JPH11198170A - フレーム付樹脂成形体の製造方法 - Google Patents
フレーム付樹脂成形体の製造方法Info
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- JPH11198170A JPH11198170A JP362098A JP362098A JPH11198170A JP H11198170 A JPH11198170 A JP H11198170A JP 362098 A JP362098 A JP 362098A JP 362098 A JP362098 A JP 362098A JP H11198170 A JPH11198170 A JP H11198170A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アウトサート成形の利点を損なうことなく、
薄バリの発生を構造的になくすることができるフレーム
付樹脂成形体の製造方法を実現する。 【解決手段】 金属製フレーム10の部分12を金型キ
ャビティに配置し、該部分12に設定された端部12a
をキャビティ内に設けられた保持面に当接支持して、ア
ウトサート成形することにより、前記保持面と当接して
いた端部12aの表面を除いてフレーム10の部分12
aを覆うように樹脂部15を形成するフレーム付樹脂成
形体の製造方法において、金型22として、保持面28
と対向して設けられ、端部12aを保持面18との間で
挟持する凸部29を有するものを用い、樹脂部16をア
ウトサート成形により端部12aの表裏面を除いて形成
する第1工程と、金型23として、第1工程で形成され
た樹脂部16をキャビティ25に配置し、樹脂部16の
凸部29に対応する空洞部16aに原料を充填可能なも
のを用い、空洞部16aを原料で埋めるようアウトサー
ト成形する第2工程とを経るようにした。
薄バリの発生を構造的になくすることができるフレーム
付樹脂成形体の製造方法を実現する。 【解決手段】 金属製フレーム10の部分12を金型キ
ャビティに配置し、該部分12に設定された端部12a
をキャビティ内に設けられた保持面に当接支持して、ア
ウトサート成形することにより、前記保持面と当接して
いた端部12aの表面を除いてフレーム10の部分12
aを覆うように樹脂部15を形成するフレーム付樹脂成
形体の製造方法において、金型22として、保持面28
と対向して設けられ、端部12aを保持面18との間で
挟持する凸部29を有するものを用い、樹脂部16をア
ウトサート成形により端部12aの表裏面を除いて形成
する第1工程と、金型23として、第1工程で形成され
た樹脂部16をキャビティ25に配置し、樹脂部16の
凸部29に対応する空洞部16aに原料を充填可能なも
のを用い、空洞部16aを原料で埋めるようアウトサー
ト成形する第2工程とを経るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形のうち、
特にアウトサート方式を利用したフレーム付樹脂成形体
の製造方法に関するものである。
特にアウトサート方式を利用したフレーム付樹脂成形体
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気や精密機器等の部品や組立体には、
図6に例示される如く金属製のフレーム30が複数のリ
ード部30aを有し、図7(a),(b)の要部断面で
示すようにリード部30aの部分がその端部30bの表
面を除いて箱形の非導電部31で覆われるものがある。
このような場合の製法は大きく分けて次の2つの方法が
採用される。第1の製法は、図7(a)の如く非導電部
31として上下半体のセラミック部材等を用いて、リー
ド部30aの部分において端部30bの表面を除いて上
下から挟み込んで接着剤32により一体化する方法であ
る。第2の製法は、図7(b)の如くアウトサート成形
によりリード部30aの部分において端部30bの表面
を除いて樹脂部33を形成する方法である。第1の製法
では、部材製作、接着剤塗布、張り付け、接着剤硬化等
の複数の工程が必要となる。このため、量産的には製造
時間及びコスト的に問題となり、最適な製法とは言い難
い。第2の製法は前記したような問題を解消すべく発案
されたもので、第1の製法のような組立を省略し、自動
化し易い等の利点を有している。
図6に例示される如く金属製のフレーム30が複数のリ
ード部30aを有し、図7(a),(b)の要部断面で
示すようにリード部30aの部分がその端部30bの表
面を除いて箱形の非導電部31で覆われるものがある。
このような場合の製法は大きく分けて次の2つの方法が
採用される。第1の製法は、図7(a)の如く非導電部
31として上下半体のセラミック部材等を用いて、リー
ド部30aの部分において端部30bの表面を除いて上
下から挟み込んで接着剤32により一体化する方法であ
る。第2の製法は、図7(b)の如くアウトサート成形
によりリード部30aの部分において端部30bの表面
