JPH11179644A - ワイヤソー - Google Patents
ワイヤソーInfo
- Publication number
- JPH11179644A JPH11179644A JP9346436A JP34643697A JPH11179644A JP H11179644 A JPH11179644 A JP H11179644A JP 9346436 A JP9346436 A JP 9346436A JP 34643697 A JP34643697 A JP 34643697A JP H11179644 A JPH11179644 A JP H11179644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- wire saw
- ingot
- work
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
- B28D5/04—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
- B28D5/045—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
- B28D5/0058—Accessories specially adapted for use with machines for fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material
- B28D5/0076—Accessories specially adapted for use with machines for fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material for removing dust, e.g. by spraying liquids; for lubricating, cooling or cleaning tool or work
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ワーク加工中におけるスラリーや切削塵の漏出
を確実に防止することができるワイヤソーを提供する。 【解決手段】本発明は、ワイヤソー10の複数の溝付ロ
ーラ18が配置された加工室17を覆うカバーを、外カ
バー34と内カバー36とで2重に構成し、外カバー3
4で複数の溝付ローラ18を覆い、内カバー36でイン
ゴット30を覆ったので、インゴット30の切断中にお
けるスラリーや切削塵の漏出を確実に防止することがで
きる。インゴット30の取り付け取り外し時には、外カ
バー34をウィンチ42で開放し、内カバー36をシリ
ンダ装置62で開放させて加工室17を露出する。
を確実に防止することができるワイヤソーを提供する。 【解決手段】本発明は、ワイヤソー10の複数の溝付ロ
ーラ18が配置された加工室17を覆うカバーを、外カ
バー34と内カバー36とで2重に構成し、外カバー3
4で複数の溝付ローラ18を覆い、内カバー36でイン
ゴット30を覆ったので、インゴット30の切断中にお
けるスラリーや切削塵の漏出を確実に防止することがで
きる。インゴット30の取り付け取り外し時には、外カ
バー34をウィンチ42で開放し、内カバー36をシリ
ンダ装置62で開放させて加工室17を露出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤソーに係り、
特にシリコン、ガラス、セラミック等の脆性材料(ワー
ク)を多数のウェーハに切断するワイヤソーに関する。
特にシリコン、ガラス、セラミック等の脆性材料(ワー
ク)を多数のウェーハに切断するワイヤソーに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンインゴットをウェーハに切断す
るワイヤソーは、ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛け
て溝付ローラ間にワイヤ列を形成し、その走行するワイ
ヤ列に前記インゴットを押し付けることにより、一度の
切断動作で多数枚のウェーハに切断するものである。
るワイヤソーは、ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛け
て溝付ローラ間にワイヤ列を形成し、その走行するワイ
ヤ列に前記インゴットを押し付けることにより、一度の
切断動作で多数枚のウェーハに切断するものである。
【0003】前記ワイヤソーは、溝付ローラが設置され
た加工室をカバーで覆っており、切断中に飛散するスラ
リーや切削塵がワイヤソーの外部に漏出するのを防止し
ている。そして、インゴットの切断が終了すると、前記
カバーを開き、ウェーハに切断されたインゴットをワー
クフィードテーブルから取り外し、新たな切断前のイン
ゴットをワークフィードテーブルに取り付ける。このよ
うなインゴットの取り外しと取り付け作業は、作業者に
よって手作業で行われている。
た加工室をカバーで覆っており、切断中に飛散するスラ
リーや切削塵がワイヤソーの外部に漏出するのを防止し
ている。そして、インゴットの切断が終了すると、前記
カバーを開き、ウェーハに切断されたインゴットをワー
クフィードテーブルから取り外し、新たな切断前のイン
