JPH11193328A - 分配可能な樹脂ペースト - Google Patents
分配可能な樹脂ペーストInfo
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- JPH11193328A JPH11193328A JP10287758A JP28775898A JPH11193328A JP H11193328 A JPH11193328 A JP H11193328A JP 10287758 A JP10287758 A JP 10287758A JP 28775898 A JP28775898 A JP 28775898A JP H11193328 A JPH11193328 A JP H11193328A
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- Japan
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- diamine
- resin paste
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- maleimide
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- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/34—Filling pastes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J5/00—Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers
- C09J5/06—Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers involving heating of the applied adhesive
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D3/00—Pretreatment of surfaces to which liquids or other fluent materials are to be applied; After-treatment of applied coatings, e.g. intermediate treating of an applied coating preparatory to subsequent applications of liquids or other fluent materials
- B05D3/007—After-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/12—Unsaturated polyimide precursors
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L79/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
- C08L79/04—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08L79/08—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D7/00—Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
- C09D7/40—Additives
-
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-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンジから供給可能で、ポットライフが長
く、迅速に硬化する樹脂ペーストを提供する。 【解決手段】 (A)2個以上のマレイミド基を有する
マレイミド、及び(B)沸点が100℃より高い液体ジ
アミンを含有する。前記マレイミドの前記ジアミンに対
するモル比が約1乃至約3で、前記ジアミンの前記マレ
イミドに対する重量比が約1.5乃至約3である。
く、迅速に硬化する樹脂ペーストを提供する。 【解決手段】 (A)2個以上のマレイミド基を有する
マレイミド、及び(B)沸点が100℃より高い液体ジ
アミンを含有する。前記マレイミドの前記ジアミンに対
するモル比が約1乃至約3で、前記ジアミンの前記マレ
イミドに対する重量比が約1.5乃至約3である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンジから計量
分配でき、熱で硬化させて塗膜又は接着剤を形成しうる
樹脂ペーストに関する。特に、マレイミド及び液体ジア
ミンから調製する樹脂ペーストに関する。迅速硬化液体
系は、接着剤、シーラント、及び封入剤として広くマイ
クロエレクトロニクス業界で使用されている。これらの
液体系は、典型的にはアセンブリーライン上を動くパー
ツに適用されるので、迅速に硬化しなければならない。
系はまた、少なくとも1作業日以上その粘度が計量分配
できないほど増大しないように、室温におけるポットラ
イフが十分長くなければならない。もちろん、その上、
種々の物質に対して良好な接着力を提供しなければなら
ない。線材の接着のようなその後の工程に対して耐える
ために約200℃以上の温度における高い熱安定性も必
要とされる。熱によりふくれを形成しないように吸着性
は低いほうが望ましい。現在では、エポキシ樹脂がしば
しばこれらの用途に使用される。エポキシ樹脂は良好な
接着性を有するけれども、剛性でしばしば温度サイクル
時に亀裂を生じたり破損したりする傾向がある。その
上、加熱時に再び溶融しないので再生できない。
分配でき、熱で硬化させて塗膜又は接着剤を形成しうる
樹脂ペーストに関する。特に、マレイミド及び液体ジア
ミンから調製する樹脂ペーストに関する。迅速硬化液体
系は、接着剤、シーラント、及び封入剤として広くマイ
クロエレクトロニクス業界で使用されている。これらの
