JPH11205791A - 画像符号化方法及び画像符号化装置 - Google Patents
画像符号化方法及び画像符号化装置Info
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- JPH11205791A JPH11205791A JP147998A JP147998A JPH11205791A JP H11205791 A JPH11205791 A JP H11205791A JP 147998 A JP147998 A JP 147998A JP 147998 A JP147998 A JP 147998A JP H11205791 A JPH11205791 A JP H11205791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビ会議システム等に於ける画像符号化方
法及び画像符号化装置に関し、再生画像の動きを滑らか
にする。 【解決手段】 入力画像信号を加えるフレームメモリ1
と、DCT演算部11,量子化部12,可変長符号化部
13等を含む符号化処理部2と、バッファメモリ3と、
制御部4と、操作部5とを有する画像符号化装置は、制
御部4は、操作部5による設定情報を読取り、且つ前記
バッファメモリ3の占有量を監視し、前記設定情報と前
記占有量とを基に、次符号化開始タイミングに於ける前
記バッファメモリ3の占有量を予測し、この予測した占
有量が閾値の範囲外の時に目標フレームレートを切替え
る目標フレームレート設定部23及び設定情報読取部2
1,量子化ステップ設定部22,占有量監視部24等を
備えている。
法及び画像符号化装置に関し、再生画像の動きを滑らか
にする。 【解決手段】 入力画像信号を加えるフレームメモリ1
と、DCT演算部11,量子化部12,可変長符号化部
13等を含む符号化処理部2と、バッファメモリ3と、
制御部4と、操作部5とを有する画像符号化装置は、制
御部4は、操作部5による設定情報を読取り、且つ前記
バッファメモリ3の占有量を監視し、前記設定情報と前
記占有量とを基に、次符号化開始タイミングに於ける前
記バッファメモリ3の占有量を予測し、この予測した占
有量が閾値の範囲外の時に目標フレームレートを切替え
る目標フレームレート設定部23及び設定情報読取部2
1,量子化ステップ設定部22,占有量監視部24等を
備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報を符号化
し、復号して再生した画像の動きが滑らかとなる画像符
号化方法及び画像符号化装置に関する。テレビ会議シス
テムや他の画像を伝送するシステムに於いては、圧縮符
号化すると共に、復号して再生した画像の画質の劣化が
少なく、且つ動画の場合の動きの滑らかさが要望されて
いる。
し、復号して再生した画像の動きが滑らかとなる画像符
号化方法及び画像符号化装置に関する。テレビ会議シス
テムや他の画像を伝送するシステムに於いては、圧縮符
号化すると共に、復号して再生した画像の画質の劣化が
少なく、且つ動画の場合の動きの滑らかさが要望されて
いる。
【0002】
【従来の技術】図16は従来例の画像符号化装置の説明
図であり、51はフレームメモリ、52は符号化処理
部、53はバッファメモリ、54は制御部、55はDC
T演算部、56は量子化部、57は可変長符号化部であ
り、テレビカメラ等からのディジタル化された入力画像
信号がフレームメモリ51に入力される。
図であり、51はフレームメモリ、52は符号化処理
部、53はバッファメモリ、54は制御部、55はDC
T演算部、56は量子化部、57は可変長符号化部であ
り、テレビカメラ等からのディジタル化された入力画像
信号がフレームメモリ51に入力される。
【0003】符号化処理部52は、既に各種の構成が知
られており、例えば、図示のように、DCT演算部55
により、8×8画素のブロック毎にDCT(離散コサイ
ン変換)演算を施し、DCT係数について量子化部56
に於いて量子化し、可変長符号化部57により生起確率
に従った定められた符号長の符号に変換し、バッファメ
モリ53を介して伝送路に一定速度で出力画像信号とし
て送出する。なお、フレーム間差分を求める構成や動き
補償を行う構成等を含む符号化処理部も知られている。
られており、例えば、図示のように、DCT演算部55
により、8×8画素のブロック毎にDCT(離散コサイ
ン変換)演算を施し、DCT係数について量子化部56
に於いて量子化し、可変長符号化部57により生起確率
に従った定められた符号長の符号に変換し、バッファメ
モリ53を介して伝送路に一定速度で出力画像信号とし
て送出する。なお、フレーム間差分を求める構成や動き
補償を行う構成等を含む符号化処理部も知られている。
【0004】制御部54は、バッファメモリ53の占有
量を監視し、且つ符号化処理部52に於けるフレームメ
モリ51からのフレーム対応の画像信号の読込みと、占
有量に対応して量子化部56に於ける量子化ステップの
設定とを行い、バッファメモリ53のアンダーフロー及
びオーバーフローを防止するものである。
量を監視し、且つ符号化処理部52に於けるフレームメ
モリ51からのフレーム対応の画像信号の読込みと、占
有量に対応して量子化部56に於ける量子化ステップの
設定とを行い、バッファメモリ53のアンダーフロー及
びオーバーフローを防止するものである。
【0005】図17は従来例の画像符号化処理のフロー
チャートであり、前述の制御部54と符号化処理部52
とに於ける処理の要部を示すもので、制御部54は、操
作部で設定した設定値の読込み処理を行い(L1)、前
回読込んだ設定値と今回読込んだ設定値とが等しいか否
かを判定し(L2)、等しくない場合は、今回読込んだ
設定値に対応してビットレート設定処理(L3)、フレ
ームレート設定処理(L4)、バッファ閾値の設定処理
(L5)を順次行う。そして、1フレーム符号化終了か
否かを判定する(L5)。又ステップ(L2)に於い
て、前設定値と今回の設定値とが等しい場合、ステップ
(L5)に移行する。
チャートであり、前述の制御部54と符号化処理部52
とに於ける処理の要部を示すもので、制御部54は、操
作部で設定した設定値の読込み処理を行い(L1)、前
回読込んだ設定値と今回読込んだ設定値とが等しいか否
かを判定し(L2)、等しくない場合は、今回読込んだ
設定値に対応してビットレート設定処理(L3)、フレ
ームレート設定処理(L4)、バッファ閾値の設定処理
(L5)を順次行う。そして、1フレーム符号化終了か
否かを判定する(L5)。又ステップ(L2)に於い
て、前設定値と今回の設定値とが等しい場合、ステップ
(L5)に移行する。
【0006】1フレーム符号化終了の場合は、バッファ
容量読込み処理を行い(L7)、符号化フレーム設定処
