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JPH11190606A - 回転量測定方法および回転量測定装置 - Google Patents

回転量測定方法および回転量測定装置

Info

Publication number
JPH11190606A
JPH11190606A JP36791897A JP36791897A JPH11190606A JP H11190606 A JPH11190606 A JP H11190606A JP 36791897 A JP36791897 A JP 36791897A JP 36791897 A JP36791897 A JP 36791897A JP H11190606 A JPH11190606 A JP H11190606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
waveform
rotation amount
signal
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36791897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Tamai
博文 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUSCLE KK
Original Assignee
MUSCLE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MUSCLE KK filed Critical MUSCLE KK
Priority to JP36791897A priority Critical patent/JPH11190606A/ja
Publication of JPH11190606A publication Critical patent/JPH11190606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転数検出センサを校正装置により校正する
ことなく回転量の測定が精度よくなし得る回転量測定方
法および回転量測定装置を提供する。 【解決手段】 モータMの回転軸の回転に伴って規則的
に磁束等の物理量が変化するようにし、かつこの物理量
の変化を位相の異なる2つの電圧等の信号変化に変換す
るように構成し、変換された信号波形に正規波形からの
ずれがある場合、そのずれを信号波形修正手段21によ
り解消し、回転量算出手段22により前記修正された信
号変化により回転位置や回転回数などの回転量を算出す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転量測定方法およ
び回転量測定装置に関する。さらに詳しくは、測定精度
が向上されてなる回転量測定方法および回転量測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6に示すように、モータa
の駆動軸bの後端に回転量検出センサcを設けてモータ
aの回転量の測定がなされている。そして、この回転量
検出センサcによる測定精度を維持あるいは向上させる
ため、図7に示すように、高精度に校正された基準セン
サdを有する校正装置eによる回転数検出センサcの校
正が、製造時あるいはその後の使用中に定期的になされ
ている。この基準センサdによる回転数検出センサcの
校正は、例えば基準センサdが接続されている駆動装置
fを回転させ、その時に得られる回転数検出センサcの
測定値を基準センサdの測定値に一致するように、校正
部gにおいて回転数検出センサcのゲインの調整や波形
歪の修正などすることによりなされる。
【0003】しかしながら、かかる従来の方法では基準
センサdが高価であるところから、校正装置eが高価に
なるという問題がある。また、校正に際し、モータaな
どに装着されている回転数検出センサcを取り外して校
正装置eに装着しなければならず、そのため校正作業が
煩雑になるという問題もある。さらに、実運転時に発生
しやすいゲインの狂いやオフセットの修正がなし得ない
という問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、回転数検出セン
サを校正装置により校正することなく回転量の測定が精
度よくなし得る回転量測定方法および回転量測定装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の回転量測定方法
の第1形態は、モータの回転軸の回転位置や回転回数な
どの回転量を測定する回転量測定方法であって、モータ
の回転軸の回転に伴って規則的に磁束等の物理量が変化
するようにし、この物理量の変化を位相の異なる二つの
電圧等の信号変化に変換し、この変換された信号変化に