液体系は、典型的にはアセンブリーライン上を動くパー
ツに適用されるので、迅速に硬化しなければならない。
系はまた、少なくとも1作業日以上その粘度が計量分配
できないほど増大しないように、室温におけるポットラ
イフが十分長くなければならない。もちろん、その上、
種々の物質に対して良好な接着力を提供しなければなら
ない。線材の接着のようなその後の工程に対して耐える
ために約200℃以上の温度における高い熱安定性も必
要とされる。熱によりふくれを形成しないように吸着性
は低いほうが望ましい。現在では、エポキシ樹脂がしば
しばこれらの用途に使用される。エポキシ樹脂は良好な
接着性を有するけれども、剛性でしばしば温度サイクル
時に亀裂を生じたり破損したりする傾向がある。その
上、加熱時に再び溶融しないので再生できない。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(A)
2個以上のマレイミド基を有するマレイミド、及び
(B)沸点が100℃より高い液体ジアミンを含み、前
記マレイミドの前記ジアミンに対するモル比が約1乃至
約3で、前記ジアミンの前記マレイミドに対する重量比
が約1.5乃至約3である樹脂ペーストが提供される。
好ましくは、マレイミドは固体である。好適には、前記
マレイミドは下式で表される一般式を有する。
2個以上のマレイミド基を有するマレイミド、及び
(B)沸点が100℃より高い液体ジアミンを含み、前
記マレイミドの前記ジアミンに対するモル比が約1乃至
約3で、前記ジアミンの前記マレイミドに対する重量比
が約1.5乃至約3である樹脂ペーストが提供される。
好ましくは、マレイミドは固体である。好適には、前記
マレイミドは下式で表される一般式を有する。
【0003】
【化6】
【0004】(式中、RはC2 乃至C30の脂肪族、又は
芳香族である。) 好ましい実施態様においては、前記マレイミドは下式で
表される一般式を有する。
芳香族である。) 好ましい実施態様においては、前記マレイミドは下式で
表される一般式を有する。
【0005】
【化7】
【0006】(式中、nは少なくとも1である。) 好適には、前記液体ジアミンはシロキサン基を含む。前
記液体ジアミンは、下式で表される一般式を有するのが
有利である。
記液体ジアミンは、下式で表される一般式を有するのが
有利である。
【0007】
【化8】
【0008】(式中、R1 はC1 乃至C4 のアルキル又
はビニルであり、R2 はC1 乃至C4のアルキレンであ
り、かつmは7乃至200である。) 便宜上、R1 はメチルであり、R2 はn-プロピレンであ
り、かつmは9乃至50である。別の実施態様において
は、前記液体ジアミンは約20乃至40個の炭素原子を
有し、シロキサン基は含まない。好ましくは、前記液体
ジアミンは2個の末端第一アミン基を有する36個の炭
素原子を含む脂肪族ジアミンである。更に別の実施態様
においては、前記液体ジアミンは、約10乃至約90モ
ル%のシロキサン含有ジアミンと、約10乃至約90モ
ル%の約20乃至40個の炭素原子を有するシロキサン
非含有ジアミンとの混合物である。本発明の別の面によ
れば、(A)固体ビスマレイミド、(B)シロキサンを
含むジアミン、20乃至40個の炭素原子を有するシロ
キサン非含有ジアミン、及びそれらの混合物から選択さ
れた沸点が100℃より高い液体ジアミン、を含み、前
記ビスマレイミドの前記ジアミンに対するモル比が約1
乃至約3で、前記ジアミンの前記ビスマレイミドに対す
る重量比が約1.5乃至約3である樹脂ペーストが提供
される。本発明の更に別の面によれば、(A)下式で表
される一般式を有する固体マレイミド、
はビニルであり、R2 はC1 乃至C4のアルキレンであ
り、かつmは7乃至200である。) 便宜上、R1 はメチルであり、R2 はn-プロピレンであ
り、かつmは9乃至50である。別の実施態様において
は、前記液体ジアミンは約20乃至40個の炭素原子を
有し、シロキサン基は含まない。好ましくは、前記液体
ジアミンは2個の末端第一アミン基を有する36個の炭
素原子を含む脂肪族ジアミンである。更に別の実施態様
においては、前記液体ジアミンは、約10乃至約90モ
ル%のシロキサン含有ジアミンと、約10乃至約90モ
ル%の約20乃至40個の炭素原子を有するシロキサン
非含有ジアミンとの混合物である。本発明の別の面によ
れば、(A)固体ビスマレイミド、(B)シロキサンを
含むジアミン、20乃至40個の炭素原子を有するシロ
キサン非含有ジアミン、及びそれらの混合物から選択さ
れた沸点が100℃より高い液体ジアミン、を含み、前
記ビスマレイミドの前記ジアミンに対するモル比が約1
乃至約3で、前記ジアミンの前記ビスマレイミドに対す
る重量比が約1.5乃至約3である樹脂ペーストが提供
される。本発明の更に別の面によれば、(A)下式で表
される一般式を有する固体マレイミド、
【0009】
【化9】
【0010】(式中、RはC2 乃至C30の脂肪族、又は
芳香族であり、nは少なくとも1である。)(B)下式
で表される一般式を有する液体のシロキサン含有ジアミ
ンを約10乃至約90モル%、
芳香族であり、nは少なくとも1である。)(B)下式
で表される一般式を有する液体のシロキサン含有ジアミ
ンを約10乃至約90モル%、
【0011】
【化10】
【0012】(式中、mは10乃至50である。)及び
20乃至40個の炭素原子を有するシロキサン非含有ジ
アミンを約10乃至約90モル%含む、沸点が100℃
より高い液体ジアミンを含み、前記マレイミドの前記ジ
アミンに対するモル比が約1乃至約2で、前記ジアミン
の前記マレイミドに対する重量比が約2乃至約3である
樹脂ペーストが提供される。好ましくは、樹脂ペースト
は、(C)約80重量%までの充填剤、(D)約6重量
%までの増粘剤、(E)約1重量%までの脱泡剤、
(F)約5重量%までのカップリング剤、及び(G)約
10重量%までの固体エポキシを含む。好ましいペース
トは、シリカ、銀、アルミナ、及び窒化アルミニウム、
及びそれらの混合物からなる群から選択された充填剤を
約70乃至約80重量%含む。好ましいペーストは、増
粘剤として約1乃至約5重量%のヒュームドシリカを含
む。好ましいペーストは、約0.1乃至約0.5重量%
の高分子量シロキサン脱泡剤を含む。好ましいペースト
