JPH11191991A - 直流モータ駆動における相切り換え同期回路 - Google Patents
直流モータ駆動における相切り換え同期回路Info
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- JPH11191991A JPH11191991A JP10285801A JP28580198A JPH11191991A JP H11191991 A JPH11191991 A JP H11191991A JP 10285801 A JP10285801 A JP 10285801A JP 28580198 A JP28580198 A JP 28580198A JP H11191991 A JPH11191991 A JP H11191991A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- XUKUURHRXDUEBC-KAYWLYCHSA-N Atorvastatin Chemical compound C=1C=CC=CC=1C1=C(C=2C=CC(F)=CC=2)N(CC[C@@H](O)C[C@@H](O)CC(O)=O)C(C(C)C)=C1C(=O)NC1=CC=CC=C1 XUKUURHRXDUEBC-KAYWLYCHSA-N 0.000 claims 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- SOPYTFSYTUAGFR-OEAKJJBVSA-N chembl2431390 Chemical compound C1=CC=C2C(/C=N/NC(=O)CCN3C4=CC=CC=C4N=C3C)=C(O)C=CC2=C1 SOPYTFSYTUAGFR-OEAKJJBVSA-N 0.000 description 1
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- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/15—Controlling commutation time
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/08—Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/20—Arrangements for starting
- H02P6/21—Open loop start
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に閉ループモードから開ループモードへ
の切り換え、またはその逆の切り換えを高信頼性で行う
同期回路を提供する。 【解決手段】 プロファイルのサンプルを走査する周波
数の所定値をプログラムするプログラミングレジスタR
EG FTと、プログラミングレジスタの出力を第1レ
ジスタREG Aへ入力するためのデマルチプレクサD
EMUXおよびマルチプレクサMUXと、第3カウンタ
CONTNのカウンタ値がサンプル数より1小さい値で
開ループ動作中にプログラミングレジスタのデータを第
1レジスタにロードする強制同期パルスを生成し、ま
た、第1カウンタCONT UP、マルチプレクサおよ
びデマルチプレクサをリセットするリセット信号を生成
する回路MSF FALSEと、を備える。
の切り換え、またはその逆の切り換えを高信頼性で行う
同期回路を提供する。 【解決手段】 プロファイルのサンプルを走査する周波
数の所定値をプログラムするプログラミングレジスタR
EG FTと、プログラミングレジスタの出力を第1レ
ジスタREG Aへ入力するためのデマルチプレクサD
EMUXおよびマルチプレクサMUXと、第3カウンタ
CONTNのカウンタ値がサンプル数より1小さい値で
開ループ動作中にプログラミングレジスタのデータを第
1レジスタにロードする強制同期パルスを生成し、ま
た、第1カウンタCONT UP、マルチプレクサおよ
びデマルチプレクサをリセットするリセット信号を生成
する回路MSF FALSEと、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気切換式モータ
の駆動技術に関する。特に本発明は、不揮発性のROM
(Read Only Memory)に記憶される信号を使用して、開
ループまたは閉ループを切り換える同期回路に関するも
のである。
の駆動技術に関する。特に本発明は、不揮発性のROM
(Read Only Memory)に記憶される信号を使用して、開
ループまたは閉ループを切り換える同期回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、予め決められたプロファイルによ
ってモータを電気的に切り換えるモータの駆動技術が開
発されている。このプロファイルは、普通は正弦波状
で、N個のサンプルの形式でデジタル化されてROMに
記憶されている。
ってモータを電気的に切り換えるモータの駆動技術が開
発されている。このプロファイルは、普通は正弦波状
で、N個のサンプルの形式でデジタル化されてROMに
記憶されている。
【0003】予め定義されたプロファイルとコヒーレン
トな駆動電流または電圧が、回転子の位相と同期してモ
ータの各相巻線に印加される。モータの位相は、専用の
センサで検出するか、または、一般的に行われているよ
うに、モータの相巻線による誘導起電力がゼロ点を横切
る(ゼロクロス)瞬間を検出することで検出する。
トな駆動電流または電圧が、回転子の位相と同期してモ
ータの各相巻線に印加される。モータの位相は、専用の
センサで検出するか、または、一般的に行われているよ
うに、モータの相巻線による誘導起電力がゼロ点を横切
る(ゼロクロス)瞬間を検出することで検出する。
【0004】同期動作は、誘導起電力信号の周期測定
と、N個のデジタルサンプルによって表されるプロファ
イルのデジタルサンプルのポインタを駆動するために、
周波数逓倍器(たとえばクロック信号分周器)を使用す
ることと、によって行われる。これにより、相切り換え
を、隣接する二つのゼロクロス点間の周期の瞬時値と同
期させる。
と、N個のデジタルサンプルによって表されるプロファ
イルのデジタルサンプルのポインタを駆動するために、
周波数逓倍器(たとえばクロック信号分周器)を使用す
ることと、によって行われる。これにより、相切り換え
を、隣接する二つのゼロクロス点間の周期の瞬時値と同
期させる。
【0005】この種の純デジタル式駆動システムは、先
行技術である欧州特許出願第96830295.0号に
記載されている。また、センサ無しモータの駆動を同期
させるために誘導起電力信号を再構築する専用のシステ
ムが、欧州特許出願第96830440.2号および第
97830353.5号に記載されている。
行技術である欧州特許出願第96830295.0号に
記載されている。また、センサ無しモータの駆動を同期
させるために誘導起電力信号を再構築する専用のシステ
ムが、欧州特許出願第96830440.2号および第
97830353.5号に記載されている。
【0006】これらの純デジタル駆動システムは、同期
制御の閉ループモード、または開ループモードを選択的
に行うように指令を受ける。その間、相切り換えが所定
の回転速度のN倍に対応するように駆動を行うために、
専用レジスタに特定の周波数データを書き込むことによ
って切り換え周波数が強制的に設定される。
制御の閉ループモード、または開ループモードを選択的
に行うように指令を受ける。その間、相切り換えが所定
の回転速度のN倍に対応するように駆動を行うために、
専用レジスタに特定の周波数データを書き込むことによ
って切り換え周波数が強制的に設定される。
【0007】システムが閉ループモードで動作するよう
に指令を受けたとき、たとえば定常速度から加速または
減速している場合、この同期システムが、次の相切り換
えのために、強制的同期信号(擬似的ゼロクロス点)と
本来のゼロクロス点のパルスとの間の区間を確実に使用
できるように指令が送られる。次の走査期間では、通常
の閉ループモードの同期により二つの連続する本来のゼ
ロクロス点間の区間が使用されることは明らかである。
に指令を受けたとき、たとえば定常速度から加速または
減速している場合、この同期システムが、次の相切り換
えのために、強制的同期信号(擬似的ゼロクロス点)と
本来のゼロクロス点のパルスとの間の区間を確実に使用
できるように指令が送られる。次の走査期間では、通常
の閉ループモードの同期により二つの連続する本来のゼ
ロクロス点間の区間が使用されることは明らかである。
【0008】従来のシステムで、開ループモードまたは
閉ループモードからの切り換えは、比較的複雑な回路に
よって行われる。さらに、電圧モードで機能するシステ
ムにおいては、巻線を流れる駆動電流とそれに印加され
る電圧との間に存在する位相角を補償するために、ある
程度の位相シフトを導入する特別の手段を採用する必要
がある。
閉ループモードからの切り換えは、比較的複雑な回路に
よって行われる。さらに、電圧モードで機能するシステ
ムにおいては、巻線を流れる駆動電流とそれに印加され
る電圧との間に存在する位相角を補償するために、ある
程度の位相シフトを導入する特別の手段を採用する必要
がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】通常の閉ループ同期回
路に最小の要素を付加するだけで、簡単に閉ループモー
ドから開ループモードへの切り換え、またはその逆の切
り換えを高信頼性で行う同期回路を見出した。これを提
供することが本発明の目的である。
路に最小の要素を付加するだけで、簡単に閉ループモー
ドから開ループモードへの切り換え、またはその逆の切
り換えを高信頼性で行う同期回路を見出した。これを提
供することが本発明の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は、プログ
ラム可能なレジスタを一つ追加するだけで、予め定義さ
れた駆動波形プロファイルと相巻線の誘導起電力波形と
の間に所定の位相シフトを生じさせる。それは、誘導起
電力のゼロクロス点に関するもので、同期システムが閉
ループで動作している間におけるトルク特性と効率を最
適化する。
ラム可能なレジスタを一つ追加するだけで、予め定義さ
れた駆動波形プロファイルと相巻線の誘導起電力波形と
の間に所定の位相シフトを生じさせる。それは、誘導起
電力のゼロクロス点に関するもので、同期システムが閉
ループで動作している間におけるトルク特性と効率を最
適化する。
【0011】以上のような課題を解決する本発明の同期
回路は、マスタクロック信号を分周して誘導クロック信
号を生成する周波数分周器と、誘導クロック信号を入力
とするリセット可能な第1カウンタと、モータの回転子
の位相により生成される同期パルスが入力されると第1
カウンタの出力を記憶する第1レジスタと、マスタクロ
ック信号により駆動するリセット可能な第2カウンタ
と、第1レジスタの出力と第2カウンタの出力とを比較
して比較情報が等しい場合に増分パルスを生成し、かつ
第2カウンタにリセットパルスを供給する比較器と、増
分パルスによりカウントしてプロファイルのアドレス値
を出力する第3カウンタと、を備え、サンプル形式のプ
ロファイルにより開/閉ループ動作モードを切り換える
同期回路において、プロファイルのサンプルを走査する
周波数の所定値をプログラムするプログラミングレジス
タと、プログラミングレジスタの出力を第1レジスタへ
入力するためのデマルチプレクサおよびマルチプレクサ
と、第3カウンタのカウンタ値がサンプル数より1小さ
い値で開ループ動作中にプログラミングレジスタのデー
タを第1レジスタにロードする強制同期パルスを生成
し、また、第1カウンタ、マルチプレクサおよびデマル
チプレクサをリセットするリセット信号を生成する回路
と、を備えることを特徴とする。さらに、閉ループモー
ド動作中に第3カウンタを所定値からカウントを始める
ようにし、また、第2カウンタをプログラミングレジス
タ内の値にリセットする第2プログラミングレジスタを
備えてもよい。
回路は、マスタクロック信号を分周して誘導クロック信
号を生成する周波数分周器と、誘導クロック信号を入力
とするリセット可能な第1カウンタと、モータの回転子
の位相により生成される同期パルスが入力されると第1
カウンタの出力を記憶する第1レジスタと、マスタクロ
ック信号により駆動するリセット可能な第2カウンタ
と、第1レジスタの出力と第2カウンタの出力とを比較
して比較情報が等しい場合に増分パルスを生成し、かつ
第2カウンタにリセットパルスを供給する比較器と、増
分パルスによりカウントしてプロファイルのアドレス値
を出力する第3カウンタと、を備え、サンプル形式のプ
ロファイルにより開/閉ループ動作モードを切り換える
同期回路において、プロファイルのサンプルを走査する
周波数の所定値をプログラムするプログラミングレジス
タと、プログラミングレジスタの出力を第1レジスタへ
入力するためのデマルチプレクサおよびマルチプレクサ
と、第3カウンタのカウンタ値がサンプル数より1小さ
い値で開ループ動作中にプログラミングレジスタのデー
タを第1レジスタにロードする強制同期パルスを生成
し、また、第1カウンタ、マルチプレクサおよびデマル
チプレクサをリセットするリセット信号を生成する回路
と、を備えることを特徴とする。さらに、閉ループモー
ド動作中に第3カウンタを所定値からカウントを始める
ようにし、また、第2カウンタをプログラミングレジス
タ内の値にリセットする第2プログラミングレジスタを
備えてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の回路構成、作用および効
果は、添付図面に示す実施形態を参照することにより、
より明確になるであろう。
果は、添付図面に示す実施形態を参照することにより、
より明確になるであろう。
【0013】図1および図2において、駆動プロファイ
ルを表すN個のサンプルを与えられたとすると、ROM
に記憶される一連のN個のデジタルサンプルで定義され
るプロファイルを走査する周波数(fsacn)は、モ
ータの回転速度に対して、次に示すように実質的に同期
していなければならない。ここで、Pはモータの極数で
あり、RPMは毎分の回転数である。
ルを表すN個のサンプルを与えられたとすると、ROM
に記憶される一連のN個のデジタルサンプルで定義され
るプロファイルを走査する周波数(fsacn)は、モ
ータの回転速度に対して、次に示すように実質的に同期
していなければならない。ここで、Pはモータの極数で
あり、RPMは毎分の回転数である。
【数1】fscan=N×fc fc=(PRM/60)×P
【0014】図1に示すデジタル駆動システムには、f
scanよりも高い周波数のシステムクロック信号また
はマスタクロック信号ckが存在し、また、専用メモリ
に記憶された駆動プロファイルのあるデジタルサンプル
の一つを指定するポインタSを生成するために必要な周
波数の逓倍をゼロクロス点信号ZCRに同期して行う回
路がある。信号ZCRは、専用のセンサによって連続的
に検出するか、または、ロータの回転によってステータ
巻線の誘導起電力を再構築したものから抽出する。
scanよりも高い周波数のシステムクロック信号また
はマスタクロック信号ckが存在し、また、専用メモリ
に記憶された駆動プロファイルのあるデジタルサンプル
の一つを指定するポインタSを生成するために必要な周
波数の逓倍をゼロクロス点信号ZCRに同期して行う回
路がある。信号ZCRは、専用のセンサによって連続的
に検出するか、または、ロータの回転によってステータ
巻線の誘導起電力を再構築したものから抽出する。
【0015】システムクロック信号ckはカウンタCO
NTSCANを駆動し、また、N分周器DIVINを介
して、カウンタCONTUPを駆動する。ここでZCR
(ゼロクロス)同期パルスの入力があると、レジスタR
EG AがカウンタCONTUPの出力データを記憶す
る。カウンタCONTUPは、次のクロックパルスck
によってリセットされ、次のZCRが来るまで再びカウ
ントを始める。
NTSCANを駆動し、また、N分周器DIVINを介
して、カウンタCONTUPを駆動する。ここでZCR
(ゼロクロス)同期パルスの入力があると、レジスタR
EG AがカウンタCONTUPの出力データを記憶す
る。カウンタCONTUPは、次のクロックパルスck
によってリセットされ、次のZCRが来るまで再びカウ
ントを始める。
【0016】比較器は、入力Bに入力されるCONTS
CANの出力データと、入力Aに入力されるREG A
の出力データとを比較する。これらのデータが等しいと
き、比較器は、CLEARコマンドによりカウンタCO
NTSCANをリセットし、相切り換えパルスfsca
nを生成する。
CANの出力データと、入力Aに入力されるREG A
の出力データとを比較する。これらのデータが等しいと
き、比較器は、CLEARコマンドによりカウンタCO
NTSCANをリセットし、相切り換えパルスfsca
nを生成する。
【0017】fscanパルスはカウンタCONTNの
計数値を1ずつ増加させる。カウンタCONTNの出力
データSは、N個のサンプルが記憶されているROMの
ポインタの値を表す。
計数値を1ずつ増加させる。カウンタCONTNの出力
データSは、N個のサンプルが記憶されているROMの
ポインタの値を表す。
【0018】開ループモードで動作させるための強制同
期パルスを生成し、また、それによって開ループ動作モ
ードと閉ループ動作モードとの切り換えを可能にするた
め、さらに、オプションとして閉ループモードかつ電圧
モードで動作しているときに、本来の同期パルスについ
て、駆動の位相シフト(相切り換え)をプログラミング
できるようにするために、図1に示す基本的な同期回路
を、図2に示す本発明の同期回路に変更する。
期パルスを生成し、また、それによって開ループ動作モ
ードと閉ループ動作モードとの切り換えを可能にするた
め、さらに、オプションとして閉ループモードかつ電圧
モードで動作しているときに、本来の同期パルスについ
て、駆動の位相シフト(相切り換え)をプログラミング
できるようにするために、図1に示す基本的な同期回路
を、図2に示す本発明の同期回路に変更する。
【0019】開ループモード動作:開ループモードで動
作している場合、ROMに記憶されている駆動プロファ
イルのサンプルを走査する周波数の所定値を、レジスタ
REG FTでプログラムできる。この動作条件では、
閉ループ動作中に使用されるカウンタCONTUPをリ
セットするために、信号CLOSEは任意の論理値(た
とえば「0」)をとる。切り換え信号CLOSEが0で
あるとき、1入力2出力のデマルチプレクサDEMUX
および2入力1出力のマルチプレクサMUXは、レジス
タREG FTの出力を、レジスタREG Aへ入力
し、比較器の入力Aに接続する。
作している場合、ROMに記憶されている駆動プロファ
イルのサンプルを走査する周波数の所定値を、レジスタ
REG FTでプログラムできる。この動作条件では、
閉ループ動作中に使用されるカウンタCONTUPをリ
セットするために、信号CLOSEは任意の論理値(た
とえば「0」)をとる。切り換え信号CLOSEが0で
あるとき、1入力2出力のデマルチプレクサDEMUX
および2入力1出力のマルチプレクサMUXは、レジス
タREG FTの出力を、レジスタREG Aへ入力
し、比較器の入力Aに接続する。
【0020】したがってこの動作モードにおいて、比較
器は、プログラミングレジスタREG FTの内容とカ
ウンタCONTSCANの出力とを比較してfscan
パルスを生成する。カウンタCONTNは、0〜N−1
までfscanパルスごとにカウントしていく。カウン
タCONTNがN−1になると、カウンタCONTNは
信号WNを生成し、その信号WNは回路MSF FAL
SEに供給される。
器は、プログラミングレジスタREG FTの内容とカ
ウンタCONTSCANの出力とを比較してfscan
パルスを生成する。カウンタCONTNは、0〜N−1
までfscanパルスごとにカウントしていく。カウン
タCONTNがN−1になると、カウンタCONTNは
信号WNを生成し、その信号WNは回路MSF FAL
SEに供給される。
【0021】回路MSF FALSEは強制同期パルス
ZCFを生成し、強制同期パルスZCFは、REG F
Tにプログラムされた全ての値をレジスタREG Aに
ロードする。これによって、開ループ動作中に、強制Z
CF同期パルスと同期してプロファイルが走査される。
ZCFを生成し、強制同期パルスZCFは、REG F
Tにプログラムされた全ての値をレジスタREG Aに
ロードする。これによって、開ループ動作中に、強制Z
CF同期パルスと同期してプロファイルが走査される。
【0022】開ループから閉ループへの切り換え:同期
制御動作の開ループモードから閉ループモードへの駆動
システムの切り換えは、回路MSF FALSEに論理
コマンドWACを入力することによって指令される。
制御動作の開ループモードから閉ループモードへの駆動
システムの切り換えは、回路MSF FALSEに論理
コマンドWACを入力することによって指令される。
【0023】回路MSF FALSEが強制同期パルス
ZCFを生成したとき、論理コマンドWACがアクティ
ブであると、それによって信号CLOSEが「1」に設
定されて、カウンタCONTUPのリセットが解除さ
れ、カウンタCONTUPは強制ZCF同期パルスと次
の本来のZCF同期パルスとの間の区間の測定を開始す
る。
ZCFを生成したとき、論理コマンドWACがアクティ
ブであると、それによって信号CLOSEが「1」に設
定されて、カウンタCONTUPのリセットが解除さ
れ、カウンタCONTUPは強制ZCF同期パルスと次
の本来のZCF同期パルスとの間の区間の測定を開始す
る。
【0024】CLOSEが1である場合、プログラミン
グレジスタREG FTの出力がデマルチプレクサDE
MUXを介してカウンタCONTSCANへ入力され、
CONTUPの出力がマルチプレクサMUXを介してレ
ジスタREG Aへ入力され、これによりZCRF=Z
CRに設定される。
グレジスタREG FTの出力がデマルチプレクサDE
MUXを介してカウンタCONTSCANへ入力され、
CONTUPの出力がマルチプレクサMUXを介してレ
ジスタREG Aへ入力され、これによりZCRF=Z
CRに設定される。
【0025】閉ループモード動作:本来の同期パルスZ
CRが入力されると、カウンタCONTUPの内容がレ
ジスタREG Aにロードされ、図1の基本回路と同様
に、二つの連続するZCRパルスの間でfscanパル
スを生成する。
CRが入力されると、カウンタCONTUPの内容がレ
ジスタREG Aにロードされ、図1の基本回路と同様
に、二つの連続するZCRパルスの間でfscanパル
スを生成する。
【0026】位相シフトのプログラミング:本発明の回
路は、本来の同期パルスZCRにより、モータの巻線の
切り換え位相シフトをプログラミングすることにも役立
つ。これは、電圧モードのモータ巻線を駆動する場合
に、端子に印加される駆動電圧と巻線に実際に流れる電
流との間の位相差(これによってトルクが発生する)を
補償するために、必要かつ有用である。
路は、本来の同期パルスZCRにより、モータの巻線の
切り換え位相シフトをプログラミングすることにも役立
つ。これは、電圧モードのモータ巻線を駆動する場合
に、端子に印加される駆動電圧と巻線に実際に流れる電
流との間の位相差(これによってトルクが発生する)を
補償するために、必要かつ有用である。
【0027】この機能は、第2のプログラム可能レジス
タREG Tを追加するだけで簡単に実施できる。二つ
のレジスタREG TおよびREG FTを使用するこ
とによって位相予測(phase anticipation)をプログラ
ムできる。
タREG Tを追加するだけで簡単に実施できる。二つ
のレジスタREG TおよびREG FTを使用するこ