を除いて樹脂部33を形成する方法である。第1の製法
では、部材製作、接着剤塗布、張り付け、接着剤硬化等
の複数の工程が必要となる。このため、量産的には製造
時間及びコスト的に問題となり、最適な製法とは言い難
い。第2の製法は前記したような問題を解消すべく発案
されたもので、第1の製法のような組立を省略し、自動
化し易い等の利点を有している。
【0003】図8は、前記第2の製法に使用される従来
金型の要部断面を示している。この金型構造では、上下
金型34A,34Bで形成されるキャビティ35が内部
に保持面36を備え、リード部30aの対応部分をキャ
ビティ35に配置し、リード部30aの端部30bを保
持面36に当接支持して、キャビティ35にゲート部3
7から加熱溶融された原料を充填する。このアウトサー
ト成形により、保持面36と当接していた端部30bの
表面を除いてリード部30aの対応部分を覆うように樹
脂部33が形成される。したがって、この製法では、図
6に示すようなフレーム付樹脂成形体を一工程にて製作
することができる。
金型の要部断面を示している。この金型構造では、上下
金型34A,34Bで形成されるキャビティ35が内部
に保持面36を備え、リード部30aの対応部分をキャ
ビティ35に配置し、リード部30aの端部30bを保
持面36に当接支持して、キャビティ35にゲート部3
7から加熱溶融された原料を充填する。このアウトサー
ト成形により、保持面36と当接していた端部30bの
表面を除いてリード部30aの対応部分を覆うように樹
脂部33が形成される。したがって、この製法では、図
6に示すようなフレーム付樹脂成形体を一工程にて製作
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のアウト
サート成形を利用した製法では次の問題があった。フレ
ーム付樹脂成形体は端部30bの表面を除いてリード部
30aの対応部を覆うように樹脂部33を形成する関係
上、金型のキャビティ構造として、従来は上記した図8
の如くその端部30bを片側の保持面36から支持する
方式が採用されている。この支持構造では、キャビティ
35での成形時にその端部30bが成形圧により変形
し、その変形により端部30bと保持面36との間に微
細な隙間を生じ、その隙間に樹脂原料が流入・硬化す
る。その流入・硬化したものは薄バリ38となって残
る。このような薄バリ38は、例えば、リード部30a
の厚さが薄くなるほど発生し易くなる。このため、従来
は、端部30bの表面が電気的な接点部となる場合等に
おいて、ブラスト処理等によるバリ取りが必要となり、
工程を複雑にすると共に工数増となっている。
サート成形を利用した製法では次の問題があった。フレ
ーム付樹脂成形体は端部30bの表面を除いてリード部
30aの対応部を覆うように樹脂部33を形成する関係
上、金型のキャビティ構造として、従来は上記した図8
の如くその端部30bを片側の保持面36から支持する
方式が採用されている。この支持構造では、キャビティ
35での成形時にその端部30bが成形圧により変形
し、その変形により端部30bと保持面36との間に微
細な隙間を生じ、その隙間に樹脂原料が流入・硬化す
る。その流入・硬化したものは薄バリ38となって残
る。このような薄バリ38は、例えば、リード部30a
の厚さが薄くなるほど発生し易くなる。このため、従来
は、端部30bの表面が電気的な接点部となる場合等に
おいて、ブラスト処理等によるバリ取りが必要となり、
工程を複雑にすると共に工数増となっている。
【0005】以上の対策としては、図9に示す如く下金
型34Bに対し端部30bを支持している保持面36に
通じる吸引孔39を設け、この吸引孔39を通じて保持
面36に支持した端部30bを、真空吸引方式にて保持
面36に強く吸着する方法が考えられている。ところ
が、この対策では、端部30bの長さが短かったり、幅
が狭くなると、吸引孔39の有効孔径が制約される。こ
のため、実際上は、吸着力が充分に付与できなかった
り、金型構造が複雑になり、メンテナンス性が低い等の
問題もあり、実用化されている例は極めて少ない。
型34Bに対し端部30bを支持している保持面36に
通じる吸引孔39を設け、この吸引孔39を通じて保持
面36に支持した端部30bを、真空吸引方式にて保持
面36に強く吸着する方法が考えられている。ところ
が、この対策では、端部30bの長さが短かったり、幅
が狭くなると、吸引孔39の有効孔径が制約される。こ
のため、実際上は、吸着力が充分に付与できなかった
り、金型構造が複雑になり、メンテナンス性が低い等の
問題もあり、実用化されている例は極めて少ない。
【0006】本発明は、上記した問題を解消するため開
発されたものであり、その目的は、アウトサート成形の
利点を損なうことなく、上記薄バリの発生を構造的にな
くすることができるフレーム付樹脂成形体の製造方法を
実現することにある。更に他の目的は、以下に説明する
内容の中で順次明らかにして行く。
発されたものであり、その目的は、アウトサート成形の
