JPH11201456A - ガスコンロ - Google Patents
ガスコンロInfo
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- JPH11201456A JPH11201456A JP576698A JP576698A JPH11201456A JP H11201456 A JPH11201456 A JP H11201456A JP 576698 A JP576698 A JP 576698A JP 576698 A JP576698 A JP 576698A JP H11201456 A JPH11201456 A JP H11201456A
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Links
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Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 専用キーなしに沸騰状態を知らせ、焦げ付き
消火前に使用者に知らせ天ぷら油火災防止作動前に使用
者に知らせるガスコンロを提供する。 【解決手段】 バーナと、該バーナを収容する本体と、
該本体の上部に設けられた温度検出部6と、ブザー23
と、制御部15とを備え、前記温度検出部6は被調理物
を収容する容器の温度を検出し、前記制御部15は前記
被調理物を煮物と確定し、前記被調理物が沸騰したと判
定した時、前記ブザー23を作動させる。
消火前に使用者に知らせ天ぷら油火災防止作動前に使用
者に知らせるガスコンロを提供する。 【解決手段】 バーナと、該バーナを収容する本体と、
該本体の上部に設けられた温度検出部6と、ブザー23
と、制御部15とを備え、前記温度検出部6は被調理物
を収容する容器の温度を検出し、前記制御部15は前記
被調理物を煮物と確定し、前記被調理物が沸騰したと判
定した時、前記ブザー23を作動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスコンロに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガスコンロは例えば特開
平5−60326号公報に示されている。この公報によ
ると、バーナと本体と温度検出部と制御部を備えるガス
コンロが示されている。更に、湯わかし専用キーが設け
られ、沸騰すると自動検知し、又は沸騰後に空炊きとな
る事を防止した焦げ付き消火機能が付いたものも提案さ
れている。また、ガスコンロで天ぷら料理をする時、天
ぷら油の温度が上昇し、天ぷら油火災を防止する自動消
火機能を備えたものも提案されている。
平5−60326号公報に示されている。この公報によ
ると、バーナと本体と温度検出部と制御部を備えるガス
コンロが示されている。更に、湯わかし専用キーが設け
られ、沸騰すると自動検知し、又は沸騰後に空炊きとな
る事を防止した焦げ付き消火機能が付いたものも提案さ
れている。また、ガスコンロで天ぷら料理をする時、天
ぷら油の温度が上昇し、天ぷら油火災を防止する自動消
火機能を備えたものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のコンロで
は、調理物の沸騰状態を検知するのに、専用キーが必要
であり、製造コストが上がり、かつ使用者の手間が増す
第1の欠点がある。また焦げ付き消火機能が働き、調理
が中途で終わる第2の欠点がある。
は、調理物の沸騰状態を検知するのに、専用キーが必要
であり、製造コストが上がり、かつ使用者の手間が増す
第1の欠点がある。また焦げ付き消火機能が働き、調理
が中途で終わる第2の欠点がある。
【0004】更に、天ぷら油火災防止機能が働き、調理
が中途で終わり、使い勝手が悪い第3の欠点がある。故
に本発明はこの様な従来の欠点を考慮して、専用キーな
しに沸騰状態を知らせ、焦げ付き消火前に使用者に知ら
せ、天ぷら油火災防止作動前に使用者に知らせるガスコ
ンロを提供する。
が中途で終わり、使い勝手が悪い第3の欠点がある。故
に本発明はこの様な従来の欠点を考慮して、専用キーな
しに沸騰状態を知らせ、焦げ付き消火前に使用者に知ら
せ、天ぷら油火災防止作動前に使用者に知らせるガスコ
ンロを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに第1の本発明は、バーナと、バーナを収容する本体
と、本体の上部に設けられた温度検出部と、ブザーと、
