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JPH11204360A - フェライトコアの製造方法 - Google Patents

フェライトコアの製造方法

Info

Publication number
JPH11204360A
JPH11204360A JP10017763A JP1776398A JPH11204360A JP H11204360 A JPH11204360 A JP H11204360A JP 10017763 A JP10017763 A JP 10017763A JP 1776398 A JP1776398 A JP 1776398A JP H11204360 A JPH11204360 A JP H11204360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrite core
core
slurry
ferrite
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10017763A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsuzawa
秀樹 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP10017763A priority Critical patent/JPH11204360A/ja
Publication of JPH11204360A publication Critical patent/JPH11204360A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度および耐熱衝撃性を向上させ、歩
留向上と信頼性の向上が出来るフェライトコアの製造方
法を供する。 【解決手段】 ドラム型コア1の圧粉成形体の表面を、
同じ組成の原料粉末のスラリーでコーティングし、成形
体表面にある欠陥部分にこのスラリーが充填され、消滅
または縮小するため、燒結上がりの圧粉成形体の表面は
平滑になり、機械的外力、および熱衝撃による応力が局
所的に集中せず、機械的強度および耐熱衝撃性が改善さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル等の磁芯に
用いられる焼結型のフェライトコアの製造方法に関し、
更に、詳しくは、機械的強度及び耐熱衝撃性に優れた焼
結型のフェライトコアの製造方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は、半導体の進歩による
部品点数の大幅な減少に伴い、小型化と共に、デジタル
化の推進が著しく、電子機器の高機能化と信頼性が向上
した。
【0003】反面、機器から発生する伝導ノイズや輻射
ノイズ、あるいは雷サージや静電気等が原因となって、
デジタル機器の誤動作や機能障害を誘引するといった問
題を生じさせている。この対策は、極めて重要であり、
多くの場合、フェライトコア等を用いたインダクタンス
が多用されている。
【0004】また、小型の要請は、半導体で置き換え難
いインダクタンス素子でも、強く望まれ、改善が進んで
いる。この要請に従って、トランスやコイル等のインダ
クタンス部品も、小型化が進み、特に、その磁芯に用い
られるフェライトコアの小型化が進んでいる。
【0005】例えば、ノイズ対策には、ドラム型フェラ
イトコアがノイズフィルタとして使用され、電子機器の
電源装置の整流平滑回路等において、リップル電圧に発
生するノイズを除去する目的で使用されている。
【0006】また、一般のコイルとしては、通信線路や
電子回路において、回路に直列に挿入し、特定の周波数
範囲の信号を阻止したり、並列に挿入して回路のインピ
ーダンスを損なうことなく、直流等を重畳する目的で用
いられる。
【0007】トランスは、超薄型E型コアを用いた平面
型トランスや、超小型ポットコアを用いたトランス等が
使用されている。これらのドラム型コア、E型コア、ポ
ット型コアは、小型化されると同時に、使い方も自動巻
線機による巻線、鍔部や外周面に直接、電極の取り付け
る構造等、使い方にも変化があり、使用条件は、フェラ
イトコアに対して厳しいものになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ノイズ対策に
用いられるドラム型コアの場合、巻線は、自動化により
施されているが、この際、コアの巻線が施される部分
が、巻線時のテンションにより割れが生じ、歩留が低下
することが問題となっている。
【0009】このように、ドラム型コア、薄型E型コ
ア、超小型ポットコア等の磁芯を用いたインダクタで
は、巻線後の線の両端は、コアの端面に引き出された
上、その端面に予め設置されたリードピンに巻き付けた
り、仮固定されたりして、これら端面を溶融半田に浸漬
することにより、巻線のリードピンや外部接続用電極へ
の固定を行い、外部接続端子とすることが行われてい
る。
【0010】上記のような半田ディップ法は、半田付け
や外部電極の形成を自動化するのに極めて有効な手段で
ある。しかし、作業の能率化のために、最近では、40
0℃のような高温度の半田浴が用いられるようになって
いる。
【0011】このような使用法では、フェライトが局部
的に急激に熱膨張し、ひび割れを生じるために、不良率
が高くなり、問題となっている。特に、ニッケルを含有
する高周波用焼結型フェライトコア、例えば、Ni−Z
