JPH11208049A - インクフィルムユニット及びファクシミリ装置 - Google Patents
インクフィルムユニット及びファクシミリ装置Info
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- JPH11208049A JPH11208049A JP10300056A JP30005698A JPH11208049A JP H11208049 A JPH11208049 A JP H11208049A JP 10300056 A JP10300056 A JP 10300056A JP 30005698 A JP30005698 A JP 30005698A JP H11208049 A JPH11208049 A JP H11208049A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/32—Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/28—Detachable carriers or holders for ink-ribbon mechanisms
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリ装置の小型化を図るため、
インクフィルムユニットの設置スペースを低減するこ
と。 【解決手段】 中空円筒形状の供給リール42の内部に
貫通配設された固定軸45と右側板46及び左側板47
を固定し、巻取リール43を右側板46及び左側板47
に回動自在に取付けることにより、インクフィルムユニ
ット4を構成する。装置本体1に設けた溝部に右側板4
6及び左側板47を収容して位置決めする。
インクフィルムユニットの設置スペースを低減するこ
と。 【解決手段】 中空円筒形状の供給リール42の内部に
貫通配設された固定軸45と右側板46及び左側板47
を固定し、巻取リール43を右側板46及び左側板47
に回動自在に取付けることにより、インクフィルムユニ
ット4を構成する。装置本体1に設けた溝部に右側板4
6及び左側板47を収容して位置決めする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家庭用として
用いられるパーソナル型のファクシミリ装置に関する。
用いられるパーソナル型のファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置の記録方式は、
ロール式の感熱紙を用いる感熱紙記録から、普通紙に転
写する普通紙記録の需要が高まっている。この普通紙記
録の記録手段として、レーザー式や感熱転写式等が有
る。
ロール式の感熱紙を用いる感熱紙記録から、普通紙に転
写する普通紙記録の需要が高まっている。この普通紙記
録の記録手段として、レーザー式や感熱転写式等が有
る。
【0003】レーザー式は、主に業務用として用いられ
る大型のファクシミリ装置に用いられているが、小型化
することが技術的に難しいので、小型の普通紙記録のフ
ァクシミリ装置には、主に感熱転写式が用いられてい
る。
る大型のファクシミリ装置に用いられているが、小型化
することが技術的に難しいので、小型の普通紙記録のフ
ァクシミリ装置には、主に感熱転写式が用いられてい
る。
【0004】従来の感熱転写式のファクシミリ装置は、
インクフィルムをインクフィルムカセットに収納し、装
置本体にインクフィルムカセットを設置するスペースを
用意している。
インクフィルムをインクフィルムカセットに収納し、装
置本体にインクフィルムカセットを設置するスペースを
用意している。
【0005】図21は、従来の感熱転写式のファクシミ
リ装置におけるインクフィルムカセットの一例を示す斜
視図である。
リ装置におけるインクフィルムカセットの一例を示す斜
視図である。
【0006】図21において、インクフィルムカセット
は、一端に供給リール収容部91と、他端に巻取リール
収容部92有している。これらは、合成樹脂等によって
成形された上フレーム93と下フレーム94とを相互に
突き合わせることにより組み立てられる。
は、一端に供給リール収容部91と、他端に巻取リール
収容部92有している。これらは、合成樹脂等によって
成形された上フレーム93と下フレーム94とを相互に
突き合わせることにより組み立てられる。
【0007】そして、上フレーム93及び下フレーム9
4には、インクフィルム97の露出を極力少なくするた
め、記録転写に必要な部分にのみ開口部95、96が設
けられている。
4には、インクフィルム97の露出を極力少なくするた
め、記録転写に必要な部分にのみ開口部95、96が設
けられている。
【0008】このようなインクフィルムカセットにイン
クフィルムを収納することにより、使用者が持ち易くな
り、インクフィルムの巻取り動作を安定して行うことが
できる。
クフィルムを収納することにより、使用者が持ち易くな
り、インクフィルムの巻取り動作を安定して行うことが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインク
記録のファクシミリ装置では、インクフィルムカセット
自体の設置スペースが大きく、小型化には限界があっ
た。
記録のファクシミリ装置では、インクフィルムカセット
自体の設置スペースが大きく、小型化には限界があっ
た。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、感熱転写式で普通紙記録のファクシミリ装置の小
型化を実現することを目的とする。
あり、感熱転写式で普通紙記録のファクシミリ装置の小
型化を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、インクフィルムユニットをインクフィルム
を外周に巻き付けた供給リールと、前記インクフィルム
を巻き取る巻取りリールと、前記供給リール及び前記巻
取リールの両端部を回動自在に保持する一対の板状のイ
ンクフィルムホルダとにより構成する。
に本発明は、インクフィルムユニットをインクフィルム
を外周に巻き付けた供給リールと、前記インクフィルム
を巻き取る巻取りリールと、前記供給リール及び前記巻
取リールの両端部を回動自在に保持する一対の板状のイ
ンクフィルムホルダとにより構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に関するイン
クフィルムユニットは、インクフィルムを外周に巻き付
けた供給リールと、この供給リールを保持する一対の供
給リール保持部と、前記インクフィルムを巻き取る巻取
りリールと、前記供給リール保持部を保持し、前記巻取
リールを回動自在に保持する一対の板状のインクフィル
ムホルダとを具備する構成を採る。この構成により、イ
ンクフィルム全体を覆うインクフィルムカセットに比
べ、装置における設置スペースを低減できるので、ファ
クシミリ装置の小型化を図ることができる。
クフィルムユニットは、インクフィルムを外周に巻き付
けた供給リールと、この供給リールを保持する一対の供
給リール保持部と、前記インクフィルムを巻き取る巻取
りリールと、前記供給リール保持部を保持し、前記巻取
リールを回動自在に保持する一対の板状のインクフィル
ムホルダとを具備する構成を採る。この構成により、イ
ンクフィルム全体を覆うインクフィルムカセットに比
べ、装置における設置スペースを低減できるので、ファ
クシミリ装置の小型化を図ることができる。
【0013】本発明の第2の態様は、第1の態様のイン
クフィルムユニットにおいて、供給リールは中空の円筒
形状であり、その内部に固定軸を貫通配設し、インクフ
ィルムホルダは、前記固定軸の両端部を固定する構成を
採る。この構成により、固定軸が、供給ロールの軸芯と
インクフィルムホルダの連結部との役割を兼ねるので、
インクフィルムユニットの定型性と供給リールの回転安
定性の両方を満たすことができる。
クフィルムユニットにおいて、供給リールは中空の円筒
形状であり、その内部に固定軸を貫通配設し、インクフ
ィルムホルダは、前記固定軸の両端部を固定する構成を
採る。この構成により、固定軸が、供給ロールの軸芯と
インクフィルムホルダの連結部との役割を兼ねるので、
インクフィルムユニットの定型性と供給リールの回転安
定性の両方を満たすことができる。
【0014】本発明の第3の態様は、第2の態様のイン
クフィルムユニットにおいて、固定軸は、その一端がイ
ンクフィルムホルダに直接固定され、他端が第一位置で
インクフィルムホルダに設けられた切欠から挿入され溝
部に嵌合し、第二位置で軸方向に付勢されることにより
支持される構成を採る。この構成により、―対のインク
フィルムフォルダと固定軸とを固定するためのネジが一
本で済むので、部品点数の削減及び組み立て工程の削減
を図ることができる。
クフィルムユニットにおいて、固定軸は、その一端がイ
ンクフィルムホルダに直接固定され、他端が第一位置で
インクフィルムホルダに設けられた切欠から挿入され溝
部に嵌合し、第二位置で軸方向に付勢されることにより