制御部とを備え、温度検出部は被調理物を収容する容器
の温度を検出し、制御部は被調理物を煮物と確定し、被
調理物が沸騰したと判定した時、ブザーを作動させるも
のである。
めに第1の本発明は、バーナと、バーナを収容する本体
と、本体の上部に設けられた温度検出部と、ブザーと、
制御部とを備え、温度検出部は被調理物を収容する容器
の温度を検出し、制御部は被調理物を煮物と確定し、被
調理物が沸騰したと判定した時、ブザーを作動させるも
のである。
【0006】第2の本発明は、バーナと、バーナを収容
する本体と、本体の上部に設けられた温度検出部と、ブ
ザーと、制御部とを備え、温度検出部は被調理物を収容
する容器の温度を検出し、制御部は被調理物を煮物と確
定し、被調理物の焦げ付き消火作動前に、ブザーを作動
させるものである。
する本体と、本体の上部に設けられた温度検出部と、ブ
ザーと、制御部とを備え、温度検出部は被調理物を収容
する容器の温度を検出し、制御部は被調理物を煮物と確
定し、被調理物の焦げ付き消火作動前に、ブザーを作動
させるものである。
【0007】第3の本発明は、バーナと、バーナを収容
する本体と、本体の上部に設けられた温度検出部と、ブ
ザーと、制御部とを備え、温度検出部は被調理物を収容
する容器の温度を検出し、制御部は被調理物を揚げ物と
確定し、被調理物の天ぷら油火災防止作動前に、ブザー
を作動させるものである。
する本体と、本体の上部に設けられた温度検出部と、ブ
ザーと、制御部とを備え、温度検出部は被調理物を収容
する容器の温度を検出し、制御部は被調理物を揚げ物と
確定し、被調理物の天ぷら油火災防止作動前に、ブザー
を作動させるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
るガスコンロ1を図1の正面図に従い説明する。図1に
於て、本体2は鉄板等からなり、略箱状に形成されてい
る。バーナ(図示せず)が左右に1個ずつ、本体2内に
収容、固定されている。本体2の上部に載置された天板
3上に、五徳4、5が固定されている。
るガスコンロ1を図1の正面図に従い説明する。図1に
於て、本体2は鉄板等からなり、略箱状に形成されてい
る。バーナ(図示せず)が左右に1個ずつ、本体2内に
収容、固定されている。本体2の上部に載置された天板
3上に、五徳4、5が固定されている。
【0009】温度検出部6を構成するサーミスタ7は本
体2の上部に位置し五徳5の略中央に配置され、被調理
物を収容する容器(共に図示せず)の底に当接する様に
設けられている。バーナの燃焼炎を検知すべく熱電対
8、9が設けられている。点火ボタン10、11は各々
のガスバルブ(図示せず)を開閉すべく、正面の左右に
設けられている。
体2の上部に位置し五徳5の略中央に配置され、被調理
物を収容する容器(共に図示せず)の底に当接する様に
設けられている。バーナの燃焼炎を検知すべく熱電対
8、9が設けられている。点火ボタン10、11は各々
のガスバルブ(図示せず)を開閉すべく、正面の左右に
設けられている。
【0010】正面中央にグリルドア12が設けられ、グ
リルドア12の後方にグリル用バーナ(図示せず)が配
置され、点火ボタン(グリル用)13が正面に設けられ
ている。
リルドア12の後方にグリル用バーナ(図示せず)が配
置され、点火ボタン(グリル用)13が正面に設けられ
ている。
【0011】次に、ガスコンロ1の電気ブロック図を図
2に従い説明する。熱電対9は炎検出回路14を介して
制御部15に接続され、制御部15は例えばマイクロコ
ンピュータ等から成る。
2に従い説明する。熱電対9は炎検出回路14を介して
制御部15に接続され、制御部15は例えばマイクロコ
ンピュータ等から成る。
【0012】温度検出部6は例えばサーミスタ7と温度
検出回路16から成り、制御部15の入力端子に接続さ
れている。コックスイッチ17はガスバルブに設けら
れ、スイッチ検出回路18を介して制御部15の入力端
子に接続されている。乾電池19は電源回路20を介し
て制御部15の入力端子に接続されている。
検出回路16から成り、制御部15の入力端子に接続さ
れている。コックスイッチ17はガスバルブに設けら
れ、スイッチ検出回路18を介して制御部15の入力端
子に接続されている。乾電池19は電源回路20を介し
て制御部15の入力端子に接続されている。
【0013】電磁弁21はガスバルブに設けられ、電磁
弁駆動回路22を介して制御部15の出力端子に接続さ
れている。ブザー23は、制御部15の出力端子に接続
されている。点火器24と点火スイッチ25の直列回路
