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JPH11201769A - 通信型経路案内システムおよびそこで用いられる通信方法 - Google Patents

通信型経路案内システムおよびそこで用いられる通信方法

Info

Publication number
JPH11201769A
JPH11201769A JP700998A JP700998A JPH11201769A JP H11201769 A JPH11201769 A JP H11201769A JP 700998 A JP700998 A JP 700998A JP 700998 A JP700998 A JP 700998A JP H11201769 A JPH11201769 A JP H11201769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
communication
access point
server device
access points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP700998A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakano
信之 中野
Sachihiro Suzuki
祥弘 鈴木
Hisaya Fukuda
久哉 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP700998A priority Critical patent/JPH11201769A/ja
Publication of JPH11201769A publication Critical patent/JPH11201769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報提供センタと各移動端末とが通信するこ
とによって経路案内を行う際、通信にかかるコストを低
く抑えることができる通信型経路案内システムを提供す
る。 【解決手段】 各移動端末300が情報提供センタ10
1へアクセスするための複数のアクセスポイント102
が互いに異なる位置に設置され、各移動端末300は、
複数のアクセスポイント102のいずれかを通じて情報
提供センタ101と通信するよう構成されている。各移
動端末300は、複数のアクセスポイント102の設置
位置を記憶している。各移動端末300は、自己の現在
位置を算出する機能をさらに有し、記憶している位置と
算出した位置とに基づいて、複数のアクセスポイント1
02のうち最寄りの、従って通話料金が最も安価である
ようなアクセスポイント102を通じて、情報提供セン
タ101へアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経路案内システム
に関し、より特定的には、サーバ装置と任意に移動する
1以上の移動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各移
動端末装置とが通信することによって経路案内を行う通
信型経路案内システムおよびそこで用いられる通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ナビゲーションシステムを採用し
た車両が増加してきている。ナビゲーションシステムで
提供される情報も、地図情報から、それに加えて例えば
交通情報、経路案内情報などを含むもの(地図関連情
報)へと拡大されつつあり、利便性が高まるにつれて、
今後の急速な普及が期待されている。従来の車載用ナビ
ゲーションシステムでは、提供者側が地図データおよび
その関連情報を予めCD−ROM等の読み出し専用の記
録媒体に記録してユーザ側に提供し、ユーザ側は、地図
データおよびその関連情報を必要に応じて記録媒体から
読み出して利用するのが一般的であった。
【0003】ところが、上記のような、読み出し専用の
記録媒体を介して情報提供を行う従来のシステムでは、
例えば交通情報や気象情報など、リアルタイム性の高い
情報を提供することが困難であった。そこで、リアルタ
イム性の高い情報の提供も行えるような車載用ナビゲー
ションシステムが考案されている。例えば、特開平7−
262493号公報には、地図データおよびその関連情
報を情報提供センターから車載端末に通信回線を介して
ダウンロードするような装置に関する技術的内容が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されているような、従来の通信型ナビゲーショ
ンシステムでは、いずれも車載端末と情報提供センタと
の通信に要するコストが十分に考慮されていなかった。
すなわち、通信型ナビゲーションシステムでは一般に、
車載端末から情報提供センタへアクセスするためのアク
セスポイントが各地に設けられており、車載端末側は、
これら複数のアクセスポイントのうち1つを選択し、そ
れを通じて情報提供センタへアクセスする。このとき、
車載端末と各アクセスポイントとの間の通信は、公衆回
線を介して行われる。従来の通信型ナビゲーションシス
テムでは、このアクセスポイントの選択がユーザに委ね
られているため、必ずしも最寄りのアクセスポイントと
回線接続されるとは限らず、無駄な通信費用がかかる場
合が少なからずあった。
【0005】また、従来の通信型ナビゲーションシステ
ムでは、複数のアクセスポイントを有効に活用して効率
よく情報提供を行うような配慮がなされていなかった。
つまり、アクセスポイントの選択がユーザに委ねられて
いるため、複数の車載端末からのアクセス要求が同一時
刻に特定のアクセスポイントへ集中することがあり、そ
のような場合、システムの効率が著しく低下していた。
【0006】それゆえに、本発明の目的は、情報提供セ
ンタと各移動端末とが通信することによって経路案内を
行う際、通信にかかるコストを低く抑えることができる
通信型経路案内システムおよびそこで用いられる通信方
法を提供することである。
【0007】また、本発明の他の目的は、上記のシステ
ムおよび方法においてさらに、複数の移動端末からのア
クセス要求が同一時刻に特定のアクセスポイントへ集中
して起こるシステムの効率低下を防ぐことである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、サーバ装置と任意に移動する1以上の移動端末
装置とが設けられ、サーバ装置と各移動端末装置とが通
信することによって経路案内を行う通信型経路案内シス
テムであって、各移動端末装置がサーバ装置へアクセス
するための複数のアクセスポイントが互いに異なる位置
に設置され、各移動端末装置は、当該複数のアクセスポ
イントのいずれかを通じてサーバ装置と通信するよう構
成されており、各移動端末装置は、複数のアクセスポイ
ントの設置位置を記憶する位置記憶手段と、当該移動端
末装置の現在位置を算出する位置算出手段と、記憶手段
の記憶内容および位置算出手段の算出結果に基づいて、
複数のアクセスポイントのうち、当該移動端末装置と最
も近接する位置関係にあるアクセスポイントを選択する
アクセスポイント選択手段と、アクセスポイント選択手
段が選択したアクセスポイントを通じてサーバ装置と通
信する通信手段とを備えている。
【0009】上記のように、第1の発明では、各移動端