ゴットをワークフィードテーブルに取り付ける。このよ
うなインゴットの取り外しと取り付け作業は、作業者に
よって手作業で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤソーは、インゴットの切断中において、ワイヤソ
ーの本体と前記カバーとの境界部の隙間からスラリーや
切削塵が漏出して、ワイヤソーの外部を汚すという欠点
がある。また、従来のワイヤソーは、切断終了後にカバ
ーを開くと、加工室内でミスト状になっているスラリー
が作業者に衛生上の問題を与えるという欠点がある。
ワイヤソーは、インゴットの切断中において、ワイヤソ
ーの本体と前記カバーとの境界部の隙間からスラリーや
切削塵が漏出して、ワイヤソーの外部を汚すという欠点
がある。また、従来のワイヤソーは、切断終了後にカバ
ーを開くと、加工室内でミスト状になっているスラリー
が作業者に衛生上の問題を与えるという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ワーク加工中におけるスラリーや切削塵の漏出
を確実に防止することができるワイヤソーを提供するこ
とを目的とする。
もので、ワーク加工中におけるスラリーや切削塵の漏出
を確実に防止することができるワイヤソーを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛けて
ワイヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させることにより
走行する前記ワイヤ列にワークを押しつけて多数のウェ
ーハに切断するワイヤソーにおいて、前記複数の溝付ロ
ーラが設置された加工室を覆うカバーを、外カバーと内
カバーとで2重に構成し、該外カバー及び内カバーを開
閉する開閉手段を設けたことを特徴としている。
成するために、ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛けて
ワイヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させることにより
走行する前記ワイヤ列にワークを押しつけて多数のウェ
ーハに切断するワイヤソーにおいて、前記複数の溝付ロ
ーラが設置された加工室を覆うカバーを、外カバーと内
カバーとで2重に構成し、該外カバー及び内カバーを開
閉する開閉手段を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、加工室を覆
うカバーを外カバーと内カバーとで2重に構成したの
で、ワーク加工中におけるスラリーや切削塵の漏出を確
実に防止することができる。そして、ワークの取り付け
取り外し時には、前記外カバーと内カバーとを開閉手段
によって開放させて加工室を露出すれば良い。請求項2
記載の発明によれば、加工室内のエアを排気する排気手
段を設け、この排気手段を外カバーを開く前に駆動し
て、加工室内でミスト状になっているスラリーをエアと
共に排気する。そして、スラリーの排気後に、外カバー
と内カバーを開いてワークの取り付け取り外し作業を行
う。これによって、作業者に与える衛生上の問題を改善
することができる。
うカバーを外カバーと内カバーとで2重に構成したの
で、ワーク加工中におけるスラリーや切削塵の漏出を確
実に防止することができる。そして、ワークの取り付け
取り外し時には、前記外カバーと内カバーとを開閉手段
によって開放させて加工室を露出すれば良い。請求項2
記載の発明によれば、加工室内のエアを排気する排気手
段を設け、この排気手段を外カバーを開く前に駆動し
て、加工室内でミスト状になっているスラリーをエアと
共に排気する。そして、スラリーの排気後に、外カバー
と内カバーを開いてワークの取り付け取り外し作業を行
う。これによって、作業者に与える衛生上の問題を改善
することができる。
【0008】請求項3記載の発明によれば、ワイヤソー
内でワークを支持するワークホルダを、加工室とワイヤ
ソーの外部との間で往復移動させる移動手段を設け、こ
の移動手段を駆動してワークホルダをワイヤソーの外部
に位置させたので、ワークホルダに対するワークの取り
付け取り外し作業が容易になる。ワークホルダにワーク
が取り付けられると、駆動手段でワークホルダを加工室
に戻し、ワークを切断開始位置にセットする。その後
に、外カバーと内カバーとを閉じ、そして、ワークホル
ダでワークを送り移動させてワークの切断を開始する。
内でワークを支持するワークホルダを、加工室とワイヤ
ソーの外部との間で往復移動させる移動手段を設け、こ
の移動手段を駆動してワークホルダをワイヤソーの外部
に位置させたので、ワークホルダに対するワークの取り
付け取り外し作業が容易になる。ワークホルダにワーク
が取り付けられると、駆動手段でワークホルダを加工室
に戻し、ワークを切断開始位置にセットする。その後
に、外カバーと内カバーとを閉じ、そして、ワークホル
ダでワークを送り移動させてワークの切断を開始する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るワイヤソーの実施の形態について詳説する。図1は、
本発明の実施の形態に係るワイヤソーの一部破断部を含
む構造図である。
るワイヤソーの実施の形態について詳説する。図1は、
本発明の実施の形態に係るワイヤソーの一部破断部を含
む構造図である。
【0010】同図に示すワイヤソー10は、本体11内
にワイヤリール12が設置されている。このワイヤリー
ル12には、所定長さのワイヤ14が巻回されており、
このワイヤ14は、ガイドローラ16、16、…で形成
されるワイヤ走行路を通って加工室17に導かれ、ここ
で3本の溝付きローラ18、18、18に巻き掛けられ
ることにより、上部2つの溝付ローラ18、18間に水
平なワイヤ列20が形成される。ワイヤ列20を形成し
たワイヤ14は、前記ワイヤ列20を挟んで左右対称に
形成されている他方側のワイヤ走行路を通って図示しな
いワイヤリールに巻き取られる。
にワイヤリール12が設置されている。このワイヤリー
ル12には、所定長さのワイヤ14が巻回されており、
このワイヤ14は、ガイドローラ16、16、…で形成
されるワイヤ走行路を通って加工室17に導かれ、ここ
で3本の溝付きローラ18、18、18に巻き掛けられ
ることにより、上部2つの溝付ローラ18、18間に水
平なワイヤ列20が形成される。ワイヤ列20を形成し
たワイヤ14は、前記ワイヤ列20を挟んで左右対称に
形成されている他方側のワイヤ走行路を通って図示しな
いワイヤリールに巻き取られる。
【0011】前記加工室17の両側に形成されるワイヤ
走行路には、それぞれワイヤ案内装置22、及びダンサ
ローラ24等が配設されており(一方側のみ図示)、前
記ワイヤ案内装置22によってワイヤ14は、ワイヤリ
ール12から一定ピッチでガイドされて送り出される。
また、送り出されたワイヤ14は、走行中に前記ダンサ
ローラ24によって一定の張力が付与され、これによっ
て、ワイヤ列20を形成する各ワイヤ14に切断抵抗に
対抗する張力が付与される。
走行路には、それぞれワイヤ案内装置22、及びダンサ
ローラ24等が配設されており(一方側のみ図示)、前
記ワイヤ案内装置22によってワイヤ14は、ワイヤリ
ール12から一定ピッチでガイドされて送り出される。
また、送り出されたワイヤ14は、走行中に前記ダンサ
ローラ24によって一定の張力が付与され、これによっ
て、ワイヤ列20を形成する各ワイヤ14に切断抵抗に
対抗する張力が付与される。
【0012】前記一対のワイヤリール12及び3本のう
ち1本の溝付ローラ18には、それぞれモータ(図示せ
ず)が連結されており、前記ワイヤ14は、これらのモ
ータを駆動することにより、前記ワイヤリール12間を
高速走行する。前記溝付ローラ18の上方には、該ワイ
ヤ列20に対して垂直に昇降移動するワークフィードテ
ーブル29が設置されており、インゴット30は、ワー
クフィードテーブル29に保持される。
ち1本の溝付ローラ18には、それぞれモータ(図示せ
ず)が連結されており、前記ワイヤ14は、これらのモ
ータを駆動することにより、前記ワイヤリール12間を
高速走行する。前記溝付ローラ18の上方には、該ワイ
ヤ列20に対して垂直に昇降移動するワークフィードテ
ーブル29が設置されており、インゴット30は、ワー
クフィードテーブル29に保持される。
【0013】以上のように構成されたワイヤソー10に
おいて、インゴット30は次のように切断される。ま
ず、インゴット30をワークフィードテーブル28に保
持させた後、ワークフィードテーブル28をワイヤ列2
0に向けて送り移動させる。そして、そのインゴット3
0を高速走行するワイヤ列20に押し当てる。この際、
前記ワイヤ列20には、スラリタンク32から図示しな
いノズルを介してスラリが供給され、インゴット30
は、このスラリ中に含有される砥粒のラッピング作用で
多数枚のウェーハに一度に切断される。
おいて、インゴット30は次のように切断される。ま
ず、インゴット30をワークフィードテーブル28に保
持させた後、ワークフィードテーブル28をワイヤ列2
0に向けて送り移動させる。そして、そのインゴット3
0を高速走行するワイヤ列20に押し当てる。この際、
前記ワイヤ列20には、スラリタンク32から図示しな
いノズルを介してスラリが供給され、インゴット30
は、このスラリ中に含有される砥粒のラッピング作用で
多数枚のウェーハに一度に切断される。
【0014】ところで、前記ワイヤソー10の加工室1
7を覆うカバーは図2上二点鎖線で示すように、外カバ
ー34と内カバー36とで2重に構成されている。前記
外カバー34は図1、図2に示すように横断面が略逆コ
形状に形成されている。外カバー34の上面には、矩形
状の開口部34Aが形成され、この開口部34Aの内側
には、本体11に固定された天板38が配置される。ま
た、外カバー34には、前記開口部34Aに沿って図示
しないパッキンが取り付けられている。外カバー34
は、加工室17を閉鎖している図1、図2の状態におい
て、前記パッキンを介して天板36に密着されている。
したがって、前記加工室17の上方は、前記外カバー3
4と天板38とで密閉される。
7を覆うカバーは図2上二点鎖線で示すように、外カバ
ー34と内カバー36とで2重に構成されている。前記
外カバー34は図1、図2に示すように横断面が略逆コ
形状に形成されている。外カバー34の上面には、矩形
状の開口部34Aが形成され、この開口部34Aの内側
には、本体11に固定された天板38が配置される。ま
た、外カバー34には、前記開口部34Aに沿って図示
しないパッキンが取り付けられている。外カバー34
は、加工室17を閉鎖している図1、図2の状態におい
て、前記パッキンを介して天板36に密着されている。
したがって、前記加工室17の上方は、前記外カバー3
4と天板38とで密閉される。
【0015】また、前記外カバー34の図3上右縁部に
はガイド34Bが形成され、このガイド34Bは、本体
11に鉛直方向に形成されたレール40に昇降移動自在
に係合されている。したがって、外カバー34は、前記
レール40に沿って昇降移動することができる。外カバ
ー34が上昇されると、加工室17のうち溝付ローラ1
8、18、18が配置された一部のエリアを露出するこ
とができる。また、外カバー34が下降移動されると、
外カバー34の上部開口部34Aが前記天板38と密着
し、外カバー34の下部34Cが、本体11側に密着す
るので、加工室17を完全に密閉することができる。
はガイド34Bが形成され、このガイド34Bは、本体
11に鉛直方向に形成されたレール40に昇降移動自在
に係合されている。したがって、外カバー34は、前記
レール40に沿って昇降移動することができる。外カバ
ー34が上昇されると、加工室17のうち溝付ローラ1
8、18、18が配置された一部のエリアを露出するこ
とができる。また、外カバー34が下降移動されると、
外カバー34の上部開口部34Aが前記天板38と密着
し、外カバー34の下部34Cが、本体11側に密着す
るので、加工室17を完全に密閉することができる。
【0016】本体11の上部には、外カバー34の開閉
手段であるウィンチ42が設置されている。このウィン
チ42は図2に示すように、リール46、このリール4
6を正転/逆転駆動するモータ48を主な構成としてい
る。前記リール46には、2本のワイヤ44A、44B
が巻回されており、これらのワイヤ44A、44Bは、
リール46の正転/逆転によって巻き取り/巻き戻され
る。
手段であるウィンチ42が設置されている。このウィン
チ42は図2に示すように、リール46、このリール4
6を正転/逆転駆動するモータ48を主な構成としてい
る。前記リール46には、2本のワイヤ44A、44B
が巻回されており、これらのワイヤ44A、44Bは、
リール46の正転/逆転によって巻き取り/巻き戻され
る。
【0017】図3に示すように、リール46に巻回され
たワイヤ44Aの先端部45Aは、リール46から巻き
戻されて2個の水平プーリ50A、52Aに巻き掛けら
れる。そして、1個の垂直プーリ54Aに巻き掛けられ
て下方に方向転換され、外カバー34の下部コーナー部
に治具56Aを介して固定される。また、前記ワイヤ4
4Bの先端部は図2に示すように、リール46から巻き
戻されて2個の水平プーリ50B、52Bに巻き掛けら
れる。そして、1個の垂直プーリ54Bに巻き掛けられ
て下方に方向転換され、外カバー34の下部コーナー部
に図示しない治具を介して固定される。
たワイヤ44Aの先端部45Aは、リール46から巻き
戻されて2個の水平プーリ50A、52Aに巻き掛けら
れる。そして、1個の垂直プーリ54Aに巻き掛けられ
て下方に方向転換され、外カバー34の下部コーナー部
に治具56Aを介して固定される。また、前記ワイヤ4
4Bの先端部は図2に示すように、リール46から巻き
戻されて2個の水平プーリ50B、52Bに巻き掛けら
れる。そして、1個の垂直プーリ54Bに巻き掛けられ
て下方に方向転換され、外カバー34の下部コーナー部
に図示しない治具を介して固定される。
【0018】前記リール46には、減速機58を介して
モータ48の出力軸が連結されている。したがって、モ
ータ48でリール46を正転させて、前記ワイヤ44
A、44Bをリール46で巻き取ると、外カバー34が
ワイヤ44A、44Bに牽引されて上昇するので、加工
室17の一部を露出することができる。また、モータ4
8でリール46を逆転させて、ワイヤ44A、44Bを
リール46から巻き戻すと、外カバー34が自重によっ
て下降移動するので、加工室17を外カバー34で閉じ
ることができる。なお、前記モータ48は、ワイヤソー
10に搭載された図示しないCPUによって制御されて
いる。このCPUは、図3に示すリモコン受信部60で
受信した指令信号に基づいて前記モータ48を制御す
る。前記リモコン受信部60は、本体11の正面下部に
設けられている。
モータ48の出力軸が連結されている。したがって、モ
ータ48でリール46を正転させて、前記ワイヤ44
A、44Bをリール46で巻き取ると、外カバー34が
ワイヤ44A、44Bに牽引されて上昇するので、加工
室17の一部を露出することができる。また、モータ4
8でリール46を逆転させて、ワイヤ44A、44Bを
リール46から巻き戻すと、外カバー34が自重によっ
て下降移動するので、加工室17を外カバー34で閉じ
ることができる。なお、前記モータ48は、ワイヤソー
10に搭載された図示しないCPUによって制御されて
いる。このCPUは、図3に示すリモコン受信部60で
受信した指令信号に基づいて前記モータ48を制御す
る。前記リモコン受信部60は、本体11の正面下部に
設けられている。
【0019】一方、内カバー36は図2上点線で示すよ
うに、横断面が略逆コ形状に形成されている。この内カ
バー36は図1、図3に示すように、主としてワークフ
ィードテーブル29に保持されたインゴット30を覆う
カバーであり、インゴット30の切断中にインゴット3
0から飛散するスラリー、切削屑を内カバー36の外側
に極力飛散させないようにするためのカバーである。ま
た、図3に示すように、内カバー36の近傍には、排気
手段を構成する吸気ダクト37が配設されている。この
吸気ダクト37は、ワイヤソー10に設置された図示し
ない吸気ポンプに接続され、吸気ポンプには、ワイヤソ
ー10の本体11に露出した図示しない排気口が連通さ
れている。したがって、吸気ポンプを駆動すると、加工
室17内のエアが吸気ダクト37を介して吸引されて排
気口から外部に排気される。
うに、横断面が略逆コ形状に形成されている。この内カ
バー36は図1、図3に示すように、主としてワークフ
ィードテーブル29に保持されたインゴット30を覆う
カバーであり、インゴット30の切断中にインゴット3
0から飛散するスラリー、切削屑を内カバー36の外側
に極力飛散させないようにするためのカバーである。ま
た、図3に示すように、内カバー36の近傍には、排気
手段を構成する吸気ダクト37が配設されている。この
吸気ダクト37は、ワイヤソー10に設置された図示し
ない吸気ポンプに接続され、吸気ポンプには、ワイヤソ
ー10の本体11に露出した図示しない排気口が連通さ
れている。したがって、吸気ポンプを駆動すると、加工
室17内のエアが吸気ダクト37を介して吸引されて排
気口から外部に排気される。
【0020】図3に示すように天板38には、内カバー
36の開閉手段であるシリンダ装置62が設けられてい
る。シリンダ装置62のロッド64は、天板38に形成
された図示しない孔を介して下方に延出され、その下端
部に前記内カバー36の上面が固定されている。したが
って、シリンダ装置62でロッド64を収縮すると、内
カバー36が上昇するのでインゴット30を露出するこ
とができる。また、ロッド64を伸長すると、内カバー
36が下降するのでインゴット30を覆うことができ
る。なお、前記シリンダ装置62も前記モータ48と同
様にCPUによって制御されている。そして、CPU
は、図3に示したリモコン受信部60で受信した指令信
号に基づいてシリンダ装置62を制御する。
36の開閉手段であるシリンダ装置62が設けられてい
る。シリンダ装置62のロッド64は、天板38に形成
された図示しない孔を介して下方に延出され、その下端
部に前記内カバー36の上面が固定されている。したが
って、シリンダ装置62でロッド64を収縮すると、内
カバー36が上昇するのでインゴット30を露出するこ
とができる。また、ロッド64を伸長すると、内カバー
36が下降するのでインゴット30を覆うことができ
る。なお、前記シリンダ装置62も前記モータ48と同
様にCPUによって制御されている。そして、CPU
は、図3に示したリモコン受信部60で受信した指令信
号に基づいてシリンダ装置62を制御する。
【0021】ところで、ワークホルダ28は図1〜図4
に示すように、一対のアーム66、66によって支持さ
れている。前記アーム66、66は、水平方向に配置さ
れると共に水平方向に伸縮自在に構成されている。この
アーム66、66が図示しない駆動装置によって伸長さ
れると、図4に示すようにインゴット30をワイヤソー
10の外部に位置させることができる。反対にアーム6
6、66を収縮させると、図1に示すようにインゴット
30を切断位置に位置させることができる。
に示すように、一対のアーム66、66によって支持さ
れている。前記アーム66、66は、水平方向に配置さ
れると共に水平方向に伸縮自在に構成されている。この
アーム66、66が図示しない駆動装置によって伸長さ
れると、図4に示すようにインゴット30をワイヤソー
10の外部に位置させることができる。反対にアーム6
6、66を収縮させると、図1に示すようにインゴット
30を切断位置に位置させることができる。
【0022】したがって、前記の如く構成されたワイヤ
ソー10によれば、加工室17を覆うカバーを、外カバ
ー34と内カバー36とで2重に構成したので、インゴ
ット30の切断中におけるスラリーや切削塵の漏出を確
実に防止することができる。また、前記ワイヤソー10
では、加工室17内のエアを排気する排気手段を設けて
いる。この排気手段の吸気ポンプを駆動すると、加工室
17内でミスト状になっているスラリーをエアと共に排
気することができる。したがって、外カバー34を開く
前に吸気ポンプを駆動して、前記スラリーを含むエアを
排気すると、作業者に与える衛生上の問題を改善するこ
とができる。
ソー10によれば、加工室17を覆うカバーを、外カバ
ー34と内カバー36とで2重に構成したので、インゴ
ット30の切断中におけるスラリーや切削塵の漏出を確
実に防止することができる。また、前記ワイヤソー10
では、加工室17内のエアを排気する排気手段を設けて
いる。この排気手段の吸気ポンプを駆動すると、加工室
17内でミスト状になっているスラリーをエアと共に排
気することができる。したがって、外カバー34を開く
前に吸気ポンプを駆動して、前記スラリーを含むエアを
排気すると、作業者に与える衛生上の問題を改善するこ
とができる。
【0023】更に、前記ワイヤソー10によれば、一対
のアーム66、66を伸長させてワークホルダ28をワ
イヤソー10の外部に位置させたので、ワークホルダ2
8に対するインゴット30の取り付け、取り外し作業が
容易になる。図4は、自走搬送台車68を利用したイン
ゴット30の交換作業の状態を示している。この自走搬
送台車68は、図5に示すホストコンピュータ70に制
御されており、ホストコンピュータ70からの指令信号
でストッカ72の位置からワイヤソー(図5上でNo.
1ワイヤソー10A、No.2ワイヤソー10B…)の
インゴット交換位置まで自動で移動することができる。
また、自走搬送台車68の上面には図4に示すように、
作業者73が操作する操作パネル74が設けられてい
る。この操作パネル74上には、ワイヤソー10側のウ
ィンチ42、シリンダ装置62、アーム66の駆動装
置、及び吸気ポンプを駆動するための複数のボタンが配
置されている。このボタンで指令された内容は、自走搬
送台車68の正面下部に設けられたリモコン送信部76
から指令信号として送信される。送信された指令信号
は、ワイヤソー10側のリモコン受信部60で受信され
る。
のアーム66、66を伸長させてワークホルダ28をワ
イヤソー10の外部に位置させたので、ワークホルダ2
8に対するインゴット30の取り付け、取り外し作業が
容易になる。図4は、自走搬送台車68を利用したイン
ゴット30の交換作業の状態を示している。この自走搬
送台車68は、図5に示すホストコンピュータ70に制
御されており、ホストコンピュータ70からの指令信号
でストッカ72の位置からワイヤソー(図5上でNo.
1ワイヤソー10A、No.2ワイヤソー10B…)の
インゴット交換位置まで自動で移動することができる。
また、自走搬送台車68の上面には図4に示すように、
作業者73が操作する操作パネル74が設けられてい
る。この操作パネル74上には、ワイヤソー10側のウ
ィンチ42、シリンダ装置62、アーム66の駆動装
置、及び吸気ポンプを駆動するための複数のボタンが配
置されている。このボタンで指令された内容は、自走搬
送台車68の正面下部に設けられたリモコン送信部76
から指令信号として送信される。送信された指令信号
は、ワイヤソー10側のリモコン受信部60で受信され
る。
【0024】次に、前記自走搬送台車68によるインゴ
ット30の交換作業方法について説明すると、まず、自
走搬送台車68をストッカ72の位置に移動させて、ス
トッカ72から所定のインゴット30を自走搬送台車6
8に搭載する。次に、自走搬送台車68を、指示のあっ
たワイヤソー10の交換位置まで移動させ、そこで自走
搬送台車68を停止する。次いで、作業者73が、自走
搬送台車68の操作パネル74上のボタンを操作して交
換作業を開始する。この時、まず、吸気ポンプの駆動ボ
タンを押して吸気ポンプを駆動させ、加工室17内のエ
ア(ミスト状のスラリーを含む)を排気する。この後
に、外カバー34の開ボタンを押して外カバー34を開
いた後、内カバー36の開ボタンを押して内カバー36
を開き、そして、アーム66の伸長ボタンを押してアー
ム66、66を伸長させて切断終了したインゴット30
をワイヤソー10の外部に位置させる。そして、前記イ
ンゴット30をワークホルダ28から取り外して自走搬
送台車68に搭載し、そして、新しい切断前のインゴッ
ト30を自走搬送台車68から取り出してワークホルダ
28に取り付ける。これによって、インゴット30の交
換が終了する。
ット30の交換作業方法について説明すると、まず、自
走搬送台車68をストッカ72の位置に移動させて、ス
トッカ72から所定のインゴット30を自走搬送台車6
8に搭載する。次に、自走搬送台車68を、指示のあっ
たワイヤソー10の交換位置まで移動させ、そこで自走
搬送台車68を停止する。次いで、作業者73が、自走
搬送台車68の操作パネル74上のボタンを操作して交
換作業を開始する。この時、まず、吸気ポンプの駆動ボ
タンを押して吸気ポンプを駆動させ、加工室17内のエ
ア(ミスト状のスラリーを含む)を排気する。この後
に、外カバー34の開ボタンを押して外カバー34を開
いた後、内カバー36の開ボタンを押して内カバー36
を開き、そして、アーム66の伸長ボタンを押してアー
ム66、66を伸長させて切断終了したインゴット30
をワイヤソー10の外部に位置させる。そして、前記イ
ンゴット30をワークホルダ28から取り外して自走搬
送台車68に搭載し、そして、新しい切断前のインゴッ
ト30を自走搬送台車68から取り出してワークホルダ
28に取り付ける。これによって、インゴット30の交
換が終了する。
【0025】そして、インゴット30の交換が終了する
と、まず、アーム66の収縮ボタンを押してアーム6
6、66を収縮させて、新しいインゴット30をワイヤ
ソー10の切断位置にセットする。次に、内カバー36
の閉ボタンを押して内カバー36を閉じ、外カバー34
の閉ボタンを押して外カバー34を閉じる。これによ
り、インゴット30の切断準備が終了し、この後にワイ
ヤ14を走行させると共にワークフィードテーブル29
でインゴット30を送り移動させて、インゴット30の
切断を開始する。
と、まず、アーム66の収縮ボタンを押してアーム6
6、66を収縮させて、新しいインゴット30をワイヤ
ソー10の切断位置にセットする。次に、内カバー36
の閉ボタンを押して内カバー36を閉じ、外カバー34
の閉ボタンを押して外カバー34を閉じる。これによ
り、インゴット30の切断準備が終了し、この後にワイ
ヤ14を走行させると共にワークフィードテーブル29
でインゴット30を送り移動させて、インゴット30の
切断を開始する。
【0026】このように、インゴット30の交換に必要
なワイヤソー10側の駆動機構を駆動することができる
自走搬送台車68をワイヤソー10の設置工場に設置す
れば、インゴット30の交換作業を省人化することがで
きると共に完全自動化も達成することもできる。
なワイヤソー10側の駆動機構を駆動することができる
自走搬送台車68をワイヤソー10の設置工場に設置す
れば、インゴット30の交換作業を省人化することがで
きると共に完全自動化も達成することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワイ
ヤソーによれば、加工室を覆うカバーを外カバーと内カ
バーとで2重に構成したので、ワーク加工中におけるス
ラリーや切削塵の漏出を確実に防止することができる。
また、本発明によれば、加工室内のエアを排気する排気
手段を設け、この排気手段を外カバーを開く前に駆動し
て、加工室内でミスト状になっているスラリーをエアと
共に排気した後、外カバー34と内カバーを開いてワー
クの取り付け取り外し作業を行うようにしたので、作業
者に与える衛生上の問題を改善することができる。
ヤソーによれば、加工室を覆うカバーを外カバーと内カ
バーとで2重に構成したので、ワーク加工中におけるス
ラリーや切削塵の漏出を確実に防止することができる。
また、本発明によれば、加工室内のエアを排気する排気
手段を設け、この排気手段を外カバーを開く前に駆動し
て、加工室内でミスト状になっているスラリーをエアと
共に排気した後、外カバー34と内カバーを開いてワー
クの取り付け取り外し作業を行うようにしたので、作業
者に与える衛生上の問題を改善することができる。
【0028】更に、本発明によれば、ワークホルダを加
工室とワイヤソーの外部との間で往復移動させる移動手
段を設け、この移動手段を駆動してワークホルダをワイ
ヤソーの外部に位置させたので、ワークホルダに対する
ワークの取り付け取り外し作業が容易になる。
工室とワイヤソーの外部との間で往復移動させる移動手
段を設け、この移動手段を駆動してワークホルダをワイ
ヤソーの外部に位置させたので、ワークホルダに対する
ワークの取り付け取り外し作業が容易になる。
【図1】本実施の形態のワイヤソーの透視図
【図2】図1に示したワイヤソーの上面図
【図3】図1に示したワイヤソーの側面図
【図4】自走搬送台車によるインゴットの交換作業の状
態を示す説明図
態を示す説明図
【図5】ワイヤソー及び自走搬送台車の制御系を示すブ
ロック図
ロック図
10…ワイヤソー 14…ワイヤ 18…溝付ローラ 28…ワークホルダ 29…ワークフィードテーブル 30…インゴット 31…ワークブロック 34…外カバー 36…内カバー 42…ウィンチ 60…リモコン受信部 62…シリンダ装置 68…自走搬送台車
Claims (3)
- 【請求項1】ワイヤを複数の溝付ローラに巻き掛けてワ
イヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させることにより走
行する前記ワイヤ列にワークを押しつけて多数のウェー
ハに切断するワイヤソーにおいて、 前記複数の溝付ローラが設置された加工室を覆うカバー
を、外カバーと内カバーとで2重に構成し、該外カバー
及び内カバーを開閉する開閉手段を設けたことを特徴と
するワイヤソー。 - 【請求項2】前記加工室内のエアを、前記ワイヤソーの
外部に排気する排気手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載のワイヤソー。 - 【請求項3】前記ワークを前記加工室とワイヤソーの外
部との間で往復移動させる移動手段を有するワークホル
ダを設けたことを特徴とする請求項1記載のワイヤソ
ー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9346436A JPH11179644A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | ワイヤソー |
US09/210,480 US6145499A (en) | 1997-12-16 | 1998-12-14 | Wire saw |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9346436A JPH11179644A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | ワイヤソー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11179644A true JPH11179644A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18383417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9346436A Pending JPH11179644A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | ワイヤソー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6145499A (ja) |
JP (1) | JPH11179644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001018099A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 発塵防止機構を備えた電動プレス |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6477051B1 (en) * | 2001-09-20 | 2002-11-05 | Hewlett-Packard Company | Socket activation interlock |
US7089925B1 (en) | 2004-08-18 | 2006-08-15 | Kinik Company | Reciprocating wire saw for cutting hard materials |
KR100831747B1 (ko) * | 2006-11-10 | 2008-05-23 | 삼정엔지니어링 (주) | 와이어 소우 장치 및 이 와이어 소우 장치를 이용한 피가공물 가공방법 |
CN101284402B (zh) * | 2008-05-30 | 2011-08-17 | 大连连城数控机器股份有限公司 | 多线切割机 |
DE102011082366B3 (de) * | 2011-09-08 | 2013-02-28 | Siltronic Ag | Einlagiges Wickeln von Sägedraht mit fest gebundenem Schneidkorn für Drahtsägen zum Abtrennen von Scheiben von einem Werkstück |
EP2583804A1 (en) * | 2011-10-22 | 2013-04-24 | Applied Materials Switzerland Sàrl | A new wafer sawing system |
JP5996308B2 (ja) * | 2012-07-10 | 2016-09-21 | コマツNtc株式会社 | ワイヤソー |
KR101690246B1 (ko) | 2015-01-26 | 2017-01-09 | 주식회사 엘지실트론 | 와이어 쏘잉 장치 |
CN109732460A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-05-10 | 安徽华顺半导体发展有限公司 | 一种光伏发电用多晶硅锭高效切片装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4655191A (en) * | 1985-03-08 | 1987-04-07 | Motorola, Inc. | Wire saw machine |
JP2673544B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1997-11-05 | 株式会社日平トヤマ | 脆性材料の切断方法 |
US5679059A (en) * | 1994-11-29 | 1997-10-21 | Ebara Corporation | Polishing aparatus and method |
DE19510625A1 (de) * | 1995-03-23 | 1996-09-26 | Wacker Siltronic Halbleitermat | Drahtsäge und Verfahren zum Abtrennen von Scheiben von einem Werkstück |
JP3107143B2 (ja) * | 1995-07-14 | 2000-11-06 | 株式会社東京精密 | ワイヤソーのワイヤトラバース装置 |
CH691036A5 (fr) * | 1996-02-06 | 2001-04-12 | Hct Shaping Systems Sa | Dispositif de sciage par fil pour la découpe de tranches fines comprenant un mécanisme pour le taillage in situ des gorges des cylindres guide-fils. |
US5890481A (en) * | 1996-04-01 | 1999-04-06 | Saint-Gobain/Norton Industrial Ceramics Corporation | Method and apparatus for cutting diamond |
CH692331A5 (de) * | 1996-06-04 | 2002-05-15 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | Drahtsäge und Schneidverfahren unter Einsatz derselben. |
US5878737A (en) * | 1997-07-07 | 1999-03-09 | Laser Technology West Limited | Apparatus and method for slicing a workpiece utilizing a diamond impregnated wire |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP9346436A patent/JPH11179644A/ja active Pending
-
1998
- 1998-12-14 US US09/210,480 patent/US6145499A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001018099A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 発塵防止機構を備えた電動プレス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6145499A (en) | 2000-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11179644A (ja) | ワイヤソー | |
EP2527104B1 (en) | Automatic cutting machine for sheet material | |
US4816636A (en) | Wire cut electric discharge machine | |
JPH10128736A (ja) | ワイヤソー | |
US3970507A (en) | Tape dispenser and method of dispensing tape | |
JPH11131363A (ja) | シート状素材の自動裁断装置 | |
JPH07142540A (ja) | アウターリードボンディング装置 | |
JPH03128203A (ja) | 走行丸のこ盤の集塵装置 | |
JPH1128655A (ja) | 鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り方法及び装置 | |
US4450882A (en) | Automatic shaper | |
JP4113805B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物等の切断装置 | |
JPH11245159A (ja) | ワイヤソーのトラバース装置 | |
KR100345171B1 (ko) | 간지의 자동착탈 장치 | |
JPS6317579B2 (ja) | ||
JPH0929609A (ja) | ワイヤソーのワイヤトラバース装置 | |
JP2842708B2 (ja) | テーピング機付き巻線装置 | |
KR0137828B1 (ko) | 웨이퍼의 자동 공급방법 및 그 장치 | |
JPH10328999A (ja) | スライスベース切断装置付きワイヤソー | |
JPH0627230Y2 (ja) | パンチ・レーザ複合加工機 | |
CN218657108U (zh) | 一种锯床自动定位装置 | |
JPS63280404A (ja) | テ−プワインダを有する巻線機 | |
JPH0569409A (ja) | 切断機における集塵装置 | |
JPH0820016A (ja) | ワイヤーソー装置 | |
KR200263586Y1 (ko) | 랩핑기의 포장마무리용 테이프부착장치 | |
KR960016505B1 (ko) | 진공챔버를 이용한 웨이퍼 마운팅 방법 및 그 장치 |