は、カップリング剤として約0.1乃至約1重量%の3-
アミノプロピルトリエトキシシランを含む。好ましいペ
ーストは、約1乃至約5重量%の固体エポキシを含む。
20乃至40個の炭素原子を有するシロキサン非含有ジ
アミンを約10乃至約90モル%含む、沸点が100℃
より高い液体ジアミンを含み、前記マレイミドの前記ジ
アミンに対するモル比が約1乃至約2で、前記ジアミン
の前記マレイミドに対する重量比が約2乃至約3である
樹脂ペーストが提供される。好ましくは、樹脂ペースト
は、(C)約80重量%までの充填剤、(D)約6重量
%までの増粘剤、(E)約1重量%までの脱泡剤、
(F)約5重量%までのカップリング剤、及び(G)約
10重量%までの固体エポキシを含む。好ましいペース
トは、シリカ、銀、アルミナ、及び窒化アルミニウム、
及びそれらの混合物からなる群から選択された充填剤を
約70乃至約80重量%含む。好ましいペーストは、増
粘剤として約1乃至約5重量%のヒュームドシリカを含
む。好ましいペーストは、約0.1乃至約0.5重量%
の高分子量シロキサン脱泡剤を含む。好ましいペースト
は、カップリング剤として約0.1乃至約1重量%の3-
アミノプロピルトリエトキシシランを含む。好ましいペ
ーストは、約1乃至約5重量%の固体エポキシを含む。
【0013】本発明はまた、2つの表面を結合させる方
法であって、前記表面の一に前述の樹脂ペーストを塗布
し、前記表面の他方を前記樹脂ペーストに対して押圧
し、そして前記樹脂ペーストを加熱して硬化させること
を含む方法を提供する。本発明はまた、物体を結合させ
る方法であって、前記物体に前述の樹脂ペーストを塗布
し、そして前記樹脂ペーストを加熱して硬化させること
を含む方法も提供する。本出願人らは、特にマイクロエ
レクトロニクスの用途に使用するのに適する計量分配し
うる樹脂ペーストが、マレイミド及び液体ジアミンから
製造しうることを発見した。本発明の樹脂ペーストは、
少なくとも1日間シリンジから容易に計量分配されるほ
ど十分低い粘度で製造しうる。樹脂ペーストは、190
℃までの温度において迅速に、典型的には5分以内に硬
化し、アセンブリーライン作業に適する。驚くべきこと
に、本発明の範囲内の樹脂ペーストは室温において反応
しないので、ポットライフは長くなり、都合のよい貯蔵
状態となる。樹脂ペーストはまた、優れた接着剤であ
り、マイクロエレクトロニクス業界において使用される
種々の物質に申し分なく接着する。弾性率が低いため、
樹脂ペーストは加熱又は冷却時に可撓性であり、繰り返
えされる温度サイクルに耐えうる。樹脂ペーストは、加
熱時のふくれを防ぐために水の吸収性が低いように製造
しうる。エポキシ樹脂とは異なり、本発明の硬化樹脂ペ
ーストは加熱により再生しうる。
法であって、前記表面の一に前述の樹脂ペーストを塗布
し、前記表面の他方を前記樹脂ペーストに対して押圧
し、そして前記樹脂ペーストを加熱して硬化させること
を含む方法を提供する。本発明はまた、物体を結合させ
る方法であって、前記物体に前述の樹脂ペーストを塗布
し、そして前記樹脂ペーストを加熱して硬化させること
を含む方法も提供する。本出願人らは、特にマイクロエ
レクトロニクスの用途に使用するのに適する計量分配し
うる樹脂ペーストが、マレイミド及び液体ジアミンから
製造しうることを発見した。本発明の樹脂ペーストは、
少なくとも1日間シリンジから容易に計量分配されるほ
ど十分低い粘度で製造しうる。樹脂ペーストは、190
℃までの温度において迅速に、典型的には5分以内に硬
化し、アセンブリーライン作業に適する。驚くべきこと
に、本発明の範囲内の樹脂ペーストは室温において反応
しないので、ポットライフは長くなり、都合のよい貯蔵
状態となる。樹脂ペーストはまた、優れた接着剤であ
り、マイクロエレクトロニクス業界において使用される
種々の物質に申し分なく接着する。弾性率が低いため、
樹脂ペーストは加熱又は冷却時に可撓性であり、繰り返
えされる温度サイクルに耐えうる。樹脂ペーストは、加
熱時のふくれを防ぐために水の吸収性が低いように製造
しうる。エポキシ樹脂とは異なり、本発明の硬化樹脂ペ
ーストは加熱により再生しうる。
【0014】本発明を例により詳細に記載しよう。本発
明の樹脂ペーストは、液体ジアミン及び2個以上のマレ
イミド基を有するマレイミドから製造される。いかなる
マレイミドも使用しうるけれども、固体マレイミドが好
ましい。というのは、それらは反応性が低く、得られる
樹脂ペーストのポットライフが長くなるからである。ビ
スマレイミドは、下式で表される一般式に示されるよう
に正確に2個のマレイミド基を有する化合物である。
明の樹脂ペーストは、液体ジアミン及び2個以上のマレ
イミド基を有するマレイミドから製造される。いかなる
マレイミドも使用しうるけれども、固体マレイミドが好
ましい。というのは、それらは反応性が低く、得られる
樹脂ペーストのポットライフが長くなるからである。ビ
スマレイミドは、下式で表される一般式に示されるよう
に正確に2個のマレイミド基を有する化合物である。
【0015】
【化11】
【0016】この一般式においては、Rは芳香族のよう
なアリール、又はC2 乃至C30の脂肪族である。好まし
くは、Rは、これらの化合物が市販されていて容易に入
手しうるので、芳香族である。ビスマレイミドの例に
は、前述の一般式中のRが下式の群から選択される化合
物が含まれる。
なアリール、又はC2 乃至C30の脂肪族である。好まし
くは、Rは、これらの化合物が市販されていて容易に入
手しうるので、芳香族である。ビスマレイミドの例に
は、前述の一般式中のRが下式の群から選択される化合
物が含まれる。
【0017】
【化12】
【0018】MDA-BMI(メチレンジアミンビスマレイミ
ド)は"Matrimid 5292A"としてCiba-Geigyから、MPD-BM
I(m-フェニレンジアミンビスマレイミド)、PPD-BMI(p-
フェニレンジアミンビスマレイミド)、及びTDA-BMI(ト
ルエンジアミンビスマレイミド)はMTC America Chemic
als から、及びBMI-70(3,3′- ジエチル-5,5′- ジメチ
ルメチレンジアミンビスマレイミド)及びBMI-80(2,2′
- ビス(4[4- アミノフェノキシル] フェニル) プロパン