理を行い(L8)、そして、符号化処理を行う(L
9)。又ステップ(L6)に於いて1フレーム符号化終
了でない場合は、ステップ(L9)に移行して符号化処
理を行う。
容量読込み処理を行い(L7)、符号化フレーム設定処
理を行い(L8)、そして、符号化処理を行う(L
9)。又ステップ(L6)に於いて1フレーム符号化終
了でない場合は、ステップ(L9)に移行して符号化処
理を行う。
【0007】図18は従来例の駒落し処理の説明図であ
り、フレーム番号n,n+1,n+2,・・・のフレー
ム単位の画像信号を(a)に示し、矢印で示すように、
偶数フレーム番号を符号化対象フレームとして、1秒間
に30フレームの画像信号の15フレームについて符号
化する場合を示し、符号化処理時に、時刻t1のフレー
ム番号nのフレームの符号化による発生情報量は小さい
が、動きの大きい画面等に相当する時刻t2,t3のフ
レーム番号n+2,n+4のフレームについては発生情
報量が大きく、それにより、バッファメモリ53の占有
量が大きくなって閾値を超える状態となると、符号化処
理のウエイト状態となり、例えば、フレーム番号n+
6,n+8,n+10のフレームの符号化が中止され
る。即ち、駒落ちが生じる。
り、フレーム番号n,n+1,n+2,・・・のフレー
ム単位の画像信号を(a)に示し、矢印で示すように、
偶数フレーム番号を符号化対象フレームとして、1秒間
に30フレームの画像信号の15フレームについて符号
化する場合を示し、符号化処理時に、時刻t1のフレー
ム番号nのフレームの符号化による発生情報量は小さい
が、動きの大きい画面等に相当する時刻t2,t3のフ
レーム番号n+2,n+4のフレームについては発生情
報量が大きく、それにより、バッファメモリ53の占有
量が大きくなって閾値を超える状態となると、符号化処
理のウエイト状態となり、例えば、フレーム番号n+
6,n+8,n+10のフレームの符号化が中止され
る。即ち、駒落ちが生じる。
【0008】そして、時刻t4に、バッファメモリ53
の占有量が少なくなってフレーム番号n+11のフレー
ムから符号化を開始し、その時の発生情報量が中程度で
あることにより、フレーム番号n+13のフレームの符
号化が中止され、次の時刻t5のフレーム番号n+14
のフレームの符号化が行われ、このフレームについての
発生情報量も中程度であることにより、バッファメモリ
53の占有量が閾値を超えることがなくなって、次の時
刻t6のフレームの符号化が行われる。即ち、(b)に
示すフレームの矢印で示すフレーム単位の符号化が行わ
れる。
の占有量が少なくなってフレーム番号n+11のフレー
ムから符号化を開始し、その時の発生情報量が中程度で
あることにより、フレーム番号n+13のフレームの符
号化が中止され、次の時刻t5のフレーム番号n+14
のフレームの符号化が行われ、このフレームについての
発生情報量も中程度であることにより、バッファメモリ
53の占有量が閾値を超えることがなくなって、次の時
刻t6のフレームの符号化が行われる。即ち、(b)に
示すフレームの矢印で示すフレーム単位の符号化が行わ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来例の画像符号化方
法又は画像符号化装置に於いては、バッファメモリ53
のオーバーフローが生じないように、バッファメモリ5
3の占有量を監視して、閾値を超える状態となると、フ
レームの符号化を中止することにより、駒落ちの状態と
する。このような駒落ちは不連続的に発生するものであ
り、静止画に近い場合は、受信側の復号再生画像の画質
の劣化は生じないことになるが、動きのある画像の場合
は、例えば、図18に示すように、多数の連続したフレ
ームの符号化が中止される。即ち、駒落ちが不連続的と
なる為に、受信側の復号再生画像は不自然な動きを示す
問題がある。本発明は、受信側の復号再生画像の動くを
円滑となるようにすることを目的とする。
法又は画像符号化装置に於いては、バッファメモリ53
のオーバーフローが生じないように、バッファメモリ5
3の占有量を監視して、閾値を超える状態となると、フ
レームの符号化を中止することにより、駒落ちの状態と
する。このような駒落ちは不連続的に発生するものであ
り、静止画に近い場合は、受信側の復号再生画像の画質
の劣化は生じないことになるが、動きのある画像の場合
は、例えば、図18に示すように、多数の連続したフレ
ームの符号化が中止される。即ち、駒落ちが不連続的と
なる為に、受信側の復号再生画像は不自然な動きを示す
問題がある。本発明は、受信側の復号再生画像の動くを
円滑となるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化方法
は、(1)入力画像信号を符号化処理し、バッファメモ
リを介して送出する画像符号化方法であって、バッファ
メモリの占有量を監視し、この占有量と設定情報とを基
に次の符号化開始タイミングに於けるバッファメモリの
占有量を予測し、この予測した占有量が閾値の範囲外の
時に、目標フレームレートを切替えて、この目標フレー
ムレートに従ってフレーム単位の符号化を行う過程を含
むものである。
は、(1)入力画像信号を符号化処理し、バッファメモ
リを介して送出する画像符号化方法であって、バッファ
メモリの占有量を監視し、この占有量と設定情報とを基
に次の符号化開始タイミングに於けるバッファメモリの
占有量を予測し、この予測した占有量が閾値の範囲外の
時に、目標フレームレートを切替えて、この目標フレー
ムレートに従ってフレーム単位の符号化を行う過程を含
むものである。
【0011】又(2)設定した画質モードが動き重視モ
ードか画質重視モードかに応じて前記目標フレームレー
トを切替える過程を含むことができる。
ードか画質重視モードかに応じて前記目標フレームレー
トを切替える過程を含むことができる。
【0012】又(3)ビデオレートを設定し、このビデ
オレートに応じて前記目標フレームレートを決定する過
程を含むことができる。
オレートに応じて前記目標フレームレートを決定する過
程を含むことができる。
【0013】又本発明の画像符号化装置は、(4)入力
画像信号を加えるフレームメモリ1と、符号化処理部2
と、バッファメモリ3と、制御部4と、操作部5とを有
する画像符号化装置であって、制御部4は、操作部5に
よる設定情報を読取り、且つ前記バッファメモリ3の占
有量を監視し、前記設定情報と前記占有量とを基に、次
符号化開始タイミングに於ける前記バッファメモリ3の
占有量を予測し、この予測した占有量が閾値を超える時
に目標フレームレートを切替える目標フレームレート設
定部23を有するものである。
画像信号を加えるフレームメモリ1と、符号化処理部2
と、バッファメモリ3と、制御部4と、操作部5とを有
する画像符号化装置であって、制御部4は、操作部5に
