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JPH11179757A - 自動車用エンジン冷却水系部品およびその製造方法 - Google Patents

自動車用エンジン冷却水系部品およびその製造方法

Info

Publication number
JPH11179757A
JPH11179757A JP35371997A JP35371997A JPH11179757A JP H11179757 A JPH11179757 A JP H11179757A JP 35371997 A JP35371997 A JP 35371997A JP 35371997 A JP35371997 A JP 35371997A JP H11179757 A JPH11179757 A JP H11179757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nylon
polyamide resin
cooling water
weight
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35371997A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Miyake
直木 三宅
Miki Terada
幹 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP35371997A priority Critical patent/JPH11179757A/ja
Publication of JPH11179757A publication Critical patent/JPH11179757A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特にエチレングリコールが主成分である不凍
液を水で希釈したエンジン用冷却水に対する耐性が良好
でしかも耐熱性、成形製品表面外観、寸法安定性、多色
成形した際の成形品の接着性が均衡して優れた多色成形
による自動車用エンジン冷却水系部品およびその効率的
な製造方法を提供する。 【解決手段】 (I)ポリアミド樹脂を1次材とし、
(II)(A)ナイロン66、ナイロン6およびそれらを
主成分とする共重合ポリアミドから選ばれた少なくとも
1種のポリアミド樹脂(ただし、ナイロン66またはナ
イロン6単独の場合を除く)100重量部に対し、
(B)平均繊維径5〜15μmのガラス繊維10〜15
0重量部を含有する組成物を2次材とし、1次成形品の
接合部に2次材を射出成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にエチレングリ
コールを主成分とする不凍液(Long Life C
oolant)を水で希釈したエンジン用冷却水に対す
る耐性が良好で、しかも耐熱性、成形品表面外観、寸法
安定性、および多色成形品における1次材と2次材の接
着性が均衡して優れた自動車用エンジン冷却水系部品お
よびその効率的な製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナイロン6やナイロン66に代表される
ポリアミド樹脂は、その優れた射出成形性、耐熱性、強
靭性、耐オイル・ガソリン性および耐摩耗性などを利用
して、自動車、機械部品の分野で射出成形品として広範
囲に利用されている。
【0003】上記自動車、機械部品の分野でのポリアミ
ド樹脂の開発経緯は、基本的には金属材料からの代替が
主体であり、軽量化、防錆化などの利点の多い部品から
実用化が進んできた。更に、最近ではポリアミド樹脂材
料の高性能化および成形加工技術の進展に伴い、大型且
つ複雑形状で、従来技術では樹脂化が困難とされてきた
部品へのポリアミド樹脂の適用が検討されるようになっ
てきている。
【0004】なかでもナイロン66は、耐衝撃性、引張
強さおよび曲げ弾性率等の機械的性質に優れ、しかも、
耐薬品性および寸法安定性を有するという特徴を生かし
て、樹脂製の自動車用エンジンの冷却水系部品、例えば
ラジエータタンクのトップまたはベース、冷却水リザー
バタンク、ウォーターインペラー、ウォーターパイプ、
バルブ、ヒーターコアタンクのトップまたはベースなど
の種々の機能部品として使用されている。
【0005】そして、このような難度の高い部品を樹脂
化するためには、射出成形、押出成形、ブロー成形など
の単独成形技術だけでは不十分であり、切削、接着、溶
着などの後加工技術を組み合せることが必要となる。し
かし、従来のポリアミド樹脂材料の設計は、かかる後加
工への適応性まで考慮したものとはいえず、特にナイロ
ン66は、たとえば2つ以上のパーツからなるポリアミ
ド樹脂成形品を2色成形法などによって接着して用いる
場合に、接着部分の強度が不十分であるため、その使用
が制限されているのが現状であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
のナイロン66において問題となっていた多色成形時の
接着性の改良を課題として検討した結果達成されたもの
であり、耐衝撃性、引張強さおよび曲げ弾性率などの機
械的性質、エチレングリコールを主成分とする不凍液
(Long Life Coolant)を水で希釈し
たエンジン用冷却水に対する耐性、耐熱性、成形品表面
外観、寸法安定性などのナイロン66本来の優れた特性
を均衡に保持すると共に、多色成形品における1次材と
2次材の接着性が優れた自動車用エンジン冷却水系部品
およびその効率的な製造方法の提供を目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、1次材として
ナイロン66を主成分とするポリアミド樹脂を使用し、
2次材としてマトリクス樹脂の主成分に特定の共重合ポ
リアミド樹脂を使用したガラス繊維強化ポリアミド樹脂
組成物を使用した多色成形品により上記目的を効果的に
達成できることを見出し、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明の自動車用エンジンの冷
却水系部品は、予め1次材を成形した複数の成形品を金
型内に配置し、前記成形品の接合部に2次材を射出成形
してなる多色成形品であって、(I)ASTM D63
8に定められている厚み1/8インチの1号試験片を、
エチレングリコールを主成分とした自動車エンジン用冷
却水(Long Life Coolant)を水で5
0重量%に希釈した120℃の水溶液中にて、1000
時間浸漬処理した前後の引張り強さを、同試験方法によ
り測定した場合の浸漬処理後の引張強さ保持率が30%
以上であるポリアミド樹脂を1次材とし、(II)(A)
ナイロン66、ナイロン6およびそれらを主成分とする
共重合ポリアミドから選ばれた少なくとも1種のポリア
ミド樹脂(ただし、ナイロン66またはナイロン6単独
の場合を除く)100重量部に対し、(B)平均繊維径
5〜15μmのガラス繊維10〜150重量部を含有す
る組成物を2次材とすることを特徴とする。
【0009】なお、本発明の自動車用エンジンの冷却水
系部品においては、前記1次材(I)のポリアミド樹脂
がナイロン66を主成分とすること、前記1次材(I)
がポリアミド樹脂100重量部に対し100重量部以下
の量でガラス繊維を含むこと、前記2次材(II)におけ
るポリアミド樹脂(A)成分が、ナイロン6とナイロン
6以外の共重合ポリアミドとからなること、特にナイロ
ン6:98〜2重量%およびナイロン6以外の共重合ポ
リアミド:2〜98重量%からなること、前記2次材
(II)におけるポリアミド樹脂(A)成分が、ナイロン
66と、ナイロン66以外の共重合ポリアミドからなる
こと、特にナイロン66:98〜2重量%およびナイロ
ン66以外の共重合ポリアミド:2〜98重量%からな
ること、前記2次材(II)におけるポリアミド樹脂
(A)成分が、ナイロン6/66共重合体と、ナイロン
6/66共重合体成分以外のポリアミド樹脂からなるこ
と、特にナイロン6/66共重合体:98〜2重量%お
よびナイロン6/66共重合体以外のポリアミド樹脂:
2〜98重量%からなることが好ましい条件であり、こ
れらの条件の適用によってさらに優れた効果の取得を期
待することができる。
【0010】また、本発明の自動車用エンジン冷却水系
部品の製造方法は、前記1次材を成形して得られた複数
の1次成形品を金型内に配置し、前記1次成形品の接合
部に前記2次材を射出成形することにより、2次成形品
で前記1次成形品を接合した多色成形品となすことを特
徴とし、なかでも前記1次成形品の接合部に前記2次材
を帯状に射出成形することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成および効果に
ついて詳述する。本発明において「重量」とは「質量」
を意味する。
【0012】まず、本発明の自動車用エンジンの冷却水
系部品を構成する多色成形品について図面にしたがって
説明する。すなわち、多色成形品とは、図1(a)およ
び(b)に平面図および側面図を示したように、射出成
形、押出成形、ブロー成形などにより予め1次材を射出
成形した1次成形品1,1´と、この1次成形品1,1
´の接合部2に2次成形された2次成形品3とからな
り、図2に接合部2の拡大断面図を示したように、2次
成形品3により1次成形品1,1´の接合部2を接合し
たものである。そして、この多色成形品は、予め1次材
を成形した複数の1次成形品1,1´複数の成形品を金
型内に配置し、これら1次成形品1,1´の接合部2に
2次材を射出成形して2次成形品3を形成することによ
り得られるものである。
【0013】本発明において、1次材(I)として使用
するポリアミド樹脂は、本発明の多色成形品の主たる用
途である自動車用エンジンの冷却水系部品としての耐薬
品性を満たすために、ASTM D638に定められて
いる厚み1/8インチの1号試験片を、エチレングリコ
ールを主成分とした自動車エンジン用冷却水(Long
Life Coolant)を水で50重量%に希釈
した120℃の水溶液中にて、1000時間浸漬処理し
た前後の引張り強さを、同試験方法により測定した場合
の浸漬処理後の引張強さ保持率が30%以上の特性を満
たす必要がある。
【0014】そして、かかる要求特性を満たすポリアミ
ド樹脂としては、ヘキサメチレンジアミンおよびアジピ
ン酸の重縮合によって得られるナイロン66を主成分と
するものが挙げられる。
【0015】本発明において1次材(I)として使用す
るポリアミド樹脂は、ポリヘキサメチレンアジパミド
(ナイロン66)を主成分とするものであれば、他の小
割合のポリアミド樹脂成分、例えばポリカプロアミド
(ナイロン6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイ
ロン46)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン
610)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6
12)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメ
チレンテレフタルアミドコポリマー(ナイロン66/6
T)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチ
レンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン66/6
I)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチ
レンテレフタルアミド/ポリヘキサメチレンイソフタル
アミドコポリマー(ナイロン66/6T/6I)、およ
びポリキシリレンアジパミド(ナイロンXD6)など小
割合の成分を含んでいてもよい。
【0016】ここで使用するナイロン66の重合度には
特に制限はないが、射出成形性を向上できるという観点
からは、通常25℃で測定した相対粘度(98%硫酸、
1.0%溶液で測定)が1.5〜5.0、特に2.0〜
4.0の範囲であることが好ましい。
【0017】本発明において、1次材(I)成分は、ナ
イロン66の100重量部に対して、10〜100重量
部のガラス繊維を含有していてもよい。また、上記ガラ
ス繊維以外にも、繊維状/非繊維状無機強化材を添加す
ることも可能であり、それら強化材の具体例としては、
炭素繊維、チタン酸カリウィスカ、酸化亜鉛ウィスカ、
硼酸アルミウィスカ、アラミド繊維、アルミナ繊維、炭
化珪素繊維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石コウ
繊維、金属繊維などの繊維状充填剤、ワラステナイト、
ゼオライト、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、
パイロフィライト、ベントナイト、アスベスト、タル
ク、アルミナシリケートなどの珪酸塩、アルミナ、酸化
珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタ
ン、酸化鉄などの金属化合物、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化
物、ガラスビーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭
化珪素およびシリカなどの非繊維状充填剤が挙げられ、
これらは中空であってもよく、さらにはこれら充填剤を
2種類以上併用することも可能である。また、これら繊
維状/非繊維状充填材をイソシアネート系化合物、有機
シラン系化合物、有機チタネート系化合物、有機ボラン
系化合物、エポキシ化合物などのカップリング剤で予備
処理して使用することは、より優れた機械的強度を得る
意味において好ましい。
【0018】また、前記1次材(I)成分としてのナイ
ロン66を主成分とするポリアミド樹脂に対するエポキ
シ基、アミノ基、イソシアネート基、水酸基、メルカプ
ト基およびウレイド基の中から選ばれた少なくとも1種
の官能基を有するアルコキシシランの添加は、機械的強
度、靱性などの向上に有効である。かかる化合物の具体
例としては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシランなどのエポキシ基含有アルコキシシラ
ン化合物、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシランなどの
メルカプト基含有アルコキシシラン化合物、γ−ウレイ
ドプロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイドプロピル
トリメトキシシシラン、γ−(2−ウレイドエチル)ア
ミノプロピルトリメトキシシランなどのウレイド基含有
アルコキシシラン化合物、γ−イソシアナトプロピルト
リエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリメト
キシシラン、γ−イソシアナトプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−イソシアナトプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−イソシアナトプロピルエチルジメトキシシ
ラン、γ−イソシアナトプロピルエチルジエトキシシラ
ン、γ−イソシアナトプロピルトリクロロシランなどの
イソシアナト基含有アルコキシシラン化合物、およびγ
−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ランなどのアミノ基含有アルコキシシラン化合物、γ−
ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−ヒドロキ
シプロピルトリエトキシシランなどの水酸基含有アルコ
キシシラン化合物などが挙げられる。
【0019】さらに、前記1次材(I)成分としてのナ
イロン66を主成分とするポリアミド樹脂には、タル
ク、カオリン、有機リン化合物、ポリエーテルエーテル
ケトンなどの結晶核剤、次亜リン酸塩などの着色防止
剤、ヒンダードフェノール、ヒンダードアミンなどの酸
化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線防止剤および着色剤
などの添加剤を添加することができる。
【0020】本発明において、2次材(II)における
(A)成分として用いられるポリアミド樹脂とは、ナイ
ロン66、ナイロン6およびそれらを主成分とする共重
合ポリアミドの中から選ばれた1種のポリアミド樹脂で
ある(ただし、ナイロン66またはナイロン6単独の場
合を除く)。
【0021】ナイロン66またはナイロン6と共重合し
得るポリアミド形成性成分の例としては、6−アミノカ
プロン酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノド
デカン酸、パラアミノメチル安息香酸などのアミノ酸、
ε−アミノカプロラクタム、ω−ラウロラクタムなどの
ラクタム、テトラメチレンジアミン、ヘキサメレンジア
ミン、2−メチルペンタメチレンジアミン、ウンデカメ
チレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4
ー/2,4,4ートリメチルヘキサメチレンジアミン、
5ーメチルノナメチレンジアミン、メタキシレンジアミ
ン、パラキシリレンジアミン、1,3−ビス(アミノメ
チル)シクロヘキサン、1,4−ビス(アミノメチル)
シクロヘキサン、1−アミノ−3−アミノメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキサン、ビス(4−アミノ
シクロヘキシル)メタン、ビス(3−メチル−4−アミ
ノシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−アミノ
シクロヘキシル)プロパン、ビス(アミノプロピル)ピ
ペラジン、アミノエチルピペラジンなどの脂肪族、脂環
族、芳香族のジアミン、およびアジピン酸、スペリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、2−クロロテレフタル酸、2−
メチルテレフタル酸、5−メチルイソフタル酸、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル
酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などの脂肪族、脂環族、
芳香族のジカルボン酸が挙げられ、これら共重合成分の
共重合量は通常2〜20重量%、好ましくは4〜15重
量%の範囲である。
【0022】これの中でも特に有用な共重合ポリアミド
は、200℃以上の融点を有する耐熱性や強度に優れた
ポリアミド樹脂であり、具体的な例としては、ポリヘキ
サメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタル
アミドコポリマー(ナイロン66/6T)、ポリヘキサ
メチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルア
ミドコポリマー(ナイロン66/6I)、ポリヘキサメ
チレンアジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミ
ド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマー
(ナイロン66/6T/6I)、ポリキシリレンアジパ
ミド(ナイロンXD6)、ナイロン66/6コポリマ
ー、ナイロン6/66コポリマー、およびナイロン6/
12コポリマーなどを挙げることができる。
【0023】これらのなかで、(A)成分ポリアミド樹
脂としては、ナイロン6成分98〜80重量%、特に9
5〜85重量%およびナイロン66成分2〜20重量
%、特に5〜15重量%からなるナイロン6/66コポ
リマー、およびナイロン66成分98〜80重量%、特
に95〜85重量%およびナイロン6成分2〜20重量
%、特に5〜15重量%からなるナイロン66/6コポ
リマーが特に好ましく使用される。
【0024】ここで用いられるポリアミド樹脂(A)の
重合度には特に制限がなく、25℃で測定した相対粘度
(98%硫酸、1.0%溶液で測定)が、1.5〜5.
0の範囲、特に2.0〜4.0の範囲のものが好ましく
使用される。
【0025】本発明においては、これらの原料から誘導
されるナイロンホモポリマーまたはコポリマーを、各々
単独または混合物の形で用いることができる。
【0026】なお、2次材(II)における(A)成分と
して用いられるポリアミド樹脂は、ナイロン66または
ナイロン6単独の場合を除くことが原則であり、ナイロ
ン6とナイロン6以外の共重合ポリアミドとからなる場
合には、ナイロン6:98〜2重量%およびナイロン6
以外の共重合ポリアミド:2〜98重量%からなること
が、ナイロン66とナイロン66以外の共重合ポリアミ
ドからなる場合には、ナイロン66:98〜2重量%お
よびナイロン66以外の共重合ポリアミド:2〜98重
量%からなることが、ナイロン6/66共重合体とナイ
ロン6/66共重合体成分以外のポリアミド樹脂からな
る場合には、ナイロン6/66共重合体:98〜2重量
%およびナイロン6/66共重合体以外のポリアミド樹
脂:2〜98重量%からなることが、夫々好ましい条件
である。
【0027】本発明の前記2次材(II)において、
(B)成分として用いられるガラス繊維とは、平均繊維
径5〜15μmのガラス繊維であり、その繊維長には特
に制限はない。通常は押し出し混練作業性の高いストラ
ンド長3mmのガラス繊維が使用できるが、ストランド
長1mm以上のガラス繊維と繊維長20〜500μmの
ガラス繊維を混合物として原料に使用することもでき
る。また、ストランド長の異なるガラス繊維を2種以上
併用する際には、用いるガラス繊維の平均径が2μm以
上異なる種類のものを使用することも好ましい方法であ
る。
【0028】本発明の2次材(II)成分樹脂組成物中の
全ガラス繊維含有量は、ポリアミド樹脂100重量部に
対して10〜150重量部の範囲であり、20〜80重
量部の範囲が更に好ましい。
【0029】本発明において、前記2次材(II)成分を
構成する樹脂組成物には、上記の特定のガラス繊維
(B)以外にも、繊維状/非繊維状無機強化材を添加す
ることが可能であり、それら強化剤の具体例としては、
炭素繊維、チタン酸カリウィスカ、酸化亜鉛ウィスカ、
硼酸アルミウィスカ、アラミド繊維、アルミナ繊維、炭
化珪素繊維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石コウ
繊維、金属繊維などの繊維状充填剤、ワラステナイト、
ゼオライト、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、
パイロフィライト、ベントナイト、アスベスト、タル
ク、アルミナシリケートなどの珪酸塩、アルミナ、酸化
珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタ
ン、酸化鉄などの金属化合物、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化
物、ガラスビーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭
化珪素およびシリカなどの非繊維状充填剤が挙げられ、
これらは中空であってもよく、さらにはこれら充填剤を
2種類以上併用することも可能である。また、これら繊
維状/非繊維状充填材をイソシアネート系化合物、有機
シラン系化合物、有機チタネート系化合物、有機ボラン
系化合物、エポキシ化合物などのカップリング剤で予備
処理して使用することは、より優れた機械的強度を得る
意味において好ましい。
【0030】また、本発明において、前記2次材(II)
成分としてのポリアミド樹脂組成物に対し、エポキシ
基、アミノ基、イソシアネート基、水酸基、メルカプト
基、ウレイド基の中から選ばれた少なくとも1種の官能
基を有するアルコキシシラン化合物を添加することは、
機械的強度、靱性などの向上にとって有効である。かか
る化合物の具体例としては、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエ
トキシシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシ基含有ア
ルコキシシラン化合物、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシ
ランなどのメルカプト基含有アルコキシシラン化合物、
γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイ
ドプロピルトリメトキシシシラン、γ−(2−ウレイド
エチル)アミノプロピルトリメトキシシランなどのウレ
イド基含有アルコキシシラン化合物、γ−イソシアナト
プロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルメチ
ルジメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルメチル
ジエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチルジ
メトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチルジエ
トキシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリクロロシ
ランなどのイソシアナト基含有アルコキシシラン化合
物、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジ
メトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメト
キシシランなどのアミノ基含有アルコキシシラン化合
物、γ−ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−
ヒドロキシプロピルトリエトキシシランなどの水酸基含
有アルコキシシラン化合物などなどが挙げられる。
【0031】さらに、本発明の2次材(II)成分のポリ
アミド樹脂組成物には、タルク、カオリン、有機リン化
合物、ポリエーテルエーテルケトンなどの結晶核剤、次
亜リン酸塩などの着色防止剤、ヒンダードフェノール、
ヒンダードアミンなどの酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、
紫外線防止剤、および着色剤などの添加剤を添加するこ
とができる。
【0032】本発明においては、前記2次材(II)のマ
トリクス樹脂として、前記ナイロン66、ナイロン6お
よびそれらを主成分とする共重合ポリアミドから選ばれ
た少なくとも1種のポリアミド樹脂(ただし、ナイロン
66またはナイロン6単独の場合を除く)を使用するこ
とが、2色成形時の接着部強度の高い製品を得る上で重
要である。これにより2色成形時の接着部強度の高い製
品が得られる理由は明確ではないが、ポリアミド樹脂組
成物の固化・結晶化挙動が変化し、成形品接着部の混和
性が増すことに起因するものと推定される。
【0033】本発明の1次材(I)成分および2次材
(II)成分におけるポリアミド樹脂組成物の調製方法は
特定の方法に限定されないが、具体的且つ効率的な例と
しては、原料のポリアミド樹脂、ガラス繊維および必要
に応じて配合される他の添加剤成分の混合物を、単軸あ
るいは2軸の押出機、バンバリーミキサー、ニーダーお
よびミキシングロールなど公知の溶融混練機に供給し、
用いるポリアミド樹脂の融点に応じて220〜330℃
の温度で溶融混練する方法などを挙げることができる。
【0034】本発明の自動車用エンジンの冷却水系部品
は、前記1次材を射出成形、押出成形、ブロー成形など
により成形して得られた複数の1次成形品を金型内に配
置し、前記1次成形品の接合部に前記2次材を射出成形
することにより、2次成形品で前記1次成形品を接合し
た多色成形品となすことにより効率的に製造することが
できる。
【0035】なお、この場合には、特に前記1次成形品
の接合部に前記2次材を帯状に射出成形することが望ま
しい。
【0036】以上のように、ポリアミド樹脂組成物を使
用し、多色成形することにより得られた本発明の自動車
用エンジン冷却水系部品は、耐LLC性、耐熱性、成形
製品表面外観、寸法安定性、多色成形時の接着性が均衡
して優れており、エンジン冷却水に接触するすべての自
動車用エンジン冷却水系部品に好適に用いることができ
る。
【0037】
【実施例】以下実施例により本発明の構成・効果を更に
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例の記載に限定
されるものではない。また、実施例および比較例中に示
された配合割合(%)は全て重量%である。また、以下
の実施例において接着部強度および耐LLC性の評価は
次の方法により行なった。
【0038】[接着部強度]図1に示す箱型形状の多色
成形品を用いて接着部強度を測定した。すなわち、図1
に示す寸法の箱型1次成形品部分を射出成形し、その後
2つの1次成形品1,1´を金型内にインサートし、接
合部分2に2次材を帯状に新たに射出成形することによ
り、2次成形品3部分で1次成形品1,1´の接合部2
同士を接着した。このようにして得られた多色成形品か
ら図2に示す寸法の短冊状の試験片を切出し、この試験
片の両端を引張ることにより引張強さを測定し、それを
接着強度とした。以下に具体的な成形条件および引張試
験条件を示す。
【0039】 (成形条件) 成形温度 : 1次材 ナイロン6 250℃ ナイロン66 290℃ 2次材 ナイロン6 290℃ ナイロン66 305℃ 射出圧力 : 1次材 下限+10kg/cm2 ・G 2次材 下限+10kg/cm2 ・G (引張試験条件) 試験速度 : 10mm/min 試験雰囲気 : 23℃、50%RH [耐LLC性]図1に示す箱型形状の試験片をLLC
(トヨタ純正ロングライフクーラント)50重量%水溶
液中に浸漬し、120℃オーブン中で一定時間処理後、
耐圧試験を行なった。耐圧試験は静水圧による破壊試験
とし、耐圧強度は水圧がかからなくなった時点の水圧と
した。
【0040】[実施例1]1次材として、ガラス繊維強
化ナイロン66(CM3006G30 相対粘度ηr=
2.80 東レ株式会社製)を用いた。
【0041】2次材として相対粘度ηr=2.70のナ
イロン66/6共重合体(66/6=95/5%):5
0%、相対粘度ηr=2.45のナイロン6:20%を
ドライブレンドして、日本製鋼所製TEX30型2軸押
出機を用い、シリンダー温度280℃、スクリュー回転
数150rpmの条件で運転中の押出機のフィーダーに
供給し、ついで押出機先端部のサイドフィーダーから繊
維径9μm、ストランド長3mmのガラス繊維:30%
を供給して溶融混練を行ない、押出しガットを冷却後ペ
レタイザーでペレット化した。
【0042】これらの1次材及び2次材を用いて、上記
の条件で多色成形品を成形し、成形品の接着強度、耐L
LC性を測定した結果は表1および表2に示すとおりで
あった。
【0043】[比較例1]2次材として、相対粘度ηr
=2.85のナイロン66:70%を単独で用いた以外
は実施例1に記載した方法と全く同様に混練、ペレット
化、射出成形、物性測定を行なった。その結果を表1お
よび表2に示す。ここで得られた接着強度の初期値は実
施例1に示す結果と比較して著しく不足するものであっ
た。
【0044】[比較例2]1次材として、ガラス繊維強
化ナイロン6(CM1016G30 相対粘度ηr=
2.80 東レ株式会社製)を用いた。
【0045】2次材として、相対粘度ηr=2.45の
ナイロン6:70%を単独で用いた以外は実施例1に記
載した方法と全く同様に混練、ペレット化、射出成形、
物性測定を行なった。その結果を表1および表2に示
す。ここで得られた接着強度の初期値は実施例1の結果
と比較して十分であるが、耐LLC性が実施例1の結果
に比較して不足であった。
【0046】[比較例3]1次材として、ガラス繊維強
化ナイロン6(CM1016G30 相対粘度ηr=
2.80 東レ株式会社製)を用いた以外は、実施例1
に記載した方法と全く同様に混練、ペレット化、射出成
形、物性測定を行なった。その結果を表1および表2に
示す。ここで得られた接着強度の初期値は、実施例1の
結果と比較して十分であるが、耐LLC性が実施例1の
結果と比較して不足であった。
【0047】[実施例2]2次材として、相対粘度ηr
=2.70のナイロン66/6共重合体(66/6=9
5/5%)60%を用い、相対粘度ηr=2.45のナ
イロン6を10%用いた以外は、実施例1に記載した方
法と全く同様に混練、ペレット化、射出成形、物性測定
を行なった。その結果は表1および表2に示すとおりで
あり、ここで得られた接着強度の初期値は、実施例1に
示す接着強度と同等に高い接着強度であった。
【0048】[実施例3〜7]表2に示すように、用い
るポリアミド樹脂、ガラス繊維および銅化合物の種類と
配合量を変えた以外は、実施例1に記載した方法と全く
同様に混練、ペレット化、射出成形、物性測定を行なっ
た。その結果は表1に示すとおりであり、ここで得られ
た接着強度の初期値は、いずれも実施例1に示す接着強
度と同等に高い接着強度であった。
【0049】
【表1】
【表2】
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリアミ
ド樹脂を用いて製造された多色成形による自動車用エン
ジン冷却水系部品は、耐熱性、耐LLC性、成形品表面
外観、寸法安定性、および多色成形時の接着性が均衡し
て優れたものであり、多色成形として通常の2種類以上
の溶融樹脂を同時に射出または押し出し成形する成形法
における場合と同様に、射出成形、押し出し成形、ブロ
ー成形などで得られた成形品を射出成形金型内にインサ
ートし、次いで新たに射出成形を行なって両者を接着せ
しめる場合には特に有用であり、この利点を生かして信
頼性の高い自動車用エンジン冷却水系部品を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多色成形品からなる自動車用エンジン
冷却水系部品の一例を示す平面図(a)および側面図
(b)である(mmは実施例における寸法表示であ
る)。
【図2】図1の多色成形品における接合部の拡大断面図
である(mmは実施例で使用した試験片の寸法表示であ
る)。
【符号の説明】
1,1´ 1次成形品 2 接合部 3 2次成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 77/06 C08L 77/06 F01P 3/00 F01P 3/00 // B29K 77:00 105:06 309:08 B29L 31:30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め1次材を成形した複数の成形品を金
    型内に配置し、前記成形品の接合部に2次材を射出成形
    してなる多色成形品であって、(I)ASTM D63
    8に定められている厚み1/8インチの1号試験片を、
    エチレングリコールを主成分とした自動車エンジン用冷
    却水(Long Life Coolant)を水で5
    0重量%に希釈した120℃の水溶液中にて、1000
    時間浸漬処理した前後の引張り強さを、同試験方法によ
    り測定した場合の浸漬処理後の引張強さ保持率が30%
    以上であるポリアミド樹脂を1次材とし、(II)(A)
    ナイロン66、ナイロン6およびそれらを主成分とする
    共重合ポリアミドから選ばれた少なくとも1種のポリア
    ミド樹脂(ただし、ナイロン66またはナイロン6単独
    の場合を除く)100重量部に対し、(B)平均繊維径
    5〜15μmのガラス繊維10〜150重量部を含有す
    る組成物を2次材とすることを特徴とする自動車用エン
    ジン冷却水系部品。
  2. 【請求項2】 前記1次材(I)のポリアミド樹脂が、
    ナイロン66を主成分とすることを特徴とする請求項1
    に記載の自動車用エンジン冷却水系部品。
  3. 【請求項3】 前記1次材(I)が、ポリアミド樹脂1
    00重量部に対し100重量部以下の量でガラス繊維を
    含むことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車
    用エンジン冷却水系部品。
  4. 【請求項4】 前記2次材(II)におけるポリアミド樹
    脂(A)成分が、ナイロン6と、ナイロン6以外の共重
    合ポリアミドとからなることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の自動車用エンジン冷却水系部
    品。
  5. 【請求項5】 前記2次材(II)におけるポリアミド樹
    脂(A)成分が、ナイロン6:98〜2重量%およびナ
    イロン6以外の共重合ポリアミド:2〜98重量%から
    なることを特徴とする請求項4に記載の自動車用エンジ
    ン冷却水系部品。
  6. 【請求項6】 前記2次材(II)におけるポリアミド樹
    脂(A)成分が、ナイロン66と、ナイロン66以外の
    共重合ポリアミドからなることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の自動車用エンジン冷却水系部
    品。
  7. 【請求項7】 前記2次材(II)におけるポリアミド樹
    脂(A)成分が、ナイロン66:98〜2重量%および
    ナイロン66以外の共重合ポリアミド:2〜98重量%
    からなることを特徴とする請求項6に記載の自動車用エ
    ンジン冷却水系部品。
  8. 【請求項8】 前記2次材(II)におけるポリアミド樹
    脂(A)成分が、ナイロン6/66共重合体と、ナイロ
    ン6/66共重合体成分以外のポリアミド樹脂からなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    自動車用エンジン冷却水系部品。
  9. 【請求項9】 前記2次材(II)におけるポリアミド樹
    脂(A)成分が、ナイロン6/66共重合体:98〜2
    重量%およびナイロン6/66共重合体以外のポリアミ
    ド樹脂:2〜98重量%からなることを特徴とする請求
    項8に記載の自動車用エンジン冷却水系部品。
  10. 【請求項10】 前記1次材を成形して得られた複数の
    1次成形品を金型内に配置し、前記1次成形品の接合部
    に前記2次材を射出成形することにより、2次成形品で
    前記1次成形品を接合した多色成形品となすことを特徴
    とする自動車用エンジン冷却水系部品の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記1次成形品の接合部に前記2次材
    を帯状に射出成形することを特徴とする請求項8に記載
    の自動車用エンジン冷却水系部品の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104419197A (zh) * 2013-09-05 2015-03-18 阿克马法国公司 基于聚酰胺组合物的管接头

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