より得られる信号波形に正規波形からのずれがある場
合、そのずれを解消する修正処理を施し、その修正され
た信号波形により回転位置や回転回数などの回転量を算
出することを特徴とする。
【0006】本発明の回転量測定方法の第1形態におい
ては、位相の異なる信号波形が、例えばsin状波形と
cos状波形とされ、下記式をゼロとするαを求めるこ
とにより回転位置や回転回数などの回転量が算出され
る。
【0007】sin(θ−α)=sinθcosα−c
osθsinα
【0008】ここに、sinθおよびcosθは変換さ
れたそれぞれの信号波形値を示し、θは回転量を示し、
αは位相差を示す。
【0009】本発明の回転量測定方法の第1形態におい
ては、正規波形からのずれが、例えばオフセットである
場合、そのオフセットの解消が変換された信号波形から
オフセット相当分を減算すること、またはオフセット分
だけ座標軸を移動させることによりなされる。
【0010】本発明の回転量測定方法の第2形態は、モ
ータの回転軸の回転に伴って磁束等の物理量が規則的に
変化するようにし、この物理量の変化を位相の異なる二
つの電圧等の信号変化に変換し、この変換された二つの
信号変化により得られる信号波形によりモータの回転軸
の回転位置や回転回数などの回転量を算出する回転量測
定方法であって、モータを等速回転させた時に得られる
前記二つの信号波形の各々について、隣接するピーク間
またはボトム間を1周期とする正規正弦波の信号波形を
作成する手順と、得られた二つの信号波形の位相差が所
定の値となるように補正する手順と、前記位相差が所定
値とされた信号波形と前記モータを等速回転させた時に
得られる信号波形とから両者の対応関係をそれぞれの信
号波形について求める手順と、モータの実運転時におけ
る信号波形を前記対応関係を用いて補正する手順と、前
記補正されたモータの実運転時における信号波形により
モータの回転軸の回転位置や回転回数などの回転量を算
出する手順とを含んでいることを特徴とする。
【0011】本発明の回転量測定方法の第1形態や第2
形態においては、ゲイン調整手段を備え、二つの信号波
形のゲインまたは振幅が異なる場合、両者のゲインまた
は振幅を一致させる処理をなすのが好ましい。
【0012】本発明の回転量測定方法の第3形態は、モ
ータの回転軸の回転に伴って規則的に磁束等の物理量が
変化するようにし、かつこの物理量の変化を位相の異な
る2つの電圧等の信号変化に変換して得られる信号波形
によりモータの回転軸の回転位置や回転回数などの回転
量を測定する回転量測定方法であって、初期調整時にモ
ータを無負荷にした状態でロータを原点に停止させ、そ
の時の変換された信号波形の原点からの位相差を算出
し、実運転時において変換された電圧波形から前記算出
された位相差を減算することによりロータの原点からの
位置を算出し、その位置を用いてモータの回転軸の回転
位置や回転回数などの回転量を測定することを特徴とす
る。
【0013】一方、本発明の回転量測定装置の第1形態
は、モータの回転軸の回転に伴って規則的に磁束等の物
理量が変化するようにし、かつ、この物理量の変化を位
相の異なる2つの電圧等の信号変化に変換して得られる
信号波形によりモータの回転軸の回転位置や回転回数な
どの回転量を測定する回転量測定装置であって、得られ
た信号波形に正規波形からのずれがある場合、そのずれ
を解消する信号波形修正手段と、前記信号波形修正手段
により修正された信号波形を用いて回転位置や回転回数
などの回転量を算出する回転量算出手段とを備えてなる
ことを特徴とする。
【0014】本発明の回転量測定装置の第1形態におい
ては、位相の異なる信号波形がsin状波形とcos状
波形とされ、回転量算出手段により下記式をゼロとする
αを求めることにより回転位置や回転回数などの回転量
が算出される。
【0015】sin(θ−α)=sinθcosα−c
osθsinα
【0016】ここに、sinθおよびcosθは変換さ
れたそれぞれの信号波形値を示し、θは回転量を示し、
αは位相差を示す。
【0017】本発明の回転量測定装置の第1形態におい
ては、正規波形からのずれが、例えばオフセットである
場合、信号波形修正手段によるそのオフセットの解消
が、変換された電圧波形からオフセット相当分を減算す
ること、またはオフセット分だけ座標軸を移動させるこ
とによりなされる。
【0018】本発明の回転量測定装置の第2形態は、モ
ータの回転軸の回転に伴って磁束等の物理量が規則的に
変化するようにし、この物理量の変化を位相の異なる二
つの電圧等の信号変化に変換し、この変換された信号変
化により得られた二つの信号波形によりモータの回転軸
の回転位置や回転回数などの回転量を算出する回転量測
定装置であって、モータを等速回転させた時に得られる
前記二つの信号波形の各々について、隣接するピーク間
またはボトム間を1周期とする正規正弦波の信号波形を
作成する信号波形作成手段と、得られた二つの信号波形
