JPH11181707A - 透水性樹脂舗装材を使用しての舗装方法とブロック製造方法。 - Google Patents
透水性樹脂舗装材を使用しての舗装方法とブロック製造方法。Info
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- JPH11181707A JPH11181707A JP37006997A JP37006997A JPH11181707A JP H11181707 A JPH11181707 A JP H11181707A JP 37006997 A JP37006997 A JP 37006997A JP 37006997 A JP37006997 A JP 37006997A JP H11181707 A JPH11181707 A JP H11181707A
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- aggregate
- concrete
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】従来路面や広場の舗装には、アスファルト、コ
ンクリート、ブロック、タイルなどが使用されて、舗装
面に塗装するか又は舗装材料に顔料を入れるなどして施
工されているが、退色しやすいという欠点があり、補修
も困難という問題がある。 【解決手段】課題解決に当たっては、粉砕され粒度0〜
5mmに調整された色ガラスを骨材として、ウレタン系
樹脂を加えて混合することにより、重量比骨材100に
対してウレタン系樹脂重量5〜10となる舗装材を製成
する。
ンクリート、ブロック、タイルなどが使用されて、舗装
面に塗装するか又は舗装材料に顔料を入れるなどして施
工されているが、退色しやすいという欠点があり、補修
も困難という問題がある。 【解決手段】課題解決に当たっては、粉砕され粒度0〜
5mmに調整された色ガラスを骨材として、ウレタン系
樹脂を加えて混合することにより、重量比骨材100に
対してウレタン系樹脂重量5〜10となる舗装材を製成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道、歩道橋、公園、
広場、スポーツ施設、建物周り、家庭の玄関土間、中
庭、縁側、ポーチ、進入路、駐車場、スロープのある歩
道、車椅子の通路、路面のサイン表示などにおいて、透
水性があり、素材の持つ色彩を活かした、ノンスリップ
効果のある舗装面を形成するための舗装方法および舗装
材に関する。
広場、スポーツ施設、建物周り、家庭の玄関土間、中
庭、縁側、ポーチ、進入路、駐車場、スロープのある歩
道、車椅子の通路、路面のサイン表示などにおいて、透
水性があり、素材の持つ色彩を活かした、ノンスリップ
効果のある舗装面を形成するための舗装方法および舗装
材に関する。
【0002】本発明は、タイルや道路用の敷石、歩車道
用ブロック、護岸用のブロックとしても使用される強度
と透水性をもったブロックを製造するための舗装材に関
する。
用ブロック、護岸用のブロックとしても使用される強度
と透水性をもったブロックを製造するための舗装材に関
する。
【0003】本発明は、使用する骨材が、産業廃棄物の
リサイクルとしての有効利用を計る事ができる。
リサイクルとしての有効利用を計る事ができる。
【0004】
【従来の技術】従来、路面や広場の舗装といえばアスフ
ァルト、コンクリート、ブロック、タイルなどの舗装方
法が一般的に行われているが、画一的なアスファルトや
コンクリートによる舗装だけではなく、街並みの美しさ
や、安らぎのある風景を考慮した景観舗装が要求される
ようになってきている。
ァルト、コンクリート、ブロック、タイルなどの舗装方
法が一般的に行われているが、画一的なアスファルトや
コンクリートによる舗装だけではなく、街並みの美しさ
や、安らぎのある風景を考慮した景観舗装が要求される
ようになってきている。
【0005】このような要求に対して、舗装面に塗装す
るとか、舗装材料に顔料を入れる方法等により施工され
ているが、退色しやすいという欠点があり、補修も困難
という問題点があった。
るとか、舗装材料に顔料を入れる方法等により施工され
ているが、退色しやすいという欠点があり、補修も困難
という問題点があった。
【0006】また、舗装面積の増加により、雨水が地下
にしみ込まなくなり、少しの集中降雨でも一時に排水溝
に集中して流れ込むことにより都市型の洪水をおこすこ
ともあり、また地下水が不足しての地盤沈下や、地中の
水分減少による街路樹の育成鈍化など多くの悪影響が指
摘されている為、透水性の舗装が重要視されている。
にしみ込まなくなり、少しの集中降雨でも一時に排水溝
に集中して流れ込むことにより都市型の洪水をおこすこ
ともあり、また地下水が不足しての地盤沈下や、地中の
水分減少による街路樹の育成鈍化など多くの悪影響が指
摘されている為、透水性の舗装が重要視されている。
【0007】一方、従来は産業廃棄物として埋立処分さ
れていた産廃ガラス瓶や、廃瓦、コンクリート塊などを
骨材として有効利用する方法が検討されているが、さら
に種々の有効利用方法が求められている。
れていた産廃ガラス瓶や、廃瓦、コンクリート塊などを
骨材として有効利用する方法が検討されているが、さら
に種々の有効利用方法が求められている。
【0008】透水性樹脂舗装で主に使用されているエポ
キシ系の樹脂は、施工後数カ月で黄変という変色をきた
すものがほとんどであり、使用している骨材の持つ美し
い素材の表面が変色してしまう欠点がある。またエポキ
シ系の樹脂舗装では強度が弱く、その施工範囲は歩道部
分が主であり、車の通る部分には施工できない欠点があ
る。
キシ系の樹脂は、施工後数カ月で黄変という変色をきた
すものがほとんどであり、使用している骨材の持つ美し
い素材の表面が変色してしまう欠点がある。またエポキ
シ系の樹脂舗装では強度が弱く、その施工範囲は歩道部
分が主であり、車の通る部分には施工できない欠点があ
る。
【0009】透水性樹脂舗装はコンクリートやアスファ
ルト舗装などの基盤の上に施工するのが一般的である
が、透水性樹脂舗装をするためには、その基盤の費用が
別途必要となりコスト面で他の工法との比較で不利にな
る場合が多い。
ルト舗装などの基盤の上に施工するのが一般的である
が、透水性樹脂舗装をするためには、その基盤の費用が
別途必要となりコスト面で他の工法との比較で不利にな
る場合が多い。
