JPH11197194A - 油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッド - Google Patents
油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッドInfo
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- JPH11197194A JPH11197194A JP3534798A JP3534798A JPH11197194A JP H11197194 A JPH11197194 A JP H11197194A JP 3534798 A JP3534798 A JP 3534798A JP 3534798 A JP3534798 A JP 3534798A JP H11197194 A JPH11197194 A JP H11197194A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、従来の介護ベッドでは
出来なかった寝たきり患者の入浴、トイレの時、介護人
の労働的負担を最小限に行えることを目的としている。 【解決手段】 浴槽の中央に3段に伸縮できる筒を設
け、その中に洋式トイレを組み込み、浴槽の上部には縦
割りの溝のあるローラー付ベッドとレールを設け、寝る
時、入浴の時、トイレの時の患者の移動には主油圧式昇
降機と補助油圧式昇降機を組み合わせた油圧式昇降機を
取付、電動で操作することによって一人で行え、介護人
の負担を最小限に行える。
出来なかった寝たきり患者の入浴、トイレの時、介護人
の労働的負担を最小限に行えることを目的としている。 【解決手段】 浴槽の中央に3段に伸縮できる筒を設
け、その中に洋式トイレを組み込み、浴槽の上部には縦
割りの溝のあるローラー付ベッドとレールを設け、寝る
時、入浴の時、トイレの時の患者の移動には主油圧式昇
降機と補助油圧式昇降機を組み合わせた油圧式昇降機を
取付、電動で操作することによって一人で行え、介護人
の負担を最小限に行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、寝たきり患者の
介護ベッドに関する。
介護ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の介護ベッドとしては、背もたれの
角度を変更するだけのベッドが主であった。
角度を変更するだけのベッドが主であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は従来の介護
ベッドでは出来なかった、寝たきり患者の入浴、トイレ
時において、介護人の労働的負担を最小限に行えること
を目的としている。
ベッドでは出来なかった、寝たきり患者の入浴、トイレ
時において、介護人の労働的負担を最小限に行えること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明を図面に基ずい
て説明すると、図1に示すように浴槽29の中央に内部
に洋式便器20を組み込んだ3段に伸縮できる円形、又
は楕円形の筒22を取り付け、接続部はOリングで密閉
した装置にレール5、17、18を取り付け、レール5
には図8のような分割された縦割りの溝11のあるロー
ラー付ベッド12、レール17には図11のような入浴
時の洗い用シート64、レール18にはトイレ用足場板
61をチェーンローラーに取り付けて押入し、それぞれ
にギアモーター52、53、65、66を取り付け巻き
上げ巻き戻しが出来る構造とし、寝る時、入浴の時、ト
イレの時の患者の移動には図3のような油圧ポンプ39
とバイパス電磁弁38を取り付けた主油圧式昇降機16
と図4のようなアーム7を取り付け、アーム7にかかる
外部からの力により上下する複数の補助油圧式昇降機1
を組み合わせた油圧式昇降機を取り付け、電動で操作す
ることによって介護人が高齢者でも、ホームヘルパーの
助けがなくても一人で患者の入浴、トイレ、シーツ交換
の作業が行え、介護人の労働的負担を最小限に行える。
て説明すると、図1に示すように浴槽29の中央に内部
に洋式便器20を組み込んだ3段に伸縮できる円形、又
は楕円形の筒22を取り付け、接続部はOリングで密閉
した装置にレール5、17、18を取り付け、レール5
には図8のような分割された縦割りの溝11のあるロー
ラー付ベッド12、レール17には図11のような入浴
時の洗い用シート64、レール18にはトイレ用足場板
61をチェーンローラーに取り付けて押入し、それぞれ
にギアモーター52、53、65、66を取り付け巻き
上げ巻き戻しが出来る構造とし、寝る時、入浴の時、ト
イレの時の患者の移動には図3のような油圧ポンプ39
とバイパス電磁弁38を取り付けた主油圧式昇降機16
と図4のようなアーム7を取り付け、アーム7にかかる
外部からの力により上下する複数の補助油圧式昇降機1
を組み合わせた油圧式昇降機を取り付け、電動で操作す
ることによって介護人が高齢者でも、ホームヘルパーの
助けがなくても一人で患者の入浴、トイレ、シーツ交換
の作業が行え、介護人の労働的負担を最小限に行える。
【0005】
【発明の実施の形態】以上のように構成された油圧式昇
降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッドに、実
際に患者が収容された状態でシーツ交換、入浴、トイレ
のシステムを説明する。まず患者がベッドで寝ている状
態で図2のように主油圧式昇降機16は最下位に位置
し、補助油圧式昇降機1のピストンは最上位に位置して
おり、そのアーム7はローラー付ベッド12の縦割りの
溝11の中に収納されている。この状態でベッドのシー
ツ交換を説明する。シーツを交換する時は、枕、毛布、
その他を取り除き、図17のスイッチボードのシーツ交
換モードの表示スイッチ95を押すと、内蔵ランプが点
灯しシーツ交換モードを表示する。次に、スタートスイ
ッチ96を押すと内蔵ランプが点灯し、油圧ポンプ39
が稼働し、主油圧式昇降機16が上昇する。この時、補
助油圧式昇降機1のアーム7は自重により最下位の位置
まで伸びきると、アーム7は主油圧式昇降機16と共に
上昇し患者を水平に持ち上げる。主油圧式昇降機16が
最上段レベルaまで持ち上げると、リミットスイッチ3
4によって油圧ポンプ39が停止する。この状態で、ロ
ーラー付ベッド12の縦割りの溝のあるベッドの一つ一
つにかぶせられた帽子状のシーツを取り替える。シーツ
の交換が終わると復帰スイッチ97を押すことによって
電磁弁38が開き、荷重によって主油圧式昇降機16が
降下する。補助油圧式昇降機1のアーム7がローラー付
ベッド12の縦割りの溝11の中に納まると、下からの
力によってアーム7が押し下げられ最上位の位置まで戻
って停止し、患者は元の位置に戻って完了する。完了す
ると全ての内蔵ランプが消灯する。電磁弁38はリミッ
トスイッチ36によって閉じる。次に、入浴時のシステ
ムについて説明する。入浴モード表示のスイッチ104
を押すと、内蔵ランプが点灯し入浴モードを表示する。
次に、温度設定のデジタル表示105を見ながら三角形