の位相差が所定値となるように補正する位相差補正手段
と、前記位相差が所定値とされた信号波形と前記モータ
を等速回転させた時に得られる信号波形とから両者の対
応関係を求める対応関係算出手段と、モータの実運転時
における信号波形を前記対応関係を用いて補正する実運
転時波形補正手段と、前記補正されたモータの実運転時
における信号波形によりモータの回転軸の回転位置や回
転回数などの回転量を算出する回転量算出手段とを備え
てなることを特徴とする。
【0019】本発明の回転量測定装置の第1形態や第2
形態においては、二つの信号波形のゲインまたは振幅が
異なる場合、両者のゲインまたは振幅を一致させるゲイ
ン調整手段を備えてなるのが好ましい。
【0020】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、変換
された信号波形に波形歪や正規波形に対する位相差など
があっても、波形歪や正規波形に対する位相差が解消さ
れた信号波形に基づいて回転位置や回転回数などの回転
量を算出しているので、校正装置による校正を行なはな
いにもかかわらず、測定される回転位置や回転回数など
の回転量の精度がよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0022】本発明の一実施の形態の回転量測定装置A
を図1および図2に示す。この回転量測定装置Aは、サ
ーボモータ(以下、単にモータという)Mの回転位置や
回転回数などの回転量を検出する回転数検出センサ(以
下、単にセンサという)10と、このセンサ10からの
検出信号によりモータMの回転量を算出する演算処理部
20および出力部30を有する装置本体40とを主要構
成要素として備えてなる。
【0023】センサ10は、例えばモータMの出力軸の
後端に軸心を一致させて装着された歯車11と、この歯
車11に対向させて配設されている磁気ユニット12と
を備えてなるものとされる。この歯車11の歯形は、後
述する磁気抵抗素子ブロック13を構成している素子に
より得られる電圧波形が近似的に正弦波となるように形
成されている。また、その歯数はこの実施の形態1では
出力軸1回転当たりのモータMの電気的サイクル数と同
じとされている。例えば、モータMの電気的サイクル数
が50であれば歯数は50とされる。
【0024】磁気ユニット12は、図3に示すように、
歯車11の歯面に磁極を向けて配設されている永久磁石
14と、この永久磁石14の磁極の前方、つまり永久磁
石14と歯車11との間に並列的に配設されている磁気
抵抗素子ブロック13を構成している4個の電気抵抗素
子、すなわち第1電気抵抗素子13A、第2電気抵抗素
子13B、第3電気抵抗素子13Cおよび第4電気抵抗
素子13Dを備えてなるものとされる。これらの電気抵
抗素子13A,13B,13C,13Dは、従来より公
知の透過する磁束の変化に応じて電気抵抗が変化する特
性を有するものとされる。そして、第1電気抵抗素子1
3Aないし第4電気抵抗素子13Dは、例えば第1電気
抵抗素子13Aおよび第3電気抵抗素子13Cが歯車の
歯の山および谷に位置するように配設される一方、第2
電気抵抗素子13Bおよび第4電気抵抗素子13Dが、
それぞれ第1電気抵抗素子13Aおよび第3電気抵抗素
子13Cから歯車の1/4ピッチずれた位置に来るよう
に配設されている(図3参照)。
【0025】図2は、第1電気抵抗素子13Aないし第
4電気抵抗素子13Dを用いて構成されている回路図で
あって、図示のようなブリッジ回路を形成するように結
線されている。すなわち、Ra,Rbからなる主経路およ
びR1,R3からなる経路により構成される第1ブリッジ
と、Ra,Rbからなる主経路およびR2,R4からなる経
路により構成される第2ブリッジが形成されるように結
線されている。なお、図2中、符号R1,R2,R3およ
びR4はそれぞれ第1電気抵抗素子13A、第2電気抵
抗素子13B、第3電気抵抗素子13Cおよび第4電気
抵抗素子13Dの等価抵抗を示し、符号Ra,Rbは主経
路の抵抗を示し、符号V1,V2はそれぞれ第1電圧計お
よび第2電圧計を示す。なお、この実施の形態1ではR
a=Rbとされている。
【0026】演算処理部20は、信号波形修正手段2
1、回転量算出手段22などを備えてなるものとされ
る。
【0027】信号波形修正手段21は、第1電圧計V1
および第2電圧計V2により得られた電圧波形に正規波
形からのずれなどがある場合、そのずれなどを解消して
第1電圧計V1および第2電圧計V2により得られた電圧
波形を正規波形に一致させる処理などをなす機能を有す
るものであって、ゲイン調整手段211、オフセット解
消手段212、信号波形作成手段213、位相差補正手
段214、対応関係算出手段215、実運転時波形補正
手段216などを備えてなるものとされる。
【0028】ゲイン調整手段211は、第1電圧計V1
および第2電圧計V2により得られた電圧波形のゲイン