【0010】脱色アスファルトなどを使用した自然色舗
装の場合は、既存のアスファルトプラントにて材料を加
熱して製造することがほとんどであり、専用のプラント
ではないため施工面積が大きくならないとプラントを稼
働させる事ができない。またその舗装補修についても同
様の理由で簡単に施工できないという欠点がある。
装の場合は、既存のアスファルトプラントにて材料を加
熱して製造することがほとんどであり、専用のプラント
ではないため施工面積が大きくならないとプラントを稼
働させる事ができない。またその舗装補修についても同
様の理由で簡単に施工できないという欠点がある。
【0011】現在施工されている車道や歩道部分のコン
クリート製ブロックに夜間の道路標示としてブロック表
面に蛍光発光テープなどを張っているが、テープが小さ
く見にくいものが多い。
クリート製ブロックに夜間の道路標示としてブロック表
面に蛍光発光テープなどを張っているが、テープが小さ
く見にくいものが多い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、景観
舗装として素材を活かした美しい透水性の舗装をする方
法として、施工面の凸凹に関係なく簡単に施工でき、補
修も簡単に行え、透水性があり、しかも表面は滑りにく
いノンスリップ効果のある仕上がりとなり、顔料などを
使用しないため退色の心配がなく、素材の持つ色彩をそ
のまま表現する事が出来るため、様々な色彩やデザイン
を計画する事ができ、しかも施工後数時間で歩行可能な
状態になる、透水性樹脂舗装材および、この舗装材を使
用しての舗装方法を提供する。
舗装として素材を活かした美しい透水性の舗装をする方
法として、施工面の凸凹に関係なく簡単に施工でき、補
修も簡単に行え、透水性があり、しかも表面は滑りにく
いノンスリップ効果のある仕上がりとなり、顔料などを
使用しないため退色の心配がなく、素材の持つ色彩をそ
のまま表現する事が出来るため、様々な色彩やデザイン
を計画する事ができ、しかも施工後数時間で歩行可能な
状態になる、透水性樹脂舗装材および、この舗装材を使
用しての舗装方法を提供する。
【0013】産業廃棄物のリサイクルは大きな社会問題
であり、従来は処分されていた産廃ガラス瓶や、廃瓦、
コンクリート塊などを骨材として有効利用し、使用可能
な再生骨材となるよう粒度調整して、使用する透水性舗
装材および、この舗装材を使用しての施工方法を提供す
る。
であり、従来は処分されていた産廃ガラス瓶や、廃瓦、
コンクリート塊などを骨材として有効利用し、使用可能
な再生骨材となるよう粒度調整して、使用する透水性舗
装材および、この舗装材を使用しての施工方法を提供す
る。
【0014】現在施工されている車道や歩道部分のコン
クリート製ブロックに夜間の道路表示としてブロック表
面に蛍光発光テープなどを貼っているが、テープが小さ
く見にくいものが多く、それを解決するために、ブロッ
クそのものが反射して光るブロックを製造するための、
透水性樹脂舗装材およびこの舗装材を使用してのブロッ
クの製造方法を提供する。
クリート製ブロックに夜間の道路表示としてブロック表
面に蛍光発光テープなどを貼っているが、テープが小さ
く見にくいものが多く、それを解決するために、ブロッ
クそのものが反射して光るブロックを製造するための、
透水性樹脂舗装材およびこの舗装材を使用してのブロッ
クの製造方法を提供する。
【0015】透水性樹脂舗装で主に使用されているエポ
キシ系の樹脂は、施工後数カ月で黄変という変色をきた
すものがほとんどであり、使用している骨材の持つ美し
い素材の表面が変色してしまう欠点がある。またエポキ
シ系の樹脂舗装では、強度が弱く、その施工範囲は歩道
部分が主であり、車の通る部分には施工できない欠点が
あるが、本発明は変色しない、しかもエポキシ系の樹脂
よりも強度の優れた特徴を持つ透水性樹脂舗装材およ
び、この舗装材を使用しての舗装方法を提供する。
キシ系の樹脂は、施工後数カ月で黄変という変色をきた
すものがほとんどであり、使用している骨材の持つ美し
い素材の表面が変色してしまう欠点がある。またエポキ
シ系の樹脂舗装では、強度が弱く、その施工範囲は歩道
部分が主であり、車の通る部分には施工できない欠点が
あるが、本発明は変色しない、しかもエポキシ系の樹脂
よりも強度の優れた特徴を持つ透水性樹脂舗装材およ
び、この舗装材を使用しての舗装方法を提供する。
【0016】本発明のなお一つの目的は、現在施工され
ている透水性樹脂舗装のほとんどが、コンクリートやア
スファルト舗装などの基盤の上に舗装材の厚みを薄くし
て施工しているが、工事費としてコンクリートやアスフ
ァルト舗装の基盤の施工費用も必要であり、それを解決
するために、路床や路盤の上に直接施工する透水性樹脂
舗装材および、この舗装材を使用しての舗装方法を提供
する。
ている透水性樹脂舗装のほとんどが、コンクリートやア
スファルト舗装などの基盤の上に舗装材の厚みを薄くし
て施工しているが、工事費としてコンクリートやアスフ
ァルト舗装の基盤の施工費用も必要であり、それを解決
するために、路床や路盤の上に直接施工する透水性樹脂
舗装材および、この舗装材を使用しての舗装方法を提供
する。
【0017】既存のアスファルトプラントで加熱製造す
る舗装材料を使用して施工する自然色舗装は、小規摸施
工や補修をする場合は困難であり、それを解決するため
に、既存のアスファルトプラント使用しないで、常温で
製造する透水性樹脂舗装材および、この舗装材を使用し
ての舗装方法を提供する。
る舗装材料を使用して施工する自然色舗装は、小規摸施
工や補修をする場合は困難であり、それを解決するため
に、既存のアスファルトプラント使用しないで、常温で
製造する透水性樹脂舗装材および、この舗装材を使用し
ての舗装方法を提供する。
【0018】
【発明が解決する手段】すなわち、上記課題を解決する
ための手段として、請求項1記載の発明は、1粉砕され
粒度0〜5mmに調整された色ガラスを骨材として、ウ
レタン系樹脂を加えて混合する事により、重量比骨材1
00にたいしてウレタン系樹脂重量比5〜10と成るこ
とを特徴とする舗装材料」を、その内容としている。舗
装材に使用される色ガラスは、粉砕され粒度0〜5mm
に調整された色ガラスで、産業廃棄物のリサイクルを主
目的として、各家庭や店舗、工場などから排出されるガ
ラス瓶などの産廃ガラス瓶を使用するが、さらに市販の
ガラスを使用する事により色彩やデザインの範囲を広げ
る事ができる。
ための手段として、請求項1記載の発明は、1粉砕され