利点を損なうことなく、上記薄バリの発生を構造的にな
くすることができるフレーム付樹脂成形体の製造方法を
実現することにある。更に他の目的は、以下に説明する
内容の中で順次明らかにして行く。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、金属製フレームの部分を金型のキャビティに
配置し、該フレームの部分に設定された端部を前記キャ
ビティ内に設けられた保持面に当接支持して、アウトサ
ート成形により前記端部の片側表面を除いて前記フレー
ムの部分を覆うように樹脂部を形成する、フレーム付樹
脂成形体の製造方法において、前記金型として、前記保
持面と対向して設けられ、前記端部を前記保持面との間
で挟持する凸部を有するものを用い、前記樹脂部を前記
端部の表裏面を除いて形成するようアウトサート成形す
る第1工程と、前記金型として、前記第1工程で形成さ
れた樹脂部をキャビティに配置し、その樹脂部の前記凸
部に対応する空洞部に前記原料を充填可能なものを用
い、前記空洞部を前記原料で埋めるようアウトサート成
形する第2工程とを経るようにしたものである。
本発明は、金属製フレームの部分を金型のキャビティに
配置し、該フレームの部分に設定された端部を前記キャ
ビティ内に設けられた保持面に当接支持して、アウトサ
ート成形により前記端部の片側表面を除いて前記フレー
ムの部分を覆うように樹脂部を形成する、フレーム付樹
脂成形体の製造方法において、前記金型として、前記保
持面と対向して設けられ、前記端部を前記保持面との間
で挟持する凸部を有するものを用い、前記樹脂部を前記
端部の表裏面を除いて形成するようアウトサート成形す
る第1工程と、前記金型として、前記第1工程で形成さ
れた樹脂部をキャビティに配置し、その樹脂部の前記凸
部に対応する空洞部に前記原料を充填可能なものを用
い、前記空洞部を前記原料で埋めるようアウトサート成
形する第2工程とを経るようにしたものである。
【0008】以上の構造によれば、第1工程では、キャ
ビティ内において、フレームの端部を保持面と凸部との
間に挟持するためその挟持力を機械的に設定するだけ
で、従来のような成形圧による端部の変形と、その変形
に起因した薄バリの発生とを構造的になくすることがで
きる。そして、第1工程で成形された樹脂部は、製品で
ある最終的な樹脂部に対し凸部に対応する空洞部を有し
ており、第2工程にてその空洞部に樹脂を埋めることに
なる。このような、本発明方法は、従来のアウトサート
成形に対し工程数が2つになることを前提としている
が、次の理由により製造コストを削減し、同時に品質や
信頼性を大きく改善可能にするものである。
ビティ内において、フレームの端部を保持面と凸部との
間に挟持するためその挟持力を機械的に設定するだけ
で、従来のような成形圧による端部の変形と、その変形
に起因した薄バリの発生とを構造的になくすることがで
きる。そして、第1工程で成形された樹脂部は、製品で
ある最終的な樹脂部に対し凸部に対応する空洞部を有し
ており、第2工程にてその空洞部に樹脂を埋めることに
なる。このような、本発明方法は、従来のアウトサート
成形に対し工程数が2つになることを前提としている
が、次の理由により製造コストを削減し、同時に品質や
信頼性を大きく改善可能にするものである。
【0009】すなわち、射出成形の量産ラインでは、通
常、用いられるフレーム等が金型に対しロボットによる
自動供給方式でセットされると共に、成形管理もほぼ自
動化が確立されている。このため、第1点目として、本
発明方法は第2工程を追加するが、上記したブラスト処
理等によるバリ取り工程に比較し、部品ないしは成形品
の移送や成形に要する時間を短縮することが容易であ
り、この点から全体としての製造時間を短縮することが
可能となる。第2点目として、従来のバリ取り作業は完
全な自動化が難しく、品質の安定性に欠けるものとなっ
ている。これに対し、本発明方法は第1,第2の工程と
もアウトサート成形であることから、既存の成形装置に
て自動化し品質的にも安定化し易い。第3点目として、
従来のアウトサート成形では、端部が変形しており、こ
れも修正するとなると、バリ取り工程以外に更に工程を
追加しなくてはならず、製造工程を複雑化しコスト的に
高くなる。これに対し、本発明方法は端部を上下から挟
持した状態でアストサート成形することから、端部が成
形圧により変形するという虞がない。
常、用いられるフレーム等が金型に対しロボットによる
自動供給方式でセットされると共に、成形管理もほぼ自
動化が確立されている。このため、第1点目として、本
発明方法は第2工程を追加するが、上記したブラスト処
理等によるバリ取り工程に比較し、部品ないしは成形品
の移送や成形に要する時間を短縮することが容易であ
り、この点から全体としての製造時間を短縮することが
可能となる。第2点目として、従来のバリ取り作業は完
全な自動化が難しく、品質の安定性に欠けるものとなっ
ている。これに対し、本発明方法は第1,第2の工程と
もアウトサート成形であることから、既存の成形装置に