ビスマレイミド)はIhara Chemical Industry Company
から入手しうる。MPD-BMI はまたGP Chemicalsから入手
しうる。良好なポットライフ、迅速な硬化、及び高い接
着力を有する樹脂ペーストが製造されるので、好ましい
ビスマレイミドはMPD-BMI である。2個より多いマレイ
ミド基を有するマレイミドの例は、下式で表される一般
式を有するポリマーである。
ド)は"Matrimid 5292A"としてCiba-Geigyから、MPD-BM
I(m-フェニレンジアミンビスマレイミド)、PPD-BMI(p-
フェニレンジアミンビスマレイミド)、及びTDA-BMI(ト
ルエンジアミンビスマレイミド)はMTC America Chemic
als から、及びBMI-70(3,3′- ジエチル-5,5′- ジメチ
ルメチレンジアミンビスマレイミド)及びBMI-80(2,2′
- ビス(4[4- アミノフェノキシル] フェニル) プロパン
ビスマレイミド)はIhara Chemical Industry Company
から入手しうる。MPD-BMI はまたGP Chemicalsから入手
しうる。良好なポットライフ、迅速な硬化、及び高い接
着力を有する樹脂ペーストが製造されるので、好ましい
ビスマレイミドはMPD-BMI である。2個より多いマレイ
ミド基を有するマレイミドの例は、下式で表される一般
式を有するポリマーである。
【0019】
【化13】
【0020】式中、nは少なくとも1である。このポリ
マーは、アニリンとホルムアルデヒドとを反応させるこ
とにより製造され、MTC America からオリゴマー混合物
(すなわち、n=0、1、2、...)として入手しう
る。本発明の典型的な樹脂ペーストを製造するのに使用
されるジアミンは室温において液体である。というの
は、計量分配しうる樹脂ペーストは固体ジアミンからは
容易には製造できないからである。液体ジアミンはま
た、硬化前に蒸発しないように沸点が100℃より低
い。液体ジアミンは、シロキサンを含む液体ジアミンか
シロキサンを含まない液体ジアミンか、又は2つの混合
物のいずれかである。シロキサン基を含まないジアミン
は安価であるが、シロキサンジアミンは硬化樹脂の水の
吸収を減少させ、低温可撓性を増大させる。多くの用途
においては、約10乃至90モル%のシロキサンを含む
液体ジアミンと約10乃至90モル%のシロキサンを含
まないジアミンとの混合物が好ましい。シロキサン含有
ジアミンは下式で表される一般式を有しうる。
マーは、アニリンとホルムアルデヒドとを反応させるこ
とにより製造され、MTC America からオリゴマー混合物
(すなわち、n=0、1、2、...)として入手しう
る。本発明の典型的な樹脂ペーストを製造するのに使用
されるジアミンは室温において液体である。というの
は、計量分配しうる樹脂ペーストは固体ジアミンからは
容易には製造できないからである。液体ジアミンはま
た、硬化前に蒸発しないように沸点が100℃より低
い。液体ジアミンは、シロキサンを含む液体ジアミンか
シロキサンを含まない液体ジアミンか、又は2つの混合
物のいずれかである。シロキサン基を含まないジアミン
は安価であるが、シロキサンジアミンは硬化樹脂の水の
吸収を減少させ、低温可撓性を増大させる。多くの用途
においては、約10乃至90モル%のシロキサンを含む
液体ジアミンと約10乃至90モル%のシロキサンを含
まないジアミンとの混合物が好ましい。シロキサン含有
ジアミンは下式で表される一般式を有しうる。
【0021】
【化14】
【0022】式中、R1 はC1 乃至C4 のアルキル又は
ビニルであり、R2 はC1 乃至C4 のアルキレンであ
り、かつmは7乃至200である。mは好ましくは9乃
至50である。というのは、これらの液体ジアミンは長
いポットライフを有する樹脂ペーストを製造するからで
ある。R1 は好ましくはメチルであり、R2 は好ましく
はn-プロピレンである。というのは、これらの液体ジア
ミンは有効に作用して容易に入手しうるからである。R
1 =CH3 及びR2 =C3 H6 であるジアミンは、本明
細書においては“Gm ”と呼ぶ。例えば、G9 はm=9
であるジアミンを意味する。シロキサン非含有液体ジア
ミンは、液体ジアミンとマレイミドとの反応性を低下さ
せるために非極性であるか、または少なくともマレイミ
ドより非極性であるべきである。したがって、約20乃
至約40個の炭素原子を含む“油状”ジアミンが好まし
い。適するシロキサン非含有液体ジアミンの例は、"Ver
samine 552"としてHenkel Corporationより市販されて
いる2個の末端第一アミンを有する36個の炭素原子の
脂肪族ジアミンである。液体ジアミンは下式で表される
反応にしたがってマレイミドと反応する。
ビニルであり、R2 はC1 乃至C4 のアルキレンであ
り、かつmは7乃至200である。mは好ましくは9乃
至50である。というのは、これらの液体ジアミンは長
いポットライフを有する樹脂ペーストを製造するからで
ある。R1 は好ましくはメチルであり、R2 は好ましく
はn-プロピレンである。というのは、これらの液体ジア
ミンは有効に作用して容易に入手しうるからである。R
1 =CH3 及びR2 =C3 H6 であるジアミンは、本明
細書においては“Gm ”と呼ぶ。例えば、G9 はm=9
であるジアミンを意味する。シロキサン非含有液体ジア
ミンは、液体ジアミンとマレイミドとの反応性を低下さ
せるために非極性であるか、または少なくともマレイミ
ドより非極性であるべきである。したがって、約20乃
至約40個の炭素原子を含む“油状”ジアミンが好まし
い。適するシロキサン非含有液体ジアミンの例は、"Ver
samine 552"としてHenkel Corporationより市販されて
いる2個の末端第一アミンを有する36個の炭素原子の
脂肪族ジアミンである。液体ジアミンは下式で表される
反応にしたがってマレイミドと反応する。
【0023】
【化15】
【0024】更に、生成物上に形成された第二アミン基
が追加のマレイミド基と反応しうる。更に高温では、マ
レイミド基はまたそれ自体と反応しうる。一般的には、