(振幅)Gが異なる場合、両者のゲイン(振幅)Gを一
致させる処理をなす機能を有するものである。
【0029】オフセット解消手段212は、第1電圧計
1や第2電圧計V2により得られた電圧波形にオフセッ
トがある場合、そのオフセットを解消する処理をなす機
能を有するものである。
【0030】信号波形作成手段213は、第1電圧計V
1や第2電圧計V2により得られた電圧波形の隣接する2
つのピーク値またはボトム値から正規正弦波を作成する
機能を有するものである。
【0031】位相差補正手段214は、第1電圧計V1
および第2電圧計V2により得られた電圧波形の位相差
が所定値でない場合、例えば90度でない場合、第1電
圧計V1および第2電圧計V2により得られた電圧波形の
位相差を所定値、例えば90度とする機能を有するもの
である。
【0032】対応関係算出手段215は、第1電圧計V
1や第2電圧計V2により得られた電圧波形を、信号波形
作成手段213により作成された正規正弦波に一致させ
るための対応関係を算出する機能を有するものである。
そして、この算出された対応関係は、テーブルまたは関
数の形態で保管される。
【0033】実運転時波形補正手段216は、モータM
の実運転時の第1電圧計V1や第2電圧計V2により得ら
れた電圧波形を、前記対応関係算出手段215により得
られた対応関係により補正する機能を有するものであ
る。
【0034】回転量算出手段22は、前記信号波形修正
手段21により修正された第1電圧計V1および第2電
圧計V2の電圧波形値を用いてモータMの回転軸の回転
位置や回転回数などの回転量を算出する機能を有するも
のである。なお、この具体的な算出方法については後述
する。
【0035】かかる各手段を備えた演算処理部20は、
具体的には、CPUを中心としてA/D変換器、RA
M、ROM、クロック、入出力インターフェースなどを
備えてなるものとされ、そしてROMには、信号波形修
正手段21を構成しているゲイン調整手段211、オフ
セット解消手段212、信号波形作成手段213、位相
差補正手段214、対応関係算出手段215、実運転時
波形補正手段216などに対応したプログラム、回転量
算出手段22に対応したプログラム、およびその他必要
なプログラムなどが格納され、RAMには、例えばセン
サ10からの検出信号がデジタル値に変換されて一時的
に格納される。また、センサ10と演算処理部20との
信号の遣り取りは入出力インターフェースを介してなさ
れる。
【0036】次に、かかる構成とされている回転量測定
装置AによるモータMの回転位置の測定について、第1
ブリッジが平衡している状態から測定が開始されるもの
として説明する。
【0037】(1)モータMが回転されると第1電気抵
抗素子13A、第2電気抵抗素子13B、第3電気抵抗
素子13Cおよび第4電気抵抗素子13Dと歯車11の
歯との距離が変化するため、第1電気抵抗素子13A、
第2電気抵抗素子13B、第3電気抵抗素子13Cおよ
び第4電気抵抗素子13Dを透過する磁束が変化する。
【0038】(2)第1電気抵抗素子13A、第2電気
抵抗素子13B、第3電気抵抗素子13Cおよび第4電
気抵抗素子13Dを透過する磁束が変化すると、第1電
気抵抗素子13A、第2電気抵抗素子13B、第3電気
抵抗素子13Cおよび第4電気抵抗素子13Dの抵抗値
が変化し、第1ブリッジの平衡がくずれ第1電圧計V1
により電圧が検知されるとともに、第2ブリッジの状態
も変化し、第2電圧計V2により検知されている電圧も
変化する。
【0039】(3)この第1電圧計V1および第2電圧
計V2により検知された電圧は演算処理部20に送出さ
れる。前述したように第1電圧計V1および第2電圧計
2により検知された電圧は正弦波状の波形を呈する
(図4参照)。例えば、第1電圧計V1からの電圧波形
がsin状波形となるとすれば、第2電圧計V2からの
電圧波形はcos状波形となる。
【0040】(4)演算処理部20はセンサ10から入
力されたアナログ電圧波形をA/D変換器によりデジタ
ル値に変換してRAMに格納する。
【0041】(5)CPUはA/D変換器によりデジタ
ル値に変換されてRAMに格納されている第1電圧計V
1からの電圧波形値および第2電圧計V2からの電圧波形
値から後述する方法により回転位置や回転回数などの回
転量を算出する。この回転量の算出において、例えば電
圧波形の1波長を8ビットにより表示するとすれば、歯
車11の歯数は前述したように50とされているので、
この回転量測定装置Aの分解能は、1/(50x25
6)=1/12800となる。
【0042】しかして、このようにして算出された回転
量は、演算処理部20から出力部30に送出されて、例
えばモータ制御用のフィードバック値として用いられ
る。
【0043】次に、回転量算出手段22により第1電圧
計V1からの電圧波形値および第2電圧計V2からの電圧
波形値に基づいて回転位置を算出する方法について説明
する。