て自動化し品質的にも安定化し易い。第3点目として、
従来のアウトサート成形では、端部が変形しており、こ
れも修正するとなると、バリ取り工程以外に更に工程を
追加しなくてはならず、製造工程を複雑化しコスト的に
高くなる。これに対し、本発明方法は端部を上下から挟
持した状態でアストサート成形することから、端部が成
形圧により変形するという虞がない。
【0010】なお、以上の本発明方法は、図7(a)の
製造方法に対し、セラミック部材等の部材単品の製造工
程を必要とせず、しかも組立を省略し、製造が単純な成
形工程だけで行え、製造時間と大幅なコスト低減を可能
にする。
製造方法に対し、セラミック部材等の部材単品の製造工
程を必要とせず、しかも組立を省略し、製造が単純な成
形工程だけで行え、製造時間と大幅なコスト低減を可能
にする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法の好適な実施形
態を添付図面に基づいて説明する。なお、この実施形態
は、具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付
されているが、本発明の範囲を制約するものではない。
態を添付図面に基づいて説明する。なお、この実施形態
は、具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付
されているが、本発明の範囲を制約するものではない。
【0012】図1は本発明方法の概要を示している。図
2は本発明方法で製作されたフレーム付樹脂成形体を示
し、同(a)は表面側から見た斜視図、同(b)は特に
裏面側から見た状態で各ゲート部を図示した斜視図、同
(c)は特に本発明で形成される樹脂部構造を図示した
断面図である。図3(a),(b)は前記第1工程の成
形前後の状態を金型断面で示し、図4(a),(b)は
前記第2工程の成形前後の状態を金型断面で示してい
る。図5(a),(b)は使用したフレームとそれにつ
いて型挟持範囲を模式的に示している。以下、これらの
図を参照しつつ、本発明方法の技術特長と利点を明らか
にする。
2は本発明方法で製作されたフレーム付樹脂成形体を示
し、同(a)は表面側から見た斜視図、同(b)は特に
裏面側から見た状態で各ゲート部を図示した斜視図、同
(c)は特に本発明で形成される樹脂部構造を図示した
断面図である。図3(a),(b)は前記第1工程の成
形前後の状態を金型断面で示し、図4(a),(b)は
前記第2工程の成形前後の状態を金型断面で示してい
る。図5(a),(b)は使用したフレームとそれにつ
いて型挟持範囲を模式的に示している。以下、これらの
図を参照しつつ、本発明方法の技術特長と利点を明らか
にする。
【0013】本発明方法は、図1に示す如く第1工程と
第2工程とを経ることにより、図2に例示されるような
形態のフレーム付樹脂成形体1を製作するものである。
使用されるフレームは、図5(a)に示すように金属製
の板をプレス加工したリードフレーム10である。この
リードフレーム10は矩形の外枠11と、外枠11の対
向辺からそれぞれ内側に延設された複数本(本例では片
側11本で合計22本)のリード部12を有している。
外枠11の四隅には位置決め用孔11aが設けられてい
る。各リード部12の部分には後述するアウトサート成
形により箱形の樹脂部が一体に設けられ、その端部が片
側表面を露出したインナーリード部12aとなる。両側
のインナーリード部12aの間には所定の間隔が設定さ
れている。図5(b)はそのアウトサート成形において
金型で挟持される範囲を示している。挟持範囲13はリ
ード部12の端部よりも手前の部分に位置し、これで樹
脂部15の外形が決まる。挟持範囲14はインナーリー
ド部12aに対応している。
第2工程とを経ることにより、図2に例示されるような
形態のフレーム付樹脂成形体1を製作するものである。
使用されるフレームは、図5(a)に示すように金属製
の板をプレス加工したリードフレーム10である。この
リードフレーム10は矩形の外枠11と、外枠11の対
向辺からそれぞれ内側に延設された複数本(本例では片
側11本で合計22本)のリード部12を有している。
外枠11の四隅には位置決め用孔11aが設けられてい
る。各リード部12の部分には後述するアウトサート成
形により箱形の樹脂部が一体に設けられ、その端部が片
側表面を露出したインナーリード部12aとなる。両側
のインナーリード部12aの間には所定の間隔が設定さ
れている。図5(b)はそのアウトサート成形において
金型で挟持される範囲を示している。挟持範囲13はリ
ード部12の端部よりも手前の部分に位置し、これで樹
脂部15の外形が決まる。挟持範囲14はインナーリー
ド部12aに対応している。
【0014】第1工程はリードフレーム10のアウトサ
ート成形であり、図3に示す金型が使用される。第2工
程は第1工程により成形されたものをアウトサート成形
するものであり、図4に示す金型が使用される。ここ
で、図1に模式的に示す如く製造ラインにおいては、第
1工程での射出成形機20と、第2工程での射出成形機
21とが間隔を保って設置されている。そして、この製
造ラインでは、例えば、各射出成形機20,21の側部
にベルト式搬送手段等が設けられ、その搬送手段と各射
出成形機20,21との間に移送用ロボットが配置され
て、搬送手段で送られてくるリードフレーム10を射出
成形機20の金型22にセットし、第1工程で製作され
た1次成形品1Aを金型22から搬送手段に移送するこ
と、その1次成形品1Aを射出成形機21の金型23に
セットしたり、第2工程終了品つまり目的のフレーム付
樹脂成形体1を金型23から搬送手段に移送する等、自
動移送方式の設計となっている。なお、各射出成形機2
0,21は金型22,23を除いて、既存のものと同様
に成形品取り出し機構や冷却機構等を備えている。
ート成形であり、図3に示す金型が使用される。第2工
程は第1工程により成形されたものをアウトサート成形
するものであり、図4に示す金型が使用される。ここ
で、図1に模式的に示す如く製造ラインにおいては、第
1工程での射出成形機20と、第2工程での射出成形機
21とが間隔を保って設置されている。そして、この製
造ラインでは、例えば、各射出成形機20,21の側部
にベルト式搬送手段等が設けられ、その搬送手段と各射
出成形機20,21との間に移送用ロボットが配置され
て、搬送手段で送られてくるリードフレーム10を射出
成形機20の金型22にセットし、第1工程で製作され
た1次成形品1Aを金型22から搬送手段に移送するこ
と、その1次成形品1Aを射出成形機21の金型23に
セットしたり、第2工程終了品つまり目的のフレーム付
樹脂成形体1を金型23から搬送手段に移送する等、自
動移送方式の設計となっている。なお、各射出成形機2
0,21は金型22,23を除いて、既存のものと同様
に成形品取り出し機構や冷却機構等を備えている。
【0015】(第1工程)この工程では次のような成形
手順を経る。先ず、リードフレーム10が金型22にセ
ットされる。この金型22は図3に示す如く、上型22
Aと下型22Bとを主体とし、型締め状態で形成される
キャビティ24を有している。下型22Bには、インナ
ーリード部12aを支持する保持面28が突出した状態
に設けられている。上型22Aには、保持面28と対向
していると共に、保持面28との間にインナーリード部
12aを挟持する凸部29が設けられている。そして、
リードフレーム10のセットでは、図1の如く金型22
が開放状態にされてリードフレーム10が型内にセット
されるが、このとき、リードフレーム10は、その全体
が外枠11の孔11aを利用して高精度に位置決め配置
される。
手順を経る。先ず、リードフレーム10が金型22にセ
ットされる。この金型22は図3に示す如く、上型22
Aと下型22Bとを主体とし、型締め状態で形成される
キャビティ24を有している。下型22Bには、インナ
ーリード部12aを支持する保持面28が突出した状態
に設けられている。上型22Aには、保持面28と対向
していると共に、保持面28との間にインナーリード部
12aを挟持する凸部29が設けられている。そして、
リードフレーム10のセットでは、図1の如く金型22
が開放状態にされてリードフレーム10が型内にセット
されるが、このとき、リードフレーム10は、その全体
が外枠11の孔11aを利用して高精度に位置決め配置
される。
【0016】次に、型締め操作される。図3(a)はそ
の型締めされたときのキャビティ24の付近を示してい
る。型締め状態では、リードフレーム10が前記した図
5((b)の挟持範囲13,14の2箇所にて挟み込ま
れるが、この場合、各挟持範囲13,14における挟持
圧ないしは挟持力の設定が重要となる。つまり、この形
態では、キャビティ24の外側となる挟持範囲13(こ
れは樹脂成形範囲外側であり、インナーリード部12a
に対しアウターリード部に相当)に対し、インナーリー
ド範囲となる挟持範囲14(これは保持面28と凸部2
9による挟持部分に相当)の方がより強い挟持力となる
よう設定されている。また、保持面28と凸部29とで
挟持されるインナーリード部12aは、導通の必要とさ
れる範囲に絞って挟持する設定とし、この挟持部分の面
圧力を上げるのに寄与している。
の型締めされたときのキャビティ24の付近を示してい
る。型締め状態では、リードフレーム10が前記した図
5((b)の挟持範囲13,14の2箇所にて挟み込ま
れるが、この場合、各挟持範囲13,14における挟持
圧ないしは挟持力の設定が重要となる。つまり、この形
態では、キャビティ24の外側となる挟持範囲13(こ
れは樹脂成形範囲外側であり、インナーリード部12a
に対しアウターリード部に相当)に対し、インナーリー
ド範囲となる挟持範囲14(これは保持面28と凸部2
9による挟持部分に相当)の方がより強い挟持力となる
よう設定されている。また、保持面28と凸部29とで
挟持されるインナーリード部12aは、導通の必要とさ
れる範囲に絞って挟持する設定とし、この挟持部分の面
圧力を上げるのに寄与している。