よる設定情報を読取り、且つ前記バッファメモリ3の占
有量を監視し、前記設定情報と前記占有量とを基に、次
符号化開始タイミングに於ける前記バッファメモリ3の
占有量を予測し、この予測した占有量が閾値を超える時
に目標フレームレートを切替える目標フレームレート設
定部23を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の画像
符号化装置の説明図であり、1はフレームメモリ、1
a,1b,1c,1dはフレーム単位の画像信号の格納
領域、2は符号化処理部、3はバッファメモリ、4は制
御部 、5は操作部、11はDCT演算部、12は量子
化部、13は可変長符号化部、21は設定情報読取部、
22は量子化ステップ設定部、23は目標フレームレー
ト設定部、24は占有量監視部である。
符号化装置の説明図であり、1はフレームメモリ、1
a,1b,1c,1dはフレーム単位の画像信号の格納
領域、2は符号化処理部、3はバッファメモリ、4は制
御部 、5は操作部、11はDCT演算部、12は量子
化部、13は可変長符号化部、21は設定情報読取部、
22は量子化ステップ設定部、23は目標フレームレー
ト設定部、24は占有量監視部である。
【0015】入力画像信号は、フレームメモリ1の格納
領域1a,1b,1c,1dに順次フレーム単位で書込
まれる。例えば、格納領域1dに画像信号を書込んだ次
のフレームの画像信号を格納領域1aに書込み、次のフ
レームの画像信号を格納領域1bに書込むことになる。
領域1a,1b,1c,1dに順次フレーム単位で書込
まれる。例えば、格納領域1dに画像信号を書込んだ次
のフレームの画像信号を格納領域1aに書込み、次のフ
レームの画像信号を格納領域1bに書込むことになる。
【0016】又符号化処理部2は、DCT演算部11
と、量子化部12と、可変長符号化部13とを含む構成
の場合を示し、制御部4からの符号化フレームの指示に
従ったフレームメモリ1の格納領域からフレーム単位の
画像信号を読取り、DCT演算部11に於いてDCT演
算を行い、量子化部12に於いてDCT係数の量子化を
行い、可変長符号化部13に於いて可変長符号化し、バ
ッファメモリ3に格納し、伝送路の伝送速度に従った一
定の速度で読出して送出する。なお、符号化処理部2
は、フレーム間符号化や動き補償等の処理を含む構成と
することができるものである。
と、量子化部12と、可変長符号化部13とを含む構成
の場合を示し、制御部4からの符号化フレームの指示に
従ったフレームメモリ1の格納領域からフレーム単位の
画像信号を読取り、DCT演算部11に於いてDCT演
算を行い、量子化部12に於いてDCT係数の量子化を
行い、可変長符号化部13に於いて可変長符号化し、バ
ッファメモリ3に格納し、伝送路の伝送速度に従った一
定の速度で読出して送出する。なお、符号化処理部2
は、フレーム間符号化や動き補償等の処理を含む構成と
することができるものである。
【0017】又制御部4は、操作部5で設定した伝送路
のビットレートと、画質モードとを設定情報読取部21
により読取り、占有量監視部24によりバッファメモリ
3の占有量を監視し、閾値の範囲外か否かを監視する。
この閾値は、オーバーフローを監視する第1の閾値と、
アンダーフローを監視する第2の閾値とを設定すること
ができる。
のビットレートと、画質モードとを設定情報読取部21
により読取り、占有量監視部24によりバッファメモリ
3の占有量を監視し、閾値の範囲外か否かを監視する。
この閾値は、オーバーフローを監視する第1の閾値と、
アンダーフローを監視する第2の閾値とを設定すること
ができる。
【0018】目標フレーム設定部23は、伝送路のビッ
トレートと、画質モードとを基に目標フレームレートを
設定し、この目標フレームレートに従って符号化処理部
2に於ける符号化フレームを指示する。又占有量監視部
24による監視結果によって目標フレームレートを変更
する。又量子化ステップ設定部22により符号化処理部
2の量子化部12に於けるDCT係数の量子化ステップ
を設定する。前述の制御部4の各部は、プロセッサ等に
よる演算,処理機能によって実現することもできる。
トレートと、画質モードとを基に目標フレームレートを
設定し、この目標フレームレートに従って符号化処理部
2に於ける符号化フレームを指示する。又占有量監視部
24による監視結果によって目標フレームレートを変更
する。又量子化ステップ設定部22により符号化処理部
2の量子化部12に於けるDCT係数の量子化ステップ
を設定する。前述の制御部4の各部は、プロセッサ等に
よる演算,処理機能によって実現することもできる。
【0019】図2はフレームレートの説明図であり、フ
レーム番号n,n+1,n+2,・・・について、1秒
間30フレームの全フレームの符号化を行う場合のフレ
ームレートは30フレーム/secとなる。又点線で示
すフレームは符号化しないフレームとして示しており、
1フレームおきに符号化を行う場合のフレームレートは
15フレーム/secとなる。又2フレームおきに符号
化を行う場合のフレームレートは10フレーム/sec
となり、3フレームおきに符号化を行う場合のフレーム
レートは7.5フレーム/secとなる。
レーム番号n,n+1,n+2,・・・について、1秒
間30フレームの全フレームの符号化を行う場合のフレ
ームレートは30フレーム/secとなる。又点線で示
すフレームは符号化しないフレームとして示しており、
1フレームおきに符号化を行う場合のフレームレートは
15フレーム/secとなる。又2フレームおきに符号
化を行う場合のフレームレートは10フレーム/sec
となり、3フレームおきに符号化を行う場合のフレーム
レートは7.5フレーム/secとなる。
【0020】図3は量子化ステップと発生情報及び画質
モードと目標フレームレートとの関係説明図であり、
(A)は量子化ステップと発生情報量(バッファ占有
量)との関係の概要を示し、量子化ステップを大きくす
ると、即ち、再生画像を粗い画質とすると、発生情報量
は少なくなり、反対に、量子化ステップを小さくする
と、即ち、再生画像を密な画質とすると、発生情報量は
多くなる。
モードと目標フレームレートとの関係説明図であり、
(A)は量子化ステップと発生情報量(バッファ占有
量)との関係の概要を示し、量子化ステップを大きくす
ると、即ち、再生画像を粗い画質とすると、発生情報量
は少なくなり、反対に、量子化ステップを小さくする
と、即ち、再生画像を密な画質とすると、発生情報量は
多くなる。
【0021】又(B)は画質モードと目標フレームレー
トとの関係の概要を示し、画質モードとして、動きを重
視するモードの場合、目標フレームレートを大きくし
て、円滑な動きを再現させることになり、反対に画質を
重視するモードの場合、例えば、静止画に近い状態の画