の上下スイッチで給湯温度を設定し、給湯スイッチ10
6を押すと内蔵ランプが点灯し給湯の電磁弁81が開
く、給湯は貯湯タンク32の温水と水を混合機84で混
合し設定温度に調整された湯が供給される。一定の水位
になると水位スイッチ78により電磁弁81を閉じ、給
湯完了の表示ランプ108が点灯する。もしトイレの蓋
70を閉じていながった場合は、給湯がトイレの排水に
流れ込むため、洋式便器20の内に電極センサー89を
設けて、入浴モードの時だけ便器内に給湯が流れ込むの
を監視し、表示ランプ107を点滅させて124のブザ
ーを鳴らし電磁弁81を閉じる。この場合は、給湯漏れ
修理の表示101を押すと内蔵ランプが点灯し油圧ポン
プ39が稼働し、主油圧式昇降機16によって患者を最
上位レベルaまで持ち上げ停止し、次に図9のギアモー
ター52によって図8のローラー付ベッドの下半身部分
に取り付けられたチェーンローラー50を巻き上げ完了
すると、リミットスイッチにより停止し、ひょうじらん
ぷ102を点滅させトイレの蓋の取付を指示する。完了
すると復帰スイッチ103を押すことによってギアモー
ター52が稼働し、ローラー付ベッドの下半身部分を元
に戻して、主油圧式昇降機16の電磁弁39を開いて降
下し患者を元の位置に戻す。給湯漏れがなく正常な場合
には、給湯が終わると患者を全裸にし枕、毛布、その他
を取り除き、入浴スタートスイッチ109を押すことに
よって油圧ポンプ39が稼働し主油圧式昇降機16によ
って最上位レベルaまで患者を持ち上げて停止する。そ
の後図9のギアモーター52、53が同時に稼働しロー
ラー付ベッド全てをチェーンローラー49、50によっ
て巻き上げ停止する。浴槽の湯の温度を確認した後、入
湯スイッチ110を押すことによって電磁弁38が開い
て、主油圧式昇降機16は荷重によって一定速度で降下
する。最下位まで降下する間に補助油圧愛機昇降機1の
アーム7が、浴槽の形状にそって縮み患者を浴槽内に定
着させる。その後、洗いの行程に移るときは、洗いのス
イッチ111を押すと油圧ポンプ39が稼働し患者を洗
いの位置レベルbまで持ち上げて停止する。その後、図
11のギアモーター65が稼働し、洗い用のシート64
を浴槽の頭部のオーバーブーローの洗面器13まで引き
伸ばしてセットし停止する。その後、体を洗いシャワー
で洗剤を流し完了すると、洗い完了のスイッチ112を
押すとギアモーター65が逆転し洗い用シートは図11
の巻き取りスプリング58によって巻き戻る。完全に巻
き戻ったらギアモーター65を停止し電磁弁38を開
き、主油圧式昇降機16を降下させて患者を再び浴槽の
中に戻す。その後、入浴作業が完了すると、完了スイッ
チ113を押すことによって、油圧ポンプ39が稼働し
レベルaまで患者を持ち上げる。その間に電動弁14が
開いて浴槽の湯を排水する。排水が完了すると電極セン
サー76によって電動弁14が閉じる。介護人が患者の
体を吹き終わった後、復帰スイッチ114を押すとギア
モーター52、53が稼働してローラー付ベッド12を
全て元に戻す。完全に戻ると電磁弁38を開いて主油圧
式昇降機16を降下させて、患者を元のベッドの上に戻
して完了する。次に、トイレ時について説明する。患者
が寝ている状態で枕、布団、その他を取り除き患者の下
半身の衣類を下げた状態で、トイレモードのスイッチ1
15を押すと内蔵ランプが点灯する。次に、スタートス
イッチ116を押すと内蔵ランプが点灯し、油圧ポンプ
39が稼働し主油圧式昇降機16が上昇し患者をレベル
aまで水平に持ち上げ停止する。その後、ギアモーター
52が稼働し下半身部分のローラー付ベッドを引き上げ
る。引き上げが完了したらリミットスイッチで停止し、
油圧ポンプ28が稼働し油圧式昇降機21によって3段
伸縮出来る筒22が上昇し内部に組み込まれた洋式便器
20も上昇する。最上位まで上昇するとリミットスイッ
チによって停止し、トイレの蓋を外す指示のランプ11
7が点滅する。トイレの蓋を外し完了スイッチ118を
押すと内蔵ランプが点灯し表示ランプ117は点灯に変
わる。その後、図11のギアモーター66が稼働しトイ
レ用の足場板61をセットする。セットが完了するとリ
ミットスイッチで停止し、その後電磁弁38が開となっ
て主油圧式昇降機16のアームはローラー付ベッドの縦
割りの溝11の最下部に納まり、下半身部分のアームは
便座まで降下すると上向きに力がかかり、この部分の補
助油圧式昇降機は縮む、便座より下の補助油圧式昇降機
はそのまま降下しトイレの足場板61の溝に入りスプリ
ングを押し下げて最下位まで下がる。最下位まで達する
と二重がさねの足場板のストッパー67が押し下げられ
直角に上がり患者の足の位置が後ろに下がらないように
ストッパーの役目をする。このように患者の体が洋式便
器の上に腰掛けてあお向けに寝た形まで降下したら、背
もたれ調整スイッチ119の三角の上下スイッチによっ
て、図5のような油圧式昇降機15の油圧ポンプ43と
四方弁42を操作し適度な角度に調整する。尚、ローラ
ー付ベッド12の縦割りの溝11に納まった上半身の補
助油圧式昇降機は、本体をベアリング2によって取り付
けてあり角度調整に柔軟な動きが出来る。排便時は、排
便中のスイッチ120を押し図16の排気ファン92を
運転し排気を行う。排便が終わると排便完了スイッチ1
21を押すことによって図15の電磁弁86が動作し排
水、電磁弁85が動作してお尻の洗浄を行い、給気ファ
ン94とヒーター93、切替ダンパー91が働いて乾燥
の工程を行う。その行程が終わると、油圧式昇降機15
の油圧ポンプ43と四方弁42の操作により背もたれの
ローラー付ベッドが水平になる。完全に水平になると主
油圧式昇降機16の油圧ポンプ39が稼働し上昇する。
まず、足の部分の補助油圧式昇降機が上昇し洋式便器と
同一レベルになると足場板61が外れ、患者をそのまま
水平にレベルaまで持ち上げる。持ち上げが完了すると
リミットスイッチ34によって油圧ポンプ39が停止
し、足場板61のギアモーター66を逆転させて足場板
を収納する。次に、トイレの蓋70の取り付け指示ラン
プ122が点滅する。トイレの蓋70をロックし復帰ス
イッチ123を押すと、ギアモーター52が稼働してロ
ーラー付ベッド12の下半身部分を元の位置に戻す。元
の位置に戻ると停止し電磁弁38が開となり主油圧式昇
降機16が降下し、患者を元の位置に戻し完了する。次
に、寝ている時におけるベッドの背もたれ調整について
説明する。背もたれモードのスイッチ98を押すと、背
もたれ調整モードに替わり内蔵ランプが点灯する。その
後、背もたれ調整スイッチ99の三角上下スイッチを押
すことによって、油圧式昇降機15の油圧ポンプ43と
四方弁42を操作し、ローラー付ベッド12の上半身部
分の角度を調整する。角度を元の水平に戻すには復帰ス
イッチ100を押すことによって元に戻る。以上のよう
な行程を行える電気回路を組み込むことによって入浴、
トイレ、シーツ交換、背もたれ調整が出来る。
降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッドに、実
際に患者が収容された状態でシーツ交換、入浴、トイレ
のシステムを説明する。まず患者がベッドで寝ている状
