JPH11183085A - アルミニウム製熱交換器用フィン材およびアルミニウム製熱交換器の製造方法 - Google Patents
アルミニウム製熱交換器用フィン材およびアルミニウム製熱交換器の製造方法Info
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- JPH11183085A JPH11183085A JP36631697A JP36631697A JPH11183085A JP H11183085 A JPH11183085 A JP H11183085A JP 36631697 A JP36631697 A JP 36631697A JP 36631697 A JP36631697 A JP 36631697A JP H11183085 A JPH11183085 A JP H11183085A
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Abstract
において、チューブおよびフィレット部の耐食性を改善
する。 【解決手段】 Zn:3.0〜15.0重量%を含有
し、残部がAlと不可避不純物からなるフィン材とチュ
ーブとを粉末ろう材によりろう付する。 【効果】 フィンの電位が相対的に卑になってフィ
レットの優先的な腐食が抑制され、チューブでは、フィ
ンからのZnの拡散によって腐食が防止されるので、チ
ューブ、フィレットともに耐食性に優れた熱交換器が得
られる。
Description
交換器の一部を構成するフィン材と、該フィン材を用い
たアルミニウム製熱交換器の製造方法に関する。
法として、Al−Si等のろう材を粉末化し、この粉末
ろう材を熱交換器用部材のろう付部表面に付着させてろ
う付する粉末ろう付方法が知られている。この方法は、
塗布する接合部の形状制約が小さく、従来のろう材では
配置が困難な箇所にも容易に適用でき、またろう材を配
置したい任意の場所に適宜の量で配置できるという利点
を有している。ところで、アルミニウム製熱交換器で
は、チューブ内部を流れる作動流体によって熱交換し、
その熱はチューブ表面に接合したフィンにより放熱させ
ている。したがって、上記チューブは、腐食によって上
記流体が外部に漏れないように高い耐食性(特に孔食に
対する耐食性)を有していることが要求される。
うな熱交換器では、粉末ろう材に、Znを含有した粉末
ろうやZn粉末を混合した混合粉末を用い、このZn成
分をろう付による加熱によってチューブ表面に拡散させ
てZn拡散層を形成する方法が採られている。このZn
拡散層は、チューブ表面を面状腐食形態にして深さ方向
への腐食進行を抑制して、チューブに孔食が発生するの
を有効に防止する。一方、放熱作用を得るフィンでは、
チューブのような格別な耐食性は必要とされないため特
に防食を図る手段は講じられておらず、その材料にも純
Al系や強度や耐エロージョン性を向上させたAl−M
n系合金、Al−Mn−Zr系合金、また、強度と熱伝
導性を向上させたAl−Fe系合金、Al−Zr系合
金、Al−Fe−Zr系合金が使用されている。
Znを含む粉末ろう材を用いてろう付すると、ろう材の
Zn成分が、Al−Si成分に比べて融点が低いため、
ろう付時に優先的に融解して、図2に示すように、Zn
入りろう材15を塗布したチューブ11の表面部からフ
ィレット形成予定部に移動し、一部はフィレット13に
接するフィン12に拡散するものの、殆どが高濃度でフ
ィレット13に凝縮する。一方、チューブ11では、溶
融ろう14に残っているZn成分が拡散流入してZn含
有層11aを形成する。このためZn濃度は、フィレッ
ト>チューブ>フィンの順となっている。
への腐食を抑制する作用があるが、Znを含有する層の
電位を低下させるため該層が優先的に腐食され易くな
る。また、腐食速度が増加するため腐食量が大きくなる
といった面もある。このため、Zn含有の粉末ろう材に
より製造された従来の熱交換器では、フィレットが最も
腐食され易く、次いでチューブ、フィンといった順に腐
食される。したがって、従来の手法では、チューブを防
食できたとしてもフィレットが急激に腐食されるという
現象が起こり、これによりフィンの脱落が発生して、熱
交換器としての性能を十分に得ることができなくなるこ
とが多々あった。
ものであり、チューブ、フィンともに優れた耐食性を得
ることができるアルミニウム製熱交換器用フィン材およ
びアルミニウム製熱交換器の製造方法を提供することを
目的とする。
め、本発明のアルミニウム製熱交換器用フィン材のうち
第1の発明は、Zn:3.0〜15.0重量%を含有
し、残部がAlと不可避不純物からなる組成を有するこ
とを特徴とする。第2の発明は、第1の発明のアルミニ