【0044】いま、回転位置をθとし、それに対する位
相差をαとすると、よく知られた三角関数の公式より sin(θ−α)=sinθcosα−cosθsinα (1) という関係が得られる。
【0045】前記式(1)において、sinθは第1電
圧計V1からの電圧波形値から既知であり、またcos
θは第2電圧計V2の電圧波形値から既知であるので、
αを適当な値に設定すればsin(θ−α)の値が求ま
ることになる。そして、このsin(θ−α)の値がゼ
ロとなるようなαを収束演算により求めれば、その時の
(θ−α)の値もゼロとなる。したがって、その時のα
がθ、つまり回転位置を与えることになる。
【0046】しかしながら、前述の手順により回転軸の
回転量が算出できるのは、第1電圧計V1からの電圧波
形値および第2電圧計V2の電圧波形値に誤差がない場
合に限られる。通常の場合、種々の要因により第1電圧
計V1からの電圧波形値および第2電圧計V2の電圧波形
値には誤差が含まれている。つまり、第1電圧計V1
らの電圧波形および第2電圧計V2の電圧波形は、正規
正弦波からずれた波形となっている。例えば、測定され
た第1電圧計V1および第2電圧計V2により得られた電
圧波形に波形歪があるとか、得られた電圧波形にオフセ
ットδが存在するとか、第1電圧計V1の電圧波形と第
2電圧計V2の電圧波形のゲイン(振幅)Gが一致しな
いとかいうようなことが起こる。そのため、第1電圧計
1からの電圧波形値および第2電圧計V2の電圧波形値
を用いて前記式(1)により算出されたαの値は真値か
らずれた値α´となる。例えば、第1電圧計V1により
測定された電圧波形値のゲイン(振幅)がG1でオフセ
ットがδ1であり、第2電圧計V2により測定された電圧
波形値のゲイン(振幅)がG2でオフセットがδ2である
とすれば、前記式(1)の右辺は下記式のようになる。
【0047】 右辺=(δ1+G1sinθ)cosα−(δ2+G2cosθ)sinα (2)
【0048】そのため、この実施の形態では、信号波形
修正手段21によりそれらの影響を排除する処理、つま
り信号波形値正処理を行う。これは、次のようにしてな
される。
【0049】A.得られた各電圧波形にゲイン(振幅)
の相違およびオフセットがある場合 この場合、次のような処理がなされて回転位置が算出さ
れる。
【0050】まず、第1電圧計V1により測定された電
圧波形値の最大値と最小値より第1電圧計V1のゲイン
(振幅)G1およびオフセットδ1を算出する。第1電圧
計V1のゲイン(振幅)G1は両者の差の1/2より得ら
れ、第1電圧計V1のオフセットδ1は両者の和の1/2
より得られ、第2電圧計V2のゲイン(振幅)G2は第2
電圧計V2により測定された電圧波形値の最大値と最小
値との差の1/2より得られ、第2電圧計V2のオフセ
ットδ2は両者の和の1/2より得られる。
【0051】そして、第1電圧計V1のゲイン(振幅)
1および第2電圧計V2のゲイン(振幅)G2が一致す
るようにゲイン調整手段211により処理をする。例え
ば、第2電圧計V2のゲイン(振幅)G2を第1電圧計V
1のゲイン(振幅)G1に一致させたり、逆に第1電圧計
1のゲイン(振幅)G1を第2電圧計V2のゲイン(振
幅)G2に一致させたり、あるいは第1電圧計V1のゲイ
ンG1および第2電圧計V2のゲイン(振幅)G2を第1
電圧計V1のゲイン(振幅)G1および第2電圧計V2
ゲイン(振幅)G2の平均値((G1+G2)/2)とし
たりする。
【0052】ついで、得られた第1電圧計V1の電圧波
形のオフセットδ1および第2電圧計V2の電圧波形のオ
フセットδ2がゼロとなるように第1電圧計V1および第
2電圧計V2の各測定値に対してオフセット解消手段2
12により処理をする。例えば、第1電圧計V1により
測定された電圧波形値からオフセットδ1を減算し、第
2電圧計V2により測定された電圧波形値からオフセッ
トδ2を減算する。この場合、オフセットδ1,δ2がゼ
ロとなるように各電圧波形の座標軸を移動させる処理に
よってオフセットδを除去してもよい。
【0053】そしてかかる処理を行うと、ゲイン(振
幅)をGとすれば前記式(2)は下記式のように変形で
きる。
【0054】 右辺=G(sinθcosα−cosθsinα) (3) 前記式(3)より明らかなように、式(3)のかっこ内
は式(1)の右辺と一致する。そこで、前記式(3)の
かっこ内をゼロとするαを求めれば、そのαがθを与え
る。つまり、回転位置が算出される。
【0055】このように、前述した処理を施すことによ
り、第1電圧計V1により測定された電圧波形値および
第2電圧計V2により測定された電圧波形値にオフセッ
トδがあったり、両者のゲイン(振幅)Gが異なってい
たりしても精度よく回転軸の回転位置を算出できる。
【0056】B.得られた電圧波形に波形歪がある場合
の処理 この場合、次のような処理がなされて回転位置が算出さ
れる。
【0057】(1)モータMを無負荷状態で一定速度で