態で図2のように主油圧式昇降機16は最下位に位置
し、補助油圧式昇降機1のピストンは最上位に位置して
おり、そのアーム7はローラー付ベッド12の縦割りの
溝11の中に収納されている。この状態でベッドのシー
ツ交換を説明する。シーツを交換する時は、枕、毛布、
その他を取り除き、図17のスイッチボードのシーツ交
換モードの表示スイッチ95を押すと、内蔵ランプが点
灯しシーツ交換モードを表示する。次に、スタートスイ
ッチ96を押すと内蔵ランプが点灯し、油圧ポンプ39
が稼働し、主油圧式昇降機16が上昇する。この時、補
助油圧式昇降機1のアーム7は自重により最下位の位置
まで伸びきると、アーム7は主油圧式昇降機16と共に
上昇し患者を水平に持ち上げる。主油圧式昇降機16が
最上段レベルaまで持ち上げると、リミットスイッチ3
4によって油圧ポンプ39が停止する。この状態で、ロ
ーラー付ベッド12の縦割りの溝のあるベッドの一つ一
つにかぶせられた帽子状のシーツを取り替える。シーツ
の交換が終わると復帰スイッチ97を押すことによって
電磁弁38が開き、荷重によって主油圧式昇降機16が
降下する。補助油圧式昇降機1のアーム7がローラー付
ベッド12の縦割りの溝11の中に納まると、下からの
力によってアーム7が押し下げられ最上位の位置まで戻
って停止し、患者は元の位置に戻って完了する。完了す
ると全ての内蔵ランプが消灯する。電磁弁38はリミッ
トスイッチ36によって閉じる。次に、入浴時のシステ
ムについて説明する。入浴モード表示のスイッチ104
を押すと、内蔵ランプが点灯し入浴モードを表示する。
次に、温度設定のデジタル表示105を見ながら三角形
の上下スイッチで給湯温度を設定し、給湯スイッチ10
6を押すと内蔵ランプが点灯し給湯の電磁弁81が開
く、給湯は貯湯タンク32の温水と水を混合機84で混
合し設定温度に調整された湯が供給される。一定の水位
になると水位スイッチ78により電磁弁81を閉じ、給
湯完了の表示ランプ108が点灯する。もしトイレの蓋
70を閉じていながった場合は、給湯がトイレの排水に
流れ込むため、洋式便器20の内に電極センサー89を
設けて、入浴モードの時だけ便器内に給湯が流れ込むの
を監視し、表示ランプ107を点滅させて124のブザ
ーを鳴らし電磁弁81を閉じる。この場合は、給湯漏れ
修理の表示101を押すと内蔵ランプが点灯し油圧ポン
プ39が稼働し、主油圧式昇降機16によって患者を最
上位レベルaまで持ち上げ停止し、次に図9のギアモー
ター52によって図8のローラー付ベッドの下半身部分
に取り付けられたチェーンローラー50を巻き上げ完了
すると、リミットスイッチにより停止し、ひょうじらん
ぷ102を点滅させトイレの蓋の取付を指示する。完了
すると復帰スイッチ103を押すことによってギアモー
ター52が稼働し、ローラー付ベッドの下半身部分を元
に戻して、主油圧式昇降機16の電磁弁39を開いて降
下し患者を元の位置に戻す。給湯漏れがなく正常な場合
には、給湯が終わると患者を全裸にし枕、毛布、その他
を取り除き、入浴スタートスイッチ109を押すことに
よって油圧ポンプ39が稼働し主油圧式昇降機16によ
って最上位レベルaまで患者を持ち上げて停止する。そ
の後図9のギアモーター52、53が同時に稼働しロー
ラー付ベッド全てをチェーンローラー49、50によっ
て巻き上げ停止する。浴槽の湯の温度を確認した後、入
湯スイッチ110を押すことによって電磁弁38が開い
て、主油圧式昇降機16は荷重によって一定速度で降下
する。最下位まで降下する間に補助油圧愛機昇降機1の
アーム7が、浴槽の形状にそって縮み患者を浴槽内に定
着させる。その後、洗いの行程に移るときは、洗いのス
イッチ111を押すと油圧ポンプ39が稼働し患者を洗
いの位置レベルbまで持ち上げて停止する。その後、図
11のギアモーター65が稼働し、洗い用のシート64
を浴槽の頭部のオーバーブーローの洗面器13まで引き
伸ばしてセットし停止する。その後、体を洗いシャワー
で洗剤を流し完了すると、洗い完了のスイッチ112を
押すとギアモーター65が逆転し洗い用シートは図11
の巻き取りスプリング58によって巻き戻る。完全に巻
き戻ったらギアモーター65を停止し電磁弁38を開
き、主油圧式昇降機16を降下させて患者を再び浴槽の
中に戻す。その後、入浴作業が完了すると、完了スイッ
チ113を押すことによって、油圧ポンプ39が稼働し
レベルaまで患者を持ち上げる。その間に電動弁14が
開いて浴槽の湯を排水する。排水が完了すると電極セン
サー76によって電動弁14が閉じる。介護人が患者の
体を吹き終わった後、復帰スイッチ114を押すとギア
モーター52、53が稼働してローラー付ベッド12を
全て元に戻す。完全に戻ると電磁弁38を開いて主油圧
式昇降機16を降下させて、患者を元のベッドの上に戻
して完了する。次に、トイレ時について説明する。患者
が寝ている状態で枕、布団、その他を取り除き患者の下
半身の衣類を下げた状態で、トイレモードのスイッチ1
15を押すと内蔵ランプが点灯する。次に、スタートス
イッチ116を押すと内蔵ランプが点灯し、油圧ポンプ
39が稼働し主油圧式昇降機16が上昇し患者をレベル
aまで水平に持ち上げ停止する。その後、ギアモーター
52が稼働し下半身部分のローラー付ベッドを引き上げ
る。引き上げが完了したらリミットスイッチで停止し、
油圧ポンプ28が稼働し油圧式昇降機21によって3段
伸縮出来る筒22が上昇し内部に組み込まれた洋式便器
20も上昇する。最上位まで上昇するとリミットスイッ
チによって停止し、トイレの蓋を外す指示のランプ11
7が点滅する。トイレの蓋を外し完了スイッチ118を
押すと内蔵ランプが点灯し表示ランプ117は点灯に変
わる。その後、図11のギアモーター66が稼働しトイ
レ用の足場板61をセットする。セットが完了するとリ
ミットスイッチで停止し、その後電磁弁38が開となっ
て主油圧式昇降機16のアームはローラー付ベッドの縦
割りの溝11の最下部に納まり、下半身部分のアームは
便座まで降下すると上向きに力がかかり、この部分の補
助油圧式昇降機は縮む、便座より下の補助油圧式昇降機
はそのまま降下しトイレの足場板61の溝に入りスプリ
ングを押し下げて最下位まで下がる。最下位まで達する
と二重がさねの足場板のストッパー67が押し下げられ
直角に上がり患者の足の位置が後ろに下がらないように
ストッパーの役目をする。このように患者の体が洋式便
器の上に腰掛けてあお向けに寝た形まで降下したら、背
もたれ調整スイッチ119の三角の上下スイッチによっ
て、図5のような油圧式昇降機15の油圧ポンプ43と
四方弁42を操作し適度な角度に調整する。尚、ローラ
ー付ベッド12の縦割りの溝11に納まった上半身の補
助油圧式昇降機は、本体をベアリング2によって取り付
けてあり角度調整に柔軟な動きが出来る。排便時は、排
便中のスイッチ120を押し図16の排気ファン92を
運転し排気を行う。排便が終わると排便完了スイッチ1
21を押すことによって図15の電磁弁86が動作し排
水、電磁弁85が動作してお尻の洗浄を行い、給気ファ
ン94とヒーター93、切替ダンパー91が働いて乾燥
の工程を行う。その行程が終わると、油圧式昇降機15
