JPH11202857A - 楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents
楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体Info
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- JPH11202857A JPH11202857A JP1641698A JP1641698A JPH11202857A JP H11202857 A JPH11202857 A JP H11202857A JP 1641698 A JP1641698 A JP 1641698A JP 1641698 A JP1641698 A JP 1641698A JP H11202857 A JPH11202857 A JP H11202857A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B15/00—Teaching music
- G09B15/02—Boards or like means for providing an indication of notes
- G09B15/023—Electrically operated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い勝手を悪化させることなく利用態様を拡
大することができる楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒
体を提供する。 【解決手段】 自動演奏中において、カウント値TIM
INGが「0」に達0した場合は、RAM7のMIDI
データ領域7Bから次の楽音データMDを1つ読み出す
(ステップS1805)。読み出した楽音データMDが
楽譜アドレスデータGAである場合はデータGAに対応
する楽譜データVDを読み出して表示し(ステップS1
809)、読み出した楽音データMDがメモアドレスデ
ータMAである場合はデータMAに対応するメモデータ
TDをRAM7のメモデータ領域7Dから読み出して表
示する(ステップS1811)。これにより、メモ書き
の内容がそれに対応する楽譜と共に表示される。
大することができる楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒
体を提供する。 【解決手段】 自動演奏中において、カウント値TIM
INGが「0」に達0した場合は、RAM7のMIDI
データ領域7Bから次の楽音データMDを1つ読み出す
(ステップS1805)。読み出した楽音データMDが
楽譜アドレスデータGAである場合はデータGAに対応
する楽譜データVDを読み出して表示し(ステップS1
809)、読み出した楽音データMDがメモアドレスデ
ータMAである場合はデータMAに対応するメモデータ
TDをRAM7のメモデータ領域7Dから読み出して表
示する(ステップS1811)。これにより、メモ書き
の内容がそれに対応する楽譜と共に表示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体等から楽
譜表示用データを入力し、楽譜をディスプレイ装置等に
表示させる楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体に関す
る。
譜表示用データを入力し、楽譜をディスプレイ装置等に
表示させる楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子データ化された楽譜表示
用データを、記憶媒体からまたは通信を介して入力し、
ディスプレイ装置に楽譜を表示するようにした楽譜表示
装置が知られている(特開平8−123416号公
報)。
用データを、記憶媒体からまたは通信を介して入力し、
ディスプレイ装置に楽譜を表示するようにした楽譜表示
装置が知られている(特開平8−123416号公
報)。
【0003】この装置では、MIDI( Musical Instr
ument Digital Interface )データ等の自動演奏データ
と共に、画像データである楽譜表示用データやその表示
制御データをフロッピディスクから入力し、楽曲の自動
演奏を聞いたり、楽曲の進行に合わせて楽譜を自動的に
表示することができるようになっている。演奏者は、楽
曲の自動演奏では自動演奏でのテンポの変更やスタート
/ストップの指示を行うことができ、さらに、楽譜を手
動スイッチでスクロールしつつ鍵盤装置で自ら演奏する
こともできるので、この装置は紙面による楽譜の場合に
比し使い勝手が優れている。
ument Digital Interface )データ等の自動演奏データ
と共に、画像データである楽譜表示用データやその表示
制御データをフロッピディスクから入力し、楽曲の自動
演奏を聞いたり、楽曲の進行に合わせて楽譜を自動的に
表示することができるようになっている。演奏者は、楽
曲の自動演奏では自動演奏でのテンポの変更やスタート
/ストップの指示を行うことができ、さらに、楽譜を手
動スイッチでスクロールしつつ鍵盤装置で自ら演奏する
こともできるので、この装置は紙面による楽譜の場合に
比し使い勝手が優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、演奏練
習では、例えば各演奏部分毎に演奏上の留意点や先生の
指導内容等をメモ書きのようにして残しておきたい場合
がある。その際、紙面の楽譜であれば、ペンで簡単にメ
モ書き等ができるが、上記従来の楽譜表示装置では楽譜
が電子データであるため、メモの書き込みは不可能であ
り、利用の自由度を向上させる上で改善の余地があっ
た。
習では、例えば各演奏部分毎に演奏上の留意点や先生の
指導内容等をメモ書きのようにして残しておきたい場合
がある。その際、紙面の楽譜であれば、ペンで簡単にメ
モ書き等ができるが、上記従来の楽譜表示装置では楽譜
が電子データであるため、メモの書き込みは不可能であ
り、利用の自由度を向上させる上で改善の余地があっ
た。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、使い勝手を悪化
させることなく利用態様を拡大することができる楽譜表
示装置及び方法並びに記憶媒体を提供することにある。
めになされたものであり、その目的は、使い勝手を悪化
させることなく利用態様を拡大することができる楽譜表
示装置及び方法並びに記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の楽譜表示装置は、楽譜表示用デー
タを入力する入力手段と、該入力した楽譜表示用データ
に対して付加データを付加する付加手段と、前記入力し
た楽譜表示用データを表示すると共に、該楽譜表示用デ
ータに付加された付加データを前記表示した楽譜に対応
させつつ表示する表示手段と、前記入力した楽譜表示用
データと前記付加した付加データとを互いに対応づける
と共に、該楽譜表示用データ及び付加データを読み書き
可能なメモリに保存する保存手段とを備えたことを特徴
とする。
に本発明の請求項1の楽譜表示装置は、楽譜表示用デー
タを入力する入力手段と、該入力した楽譜表示用データ
に対して付加データを付加する付加手段と、前記入力し
た楽譜表示用データを表示すると共に、該楽譜表示用デ
ータに付加された付加データを前記表示した楽譜に対応
させつつ表示する表示手段と、前記入力した楽譜表示用
データと前記付加した付加データとを互いに対応づける
と共に、該楽譜表示用データ及び付加データを読み書き
可能なメモリに保存する保存手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】また、本発明の請求項4の楽譜表示方法
は、楽譜表示用データを入力する入力工程と、該入力し
た楽譜表示用データに対して付加データを付加する付加
工程と、前記入力した楽譜表示用データを表示すると共
に、該楽譜表示用データに付加された付加データを前記
表示した楽譜に対応させつつ表示する表示工程と、前記
入力した楽譜表示用データと前記付加した付加データと
を互いに対応づけると共に、該楽譜表示用データ及び付
加データを読み書き可能なメモリに保存する保存工程と
を含むことを特徴とする。
は、楽譜表示用データを入力する入力工程と、該入力し
た楽譜表示用データに対して付加データを付加する付加
工程と、前記入力した楽譜表示用データを表示すると共
に、該楽譜表示用データに付加された付加データを前記
表示した楽譜に対応させつつ表示する表示工程と、前記
入力した楽譜表示用データと前記付加した付加データと
を互いに対応づけると共に、該楽譜表示用データ及び付
加データを読み書き可能なメモリに保存する保存工程と
を含むことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項7の記憶媒体は、楽
譜表示用データを入力する入力モジュールと、該入力し
た楽譜表示用データに対して付加データを付加する付加
モジュールと、前記入力した楽譜表示用データを表示す
ると共に、該楽譜表示用データに付加された付加データ
を前記表示した楽譜に対応させつつ表示する表示モジュ
ールと、前記入力した楽譜表示用データと前記付加した
付加データとを互いに対応づけると共に、該楽譜表示用
データ及び付加データを読み書き可能なメモリに保存す
る保存モジュールとを有するプログラムを格納したこと
を特徴とする。
譜表示用データを入力する入力モジュールと、該入力し
た楽譜表示用データに対して付加データを付加する付加
モジュールと、前記入力した楽譜表示用データを表示す
ると共に、該楽譜表示用データに付加された付加データ
を前記表示した楽譜に対応させつつ表示する表示モジュ
ールと、前記入力した楽譜表示用データと前記付加した
付加データとを互いに対応づけると共に、該楽譜表示用
データ及び付加データを読み書き可能なメモリに保存す
る保存モジュールとを有するプログラムを格納したこと
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項1に係る楽譜表示装置、請
求項4に係る楽譜表示方法、または請求項7に係る記憶
媒体によれば、楽譜表示用データが入力され、該入力さ
れた楽譜表示用データに対して付加データが付加され、
前記入力された楽譜表示用データが表示されると共に、
該楽譜表示用データに付加された付加データが前記表示
された楽譜に対応しつつ表示される。また、前記互いに
対応付けられた楽譜表示用データ及び付加データが読み
書き可能なメモリに保存される。
求項4に係る楽譜表示方法、または請求項7に係る記憶
媒体によれば、楽譜表示用データが入力され、該入力さ
れた楽譜表示用データに対して付加データが付加され、
前記入力された楽譜表示用データが表示されると共に、
該楽譜表示用データに付加された付加データが前記表示
された楽譜に対応しつつ表示される。また、前記互いに
対応付けられた楽譜表示用データ及び付加データが読み
書き可能なメモリに保存される。
【0010】これにより、メモ等の付加データを楽譜と
共に表示することができ、使い勝手を悪化させることな
く利用態様を拡大することができる。例えば、演奏上の
留意点や先生の指導内容等をメモ書きのような形で楽譜
と同時に表示することができる。また、これを前記楽譜
表示用データとの対応関係を確保しつつ保存しておくこ
とができ、次回の演奏練習に役立てることができる。
共に表示することができ、使い勝手を悪化させることな
く利用態様を拡大することができる。例えば、演奏上の
留意点や先生の指導内容等をメモ書きのような形で楽譜
と同時に表示することができる。また、これを前記楽譜
表示用データとの対応関係を確保しつつ保存しておくこ
とができ、次回の演奏練習に役立てることができる。
【0011】また、本発明の請求項2の楽譜表示装置は
上記請求項1の構成において、前記入力手段は、前記保
存手段により前記メモリに保存された楽譜表示用データ
及び付加データを入力し、前記付加手段は、該入力した
楽譜表示用データに付加された付加データを更新可能な
更新手段を備えたことを特徴とする。
上記請求項1の構成において、前記入力手段は、前記保
存手段により前記メモリに保存された楽譜表示用データ
及び付加データを入力し、前記付加手段は、該入力した
楽譜表示用データに付加された付加データを更新可能な
更新手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項5の楽譜表示方法は
上記請求項4の構成において、前記入力工程は、前記保
存工程において前記メモリに保存された楽譜表示用デー
タ及び付加データを入力し、前記付加工程は、該入力し
た楽譜表示用データに付加された付加データを更新可能
な更新工程を含むことを特徴とする。
上記請求項4の構成において、前記入力工程は、前記保
存工程において前記メモリに保存された楽譜表示用デー
タ及び付加データを入力し、前記付加工程は、該入力し
た楽譜表示用データに付加された付加データを更新可能
な更新工程を含むことを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項8の記憶媒体は上記
請求項7の構成において、前記入力モジュールは、前記
保存モジュールにおいて前記メモリに保存された楽譜表
示用データ及び付加データを入力し、前記付加モジュー
ルは、該入力した楽譜表示用データに付加された付加デ
ータを更新可能な更新モジュールを有するプログラムを
格納したことを特徴とする。
請求項7の構成において、前記入力モジュールは、前記
保存モジュールにおいて前記メモリに保存された楽譜表
示用データ及び付加データを入力し、前記付加モジュー
ルは、該入力した楽譜表示用データに付加された付加デ
ータを更新可能な更新モジュールを有するプログラムを
格納したことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項2の楽譜表示装置、請求項
5に係る楽譜表示方法、または請求項8に係る記憶媒体
によれば、前記メモリに保存された楽譜表示用データ及
び付加データが入力され、該入力された楽譜表示用デー
タに付加された付加データが必要に応じて更新される。
これにより、付加データの内容を必要に応じて更新しつ
つ各データの入力、記憶を繰り返すことができ、例えば
複数回にわたる演奏練習等には特に好適である。
5に係る楽譜表示方法、または請求項8に係る記憶媒体
によれば、前記メモリに保存された楽譜表示用データ及
び付加データが入力され、該入力された楽譜表示用デー
タに付加された付加データが必要に応じて更新される。
これにより、付加データの内容を必要に応じて更新しつ
つ各データの入力、記憶を繰り返すことができ、例えば
複数回にわたる演奏練習等には特に好適である。
【0015】また、本発明の請求項3の楽譜表示装置は
上記請求項1または2記載の構成において、前記付加デ
ータは、文書テキストデータ、イメージデータ、音声デ
ータ及び演奏データの少なくとも1つであることを特徴
とする。
上記請求項1または2記載の構成において、前記付加デ
ータは、文書テキストデータ、イメージデータ、音声デ
ータ及び演奏データの少なくとも1つであることを特徴
とする。
【0016】また、本発明の請求項6の楽譜表示方法は
上記請求項4または5に記載の構成において、前記付加
データは、文書テキストデータ、イメージデータ、音声
データ及び演奏データの少なくとも1つであることを特
徴とする。
上記請求項4または5に記載の構成において、前記付加
データは、文書テキストデータ、イメージデータ、音声
データ及び演奏データの少なくとも1つであることを特
徴とする。
【0017】また、本発明の請求項9の記憶媒体は上記
請求項7または8記載の構成において、前記付加データ
は、文書テキストデータ、イメージデータ、音声データ
及び演奏データの少なくとも1つであることを特徴とす
る。
請求項7または8記載の構成において、前記付加データ
は、文書テキストデータ、イメージデータ、音声データ
及び演奏データの少なくとも1つであることを特徴とす
る。
【0018】本発明の請求項3の楽譜表示装置、請求項
6に係る楽譜表示方法、または請求項9に係る記憶媒体
によれば、前記付加データとし文書テキストデータ、イ
メージデータ、音声データ及び(例えば自己による)演
奏データの少なくとも1つが表示される。表示態様はそ
れぞれ、文書テキストデータやイメージデータの場合は
可視表示、音声データの場合は音声表示、自己演奏デー
タの場合は楽譜の可視表示及び音声表示とすればよい。
6に係る楽譜表示方法、または請求項9に係る記憶媒体
によれば、前記付加データとし文書テキストデータ、イ
メージデータ、音声データ及び(例えば自己による)演
奏データの少なくとも1つが表示される。表示態様はそ
れぞれ、文書テキストデータやイメージデータの場合は
可視表示、音声データの場合は音声表示、自己演奏デー
タの場合は楽譜の可視表示及び音声表示とすればよい。
【0019】なお、本発明において、楽譜表示用データ
の「所定範囲毎」は、例えば同時に表示される楽譜の範
囲と同一とし、例えば4小節毎等が適当である。
の「所定範囲毎」は、例えば同時に表示される楽譜の範
囲と同一とし、例えば4小節毎等が適当である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の楽譜表示装置を組み込ん
だ電子楽器の実施の一形態の構成を示すブロック図であ
る。
だ電子楽器の実施の一形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0022】本電子楽器は、押鍵検出回路3、スイッチ
検出回路4、ROM6、RAM7(入力手段)、タイマ
8、表示制御回路9、フロッピディスクドライブ(FD
D)10(保存手段)、ハードディスクドライブ(HD
D)11、CD−ROM(コンパクトディスク−リード
・オンリ・メモリ)ドライブ12、MIDIインターフ
ェイス(MIDII/F)13、通信インターフェイス
(通信I/F)14、音源回路15、効果回路16、マ
ウス情報検出回路20及びペン・タブレット走査回路2
2が、バス18を介してCPU5(付加手段、更新手
段)にそれぞれ接続されて構成される。
検出回路4、ROM6、RAM7(入力手段)、タイマ
8、表示制御回路9、フロッピディスクドライブ(FD
D)10(保存手段)、ハードディスクドライブ(HD
D)11、CD−ROM(コンパクトディスク−リード
・オンリ・メモリ)ドライブ12、MIDIインターフ
ェイス(MIDII/F)13、通信インターフェイス
(通信I/F)14、音源回路15、効果回路16、マ
ウス情報検出回路20及びペン・タブレット走査回路2
2が、バス18を介してCPU5(付加手段、更新手
段)にそれぞれ接続されて構成される。
【0023】さらに、押鍵検出回路3には鍵盤1が接続
され、スイッチ検出回路4にはパネルスイッチ2が接続
されている。マウス情報検出回路20にはスイッチを有
する平面移動自在のマウス21が接続され、表示制御回
路9には例えばLCD若しくはCRTで構成される表示
装置19(表示手段)が接続されている。CPU5には
タイマ8が接続され、MIDII/F13には他のMI
DI機器100が接続されている。通信I/F14には
通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ1
02が接続され、音源回路15には効果回路16及びサ
ウンドシステム17が直列に接続されている。ペン・タ
ブレット走査回路22にはペン・タブレット23(付加
手段、更新手段)が接続されている。
され、スイッチ検出回路4にはパネルスイッチ2が接続
されている。マウス情報検出回路20にはスイッチを有
する平面移動自在のマウス21が接続され、表示制御回
路9には例えばLCD若しくはCRTで構成される表示
装置19(表示手段)が接続されている。CPU5には
タイマ8が接続され、MIDII/F13には他のMI
DI機器100が接続されている。通信I/F14には
通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ1
02が接続され、音源回路15には効果回路16及びサ
ウンドシステム17が直列に接続されている。ペン・タ
ブレット走査回路22にはペン・タブレット23(付加
手段、更新手段)が接続されている。
【0024】押鍵検出回路3は鍵盤1の各鍵(不図示)
の押鍵状態を検出する。パネルスイッチ2は、各種情報
を入力するための複数のスイッチ(不図示)を備える。
スイッチ検出回路4は、パネルスイッチ2の各スイッチ
の押下状態を検出する。CPU5は、本装置全体の制御
を司る。ROM6は、CPU5が実行する制御プログラ
ムやテーブルデータ等を記憶する。RAM7は、自動演
奏データ、楽譜表示用画像データ、テキストデータ等の
各種入力情報及び演算結果等を一時的に記憶する。タイ
マ8は、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各
種時間を計時する。表示制御回路9は、表示装置19に
楽譜等の各種情報を表示させる。
の押鍵状態を検出する。パネルスイッチ2は、各種情報
を入力するための複数のスイッチ(不図示)を備える。
スイッチ検出回路4は、パネルスイッチ2の各スイッチ
の押下状態を検出する。CPU5は、本装置全体の制御
を司る。ROM6は、CPU5が実行する制御プログラ
ムやテーブルデータ等を記憶する。RAM7は、自動演
奏データ、楽譜表示用画像データ、テキストデータ等の
各種入力情報及び演算結果等を一時的に記憶する。タイ
マ8は、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各
種時間を計時する。表示制御回路9は、表示装置19に
楽譜等の各種情報を表示させる。
【0025】FDD10は、記憶媒体であるフロッピデ
ィスク(FD)24(メモリ)をドライブする。FD2
4には、上記制御プログラム、各種アプリケーションプ
ログラム、及び各種データ等が格納される。外部記憶装
置であるHDD11は、上記制御プログラムを含む各種
アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶す
る。CD−ROMドライブ12は、上記制御プログラム
を含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等
が格納されているCD−ROM(不図示)をドライブす
る。
ィスク(FD)24(メモリ)をドライブする。FD2
4には、上記制御プログラム、各種アプリケーションプ
ログラム、及び各種データ等が格納される。外部記憶装
置であるHDD11は、上記制御プログラムを含む各種
アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶す
る。CD−ROMドライブ12は、上記制御プログラム
を含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等
が格納されているCD−ROM(不図示)をドライブす
る。
【0026】MIDII/F13は、他のMIDI機器
100等の外部装置からのMIDI信号を入力したり、
MIDI信号を外部装置に出力したりする。通信I/F
14は、通信ネットワーク101を介して、例えばサー
バコンピュータ102とデータの送受信を行う。音源回
路15は、FDD10、CD−ROMドライブ12また
はMIDII/F13等から入力された曲データの自動
演奏データ等を楽音信号に変換する。効果回路16は、
音源回路15から入力される楽音信号に各種効果を付与
し、スピーカ等のサウンドシステム17は、効果回路1
6から入力される楽音信号等を音響に変換する。
100等の外部装置からのMIDI信号を入力したり、
MIDI信号を外部装置に出力したりする。通信I/F
14は、通信ネットワーク101を介して、例えばサー
バコンピュータ102とデータの送受信を行う。音源回
路15は、FDD10、CD−ROMドライブ12また
はMIDII/F13等から入力された曲データの自動
演奏データ等を楽音信号に変換する。効果回路16は、
音源回路15から入力される楽音信号に各種効果を付与
し、スピーカ等のサウンドシステム17は、効果回路1
6から入力される楽音信号等を音響に変換する。
【0027】マウス情報検出回路20は、マウス21の
移動情報やスイッチオン/オフ等の操作情報を検出す
る。ペン・タブレット走査回路22は、後述するように
ペン・タブレット23により入力された線画を読み取っ
てRAM7に転送する。
移動情報やスイッチオン/オフ等の操作情報を検出す
る。ペン・タブレット走査回路22は、後述するように
ペン・タブレット23により入力された線画を読み取っ
てRAM7に転送する。
【0028】HDD11には、前述のようにCPU5が
実行する制御プログラムを記憶することができる。RO
M6に制御プログラムが記憶されていない場合には、こ
のHDD11内のハードディスクに制御プログラムを記
憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、
ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の
動作をCPU5にさせることができる。このようにする
と、制御プログラムの追加やバージョンアップ等を容易
に行うことができる。
実行する制御プログラムを記憶することができる。RO
M6に制御プログラムが記憶されていない場合には、こ
のHDD11内のハードディスクに制御プログラムを記
憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、
ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の
動作をCPU5にさせることができる。このようにする
と、制御プログラムの追加やバージョンアップ等を容易
に行うことができる。
【0029】CD−ROMドライブ12によりCD−R
OMから読み出された制御プログラムや各種データは、
HDD11内のハードディスクにストアされる。これに
より、制御プログラムの新規インストールやバージョン
アップ等を容易に行うことができる。なお、このCD−
ROMドライブ12以外にも、外部記憶装置として、光
磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを
利用するための他の装置を設けるようにしてもよい。
OMから読み出された制御プログラムや各種データは、
HDD11内のハードディスクにストアされる。これに
より、制御プログラムの新規インストールやバージョン
アップ等を容易に行うことができる。なお、このCD−
ROMドライブ12以外にも、外部記憶装置として、光
磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを
利用するための他の装置を設けるようにしてもよい。
【0030】通信I/F14は、上述のように、LAN
(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、
該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュー
タ102と接続される。HDD11内のハードディスク
に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていな
い場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ1
02からプログラムやパラメータをダウンロードするた
めに用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本
実施の形態では楽譜表示装置を組み込んだ電子楽器)
は、通信I/F14及び通信ネットワーク101を介し
てサーバコンピュータ102へとプログラムやパラメー
タのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サー
バコンピュータ102は、このコマンドを受け、要求さ
れたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク10
1を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通
信I/F101を介して、これらプログラムやパラメー
タを受信してHDD11内のハードディスクに蓄積する
ことにより、ダウンロードが完了する。
(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、
該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュー
タ102と接続される。HDD11内のハードディスク
に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていな
い場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ1
02からプログラムやパラメータをダウンロードするた
めに用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本
実施の形態では楽譜表示装置を組み込んだ電子楽器)
は、通信I/F14及び通信ネットワーク101を介し
てサーバコンピュータ102へとプログラムやパラメー
タのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サー
バコンピュータ102は、このコマンドを受け、要求さ
れたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク10
1を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通
信I/F101を介して、これらプログラムやパラメー
タを受信してHDD11内のハードディスクに蓄積する
ことにより、ダウンロードが完了する。
【0031】この他、外部コンピュータ等との間でデー
タのやりとりを直接行うためのインターフェイスを備え
るようにしてもよい。
タのやりとりを直接行うためのインターフェイスを備え
るようにしてもよい。
【0032】図2は、表示装置19の表示内容の一例を
示す図である。表示装置19は表示領域19A、Bを有
し、表示領域19Aは楽譜表示領域であり、4小節分の
楽譜及びテンポ値TMを表示可能である。また、表示領
域19Bは、文字情報表示領域であり、1000字以内
の文字が表示可能である。これらの表示のための詳細な
構成は後述するが、本実施の形態では、表示及び自動演
奏されている所定範囲(4小節)に関する付加的な情報
(付加データ)として、例えば演奏上の留意点等をメモ
書きとして入力しこれを表示させることができ、しかも
そのメモ書きの内容を保存及び更新することもできるよ
うに構成されている。
示す図である。表示装置19は表示領域19A、Bを有
し、表示領域19Aは楽譜表示領域であり、4小節分の
楽譜及びテンポ値TMを表示可能である。また、表示領
域19Bは、文字情報表示領域であり、1000字以内
の文字が表示可能である。これらの表示のための詳細な
構成は後述するが、本実施の形態では、表示及び自動演
奏されている所定範囲(4小節)に関する付加的な情報
(付加データ)として、例えば演奏上の留意点等をメモ
書きとして入力しこれを表示させることができ、しかも
そのメモ書きの内容を保存及び更新することもできるよ
うに構成されている。
【0033】表示装置19にはさらに各種メニューボタ
ンが表示され、これらのメニューボタンの選択操作はマ
ウス21によって移動可能なポインタ19gとマウスの
ボタン操作で行われる。各種メニューボタンには、自動
演奏の実行を開始または停止するための再生/停止(ス
タート/ストップ)ボタン19a、自動演奏の一時停止
またはその解除をするためのポーズボタン19b、演奏
テンポを早めるためのテンポアップボタン19c、演奏
テンポを遅らせるためのテンポダウンボタン19d、前
頁(前の4小節)を表示及び演奏するための前頁ボタン
19e、及び次頁(次の4小節)を表示及び演奏するた
めの次頁ボタン19fがある。
ンが表示され、これらのメニューボタンの選択操作はマ
ウス21によって移動可能なポインタ19gとマウスの
ボタン操作で行われる。各種メニューボタンには、自動
演奏の実行を開始または停止するための再生/停止(ス
タート/ストップ)ボタン19a、自動演奏の一時停止
またはその解除をするためのポーズボタン19b、演奏
テンポを早めるためのテンポアップボタン19c、演奏
テンポを遅らせるためのテンポダウンボタン19d、前
頁(前の4小節)を表示及び演奏するための前頁ボタン
19e、及び次頁(次の4小節)を表示及び演奏するた
めの次頁ボタン19fがある。
【0034】図3は、ペン・タブレット23の構成を示
す外観図である。ペン・タブレット23は、表示が可能
な表示部23Cを備え、該表示部23Cが所定のペン2
3eにて画面入力が可能な文字入力領域23A及びタブ
レット入力領域23Bとしても機能するように構成され
ている。文字入力領域23Aは、表示装置19の表示領
域19Bに表示させるための文字等を入力するための領
域である。この文字入力領域23Aは、ペン23eによ
って、その面上を移動操作すると、その操作した軌跡を
表示する。たとえば図3ではひらがなの「は」に似た軌
跡を表示している。タブレット入力領域23Bは、各種
メニューボタンにより指示を入力するための領域であ
る。タブレット入力領域23Bには、文字入力領域23
Aに描かれた文字の認識処理の実行を指示するための認
識ボタン23a、認識結果としての文字候補を表示する
と共に文字選択の入力をするための文字候補表示領域2
3b、次候補の表示を指示するための次候補表示ボタン
23c及び選択した文字をRAM7に書き込む指示を入
力するための書込ボタン23dがある。
す外観図である。ペン・タブレット23は、表示が可能
な表示部23Cを備え、該表示部23Cが所定のペン2
3eにて画面入力が可能な文字入力領域23A及びタブ
レット入力領域23Bとしても機能するように構成され
ている。文字入力領域23Aは、表示装置19の表示領
域19Bに表示させるための文字等を入力するための領
域である。この文字入力領域23Aは、ペン23eによ
って、その面上を移動操作すると、その操作した軌跡を
表示する。たとえば図3ではひらがなの「は」に似た軌
跡を表示している。タブレット入力領域23Bは、各種
メニューボタンにより指示を入力するための領域であ
る。タブレット入力領域23Bには、文字入力領域23
Aに描かれた文字の認識処理の実行を指示するための認
識ボタン23a、認識結果としての文字候補を表示する
と共に文字選択の入力をするための文字候補表示領域2
3b、次候補の表示を指示するための次候補表示ボタン
23c及び選択した文字をRAM7に書き込む指示を入
力するための書込ボタン23dがある。
【0035】図4は、FD24の曲データ記憶部のデー
タフォーマットを示す図である。FD24の曲データ記
憶部は、ヘッダ領域24A、MIDIデータ領域24
B、楽譜データ領域24C及びメモデータ領域24Dか
ら構成される。
タフォーマットを示す図である。FD24の曲データ記
憶部は、ヘッダ領域24A、MIDIデータ領域24
B、楽譜データ領域24C及びメモデータ領域24Dか
ら構成される。
【0036】図5は、FD24の曲データ記憶部に記憶
されるデータの構成の一例を示す図である。図5(a)
に示す楽音データMD(自動演奏データ)は図4に示す
ヘッダ領域24A及びMIDIデータ領域24Bに記憶
され、図5(b)に示す楽譜データVD(楽譜表示用デ
ータ)は図4に示す楽譜データ領域24Cに記憶され、
図5(c)に示すメモデータTD(付加データ)は図4
に示すメモデータ領域24Dに記憶される。
されるデータの構成の一例を示す図である。図5(a)
に示す楽音データMD(自動演奏データ)は図4に示す
ヘッダ領域24A及びMIDIデータ領域24Bに記憶
され、図5(b)に示す楽譜データVD(楽譜表示用デ
ータ)は図4に示す楽譜データ領域24Cに記憶され、
図5(c)に示すメモデータTD(付加データ)は図4
に示すメモデータ領域24Dに記憶される。
【0037】図5(a)に示す楽音データMDは、自動
演奏を行うための1曲分のデータであり、例えばMID
Iコードによって構成される。楽音データMDは、ヘッ
ダデータH1、楽譜アドレスデータGA、メモアドレス
データMA、キーオン(イベント)データ、タイミング
データ、キーオフ(イベント)データ及びエンドデータ
から構成される。
演奏を行うための1曲分のデータであり、例えばMID
Iコードによって構成される。楽音データMDは、ヘッ
ダデータH1、楽譜アドレスデータGA、メモアドレス
データMA、キーオン(イベント)データ、タイミング
データ、キーオフ(イベント)データ及びエンドデータ
から構成される。
【0038】ヘッダデータH1は、拍子を表す拍子デー
タ及び初期的なテンポ値を表すテンポデータ等である。
キーオンデータは、音源回路15に対して楽音の発生を
指示するためのデータである。キーオフデータは、発生
された楽音の消音を指示するためのデータである。タイ
ミングデータは、それに続くキーオンデータまたはキー
オフデータの発生タイミングを規定するためのデータで
ある。エンドデータは、当該曲の終わりを示すためのデ
ータである。
タ及び初期的なテンポ値を表すテンポデータ等である。
キーオンデータは、音源回路15に対して楽音の発生を
指示するためのデータである。キーオフデータは、発生
された楽音の消音を指示するためのデータである。タイ
ミングデータは、それに続くキーオンデータまたはキー
オフデータの発生タイミングを規定するためのデータで
ある。エンドデータは、当該曲の終わりを示すためのデ
ータである。
【0039】楽譜アドレスデータGAは、それに続く4
小節の楽音データMDが同図(b)に示す楽譜データV
D中のどの4小節のものに対応するものであるかを特定
するための指示データである。メモアドレスデータMA
は、それに続く4小節の楽音データMDが同図(c)に
示すメモデータTD中のどの4小節のものに対応するも
のであるかを特定するための指示データである。
小節の楽音データMDが同図(b)に示す楽譜データV
D中のどの4小節のものに対応するものであるかを特定
するための指示データである。メモアドレスデータMA
は、それに続く4小節の楽音データMDが同図(c)に
示すメモデータTD中のどの4小節のものに対応するも
のであるかを特定するための指示データである。
【0040】同図(b)に示す楽譜データVDは、演奏
に同期して楽譜を表示するためのデータであり、ヘッダ
データH2及び各4小節毎に構成された画像データから
構成される。ヘッダデータH2は、それに続く画像デー
タが同図(a)に示す楽音データMD中のどの4小節の
ものに対応するものであるかを特定するための指示デー
タである。従って、楽譜アドレスデータGAとヘッダデ
ータH2との対応により、各4小節の楽音データMDと
楽譜データVDとの対応関係が規定される。
に同期して楽譜を表示するためのデータであり、ヘッダ
データH2及び各4小節毎に構成された画像データから
構成される。ヘッダデータH2は、それに続く画像デー
タが同図(a)に示す楽音データMD中のどの4小節の
ものに対応するものであるかを特定するための指示デー
タである。従って、楽譜アドレスデータGAとヘッダデ
ータH2との対応により、各4小節の楽音データMDと
楽譜データVDとの対応関係が規定される。
【0041】同図(c)は、楽譜表示に合わせて文字を
表示するためのデータ(付加データ)であり、ヘッダデ
ータH3及びテキストデータで成るメモデータTDから
構成される。ヘッダデータH3は、それに続くテキスト
データが同図(b)に示す楽譜データVD中のどの4小
節のものに対応するものであるかを特定するための指示
データである。従って、メモアドレスデータMAとヘッ
ダデータH3との対応により、各4小節の楽音データM
DとメモデータTDとの対応関係が規定され、ひいては
楽譜データVDとメモデータTDとの対応関係も規定さ
れる。
表示するためのデータ(付加データ)であり、ヘッダデ
ータH3及びテキストデータで成るメモデータTDから
構成される。ヘッダデータH3は、それに続くテキスト
データが同図(b)に示す楽譜データVD中のどの4小
節のものに対応するものであるかを特定するための指示
データである。従って、メモアドレスデータMAとヘッ
ダデータH3との対応により、各4小節の楽音データM
DとメモデータTDとの対応関係が規定され、ひいては
楽譜データVDとメモデータTDとの対応関係も規定さ
れる。
【0042】なお、FD24には、楽音データMD及び
楽譜データVDは予め記憶されているが、メモデータT
Dは記憶されていない。メモデータTDは、自動演奏等
を経た後はじめてFD24に記憶される。もっとも、何
らかの注意書き等を内容とするメモデータTDをFD2
4に予め記憶しておいてもよい。
楽譜データVDは予め記憶されているが、メモデータT
Dは記憶されていない。メモデータTDは、自動演奏等
を経た後はじめてFD24に記憶される。もっとも、何
らかの注意書き等を内容とするメモデータTDをFD2
4に予め記憶しておいてもよい。
【0043】図6は、RAM7の記憶領域の構成を示す
図である。RAM7の記憶領域は、同図に示すように、
画像処理用領域7A、MIDIデータ領域7B、楽譜デ
ータ領域7C、メモデータ領域7D、レジスタ7E及び
メモ用バッファ7F等で構成される。画像処理用領域7
Aは文字認識用バッファ7A’を含む。
図である。RAM7の記憶領域は、同図に示すように、
画像処理用領域7A、MIDIデータ領域7B、楽譜デ
ータ領域7C、メモデータ領域7D、レジスタ7E及び
メモ用バッファ7F等で構成される。画像処理用領域7
Aは文字認識用バッファ7A’を含む。
【0044】画像処理用領域7Aは、画像データの処理
のためのワークエリアとして用いられ、文字認識用バッ
ファ7A’は、ペン・タブレット23で入力した手書き
の情報を一時記憶する。MIDIデータ領域7Bは、図
4に示すFD24のヘッダ領域24A及びMIDIデー
タ領域24Bに対応し、楽譜データ領域7C、メモデー
タ領域7Dはそれぞれ図4に示す楽譜データ領域24
C、メモデータ領域24Dに対応する。各データ領域7
B、7C、7Dはそれぞれ、FD24から読み込んだ楽
音データMD、楽譜データVD、メモデータTDを記憶
する。
のためのワークエリアとして用いられ、文字認識用バッ
ファ7A’は、ペン・タブレット23で入力した手書き
の情報を一時記憶する。MIDIデータ領域7Bは、図
4に示すFD24のヘッダ領域24A及びMIDIデー
タ領域24Bに対応し、楽譜データ領域7C、メモデー
タ領域7Dはそれぞれ図4に示す楽譜データ領域24
C、メモデータ領域24Dに対応する。各データ領域7
B、7C、7Dはそれぞれ、FD24から読み込んだ楽
音データMD、楽譜データVD、メモデータTDを記憶
する。
【0045】レジスタ7Eは、後述する各種フラグ、カ
ウント値、アドレス等を記憶する。メモ用バッファ7F
は、ペン・タブレット23で入力され選択された文字を
記憶する。
ウント値、アドレス等を記憶する。メモ用バッファ7F
は、ペン・タブレット23で入力され選択された文字を
記憶する。
【0046】かかる構成において、本電子楽器の動作は
次のようにして行われる。
次のようにして行われる。
【0047】図7は、メインルーチンのフローチャート
を示す図である。本処理は電源のオン時に開始される。
を示す図である。本処理は電源のオン時に開始される。
【0048】まず、初期設定を実行、すなわち各種レジ
スタを初期化する(ステップS701)。例えば、後述
するフラグRUN、フラグPAUSE、カウント値TI
MING等を「0」に設定する。次いで、後述する図8
の鍵盤処理(ステップS702)、図9のスイッチ(S
W)処理(ステップS703)、図15のペン・タブレ
ット処理(ステップS704)を順に実行し、前記ステ
ップS702に戻る。
スタを初期化する(ステップS701)。例えば、後述
するフラグRUN、フラグPAUSE、カウント値TI
MING等を「0」に設定する。次いで、後述する図8
の鍵盤処理(ステップS702)、図9のスイッチ(S
W)処理(ステップS703)、図15のペン・タブレ
ット処理(ステップS704)を順に実行し、前記ステ
ップS702に戻る。
【0049】図8は、図7のステップS702で実行さ
れる鍵盤処理のフローチャートを示す図である。
れる鍵盤処理のフローチャートを示す図である。
【0050】まず、押鍵検出回路3によりキースキャン
処理を実行し(ステップS801)、鍵盤1によるキー
イベント(キーオンまたはキーオフ)が有るか否かを判
別する(ステップS802)。その判別の結果、キーイ
ベントがない場合は直ちに本処理を終了する一方、キー
イベントがある場合は、そのキーイベントがキーオンで
あるか否かを判別する(ステップS803)。
処理を実行し(ステップS801)、鍵盤1によるキー
イベント(キーオンまたはキーオフ)が有るか否かを判
別する(ステップS802)。その判別の結果、キーイ
ベントがない場合は直ちに本処理を終了する一方、キー
イベントがある場合は、そのキーイベントがキーオンで
あるか否かを判別する(ステップS803)。
【0051】その判別の結果、キーイベントがキーオン
である場合は、発音処理を実行する(ステップS80
4)。すなわち、押鍵されたキーに対応する音高データ
及びキーオン信号を音源回路15の空きの楽音発生チャ
ンネルに供給し、楽音信号を発生させる。その結果、サ
ウンドシステム17から楽音が発生する。一方、前記ス
テップS803の判別の結果、キーイベントがキーオン
でなくキーオフである場合は、消音処理を実行する(ス
テップS805)。すなわち、離鍵されたキーに対応す
る楽音信号を発生している楽音発生チャンネルにキーオ
フ信号を供給し、楽音信号を減衰させる。発音処理また
は消音処理の後は本処理を終了する。
である場合は、発音処理を実行する(ステップS80
4)。すなわち、押鍵されたキーに対応する音高データ
及びキーオン信号を音源回路15の空きの楽音発生チャ
ンネルに供給し、楽音信号を発生させる。その結果、サ
ウンドシステム17から楽音が発生する。一方、前記ス
テップS803の判別の結果、キーイベントがキーオン
でなくキーオフである場合は、消音処理を実行する(ス
テップS805)。すなわち、離鍵されたキーに対応す
る楽音信号を発生している楽音発生チャンネルにキーオ
フ信号を供給し、楽音信号を減衰させる。発音処理また
は消音処理の後は本処理を終了する。
【0052】本処理によれば、鍵盤1の演奏操作に応じ
てマニュアル演奏音を発生可能である。例えば表示装置
19に表示された楽譜を見ながら自動演奏に合わせてマ
ニュアル演奏を行うことができる。
てマニュアル演奏音を発生可能である。例えば表示装置
19に表示された楽譜を見ながら自動演奏に合わせてマ
ニュアル演奏を行うことができる。
【0053】図9は、図7のステップS703で実行さ
れるスイッチ(SW)処理のフローチャートを示す図で
ある。
れるスイッチ(SW)処理のフローチャートを示す図で
ある。
【0054】まず、スイッチ検出回路4によりスイッチ
スキャン処理を実行し(ステップS901)、何らかの
スイッチイベントが有るか否かを判別する(ステップS
902)。なお、このスイッチイベントには表示装置1
9でのマウス21による画面入力も含まれる。その判別
の結果、何らスイッチイベントがない場合は直ちに本処
理を終了する一方、何らかのスイッチイベントが有る場
合は、後述する図10〜図14の処理によりスイッチイ
ベントに対応する処理を実行して(ステップS90
3)、本処理を終了する。
スキャン処理を実行し(ステップS901)、何らかの
スイッチイベントが有るか否かを判別する(ステップS
902)。なお、このスイッチイベントには表示装置1
9でのマウス21による画面入力も含まれる。その判別
の結果、何らスイッチイベントがない場合は直ちに本処
理を終了する一方、何らかのスイッチイベントが有る場
合は、後述する図10〜図14の処理によりスイッチイ
ベントに対応する処理を実行して(ステップS90
3)、本処理を終了する。
【0055】図10は、図9のステップS903で実行
されるスタート/ストップSW処理のフローチャートを
示す図である。本処理は、表示装置19の表示画面上で
再生/停止ボタン19a(図2)がオンされたとき開始
される。
されるスタート/ストップSW処理のフローチャートを
示す図である。本処理は、表示装置19の表示画面上で
再生/停止ボタン19a(図2)がオンされたとき開始
される。
【0056】まず、自動演奏が実行中であることを
「1」で示すフラグRUNが「1」に設定されているか
否かを判別し(ステップS1001)、その判別の結
果、フラグRUNが「1」に設定されている場合は、フ
ラグRUNを「0」に設定すると共にカウント値TIM
INGを「0」に設定して(ステップS1002)、表
示されている楽譜を消去し(ステップS1003)、本
処理を終了する。一方、前記ステップS1001の判別
の結果、フラグRUNが「1」に設定されている場合
は、フラグRUNを「1」に設定して(ステップS10
04)、本処理を終了する。
「1」で示すフラグRUNが「1」に設定されているか
否かを判別し(ステップS1001)、その判別の結
果、フラグRUNが「1」に設定されている場合は、フ
ラグRUNを「0」に設定すると共にカウント値TIM
INGを「0」に設定して(ステップS1002)、表
示されている楽譜を消去し(ステップS1003)、本
処理を終了する。一方、前記ステップS1001の判別
の結果、フラグRUNが「1」に設定されている場合
は、フラグRUNを「1」に設定して(ステップS10
04)、本処理を終了する。
【0057】本処理によれば、自動演奏実行中に再生/
停止ボタン19a(図2)がオンされたときは自動演奏
が停止される一方、自動演奏停止中に再生/停止ボタン
19a(図2)がオンされたときは自動演奏が開始され
る。
停止ボタン19a(図2)がオンされたときは自動演奏
が停止される一方、自動演奏停止中に再生/停止ボタン
19a(図2)がオンされたときは自動演奏が開始され
る。
【0058】図11は、図9のステップS903で実行
されるテンポ変更SW処理のフローチャートを示す図で
ある。本処理は、表示装置19の表示画面上でテンポア
ップボタン19cまたはテンポダウンボタン19dのい
ずれかがオンされたとき開始される。本処理は、自動演
奏前または自動演奏中にタイマ8の割り込み周期、すな
わち後述する図18の割り込み処理の実行間隔を変更す
るための処理である。
されるテンポ変更SW処理のフローチャートを示す図で
ある。本処理は、表示装置19の表示画面上でテンポア
ップボタン19cまたはテンポダウンボタン19dのい
ずれかがオンされたとき開始される。本処理は、自動演
奏前または自動演奏中にタイマ8の割り込み周期、すな
わち後述する図18の割り込み処理の実行間隔を変更す
るための処理である。
【0059】まず、ボタン19c、19dによるテンポ
変更の指示がテンポアップであるか否かを判別し(ステ
ップS1101)、その判別の結果、テンポ変更の指示
がテンポアップである場合は、タイマ8の割り込み周期
を短くして(例えばタイマ8内の不図示のレジスタの記
憶値を小さくして)(ステップS1102)、テンポ値
TMの表示装置19での表示をそれに対応して変更し
(ステップS1104)、本処理を終了する。一方、前
記ステップS1101の判別の結果、テンポ変更の指示
がテンポダウンである場合は、タイマ8の割り込み周期
を長くして(上記レジスタの記憶値を大きくして)(ス
テップS1104)、前記ステップS1103に進む。
変更の指示がテンポアップであるか否かを判別し(ステ
ップS1101)、その判別の結果、テンポ変更の指示
がテンポアップである場合は、タイマ8の割り込み周期
を短くして(例えばタイマ8内の不図示のレジスタの記
憶値を小さくして)(ステップS1102)、テンポ値
TMの表示装置19での表示をそれに対応して変更し
(ステップS1104)、本処理を終了する。一方、前
記ステップS1101の判別の結果、テンポ変更の指示
がテンポダウンである場合は、タイマ8の割り込み周期
を長くして(上記レジスタの記憶値を大きくして)(ス
テップS1104)、前記ステップS1103に進む。
【0060】本処理によれば、自動演奏前または自動演
奏中に演奏テンポを任意に変更することができる。
奏中に演奏テンポを任意に変更することができる。
【0061】図12は、図9のステップS903で実行
されるスクロール処理のフローチャートを示す図であ
る。本処理は、表示装置19の表示画面上で前頁ボタン
19eまたは次頁ボタン19fのいずれかがオンされた
とき開始される。
されるスクロール処理のフローチャートを示す図であ
る。本処理は、表示装置19の表示画面上で前頁ボタン
19eまたは次頁ボタン19fのいずれかがオンされた
とき開始される。
【0062】まず、自動演奏を停止し(ステップS12
01)、オンされたスイッチが前頁ボタン19eである
か否かを判別する。その判別の結果、オンされたスイッ
チが前頁ボタン19eである場合は、現在演奏・表示し
ている4小節のデータの1単位前の楽譜アドレス及びメ
モアドレスをサーチする(ステップS1203)。すな
わち1頁(4小節)前の4小節の楽譜アドレス及びメモ
アドレスを楽音データMDからサーチする。次いで、サ
ーチした各アドレスをRAM7内のレジスタ7Eに設定
することにより、演奏データの読み出し位置を1頁前の
4小節の先頭に設定して(ステップS1204)、その
先頭位置から再生を開始し(ステップS1205)、本
処理を終了する。
01)、オンされたスイッチが前頁ボタン19eである
か否かを判別する。その判別の結果、オンされたスイッ
チが前頁ボタン19eである場合は、現在演奏・表示し
ている4小節のデータの1単位前の楽譜アドレス及びメ
モアドレスをサーチする(ステップS1203)。すな
わち1頁(4小節)前の4小節の楽譜アドレス及びメモ
アドレスを楽音データMDからサーチする。次いで、サ
ーチした各アドレスをRAM7内のレジスタ7Eに設定
することにより、演奏データの読み出し位置を1頁前の
4小節の先頭に設定して(ステップS1204)、その
先頭位置から再生を開始し(ステップS1205)、本
処理を終了する。
【0063】一方、前記ステップS1202の判別の結
果、オンされたスイッチが前頁ボタン19eではなく次
頁ボタン19fである場合は、上記とは反対に現在演奏
・表示している4小節のデータの1単位先の楽譜アドレ
ス及びメモアドレスを楽音データMDからサーチして
(ステップS1206)、サーチした読出位置を1頁先
の4小節の先頭に設定し、前記ステップS1204以降
の処理を同様に実行する。
果、オンされたスイッチが前頁ボタン19eではなく次
頁ボタン19fである場合は、上記とは反対に現在演奏
・表示している4小節のデータの1単位先の楽譜アドレ
ス及びメモアドレスを楽音データMDからサーチして
(ステップS1206)、サーチした読出位置を1頁先
の4小節の先頭に設定し、前記ステップS1204以降
の処理を同様に実行する。
【0064】本処理によれば、自動演奏中に1単位前ま
たは1単位先の4小節の演奏、楽譜表示及びメモ表示を
任意に行うことができる。
たは1単位先の4小節の演奏、楽譜表示及びメモ表示を
任意に行うことができる。
【0065】図13は、図9のステップS903で実行
される一時停止処理のフローチャートを示す図である。
本処理は、表示装置19の表示画面上でポーズボタン1
9bがオンされたとき開始される。
される一時停止処理のフローチャートを示す図である。
本処理は、表示装置19の表示画面上でポーズボタン1
9bがオンされたとき開始される。
【0066】まず、フラグRUNが「1」に設定されて
いる(自動演奏実行中である)か否かを判別する(ステ
ップS1301)、その判別の結果、フラグRUNが
「1」に設定されていない場合は直ちに本処理を終了す
る一方、フラグRUNが「1」に設定されている場合
は、自動演奏が一時停止中であることを「1」で示すフ
ラグPAUSEが「1」に設定されているか否かを判別
する(ステップS1302)。
いる(自動演奏実行中である)か否かを判別する(ステ
ップS1301)、その判別の結果、フラグRUNが
「1」に設定されていない場合は直ちに本処理を終了す
る一方、フラグRUNが「1」に設定されている場合
は、自動演奏が一時停止中であることを「1」で示すフ
ラグPAUSEが「1」に設定されているか否かを判別
する(ステップS1302)。
【0067】その判別の結果、フラグPAUSEが
「1」に設定されていない場合は、自動演奏音の発生を
停止し一時停止状態として(ステップS1303)、フ
ラグPAUSEを反転(この場合は「0」から「1」
へ)し(ステップS1304)、本処理を終了する。一
方、前記ステップS1302の判別の結果、フラグPA
USEが「1」に設定されている場合は、一時停止の解
除、すなわち自動演奏の一時停止位置から自動演奏音を
発生し(ステップS1305)、フラグPAUSEを反
転(この場合は「1」から「0」へ)して(ステップS
1304)、本処理を終了する。
「1」に設定されていない場合は、自動演奏音の発生を
停止し一時停止状態として(ステップS1303)、フ
ラグPAUSEを反転(この場合は「0」から「1」
へ)し(ステップS1304)、本処理を終了する。一
方、前記ステップS1302の判別の結果、フラグPA
USEが「1」に設定されている場合は、一時停止の解
除、すなわち自動演奏の一時停止位置から自動演奏音を
発生し(ステップS1305)、フラグPAUSEを反
転(この場合は「1」から「0」へ)して(ステップS
1304)、本処理を終了する。
【0068】本処理によれば、自動演奏の一時停止及び
その解除を任意に行うことができる。
その解除を任意に行うことができる。
【0069】図14は、図9のステップS903で実行
される媒体処理のフローチャートを示す図である。本処
理は、例えば表示装置19の初期画面(不図示)にて媒
体からのデータの読み出しまたは媒体の排出の指示の入
力があったとき開始される。
される媒体処理のフローチャートを示す図である。本処
理は、例えば表示装置19の初期画面(不図示)にて媒
体からのデータの読み出しまたは媒体の排出の指示の入
力があったとき開始される。
【0070】まず、入力された指示がデータの読み出し
指示であるか否かを判別し(ステップS1401)、そ
の判別の結果、入力された指示がデータの読み出し指示
である場合は、FDD10に挿入されたFD24から楽
音データMD、楽譜データVD及びメモデータTDを読
み出してRAM7に記憶し(ステップS1402)、本
処理を終了する。一方、前記ステップS1401の判別
の結果、入力された指示がデータの読み出し指示でなく
媒体の排出指示である場合は、RAM7内の各領域(M
IDIデータ領域7B、楽譜データ領域7C、メモデー
タ領域7D)に記憶されているデータをFD24に書き
込み(ステップS1403)、FD24をFDD10か
ら排出して(ステップS1404)、本処理を終了す
る。
指示であるか否かを判別し(ステップS1401)、そ
の判別の結果、入力された指示がデータの読み出し指示
である場合は、FDD10に挿入されたFD24から楽
音データMD、楽譜データVD及びメモデータTDを読
み出してRAM7に記憶し(ステップS1402)、本
処理を終了する。一方、前記ステップS1401の判別
の結果、入力された指示がデータの読み出し指示でなく
媒体の排出指示である場合は、RAM7内の各領域(M
IDIデータ領域7B、楽譜データ領域7C、メモデー
タ領域7D)に記憶されているデータをFD24に書き
込み(ステップS1403)、FD24をFDD10か
ら排出して(ステップS1404)、本処理を終了す
る。
【0071】本処理によれば、例えば最初はFD24の
楽音、楽譜、メモの各データをRAM7に記憶し、自動
演奏時にメモデータTDの内容を新規に入力あるいは更
新した上で、これらのデータを最終的にFD24に保存
しておくことができる。また、FD24に一旦記憶した
データを再度読み出し、メモデータTDの内容を何度で
も更新することができる。
楽音、楽譜、メモの各データをRAM7に記憶し、自動
演奏時にメモデータTDの内容を新規に入力あるいは更
新した上で、これらのデータを最終的にFD24に保存
しておくことができる。また、FD24に一旦記憶した
データを再度読み出し、メモデータTDの内容を何度で
も更新することができる。
【0072】図15は、図7のステップS704で実行
されるペン・タブレット処理のフローチャートである。
されるペン・タブレット処理のフローチャートである。
【0073】まず、本願実施例では、ポーズ状態で文字
入力、認識を行っているため、フラグPAUSEが
「1」に設定されているか否かを判別する(ステップS
1501)。その判別の結果、フラグPAUSEが
「1」に設定されている場合はペン・タブレット23に
ペンタッチが有るか否かを判別し(ステップS150
2)、その判別の結果、ペン・タブレット23にペンタ
ッチが有る場合はそのタッチ位置がペン・タブレット2
3の文字入力領域23Aであるか否かを判別する(ステ
ップS1503)。
入力、認識を行っているため、フラグPAUSEが
「1」に設定されているか否かを判別する(ステップS
1501)。その判別の結果、フラグPAUSEが
「1」に設定されている場合はペン・タブレット23に
ペンタッチが有るか否かを判別し(ステップS150
2)、その判別の結果、ペン・タブレット23にペンタ
ッチが有る場合はそのタッチ位置がペン・タブレット2
3の文字入力領域23Aであるか否かを判別する(ステ
ップS1503)。
【0074】その判別の結果、そのタッチ位置がペン・
タブレット23の文字入力領域23Aである場合は、タ
ッチ位置を入力し(ステップS1504)、本処理を終
了する。タッチ位置の入力は、例えば文字入力領域23
Aの先頭(左上端)からのタッチ位置の座標をRAM7
の画像処理用領域7A内の図示しないバッファに記憶す
ることによりなされる。従って、前記ステップS150
1〜S1504の処理が繰り返される間、ペンタッチの
軌跡が記憶される。
タブレット23の文字入力領域23Aである場合は、タ
ッチ位置を入力し(ステップS1504)、本処理を終
了する。タッチ位置の入力は、例えば文字入力領域23
Aの先頭(左上端)からのタッチ位置の座標をRAM7
の画像処理用領域7A内の図示しないバッファに記憶す
ることによりなされる。従って、前記ステップS150
1〜S1504の処理が繰り返される間、ペンタッチの
軌跡が記憶される。
【0075】一方、前記ステップS1501の判別の結
果フラグPAUSEが「0」に設定されている場合や、
前記ステップS1502の判別の結果ペン・タブレット
23にペンタッチがない場合は、直ちに本処理を終了す
る。
果フラグPAUSEが「0」に設定されている場合や、
前記ステップS1502の判別の結果ペン・タブレット
23にペンタッチがない場合は、直ちに本処理を終了す
る。
【0076】前記ステップS1503の判別の結果、タ
ッチ位置がペン・タブレット23の文字入力領域23A
でない場合は、そのタッチ位置がタブレット入力領域2
3Bであるか否かを判別する(ステップS1505)。
その判別の結果、そのタッチ位置がタブレット入力領域
23Bでない場合は直ちに本処理を終了する一方、その
タッチ位置がタブレット入力領域23Bである場合は、
後述する図16のタブレット処理を実行して(ステップ
S1506)、本処理を終了する。
ッチ位置がペン・タブレット23の文字入力領域23A
でない場合は、そのタッチ位置がタブレット入力領域2
3Bであるか否かを判別する(ステップS1505)。
その判別の結果、そのタッチ位置がタブレット入力領域
23Bでない場合は直ちに本処理を終了する一方、その
タッチ位置がタブレット入力領域23Bである場合は、
後述する図16のタブレット処理を実行して(ステップ
S1506)、本処理を終了する。
【0077】図16は、図15のステップS1506で
実行されるタブレット処理のフローチャートを示す図で
ある。
実行されるタブレット処理のフローチャートを示す図で
ある。
【0078】まず、ペン・タブレット23の文字入力領
域23Aに入力がなされたか(何らかの軌跡が描かれた
か)否かを判別し(ステップS1601)、その判別の
結果、文字入力領域23Aに入力がなされた場合は、文
字入力領域23Aにその入力に対応する画像を反転表示
(軌跡を表示)して(ステップS1602)、その画像
をRAM7の文字認識用バッファ7A’に取り込む(ス
テップS1603)。一方、前記ステップS1601の
判別の結果、文字入力領域23Aに入力がなされていな
い場合及び前記ステップS1603の処理後はいずれも
ステップS1604に進む。
域23Aに入力がなされたか(何らかの軌跡が描かれた
か)否かを判別し(ステップS1601)、その判別の
結果、文字入力領域23Aに入力がなされた場合は、文
字入力領域23Aにその入力に対応する画像を反転表示
(軌跡を表示)して(ステップS1602)、その画像
をRAM7の文字認識用バッファ7A’に取り込む(ス
テップS1603)。一方、前記ステップS1601の
判別の結果、文字入力領域23Aに入力がなされていな
い場合及び前記ステップS1603の処理後はいずれも
ステップS1604に進む。
【0079】ステップS1604では、ペン・タブレッ
ト23のタブレット入力領域23Bの認識ボタン23a
がタッチされ認識実行が指示されたか否かを判別する。
その判別の結果、認識実行が指示された場合は、文字認
識用バッファ7A’に画像データがあるか否かを判別し
て(ステップS1613)、その判別の結果、文字認識
用バッファ7A’に画像データがある場合は、上記文字
入力領域23Aに入力された画像から文字を認識し(ス
テップS1605)、タブレット入力領域23Bの文字
候補表示領域23bに文字候補を表示する(ステップS
1606)。一方、前記ステップS1604の判別の結
果認識実行が指示されていない場合、前記ステップS1
613の判別の結果文字認識用バッファ7A’に画像デ
ータがない場合、及び前記ステップS1606の処理後
は、いずれもステップS1607に進む。
ト23のタブレット入力領域23Bの認識ボタン23a
がタッチされ認識実行が指示されたか否かを判別する。
その判別の結果、認識実行が指示された場合は、文字認
識用バッファ7A’に画像データがあるか否かを判別し
て(ステップS1613)、その判別の結果、文字認識
用バッファ7A’に画像データがある場合は、上記文字
入力領域23Aに入力された画像から文字を認識し(ス
テップS1605)、タブレット入力領域23Bの文字
候補表示領域23bに文字候補を表示する(ステップS
1606)。一方、前記ステップS1604の判別の結
果認識実行が指示されていない場合、前記ステップS1
613の判別の結果文字認識用バッファ7A’に画像デ
ータがない場合、及び前記ステップS1606の処理後
は、いずれもステップS1607に進む。
【0080】ステップS1607では、ペン・タブレッ
ト23のタブレット入力領域23Bの次候補表示ボタン
23cがタッチされ次候補表示指示がされたか否かを判
別する。その判別の結果、次候補表示指示がされた場合
は、次候補が有るか否かを判別し(ステップS161
4)、その判別の結果、次候補が有る場合は文字候補表
示領域23bに文字の次候補を表示して(ステップS1
608)、ステップS1609に進む。一方、前記ステ
ップS1607の判別の結果次候補表示指示がされてい
ない場合、及び前記ステップS1614の判別の結果次
候補がない場合は、いずれも直ちにステップS1609
に進む。
ト23のタブレット入力領域23Bの次候補表示ボタン
23cがタッチされ次候補表示指示がされたか否かを判
別する。その判別の結果、次候補表示指示がされた場合
は、次候補が有るか否かを判別し(ステップS161
4)、その判別の結果、次候補が有る場合は文字候補表
示領域23bに文字の次候補を表示して(ステップS1
608)、ステップS1609に進む。一方、前記ステ
ップS1607の判別の結果次候補表示指示がされてい
ない場合、及び前記ステップS1614の判別の結果次
候補がない場合は、いずれも直ちにステップS1609
に進む。
【0081】ステップS1609では、ペン・タブレッ
ト23のタブレット入力領域23Bの文字候補表示領域
23bがタッチされ、表示されている文字候補の中から
文字の選択がなされたか否かを判別する。その判別の結
果、文字の選択がなされた場合は選択された文字をRA
M7のメモ用バッファ7Fに書き込む(ステップS16
10)。これにより文字がテキストデータとして記憶さ
れる。さらにこの処理が繰り返され書き込まれる複数の
文字が、後に表示装置19の表示領域19Bに表示され
るメモデータTDとなる。
ト23のタブレット入力領域23Bの文字候補表示領域
23bがタッチされ、表示されている文字候補の中から
文字の選択がなされたか否かを判別する。その判別の結
果、文字の選択がなされた場合は選択された文字をRA
M7のメモ用バッファ7Fに書き込む(ステップS16
10)。これにより文字がテキストデータとして記憶さ
れる。さらにこの処理が繰り返され書き込まれる複数の
文字が、後に表示装置19の表示領域19Bに表示され
るメモデータTDとなる。
【0082】なお、メモ用バッファ7FにメモデータT
Dを書き込む際、メモ用バッファ7Fに全くメモデータ
TDが記憶されていない初期状態では、今回書き込むメ
モデータの表示装置19における表示位置を、パネルス
イッチ2やマウス21等で指定可能なように構成しても
よい。また、メモ用バッファ7Fに既にメモデータTD
が記憶されている場合は、元のデータに部分的に上書き
するかまたは元のデータを全て消去するかのいずれを採
用してもよい。
Dを書き込む際、メモ用バッファ7Fに全くメモデータ
TDが記憶されていない初期状態では、今回書き込むメ
モデータの表示装置19における表示位置を、パネルス
イッチ2やマウス21等で指定可能なように構成しても
よい。また、メモ用バッファ7Fに既にメモデータTD
が記憶されている場合は、元のデータに部分的に上書き
するかまたは元のデータを全て消去するかのいずれを採
用してもよい。
【0083】一方、前記ステップS1609の判別の結
果、文字候補表示領域23bがタッチされず文字の選択
がなされていない場合または前記ステップS1610の
処理後は直ちにステップS1611に進む。
果、文字候補表示領域23bがタッチされず文字の選択
がなされていない場合または前記ステップS1610の
処理後は直ちにステップS1611に進む。
【0084】ステップS1611では、ペン・タブレッ
ト23のタブレット入力領域23Bの書込ボタン23d
がタッチされ書き込み指示がされたか否かを判別する。
その判別の結果、書き込み指示がされた場合は後述する
図17のRAM転送処理を実行し(ステップS161
2)、本処理を終了する一方、書き込み指示がされてい
ない場合は、直ちに本処理を終了する。
ト23のタブレット入力領域23Bの書込ボタン23d
がタッチされ書き込み指示がされたか否かを判別する。
その判別の結果、書き込み指示がされた場合は後述する
図17のRAM転送処理を実行し(ステップS161
2)、本処理を終了する一方、書き込み指示がされてい
ない場合は、直ちに本処理を終了する。
【0085】図17は、図16のステップS1612で
実行されるRAM転送処理のフローチャートを示す図で
ある。
実行されるRAM転送処理のフローチャートを示す図で
ある。
【0086】まず、RAM7のメモ用バッファ7Fに記
憶されている文字の数が1000文字以内であるか否か
を判別し(ステップS1701)、その判別の結果、文
字数が1000文字以内である場合はメモ用バッファ7
FのデータをRAM7のメモデータ領域7Dに転送、書
き込みして(ステップS1702)、本処理を終了す
る。メモデータ領域7Dへの記憶は、現在自動演奏が一
時停止し楽譜が表示されている4小節の楽譜データVD
に対応付けられて記憶される。これは、上述したよう
に、楽譜アドレスデータGA及びメモアドレスデータM
Aを介してヘッダデータH2とヘッダデータH3とが対
応することよって可能とされる。これにより、演奏に関
して残しておきたい留意点事項等を、楽譜データVDに
対してその4小節毎にテキストデータとして付加するこ
とができる。
憶されている文字の数が1000文字以内であるか否か
を判別し(ステップS1701)、その判別の結果、文
字数が1000文字以内である場合はメモ用バッファ7
FのデータをRAM7のメモデータ領域7Dに転送、書
き込みして(ステップS1702)、本処理を終了す
る。メモデータ領域7Dへの記憶は、現在自動演奏が一
時停止し楽譜が表示されている4小節の楽譜データVD
に対応付けられて記憶される。これは、上述したよう
に、楽譜アドレスデータGA及びメモアドレスデータM
Aを介してヘッダデータH2とヘッダデータH3とが対
応することよって可能とされる。これにより、演奏に関
して残しておきたい留意点事項等を、楽譜データVDに
対してその4小節毎にテキストデータとして付加するこ
とができる。
【0087】一方、前記ステップS1701の判別の結
果、メモ用バッファ7Fに記憶されている文字の数が1
000文字以内でない場合は、データの転送、書き込み
処理を行うことなく「文字数オーバー」を表示装置19
に表示して(ステップS1703)、本処理を終了す
る。
果、メモ用バッファ7Fに記憶されている文字の数が1
000文字以内でない場合は、データの転送、書き込み
処理を行うことなく「文字数オーバー」を表示装置19
に表示して(ステップS1703)、本処理を終了す
る。
【0088】図15〜図17の処理によれば、自動演奏
と共に表示される楽譜に対応させて記憶し表示装置19
の表示領域19Bに表示したい内容を、ペン・タブレッ
ト23によってメモ書きのような感覚で入力することが
できる。しかも、入力された文字はテキストデータ化さ
れて楽譜データVDに対応付けられて記憶されるため、
RAM7とFD24との間でデータの読み書きが繰り返
されても対応関係が確保される。また、FD24に一旦
記憶されたデータに既に何らかのメモデータTDが含ま
れている場合でも、そのデータを再度読み出し、図15
〜図17の処理を行うことによりメモデータTDの更新
が可能である。
と共に表示される楽譜に対応させて記憶し表示装置19
の表示領域19Bに表示したい内容を、ペン・タブレッ
ト23によってメモ書きのような感覚で入力することが
できる。しかも、入力された文字はテキストデータ化さ
れて楽譜データVDに対応付けられて記憶されるため、
RAM7とFD24との間でデータの読み書きが繰り返
されても対応関係が確保される。また、FD24に一旦
記憶されたデータに既に何らかのメモデータTDが含ま
れている場合でも、そのデータを再度読み出し、図15
〜図17の処理を行うことによりメモデータTDの更新
が可能である。
【0089】図18は、割り込み処理のフローチャート
を示す図である。本処理は、4分音符の時間間隔内に例
えば480回発生するタイマ割り込みに応じて起動さ
れ、実行される。従って、タイマ割り込みの発生間隔、
すなわち本処理の実行間隔は、設定されたテンポ値TM
に応じて変動する。
を示す図である。本処理は、4分音符の時間間隔内に例
えば480回発生するタイマ割り込みに応じて起動さ
れ、実行される。従って、タイマ割り込みの発生間隔、
すなわち本処理の実行間隔は、設定されたテンポ値TM
に応じて変動する。
【0090】まず、フラグRUNが「1」に設定されて
いるか否かを判別し(ステップS1801)、その判別
の結果、フラグRUNが「1」に設定されている場合
(自動演奏実行中)はフラグPAUSEが「0」に設定
されているか否かを判別する(ステップS1802)。
その結果、前記ステップS1801の判別の結果フラグ
RUNが「1」に設定されていない場合、または前記ス
テップS1802の判別の結果フラグPAUSEが
「0」に設定されていない場合はいずれも、直ちに本処
理を終了する。
いるか否かを判別し(ステップS1801)、その判別
の結果、フラグRUNが「1」に設定されている場合
(自動演奏実行中)はフラグPAUSEが「0」に設定
されているか否かを判別する(ステップS1802)。
その結果、前記ステップS1801の判別の結果フラグ
RUNが「1」に設定されていない場合、または前記ス
テップS1802の判別の結果フラグPAUSEが
「0」に設定されていない場合はいずれも、直ちに本処
理を終了する。
【0091】一方、前記ステップS1802の判別の結
果、フラグPAUSEが「0」に設定されている場合、
すなわち自動演奏が実行中であって一時停止中でない場
合は、後述するステップS1815で設定されるカウン
ト値TIMINGを「1」だけディクリメントし(ステ
ップS1803)、カウント値TIMINGが「0」に
達したか否かを判別する(ステップS1804)。その
判別の結果、カウント値TIMINGが「0」に達して
いない場合は直ちに本処理を終了する一方、カウント値
TIMINGが「0」に達した場合は、RAM7のMI
DIデータ領域7Bから次の楽音データMDを1つ読み
出し(ステップS1805)、その読み出した楽音デー
タMDがキーオンデータまたはキーオフデータのいずれ
かであるか否かを判別する(ステップS1806)。
果、フラグPAUSEが「0」に設定されている場合、
すなわち自動演奏が実行中であって一時停止中でない場
合は、後述するステップS1815で設定されるカウン
ト値TIMINGを「1」だけディクリメントし(ステ
ップS1803)、カウント値TIMINGが「0」に
達したか否かを判別する(ステップS1804)。その
判別の結果、カウント値TIMINGが「0」に達して
いない場合は直ちに本処理を終了する一方、カウント値
TIMINGが「0」に達した場合は、RAM7のMI
DIデータ領域7Bから次の楽音データMDを1つ読み
出し(ステップS1805)、その読み出した楽音デー
タMDがキーオンデータまたはキーオフデータのいずれ
かであるか否かを判別する(ステップS1806)。
【0092】その判別の結果、読み出した楽音データM
Dがキーオンデータまたはキーオフデータのいずれかで
ある場合は、そのデータを音源回路15に送信すること
により発音または消音の処理を実行し(ステップS18
07)、ステップS1808に進む一方、読み出した楽
音データMDがキーオンデータまたはキーオフデータの
いずれでもない場合は直ちにステップS1808に進
む。
Dがキーオンデータまたはキーオフデータのいずれかで
ある場合は、そのデータを音源回路15に送信すること
により発音または消音の処理を実行し(ステップS18
07)、ステップS1808に進む一方、読み出した楽
音データMDがキーオンデータまたはキーオフデータの
いずれでもない場合は直ちにステップS1808に進
む。
【0093】ステップS1808では、読み出した楽音
データMDが楽譜アドレスデータGAであるか否かを判
別し、その判別の結果、読み出した楽音データMDが楽
譜アドレスデータGAである場合は、その楽譜アドレス
データGAに対応する楽譜データVDをRAM7の楽譜
データ領域7Cから読み出し、表示制御回路9に送信す
ることにより表示装置19に楽譜データVDを表示して
(ステップS1809)、ステップS1810に進む一
方、読み出した楽音データMDが楽譜アドレスデータG
Aでない場合は直ちにステップS1810に進む。
データMDが楽譜アドレスデータGAであるか否かを判
別し、その判別の結果、読み出した楽音データMDが楽
譜アドレスデータGAである場合は、その楽譜アドレス
データGAに対応する楽譜データVDをRAM7の楽譜
データ領域7Cから読み出し、表示制御回路9に送信す
ることにより表示装置19に楽譜データVDを表示して
(ステップS1809)、ステップS1810に進む一
方、読み出した楽音データMDが楽譜アドレスデータG
Aでない場合は直ちにステップS1810に進む。
【0094】ステップS1810では、読み出した楽音
データMDがメモアドレスデータMAであるか否かを判
別し、その判別の結果、読み出した楽音データMDがメ
モアドレスデータMAである場合は、そのメモアドレス
データMAに対応するメモデータTDをRAM7のメモ
データ領域7Dから読み出し、表示制御回路9に送信す
ることにより表示装置19の表示領域19Bにメモデー
タTDを表示する(ステップS1811)。これによ
り、メモ書きの内容がそれに対応する楽譜と共に表示さ
れる。その後、ステップS1812に進む。一方、前記
ステップS1810の判別の結果、読み出した楽音デー
タMDがメモアドレスデータMAでない場合は直ちにス
テップS1812に進む。
データMDがメモアドレスデータMAであるか否かを判
別し、その判別の結果、読み出した楽音データMDがメ
モアドレスデータMAである場合は、そのメモアドレス
データMAに対応するメモデータTDをRAM7のメモ
データ領域7Dから読み出し、表示制御回路9に送信す
ることにより表示装置19の表示領域19Bにメモデー
タTDを表示する(ステップS1811)。これによ
り、メモ書きの内容がそれに対応する楽譜と共に表示さ
れる。その後、ステップS1812に進む。一方、前記
ステップS1810の判別の結果、読み出した楽音デー
タMDがメモアドレスデータMAでない場合は直ちにス
テップS1812に進む。
【0095】ステップS1812では、読み出した楽音
データMDがエンドデータであるか否かを判別し、その
判別の結果、読み出した楽音データMDがエンドデータ
である場合は、後述する図19の終了処理を実行して
(ステップS1813)、ステップS1814に進む一
方、読み出した楽音データMDがエンドデータでない場
合は直ちにステップS1814に進む。
データMDがエンドデータであるか否かを判別し、その
判別の結果、読み出した楽音データMDがエンドデータ
である場合は、後述する図19の終了処理を実行して
(ステップS1813)、ステップS1814に進む一
方、読み出した楽音データMDがエンドデータでない場
合は直ちにステップS1814に進む。
【0096】ステップS1814では、読み出した楽音
データMDがタイミングデータであるか否かを判別し、
その判別の結果、読み出した楽音データMDがタイミン
グデータである場合はそのデータ値をカウント値TIM
INGに設定して(ステップS1815)、本処理を終
了する一方、読み出した楽音データMDがタイミングデ
ータでない場合は前記ステップS1805に戻る。
データMDがタイミングデータであるか否かを判別し、
その判別の結果、読み出した楽音データMDがタイミン
グデータである場合はそのデータ値をカウント値TIM
INGに設定して(ステップS1815)、本処理を終
了する一方、読み出した楽音データMDがタイミングデ
ータでない場合は前記ステップS1805に戻る。
【0097】図19は、図18のステップS1813で
実行される終了処理のフローチャートを示す図である。
実行される終了処理のフローチャートを示す図である。
【0098】まず、フラグRUN及びフラグPAUSE
を「0」にリセットすると共に、RAM7のメモ用バッ
ファ7F等の各バッファをクリアして(ステップS19
01)、表示装置19の楽譜やメモ書き等の表示内容を
消去し(ステップS1902)。本処理を終了する。
を「0」にリセットすると共に、RAM7のメモ用バッ
ファ7F等の各バッファをクリアして(ステップS19
01)、表示装置19の楽譜やメモ書き等の表示内容を
消去し(ステップS1902)。本処理を終了する。
【0099】図18及び図19の処理によれば、RAM
7から読み出される楽譜データVDに応じて発音/消音
等の楽音制御により自動演奏が行われるだけでなく、楽
譜データVDに付加されたメモデータTDの内容が演奏
に合わせて楽譜と共に表示される。
7から読み出される楽譜データVDに応じて発音/消音
等の楽音制御により自動演奏が行われるだけでなく、楽
譜データVDに付加されたメモデータTDの内容が演奏
に合わせて楽譜と共に表示される。
【0100】本実施の形態によれば、入力した自動演奏
データに基づき自動演奏及び楽譜表示を行うものにおい
て、楽譜データVDの各4小節毎にメモデータTDを付
加してこれを楽譜表示と同時に表示することができる。
従って、例えば、演奏上の留意点、教師の指導内容、注
記等のメモ書きを、各4小節毎に表示することができ
る。しかも、楽譜データVDに付加されたメモデータT
Dは、FD24に保存でき、再度読み出して利用するこ
とができるので、複数回にわたる演奏練習には特に好適
である。また、ペン・タブレット23により、メモデー
タTDは紙へのメモ書きのような態様で入力可能である
ので、使い勝手も良好である。具体的には本装置は教習
用機器として特に有用である。
データに基づき自動演奏及び楽譜表示を行うものにおい
て、楽譜データVDの各4小節毎にメモデータTDを付
加してこれを楽譜表示と同時に表示することができる。
従って、例えば、演奏上の留意点、教師の指導内容、注
記等のメモ書きを、各4小節毎に表示することができ
る。しかも、楽譜データVDに付加されたメモデータT
Dは、FD24に保存でき、再度読み出して利用するこ
とができるので、複数回にわたる演奏練習には特に好適
である。また、ペン・タブレット23により、メモデー
タTDは紙へのメモ書きのような態様で入力可能である
ので、使い勝手も良好である。具体的には本装置は教習
用機器として特に有用である。
【0101】なお、本実施の形態では、自動演奏データ
に基づき自動演奏及び楽譜表示を行うものを例示した
が、これに限るものでなく、演奏データを伴わず、楽譜
のみを表示するものに本発明を適用してもよい。この場
合、例えば、扱うデータの構成は図5に示すものに代え
て図20に示すものとし、割り込み処理は図18に示す
ものに代えて図21に示すものにすればよい。
に基づき自動演奏及び楽譜表示を行うものを例示した
が、これに限るものでなく、演奏データを伴わず、楽譜
のみを表示するものに本発明を適用してもよい。この場
合、例えば、扱うデータの構成は図5に示すものに代え
て図20に示すものとし、割り込み処理は図18に示す
ものに代えて図21に示すものにすればよい。
【0102】すなわち、楽音データMDを用いず、ヘッ
ダデータH1’、タイミングデータ及びメモアドレスか
ら成る楽譜データVD’を用い、メモデータTD’は図
5(c)に示すものと同様の構成とする。さらに、割り
込み処理では、図21に示すように、図18のステップ
S1805〜S1809の部分をステップS2101の
処理に代え、楽譜データを読み出し、表示する処理を行
う。他は図18と同様に処理する。
ダデータH1’、タイミングデータ及びメモアドレスか
ら成る楽譜データVD’を用い、メモデータTD’は図
5(c)に示すものと同様の構成とする。さらに、割り
込み処理では、図21に示すように、図18のステップ
S1805〜S1809の部分をステップS2101の
処理に代え、楽譜データを読み出し、表示する処理を行
う。他は図18と同様に処理する。
【0103】このようにすることにより、楽譜表示やメ
モ表示等、自動演奏に関する事項を除けば前述した本実
施の形態と同様の効果を奏することができる。
モ表示等、自動演奏に関する事項を除けば前述した本実
施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0104】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るためのソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することに
よっても、本発明の目的が達成されることは云うまでも
ない。
るためのソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することに
よっても、本発明の目的が達成されることは云うまでも
ない。
【0105】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。
ラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。
【0106】プログラムを供給するための記憶媒体とし
ては、たとえば、前記HDD11のハードディスク、C
D−ROM12のディスク、MO、MD、FD24、C
D−R(CD- Recordable)、磁気テープ、不揮発性のメ
モリカード、ROMなどの可搬型の記憶媒体を用いるこ
とができる。プログラムは、本実施の形態のように可搬
型の記憶媒体からRAM7に直接転送されるようにする
ほか、上記記憶媒体からHDD11内のハードディスク
に転送されるようにするようにしてもよい。また、他の
MIDI機器100や通信ネットワーク101を介して
サーバコンピュータ102からプログラムが供給される
ようにしてもよい。
ては、たとえば、前記HDD11のハードディスク、C
D−ROM12のディスク、MO、MD、FD24、C
D−R(CD- Recordable)、磁気テープ、不揮発性のメ
モリカード、ROMなどの可搬型の記憶媒体を用いるこ
とができる。プログラムは、本実施の形態のように可搬
型の記憶媒体からRAM7に直接転送されるようにする
ほか、上記記憶媒体からHDD11内のハードディスク
に転送されるようにするようにしてもよい。また、他の
MIDI機器100や通信ネットワーク101を介して
サーバコンピュータ102からプログラムが供給される
ようにしてもよい。
【0107】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムを実行することにより、上述した実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上述した
実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
ムを実行することにより、上述した実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上述した
実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
【0108】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、そ
の機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって上述した実施の形態の機能が実現されるようにし
てもよい。
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、そ
の機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって上述した実施の形態の機能が実現されるようにし
てもよい。
【0109】なお、本実施の形態では、付加データとし
てペン・タブレット23によるテキストデータのメモ書
きを例示したが、これに限るものではない。例えば、イ
メージデータのまま表示及び記憶するようにしてもよ
い。さらに、特殊な音響の音声データを付加データとし
てもよい。その場合は音声データのための記憶領域をR
AM7に設け、表示の代わりに音声を発生するようにす
ればよい。
てペン・タブレット23によるテキストデータのメモ書
きを例示したが、これに限るものではない。例えば、イ
メージデータのまま表示及び記憶するようにしてもよ
い。さらに、特殊な音響の音声データを付加データとし
てもよい。その場合は音声データのための記憶領域をR
AM7に設け、表示の代わりに音声を発生するようにす
ればよい。
【0110】また、例えば自動演奏に合わせて行った自
己演奏のデータを自動演奏データに対応させて楽譜表示
及び保存しておきたい場合は、自己演奏のデータを付加
データとしてもよい。その場合は、自己演奏データのた
めの記憶領域をRAM7に設け、元のデータの自動演奏
と同時にまたは単独で自己の演奏データを自動演奏し、
両者を聞き比べられるようにすればより有用である。さ
らに、自己演奏データを楽譜化して楽譜の表示を行うよ
うにしてもよい。
己演奏のデータを自動演奏データに対応させて楽譜表示
及び保存しておきたい場合は、自己演奏のデータを付加
データとしてもよい。その場合は、自己演奏データのた
めの記憶領域をRAM7に設け、元のデータの自動演奏
と同時にまたは単独で自己の演奏データを自動演奏し、
両者を聞き比べられるようにすればより有用である。さ
らに、自己演奏データを楽譜化して楽譜の表示を行うよ
うにしてもよい。
【0111】なお、本実施の形態では、メモデータTD
が付加される楽譜の単位を4小節分としたが、これに限
るものではなく、各種の設定が可能である。また、表示
単位とメモデータTDを付加する単位とを必ずしも一致
させる必要はない。
が付加される楽譜の単位を4小節分としたが、これに限
るものではなく、各種の設定が可能である。また、表示
単位とメモデータTDを付加する単位とを必ずしも一致
させる必要はない。
【0112】なお、本実施の形態ではメモデータTDの
入力をペン・タブレット23により行うようにしたが、
表示装置19の表示画面をタッチセンサにより直接画面
入力が可能なように構成し、メモデータTDを直接入
力、表示するようにしてもよい。
入力をペン・タブレット23により行うようにしたが、
表示装置19の表示画面をタッチセンサにより直接画面
入力が可能なように構成し、メモデータTDを直接入
力、表示するようにしてもよい。
【0113】なお、本実施の形態では、楽譜表示装置を
組み込んだ電子楽器として構成したが、これに限るもの
ではない。例えば、本発明を実現するためのソフトウェ
アのプログラムや各種関係情報をインストールした市販
のパーソナルコンピュータとして実現してもよい。ある
いは、ペン・タブレット23や表示装置19等を組み合
わせた専用器として構成してもよい。これらの場合に
も、上記プログラムや各種関係情報の配布方法として、
これらを上述したような可搬型の記憶媒体に格納して配
布する方法のほか、市販のパーソナルコンピュータに設
けたROM6等の不揮発メモリに予め格納しておく方
法、あるいは通信I/F14を経由して配布する方法等
が考えられる。
組み込んだ電子楽器として構成したが、これに限るもの
ではない。例えば、本発明を実現するためのソフトウェ
アのプログラムや各種関係情報をインストールした市販
のパーソナルコンピュータとして実現してもよい。ある
いは、ペン・タブレット23や表示装置19等を組み合
わせた専用器として構成してもよい。これらの場合に
も、上記プログラムや各種関係情報の配布方法として、
これらを上述したような可搬型の記憶媒体に格納して配
布する方法のほか、市販のパーソナルコンピュータに設
けたROM6等の不揮発メモリに予め格納しておく方
法、あるいは通信I/F14を経由して配布する方法等
が考えられる。
【0114】なお、図2に示す表示装置19上の各種メ
ニューボタンと同様の機能を有する外部スイッチをパネ
ルスイッチ2に設け、これらによってスクロール等の操
作を行うようにしてもよい。なお、公知の手法によっ
て、自動演奏中に楽音発生箇所のカーソル表示や自動譜
めくり等の機能を追加してもよい。なお、記憶するメモ
データTDに識別情報を付加して、不特定のユーザによ
るメモデータTDの表示を防止するようにしてもよい。
ニューボタンと同様の機能を有する外部スイッチをパネ
ルスイッチ2に設け、これらによってスクロール等の操
作を行うようにしてもよい。なお、公知の手法によっ
て、自動演奏中に楽音発生箇所のカーソル表示や自動譜
めくり等の機能を追加してもよい。なお、記憶するメモ
データTDに識別情報を付加して、不特定のユーザによ
るメモデータTDの表示を防止するようにしてもよい。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る楽譜表示装置、請求項4に係る楽譜表示方法、ま
たは請求項7に係る記憶媒体によれば、楽譜表示用デー
タが入力され、該入力された楽譜表示用データに対して
付加データが付加され、前記入力された楽譜表示用デー
タが表示されると共に、該楽譜表示用データに付加され
た付加データが前記表示された楽譜に対応しつつ表示さ
れる。また、前記互いに対応付けられた楽譜表示用デー
タ及び付加データが読み書き可能なメモリに保存され
る。従って、付加データを楽譜と共に表示することがで
き、使い勝手を悪化させることなく利用態様を拡大する
ことができる。例えば、演奏上の留意点や先生の指導内
容等をメモ書きのような形で楽譜と同時に表示すること
ができる。また、これを前記楽譜表示用データとの対応
関係を確保しつつ保存しておくことができ、次回の演奏
練習に役立てることができる。
に係る楽譜表示装置、請求項4に係る楽譜表示方法、ま
たは請求項7に係る記憶媒体によれば、楽譜表示用デー
タが入力され、該入力された楽譜表示用データに対して
付加データが付加され、前記入力された楽譜表示用デー
タが表示されると共に、該楽譜表示用データに付加され
た付加データが前記表示された楽譜に対応しつつ表示さ
れる。また、前記互いに対応付けられた楽譜表示用デー
タ及び付加データが読み書き可能なメモリに保存され
る。従って、付加データを楽譜と共に表示することがで
き、使い勝手を悪化させることなく利用態様を拡大する
ことができる。例えば、演奏上の留意点や先生の指導内
容等をメモ書きのような形で楽譜と同時に表示すること
ができる。また、これを前記楽譜表示用データとの対応
関係を確保しつつ保存しておくことができ、次回の演奏
練習に役立てることができる。
【0116】また、本発明の請求項2の楽譜表示装置、
請求項5に係る楽譜表示方法、または請求項8に係る記
憶媒体によれば、前記メモリに保存された楽譜表示用デ
ータ及び付加データが入力され、該入力された楽譜表示
用データに付加された付加データが必要に応じて更新さ
れるので、付加データの内容を必要に応じて更新しつつ
各データの入力、記憶を繰り返すことができ、例えば複
数回にわたる演奏練習等には特に好適である。
請求項5に係る楽譜表示方法、または請求項8に係る記
憶媒体によれば、前記メモリに保存された楽譜表示用デ
ータ及び付加データが入力され、該入力された楽譜表示
用データに付加された付加データが必要に応じて更新さ
れるので、付加データの内容を必要に応じて更新しつつ
各データの入力、記憶を繰り返すことができ、例えば複
数回にわたる演奏練習等には特に好適である。
【0117】また、本発明の請求項3の楽譜表示装置、
請求項6に係る楽譜表示方法、または請求項9に係る記
憶媒体によれば、前記付加データとし文書テキストデー
タ、イメージデータ、音声データ及び(例えば自己によ
る)演奏データの少なくとも1つが表示される。
請求項6に係る楽譜表示方法、または請求項9に係る記
憶媒体によれば、前記付加データとし文書テキストデー
タ、イメージデータ、音声データ及び(例えば自己によ
る)演奏データの少なくとも1つが表示される。
【図1】本発明の楽譜表示装置を組込んだ電子楽器の実
施の一形態の構成を示すブロック図である。
施の一形態の構成を示すブロック図である。
【図2】表示装置の表示内容の一例を示す図である。
【図3】ペン・タブレット23の構成を示す外観図であ
る。
る。
【図4】FDの曲データ記憶部のデータフォーマットを
示す図である。
示す図である。
【図5】FDの曲データ記憶部に記憶されるデータの構
成の一例を示す図である。
成の一例を示す図である。
【図6】RAMの記憶領域の構成を示す図である。
【図7】メインルーチンのフローチャートを示す図であ
る。
る。
【図8】図7のステップS702で実行される鍵盤処理
のフローチャートを示す図である。
のフローチャートを示す図である。
【図9】図7のステップS703で実行されるスイッチ
(SW)処理のフローチャートを示す図である。
(SW)処理のフローチャートを示す図である。
【図10】図9のステップS903で実行されるスター
ト/ストップSW処理のフローチャートを示す図であ
る。
ト/ストップSW処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図11】図9のステップS903で実行されるテンポ
変更SW処理のフローチャートを示す図である。
変更SW処理のフローチャートを示す図である。
【図12】図9のステップS903で実行されるスクロ
ール処理のフローチャートを示す図である。
ール処理のフローチャートを示す図である。
【図13】図9のステップS903で実行される一時停
止処理のフローチャートを示す図である。
止処理のフローチャートを示す図である。
【図14】図9のステップS903で実行される媒体処
理のフローチャートを示す図である。
理のフローチャートを示す図である。
【図15】図7のステップS704で実行されるペン・
タブレット処理のフローチャートである。
タブレット処理のフローチャートである。
【図16】図15のステップS1507で実行されるタ
ブレット処理のフローチャートを示す図である。
ブレット処理のフローチャートを示す図である。
【図17】図16のステップS1612で実行されるR
AM転送処理のフローチャートを示す図である。
AM転送処理のフローチャートを示す図である。
【図18】割り込み処理のフローチャートを示す図であ
る。
る。
【図19】図18のステップS1813で実行される終
了処理のフローチャートを示す図である。
了処理のフローチャートを示す図である。
【図20】FDに記憶されるデータの他の構成の一例を
示す図である。
示す図である。
【図21】割り込み処理のフローチャートの他の一例を
示す図である。
示す図である。
2 パネルスイッチ 3 押鍵検出回路 5 CPU(付加手段、更新手段) 7 RAM(入力手段) 9 表示制御回路 10 フロッピディスクドライブ(FDD)(保存手
段) 11 ハードディスクドライブ(HDD) 15 音源回路 16 効果回路 17 サウンドシステム 19 表示装置(表示手段) 20 マウス情報検出回路 21 マウス 22 ペン・タブレット走査回路 23 ペン・タブレット 24 フロッピディスク(FD)(メモリ)
段) 11 ハードディスクドライブ(HDD) 15 音源回路 16 効果回路 17 サウンドシステム 19 表示装置(表示手段) 20 マウス情報検出回路 21 マウス 22 ペン・タブレット走査回路 23 ペン・タブレット 24 フロッピディスク(FD)(メモリ)
Claims (9)
- 【請求項1】 楽譜表示用データを入力する入力手段
と、 該入力した楽譜表示用データに対して付加データを付加
する付加手段と、 前記入力した楽譜表示用データを表示すると共に、該楽
譜表示用データに付加された付加データを前記表示した
楽譜に対応させつつ表示する表示手段と、 前記入力した楽譜表示用データと前記付加した付加デー
タとを互いに対応づけると共に、該楽譜表示用データ及
び付加データを読み書き可能なメモリに保存する保存手
段とを備えたことを特徴とする楽譜表示装置。 - 【請求項2】 前記入力手段は、前記保存手段により前
記メモリに保存された楽譜表示用データ及び付加データ
を入力し、前記付加手段は、該入力した楽譜表示用デー
タに付加された付加データを更新可能な更新手段を備え
たことを特徴とする請求項1記載の楽譜表示装置。 - 【請求項3】 前記付加データは、文書テキストデー
タ、イメージデータ、音声データ及び演奏データの少な
くとも1つであることを特徴とする請求項1または2記
載の楽譜表示装置。 - 【請求項4】 楽譜表示用データを入力する入力工程
と、 該入力した楽譜表示用データに対して付加データを付加
する付加工程と、 前記入力した楽譜表示用データを表示すると共に、該楽
譜表示用データに付加された付加データを前記表示した
楽譜に対応させつつ表示する表示工程と、 前記入力した楽譜表示用データと前記付加した付加デー
タとを互いに対応づけると共に、該楽譜表示用データ及
び付加データを読み書き可能なメモリに保存する保存工
程とを含むことを特徴とする楽譜表示方法。 - 【請求項5】 前記入力工程は、前記保存工程において
前記メモリに保存された楽譜表示用データ及び付加デー
タを入力し、前記付加工程は、該入力した楽譜表示用デ
ータに付加された付加データを更新可能な更新工程を含
むことを特徴とする請求項4記載の楽譜表示方法。 - 【請求項6】 前記付加データは、文書テキストデー
タ、イメージデータ、音声データ及び演奏データの少な
くとも1つであることを特徴とする請求項4または5記
載の楽譜表示方法。 - 【請求項7】 楽譜表示用データを入力する入力モジュ
ールと、 該入力した楽譜表示用データに対して付加データを付加
する付加モジュールと、 前記入力した楽譜表示用データを表示すると共に、該楽
譜表示用データに付加された付加データを前記表示した
楽譜に対応させつつ表示する表示モジュールと、 前記入力した楽譜表示用データと前記付加した付加デー
タとを互いに対応づけると共に、該楽譜表示用データ及
び付加データを読み書き可能なメモリに保存する保存モ
ジュールとを有するプログラムを格納したことを特徴と
する記憶媒体。 - 【請求項8】 前記入力モジュールは、前記保存モジュ
ールにおいて前記メモリに保存された楽譜表示用データ
及び付加データを入力し、前記付加モジュールは、該入
力した楽譜表示用データに付加された付加データを更新
可能な更新モジュールを有するプログラムを格納したこ
とを特徴とする請求項7記載の記憶媒体。 - 【請求項9】 前記付加データは、文書テキストデー
タ、イメージデータ、音声データ及び演奏データの少な
くとも1つであることを特徴とする請求項7または8記
載の記憶媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1641698A JPH11202857A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体 |
US09/222,478 US6072114A (en) | 1998-01-13 | 1998-12-29 | Score display apparatus and method capable of displaying additional data, and storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1641698A JPH11202857A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191004A Division JP2001042762A (ja) | 2000-01-01 | 2000-06-26 | 教習用機器及びその制御方法並びに記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11202857A true JPH11202857A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11915643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1641698A Pending JPH11202857A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 楽譜表示装置及び方法並びに記憶媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6072114A (ja) |
JP (1) | JPH11202857A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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