粒度0〜5mmに調整された色ガラスを骨材として、ウ
レタン系樹脂を加えて混合する事により、重量比骨材1
00にたいしてウレタン系樹脂重量比5〜10と成るこ
とを特徴とする舗装材料」を、その内容としている。舗
装材に使用される色ガラスは、粉砕され粒度0〜5mm
に調整された色ガラスで、産業廃棄物のリサイクルを主
目的として、各家庭や店舗、工場などから排出されるガ
ラス瓶などの産廃ガラス瓶を使用するが、さらに市販の
ガラスを使用する事により色彩やデザインの範囲を広げ
る事ができる。
【0019】請求項2記載の発明は、粉砕され粒度0〜
5mmに調整された色ガラスと、同程度の粒度となる自
然に産出する海砂、川砂、真砂土、砕石などと混合して
骨材として使用する事により、自然の風合いを持ち、自
然と周囲とに調和し、また色彩やデザインも豊富な景観
舗装とする事ができる。さらに各種骨材は安価で、容易
に入手する事が可能であるため、施工費用の減少を計る
事ができる。また、上記色ガラスと蛍光発光する天然砕
石や人工発光砕石などと混合して骨材として使用する事
により、サイン効果やブラックライトを照射する事によ
って様々な色彩を演出する事ができ、色彩やデザインの
範囲を広げる事ができる。さらに、上記色ガラスと人工
的に製造したセラミック製のカラー砕石、カラーサンド
などと混合して骨材として使用する事により、色彩やデ
ザインの範囲を広げる事ができる。
5mmに調整された色ガラスと、同程度の粒度となる自
然に産出する海砂、川砂、真砂土、砕石などと混合して
骨材として使用する事により、自然の風合いを持ち、自
然と周囲とに調和し、また色彩やデザインも豊富な景観
舗装とする事ができる。さらに各種骨材は安価で、容易
に入手する事が可能であるため、施工費用の減少を計る
事ができる。また、上記色ガラスと蛍光発光する天然砕
石や人工発光砕石などと混合して骨材として使用する事
により、サイン効果やブラックライトを照射する事によ
って様々な色彩を演出する事ができ、色彩やデザインの
範囲を広げる事ができる。さらに、上記色ガラスと人工
的に製造したセラミック製のカラー砕石、カラーサンド
などと混合して骨材として使用する事により、色彩やデ
ザインの範囲を広げる事ができる。
【0020】請求項3記載の発明は、上記舗装材の骨材
として、自然に産出する海砂、川砂、山砂、真砂土、玉
石、砕石および蛍光発光する天然砕石、人工発光砕石
や、人工的に製造したセラミック製のカラー砕石、カラ
ーサンドなどを粒度0〜5mmに粒度調整し、それぞれ
単体もしくは各種混合して骨材となし、その骨材ににウ
レタン系樹脂を加えて混合する事により、重量比骨材1
00に対してウレタン系樹脂重量比5〜10と成ること
を特徴とする舗装材で請求項2記載と同様の特徴を有す
る。また、廃瓦、コンクリート塊など再生骨材として使
用可能な再生物等を粒度0〜5mmに粒度調整し、それ
ぞれ単体もしくは各種混合して骨材となし、その骨材と
ウレタン系樹脂を加えて混合する事により重量比骨材1
00に対してウレタン系樹脂重量比5〜10と成ること
を特徴とする舗装材であり、再生骨材として使用する事
により、産業廃棄物のリサイクルの有効利用を計る事が
できる。
として、自然に産出する海砂、川砂、山砂、真砂土、玉
石、砕石および蛍光発光する天然砕石、人工発光砕石
や、人工的に製造したセラミック製のカラー砕石、カラ
ーサンドなどを粒度0〜5mmに粒度調整し、それぞれ
単体もしくは各種混合して骨材となし、その骨材ににウ
レタン系樹脂を加えて混合する事により、重量比骨材1
00に対してウレタン系樹脂重量比5〜10と成ること
を特徴とする舗装材で請求項2記載と同様の特徴を有す
る。また、廃瓦、コンクリート塊など再生骨材として使
用可能な再生物等を粒度0〜5mmに粒度調整し、それ
ぞれ単体もしくは各種混合して骨材となし、その骨材と
ウレタン系樹脂を加えて混合する事により重量比骨材1
00に対してウレタン系樹脂重量比5〜10と成ること
を特徴とする舗装材であり、再生骨材として使用する事
により、産業廃棄物のリサイクルの有効利用を計る事が
できる。
【0021】又、請求項4記載の発明は、「請求項1か
ら請求項3記載の透水性樹脂舗装材を作成し、この舗装
材を、セメント、コンクリート、アスファルト、などで
形成された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で仕上
げられた路面に、必要な厚みに均一に敷き均して、表面
を手押しローラーにて転圧して仕上げることを特徴とす
る舗装方法」を、その内容としている。本発明は、施工
面の凸凹に関係なく簡単に施工でき、補修も簡単に行
え、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンスリッ
プ効果のある仕上がりとなり、顔料など使用しないため
退色の心配がなく、素材の持つ色彩をそのまま表現する
事が出来るため、様々な色彩やデザインを計画する事が
でき、しかも施工語数時間で歩行可能な状態となる。上
記舗装材を、セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で
仕上げられた路面に、必要な厚みに均一に敷き均して、
表面を手押しローラーにて転圧して仕上げることによ
り、舗装体の密度が大きくなり、施工表面の平滑性、平
坦性も向上し、しかも施工数量を増やす事ができる。手
押しローラーは、その表面をガスバーナーで70℃〜8
0℃に加熱する事により舗装材が付着する事がなく表面
を均一に仕上げる事ができる。ローラーの届かない端部
は鏝で押さえて仕上げる。この鏝もローラーと同様に、
その表面をガスバーナーで70℃〜80℃に加熱する事
により、舗装材が付着する事がなく表面を均一に仕上げ
る事ができる。粉砕された粒度0〜5mmに調整された
色ガラスを使用する場合、その表面を手押しローラーや
鏝で転圧仕上げする事により、色ガラスの鋭角な部分が
下方向または横方向に向いて仕上がるため、表面が安全
でしかもノンスリップ効果のある仕上げとなる。骨材と
ウレタン系樹脂はモルタルミキサーで常温混合するの
で、施工面積に応じて混合する事ができ、しかも、移動
も簡単なため、小規模施工や補修にも対応する事ができ
る。また、コンクリートやアスファルトの基盤の上の施
工しないで、上記舗装材を、路床、路盤、などで形成さ
れた路面に、必要な厚みに均一に敷き均して、表面を手
押しローラーにて転圧して仕上げる舗装方法は、上記と
