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JPH11202842A - 液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

液晶ディスプレイ装置

Info

Publication number
JPH11202842A
JPH11202842A JP2038698A JP2038698A JPH11202842A JP H11202842 A JPH11202842 A JP H11202842A JP 2038698 A JP2038698 A JP 2038698A JP 2038698 A JP2038698 A JP 2038698A JP H11202842 A JPH11202842 A JP H11202842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
display unit
signal
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2038698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Kokubo
寿人 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP2038698A priority Critical patent/JPH11202842A/ja
Publication of JPH11202842A publication Critical patent/JPH11202842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライトユニットの寿命を短縮させるこ
となく、パワーセーブ効果が発揮できる液晶ディスプレ
イ装置を提供すること。 【解決手段】 パソコン本体10から供給されるパワー
セーブモードに基づく同期信号を同期検出回路26で弁
別し、バックライト制御回路31を介してバックライト
ユニット31に供給する動作電力を低減させる指令を行
う。また、同期検出回路26は、同期切替え回路27お
よび映像切替え回路23にも指令を送出し、ドットクロ
ック生成用のPLL回路29による出力周波数を低減さ
せると共に、黒信号を液晶ディスプレイユニット24に
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデスクトッ
プ型パソコン等に接続して使用する独立型の液晶ディス
プレイ装置に関し、特にパソコン本体側において、所定
時間以上にわたって操作を休止した場合において、ディ
スプレイ側の駆動電力を低減できるようにした液晶ディ
スプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパソコン本体側におけるキーボー
ドまたはマウス等を所定時間以上にわたって操作を休止
した場合においては、自動的にディスプレイ側の電力消
費を低減できるように構成されている。この様な操作を
実行するためにディスプレイ・パワー・マネイジメント
・システム(DPMS)が規約として制定されている。
【0003】このDPMSにおいては、スタンバイモー
ド、サスペンドモード、およびオフモードの定義がなさ
れており、パソコン本体側におけるキーボードまたはマ
ウス等を例えば5分以上にわたり操作を休止した場合に
おいては、スタンバイモードとなり、また例えば10分
以上にわたり操作を休止した場合においては、サスペン
ドモードとなり、また例えば30分以上にわたり操作を
休止した場合においては、オフモードとなるように制御
される。
【0004】そして、いずれのモードにあっても再びキ
ーボードまたはマウス等を操作することで、ディスプレ
イの機能を再開するように構成されている。
【0005】ここで、例えばCRTを用いたディスプレ
イを、前記DPMSに準拠させる場合においては、CR
Tは熱陰極線管であるためにその動作電源を投入しても
ディスプレイ表示の復帰に時間を要するという問題があ
る。そのために一般にいずれのモードにおいてもCRT
のヒータ電源はオフしないように制御し、瞬時にディス
プレイ表示に復帰できるようにされている。
【0006】しかしながら、液晶ディスプレイを用いた
場合においては、スタンバイモード、サスペンドモー
ド、およびオフモードのいずれにおいても、バックライ
トの動作電源をオフさせることで、消費電力を低減させ
るようにしている。これは液晶ディスプレイのバックラ
イトは一般に冷陰極線管を用いており、これは動作電源
の投入と同時に発光が開始するという特質を有してお
り、したがって冷陰極線管に対して電源を投入すると同
時にディスプレイ機能が復帰できるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バックライ
トに冷陰極線管を用いた液晶ディスプレイにおいて、前
記した消費電力の低減手段を採用すると、スタンバイモ
ードに切り替わった瞬間にバックライトの機能をなす冷
陰極線管への通電が遮断され、再びキーボードまたはマ
ウス等を操作することで、冷陰極線管への通電がなされ
ることとなり、わずかな休止時間のたびにオフおよびオ
ンが繰り返されることになる。
【0008】冷陰極線管においては周知のとおり、動作
電源のオン、オフの頻繁な繰り返しが寿命を短縮すると
いう問題を有しており、これにより液晶ディスプレイ全
体の寿命を短縮させるという問題を抱えている。
【0009】本発明は、このような従来のものの技術的
課題を解決するために成されたものであり、液晶ディス
プレイ装置における特にバックライト機能の寿命の低下
を防止することができると共に、バックライト機能を除
く液晶ディスプレイのドライブ部分において消費電力の
低減を図ることができる液晶ディスプレイ装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に成された本発明にかかる液晶ディスプレイ装置は、パ
ソコン本体に接続されて、パソコン側からの指令信号に
よって画像情報がディスプレイされ、前記パソコン本体
側において所定時間以上にわたって操作が休止された場
合において、休止時間の経過と共に順次スタンバイモー
ド、サスペンドモード、およびオフモードの非ディスプ
レイ状態に切り換え制御されると共に、パソコン本体側
において操作が再開された場合において、前記各モード
からディスプレイ状態に切り換え制御される液晶ディス
プレイ装置であって、前記液晶ディスプレイ装置におけ
るバックライトユニットおよび液晶ディスプレイユニッ
トのそれぞれに対し、スタンバイモードおよび/又はサ
スペンドモードにおいては、パワーセーブ状態に切り換
えると共に、オフモードに至った状態において動作電源
を遮断させる制御手段が具備される。
【0011】この場合、好ましくは前記制御手段は、パ
ワーセーブ状態においてバックライトユニットの輝度を
低下させるように構成される。
【0012】また前記制御手段は、パワーセーブ状態に
おいて液晶ディスプレイユニットに与える映像信号サン
プリング用のドットクロックの周波数を低下させるよう
に構成される場合もある。
【0013】さらに前記制御手段は、パワーセーブ状態
において液晶ディスプレイユニットがノーマルブラック
の場合においては、映像信号として黒信号を液晶ディス
プレイユニットに供給し、液晶ディスプレイユニットが
ノーマルホワイトの場合においては、映像信号として白
信号を液晶ディスプレイユニットに供給するように構成
されることもある。
【0014】そして、好ましい実施の形態においては前
記制御手段は、スタンバイモードにおいては、前記バッ
クライトユニットの輝度を低下させると共に、液晶ディ
スプレイユニットに与える映像信号サンプリング用のド
ットクロックの周波数を低下させるように構成され、ま
たサスペンドモードにおいては、さらに液晶ディスプレ
イユニットがノーマルブラックの場合において、映像信
号として黒信号を液晶ディスプレイユニットに供給し、
液晶ディスプレイユニットがノーマルホワイトの場合に
おいて、映像信号として白信号を液晶ディスプレイユニ
ットに供給するように構成される。
【0015】以上のように構成された液晶ディスプレイ
装置における好ましい実施の形態によると、パソコン本
体側における例えばキーボードまたはマウス等の入力装
置の操作を第1の所定時間以上にわたって休止した場合
において、スタンバイモードに移行する。この場合にお
いては、バックライトユニットの輝度を低下させるべく
動作電流が減少され、これと同時に液晶ディスプレイユ
ニットに与える映像信号サンプリング用のドットクロッ
クの周波数を低下させるように制御される。
【0016】またキーボードまたはマウス等の入力装置
の操作を第2の所定時間以上にわたって休止した場合に
おいては、サスペンドモードに移行する。この場合にお
いては、バックライトユニットの輝度を低下させるべく
動作電流が減少され、これと同時に液晶ディスプレイユ
ニットに与える映像信号サンプリング用のドットクロッ
クの周波数を低下させるように制御される。これに加え
て液晶ディスプレイユニットがノーマルブラックの場合
においては、映像信号として黒信号を液晶ディスプレイ
ユニットに供給し、液晶ディスプレイユニットがノーマ
ルホワイトの場合においては、映像信号として白信号を
液晶ディスプレイユニットに供給するように制御され
る。
【0017】そして、キーボードまたはマウス等の入力
装置の操作を第3の所定時間以上にわたって休止した場
合においては、オフモードに移行する。この場合におい
ては、バックライトユニットに与える動作電流が遮断さ
れ、これと同時に液晶ディスプレイユニットに与える映
像信号も遮断される。
【0018】したがって、スタンバイモードおよびサス
ペンドモードにおいては、液晶ディスプレイ装置におけ
るバックライトユニットに対する動作電流が遮断される
ことはなく、これらの状態においてキーボードまたはマ
ウス等の入力装置の操作が成された場合においては、引
き続いてディスプレイ状態に復帰する。
【0019】よって、バックライトユニットに対する動
作電流のオフ、オンが頻繁に成されることがなくなり、
バックライトユニットの寿命を縮める要因を除去するこ
とができる。
【0020】また、スタンバイモードおよびサスペンド
モードにおいては、液晶ディスプレイユニットに与える
ドットクロックの周波数を低下せしめ、また映像信号と
して黒信号または白信号を与えるように制御するため、
液晶ディスプレイユニットにおける消費電力も低減させ
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる液晶ディス
プレイ装置について、図に示す実施の形態に基づいて説
明する。
【0022】図1は、本発明にかかる液晶ディスプレイ
装置の回路構成をブロック図によって示したものであ
る。図中鎖線で区切られた左側部はパソコン本体10を
示し、このパソコン本体10には、入力装置としてのキ
ーボード11およびマウス12が接続されている。そし
てパソコン本体10には、鎖線で区切られた右側部に示
すように液晶ディスプレイ装置20が接続されている。
【0023】液晶ディスプレイ装置20は、パソコン本
体10に対して映像信号ライン21および同期信号ライ
ン22によって接続されている。前記映像信号ライン2
1にはパソコン本体10よりR,G,Bの各映像信号が
供給され、また同期信号ライン22にはパソコン本体1
0よりH同期(水平同期)およびV同期(垂直同期)の
各同期信号が供給される。
【0024】前記映像信号ライン21は映像切り換え回
路23を介して液晶ディスプレイユニット24に対して
映像信号が供給されるように構成されており、また映像
切り換え回路23の切替え動作によって、映像切り換え
回路23に接続された黒信号発生回路25より黒信号が
液晶ディスプレイユニット24に対して供給されるよう
にも構成されている。
【0025】前記同期信号ライン22は、同期検出回路
26に接続されており、この同期検出回路26は同期信
号ライン22における各同期信号の有無に基づいて前記
映像切り換え回路23を制御し、映像信号ライン21か
らの映像信号または黒信号発生回路25からの黒信号を
択一的に液晶ディスプレイユニット24に対して供給す
る。
【0026】また同期検出回路26は同期信号ライン2
2における各同期信号の有無に基づいて同期切替え回路
27を制御し、同期切替え回路27に供給される同期信
号ライン22における同期信号または同期切替え回路2
7に接続された同期信号発生回路28からの同期信号を
択一的に出力するように構成されている。
【0027】そして、同期切替え回路27により選択出
力される同期信号は、液晶ディスプレイユニット24に
対して同期信号を供給すると共に、映像信号サンプリン
グ用のドットクロックを生成するPLL回路29に同期
信号を与えるようされており、PLL回路29により生
成されたドットクロックは、液晶ディスプレイユニット
24に供給されるように構成されている。
【0028】また、前記同期検出回路26からの制御信
号は、LCD制御回路30に供給されてLCD制御回路
30よりディスプレイユニット24の制御を実行するよ
うになされ、さらに同期検出回路26からの制御信号は
バックライト制御回路31に供給され、このバックライ
ト制御回路31に接続されたバックライトユニット32
に対する動作電流を制御するように構成されている。
【0029】以上の構成において、前記パソコン本体側
10における入力装置としてのキーボード11またはマ
ウス12の操作を所定時間以上にわたって休止した場合
において、休止時間の経過と共に順次スタンバイモー
ド、サスペンドモード、およびオフモードに設定され、
非ディスプレイ状態に切り換える制御がなされる。
【0030】この場合、パソコン本体10側におけるキ
ーボード11またはマウス12の操作を、例えば5分以
上にわたり休止した場合においては、スタンバイモード
となり、またその操作を例えば10分以上にわたり休止
した場合においては、サスペンドモードとなり、またそ
の操作を例えば30分以上にわたり休止した場合におい
ては、オフモードとなるように制御される。
【0031】そして、いずれのモードにあっても再びキ
ーボード11またはマウス12を操作することで、ディ
スプレイの機能を再開するように構成されている。
【0032】以上の各モードを設定するために、スタン
バイモードにおいてはパソコン本体10より同期信号ラ
イン22に供給する同期信号のうちH同期を削除した信
号、すなわちV同期信号のみが供給される。またサスペ
ンドモードにおいてはV同期を削除した信号、すなわち
H同期信号のみが供給される。さらにオフモードにおい
ては、HおよびV同期が削除された無同期信号が供給さ
れる。
【0033】前記同期検出回路26は、これらの状態を
監視し、H同期およびV同期信号が到来しているディス
プレイモードと、前記したスタンバイ、サスペンド、オ
フの各モードを各同期信号の有無の組み合わせ3値より
識別する。
【0034】HおよびV信号が到来しているディスプレ
イモードにおいては、同期検出回路26は映像切り換え
回路23に対して映像信号ライン21よりR,G,Bの
映像信号を液晶ディスプレイユニット24に与えるよう
に制御する。また同時に同期検出回路26は、同期切替
え回路27に対して同期信号ライン22からの同期信
号、すなわち、H同期およびV同期をLCD制御回路3
0を介して液晶ディスプレイユニット24およびドット
クロック生成回路としてのPLL回路29に対して供給
する。
【0035】このためにPLL回路29は、H同期およ
びV同期を得て、正常な映像信号サンプリング用のドッ
トクロックを生成する。一方、同期検出回路26は、バ
ックライト制御回路31に対して冷陰極線管より成るバ
ックライトユニット32に正常な動作電流を継続して供
給するように制御する。これにより、バックライトユニ
ット32は点灯状態を維持し、またディスプレイユニッ
ト24も画像の再生状態を維持し、ディスプレイ装置2
0はパソコン本体10からの指令信号に基づく画像情報
をディスプレイする。
【0036】また、パソコン本体側10におけるキーボ
ード11またはマウス12の操作を例えば5分以上にわ
たって休止し、スタンバイモードとなった場合には、前
記したように同期信号ライン22にはH同期を削除した
信号、すなわちV同期信号のみが供給される。同期検出
回路26はこの状態を検出して同期切替え回路27を同
期信号発生回路28側から同期信号を受けるように切り
換える。このとき、通常、スタンバイモード、サスペン
ドモード、オフモードのRGB信号は黒とする決まりと
なっている。
【0037】同期信号発生回路28側からの同期信号を
受けたPLL回路29は、これにより生成される映像信
号サンプリング用のドットクロックの周波数を低下させ
るようになされる。一方、同期検出回路26はバックラ
イト制御回路31に対して制御信号を送り、バックライ
ト制御回路31よりバックライトユニット32に供給す
る動作電流をバックライトユニット32が点灯動作を継
続できる程度の最低限の動作電流に低減させるように制
御する。
【0038】映像信号サンプリング用のドットクロック
の周波数を低下するように制御されたディスプレイユニ
ット24は、その消費電力が低下し、またバックライト
ユニット32においても、これに供給される動作電流が
低下され、パワーセーブモードに切り替わる。
【0039】続いて、パソコン本体側10におけるキー
ボード11またはマウス12の操作を例えば10分以上
にわたって休止し、サスペンドモードとなった場合に
は、前記したように同期信号ライン22にはV同期を削
除した信号、すなわちH同期信号のみが供給される。
【0040】同期検出回路26はこの状態を検出して同
期切替え回路27を前記したスタンバイモードと同様に
制御する。これに加えて同期検出回路26は映像切り換
え回路23に対して制御信号を送出し、黒信号発生回路
25より映像信号としての黒信号をディスプレイユニッ
ト24に供給するように制御する。ここで、前記液晶デ
ィスプレイユニット24はノーマルブラック形式のもの
が採用されており、したがってこのような液晶ディスプ
レイユニットに対して黒信号が与えられることで、液晶
ディスプレイユニット24における消費電力が低減され
る。
【0041】なお、ここで前記液晶ディスプレイユニッ
ト24としてノーマルホワイト形式のものを用いた場合
には、白信号を与えるようにすることで、同様に液晶デ
ィスプレイユニットにおける消費電力を低減させること
ができる。
【0042】以上のようにサスペンドモードにおいて
は、バックライトユニット32において、これに供給さ
れる動作電流が低下され、またディスプレイユニット2
4は、映像信号サンプリング用のドットクロックの周波
数を低下するように制御され、加えてディスプレイユニ
ット24には黒信号が供給され、なおも消費電力が低減
されるように制御される。
【0043】続いて、パソコン本体側10におけるキー
ボード11またはマウス12の操作を例えば30分以上
にわたって休止し、オフモードとなった場合には、前記
したように同期信号ライン22におけるH同期およびV
同期信号は削除された無同期信号となる。この場合にお
いては、同期検出回路26はLCD制御回路30に制御
信号を送出し、ディスプレイユニット24の動作を停止
させるように制御する。また同期検出回路26はバック
ライト制御回路31に指令を与え、バックライトユニッ
ト32に対する動作電流を遮断(オフ)させる制御を行
う。
【0044】これによりディスプレイユニット24およ
びバックライトユニット32は、オフ状態となされる。
【0045】図2は、以上説明した本発明の実施の形態
に示した液晶ディスプレイ装置におけるパワーセーブ作
用および制御結果について表に示したものであり、加え
て従来の液晶ディスプレイ装置との動作の相違を示した
ものである。
【0046】図2に示すように、従来の液晶ディスプレ
イ装置においては、3つの低消費電力モードにおいて
は、それぞれバックライトをオフするように構成されて
いる。
【0047】これに対して、本発明の実施の形態に示し
た液晶ディスプレイ装置においては、各モードに応じて
パソコン本体側から供給される同期信号の3値の組み合
わせを利用して制御がなされ、バックライトはスタンバ
イおよびサスペンドの各モードにおいてはオン状態と
し、オフモードにおいて遮断(オフ)するようになされ
る。
【0048】また液晶ディスプレイユニットに対するド
ットクロックは、スタンバイおよびサスペンドの各モー
ドにおいては周波数を低下させて消費電力を低減させる
ようにされ、オフモードにおいて供給を停止するように
なされる。
【0049】さらに液晶ディスプレイユニットに対して
供給する映像信号は、サスペンドモードにおいて黒信号
を送出することで、消費電力を低減させるようにされ、
オフモードにおいて供給を停止するようになされる。
【0050】なお、以上の説明は制御の一例を示したも
のであり、本発明はこの一例にとらわれることなく、特
許請求の範囲に示された技術的範囲において、種々の変
更が可能なことは勿論である。
【0051】例えば、実施の形態においては、図2に示
したように各モードに応じて順に切替え制御を成すよう
にしているが、その制御態様はスタンバイとサスペンド
モードとで同一にしても良く、スタンバイモードのみま
たはサスペンドモードのみにおいてパワーセーブ状態と
しても良い。
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、本発明に
かかる液晶ディスプレイ装置によると、バックライトユ
ニットおよび液晶ディスプレイユニットのそれぞれに対
し、スタンバイモードおよび/又はサスペンドモードに
おいては、パワーセーブ状態に切り換えると共に、オフ
モードに至った状態において動作電源を遮断させる制御
手段を具備したので、特にバックライトユニットに対し
て頻繁に動作電源をオン、オフさせる動作を減少させる
ことができ、したがって液晶ディスプレイ装置の寿命を
伸ばすことが可能となる。
【0053】加えて、ディスプレイユニットに供給する
ドットクロックの周波数および映像信号を切り換えるよ
うにすることで、ディスプレイユニットによる消費電力
を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる液晶ディスプレイ装置の構成を
示したブロック図である。
【図2】図1に示す本発明にかかる装置と従来の装置と
で、パワーセーブ時の作用の相違を表に示した図であ
る。
【符号の説明】 10 信号源(PC等) 11 キーボード 12 マウス 20 液晶ディスプレイ装置 21 映像信号ライン 22 同期信号ライン 23 映像切り換え回路 24 LCDユニット 25 黒信号発生回路 26 同期検出回路 27 同期切替え回路 28 同期信号発生回路 29 PLL回路(ドットクロック生成回路) 30 LCD制御回路 31 バックライト制御回路 32 バックライトユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン本体に接続されて、パソコン側
    からの指令信号によって画像情報がディスプレイされ、
    前記パソコン本体側において所定時間以上にわたって操
    作が休止された場合において、休止時間の経過と共に順
    次スタンバイモード、サスペンドモード、およびオフモ
    ードの非ディスプレイ状態に切り換え制御されると共
    に、パソコン本体側において操作が再開された場合にお
    いて、前記各モードからディスプレイ状態に切り換え制
    御される液晶ディスプレイ装置であって、 前記液晶ディスプレイ装置におけるバックライトユニッ
    トおよび液晶ディスプレイユニットのそれぞれに対し、
    スタンバイモードおよび/又はサスペンドモードにおい
    ては、パワーセーブ状態に切り換えると共に、オフモー
    ドに至った状態において動作電源を遮断させる制御手段
    を具備したことを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、パワーセーブ状態にお
    いてバックライトユニットの輝度を低下させるように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶デ
    ィスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、パワーセーブ状態にお
    いて液晶ディスプレイユニットに与える映像信号サンプ
    リング用のドットクロックの周波数を低下させるように
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶
    ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、パワーセーブ状態にお
    いて液晶ディスプレイユニットがノーマルブラックの場
    合においては、映像信号として黒信号を液晶ディスプレ
    イユニットに供給し、液晶ディスプレイユニットがノー
    マルホワイトの場合においては、映像信号として白信号
    を液晶ディスプレイユニットに供給するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の液晶ディスプ
    レイ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、スタンバイモードにお
    いては、前記バックライトユニットの輝度を低下させる
    と共に、液晶ディスプレイユニットに与える映像信号サ
    ンプリング用のドットクロックの周波数を低下させるよ
    うに構成され、またサスペンドモードにおいては、さら
    に液晶ディスプレイユニットがノーマルブラックの場合
    において、映像信号として黒信号を液晶ディスプレイユ
    ニットに供給し、液晶ディスプレイユニットがノーマル
    ホワイトの場合において、映像信号として白信号を液晶
    ディスプレイユニットに供給するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶ディスプレイ装
    置。
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