の油圧ポンプ43と四方弁42の操作により背もたれの
ローラー付ベッドが水平になる。完全に水平になると主
油圧式昇降機16の油圧ポンプ39が稼働し上昇する。
まず、足の部分の補助油圧式昇降機が上昇し洋式便器と
同一レベルになると足場板61が外れ、患者をそのまま
水平にレベルaまで持ち上げる。持ち上げが完了すると
リミットスイッチ34によって油圧ポンプ39が停止
し、足場板61のギアモーター66を逆転させて足場板
を収納する。次に、トイレの蓋70の取り付け指示ラン
プ122が点滅する。トイレの蓋70をロックし復帰ス
イッチ123を押すと、ギアモーター52が稼働してロ
ーラー付ベッド12の下半身部分を元の位置に戻す。元
の位置に戻ると停止し電磁弁38が開となり主油圧式昇
降機16が降下し、患者を元の位置に戻し完了する。次
に、寝ている時におけるベッドの背もたれ調整について
説明する。背もたれモードのスイッチ98を押すと、背
もたれ調整モードに替わり内蔵ランプが点灯する。その
後、背もたれ調整スイッチ99の三角上下スイッチを押
すことによって、油圧式昇降機15の油圧ポンプ43と
四方弁42を操作し、ローラー付ベッド12の上半身部
分の角度を調整する。角度を元の水平に戻すには復帰ス
イッチ100を押すことによって元に戻る。以上のよう
な行程を行える電気回路を組み込むことによって入浴、
トイレ、シーツ交換、背もたれ調整が出来る。
【0006】
【実施例】図1は、油圧式昇降機とローラー付ベッド、
浴槽、及びトイレの正面の断面図である。浴槽を持ち上
げて四スミに足を取り付けて、中央に3段に伸縮出来る
円形、又は楕円形の筒22を設け接続部は水が漏れない
ようにOリングで密閉し、その中に洋式便器20とその
両側に3段に伸縮出来る油圧式昇降機21を組み込み、
給排水管及び送排気ダクトは伸縮自由なフレキシブルに
する。浴槽の下のスペースには貯湯槽32排水槽23を
設け電磁弁により給排水が出来る構造とし、浴槽の上部
にはローラー付ベッド12洗い用シート64及びトイレ
用足場板61を取り付けるレール5、17、18を設け
チェーンローラーとギアーモーター52、53、65、
66によって巻き上げ巻き戻しを行う。尚、ギアーモー
ターは24ボルト直流モーターとし、極性を逆にするこ
とによって巻き上げ巻き戻しが出来るようにする。各レ
ールにはリミットスイッチを設け動作範囲を制御する。
水を使用するため安全を考慮し、貯湯槽のヒーター、排
水槽のポンプ、乾燥用のファン、及びヒーター以外は2
4ボルトの電源とする。以上のように構成された装置
に、図3のような油圧ポンプと電磁弁を取り付けた主油
圧式昇降機16に、複数の図4のような補助油圧式昇降
機1を取付アングル4によって取り付けた油圧式昇降機
と、図5のような油圧ポンプと四方弁を取り付けた背も
たれ調整の油圧式昇降機1を図1及び図2のように取り
付ける。図3〜6は、各油圧式昇降機の断面図である。
図3の油圧式昇降機は主油圧式昇降機16に使用し、シ
リンダーピストン37を押入しオイルを密閉した装置に
小型の油圧ポンプ39と電磁弁38を取付、上昇時は小
型の油圧ポンプ39によって上昇し、降下時はバイパス
の電磁弁37が開いて一定速度で降下する。隠れベルの
動作制御はリミットスイッチ34、35、36によって
行う。図4は、補助油圧式昇降機1の断面図である。患
者が手足をはさんでも荷重以上の力がかからないよう
に、シリンダーピストン40を押入し、一定速度で降下
できるようにピストン40に小さな穴をあけ、外部から
の力によって上下出来るようにする。主油圧式昇降機1
6と複数の補助油圧式昇降機1は取付アングル4によっ
て取付、ピストンのシャフトが回転しないようにシャフ
トを楕円形にするか、又は移動レール33、41を取り
付ける。ローラー付ベッド12の背もたれ調整のため、
上半身の3本の補助油圧式昇降機1は首振り自由なベア
リング2を取付、その他の、下半身部分の4本の補助油
圧式昇降機1は取付アングル4に直接固定して取り付け
る。尚、取付アングル4の上半身部分には、上に折り曲
がるように蝶番3を取り付ける。こうすることによっ
て、ローラー付ベッド12の縦割りの溝11に納まった
アーム7は、背もたれ調整時に柔軟に対応できる。図5
は、背もたれ調整用油圧式昇降機15の断面図である。
油圧ポンプ43と四方弁42の切替によって上下の動作
を制御する。図6は、洋式便器持ち上げ用の油圧式昇降
機21の断面図である。浴槽の中央に設けた3段に伸縮
出来る筒22の中に洋式便器20の両側に組み込み、上
昇時は油圧ポンプ28で上昇し、降下時は電磁弁27を
開くことによって自重で降下する。図7は、患者を上下
に移動させる油圧式昇降機の平面図である。アーム7に
患者を乗せて引き上げる。アーム7は、図8のローラー
付ベッドの縦割りの溝11に荷重よって降下し収納され
るように、縦割りの溝11の配管と同一の形状をしてい
る。アーム7は、荷重が乗っても十分な強度の材質でそ
の断面は逆三角形とし、患者の体に接触する部分は柔ら
がいゴム巻きとする。図8は、ローラー付ベッドの平面
図である。補助油圧式昇降機1のアーム7の形状と同じ
配管の縦割りの溝11を持ち、5分割されたベッドにそ
れぞれローラー47を取付、レール5の中を移動できる
構造とする。上半身の2個と下半身の3個をそれぞれ1
組とし、連結金具48によって取付、連結金具48は、
レール5の曲がり部分を通過するとき対応出来るよう
に、遊びを持たせて取り付ける。2組に分かれた上半身
と下半身のローラー付ベッドに、チェーンローラー49
と50を取付、上半身部分のチェーンローラー49は外
側のレール55に、下半身部分のチェーンローラー50
は内側のレール54に押入して取り付ける。それぞれの
ベッドのローラー47は、同一上のレールの中を移動す
るものとする。上記のように取り付けたのが図10の斜
傾図である。図9は、浴槽上部に取り付けられたローラ
ー付ベッド12の移動用レール5の取付図である。押入
口51は、ローラー及びチェーンローラーの押入口であ
る。ギアーモーター52は、下半身部分のギアーモータ
ーで内側のチェーンローラーのレール54に、ギアーモ
ーター53は、上半身部分のギアーモーターで外側のチ
ェーンローラーのレール55に取付、上半身部分のロー
ラー付ベッドを先に押入して取り付ける。図11は、洗
い用シート64とトイレ用足場板61の取付図である。
レール17にチェーンローラーを入れてその先端に固
定棒63を取付、レール17の中をチェーンローラーが
平行に転がるようにし、洗いシート64を取付ギアーモ
ーター65で引き伸ばし取付、巻き戻しは、ギアーモー
ター65と洗い用シートケースの巻き取りスプリング5
8によって行う。洗い用のシートは両側に細いワイヤー
を縫い込み、シートの幅より少し狭い幅で固定棒63に
取り付ける。そうすることによってシートの中央がたる
み、洗い流した排水が中央を流れ洗面器13に排水す
る。巻き戻し時に、シートがたるみ巻き戻しが困難にな
るため、洗い用シートケースの巻き戻しには、シートを
上下にはさんで外側に押し広げるように両端にガードレ
ールを取り付ける。レール18には、チェーンローラを
入れその先端に洗い用シートと同様に固定棒62を取