同様の舗装方法でありさらに基盤を必要としないため、
施工費用の減少を計る事ができる。
ら請求項3記載の透水性樹脂舗装材を作成し、この舗装
材を、セメント、コンクリート、アスファルト、などで
形成された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で仕上
げられた路面に、必要な厚みに均一に敷き均して、表面
を手押しローラーにて転圧して仕上げることを特徴とす
る舗装方法」を、その内容としている。本発明は、施工
面の凸凹に関係なく簡単に施工でき、補修も簡単に行
え、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンスリッ
プ効果のある仕上がりとなり、顔料など使用しないため
退色の心配がなく、素材の持つ色彩をそのまま表現する
事が出来るため、様々な色彩やデザインを計画する事が
でき、しかも施工語数時間で歩行可能な状態となる。上
記舗装材を、セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で
仕上げられた路面に、必要な厚みに均一に敷き均して、
表面を手押しローラーにて転圧して仕上げることによ
り、舗装体の密度が大きくなり、施工表面の平滑性、平
坦性も向上し、しかも施工数量を増やす事ができる。手
押しローラーは、その表面をガスバーナーで70℃〜8
0℃に加熱する事により舗装材が付着する事がなく表面
を均一に仕上げる事ができる。ローラーの届かない端部
は鏝で押さえて仕上げる。この鏝もローラーと同様に、
その表面をガスバーナーで70℃〜80℃に加熱する事
により、舗装材が付着する事がなく表面を均一に仕上げ
る事ができる。粉砕された粒度0〜5mmに調整された
色ガラスを使用する場合、その表面を手押しローラーや
鏝で転圧仕上げする事により、色ガラスの鋭角な部分が
下方向または横方向に向いて仕上がるため、表面が安全
でしかもノンスリップ効果のある仕上げとなる。骨材と
ウレタン系樹脂はモルタルミキサーで常温混合するの
で、施工面積に応じて混合する事ができ、しかも、移動
も簡単なため、小規模施工や補修にも対応する事ができ
る。また、コンクリートやアスファルトの基盤の上の施
工しないで、上記舗装材を、路床、路盤、などで形成さ
れた路面に、必要な厚みに均一に敷き均して、表面を手
押しローラーにて転圧して仕上げる舗装方法は、上記と
同様の舗装方法でありさらに基盤を必要としないため、
施工費用の減少を計る事ができる。
【0022】上記の透水性樹脂舗装材の各種骨利は、0
〜5mmの粒度調整されたものを使用し、ウレタン系樹
脂の配合は、使用する骨材重量100に対してバインダ
ーとしてウレタン系樹脂重量比5〜10となる分量を、
均一になるよう混合して製造する。使用する骨材粒子が
小さくなるウレタン系樹脂の使用量が多くなり、骨材粒
子が大きくなるとその使用量が少なくなる。ウレタン系
樹脂は、限度を超えた量を使用した場合、発泡が生じ見
ばえが悪くなり、強度も低下するので、使用する骨材に
より施工する前に適正な使用量を調べる必要がある。こ
のウレタン系樹脂は変色の起こらないものであり、素材
の持つ色彩をそのまま表現することができる。また、こ
のウレタン系樹脂は下地との接着性が強く、強度や耐摩
耗性、耐候性に優れており歩道部分だけでなく駐車場な
どの車の通行する部分にも施工する事ができる特色があ
る。さらに、ウレタン系樹脂は、一液性であり施工上取
扱いが簡単である。少量使用する硬化剤は、その使用量
を変化させることにより、硬化時間を変える事ができる
ため、施工時の気温や天候に合わせて施工する事ができ
る。しかも、セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や鉄板、ステンレスなどの金属で仕
上げられた路面に塗るウレタン系の接着剤(プライマ
ー)は接着性が良く、骨材とウレタン樹脂との混合物と
路面との接着を完全なものとする特徴がある。
〜5mmの粒度調整されたものを使用し、ウレタン系樹
脂の配合は、使用する骨材重量100に対してバインダ
ーとしてウレタン系樹脂重量比5〜10となる分量を、
均一になるよう混合して製造する。使用する骨材粒子が
小さくなるウレタン系樹脂の使用量が多くなり、骨材粒
子が大きくなるとその使用量が少なくなる。ウレタン系
樹脂は、限度を超えた量を使用した場合、発泡が生じ見
ばえが悪くなり、強度も低下するので、使用する骨材に
より施工する前に適正な使用量を調べる必要がある。こ
のウレタン系樹脂は変色の起こらないものであり、素材
の持つ色彩をそのまま表現することができる。また、こ
のウレタン系樹脂は下地との接着性が強く、強度や耐摩
耗性、耐候性に優れており歩道部分だけでなく駐車場な
どの車の通行する部分にも施工する事ができる特色があ
る。さらに、ウレタン系樹脂は、一液性であり施工上取
扱いが簡単である。少量使用する硬化剤は、その使用量
を変化させることにより、硬化時間を変える事ができる
ため、施工時の気温や天候に合わせて施工する事ができ
る。しかも、セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や鉄板、ステンレスなどの金属で仕
上げられた路面に塗るウレタン系の接着剤(プライマ
ー)は接着性が良く、骨材とウレタン樹脂との混合物と
路面との接着を完全なものとする特徴がある。
【0023】又、請求項5記載の発明は、「請求項1か
ら請求項3記載の透水性樹脂舗装材を使用して製造する
タイルや路面用の敷石ブロック、歩車道用ブロック、護
岸用のブロック」を、その内容としている。このブロッ
クは、上記舗装体と同じ特徴を有する事ができる。又、
請求項1から請求項3記載の透水性樹脂舗装材を作成
し、この舗装材をコンクリートブロックなどのコンクリ
ート二次製品の表面に表面上に敷き均し、表面をコテに
て仕上げ、接着して製造するコンクリートブロック」
を、その内容としている。さらに、「請求項1〜3に記
載の透水性樹脂舗装材を作成し、コンクリートブロック
などのコンクリート二次製品の製造時に、コンクリート
二次製品の型枠の中に敷き込み、その後にコンクリート
を投入して製造する、又はコンクリート型枠の中にコン
クリートを投入したあと、その表面に舗装材を敷きなら
して製造するコンクリートブロック」を、その内容とし
ている。このコンクリートブロックは、コンクリート二
次製品の強度に透水性樹脂舗装材の特徴を合わせたもの
であり、現在施工されている車道や歩道部分のコンクリ