とによって位相予測(phase anticipation)をプログラ
ムできる。
【0028】グロス位相シフト値は、レジスタREG
Tでプログラム可能であり、ROMに記憶されているプ
ロファイルを表すN個のサンプルのうち、どのサンプル
からカウンタCONTNのカウントを始めるかが定義さ
れる。これによって、Tにリセット可能な(すなわち、
TからN−1へ、そしてT−1へ)「サイクリックカウ
ンタ」が形成される。
Tでプログラム可能であり、ROMに記憶されているプ
ロファイルを表すN個のサンプルのうち、どのサンプル
からカウンタCONTNのカウントを始めるかが定義さ
れる。これによって、Tにリセット可能な(すなわち、
TからN−1へ、そしてT−1へ)「サイクリックカウ
ンタ」が形成される。
【0029】この位相シフトのグロス値に、レジスタR
EG FTを通じて設定可能な動的位相シフト値(fi
ne)が加算される。これが、T番目のサンプルの位相
区間内のカウンタCONTSCANの開始時点を決定す
る。
EG FTを通じて設定可能な動的位相シフト値(fi
ne)が加算される。これが、T番目のサンプルの位相
区間内のカウンタCONTSCANの開始時点を決定す
る。
【0030】新たな本来の同期パルスZCRが入力され
ると、カウンタCONTNはプログラミングレジスタR
EG FT内に収容されたプログラムされた値にリセッ
トされる。
ると、カウンタCONTNはプログラミングレジスタR
EG FT内に収容されたプログラムされた値にリセッ
トされる。
【0031】
【発明の効果】本発明の同期回路によれば、以上のよう
な機能が最少の要素で実現できる。また、システムの精
度をパラメータNと採用するカウンタおよびレジスタの
大きさによって容易に決定できる。具体的には、開ルー
プ動作と閉ループ動作とに同じプログラミングレジスタ
REG FTを使用するのが有利である。なお、閉ルー
プ動作においては、(このために追加された)他のプロ
グラム可能レジスタREG Tとともに、プログラム可
能な位相シフトを高い精度で確立するためにプログラミ
ングレジスタREG FTを使用してもよい。
な機能が最少の要素で実現できる。また、システムの精
度をパラメータNと採用するカウンタおよびレジスタの
大きさによって容易に決定できる。具体的には、開ルー
プ動作と閉ループ動作とに同じプログラミングレジスタ
REG FTを使用するのが有利である。なお、閉ルー
プ動作においては、(このために追加された)他のプロ
グラム可能レジスタREG Tとともに、プログラム可
能な位相シフトを高い精度で確立するためにプログラミ
ングレジスタREG FTを使用してもよい。
【図1】従来の一般的な閉ループ同期回路。
【図2】本発明の同期回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 マスタクロック信号(ck)を分周して
誘導クロック信号を生成する周波数分周器(DIVN)
と、誘導クロック信号(ck/N)を入力とするリセッ
ト可能な第1カウンタ(CONTUP)と、モータの回
転子の位相により生成される同期パルスが入力されると
第1カウンタの出力を記憶する第1レジスタ(REG
A)と、マスタクロック信号により駆動するリセット可
能な第2カウンタ(CONTSCAN)と、これら第1
レジスタの出力と第2カウンタの出力とを比較して比較
情報が等しい場合に増分パルスを生成し、かつ第2カウ
ンタにリセットパルスを供給する比較器(COMPAR
ATOR)と、増分パルスによりカウントしてプロファ
イルのアドレス値(S)を出力する第3カウンタ(CO
NTN)と、を備え、サンプル形式のプロファイルによ
り開/閉ループ動作モードを切り換える同期回路におい
て、 プロファイルのサンプルを走査する周波数の所定値をプ
ログラムするプログラミングレジスタ(REG FT)
と、このプログラミングレジスタの出力を前記第1レジ
スタへ入力するためのデマルチプレクサ(DEMUX)
およびマルチプレクサ(MUX)と、前記第3カウンタ
のカウンタ値がサンプル数より1小さい値で開ループ動
作中にプログラミングレジスタのデータを前記第1レジ
スタにロードする強制同期パルス(ZCF)を生成し、
また、前記第1カウンタ、マルチプレクサおよびデマル
チプレクサをリセットするリセット信号(close)
を生成する回路(MSF FALSE)と、を備えるこ
とを特徴とする同期回路。 - 【請求項2】 閉ループモード動作中に第3カウンタを
所定値からカウントを始めるようにし、また、第2カウ
ンタをプログラミングレジスタ内の値にリセットする第
2プログラミングレジスタ(REG T)をさらに備え
る請求項1記載の同期回路。
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