は乾電池19に接続されている。以上の部品により、ガ
スコンロ1は構成されている。
弁駆動回路22を介して制御部15の出力端子に接続さ
れている。ブザー23は、制御部15の出力端子に接続
されている。点火器24と点火スイッチ25の直列回路
は乾電池19に接続されている。以上の部品により、ガ
スコンロ1は構成されている。
【0014】次に、このガスコンロ1の動作を図1ない
し図5に従い説明する。図3はガスコンロ1のフローチ
ャート、図4はそれに続くフローチャート、図5は温度
特性図(横軸は経過時間、縦軸は温度検出部6による検
出温度を示す)である。これらの図に於て、使用者は被
調理物を収容した容器(図示せず)を五徳5の上に載置
する。容器の底に当接したサーミスタ7は、容器の底の
温度を検出し、その温度情報は温度検出回路16を介し
て制御部15へ入力される。
し図5に従い説明する。図3はガスコンロ1のフローチ
ャート、図4はそれに続くフローチャート、図5は温度
特性図(横軸は経過時間、縦軸は温度検出部6による検
出温度を示す)である。これらの図に於て、使用者は被
調理物を収容した容器(図示せず)を五徳5の上に載置
する。容器の底に当接したサーミスタ7は、容器の底の
温度を検出し、その温度情報は温度検出回路16を介し
て制御部15へ入力される。
【0015】次に、使用者が点火ボタン11を押すと、
点火ボタン押すかはYESと判定され(図3のステップ
S1)、点火動作が始まる(S2)。即ち、コックスイ
ッチ17がオンし、ガスバルブが開き、電磁弁21への
吸着電流が流れ、電磁弁21が開き、バーナへガスが供
給される。そして、点火スイッチ25がオンし、点火器
24がスパーク動作し、バーナにて燃焼炎が形成され
る。
点火ボタン押すかはYESと判定され(図3のステップ
S1)、点火動作が始まる(S2)。即ち、コックスイ
ッチ17がオンし、ガスバルブが開き、電磁弁21への
吸着電流が流れ、電磁弁21が開き、バーナへガスが供
給される。そして、点火スイッチ25がオンし、点火器
24がスパーク動作し、バーナにて燃焼炎が形成され
る。
【0016】そして使用者が点火ボタン11を離すと、
点火スイッチ25がオフし、点火器24がスパークを停
止し、吸着電流が停止する。次に、熱電対9が検出する
熱起電力が直流の3mV以上かが判定され、YESなら
ば(S3)、負荷判定制御を行なう(S4)。例えば使
用者はカレーのルーを作るために、容器内に油を滴下し
加温し、肉や野菜を入れて炒める。この時、制御部15
はサーミスタ7の検出温度が低い状態から上昇していく
過程で、負荷が煮物であるか又は揚げ物(炒め物も含
む)であるかを判定(負荷判定制御)を行なう。図5に
示した特性に於て煮物であると判定する。
点火スイッチ25がオフし、点火器24がスパークを停
止し、吸着電流が停止する。次に、熱電対9が検出する
熱起電力が直流の3mV以上かが判定され、YESなら
ば(S3)、負荷判定制御を行なう(S4)。例えば使
用者はカレーのルーを作るために、容器内に油を滴下し
加温し、肉や野菜を入れて炒める。この時、制御部15
はサーミスタ7の検出温度が低い状態から上昇していく
過程で、負荷が煮物であるか又は揚げ物(炒め物も含
む)であるかを判定(負荷判定制御)を行なう。図5に
示した特性に於て煮物であると判定する。
【0017】そしてサーミスタ7の検出温度が徐々に上
がり、140℃を通過すると(図5のa点であり、図3
のS5)、制御部15は揚げ物制御を行う(S6)。即
ちサーミスタ7の検出温度が140℃を通過すると、制
御部15は負荷(被調理物)が揚げ物であると確定する
(被調理物が煮物ならば、通常、検出温度が140℃を
通過する事はないから)。
がり、140℃を通過すると(図5のa点であり、図3
のS5)、制御部15は揚げ物制御を行う(S6)。即
ちサーミスタ7の検出温度が140℃を通過すると、制
御部15は負荷(被調理物)が揚げ物であると確定する
(被調理物が煮物ならば、通常、検出温度が140℃を
通過する事はないから)。
【0018】揚げ物制御は以下のステップから成る。即
ち、サーミスタ7の検出温度は徐々に上がり、検出温度
が120℃以下かはNOと判定され(S7)、検出温度
が180℃を通過すると(S8)、お知らせアラームが
鳴る(S9)。即ち図5に於て、検出温度が180℃を
通過すると(bの時点)、炒め物に適した温度でありブ
ザー23を作動させ、使用者に適温である事を知らせ
る。お知らせアラームは例えば、「ピピッ」を3回連続
して鳴らすものである。
ち、サーミスタ7の検出温度は徐々に上がり、検出温度