ート製ブロックに夜間の道路標示としてブロック表面に
蛍光発光テープなどを貼っているが、このブロックを使
用する事により、蛍光発光テープなどを貼る必要がな
く、太陽光線や、車のライトに反射するため、交通安全
の注意を喚起することができる。
ら請求項3記載の透水性樹脂舗装材を使用して製造する
タイルや路面用の敷石ブロック、歩車道用ブロック、護
岸用のブロック」を、その内容としている。このブロッ
クは、上記舗装体と同じ特徴を有する事ができる。又、
請求項1から請求項3記載の透水性樹脂舗装材を作成
し、この舗装材をコンクリートブロックなどのコンクリ
ート二次製品の表面に表面上に敷き均し、表面をコテに
て仕上げ、接着して製造するコンクリートブロック」
を、その内容としている。さらに、「請求項1〜3に記
載の透水性樹脂舗装材を作成し、コンクリートブロック
などのコンクリート二次製品の製造時に、コンクリート
二次製品の型枠の中に敷き込み、その後にコンクリート
を投入して製造する、又はコンクリート型枠の中にコン
クリートを投入したあと、その表面に舗装材を敷きなら
して製造するコンクリートブロック」を、その内容とし
ている。このコンクリートブロックは、コンクリート二
次製品の強度に透水性樹脂舗装材の特徴を合わせたもの
であり、現在施工されている車道や歩道部分のコンクリ
ート製ブロックに夜間の道路標示としてブロック表面に
蛍光発光テープなどを貼っているが、このブロックを使
用する事により、蛍光発光テープなどを貼る必要がな
く、太陽光線や、車のライトに反射するため、交通安全
の注意を喚起することができる。
【0024】
【作 用】本発明に係わる舗装方法では、粒度0〜5m
mに調整された骨材と、バインダーとしてのウレタン系
樹脂とを、使用する骨材重量100に対しウレタン系樹
脂5〜10となる重量にて混合することにより製造する
舗装材を、施工面に敷き均して施工するため、施工面の
凸凹に関係なく簡単に施工でき、しかも施工面積の規摸
や形状に関係なく、小面積の施工や補修も簡単に行え
る。使用する骨材は、すべて粒度調整されたものである
ため、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンスリ
ップ効果のある仕上がりとなっている。さらに使用する
骨材は、すべて顔料を使用しないため退色の心配がな
く、素材の持つ色彩をそのまま表現する事が出来るた
め、多種類の骨材を組み合わせて使用する事により様々
な色彩やデザインを自由に計画する事ができる。
mに調整された骨材と、バインダーとしてのウレタン系
樹脂とを、使用する骨材重量100に対しウレタン系樹
脂5〜10となる重量にて混合することにより製造する
舗装材を、施工面に敷き均して施工するため、施工面の
凸凹に関係なく簡単に施工でき、しかも施工面積の規摸
や形状に関係なく、小面積の施工や補修も簡単に行え
る。使用する骨材は、すべて粒度調整されたものである
ため、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンスリ
ップ効果のある仕上がりとなっている。さらに使用する
骨材は、すべて顔料を使用しないため退色の心配がな
く、素材の持つ色彩をそのまま表現する事が出来るた
め、多種類の骨材を組み合わせて使用する事により様々
な色彩やデザインを自由に計画する事ができる。
【0025】本発明に係わる舗装材は、ウレタン系樹脂
が骨材の接合剤の役割をはたし、変色しないため、素材
の持つ色彩をそのまま保持する事ができる。使用するウ
レタン系樹脂は一液性であり、施工時の手間を省く事が
でき、さらに少量の硬化剤の配合を変化させて使用する
事により、舗装材の硬化時間を変える事ができるため、
施工時の気温や天候に合わせて施工する事ができる。ま
たウレタン系樹脂は、強度も強く、耐摩耗性、耐候性に
優れているため、歩道用ばかりでなく、車の通る部分に
も施工する事ができる。
が骨材の接合剤の役割をはたし、変色しないため、素材
の持つ色彩をそのまま保持する事ができる。使用するウ
レタン系樹脂は一液性であり、施工時の手間を省く事が
でき、さらに少量の硬化剤の配合を変化させて使用する
事により、舗装材の硬化時間を変える事ができるため、
施工時の気温や天候に合わせて施工する事ができる。ま
たウレタン系樹脂は、強度も強く、耐摩耗性、耐候性に
優れているため、歩道用ばかりでなく、車の通る部分に
も施工する事ができる。
【0026】本発明に係わる舗装材で製造したタイルや
路面用の敷石ブロック、歩車道用ブロック、護岸用ブロ
ックは、上記舗装体と同じ特徴を有する事ができる。製
造したタイルは壁面にも使用できるし、ブロックは路面
用の敷石ブロック、歩車道用ブロック、護岸用ブロック
として、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンス
リップ効果がある仕上がりとなり、様々な色彩やデザイ
ンを自由に計画する事もできる。
路面用の敷石ブロック、歩車道用ブロック、護岸用ブロ
ックは、上記舗装体と同じ特徴を有する事ができる。製
造したタイルは壁面にも使用できるし、ブロックは路面
用の敷石ブロック、歩車道用ブロック、護岸用ブロック
として、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンス
リップ効果がある仕上がりとなり、様々な色彩やデザイ
ンを自由に計画する事もできる。
【0027】本発明に係わる舗装材とコンクリート二次
製品のとで製造するコンクリートブロックは、コンクリ
ート二次製品の強度に透水性樹脂舗装材の特徴を合わた
ものであり、十分な強度と、透水性があり、しかも表面
は滑りにくいノンスリップ効果のある仕上がりとなる。
さらに使用するコンクリート二次製品や舗装材により様
々な色彩やデザインを自由に計画する事もできる。現在
施工されている車道や歩道部分のコンクリート製ブロッ
クに夜間の道路表示としてブロック表面に蛍光発光テー
プなどを貼っているが、色ガラスや蛍光発光する天然彩
石や人工発光彩石を骨材として製造したブロックを使用
する事により、蛍光発光テープなどを貼る必要がなく、
太陽光線や、車のライトに反射するため、交通安全の注
意を喚起することができる。
製品のとで製造するコンクリートブロックは、コンクリ
ート二次製品の強度に透水性樹脂舗装材の特徴を合わた
ものであり、十分な強度と、透水性があり、しかも表面
は滑りにくいノンスリップ効果のある仕上がりとなる。