支持される構成を採る。この構成により、―対のインク
フィルムフォルダと固定軸とを固定するためのネジが一
本で済むので、部品点数の削減及び組み立て工程の削減
を図ることができる。
【0015】本発明の第4の態様は、第1の態様のイン
クフィルムユニットにおいて、供給リールは中空の円筒
形状であり、供給リール保持部は、前記供給リールの中
空内部の両端に凸部を挿入して回動自在に保持する構成
を採る。この構成により、インクフィルムホルダの部品
点数を減らし、部品コストを削減することができる。
クフィルムユニットにおいて、供給リールは中空の円筒
形状であり、供給リール保持部は、前記供給リールの中
空内部の両端に凸部を挿入して回動自在に保持する構成
を採る。この構成により、インクフィルムホルダの部品
点数を減らし、部品コストを削減することができる。
【0016】本発明の第5の態様は、第1の態様乃至第
4の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、インクフィルムホルダは、付勢により供給リールの
左右方向の動きを規制する付勢手段を具備する構成を採
る。この構成により、供給リールの横方向の動作を規制
できるので、インクフィルムの巻取動作が安定する。
4の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、インクフィルムホルダは、付勢により供給リールの
左右方向の動きを規制する付勢手段を具備する構成を採
る。この構成により、供給リールの横方向の動作を規制
できるので、インクフィルムの巻取動作が安定する。
【0017】本発明の第6の態様は、第5の態様のイン
クフィルムユニットにおいて、インクフィルムホルダ
は、左右一対の付勢手段を具備する構成を採る。この構
成により、供給リールの横方向の動作をバランスよく規
制できるので、インクフィルムの巻取動作が安定する。
クフィルムユニットにおいて、インクフィルムホルダ
は、左右一対の付勢手段を具備する構成を採る。この構
成により、供給リールの横方向の動作をバランスよく規
制できるので、インクフィルムの巻取動作が安定する。
【0018】本発明の第7の態様は、第1の態様乃至第
6の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、インクフィルムホルダは、巻取リールを回転可能に
保持する円弧状支持部と、前記巻取リールを前記円弧状
支持部に案内する開口部を有する構成を採る。この構成
により、巻取リールを開口部から取付け位置である円弧
状支持部へ簡単に組み付けることができる。また、開口
部の最小幅を巻取リールの取付け部の径より僅かに小さ
くすれば、開口部は、巻取リールを円弧状支持部へ設置
する際に押し開かれ、その後に元の幅に戻るので、他の
部品を追加すること無く、巻取リールを円弧状支持部に
保持できる。
6の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、インクフィルムホルダは、巻取リールを回転可能に
保持する円弧状支持部と、前記巻取リールを前記円弧状
支持部に案内する開口部を有する構成を採る。この構成
により、巻取リールを開口部から取付け位置である円弧
状支持部へ簡単に組み付けることができる。また、開口
部の最小幅を巻取リールの取付け部の径より僅かに小さ
くすれば、開口部は、巻取リールを円弧状支持部へ設置
する際に押し開かれ、その後に元の幅に戻るので、他の
部品を追加すること無く、巻取リールを円弧状支持部に
保持できる。
【0019】本発明の第8の態様は、第7の態様のイン
クフィルムユニットにおいて、巻取リールは、両端部に
インクフィルムホルダの円弧状支持部に嵌合する溝部を
有する構成を採る。この構成により、他の部品を追加す
ること無く巻取リールの中心軸方向の動きを規制できる
ので、インクフィルムユニットを持ち運ぶ際に安定し、
装置本体への設置が簡単になる。
クフィルムユニットにおいて、巻取リールは、両端部に
インクフィルムホルダの円弧状支持部に嵌合する溝部を
有する構成を採る。この構成により、他の部品を追加す
ること無く巻取リールの中心軸方向の動きを規制できる
ので、インクフィルムユニットを持ち運ぶ際に安定し、
装置本体への設置が簡単になる。
【0020】本発明の第9の態様は、第1の態様乃至第
8の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、巻取リールは、インクフィルムを巻き取る巻取リー
ル本体と、この巻取リール本体に着脱可能な巻取リール
左端部及び巻取リール右端部とを有する構成を採る。こ
の構成により、巻取リールの軽量化を図ることができ
る。また、第4の態様と合わせることにより、インクフ
ィルムユニットをインクフィルムが取付けられた供給リ
ール及び巻取リール本体とそれ以外の部分とに容易に分
解することができ、インクフィルムの交換が容易にでき
る。
8の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、巻取リールは、インクフィルムを巻き取る巻取リー
ル本体と、この巻取リール本体に着脱可能な巻取リール
左端部及び巻取リール右端部とを有する構成を採る。こ
の構成により、巻取リールの軽量化を図ることができ
る。また、第4の態様と合わせることにより、インクフ
ィルムユニットをインクフィルムが取付けられた供給リ
ール及び巻取リール本体とそれ以外の部分とに容易に分
解することができ、インクフィルムの交換が容易にでき
る。
【0021】本発明の第10の態様は、第1の態様乃至
第9の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、インクフィルムホルダは、摘み部を有する構成を採
る。この構成により、インクフィルムユニットを小型化
しても、持ち運び易さを維持できる。
第9の態様のいずれかのインクフィルムユニットにおい
て、インクフィルムホルダは、摘み部を有する構成を採
る。この構成により、インクフィルムユニットを小型化
しても、持ち運び易さを維持できる。
【0022】本発明の第11の態様は、第10の態様の
インクフィルムユニットにおいて、摘み部は、インクフ
ィルムホルダの装着方向手前側に設けられる構成を採
る。この構成により、使用者は、持ち手が他の部品に当
たること無く、インクフィルムユニットを容易に設置す
ることができる。
インクフィルムユニットにおいて、摘み部は、インクフ
ィルムホルダの装着方向手前側に設けられる構成を採
る。この構成により、使用者は、持ち手が他の部品に当
たること無く、インクフィルムユニットを容易に設置す
ることができる。
【0023】本発明の第12の態様は、第10の態様又
は第11の態様のインクフィルムユニットにおいて、摘
み部は、装着方向の前後に摘まむことのできる形状であ
る構成を採る。この構成により、摘み部を縦方向に摘ま
むことができる。これにより、ファクシミリ装置の各部
品が密集し、通常の横方向に摘む方法では、周辺の部品
に手が当たり、設置されたインクフィルムユニットを取
出しにくい場合であっても、使用者は、インクフィルム
ユニットを容易に取出すことができる。
は第11の態様のインクフィルムユニットにおいて、摘
み部は、装着方向の前後に摘まむことのできる形状であ
る構成を採る。この構成により、摘み部を縦方向に摘ま
むことができる。これにより、ファクシミリ装置の各部
品が密集し、通常の横方向に摘む方法では、周辺の部品
に手が当たり、設置されたインクフィルムユニットを取
出しにくい場合であっても、使用者は、インクフィルム
ユニットを容易に取出すことができる。
【0024】本発明の第13の態様のファクシミリ装置
は、第1の態様乃至第12の態様のいずれかのインクフ
ィルムユニットのインクフィルムホルダを収容して位置
決めする収容溝を具備する構成を採る。この構成によ
り、装置本体でインクフィルムホルダの装着方向及び横
方向の動きを規制することができるので、装置が作動し
ても、インクフィルムホルダが移動せず、安定した記録
動作を行うことができる。
は、第1の態様乃至第12の態様のいずれかのインクフ
ィルムユニットのインクフィルムホルダを収容して位置
決めする収容溝を具備する構成を採る。この構成によ
り、装置本体でインクフィルムホルダの装着方向及び横
方向の動きを規制することができるので、装置が作動し
ても、インクフィルムホルダが移動せず、安定した記録
動作を行うことができる。
【0025】本発明の第14の態様は、第13の態様の
ファクシミリ装置において、供給リール及び巻取リール
を回動自在に受けるU字型受け部を有する構成を採る。
この構成により、インクフィルムホルダと供給リール及
び巻取リールとのガタが大きくても、装置本体で供給リ
ール及び巻取リールを確実に保持できるので、安定した
記録動作を行うことができる。また、インクフィルムユ
ニット全体の装着方向を規制できるので、収容溝は、イ
ンクフィルムホルダの横方向のみ規制すれば足り、その
形状を簡略化できる。以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明のファ