回転させ、その状態における第1電圧計V1の電圧波形
および第2電圧計V2の電圧波形を測定する。例えば、
第1電圧計V1の電圧波形が図5(a)の実線で示すよ
うなものであり、また第2電圧計V2の電圧波形が図5
(b)の実線で示すようなものであるとする。なお、図
5(a)および(b)において、縦軸は電圧出力を示
し、横軸は時間を示す。この場合、モータMは一定速度
で回転させられているので、横軸は回転角に比例してい
る。また、図5(a)および(b)においては波形歪は
説明の便宜上、誇張されている。
【0058】(2)図5(a)において、任意の隣接す
るピーク間、例えばPa1およびPa2間を1周期とし、ピ
ーク値とボトム値との差の1/2を振幅とする正弦波
(G1sinθ)を信号波形作成手段213により作成
する。これが、図5(a)に点線で示されている。同様
に、図5(b)のピーク値とボトム値との差の1/2を
振幅とする前記正弦波(G1sinθ)と90度位相の
ずれた正弦波(G2cosθ)を信号波形作成手段21
3により作成する。これが、図5(b)に点線で示され
ている。
【0059】(3)第1電圧計V1の電圧波形および第
2電圧計V2の電圧波形をそれぞれ正弦波(G1sin
θ)および正弦波(G2cosθ)に変換する変換テー
ブルまたは変換式を対応関係算出手段215により作成
する。
【0060】(4)実運転時の任意の時刻の第1電圧計
1の電圧波形値および第2電圧計V2の電圧波形値を
(3)で得られた変換テーブルまたは変換式を用いて実
運転時波形補正手段216により、それぞれ正弦波(G
1sinθ)の値および正弦波(G2cosθ)の値に補
正する。この変換は、第1電圧計V1の電圧波形値およ
び第2電圧計V2の電圧波形値の正負の組合せに矛盾が
生じないようにして行う。
【0061】(5)(4)により補正された第1電圧計
1の電圧波形値および第2電圧計V2の電圧波形値をそ
れぞれのゲイン(振幅)により除して、つまり修正され
た第1電圧計V1の電圧波形値をゲイン(振幅)G1で除
してsinθの値を得、また修正された第2電圧計V2
の電圧波形値をゲイン(振幅)G2により除してcos
θの値を得る。
【0062】なお、無負荷状態で得られたデータを用い
てモータMの実運転時のデータを補正するのは、第1電
圧計V1および第2電圧計V2により検出された電圧波形
の歪が、主に電気抵抗素子13A〜13Dの特性および
回転数センサ10の構造に起因するため、それらが経時
的に変化することはほとんどなく、実運転時の電圧波形
にかかる処理をなすことにより、得られた電圧波形を正
規の電圧波形とすることができることによる。
【0063】しかして、回転量算出手段22において得
られたsinθおよびcosθを用いて収束演算により
α、つまりθが算出される。
【0064】なお、前記(5)により算出されたsin
θおよびcosθからθを算出するテーブルを回転量算
出手段22により作成しておき、そのテーブルによりθ
を直接算出するようにしてもよい。この場合、算出精度
の向上を図る観点から、θが0度〜45度の範囲にある
ときはsinθの値によりθを算出し、θが45度〜1
35度の範囲にあるときはcosθの値によりθを算出
し、θが135度〜225度の範囲にあるときはsin
θの値によりθを算出し、θが225度〜315度の範
囲にあるときはcosθの値によりθを算出し、θが3
13度〜360度の範囲にあるときはsinθの値によ
りθを算出するのが好ましい。
【0065】このように、前述した処理を施すことによ
り、第1電圧計V1により測定された電圧波形および第
2電圧計V2により測定された電圧波形に歪があったと
しても精度よく回転軸の回転位置を算出できる。
【0066】C.得られた電圧波形に位相差がある場合
この場合、次のようにして回転位置が算出される。
【0067】(1)初期調整時にモータMを無負荷にし
ておく。
【0068】(2)ロータを原点に停止させ、その時の
第1電圧計V1および第2電圧計V2により測定された各
電圧波形の原点からの位相差を算出する。
【0069】(3)実運転時における第1電圧計V1
よび第2電圧計V2により得られた各電圧波形から位相
差補正手段214により前記位相差を減算して各電圧波
形値の位相のずれを補正し、その補正された各電圧波形
を用いてロータの原点からの位置を算出する。
【0070】(4)算出されたロータの原点位置からの
ずれ用いて回転量算出手段22により回転位置を算出す
る。
【0071】なお、無負荷状態で得られたデータを用い
てモータMの実運転時のデータを補正するのは、位相差
が主に電気抵抗素子13A〜13Dの特性および回転量
検出センサ10の構造に起因するため、それらが経時的
に変化することはほとんどなく、実運転時の電圧波形に
かかる処理をなすことにより、得られた電圧波形を正規
の電圧波形とすることができることによる。
【0072】このように、前述した処理を施すことによ