さらに使用するコンクリート二次製品や舗装材により様
々な色彩やデザインを自由に計画する事もできる。現在
施工されている車道や歩道部分のコンクリート製ブロッ
クに夜間の道路表示としてブロック表面に蛍光発光テー
プなどを貼っているが、色ガラスや蛍光発光する天然彩
石や人工発光彩石を骨材として製造したブロックを使用
する事により、蛍光発光テープなどを貼る必要がなく、
太陽光線や、車のライトに反射するため、交通安全の注
意を喚起することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の舗装方法の一例を説明する。
図1は本発明の施工方法の一例を示す施工手順であり、
図に示すように各種骨材を配合した材料をモルタルミキ
サーに投入し、さらにバインダーとなるウレタン系樹脂
を混入して均一になるまで混合する。骨材に水分がある
とウレタン系樹脂の硬化が予定より早くなり、手押しロ
ーラーによる転圧や鏝による押さえ仕上げが十分にでき
なくなるため、良く乾燥させたものを使用する。
図1は本発明の施工方法の一例を示す施工手順であり、
図に示すように各種骨材を配合した材料をモルタルミキ
サーに投入し、さらにバインダーとなるウレタン系樹脂
を混入して均一になるまで混合する。骨材に水分がある
とウレタン系樹脂の硬化が予定より早くなり、手押しロ
ーラーによる転圧や鏝による押さえ仕上げが十分にでき
なくなるため、良く乾燥させたものを使用する。
【0029】セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で
仕上げられた路面に施工する場合、施工面は、汚れやゴ
ミ、ほこりなどを取り除き、良く乾燥させる(施工面の
清掃)。次に施工する形状やデザインを正確に施工面に
位置出しをする(墨出し)。その位置出しに沿ってテー
プや木製型枠等を位置する(型枠設置)。プライマー塗
布は、施工面と舗装材を接着させるためのものであり、
施工面に均一に塗布する。
どで形成された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で
仕上げられた路面に施工する場合、施工面は、汚れやゴ
ミ、ほこりなどを取り除き、良く乾燥させる(施工面の
清掃)。次に施工する形状やデザインを正確に施工面に
位置出しをする(墨出し)。その位置出しに沿ってテー
プや木製型枠等を位置する(型枠設置)。プライマー塗
布は、施工面と舗装材を接着させるためのものであり、
施工面に均一に塗布する。
【0030】施工面の準備ができたら、モルタルミキサ
ーにて混合された舗装材を型枠設置された部分に敷き均
す(材料敷き均し)。そして、敷き均した舗装材をガス
バーナーにて70℃〜80℃に加熱した手押しローラー
にて転圧して仕上げる。ローラーの届かない端部は、同
じく加熱した鏝で押さえて均一に仕上げる(転圧、コテ
仕上げ)。施工が完了した場所は養生させ、ロープやバ
リケードにて進入禁止などの処置を施す。路床や砕石路
盤などで形成された施工面への施工の場合も、同様の施
工方法で行う。
ーにて混合された舗装材を型枠設置された部分に敷き均
す(材料敷き均し)。そして、敷き均した舗装材をガス
バーナーにて70℃〜80℃に加熱した手押しローラー
にて転圧して仕上げる。ローラーの届かない端部は、同
じく加熱した鏝で押さえて均一に仕上げる(転圧、コテ
仕上げ)。施工が完了した場所は養生させ、ロープやバ
リケードにて進入禁止などの処置を施す。路床や砕石路
盤などで形成された施工面への施工の場合も、同様の施
工方法で行う。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の透水性樹
脂舗装材を使用し、本発明の舗装方法やブロックを製造
すれば、以下のような効果を有する。 1.使用する骨材としての色ガラスは産廃ガラス瓶を使
用し、さらに、廃瓦、コンクリート塊など再生骨材とし
て使用可能な再生物を使用する事により、産業廃棄物の
リサイクルの有効利用を計る事ができる。 2.また骨材として、自然に産出する海砂、川砂、真砂
土、玉石および砕石などを使用すれば、安価で容易に入
手する事ができるため、施工費用を軽減する事となり、
しかも自然の風合いを持ち自然と周囲とに調和した景観
舗装が施工できる。 3.さらに骨材として、色ガラスや、蛍光発光する天然
彩石や人工発光彩石、さらに人工的に製造したセラミッ
ク製のカラー砕石、カラーサンドを使用し、しかも顔料
を使用しないため、退色の心配がなく、素材の持つ色彩
をそのまま表現する事ができ、様々な色彩やデザインを
容易に形成する事ができる。 4.セメント、コンクリート、アスファルトなどで形成
された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で仕上げら
れた路面に舗装するばかりでなく、路床や路盤の上に直
接施工することにより、施工費用を軽減する事ができ
る。 5.舗装材はモルタルミキサで常温混合するので、小規
摸施工や補修も簡単に行う事ができる。。しかも使用す
る骨材は、粒度調整しているため透水性があり、ノンス
リップ効果のある仕上がりとなり、少量の硬化剤を配合
して舗装材の硬化時間を調節することにより、施工後数
時間で歩行する事ができる。さらに、強度が強く、耐摩
耗性、耐候性に優れており歩道部分だけでなく駐車場な
どの車の通行する部分にも施工する事ができる。 6.本発明に係わる舗装材で製造したタイルや路面用の
敷石ブロック、歩車道用ブロック、護岸用のブロック
は、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンスリッ
プ効果のある仕上がりとなり、様々な色彩やデザインを
自由に計画する事もできる。さらに、本発明に係わる舗
装材とコンクリート二次製品とで製造するコンクリート
ブロックは、十分な強度と、透水性があり、しかも表面
は滑りにくいノンスリップ効果のある仕上がりとなるる
さらに使用するコンクリート二次製品や舗装材により様
々な色彩やデザインを自由に計画する事もできる。ま
た、色ガラスや蛍光発光する天然彩石や人工発光彩石を
骨材として製造したブロックを使用する事により、太陽
光線や車のライトに反射するため交通安全の注意を喚起
することができる。
脂舗装材を使用し、本発明の舗装方法やブロックを製造
すれば、以下のような効果を有する。 1.使用する骨材としての色ガラスは産廃ガラス瓶を使
用し、さらに、廃瓦、コンクリート塊など再生骨材とし
て使用可能な再生物を使用する事により、産業廃棄物の
リサイクルの有効利用を計る事ができる。 2.また骨材として、自然に産出する海砂、川砂、真砂
土、玉石および砕石などを使用すれば、安価で容易に入
手する事ができるため、施工費用を軽減する事となり、
しかも自然の風合いを持ち自然と周囲とに調和した景観
舗装が施工できる。 3.さらに骨材として、色ガラスや、蛍光発光する天然
彩石や人工発光彩石、さらに人工的に製造したセラミッ
ク製のカラー砕石、カラーサンドを使用し、しかも顔料
を使用しないため、退色の心配がなく、素材の持つ色彩
をそのまま表現する事ができ、様々な色彩やデザインを
容易に形成する事ができる。 4.セメント、コンクリート、アスファルトなどで形成
された路面や、鉄板、ステンレスなどの金属で仕上げら
れた路面に舗装するばかりでなく、路床や路盤の上に直
接施工することにより、施工費用を軽減する事ができ
る。 5.舗装材はモルタルミキサで常温混合するので、小規
摸施工や補修も簡単に行う事ができる。。しかも使用す
る骨材は、粒度調整しているため透水性があり、ノンス
リップ効果のある仕上がりとなり、少量の硬化剤を配合
して舗装材の硬化時間を調節することにより、施工後数
時間で歩行する事ができる。さらに、強度が強く、耐摩
耗性、耐候性に優れており歩道部分だけでなく駐車場な
どの車の通行する部分にも施工する事ができる。 6.本発明に係わる舗装材で製造したタイルや路面用の
敷石ブロック、歩車道用ブロック、護岸用のブロック
は、透水性があり、しかも表面は滑りにくいノンスリッ
プ効果のある仕上がりとなり、様々な色彩やデザインを
自由に計画する事もできる。さらに、本発明に係わる舗
装材とコンクリート二次製品とで製造するコンクリート
ブロックは、十分な強度と、透水性があり、しかも表面
は滑りにくいノンスリップ効果のある仕上がりとなるる
さらに使用するコンクリート二次製品や舗装材により様
々な色彩やデザインを自由に計画する事もできる。ま
た、色ガラスや蛍光発光する天然彩石や人工発光彩石を
骨材として製造したブロックを使用する事により、太陽
光線や車のライトに反射するため交通安全の注意を喚起
することができる。
図1は、本発明の舗装方法の一例を示す施工手順を表
す。図2は、本発明の舗装方法によって形成される舗装
面を模式的に表した図である。図3は、セメント、コン
クリート、アスファルトや金属で形成された路面舗装す
る場合の模型図。図4は、路床、路盤などで形成された
路面に舗装する場合の模型図。図5は、透水性樹脂舗装
材によるタイルやブロックの製造を表す斜見図、図6
は、コンクリート二次製品の表面に透水性樹脂舗装材を
敷き均し接着させてコンクリート二次製品の斜視図。図
7は、透水性樹脂舗装材を型枠の中に敷き込んで、コン
クリートを打設してコンクリート二次製品を製造する型
式を表す。図8は、型枠の中にコンクリートを打設し
て、透水性樹脂舗装材を敷き均し、コンクリート二次製
品を製造する型式を表す。図9ハ、本発明に使用する廃
ガラスなどの骨材の製造工程を表す。
す。図2は、本発明の舗装方法によって形成される舗装
面を模式的に表した図である。図3は、セメント、コン
クリート、アスファルトや金属で形成された路面舗装す
る場合の模型図。図4は、路床、路盤などで形成された
路面に舗装する場合の模型図。図5は、透水性樹脂舗装
材によるタイルやブロックの製造を表す斜見図、図6
は、コンクリート二次製品の表面に透水性樹脂舗装材を
敷き均し接着させてコンクリート二次製品の斜視図。図
7は、透水性樹脂舗装材を型枠の中に敷き込んで、コン
クリートを打設してコンクリート二次製品を製造する型
式を表す。図8は、型枠の中にコンクリートを打設し
て、透水性樹脂舗装材を敷き均し、コンクリート二次製
品を製造する型式を表す。図9ハ、本発明に使用する廃
ガラスなどの骨材の製造工程を表す。
1−−−−−色ガラスなどの骨材 2−−−−−ウレタン系樹脂 3−−−−−隙間 4−−−−−プライマー 5−−−−−路面
Claims (5)
- 【請求項1】セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や鉄板、ステンレスなどの金属で仕
上げられた路面および、路床、路盤、などで形成された
路面に、表層としての透水性樹脂舗装層が、粉砕され粒
度0〜5mmに調整された色ガラスを骨材として、ウレ
タン系樹脂を加えて混合する事により、重量比骨材10
0に対してウレタン系樹脂重量比5〜10と成ることを
特徴とする舗装材。 - 【請求項2】上記舗装材の骨材として、粉砕され粒度0
〜5mmに調整された色ガラスと、同程度の粒度とな
る、自然に産出する海砂、川砂、真砂土、玉石、砕石お
よび蛍光発色する天然砕石や人工発色砕石や、人工的に
製造したセラミック製のカラー砕石、カラーサンドなど
を、それぞれ単体もしくは各種混合して骨材となし、そ
の骨材にウレタン系樹脂を加えて混合する事により、重
量比骨材100に対してウレタン系樹脂重量比5〜10
と成ることを特徴とする舗装材。 - 【請求項3】上記舗装材の骨材として、自然に産出する
海砂、川砂、真砂土、玉石、砕石および蛍光発色するす
る天然砕石、人工発光砕石や、人工的に製造したセラミ
ック製のカラー砕石、カラーサンドや、廃瓦、コンクリ
ート魂など再生骨材として使用可能な再生物等を粒度0
〜5mmに粒度調整し、それぞれ単体もしくは各種混合
して骨材となし、その骨材にウレタン系樹脂を加えて混
合する事により、重量比骨材100に対してウレタン系
樹脂重量比5〜10と成ることを特徴とする舗装材。 - 【請求項4】セメント、コンクリート、アスファルトな
どで形成された路面や鉄板、ステンレスなどの金属で仕
上げられた路面、および路床、路盤、などで形成された
路面に、表層として請求項1〜3に記載の透水性樹脂舗
装材を作成し、この舗装材を上記路面上に敷き均し、表
面を手押しローラーにて転圧して仕上げることを特徴と
する舗装方法。 - 【請求項5】請求項1〜3に記載の透水性樹脂舗装材で
製造することを特徴とするタイルや歩道用ブロックおよ
び請求項1〜3に記載の透水性樹脂舗装材をコンクリー
トブロックなどのコンクリート二次製品の表面に接着さ