付、ギアーモーター66で巻き上げ巻き戻しが出来るよ
うにする。図12は、トイレ用足場板61の断面図であ
る。スプリング取付穴69に細いスプリング60を差し
込んで両端をチェーンローラーに等間隔で取付、補助油
圧式昇降機1が降下してアーム7がトイレ用の足場板6
1を押し下げた時、スプリング60が伸びて一緒に最下
位まで降下出来るように取り付ける。ストッパー67は
アーム7により最下位まで押し下げられた時、直角に曲
がり患者の足がそれ以上後ろに行がないようストッパー
の役目をし、アーム7の力がなくなるとスプリング68
によって折りたたむ構造とする。図13は、トイレの蓋
の取付断面図である。洋式便器20の上に蓋をする形で
差し込み、ロック棒71を回転して防水ゴム72に密着
するようにセットする。図14は、ローラー付ベッドの
背もたれ調整の斜傾図である。引き上げレバー44に油
圧式昇降機15を取付、上に持ち上げることによってレ
ール5が折れ曲がって、ローラー付ベッドの上半身部分
が起き上がって背もたれになる。板バネ73は、レール
5が折れ曲がった時チェーンローラーがはみ出さないよ
うにするために取付一方を固定し、レール54、55に
そって曲がりチェーンローラーの脱落を防止する。図1
5は、入浴時の油圧式昇降機の浴槽内の断面図である。
主油圧式昇降機16は最下位に位置しており、上半身
の補助油圧式昇降機3本は浴槽内の背もたれにそって伸
縮している。浴槽の背もたれ部分の奥の端には、アーム
7を固定出来るように平らにした部分77を設け、頭部
の補助油圧式昇降機1は患者の頭部をささえるようにベ
アエリング6によってアームを折り曲げる構造である。
図16は、トイレ時の洋式便器20の浴槽内の断面図で
ある。洋式便器20は、3段に伸縮出来る筒22の中に
組み込まれ、2本の油圧式昇降機21によって3段に持
ち上げられる構造とする。給排水管及び送排気ダクトを
フレキシブルにし、便器が持ち上がった場合に対応出来
るような構造とする。図17は、この装置の操作パネル
30の正面図である。図2のレール5に取付、全ての行
程の表示を印刷した起動スイッチ1つ1つに内蔵ランプ
を取付、行程の順番に押したスイッチの全てにランプが
灯き、次に押すべきスイッチが解るようにすることによ
って、誰でも簡単に操作できる。この装置の欠点は、通
常寝ている時のベッドの高さが床から約85cmと、他
のベッドに比べてやや高くなる。この欠点を償うために
は、少し複雑になるが病院などのように供給できる給湯
水設備があり、又排水も配管取り付けるだけで処理でき
る設備が外部にあることを条件に、便座を固定して浴槽
を上下に移動することによってベッドの高さは低く出来
る。又、下半身だけが不自由な一人暮らしの障害者に使
う時は、図18〜22のように乗り替え用の油圧式昇降
機と車イスを設けることによって一人で使用出来る。図
18は、乗り替え用油圧式昇降機のアーム126の平面
図である。介護用ベッドのアーム7と折り重ならない構
造とする。図19は、乗替油圧式昇降機の斜傾図であ
る。ローラー131とギアーモーター132をレール1
35に差し込んで、レール135の内部のレール配線1
34から接触機130により電源を供給され稼働する。
レール136も同様に内部にレール配線を持つものとす
る。ギアーモーター138は、乗替用のアーム126を
90度回転させて収納するためのものである。油圧式昇
降機133はレール136を90度折りたたんで収納す
るためのもので、図5のように、油圧ポンプと四方弁を
操作することによって伸縮する。油圧式昇降機137
は、乗り替え用のアーム126を上下に移動するための
もので、図3のようにゆあつポンプと電磁弁を持ち、上
昇時は油圧ポンプにより上昇し、降下時は電磁弁を開く
ことによって荷重により降下する。アーム127は、車
イスに乗った時車イスの座席の中に残したまま乗り替え
を完了させるため長方形の差込の形にする。図20は、
車イスの断面図である。図5と同じ油圧ポンプと四方弁
を設けた車イス固定用の油圧式昇降機146、座席の下
半身折りたたみ用の油圧式昇降機143、背もたれ折り
たたみ用の油圧式昇降機148、及び背もたれ長さ調整
用油圧式昇降機149と、図6のような、3段伸縮出来
る座席持ち上げ用の油圧式昇降機144を取付け、持ち
上げられた時、座席が回転しないように3段伸縮棒14
7を設ける。油圧ポンプ、四方弁、電磁弁の電源は、2
4ボルトのバッテリーとする。図21は、車イスの立面
図である。図22は、乗り移りの全体の側面図である。
脱衣カゴ150はローラーとギアーモーターでレール1
36の中に押入され、レールがまっすぐに伸びている時
に上下に動作するものとする。以上のように構成された
装置で、実際に患者が車イスから介護ベッドに乗り移る
までのシステムを説明する。車イスの肘掛けに乗り移り
スタートスイッチを設けておき、スイッチを押すことに
よってリモートコントロールで通常は天井に折り込まれ
ている乗り替え用の油圧式昇降機が動作する。まずレー
ル136折りたたみ用の油圧式昇降機133が動作し
て、レール136をますっぐ下に伸ばす。次に、ギアー
モーター138が動作して、折りたたんでいたアーム1
26を90度回転させて水平にする。次に、油圧式昇降
機137の電磁弁が開いてアーム126を水兵に最下位
の位置まで降下させる。この状態で患者は車イスを転が
して床に掘り込まれた溝に車イスのタイヤを乗り込ませ
て位置を合わせる。位置が合わせて次のスイッチを押す
と、車イス固定用の油圧式昇降機146が動作して、四
角形の金属板145を押し下げて、車イス全体を2〜3
cm持ち上げる。次に、背もたれ長さ調整用の油圧式昇
降機149が動作し背もたれをいっぱいに伸ばすと、背
もたれ折りたたみ用と下半身折りたたみ用の油圧式昇降
機148と143が動作し、車イスの座席を水平にす
る。完全に水平になったら、次に座席持ち上げ用の油圧
式昇降機144が動作して、水平になった座席を乗り替
え用のアーム126のレベルまで持ち上げる。完全に持
ち上がると自動的にリモートコントロールによって、乗
り替え用の油圧式昇降機のギアーモーター132がポイ
ントdまで動作してアーム126は座席の下に差し込ま
れる。アーム126が差し込まれると、次に油圧式昇降
機137が動作して患者をレベルbまで持ち上げ、次に
ギアーモーター132が動作してポイントcまで患者を
平行に移動させる。患者は介護ベッドの中央まで達した
事になり、次に介護ベッドの主油圧式昇降機16の油圧
ポンプ39が動作し上昇する。アーム7がアーム126
と交差し上昇することによって、患者はアーム7に乗り
込みレベルaまで持ちあげられると、ギアーモーター1
32が動作しポイントdまで後進する。ポイントdに達
すると停止し、主油圧式昇降機16の電磁弁38が開き
アーム7が降下し、患者は介護用のローラー付ベッドの
上に収容される。次にギアーモーター151が動作し、
脱衣カゴ150がレール136の最下位まで降下する。
患者は、脱衣カゴ150の中の枕、毛布、その他を取り
出して完了する。車イスへの乗り移りは、上記の逆の行
程である。
浴槽、及びトイレの正面の断面図である。浴槽を持ち上
げて四スミに足を取り付けて、中央に3段に伸縮出来る
円形、又は楕円形の筒22を設け接続部は水が漏れない
ようにOリングで密閉し、その中に洋式便器20とその
両側に3段に伸縮出来る油圧式昇降機21を組み込み、
給排水管及び送排気ダクトは伸縮自由なフレキシブルに
する。浴槽の下のスペースには貯湯槽32排水槽23を
設け電磁弁により給排水が出来る構造とし、浴槽の上部
にはローラー付ベッド12洗い用シート64及びトイレ
用足場板61を取り付けるレール5、17、18を設け
チェーンローラーとギアーモーター52、53、65、
66によって巻き上げ巻き戻しを行う。尚、ギアーモー
ターは24ボルト直流モーターとし、極性を逆にするこ
とによって巻き上げ巻き戻しが出来るようにする。各レ
ールにはリミットスイッチを設け動作範囲を制御する。
水を使用するため安全を考慮し、貯湯槽のヒーター、排
水槽のポンプ、乾燥用のファン、及びヒーター以外は2
4ボルトの電源とする。以上のように構成された装置
に、図3のような油圧ポンプと電磁弁を取り付けた主油
圧式昇降機16に、複数の図4のような補助油圧式昇降
機1を取付アングル4によって取り付けた油圧式昇降機
と、図5のような油圧ポンプと四方弁を取り付けた背も
たれ調整の油圧式昇降機1を図1及び図2のように取り
付ける。図3〜6は、各油圧式昇降機の断面図である。
図3の油圧式昇降機は主油圧式昇降機16に使用し、シ
リンダーピストン37を押入しオイルを密閉した装置に
小型の油圧ポンプ39と電磁弁38を取付、上昇時は小
型の油圧ポンプ39によって上昇し、降下時はバイパス
の電磁弁37が開いて一定速度で降下する。隠れベルの
動作制御はリミットスイッチ34、35、36によって
行う。図4は、補助油圧式昇降機1の断面図である。患
者が手足をはさんでも荷重以上の力がかからないよう
に、シリンダーピストン40を押入し、一定速度で降下
できるようにピストン40に小さな穴をあけ、外部から
の力によって上下出来るようにする。主油圧式昇降機1
6と複数の補助油圧式昇降機1は取付アングル4によっ
て取付、ピストンのシャフトが回転しないようにシャフ
トを楕円形にするか、又は移動レール33、41を取り
付ける。ローラー付ベッド12の背もたれ調整のため、
上半身の3本の補助油圧式昇降機1は首振り自由なベア
リング2を取付、その他の、下半身部分の4本の補助油
圧式昇降機1は取付アングル4に直接固定して取り付け
る。尚、取付アングル4の上半身部分には、上に折り曲
がるように蝶番3を取り付ける。こうすることによっ
て、ローラー付ベッド12の縦割りの溝11に納まった
アーム7は、背もたれ調整時に柔軟に対応できる。図5
は、背もたれ調整用油圧式昇降機15の断面図である。
油圧ポンプ43と四方弁42の切替によって上下の動作
を制御する。図6は、洋式便器持ち上げ用の油圧式昇降
機21の断面図である。浴槽の中央に設けた3段に伸縮
出来る筒22の中に洋式便器20の両側に組み込み、上
昇時は油圧ポンプ28で上昇し、降下時は電磁弁27を
開くことによって自重で降下する。図7は、患者を上下
に移動させる油圧式昇降機の平面図である。アーム7に
患者を乗せて引き上げる。アーム7は、図8のローラー
付ベッドの縦割りの溝11に荷重よって降下し収納され
るように、縦割りの溝11の配管と同一の形状をしてい
る。アーム7は、荷重が乗っても十分な強度の材質でそ
の断面は逆三角形とし、患者の体に接触する部分は柔ら
がいゴム巻きとする。図8は、ローラー付ベッドの平面
図である。補助油圧式昇降機1のアーム7の形状と同じ
配管の縦割りの溝11を持ち、5分割されたベッドにそ
れぞれローラー47を取付、レール5の中を移動できる
構造とする。上半身の2個と下半身の3個をそれぞれ1
組とし、連結金具48によって取付、連結金具48は、
レール5の曲がり部分を通過するとき対応出来るよう
に、遊びを持たせて取り付ける。2組に分かれた上半身
と下半身のローラー付ベッドに、チェーンローラー49
と50を取付、上半身部分のチェーンローラー49は外
側のレール55に、下半身部分のチェーンローラー50
は内側のレール54に押入して取り付ける。それぞれの
ベッドのローラー47は、同一上のレールの中を移動す
るものとする。上記のように取り付けたのが図10の斜
傾図である。図9は、浴槽上部に取り付けられたローラ
ー付ベッド12の移動用レール5の取付図である。押入
口51は、ローラー及びチェーンローラーの押入口であ
る。ギアーモーター52は、下半身部分のギアーモータ
ーで内側のチェーンローラーのレール54に、ギアーモ
ーター53は、上半身部分のギアーモーターで外側のチ
ェーンローラーのレール55に取付、上半身部分のロー
ラー付ベッドを先に押入して取り付ける。図11は、洗
い用シート64とトイレ用足場板61の取付図である。
レール17にチェーンローラーを入れてその先端に固
定棒63を取付、レール17の中をチェーンローラーが
平行に転がるようにし、洗いシート64を取付ギアーモ
ーター65で引き伸ばし取付、巻き戻しは、ギアーモー
ター65と洗い用シートケースの巻き取りスプリング5
8によって行う。洗い用のシートは両側に細いワイヤー
を縫い込み、シートの幅より少し狭い幅で固定棒63に
取り付ける。そうすることによってシートの中央がたる
み、洗い流した排水が中央を流れ洗面器13に排水す
る。巻き戻し時に、シートがたるみ巻き戻しが困難にな
るため、洗い用シートケースの巻き戻しには、シートを
上下にはさんで外側に押し広げるように両端にガードレ
ールを取り付ける。レール18には、チェーンローラを
入れその先端に洗い用シートと同様に固定棒62を取
付、ギアーモーター66で巻き上げ巻き戻しが出来るよ
うにする。図12は、トイレ用足場板61の断面図であ
る。スプリング取付穴69に細いスプリング60を差し
込んで両端をチェーンローラーに等間隔で取付、補助油
圧式昇降機1が降下してアーム7がトイレ用の足場板6
1を押し下げた時、スプリング60が伸びて一緒に最下
位まで降下出来るように取り付ける。ストッパー67は
アーム7により最下位まで押し下げられた時、直角に曲
がり患者の足がそれ以上後ろに行がないようストッパー
の役目をし、アーム7の力がなくなるとスプリング68
によって折りたたむ構造とする。図13は、トイレの蓋
の取付断面図である。洋式便器20の上に蓋をする形で
差し込み、ロック棒71を回転して防水ゴム72に密着
するようにセットする。図14は、ローラー付ベッドの
背もたれ調整の斜傾図である。引き上げレバー44に油
圧式昇降機15を取付、上に持ち上げることによってレ
ール5が折れ曲がって、ローラー付ベッドの上半身部分
が起き上がって背もたれになる。板バネ73は、レール
5が折れ曲がった時チェーンローラーがはみ出さないよ
うにするために取付一方を固定し、レール54、55に
そって曲がりチェーンローラーの脱落を防止する。図1
5は、入浴時の油圧式昇降機の浴槽内の断面図である。
主油圧式昇降機16は最下位に位置しており、上半身
の補助油圧式昇降機3本は浴槽内の背もたれにそって伸
縮している。浴槽の背もたれ部分の奥の端には、アーム
7を固定出来るように平らにした部分77を設け、頭部
の補助油圧式昇降機1は患者の頭部をささえるようにベ
アエリング6によってアームを折り曲げる構造である。
図16は、トイレ時の洋式便器20の浴槽内の断面図で
ある。洋式便器20は、3段に伸縮出来る筒22の中に
組み込まれ、2本の油圧式昇降機21によって3段に持
ち上げられる構造とする。給排水管及び送排気ダクトを
フレキシブルにし、便器が持ち上がった場合に対応出来
るような構造とする。図17は、この装置の操作パネル
30の正面図である。図2のレール5に取付、全ての行
程の表示を印刷した起動スイッチ1つ1つに内蔵ランプ
を取付、行程の順番に押したスイッチの全てにランプが
灯き、次に押すべきスイッチが解るようにすることによ
って、誰でも簡単に操作できる。この装置の欠点は、通
常寝ている時のベッドの高さが床から約85cmと、他
のベッドに比べてやや高くなる。この欠点を償うために
は、少し複雑になるが病院などのように供給できる給湯
水設備があり、又排水も配管取り付けるだけで処理でき
る設備が外部にあることを条件に、便座を固定して浴槽
を上下に移動することによってベッドの高さは低く出来
る。又、下半身だけが不自由な一人暮らしの障害者に使
う時は、図18〜22のように乗り替え用の油圧式昇降
機と車イスを設けることによって一人で使用出来る。図
18は、乗り替え用油圧式昇降機のアーム126の平面
図である。介護用ベッドのアーム7と折り重ならない構
造とする。図19は、乗替油圧式昇降機の斜傾図であ
る。ローラー131とギアーモーター132をレール1
35に差し込んで、レール135の内部のレール配線1
34から接触機130により電源を供給され稼働する。
レール136も同様に内部にレール配線を持つものとす
る。ギアーモーター138は、乗替用のアーム126を
90度回転させて収納するためのものである。油圧式昇
降機133はレール136を90度折りたたんで収納す
るためのもので、図5のように、油圧ポンプと四方弁を
操作することによって伸縮する。油圧式昇降機137
は、乗り替え用のアーム126を上下に移動するための
もので、図3のようにゆあつポンプと電磁弁を持ち、上
昇時は油圧ポンプにより上昇し、降下時は電磁弁を開く
ことによって荷重により降下する。アーム127は、車
イスに乗った時車イスの座席の中に残したまま乗り替え
を完了させるため長方形の差込の形にする。図20は、
車イスの断面図である。図5と同じ油圧ポンプと四方弁
を設けた車イス固定用の油圧式昇降機146、座席の下
半身折りたたみ用の油圧式昇降機143、背もたれ折り
たたみ用の油圧式昇降機148、及び背もたれ長さ調整
用油圧式昇降機149と、図6のような、3段伸縮出来
る座席持ち上げ用の油圧式昇降機144を取付け、持ち
上げられた時、座席が回転しないように3段伸縮棒14
7を設ける。油圧ポンプ、四方弁、電磁弁の電源は、2
4ボルトのバッテリーとする。図21は、車イスの立面
図である。図22は、乗り移りの全体の側面図である。
脱衣カゴ150はローラーとギアーモーターでレール1
36の中に押入され、レールがまっすぐに伸びている時
に上下に動作するものとする。以上のように構成された
装置で、実際に患者が車イスから介護ベッドに乗り移る
までのシステムを説明する。車イスの肘掛けに乗り移り
スタートスイッチを設けておき、スイッチを押すことに
よってリモートコントロールで通常は天井に折り込まれ
ている乗り替え用の油圧式昇降機が動作する。まずレー
ル136折りたたみ用の油圧式昇降機133が動作し
て、レール136をますっぐ下に伸ばす。次に、ギアー
モーター138が動作して、折りたたんでいたアーム1
26を90度回転させて水平にする。次に、油圧式昇降
機137の電磁弁が開いてアーム126を水兵に最下位
の位置まで降下させる。この状態で患者は車イスを転が
して床に掘り込まれた溝に車イスのタイヤを乗り込ませ
て位置を合わせる。位置が合わせて次のスイッチを押す
と、車イス固定用の油圧式昇降機146が動作して、四
角形の金属板145を押し下げて、車イス全体を2〜3
cm持ち上げる。次に、背もたれ長さ調整用の油圧式昇
降機149が動作し背もたれをいっぱいに伸ばすと、背
もたれ折りたたみ用と下半身折りたたみ用の油圧式昇降
機148と143が動作し、車イスの座席を水平にす
る。完全に水平になったら、次に座席持ち上げ用の油圧
式昇降機144が動作して、水平になった座席を乗り替
え用のアーム126のレベルまで持ち上げる。完全に持
ち上がると自動的にリモートコントロールによって、乗
り替え用の油圧式昇降機のギアーモーター132がポイ
ントdまで動作してアーム126は座席の下に差し込ま
れる。アーム126が差し込まれると、次に油圧式昇降
機137が動作して患者をレベルbまで持ち上げ、次に
ギアーモーター132が動作してポイントcまで患者を
平行に移動させる。患者は介護ベッドの中央まで達した
事になり、次に介護ベッドの主油圧式昇降機16の油圧
ポンプ39が動作し上昇する。アーム7がアーム126
と交差し上昇することによって、患者はアーム7に乗り
込みレベルaまで持ちあげられると、ギアーモーター1
32が動作しポイントdまで後進する。ポイントdに達
すると停止し、主油圧式昇降機16の電磁弁38が開き
アーム7が降下し、患者は介護用のローラー付ベッドの
上に収容される。次にギアーモーター151が動作し、
脱衣カゴ150がレール136の最下位まで降下する。
患者は、脱衣カゴ150の中の枕、毛布、その他を取り
出して完了する。車イスへの乗り移りは、上記の逆の行
程である。
【0007】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように寝たき
り患者の介護に当たって労働的負担を最小限に行え、介
護人が高齢者であっても患者の入浴、トイレ、シーツ交
換等の作業が一人で行える。
り患者の介護に当たって労働的負担を最小限に行え、介
護人が高齢者であっても患者の入浴、トイレ、シーツ交
換等の作業が一人で行える。
【図1】油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の
介護ベッドの正面断面図である。
介護ベッドの正面断面図である。
【図2】油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の
介護ベッドの側面断面図である。
介護ベッドの側面断面図である。
【図3】主油圧式昇降機の断面図である。
【図4】補助油圧式昇降機の断面図である。
【図5】四方弁を取り付けた油圧式昇降機の断面図であ
る。
る。
【図6】3段伸縮油圧式昇降機の断面図である。
【図7】介護ベッド用油圧式昇降機の平面図である。
【図8】ローラー付ベッドの平面図である。
【図9】ローラー付ベッドの取付図である。
【図10】ローラー付ベッドとチェーンローラー取付。
【図11】洗い用シートとトイレ用足場板の取付。
【図12】トイレ用足場板の断面図。
【図13】洋式便器の蓋の断面図である。レール取付。
【図14】背もたれ調整用のレール取付。
【図15】油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用
の介護ベッドの入浴時の正面断面図である。
の介護ベッドの入浴時の正面断面図である。
【図16】浴槽に組み込まれた洋式便器の断面図であ
る。
る。
【図17】操作スイッチの正面図である。
【図18】乗り換え用の油圧式昇降機の平面図である。
【図19】乗り換え用の油圧式昇降機の立面図である。
【図20】車イスの断面図である。
【図21】車イスの立面図である。
【図22】介護ベッドと車イスの取付側面図である。
1.補助油圧式昇降機 2.ベアリング 3.蝶番 4.取付アングル 5.ローラー付ベッド用レール 6.ベアリング 7.アーム 8.洗い用シートケース 9.ヒーター 10.送風機 11.ロラー付ベッドの縦割りの溝 12.ローラー付ベッド 13.洗面器 14.浴槽排水電動弁 15.背もたれ調整用油圧式昇降機 16.主油圧式昇降機 17.洗い用のシートのレール 18.トイレ用足場板のレール 19.電極棒 20.洋式便器 21.3段伸縮油圧式昇降機 22.3段伸縮できる筒 23.排水槽 24.排水ポンプ 25.汚物かくはん機 26.オイルタンク 27.電磁弁 28.油圧ポンプ 29.浴槽 30.操作スイッチ 31.送排気フレキシブルダクト 32.貯湯槽 33.移動レール 34.リミットスイッチ 35.リミットスイッチ 36.リミットスイッチ 37.ピストン 38.電磁弁 39.油圧ポンプ 40.ピストン 41.移動レール 42.四方弁 43.油圧ポンプ 44.引き上げレバー 45.防水金具 46.蝶番 47.ローラー 48.連結金具 49.ローラー付ベッド上半身用のチェーンローラー 50.ローラー付ベッド下半身用のチェーンローラー 51.ローラー付ベッド取付押入口 52.ギアモーター 53.ギアモーター 54.内側のチェーンローラーのレール 55.外側のチェーンローラーのレール 56.外側のチェーンローラー 57.内側のチェーンローラー 58.洗い用シート巻き取りスプリング 59.ガードレール 60.スプリング 61.トイレ用足場板 62.固定棒 63.固定棒 64.洗い用シート 65.ギアモーター 66.ギアモーター 67.ストッパー 68.スプリング 69.スプリング穴 70.洋式便器の蓋 71.ロック棒 72.防水用のゴム 73.チェーンローラー脱落防止用板バネ 74.水栓・配管 75.シャワー配管 76.水位センサー 77.カード 78.水位センサー 79.追焚ヒーター 80.給水電磁弁 81.給湯電磁弁 82.給湯管 83.給水管 84.湯温調整混合器 85.電磁弁 86.電磁弁 87.トイレ給水フレキシブル 88.尻洗いノズル 89.水漏れセンサー 90.トイレ排水フレキシブル 91.切替ダンパー 92.排風機 93.ヒーター 94.送風機 95.シーツ交換モード表示スイッチ 96.スタートスイッチ 97.復帰スイッチ 98.背もたれ調整モード表示スイッチ 99.コントロールスイッチ 100.復帰スイッチ 101.給湯漏れ修理モードスイッチ 102.トイレの蓋取付指示表示ランプ 103.復帰スイッチ 104.入浴モード表示スイッチ 105.温度設定デジタル表示 106.給湯スイッチ 107.給湯漏れ警報表示ランプ 108.給湯完了表示ランプ 109.入浴スタートスイッチ 110.入湯スイッチ 111.洗いスイッチ 112.洗い完了スイッチ 113.入浴完了スイッチ 114.復帰スイッチ 115.トイレモード表示スイッチ 116.スタートスイッチ 117.トイレの蓋取り外し指示ランプ 118.トイレの蓋取り外し完了スイッチ 119.背もたれ調整スイッチ 120.排便中表示ランプ 121.排便完了スイッチ 122.よい手の蓋取付指示ランプ 123.復帰スイッチ 124.警報ブザー 125.警報ブザー停止スイッチ 126.乗り替え用アーム 127.車イス座席押入アーム 128.ストッパー 129.ギアー 130.接触機 131.ローラー 132.ギアモーター 133.レール折りたたみ用油圧式昇降機 134.レール配線 135.レール 136.レール 137.乗替アーム用油圧式昇降機 138.アーム折りたたみ用ギアーモーター 139.車イス座席 140.肘掛 141.アーム押入溝 142.スプリング 143.下半身折りたたみ用油圧式昇降機 144.座席持ち上げ用3段伸縮油圧式昇降機 145.車イス固定金属板 146.車イス固定用油圧式昇降機 147.3段伸縮棒 148.上半身折りたた用油圧式昇降機 149.背もたれ長さ調整油圧式昇降機 150.脱衣カゴ 151.ギアーモーター
Claims (1)
- 【請求項1】 図1のように、浴槽29の中央に内部に
洋式便器20を組み込んだ3段階に伸縮できる円形又は
楕円形の筒22を取り付け、接続部はOリングで密閉し
た装置にレール5、17、18を設け、レール5には図
8のような分割された縦割りの溝11のあるローラー付
ベッド12、レール17には図11のような入浴時の洗
い用シート64、レール18にはトイレ用足場板61を
チェーンローラーに取り付けて押入し、それぞれにギア
モーター 52、53、65、66を取り付け、巻き上
げ巻き戻しが出来る構造とした介護ベッドに図3のよう
なシリンダーにピストン37を押入しオイルを密閉した
装置に油圧ポンプ39とバイパス用の電磁弁38を取り
付け、上昇時には油圧ポンプ39により上昇し、降下時
は電磁弁38を開くことによって自重で降下する主油圧
式昇降機16と、図4のようにシリンダーに小さな穴を
あれたピストン40を押入しオイルを密閉した装置にア
ーム7を取り付け、アーム7にかかる外部からの力によ
り一定の速度で上下する複数の補助油圧式昇降機1を組
み合わせた油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用
の介護ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3534798A JPH11197194A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3534798A JPH11197194A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11197194A true JPH11197194A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=12439338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3534798A Pending JPH11197194A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 油圧式昇降機を取り付けた入浴、トイレ兼用の介護ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11197194A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-01-08 JP JP3534798A patent/JPH11197194A/ja active Pending
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