む製造コスト全
般を高騰させる不具合がある。
【0011】したがって、本発明の目的は、電子電気機
器の筐体の開閉ヒンジ構造に係り、本体のケースと蓋カ
バーとのヒンジ構造を筐体内部に収まるよう改良するこ
とにより、筐体の大型化を抑えると共に、組立性を向上
させて、組立コストを含む製造コスト全般を低減可能な
開閉ヒンジ構造を提供することにある。
器の筐体の開閉ヒンジ構造に係り、本体のケースと蓋カ
バーとのヒンジ構造を筐体内部に収まるよう改良するこ
とにより、筐体の大型化を抑えると共に、組立性を向上
させて、組立コストを含む製造コスト全般を低減可能な
開閉ヒンジ構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の筐体の開閉ヒン
ジ構造は、機器筐体を形成する本体ケースの一端部に蓋
部材の本体カバーをヒンジ連結して、本体ケースを開閉
するにあたり、シート形状に形成された可撓性を有する
ヒンジ部材の一端部を前記本体ケースの内面に係止し、
他端部を前記本体カバーの内面に係止して、この本体カ
バーにより前記本体ケースを閉塞した状態で前記ヒンジ
部材が筐体内部に収まるよう構成されている。
ジ構造は、機器筐体を形成する本体ケースの一端部に蓋
部材の本体カバーをヒンジ連結して、本体ケースを開閉
するにあたり、シート形状に形成された可撓性を有する
ヒンジ部材の一端部を前記本体ケースの内面に係止し、
他端部を前記本体カバーの内面に係止して、この本体カ
バーにより前記本体ケースを閉塞した状態で前記ヒンジ
部材が筐体内部に収まるよう構成されている。
【0013】この場合、前記ヒンジ部材の一端部と他端
部のいずれか一方を固定係止端としたとき、他方が可動
係止端となっている。一端部を本体ケースに係止した固
定係止端とし、他端部を本体カバーに係止する可動係止
端とするとき、この可動係止端に固定係止端と結ぶ方向
へ延びる長溝状のヒンジ可変調整溝を設けて、このヒン
ジ可変調整溝の任意の位置でヒンジ部材の他端部を本体
カバーに係止できるようになっている。
部のいずれか一方を固定係止端としたとき、他方が可動
係止端となっている。一端部を本体ケースに係止した固
定係止端とし、他端部を本体カバーに係止する可動係止
端とするとき、この可動係止端に固定係止端と結ぶ方向
へ延びる長溝状のヒンジ可変調整溝を設けて、このヒン
ジ可変調整溝の任意の位置でヒンジ部材の他端部を本体
カバーに係止できるようになっている。
【0014】すなわち、ヒンジ部材は可撓性のシート形
状であり、本体カバーにより本体ケースを閉塞した状態
で、ヒンジ部材が筐体内に収まり、筐体外部に出っ張る
ことはない。
状であり、本体カバーにより本体ケースを閉塞した状態
で、ヒンジ部材が筐体内に収まり、筐体外部に出っ張る
ことはない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による筐体の開閉ヒ
ンジ構造の実施の形態について、図面を参照しつつ説明
する。
ンジ構造の実施の形態について、図面を参照しつつ説明
する。
【0016】図1は、本実施の形態の構造を示す分解斜
視図である。機器本体である筐体を構成する本体ケース
10を有し、この本体ケース10は蓋部材の本体カバー
20によって開閉される。本体ケース10は箱形状で平
面矩形状の底板11の周囲に側板12が立ち上げられて
いる。その底板11の本体カバー20側とのヒンジ連結
部近傍には、左右一対のヒンジボス13が底板11面か
ら凸形に突出して設けてある。ヒンジボス13には雌ネ
ジによるタップネジが形成してある。
視図である。機器本体である筐体を構成する本体ケース
10を有し、この本体ケース10は蓋部材の本体カバー
20によって開閉される。本体ケース10は箱形状で平
面矩形状の底板11の周囲に側板12が立ち上げられて
いる。その底板11の本体カバー20側とのヒンジ連結
部近傍には、左右一対のヒンジボス13が底板11面か
ら凸形に突出して設けてある。ヒンジボス13には雌ネ
ジによるタップネジが形成してある。
【0017】また、本体カバー20においても、その天
板21の内面で本体ケース10側とのヒンジ連結部近傍
に、左右一対のヒンジボス22が凸形に突出して設けら
れている。このヒンジボス22にも雌ネジによるタップ
ネジが形成してある。
板21の内面で本体ケース10側とのヒンジ連結部近傍
に、左右一対のヒンジボス22が凸形に突出して設けら
れている。このヒンジボス22にも雌ネジによるタップ
ネジが形成してある。
【0018】また、係る本体ケース20に本体カバー2
0が本実施の形態の要旨部材であるヒンジシート30を
介して開閉自在にヒンジ連結されている。このヒンジシ
ート30は、シート本体31の全体が矩形状で適度な可
撓性を有する好適な素材を用いて成形されたものであ
る。
0が本実施の形態の要旨部材であるヒンジシート30を
介して開閉自在にヒンジ連結されている。このヒンジシ
ート30は、シート本体31の全体が矩形状で適度な可
撓性を有する好適な素材を用いて成形されたものであ
る。
【0019】シート本体31の一端側は、その両側で本
体ケース20の底板11に設けたヒンジボス13に止ネ
ジ14で係止され、シート他端側は本体カバー20側に
係止されている。
体ケース20の底板11に設けたヒンジボス13に止ネ
ジ14で係止され、シート他端側は本体カバー20側に
係止されている。
【0020】このシート本体31の本体カバー20側に
係止される他端側では、本体カバー20の天板21に突
設した左右一対のヒンジボス22に対応する位置に、2
つのヒンジ可変調整溝32がそれらの長手方向を平行に
して形成されている。
係止される他端側では、本体カバー20の天板21に突
設した左右一対のヒンジボス22に対応する位置に、2
つのヒンジ可変調整溝32がそれらの長手方向を平行に
して形成されている。
【0021】また、2つのヒンジ可変調整溝32に上か
ら載って跨る長さと形状の細長いヒンジ固定プレート3
3を有し、このヒンジ固定プレート33の両端を下方か
ら臨んでいる2つの上記ヒンジボス22に止ネジ23で
係止している。すなわち、シート本体31をそのヒンジ
可変調整溝32の任意の位置でヒンジボス22に固定す
ることにより、本体ケース10側の位置固定ヒンジボス
14との間の長さが決定される。言い換えれば、本体ケ
ース10に対して本体カバー20のヒンジ回動時の支点
長さを自在に可変調整することができる。その可変調整
長さはヒンジシート30側のヒンジ可変調整溝32の溝
長さLである。
ら載って跨る長さと形状の細長いヒンジ固定プレート3
3を有し、このヒンジ固定プレート33の両端を下方か
ら臨んでいる2つの上記ヒンジボス22に止ネジ23で
係止している。すなわち、シート本体31をそのヒンジ
可変調整溝32の任意の位置でヒンジボス22に固定す
ることにより、本体ケース10側の位置固定ヒンジボス
14との間の長さが決定される。言い換えれば、本体ケ
ース10に対して本体カバー20のヒンジ回動時の支点
長さを自在に可変調整することができる。その可変調整
長さはヒンジシート30側のヒンジ可変調整溝32の溝
長さLである。
【0022】以上の構成により、図2の組立断面図に示
すように、本体ケース10を本体カバー20で閉じて閉
塞することができる。この閉塞状態から本体カバー20
を開いて本体ケース10を開放する場合、例えば筐体の
図の左側に設けてある図示しないロック錠を解錠し、本
体カバー20を可撓性のヒンジシート30を蝶番的に機
能させて図2中の矢印Aで示す方向へ回動させる。
すように、本体ケース10を本体カバー20で閉じて閉
塞することができる。この閉塞状態から本体カバー20
を開いて本体ケース10を開放する場合、例えば筐体の
図の左側に設けてある図示しないロック錠を解錠し、本
体カバー20を可撓性のヒンジシート30を蝶番的に機
能させて図2中の矢印Aで示す方向へ回動させる。
【0023】ヒンジシート30のシート本体31の一端
側は本体ケース10側で止ネジ14で係止されて固定さ
れているから、ここをヒンジ支点にして本体カバー20
を円滑に回動させることができる。
側は本体ケース10側で止ネジ14で係止されて固定さ
れているから、ここをヒンジ支点にして本体カバー20
を円滑に回動させることができる。
【0024】本体ケース10に対する本体カバー20の
ヒンジ回動具合の加減は、ヒンジシート30の係止位置
変更によって任意に調整できる。すなわち、必要に応じ
て、本体カバー20側におけるヒンジボス22の止ネジ
23を緩め、このヒンジボス22のヒンジシート30側
のヒンジ可変調整溝32での位置を任意に変更する。こ
の変更位置にて止ネジ23を再び締め込むことにより、
ヒンジ固定プレート33を介してヒンジボス22がヒン
ジ可変調整溝32にて固定される。
ヒンジ回動具合の加減は、ヒンジシート30の係止位置
変更によって任意に調整できる。すなわち、必要に応じ
て、本体カバー20側におけるヒンジボス22の止ネジ
23を緩め、このヒンジボス22のヒンジシート30側
のヒンジ可変調整溝32での位置を任意に変更する。こ
の変更位置にて止ネジ23を再び締め込むことにより、
ヒンジ固定プレート33を介してヒンジボス22がヒン
ジ可変調整溝32にて固定される。
【0025】このように、本体ケース10と本体カバー
20とのヒンジ連結部において、双方に跨るヒンジシー
ト30の両端係止部(ヒンジボス13−22間)間の距
離を変更することにより、ヒンジ回動による開閉時の操
作加減を自在に調整することができる。
20とのヒンジ連結部において、双方に跨るヒンジシー
ト30の両端係止部(ヒンジボス13−22間)間の距
離を変更することにより、ヒンジ回動による開閉時の操
作加減を自在に調整することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の筐体の開
閉ヒンジ構造は、筐体を構成するケースと蓋カバーのヒ
ンジ部に可撓性を有するシート形状のヒンジ部材を用い
たことにより、このヒンジ部材を筐体の内部に収めるこ
とができ、従来のように筐体外部にヒンジ部が出っ張る
ことで機器が大型化するのを抑えられ、また、可撓性シ
ート状であるのでネジ止めにより短時間で簡単に組み立
てることができる。
閉ヒンジ構造は、筐体を構成するケースと蓋カバーのヒ
ンジ部に可撓性を有するシート形状のヒンジ部材を用い
たことにより、このヒンジ部材を筐体の内部に収めるこ
とができ、従来のように筐体外部にヒンジ部が出っ張る
ことで機器が大型化するのを抑えられ、また、可撓性シ
ート状であるのでネジ止めにより短時間で簡単に組み立
てることができる。
【図1】本発明による筐体の開閉ヒンジ構造の実施の形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態の開閉ヒンジ構造の側面断面図で
ある。
ある。
【図3】開閉ヒンジ構造の従来例を示す一部拡大した分
解斜視図である。
解斜視図である。
10 本体ケース 13 本体ケース側のヒンジボス 20 本体カバー 22 本体カバー側のヒンジボス 30 ヒンジシート(ヒンジ部材) 32 ヒンジ可変調整溝 33 ヒンジ固定プレート
Claims (6)
- 【請求項1】機器筐体を形成する本体ケースの一端部に
蓋部材の本体カバーをヒンジ連結して、本体ケースを開
閉する筐体の開閉ヒンジ構造であって、 シート形状に形成された可撓性を有するヒンジ部材の一
端部を前記本体ケースの内面に係止し、他端部を前記本
体カバーの内面に係止して、この本体カバーにより前記
本体ケースを閉塞した状態で前記ヒンジ部材が筐体内部
に収まるよう構成されていることを特徴とする筐体の開
閉ヒンジ構造。 - 【請求項2】前記ヒンジ部材の一端部と他端部のいずれ
か一方を固定係止端としたとき、他方が可動係止端とな
っていることを特徴とする請求項1に記載の筐体の開閉
ヒンジ構造。 - 【請求項3】前記本体ケースに係止された前記ヒンジ部
材の一端部が前記固定係止端であり、前記本体カバーに
係止された他端部が前記可動係止端であるとき、この可
動係止端に前記固定係止端と結ぶ方向へ延びる長溝状の
ヒンジ可変調整溝を設けて、このヒンジ可変調整溝の任
意の位置で前記ヒンジ部材の他端部を前記本体カバーに
係止できるようになっていることを特徴とする請求項2
に記載の筐体の開閉ヒンジ構造。 - 【請求項4】前記ヒンジ部材の一端部の固定係止端が止
ネジにより前記本体ケース内に係止され、他端部の可動
係止端が前記ヒンジ可変調整溝の任意の位置で止ネジお
よびヒンジ固定プレートを用いて前記本体カバー内に係
止されることを特徴とする請求項3に記載の筐体の開閉
ヒンジ構造。 - 【請求項5】前記ヒンジ可変調整溝の2つが、前記ヒン
ジ部材の可動係止端の左右幅方向の両側に平行に設けら
れていることを特徴とする請求項3または4に記載の筐
体の開閉ヒンジ構造。 - 【請求項6】前記2つのヒンジ可変調整溝に跨って前記
ヒンジ固定プレートがこの両端部で前記止ネジによって
緩急自在に固定されることを特徴とする請求項5に記載
の筐体の開閉ヒンジ構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172680A JPH1120848A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 筐体の開閉ヒンジ構造 |
AU73930/98A AU731195B2 (en) | 1997-06-30 | 1998-06-29 | Opening/closing hinge construction for a housing |
US09/106,309 US6055705A (en) | 1997-06-30 | 1998-06-29 | Opening/closing hinge construction for a housing |
CN98102684A CN1084280C (zh) | 1997-06-30 | 1998-06-30 | 一种用于外壳的开/闭式铰链结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172680A JPH1120848A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 筐体の開閉ヒンジ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120848A true JPH1120848A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15946382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9172680A Pending JPH1120848A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 筐体の開閉ヒンジ構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6055705A (ja) |
JP (1) | JPH1120848A (ja) |
CN (1) | CN1084280C (ja) |
AU (1) | AU731195B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173606A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Nippon Seiki Co Ltd | ケースの開閉構造 |
KR20200036962A (ko) * | 2018-09-28 | 2020-04-08 | (주)늘솜 | 디지털 디스플레이장치가 구비된 전자매대 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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