質を重視する場合は、目標フレームレートは小さくして
も良いことになる。
トとの関係の概要を示し、画質モードとして、動きを重
視するモードの場合、目標フレームレートを大きくし
て、円滑な動きを再現させることになり、反対に画質を
重視するモードの場合、例えば、静止画に近い状態の画
質を重視する場合は、目標フレームレートは小さくして
も良いことになる。
【0022】図4は本発明の第1の実施の形態の動作説
明図であり、(a)はフレーム番号n,n+1,n+
2,・・・のフレームを示し、例えば、目標フレームレ
ートを15フレーム/secとすると、図2の2段目に
示すように、1フレームおきに符号化されることにな
る。この15フレーム/secの目標フレームレートに
於いて、(b)に示すように、フレーム番号nの時刻t
1に於ける次の符号化開始タイミングのバッファ占有量
が小さく、次の符号化するフレーム番号n+2の時刻t
2に於ける次の符号化開始タイミングのバッファ占有量
が大きく、第1の閾値を超えると予想される場合は、目
標フレームレートを変更し、15フレーム/secから
10フレーム/secとする。
明図であり、(a)はフレーム番号n,n+1,n+
2,・・・のフレームを示し、例えば、目標フレームレ
ートを15フレーム/secとすると、図2の2段目に
示すように、1フレームおきに符号化されることにな
る。この15フレーム/secの目標フレームレートに
於いて、(b)に示すように、フレーム番号nの時刻t
1に於ける次の符号化開始タイミングのバッファ占有量
が小さく、次の符号化するフレーム番号n+2の時刻t
2に於ける次の符号化開始タイミングのバッファ占有量
が大きく、第1の閾値を超えると予想される場合は、目
標フレームレートを変更し、15フレーム/secから
10フレーム/secとする。
【0023】それによって、フレーム番号n+2の次
は、時刻t3のフレーム番号n+5のフレームの符号化
を行うことになる。そして、このフレーム番号n+5の
発生情報量も大であるが、次の時刻t4のフレーム番号
n+8のフレームについての発生情報量が中程度でバッ
ファ占有量が第1の閾値を超えない場合は、目標フレー
ムレートはそのまま変更しないので、次の時刻t5のフ
レーム番号n+11のフレームの符号化が行われる。
は、時刻t3のフレーム番号n+5のフレームの符号化
を行うことになる。そして、このフレーム番号n+5の
発生情報量も大であるが、次の時刻t4のフレーム番号
n+8のフレームについての発生情報量が中程度でバッ
ファ占有量が第1の閾値を超えない場合は、目標フレー
ムレートはそのまま変更しないので、次の時刻t5のフ
レーム番号n+11のフレームの符号化が行われる。
【0024】そして、次の時刻t6に於けるフレーム番
号n+14のフレームの符号化開始タイミングのバッフ
ァ占有量が第2の閾値以下になる場合、目標フレームレ
ートを変更し、10フレーム/secから元の15フレ
ーム/secとする。従って、次の時刻t7に於いて
は、フレーム番号n+16のフレームの符号化を行うこ
となる。
号n+14のフレームの符号化開始タイミングのバッフ
ァ占有量が第2の閾値以下になる場合、目標フレームレ
ートを変更し、10フレーム/secから元の15フレ
ーム/secとする。従って、次の時刻t7に於いて
は、フレーム番号n+16のフレームの符号化を行うこ
となる。
【0025】従って、図4の(b)に示すように、矢印
で示す符号化フレームと点線で示す符号化しないフレー
ムとの関係は、図18に示す従来例と同様な発生情報量
の場合でも、駒落ちに相当するフレーム数が急激に多く
なることを回避できるから、受信側の復号再生画像の動
きは滑らかなものとなる。
で示す符号化フレームと点線で示す符号化しないフレー
ムとの関係は、図18に示す従来例と同様な発生情報量
の場合でも、駒落ちに相当するフレーム数が急激に多く
なることを回避できるから、受信側の復号再生画像の動
きは滑らかなものとなる。
【0026】図5は本発明の第1の実施の形態のフロー
チャートであり、操作部5(図1参照)に於いて設定し
た伝送路の伝送速度や画質モード等の設定値を制御部4
が読込み(A1)、前回読込んだ設定値と今回読込んだ
設定値とが等しいか否かを判定し(A2)、等しくない
場合は、ビットレート設定処理(A3)、フレームレー
ト設定処理(A4)、バッファ閾値設定処理(A5)を
順次行う。
チャートであり、操作部5(図1参照)に於いて設定し
た伝送路の伝送速度や画質モード等の設定値を制御部4
が読込み(A1)、前回読込んだ設定値と今回読込んだ
設定値とが等しいか否かを判定し(A2)、等しくない
場合は、ビットレート設定処理(A3)、フレームレー
ト設定処理(A4)、バッファ閾値設定処理(A5)を
順次行う。
【0027】又ステップ(A2)に於いて前回の設定値
と今回の設定値とが等しい場合、ビットレートの設定処
理,フレームレートの設定処理,バッファ閾値の設定処
理を省略できるから、ステップ(A5)の処理終了後と
同右に、1フレーム符号化終了か否かを判定し(A
6)、終了した場合は、次のフレームの符号化処理の為
に、バッファ容量読込み処理(A7)、フレームレート
更新処理(A8)、符号化フレーム設定処理(A9)を
順次行う。そして、ステップ(A6)に於いて1フレー
ム符号化終了でない場合、及びステップ(A9)の処理
終了後に、符号化処理を行う(A10)。
と今回の設定値とが等しい場合、ビットレートの設定処
理,フレームレートの設定処理,バッファ閾値の設定処
理を省略できるから、ステップ(A5)の処理終了後と
同右に、1フレーム符号化終了か否かを判定し(A
6)、終了した場合は、次のフレームの符号化処理の為
に、バッファ容量読込み処理(A7)、フレームレート
更新処理(A8)、符号化フレーム設定処理(A9)を
順次行う。そして、ステップ(A6)に於いて1フレー
ム符号化終了でない場合、及びステップ(A9)の処理
終了後に、符号化処理を行う(A10)。
【0028】図6はフレームレート設定処理のフローチ
ャートであり、図5のフローチャートに於けるステップ
(A4)の処理の概要を示し、先ず、ビットレートを読
出し(B1)、このビットレートが128kbpsより
小さいか否かを判定し(B2)、小さい場合は128k
bps未満用フレームレートを設定する(B3)。即
ち、最小のフレームレートを設定する。又ビットレート
が128kbpsより小さくない場合は、128kbp
sと等しいか否かを判定し(B4)、等しい場合は、1
28kbps用フレームレートを設定する(B5)。即
ち、最小フレームレートより1段上のフレームレートを
設定する。
ャートであり、図5のフローチャートに於けるステップ
(A4)の処理の概要を示し、先ず、ビットレートを読
出し(B1)、このビットレートが128kbpsより