ウム製熱交換器用フィン材において、組成成分として、
さらにMn:0.5〜2.0重量%を含有することを特
徴とする。第3の発明は、第1又は第2の発明のアルミ
ニウム製熱交換器用フィン材において、組成成分とし
て、さらにZr:0.05〜0.2重量%を含有するこ
とを特徴とする。第4の発明は、第1〜第3の発明のア
ルミニウム製熱交換器用フィン材おいて、組成成分とし
て、さらにFe:0.5〜2.0重量%を含有すること
を特徴とする。第5の発明は、第1〜第4の発明のアル
ミニウム製熱交換器用フィン材おいて、不純物中のS
i、Cuの一方又は両方を、Si:1.0重量%以下、
Cu:0.5重量%以下に規制したことを特徴とする。
造方法は、第1〜第5のいずれかの発明のフィン材と他
のAlまたはAl合金製熱交換器用部材とを、Al合金
ろう材を用いてろう付することを特徴とする。第7の発
明のアルミニウム製熱交換器の製造方法は、第6の発明
において、前記Al合金ろう材が、Al、Al−Si、
Al−Si−Zn、Al−Si−Cu、Al−Si−Z
n−Cu、Al−Zn、Al−Cu、Al−Zn−C
u、Si、Zn、Cuから選択される単体粉末ろうまた
は2種以上の混合粉末ろう材からなることを特徴とす
る。第8の発明のアルミニウム製熱交換器の製造方法
は、第7の発明において、粉末ろう材にフラックスを混
合してろう付することを特徴とする。第9の発明は、第
7又は第8の発明において、粉末ろう材の合計Zn含有
量(重量%)が、フィン材のZn含有量(重量%)の2
/3以下であることを特徴とする。
各部位でのZn濃度順がフィレット>チューブ>フィン
になって、腐食順序がフィレット→チューブ→フィンに
なることが原因であるが、熱交換器では、フィンについ
ては腐食による悪影響は殆どないため、腐食される順と
しては、フィン→フィレット→チューブであるのが理想
的である。本発明では、フィン材に適量のZnを含有さ
せることによりフィンを卑側に移行させ、フィレットを
相対的に貴側に移行させることにより、フィレットの優
先的な腐食を抑制する。なお、通常、ろう材に含有させ
ているZn含有量(〜5%)によれば、ろう付の結果、
上記フィン材はチューブよりも卑になるが、ろう材のZ
n量を制限するか、Znを含まないろう材を使用すれ
ば、フィンはフィレットよりも卑になり、Zn濃度順と
してはフィン>フィレット>チューブの順になり、上記
した理想的な腐食順位になる。
ューブにおいても、腐食形態が面状型となるのに十分な
Zn濃度および濃度勾配は必要であるが、ろう材にZn
を含まないか、その量が制限される場合にも、以下に示
すように、フィンからのZn拡散が期待される。すなわ
ち、ろう材にZnを含まないか、その量が制限内にある
ろう材5を使用しても、図1に示すように、ろう付時に
フィン1からフィン1と接しているチューブ1へとZn
が拡散流入し、また、フィレット3を形成する溶融ろう
4にも、フィン2からZnが拡散流入する。溶融ろう4
はチューブ1表面を濡らしているため、その溶融ろう4
中をZnが移動し、元々ろう材にZnを含有する場合に
はそのZnとともに、溶融ろうからチューブ1に拡散流
入してチューブ表面にZn拡散層1aを形成する。
トへのZn拡散は上記2つの経路により起こり、最もZ
n濃度が低いチューブ表面においても十分なZn濃度を
得ることができる。このようにしてろう付された熱交換
器の接合部では、Zn濃度がフィン>フィレット>チュ
ーブの順となるため、腐食はフィン→フィレット→チュ
ーブの順に進行することとなり、フィン脱落を確実に防
止できると同時に犠牲陽極効果を持つフィンによりチュ
ーブでの腐食を一層防止することができる。なお、図1
では、粉末ろう材を用いて説明したが、本発明において
は、ろう材が粉末ろう材に限定されるものではない。
理由を具体的に説明する。 (1)Zn:3.0〜15.0重量% Znは、電位を卑にさせ犠牲陽極効果を持たせる。ま
た、拡散したZnによってチューブの拡散腐食形態が面
状型となり深さ方向への腐食進行が抑制される。上記効
果は含有量が3重量%未満では十分に発揮されない。一
方、15重量%を超えるとフィン材の融点が著しく低下
し、ろう付時のフィン材の耐エロージョン性、耐サグ性
が低下する。このため、フィン材のZn含有量を3.0
〜15.0重量%に限定する。また、この範囲内では、
高強度や熱伝導性といったフィン材の特性に対しては問
題は生じない。なお、Zn含有量については、前記と同
様の理由で、下限を4%、上限を12%とするのが望ま
しく、さらに、下限を5%、上限を10%とするのが一
層望ましい。
強度を向上させるので所望により含有させる。含有量が
0.5重量%未満では強度向上が十分に発揮されず、
2.0重量%を超えるとフィン材の加工性が低下するの