せて製造することを特徴とするコンクリートブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37006997A JPH11181707A (ja) | 1997-12-20 | 1997-12-20 | 透水性樹脂舗装材を使用しての舗装方法とブロック製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37006997A JPH11181707A (ja) | 1997-12-20 | 1997-12-20 | 透水性樹脂舗装材を使用しての舗装方法とブロック製造方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11181707A true JPH11181707A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18496002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37006997A Pending JPH11181707A (ja) | 1997-12-20 | 1997-12-20 | 透水性樹脂舗装材を使用しての舗装方法とブロック製造方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11181707A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2828684A1 (fr) * | 2001-08-14 | 2003-02-21 | Claude Destenay | Materiau de revetement a charges dures apparentes colorees, et son procede de fabrication |
JP2007303143A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Happy Garden:Kk | 廃棄ガラスくずを使用した建築用又は構築用表面材料 |
CN100393660C (zh) * | 2003-06-20 | 2008-06-11 | 环球工程贸易有限责任公司 | 用于铺设路面的混凝土 |
JP2011074561A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-04-14 | Yabuhara Sangyo Kk | 化粧舗装構造およびその形成方法 |
JP2016094773A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 株式会社名倉ルーフ | 防滑塗布材及び防滑施工方法 |
CN110049852A (zh) * | 2017-04-03 | 2019-07-23 | 金太显 | 利用了再生合成树脂的透水块制造系统 |
CN113897835A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-01-07 | 长安大学 | 一种灌注式自明亮沥青路面上面层、其制备工艺及其应用 |
CN114009308A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-08 | 淮安大华生物科技有限公司 | 一种蔬菜育苗基质及制备方法 |
CN114753206A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-15 | 江苏先达建设集团有限公司 | 一种彩色陶瓷颗粒路面施工方法 |
-
1997
- 1997-12-20 JP JP37006997A patent/JPH11181707A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2828684A1 (fr) * | 2001-08-14 | 2003-02-21 | Claude Destenay | Materiau de revetement a charges dures apparentes colorees, et son procede de fabrication |
WO2003016235A3 (fr) * | 2001-08-14 | 2003-11-27 | Claude Destenay | Materiau de revetement a charges dures apparentes colorees, et son procede de fabrication |
CN100393660C (zh) * | 2003-06-20 | 2008-06-11 | 环球工程贸易有限责任公司 | 用于铺设路面的混凝土 |
JP2007303143A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Happy Garden:Kk | 廃棄ガラスくずを使用した建築用又は構築用表面材料 |
JP2011074561A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-04-14 | Yabuhara Sangyo Kk | 化粧舗装構造およびその形成方法 |
JP2016094773A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 株式会社名倉ルーフ | 防滑塗布材及び防滑施工方法 |
CN110049852A (zh) * | 2017-04-03 | 2019-07-23 | 金太显 | 利用了再生合成树脂的透水块制造系统 |
CN110049852B (zh) * | 2017-04-03 | 2021-06-04 | 金太显 | 利用了再生合成树脂的透水块制造系统 |
CN113897835A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-01-07 | 长安大学 | 一种灌注式自明亮沥青路面上面层、其制备工艺及其应用 |
CN114009308A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-08 | 淮安大华生物科技有限公司 | 一种蔬菜育苗基质及制备方法 |
CN114753206A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-15 | 江苏先达建设集团有限公司 | 一种彩色陶瓷颗粒路面施工方法 |
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |