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JPH11203207A - 暗号化されたファイルを作成または解読するファイル作成方法、暗号化されたファイルを作成または解読するファイル作成装置、暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムが内蔵されている記憶媒体、暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムによって情報を処理する情報処理装置、および暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムによって情報を処理する情報処理システム - Google Patents

暗号化されたファイルを作成または解読するファイル作成方法、暗号化されたファイルを作成または解読するファイル作成装置、暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムが内蔵されている記憶媒体、暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムによって情報を処理する情報処理装置、および暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムによって情報を処理する情報処理システム

Info

Publication number
JPH11203207A
JPH11203207A JP10017689A JP1768998A JPH11203207A JP H11203207 A JPH11203207 A JP H11203207A JP 10017689 A JP10017689 A JP 10017689A JP 1768998 A JP1768998 A JP 1768998A JP H11203207 A JPH11203207 A JP H11203207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
character
encrypted
character code
decrypting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10017689A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ito
晃 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIISU KK
Original Assignee
NIISU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIISU KK filed Critical NIISU KK
Priority to JP10017689A priority Critical patent/JPH11203207A/ja
Publication of JPH11203207A publication Critical patent/JPH11203207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 重大な機密性を有する程のものではなく、
見て欲しくない、見られたくないという程度の文書を簡
単なソフトウエアによって、暗号化および解読できるよ
うにする。 【解決手段】 予め決められた文字コードに対して任意
の数が加算または減算される。文字コードに任意の数が
加算または減算された数を文字として表示するため、フ
ァイルの意味が不明であり、暗号化されたことになる。
このように暗号化されたファイルは、解読する際に、上
記任意の数を減算または加算することにより元の文字に
なり、内容が理解できることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、記号等から
なる文章、あるいは数値、数式、記号、図形等を含むフ
ァイルを伝送する際、あるいはコンピュータやワードプ
ロセッサ等のような情報処理装置、またはネットワーク
によって接続されている情報処理装置を複数人で使用す
る場合、上記ファイルが特定の者以外に読まれたりある
いは見られないようにするための暗号化されたファイル
を作成または解読するファイル作成方法、暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置、暗号
化されたファイルを作成または解読するためのプログラ
ムが内蔵されている記憶媒体、暗号化されたファイルを
作成または解読するためのプログラムによって情報を処
理する情報処理装置、および暗号化されたファイルを作
成または解読するためのプログラムによって情報を処理
する情報処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来例における文書作成装置を
説明するための概略ブロック構成図である。図13にお
いて、文書作成装置は、文字や記号等を入力するキーボ
ード1311と、アドレスとなる文字コードを発生する
アドレス発生回路1312と、当該アドレス発生回路1
312によって発生したアドレスに当該文字のパターン
情報が格納されている文字記憶装置1313と、上記文
字のパターン情報を一時的に格納するバッファメモリ1
314と、図示されていない出力制御回路と協同して当
該文字を出力する表示装置または印字装置からなる出力
装置1315と、前記バッファメモリ1314に格納さ
れた文書等を格納するファイル記憶装置1316と、図
示されていない文書作成装置の制御装置とから構成され
ている。
【0003】図14は図13に示す文書作成装置の動作
を説明するためのフローチャートである。図13および
図14を参照しつつ従来の文書作成装置を説明する。先
ず、キーボード1311によって、所望の文字が入力さ
れる(ステップ1411)。キーボード1311によっ
て入力された文字のアドレスである文字コードが発生
し、文字コードに該当する文字パターンが文字記憶装置
1313から取り出されて、バッファメモリ1314に
転送される(ステップ1412) 文字は、図示されていない出力制御回路によって、たと
えば、表示装置に表示され、これを見ながら文書が作成
される(ステップ1413)。図示されていない制御回
路は、作成された文書をファイルに記憶するか否かを調
べる(ステップ1414)。制御回路は、ファイルを記
憶するという指示があると判断した場合、ファイルをフ
ァイル記憶装置に記憶する(ステップ1415)。制御
回路は、ファイルを記憶するという指示がないと判断し
た場合、表示装置に表示した状態にするか、または終了
状態にする。
【0004】従来、ネットワークに接続された、あるい
は接続されていない上記文書作成装置のような情報処理
装置は、暗証番号等により、不特定の者がアクセスでき
ないようになっているものが多い。しかし、共用するワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の端末装置
は、特別な処理を行わない限り、特定した複数の者がそ
の記憶装置に記憶されている情報を任意に見たり、ある
いは印字することができる。また、ネットワークによっ
て結ばれている情報処理装置は、記憶装置に記憶されて
いる情報が特定の者以外にアクセスできないような処理
が施されていても、会社内の人間であれば、誰に見られ
ているか判らない。したがって、機密文書は、情報処理
装置における記憶装置に残さないようにする必要があ
る。しかし、ネットワークを介して伝送する必要がある
機密文書は、相手が直ちにフロッピーディスク等に記憶
して保存しないと、他人に読まれる恐れがある。このよ
うな場合を防止するためには、機密文書の暗号化が必要
になって来る。情報処理装置における暗号化は、複雑な
処理を要するプログラムが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パーソナルコンピュー
タの普及により、Eメールを行う年齢が低下すると共
に、一家で一台のパーソナルコンピュータを兼用した
り、あるいは複数台のパーソナルコンピュータが一つの
プロバイダーと契約する場合がある。職場においても、
パーソナルコンピュータによるLAN(ローカル・エリ
ア・ネットワーク)が敷かれている。このような状況化
において、複数の者がデータを共有化している場合があ
る。このような場合、記憶装置におけるデータは、全員
が見られるようにする必要がある。
【0006】しかし、多数の者がデータを共有化する
と、ある特定の者のみに情報を伝達したいが、他の者に
見られたくない文書も出て来る。あるいは特定の者のみ
がデータを共有化したい場合もある。また、インターネ
ットにおいて、特定の契約を行っている者のみに情報を
提供したい場合がある。上記のような場合、文書は、暗
号化することにより、共用化された情報処理装置やネッ
トワークを介している情報処理装置に記憶されていて
も、暗号を解読できない限り不特定の者が読むことがで
きない。しかし、文書の暗号化または解読は、複雑な処
理が必要であり、そのための専用のソフトウエアが必要
になる。
【0007】本発明は、重大な機密性を有する程のもの
ではなく、見て欲しくない、見られたくないという程度
の文書を簡単なソフトウエアによって、暗号化および解
読できる暗号化されたファイルを作成または解読するフ
ァイル作成方法、暗号化されたファイルを作成または解
読するファイル作成装置、暗号化されたファイルを作成
または解読するためのプログラムが内蔵されている記憶
媒体、暗号化されたファイルを作成または解読するため
のプログラムによって情報を処理する情報処理装置、お
よび暗号化されたファイルを作成または解読するための
プログラムによって情報を処理する情報処理システムを
提供することを目的とする。
【0008】本発明は、遊び心によって、文書を送るよ
うな場合、不特定の者がファイルを開くことができて
も、特定のもの以外が文章として理解できないようにし
た暗号化されたファイルを作成または解読するファイル
作成方法、暗号化されたファイルを作成または解読する
ファイル作成装置、暗号化されたファイルを作成または
解読するためのプログラムが内蔵されている記憶媒体、
暗号化されたファイルを作成または解読するためのプロ
グラムによって情報を処理する情報処理装置、および暗
号化されたファイルを作成または解読するためのプログ
ラムによって情報を処理する情報処理システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】(第1発明)第1発明の
暗号化されたファイルを作成または解読するファイル作
成方法は、文字に割り当てられた文字コードとなる数に
任意の数を加算または減算した結果の数に対応する文字
コードの文字として、ファイルまたはファイルの一部を
暗号化または解読することを特徴とする。
【0010】(第2発明)第2発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイルの作成方法は、入力
手段によって文字を入力することによりファイルを作成
し、上記ファイルにおける各文字の文字コードに任意に
選択された数を加算または減算して暗号化された文字か
らなるファイルとし、当該暗号化されたファイルを送信
手段により送信し、ネットワークを介して受信した暗号
化されたファイルの文字コードから上記の数だけ減算ま
たは加算した文字コードに変換し、上記変換された文字
コードを基にした文字からなるファイルを表示または印
字して元のファイルにすることを特徴とする。
【0011】(第3発明)第3発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法は、入力手
段によって文字を入力することによりファイルを作成
し、上記ファイルにおける各文字の文字コードに任意に
選択された数を加算または減算して暗号化された文字か
らなるファイルとし、上記暗号化されたファイルを記憶
手段に記憶して保存し、上記記憶手段に記憶された上記
暗号化されたファイルを表示または印字する場合、上記
の数だけ減算または加算した文字コードに変換し、上記
変換された文字コードを基にした文字からなるファイル
を表示または印字して元ファイルにすることを特徴とす
る。
【0012】(第4発明)第4発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法における任
意に選択された数は、文字コードに加算された場合、文
字コードの桁より少ないことを特徴とする。
【0013】(第5発明)第5発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法において、
上記ファイルにおける各文字の文字コードに任意に選択
された数を加算または減算した結果、得られた数の文字
コードに該当する文字が無い場合、表示または印字は、
予め決められている文字、記号、または図形に変換され
ることを特徴とする。
【0014】(第6発明)第6発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法において、
文字、記号、または図形は、任意に選択できることを特
徴とする。
【0015】(第7発明)第7発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法において、
任意に選択された数は、表示画面に表示または記憶手段
に記憶されないようにすることを特徴とする。
【0016】(第8発明)第8発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法において、
任意に選択された数は、選択によって、表示画面に表示
された後、所定時間後または暗号化されたファイルの処
理後に消滅することを特徴とする。
【0017】(第9発明)第9発明の暗号化されたファ
イルを作成または解読するファイル作成方法において、
任意に選択された数は、数字以外の言葉を入力すること
により変換されることを特徴とする。
【0018】(第10発明)第10発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成方法におい
て、任意に選択された数は、乱数表または暗号表であ
り、各文字が乱数表または暗号表に基づいてそれぞれ暗
号化されると共に、同じ乱数表または暗号表を使用して
同じ順番でファイルを解読することを特徴とする。
【0019】(第11発明)第11発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成方法におい
て、文字コードは、10進法以外で構成されることを特
徴とする。
【0020】(第12発明)第12発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成方法におい
て、ファイルの暗号化は、文章の一部のみを指定する処
理ができることを特徴とする。
【0021】(第13発明)第13発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、少
なくとも、入出力装置と、文字記憶装置と、送受信装置
とから構成された情報処理装置からなり、上記入力装置
111によって入力された文字に対応する文字コードを
発生する文字コード発生装置113と、上記文字コード
に任意に選択された数を加算または減算する加減算装置
114と、上記加減算装置114によって加算または減
算された文字コードを送信する送信装置120と、送信
されてきた文字コードを受信する受信装置122と、当
該受信装置122によって受信された文字コードに上記
数を減算または加算する加減算装置114と、当該加減
算装置114によって加算または減算された文字コード
に基づいて上記文字記憶装置115から文字データを読
み出すと共に、一時的に記憶するバッファメモリ116
とを含むことを特徴とする。
【0022】(第14発明)第14発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、少
なくとも、入出力装置と、文字記憶装置とから構成され
る情報処理装置からなり、上記入力装置111によって
入力された文字に対応する文字コードを発生する文字コ
ード発生装置113と、上記文字コードに任意に選択さ
れた数を加算または減算して、暗号化または解読する加
減算装置114と、上記加減算装置114によって加算
または減算されて、暗号化された文字コードを記憶する
記憶装置121と、上記暗号化または解読された文字コ
ードを文字データに変換して、表示または印字する出力
装置117とを含むことを特徴とする。
【0023】(第15発明)第15発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置におい
て、上記加減算装置114は、文字コードと同じ桁が演
算できることを特徴とする。
【0024】(第16発明)第16発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、上
記ファイルにおける各文字の文字コードに任意に選択さ
れた数を加算または減算した文字コードに該当する文字
が無い場合、予め決められているかまたは予め登録され
ている少なくとも一つの文字、記号、または図形が記憶
されている記憶装置を有することを特徴とする。
【0025】(第17発明)第17発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置におい
て、任意に選択された数は、表示画面に表示または記憶
手段に記憶されないようにすることを特徴とする。
【0026】(第18発明)第18発明の暗合化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、数
字以外の言葉を数字に変換する変換回路を有するること
を特徴とする。
【0027】(第19発明)第19発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、乱
数表または暗号表記憶装置と、各文字が乱数表または暗
号表に基づいてそれぞれ暗号化されると共に、同じ乱数
表または暗号表を使用して同じ順番でファイルを解読す
る制御回路とを有することを特徴とする。
【0028】(第20発明)第20発明の記憶媒体は、
暗号化されたファイルを作成または解読するためのプロ
グラムが内蔵されていることを特徴とする。
【0029】(第21発明)第21発明の情報処理装置
は、暗号化されたファイルを作成または解読するための
プログラムによって情報を処理することを特徴とする。
【0030】(第22発明)第22発明の情報処理シス
テムは、暗号化されたファイルを作成または解読するた
めのプログラムによって情報を処理することを特徴とす
る。
【0031】(第23発明)第23発明の情報処理シス
テムは、不特定の者に開放されたネットワーク上で、特
定の者のみが暗号化されたファイルを作成または解読す
るためのプログラムによって情報を処理することを特徴
とする。
【0032】
【発明の実施の形態】(第1発明)本出願人は、文字コ
ードによって文字が割り当てられていることに着目し
た。文字に割り当てられた文字コードは、JIS区点コ
ードの場合、4桁の数から構成されている。第1発明
は、文字コードの数に任意の4桁、望ましくは3桁の数
を加算または減算し、その結果、得られた数を新たな文
字コードとする。第1発明は、予め決められた文字コー
ドに対して任意の数が加算または減算されているため、
文字として表示されたとしても、ファイルの意味が不明
であり、暗号化されたことになる。このように暗号化さ
れたファイルは、解読する際に、上記任意の数を減算ま
たは加算することにより元の文字になり、内容が理解で
きることになる。第1発明は、たとえば、3桁の数を文
字コードに加算または減算という簡単な方法により、暗
号化されたファイルを作成または解読することができ
る。
【0033】(第2発明)第2発明は、たとえば、Eメ
ールのようにファイルを送信または受信する際に不特定
の者に読まれたくないファイルに対して暗号化または解
読するための処理方法である。第2発明は、先ず、入力
手段によって文字を入力することによりファイルが作成
される。文字が入力手段によって入力されると、文字コ
ードが発生して、ファイルが作成される。上記ファイル
における各文字に対する文字コードは、任意に選択され
た数が加算または減算されて、暗号化された文字からな
るファイルとなる。当該暗号化されたファイルは、送信
手段により送信され、ネットワークを介して受信装置に
よって受信される。受信された暗号化されたファイルの
文字コードは、上記同じ数が減算または加算されると、
元の文字コードに変換される。上記変換された文字コー
ドは、文字記憶装置に格納されている当該文字の文字パ
ターンとして、表示装置または印字装置に出力され、元
のファイルにすることができる。
【0034】(第3発明)第3発明は、一つの情報処理
装置が複数人によって共用される場合のファイルを暗号
化または解読するための方法である。入力手段によって
文字を入力することによりファイルが作成される。文字
が入力手段によって入力されると、文字コードが発生し
て、ファイルが作成される。上記ファイルにおける各文
字に対する文字コードは、任意に選択された数が加算ま
たは減算されて、暗号化された文字からなるファイルと
なる。当該ファイルは、記憶装置に記憶されることによ
り保存される。上記ファイルの解読は、上記任意の数を
減算または加算した文字コードに変換する。上記変換さ
れた文字コードは、文字記憶装置から元の文字パターン
が取り出されることにより、解読される。
【0035】(第4発明)第4発明は、文字コードに加
算または減算する任意に選択された数に係るものであ
る。上記任意に選択された数は、たとえば、JIS区点
コードを使用した場合、4桁を使用しているため、4桁
の数とすることもできる。しかし、4桁の数が多くなる
と、加算の場合、5桁になる。減算の場合は、マイナス
になる恐れがある。したがって、選択される任意の数
は、文字コードの桁より1桁少なくすることが望まし
い。すなわち、JIS区点コードは、9000番台に文
字が割当られていないため、999以下の数であれば、
どの数を選択しても加算の場合可能であるが、減算の場
合、3桁のものができ、該当する文字がなくなる。
【0036】(第5発明)第5発明は、第4発明におい
て、文字コードに対する数字に文字が割当られていない
場合の対策を施すものである。すなわち、第5発明は、
ファイルにおける各文字の文字コードに任意に選択され
た数を加算または減算した結果、得られた数の文字コー
ドに該当する文字が無い場合の解決方法である。選択さ
れた任意の文字に加算または減算された数に該当する文
字が無い場合、表示または印字は、予め決められている
文字、記号、または図形に変換される。暗号化されたフ
ァイルは、任意の数が加算された結果得られた文字であ
るのか、あるいは文字コードに文字が割り当てられてい
ないために、予め決められた文字であるのか、一見した
だけでは不明である。そして、これらの予め決められた
文字は、表示または印字のときだけであり、それぞれの
コードを有しているため、解読の時に元の文字とするこ
とができる。
【0037】(第6発明)第6発明は、暗号化された文
字コードに文字が割り当てられていない場合のものであ
る。第5発明は、文字コードに文字が割り当てられてい
ない場合、予め決められた文字としたが、これらを任意
に選択することによって、文字、記号、あるいは図形と
することができる。表示または印字は、予め決めておけ
ば、何でも良く、文字コードとして数が記憶されていれ
ば、暗号化した時と同じ数を加算または減算することに
より、元の文字に戻すことができる。
【0038】(第7発明)第7発明は、暗号化を行うた
めに選択された任意の数が表示画面に表示または記憶手
段に記憶されないようにする。一つの情報処理装置を複
数人が共用する場合、何らかの形で上記任意の数が記憶
されていると、暗号化の意味がない。
【0039】(第8発明)上記任意に選択できる数は、
特定な数でなく、いつでも変えることができるという利
点がある反面、相手に解読できる数を伝達する前に数を
忘れることができない。そのため、第8発明は、上記任
意に選択された数を表示画面に表示された後、所定時間
後または暗号化されたファイルの処理後に消滅するよう
にする。
【0040】(第9発明)第9発明は、上記任意に選択
された数を忘れると暗号化されたファイルを解読できな
くなるのを防止しようとするものである。第9発明は、
数字以外の言葉を入力すると、自動的に数字に変換され
るようにするため、上記数字以外の言葉等を誰にも判ら
ないような特定な場所に記憶しておくことにより、暗号
を解読するキーであるか否か判らない。
【0041】(第10発明)第10発明は、暗号化をさ
らに高度なものとするものである。暗号化するための任
意に選択された数は、乱数表または暗号表を使用する。
乱数表または暗号表を用いて暗号化を行った場合、ファ
イルの解読にも、同じ乱数表または暗号表を使用して同
じ順番で処理する必要がある。
【0042】(第11発明)第11発明は、文字コード
がJIS区点コードのように10進法を使用する必要が
ない。たとえば、2進法、16進法、あるいはそれ以外
のもので構成してもよい。
【0043】(第12発明)第12発明は、ファイルの
全部あるいは一部を暗号化処理することができるもので
ある。ファイルの一部のみを暗号化することで、不特定
の者は、ファイルの大部分を理解することができても、
重要な部分が理解できないことになり、かえってその部
分が知りたいという情念が湧いてくる。
【0044】(第13発明)第13発明は、少なくと
も、入出力装置と、文字記憶装置と、送受信装置とから
構成された情報処理装置からなるファイル作成装置であ
る。文字コード発生装置は、キーボード等の入力装置に
よって入力された文字に対応する文字コードを発生す
る。加減算装置は、入力によって入力された文字コード
に対して、任意に選択された数を加算または減算する。
上記加減算装置によって加算または減算された文字コー
ドは、送信装置によって送信された後、受信装置によっ
て受信される。受信装置によって受信された文字コード
は、暗号化処理と反対に、上記数を加減算装置によって
減算または加算する。上記加減算装置によって加算また
は減算された(暗号化または解読された)文字コード
は、文字記憶装置から文字データを読み出すと共に、一
時的に記憶するバッファメモリに記憶される。その後、
バッファメモリに記憶された文字データは、出力装置に
出力される。
【0045】(第14発明)第14発明は、暗号化され
たファイルを情報処理装置における記憶装置に記憶する
場合であり、第13発明における送受信装置がないもの
である。
【0046】(第15発明)第15発明における加減算
装置の処理能力は、文字コードと同じ桁が演算できるこ
とを特徴としている。実際の処理能力は、一桁少なくて
もよい。
【0047】(第16発明)第16発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、暗
号化処理を行った結果、得られた数に該当する文字が割
り当てられていない場合に対処するものである。該当す
る文字がない場合、記憶装置には、予め決められている
かまたは予め登録されている少なくとも一つの文字、記
号、または図形が記憶されている。そして、上記のよう
な場合、上記記憶装置に記憶されている文字、記号、ま
たは図形を一時割り当てておく。
【0048】(第17発明)第17発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、任
意に選択された数が表示または記憶手段に記憶されない
ようにするものである。このようにして、暗号化された
ファイルが簡単に解読されるのを防止する。
【0049】(第18発明)第18発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、暗
号化処理を行うための数字の代わりに言葉等を入力する
ことによって行われる。上記予め決められた言葉等は、
変換回路によって、数に変換される。言葉等が暗号化ま
たは解読のキーになるため、誰にも気づかれないよう
に、文章の中に隠すことができる。
【0050】(第19発明)第19発明の暗号化された
ファイルを作成または解読するファイル作成装置は、乱
数表または暗号表が記憶装置に予め記憶されている。フ
ァイルの暗号化または解読は、ファイルにおける各文字
が乱数表または暗号表に基づいて処理される。この処理
は、単なる数字を加算または減算するより高度なものと
なる。また、ファイルの各文字毎に、あるいは決められ
た数毎に乱数または暗号表を変えることもできる。
【0051】(第20発明)第20発明は、第1発明な
いし第3発明のファイルを暗号化または解読する方法を
プログラムとして、記憶媒体に記憶しておくというもの
ある。この記憶媒体は、通常使用されている如何なるも
のを使用することも可能である。
【0052】(第21発明)第21発明は、第1発明な
いし第3発明の暗号化されたファイルを作成または解読
するファイル作成方法が情報処理装置に組み込まれてい
るものである。
【0053】(第22発明)第22発明は、第1発明な
いし第3発明の暗号化されたファイルを作成または解読
するファイル作成方法を有する情報処理装置がネットワ
ークを介して接続された情報処理システムである。
【0054】(第23発明)第23発明は、不特定の者
に開放されたネットワーク上で、特定の者のみが第1発
明ないし第3発明の暗号化されたファイルを作成または
解読することができる情報処理システムである。
【0055】
【実 施 例】図1は本発明の第一実施例で、文書等を
作成する情報処理装置の概略を説明するためのブロック
構成図である。図1において、情報処理装置は、文章、
記号、図形を含むファイル等を作成、または暗号化また
は解読を指示するための入力を行うキーボード111
と、文章または記号、図形等であるか、あるいは暗号化
または解読であるか否かを判別する判別回路112と、
上記キーボード111によって入力された文字を判別し
て文字コードを発生するアドレス発生回路113と、必
要に応じて、上記文字コードに任意の数を加算または減
算する演算回路114と、文字コードにしたがって文字
パターンが記憶されている文字記憶装置115と、当該
文字記憶装置115における文字パターンによる文章等
を一時的に記憶する第1バッファメモリ116と、ファ
イル等を表示または印字する出力装置117と、作成さ
れたファイルを記憶するファイル記憶装置118と、文
章を暗号化する指示がキーボード111によって指示さ
れている場合、暗号化する任意の数等を記憶しておく第
2バッファメモリ119と、上記第1バッファメモリ1
16に記憶されたファイルを送信する送信装置120
と、上記第1バッファメモリ116に記憶されている暗
号化されたファイルを記憶する暗号化されたファイル記
憶装置121と、ネットワークに接続された他の情報処
理装置から送られてきたファイルを受信する受信装置1
22と、これらの各ブロックを制御する制御回路123
とから構成されている。なお、上記情報処理装置は、通
常の情報処理装置において、本発明に関係のある部分の
みが示されている。また、記憶装置またはメモリは、一
つまたは複数とすることも可能である。さらに、制御回
路123は、各回路やメモリ等を制御しているが、制御
線が省略されている。
【0056】図2は本発明の第一実施例で、通常または
暗号化されたファイルを作成するためのフローチャート
である。図1および図2において、キーボード111に
よって、ファイルおよび暗号化の有無を入力する(ステ
ップ211)。判別回路112は、制御回路123と共
同して、キーボード111によって入力されたファイル
に対して暗号化処理の指示があるか否かを調べる(ステ
ップ212)。
【0057】制御回路123は、判別回路112におい
て、暗号化処理の指示がないと判断した場合、キーボー
ド111によって入力された文字に対する文字コードを
アドレス発生回路113から発生させる(ステップ21
3)。制御回路123は、アドレス発生回路113によ
って発生した上記文字コードによって文字記憶装置11
5に格納された所定の文字パターンを文字記憶装置11
5から第1バッファメモリ116に転送させる(ステッ
プ214)。
【0058】上記第1バッファメモリ116に格納され
た文字は、たとえば、図示されていない表示制御装置の
制御によって表示装置に順次表示されて文書となる(ス
テップ215)。制御回路123は、作成された文書が
ファイルとして記憶するための指示があるか否かを調べ
る(ステップ216)。制御回路123は、ファイルを
記憶する指示があれば、ファイル記憶装置118に記憶
させる(ステップ217)。制御回路123は、上記ス
テップにおいて、ファイルを記憶するという指示がない
場合、ファイルを送信する指示があるか否かを調べる
(ステップ218)。制御回路123は、ファイルを送
信するという指示があると判断した場合、通常のファイ
ルのままファイルを送信装置120によって送信する
(ステップ219)。以上が、通常の文書を作成して、
送信する場合のルートである。
【0059】次に、ステップ212において、制御回路
123は、判別回路112によって、入力されたファイ
ルが暗号化の指示がされていると判断した場合、暗号化
処理を行うための選択された任意の数が入力されている
か否かを調べる。そして、制御回路123は、選択され
た任意の数を第2バッファメモリ119に一時格納する
(ステップ220)。制御回路123は、判別回路11
2によって、暗号化処理を行う選択された任意の数が入
力されていないと判断した場合、暗号化のための選択さ
れた任意の数を入力することを促すメッセージを表示装
置に表示させる(ステップ221)。制御回路123
は、判別回路112において、暗号化処理の数が入力さ
れていると判断した場合、キーボード111によって入
力された文字に対する文字コードをアドレス発生回路1
13によって発生させる(ステップ222)。
【0060】演算回路114は、入力された選択された
任意の数を文字コードに対して加算または減算を行う
(ステップ223)。制御回路123は、上記加算また
は減算された数に該当する文字コードの文字パターンを
文字記憶装置115から第1バッファメモリ116に転
送させる(ステップ224)。制御回路123は、上記
暗号化されたファイルを送信するという指示があるか否
かを調べる(ステップ218)。制御回路123は、フ
ァイルを送信するという指示があると判断した場合、暗
号化されたファイルを送信装置120によって送信する
(ステップ219)。制御回路123は、上記ステップ
において、暗号化されたファイルを送信するという指示
がない場合、暗号化されたファイルを暗号化されたファ
イル記憶装置121に記憶する(ステップ225)。以
上が、暗号化されたファイルを作成した後、送信または
記憶する場合である。
【0061】図3は本発明の一実施例で暗号化されたフ
ァイルを解読するためのフローチャートである。なお、
図3における(a)、(a)において接続されている。
図1および図3において、受信装置122は、ネットワ
ークを介してファイルが受信される(ステップ31
1)。上記ファイルは、一旦、受信装置122に設けら
れたバッファメモリ(図1に記載されていない)に記憶
される(ステップ312)。制御回路123は、上記バ
ッファメモリに記憶されているファイルが暗号化された
ものであるか否かを調べる(ステップ313)。制御回
路123は、上記ファイルが暗号化されていないと判断
した場合、たとえば、そのまま表示装置に表示させる
(ステップ314)。
【0062】制御回路123は、上記ファイルを記憶す
るという指示があるか否かを調べる(ステップ31
5)。制御回路123は、上記ファイルを記憶するとい
う指示があると判断した場合、上記ファイルを所定の記
憶装置に記憶させる(ステップ316)。制御回路12
3は、上記ファイルを記憶するという指示がない場合、
表示装置に表示させておく(ステップ314)。暗号化
ファイルを読む者は、キーボード111から暗号化され
たファイルを解読するための選択された任意の数、すな
わち、暗号化を行った者が加算または減算した数と同じ
数を入力する(ステップ317)。制御回路123は、
ステップ313において、受信されたファイルが暗号化
されたものであると判断した場合、キーボード111か
ら決められた数が入力されているか否かを調べる(ステ
ップ318)。
【0063】制御回路123は、暗号化されたファイル
を解読するための決められた数が入力されていると判断
した場合、上記バッファメモリに記憶された文字コード
に上記決められた数を加算または減算するための処理を
演算回路114に演算させてファイルを解読する(ステ
ップ320)。制御回路123は、上記解読されたファ
イルを表示装置に表示するか否かを調べる(ステップ3
21)。制御回路123は、解読されたファイルを表示
するための指示がないと判断した場合、解読されたファ
イルを記憶する(ステップ316)。制御回路123
は、解読されたファイルを表示すると判断した場合、フ
ァイルを表示した後、元に戻し暗号化するか否かを調べ
る(ステップ322)。制御回路123は、解読された
ファイルを表示するという指示、および元に戻さないと
いう指示があると判断した場合、ファイルを表示装置に
表示する(ステップ314)。
【0064】制御回路123は、解読されたファイルを
表示した後、暗号化されたファイルに戻すという指示が
あると判断した場合、演算回路114において、解読し
た場合と反対の処理を行う(ステップ323)。演算回
路114によって再び暗号化されたファイルは、暗号化
ファイルにファイルされる(ステップ324)。上記暗
号化されたファイルは、必要に応じて、キーボード11
1から決められた数を入力し、演算回路114によって
加算または減算することにより、解読され、表示装置に
よって表示される。
【0065】ステップ318において、決められた数が
異なる場合、表示装置には、異なる文字が表示された送
信者の意図する文書にならない。ファイルの受信者は、
改めて送信者に数を聞いて入力し直す必要がある。上記
数は、送信または作成者から別の暗号として送ることも
できる。また、送信または作成者が長いファイルを作成
し、終了した際に忘れることもあるため、ファイル作成
終了まで、あるいは短い一定時間のみ記憶されるように
することもできる。あるいは上記数は、送信または作成
者のみが判る文字列に変換して、他人に判らないように
ファイルに記憶させることもできる。
【0066】図4は本発明の一実施例で、3桁の数を文
字コードに加算して暗号化した例である。図5は本発明
の一実施例で、1桁の数を文字コードに加算して暗号化
した例である。図6は本発明の一実施例で、2桁の数を
文字コードに加算して暗号化した例である。図7は本発
明の一実施例で、乱数を文字コードに加算して暗号化し
た例である。図4ないし図7は、文字コードとして、J
IS区点コードを用いた例である。図4において、入力
された文字列が「特許庁」であったとする。「特」は、
JIS区点コードが3835、「許」は、JIS区点コ
ードが2186、「庁」は、JIS区点コードが360
3である。そして、選択された数が300であったとす
ると、暗号化されたコードは、図4に示された数にな
る。そして、暗号化されたコードに対応する文字は、
「秒倖韮」となり、このような文字列から「特許庁」と
いう意味に解釈することができない。
【0067】図5において、「9月8日」と入力された
とする。それぞれの文字にJIS区点コードに選択され
た「5」を加算するとする。暗号化されたコードは、
「0330」、「2383」、「0329」、「389
7」となる。しかし、暗号化されたコード「033
0」、「0329」、「3897」には、該当する文字
が割り当てられていない。そこで、暗号化されたコード
に該当する文字が割り当てられていない場合、たとえ
ば、●を指定しておく。このようにすると、暗号化され
た後の文字列は、「9月8日」が「●兼●●」となる。
この場合、表示されるのが●入りの文字列であるが、実
際に送られるコードは、上記「0330」、「238
3」、「0329」、「3897」であるため、解読す
る際に、5だけ減算することにより、「9月8日」とい
う文字列に戻る。
【0068】図6において、「あさひ」という入力され
た文字列は、選択された45が加算されたJIS区点コ
ードとして、送信または保存される。「あ」の暗号化さ
れた文字は、「は」であり、「さ」の暗号化された文字
は、「も」である。そして、「ひ」という文字の暗号化
されたJIS区点コードに該当する文字が割当てられて
いない。そこで、図5に示すように●のような記号では
なく、特定の文字に変換するようにする。図6の例は、
JIS区点コードに割当てられた文字がない場合、
「特」という文字に置き替えるように予め決めておく。
このようにすることで、暗号化がより高度なものとな
り、解読が困難になる。
【0069】図7において、「平和条約」という入力さ
れた文字列は、3桁の乱数「442」、「355」、
「537」、「872」が加算されたJIS区点コード
として、送信または保存される。この場合、「平」の暗
号化された文字は、「礼」であり、「和」の暗号化され
た文字は、「咸」であり、「条」の暗号化された文字
は、「蝶」であり、「約」の暗号化された文字は、
「孥」である。「礼咸蝶孥」は、通常の者が読んで理解
できる文字列ではない。そして、図7における暗号化
は、一文字毎に加算または減算する数が異なるため、解
読が不可能に近い。ただ、上記文字列を解読する場合、
上記乱数表が必要になる。上記ファイルの作成者は、乱
数表の管理を厳重にすることにより、情報処理装置を複
数人で共用していても、特定の者以外が解読することが
できない。
【0070】図8は本発明の第二実施例で、ファイル等
を作成する情報処理装置の概略を説明するためのブロッ
ク構成図である。図8において、第一実施例と異なると
ころは、数や記号を設定して記憶する数・記号の設定回
路819と、乱数または暗号表記憶装置820とが設け
られている点にある。たとえば、JIS区点コードは、
「0101」から始まり、記号の後、数字の後、アルフ
ァベットの後、平仮名文字の後、仮名文字の後、・・
・、「8000」台および「9000」台の一部に文字
が割当られていない。
【0071】本発明は、任意の数を加算または減算し
て、その結果が文字の割当られていない数になった場
合、図5および図6で説明したように、代わりの文字あ
るいは記号を自動的に割り当てて、他の文字と共に表示
または印字しようとするものである。また、本発明は、
任意の数を文字コードに加算または減算するような方法
であると、暗号化が単純であるため、コンピュータによ
る解読が簡単になる。これを防止するため、乱数や暗号
表(数から構成された)を用い、文字毎、あるいはフレ
ーズ毎、一定数の文字毎に数を代えることによって、暗
号の解読を困難にするというものである。図4ないし図
7は、4桁のJIS区点コードによって説明されている
が、必ずしも上記数に限定されない。たとえば、暗号化
するための数は、二進法や16進法、その他の方法も含
む。
【0072】図9は本発明の実施例で、暗号化に際し該
当する数に文字が割り当てられていない場合の処理を説
明するためのフローチャートである。図9に示すフロー
チャートは、図2のステップ223以降が相違してい
る。図9に示すステップ923において、演算回路81
4は、アドレス発生回路813によって文字コードが発
生した数に選択された任意の数を加算または減算するた
めの処理を行う。制御回路125は、演算回路814に
よって演算された結果の数からなる文字コードに該当す
る文字があるか否かを調べる(ステップ924)。制御
回路125は、演算されて得た文字コードに該当する文
字パターンが文字記憶装置815にあると判断した場
合、当該文字を第1バッファメモリ816に転送する
(ステップ925)
【0073】制御回路125は、演算されて得た文字コ
ードに該当する文字パターンが文字記憶装置815にな
いと判断した場合、予め設定されている文字、記号、あ
るいは図形等のコードに変換する(ステップ927)。
制御回路125は、上記コードに該当する文字または記
号等を文字記憶装置から選択して第1バッファメモリ8
16に転送する(ステップ925)。その後、制御回路
125は、暗号化された文字と暗号化されていない文字
とが混在したファイルを作成する(ステップ926)。
このように、暗号化されたファイルは、どの文字が暗号
化されているのか、あるいは該当する文字がないため割
当られた文字であるのか容易に判断することができな
い。制御回路125は、上記暗号化されたファイルを送
信するか否かを調べる(ステップ918)。
【0074】制御回路125は、上記暗号化されたファ
イルを送信すると判断した場合、暗号化されたファイル
を送信する(ステップ919)。制御回路125は、上
記暗号化されたファイルを送信しないと判断した場合、
暗号化されたファイルを図示されていない記憶装置に記
憶する(ステップ928)。また、上記予め設定されて
いる文字、記号、あるいは図形等は、その都度任意のも
のに変えることもできる。この場合、上記文字、記号、
図形等は、文字データと関係がなく、加算または減算に
よって元の数に戻れることが必要である。その他の処理
は、図2と同様である。
【0075】図10は本発明の第三実施例で、暗号化を
さらに複雑にするための処理を説明するためのフローチ
ャートである。図10に示すフローチャートは、図9の
ステップ920以降が相違している。図10に示すステ
ップ1020において、乱数表または暗号表が記憶され
ている乱数または暗号表記憶装置820(図8参照)か
ら数・記号の設定回路819に設定するための処理をキ
ーボード等によって行う(ステップ1020)。制御回
路125は、判別回路812によって、暗号化処理の指
示があると判断した場合、数・記号の設定回路819に
乱数または暗号表が設定されているか否かを調べる(ス
テップ1021)。図8において、数・記号の設定回路
819は、第2バッファメモリ821と兼用することが
できる。制御回路125は、判別回路812によって、
暗号化処理を行う乱数または暗号表が入力されていない
と判断した場合、暗号化のための乱数または暗号表を数
・記号の設定回路819に入力することを促すメッセー
ジを表示装置に表示させる(ステップ1022)。
【0076】制御回路125は、乱数または暗号表が数
・記号の設定回路819に設定されていると判断した場
合、キーボードによって入力された文字コードがアドレ
ス発生回路813で発生する(ステップ1023)。制
御回路125は、演算回路814にアドレスとしての文
字コードに乱数または暗号表の数を加算または減算させ
る。加算または減算は、同じ乱数または暗号表の数を単
純に繰り返し行う方法、数文字ずつ乱数または暗号表の
数を変える方法、一文字毎に乱数または暗号表の数を変
える方法等がある(ステップ1024)。これらの処理
は、予めプログラムやシークエンス回路等により処理す
ることができる。
【0077】制御回路125は、上記暗号化処理によっ
て得られた数に対応する文字を文字記憶装置815から
転送して第1バッファメモリ816に格納する(ステッ
プ1025)。制御回路125は、ファイルに暗号化す
べき次の文字があるか否かを調べる(ステップ102
6)。制御回路125は、ファイルに暗号化する文字が
あると判断した場合、ステップ1024に戻り、暗号化
の処理を行う(ステップ1027)。制御回路125
は、ファイルに暗号化する文字がないと判断した場合、
暗号化処理を中止させ、ファイルを送信するか否かを調
べる(ステップ1018)。制御回路125は、ファイ
ルを送信すると判断した場合、暗号化されたファイルま
たは一部を暗号化したファイルを送信する(ステップ1
019)。制御回路125は、ファイルを送信しないと
判断した場合、暗号化されたファイルまたは一部を暗号
化したファイルを暗号化されたファイル記憶装置823
に記憶する(ステップ1028)。
【0078】図11は本発明の第三実施例における暗号
化されたファイルを解読する場合を説明するための図で
ある。なお、図11において、(b)、(b)は接続さ
れている。図11において、図3と相違するところは、
暗号を解読するために加算または減算する選択された任
意の数の代わりに、乱数または暗号表を使用すること
と、受信したファイルをバッファメモリに一時的に記憶
させ、バッファメモリに記憶されたファイルを解読する
ようになっている。すなわち、ステップ1112は、受
信されたファイルをバッファメモリに記憶する。また、
ステップ1119は、暗号化した際の乱数または暗号表
があるか否かを調べる。さらに、ステップ1121は、
バッファメモリに暗号化された文字がまだ残されている
か否かを制御回路125が調べる。
【0079】図12は本発明の第四実施例で、ファイル
の全部または一部を暗号化する場合を説明するための図
である。図12において、図9と相違するところは、フ
ァイルの全部または一部に対して暗号化することができ
るようになっている点である。すなわち、制御回路12
5は、ステップ1220において、ファイルの全部を暗
号化するための指示がされているか否かを調べる。ま
た、制御回路125は、ステップ1227において、フ
ァイルの一部を暗号化するための指示がされているか否
かを調べる。そして、制御回路125は、ステップ12
30において、ファイルを暗号化する一部の文字を取り
出す。その後の処理は、図9と同様である。また、ファ
イルの全部または一部を解読するための処理は、略同様
にすることができる。
【0080】暗号化する際に加算または減算する数、乱
数、暗号表(数)は、暗号化ファイルを作成した者以外
がアクセスできないフォルダーに格納するか、相手に知
らせた後、所定の時間後に自動的に消滅する等の処理を
行うことができる。上記数は、記憶できるように、言
葉、あるいは文字等に変えておくこともできる。すなわ
ち、このような方法は、暗号化を二重に行うことにな
り、より高度なものとなる。
【0081】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。本実施
例で説明した情報処理装置は、暗号化または解読に必要
な部分のみについて説明しており、その他の部分を公知
または周知の回路や装置とすることができる。また、本
実施例におけるブロックは、公知または周知の技術によ
って達成できるものであるため、詳細な説明が省略され
ている。さらに、本実施例は、任意に組み合わせたもの
とすることができる。本実施例は、不特定多数の者がア
クセスできるインターネット上において、契約者以外が
アクセスすると、重要部分が見えないようにすることも
できる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、文字コードに選択され
た任意の数を加算または減算するという簡単な処理によ
って、ファイルを暗号化または解読することができる。
本発明によれば、ファイルの一部のみを暗号化すること
により、ファイルの内容が見たくなるという欲望を高め
ることができる。本発明によれば、ファイルを簡単に暗
号化または解読ができるため、人に見られたくない文章
を遊び心によって、送受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例で、文書等を作成する情報
処理装置の概略を説明するためのブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の第一実施例で、通常または暗号化され
たファイルを作成するためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例で暗号化されたファイルを解
読するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例で、3桁の数を文字コードに
加算して暗号化した例である。
【図5】本発明の一実施例で、1桁の数を文字コードに
加算して暗号化した例である。
【図6】本発明の一実施例で、2桁の数を文字コードに
加算して暗号化した例である。
【図7】本発明の一実施例で、乱数を文字コードに加算
して暗号化した例である。
【図8】本発明の第二実施例で、ファイル等を作成する
情報処理装置の概略を説明するためのブロック構成図で
ある。
【図9】本発明の実施例で、暗号化に際し該当する数に
文字が割り当てられていない場合の処理を説明するため
のフローチャートである。
【図10】本発明の第三実施例で、暗号化をさらに複雑
にするための処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第三実施例における暗号化されたフ
ァイルを解読する場合を説明するための図である。
【図12】本発明の第四実施例で、ファイルの全部また
は一部を暗号化する場合を説明するための図である。
【図13】従来例における文書作成装置を説明するため
の概略ブロック構成図である。
【図14】図13に示す文書作成装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
111・・・キーボード 112・・・判別回路 113・・・アドレス発生回路 114・・・演算回路 115・・・文字記憶装置 116・・・第1バッファメモリ 117・・・出力装置 118・・・ファイル記憶装置 119・・・第2バッファメモリ 120・・・送信装置 121・・・暗号化されたファイル記憶装置 122・・・受信装置 123・・・制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 暗号化されたファイルを作成または解読するファイル作成方法、暗号化されたファイルを作成ま たは解読するファイル作成装置、暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラム が内蔵されている記憶媒体、暗号化されたファイルを作成または解読するためのプログラムによ って情報を処理する情報処理装置、および暗号化されたファイルを作成または解読するためのプ ログラムによって情報を処理する情報処理システム

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字に割り当てられた文字コードとなる
    数に任意の数を加算または減算した結果の数に対応する
    文字コードの文字として、ファイルまたはファイルの一
    部を暗号化または解読することを特徴とする暗号化され
    たファイルを作成または解読するファイル作成方法。
  2. 【請求項2】 入力手段によって文字を入力することに
    よりファイルを作成し、 上記ファイルにおける各文字の文字コードに任意に選択
    された数を加算または減算して暗号化された文字からな
    るファイルとし、 当該暗号化されたファイルを送信手段により送信し、 ネットワークを介して受信した暗号化されたファイルの
    文字コードから上記の数だけ減算または加算した文字コ
    ードに変換し、 上記変換された文字コードを基にした文字からなるファ
    イルを表示または印字して元のファイルにすることを特
    徴とする暗号化されたファイルを作成または解読するフ
    ァイル作成方法。
  3. 【請求項3】 入力手段によって文字を入力することに
    よりファイルを作成し、 上記ファイルにおける各文字の文字コードに任意に選択
    された数を加算または減算して暗号化された文字からな
    るファイルとし、 上記暗号化されたファイルを記憶手段に記憶して保存
    し、 上記記憶手段に記憶された上記暗号化されたファイルを
    表示または印字する場合、上記の数だけ減算または加算
    した文字コードに変換し、 上記変換された文字コードを基にした文字からなるファ
    イルを表示または印字して元ファイルにすることを特徴
    とする暗号化されたファイルを作成または解読するファ
    イル作成方法。
  4. 【請求項4】 上記任意に選択された数は、文字コード
    に加算された場合、文字コードの桁より少ないことを特
    徴とする請求項1ないし請求項3記載の暗号化されたフ
    ァイルを作成または解読するファイル作成方法。
  5. 【請求項5】 上記ファイルにおける各文字の文字コー
    ドに任意に選択された数を加算または減算した結果、得
    られた数の文字コードに該当する文字が無い場合、表示
    または印字は、予め決められている文字、記号、または
    図形に変換されることを特徴とする請求項1ないし請求
    項3記載の暗号化されたファイルを作成または解読する
    ファイル作成方法。
  6. 【請求項6】 上記文字、記号、または図形は、任意に
    選択できることを特徴とする請求項5記載の暗号化され
    たファイルを作成または解読するファイル作成方法。
  7. 【請求項7】 上記任意に選択された数は、表示画面に
    表示または記憶手段に記憶されないようにすることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3記載の暗号化されたフ
    ァイルを作成または解読するファイル作成方法。
  8. 【請求項8】 上記任意に選択された数は、選択によっ
    て、表示画面に表示された後、所定時間後または暗号化
    されたファイルの処理後に消滅することを特徴とする請
    求項1ないし請求項3記載の暗号化されたファイルを作
    成または解読するファイル作成方法。
  9. 【請求項9】 上記任意に選択された数は、数字以外の
    言葉を入力することにより変換されることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3記載の暗号化されたファイルを
    作成または解読するファイル作成方法。
  10. 【請求項10】 上記任意に選択された数は、乱数表ま
    たは暗号表であり、各文字が乱数表または暗号表に基づ
    いてそれぞれ暗号化されると共に、同じ乱数表または暗
    号表を使用して同じ順番でファイルを解読することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3記載の暗号化されたフ
    ァイルを作成または解読するファイル作成方法。
  11. 【請求項11】 上記文字コードは、10進法以外で構
    成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載
    の暗号化されたファイルを作成または解読するファイル
    作成方法。
  12. 【請求項12】 上記ファイルの暗号化は、文章の一部
    のみを指定する処理ができることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載の暗号化されたファイルを作成また
    は解読するファイル作成方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも、入出力装置と、文字記憶
    装置と、送受信装置とから構成された情報処理装置から
    なるファイル作成装置において、 上記入力装置によって入力された文字に対応する文字コ
    ードを発生する文字コード発生装置と、 上記文字コードに任意に選択された数を加算または減算
    する加減算装置と、 上記加減算装置によって加算または減算された文字コー
    ドを送信する送信装置と、 送信されてきた文字コードを受信する受信装置と、 当該受信装置によって受信された文字コードに上記数を
    減算または加算する加減算装置と、 当該加減算装置によって加算または減算された文字コー
    ドに基づいて上記文字記憶装置から文字データを読み出
    すと共に、一時的に記憶するバッファメモリと、 を含むことを特徴とする暗号化されたファイルを作成ま
    たは解読するファイル作成装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも、入出力装置と、文字記憶
    装置とから構成される情報処理装置からなるファイル作
    成装置において、 上記入力装置によって入力された文字に対応する文字コ
    ードを発生する文字コード発生装置と、 上記文字コードに任意に選択された数を加算または減算
    して、暗号化または解読する加減算装置と、 上記加減算装置によって加算または減算されて、暗号化
    された文字コードを記憶する記憶装置と、 上記暗号化または解読された文字コードを文字データに
    変換して、表示または印字する出力装置と、 を含むことを特徴とする暗号化されたファイルを作成ま
    たは解読するファイル作成装置。
  15. 【請求項15】 上記加減算装置は、文字コードと同じ
    桁が演算できることを特徴とする請求項13または請求
    項14記載の暗号化されたファイルを作成または解読す
    るファイル作成装置。
  16. 【請求項16】 上記ファイルにおける各文字の文字コ
    ードに任意に選択された数を加算または減算した文字コ
    ードに該当する文字が無い場合、予め決められているか
    または予め登録されている少なくとも一つの文字、記
    号、または図形が記憶されている記憶装置を有すること
    を特徴とする請求項13または請求項14記載の暗号化
    されたファイルを作成または解読するファイル作成装
    置。
  17. 【請求項17】 上記任意に選択された数は、表示画面
    に表示または記憶手段に記憶されないようにすることを
    特徴とする請求項13または請求項14記載の暗号化さ
    れたファイルを作成または解読するファイル作成装置。
  18. 【請求項18】 数字以外の言葉を数字に変換する変換
    回路を有するることを特徴とする請求項13または請求
    項14記載の暗号化されたファイルを作成または解読す
    るファイル作成装置。
  19. 【請求項19】 乱数表または暗号表記憶装置と、各文
    字が乱数表または暗号表に基づいてそれぞれ暗号化され
    ると共に、同じ乱数表または暗号表を使用して同じ順番
    でファイルを解読する制御回路とを有することを特徴と
    する請求項13または請求項14記載の暗号化されたフ
    ァイルを作成または解読するファイル作成装置。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし請求項3記載の暗号化
    されたファイルを作成または解読するためのプログラム
    が内蔵されている記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし請求項3記載の暗号化
    されたファイルを作成または解読するためのプログラム
    によって情報を処理する情報処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし請求項3記載の暗号化
    されたファイルを作成または解読するためのプログラム
    によって情報を処理する情報処理システム。
  23. 【請求項23】 不特定の者に開放されたネットワーク
    上で、特定の者のみが請求項1ないし請求項3記載の暗
    号化されたファイルを作成または解読するためのプログ
    ラムによって情報を処理する情報処理システム。
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