で、Mn含有量は、0.5〜2.0重量%に限定する。
なお、同様の理由で下限を0.8%、上限を1.5%と
するのが望ましい。 (3)Fe:0.5〜2.0重量% Feは、ろう付後に微細均一に分散し、強度を向上させ
るので所望により含有させる。なお、ろう付後の固溶度
が小さく熱伝導度は低下させにくく、固溶しても熱伝導
度の低下は小さい。ただし、含有量が0.5%重量%未
満では強度向上が十分に発揮されず、一方、2.0重量
%を超えるとフィン材の加工性が低下するので、Fe含
有量は、0.5〜2.0重量%に限定する。なお、同様
の理由で下限を0.6%、上限を1.2%とするのが望
ましい。 (4)Zr:0.05〜0.2重量% Zrは、ろう付後に微細な金属間化合物として分散し、
強度を向上させ、さらに、ろう付後に結晶粒の形状を偏
平型にし、耐エロージョン性を向上させるので所望によ
り含有させる。熱伝導度への影響はFeと同様に小さ
い。ただし、含有量が0.05重量%未満では強度向上
が十分に発揮されず、一方、0.2重量%を越えるとフ
ィン材の加工性が低下するので、Zr含有量は、0.0
5〜0.2重量%に限定する。なお、同様の理由で下限
を0.07%、上限を0.15%とするのが望ましい。
く低下し、ろう付時のフィン材の耐エロージョン性、耐
サグ性が低下するので、含有量は1.0重量%以下とす
るのが望ましい。 (6)Cu:0.5重量%以下 含有量が0.5重量%を超えるとフィン材の融点が著し
く低下し、ろう付時のフィン材の耐エロージョン性、耐
サグ性が低下するので、含有量は0.5重量%以下とす
るのが望ましい。
うに粉末ろう材を用いたろう付に好適のものであるが、
その他に、置きろう材やチューブにろう材をクラッドし
たブレージングシートを使用するろう付にも適用するこ
とができる。また、フィン材がろう付される相手材とし
ては、チューブが挙げられるが、その材質は、Alまた
はAl合金の何れであっても良く、また、その成分も特
定のものに限定されるものではない。
合においては、上記したように各種ろう材を使用でき、
例えば、Al−Si系合金ろう材やAl−Si−Cu系
合金ろう材を用いることができる。これらろう材では、
所望によりZn等の成分を追加することができる。な
お、上記ろう材に粉末ろう材を用いる場合には、単独種
の粉末ろう材の他に、Al、Al−Si、Al−Si−
Zn、Al−Si−Cu、Al−Si−Zn−Cu、A
l−Zn、Al−Cu、Al−Zn−Cu、Si、Z
n、Cuから選択される2種以上の混合粉末ろう材を用
いることができる。これら粉末は、種別や配合比等も適
宜選定することができ、また、各粉末の成分も特定のも
のに限定されるものではないが、通常は、合計量におい
て、通常使用される単独の粉末ろう材と同等の組成とな
るように選定する。ただし、Zn成分については、前記
した腐食形態(腐食順:フィン→フィレット→チュー
ブ)を得るためには、粉末ろう材の合計Zn量を規制す
るのが望ましい。具体的には、フィン材のZn含有量
(重量%)の2/3以下とするのが望ましく、さらに
は、フィン材のZn含有量(重量%)の1/2以下とす
るのが一層望ましい。上記のように、ろう材のZn量比
を2/3以下に規制すれば、Zn含有量の順位を、フィ
ン>フィレット>チューブの順にすることができ、さら
にろう材Zn量比を1/2以下にすれば上記順位は一層
確実なものになる。このような比を設けるのは、フィレ
ットにおいて、ろう材からのZnの濃縮が起こることを
考慮したものである。また、粉末ろう材にZnを含有し
ないものであってもよい。このように粉末ろう材にZn
を含有させなければ、フィレットでのZnの濃縮現象は
避けられ、上記したZn濃度順が確実に得られる。
混合して使用することができる。このフラックスには、
KAlF4,K2AlF5・5H2O,K3AlF6,AlF
3等のフッ化物やNaCl,KCl,LiCl,ZnC
l2等の塩化物フラックス等を用いることができるが本
発明としては、特にその種別が限定されるものではな
い。なお、粉末ろう材とフラックスとの混合比も適宜選
定できるが、例えば、粉末20〜1重量部に対し、フラ
ックス1〜2重量部を混合したものを使用することがで
きる。上記フィン材とチューブ等の他部材とのろう付に
際しては、その操業条件(加熱温度、加熱時間等)は特
に限定されるものではなく、常法によりろう付作業を行
うことができる。
0μm、調質H14の板材を製作し、これをコルゲート
加工を施しフィン材とした。なお、フィン材の強度はフ
ィン材単体にろう付相当熱処理を施し、引張り試験を行
うことにより測定した。その結果を表1に示した。一
方、JIS A3003合金Al合金からなる押出偏平
管に、Al−10%Si粉末ろう(平均粒径30μm)