り、第1電圧計V1および第2電圧計V2の各電圧波形に
正規正弦波の波形に対して位相のずれがあったとして
も、精度よく回転軸の回転位置を算出できる。
【0073】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
してきたが、本発明はかかる実施の形態のみに限定され
るものではなく種々改変が可能である。例えば、実施の
形態では磁束変化を電圧変化に変換しているが、検出さ
れる物理量は磁束のみに限定されるものではなく他の物
理量とされてもよく、例えば、起電力、電気抵抗、電気
容量、光量などとされてもよい。また、検出された物理
量の変化の変換形態は電圧変化に限定されるものではな
く他の信号形態とされてもよく、例えば、電流変化、周
波数変化などとされてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば種
々の要因によりセンサを構成している第1検出器および
第2検出器により得られた信号波形に波形歪などがあっ
たとしても、精度よく回転軸の回転量が算出できるとい
う優れた効果が得られる。
【0075】また、校正装置によるセンサの校正が不要
となるので、モータの稼働率が向上するという優れた効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の回転量測定装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の回転量測定装置の電気
的構成の概略図である。
【図3】磁気抵抗素子と歯車の歯との位置関係の説明図
である。
【図4】第1ブリッジおよび第2ブリッジにより検出さ
れた電圧波形を模式図的に示したグラフである。
【図5】測定された電圧波形を模式図的に示したグラフ
であって、同(a)は第1電圧計による電圧波形を示
し、同(b)は第2電圧計による電圧波形を示す。
【図6】回転数検出器を備えたモータの概略図である。
【図7】従来の回転数検出器の校正装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
10 回転数検出センサ 11 歯車 12 磁気ユニット 13 磁気抵抗素子ブロック 13A 第1電気抵抗素子 13B 第2電気抵抗素子 13C 第3電気抵抗素子 13D 第4電気抵抗素子 14 永久磁石 20 演算処理部 21 信号波形修正手段 22 回転量算出手段 30 出力部 40 装置本体 A 回転量検出装置 M サーボモータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転軸の回転位置や回転回数な
    どの回転量を測定する回転量測定方法であって、 モータの回転軸の回転に伴って規則的に磁束等の物理量
    が変化するようにし、この物理量の変化を位相の異なる
    二つの電圧等の信号変化に変換し、この変換された信号
    変化により得られる信号波形に正規波形からのずれがあ
    る場合、そのずれを解消する修正処理を施し、その修正
    された信号波形により回転位置や回転回数などの回転量
    を算出することを特徴とする回転量測定方法。
  2. 【請求項2】 位相の異なる信号波形が、sin状波形
    とcos状波形とされ、下記式をゼロとするαを求める
    ことにより回転位置や回転回数などの回転量を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の回転量測定方法。 sin(θ−α)=sinθcosα−cosθsin
    α ここに、sinθおよびcosθは変換されたそれぞれ
    の信号波形値を示し、θは回転量を示し、αは位相差を
    示す。
  3. 【請求項3】 正規波形からのずれがオフセットであ
    り、そのオフセットの解消が得られた信号波形からオフ
    セット相当分を減算すること、またはオフセット分だけ
    座標軸を移動させることによりなされることを特徴とす
    る請求項1または2記載の回転量測定方法。
  4. 【請求項4】 モータの回転軸の回転に伴って磁束等の
    物理量が規則的に変化するようにし、この物理量の変化
    を位相の異なる二つの電圧等の信号変化に変換し、この
    変換された二つの信号変化により得られた信号波形によ
    りモータの回転軸の回転位置や回転回数などの回転量を
    算出する回転量測定方法であって、 モータを等速回転させた時に得られる前記二つの信号波
    形の各々について、隣接するピーク間またはボトム間を
    1周期とする正規正弦波の信号波形を作成する手順と、 得られた二つの信号波形の位相差が所定値となるように
    補正する手順と、前記位相差が所定値とされた信号波形
    と、前記モータを等速回転させた時に得られる信号波形
    とから両者の対応関係をそれぞれの信号波形について求
    める手順と、 モータの実運転時における信号波形を前記対応関係を用
    いて補正する手順と、 前記補正されたモータの実運転時における信号波形によ
    りモータの回転軸の回転位置や回転回数などの回転量を
    算出する手順とを含んでいることを特徴とする回転量測
    定方法。
  5. 【請求項5】 二つの信号波形のゲインまたは振幅が異
    なる場合、両者のゲインまたは振幅を一致させる処理を
    なす手順が付加されていることを特徴とする請求項2ま
    たは4記載の回転量測定方法。
  6. 【請求項6】 モータの回転軸の回転に伴って規則的に
    磁束等の物理量が変化するようにし、かつこの物理量の
    変化を位相の異なる二つの電圧等の信号変化に変換して
    得られた信号波形によりモータの回転軸の回転位置や回
    転回数などの回転量を測定する回転量測定方法であっ
    て、 初期調整時にモータを無負荷にした状態でロータを原点
    に停止させ、その時の変換された信号変化により得られ
    た信号波形の原点からの位相差を算出し、実運転時にお
    いて得られた信号波形から前記算出された位相差を減算
    することによりロータの原点からの位置を算出し、その
    位置を用いてモータの回転軸の回転位置や回転回数など
    の回転量を測定することを特徴とする回転量測定方法。
  7. 【請求項7】 モータの回転軸の回転に伴って規則的に
    磁束等の物理量が変化するようにし、かつこの物理量の
    変化を位相の異なる二つの電圧等の信号変化に変換して
    得られた信号波形によりモータの回転軸の回転位置や回
    転回数などの回転量を測定する回転量測定装置であっ
    て、 得られた信号波形に正規波形からのずれがある場合、そ
    のずれを解消する信号波形修正手段と、前記信号波形修
    正手段により修正された信号波形を用いて回転位置や回
    転回数などの回転量を算出する回転量算出手段とを備え
    てなることを特徴とする回転量測定装置。
  8. 【請求項8】 位相の異なる信号波形が、sin状波形
    とcos状波形とされ、回転量算出手段により下記式を
    ゼロとするαを求めることにより回転位置や回転回数な
    どの回転量を算出することを特徴とする請求項7記載の
    回転量測定装置。 sin(θ−α)=sinθcosα−cosθsin
    α ここに、sinθおよびcosθは変換されたそれぞれ
    の信号波形値を示し、θは回転量を示し、αは位相差を
    示す。
  9. 【請求項9】 正規波形からのずれがオフセットであ
    り、信号波形修正手段によるそのオフセットの解消が、
    得られた信号波形からオフセット相当分を減算するこ
    と、またはオフセット分だけ座標軸を移動させることに
    よりなされることを特徴とする請求項7または8記載の
    回転量測定装置。
  10. 【請求項10】 モータの回転軸の回転に伴って磁束等
    の物理量が規則的に変化するようにし、この物理量の変
    化を位相の異なる二つの電圧等の信号変化に変換し、こ
    の変換された二つの信号変化により得られた信号波形に
    よりモータの回転軸の回転位置や回転回数などの回転量
    を算出する回転量測定装置であって、 モータを等速回転させた時に得られる前記二つの信号波
    形の各々について、隣接するピーク間またはボトム間を
    1周期とする正規正弦波の信号波形を作成する信号波形
    作成手段と、 得られた二つの信号波形の位相差が所定値となるように
    補正する位相差補正手段と、 前記位相差が所定値とされた信号波形と前記モータを等
    速回転させた時に得られる信号波形とから両者の対応関
    係を求める対応関係算出手段と、 モータの実運転時における信号波形を前記対応関係を用
    いて補正する実運転時波形補正手段と、 前記補正されたモータの実運転時における信号波形によ
    りモータの回転軸の回転位置や回転回数などの回転量を
    算出する回転量算出手段とを備えてなることを特徴とす
    る回転量測定装置。
  11. 【請求項11】 二つの信号波形のゲインまたは振幅が
    異なる場合、両者のゲインまたは振幅を一致させるゲイ
    ン調整手段を備えてなることを特徴とする請求項8また
    は10記載の回転量測定装置。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003509666A (ja) * 1999-09-15 2003-03-11 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト タイヤセンサ
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