液体ジアミン上の各アミノ基はマレイミド上の2個の不
飽和基と反応しうる。マレイミドのジアミンに対するモ
ル比は約1乃至約3であるべきであり、それより低いモ
ル比では樹脂ペーストの分子量が低くて硬化樹脂の物性
が低くなりすぎる可能性がある。それより高いモル比で
は、シリンジから樹脂ペーストを分配するのに粘度が高
くなりすぎる可能性がある。マレイミドのジアミンに対
する好ましいモル比は約1乃至約2である。モル比の必
要条件の他に、樹脂ペーストが計量分配するのに十分低
い粘度を有するためには、液体ジアミンのマレイミドに
対する重量比が約1.5乃至約3であるべきである。好
ましくは、液体ジアミンのマレイミドに対する重量比は
2以上である。樹脂ペーストは、充填剤、増粘剤、脱泡
剤、カップリング剤、及びエポキシおよびシアナート樹
脂のような種々の任意成分を含みうる。充填剤は樹脂ペ
ーストの80重量%まで可能であり、ダイ結合のような
ある種の用途では好ましくは約70乃至約80重量%の
充填剤を含む。種々の目的に応じて幅広い種類の異なる
タイプの充填剤を使用しうる。例えば、硬化樹脂ペース
トの剛性を増大させるためにはシリカを使用しうるし、
熱的及び/又は電気的伝導性を増大させるためには銀粉
末を使用しうるし、熱的伝導性を増大させるためにはア
ルミナ又は窒化アルミニウムを使用しうる。
が追加のマレイミド基と反応しうる。更に高温では、マ
レイミド基はまたそれ自体と反応しうる。一般的には、
液体ジアミン上の各アミノ基はマレイミド上の2個の不
飽和基と反応しうる。マレイミドのジアミンに対するモ
ル比は約1乃至約3であるべきであり、それより低いモ
ル比では樹脂ペーストの分子量が低くて硬化樹脂の物性
が低くなりすぎる可能性がある。それより高いモル比で
は、シリンジから樹脂ペーストを分配するのに粘度が高
くなりすぎる可能性がある。マレイミドのジアミンに対
する好ましいモル比は約1乃至約2である。モル比の必
要条件の他に、樹脂ペーストが計量分配するのに十分低
い粘度を有するためには、液体ジアミンのマレイミドに
対する重量比が約1.5乃至約3であるべきである。好
ましくは、液体ジアミンのマレイミドに対する重量比は
2以上である。樹脂ペーストは、充填剤、増粘剤、脱泡
剤、カップリング剤、及びエポキシおよびシアナート樹
脂のような種々の任意成分を含みうる。充填剤は樹脂ペ
ーストの80重量%まで可能であり、ダイ結合のような
ある種の用途では好ましくは約70乃至約80重量%の
充填剤を含む。種々の目的に応じて幅広い種類の異なる
タイプの充填剤を使用しうる。例えば、硬化樹脂ペース
トの剛性を増大させるためにはシリカを使用しうるし、
熱的及び/又は電気的伝導性を増大させるためには銀粉
末を使用しうるし、熱的伝導性を増大させるためにはア
ルミナ又は窒化アルミニウムを使用しうる。
【0025】ヒュームドシリカのような増粘剤は樹脂ペ
ーストの約6重量%まで存在しうる。使用しうるその他
の増粘剤には、種々の粘土及び有機高分子増粘剤が含ま
れる。樹脂ペーストをシーラントとして使用する場合に
は、約1乃至約5重量%の増粘剤が含まれるのが好まし
い。硬化樹脂ペースト中の気泡を減少させる脱泡剤は樹
脂ペーストの約1重量%まで存在しうる。約0.1乃至
約0.5重量%の脱泡剤が含まれるのが好ましい。脱泡
剤の例には、シリコーンポリマー及びポリプロピレング
リコールを基剤とする脱泡剤が含まれる。種々の支持体
及びその中に存在しうるいずれかの充填剤に対する硬化
樹脂ペーストの接着力を改良したり、良好な長期間にわ
たる接着を提供するために、カップリング剤は樹脂ペー
ストの約5重量%まで存在しうる。樹脂ペースト中には
約0.1乃至約1重量%のカップリング剤が含まれるの
が好ましい。適するカップリング剤の例には、3-アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3-アミノプロピルメチル
ジエトキシシラン、N-フェニル-3- アミノプロピルトリ
エトキシシラン、N-( トリエトキシシリル- プロピル-
尿素、β-(3,4-エポキシシクロヘキシル)-エチルトリメ
チルシロキサンのようなエポキシシラン、及び3-( メタ
クリロキシ)プロピルトリメトキシシランのようなメタ
クリレートシランが含まれる。好ましいカップリング剤
は、十分に作用することが見いだされているので3-アミ
ノプロピルトリエトキシシランである。
ーストの約6重量%まで存在しうる。使用しうるその他
の増粘剤には、種々の粘土及び有機高分子増粘剤が含ま
れる。樹脂ペーストをシーラントとして使用する場合に
は、約1乃至約5重量%の増粘剤が含まれるのが好まし
い。硬化樹脂ペースト中の気泡を減少させる脱泡剤は樹
脂ペーストの約1重量%まで存在しうる。約0.1乃至
約0.5重量%の脱泡剤が含まれるのが好ましい。脱泡
剤の例には、シリコーンポリマー及びポリプロピレング
リコールを基剤とする脱泡剤が含まれる。種々の支持体
及びその中に存在しうるいずれかの充填剤に対する硬化
樹脂ペーストの接着力を改良したり、良好な長期間にわ
たる接着を提供するために、カップリング剤は樹脂ペー
ストの約5重量%まで存在しうる。樹脂ペースト中には
約0.1乃至約1重量%のカップリング剤が含まれるの
が好ましい。適するカップリング剤の例には、3-アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3-アミノプロピルメチル
ジエトキシシラン、N-フェニル-3- アミノプロピルトリ
エトキシシラン、N-( トリエトキシシリル- プロピル-
尿素、β-(3,4-エポキシシクロヘキシル)-エチルトリメ
チルシロキサンのようなエポキシシラン、及び3-( メタ
クリロキシ)プロピルトリメトキシシランのようなメタ
クリレートシランが含まれる。好ましいカップリング剤
は、十分に作用することが見いだされているので3-アミ
ノプロピルトリエトキシシランである。
【0026】樹脂ペーストの接着性を改良するために固
体エポキシは樹脂ペーストの約10重量%まで存在しう
る。樹脂ペースト中には約1乃至約5重量%の固体エポ
キシが含まれるのが好ましい。固体エポキシの例には、
トリグリシジルイソシアヌレート、エポキシクレゾール
ノボラック、及びN,N,N ′,N′- テトラグリシジル-4,
4′- メチレンビスベンゼンアミンが含まれる。本発明
の樹脂ペーストは、表面を結合して一緒にしたり、パー
ツをシールしたり、パーツを封入したり、あるいはその
他の用途に使用しうる。樹脂ペーストは、スクリーンプ
リントのようなその他の方法でも塗布しうるけれども、
典型的にはシリンジにより表面に塗布する。接着剤とし
て使用する場合には、別の表面を適用された樹脂ペース
ト上に置く。次いで樹脂ペーストを硬化させる。特定の
樹脂ペースト配合物に依存して、約150乃至約190
℃の硬化温度で約10分以下が通常適切である。
体エポキシは樹脂ペーストの約10重量%まで存在しう
る。樹脂ペースト中には約1乃至約5重量%の固体エポ
キシが含まれるのが好ましい。固体エポキシの例には、
トリグリシジルイソシアヌレート、エポキシクレゾール
ノボラック、及びN,N,N ′,N′- テトラグリシジル-4,
4′- メチレンビスベンゼンアミンが含まれる。本発明
の樹脂ペーストは、表面を結合して一緒にしたり、パー
ツをシールしたり、パーツを封入したり、あるいはその
他の用途に使用しうる。樹脂ペーストは、スクリーンプ
リントのようなその他の方法でも塗布しうるけれども、
典型的にはシリンジにより表面に塗布する。接着剤とし
て使用する場合には、別の表面を適用された樹脂ペース
ト上に置く。次いで樹脂ペーストを硬化させる。特定の
樹脂ペースト配合物に依存して、約150乃至約190
℃の硬化温度で約10分以下が通常適切である。
【0027】
【実施例】以下の実施例で本発明を更に説明する。これ
らの実験の結果の評価においては、マイクロエレクトロ
ニクスの用途に使用するのに適するシリンジから計量分
配しうる樹脂ペーストは12時間以上のポットライフを
有するべきであると考えられる。このことは、その粘度
が12時間以内に50%以上増大すべきではないという
ことを意味すると解釈しうる。200℃より低い温度で
5分以内に迅速に硬化し、かつシリンジから計量分配さ
れうるために20,000センチポアズ以下の粘度であ
るべきである。マイクロエレクトロニクス業界で使用さ
れるアロイ42、銅、セラミックス、シリコンチップ、及
びその他の物質に対する接着性が良好であるべきであ
り、このことはダイシア(die sheer)強度が4cm2 のダ
イに関して10kgより大きいことを意味する。加熱又は
冷却時に可撓性であり応力が加わらないように弾性率は
低くあるべきである。実施例1乃至16 種々のジアミン及びビスマレイミドの混合物の2つの試
料を調製し、バイアル中に入れた。一方のバイアルは室
温においてポットライフを決定するために観察し、もう
一方のバイアルはゲル化時間を決定するために加熱し
た。結果を以下の表(量はg単位で表す。)に示す。
らの実験の結果の評価においては、マイクロエレクトロ
ニクスの用途に使用するのに適するシリンジから計量分
配しうる樹脂ペーストは12時間以上のポットライフを
有するべきであると考えられる。このことは、その粘度
が12時間以内に50%以上増大すべきではないという
ことを意味すると解釈しうる。200℃より低い温度で
5分以内に迅速に硬化し、かつシリンジから計量分配さ
れうるために20,000センチポアズ以下の粘度であ
るべきである。マイクロエレクトロニクス業界で使用さ
れるアロイ42、銅、セラミックス、シリコンチップ、及
びその他の物質に対する接着性が良好であるべきであ
り、このことはダイシア(die sheer)強度が4cm2 のダ
イに関して10kgより大きいことを意味する。加熱又は
冷却時に可撓性であり応力が加わらないように弾性率は
低くあるべきである。実施例1乃至16 種々のジアミン及びビスマレイミドの混合物の2つの試
料を調製し、バイアル中に入れた。一方のバイアルは室
温においてポットライフを決定するために観察し、もう
一方のバイアルはゲル化時間を決定するために加熱し
た。結果を以下の表(量はg単位で表す。)に示す。
【0028】
【表1】 Mw mp(℃) 1 2 3 4 5 ビスマレイミド MDA-BMI 330 160 0.370 MPD-BMI 268 206 0.300 0.451 BMI-80 570 159 0.640 BMI-70 414 170 0.464 ジアミン G9 841 0.952 0.945 0.953 0.947 0.942 モル比(BMI/ ジアミン) 1/1 1/1 1.5/1 1/1 1/1 室温におけるポット <1 >2 >2 約2 <1 ライフ(日、等) 約3h 約3h ゲル化時間(秒) 20 23 21 ゲル化温度(℃) 190℃ 214℃ 200℃
【0029】
【表2】 Mw mp(℃) 6 7 8 9 10 11 ビスマレイミド MDA-BMI 330 160 0.370 0.370 0.370 MPD-BMI 268 206 0.300 0.450 0.300 ジアミン G12 1127 1.262 G25 1917 2.149 G50 3750 4.20 G5 546 0.610 0.617 G1 248 0.268 モル比(BMI/ ジアミン) 1/1 1/1 1/1 1/1 1.5/1 1/1 室温におけるポット <1 1+ >2 <1 <1 <<1 ライフ(日) 混合後硬 化開始 ゲル化時間(秒) 35 60 90 15 15 - ゲル化温度(℃) 195℃ 195℃ 190℃ 194℃ 194℃ -
【0030】
【表3】 Mw mp(℃) 12 13 14 15 16 ビスマレイミド MPD-BMI 268 206 0.456 0.301 0.901 0.602 1.201 ジアミン Versamine 552 555 0.76 0.641 1.26 Dytek-A (1) 116 0.545 m-キシレン 136 0.303 ジアミン (2) モル比(BMI/ ジアミン) 1.24/1 1/1 1.5/1 1/1 1/1 室温におけるポット >2 約2 >2 <<1 <<1 ライフ(日) すぐ反応 すぐ反応 ゲル化時間(秒) 15 ゲル化温度(℃) 194℃ (1) Dupont から市販されている6個の炭素原子の分枝鎖状脂肪族ジアミン。 (2) Aldrichから購入。
【0031】前記の表は、MPD-BMI 及びBMI-80から製造
した樹脂ペーストのほうが、MDA-BMI 及びBMI-70から製
造した樹脂ペーストよりずっとポットライフが良好であ
ることを示す。MPD-BMI-G9系はまた、ゲル化時間が短い
ことにより示されるように迅速に硬化した。実施例1、
6、7、及び8は、高分子量のシロキサンを含むジアミ
ンを使用することによりポットライフが延びうることを
示す。硬化速度(ゲル化時間)はわずかに遅くなるが、
なおまだ速い。G100(分子量=7590)についても試
験したところ、良好なポットライフは得られたが、ゲル
化時間は約6分に増加した。MPD-BMI はG9を用いた場合
には良好なポットライフが得られたが、MPD-BMI をG
5(実施例9及び10)及びG1(実施例11)とともに
用いた場合にはポットライフは1日未満となった。実施
例9においては、混合後混合物をわずかに暖めると、1
時間以内に非常に粘性になり、室温で約4時間後硬化し
た。実施例10及び11の混合物は室温で約4時間後に
非常に粘性となった。Dytek-A及びキシレンジアミンは
ビスマレイミドに添加するや否や反応した。
した樹脂ペーストのほうが、MDA-BMI 及びBMI-70から製
造した樹脂ペーストよりずっとポットライフが良好であ
ることを示す。MPD-BMI-G9系はまた、ゲル化時間が短い
ことにより示されるように迅速に硬化した。実施例1、
6、7、及び8は、高分子量のシロキサンを含むジアミ
ンを使用することによりポットライフが延びうることを
示す。硬化速度(ゲル化時間)はわずかに遅くなるが、
なおまだ速い。G100(分子量=7590)についても試
験したところ、良好なポットライフは得られたが、ゲル
化時間は約6分に増加した。MPD-BMI はG9を用いた場合
には良好なポットライフが得られたが、MPD-BMI をG
5(実施例9及び10)及びG1(実施例11)とともに
用いた場合にはポットライフは1日未満となった。実施
例9においては、混合後混合物をわずかに暖めると、1
時間以内に非常に粘性になり、室温で約4時間後硬化し
た。実施例10及び11の混合物は室温で約4時間後に
非常に粘性となった。Dytek-A及びキシレンジアミンは
ビスマレイミドに添加するや否や反応した。
【0032】実施例17乃至21 銀を充填した樹脂ペーストは、液体ジアミンを小さなプ
ラスチック製の広口壜に入れることにより調製した。ビ
スマレイミドを添加したのち、Dow Corning から"DC-14
00" として市販されているシリコーン脱泡剤を1重量%
(ペーストの重量に対して)添加し、混合物を攪拌し
た。最後に、75重量%(ペーストの総重量に対して)
の銀フレークを添加した。混合物をスパチュラで攪拌
し、約20回/分の速度で通常約2回、1 Ross,3-roll
millで混練した。ペーストの粘度は、円錐及び板状ブル
ックフィールド粘度計を用い25℃で測定した。ダイシ
ア試験は、HMP Soldermatics Model 1750 ダイシア試験
試験機で実施した。少量のペーストを平坦な一片(約
2.54cm×5.08cm(約1インチ×2インチ))の
アロイ42の上に載せ、ペーストの上面に小さな一片のポ
リイミドを塗布したシリコンウエファー(約1.6cm
2(0.25平方インチ))を置くことにより試料を調製
し、次いでポットフレート上で硬化させた。以下の表は
結果を示す。
ラスチック製の広口壜に入れることにより調製した。ビ
スマレイミドを添加したのち、Dow Corning から"DC-14
00" として市販されているシリコーン脱泡剤を1重量%
(ペーストの重量に対して)添加し、混合物を攪拌し
た。最後に、75重量%(ペーストの総重量に対して)
の銀フレークを添加した。混合物をスパチュラで攪拌
し、約20回/分の速度で通常約2回、1 Ross,3-roll
millで混練した。ペーストの粘度は、円錐及び板状ブル
ックフィールド粘度計を用い25℃で測定した。ダイシ
ア試験は、HMP Soldermatics Model 1750 ダイシア試験
試験機で実施した。少量のペーストを平坦な一片(約
2.54cm×5.08cm(約1インチ×2インチ))の
アロイ42の上に載せ、ペーストの上面に小さな一片のポ
リイミドを塗布したシリコンウエファー(約1.6cm
2(0.25平方インチ))を置くことにより試料を調製
し、次いでポットフレート上で硬化させた。以下の表は
結果を示す。
【0033】
【表4】実施例 17 18 19 ビスマレイミド MPD BAPP(BMI-80) MPD G m G9 G9 G5 モル比(BMI/Gm ) 1.5/1 1.25/1 1.5/1 粘度(cps)5rpm 混練後 12,660 188,330/1rpm 測定不能(堅すぎる) 室温で10〜12時間後 12,420 ダイシア強度(kg) 8.0 17.7 13.3 190℃で60秒硬化 (室温で測定) 90℃で1 分,190℃で12分以上硬化 a)室温で測定 19.6 21.0 23.5 b) 190℃で測定 3.0 4.3 4.5
【0034】
【表5】実施例 20 21 ビスマレイミド MPD MPD G m G5 Versamine 552 モル比(BMI/Gm ) 1.0/1 1.0/1 粘度(cps)5rpm 混練後 150,600/1rpm 21,600 255,900/0.5rpm 室温で10〜12時間後 測定不能 68.100/2.5rpm 183,200/0.5rpm ダイシア強度(kg) 18.3 2.0 190℃で60秒硬化 (室温で測定) 90℃で1 分,190℃で12分以上硬化 a)室温で測定 25.0 23.8 b) 190℃で測定 11.0 7.0
【0035】前記の表は、有用な範囲の粘度、迅速な硬
化速度、良好な保存寿命、及び良好な接着性を有するビ
スマレイミド−ジアミン銀ペーストが調製されうること
を示す。
化速度、良好な保存寿命、及び良好な接着性を有するビ
スマレイミド−ジアミン銀ペーストが調製されうること
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83/04 C08L 83/04 83/08 83/08 87/00 87/00 // C09D 179/00 C09D 179/00 C09J 179/00 C09J 179/00
Claims (20)
- 【請求項1】 (A)2個以上のマレイミド基を有する
マレイミド、及び(B)沸点が100℃より高い液体ジ
アミン、を含み、前記マレイミドの前記ジアミンに対す
るモル比が約1乃至約3で、前記ジアミンの前記マレイ
ミドに対する重量比が約1.5乃至約3であることを特
徴とする樹脂ペースト。 - 【請求項2】 前記マレイミドが固体である請求項1記
載の樹脂ペースト。 - 【請求項3】 前記マレイミドが下式で表される一般式
を有する請求項1又は2記載の樹脂ペースト。 【化1】 (式中、RはC2 乃至C30の脂肪族、又は芳香族であ
る。) - 【請求項4】 前記マレイミドが下式で表される一般式
を有する請求項1記載の樹脂ペースト。 【化2】 (式中、nは少なくとも1である。) - 【請求項5】 前記液体ジアミンがシロキサン基を含む
請求項1乃至4のいずれかに記載の樹脂ペースト。 - 【請求項6】 前記液体ジアミンが下式で表される一般
式を有する請求項5記載の樹脂ペースト。 【化3】 (式中、R1 はC1 乃至C4 のアルキル又はビニルであ
り、R2 はC1 乃至C4のアルキレンであり、かつmは
7乃至200である。) - 【請求項7】 前記R1 がメチルであり、前記R2 がn-
プロピレンであり、かつ前記mが9乃至50である請求
項6記載の液体ペースト。 - 【請求項8】 前記液体ジアミンが約20乃至約40個
の炭素原子を有し、シロキサン基を含まない請求項1乃
至4のいずれかに記載の樹脂ペースト。 - 【請求項9】 前記液体ジアミンが2個の末端第一アミ
ン基を有する36個の炭素原子の脂肪族ジアミンである
請求項8記載の樹脂ペースト。 - 【請求項10】 前記液体ジアミンが、約10乃至約9
0モル%のシロキサン含有ジアミンと、約10乃至約9
0モル%の20乃至40個の炭素原子を有するシロキサ
ン非含有ジアミンとの混合物である請求項1乃至4のい
ずれかに記載の樹脂ペースト。 - 【請求項11】 (A)固体ビスマレイミド、及び
(B)シロキサン含有ジアミン、20乃至40個の炭素
原子を有するシロキサン非含有ジアミン、及びそれらの
混合物から選択された群からなる沸点が100℃より高
い液体ジアミン、を含み、前記ビスマレイミドの前記ジ
アミンに対するモル比が約1乃至約3で、前記ジアミン
の前記ビスマレイミドに対する重量比が約1.5乃至約
3であることを特徴とする樹脂ペースト。 - 【請求項12】 (A)下式で表される一般式を有する
固体マレイミド、 【化4】 (式中、RはC2 乃至C30の脂肪族、又は芳香族であ
り、nは少なくとも1である。) (B)下式で表される一般式を有する液体のシロキサン
含有ジアミンを約10乃至約90モル%、 【化5】 (式中、mは10乃至50である。)及び20乃至40
個の炭素原子を有するシロキサン非含有ジアミンを約1
0乃至約90モル%含む、沸点が100℃より高い液体
ジアミンを含み、前記マレイミドの前記ジアミンに対す
るモル比が約1乃至約2で、前記ジアミンの前記マレイ
ミドに対する重量比が約2乃至約3であることを特徴と
する樹脂ペースト。 - 【請求項13】 (C)約80重量%までの充填剤、 (D)約6重量%までの増粘剤、 (E)約1重量%までの脱泡剤、 (F)約5重量%までのカップリング剤、及び (G)約10重量%までの固体エポキシ、を一以上含む
請求項1乃至12のいずれかに記載の樹脂ペースト。 - 【請求項14】 シリカ、銀、アルミナ、及び窒化アル
ミニウム、及びそれらの混合物からなる群から選択され
た充填剤を約70乃至約80重量%含む請求項1乃至1
3のいずれかに記載の樹脂ペースト。 - 【請求項15】 増粘剤として約1乃至約5重量%のヒ
ュームドシリカを含む請求項1乃至14のいずれかに記
載の樹脂ペースト。 - 【請求項16】 約0.1乃至約0.5重量%の高分子
量シロキサン脱泡剤を含む請求項1乃至15のいずれか
に記載の樹脂ペースト。 - 【請求項17】 カップリング剤として約0.1乃至約
1重量%の3-アミノプロピルトリエトキシシランを含む
請求項1乃至16のいずれかに記載の樹脂ペースト。 - 【請求項18】 約1乃至約5重量%の固体エポキシを
含む請求項1乃至17のいずれかに記載の樹脂ペース
ト。 - 【請求項19】 2つの表面を結合させる方法であっ
て、前記表面の一つに請求項1乃至18のいずれかに記
載の樹脂ペーストを適用し、前記表面の他方を前記樹脂
ペーストに対して押圧し、そして前記樹脂ペーストを加
熱して硬化させることを特徴とする方法。 - 【請求項20】 物体をシールする方法であって、前記
物体に請求項1乃至19のいずれかに記載の樹脂ペース
トを適用し、そして前記樹脂ペーストを加熱して硬化さ
せることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/948725 | 1997-10-10 | ||
US08/948,725 US5856425A (en) | 1997-10-10 | 1997-10-10 | Dispensable resin paste |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193328A true JPH11193328A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=25488194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10287758A Pending JPH11193328A (ja) | 1997-10-10 | 1998-10-09 | 分配可能な樹脂ペースト |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5856425A (ja) |
EP (1) | EP0908497A3 (ja) |
JP (1) | JPH11193328A (ja) |
KR (1) | KR19990036999A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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