が120℃以下かはNOと判定され(S7)、検出温度
が180℃を通過すると(S8)、お知らせアラームが
鳴る(S9)。即ち図5に於て、検出温度が180℃を
通過すると(bの時点)、炒め物に適した温度でありブ
ザー23を作動させ、使用者に適温である事を知らせ
る。お知らせアラームは例えば、「ピピッ」を3回連続
して鳴らすものである。
【0019】また、揚げ物調理が天ぷら調理の場合は、
検出温度が180℃を通過すると、天ぷらの揚げ頃であ
り、使用者に「ピピッ」と知らせる事により、「天ぷら
の揚げ頃温度180℃ですよ」と知らせるので、使い勝
手が向上する。
検出温度が180℃を通過すると、天ぷらの揚げ頃であ
り、使用者に「ピピッ」と知らせる事により、「天ぷら
の揚げ頃温度180℃ですよ」と知らせるので、使い勝
手が向上する。
【0020】そして炒め物中に使用者がガスコンロ1か
ら離れたり、又は炒め過ぎると、図5の破線Cに示す様
に、検出温度は更に上昇し、炒め物に適さない温度にな
る。この様にして、検出温度が180℃を超え、カット
温度−16℃になると(S10であり、例えば263℃
であり、図5のd点)、警告アラームを出力する(S1
1)。なお、カット温度とは、天ぷら油火災防止作動時
の温度であり(例えば279℃)、この時、ガスの供給
を停止させる。
ら離れたり、又は炒め過ぎると、図5の破線Cに示す様
に、検出温度は更に上昇し、炒め物に適さない温度にな
る。この様にして、検出温度が180℃を超え、カット
温度−16℃になると(S10であり、例えば263℃
であり、図5のd点)、警告アラームを出力する(S1
1)。なお、カット温度とは、天ぷら油火災防止作動時
の温度であり(例えば279℃)、この時、ガスの供給
を停止させる。
【0021】この様に、検出温度がカット温度−16℃
になると、炒め物又は揚げ物(天ぷらも含む)に適さな
い高温であり、ブザー23を作動させる。即ち、カット
温度−16℃になると、例えば「ピピピピッ」と3回連
続して警告アラームを鳴らす事により、使用者に「天ぷ
ら油火災防止機能が作動しますよ。火力を絞って下さ
い」と知らせる。その結果、使用者は火力を絞るので、
天ぷら油火災防止機能が作動しガスの供給が停止し、調
理が中途半端になる事を防止できる。
になると、炒め物又は揚げ物(天ぷらも含む)に適さな
い高温であり、ブザー23を作動させる。即ち、カット
温度−16℃になると、例えば「ピピピピッ」と3回連
続して警告アラームを鳴らす事により、使用者に「天ぷ
ら油火災防止機能が作動しますよ。火力を絞って下さ
い」と知らせる。その結果、使用者は火力を絞るので、
天ぷら油火災防止機能が作動しガスの供給が停止し、調
理が中途半端になる事を防止できる。
【0022】また、もし検出温度がカット温度−16℃
を超えても(S10)、カット温度に達すると(S1
2)、消火動作を行い(図3のS13)ガスバルブを閉
じる。その結果、天ぷら油火災等を防止出来る。
を超えても(S10)、カット温度に達すると(S1
2)、消火動作を行い(図3のS13)ガスバルブを閉
じる。その結果、天ぷら油火災等を防止出来る。
【0023】次に、使用者は炒め物が仕上ったと判断
し、容器の中に水とルーを入れると(図5のe点)、検
出温度は急速に下がる。そして、検出温度が120℃以
下になると(図4のS7、図5のf点)、負荷判定制御
を行ない(S14)、負荷が煮物であると判定し、揚げ
物後の煮物制御を行う(S15)。
し、容器の中に水とルーを入れると(図5のe点)、検
出温度は急速に下がる。そして、検出温度が120℃以
下になると(図4のS7、図5のf点)、負荷判定制御
を行ない(S14)、負荷が煮物であると判定し、揚げ
物後の煮物制御を行う(S15)。
【0024】この時、検出温度は最低温度(図5のg
点)まで下降し、その後、上昇し始める。そして検出温
度が88℃から98℃に上昇するのに要した時間の半分
を基準時間とし、98℃以降に0.5℃温度上昇するの
に上記基準時間以上を要すれば煮物負荷と確定する。
点)まで下降し、その後、上昇し始める。そして検出温
度が88℃から98℃に上昇するのに要した時間の半分
を基準時間とし、98℃以降に0.5℃温度上昇するの
に上記基準時間以上を要すれば煮物負荷と確定する。
【0025】図5のh時点で煮物と確定され、検出温度
が100℃を越えると(i点)、沸騰温度と決定され
(S16)、お知らせアラームが例えば「ピピッ」と3
回連続して鳴る(S17)。この様に制御部15は被調
理物を煮物と確定し(h点)、かつ被調理物が沸騰した