【0017】次に、型締め状態で、原料である溶融樹脂
がゲート部26からキャビティ24に注入される。な
お、ゲート部24は図2(b)に示す位置に設定されて
いる。溶融樹脂は、ゲート部26からキャビティ24を
埋めるべく流入し、挟持範囲14つまり保持面28と凸
部29とで挟持されている部分を除いてキャビティ24
に充填される。図3(b)は、このようにして第1工程
で形成された1次成形品1Aの樹脂部16を示してい
る。その後、この1次成形品1Aは脱型され、2次工程
に移送される。なお、1次成形品1Aの樹脂部16に
は、凸部29に対応する位置に、凸部29に対応した大
きさの空洞部16aが形成されている(図1を参照)。
がゲート部26からキャビティ24に注入される。な
お、ゲート部24は図2(b)に示す位置に設定されて
いる。溶融樹脂は、ゲート部26からキャビティ24を
埋めるべく流入し、挟持範囲14つまり保持面28と凸
部29とで挟持されている部分を除いてキャビティ24
に充填される。図3(b)は、このようにして第1工程
で形成された1次成形品1Aの樹脂部16を示してい
る。その後、この1次成形品1Aは脱型され、2次工程
に移送される。なお、1次成形品1Aの樹脂部16に
は、凸部29に対応する位置に、凸部29に対応した大
きさの空洞部16aが形成されている(図1を参照)。
【0018】(第2工程)この工程では次のような成形
手順を経る。先ず、1次成形品1Aが金型23にセット
される。この金型23は図4に示す如く、上型23Aと
下型23Bとを主体とし、型締め状態で形成されるキャ
ビティ25を有している。このキャビティ25は、図4
(a)に示す如く1次成形品1Aの樹脂部16を挿入し
たときに、空洞部16aに対応した空間25aを形成す
る。また、下型23Bには、インナーリード部12aを
支持する保持面28aが突出した状態に設けられてい
る。上型23Aには、保持面28aと対向していると共
に前記空間25aに通じるゲート部27が設けられてい
る。なお、このゲート部27は図2(b)に示す位置に
なる。そして、1次成形品1Aのセットでは、図1の如
く金型23が開放状態にされて1次成形品1Aが型内に
セットされるが、このとき、1次成形品1Aは、その全
体が外枠11の孔11aを利用して位置決め配置される
と共に、型締め状態でキャビティ25に嵌合される前記
樹脂部16の外形によっても位置決めされる。
手順を経る。先ず、1次成形品1Aが金型23にセット
される。この金型23は図4に示す如く、上型23Aと
下型23Bとを主体とし、型締め状態で形成されるキャ
ビティ25を有している。このキャビティ25は、図4
(a)に示す如く1次成形品1Aの樹脂部16を挿入し
たときに、空洞部16aに対応した空間25aを形成す
る。また、下型23Bには、インナーリード部12aを
支持する保持面28aが突出した状態に設けられてい
る。上型23Aには、保持面28aと対向していると共
に前記空間25aに通じるゲート部27が設けられてい
る。なお、このゲート部27は図2(b)に示す位置に
なる。そして、1次成形品1Aのセットでは、図1の如
く金型23が開放状態にされて1次成形品1Aが型内に
セットされるが、このとき、1次成形品1Aは、その全
体が外枠11の孔11aを利用して位置決め配置される
と共に、型締め状態でキャビティ25に嵌合される前記
樹脂部16の外形によっても位置決めされる。
【0019】次に、型締め操作される。図4(a)はそ
の型締めされたときのキャビティ24の付近を示してい
る。型締め状態では、リードフレーム10が前記した図
5((b)の挟持範囲13にて挟み込まれ、樹脂部16
がキャビティ25内に嵌合している。このため、インナ
ーリード部12aは保持面28aにより片面から支持さ
れた状態となるが、キャビティ25内の樹脂部16の存
在により不動状態に固定されている。
の型締めされたときのキャビティ24の付近を示してい
る。型締め状態では、リードフレーム10が前記した図
5((b)の挟持範囲13にて挟み込まれ、樹脂部16
がキャビティ25内に嵌合している。このため、インナ
ーリード部12aは保持面28aにより片面から支持さ
れた状態となるが、キャビティ25内の樹脂部16の存
在により不動状態に固定されている。
【0020】次に、型締め状態で、原料である溶融樹脂
がゲート部27からキャビティ25に注入される。溶融
樹脂は、ゲート部27からキャビティ25の空間25a
を埋めるべく流入し、空間25aに充填される。この充
填時には、前記したようにインナーリード部12aが不
動状態に固定され、しかも樹脂部16が壁となるため溶
融樹脂が反ゲート側つまりインナーリード部12aの支
持面側へ流入することはない。図4(b)は、このよう
にして第2工程で形成された2次成形の樹脂部17を示
している。その後、成形品つまりフレーム付樹脂成形体
1は脱型されて、次工程等に移送されることとなる。
がゲート部27からキャビティ25に注入される。溶融
樹脂は、ゲート部27からキャビティ25の空間25a
を埋めるべく流入し、空間25aに充填される。この充
填時には、前記したようにインナーリード部12aが不
動状態に固定され、しかも樹脂部16が壁となるため溶
融樹脂が反ゲート側つまりインナーリード部12aの支
持面側へ流入することはない。図4(b)は、このよう
にして第2工程で形成された2次成形の樹脂部17を示
している。その後、成形品つまりフレーム付樹脂成形体
1は脱型されて、次工程等に移送されることとなる。
【0021】以上のような製造方法では、第1工程にお
いて、リードフレーム10のインナーリード部12aを
保持面28と凸部29との間に挟持した状態で樹脂部1
6を形成した後、第2工程にてその樹脂部16に形成さ
れる空洞部16aに樹脂を埋めることから、従来製法の
如く成形圧によるインナーリード部の変形と、その変形
に起因した薄バリの発生とをなくすることができる。ま
た、この構造では、従来のアウトサート成形に対し2つ
の工程を必要としているが、製造ライン上での連続した
成形を行うことにより、製造時間を増大することもな
く、比較的簡易に品質と信頼性とを改善することができ
る。あるいは、2色成形方法による1つの金型による成
形も可能である。
いて、リードフレーム10のインナーリード部12aを
保持面28と凸部29との間に挟持した状態で樹脂部1
6を形成した後、第2工程にてその樹脂部16に形成さ
れる空洞部16aに樹脂を埋めることから、従来製法の
如く成形圧によるインナーリード部の変形と、その変形
に起因した薄バリの発生とをなくすることができる。ま
た、この構造では、従来のアウトサート成形に対し2つ
の工程を必要としているが、製造ライン上での連続した
成形を行うことにより、製造時間を増大することもな
く、比較的簡易に品質と信頼性とを改善することができ
る。あるいは、2色成形方法による1つの金型による成
形も可能である。
【0022】なお、本発明方法は成形対象として上記し
たフレーム付樹脂成形体1に限られず、請求項1に記載
の技術要素を具備している範囲で各種の部品や組立体に
適用できるものである。使用される金型22,23につ
いても、その成形対象であるフレーム付樹脂体の具体的
な形態に応じてこの形態をベースにして設計されるもの
である。
たフレーム付樹脂成形体1に限られず、請求項1に記載
の技術要素を具備している範囲で各種の部品や組立体に
適用できるものである。使用される金型22,23につ
いても、その成形対象であるフレーム付樹脂体の具体的
な形態に応じてこの形態をベースにして設計されるもの
である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば次
のような効果が得られる。請求項1では、第1工程のキ
ャビティ内において、フレームの端部を保持面と凸部と
の間に挟持することから、従来のような成形圧による端
部の変形と、その変形に起因した薄バリの発生とを構造
的になくすることができる。第2工程で前記凸部に対応
する空洞部に樹脂を埋めるが、従来のバリ取り作業に比
し容易かつ品質的に安定化でき、信頼性を向上すること
ができる。請求項2では、インナーリード部が変形する
こともなく高精度に形成されることから、インナーリー
ド部における導通も良好に維持でき、品質的により優れ
たものを提供することができる。請求項3と4では、例
えば、図9のような従来対策に比較してフレーム形態的
な面から制約を受けず、各種のフレーム付樹脂成形体で
あるパッケージ形態に適用できる。
のような効果が得られる。請求項1では、第1工程のキ
ャビティ内において、フレームの端部を保持面と凸部と
の間に挟持することから、従来のような成形圧による端
部の変形と、その変形に起因した薄バリの発生とを構造
的になくすることができる。第2工程で前記凸部に対応
する空洞部に樹脂を埋めるが、従来のバリ取り作業に比
し容易かつ品質的に安定化でき、信頼性を向上すること
ができる。請求項2では、インナーリード部が変形する
こともなく高精度に形成されることから、インナーリー
ド部における導通も良好に維持でき、品質的により優れ
たものを提供することができる。請求項3と4では、例
えば、図9のような従来対策に比較してフレーム形態的
な面から制約を受けず、各種のフレーム付樹脂成形体で
あるパッケージ形態に適用できる。
【図1】本発明の製造方法の概要を示す説明用工程図で
ある。
ある。
【図2】本発明方法により製造されたフレーム付樹脂成
形体の外観とその要部構造を明らかにするための図であ
る。
形体の外観とその要部構造を明らかにするための図であ
る。
【図3】本発明方法の第1工程を成形前後の状態で示す
使用金型の断面図である。
使用金型の断面図である。
【図4】本発明方法の第2工程を成形前後の状態で示す
使用金型の断面図である。
使用金型の断面図である。
【図5】本発明方法に用いられたフレームとその第1工
程での挟持範囲を示す図である。
程での挟持範囲を示す図である。
【図6】本発明対象となる従来品の上面図と表裏から見
た斜視図である。
た斜視図である。
【図7】上記従来品の2つの構造例を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図8】アウトサート成形用の従来金型を成形前後の状
態で示す断面図である。
態で示す断面図である。
【図9】上記従来金型の改良例を成形前後の状態で示す
断面図である。
断面図である。
1はフレーム付樹脂成形体 10はリードフレーム(金属製フレーム) 11は外枠 12はリード部(部分) 12aはインナーリード部(端部) 15は樹脂部 16は第1工程で形成される樹脂部 16aは空洞部 17は第2工程で形成される樹脂部 20,21は第1,2工程で使用される射出成形機 22,23は各射出成形機の金型 22A,22Bは第1工程での金型構造(上下型) 23A,23Bは第2工程での金型構造(上下型) 24,25は各金型のキャビテイ 26,27は各金型のゲート部 28,28aは保持面 29は凸部
Claims (4)
- 【請求項1】 金属製フレームの部分を金型のキャビテ
ィに配置し、該フレームの部分に設定された端部を前記
キャビティ内に設けられた保持面に当接支持して、アウ
トサート成形により前記端部の片側表面を除いて前記フ
レームの部分を覆うように樹脂部を形成する、フレーム
付樹脂成形体の製造方法において、 前記金型として、前記保持面と対向して設けられ、前記
端部を前記保持面との間で挟持する凸部を有するものを
用い、前記樹脂部を前記端部の表裏面を除いて形成する
ようアウトサート成形する第1工程と、 前記金型として、前記第1工程で形成された樹脂部をキ
ャビティに配置し、その樹脂部の前記凸部に対応する空
洞部に前記原料を充填可能なものを用い、前記空洞部を
前記原料で埋めるようアウトサート成形する第2工程、 とを経ることを特徴とするフレーム付樹脂成形体の製造
方法。 - 【請求項2】 前記フレームがリードフレームであり、
前記部分の端部が電気的に接続されるインナーリード部
である請求項1に記載のフレーム付樹脂成形体の製造方
法。 - 【請求項3】 前記端部の幅と長さのうち、少なくとも
一方が5mm以下である請求項1又は2に記載のフレー
ム付樹脂成形体の製造方法。 - 【請求項4】 前記樹脂部が、前記部分の表裏に張り出
した略箱型をなしている請求項1から3の何れかに記載
のフレーム付樹脂成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP362098A JPH11198170A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | フレーム付樹脂成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP362098A JPH11198170A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | フレーム付樹脂成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11198170A true JPH11198170A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11562548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP362098A Pending JPH11198170A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | フレーム付樹脂成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11198170A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7986031B2 (en) | 2008-02-15 | 2011-07-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Resin molding part and manufacturing method thereof |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP362098A patent/JPH11198170A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7986031B2 (en) | 2008-02-15 | 2011-07-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Resin molding part and manufacturing method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060424 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |