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JPH1118059A - プログレッシブビデオ信号をインタレースビデオ信号に変換するコンバータおよびその方法 - Google Patents

プログレッシブビデオ信号をインタレースビデオ信号に変換するコンバータおよびその方法

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Publication number
JPH1118059A
JPH1118059A JP10156499A JP15649998A JPH1118059A JP H1118059 A JPH1118059 A JP H1118059A JP 10156499 A JP10156499 A JP 10156499A JP 15649998 A JP15649998 A JP 15649998A JP H1118059 A JPH1118059 A JP H1118059A
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video signal
progressive
scan line
converter
interlaced
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Application number
JP10156499A
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Can Zuu Daniel
キャン ズー ダニエル
Juhani Hamarainen Carlo
ジュハニ ハマライネン カールロ
James Leacock Thomas
ジェイムズ リーコック トーマス
John Steck Kevin
ジョン ステック ケビン
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0112Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level one of the standards corresponding to a cinematograph film standard
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インターレースビデオ信号の帯域幅を維持し
ながら、かつプログレッシブビデオ信号の垂直解像度を
保って、 後者の信号から前者の信号に変換する装置、
方法と前者の信号から後者の信号を回復する装置、方法
を提供する。 【解決手段】 プログレッシブ−インタレースビデオコ
ンバータ10は、プログレッシブビデオプレプロセッサ
105およびコンバータ110を含む。後者は、ビデオ
フレーム中の1本の走査線を、その前またはその後の走
査線に置き換える。プレプロセッサは、フレーム中の適
切な場所の1本または多数の走査線に所定値を割り当て
得る。各フレームは、少なくとも1本の冗長走査線を有
する。フレーム変更情報は、デジタルビデオストリーム
の補助データ部に符号化される。インタレース−プログ
レッシブビデオコンバータは、補助データプレプロセッ
サと、帰納インタレース−プログレッシブコンバータ
と、2つのデジタル標準コンバータとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号を1つ
のフォーマットから別のフォーマットに変換する方法お
よび装置に関し、具体的には、デジタルプログレッシブ
ビデオ信号をデジタルインタレースビデオ信号に変換
し、再びデジタルプログレッシブビデオ信号に変換する
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送および消費者電
子産業においてプログレッシブ走査ビデオフォーマット
がますます普及している。プログレッシブ走査ビデオフ
ォーマットは、提案されている525プログレッシブ
(525p)フォーマットシステム用に特に普及してい
る。525pフォーマットシステムは、NTSC信号の
垂直解像度をほぼ2倍にし、既存の525インタレース
(525i)フォーマットシステムとの互換性を持たせ
ることが可能である。525pフォーマットシステムは
また、高品位テレビジョン(HDTV)信号によって必
要とされる伝送帯域幅の数分の1の帯域幅の高品位(H
D)に近い画質を与える。そのようなHDに近い品質の
ビデオ信号の一例は、525本の垂直走査線でプログレ
ッシブに走査されるフィルムから生成されるビデオ信号
である。
【0003】テレビ映画(telecine)システムは通常、
動画フィルムを磁気記録媒体に転写するために用いられ
る。そのようなテレビ映画システムの1つは、フレーム
インタライントランスファー(FIT)CCDフィルム
スキャナである。フィルム−テープトランスファーシス
テムの他の例は、BensonおよびFink(1991)による「HD
TV Advanced Television for the 1990s」に記載されて
おり、本明細書において、この文献を参考として援用す
る(第13章参照)。ほとんどのテレビ映画システムに
よって生成されるビデオ信号は、既存のインタレースビ
デオ機器(これらの機器はプログレッシブ信号を生成す
ることができるものであるが)と互換性を持たせるため
にインタレースされる。一旦ビデオ信号がインタレース
フォーマットにされると、この信号の垂直解像度は、プ
ログレッシブビデオフォーマットの垂直解像度の半分に
低減される。インタレースビデオ信号(IVS)をプロ
グレッシブビデオ信号(PVS)にアップコンバートす
る方法はあるが、その変換機器は高価であることが多
く、その質は、もとのプログレッシブビデオ信号ほど良
いものではない。
【0004】図12は、動画フィルムからプログレッシ
ブビデオ信号を生成するため、およびプログレッシブビ
デオ信号をインタレースビデオ信号に変換するための典
型的なテレビ映画システムのブロック図である。このシ
ステムは、連続プロジェクタ2、CCDカメラ3、およ
びデジタル標準コンバータ4を含む。このシステムは、
(1)連続プロジェクタ2を通して24フレーム/秒の
動画フィルムを走査し、同じフレームレートのプログレ
ッシブビデオ信号を生成し、(2)各フレームを一時的
にデジタルメモリに格納し、(3)2:1垂直走査線間
引き(例えば、走査線平均化)および結果として得られ
た偶数および奇数フィールドに対して3−2プルダウン
動作を行うデジタル標準コンバータ4を通して(NTS
Cで)60フィールド/秒のレートでメモリから信号を
取り出す。コンバータ4が、フィールドインテグレーシ
ョン(field integration)と通常呼ばれる平均化プロ
セスを行い、インタレース走査モニタにおいてインター
ラインフリッカ(interline flicker)を低減すること
が必要である。インタレースビデオ信号は、磁気テープ
あるいは光ディスクに記録され、VTRなどの再生装置
6を通して表示装置8で再生される。
【0005】図11は、画像信号が上述のようにインタ
レースフォーマットにダウンコンバートされているイン
タレースフィルム走査システム、および動画フィルムが
フィールドインテグレーションを行わずに(即ち、2:
1垂直間引きで)プログレッシブに走査される仮説のプ
ログレッシブフィルム走査システムのアパーチャレスポ
ンス(aperture response)を示す。このグラフは、ナ
イキスト限界に対するアパーチャレスポンスを表す。こ
のグラフは、実線で示すプログレッシブフィルム走査シ
ステムと比べて、破線で示すインタレースフィルム走査
システムの垂直周波数量が大幅に損失することを実証し
ている。
【0006】これまでには、動画フィルムから得られる
ビデオ信号の垂直解像度を向上する試みがあった。Fuji
namiによる「APPARATUS AND METHOD FOR PRODUCING DOW
NWARDS COMPATIBLE VIDEO SIGNALS WITH INCREASED VER
TICAL RESOLUTION, AND APPARATUS FOR REPRODUCING AN
D DISPLAYING SAME」と題された1996年1月16日発行の米
国特許第5,485,280号およびFujinamiによる「APPARATUS
AND METHOD FOR PRODUCING DOWNWARDS COMPATIBLE VID
EO SIGNALS WITH INCREASED VERTICAL RESOLUTION, AND
APPARATUS FOR REPRODUCING AND DISPLAYING SAME」と
題された1996年4月23日発行の米国特許第5,510,902号の
各々は、垂直解像度が増加したダウンワード互換性ビデ
オ信号を生成する方法および装置を開示している。本明
細書において、これらの特許の各々を参考として援用す
る。
【0007】これらの特許に記載されたプロセスは幾つ
かのステップを包含する。まず、フィルムを高品位テレ
ビ映画装置を通して走査し、1125本の走査線および
16:9のアスペクト比を有するインタレース高品位ビ
デオ信号を生成する。インタレース高品位ビデオ信号
は、プログレッシブ高品位ビデオ信号に変換され、この
プログレッシブ高品位ビデオ信号はその後、より少ない
垂直方向の線を有する標準品位ビデオ信号にダウンコン
バートされる。最後に、プログレッシブ標準品位ビデオ
信号は、垂直解像度が増加したインタレース標準品位ビ
デオ信号に変換される。結果として得られたインタレー
スビデオ信号の増加した垂直解像度は、各標準品位プロ
グレッシブフレームの奇数線を、インタレースビデオ信
号に対応する奇数フィールドメモリに直接与えることに
よって達成される。同様に、各標準品位プログレッシブ
フレームの偶数線は、偶数フィールドメモリに直接与え
られる。その結果、ダウンコンバートの間垂直方向のロ
ーパスフィルタリングが行われないため、インタレース
ビデオ信号の垂直解像度は、標準NTSCビデオ信号の
垂直解像度に対して増加する。
【0008】また、垂直解像度が増加したインタレース
ビデオ信号の存在を示すために、記録/再生装置にフラ
グ信号が与えられる。従って、意図されたプログレッシ
ブ画像を再生するために、プログレッシブ走査モニタを
選択することができる。しかし、垂直解像度が増加した
インタレースビデオ信号は、垂直方向のローパスフィル
タリングが行われてもあるいは行われなくても、インタ
ーラインフリッカあるいは大幅なエイリアジング効果を
伴わずにインタレース走査モニタに適切に表示すること
ができない。従って、米国特許第5,485,280号および米
国特許第5,510,902号に提案されたプロセスは、既存の
システムと完全に互換性があるわけではない。さらに、
垂直解像度が増加したインタレースビデオ画像を生成す
るためには、既存のテレビ映画システムに対して大幅な
ハードウェアの改変が必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、既存の記録機
器および標準ビデオインタフェースとのバックワード互
換性を有するインタレースビデオ信号出力を維持しなが
ら、プログレッシブフィルム走査システムの垂直解像度
を保つ、FITベースのCCDフィルムスキャナなど
の、テレビ映画システムのための装置を提供するという
課題がある。また、インタレースビデオ信号およびプロ
グレッシブビデオ信号の両方が異なる応用に利用可能と
なるように、同じインタレースビデオの信号帯域幅を維
持しながらプログレッシブビデオ信号の垂直解像度を保
って、プログレッシブビデオ信号とインタレースビデオ
信号との間の変換を行う装置を提供するという課題があ
る。また、任意のCCDベースのフィルムスキャナまた
はその他の同様の装置によって生成される従来のインタ
レースビデオソースからのプログレッシブビデオに対応
する完全垂直解像度の回復に対する経済的な解決策を提
供するという課題がある。
【0010】よって、本発明の目的は、インターレース
ビデオ信号の帯域幅を維持しながら、かつプログレッシ
ブビデオ信号の垂直解像度を保って、プログレッシブビ
デオ信号からインタレースビデオ信号に変換する装置お
よび方法、及びこのインタレースビデオ信号からプログ
レッシブビデオ信号を回復する装置および方法を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面によ
れば、プログレッシブビデオ信号をインタレースビデオ
信号に変換するためのコンバータは、置き換え走査線デ
ータを生成し、プログレッシブ水平走査線のうちの少な
くとも1本を該置き換え走査線データに置き換えるため
のプレプロセッサと、該プログレッシブビデオ信号を該
インタレースビデオ信号に変換するための変換手段とを
含む。これにより、上記目的が達成される。
【0012】ある実施形態によれば、該置き換え走査線
データは、該プログレッシブ水平走査線のうちの1本で
ある。
【0013】ある実施形態によれば、該走査線のうちの
1本は、その前の走査線およびその後の走査線のうちの
1本と同一にされ、該その前の走査線およびその後の走
査線が該置き換え走査線データである。
【0014】ある実施形態によれば、該インタレースビ
デオ信号は偶数フィールドおよび奇数フィールドを含
み、該変換手段は、以下の方程式を用いて該インタレー
スビデオ信号を生成するための手段をさらに含み、 奇数フィールド;k=0,1,...,n/2−1の場
合: u(k)=(y(2k)+y(2k+1))/2; 偶数フィールド;k=0,1,...,n/2−1の場
合: v(k)=(y(2k+1)+y(2k+2))/2 ここで、yは該プログレッシブビデオ信号のフレームの
水平走査線であり、uは該奇数フィールドの水平走査線
であり、vは該偶数フィールドの水平走査線である。
【0015】ある実施形態によれば、該インタレースビ
デオ信号は偶数フィールドおよび奇数フィールドを含
み、該変換手段は、以下の方程式を用いて該インタレー
スビデオ信号を生成するための手段をさらに含み、 奇数フィールド;k=1,...,n/2−1の場合: u(k−1)=(y(2k−2)/4+y(2k−1)
/2+y(2k)/4); 偶数フィールド;k=1,...,n2/−1場合: v(k−1)=(y(2k−1)/4+y(2k)/2
+y(2k+1)/4) ここで、yは該プログレッシブビデオ信号の水平走査線
であり、uは該奇数フィールドの水平走査線であり、v
は該偶数フィールドの水平走査線である。
【0016】ある実施形態によれば、該変換手段は、
(1)該プログレッシブビデオ信号を該インタレースビ
デオ信号に変換するために変換パラメータを用いる手段
と、(2)該変換パラメータを表すデータを該インタレ
ースビデオ信号に加える手段とをさらに含む。
【0017】ある実施形態によれば、該コンバータは、
該プログレッシブビデオ信号が該インタレースビデオ信
号から回復できることを示すデータ信号を該インタレー
スビデオ信号に含むための手段をさらに含む。
【0018】ある実施形態によれば、該コンバータは、
該置き換え走査線データについての情報を含むデータ信
号を該インタレースビデオ信号に含むための手段をさら
に含む。
【0019】ある実施形態によれば、該データ信号は、
該置き換え走査線データを含む。
【0020】ある実施形態によれば、該置き換え走査線
データは所定値である。
【0021】本発明の別の局面によれば、インタレース
水平走査線を有するインタレースビデオ信号を、プログ
レッシブ水平走査線を有するプログレッシブビデオ信号
に変換するためのコンバータは、置き換え走査線データ
を取り出すための取り出し手段を含み、該置き換え走査
線データは該プログレッシブ水平走査線のうちの1本に
対応し、該置き換え走査線データを用いて該インタレー
スビデオ信号を該プログレッシブビデオ信号に変換する
ための変換手段をさらに含む。これにより、上記目的が
達成される。
【0022】ある実施形態によれば、該置き換え走査線
データは、該プログレッシブビデオ信号の水平走査線の
うちの1本である。
【0023】ある実施形態によれば、該インタレースビ
デオ信号は偶数フィールドおよび奇数フィールドを含
み、該変換手段は、以下のフォワード帰納方程式および
バックワード帰納方程式を用いて該プログレッシブビデ
オ信号を生成するための手段をさらに含み、 フォワード帰納方程式: y(2j+1)=2u(j)−y(2j) ここで、j=J,J+1,...,n/2−1; y(2(j+1))=2(v(j)−u(j))+y
(2j) ここで、j=J,J+1,...,n/2−1、および バックワード帰納方程式: y(2j−1)=2v(j−1)−y(2j) ここで、j=J,J−1,...,1; y(2(j−1))=2(u(j−1)−v(j−
1))+y(2j) ここで、j=J,J−1,...,1 ここで、yは該プログレッシブビデオ信号のフレームの
水平走査線であり、uは該奇数フィールドの水平走査線
であり、vは該偶数フィールドの水平走査線であり、y
(2j)は既知である。
【0024】ある実施形態によれば、該インタレースビ
デオ信号は偶数フィールドおよび奇数フィールドを含
み、該プログレッシブビデオ信号は、偶数走査線および
奇数走査線を有するフレームを含み、該変換手段は、以
下の方程式を用いて該プログレッシブビデオ信号を生成
するための手段をさらに含み、 偶数走査線;k=1,...,n/2の場合: y(2k)=4u(k−1)−y(2k−2)−2y
(2k−1); 奇数走査線;k=1,...,n/2の場合: y(2k+1)=4v(k−1)−8u(k−1)+2
y(2k−2)+3y(2k−1) ここで、yは該プログレッシブビデオ信号のフレームの
水平走査線であり、uは該奇数フィールドの水平走査線
であり、vは該偶数フィールドの水平走査線であり、y
(0)およびy(1)は既知である。
【0025】ある実施形態によれば、該インタレースビ
デオ信号は、該置き換え走査線データを、該水平走査線
のうちのその他の走査線から識別するデータ信号を含
み、該コンバータは、該インタレースビデオ信号から該
データ信号を取り出すための手段をさらに含む。
【0026】ある実施形態によれば、該インタレース信
号は、変換パラメータを表すデータ信号を含み、該変換
手段はさらに、該変換パラメータを用いて該インタレー
スビデオ信号を該プログレッシブビデオ信号に変換する
ためのものである。
【0027】本発明のさらに他の局面によれば、プログ
レッシブ水平走査線を有するプログレッシブビデオ信号
を、インタレース水平走査線を有するインタレースビデ
オ信号に変換するため、および該インタレースビデオ信
号を該プログレッシブビデオ信号に変換するためのシス
テムコンバータは、置き換え走査線データを生成するた
め、および、該プログレッシブ水平走査線のうちの少な
くとも1本を該置き換え走査線データに置き換えるため
のプレプロセッサと、該プログレッシブビデオ信号を、
該インタレースビデオ信号に変換するための第1の変換
手段と、該置き換え走査線データを取り出すための取り
出し手段と、該置き換え走査線データを用いて、該イン
タレースビデオ信号を該プログレッシブビデオ信号に変
換するための第2の変換手段とを含む。これにより、上
記目的が達成される。本発明のさらに他の局面によれ
ば、プログレッシブビデオ信号をインタレースビデオ信
号に変換する方法であって、該プログレッシブビデオ信
号はプログレッシブ水平走査線を含み、該方法は、
(a)置き換え走査線データを生成するステップと、
(b)該プログレッシブ水平走査線のうちの少なくとも
1本を、該置き換え走査線データに置き換えるステップ
と、(c)該プログレッシブビデオ信号の中の隣接する
走査線からのデータを組み合わせることによって、該プ
ログレッシブビデオ信号を該インタレースビデオ信号に
変換するステップとを包含する。これにより、上記目的
が達成される。
【0028】ある実施形態によれば、該置き換え走査線
データは該プログレッシブ水平走査線のうちの1本であ
る。
【0029】ある実施形態によれば、該プログレッシブ
水平走査線はn本あり、nはゼロよりも大きく、該置き
換え走査線データは、該プログレッシブ水平走査線のう
ちの1本であり、該ステップ(c)は、該プログレッシ
ブ水平走査線のうちのk番目のプログレッシブ水平走査
線を該置き換え走査線データに置き換えるステップをさ
らに包含し、ここで0≦k≦nである。
【0030】本発明のさらに他の局面によれば、インタ
レース水平走査線を有するインタレースビデオ信号を、
プログレッシブ水平走査線を有するプログレッシブビデ
オ信号に変換する方法は、(a)置き換え走査線データ
を取り出すステップを包含し、該置き換え走査線データ
は、該プログレッシブ水平走査線のうちの1本に対応
し、(b)該置き換え走査線データを用いて、該インタ
レースビデオ信号を該プログレッシブビデオ信号に変換
するステップをさらに包含する。これにより、上記目的
が達成される。
【0031】本発明はプログレッシブビデオ信号をイン
タレースビデオ信号に変換するコンバータシステムおよ
びその方法において実施される。このシステムは、プロ
グレッシブフレームの1つあるいは幾つかの走査線デー
タを、インタレース−プログレッシブ(ITP)復号化
器に既知であるかまたはインタレース−プログレッシブ
(ITP)復号化器によって取り出し可能である所定の
機構に置き換えるプレプロセッサを含む。例えば、フレ
ームのk番目の走査線は、特定のデータ値(即ち、定
数)か、あるいは、その前またはその後の走査線に等し
くすることができる。プロセスにおいて誤り伝搬免疫を
増加させて、起こり得る記録媒体再生誤りを避けるため
に、フレームの2本以上の走査線を、一組の既知の値
に、あるいは、その前またはその後の走査線に置き換え
てもよい。
【0032】本発明はさらに、ITP復号化器に、
(1)回復可能なプログレッシブビデオ信号の存在と、
(2)適切なプログレッシブビデオ信号復号化のための
置き換え走査線情報とを示す制御信号をインタレースビ
デオ信号の補助データに加える制御信号ジェネレータに
おいて実施される。
【0033】本発明はまた、インタレースビデオ信号を
プログレッシブビデオ信号に変換するコンバータシステ
ムおよび方法において実施される。コンバータシステム
は、補助ビデオデータに組み込まれた制御信号に基づい
て置き換え走査線データを取り出すプレプロセッサと、
インタレースビデオ信号をプログレッシブビデオ信号に
変換するコンバータとを含む。コンバータは、帰納的ア
ルゴリズムを用いて、プレプロセッサによって決定され
る置き換え走査線情報に基づいて、プログレッシブビデ
オ信号の走査線を連続的に回復する。また、24フレー
ム/秒のインタレースビデオ信号入力から30フレーム
/秒のインタレースビデオ信号を生成するデジタル標準
コンバータも提供される。
【0034】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照しながら、好適
な実施形態についての以下の詳細な説明を考慮すること
により、本発明がより良く理解される。
【0035】[概要]図1Aおよび図1Bは、プログレ
ッシブ−インタレース(PTI)コンバータ10および
インタレース−プログレッシブ(ITP)コンバータ2
0をそれぞれ示す。PTIコンバータ10は、インタレ
ースビデオフォーマットおよびプログレッシブビデオフ
ォーマットがともに望ましいCCDベースのテレビ映画
システムで用いられ得、ITPコンバータ20は、イン
タレースビデオフォーマットおよびプログレッシブビデ
オフォーマットがともに望ましい任意の電子装置で用い
られ得る。
【0036】PTIコンバータ10は、2本または2本
以上の連続する走査線を同一にするか、あるいは、1本
または数本の走査線を一定にするかのいずれかによっ
て、CCDカメラから生成されたプログレッシブビデオ
信号を予め処理するプログレッシブビデオプレプロセッ
サ105を含む。次に、コンバータ110は、フィール
ドインテグレーションあるいは垂直方向の2:1間引き
を用いて、プログレッシブビデオ信号をインタレースビ
デオ信号に変換する。いずれの場合も、フィルムをどの
ように走査/変換するかについての情報は、任意の適切
なデジタルビデオデータストリームの補助データに組み
込むことができる。この情報としては、例えば、繰り返
されている走査線の場所または定数値を有する走査線の
場所、およびフィールドインテグレーションまたは間引
きパラメータ、などがある。
【0037】ITPコンバータ20は、(1)PTIコ
ンバータ10によって生成された24フレーム/秒のI
VSを24フレーム/秒のプログレッシブビデオ信号に
変換し、3:2プルダウンを用いてこのプログレッシブ
ビデオ信号を60フレーム/秒のプログレッシブビデオ
信号に変換する、および/または(2)デジタル標準変
換を用いて24フレーム/秒のIVSを30フレーム/
秒のIVSに変換する。ITPコンバータ20は、復号
化動作を行うために、インタレースビデオ信号の補助デ
ータに組み込まれたデータを取り出すプレプロセッサ1
20を含む。補助データに組み込まれたデータは、2本
あるいは2本以上の走査線の場所、または、所定(一
定)値を有する走査線の場所を含む。組み込まれたデー
タはまた、フィールドインテグレーションまたは間引き
パラメータを含み得る。
【0038】一旦、ITPコンバータ20が、組み込ま
れたデータを識別すると、帰納ITPアップコンバータ
130は、もとのプログレッシブ走査線を上から下にお
よび/または下から上に連続的に決定するフォワードお
よび/またはバックワード帰納アルゴリズムを用いて、
インタレースビデオ信号を変換する。デジタル標準コン
バータI135は、アップコンバータ130からの24
フレーム/秒のプログレッシブビデオ信号を、60フレ
ーム/秒のPVSに変換する。
【0039】30フレーム/秒の(NTSC)IVSを
生成するために、デジタル標準コンバータII125は、
24HzのIVSから、5つおきのフィールドを繰り返
す。ITPコンバータ20は、二重の能力を有している
ため、放送および消費者エレクトロニクス産業の既存の
記録機器および標準ビデオインタフェースとのバックワ
ード互換性を有する(NTSC)インタレースビデオ信
号出力を維持しながら、なおかつプログレッシブフィル
ム走査システムの垂直解像度を保つ。さらに、インタレ
ースビデオ信号の垂直解像度を2倍にするような信号帯
域幅の増加はない。さらに、提案されたPTIコンバー
タ10およびITPコンバータ20は、インタレースビ
デオソースからのプログレッシブビデオ信号に対応する
完全な垂直解像度を回復する経済的なプロセスを提供す
る。PTIコンバータ10およびITPコンバータ20
はそれぞれ、プログレッシブビデオフォーマットおよび
インタレースビデオフォーマットがともに望ましい既存
のテレビ映画システムおよびデジタルVTRへのアドオ
ンユニットにすることができる。
【0040】[例示的実施形態の説明]以下、PTIコ
ンバータ10の動作を図2A、図3および図4を参照し
て説明する。PTIコンバータ10(図1Aに図示)に
は、1フレームにつきn本の水平走査線y(k)を含む
フレームからなるプログレッシブビデオ信号PVSが与
えられる。ここで、k=0,1,...,n−1である。
例示的なフレーム32を図4に示している。図2Aに示
すように、ステップ200で、PTIコンバータは、各
フレーム32について、走査線y(0)を走査線y
(1)に置き換えるか、あるいは、走査線y(1)を走
査線(0)に置き換える。
【0041】以下に説明するように、例えば第1の水平
走査線y(0)または第2の水平走査線y(1)が既知
であると仮定すると、プログレッシブビデオ信号PVS
は回復され得る。第1の水平走査線y(0)または第2
の水平走査線y(1)を繰り返すことによって、インタ
レースビデオ信号IVSのフィールド34の水平走査線
u(0)のうちの1本が、プログレッシブビデオ信号P
VSの第1の水平走査線y(0)または第2の水平走査
線y(1)と同じになる。即ち、インタレース−プログ
レッシブコンバータは、水平走査線u(0)を用いて、
もとのプログレッシブビデオ信号の垂直解像度を保ちな
がらプログレッシブビデオ信号を回復することができ
る。インタレースビデオ信号IVSは、水平走査線u
(m)およびv(m)をそれぞれ有するフィールド34
および36を含む。ここで、m=0,1,...,n/2
である。
【0042】ステップ205で、プログレッシブビデオ
信号PVSは、インタレースビデオ信号IVSに変換さ
れる。インタレースビデオ信号IVSに対するさらなる
処理がなければ、例えばy(0)が既知であるとする
と、フィールド34および36(図4に図示)を含むイ
ンタレースビデオ信号IVSは、プログレッシブビデオ
信号PVSに変換され得る。PTIコンバータ10は、
奇数フィールドおよび偶数フィールドを生成するための
以下の方程式(1)および(2)に従って、各フレーム
(図4に図示)の偶数水平走査線y(0),y(2),
y(4),...,y(K−1)と、奇数水平走査線y
(1),y(3),y(5),...,y(K)とを組み
合わせる。
【0043】奇数フィールド;k=0,1,...,n/
2−1の場合: u(k)=(y(2k)+y(2k+1))/2 ...(1) 偶数フィールド;k=0,1,...,n/2−1の場
合: v(k)=(y(2k+1)+y(2k+2))/2 ...(2) 上記方程式(1)および(2)において、y(k)は、
例えばテレビ映画装置によって生成された、インタレー
スビデオ信号IVSに変換する前のプログレッシブビデ
オ信号PVSのフレームの水平走査線であり、u(k)
およびv(k)は、インタレースビデオ信号IVSのフ
ィールド34および36それぞれの水平走査線である。
【0044】再び図1Aを参照して、プログレッシブビ
デオ信号PVSは、プログレッシブビデオプレプロセッ
サ105に与えられる。プレプロセッサ105は、プロ
グレッシブビデオ信号PVSのフレーム32の第1の水
平走査線y(0)または第2の水平走査線y(1)を選
択し、第2の水平走査線y(1)を第1の水平走査線y
(0)に置き換えるかあるいはその逆を行い、変更され
たプログレッシブビデオ信号を生成する。変更されたプ
ログレッシブビデオ信号はコンバータ110に与えら
れ、コンバータ110は、フィールドトランスファー動
作または2:1間引き動作を実現し、インタレースビデ
オ信号IVSを生成する。上記方程式(1)および
(2)を実現してフィールドトランスファー動作を行う
コンバータ110のより詳細なブロック図を図3に示
す。
【0045】図3に示す回路は、例えば任意のFITC
CDフィルムスキャナにおいて実現され得る。図3で
は、走査線y(0)からy(n)はそれぞれの加算器2
2(0)から22(n)に与えられ、これらの加算器2
2(0)から22(n)はそれぞれの除算器24(0)
から24(n)に加算された信号を与え、水平走査線u
(0)からu(n/2)およびv(0)からv(n/
2)を生成する。例えば、水平走査線y(2)およびy
(3)は加算器22(2)に与えられる。水平走査線y
(2)およびy(3)を加算した後、除算器24(2)
を用いて、加算された走査線を2で割り、図4に示す奇
数フィールド34の水平走査線u(1)を生成する。水
平走査線y’(1)が、加算器22(0)による加算の
前に水平走査線y(0)に置き換えられている場合を除
いて、上記プロセスと同じプロセスを行い、水平走査線
u(0)を生成する。その結果、以下に実証するよう
に、水平走査線u(0)は水平走査線y(0)と等価と
なる。
【0046】図2Aに示す実施形態では、水平走査線y
(0)は、水平走査線u(0)と等価である。これは、
以下の方程式(3)で実証される。この方程式(3)
は、水平走査線u(0)を、上記方程式(1)をk=0
として計算したものである。
【0047】 u(0)=(y(0)+y(1))/2 ...(3) 水平走査線y(0)が水平走査線y(1)として繰り返
されているため、上記方程式(3)は、以下の方程式
(4)として書き直すことができる。
【0048】 u(0)=(y(0)+y(0))/2=y(0) ...(4) ここで、yはプログレッシブビデオ信号PVSの水平走
査線であり、uおよびvはインタレースビデオ信号IV
Sのそれぞれのフィールドの水平走査線である。
【0049】再び図2Aを参照して、どの走査線が置き
換えられているかを特定するデータは、信号IVSと共
に伝送される補助データに組み込まれ得る。この場合、
ステップ209で、繰り返されている線の場所が、イン
タレースビデオ信号IVSとともに伝送される補助デー
タに組み込まれる。さらに、コンバータ110によって
用いられるフィールドインテグレーションまたは間引き
パラメータを、任意の適切なデジタルビデオデータスト
リームの補助データに組み込むことができる。以下に説
明するように、フィールドインテグレーションまたは間
引きパラメータは、補助データから取り出され、帰納I
TPアップコンバータ130によって、インタレースビ
デオ信号IVSをプログレッシブビデオ信号に変換する
ために用いられる。
【0050】図2Bは、PTIコンバータ10の別の例
示的実施形態の動作を示す。ステップ202で、プログ
レッシブビデオ信号PVSの第1の水平走査線y(0)
は、図1Aに示すプレプロセッサ105によって定数値
Cに置き換えられる。第1の水平走査線y(0)が既知
であるとすると、プログレッシブビデオ信号PVSを回
復することができる。第1の水平走査線y(0)を定数
値Cに置き換えることにより、この定数値をITPコン
バータ20に格納するあるいはITPコンバータ20に
与えることができる。その結果、プログレッシブビデオ
信号PVSの垂直解像度を保ちながら、プログレッシブ
ビデオ信号PVSをインタレースビデオ信号IVSから
回復することができる。次に、ステップ205で、上述
のようにプログレッシブビデオ信号PVSからインタレ
ースビデオ信号IVSが生成される。ステップ209
で、ITPコンバータ20に定数値が与えられると、定
数値Cは、インタレースビデオ信号IVSとともに伝送
される補助データに組み込まれる。
【0051】図2Cは、PTIコンバータ10のさらに
他の例示的実施形態の動作を示す。ステップ204で、
プログレッシブビデオ信号PVSの水平走査線y(i)
は、(1)定数値あるいは(2)その前の水平走査線y
(i−1)またはその後の水平走査線y(i+1)に置
き換えられる。ここで、1≦i≦n/2である。この場
合、y(i)は、第1の水平走査線、第2の水平走査
線、あるいは、第1または第2の水平走査線以外の水平
走査線であり得る。定数値、その前の水平走査線y(i
−1)、またはその後の水平走査線y(i+1)は、ジ
ェネレータからコンバイナに与えられる。この場合、ス
テップ209で、繰り返されている線の場所が、インタ
レースビデオ信号IVSとともに伝送される補助データ
に組み込まれる。水平走査線のうちの1本が既知である
ため、プログレッシブビデオ信号PVSを回復すること
ができる。その結果、プログレッシブビデオ信号PVS
の垂直解像度を保ちながら、インタレースビデオ信号I
VSからプログレッシブビデオ信号PVSを回復するこ
とができる。次に、ステップ205で、上述のようにプ
ログレッシブビデオ信号PVSからインタレースビデオ
信号IVSが生成される。さらに、プログレッシブビデ
オ信号PVSの水平走査線のうちの2本以上が置き換え
られ得る。この場合、繰り返されている線の各々の場所
が、インタレースビデオ信号IVSとともに伝送される
補助データに組み込まれる。2本以上の走査線を置き換
えることにより、誤り伝搬免疫が増加され、起こり得る
記録媒体再生誤りが回避される。これらの誤りは、IT
Pコンバータ20によるインタレースビデオ信号IVS
のプログレッシブビデオ信号PVSへの変換に影響を及
ぼし得る。
【0052】インタレースビデオ信号IVSからプログ
レッシブビデオ信号PVSを生成するための例示的なI
TPコンバータ20を図1Bに示す。このITPコンバ
ータ20は上述のように動作する。図5は、図1Bに示
す帰納ITPアップコンバータ130の詳細なブロック
図である。コンバータ130は、以下の方程式(5)お
よび(6)を実現し、このコンバータ130には、非圧
縮DVレコーダ300からプレプロセッサ120(図5
には図示せず)を介してインタレースビデオ信号IVS
が与えられる。第1の水平走査線y(0)が既知である
とすると、各走査線y(k)は、以下の方程式(5)お
よび(6)で示すフォワード帰納演算(forward recurs
ive operation)を用いて生成され得る。
【0053】 y(2j+1)=2u(j)−y(2j)(奇数走査線) ...(5) ここで、j=0,1,...,n/2−1である。
【0054】 y(2(j+1))=2v(j)−y(2j+1)(偶数走査線)...(6) ここで、j=0,1,...,n/2−1である。
【0055】図4に示すインタレースビデオ信号IVS
の奇数フィールド34および偶数フィールド36の水平
走査線u(z)およびv(z)は、フィールドバッファ
210に格納される。図5を参照して以下に説明するよ
うに、水平走査線u(z)およびv(z)は、乗算器2
25、減算器230、ラインバッファ235、ならびに
セレクタ215および220を用いてプログレッシブビ
デオ信号の水平走査線y(k)に変換される。
【0056】水平走査線y(2J)がITPコンバータ
20に既知であるより一般的な場合、以下のフォワード
およびバックワード帰納方程式(forward and backward
recursive equations)(7)、(8)、(9)および
(10)(これらの方程式において、0≦J≦n/2で
ある)を用いて、垂直解像度を保ちながらプログレッシ
ブビデオ信号を回復することができる。即ち、上述の水
平走査線y(k)を回復することができる。従って、y
(0)が既知であるとき、プログレッシブビデオ信号P
VSは、フォワード帰納方程式(3)および(4)を用
いて回復され得る。
【0057】図6に示すステップ510で、水平走査線
u(z)およびv(z)は、フィールドバッファ210
に格納される。各フィールドからの水平走査線u(z)
およびv(z)を用いて、プログレッシブビデオ信号P
VSの水平走査線y(k)を生成するからである。フィ
ールドバッファ210は、1つ以上のフィールドを格納
する。ステップ515で、整数であるkが、k=0とな
るように設定される。例えば、フィールドバッファ21
0は、水平走査線v(z)を含む第1のフィールドと、
水平走査線u(z)を含む第2のフィールドとを格納す
る。従って、フィールドバッファ210から交互に水平
走査線u(z)およびv(z)を与えることができる。
【0058】ステップ520で、kがゼロよりも大きい
かどうかが判断される。ステップ525で、kがゼロで
あれば、フィールドバッファ210から第1の水平走査
線u(0)が与えられ、この第1の水平走査線u(0)
が、セレクタ220によってプログレッシブビデオ信号
PVSのフレームの第1の水平走査線y(0)として選
択される。あるいは、y(0)は、ITPコンバータ2
0のメモリ(図示せず)で格納されている一定値であっ
てもよい。この場合、一定値は、変換が始まるとメモリ
から取り出される。あるいは、一定値は、インタレース
ビデオ信号の補助データに与えられてもよい。この場
合、図1Bに示すプレプロセッサ120は、インタレー
スビデオ信号IVSから、定数値に対応するデータを取
り出す。このデータはセレクタ220に与えられる。
【0059】次に、ステップ530で、kが(k+1)
に増加される。ステップ535で、kがnよりも大きい
かどうかが判断される。ここで、nは、プログレッシブ
ビデオ信号PVSのフレームの水平走査線の本数であ
る。kがnよりも小さければ、ステップ520が繰り返
される。ステップ520でkがゼロよりも大きい(即
ち、1)と判断されると、図9に示すフィールド2から
のその次の水平走査線v(0)が、フィールドバッファ
210から与えられる。フィールド1および2からの水
平走査線u(z)およびv(z)は、フィールドバッフ
ァ210から交互に取り出される。ステップ545で、
乗算器225を用いて、取り出された水平走査線u
(z)またはv(z)に2を掛け、乗算された信号か
ら、その前の水平走査線y(k−1)を引いて、水平走
査線y(k)を生成する。その後、ステップ530およ
び535が繰り返される。フレーム32全体の水平走査
線が生成されると、kがnよりも大きくなり、ステップ
550で、その次のフレームの処理が開始され、ステッ
プ510が繰り返される。
【0060】その結果、PTIコンバータ10およびI
TPコンバータ20は、水平走査線のうちの少なくとも
1本が繰り返されているかあるいは定数値に置き換えら
れている任意のプログレッシブフィルムスキャナまたは
その他の同様の装置によって生成される従来のインタレ
ースビデオソースからのプログレッシブビデオ信号に対
応する完全な垂直解像度の回復を与える。
【0061】あるいは、IPTコンバータ20は、プロ
グレッシブビデオ信号の1本の水平走査線y(2J)が
既知であり0≦J≦n/2であるより一般的な場合を実
現し得る。
【0062】
【数1】 は、フォワードおよびバックワード帰納方程式を用いて
回復するし、アップコンバータ130に与える。以下に
示すフォワード帰納方程式(7)および(8)と、バッ
クワード帰納方程式(9)および(10)を用いて、プ
ログレッシブビデオ信号を回復する。フォワード帰納方
程式(7)および(8)を用いて水平走査線y(J+
1)からy(n−1)を生成し、バックワード帰納方程
式(9)および(10)を用いて水平走査線y(J−
1)からy(0)を生成する。
【0063】フォワード推定 y(2j+1)=2u(j)−y(2j) ...
(7) j=J,J+1,...,n/2−1とする。
【0064】 y(2(j+1))=2(v(j)−u(j))+y(2j) ...(8) j=J,J+1,...,n/2−1とする。
【0065】バックワード推定 y(2j−1)=2v(j−1)−y(2j) ...(9) j=J,J−1,...,1とする。
【0066】 y(2(j−1))=2(u(j−1)−v(j−1))+y(2j) ... (10) j=J,J−1,...,1とする。
【0067】上記方程式において、1≦J≦n/2であ
り、Kは2Jと等しくない。方程式(7)および(8)
の閉形式を以下の方程式(11)、(12)および(1
3)に示し、方程式(9)および(10)の閉形式を以
下の方程式(14)、(15)および(16)に示す。
【0068】フォワード推定
【0069】
【数2】 バックワード推定
【0070】
【数3】 図7は、本発明の別の実施形態を示しており、選択的I
TPコンバータ610が、デジタルビデオ(DV)レコ
ーダ/プレーヤ600に結合される。また、ITPコン
バー610には、プログレッシブ走査画像を表示するデ
ィスプレイ620が結合される。あるいは、ディスプレ
イ620は、インタレース画像を表示し得る。DVレコ
ーダ/プレーヤは、例えば、パナソニック(Panasoni
c)製非圧縮D−5レコーダである。選択的ITPコン
バータ610を、DVレコーダ/プレーヤ600および
ディスプレイ620とは別個のものとして示している
が、選択的ITPコンバータ610を、DVレコーダ/
プレーヤ600および/またはディスプレイ620に組
込んでもよい。
【0071】選択的ITPコンバータ610は、図1B
に示すITPコンバータ20とセレクタ60とを含む。
セレクタ630は、制御信号CS1に応答して、インタ
レースビデオ信号IVSをDVレコーダからディスプレ
イ620に直接与える、またはプログレッシブビデオ信
号PVSをITPコンバータ20からディスプレイ62
0に与える。制御信号CS1は、ディスプレイ620が
インタレースビデオ信号を表示するものであるか、プロ
グレッシブビデオ信号を表示するものであるかを示す。
【0072】さらに、セレクタ630は、インタレース
ビデオ信号IVSからプログレッシブビデオ信号PVS
の完全な垂直解像度を回復できるかどうかを決定する。
この場合、プログレッシブフォーマットからインタレー
スフォーマットへの変換時に、プログレッシブビデオ信
号PVSが、繰り返された水平走査線で符号化された
か、定数値を有する水平走査線で符号化されたかを示す
データが、インタレースビデオ信号IVSに含まれる。
このデータは、S. Naimpallyによる「SYSTEM ANDMETHOD
FOR TRANSMITTING DIGITAL DATA IN THE OVERSCAN POR
TION OF A VIDEOSIGNAL」と題された1994年3月3日発行
の米国特許第5,309,235号に記載されているように、垂
直ブランキング期間に伝送される、デジタル形式で符号
化されたデータとして与えられ得る。本明細書におい
て、テレビジョン信号の補助データを送ることに関す
る、上記特許の教示を参考として援用する。あるいは、
このデータは、S. Naimpallyによる「METHOD AND APPAR
ATUS FOR IMPROVING TEMPORAL VIDEO SIGNAL PROCESSIN
G USING MOTION VECTORS TRANSMITTED WITH THE VIDEO
SIGNAL」と題された1995年7月4日発行の米国特許第5,43
0,487号に記載されているように、Fukinukiタイプの変
調を用いて伝送される、デジタル形式で符号化されたデ
ータとして与えられ得る。本明細書において、テレビジ
ョン信号の補助データを送ることに関する、上記特許の
教示を参考として援用する。
【0073】セレクタ630は、データを検出し、IT
Pコンバータ20から与えられた信号を選択する。これ
は、ディスプレイ620がプログレッシブビデオ信号P
VSを表示することができると仮定した場合である。回
復されたプログレッシブビデオ信号PVSのフレームレ
ートは60Hzである。その結果、インタレースビデオ
信号から、組込まれた高垂直解像度情報を取り出すこと
ができる。このようにして、インタレースデジタルビデ
オ信号およびプログレッシブデジタルビデオ信号の両方
が利用可能であり、適切なビデオシステムに経路付けさ
れて、表示され得る。
【0074】図8は、本発明の別の実施形態を示してお
り、ITPコンバータ20は記憶装置700に結合され
る。また、ITPコンバータ20には、プログレッシブ
ビデオ信号PVSおよびインタレースビデオ信号IVS
を編集するための画像処理装置710が結合される。処
理すべき画像は、プログレッシブフォーマットに変換さ
れる。プログレッシブフォーマットのビデオ信号を用い
れば、標準フォーマット変換およびフレームレート変換
などの多くのデジタルビデオ処理動作をより簡単に行な
うことができるからである。画像処理装置710によっ
て処理されている画像は、ディスプレイ720に表示さ
れる。一旦画像を処理し終わると、プログレッシブビデ
オ信号PVSはPTIコンバータ10に与えられ、PT
Iコンバータ10は、インタレースビデオ信号IVSを
生成し、記憶装置740に格納する。
【0075】図13および図14はそれぞれ、PTIコ
ンバータおよびITPコンバータの別の例示的実施形態
の動作を示している。本実施形態では、インタレースビ
デオ信号−プログレッシブビデオ信号間の変換の間、3
タップ有限インパルス応答(FIR)フィルタ(図示せ
ず)が用いられる。3タップFIRフィルタのためのタ
ップ係数は、例えば[1/4,1/2,1/4]であ
る。以下、図13を参照してPTIコンバータの動作を
説明する。PTIコンバータ10には、1フレーム当た
りn本の水平走査線y(k)を含むフレームからなるプ
ログレッシブビデオ信号PVSが与えられる。ここでk
=0,1,・・・,n−1である。ステップ780で、プ
レプロセッサ105は、フレームの第1の水平走査線y
(0)および第2の水平走査線y(1)を定数値y(c
on)に置き換える。
【0076】ステップ790で、コンバータ110は、
以下の方程式(17)および(18)を用いてプログレ
ッシブビデオ信号PVSからインタレースビデオ信号I
VSを生成する。定数値と、プログレッシブビデオ信号
PVSを変換するための係数値とは、インタレースビデ
オ信号IVSとともに与えられる補助データに組み込ま
れ得る。インタレースビデオ信号IVSのさらなる処理
がなければ、例えば定数値y(con)がITPコンバ
ータに既知であるとすると、図4に示すフィールド34
および36を含むインタレースビデオ信号IVSを、プ
ログレッシブビデオ信号PVSに変換することができ
る。PTIコンバータ10は、以下の方程式(17)お
よび(18)に従って、各フレームの偶数水平走査線y
(0),y(2),y(4),...,y(k−1)およ
び奇数水平走査線y(1),y(3),y
(5),...,y(k)を組み合わせて、奇数フィール
ドおよび偶数フィールドを生成する。
【0077】 奇数フィールド;k=1,...,n/2−1の場合: u(k−1)=(y(2k−2)/4+y(2k−1)/2+y(2k)/4 ) ...(17) 偶数フィールド;k=1,...,n/2−1の場合: v(k−1)=(y(2k−1)/4+y(2k)/2+y(2k+1)/4 ) ...(18) 上記方程式(17)および(18)では、y(k)は、
インタレースビデオ信号IVSに変換する前のプログレ
ッシブ画像を表す水平走査線であり、u(k)およびv
(k)はインタレースビデオ信号IVSのフィールド3
4および36(図4に図示)のそれぞれの水平走査線で
あり、k=0,...,nである。
【0078】プログレッシブ走査線y(k)は、以下の
方程式(19)および(20)を実現するITPコンバ
ータ20によって回復することができる。
【0079】 偶数走査線;k=1,...,n/2の場合: y(2k)=4u(k−1)−y(2k−2)−2y(2k−1) ...( 19) 奇数走査線;k=1,...,n/2の場合: y(2k+1)=4v(k−1)−8u(k−1)+2y(2k−2)+3y (2k−1) ...(20) 以下、図14を参照してITPコンバータ20の動作を
説明する。ステップ800で、インタレースビデオ信号
IVSとともに与えられた補助データから定数値y(c
on)を取り出す。さらに、コンバータ110によって
用いられる係数値も取り出され得、図1Bに示す帰納I
TPアップコンバータ130によって用いられ得る。次
に、ステップ810で、コンバータ130は上記方程式
(19)および(20)を実現し、定数値y(con)
を水平走査線y(1)およびy(2)に代入し、取り出
された係数値を用いることによって、水平走査線y
(k)を生成する。
【0080】その結果、上記方程式(17)および(1
8)を実現するPTIコンバータ10と、上記方程式
(19)および(20)を実現するITPコンバータ2
0とは、水平走査線のうちの少なくとも1本が繰り返さ
れているかあるいは定数値に置き換えられている任意の
プログレッシブフィルムスキャナまたはその他の同様の
装置によって生成される従来のインタレースビデオソー
スからのプログレッシブビデオ信号に対応する完全な垂
直解像度の回復を与える。
【0081】以上、本発明をある特定の実施形態につい
て例示し説明してきたが、本発明は示した詳細に限定さ
れるわけではない。本発明の精神から逸脱することな
く、添付の請求の範囲の範囲内、および添付の請求の範
囲と等価なものの範囲内で様々な変更が可能である。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、既存の記録機器および
標準ビデオインタフェースとのバックワード互換性を有
するインタレースビデオ信号出力を維持しながら、プロ
グレッシブフィルム走査システムの垂直解像度を保つ、
FITベースのCCDフィルムスキャナなどの、テレビ
映画システムのための装置を提供できる。また、インタ
レースビデオ信号およびプログレッシブビデオ信号の両
方が異なる応用に利用可能となるように、インタレース
ビデオの信号帯域幅を維持しながらプログレッシブビデ
オ信号の垂直解像度を保って、プログレッシブビデオ信
号−インタレースビデオ信号の変換装置を提供できる。
また、任意のCCDベースのフィルムスキャナまたはそ
の他の同様の装置によって生成される従来のインタレー
スビデオソースからのプログレッシブビデオに対応する
完全垂直解像度の回復を経済的に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の例示的実施形態によるプログレッシ
ブ−インタレースコンバータのブロック図である。
【図1B】本発明の別の例示的実施形態によるインタレ
ース−プログレッシブコンバータのブロック図である。
【図2A】本発明の第1の例示的実施形態によるプログ
レッシブ−インタレースコンバータの動作を説明するた
めに有用なフロー図である。
【図2B】本発明の第2の例示的実施形態によるプログ
レッシブ−インタレースコンバータの動作を説明するた
めに有用なフロー図である。
【図2C】本発明の第3の例示的実施形態によるプログ
レッシブ−インタレースコンバータの動作を説明するた
めに有用なフロー図である。
【図3】図1Aに示すダウンコンバータのより詳細なブ
ロック図である。
【図4】フレームからフィールドへの変換を説明するた
めに有用な図である。
【図5】本発明の別の例示的実施形態によるインタレー
ス−プログレッシブコンバータのブロック図である。
【図6】図5に示すインタレース−プログレッシブコン
バータの動作を説明するために有用なフロー図である。
【図7】本発明の例示的実施形態による、画像を表示す
るための、インタレース−プログレッシブコンバータを
含むシステムのブロック図である。
【図8】インタレース−プログレッシブコンバータおよ
びプログレッシブ−インタレースコンバータを含む編集
システムのブロック図である。
【図9】インタレースビデオ信号のフィールドおよびフ
レームを説明するために有用な図である。
【図10】プログレッシブビデオ信号のフレームを説明
するために有用な図である。
【図11】伝達関数H(f)=1−exp(−2πf)
を有する2タップフィルタを用いるインタレースおよび
プログレッシブシステムのアパーチャレスポンスを説明
する図である。
【図12】先行技術のテレビ映画システムのブロック図
である。
【図13】本発明の別の例示的実施形態によるプログレ
ッシブ−インタレースコンバータの動作を説明するため
に有用なフロー図である。
【図14】本発明の別の例示的実施形態によるインタレ
ース−プログレッシブコンバータの動作を説明するため
に有用なフロー図である。
【符号の説明】
10 プログレッシブ−インタレース(PTI)コンバ
ータ 20 インタレース−プログレッシブ(ITP)コンバ
ータ 105 プログレッシブビデオプレプロセッサ 110 コンバータ 120 プレプロセッサ 125 デジタル標準コンバータII 130 帰納ITPアップコンバータ 135 デジタル標準コンバータI 210 フィールドバッファ 215 セレクタ 220 セレクタ 225 乗算器 230 減算器 235 ラインバッファ 300 非圧縮DVレコーダ 600 デジタルビデオレコーダ/プレーヤ 610 選択的ITPコンバータ 620 ディスプレイ 630 セレクタ 700 記憶装置 710 画像処理装置 720 ディスプレイ 740 記憶装置
フロントページの続き (72)発明者 トーマス ジェイムズ リーコック アメリカ合衆国 ニュージャージー 08055, メッドフォード, コリーン コート 11 (72)発明者 ケビン ジョン ステック アメリカ合衆国 ニュージャージー 08055, メッドフォード, クーパー− トムリンソン ロード 54

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログレッシブビデオ信号をインタレー
    スビデオ信号に変換するためのコンバータであって、 置き換え走査線データを生成し、プログレッシブ水平走
    査線のうちの少なくとも1本を該置き換え走査線データ
    に置き換えるためのプレプロセッサと、 該プログレッシブビデオ信号を該インタレースビデオ信
    号に変換するための変換手段とを含む、コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記置き換え走査線データは、前記プロ
    グレッシブ水平走査線のうちの1本である、請求項1に
    記載のコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記走査線のうちの1本は、その前の走
    査線およびその後の走査線のうちの1本と同一にされ、
    該その前の走査線およびその後の走査線が前記置き換え
    走査線データである、請求項1に記載のコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記インタレースビデオ信号は偶数フィ
    ールドおよび奇数フィールドを含み、前記変換手段は、
    以下の方程式を用いて該インタレースビデオ信号を生成
    するための手段をさらに含み、 奇数フィールド;k=0,1,...,n/2−1の場
    合: u(k)=(y(2k)+y(2k+1))/2; 偶数フィールド;k=0,1,...,n/2−1の場
    合: v(k)=(y(2k+1)+y(2k+2))/2 ここで、yは前記プログレッシブビデオ信号のフレーム
    の水平走査線であり、uは該奇数フィールドの水平走査
    線であり、vは該偶数フィールドの水平走査線である、
    請求項1に記載のコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記インタレースビデオ信号は偶数フィ
    ールドおよび奇数フィールドを含み、前記変換手段は、
    以下の方程式を用いて該インタレースビデオ信号を生成
    するための手段をさらに含み、 奇数フィールド;k=1,...,n/2−1の場合: u(k−1)=(y(2k−2)/4+y(2k−1)
    /2+y(2k)/4); 偶数フィールド;k=1,...,n/2−1場合: v(k−1)=(y(2k−1)/4+y(2k)/2
    +y(2k+1)/4) ここで、yは前記プログレッシブビデオ信号の水平走査
    線であり、uは該奇数フィールドの水平走査線であり、
    vは該偶数フィールドの水平走査線である、請求項1に
    記載のコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、(1)前記プログレッ
    シブビデオ信号を前記インタレースビデオ信号に変換す
    るために変換パラメータを用いる手段と、(2)該変換
    パラメータを表すデータを該インタレースビデオ信号に
    加える手段とをさらに含む、請求項1に記載のコンバー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記プログレッシブビデオ信号が前記イ
    ンタレースビデオ信号から回復できることを示すデータ
    信号を該インタレースビデオ信号に含むための手段をさ
    らに含む、請求項1に記載のコンバータ。
  8. 【請求項8】 前記置き換え走査線データについての情
    報を含むデータ信号を前記インタレースビデオ信号に含
    むための手段をさらに含む、請求項1に記載のコンバー
    タ。
  9. 【請求項9】 前記データ信号は、前記置き換え走査線
    データを含む、請求項8に記載のコンバータ。
  10. 【請求項10】 前記置き換え走査線データは所定値で
    ある、請求項1に記載のコンバータ。
  11. 【請求項11】 インタレース水平走査線を有するイン
    タレースビデオ信号を、プログレッシブ水平走査線を有
    するプログレッシブビデオ信号に変換するためのコンバ
    ータであって、 置き換え走査線データを取り出すための取り出し手段を
    含み、該置き換え走査線データは該プログレッシブ水平
    走査線のうちの1本に対応し、 該置き換え走査線データを用いて該インタレースビデオ
    信号を該プログレッシブビデオ信号に変換するための変
    換手段をさらに含む、コンバータ。
  12. 【請求項12】 前記置き換え走査線データは、前記プ
    ログレッシブビデオ信号の水平走査線のうちの1本であ
    る、請求項11に記載のコンバータ。
  13. 【請求項13】 前記インタレースビデオ信号は偶数フ
    ィールドおよび奇数フィールドを含み、前記変換手段
    は、以下のフォワード帰納方程式およびバックワード帰
    納方程式を用いて前記プログレッシブビデオ信号を生成
    するための手段をさらに含み、 フォワード帰納方程式: y(2j+1)=2u(j)−y(2j) ここで、j=J,J+1,...,n/2−1; y(2(j+1))=2(v(j)−u(j))+y
    (2j) ここで、j=J,J+1,...,n/2−1、および バックワード帰納方程式: y(2j−1)=2v(j−1)−y(2j) ここで、j=J,J−1,...,1; y(2(j−1))=2(u(j−1)−v(j−
    1))+y(2j) ここで、j=J,J−1,...,1 ここで、yは該プログレッシブビデオ信号のフレームの
    水平走査線であり、uは該奇数フィールドの水平走査線
    であり、vは該偶数フィールドの水平走査線であり、y
    (2j)は既知である、請求項11に記載のコンバー
    タ。
  14. 【請求項14】 前記インタレースビデオ信号は偶数フ
    ィールドおよび奇数フィールドを含み、前記プログレッ
    シブビデオ信号は、偶数走査線および奇数走査線を有す
    るフレームを含み、前記変換手段は、以下の方程式を用
    いて該プログレッシブビデオ信号を生成するための手段
    をさらに含み、 偶数走査線;k=1,...,n/2の場合: y(2k)=4u(k−1)−y(2k−2)−2y
    (2k−1); 奇数走査線;k=1,...,n/2の場合: y(2k+1)=4v(k−1)−8u(k−1)+2
    y(2k−2)+3y(2k−1) ここで、yは該プログレッシブビデオ信号のフレームの
    水平走査線であり、uは該奇数フィールドの水平走査線
    であり、vは該偶数フィールドの水平走査線であり、y
    (0)およびy(1)は既知である、請求項11に記載
    のコンバータ。
  15. 【請求項15】 前記インタレースビデオ信号は、前記
    置き換え走査線データを、前記水平走査線のうちのその
    他の走査線から識別するデータ信号を含み、前記コンバ
    ータは、 該インタレースビデオ信号から該データ信号を取り出す
    ための手段をさらに含む、請求項11に記載のコンバー
    タ。
  16. 【請求項16】 前記インタレース信号は、変換パラメ
    ータを表すデータ信号を含み、前記変換手段はさらに、
    該変換パラメータを用いて該インタレースビデオ信号を
    前記プログレッシブビデオ信号に変換するためのもので
    ある、請求項11に記載のコンバータ。
  17. 【請求項17】 プログレッシブ水平走査線を有するプ
    ログレッシブビデオ信号を、インタレース水平走査線を
    有するインタレースビデオ信号に変換するため、および
    該インタレースビデオ信号を該プログレッシブビデオ信
    号に変換するためのシステムコンバータであって、 置き換え走査線データを生成するため、および、該プロ
    グレッシブ水平走査線のうちの少なくとも1本を該置き
    換え走査線データに置き換えるためのプレプロセッサ
    と、 該プログレッシブビデオ信号を、該インタレースビデオ
    信号に変換するための第1の変換手段と、 該置き換え走査線データを取り出すための取り出し手段
    と、 該置き換え走査線データを用いて、該インタレースビデ
    オ信号を該プログレッシブビデオ信号に変換するための
    第2の変換手段とを含む、システムコンバータ。
  18. 【請求項18】 プログレッシブビデオ信号をインタレ
    ースビデオ信号に変換する方法であって、該プログレッ
    シブビデオ信号はプログレッシブ水平走査線を含み、該
    方法は、 (a)置き換え走査線データを生成するステップと、 (b)該プログレッシブ水平走査線のうちの少なくとも
    1本を、該置き換え走査線データに置き換えるステップ
    と、 (c)該プログレッシブビデオ信号の中の隣接する走査
    線からのデータを組み合わせることによって、該プログ
    レッシブビデオ信号を該インタレースビデオ信号に変換
    するステップとを包含する、方法。
  19. 【請求項19】 前記置き換え走査線データは前記プロ
    グレッシブ水平走査線のうちの1本である、請求項18
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記プログレッシブ水平走査線はn本
    あり、nはゼロよりも大きく、前記置き換え走査線デー
    タは、前記プログレッシブ水平走査線のうちの1本であ
    り、前記ステップ(c)は、該プログレッシブ水平走査
    線のうちのk番目のプログレッシブ水平走査線を該置き
    換え走査線データに置き換えるステップをさらに包含
    し、ここで0≦k≦nである、請求項18に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 インタレース水平走査線を有するイン
    タレースビデオ信号を、プログレッシブ水平走査線を有
    するプログレッシブビデオ信号に変換する方法であっ
    て、 (a)置き換え走査線データを取り出すステップを包含
    し、該置き換え走査線データは、該プログレッシブ水平
    走査線のうちの1本に対応し、 (b)該置き換え走査線データを用いて、該インタレー
    スビデオ信号を該プログレッシブビデオ信号に変換する
    ステップをさらに包含する、方法。
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