と判定した時(i点)、ブザー23を作動させる事によ
り、使用者に「沸騰しましたよ」と知らせ、使い勝手が
向上する。
が100℃を越えると(i点)、沸騰温度と決定され
(S16)、お知らせアラームが例えば「ピピッ」と3
回連続して鳴る(S17)。この様に制御部15は被調
理物を煮物と確定し(h点)、かつ被調理物が沸騰した
と判定した時(i点)、ブザー23を作動させる事によ
り、使用者に「沸騰しましたよ」と知らせ、使い勝手が
向上する。
【0026】そして沸騰温度決定(i点)後に、使用者
がガスコンロ1から離れたり、又は沸騰状態を放置する
と、容器内の煮汁が徐々に無くなり、検出温度が再び立
上り始める。そして検出温度が沸騰温度+3℃になると
(S18)、警告アラームが例えば「ピピピピッ」と3
回連続して鳴る(S19であり、図5のj点)。
がガスコンロ1から離れたり、又は沸騰状態を放置する
と、容器内の煮汁が徐々に無くなり、検出温度が再び立
上り始める。そして検出温度が沸騰温度+3℃になると
(S18)、警告アラームが例えば「ピピピピッ」と3
回連続して鳴る(S19であり、図5のj点)。
【0027】即ち、制御部15は被調理物を煮物と確定
し、被調理物の焦げ付き消火作動前にブザー23を作動
させる事により、使用者に「焦げ付きますよ。ガスを止
めて下さい」と知らせる。その結果、使用者がガスを止
め、調理が中途半端(焦げ付き状態になる事)を防止出
来る。
し、被調理物の焦げ付き消火作動前にブザー23を作動
させる事により、使用者に「焦げ付きますよ。ガスを止
めて下さい」と知らせる。その結果、使用者がガスを止
め、調理が中途半端(焦げ付き状態になる事)を防止出
来る。
【0028】また、もし使用者が上記警告アラームを無
視した場合は、検出温度が焦げ付き温度になると(S2
0)、消火動作を行う(S13)。なお、揚げ物後の煮
物制御に於て、点火後10分経過後、検出温度が沸騰温
度(i点)+10℃から、沸騰温度(i点)+15℃ま
で上昇する時間が60秒以内であり、かつその後の10
秒間に検出温度が下降しなければ、その時の検出温度
(k点)を焦付き温度と見なす。この様に焦付き温度に
なると、自動消火する事により、火災等を防止する事が
出来る。
視した場合は、検出温度が焦げ付き温度になると(S2
0)、消火動作を行う(S13)。なお、揚げ物後の煮
物制御に於て、点火後10分経過後、検出温度が沸騰温
度(i点)+10℃から、沸騰温度(i点)+15℃ま
で上昇する時間が60秒以内であり、かつその後の10
秒間に検出温度が下降しなければ、その時の検出温度
(k点)を焦付き温度と見なす。この様に焦付き温度に
なると、自動消火する事により、火災等を防止する事が
出来る。
【0029】なお、もし上記焦付き消火が作動しない場
合、検出温度がカット温度(例えば145℃であり、m
点)に到達すると、ガスの供給を自動的に停止する。以
上にて、カレーのルー作りの動作説明を終わる。
合、検出温度がカット温度(例えば145℃であり、m
点)に到達すると、ガスの供給を自動的に停止する。以
上にて、カレーのルー作りの動作説明を終わる。
【0030】次に、使用者が通常の煮物を行う時の動作
を説明する。使用者は容器内に例えば、かぼちゃ又は魚
等を水と共に入れると、温度特性は図5の2点鎖線nの
様になる。使用者が点火ボタン11を押すと(S1)、
点火動作し(S2)、DC3mV以上ならば(S3)、
負荷判定制御を行い(S4)、煮物と判定される。
を説明する。使用者は容器内に例えば、かぼちゃ又は魚
等を水と共に入れると、温度特性は図5の2点鎖線nの
様になる。使用者が点火ボタン11を押すと(S1)、
点火動作し(S2)、DC3mV以上ならば(S3)、
負荷判定制御を行い(S4)、煮物と判定される。
【0031】そして煮物なので、検出温度は140℃を
通過する事なく(S5)、通常の煮物制御を行う(S2
1)。そして、検出温度が88℃から98℃に上昇する
のに要した時間の半分を基準時間とし、98℃以降に
0.5℃温度上昇するのに上記基準時間以上を要すれ
ば、煮物負荷と確定する(p点)。
通過する事なく(S5)、通常の煮物制御を行う(S2
1)。そして、検出温度が88℃から98℃に上昇する
のに要した時間の半分を基準時間とし、98℃以降に
0.5℃温度上昇するのに上記基準時間以上を要すれ
ば、煮物負荷と確定する(p点)。
【0032】検出温度が100℃を越えると(q点)、
沸騰温度と決定され(S22)、お知らせアラームを出
力する(S23)。そして、検出温度が沸騰温度+3℃
になると(S24であり、r点)、警告アラームを出力
する(S25)。また検出温度が焦付き温度に達すると
(S26であり、s点)、ガスの供給を停止する。
沸騰温度と決定され(S22)、お知らせアラームを出
力する(S23)。そして、検出温度が沸騰温度+3℃
になると(S24であり、r点)、警告アラームを出力
する(S25)。また検出温度が焦付き温度に達すると
(S26であり、s点)、ガスの供給を停止する。
【0033】
【発明の効果】上述の様に請求項1の本発明は、制御部
は被調理物を煮物と確定し、被調理物が沸騰したと判定
した時、ブザーを作動させる。この様に沸騰状態をブザ
ーにより知らせる事により、使用者は調理物の状態を知
る事が出来、使い勝手が向上する。また沸騰状態を知る
のに、従来の様に専用キーの操作が要らないので、製造
コストが安くなり、かつ使用者がキー操作する手間が省
ける。
は被調理物を煮物と確定し、被調理物が沸騰したと判定
した時、ブザーを作動させる。この様に沸騰状態をブザ
ーにより知らせる事により、使用者は調理物の状態を知
る事が出来、使い勝手が向上する。また沸騰状態を知る
のに、従来の様に専用キーの操作が要らないので、製造
コストが安くなり、かつ使用者がキー操作する手間が省
ける。
【0034】請求項2の本発明は、制御部は被調理物を
煮物と確定し、被調理物の焦げ付き消火作動前にブザー
を作動させる。この様に使用者に「焦げ付きますよ。ガ
スを止めて下さい」と知らせ、使用者がガスを止める事
により、調理が中途半端(焦げ付き状態になる)事を防
止出来る。
煮物と確定し、被調理物の焦げ付き消火作動前にブザー
を作動させる。この様に使用者に「焦げ付きますよ。ガ
スを止めて下さい」と知らせ、使用者がガスを止める事
により、調理が中途半端(焦げ付き状態になる)事を防
止出来る。
【0035】請求項3の本発明は、制御部は被調理物を
揚げ物と確定し、被調理物の天ぷら油火災防止作動前
に、ブザーを作動させる。上記ブザーの作動により使用
者は火力を絞るので、天ぷら油火災防止機能が作動しガ
スの供給が停止し、調理が中途半端になる事を防止出来
る。
揚げ物と確定し、被調理物の天ぷら油火災防止作動前
に、ブザーを作動させる。上記ブザーの作動により使用
者は火力を絞るので、天ぷら油火災防止機能が作動しガ
スの供給が停止し、調理が中途半端になる事を防止出来
る。
【0036】この様に被調理物が煮物又は揚げ物に応じ
て各々、沸騰状態と、焦げ付き前の状態と、天ぷら油火
災防止前の状態を早目に使用者に知らせるので、調理時
間の短縮が得られ、かつ料理ブック(料理の作り方を教
える本)に従った調理が可能となる。
て各々、沸騰状態と、焦げ付き前の状態と、天ぷら油火
災防止前の状態を早目に使用者に知らせるので、調理時
間の短縮が得られ、かつ料理ブック(料理の作り方を教
える本)に従った調理が可能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係るガスコンロの正面図
である。
である。
【図2】上記ガスコンロの電気ブロック図である。
【図3】上記ガスコンロの動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】上記フローチャートに続くフローチャートであ
る。
る。
【図5】上記ガスコンロに設けられたサーミスタの検出
温度の特性図である。
温度の特性図である。
2 本体 6 温度検出部 15 制御部 23 ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 美佐紀 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 バーナと、該バーナを収容する本体と、
該本体の上部に設けられた温度検出部と、ブザーと、制
御部とを備え、前記温度検出部は被調理物を収容する容
器の温度を検出し、前記制御部は前記被調理物を煮物と
確定し、前記被調理物が沸騰したと判定した時、前記ブ
ザーを作動させる事を特徴とするガスコンロ。 - 【請求項2】 バーナと、該バーナを収容する本体と、
該本体の上部に設けられた温度検出部と、ブザーと、制
御部とを備え、前記温度検出部は被調理物を収容する容
器の温度を検出し、前記制御部は前記被調理物を煮物と
確定し、前記被調理物の焦げ付き消火作動前に、前記ブ
ザーを作動させる事を特徴とするガスコンロ。 - 【請求項3】 バーナと、該バーナを収容する本体と、
該本体の上部に設けられた温度検出部と、ブザーと、制
御部とを備え、前記温度検出部は被調理物を収容する容