クシミリ装置の構成を示す概略斜視図である。
ファクシミリ装置において、供給リール及び巻取リール
を回動自在に受けるU字型受け部を有する構成を採る。
この構成により、インクフィルムホルダと供給リール及
び巻取リールとのガタが大きくても、装置本体で供給リ
ール及び巻取リールを確実に保持できるので、安定した
記録動作を行うことができる。また、インクフィルムユ
ニット全体の装着方向を規制できるので、収容溝は、イ
ンクフィルムホルダの横方向のみ規制すれば足り、その
形状を簡略化できる。以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明のファ
クシミリ装置の構成を示す概略斜視図である。
【0026】図1に示すように、本発明のファクシミリ
装置は、フレーム構造を為す本体部1と、フレーム構造
を為し、本体部1の上部に図示しない回転軸にて回動自
在に軸止される操作パネル部2と、本体部1の前部に着
脱自在に取り付けられ、原稿の読取動作を行うスキャナ
部3とからなる。
装置は、フレーム構造を為す本体部1と、フレーム構造
を為し、本体部1の上部に図示しない回転軸にて回動自
在に軸止される操作パネル部2と、本体部1の前部に着
脱自在に取り付けられ、原稿の読取動作を行うスキャナ
部3とからなる。
【0027】また、本体部1の後方内部には、インクが
塗布されたインクフィルムを有するインクフィルムユニ
ット4がセットされる。ここで、以下の説明において、
使用者が装置を操作する際、立つ側を前側とする。
塗布されたインクフィルムを有するインクフィルムユニ
ット4がセットされる。ここで、以下の説明において、
使用者が装置を操作する際、立つ側を前側とする。
【0028】(実施の形態1)図2は、実施の形態1に
おけるインクフィルムユニット4の概略斜視図である。
図2に示すように、インクフィルムユニット4は、基材
に熱溶融性インクが塗布されたインクフィルム41と、
使用前にインクフィルム41が巻き付けられる供給リー
ル42と、記録転写動作に対応してインクフィルム41
を巻き取る巻取リール43と、供給リール42及び巻取
リール43を保持するインクフィルムホルダ44とから
構成され、本体部1に、巻取リール43を前側にして取
付けられる。
おけるインクフィルムユニット4の概略斜視図である。
図2に示すように、インクフィルムユニット4は、基材
に熱溶融性インクが塗布されたインクフィルム41と、
使用前にインクフィルム41が巻き付けられる供給リー
ル42と、記録転写動作に対応してインクフィルム41
を巻き取る巻取リール43と、供給リール42及び巻取
リール43を保持するインクフィルムホルダ44とから
構成され、本体部1に、巻取リール43を前側にして取
付けられる。
【0029】図3は、実施の形態1におけるファクシミ
リ装置のインクフィルムユニット4の概略上面図であ
る。なお、説明を簡単にするため、インクフィルム41
を省略して表示する。
リ装置のインクフィルムユニット4の概略上面図であ
る。なお、説明を簡単にするため、インクフィルム41
を省略して表示する。
【0030】インクフィルムユニット4のインクフィル
ムホルダ44は、供給リール42の芯となる固定軸45
と、供給リール42及び巻取リール43の横方向の動作
を規制する右側板46及び左側板47と、付勢により供
給リール42の横方向の動作を規制するコイルバネ48
と、左側板47と固定軸45とを固定するネジ49とか
ら構成される。
ムホルダ44は、供給リール42の芯となる固定軸45
と、供給リール42及び巻取リール43の横方向の動作
を規制する右側板46及び左側板47と、付勢により供
給リール42の横方向の動作を規制するコイルバネ48
と、左側板47と固定軸45とを固定するネジ49とか
ら構成される。
【0031】以下、実施の形態1におけるインクフィル
ムユニット4の各部の取付け関係について、組み付け手
順に従い、図面を用いて説明する。
ムユニット4の各部の取付け関係について、組み付け手
順に従い、図面を用いて説明する。
【0032】まず、固定軸45を右側板46に取付ける
工程について説明する。図4は、実施の形態1における
インクフィルムユニット4の固定軸45の平面図であ
る。図4(a)は正面図、図4(b)は左側面図、図4
(c)は右側面図である。図4に示すように、固定軸4
5は、全長が供給リール42の全長より長く、中央部1
01は一様径の円筒形であり、右端部102は、対向す
る一対の突起103、104を残して所定の長さで円柱
状に削られた円柱部105が設けられている。
工程について説明する。図4は、実施の形態1における
インクフィルムユニット4の固定軸45の平面図であ
る。図4(a)は正面図、図4(b)は左側面図、図4
(c)は右側面図である。図4に示すように、固定軸4
5は、全長が供給リール42の全長より長く、中央部1
01は一様径の円筒形であり、右端部102は、対向す
る一対の突起103、104を残して所定の長さで円柱
状に削られた円柱部105が設けられている。
【0033】図5は、実施の形態1におけるインクフィ
ルムユニット4の右側板46の平面図である。図5
(a)は正面図、図5(b)は上面図である。図5に示
すように、右側板46は薄板で横長方形を為し、補強の
ための梁201が数箇所設けられ、後部中央には、固定
軸45の円柱部105より径が大きく、固定軸45の中
央部101より径が小さい円形貫通穴202が開けられ
ている。
ルムユニット4の右側板46の平面図である。図5
(a)は正面図、図5(b)は上面図である。図5に示
すように、右側板46は薄板で横長方形を為し、補強の
ための梁201が数箇所設けられ、後部中央には、固定
軸45の円柱部105より径が大きく、固定軸45の中
央部101より径が小さい円形貫通穴202が開けられ
ている。
【0034】また、円形貫通穴202の水平方向両側に
固定軸45の突起103、104より大きい切欠部20
3、204が設けられ、円形貫通穴202の中心から切
欠部203、204と直角方向に固定軸45の突起10
3、104より少し大きく、板厚の半分程度の深さの溝
205、206が設けられている。
固定軸45の突起103、104より大きい切欠部20
3、204が設けられ、円形貫通穴202の中心から切
欠部203、204と直角方向に固定軸45の突起10
3、104より少し大きく、板厚の半分程度の深さの溝
205、206が設けられている。
【0035】背面が左を向くように置かれた右側板46
の円形貫通穴202及び切欠部203、204に対し、
固定軸45の突起103、104を左側から右側へ通過
させた後、固定軸45を約90ー回転させ、突起10
3、104が、溝部203、204に当接するまで左側
に引くことにより、固定軸45は右側板46に組み付け
られる。
の円形貫通穴202及び切欠部203、204に対し、
固定軸45の突起103、104を左側から右側へ通過
させた後、固定軸45を約90ー回転させ、突起10
3、104が、溝部203、204に当接するまで左側
に引くことにより、固定軸45は右側板46に組み付け
られる。
【0036】次に、供給リール42を固定軸45及び右
側板46に取付ける工程について説明する。図6は、実
施の形態1におけるインクフィルムユニット4の供給リ
ール42の平面図である。図6に示すように、供給リー
ル42は多円筒形を為し、軸方向の中心に固定軸45よ
り少し大きい一様径で貫通した中空部301を有する。
また、中央部302は、インクフィルムユニット41の
幅より少し長い一様径の円筒形であり、右端部303及
び左端部304は、中央部302より細い円筒形に削成
され、右側面305及び左側面306には、所定深さの
円形穴307、308が設けられている。
側板46に取付ける工程について説明する。図6は、実
施の形態1におけるインクフィルムユニット4の供給リ
ール42の平面図である。図6に示すように、供給リー
ル42は多円筒形を為し、軸方向の中心に固定軸45よ
り少し大きい一様径で貫通した中空部301を有する。
また、中央部302は、インクフィルムユニット41の
幅より少し長い一様径の円筒形であり、右端部303及
び左端部304は、中央部302より細い円筒形に削成
され、右側面305及び左側面306には、所定深さの
円形穴307、308が設けられている。
【0037】また、図5に示すように、右側板46の後
部中央の背面には、円形貫通穴202と同心に円輪状凸
部207が設けられている。円輪状凸部207は、高さ
が供給リールの円形穴307の深さより高く、外周径が
供給リール42の円形穴307の径より小さく、内周径
が固定軸45の突起103、104の幅より大きく作成
される。
部中央の背面には、円形貫通穴202と同心に円輪状凸
部207が設けられている。円輪状凸部207は、高さ
が供給リールの円形穴307の深さより高く、外周径が
供給リール42の円形穴307の径より小さく、内周径
が固定軸45の突起103、104の幅より大きく作成
される。
【0038】中空部301の中に固定軸45を通しなが
ら、左側から右側へ移動させ、右側板46の円輪状凸部