10重量部とフラックス(平均粒径20μm)1重量部
と、バインダー、バインダー分散媒よりなるろう付用組
成物を塗布し、これに上記各フィン材を組み付けた。こ
れに、ろう付熱処理(600℃×5min)を行って熱
交換器を製作し、該熱交換器を用いて耐食性試験(SW
AAT20日間)を行った。なお、SWAAT試験で
は、人工海水および酢酸からなる試験液を50℃の温度
下で30分間噴霧した後、30分間噴霧を停止して湿潤
雰囲気下に保持する操作を20日間繰り返した。
す。表2の結果より明らかなように、本発明材によれ
ば、良好なろう付性が得られるとともに、フィレットの
耐食性が優れている。なお、上記粉末ろう材にはZnは
含まれていないが、フィンからのZn拡散によって、チ
ューブの耐食性にも優れていた。ただし、発明材の中
で、不純物であるSi、Cuが多く含まれる場合と、フ
ィンに過量のZnを含む比較例No.10では、フィン
材の一部溶融が起こり、良好なろう付が困難であった。
また、比較例No.11では、フィレットでの耐食性の
低下は見られないものの、チューブにおいて貫通孔が形
成された。
3に示す組成でフィン材を製作し、これをAl−10%
Si−4.5%Zn粉末ろう材を用いて、上記と同様に
ろう付を行い、さらに耐食性試験を行った。その結果、
フィン材のZn含有量に対し、ろう材のZn含有量が1
/2以下である場合に最も良い耐食性を示し、これが1
/2〜2/3の範囲ではやや良好な結果を示した。した
がって、ろう材にZnを含有させる際には、フィン材の
Zn含有量との間で相対的な関係を設けるのが望ましい
ことが明らかである。
ウム製熱交換器用フィン材によれば、Znを3.0〜1
5.0重量%含有させたので、熱交換器の各部材によっ
て腐食進行度が変わり、フィレットの耐食性が向上し、
フィレット、チューブともに良好な耐食性が得られる。
また、本発明のアルミニウム製熱交換器の製造方法によ
れば、上記フィン材と他部材とが粉末ろう材にろう付さ
れるので、フィレットの耐食性が向上するとともに、フ
ィレットからのZn拡散によってチューブの耐食性も確
保される。さらに、粉末ろう材の合計Zn含有量(重量
%)を、フィン材のZn含有量(重量%)の2/3以下
にすれば、各部材間において理想的な腐食順位となり、
フィレットの耐食性が一層向上する。
構を示す概略図である。
概略図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 Zn:3.0〜15.0重量%を含有
し、残部がAlと不可避不純物からなる組成を有するこ
とを特徴とするアルミニウム製熱交換器用フィン材 - 【請求項2】 組成成分として、さらにMn:0.5〜
2.0重量%を含有することを特徴とする請求項1記載
のアルミニウム製熱交換器用フィン材 - 【請求項3】 組成成分として、さらにZr:0.05
〜0.2重量%を含有することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のアルミニウム製熱交換器用フィン材 - 【請求項4】 組成成分として、さらにFe:0.5〜
2.0重量%を含有することを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載のアルミニウム製熱交換器用フィン材 - 【請求項5】 不純物中のSi、Cuの一方又は両方
を、Si:1.0重量%以下、Cu:0.5重量%以下
に規制したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載のアルミニウム製熱交換器用フィン材 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のフィン
材と他のAlまたはAl合金製熱交換器用部材とを、A
l合金ろう材を用いてろう付することを特徴とするアル
ミニウム製熱交換器の製造方法 - 【請求項7】 前記Al合金ろう材は、Al、Al−S
i、Al−Si−Zn、Al−Si−Cu、Al−Si
−Zn−Cu、Al−Zn、Al−Cu、Al−Zn−
Cu、Si、Zn、Cuから選択される単体粉末ろうま
たは2種以上の混合粉末ろう材からなることを特徴とす
るアルミニウム製熱交換器の製造方法 - 【請求項8】 粉末ろう材にフラックスを混合してろう
付することを特徴とする請求項7記載のアルミニウム製
熱交換器の製造方法 - 【請求項9】 粉末ろう材の合計Zn含有量(重量%)
が、フィン材のZn含有量(重量%)の2/3以下であ
ることを特徴とする請求項7または8に記載のアルミニ
ウム製熱交換器の製造方法
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