nフェライトコア、Ni−Zn−Cuフェライト等にお
いて、この熱割れが大きな問題となっている。
【0012】本発明の課題は、機械的強度及び耐熱衝撃
性を向上させ、歩留向上と信頼性の向上ができるフェラ
イトコアの製造方法を供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、数々の検討を行った結果、本発明は、焼結型のフ
ェライトコアの製造において、成形工程後の圧粉成形体
の表面を同材質の原料粉末より作製したスラリー(泥
漿)でコーティング(塗布)し、これを焼結することに
より、機械的強度及び耐熱衝撃性に優れた焼結型のフェ
ライトコアが得られることを見い出したものである。
【0014】本発明は、特に、ニッケルを含有する焼結
型のフェライトコアの機械的強度及び耐熱衝撃性を改善
するものであり、このような材料には、一般に、Ni・
M・Fe24(MはZn,Cu等の2価の金属)で表さ
れる酸化物焼結体が含まれる。
【0015】そして、これらのフェライトコアは、高周
波用の磁心等に広い用途を有する。例えば、Ni−Cu
−Zn系の焼結型のフェライトコアは、初透磁率100
以上の特性を有し、実用上、多用されている。
【0016】即ち、本発明は、粉末冶金法で、機械的強
度及び耐熱衝撃性の高い焼結型フェライトコアを粉末冶
金法で製造するフェライトコアの製造方法において、原
料粉末を圧粉成形した後、この圧粉成形体の表面に、同
原料粉末で作製したスラリーをコーティングした後、焼
結するフェライトコアの製造方法である。
【0017】又、本発明は、原料粉末の組成にニッケル
(Ni)を含有するフェライト粉末を用いたフェライト
コアの製造方法である。
【0018】又、本発明は、スラリーが、原料粉末、バ
インダ、及び水または有機溶媒のいずれかより構成され
るフェライトコアの製造方法である。
【0019】又、本発明は、泥漿の濃度が、30%から
80%の範囲のスラリーを用いるフェライトコアの製造
方法である。
【0020】又、本発明は、ドラム型コアを製造するフ
ェライトコアの製造方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0022】圧粉成形体の表面には、成形の際に原料粉
末が金型内へ供給される時の充填の不均一さや、金型表
面についている傷等により、気孔や傷等が無数にある。
このような状態のまま焼結を行うと、焼結体には、これ
らの欠陥部分が残留してしまう。このような欠陥部分
は、機械的外力や熱衝撃性による応力が加わった時、応
力が集中しやすくなり、起点となって割れが発生する。
【0023】また、この欠陥は、大きいものほど、応力
が集中しやすく、起点となりやすいため、大きな欠陥ほ
ど極力消滅させる必要がある。フェライトコアが小型化
されると、小さな欠陥でも、相対的に、この欠陥部分が
問題となりやすい。そのため、小型コアの強度改善で
は、小さな欠陥の解消は、特に、効果が大きい。
【0024】圧粉成形体の表面を、同じ組成の原料粉末
のスラリーでコーティングすると、成形体表面にある欠
陥部分に、このスラリーが充填され、消滅または縮小す
るため、圧粉成形体の表面は平滑になり、機械的外力、
及び熱衝撃による応力が、局所に集中せず、機械的強度
および耐熱衝撃性が著しく改善される。
【0025】コーティングするスラリーは、原料粉末と
有機バインダおよび有機溶媒等により構成されるのが望
ましいが、単に、原料粉末と水を混合させて使用しても
同様の効果が得られる。
【0026】スラリーの濃度は、極端に低いと、欠陥部
分が十分に平滑にならないため、濃度はコーティングで
きる範囲で出来るだけ大きいほうが望ましく、30〜8
0%が適当である。しかし、これに限定されるものでは
ない。フェライトの原料粉末の粒度やその分布により、
スラリーの濃度も選択される。
【0027】また、コーティングする層の厚さは、圧粉
成形体の表面が平滑になる程度の厚さであればよく、最
大でも、焼結後の寸法規格を越えない範囲であればよ
い。
【0028】コーティングの方法は、スプレーによる吹
き付け、その他の塗布や浸漬等のいずれの方法でもかま
わないが、層の厚さに局所的なむらが生じないよう、コ
ーティングされることが良い。特に、本発明の方法は、
小型コアに有効である。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1に示す
ドラム型フェライトコアについて、説明する。
【0030】本実施例では、Ni−Zn−Cu系焼結型
のフェライトを用いる。この系のフェライトは、Fe2
3:47.0〜50.0mol%、NiO:15〜 35
mol%、CuO:10mol%以下(0を含まず)、
ZnO:10〜33mol%より構成される焼結体が多
く実用化されている。ここでは、代表例として、主成分
組成をFe23:47.5mol%、NiO:15mo
l%、CuO:5.5mol%、ZnO:32mol%
とした。
【0031】(実施例1)図1に示す形状のドラム型コ
アの圧粉成形体を、乾式プレスにより圧粉成形して作っ
た。
【0032】また、スラリーの作製は、上記ドラム型コ
アの作製に使用したフェライト原料粉末を用い、粉末1
00重量部に対し、ポリビニルブチラール7重量部、エ
チルセロソルブ60重量部、ブチルフタリルグリコール
酸ブチル1.5重量部を加え、攪拌器にて攪拌して作製
した。
【0033】このスラリーを、前記ドラム型コアの圧粉
成形体の表面にスプレーにて吹き付け、コーティングを
施した。これを乾燥後、1200℃で2時間焼結し、ド
ラム型コアの焼結体を得た。
【0034】このドラム型コアに、自動巻線機を使用
し、線径3mmの銅線を50回巻線した。その結果、1
00個中、割れの発生は皆無であった。また巻線後のコ
アを、表面温度400℃の半田槽にコアの鍔部表面を3
秒間ディップした。この場合も100個試験し、割れの
発生は皆無であった。
【0035】(実施例2)上記の実施例1と同様のドラ
ム型コアの圧粉成形体を作製した。塗布するスラリーと
して原料粉末と純水を攪拌機にて分散させ、50%水溶
液としたものを使用した。
【0036】このスラリーをドラム型コアの圧粉成形体
の表面にスプレーにて吹き付け、コーティングを施し
た。これを乾燥後、1200℃で2時間焼結し、ドラム
型コアの焼結体を得た。
【0037】このドラム型コアに、自動巻線機を使用
し、線径3mmの銅線を50回巻線した。その結果、1
00個中、割れの発生は皆無であった。また、巻線後の
コアを、表面温度400℃の半田槽に、そのコアの鍔部
表面を3秒間ディップした。この場合も100個試験
し、割れの発生は皆無であった。
【0038】(比較例)比較例として、実施例1で作製
したドラム型コアと同じ条件で圧粉成形体を作製し、ス
ラリーのコーティングは行わず、同じ条件で焼結し、ド
ラム型コアを作製した。実施例と同様の条件で巻線を行
った。その結果、100個中、8個の割れが発生した。
また、実施例1と同様の条件で半田槽にディップを行っ
たところ、100個中、53個のコアに割れが発生し
た。
【0039】(実施例3)次に、縦50mm、横15m
m、高さ6mmの長方形の圧粉成形体を作製し、スラリ
ーのコーティング有、無で焼結体を作製した。
【0040】この焼結体を用いて、3点曲げ強度試験を
行った。その結果、コーティングを施した焼結体の曲げ
強度は、試験数30個の平均が310MPaであり、コ
ーティングを施さなかった焼結体の曲げ強度は、試験数
30個の平均が152MPaであった。これより、本発
明による製造方法によると、抗折強度が著しく向上した
ことがわかった。
【0041】以上、実施例は、Ni含有フェライト粉末
を用いた焼結型のフェライトコアについて説明したが、
Mn系やLi系など他の組成のフェライトコアにあって
も同様の効果が得られた。
【0042】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明の製造方法
によると、機械的強度および耐熱衝撃性が著しく改善さ
れ、高温半田作業や、機械的取り扱いに適応出来る優れ
た焼結型のフェライトコアが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例で用いたドラム型フェライ
トコアを示す図で、図1(a)は正面図、図1(b)は
平面図。
【符号の説明】
1 ドラム型コア 2 鍔 3 胴 4 リード引き出し溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的強度及び耐熱衝撃性の高い焼結型
    のフェライトコアを粉末冶金法で製造するフェライトコ
    アの製造方法において、原料粉末を圧粉成形した後、こ
    の圧粉成形体の表面に、同じ原料粉末で作製したスラリ
    ーをコーティングした後、焼結することを特徴とするフ
    ェライトコアの製造方法。
  2. 【請求項2】 原料粉末の組成にニッケル(Ni)を含
    有するフェライト粉末を用いたことを特徴とする請求項
    1記載のフェライトコアの製造方法。
  3. 【請求項3】 スラリーが、原料粉末、バインダ、及び
    水または有機溶媒のいずれかより構成されることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のフェライトコア
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 スラリーの濃度が30%から80%の範
    囲であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載のフェライトコアの製造方法。
  5. 【請求項5】 ドラム型コアを製造することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のフェライ
    トコアの製造方法。
JP10017763A 1998-01-14 1998-01-14 フェライトコアの製造方法 Withdrawn JPH11204360A (ja)

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JP (1) JPH11204360A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344683A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Neomax Co Ltd ドラムコア及びインダクタ
JP2008251632A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tdk Corp ノイズ吸収装置
JP2015164173A (ja) * 2014-01-29 2015-09-10 アルプス・グリーンデバイス株式会社 電子部品および電子機器

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