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JPH11203332A - 経路圧縮方式 - Google Patents

経路圧縮方式

Info

Publication number
JPH11203332A
JPH11203332A JP10021386A JP2138698A JPH11203332A JP H11203332 A JPH11203332 A JP H11203332A JP 10021386 A JP10021386 A JP 10021386A JP 2138698 A JP2138698 A JP 2138698A JP H11203332 A JPH11203332 A JP H11203332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
node
arc
compression means
graph information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10021386A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Hasegawa
拓己 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10021386A priority Critical patent/JPH11203332A/ja
Priority to US09/234,110 priority patent/US6275238B1/en
Publication of JPH11203332A publication Critical patent/JPH11203332A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/001Model-based coding, e.g. wire frame

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフ情報格納手段にどのようなグラフ情報
が格納されていても、グラフ情報の十分な経路圧縮を行
うことができるようにする。 【解決手段】 グラフ情報格納手段1は、グラフ情報を
格納する。直線型経路圧縮手段2はグラフ情報中の直線
型経路を圧縮し、流入型経路圧縮手段3はグラフ情報中
の流入型経路を圧縮し、分岐型経路圧縮手段4はグラフ
情報中の分岐型経路を圧縮し、多経路型経路圧縮手段5
はグラフ情報中の多経路型経路を圧縮し、クロス型経路
圧縮手段6はグラフ情報中のクロス型経路を圧縮する。
圧縮制御手段7は、グラフ情報格納手段1に格納されて
いるグラフ情報に、直線型経路圧縮手段2,流入型経路
圧縮手段3,分岐型経路圧縮手段4,多経路型経路圧縮
手段5およびクロス型経路圧縮手段6を総当たり的に適
用して経路を圧縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は経路圧縮方式に関し、特に論理回
路のようなグラフ構造を持ったデータ(以下、グラフ情
報という)に含まれる経路を圧縮する経路圧縮方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の経路圧縮方式は、パス探索の際に
途中経路に探索の途中結果を保持する必要があり、これ
を計算機上で行った場合、メモリ容量を多く必要とする
ものであった。先行技術文献としては、「大規模回路向
けタイミング解析システムHEART(1)高速化の手
法」(情報処理学会第5回全国大会7F−6)(以下、
先行技術文献1という)がある。
【0003】また、パス探索の際に途中経路に探索の途
中結果を保持しない経路圧縮方式も存在するが、この場
合、処理時間が多くなるものであった。先行技術文献と
しては、「遅延時間解析システム−NELTAS2−」
(情報処理学会、設計自動化研究会資料、設計自動化1
4−3、1982)(以下、先行技術文献2という)が
ある。
【0004】さらに、メモリ容量を削減する目的でデー
タの圧縮をする経路圧縮方式が存在するが、従来のこの
種の経路圧縮方式は、圧縮が十分ではないものであっ
た。先行技術文献としては、特開昭62−202268
号公報(以下、先行技術文献3という)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の経路圧
縮方式では、先行技術文献1に開示された技術の場合、
パス探索の際に途中経路に探索の途中結果を保持する必
要があり、これを計算機上で行った場合、メモリ容量を
多く必要とするという問題点があった。
【0006】また、先行技術文献2に開示され技術の場
合、処理時間が多くなるという問題点があった。
【0007】さらに、先行技術文献3に開示された技術
の場合、メモリ容量を削減する目的でデータを圧縮して
も、圧縮が十分ではないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、グラフ情報格納手段にど
のようなグラフ情報が格納されていても、グラフ情報の
十分な経路圧縮を行うことができる経路圧縮方式を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の経路圧縮方式
は、グラフ情報を格納するグラフ情報格納手段(図1の
1)と、グラフ情報中の直線型経路を圧縮する直線型経
路圧縮手段(図1の2)と、グラフ情報中の流入型経路
を圧縮する流入型経路圧縮手段(図1の3)と、グラフ
情報中の分岐型経路を圧縮する分岐型経路圧縮手段(図
1の4)と、グラフ情報中の多経路型経路を圧縮する多
経路型経路圧縮手段(図1の5)と、グラフ情報中のク
ロス型経路を圧縮するクロス型経路圧縮手段(図1の
6)と、前記グラフ情報格納手段に格納されているグラ
フ情報に、前記直線型経路圧縮手段,前記流入型経路圧
縮手段,前記分岐型経路圧縮手段,前記多経路型経路圧
縮手段および前記クロス型経路圧縮手段を総当たり的に
適用して経路を圧縮する圧縮制御手段(図1の7)とを
有することを特徴とする。
【0010】また、本発明の経路圧縮方式は、グラフ情
報を格納するグラフ情報格納手段(図1の1)と、グラ
フ情報中の直線型経路を圧縮する直線型経路圧縮手段
(図1の2)と、グラフ情報中の流入型経路を圧縮する
流入型経路圧縮手段(図1の3)と、グラフ情報中の分
岐型経路を圧縮する分岐型経路圧縮手段(図1の4)
と、グラフ情報中の多経路型経路を圧縮する多経路型経
路圧縮手段(図1の5)と、グラフ情報中のクロス型経
路を圧縮するクロス型経路圧縮手段(図1の6)と、前
記グラフ情報格納手段に格納されているグラフ情報に基
づいて、直線型経路,流入型経路,分岐型経路,多経路
型経路およびクロス型経路を判別して、前記直線型経路
圧縮手段,前記流入型経路圧縮手段,前記分岐型経路圧
縮手段,前記多経路型経路圧縮手段および前記クロス型
経路圧縮手段を選択的に適用して経路を圧縮する圧縮制
御手段(図1の7)とを有することを特徴とする。
【0011】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、グラフ情報を格納するグラフ情報格納手段(図1の
1),グラフ情報中の直線型経路を圧縮する直線型経路
圧縮手段(図1の2),グラフ情報中の流入型経路を圧
縮する流入型経路圧縮手段(図1の3),グラフ情報中
の分岐型経路を圧縮する分岐型経路圧縮手段(図1の
4),グラフ情報中の多経路型経路を圧縮する多経路型
経路圧縮手段(図1の5),グラフ情報中のクロス型経
路を圧縮するクロス型経路圧縮手段(図1の6),なら
びに前記グラフ情報格納手段に格納されているグラフ情
報に、前記直線型経路圧縮手段,前記流入型経路圧縮手
段,前記分岐型経路圧縮手段,前記多経路型経路圧縮手
段および前記クロス型経路圧縮手段を総当たり的に適用
して経路を圧縮する圧縮制御手段(図1の7)として機
能させるためのプログラムを記録する。
【0012】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、グラフ情報を格納するグラフ情報格納手段(図1の
1),グラフ情報中の直線型経路を圧縮する直線型経路
圧縮手段(図1の2),グラフ情報中の流入型経路を圧
縮する流入型経路圧縮手段(図1の3),グラフ情報中
の分岐型経路を圧縮する分岐型経路圧縮手段(図1の
4),グラフ情報中の多経路型経路を圧縮する多経路型
経路圧縮手段(図1の5),グラフ情報中のクロス型経
路を圧縮するクロス型経路圧縮手段(図1の6),なら
びに前記グラフ情報格納手段に格納されているグラフ情
報に基づいて、直線型経路,流入型経路,分岐型経路,
多経路型経路およびクロス型経路を判別して、前記直線
型経路圧縮手段,前記流入型経路圧縮手段,前記分岐型
経路圧縮手段,前記多経路型経路圧縮手段および前記ク
ロス型経路圧縮手段を選択的に適用して経路を圧縮する
圧縮制御手段(図1の7)として機能させるためのプロ
グラムを記録する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
経路圧縮方式の構成を示すブロック図である。本実施の
形態に係る経路圧縮方式は、ノードおよびアークからな
るグラフ情報を格納するグラフ情報格納手段1と、直線
型経路を圧縮する直線型経路圧縮手段2と、流入型経路
を圧縮する流入型経路圧縮手段3と、分岐型経路を圧縮
する分岐型経路圧縮手段4と、多経路型経路を圧縮する
多経路型経路圧縮手段5と、クロス型経路を圧縮するク
ロス型経路圧縮手段6と、直線型経路圧縮手段2,流入
型経路圧縮手段3,分岐型経路圧縮手段4,多経路型経
路圧縮手段5およびクロス型経路圧縮手段6の適用を制
御する圧縮制御手段7とから構成されている。
【0015】グラフ情報格納手段1は、探索の対象とな
る有向グラフ情報を格納する。例えば、図14に示すよ
うな論理回路の場合、図15に示すようなノードおよび
アークからなるグラフが得られる。このようなグラフの
グラフ情報は、例えば、図16に示すように、ノードテ
ーブルおよびアークテーブルに格納される。ノードテー
ブルの各エントリは、番号,入力方向アーク,出力方向
アーク,付加遅延時間およびピン名の各フィールドから
なる。また、アークテーブルの各エントリは、番号,入
力方向ノード,出力方向ノード,同じ入力ノードのアー
ク,同じ出力ノードのアーク,遅延時間,素子の遅延時
間,素子名および配線名の各フィールドからなる。ただ
し、図16に例示したグラフ情報は、直線型経路圧縮手
段2,流入型経路圧縮手段3,分岐型経路圧縮手段4,
多経路型経路圧縮手段5およびクロス型経路圧縮手段6
の5つの経路圧縮手段の全てが適用されるものではな
い。
【0016】図2および図3を参照すると、圧縮制御手
段7の処理は、全経路圧縮手段圧縮効果有無判定ステッ
プS101と、1つ目ノード着目ステップS102と、
全ノード処理完了判定ステップS103と、直線型経路
圧縮手段呼出しステップS104と、次ノード着目ステ
ップS105と、1つ目ノード着目ステップS106
と、全ノード処理完了判定ステップS107と、流入型
経路圧縮手段呼出しステップS108と、次ノード着目
ステップS109と、1つ目ノード着目ステップS11
0と、全ノード処理完了判定ステップS111と、分岐
型経路圧縮手段呼出しステップS112と、次ノード着
目ステップS113と、1つ目ノード着目ステップS1
14と、全ノード処理完了判定ステップS115と、多
経路型経路圧縮手段呼出しステップS116と、次ノー
ド着目ステップS117と、1つ目ノード着目ステップ
S118と、全ノード処理完了判定ステップS119
と、クロス型経路圧縮手段呼出しステップS120と、
次ノード着目ステップS121とからなる。
【0017】図4を参照すると、直線型経路圧縮手段2
の処理は、入力方向アーク1本かつ出力方向アーク1本
判定ステップS201と、入力方向アーク遅延時間計算
ステップS202と、入力方向アーク素子遅延時間設定
ステップS203と、入力方向ノード接続変更ステップ
S204と、ノードおよびアーク削除ステップS205
とからなる。
【0018】図5を参照すると、流入型経路圧縮手段3
の処理は、入力方向アーク2本以上かつ出力方向アーク
1本判定ステップS301と、各入力方向アーク遅延時
間計算ステップS302と、各入力方向アーク素子遅延
時間設定ステップS303と、各入力方向ノード接続変
更ステップS304と、ノードおよびアーク削除ステッ
プS305とからなる。
【0019】図6を参照すると、分岐型経路圧縮手段4
の処理は、入力方向アーク1本かつ出力方向アーク2本
以上判定ステップS401と、各出力方向アーク遅延時
間計算ステップS402と、出力方向ノード接続変更ス
テップS403と、ノード削除ステップS404とから
なる。
【0020】図7を参照すると、多経路型経路圧縮手段
5の処理は、入力側ノードと出力側ノードとの組合せ同
一存在判定ステップS501と、アーク削除ステップS
502とからなる。
【0021】図8を参照すると、クロス型経路圧縮手段
6の処理は、入力方向アーク2本以上かつ出力方向アー
ク2本以上判定ステップS601と、入力方向および出
力方向アーク組合せ着目ステップS602と、全アーク
組合せ処理完了判定ステップS603と、ノード接続ア
ーク作成ステップS604と、新アーク遅延時間計算ス
テップS605と、新アーク素子遅延時間設定ステップ
S606と、別入力方向および出力方向アーク組合せ着
目ステップS607と、アークおよびノード削除ステッ
プS608とからなる。
【0022】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る経路圧縮方式の動作について説明する。
【0023】圧縮制御手段7は、グラフ情報格納手段1
に格納されているグラフ情報に基づいて次に適用すべき
経路圧縮手段を決定し、それを用いてグラフ情報の経路
を圧縮する。
【0024】詳しくは、圧縮制御手段7は、グラフ情報
中の着目したノードについて、直線型経路圧縮手段2,
流入型経路圧縮手段3,分岐型経路圧縮手段4,多経路
型経路圧縮手段5およびクロス型経路圧縮手段6の5つ
の経路圧縮手段のどれを適用しても圧縮効果がないかど
うかを判定し(ステップS101)、圧縮効果があれ
ば、1つ目のノードに着目して(ステップS102)、
全てのノードを処理したかどうかを判定し(ステップS
103)、全てのノードを処理していなければ、直線型
経路圧縮手段2を呼び出す(ステップS104)。
【0025】直線型経路圧縮手段2は、着目しているノ
ードの入力方向のアークが1本であり、かつ出力方向の
アークが1本であるかどうかを判定し(ステップS20
1)、そうでなければ直線型経路ではないので、直ちに
処理を終了する。ステップS201でそうであれば、直
線型経路であるので、直線型経路圧縮手段2は、入力方
向のアークの遅延時間と、着目しているノードの付加遅
延時間と、出力方向のアークの遅延時間と、入力方向の
アークの素子の遅延時間とを加算して、入力方向のアー
クの遅延時間とする(ステップS202)。次に、直線
型経路圧縮手段2は、出力方向のアークの素子の遅延時
間を入力方向のアークの素子の遅延時間に設定し(ステ
ップS203)、入力方向のノードの出力側の接続を、
着目しているノードから出力方向のアークの出力側ノー
ドに変更し(ステップS204)、着目しているノード
と出力方向のアークとを削除して(ステップS20
5)、処理を終了する。この結果、図9に示されるよう
な経路の圧縮が行われる。
【0026】図9は、直線型経路圧縮手段2による経路
の圧縮を説明する図である。ノード22は、削除され
る。ノード21はノード24に、ノード23はノード2
5になる。ノード21からノード22へのアークの重み
とノード22からノード23へのアークの重みとは加算
されて、ノード24からノード26へのアークの重みと
なる。
【0027】直線型経路圧縮手段2から制御が戻ると、
圧縮制御手段7は、次のノードに着目し(ステップS1
05)、ステップS103に制御を戻してステップS1
03〜S105を繰り返す。
【0028】ステップS103で全てのノードを処理し
たと判定されると、圧縮制御手段7は、1つ目のノード
に着目して(ステップS106)、全てのノードを処理
したかどうかを判定し(ステップS107)、全てのノ
ードを処理していなければ、流入型経路圧縮手段3を呼
び出す(ステップS108)。
【0029】流入型経路圧縮手段3は、着目しているノ
ードの入力方向のアークが2本以上であり、かつ出力方
向のアークが1本であるかどうかを判定し(ステップS
301)、そうでなければ流入型経路ではないので、直
ちに処理を終了する。ステップS301でそうであれ
ば、流入型経路であるので、流入型経路圧縮手段3は、
それぞれの入力方向のアークの遅延時間と、着目してい
るノードの付加遅延時間と、出力方向のアークの遅延時
間と、着目している入力方向のアークの素子の遅延時間
とを加算して、それぞれの入力方向のアークの遅延時間
とする(ステップS302)。次に、流入型経路圧縮手
段3は、出力方向のアークの素子の遅延時間をそれぞれ
の入力方向のアークの素子の遅延時間に設定し(ステッ
プS303)、それぞれの入力方向のノードの出力側の
接続を、着目しているノードから出力方向のアークの出
力側ノードに変更し(ステップS304)、着目してい
るノードと出力方向のアークとを削除して(ステップS
305)、処理を終了する。この結果、図10に示され
るような経路の圧縮が行われる。
【0030】図10は、流入型経路圧縮手段3による経
路の圧縮を説明する図である。ノード33は削除され
る。ノード31はノード35に、ノード32はノード3
6に、ノード34はノード37になる。ノード31から
ノード33へのアークの重みとノード33からノード3
4へのアークの重みとは加算されて、ノード35からノ
ード37へのアークの重みとなる。ノード32からノー
ド33へのアークの重みとノード33からノード34へ
のアークの重みとは加算されて、ノード36からノード
37へのアークの重みとなる。ノード31とノード32
との間にあるノードについても同様である。
【0031】流入型経路圧縮手段3から制御が戻ると、
圧縮制御手段7は、次のノードに着目し(ステップS1
09)、ステップS107に制御を戻してステップS1
07〜S109を繰り返す。
【0032】ステップS107で全てのノードを処理し
たと判定されると、圧縮制御手段7は、1つ目のノード
に着目して(ステップS110)、全てのノードを処理
したかどうかを判定し(ステップS111)、全てのノ
ードを処理していなければ、分岐型経路圧縮手段4を呼
び出す(ステップS112)。
【0033】分岐型経路圧縮手段4は、着目しているノ
ードの入力方向のアークが1本であり、かつ出力方向の
アークが2本以上であるかどうかを判定し(ステップS
401)、そうでなければ分岐型経路ではないので、直
ちに処理を終了する。ステップS401でそうであれ
ば、分岐型経路であるので、分岐型経路圧縮手段4は、
それぞれの出力方向のアークの遅延時間と、着目してい
るノードの付加遅延時間と、入力方向のアークの遅延時
間と、入力方向のアークの素子の遅延時間とを加算し
て、それぞれの出力方向のアークの遅延時間とする(ス
テップS402)。次に、分岐型経路圧縮手段4は、出
力方向のノードの入力側の接続を、着目しているノード
から入力方向のアークの入力側ノードに変更し(ステッ
プS403)、着目しているノードと入力方向のノード
とを削除して(ステップS404)、処理を終了する。
この結果、図11に示されるような経路の圧縮が行われ
る。
【0034】図11は、分岐型経路圧縮手段4による経
路の圧縮を説明する図である。ノード42は削除され
る。ノード41はノード45に、ノード43はノード4
6に、ノード44はノード47になる。ノード41から
ノード42へのアークの重みとノード42からノード4
3へのアークの重みは加算されて、ノード45からノー
ド46へのアークの重みとなる。ノード41からノード
42へのアークの重みとノード42からノード44への
アークの重みは加算されて、ノード45からノード47
へのアークの重みとなる。ノー43とノード44との間
にあるノードについても同様である。
【0035】分岐型経路圧縮手段4から制御が戻ると、
圧縮制御手段7は、次のノードに着目し(ステップS1
13)、ステップS111に制御を戻してステップS1
11〜S113を繰り返す。
【0036】ステップS111で全てのノードを処理し
たと判定されると、圧縮制御手段7は、1つ目のノード
に着目して(ステップS114)、全てのノードを処理
したかどうかを判定し(ステップS115)、全てのノ
ードを処理していなければ、多経路型経路圧縮手段5を
呼び出す(ステップS116)。
【0037】多経路型経路圧縮手段5は、着目している
ノードの入力方向の全てのアークについて、入力側ノー
ドと出力側ノードとの組合せが同一のものがあるかどう
かを判定し(ステップS501)、なければ多経路型経
路ではないので、直ちに処理を終了する。ステップS5
01であれば、多経路型経路であるので、多経路型経路
圧縮手段5は、対象となるアークの中で、遅延時間と素
子の遅延時間との和が最大のアークを除いた他のアーク
を全て削除して(ステップS502)、処理を終了す
る。この結果、図12に示されるような経路の圧縮が行
われる。
【0038】図12は、多経路型経路圧縮手段5による
経路の圧縮を説明する図である。ノード51はノード5
3に、ノード52はノード54になる。ノード51〜ノ
ード52へのアークの全ての重みの中で最大の重みが、
ノード53からノード54へのアークの重みとなる。
【0039】多経路型経路圧縮手段5から制御が戻る
と、圧縮制御手段7は、次のノードに着目し(ステップ
S117)、ステップS115に制御を戻してステップ
S115〜S117を繰り返す。
【0040】ステップS115で全てのノードを処理し
たと判定されると、圧縮制御手段7は、1つ目のノード
に着目して(ステップS118)、全てのノードを処理
したかどうかを判定し(ステップS119)、全てのノ
ードを処理していなければ、クロス型経路圧縮手段6を
呼び出す(ステップS120)。
【0041】クロス型経路圧縮手段6は、着目している
ノードの入力方向のアークが2本以上であり、かつ出力
方向のアークが2本以上であるかどうかを判定し(ステ
ップS601)、そうでなければクロス型経路ではない
ので、直ちに処理を終了する。ステップS601でそう
であれば、クロス型経路であるので、クロス型経路圧縮
手段6は、入力方向および出力方向のアークの組合せの
1つに着目し(ステップS602)、全てのアークの組
合せを処理したかどうかを判定する(ステップS60
3)。全てのアークの組合せを処理していなければ、ク
ロス型経路圧縮手段6は、入力方向のアークの入力方向
のノードと出力方向のアークの出力方向のノードとを接
続するアークを作成し(ステップS604)、出力方向
のアークの遅延時間と、着目しているノードの付加遅延
時間と、入力方向のアークの遅延時間と、入力方向のア
ークの素子の遅延時間とを加算して、新たなアークの遅
延時間とする(ステップS605)。次に、クロス型経
路圧縮手段6は、出力方向のアークの素子の遅延時間を
新たなアークの素子の遅延時間に設定し(ステップS6
06)、別の入力方向および出力方向のアークの組合せ
に着目し(ステップS607)、ステップS603に制
御を戻し、ステップS603〜S607を繰り返す。ス
テップS603で全てのアークの組合せを処理したと判
定されると、クロス型経路圧縮手段6は、処理済みのア
ークと着目しているノードとを削除して(ステップS6
08)、処理を終了する。この結果、図13に示される
ような経路の圧縮が行われる。
【0042】図13は、クロス型経路圧縮手段6による
経路の圧縮を説明する図である。ノード64は削除され
る。ノード61はノード68に、ノード62はノード6
9に、ノード63はノード70に、ノード65はノード
71に、ノード66はノード72に、ノード67はノー
ド73になる。ノード61からノード64へのアークの
重みとノード64からノード65へのアークの重みとは
加算されて、ノード68からノード71へのアークの重
みとなる。ノード61からノード64へのアークの重み
とノード64からノード66へのアークの重みとは加算
されて、ノード68からノード72へのアークの重みと
なる。以下同様になり、ノード63からノード64への
アークの重みとノード64から67へのアークの重みと
は加算されて、ノード70からノード73へのアークの
重みとなる。
【0043】クロス型経路圧縮手段6から制御が戻る
と、圧縮制御手段7は、次のノードに着目し(ステップ
S121)、ステップS119に制御を戻してステップ
S119〜S121を繰り返す。
【0044】ステップS119で全てのノードを処理し
たと判定されると、圧縮制御手段7は、ステップS10
1に制御を戻し、ステップS101〜S121を繰り返
す。そして、ステップS101で直線型経路圧縮手段
2,流入型経路圧縮手段3,分岐型経路圧縮手段4,多
経路型経路圧縮手段5およびクロス型経路圧縮手段6の
5つの経路圧縮手段のどれを適用しても圧縮効果がない
と判定されると、圧縮制御手段7は、処理を終了する。
【0045】このように、グラフ情報格納手段1にどの
ようなグラフ情報が格納されていようとも、圧縮制御手
段7の制御の元に、直線型経路圧縮手段2,流入型経路
圧縮手段3,分岐型経路圧縮手段4,多経路型経路圧縮
手段5およびクロス型経路圧縮手段6を総当たり的に適
用することにより、グラフ情報格納手段1に格納された
グラフ情報は、図9〜図13の圧縮後の形のように、始
点および終点のみのノードとその間を結ぶアークのみか
ら構成されるグラフのグラフ情報になる。
【0046】このことは、次のような背理法により証明
される。
【0047】仮に、本発明の経路圧縮方式を適用した後
も、グラフ情報格納手段1に格納されるグラフ情報に、
始点および終点以外のノードやその間を結ぶアークが残
るとする。この場合、始点および終点以外のノードの1
つはいずれかの始点との間のアークを持つ。始点および
終点以外のノードで、始点とのアークを持つノードを
n、ノードnとのアークを持つノードの1つをaとす
る。この場合、下記のように分類される。
【0048】(1) ノードaからノードnへのアーク
が1本の場合
【0049】(1−1) ノードnから、ノードaと反
対方向に出るアークの数が1本、ノードaと同方向に出
るアークが1本の場合
【0050】直線型経路圧縮手段2により圧縮されるは
ずであり、本発明の経路圧縮方式を適用した後のグラフ
情報ではない。
【0051】(1−2) ノードnから、ノードaと反
対方向に出るアークの数が2本以上、ノードaと同方向
に出るアークが1本の場合
【0052】分岐型経路圧縮手段4により圧縮されるは
ずであり、本発明の経路圧縮方式を適用した後のグラフ
情報ではない。
【0053】(1−3) ノードnから、ノードaと反
対方向に出るアークの数が1本、ノードaと同方向に出
るアークが2本以上の場合
【0054】流入型経路圧縮手段3により圧縮されるは
ずであり、本発明の経路圧縮方式を適用した後のグラフ
情報ではない。
【0055】(1−4) ノードnから、ノードaと反
対方向に出るアークの数が2本以上、ノードaと同方向
に出るアークが2本以上の場合
【0056】クロス型経路圧縮手段6により圧縮される
はずであり、本発明の経路圧縮方式を適用した後のグラ
フ情報ではない。
【0057】(2) ノードaからノードnへのアーク
が2本以上の場合
【0058】多経路型経略圧縮手段6により圧縮される
はずであり、本発明の経路圧縮方式を適用した後のグラ
フ情報ではない。
【0059】なお、上記第1の実施の形態では、直線型
経路圧縮手段2,流入型経路圧縮手段3,分岐型経路圧
縮手段4,多経路型経路圧縮手段5およびクロス型経路
圧縮手段6内でそれぞれ直線型経路,流入型経路,分岐
型経路,多経路型経路およびクロス型経路であるかどう
かを判別するようにして、圧縮制御手段7は各経路圧縮
手段を総当たり的に適用するようにしたが、圧縮制御手
段7が、直線型経路,流入型経路,分岐型経路,多経路
型経路およびクロス型経路であるかどうかを判別するよ
うにして、直線型経路圧縮手段2,流入型経路圧縮手段
3,分岐型経路圧縮手段4,多経路型経路圧縮手段5お
よびクロス型経路圧縮手段6を選択的に適用するように
してもよい。
【0060】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0061】図17を参照すると、本発明の第2の実施
の形態に係る経路圧縮方式は、データ処理装置11と、
キーボード,マウス等でなる入力装置12と、メモリ,
磁気ディスク装置等でなる記憶装置13と、ディスプレ
イ等でなる出力装置14と、経路圧縮プログラムを記録
した記録媒体15とから、その主要部が構成されてい
る。記録媒体15は、磁気ディスク,半導体メモリ,そ
の他の記録媒体であってもよい。
【0062】経路圧縮プログラムは、記録媒体15から
データ処理装置11に読み込まれ、グラフ情報格納手段
1,直線型経路圧縮手段2,流入型経路圧縮手段3,分
岐型経路圧縮手段4,多経路型経路圧縮手段5,クロス
型経路圧縮手段6および圧縮制御手段7としてデータ処
理装置11(記憶装置13を含む)の動作を制御する。
経路圧縮プログラムの制御によるデータ処理装置11
(記憶装置13を含む)の動作は、図1ないし図16に
示した第1の実施の形態に係る経路圧縮方式の場合と全
く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0063】
【発明の効果】本発明の効果は、グラフ情報格納手段に
どのようなグラフ情報が格納されていようとも、グラフ
情報の十分な経路圧縮を行うことができることである。
その理由は、圧縮制御手段の制御の元に、直線型経路圧
縮手段,流入型経路圧縮手段,分岐型経路圧縮手段,多
経路型経路圧縮手段およびクロス型経路圧縮手段を総当
たり的に、あるいは選択的に適用することにより、グラ
フ情報格納手段に格納されたグラフ情報が始点および終
点のみのノードとその間を結ぶアークのみから構成され
るグラフ情報になるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る経路圧縮方式
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の圧縮制御手段の処理の前半部を示す流
れ図である。
【図3】図1中の圧縮制御手段の処理の後半部を示す流
れ図である。
【図4】図1中の直線型経路圧縮手段の処理を示す流れ
図である。
【図5】図1中の流入型経路圧縮手段の処理を示す流れ
図である。
【図6】図1中の分岐型経路圧縮手段の処理を示す流れ
図である。
【図7】図1中の多経路型経路圧縮手段の処理を示す流
れ図である。
【図8】図1中のクロス型経路圧縮手段の処理を示す流
れ図である。
【図9】図1中の直線型経路圧縮手段による経路の圧縮
を説明する図である。
【図10】図1中の流入型経路圧縮手段による経路の圧
縮を説明する図である。
【図11】図1中の分岐型経路圧縮手段による経路の圧
縮を説明する図である。
【図12】図1中の多経路型経路圧縮手段による経路の
圧縮を説明する図である。
【図13】図1中のクロス型経路圧縮手段による経路の
圧縮を説明する図である。
【図14】図1中のグラフ情報格納手段に格納されるグ
ラフ情報の元となる論理回路の一例を示す図である。
【図15】図14の論理回路から生成されるグラフを例
示する図である。
【図16】図15のグラフのグラフ情報を格納するノー
ドテーブルおよびアークテーブルを例示する図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係る経路圧縮方
式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 グラフ情報格納手段 2 直線型経路圧縮手段 3 流入型経路圧縮手段 4 分岐型経路圧縮手段 5 多経路型経路圧縮手段 6 クロス型経路圧縮手段 7 圧縮制御手段 11 データ処理装置 12 入力装置 13 記憶装置 14 出力装置 15 記録媒体 S101 全経路圧縮手段圧縮効果有無判定ステップ S102 1つ目ノード着目ステップ S103 全ノード処理完了判定ステップ S104 直線型経路圧縮手段呼出しステップ S105 次ノード着目ステップ S106 1つ目ノード着目ステップ S107 全ノード処理完了判定ステップ S108 流入型経路圧縮手段呼出しステップ S109 次ノード着目ステップ S110 1つ目ノード着目ステップ S111 全ノード処理完了判定ステップ S112 分岐型経路圧縮手段呼出しステップ S113 次ノード着目ステップ S114 1つ目ノード着目ステップ S115 全ノード処理完了判定ステップ S116 多経路型経路圧縮手段呼出しステップ S117 次ノード着目ステップ S118 1つ目ノード着目ステップ S119 全ノード処理完了判定ステップ S120 クロス型経路圧縮手段呼出しステップ S121 次ノード着目ステップ S201 入力方向アーク1本かつ出力方向アーク1本
判定ステップ S202 入力方向アーク遅延時間計算ステップ S203 入力方向アーク素子遅延時間設定ステップ S204 入力方向ノード接続変更ステップ S205 ノードおよびアーク削除ステップ S301 入力方向アーク2本以上かつ出力方向アーク
1本判定ステップ S302 各入力方向アーク遅延時間計算ステップ S303 各入力方向アーク素子遅延時間設定ステップ S304 各入力方向ノード接続変更ステップ S305 ノードおよびアーク削除ステップ S401 入力方向アーク1本かつ出力方向アーク2本
以上判定ステップ S402 各出力方向アーク遅延時間計算ステップ S403 出力方向ノード接続変更ステップ S404 ノード削除ステップ S501 入力側ノードと出力側ノードとの組合せ同一
存在判定ステップ S502 アーク削除ステップ S601 入力方向アーク2本以上かつ出力方向アーク
2本以上判定ステップ S602 入力方向および出力方向アーク組合せ着目ス
テップ S603 全アーク組合せ処理完了判定ステップ S604 ノード接続アーク作成ステップ S605 新アーク遅延時間計算ステップ S606 新アーク素子遅延時間設定ステップ S607 別入力方向および出力方向アーク組合せ着目
ステップ S608 アークおよびノード削除ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフ情報を格納するグラフ情報格納手
    段と、 グラフ情報中の直線型経路を圧縮する直線型経路圧縮手
    段と、 グラフ情報中の流入型経路を圧縮する流入型経路圧縮手
    段と、 グラフ情報中の分岐型経路を圧縮する分岐型経路圧縮手
    段と、 グラフ情報中の多経路型経路を圧縮する多経路型経路圧
    縮手段と、 グラフ情報中のクロス型経路を圧縮するクロス型経路圧
    縮手段と、 前記グラフ情報格納手段に格納されているグラフ情報
    に、前記直線型経路圧縮手段,前記流入型経路圧縮手
    段,前記分岐型経路圧縮手段,前記多経路型経路圧縮手
    段および前記クロス型経路圧縮手段を総当たり的に適用
    して経路を圧縮する圧縮制御手段とを有することを特徴
    とする経路圧縮方式。
  2. 【請求項2】 グラフ情報を格納するグラフ情報格納手
    段と、 グラフ情報中の直線型経路を圧縮する直線型経路圧縮手
    段と、 グラフ情報中の流入型経路を圧縮する流入型経路圧縮手
    段と、 グラフ情報中の分岐型経路を圧縮する分岐型経路圧縮手
    段と、 グラフ情報中の多経路型経路を圧縮する多経路型経路圧
    縮手段と、 グラフ情報中のクロス型経路を圧縮するクロス型経路圧
    縮手段と、 前記グラフ情報格納手段に格納されているグラフ情報に
    基づいて、直線型経路,流入型経路,分岐型経路,多経
    路型経路およびクロス型経路を判別して、前記直線型経
    路圧縮手段,前記流入型経路圧縮手段,前記分岐型経路
    圧縮手段,前記多経路型経路圧縮手段および前記クロス
    型経路圧縮手段を選択的に適用して経路を圧縮する圧縮
    制御手段とを有することを特徴とする経路圧縮方式。
  3. 【請求項3】 前記圧縮制御手段が、着目したノードに
    ついて前記直線型経路圧縮手段,前記流入型経路圧縮手
    段,前記分岐型経路圧縮手段,前記多経路型経路圧縮手
    段および前記クロス型経路圧縮手段のどれを適用しても
    圧縮効果がないかどうかを判定するステップと、圧縮効
    果があれば1つ目のノードに着目するステップと、全て
    のノードを処理したかどうかを判定するステップと、全
    てのノードを処理していなければ前記直線型経路圧縮手
    段を呼び出すステップと、前記直線型経路圧縮手段から
    制御が戻ると次のノードに着目するステップと、全ての
    ノードを処理していれば1つ目のノードに着目するステ
    ップと、全てのノードを処理したかどうかを判定するス
    テップと、全てのノードを処理していなければ前記流入
    型経路圧縮手段を呼び出すステップと、前記流入型経路
    圧縮手段から制御が戻ると次のノードに着目するステッ
    プと、全てのノードを処理していれば1つ目のノードに
    着目するステップと、全てのノードを処理したかどうか
    を判定するステップと、全てのノードを処理していなけ
    れば前記分岐型経路圧縮手段を呼び出すステップと、前
    記分岐型経路圧縮手段から制御が戻ると次のノードに着
    目するステップと、全てのノードを処理していれば1つ
    目のノードに着目するステップと、全てのノードを処理
    したかどうかを判定するステップと、全てのノードを処
    理していなければ前記多経路型経路圧縮手段を呼び出す
    ステップと、前記多経路型経路圧縮手段から制御が戻る
    と次のノードに着目するステップと、全てのノードを処
    理していれば1つ目のノードに着目するステップと、全
    てのノードを処理したかどうかを判定するステップと、
    全てのノードを処理していなければ前記クロス型経路圧
    縮手段を呼び出すステップと、前記クロス型経路圧縮手
    段から制御が戻ると次のノードに着目するステップとを
    含む圧縮制御処理を繰り返し行う請求項1記載の経路圧
    縮方式。
  4. 【請求項4】 前記直線型経路圧縮手段が、着目してい
    るノードの入力方向のアークが1本であり、かつ出力方
    向のアークが1本であるかどうかを判定するステップ
    と、入力方向のアークの遅延時間と、着目しているノー
    ドの付加遅延時間と、出力方向のアークの遅延時間と、
    入力方向のアークの素子の遅延時間とを加算して、入力
    方向のアークの遅延時間とするステップと、出力方向の
    アークの素子の遅延時間を入力方向のアークの素子の遅
    延時間とするステップと、入力方向のノードの出力側の
    接続を、着目しているノードから出力方向のアークの出
    力側ノードに変更するステップと、着目しているノード
    と出力方向のアークとを削除するステップとを含む直線
    型経路圧縮処理を行う請求項1または2記載の経路圧縮
    方式。
  5. 【請求項5】 前記流入型経路圧縮手段が、着目してい
    るノードの入力方向のアークが2本以上であり、かつ出
    力方向のアークが1本であるかどうかを判定するステッ
    プと、それぞれの入力方向のアークの遅延時間と、着目
    しているノードの付加遅延時間と、出力方向のアークの
    遅延時間と、着目している入力方向のアークの素子の遅
    延時間とを加算して、それぞれの入力方向のアークの遅
    延時間とするステップと、出力方向のアークの素子の遅
    延時間をそれぞれの入力方向のアークの素子の遅延時間
    とするステップと、それぞれの入力方向のノードの出力
    側の接続を、着目しているノードから出力方向のアーク
    の出力側ノードに変更するステップと、着目しているノ
    ードと出力方向のアークとを削除するステップとを含む
    流入型経路圧縮処理を行う請求項1または2記載の経路
    圧縮方式。
  6. 【請求項6】 前記分岐型経路圧縮手段が、着目してい
    るノードの入力方向のアークが1本であり、かつ出力方
    向のアークが2本以上であるかどうかを判定するステッ
    プと、それぞれの出力方向のアークの遅延時間と、着目
    しているノードの付加遅延時間と、入力方向のアークの
    遅延時間と、入力方向のアークの素子の遅延時間とを加
    算して、それぞれの出力方向のアークの遅延時間とする
    ステップと、出力方向のノードの入力側の接続を、着目
    しているノードから入力方向のアークの入力側ノードに
    変更するステップと、着目しているノードと入力方向の
    ノードとを削除するステップとを含む分岐型経路圧縮処
    理を行う請求項1または2記載の経路圧縮方式。
  7. 【請求項7】 前記多経路型経路圧縮手段が、着目して
    いるノードの入力方向の全てのアークについて、入力側
    ノードと出力側ノードとの組合せが同一のものがあるか
    どうかを判定するステップと、対象となるアークの中
    で、遅延時間と素子の遅延時間との和が最大のアークを
    除いた他のアークを全て削除するステップとを含む多経
    路型経路圧縮処理を行う請求項1または2記載の経路圧
    縮方式。
  8. 【請求項8】 前記クロス型経路圧縮手段が、着目して
    いるノードの入力方向のアークが2本以上であり、かつ
    出力方向のアークが2本であるかどうかを判定するステ
    ップと、入力方向および出力方向のアークの組合せの1
    つに着目するステップと、全てのアークの組合せを処理
    したかどうかを判定するステップと、全てのアークの組
    合せを処理していなければ入力方向のアークの入力方向
    のノードと出力方向のアークの出力方向のノードとを接
    続するアークを作成するステップと、出力方向のアーク
    の遅延時間と、着目しているノードの付加遅延時間と、
    入力方向のアークの遅延時間と、入力方向のアークの素
    子の遅延時間とを加算して、新たなアークの遅延時間と
    するステップと、出力方向のアークの素子の遅延時間を
    新たなアークの素子の遅延時間とするステップと、別の
    入力方向および出力方向のアークの組合せに着目するス
    テップと、処理済みのアークと着目しているノードとを
    削除するステップとを含むクロス型経路圧縮処理を行う
    請求項1または2記載の経路圧縮方式。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、グラフ情報を格納する
    グラフ情報格納手段,グラフ情報中の直線型経路を圧縮
    する直線型経路圧縮手段,グラフ情報中の流入型経路を
    圧縮する流入型経路圧縮手段,グラフ情報中の分岐型経
    路を圧縮する分岐型経路圧縮手段,グラフ情報中の多経
    路型経路を圧縮する多経路型経路圧縮手段,グラフ情報
    中のクロス型経路を圧縮するクロス型経路圧縮手段,な
    らびに前記グラフ情報格納手段に格納されているグラフ
    情報に、前記直線型経路圧縮手段,前記流入型経路圧縮
    手段,前記分岐型経路圧縮手段,前記多経路型経路圧縮
    手段および前記クロス型経路圧縮手段を総当たり的に適
    用して経路を圧縮する圧縮制御手段として機能させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、グラフ情報を格納す
    るグラフ情報格納手段,グラフ情報中の直線型経路を圧
    縮する直線型経路圧縮手段,グラフ情報中の流入型経路
    を圧縮する流入型経路圧縮手段,グラフ情報中の分岐型
    経路を圧縮する分岐型経路圧縮手段,グラフ情報中の多
    経路型経路を圧縮する多経路型経路圧縮手段,グラフ情
    報中のクロス型経路を圧縮するクロス型経路圧縮手段,
    ならびに前記グラフ情報格納手段に格納されているグラ
    フ情報に基づいて、直線型経路,流入型経路,分岐型経
    路,多経路型経路およびクロス型経路を判別して、前記
    直線型経路圧縮手段,前記流入型経路圧縮手段,前記分
    岐型経路圧縮手段,前記多経路型経路圧縮手段および前
    記クロス型経路圧縮手段を選択的に適用して経路を圧縮
    する圧縮制御手段として機能させるためのプログラムを
    記録した記録媒体。
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