末装置は、複数のアクセスポイントのうち、最寄りの、
従って通話料金が最も安価であるようなアクセスポイン
トを通じてサーバ装置と通信を行うため、経路案内を行
うための通信にかかるコストを低く押さえることができ
る。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、各移
動端末装置のアクセスポイント選択手段は、当該移動端
末装置の現在位置と複数のアクセスポイントの設置位置
との間の直線距離を算出する手段を含んでいる。
【0011】上記のように、第2の発明では、移動端末
装置の現在位置と複数のアクセスポイントの設置位置と
の間の各直線距離を演算で求めるので、それらを相互に
比較することによって、移動端末装置と最も近接する位
置関係にあるアクセスポイントを選択できる。
【0012】第3の発明は、第1の発明において、各移
動端末装置は、通信手段の通信状態を検査して、アクセ
スポイント選択手段が選択したアクセスポイントを通じ
て通信を行えるか否かを判定する判定手段と、判定手段
の判定結果が否定である場合、アクセスポイント選択手
段に、現在選択されているものを除く複数のアクセスポ
イントのうち、当該移動端末装置と最も近接する位置関
係にあるアクセスポイントを再度選択させる手段をさら
に備えている。
【0013】上記のように、第3の発明では、各移動端
末装置は、現在位置から近いアクセスポイントから順番
にアクセスを試みるため、複数の移動端末装置からのア
クセス要求が同一時刻に特定のアクセスポイントへ集中
して起こるシステムの効率低下を防ぐことができる。
【0014】第4の発明は、サーバ装置と任意に移動す
る1以上の移動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各
移動端末装置とが通信することによって経路案内を行う
通信型経路案内システムであって、各移動端末装置がサ
ーバ装置へアクセスするための複数のアクセスポイント
が互いに異なる位置に設置され、各移動端末装置は、当
該複数のアクセスポイントのいずれかを通じてサーバ装
置と通信するよう構成されており、各移動端末装置は、
複数のアクセスポイントと1対1に対応して定められ、
当該移動端末装置がその領域の内部に位置する場合、そ
の領域と対応するアクセスポイントが当該移動端末装置
と最も近接する位置関係にあるような複数の領域を記憶
する領域記憶手段と、当該移動端末装置の現在位置を算
出する位置算出手段と、位置算出手段の算出結果が領域
記憶手段に記憶されている複数の領域のどれに包含され
るか否かを判断することによって、複数のアクセスポイ
ントのうち、当該移動端末装置と最も近接する位置関係
にあるアクセスポイントを選択するアクセスポイント選
択手段と、アクセスポイント選択手段が選択したアクセ
スポイントを通じてサーバ装置と通信する通信手段とを
備えている。
【0015】上記のように、第4の発明では、各移動端
末装置は、複数のアクセスポイントのうち、最寄りの、
従って通話料金が最も安価であるようなアクセスポイン
トを通じてサーバ装置と通信を行うため、経路案内を行
うための通信にかかるコストを低く押さえることができ
る。また、移動端末装置の現在位置が複数の領域のどれ
に包含されるか否かを判断することによって移動端末装
置と最も近接する位置関係にあるアクセスポイントを選
択するので、例えば移動端末装置の現在位置と複数のア
クセスポイントの設置位置との間の各直線距離を演算で
求め、それらを相互に比較することによって選択を行う
のに比べて、移動端末装置側の処理動作が軽減される。
【0016】第5の発明は、サーバ装置と任意に移動す
る1以上の移動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各
移動端末装置とが通信することによって経路案内を行う
通信型経路案内システムの各移動端末装置において用い
られる通信方法であって、各移動端末装置がサーバ装置
へアクセスするための複数のアクセスポイントが互いに
異なる位置に設置され、各移動端末装置は、当該複数の
アクセスポイントのいずれかを通じてサーバ装置と通信
するよう構成されており、複数のアクセスポイントの設
置位置を記憶する第1のステップと、各移動端末装置の
現在位置を算出する第2のステップと、第1のステップ
で記憶した位置および第2のステップで算出した位置に
基づいて、複数のアクセスポイントのうち、各移動端末
装置と最も近接する位置関係にあるアクセスポイントを
選択する第3のステップと、第3のステップで選択した
アクセスポイントを通じてサーバ装置と通信する第4の
ステップとを備えている。
【0017】上記のように、第5の発明では、各移動端
末装置は、複数のアクセスポイントのうち、最寄りの、
従って通話料金が最も安価であるようなアクセスポイン
トを通じてサーバ装置と通信を行うため、経路案内を行
うための通信にかかるコストを低く押さえることができ
る。
【0018】第6の発明は、サーバ装置と任意に移動す
る1以上の移動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各
移動端末装置とが通信することによって経路案内を行う
通信型経路案内システムの各移動端末装置において実行
されるプログラムを記録した記録媒体であって、各移動
端末装置がサーバ装置へアクセスするための複数のアク
セスポイントが互いに異なる位置に設置され、各移動端
末装置は、当該複数のアクセスポイントのいずれかを通
じてサーバ装置と通信するよう構成されており、複数の
アクセスポイントの設置位置を記憶する第1のステップ
と、各移動端末装置の現在位置を算出する第2のステッ
プと、第1のステップで記憶した位置および第2のステ
ップで算出した位置に基づいて、複数のアクセスポイン
トのうち、各移動端末装置と最も近接する位置関係にあ
るアクセスポイントを選択する第3のステップと、第3
のステップで選択したアクセスポイントを通じてサーバ
装置と通信する第4のステップとを備えた動作環境を、
各移動端末装置上で実現するためのプログラムを記録し
ている。
【0019】第7の発明は、サーバ装置と任意に移動す
る1以上の移動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各
移動端末装置とが通信することによって経路案内を行う
通信型経路案内システムの各移動端末装置において実行
されるプログラムを、サーバ装置から各端末装置へ通信
によって供給する方法であって、各移動端末装置がサー
バ装置へアクセスするための複数のアクセスポイントが
互いに異なる位置に設置され、各移動端末装置は、当該
複数のアクセスポイントのいずれかを通じてサーバ装置
と通信するよう構成されており、複数のアクセスポイン
トの設置位置を記憶する第1のステップと、各移動端末
装置の現在位置を算出する第2のステップと、第1のス
テップで記憶した位置および第2のステップで算出した
位置に基づいて、複数のアクセスポイントのうち、各移
動端末装置と最も近接する位置関係にあるアクセスポイ
ントを選択する第3のステップと、第3のステップで選
択したアクセスポイントを通じてサーバ装置と通信する
第4のステップとを備えた動作環境を各移動端末装置上
で実現するためのプログラムを、サーバ装置から各端末
装置へ通信によって供給する。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。本実施形態で示す通信型経路案内システムには、地
図データ、交通情報、気象情報、店舗情報等の各種デー
タベースを保有し、かつこれら各データベースのコンテ
ンツを収集、更新する情報提供センタと、情報提供セン
タから通信によって情報の提供サービスを受ける1以上
の移動端末(以下では車両に搭載して利用される車載端
末として説明する)とが設けられる。システムにはさら
に、サービス地域毎にアクセスポイントが設けられ、情
報提供センタと各アクセスポイントとが専用回線を介し
て接続されている。以降では、これら情報提供センタと
複数のアクセスポイントとを総称してサーバと呼ぶこと
にする。本実施形態の通信型経路案内システムは、移動
端末側から要求された地図データ、交通情報、気象情
報、店舗情報等をサーバ側で検索し、それらの情報を通
信回線を介してサーバ側から移動端末側へダウンロード
するものである。以下、その詳細について説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施形態に係る通
信型経路案内システムの構成を模式的に示す図である。
図1において、通信型経路案内システムは、サーバ10
0、公衆回線網200および1以上の移動端末300を
含んでいる。サーバ100は、情報提供センタ101お
よび複数のアクセスポイント102を含み、情報提供セ
ンタ101と複数のアクセスポイント102とが専用回
線103を介して接続される。公衆回線網200は、固
定網201と移動網202とで構成される。移動網20
2側には複数の交換局203が設けられ、さらに各交換
局203に付随して複数の基地局204が設けられる。
【0022】各基地局204は、半径3km程度のエリ
ア205をカバーする電波の受発信設備であり、交換局
203は、各基地局204を制御して固定網201(固
定電話網)と接続する設備である。一般に各交換局20
3は、大都市間に分散して配置され、それぞれの都市を
包含する複数のエリア205を統括する。情報提供セン
タ101は、地図データ、交通情報、気象情報、店舗情
報等の情報を外部組織を通じて、あるいは独自に収集し
て集中管理し、各移動端末300に対して提供する。こ
の情報提供センタ101と複数のアクセスポイント10
2とが専用回線103で接続されており、移動端末30
0は、いずれかのアクセスポイント102を通じて情報
提供センタ101へアクセスし、各種の情報提供サービ
スを受ける。
【0023】その際、移動端末300と各アクセスポイ
ント102との間の通信は、公衆回線網200を介して
通信が行われるため、通話料金が課せられる。この移動
端末300、アクセスポイント102間の通信コストを
低減するためには、各移動端末300は、最寄りの、従
って通話料金の安いアクセスポイント102を選択し、
そこから情報提供センタ101へアクセスする必要があ
る。図1のシステムでは、各移動端末300が自己の現
在位置を算出する機能を備えており、その機能を利用し
て最寄りのアクセスポイント102を自動的に選択す
る。これにより、移動端末300、アクセスポイント1
02間の通信コストが最低限に抑えられる。
【0024】図2は、図1の移動端末300の基本構成
を示すブロック図である。図2において、移動端末は、
入力部1、情報記憶部2、位置算出部3、通信部4と、
演算処理部5および出力部6を備えている。入力部1
は、移動端末300に対するドライバの操作入力を行う
ものであり、複数のキースイッチをもつ本体操作パネ
ル、あるいは同様の機能をもつリモコン等によって実現
される。ドライバは、移動端末300に対し、この入力
部1を通じて例えば地図のスクロールや縮尺変更等のよ
うな操作入力を行う。
【0025】情報記憶部2は、地図データおよびその関
連情報を記憶するためのものであり、フラッシュメモリ
やハードディスク等の書き換え可能な記憶媒体によって
実現される。情報記憶部2には、地図情報記憶部7およ
びAP情報記憶部8が含まれている。地図情報記憶部7
は、道路ネットワーク情報や経路案内情報等を記述した
地図データと、道路の渋滞状況や規制状況を記述した交
通データ、天気予報や降雨状況等を記述した気象デー
タ、レストランや各種ショップの情報を記述した店舗デ
ータ等からなる地図関連データを格納する。地図情報記
憶部7のコンテンツ(各種データベース)は、予め格納
されているか、あるいは通信回線(公衆回線網200)
を介してサーバ100からオンラインで更新される。
【0026】一方、AP情報記憶部8は、移動端末30
0に対して地図データや交通データ等の情報を提供する
情報提供センタ101へのアクセスを行うための複数の
アクセスポイント102に関して、それらの経度緯度座
標や電話番号等の情報を記憶するためのものである。移
動端末300から情報提供センタ101へアクセスする
場合は、このAP情報記憶部8に記憶されている複数の
アクセスポイント102の中から、移動端末300、ア
クセスポイント102間の通信コストを最低限に抑えら
れるものを選択して接続する。
【0027】位置算出部3は、移動端末300の現在位
置を算出するものであり、位置検出部9および位置演算
部10を含む。位置検出部9は車速センサやジャイロセ
ンサ、あるいはGPSアンテナ等によって、位置演算部
10はマイクロプロセッサやメモリ等によって実現され
る。このように構成される位置算出部3は、車速センサ
によって車速を検知してそれをもとに車両の走行距離を
算出したり、ジャイロセンサによって車両の進行方向を
検出したり、車両の走行軌跡と地図上の道路形状との相
関をとったり、GPS衛星からの電波を受信して地球上
における絶対位置を検出する等の各手法によって、ある
いはそれらを組み合わせることによって、移動端末30
0の現在位置を求める。
【0028】通信部4は、無線通信によって各基地局2
04との間でデータの送受信を行うものであり、例えば
携帯電話、および携帯電話と移動端末300との間のデ
ータ変換を行うデータ通信モデムから構成される。サー
バ100からダウンロードされ、通信部4が受信した地
図データ、交通データ、気象データや店舗データ等は、
地図情報記憶部7に格納される。
【0029】演算処理部5は、移動端末300全体の制
御を行うものであり、演算処理を行うためのマイクロプ
ロセッサと、ワークエリアとなるメモリ等とによって実
現される。演算処理部5には、位置演算部10、地図情
報読み込み部11、最寄りAP検出部12および電話番
号設定部13が含まれる。位置演算部10は、前述の通
り位置算出部3の構成要素も兼ねており、移動端末30
0の現在位置を演算処理によって求めるものである。地
図情報読み込み部11は、地図情報記憶部7に格納され
ている地図データやその関連情報を読み出すものであ
る。なお、読み出されたデータは、演算処理部5内で処
理された後、出力部6や地図情報記憶部7、通信部4等
へ出力される。
【0030】最寄りAP検出部12は、AP情報記憶部
8に記憶されている各アクセスポイント102の位置情
報に基づいて、複数のアクセスポイント102の中か
ら、位置演算部10によって算出された移動端末300
の現在位置に最も近いもの、従って通話料金の最も安い
ものを選択する(あるいは、移動端末300からアクセ
スポイント102までの通話料金が最も安いものを直接
的に選択してもよいが、その場合、AP情報記憶部8に
さらに公衆回線網200の通話料金体系を示す情報を記
憶しておく必要がある)。電話番号設定部13は、選択
されたアクセスポイント102の電話番号をAP情報記
憶部8から取得してその番号を呼び出すよう設定するも
のであり、それによって、移動端末300とサーバ10
0とが選択されたアクセスポイント102を通じて回線
接続される。
【0031】出力部6は、地図情報記憶部7に記憶され
ている地図やその関連情報、あるいはそれらの情報を処
理した結果を、ドライバに対して映像および/または音
声で提示するためのものであり、例えばディスプレイお
よびスピーカで構成される。
【0032】図3は、図1のサーバ100側に設けられ
るサーバ装置の基本構成を示すブロック図である。図3
において、サーバ装置は、入力部15、地図情報記憶部
16、通信部17、演算処理部18および出力部19を
備えている。なお、通信部17と図1に示される複数の
アクセスポイント102とが専用回線を介して接続され
る。入力部15は、図3のサーバ装置を操作するオペレ
ータからの入力、およびその他の外部情報をサーバ装置
本体に入力するためのものであり、例えばキーボートや
マウスによって実現される。
【0033】地図情報記憶部16は、地図データおよび
その関連データを記憶するためのものであり、例えばハ
ードディスク等の大容量の書き換え型記憶媒体によって
実現される。地図情報記憶部16には、道路ネットワー
ク情報や経路探索情報等を記述した地図データと、道路
の渋滞状況や規制状況を記述した交通データ、天気予報
や降雨状況等を記述した気象データ、レストランや各種
ショップの情報を記述した店舗データ等からなる地図関
連データとが格納されている。これら各種データは、通
信回線(公衆回線200)を介して移動端末300側へ
提供される。なお、地図情報記憶部16に格納されてい
る各種データは、情報の内容に応じてそれぞれ適宜更新
される。
【0034】通信部17は、図1の各アクセスポイント
102を通じて移動端末300との間でデータの送受信
を行うためのものであり、例えば電話、および電話とサ
ーバ100との間のデータ変換を行うためのデータ通信
モデムによって実現される。すなわち、図3のサーバ装
置は、通信部17を通じて移動端末300からの要求を
受信し、要求に応じた情報を再び通信部17を通じて移
動端末300側へ送り返す。
【0035】演算処理部18は、移動端末300からの
ダウンロード要求(後述)に応じて経路探索を行うと共
に、サーバ装置全体の制御を行うものであり、演算処理
を行うためのマイクロプロセッサと、ワークエリアとな
るメモリ等とによって実現される。演算処理部18に
は、地図情報読み込み部20と送受信情報処理部21と
が含まれる。地図情報読み込み部20は、オペレータの
操作入力に応じて、あるいは送受信情報処理部21で処
理して得られた移動端末300からの要求に応じて、該
当する情報を地図情報記憶部16から読み出す。送受信
情報処理部21は、通信部17が受信した上り信号を処
理して端末からの要求を取得し、さらに、要求に応じて
地図情報読み込み部20が読み出した情報を処理して送
信データ形式の情報に変換する等の処理を行う。
【0036】出力部19は、地図情報記憶部16に記憶
されている地図やその関連情報、およびそれらを演算処
理部18が処理して得られた処理結果を、図3のサーバ
装置のオペレータに対して映像および/または音声で提
示するためのものであり、例えばディスプレイおよびス
ピーカによって実現される。
【0037】以上のように構成された通信型経路案内シ
ステムについて、以下にその動作を説明する。なお、以
下の各処理は、コンピュータを用いてソフトウェア的に
実現するか、あるいは、各処理を行う専用のハードウェ
ア回路を用いて実現することができる。ソフトウエア的
に実現する場合、そのためプログラムは、CD−ROM
やフロッピーディスクなどの携帯型記録媒体に格納され
て提供されるか、または通信回線(公衆回線網200)
を介してサーバ100側から移動端末300側へ供給さ
れる。
【0038】まず、通信型経路案内システムの移動端末
300側の処理手順を詳細に説明する。移動端末300
では、ドライバが電源を投入すると、最初、位置算出部
3が移動端末300の存在する現在位置の座標を算出す
る。次に、地図情報読み込み部11は、位置算出部3が
算出した座標に基づいて、移動端末300の現在位置周
辺の地図データを地図情報記憶部7から読み出す。読み
出された地図データは、出力部19に与えられ、位置算
出部3が算出した座標を表示中心としてディスプレイ上
に表示される。
【0039】なお、その際、出力部19が移動端末30
0の現在位置を示すマークを地図データに重畳して表示
すれば、ドライバに対して車両の現在位置を分かり易く
提示することができる。
【0040】また、車両の移動に伴い移動端末300の
現在位置の座標が変化する毎に、新たな座標が画面中心
に表示されるように描画更新を行えば、車両の現在位置
周辺の地図が常にディスプレイ上に表示されるようにで
きる。この場合、車両の移動に伴い、地図の表示範囲が
地図情報読み込み部11によって先に読み込まれた地図
データの範囲を超えた場合には、地図情報読み込み部1
1は、位置算出部3が算出した新たな座標を中心とする
地図データを地図情報記憶部7から読み出す。
【0041】また、ドライバが入力部1のリモコン(の
上下左右移動キー)を操作し、それと連動して地図の表
示中心位置が移動するように構成してもよい。それによ
りドライバは、地図の表示範囲を任意の地点へとスクロ
ールさせることができる。また、同じくリモコン(の縮
尺変更キー)を操作し、それと連動して現在表示中のの
地図データの縮尺率を変更するように構成してもよい。
それにより、ドライバは、任意の縮尺の地図データをデ
ィスプレイ上に表示させることができる。縮尺率の変更
は、例えば、縮尺率の異なる複数の地図データを予め地
図情報記憶部7に記憶させておき、そこから地図情報読
み込み部11が指示に応じた縮尺率のものを読み出すこ
とによっても行えるが、地図情報記憶部7の容量には制
限があるため、本実施形態では、サーバ100側から通
信によって必要な縮尺率の地図データを取得する(こう
した、通信によってサーバ100側から情報を取得する
処理については後述する)。
【0042】走行中、ディスプレイ上には、上記のよう
にして、常に車両の現在位置周辺の地図が表示されてい
る。このとき、地図情報記憶部7に記憶されていない地
図が必要になったり、ドライバが交通情報や気象情報、
店舗情報等の地図関連情報を知りたいと希望したとす
る。そのような場合、移動端末300は、複数のアクセ
スポイント102のいずれかを通じてサーバ100側
(に設けられた図3のサーバ装置)と回線接続し、サー
バ装置から必要な地図データや地図関連情報を通信によ
って取得する。ここで予め強調しておけば、図1のシス
テムの第1の特徴は、移動端末300が複数のアクセス
ポイント102のいずれかを選択してアクセスする際
の、アクセスポイント102の選択の仕方にある。
【0043】図4は、図1のシステムにおいてサーバ1
00側から移動端末300へ情報がダウンロードされる
際の、移動端末300側の処理動作を示すフローチャー
トである。以下には、移動端末300がサーバ100側
から通信によって情報を取得する動作の詳細について、
図4を用いて説明する。移動端末300には、通信によ
って情報を取得する処理に関わる各種機能、例えばサー
バ100側と回線接続したり、取得しようとする情報を
選択したり、情報を取得した後回線を切断したりする機
能が予め設定されており、ドライバは、入力部1を操作
してメニュー選択することにより、各機能を起動させる
ことができる。
【0044】サーバ100側から通信によって情報を取
得しようとする場合、ドライバは、入力部1を操作して
移動端末300にその旨を入力する。応じて、出力部6
のディスプレイ上にメニュー選択画面が表示され(ステ
ップS101)、ドライバは、画面を参照しつつメニュ
ー選択を行う。次に、演算処理部5が、サーバ100側
と回線接続する機能が選択されたか否かを判断する(ス
テップS102)。そして、判断の結果、回線接続する
機能が選択された場合、演算処理部5は、複数のアクセ
スポイント102のいずれかを選択し、そのポイントを
通じてサーバ100側と回線接続する一連の処理(ステ
ップS103〜S107)を実行する。なお、サーバ1
00側と回線接続する機能が選択されなかった場合に
は、ステップS101に戻る。
【0045】すなわち、ステップS103では、位置算
出部3によって移動端末300の現在位置が算出され
る。ステップS104では、演算処理部5によって、情
報記憶部2のAP情報記憶部8から、複数のアクセスポ
イント102に関する情報のリストが読み出される。A
P情報記憶部8に格納されている、アクセスポイントに
関する情報リストの一例を図5に示す。図5において、
情報リストには、各アクセスポイント102のAP識別
コード、経度緯度座標および電話番号が含まれる。AP
識別コードは、各アクセスポイント102を識別するた
めのコードである。経度緯度座標は、識別コードで識別
される各アクセスポイント102の所在地を特定するた
めのものであり、移動端末300の現在位置に対して最
寄りのアクセスポイント102を選択するために用いら
れる。電話番号は、識別コードで識別される各アクセス
ポイント102の電話番号であり、各電話番号をコール
することにより、移動端末300とアクセスポイント1
02とが回線接続される。
【0046】ステップS105では、演算処理部5の最
寄りAP検出部12によって、移動端末300の現在位
置に対して最寄りのアクセスポイント102が検出され
る。最寄りのアクセスポイント102の検出は、例えば
以下のようにして行われる。すなわち、ステップS10
3で取得された移動端末300の現在位置を表す経度緯
度座標と、ステップS104で取得された情報リストに
記述されている各アクセスポイント102の所在地を表
す経度緯度座標とに基づいて、各アクセスポイント10
2と移動端末300との直線距離をそれぞれ算出する。
そして、各算出結果を相互に比較して、移動端末300
からの直線距離が最短であるようなアクセスポイント1
02(最寄りのアクセスポイント102)を検出する。
【0047】ステップS106では、電話番号設定部1
3によって、ステップS105で検出された最寄りのア
クセスポイント102の電話番号を呼び出すよう設定が
行われる。この場合、ステップS104で取得された情
報リストの中から、ステップS105で検出した最寄り
アクセスポイント102に対応する電話番号が読み出さ
れる。そして、ステップS107では、通信部4によっ
て、ステップS106で設定された電話番号に対する発
呼が行われ、移動端末300とサーバ100側とが回線
接続される。
【0048】上記のようにして移動端末300とサーバ
100側との間の回線が確立されると、出力部6のディ
スプレイ上に再びメニュー選択画面が表示され(ステッ
プS108)、ドライバは、画面を参照しつつ入力部1
を操作してメニュー選択を行う。なお、ステップS10
8で表示されるメニュー内容は、データをダウンロード
するか、あるいは回線を切断するか、またダウンロード
する場合どのデータをダウンロードするかなどが考えら
れる。
【0049】次に、演算処理部5は、ドライバによって
回線切断が要求されたか否かを判断する(ステップS1
09)。回線切断が要求された場合、演算処理部5は、
移動端末300とサーバ100側との間に確立されてい
た回線を切断し(ステップS111)、その時点でサー
バ100側から通信によって情報を取得する処理が終了
される。一方、回線切断が要求されなかった(すなわ
ち、データをダウンロードするよう要求された)場合に
は、演算処理部5は、ドライバが指定したデータをダウ
ンロードするよう要求するコマンド(以下、ダウンロー
ド要求)を、通信部4を通じてサーバ100側へ送信
(ステップS110)した後、ステップS108へ戻
り、メニュー選択画面を表示する。以上のように、ドラ
イバが希望する全てのデータを入手するまでダウンロー
ド要求が繰り返しサーバ100側へ送信され、希望する
全てのデータを入手した時点で回線が切断される。以上
で、通信によってサーバ100側から情報を取得する処
理の終了となる。
【0050】サーバ100側では、移動端末300から
のダウンロード要求を解析し、該当するデータを移動端
末300へ送信する(なお、サーバ100側の処理の詳
細な内容については後述する)。移動端末300では、
以上のような処理手順に基づいてサーバ100側からダ
ウンロードされた地図データや最短経路、交通情報等が
ディスプレイ上に表示され、それによって、ドライバを
出発地から目的地まで誘導する。さらにその間、経路周
辺の気象情報や店舗情報などが車両の移動に伴い適宜表
示され、ドライバは、経路周辺の最新の情報を知ること
ができる。
【0051】図6は、図1のシステムにおいてサーバ1
00側から移動端末300へ情報がダウンロードされる
際の、サーバ100側の処理動作を示すフローチャート
である。以下には、図4のステップS110で移動端末
300が送信したダウンロード要求に応じて、サーバ1
00側(に設けられた図3のサーバ装置)が移動端末3
00へデータをダウンロードする動作を説明する。
【0052】ここでは、移動端末300側からの上り信
号には、回線の接続/切断を求める接続/切断要求と、
経路情報やその関連情報をダウンロードするよう求める
ダウンロード要求とがあるものとする。ダウンロード要
求には、経路探索を行うのに必要な情報、すなわち出発
地および目的地(そこにさらに有料道路を優先して経路
を求めるといった探索条件を加えてもよい)が付加され
ており、サーバ100側は、このダウンロード要求を受
信した場合、出発地から目的地までの最短経路を探索
し、探索結果とそれに関連の深い情報(経路周辺の交通
情報や気象情報、店舗情報等)とを一括して移動端末3
00側へダウンロードする。
【0053】さて、図3のサーバ装置の地図情報記憶部
16には、サーバ100側で独自にあるいは外部組織を
通じて収集した全国の地図データ、交通情報、気象情
報、店舗情報等が格納されている。それらの情報を移動
端末300へダウンロードする処理では、最初、演算処
理部18が移動端末300から送信された上り信号を通
信部17を通じて受信する(ステップS201)。演算
処理部18では、送受信情報処理部21が、その上り信
号を解析する(ステップS202)。
【0054】演算処理部18は、ステップS202の解
析結果に基づいて、ステップS201で受信した上り信
号が接続要求であるか否かを判断する(ステップS20
3)。そして、判断結果が肯定である場合、送信元の移
動端末300との間の回線を接続する処理を行った後
(ステップS204)、ステップS201の処理へ戻
る。
【0055】ステップS203の判断結果が否定である
場合には、演算処理部18は、ステップS201で受信
した上り信号が接続要求であるか否かをさらに判断する
(ステップS205)。そして、判断結果が肯定である
場合、送信元の移動端末300との間の回線を切断する
処理を行った後(ステップS206)、ステップS20
1の処理へ戻る。
【0056】ステップS205の判断結果が否定である
場合には、演算処理部18は、ステップS201で受信
した上り信号がダウンロード要求であるか否かをさらに
判断する(ステップS207)。そして、判断結果が肯
定である場合、経路探索を行い、探索結果とそれに関連
する情報とを移動端末300側へダウンロードする一連
の処理を実行し(ステップS208〜S211)、その
後、ステップS201の処理へ戻る。
【0057】すなわち、ステップS208では、地図情
報記憶部16にストアされている地図データを参照し
て、ダウンロード要求に付加して通知された出発地から
目的地までの最短経路を探索する処理が行われる。探索
は、例えば演算処理部18がダイクストラ法のような既
存の手法によって実行する。なお、探索の際、地図情報
記憶部16にストアされている交通情報を反映して、渋
滞を避けた経路を求めるようにしてもよい。具体的に
は、地図データに付随して記録されたリンク毎の旅行時
間を交通情報(渋滞情報、規制情報など)に基づいて動
的に変化させ、変化させて得られる各旅行時間にダイク
ストラ法を適用して経路を求める。なお、求めた経路
は、少なくとも経度緯度座標をもつノード列で表わすよ
うにする。
【0058】ステップS209では、ステップS208
で求めた経路に関連の深い情報を地図情報記憶部16か
ら抽出する処理が行われる。具体的には、地図情報記憶
部16に記憶されている交通情報、気象情報、店舗情報
等には、それぞれ地図データと関連づけするための経度
緯度座標が付加されている。演算処理部18は、各情報
の経度緯度座標と、ステップS208で求めた経路を構
成するノード列との直線距離を算出してメートル単位に
換算し、得られた直線距離がしきい値L以下であるよう
な情報のみを地図情報記憶部16から読み出すよう、地
図情報読み込み部20に対して指示する。なお、上記の
しきい値Lは、例えば500mから5000m程度が好
ましい。また、地図データに関しては、経路探索した出
発地および目的地を中心とする半径M以内の詳細地図デ
ータのみを読み出す。この場合のMは、例えば100m
から500m程度が好ましい。
【0059】ステップS210では、ステップS208
で求めた最短経路、およびステップS209で抽出した
経路関連情報を送信データの形式に変換する処理が行わ
れる。変換は、演算処理部18が行い、変換して得られ
る送信データは、図7に示すように、経路データ、詳細
地図データ、交通情報データ、気象情報データ、店舗情
報データ、およびパケットの先頭を表すSTX、パケッ
トの管理データを納めた管理情報、パケットの終わりを
表すETX、データのエラー訂正を行うためのチェック
サム等を1パケットに統合したものである。
【0060】ステップS211では、ステップS210
で作成した送信データを移動端末300へ送信する処理
が行われる。送信データは、専用回線を介して通信部1
7からアクセスポイント102(図4のステップS10
5で検出されたポイント)へ伝送され、さらに公衆回線
を介してアクセスポイント102から移動端末300へ
と伝達される。
【0061】以上のように、第1の実施形態によれば、
各移動端末300は、複数のアクセスポイント102の
うち、最寄りの、従って通話料金が最も安価であるよう
なアクセスポイント102を通じて情報提供センタ10
1と回線接続されるため、情報提供センタ101から1
以上の移動端末300へ通信によって経路案内情報を提
供する際、通信にかかるコストを低く押さえることがで
きる。
【0062】ところで、第1の実施形態では、互いに近
接した位置に存在する複数の車両が同時にアクセス要求
を行った場合、速やかに回線接続が行われず、システム
の効率が低下することがある。第2の実施形態では、こ
のような、複数の移動端末からのアクセス要求が同一時
刻に特定のアクセスポイント102へ集中して起こるシ
ステムの効率低下を防ぐことができる通信型経路案内シ
ステムを開示する。
【0063】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実
施形態で示す通信型経路案内システムには、地図デー
タ、交通情報、気象情報、店舗情報等の各種データベー
スを保有し、かつこれら各データベースのコンテンツを
収集、更新する情報提供センタと、情報提供センタから
通信によって情報の提供サービスを受ける1以上の移動
端末(以下では車両に搭載して利用される車載端末とし
て説明する)とが設けられる。システムにはさらに、サ
ービス地域毎にアクセスポイントが設けられ、情報提供
センタと各アクセスポイントとが専用回線を介して接続
されている。以降では、これら情報提供センタと複数の
アクセスポイントとを総称してサーバと呼ぶことにす
る。本実施形態の通信型経路案内システムは、移動端末
側から要求された地図データ、交通情報、気象情報、店
舗情報等をサーバ側で検索し、それらの情報を通信回線
を介してサーバ側から移動端末側へダウンロードする点
では、第1の実施形態で示したシステムと共通するが、
次の点が異なる。
【0064】すなわち、第1の実施形態では、各移動端
末300は、最寄りのアクセスポイント102を通じて
情報提供センタ101と回線接続された(換言すれば、
任意のアクセスポイント102へいつでもアクセス可能
であると仮定していた)。これに対して、本実施形態で
は、特定のアクセスポイント102が混雑する場面をも
想定しており、最寄りのポイントが接続不能であれば、
次に近いポイントを選択して速やかに回線接続する。つ
まり、本実施形態の第1の特徴は、各移動端末が現在位
置から最も近いアクセスポイント102から順番にアク
セスを行うことにより、ドライバが望むときに速やかに
回線接続が行われ、システムの効率が向上する点にあ
る。以下、その詳細について説明する。
【0065】さて、本発明の第2の実施形態に係る通信
型経路案内システムの構成は、第1の実施形態のそれと
同様であるので、以下の説明にも図1を援用する。ま
た、図1のシステム(本発明の第2の実施形態に係る通
信型経路案内システム)のサーバ100側に設けられる
サーバ装置の基本構成は、第1の実施形態のそれと同様
であるので、図3を援用する。
【0066】図8は、図1のシステム(本発明の第2の
実施形態に係る通信型経路案内システム)の、移動端末
300の基本構成を示すブロック図である。図8の移動
端末(以下では、図2の移動端末300と区別するため
に移動端末300aと呼ぶ)は、図2の移動端末におい
て、演算処理部5に代えて、演算処理部5aを備えてい
る。演算処理部5aは、演算処理部5において、通信状
態判定部14をさらに含む。通信状態判定部14は、通
信部4の通信状態を検知し、検知結果に基づいて、移動
端末300aがサーバ100側と回線接続されたか否か
を判定する。他の構成要素は、第1の実施形態で説明し
たものと同様の動作を行う。
【0067】以上のように構成された通信型経路案内シ
ステムについて、以下にその動作を説明する。なお、本
実施形態で示す各処理は、コンピュータを用いてソフト
ウェア的に実現するか、あるいはそれら各処理を行う専
用のハードウェア回路を用いて実現することができる。
ソフトウエア的に実現する場合、そのためプログラム
は、CD−ROMやフロッピーディスクなどの携帯型記
録媒体に格納されて提供されるか、または通信回線(公
衆回線網200)を介してサーバ100側から移動端末
300a側へ供給される。
【0068】図9は、図1のシステム(本発明の第2の
実施形態に係る通信型経路案内システム)においてサー
バ100側から移動端末300aへ情報がダウンロード
される際の、移動端末300a側の処理動作を示すフロ
ーチャートである。なお、サーバ100側の処理動作
は、第1の実施形態と同様であるので、図6のフローチ
ャートを援用する。
【0069】図9に示される処理手順には、図4に示さ
れた処理手順において、ステップS301をさらに備え
ている。ステップS301では、移動端末300aがサ
ーバ100側と回線接続されたか否かが判断される。他
のステップでは、第1の実施形態で説明したものと同様
の処理が行われる。すなわち、ステップS107では、
ステップS105で検出されたアクセスポイント102
へ発呼を行うことによって、そのアクセスポイント10
2を通じた回線接続が試みられ、回線が空いていればそ
のアクセスポイント102を通じて移動端末300aと
サーバ装置とが回線接続される。そこで、次のステップ
S301では、通信状態判定部14が通信部4を検査し
て、移動端末300aとサーバ装置とが回線接続されか
否かを判断する。
【0070】そして、判断結果が肯定である場合、ステ
ップS109の処理へと進み、否定である場合には、ス
テップS105の処理へと戻る。その場合、ステップS
105では、先に発呼済みのアクセスポイント102を
除く複数のアクセスポイント102の中から、最寄りの
アクセスポイント102が検出される。サーバ100側
の処理動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明
を省略する。
【0071】以上のように、本実施形態によれば、各移
動端末300aは、現在位置から近いアクセスポイント
102から順番にアクセスを試みるため、複数の移動端
末300aからのアクセス要求が同一時刻に特定のアク
セスポイント102へ集中して起こるシステムの効率低
下を防ぐことができる。
【0072】なお、第1および第2の実施形態では、地
図データ、交通情報、気象情報、店舗情報等のデータベ
ースを情報提供センタ101で一括して管理するとした
が、複数のアクセスポイント102がそれぞれ独自のデ
ータベースをもち、各データベースに各アクセスポイン
ト102周辺のローカルな情報を格納してもよい。そし
て、各移動端末は、現在位置周辺のローカルな情報をも
つアクセスポイント102を自動的に選択して回線接続
する。これにより、情報提供センタ101の機能が分散
され、その結果、システムがより効率化される。
【0073】また、第1および第2の実施形態では、移
動端末(300、300a)を車載端末として説明した
が、例えば携帯型情報端末でもよく、さらには、移動体
に付随して使用されるような移動端末であれば、どのよ
うな端末でもよい。
【0074】また、第1および第2の実施形態では、移
動端末(300、300a)は、移動網202を経由し
て各アクセスポイント102へアクセスするとしたが、
移動網202を経由せずに各アクセスポイント102へ
アクセスしてもよい。その場合、移動端末(300、3
00a)は移動先で直接、固定網201と接続される。
【0075】また、第1および第2の実施形態では、ア
クセスポイント102を選択する際、移動端末(30
0、300a)の現在位置の座標と、AP情報記憶部8
に記憶されている複数のアクセスポイント102の設置
位置の座標との間の直線距離をそれぞれ算出して、距離
が最短のものを選択したが、代わりに、次のようにして
アクセスポイント102を選択してもよい。すなわち、
アクセスポイント102毎に、移動端末(300、30
0a)がそのエリア内に存在すればそのアクセスポイン
ト102が最寄りのポイントであるような領域(以下、
アクセスエリア)を設けておく。各移動端末(300、
300a)は、これら複数のアクセスエリアうち、現在
どのアクセスエリアに自己が存在するかを判断し、自己
が存在するアクセスエリアに設けられたアクセスポイン
ト102へアクセスする。これにより、直線距離算出の
ための演算が不要になり、移動端末(300、300
a)の処理負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通信型経路案内
システムの構成を模式的に示す図である。
【図2】図1の移動端末300の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のサーバ100側に設けられるサーバ装置
の基本構成を示すブロック図である。
【図4】図1のシステムにおいてサーバ100側から移
動端末300へ情報がダウンロードされる際の、移動端
末300側の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】図2のAP情報記憶部8に格納されている、ア
クセスポイントに関する情報リストの一例を示す図であ
る。
【図6】図1のシステムにおいてサーバ100側から移
動端末300へ情報がダウンロードされる際の、サーバ
100側の処理動作を示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS210において作成される送
信データの一例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る通信型経路案内
システム(図1と同様のシステム)の、移動端末300
aの基本構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る通信型経路案内
システム(図1と同様のシステム)においてサーバ10
0側から移動端末300aへ情報がダウンロードされる
際の、移動端末300a側の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【符合の説明】
1、15…入力部 2…情報記憶部 3…位置算出部 4、17…通信部 5、5a、18…演算処理部 6、19…出力部 7、16…地図情報記憶部 8…AP情報記憶部 9…位置検出部 10…位置演算部 11、20…地図情報読み込み部 12…最寄りAP検出部 13…電話番号設定部 14…通信状態判定部 21…送受信情報処理部 100…サーバ 101…情報提供センタ 102…アクセスポイント 103…専用回線 200…公衆回線網 201…固定網 202…移動網 203…交換局 204…基地局 205…エリア 300、300a…移動端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置と任意に移動する1以上の移
    動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各移動端末装置
    とが通信することによって経路案内を行う通信型経路案
    内システムであって、 各前記移動端末装置が前記サーバ装置へアクセスするた
    めの複数のアクセスポイントが互いに異なる位置に設置
    され、各前記移動端末装置は、当該複数のアクセスポイ
    ントのいずれかを通じて前記サーバ装置と通信するよう
    構成されており、 各前記移動端末装置は、 前記複数のアクセスポイントの設置位置を記憶する位置
    記憶手段と、 当該移動端末装置の現在位置を算出する位置算出手段
    と、 前記記憶手段の記憶内容および前記位置算出手段の算出
    結果に基づいて、前記複数のアクセスポイントのうち、
    当該移動端末装置と最も近接する位置関係にあるアクセ
    スポイントを選択するアクセスポイント選択手段と、 前記アクセスポイント選択手段が選択したアクセスポイ
    ントを通じて前記サーバ装置と通信する通信手段とを備
    えた、通信型経路案内システム。
  2. 【請求項2】 各前記移動端末装置のアクセスポイント
    選択手段は、当該移動端末装置の現在位置と前記複数の
    アクセスポイントの設置位置との間の直線距離を算出す
    る手段を含む、請求項1に記載の通信型経路案内システ
    ム。
  3. 【請求項3】 各前記移動端末装置は、 前記通信手段の通信状態を検査して、前記アクセスポイ
    ント選択手段が選択したアクセスポイントを通じて通信
    を行えるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果が否定である場合、前記アクセ
    スポイント選択手段に、現在選択されているものを除く
    前記複数のアクセスポイントのうち、当該移動端末装置
    と最も近接する位置関係にあるアクセスポイントを再度
    選択させる手段をさらに備えた、請求項2に記載の通信
    型経路案内システム。
  4. 【請求項4】 サーバ装置と任意に移動する1以上の移
    動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各移動端末装置
    とが通信することによって経路案内を行う通信型経路案
    内システムであって、 各前記移動端末装置が前記サーバ装置へアクセスするた
    めの複数のアクセスポイントが互いに異なる位置に設置
    され、各前記移動端末装置は、当該複数のアクセスポイ
    ントのいずれかを通じて前記サーバ装置と通信するよう
    構成されており、 各前記移動端末装置は、 前記複数のアクセスポイントと1対1に対応して定めら
    れ、当該移動端末装置がその領域の内部に位置する場
    合、その領域と対応するアクセスポイントが当該移動端
    末装置と最も近接する位置関係にあるような複数の領域
    を記憶する領域記憶手段と、 当該移動端末装置の現在位置を算出する位置算出手段
    と、 前記位置算出手段の算出結果が前記領域記憶手段に記憶
    されている複数の領域のどれに包含されるか否かを判断
    することによって、前記複数のアクセスポイントのう
    ち、当該移動端末装置と最も近接する位置関係にあるア
    クセスポイントを選択するアクセスポイント選択手段
    と、 前記アクセスポイント選択手段が選択したアクセスポイ
    ントを通じて前記サーバ装置と通信する通信手段とを備
    えた、通信型経路案内システム。
  5. 【請求項5】 サーバ装置と任意に移動する1以上の移
    動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各移動端末装置
    とが通信することによって経路案内を行う通信型経路案
    内システムの各移動端末装置において用いられる通信方
    法であって、 各前記移動端末装置が前記サーバ装置へアクセスするた
    めの複数のアクセスポイントが互いに異なる位置に設置
    され、各前記移動端末装置は、当該複数のアクセスポイ
    ントのいずれかを通じて前記サーバ装置と通信するよう
    構成されており、 前記複数のアクセスポイントの設置位置を記憶する第1
    のステップと、 各前記移動端末装置の現在位置を算出する第2のステッ
    プと、 前記第1のステップで記憶した位置および前記第2のス
    テップで算出した位置に基づいて、前記複数のアクセス
    ポイントのうち、各前記移動端末装置と最も近接する位
    置関係にあるアクセスポイントを選択する第3のステッ
    プと、 前記第3のステップで選択したアクセスポイントを通じ
    て前記サーバ装置と通信する第4のステップとを備え
    た、通信方法。
  6. 【請求項6】 サーバ装置と任意に移動する1以上の移
    動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各移動端末装置
    とが通信することによって経路案内を行う通信型経路案
    内システムの各移動端末装置において実行されるプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 各前記移動端末装置が前記サーバ装置へアクセスするた
    めの複数のアクセスポイントが互いに異なる位置に設置
    され、各前記移動端末装置は、当該複数のアクセスポイ
    ントのいずれかを通じて前記サーバ装置と通信するよう
    構成されており、 前記複数のアクセスポイントの設置位置を記憶する第1
    のステップと、 各前記移動端末装置の現在位置を算出する第2のステッ
    プと、 前記第1のステップで記憶した位置および前記第2のス
    テップで算出した位置に基づいて、前記複数のアクセス
    ポイントのうち、各前記移動端末装置と最も近接する位
    置関係にあるアクセスポイントを選択する第3のステッ
    プと、 前記第3のステップで選択したアクセスポイントを通じ
    て前記サーバ装置と通信する第4のステップとを備えた
    動作環境を、各前記移動端末装置上で実現するためのプ
    ログラムを記録した、記録媒体。
  7. 【請求項7】 サーバ装置と任意に移動する1以上の移
    動端末装置とが設けられ、サーバ装置と各移動端末装置
    とが通信することによって経路案内を行う通信型経路案
    内システムの各移動端末装置において実行されるプログ
    ラムを、サーバ装置から各端末装置へ通信によって供給
    する方法であって、 各前記移動端末装置が前記サーバ装置へアクセスするた
    めの複数のアクセスポイントが互いに異なる位置に設置
    され、各前記移動端末装置は、当該複数のアクセスポイ
    ントのいずれかを通じて前記サーバ装置と通信するよう
    構成されており、 前記複数のアクセスポイントの設置位置を記憶する第1
    のステップと、 各前記移動端末装置の現在位置を算出する第2のステッ
    プと、 前記第1のステップで記憶した位置および前記第2のス
    テップで算出した位置に基づいて、前記複数のアクセス
    ポイントのうち、各前記移動端末装置と最も近接する位
    置関係にあるアクセスポイントを選択する第3のステッ
    プと、 前記第3のステップで選択したアクセスポイントを通じ
    て前記サーバ装置と通信する第4のステップとを備えた
    動作環境を各前記移動端末装置上で実現するためのプロ
    グラムを、前記サーバ装置から各前記端末装置へ通信に
    よって供給する、プログラム供給方法。
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