小さいか否かを判定し(B2)、小さい場合は128k
bps未満用フレームレートを設定する(B3)。即
ち、最小のフレームレートを設定する。又ビットレート
が128kbpsより小さくない場合は、128kbp
sと等しいか否かを判定し(B4)、等しい場合は、1
28kbps用フレームレートを設定する(B5)。即
ち、最小フレームレートより1段上のフレームレートを
設定する。
【0029】又ビットレートが128kbpsと等しく
ない場合、即ち、128kbpsより大きい場合は、1
92kbpsと等しいか否かを判定し(B6)、等しい
場合は、192kbps用フレームレートを設定する
(B7)。又192kbpsと等しくない場合、即ち、
ビットレートが192kbpsより大きい場合、256
kbpsと等しいか否かを判定し(B8)、等しい場合
は256kbps用フレームレートを設定する(B
9)。又256kbpsと等しくない場合、即ち、ビッ
トレートが256kbpsより大きい場合、320kb
psより大きいか否かを判定し(B10)、大きい場合
は320kbps以上のフレームレートを設定し(B1
1)、大きくない場合は320kbps用のフレームレ
ートを設定する(B12)。即ち、ビットレートに従っ
てフレームレートが設定される。
ない場合、即ち、128kbpsより大きい場合は、1
92kbpsと等しいか否かを判定し(B6)、等しい
場合は、192kbps用フレームレートを設定する
(B7)。又192kbpsと等しくない場合、即ち、
ビットレートが192kbpsより大きい場合、256
kbpsと等しいか否かを判定し(B8)、等しい場合
は256kbps用フレームレートを設定する(B
9)。又256kbpsと等しくない場合、即ち、ビッ
トレートが256kbpsより大きい場合、320kb
psより大きいか否かを判定し(B10)、大きい場合
は320kbps以上のフレームレートを設定し(B1
1)、大きくない場合は320kbps用のフレームレ
ートを設定する(B12)。即ち、ビットレートに従っ
てフレームレートが設定される。
【0030】図7はフレームレート更新処理のフローチ
ャートであり、図5のフローチャートに於けるステップ
(A8)の処理の概要を示す。先ず、次符号化終了時の
予想バッファ容量を算出する(C1)。次バッファ容
量、即ち、ステップ(C1)で算出した予想バッファ容
量とUPPER閾値とを比較する(C2)。このUPP
ER閾値及び次のステップに於けるLOWER閾値は、
図5のフローチャートに於けるステップ(A5)により
設定処理したオーバーフローを監視する為の第1の閾値
及びアンダーフローを監視する為の第2の閾値に相当す
るものである。
ャートであり、図5のフローチャートに於けるステップ
(A8)の処理の概要を示す。先ず、次符号化終了時の
予想バッファ容量を算出する(C1)。次バッファ容
量、即ち、ステップ(C1)で算出した予想バッファ容
量とUPPER閾値とを比較する(C2)。このUPP
ER閾値及び次のステップに於けるLOWER閾値は、
図5のフローチャートに於けるステップ(A5)により
設定処理したオーバーフローを監視する為の第1の閾値
及びアンダーフローを監視する為の第2の閾値に相当す
るものである。
【0031】そして、ステップ(C2)に於いて、UP
PER閾値より次バッファ容量が大きい場合は、現フレ
ームレートと目標フレームレート、即ち、目標とする最
大フレームレートと等しいか否かを判定し(C4)、等
しい場合は、既に目標フレームレートが最大フレームレ
ートとなっているから、ステップ(C8)に移行し、等
しくない場合は、次フレームレートを低下させる更新処
理を行い(C5)、次のステップ(C8)に移行する。
PER閾値より次バッファ容量が大きい場合は、現フレ
ームレートと目標フレームレート、即ち、目標とする最
大フレームレートと等しいか否かを判定し(C4)、等
しい場合は、既に目標フレームレートが最大フレームレ
ートとなっているから、ステップ(C8)に移行し、等
しくない場合は、次フレームレートを低下させる更新処
理を行い(C5)、次のステップ(C8)に移行する。
【0032】又ステップ(C2)に於いて、UPPER
閾値より次バッファ容量が大きくない場合は、LOWE
R閾値と次バッファ容量とを比較し(C3)、LOWE
R閾値より次バッファ容量が小さい場合は、現フレーム
レートが7.5フレーム/secと等しいか否かを判定
し(C6)、等しい場合は、既に、最小フレームレート
となっているから、更新処理することなく、ステップ
(C8)に移行し、等しくない場合は、次フレームレー
トを増加させる更新処理を行って、ステップ(C8)に
移行する。又ステップ(C3)に於いて、LOWER閾
値より次バッファ容量が小さくない場合は、ステップ
(C8)に移行する。このステップ(C8)では、次フ
レームの目標フレームレートを設定する。
閾値より次バッファ容量が大きくない場合は、LOWE
R閾値と次バッファ容量とを比較し(C3)、LOWE
R閾値より次バッファ容量が小さい場合は、現フレーム
レートが7.5フレーム/secと等しいか否かを判定
し(C6)、等しい場合は、既に、最小フレームレート
となっているから、更新処理することなく、ステップ
(C8)に移行し、等しくない場合は、次フレームレー
トを増加させる更新処理を行って、ステップ(C8)に
移行する。又ステップ(C3)に於いて、LOWER閾
値より次バッファ容量が小さくない場合は、ステップ
(C8)に移行する。このステップ(C8)では、次フ
レームの目標フレームレートを設定する。
【0033】図8は次符号化終了時の予想バッファ容量
算出のフローチャートであり、図7のフローチャートに
於けるステップ(C1)の処理の概要を示す。1フレー
ムの伝送可能情報量を決定する(D1)。この1フレー
ム間の伝送可能情報量は、伝送速度によって求めること
ができる。そして、次フレーム伝送可能情報量を決定し
(D2)、次フレームのバッファ容量を決定する(D
3)。即ち、次の符号化開始タイミングに於けるバッフ
ァ占有量は、現時点のバッファ占有量に、次フレームの
予想発生情報量と伝送可能情報量との差分値を加算した
値となる。
算出のフローチャートであり、図7のフローチャートに
於けるステップ(C1)の処理の概要を示す。1フレー
ムの伝送可能情報量を決定する(D1)。この1フレー
ム間の伝送可能情報量は、伝送速度によって求めること
ができる。そして、次フレーム伝送可能情報量を決定し
(D2)、次フレームのバッファ容量を決定する(D
3)。即ち、次の符号化開始タイミングに於けるバッフ
ァ占有量は、現時点のバッファ占有量に、次フレームの
予想発生情報量と伝送可能情報量との差分値を加算した
値となる。
【0034】図9はバッファ閾値設定処理のフローチャ
ートであり、図5のフローチャートに於けるステップ
(A5)の処理の概要を示す。先ず、ビットレート読出
しを行い(E1)、このビットレートが64kbpsよ
り小さいか否かを判定し(E2)、小さい場合は、12
8kbps未満用バッファ閾値を設定する(E3)。又
ビットレートが64kbpsより小さくない場合は、ビ
ットレートが128kbpsと等しいか否かを判定し
(E4)、等しい場合は、128kbps用バッファ閾
値を設定する(E5)。
ートであり、図5のフローチャートに於けるステップ
(A5)の処理の概要を示す。先ず、ビットレート読出
しを行い(E1)、このビットレートが64kbpsよ
り小さいか否かを判定し(E2)、小さい場合は、12
8kbps未満用バッファ閾値を設定する(E3)。又
ビットレートが64kbpsより小さくない場合は、ビ
ットレートが128kbpsと等しいか否かを判定し
(E4)、等しい場合は、128kbps用バッファ閾
値を設定する(E5)。
【0035】又ビットレートが128kbpsと等しく
ない場合は、192kbpsと等しいか否かを判定し
(E6)、等しい場合は、192kbps用バッファ閾
値を設定する(E7)。又等しくない場合は、256k
bpsと等しいか否かを判定し(E8)、等しい場合
は、256kbps用バッファ閾値を設定する(E
9)。
ない場合は、192kbpsと等しいか否かを判定し
(E6)、等しい場合は、192kbps用バッファ閾
値を設定する(E7)。又等しくない場合は、256k
bpsと等しいか否かを判定し(E8)、等しい場合
は、256kbps用バッファ閾値を設定する(E
9)。
【0036】又ビットレートが256kbpsと等しく
ない場合は、320kbpsより大きいか否かを判定し
(E10)、大きい場合は、320kbps以上に対す
るバッファ閾値を設定し(E11)、大きくない場合
は、320kbps用バッファ閾値を設定する(E1
2)。
ない場合は、320kbpsより大きいか否かを判定し
(E10)、大きい場合は、320kbps以上に対す
るバッファ閾値を設定し(E11)、大きくない場合
は、320kbps用バッファ閾値を設定する(E1
2)。
【0037】例えば、ビデオレートとして前述のビット
レートを設定した場合、64kbpsの場合の第1の閾
値は、128kbpsの場合の第1の閾値に比較して、
バッファメモリ3(図1参照)から送出するビットレー
トが小さいことにより、バッファメモリ3の占有量が多
くなり易い。従って、この場合のバッファ閾値としての
第1の閾値を大きい値に設定する。又目標フレームレー
トは、第1の閾値に対応して設定することができるが、
例えば、ビデオレートが64kbpsの場合より128
kbpsとした方の目標フレームレートを大きくするこ
とができる。それにより、動画像符号化伝送に於いて、
ビデオレートとして設定して、大幅な駒落しを発生させ
ることなく、伝送することができる。
レートを設定した場合、64kbpsの場合の第1の閾
値は、128kbpsの場合の第1の閾値に比較して、
バッファメモリ3(図1参照)から送出するビットレー
トが小さいことにより、バッファメモリ3の占有量が多
くなり易い。従って、この場合のバッファ閾値としての
第1の閾値を大きい値に設定する。又目標フレームレー
トは、第1の閾値に対応して設定することができるが、
例えば、ビデオレートが64kbpsの場合より128
kbpsとした方の目標フレームレートを大きくするこ
とができる。それにより、動画像符号化伝送に於いて、
ビデオレートとして設定して、大幅な駒落しを発生させ
ることなく、伝送することができる。
【0038】図10は本発明の第2の実施の形態のフロ
ーチャートであり、ステップ(F1)〜(F5)は、図
5に示す第1の実施の形態のフローチャートのステップ
(A1)〜(A5)と同様の処理を行うものであり、こ
の実施の形態に於いては、画質モード設定処理(F6)
を設けたものである。そして、それ以降のステップ(F
7)〜(F11)は、図5に示す第1の実施の形態のフ
ローチャートのステップ(A6)〜(A10)と同様の
処理を行うものであり、重複した説明は省略する。
ーチャートであり、ステップ(F1)〜(F5)は、図
5に示す第1の実施の形態のフローチャートのステップ
(A1)〜(A5)と同様の処理を行うものであり、こ
の実施の形態に於いては、画質モード設定処理(F6)
を設けたものである。そして、それ以降のステップ(F
7)〜(F11)は、図5に示す第1の実施の形態のフ
ローチャートのステップ(A6)〜(A10)と同様の
処理を行うものであり、重複した説明は省略する。
【0039】図11は画質モードに対応したフレームレ
ートの変更処理のフローチャートであり、図10のフロ
ーチャートに於けるステップ(F6)に於いて設定処理
した画質モードに対応した処理を示し、フレームレート
読込み処理を行い(G1)、画質モードが動き重視か否
かを判定し(G2)、動き重視でない場合は、画質重視
か否かを判定し(G3)、画質重視でもない場合は終了
とする。
ートの変更処理のフローチャートであり、図10のフロ
ーチャートに於けるステップ(F6)に於いて設定処理
した画質モードに対応した処理を示し、フレームレート
読込み処理を行い(G1)、画質モードが動き重視か否
かを判定し(G2)、動き重視でない場合は、画質重視
か否かを判定し(G3)、画質重視でもない場合は終了
とする。
【0040】又画質モードが動き重視の場合は、フレー
ムレートが30フレーム/secか否かを判定し(G
4)、30フレーム/secの場合は処理を終了する。
又30フレーム/secでない場合は、動き重視フレー
ムレートを設定して(G5)、処理を終了する。
ムレートが30フレーム/secか否かを判定し(G
4)、30フレーム/secの場合は処理を終了する。
又30フレーム/secでない場合は、動き重視フレー
ムレートを設定して(G5)、処理を終了する。
【0041】又画質モードが動き重視の場合は、フレー
ムレートが7.5フレーム/secか否かを判定し(G
6)、7.5フレーム/secの場合は処理を終了す
る。又7.5フレーム/secでない場合は、画質重視
フレームレートを設定して(G7)、処理を終了する。
ムレートが7.5フレーム/secか否かを判定し(G
6)、7.5フレーム/secの場合は処理を終了す
る。又7.5フレーム/secでない場合は、画質重視
フレームレートを設定して(G7)、処理を終了する。
【0042】図12は画質モードによるバッファ閾値変
更処理のフローチャートであり、図10のフローチャー
トに於けるステップ(F5)の処理により設定したバッ
ファ閾値を読込み(H1)、画質モードが動き重視か否
かを判定し(H2)、動き重視の場合は、動き重視用バ
ッファ閾値を設定する(H6)。又動き重視でない場合
は、画質重視か否かを判定し(H3)、画質重視の場合
は、画質重視用バッファ閾値を設定する(H5)。又動
き重視でもなく、画質重視でもない場合は、標準バッフ
ァ閾値を設定する(H4)。又画質モードとして、前述
のビデオレートの設定を行うことができる。このビデオ
レート設定の場合、動き重視となる場合が一般的であ
り、前述の動き重視に準じたバッファ閾値設定処理を行
うことができる。
更処理のフローチャートであり、図10のフローチャー
トに於けるステップ(F5)の処理により設定したバッ
ファ閾値を読込み(H1)、画質モードが動き重視か否
かを判定し(H2)、動き重視の場合は、動き重視用バ
ッファ閾値を設定する(H6)。又動き重視でない場合
は、画質重視か否かを判定し(H3)、画質重視の場合
は、画質重視用バッファ閾値を設定する(H5)。又動
き重視でもなく、画質重視でもない場合は、標準バッフ
ァ閾値を設定する(H4)。又画質モードとして、前述
のビデオレートの設定を行うことができる。このビデオ
レート設定の場合、動き重視となる場合が一般的であ
り、前述の動き重視に準じたバッファ閾値設定処理を行
うことができる。
【0043】図13は本発明の第3の実施の形態のフロ
ーチャートであり、この実施の形態は、遅延制御設定処
理のステップ(I6)を有するもので、他のステップ
(I1)〜(I5)は、図5に於けるステップ(A1)
〜(A5)及び図10に於けるステップ(F1)〜(F
5)と同様の処理を行うものであり、又ステップ(I
7)〜(I11)は、図5に於けるステップ(A6)〜
(A10)及び図10に於けるステップ(F7)〜(F
11)と同様の処理を行うものである。これらの同様の
処理のステップについては重複した説明を省略する。
ーチャートであり、この実施の形態は、遅延制御設定処
理のステップ(I6)を有するもので、他のステップ
(I1)〜(I5)は、図5に於けるステップ(A1)
〜(A5)及び図10に於けるステップ(F1)〜(F
5)と同様の処理を行うものであり、又ステップ(I
7)〜(I11)は、図5に於けるステップ(A6)〜
(A10)及び図10に於けるステップ(F7)〜(F
11)と同様の処理を行うものである。これらの同様の
処理のステップについては重複した説明を省略する。
【0044】図14は遅延制御によるバッファ閾値変更
処理のフローチャートであり、図13に於けるステップ
(I6)の処理の概要を示し、バッファ閾値の読込み処
理を行い(J1)、遅延制御が低遅延であるか否かを判
定し(J2)、低遅延に設定されている場合は、低遅延
用バッファ閾値を設定し(J3)、処理を終了する。又
低遅延制御でない場合は、処理を終了する。即ち、バッ
ファメモリ3(図1参照)のオーバーフローするか否か
の判定のバッファ閾値を大きくすると、蓄積情報量を多
くすることが可能となって、符号化されたデータの送出
が遅れることになる。従って、低遅延に設定した場合
は、遅延が大きくならないように、バッファ閾値を設定
することになる。
処理のフローチャートであり、図13に於けるステップ
(I6)の処理の概要を示し、バッファ閾値の読込み処
理を行い(J1)、遅延制御が低遅延であるか否かを判
定し(J2)、低遅延に設定されている場合は、低遅延
用バッファ閾値を設定し(J3)、処理を終了する。又
低遅延制御でない場合は、処理を終了する。即ち、バッ
ファメモリ3(図1参照)のオーバーフローするか否か
の判定のバッファ閾値を大きくすると、蓄積情報量を多
くすることが可能となって、符号化されたデータの送出
が遅れることになる。従って、低遅延に設定した場合
は、遅延が大きくならないように、バッファ閾値を設定
することになる。
【0045】図15は本発明の第4の実施の形態のフロ
ーチャートであり、この実施の形態は、フレームレート
の更新処理をフレーム毎ではなく、設定したフレーム数
毎に行う場合であり、ステップ(K1)〜(K6)は、
図5のフローチャートに於けるステップ(A1)〜(A
6)と同様であり、重複した説明は省略する。
ーチャートであり、この実施の形態は、フレームレート
の更新処理をフレーム毎ではなく、設定したフレーム数
毎に行う場合であり、ステップ(K1)〜(K6)は、
図5のフローチャートに於けるステップ(A1)〜(A
6)と同様であり、重複した説明は省略する。
【0046】ステップ(K6)に於いて1フレーム符号
化終了と判定した場合、フレーム終了カウンタをカウン
トアップし(K7)、フレーム終了カウンタのカウント
値が設定値と等しいか否かを判定し(K8)、等しくな
い場合はステップ(K12)に移行し、等しい場合は、
フレーム終了カウンタをクリアし(K9)、バッファ容
量読込み処理を行い(K10)、バッファ容量に対応し
てフレームレート更新処理を行う(K11)。
化終了と判定した場合、フレーム終了カウンタをカウン
トアップし(K7)、フレーム終了カウンタのカウント
値が設定値と等しいか否かを判定し(K8)、等しくな
い場合はステップ(K12)に移行し、等しい場合は、
フレーム終了カウンタをクリアし(K9)、バッファ容
量読込み処理を行い(K10)、バッファ容量に対応し
てフレームレート更新処理を行う(K11)。
【0047】又1フレームの符号化処理が継続している
場合は、ステップ(K13)に移行して、符号化処理
(K13)を継続することになる。又ステップ(K1
2)により符号化フレームの設定処理を行って、次に符
号化処理(K13)に移行する。従って、予め設定した
フレーム毎にフレームレートの更新処理を行うか否かを
判定することになり、フレーム毎に更新処理を行うか否
かを判定する場合に比較して処理が容易となる。
場合は、ステップ(K13)に移行して、符号化処理
(K13)を継続することになる。又ステップ(K1
2)により符号化フレームの設定処理を行って、次に符
号化処理(K13)に移行する。従って、予め設定した
フレーム毎にフレームレートの更新処理を行うか否かを
判定することになり、フレーム毎に更新処理を行うか否
かを判定する場合に比較して処理が容易となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、バッフ
ァメモリ3の占有量と伝送速度や画質モード等の設定情
報とを基に、次の符号化開始タイミングに於けるバッフ
ァメモリ3の占有量を予測し、この予測した占有量が閾
値より大きくなる時は、目標フレームレートを切替える
ものであり、この目標フレームレートの切替えにより、
極端に駒落ちのフレーム数が増加することはなくなり、
従って、受信側の再生画像の動きが滑らかとなる利点が
ある。
ァメモリ3の占有量と伝送速度や画質モード等の設定情
報とを基に、次の符号化開始タイミングに於けるバッフ
ァメモリ3の占有量を予測し、この予測した占有量が閾
値より大きくなる時は、目標フレームレートを切替える
ものであり、この目標フレームレートの切替えにより、
極端に駒落ちのフレーム数が増加することはなくなり、
従って、受信側の再生画像の動きが滑らかとなる利点が
ある。
【図1】本発明の実施の形態の画像符号化装置の説明図
である。
である。
【図2】フレームレートの説明図である。
【図3】量子化ステップと発生情報量及び画質モードと
目標フレームレートとの関係説明図である。
目標フレームレートとの関係説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態のフローチャートで
ある。
ある。
【図6】フレームレート設定処理のフローチャートであ
る。
る。
【図7】フレームレート更新処理のフローチャートであ
る。
る。
【図8】次符号化終了時の予想バッファ容量算出のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】バッファ閾値設定処理のフローチャートであ
る。
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態のフローチャート
である。
である。
【図11】画質モードに対応したフレームレートの変更
処理のフローチャートである。
処理のフローチャートである。
【図12】画質モードによるバッファ閾値変更処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態のフローチャート
である。
である。
【図14】遅延制御によるバッファ閾値変更処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図15】本発明の第4の実施の形態のフローチャート
である。
である。
【図16】従来例の画像符号化装置の説明図である。
【図17】従来例の画像符号化処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図18】従来例の駒落し処理の説明図である。
1 フレームメモリ 2 符号化処理部 3 バッファメモリ 4 制御部 5 操作部 11 DCT演算部 12 量子化部 13 可変長符号化部 21 設定情報読取部 22 量子化ステップ設定部 23 目標フレーム設定部 24 占有量監視部
Claims (4)
- 【請求項1】 入力画像信号を符号化処理し、バッファ
メモリを介して送出する画像符号化方法に於いて、 前記バッファメモリの占有量を監視し、該占有量と設定
情報とを基に次の符号化開始タイミングに於ける前記バ
ッファメモリの占有量を予測し、該予測した占有量が閾
値の範囲外の時に、目標フレームレートを切替えて、該
目標フレームレートに従ってフレーム単位の符号化を行
う過程を含むことを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項2】 設定した画質モードが動き重視モードか
画質重視モードかに応じて前記目標フレームレートを切
替える過程を含むことを特徴とする請求項1記載の画像
符号化方法。 - 【請求項3】 ビデオレートを設定し、該ビデオレート
に応じて前記目標フレームレートを決定する過程を含む
ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化方法。 - 【請求項4】 入力画像信号を加えるフレームメモリ
と、符号化処理部と、バッファメモリと、制御部と、操
作部とを有する画像符号化装置に於いて、 前記制御部は、前記操作部による設定情報を読取り、且
つ前記バッファメモリの占有量を監視し、前記設定情報
と前記占有量とを基に、次符号化開始タイミングに於け
る前記バッファメモリの占有量を予測し、該予測した占
有量が閾値を超える時に目標フレームレートを切替える
目標フレームレート設定部を有することを特徴とする画
像符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP147998A JPH11205791A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 画像符号化方法及び画像符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP147998A JPH11205791A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 画像符号化方法及び画像符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205791A true JPH11205791A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11502589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP147998A Withdrawn JPH11205791A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 画像符号化方法及び画像符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11205791A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006270297A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像記録装置 |
US7664367B2 (en) | 2004-02-03 | 2010-02-16 | Panasonic Corporation | Information processing device |
JP2011035682A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Nec Corp | データ符号化/復号方法および装置 |
WO2017081936A1 (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-18 | 株式会社日立産業制御ソリューションズ | 通信システムおよび通信装置 |
-
1998
- 1998-01-07 JP JP147998A patent/JPH11205791A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7664367B2 (en) | 2004-02-03 | 2010-02-16 | Panasonic Corporation | Information processing device |
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