207に当接させることにより、供給リール42は固定
軸45に組み付けられる。
ら、左側から右側へ移動させ、右側板46の円輪状凸部
207に当接させることにより、供給リール42は固定
軸45に組み付けられる。
【0039】次に、左側板47を供給リール42及び固
定軸45に取付ける工程について説明する。図4に示す
ように、固定軸45の左側面106の中央には、ネジ4
9と螺合するネジ穴107が設けられ、左端部108は
所定の長さで円柱状に削られ、さらに、中心軸に対向し
て所定の幅で平削られ、平面109、110及び断付面
111が作成されている。
定軸45に取付ける工程について説明する。図4に示す
ように、固定軸45の左側面106の中央には、ネジ4
9と螺合するネジ穴107が設けられ、左端部108は
所定の長さで円柱状に削られ、さらに、中心軸に対向し
て所定の幅で平削られ、平面109、110及び断付面
111が作成されている。
【0040】図7は、実施の形態1におけるインクフィ
ルムユニット4の左側板47の平面図である。図7
(a)は正面図、図7(b)は上面図である。図7に示
すように、左側板47は薄板で横長方形を為し、補強の
ための梁401が数箇所設けられ、後部中央に上下方向
が固定軸45の左端部108と形状が相似で、僅かに大
きい貫通穴402が開けられている。
ルムユニット4の左側板47の平面図である。図7
(a)は正面図、図7(b)は上面図である。図7に示
すように、左側板47は薄板で横長方形を為し、補強の
ための梁401が数箇所設けられ、後部中央に上下方向
が固定軸45の左端部108と形状が相似で、僅かに大
きい貫通穴402が開けられている。
【0041】また、左側板47の後部中央の背面には、
貫通穴402と同心に円盤状凸部403が設けられてい
る。円輪状凸部403は、高さが供給リールの円形穴3
08の深さより高く、外周径が供給リールの円形穴30
8にコイルバネ48を嵌めた状態の内径より小さく作成
される。
貫通穴402と同心に円盤状凸部403が設けられてい
る。円輪状凸部403は、高さが供給リールの円形穴3
08の深さより高く、外周径が供給リールの円形穴30
8にコイルバネ48を嵌めた状態の内径より小さく作成
される。
【0042】片端面を供給リール42の円形穴308に
当接させたコイルバネ48の他端面に突起403を挿入
し、貫通穴402に固定軸45の左端部108を背面か
ら挿入し、ネジ49を固定軸45のネジ穴107に螺合
し、締め付けることにより、左側板47は供給リール4
2及び固定軸45に組み付けられる。
当接させたコイルバネ48の他端面に突起403を挿入
し、貫通穴402に固定軸45の左端部108を背面か
ら挿入し、ネジ49を固定軸45のネジ穴107に螺合
し、締め付けることにより、左側板47は供給リール4
2及び固定軸45に組み付けられる。
【0043】次に、巻取リール43を右側板46及び左
側板47に取付ける工程について説明する。図8は、実
施の形態1におけるインクフィルムユニット4の巻取リ
ール43の平面図である。図8に示すように、巻取リー
ル43は多円筒形を為し、中央部501は、インクフィ
ルムユニット41の幅より少し長い一様径の円筒形であ
り、右端部502には、一定幅、一定深さで削られた溝
部503が設けられ、左端部504には歯車505が、
同心一体に成形されて、一定幅、一定深さで削られた溝
部506が設けられている。
側板47に取付ける工程について説明する。図8は、実
施の形態1におけるインクフィルムユニット4の巻取リ
ール43の平面図である。図8に示すように、巻取リー
ル43は多円筒形を為し、中央部501は、インクフィ
ルムユニット41の幅より少し長い一様径の円筒形であ
り、右端部502には、一定幅、一定深さで削られた溝
部503が設けられ、左端部504には歯車505が、
同心一体に成形されて、一定幅、一定深さで削られた溝
部506が設けられている。
【0044】図5に示すように、右側板46の前部中央
には、巻取リール43の溝部503の径より大きく、右
端部502の径より小さい径の円形貫通穴208が設け
られ、円形貫通穴208の前方斜上方向は開口し、この
開口部209の幅は巻取リール43の溝部503の径よ
り少し小さくなるように作成される。
には、巻取リール43の溝部503の径より大きく、右
端部502の径より小さい径の円形貫通穴208が設け
られ、円形貫通穴208の前方斜上方向は開口し、この
開口部209の幅は巻取リール43の溝部503の径よ
り少し小さくなるように作成される。
【0045】また、図7に示すように、左側板47の前
部中央にも、右側板46と同様に、貫通穴404及び開
口部405が設けられる。
部中央にも、右側板46と同様に、貫通穴404及び開
口部405が設けられる。
【0046】右側板46の開口部209を押し広げて、
溝部503を右側板46の円形穴208に勘合させ、左
側板47の開口部405を押し広げて、溝部506を左
側板47の円形穴404に勘合させることにより、巻取
リール43は右側板46及び左側板47に軸方向にのみ
回転自在に取付けられる。
溝部503を右側板46の円形穴208に勘合させ、左
側板47の開口部405を押し広げて、溝部506を左
側板47の円形穴404に勘合させることにより、巻取
リール43は右側板46及び左側板47に軸方向にのみ
回転自在に取付けられる。
【0047】なお、巻取リール43を勘合させた後、右
側板46の開口部209及び左側板47の開口部404
は元の幅に戻るので、巻取リール43が外れることはな
い。
側板46の開口部209及び左側板47の開口部404
は元の幅に戻るので、巻取リール43が外れることはな
い。
【0048】以上説明した取付け手順により、インクフ
ィルムユニット4は組み立てられ、これを本体部1に設
置することにより、ファクシミリ装置は記録転写動作を
行うことができる。
ィルムユニット4は組み立てられ、これを本体部1に設
置することにより、ファクシミリ装置は記録転写動作を
行うことができる。
【0049】ここで、図5に示すように、右側板46の
前部上方には、使用者がインクフィルムユニット4を本
体部1に出入れする際に摘むための摘み部210が設け
られている。摘み部210の前面及び背面には、すべり
防止用に複数本の凸部が水平方向に設けられている。
前部上方には、使用者がインクフィルムユニット4を本
体部1に出入れする際に摘むための摘み部210が設け
られている。摘み部210の前面及び背面には、すべり
防止用に複数本の凸部が水平方向に設けられている。
【0050】同様に、図7に示すように、左側板47の
前部上方には、右側板46の摘み部210と対称形の摘
み部406が設けられ、摘み部406の前面及び背面に
は、すべり防止用に複数本の凸部が水平方向に設けられ
ている。
前部上方には、右側板46の摘み部210と対称形の摘
み部406が設けられ、摘み部406の前面及び背面に
は、すべり防止用に複数本の凸部が水平方向に設けられ
ている。
【0051】これらにより、使用者は、これらの摘み部
210、406を摘むことにより、容易にインクフィル
ムユニット4を持つことができる。
210、406を摘むことにより、容易にインクフィル
ムユニット4を持つことができる。
【0052】また、右側板46の摘み部210の後部装
着方向には括れ部211を有し、左側板47の摘み部4
06の後部装着方向には、括れ部407を有する。
着方向には括れ部211を有し、左側板47の摘み部4
06の後部装着方向には、括れ部407を有する。
【0053】これらにより、使用者は、右側板46の装
着方向の面212、213及び左側板47の装着方向の
面408、409を摘まむことも可能となり、本体部1
に設置されたインクフィルムユニット4を取り出す際
に、インクフィルムユニット4が設置された部分の周辺
に他の部品が有っても、邪魔にならずにスムーズに取り
出せる。
着方向の面212、213及び左側板47の装着方向の
面408、409を摘まむことも可能となり、本体部1
に設置されたインクフィルムユニット4を取り出す際
に、インクフィルムユニット4が設置された部分の周辺
に他の部品が有っても、邪魔にならずにスムーズに取り
出せる。
【0054】次に、本発明のファクシミリ装置における
インクフィルムユニット4の設置について、図を用いて
説明する。図9は、実施の形態1における本体部1にイ
ンクフィルムユニットを設置する前の概略正面断面図で
ある。図10は、本発明の本体部1にインクフィルムユ
ニットを設置した後の概略正面断面図である。また、図
11は、実施の形態1における本体部1にインクフィル
ムユニットを設置した後のファクシミリ装置の構成を示
す概略側面断面図である。
インクフィルムユニット4の設置について、図を用いて
説明する。図9は、実施の形態1における本体部1にイ
ンクフィルムユニットを設置する前の概略正面断面図で
ある。図10は、本発明の本体部1にインクフィルムユ
ニットを設置した後の概略正面断面図である。また、図
11は、実施の形態1における本体部1にインクフィル
ムユニットを設置した後のファクシミリ装置の構成を示
す概略側面断面図である。
【0055】図9、10に示すように、本体部1のフレ
ームは、右側板46及び左側板47を収容し、左右方向
に位置決めする溝部601、602を有する。また、図
11に示すように、巻取リール43を位置決めするU字
型の巻取リール受け部603、604と、供給リール4
2を位置決めするU字型の供給リール受け部605、6
06とを有する。
ームは、右側板46及び左側板47を収容し、左右方向
に位置決めする溝部601、602を有する。また、図
11に示すように、巻取リール43を位置決めするU字
型の巻取リール受け部603、604と、供給リール4
2を位置決めするU字型の供給リール受け部605、6
06とを有する。
【0056】インクフィルムユニットを設置する場合、
まず、使用者は、インクフィルムユニット4の右側板4
6の摘み部410及び左側板47の摘み部411を手で
摘まみ持ち、本体部1の上に持ってくる。
まず、使用者は、インクフィルムユニット4の右側板4
6の摘み部410及び左側板47の摘み部411を手で
摘まみ持ち、本体部1の上に持ってくる。
【0057】そして、インクフィルムユニットの左右方
向を溝部601、602に合わせ、前後方向を巻取リー
ル受け部603及び巻取リール受け部604に合わせ
る。
向を溝部601、602に合わせ、前後方向を巻取リー
ル受け部603及び巻取リール受け部604に合わせ
る。
【0058】この状態で、インクフィルムユニット4を
本体部1に降ろし、手を離せば設置は完了する。
本体部1に降ろし、手を離せば設置は完了する。
【0059】これにより、固定された本体部のフレーム
にて、供給リール及び巻取りリールの軸方向の回転以外
の動きを規制することができるので、インクフィルムの
巻取り動作を安定して行うことができる。
にて、供給リール及び巻取りリールの軸方向の回転以外
の動きを規制することができるので、インクフィルムの
巻取り動作を安定して行うことができる。
【0060】次に、本発明のファクシミリ装置における
記録部の構成について、図11を用いて説明する。本体
部1のインクフィルムユニット4の供給リール42と巻
取リール43の間の位置には、記録ヘッド11が取付け
られる。記録ヘッド11は、記録転写動作時に発熱し
て、インクフィルム41のインクを溶融させ、記録位置
12に供給された記録紙にインクを転写する。
記録部の構成について、図11を用いて説明する。本体
部1のインクフィルムユニット4の供給リール42と巻
取リール43の間の位置には、記録ヘッド11が取付け
られる。記録ヘッド11は、記録転写動作時に発熱し
て、インクフィルム41のインクを溶融させ、記録位置
12に供給された記録紙にインクを転写する。
【0061】操作パネル部2の後方下段には、記録紙挿
入口21が設けられ、給紙トレイ22を差込んで設置
し、記録紙をセットできる。また、操作パネル部2の後
方中段には、記録紙排出口23が設けられ、転写された
記録紙を排出する。
入口21が設けられ、給紙トレイ22を差込んで設置
し、記録紙をセットできる。また、操作パネル部2の後
方中段には、記録紙排出口23が設けられ、転写された
記録紙を排出する。
【0062】操作パネル部2の後部には、記録紙を記録
位置12へ給紙するASFローラ24と、複数枚セット
された記録紙から1枚を分離する記録紙分離パッド25
と、記録紙とインクフィルム41にテンションを与える
記録ローラ26と、転写後の記録紙を排出させる記録紙
排出ローラ27と、記録紙の排出を補助する記録紙用ピ
ンチローラ28とが主に収められる。
位置12へ給紙するASFローラ24と、複数枚セット
された記録紙から1枚を分離する記録紙分離パッド25
と、記録紙とインクフィルム41にテンションを与える
記録ローラ26と、転写後の記録紙を排出させる記録紙
排出ローラ27と、記録紙の排出を補助する記録紙用ピ
ンチローラ28とが主に収められる。
【0063】次に、以上のように構成されたファクシミ
リ装置の記録転写動作について説明する。まず、図中省
略された受信部からのデータ受信信号又は使用者の操作
ボタンの押し下げにより、ASFローラ24に駆動が伝
達され、図11時計方向に回転する。
リ装置の記録転写動作について説明する。まず、図中省
略された受信部からのデータ受信信号又は使用者の操作
ボタンの押し下げにより、ASFローラ24に駆動が伝
達され、図11時計方向に回転する。
【0064】そして、記録紙トレイ22に設置された記
録紙の1枚が記録紙パッド25により他の記録紙と分離
され、ASFローラ24の下側を通過して搬送され、記
録ローラ26とインクフィルム41とに挟まれる記録位
置12に到達する。
録紙の1枚が記録紙パッド25により他の記録紙と分離
され、ASFローラ24の下側を通過して搬送され、記
録ローラ26とインクフィルム41とに挟まれる記録位
置12に到達する。
【0065】分離された記録紙は、記録ローラ26によ
ってテンションをかけられながら搬送される。同時に、
記録紙の搬送と同期してインクフィルムユニット4の巻
取リール43が回転し、図示しない基板上のメモリに記
憶されている画像データが、記録ヘッド11により、記
録紙に転写される。
ってテンションをかけられながら搬送される。同時に、
記録紙の搬送と同期してインクフィルムユニット4の巻
取リール43が回転し、図示しない基板上のメモリに記
憶されている画像データが、記録ヘッド11により、記
録紙に転写される。
【0066】画像データが転写された記録紙は、記録ロ
ーラ26によって上方向に搬送され、さらに、操作パネ
ル部2のフレームのガイドによって後方に搬送され、記
録紙排出ローラ27と原稿ピンチローラ28との間を通
って、記録紙排出口23から排出され、記録転写動作は
完了する。
ーラ26によって上方向に搬送され、さらに、操作パネ
ル部2のフレームのガイドによって後方に搬送され、記
録紙排出ローラ27と原稿ピンチローラ28との間を通
って、記録紙排出口23から排出され、記録転写動作は
完了する。
【0067】(実施の形態2)図12は、実施の形態2
におけるファクシミリ装置のインクフィルムユニット5
の概略上面図である。なお、説明を簡単にするため、イ
ンクフィルム41を省略して表示する。
におけるファクシミリ装置のインクフィルムユニット5
の概略上面図である。なお、説明を簡単にするため、イ
ンクフィルム41を省略して表示する。
【0068】図12に示すように、インクフィルムユニ
ット5は、使用前にインクフィルム41が巻き付けられ
る供給リール52と、記録転写動作に対応してインクフ
ィルム41を巻き取る巻取リール43と、供給リール5
2及び巻取リール43を保持するインクフィルムホルダ
54と、供給リール52を支持する2つの供給リール支
持具55とから構成され、本体部1に、巻取リール43
を前側にして取付けられる。なお、インクフィルム41
及び巻取リール43は、実施の形態1と同一形状である
ため、同一付番を付し説明を省略する。
ット5は、使用前にインクフィルム41が巻き付けられ
る供給リール52と、記録転写動作に対応してインクフ
ィルム41を巻き取る巻取リール43と、供給リール5
2及び巻取リール43を保持するインクフィルムホルダ
54と、供給リール52を支持する2つの供給リール支
持具55とから構成され、本体部1に、巻取リール43
を前側にして取付けられる。なお、インクフィルム41
及び巻取リール43は、実施の形態1と同一形状である
ため、同一付番を付し説明を省略する。
【0069】インクフィルムユニット5のインクフィル
ムホルダ54は、供給リール52及び巻取リール43の
横方向の動作を規制する右側板56及び左側板57と、
付勢により供給リール52の横方向の動作を規制するコ
イルバネ58と、右側板56及び左側板57に供給リー
ル支持具55をそれぞれ固定する2つのネジ59とから
構成される。
ムホルダ54は、供給リール52及び巻取リール43の
横方向の動作を規制する右側板56及び左側板57と、
付勢により供給リール52の横方向の動作を規制するコ
イルバネ58と、右側板56及び左側板57に供給リー
ル支持具55をそれぞれ固定する2つのネジ59とから
構成される。
【0070】以下、実施の形態2におけるインクフィル
ムユニット5の各部の取付け関係について、組み付け手
順に従い、図面を用いて説明する。
ムユニット5の各部の取付け関係について、組み付け手
順に従い、図面を用いて説明する。
【0071】まず、供給リール支持具55及びコイルバ
ネ58を右側板56に取付ける工程について説明する。
図13は、実施の形態2におけるインクフィルムユニッ
ト5の供給リール支持具55の平面図である。図13
(a)は正面断面図、図13(b)は右側面図である。
図13に示すように、供給リール支持具55は、同心の
多円筒形を為し、軸方向の中心にコイルバネ58のコイ
ル内径より小さい一様径で貫通した中空部151を有す
る。また、中央部152は一様径の円筒形であり、右端
部153及び左端部154は、中央部152より細い円
筒形に削成され、右側面155には、コイルバネ58の
コイル外径より径が少し大きい所定深さの円形穴156
が設けられ、左側面157には所定深さの円形穴158
が設けられている。
ネ58を右側板56に取付ける工程について説明する。
図13は、実施の形態2におけるインクフィルムユニッ
ト5の供給リール支持具55の平面図である。図13
(a)は正面断面図、図13(b)は右側面図である。
図13に示すように、供給リール支持具55は、同心の
多円筒形を為し、軸方向の中心にコイルバネ58のコイ
ル内径より小さい一様径で貫通した中空部151を有す
る。また、中央部152は一様径の円筒形であり、右端
部153及び左端部154は、中央部152より細い円
筒形に削成され、右側面155には、コイルバネ58の
コイル外径より径が少し大きい所定深さの円形穴156
が設けられ、左側面157には所定深さの円形穴158
が設けられている。
【0072】図14は、実施の形態2におけるインクフ
ィルムユニット5の右側板56の平面図である。図14
(a)は正面図、図14(b)は上面図である。図14
に示すように、右側板56は薄板で横長方形を為し、補
強のための梁251が数箇所設けられている。また、背
面252の後部中央には、供給リール支持具55の中空
部151より径が小さい円柱部253が固着され、円柱
部253の端面254の中央には、ネジ59と螺合する
ネジ穴255が設けられている。
ィルムユニット5の右側板56の平面図である。図14
(a)は正面図、図14(b)は上面図である。図14
に示すように、右側板56は薄板で横長方形を為し、補
強のための梁251が数箇所設けられている。また、背
面252の後部中央には、供給リール支持具55の中空
部151より径が小さい円柱部253が固着され、円柱
部253の端面254の中央には、ネジ59と螺合する
ネジ穴255が設けられている。
【0073】なお、右側板56の前部中央には、実施の
形態1の右側板46と同様に、巻取リール43の溝部5
03の径より大きく、右端部502の径より小さい径の
円形貫通穴258が設けられ、円形貫通穴258の前方
斜上方向は開口し、この開口部259の幅は巻取リール
43の溝部503の径より少し小さくなるように作成さ
れる。
形態1の右側板46と同様に、巻取リール43の溝部5
03の径より大きく、右端部502の径より小さい径の
円形貫通穴258が設けられ、円形貫通穴258の前方
斜上方向は開口し、この開口部259の幅は巻取リール
43の溝部503の径より少し小さくなるように作成さ
れる。
【0074】また、右側板56の前部上方には、摘み部
260が設けられ、摘み部260の前面及び背面には、
すべり防止用に複数本の凸部が水平方向に設けられてい
る。また、右側板56の摘み部260の後部装着方向に
は括れ部261が設けられている。
260が設けられ、摘み部260の前面及び背面には、
すべり防止用に複数本の凸部が水平方向に設けられてい
る。また、右側板56の摘み部260の後部装着方向に
は括れ部261が設けられている。
【0075】背面252が左を向くように置かれた右側
板56の円柱部253にコイルバネ58を被せた後、供
給リール支持具55を右側面155から被せ、ネジ59
をネジ穴255に螺合し締め付けることにより、供給リ
ール支持具55及びコイルバネ58は右側板56に組み
付けられる。
板56の円柱部253にコイルバネ58を被せた後、供
給リール支持具55を右側面155から被せ、ネジ59
をネジ穴255に螺合し締め付けることにより、供給リ
ール支持具55及びコイルバネ58は右側板56に組み
付けられる。
【0076】また、実施の形態2において、左側板57
は右側板56と左右対称であり、同様の工程により、供
給リール支持具55及びコイルバネ58は左側板57に
組み付けられる。
は右側板56と左右対称であり、同様の工程により、供
給リール支持具55及びコイルバネ58は左側板57に
組み付けられる。
【0077】次に、供給リール52を供給リール支持具
55に取付ける工程について説明する。図15は実施の
形態2におけるインクフィルムユニット5の供給リール
52の平面図である。図15に示すように、供給リール
52はインクフィルムユニット41の幅より少し長い一
様径の円筒形を為し、軸方向の中心に供給リール支持具
55の左端部154より少し大きい一様径で貫通した中
空部351を有する。
55に取付ける工程について説明する。図15は実施の
形態2におけるインクフィルムユニット5の供給リール
52の平面図である。図15に示すように、供給リール
52はインクフィルムユニット41の幅より少し長い一
様径の円筒形を為し、軸方向の中心に供給リール支持具
55の左端部154より少し大きい一様径で貫通した中
空部351を有する。
【0078】供給リール52の中空部351の両端にそ
れぞれ供給リール支持具55の左端部154を装着する
ことにより、供給リール52は2つの供給リール支持具
55に組み付けられる。
れぞれ供給リール支持具55の左端部154を装着する
ことにより、供給リール52は2つの供給リール支持具
55に組み付けられる。
【0079】そして、実施の形態1と同様に巻取リール
43を右側板56及び左側板57に取付けることによ
り、インクフィルムユニット5の組み付けは完了する。
43を右側板56及び左側板57に取付けることによ
り、インクフィルムユニット5の組み付けは完了する。
【0080】このように、固定軸の代りに供給リール支
持具を用いることにより、部品点数を減らし、部品コス
トを削減することができる。また、供給リールの横方向
の動作を規制するためのコイルバネを供給リールの両側
に入れることにより、インクフィルムの巻取動作が安定
する。
持具を用いることにより、部品点数を減らし、部品コス
トを削減することができる。また、供給リールの横方向
の動作を規制するためのコイルバネを供給リールの両側
に入れることにより、インクフィルムの巻取動作が安定
する。
【0081】なお、組み付けは完了後のインクフィルム
ユニット5の外観は、図2に示す実施の形態1のインク
フィルムユニット4と同一であり、ファクシミリ装置へ
の設置も同一であるので、説明を省略する。
ユニット5の外観は、図2に示す実施の形態1のインク
フィルムユニット4と同一であり、ファクシミリ装置へ
の設置も同一であるので、説明を省略する。
【0082】(実施の形態3)図16は、実施の形態3
における巻取リール63の平面図である。実施の形態3
は、図16に示すように、巻取リール63を巻取リール
本体451、巻取リール右側部461及び巻取リール左
側部471に分割する形態である。
における巻取リール63の平面図である。実施の形態3
は、図16に示すように、巻取リール63を巻取リール
本体451、巻取リール右側部461及び巻取リール左
側部471に分割する形態である。
【0083】なお、実施の形態3のインクフィルムユニ
ットにおいて、巻取リール以外の部品は、実施の形態2
と同一であるため説明を省略する。
ットにおいて、巻取リール以外の部品は、実施の形態2
と同一であるため説明を省略する。
【0084】図17は、実施の形態3のインクフィルム
ユニットにおける巻取リール本体451の平面図であ
る。図17に示すように、巻取リール本体451はイン
クフィルムユニット41の幅より少し長い一様径の円筒
形を為し、一様径で貫通した中空部452を有する。そ
して、中空部452の内壁には、左側面453から所定
深さの切欠部454が設けられている。
ユニットにおける巻取リール本体451の平面図であ
る。図17に示すように、巻取リール本体451はイン
クフィルムユニット41の幅より少し長い一様径の円筒
形を為し、一様径で貫通した中空部452を有する。そ
して、中空部452の内壁には、左側面453から所定
深さの切欠部454が設けられている。
【0085】図18は、実施の形態3のインクフィルム
ユニットにおける巻取リール右側部461の平面図であ
る。図18(a)は正面図、図18(b)は左側面図で
ある。図18に示すように、巻取リール右側部461
は、同心の多円筒形を為し、中央部462は一様径の円
筒形であり、右端部463は、中央部462より細い円
筒形に削成され、一定幅、一深さで削られた溝部464
が設けられている。また、巻取リール右側部461の左
端部464は、巻取リール本体451の中空部452よ
り細い円筒形に削成されている。
ユニットにおける巻取リール右側部461の平面図であ
る。図18(a)は正面図、図18(b)は左側面図で
ある。図18に示すように、巻取リール右側部461
は、同心の多円筒形を為し、中央部462は一様径の円
筒形であり、右端部463は、中央部462より細い円
筒形に削成され、一定幅、一深さで削られた溝部464
が設けられている。また、巻取リール右側部461の左
端部464は、巻取リール本体451の中空部452よ
り細い円筒形に削成されている。
【0086】図19は、実施の形態3のインクフィルム
ユニットにおける巻取リール左側部471の平面図であ
る。図19(a)は正面図、図19(b)は右側面図で
ある。図19に示すように、巻取リール左側部471
は、同心の多円筒形を為し、中央部472は一様径の円
筒形であり、左端部473には歯車474が、同心一体
に成形されて、一定幅、一定深さで削られた溝部475
が設けられている。また、巻取リール左側部471の左
端部476は、巻取リール本体451の中空部452よ
り細い円筒形に削成され、巻取リール本体451の切欠
部454に挿入可能な突起477が設けられている。
ユニットにおける巻取リール左側部471の平面図であ
る。図19(a)は正面図、図19(b)は右側面図で
ある。図19に示すように、巻取リール左側部471
は、同心の多円筒形を為し、中央部472は一様径の円
筒形であり、左端部473には歯車474が、同心一体
に成形されて、一定幅、一定深さで削られた溝部475
が設けられている。また、巻取リール左側部471の左
端部476は、巻取リール本体451の中空部452よ
り細い円筒形に削成され、巻取リール本体451の切欠
部454に挿入可能な突起477が設けられている。
【0087】巻取リール本体451の中空部451の右
端に、巻取リール右側部461の左端部464を装着
し、中空部451の左端に、切欠部454に巻取リール
左側部471の突起477が挿入されるように、巻取リ
ール左側部471の右端部476を装着することによ
り、巻取リール63が組みあがる。これにより、巻取リ
ール63の軽量化を図ることができる。
端に、巻取リール右側部461の左端部464を装着
し、中空部451の左端に、切欠部454に巻取リール
左側部471の突起477が挿入されるように、巻取リ
ール左側部471の右端部476を装着することによ
り、巻取リール63が組みあがる。これにより、巻取リ
ール63の軽量化を図ることができる。
【0088】また、インクフィルムユニット5に上記構
成の巻取リール63を用いることにより、図20に示す
ように、インクフィルムユニット5をインクフィルム4
1が取付けられた供給リール52及び巻取リール本体4
51とそれ以外の部分とに容易に分解できるので、イン
クフィルムの交換が容易にできる。
成の巻取リール63を用いることにより、図20に示す
ように、インクフィルムユニット5をインクフィルム4
1が取付けられた供給リール52及び巻取リール本体4
51とそれ以外の部分とに容易に分解できるので、イン
クフィルムの交換が容易にできる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクフィルムユニットの設置スペースを低減して、感熱
転写式で普通紙記録のファクシミリ装置の小型化を実現
することできる。
ンクフィルムユニットの設置スペースを低減して、感熱
転写式で普通紙記録のファクシミリ装置の小型化を実現
することできる。
【0090】更に、インクフィルムユニットの持ち易
さ、及び、インクフィルムユニットの巻取り動作の安定
性は失われない。
さ、及び、インクフィルムユニットの巻取り動作の安定
性は失われない。
【図1】本発明のファクシミリ装置の概略斜視図
【図2】本発明のファクシミリ装置におけるインクフィ
ルムユニットの概略斜視図
ルムユニットの概略斜視図
【図3】実施の形態1におけるファクシミリ装置のイン
クフィルムユニットの概略上面図
クフィルムユニットの概略上面図
【図4】実施の形態1におけるファクシミリ装置の固定
軸の形状を示す平面図
軸の形状を示す平面図
【図5】実施の形態1におけるファクシミリ装置の右側
板の形状を示す平面図
板の形状を示す平面図
【図6】実施の形態1におけるファクシミリ装置の供給
リールの形状を示す平面図
リールの形状を示す平面図
【図7】実施の形態1におけるファクシミリ装置の左側
板の形状を示す平面図
板の形状を示す平面図
【図8】実施の形態1におけるファクシミリ装置の巻取
リールの形状を示す平面図
リールの形状を示す平面図
【図9】本発明のファクシミリ装置におけるインクフィ
ルムユニット設置前の状態を示す断面図
ルムユニット設置前の状態を示す断面図
【図10】本発明のファクシミリ装置におけるインクフ
ィルムユニット設置後の状態を示す断面図
ィルムユニット設置後の状態を示す断面図
【図11】本発明のファクシミリ装置の記録転写部を示
す概略断面図
す概略断面図
【図12】実施の形態2におけるファクシミリ装置のイ
ンクフィルムユニットの概略上面図
ンクフィルムユニットの概略上面図
【図13】実施の形態2におけるファクシミリ装置の供
給リール支持具の形状を示す平面図
給リール支持具の形状を示す平面図
【図14】実施の形態2におけるファクシミリ装置の右
側板の形状を示す平面図
側板の形状を示す平面図
【図15】実施の形態2におけるファクシミリ装置の供
給リールの形状を示す平面図
給リールの形状を示す平面図
【図16】実施の形態3におけるファクシミリ装置の巻
取リールの形状を示す平面図
取リールの形状を示す平面図
【図17】実施の形態3におけるファクシミリ装置の巻
取リール本体の形状を示す平面図
取リール本体の形状を示す平面図
【図18】実施の形態3におけるファクシミリ装置の巻
取リール右側部の形状を示す平面図
取リール右側部の形状を示す平面図
【図19】実施の形態3におけるファクシミリ装置の巻
取リール左側部の形状を示す平面図
取リール左側部の形状を示す平面図
【図20】実施の形態3におけるファクシミリ装置のイ
ンクフィルムユニットの概略上面図
ンクフィルムユニットの概略上面図
【図21】従来のファクシミリ装置におけるインクフィ
ルムユニットの形状を示す斜視図
ルムユニットの形状を示す斜視図
1 本体部 2 操作パネル部 3 スキャナ部 4 インクフィルムユニット 5 インクフィルムユニット 41 インクフィルム 42 供給リール 43 巻取リール 44 インクフィルムホルダ 45 固定軸 46 右側板 47 左側板 52 供給リール 55 供給リール支持具 56 右側板 63 巻取リール 601、602 インクフィルムホルダユニット受け部 603、604 巻取リール受け部 605、606 供給リール受け部
Claims (14)
- 【請求項1】 インクフィルムを外周に巻き付けた供給
リールと、この供給リールを保持する一対の供給リール
保持部と、前記インクフィルムを巻き取る巻取りリール
と、前記供給リール保持部を保持し、前記巻取リールを
回動自在に保持する一対の板状のインクフィルムホルダ
とを具備することを特徴とするインクフィルムユニッ
ト。 - 【請求項2】 供給リールは中空の円筒形状であり、そ
の内部に固定軸を貫通配設し、インクフィルムホルダ
は、前記固定軸の両端部を固定することを特徴とする請
求項1記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項3】 固定軸は、その一端がインクフィルムホ
ルダに直接固定され、他端が第一位置でインクフィルム
ホルダに設けられた切欠から挿入され溝部に嵌合し、第
二位置で軸方向に付勢されることにより支持されること
を特徴とする請求項2記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項4】 供給リールは中空の円筒形状であり、供
給リール保持部は、前記供給リールの中空内部の両端に
凸部を挿入して回動自在に保持することを特徴とする請
求項1記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項5】 インクフィルムホルダは、付勢により供
給リールの軸方向の動きを規制する付勢手段を具備する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
載のインクフィルムユニット。 - 【請求項6】 インクフィルムホルダは、左右一対の付
勢手段を具備することを特徴とする請求項5記載のイン
クフィルムユニット。 - 【請求項7】 インクフィルムホルダは、巻取リールを
回転可能に保持する円弧状支持部と、前記巻取リールを
前記円弧状支持部に案内する開口部を有することを特徴
とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインク
フィルムユニット。 - 【請求項8】 巻取リールは、両端部にインクフィルム
ホルダの円弧状支持部に嵌合する溝部を有することを特
徴とする請求項7記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項9】 巻取リールは、インクフィルムを巻き取
る巻取リール本体と、この巻取リール本体に着脱可能な
巻取リール左端部及び巻取リール右端部とを有すること
を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の
インクフィルムユニット。 - 【請求項10】 インクフィルムホルダは、摘み部を有
することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか
に記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項11】 摘み部は、インクフィルムホルダの装
着方向手前側に設けられることを特徴とする請求項10
記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項12】 摘み部は、装着方向の前後に摘まむこ
とのできる形状であることを特徴とする請求項10又は
請求項11記載のインクフィルムユニット。 - 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれかに
記載のインクフィルムユニットを収容し、インクフィル
ムホルダの位置を決める収容溝を具備することを特徴と
するファクシミリ装置。 - 【請求項14】 供給リール及び巻取リールを回動自在
に受けるU字型受け部を有することを特徴とする請求項
13記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300056A JPH11208049A (ja) | 1997-11-18 | 1998-10-21 | インクフィルムユニット及びファクシミリ装置 |
SG1998004575A SG65790A1 (en) | 1997-11-18 | 1998-11-09 | Ink film unit and facsimile apparatus |
US09/192,220 US6307581B1 (en) | 1997-11-18 | 1998-11-16 | Ink film unit and facsimile apparatus |
CN98122670A CN1117470C (zh) | 1997-11-18 | 1998-11-18 | 墨膜机构和传真设备 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-333684 | 1997-11-18 | ||
JP33368497 | 1997-11-18 | ||
JP10300056A JPH11208049A (ja) | 1997-11-18 | 1998-10-21 | インクフィルムユニット及びファクシミリ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11278273A Division JP2000127537A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | インクフィルムユニット及びファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208049A true JPH11208049A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=26562193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10300056A Pending JPH11208049A (ja) | 1997-11-18 | 1998-10-21 | インクフィルムユニット及びファクシミリ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6307581B1 (ja) |
JP (1) | JPH11208049A (ja) |
CN (1) | CN1117470C (ja) |
SG (1) | SG65790A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1293352A1 (en) | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ink film holding device and ink film reel |
US7758263B2 (en) | 2000-03-31 | 2010-07-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink ribbon cartridge having projections extending from connecting members |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2765777Y (zh) * | 2004-03-15 | 2006-03-22 | 兄弟工业株式会社 | 墨带盒 |
CN100528589C (zh) * | 2004-03-15 | 2009-08-19 | 兄弟工业株式会社 | 墨带盒 |
US20190351672A1 (en) * | 2017-01-19 | 2019-11-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Roller device and printer |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4673304A (en) | 1985-08-13 | 1987-06-16 | Sanders Associates, Inc. | Thermal printer ribbon cartridge for wide ribbons |
JPH0217356A (ja) | 1988-07-06 | 1990-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 温風暖房装置 |
JPH0217356U (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-05 | ||
JP2550191B2 (ja) | 1989-12-25 | 1996-11-06 | 株式会社日立製作所 | 熱転写フィルム用カセットおよびこれに用いるインクフィルム |
JP2619551B2 (ja) | 1990-03-30 | 1997-06-11 | 株式会社日立製作所 | 熱転写記録装置 |
JPH0596804A (ja) | 1991-10-14 | 1993-04-20 | Hitachi Ltd | インクシートロールおよびそのカセツト |
JPH06278298A (ja) | 1993-03-26 | 1994-10-04 | Murata Mach Ltd | 印字装置 |
GB9401055D0 (en) | 1994-01-20 | 1994-03-16 | Ici Plc | Thermal transfer ribbon cassette |
GB9401544D0 (en) * | 1994-01-27 | 1994-03-23 | Ici Plc | Thermal transfer ribbon cassette system |
JPH08282044A (ja) | 1995-04-14 | 1996-10-29 | Tamura Seisakusho Co Ltd | インクリボンカセット |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP10300056A patent/JPH11208049A/ja active Pending
- 1998-11-09 SG SG1998004575A patent/SG65790A1/en unknown
- 1998-11-16 US US09/192,220 patent/US6307581B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-18 CN CN98122670A patent/CN1117470C/zh not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7758263B2 (en) | 2000-03-31 | 2010-07-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink ribbon cartridge having projections extending from connecting members |
EP1293352A1 (en) | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ink film holding device and ink film reel |
US6634589B2 (en) | 2001-09-12 | 2003-10-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ink film holding device and film reel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1117470C (zh) | 2003-08-06 |
CN1218348A (zh) | 1999-06-02 |
SG65790A1 (en) | 1999-06-22 |
US6307581B1 (en) | 2001-10-23 |
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