器の温度を検出し、前記制御部は前記被調理物を揚げ物
と確定し、前記被調理物の天ぷら油火災防止作動前に、
前記ブザーを作動させる事を特徴とするガスコンロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP576698A JPH11201456A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | ガスコンロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP576698A JPH11201456A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | ガスコンロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11201456A true JPH11201456A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11620256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP576698A Withdrawn JPH11201456A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | ガスコンロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11201456A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226611A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Hochiki Corp | ガス機器の温度監視システム |
JP2008190833A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Paloma Ind Ltd | 加熱調理装置 |
KR101340754B1 (ko) * | 2013-05-21 | 2013-12-12 | 김근식 | 휴대용 온도경보장치 및 방법 |
CN111938457A (zh) * | 2019-05-17 | 2020-11-17 | 林内株式会社 | 加热烹调器 |
CN111947185A (zh) * | 2019-05-17 | 2020-11-17 | 林内株式会社 | 加热烹调器 |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP576698A patent/JPH11201456A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226611A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Hochiki Corp | ガス機器の温度監視システム |
JP4563207B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2010-10-13 | ホーチキ株式会社 | ガス機器の温度監視システム |
JP2008190833A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Paloma Ind Ltd | 加熱調理装置 |
KR101340754B1 (ko) * | 2013-05-21 | 2013-12-12 | 김근식 | 휴대용 온도경보장치 및 방법 |
CN111938457A (zh) * | 2019-05-17 | 2020-11-17 | 林内株式会社 | 加热烹调器 |
CN111947185A (zh) * | 2019-05-17 | 2020-11-17 | 林内株式会社 | 加热烹调器 |
JP2020186899A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | リンナイ株式会社 | 加熱調理器 |
CN111947185B (zh) * | 2019-05-17 | 2024-10-11 | 林内株式会社 | 加热烹调器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040319 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |