JPH11176478A - 有機電解液二次電池 - Google Patents
有機電解液二次電池Info
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- JPH11176478A JPH11176478A JP9363525A JP36352597A JPH11176478A JP H11176478 A JPH11176478 A JP H11176478A JP 9363525 A JP9363525 A JP 9363525A JP 36352597 A JP36352597 A JP 36352597A JP H11176478 A JPH11176478 A JP H11176478A
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Abstract
高い有機電解液二次電池を提供する。 【解決手段】 金属箔からなる正極集電体の少なくとも
一方の面に活物質含有塗膜を形成してなる正極と、金属
箔からなる負極集電体の少なくとも一方の面に活物質含
有塗膜を形成してなる負極とを、セパレータを介して巻
回した巻回構造の電極体を電池缶に収容してなる有機電
解液二次電池において、上記巻回構造の電極体における
正極の少なくとも最外周部に活物質含有塗膜を形成せず
正極集電体のみの部分を設け、かつ上記巻回構造の電極
体における負極の少なくとも最外周部に活物質含有塗膜
を形成せず負極集電体のみの部分を設け、上記部分の正
極集電体と負極集電体とをセパレータを介して配置させ
る。上記電池は、満充電での負極の充放電可能な容量が
電池の単位体積あたり96mAh/cm3 以上の場合に
適している。
Description
池に関するものであり、さらに詳しくは、安全性を確保
するための特定の構造を有する有機電解液二次電池に関
するものである。
て有機溶媒を用いた二次電池であり、この有機電解液二
次電池は、容量が大きく、かつ高電圧、高エネルギー密
度、高出力であることから、ますます需要が増える傾向
にある。
池を表すとき以外は、単に「電解液」という)の溶媒と
しては、これまで、エチレンカーボネートなどの環状エ
ステルやそれにジメチルカーボネート、プロピオン酸メ
チルなどのエステルを混合したものが用いられてきた。
ば、この有機電解液二次電池は、今後さらに高容量化を
図った場合やユーザーから要求される仕様によっては、
電池の構造についてさらに工夫をしていかないと、安全
性が低下するおそれのあることが判明した。これを詳し
く説明すると、通常、この種の電池では、保護回路など
で過充電を防止することによって内部短絡を起こさない
ようにする対策がとられているし、また通常の内部短絡
では電池が発熱するだけで異常事態には至らないように
されているが、異常使用を想定して釘刺し試験を行って
みたところ、安全性に欠ける場合のあることが判明し
た。すなわち、釘刺し試験では、電池の圧壊や外部短絡
に比べて少ない部分で電池を確実に短絡させるので、短
絡部位に電流が集中し、より発熱しやすくなり、電池が
部分的に急速に高温になりやすいため、セパレータのフ
ューズ(溶融による目づまり)のばらつきが生じやす
く、また短絡部位での電解液と負極との反応による発熱
が多くなるので、この釘刺し試験は通常の使用条件では
生じ得ないような安全性の欠如も見出し得るほどに苛酷
な安全性確認試験である。従って、この釘刺し試験で安
全性が確認できれば、異常使用に遭遇した場合でも安全
性が確保されるものと考えられる。
℃の高温状態で行う方が、電池がより高温にまで上昇し
やすく、電池の熱暴走反応が生じやすい。さらに、1/
2釘刺しのように、釘を電池の途中で止める方が、短絡
部分が少なくなり電流がより集中して発熱しやすい。従
って、この釘刺し試験を45℃で行い、1/2釘刺しに
すると、安全性を確認するための試験として非常に苛酷
な試験となり、そのような苛酷な条件下の試験で安全性
が確認できれば、実使用で充分な安全性が確保できるも
のと考えられる。
どのリチウムを脱挿入できる化合物を負極活物質として
用いた場合、金属リチウムを用いる場合よりも高温での
電解液との反応性がはるかに低下し、電池の安全性が改
善される。しかし、最近の高容量化への流れにより電池
のエネルギー密度は今後ますます高くなる傾向にあるた
め、苛酷な安全性確認試験である釘刺し試験においても
優れた安全性を示し得るようにしておくことが必要であ
り、そのためには電池の内部構造を発火しにくい構造に
変更しておくことが必要であることがわかってきた。
え、苛酷な安全性確認試験である釘刺し試験においても
充分に安全性が確認できるように電池の構造を改良し、
安全性の優れた有機電解液二次電池を提供することを目
的とする。
る正極集電体の少なくとも一方の面に活物質含有塗膜を
形成してなる正極と、金属箔からなる負極集電体の少な
くとも一方の面に活物質含有塗膜を形成してなる負極と
を、セパレータを介して巻回した巻回構造の電極体を電
池缶に収容してなる有機電解液二次電池において、上記
巻回構造の電極体における正極の少なくとも最外周部に
活物質含有塗膜を形成せず正極集電体のみの部分を設
け、かつ上記巻回構造の電極体における負極の少なくと
も最外周部に活物質含有塗膜を形成せず負極集電体のみ
の部分を設け、上記部分の正極集電体と負極集電体とを
セパレータを介して配置させることによって、上記課題
を解決したものである。
び上記構成にすることによって安全性を向上させること
ができる理由を詳細に説明する。
造の電極体は、正極集電体となるアルミニウム箔の両面
に活物質含有塗膜を形成したシート状の正極と、負極集
電体となる銅箔の両面に活物質含有塗膜を形成したシー
ト状の負極と2枚のセパレータとを、負極、セパレー
タ、正極、セパレータの順に積み重ね、負極が正極より
外周側になるように渦巻状に巻回したものである。
最も普及しているリチウムイオン二次電池を入手し、釘
刺し試験を行ったところ、通常の市販のリチウムイオン
二次電池では危険性が低いのに対し、電池のエネルギー
密度を上げていくと危険性が高くなっていくことが判明
した。これらの電池の負極には通常炭素材料などのリチ
ウムを脱挿入できる化合物が使用されているが、負極が
過充電されてリチウムが多少でも電着した場合、約10
0℃付近から電解液と電着リチウムやリチウムが挿入さ
れた炭素材料との間で発熱反応が生じる。
によって、電解液との反応開始温度が低くなり、負極の
反応熱により正極の熱暴走温度に達すると、電池は異常
発熱を起こす。このような連続反応を伴う発熱現象があ
るため、通常使用条件での電池の負極の充放電可能な容
量が電池の単位体積あたり96mAh/cm3 (満充電
において)を越えた場合には、電池が過充電された時の
安全性が低下する。つまり、負極の単位体積あたりの放
電可能な容量が多いほど、過充電時に発熱が生じた場合
に電池の単位体積あたりの発熱量が多くなり、電池温度
が正極の熱暴走温度にまで上昇する可能性が高くなる。
従って、本発明では、負極の単位体積あたりの容量が大
きい電池において、負極と電解液との発熱反応が生じた
場合でも、その発熱によって電池の温度が正極の熱暴走
反応にまで上昇しないように電池の構造を改良して、負
極の単位体積当たりの容量が大きい高容量の電池でも、
充分な安全性を確保できるようにしたのである。
る正極の少なくとも最外周部に活物質含有塗膜を形成せ
ずに正極集電体のみの部分を設け、かつ巻回構造の電極
体における負極の少なくとも最外周部に活物質含有塗膜
を形成せずに負極集電体のみの部分を設け、上記部分の
正極集電体と負極集電体とをセパレータを介して配置さ
せることによって安全性を向上させることができる理由
は、現在のところ必ずしも明確でないが、次のように考
えられる。
のようなリチウムを脱挿入できる化合物を用いることに
よって、電解液と負極との高温での反応性は負極活物質
としてリチウムを用いていた場合よりも低くなっている
が、負極の充放電可能な容量が増えることにより電解液
との反応性が増加して、発熱量が多くなり、電池の温度
が上昇しやすくなる。しかし、巻回構造の電極体におけ
る正極および負極のそれぞれの少なくとも最外周部に活
物質含有塗膜を形成せず正極集電体と負極集電体の部分
のみを設けておくと、それらの集電体のみの部分によっ
て放熱が早くなり、正極が熱暴走温度に達しにくくなっ
て、電池が異常発熱を起こしにくくなり、電池の安全性
が向上する。
における正極と負極のそれぞれの最外周部に設ける正極
集電体と負極集電体のみの部分は、巻回構造の電極体に
おいて1周以上であることが好ましく、また2周以下で
あることが好ましい。すなわち、上記のような正極集電
体と負極集電体のみの部分を1周以上にすることによっ
て、放熱を早くし、電池の安全性を充分に向上させるこ
とができ、また、それらの集電体のみの部分を2周以下
にすることによって、電池のエネルギー密度の大幅な低
下を防止することができる。
るセパレータをなくすと、負極集電体が直接電池缶の内
壁と接触することになって放熱がより早くなり、電池の
安全性を向上させる効果がより一層顕著に発現する。
に限定されることはないが、たとえばLiCoO2 など
のリチウムコバルト酸化物、LiMn2 O4 などのリチ
ウムマンガン酸化物、LiNiO2 などのリチウムニッ
ケル酸化物、二酸化マンガン、五酸化バナジウム、クロ
ム酸化物などの金属酸化物または二硫化チタン、二硫化
モリブデンなどの金属硫化物などが用いられる。
CoO2 、LiMn2 O4 などの充電時の開路電圧がL
i基準で4V以上を示すリチウム複合酸化物を用いる場
合には、高エネルギー密度が得られるので好ましい。ま
た、充電したLiCoO2 やLiNiO2 は電解液との
反応開始温度がLiMn2 O4 などより低く、負極の発
熱によって正極の熱暴走温度に達しやすいので、正極活
物質としてLiCoO2 やLiNiO2 を用いる場合に
は、本発明の効果が特に顕著に発現する。
物質にたとえば鱗片状黒鉛やカーボンブラックなどの導
電助剤や、たとえばポリフッ化ビニリデンやポリテトラ
フルオロエチレンなどの結着剤などを適宜添加し、溶剤
で塗材化した活物質含有塗材をアルミニウム箔などの金
属箔からなる正極集電体に塗布し、乾燥して、活物質含
有塗膜を形成することによって作製される。ただし、本
発明においては、前記のように巻回構造の電極体におい
て正極の少なくとも最外周部となる部分には活物質含有
塗膜を形成せず正極集電体のみの部分を残しておく。
は、リチウムイオンをドープ、脱ドープできるものであ
ればよく、本発明においては、そのようなリチウムイオ
ンをドープ、脱ドープできる物質を負極活物質という。
そして、この負極活物質としては、特に限定されること
はないが、たとえば、黒鉛、熱分解炭素類、コークス
類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物の焼成体、メソ
カーボンマイクロビーズ、炭素繊維、活性炭などの炭素
材料、Si、Sn、Inなどの合金、またはLiに近い
低電位で充放電できるSi、Sn、Inなどの酸化物な
どを用いるのが好ましい。
該炭素材料としては下記の特性を持つものが好ましい。
すなわち、その(002)面の層間距離d002 は、3.
5Å以下が好ましく、より好ましくは3.45Å以下、
さらに好ましくは3.4Å以下である。また、c軸方向
の結晶子の大きさLcは、30Å以上が好ましく、より
好ましくは80Å以上、さらに好ましくは250Å以上
である。そして、平均粒径は8〜15μm、特に10〜
13μmが好ましく、純度は99.9%以上が好まし
い。
とえばポリフッ化ビニリデンやポリテトラフルオロエチ
レンなどの結着剤を適宜添加し、さらに要すれば導電助
剤を適宜添加し、溶剤で塗材化し、この活物質含有塗材
を銅箔などからなる負極集電体に塗布し、乾燥して、活
物質含有塗膜を形成することによって作製される。ただ
し、本発明においては、前記のように巻回構造の電極体
において負極の最外周部となる部分には活物質含有塗膜
を形成せず、負極集電体のみの部分を残しておく。
ては、たとえば、アルミニウム箔、銅箔、ニッケル箔、
ステンレス鋼箔などが用いられるが、正極集電体となる
金属箔としては特にアルミニウム箔が好ましく、また負
極集電体となる金属箔としては特に銅箔が好ましい。
ものであれば特に限定されることはないが、主溶媒とし
て鎖状エステルを用いると、電解液の粘度を下げ、イオ
ン伝導度を高めることから好ましい。このような鎖状エ
ステルとしては、たとえば、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、プロ
ピオン酸メチルなどの鎖状のCOO−結合を有する有機
溶媒が挙げられる。主溶媒というのは、これらの鎖状エ
ステルを含んだ全電解液溶媒中で鎖状エステルが50体
積%を超えることを意味する。鎖状エステルが65体積
%を超えると、従来技術では4.4V充電後の釘刺し試
験での電池の安全性が低下するが、本発明によれば、そ
のように鎖状エステルが65体積%を超える場合でも安
全性を確保でき、本発明の効果が顕著に発現する。
ると、従来技術では電池の安全性がより低下しやすくな
るので、本発明の効果がより一層顕著に発現するように
なり、鎖状エステルが75体積%を超えると、従来技術
では電池の安全性がさらに低下しやすくなるので、本発
明の効果がさらに一層顕著に発現するようになる。ま
た、鎖状エステルがメチル基を有する場合も従来技術で
は電池の安全性が低下しやすくなるので、本発明の効果
がより一層顕著に発現する。
高いエステル(誘電率30以上)を混合して用いると、
鎖状エステルだけで用いる場合よりも、サイクル特性や
電池の負荷特性が向上するので、電池としてはより好ま
しいものとなる。このような誘電率の高いエステルとし
ては、たとえば、プロピレンカーボネート(PC)、エ
チレンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート
(BC)、ガンマーブチロラクトン(γ−BL)、エチ
レングリコールサルファイト(EGS)などが挙げら
れ、特に環状構造のものが好ましく、とりわけ環状のカ
ーボネートが好ましく、エチレンカーボネート(EC)
が最も好ましい。
媒中の40体積%未満が好ましく、より好ましくは30
体積%以下、さらに好ましくは25体積%以下である。
そして、これらの誘電率の高いエステルによる安全性の
向上は、上記誘電率の高いエステルが電解液の全溶媒中
で10体積%以上になると顕著になり、20体積%に達
するとさらに顕著になる。
な溶媒としては、たとえば1,2−ジメトキシエタン
(DME)、1,3−ジオキソラン(DO)、テトラヒ
ドロフラン(THF)、2−メチル−テトラヒドロフラ
ン(2Me−THF)、ジエチルエーテル(DEE)な
どが挙げられる。そのほか、アミンイミド系有機溶媒
や、含イオウまたは含フッ素系有機溶媒なども用いるこ
とができる。
lO4 、LiPF6 、LiBF4 、LiAsF6 、Li
SbF6 、LiCF3 SO3 、LiC4 F9 SO3 、L
iCF3 CO2 、Li2 C2 F4 (SO3 )2 、LiN
(CF3 SO2 )2 、LiC(CF3 SO2 )3 、Li
Cn F2n+1SO3 (n≧2)、LiN(Rf3 OS
O2 )2 (ここで、Rfはフルオロアルキル基)などが
単独でまたは2種以上混合して用いられるが、特にLi
PF6 やLiC4 F9 SO3 などが充放電特性が良好な
ことから好ましい。電解液中における電解質の濃度は、
特に限定されるものではないが、濃度を1mol/l以
上にすると安全性が向上するので好ましく、1.2mo
l/l以上がさらに好ましい。また、電解液中における
電解質の濃度が1.7mol/l以下であると良好な電
気特性が保たれるので好ましく、1.5mol/l以下
であることがさらに好ましい。
適用でき、どのような形状の電池にも適用可能である
が、特に円筒形、楕円筒形、角筒形などの筒形電池に適
用するのが適している。そして、巻回構造の電極体を上
記のような円筒形電池や楕円筒形電池に適するように円
筒状や楕円筒状にしたときに、その巻回外径の最小値が
放電状態において電池缶の内径より0.4〜0.7mm
小さいことが好ましい。すなわち、巻回構造の電極体の
巻回外径の最小値を放電状態において電池缶の内径より
0.4mm以上小さくすることによって、電池の容量が
高くなっても釘刺し試験での安全性が確保でき、また、
巻回構造の電極体の巻回外径の最小値を放電状態におい
て電池缶の内径より0.7mm以下で小さくすることに
よって、電池の容量が大きく減少するのを防止すること
ができる。
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
体積比3:1で混合し、この混合溶媒に対してLiPF
6 を1.0mol/l溶解させて、組成が1.0mol
/lLiPF6 /EC:MEC(1:3体積比)で示さ
れる電解液を調製した。上記電解液におけるECはエチ
レンカーボネートの略称であり、MECはメチルエチル
カーボネートの略称である。従って、上記電解液を示す
1.0mol/l LiPF6 /EC:MEC(1:3
体積比)は、体積比でメチルエチルカーボネート3に対
してエチレンカーボネート1の割合の混合溶媒にLiF
P6 を1.0mol/l相当溶解させたものであること
を示している。
iO2 に対して導電助剤として燐片状黒鉛を重量比10
0:7で加えて混合し、この混合物と、ポリフッ化ビニ
リデンをN−メチルピロリドンに溶解させた溶液とを混
合してスラリー状の塗材にした。この正極活物質含有塗
材を70メッシュの網を通過させて大きなものを取り除
いた後、厚さ20μmのアルミニウム箔からなる正極集
電体の両面に均一に塗付し、加熱して乾燥した。ただ
し、これより作られる正極を負極やセパレータなどと共
に巻回構造の電極体にした時に、正極の最外周部となる
部分には上記活物質含有塗材の塗布を行わず、無地部、
つまり、正極集電体のみの部分を50mmとした。この
シート状の電極体を圧縮成形した後、切断し、幅3mm
のリード体を溶接して、シート状の正極を作製した。
面の層間距離d002 =3.37Å、c軸方向の結晶子の
大きさLc=950Å、平均粒径10μm、純度99.
9%という特性を持つ炭素材料)を、ポリフッ化ビニリ
デンをN−メチルピロリドンに溶解させた溶液と混合し
てスラリー状の塗材にし、その負極活物質含有塗材を厚
さ10μmの帯状の銅箔からなる負極集電体の両面に均
一に塗付して乾燥した。ただし、これより作られる負極
を前記正極やセパレータなどと共に巻回構造の電極体に
した時に、負極の最外周部となる部分には上記負極活物
質含有塗材の塗布を行わず、無地部、つまり、負極集電
体のみの部分を50mmとした。このシート状の電極体
を圧縮成形後、切断した後、幅3mmのリード体を溶接
して、シート状の負極を作製した。
性ポリエチレンフィルムからなるセパレータを介して上
記シート状の負極に積み重ねて、電極板積層体にし、こ
れを負極が正極より外周側になるようにしつつ渦巻状に
巻回して渦巻状の巻回構造の電極体とした。ただし、上
記巻回構造の電極体における最外周部分にはセパレータ
を配置しなかった。従って、この巻回構造の電極体の最
外周部は負極集電体の銅箔で構成されている。この巻回
構造の電極体を外径18mmの有底円筒状の電池缶内に
充填し、正極および負極のリード体の溶接を行った。つ
ぎに電解液を電池ケース内に注入し、電解液がセパレー
タなどに充分に浸透した後、封口し、予備充電、エイジ
ングを行い、図1に概略構造を示す筒形の有機電解液二
次電池を作製した。また、その電池の巻回構造の電極体
の最外周部およびその近傍の詳細を図2に示した。
の電池の通常充電条件(1600mAで充電し4.2V
に達した後は4.2Vの定電圧で充電する操作を2時間
30分行う)では、96mAh/cm3 であった。ま
た、この電池を2.75Vまで1600mAで放電した
後、分解し、巻回構造の電極体の巻回外径を調べたとこ
ろ最小値が16.4mmであり、その最小値部分と電池
缶の内径との差は0.5mmであった。
いて説明すると、1は前記のシート状の正極で、2はシ
ート状の負極である。ただし、図1では、繁雑化を避け
るため、正極1や負極2の作製にあたって使用した集電
体としての金属箔などは図示していない。そして、これ
らの正極1と負極2はセパレータ3を介して渦巻状に巻
回され、渦巻状の巻回構造の電極体として上記の電解液
4と共に電池缶5内に収容されている。
兼ねており、電池缶5の底部には上記渦巻状の巻回構造
の電極体の挿入に先立って、ポリプロピレンからなる絶
縁体6が配置されている。封口板7はアルミニウム製
で、円板状をしていて、中央部に薄肉部7aを厚み方向
の両端面より内部側に設け、かつ上記薄肉部7aの周囲
に電池内圧を防爆弁9に作用させるための圧力導入口7
bとしての孔が設けられている。そして、この薄肉部7
aの上面に防爆弁9の突出部9aが溶接され、溶接部分
11を構成している。なお、上記の封口板7に設けた薄
肉部7aや防爆弁9の突出部9aなどは、図面上での理
解がしやすいように、切断面のみを図示しており、切断
面後方の輪郭線は図示を省略している。また、封口板7
の薄肉部7aと防爆弁9の突出部9aとの溶接部分11
も、図面上での理解が容易なように、実際よりは誇張し
た状態に図示している。
ッキが施され、周縁部が鍔状になった帽子状をしてお
り、この端子板8にはガス排出孔8aが設けられてい
る。防爆弁9は、アルミニウム製で、円板状をしてお
り、その中央部には発電要素側(図1では、下側)に先
端部を有する突出部9aが設けられ、その突出部9aの
下面が、前記したように、封口板7の薄肉部7aの上面
に溶接され、溶接部分11を構成している。絶縁パッキ
ング10は、ポリプロピレン製で、環状をしており、封
口板7の周縁部の上部に配置され、その上部に防爆弁9
が配置していて、封口板7と防爆弁9とを絶縁するとと
もに、両者の間から電解液が漏れないように両者の間隙
を封止している。環状ガスケット12はポリプロピレン
製で、リード体13はアルミニウム製で、前記封口板7
と正極1とを接続し、渦巻状電極体の上部には絶縁体1
4が配置され、負極2と電池缶5の底部とはニッケル製
のリード体15で接続されている。
6が配置され、前記正極1、負極2およびセパレータ3
からなる渦巻状の巻回構造の電極体や、電解液4、電極
体上部の絶縁体14などは、この電池缶5内に収容さ
れ、それらの収容後、電池缶5の開口端近傍部分に底部
が内方に突出した環状の溝が形成される。そして、上記
電池缶5の開口部に、封口板7、絶縁パッキング10、
防爆弁9が挿入された環状ガスケット12を入れ、さら
にその上から端子板8を挿入し、電池缶5の溝から先の
部分を内方に締め付けることによって、電池缶5の開口
部が封口されている。ただし、上記のような電池組立に
あたっては、あらかじめ負極2と電池缶5とをリード体
15で接続し、正極1と封口板7とをリード体13で接
続しておくことが好ましい。
いては、封口板7の薄肉部7aと防爆弁9の突出部9a
とが溶接部分11で接触し、防爆弁9の周縁部と端子板
8の周縁部とが接触し、正極1と封口板7とは正極側の
リード体13で接続されているので、正極1と端子板8
とはリード体13、封口板7、防爆弁9およびそれらの
溶接部分11によって電気的接続が得られ、電路として
正常に機能する。
部にガスが発生して電池の内圧が上昇した場合には、そ
の内圧上昇により、防爆弁9の中央部が内圧方向(図1
では、上側の方向)に変形し、それに伴って溶接部分1
1で一体化されている薄肉部7aに剪断力が働いて、該
薄肉部7aが破断するか、または防爆弁9の突出部9a
と封口板7の薄肉部7aとの溶接部分11が剥離し、そ
れによって、正極1と端子板8との電気的接続が消失し
て、電流が遮断できるように設計されている。
られており、たとえば、充電が極度に進行して電解液や
活物質などの発電要素が分解し、大量のガスが発生した
場合は、防爆弁9が変形して、防爆弁9の突出部9aと
封口板7の薄肉部7aとの溶接部分11が剥離した後、
この防爆弁9に設けた薄肉部9bが開裂してガスを端子
板8のガス排出孔8aから電池外部に排出させて電池の
破裂を防止することができるように設計されている。
外周部およびその近傍(すなわち、図1のAの近傍に相
当する部分)を図2に基づいて説明すると、正極1はア
ルミニウム箔からなる正極集電体1aの両面に活物質含
有塗膜1bを形成することによって作製されているが、
その最外周部では活物質含有塗膜1bを形成せず正極集
電体1aのみの部分が設けられている。また、負極2は
銅箔からなる負極集電体2aの両面に活物質含有塗膜2
bを形成することによって作製されているが、その最外
周部では活物質含有塗膜2bを形成せず負極集電体2a
のみの部分が設けられている。
びそれら正極1と負極2の最外周部における正極集電体
2aと負極集電体2bとの間に配置しているが、巻回構
造の電極体の最外周部には配置しておらず、負極集電体
2aが直接電池缶5の内壁に接触している。なお、前記
のように、放電状態においては、巻回構造の電極体の巻
回外径の最小値と電池缶の内径との間には0.5mmの
差があるが、充電時には電極が膨張することと、渦巻状
の巻回構造の電極体では真正な円形ではないこともあっ
て、電極体の最外周部の負極集電体2aは電池缶5の内
壁に直接接触している。
周部の活物質含有塗膜1bを形成せず正極集電体1aの
みの部分は巻回構造の電極体の外周部において約1周に
相当し、また負極2の最外周部の活物質含有塗膜2bを
形成せず負極集電体2aのみの部分は巻回構造の電極体
の外周部において約1周に相当する。
ない部分を正極集電体1aの外面側にし、その内面側に
は活物質含有塗膜1bを形成した以外は、実施例1と同
様にして筒形の有機電解液二次電池を作製した。
最外周部およびその近傍を図3に基づいて説明すると、
正極1の最外周部においては外面側のみが活物質含有塗
膜1bを形成せず正極集電体1aのみになっていて、そ
の内面側には活物質含有塗膜1bが形成されている。そ
して、それ以外は図2に示す場合と同様に構成されてい
る。
00mAで放電した後、分解し、その巻回構造の電極体
の巻回外径を調べたところ最小値が16.4mmであ
り、その最小値部分と電池缶5の内径との差は0.5m
mであった。
ようにした以外は、実施例1と同様にして筒形の有機電
解液二次電池を作製した。
の最外周部およびその近傍を図4に基づいて説明する
と、巻回構造の電極体の最外周部にセパレータ3が配置
していて、負極集電体2aと電池缶5の内壁との間にセ
パレータ3が介在している。そして、それ以外は図2に
示す場合と同様に構成されている。
有塗膜1bの形成部分を20mm短くし、かつ負極2の
活物質含有塗膜2bの形成部分を20mm短くした以外
は、実施例3と同様にして筒形の有機電解液二次電池を
作製した。
00mAで放電した後、分解し、巻回構造の電極体の巻
回外径を調べたところ最小値が16.2mmであり、そ
の最小値部分と電池缶5の内径との差は0.7mmであ
った。
極集電体1aに活物質含有塗膜1bを形成し、また、負
極2側のリード体15を取り付けるために負極2の最外
周部に活物質含有塗膜2bを形成しない部分を5mm残
して負極集電体2aに活物質含有塗膜2bを形成し、か
つ巻回構造の電極体の最外周部にもセパレータ3が配置
するようにした以外は、実施例1と同様にして筒形の有
機電解液二次電池を作製した。
最外周部およびその近傍を図5に基づいて説明すると、
正極1の最外周部も上記のように活物質含有塗膜1bが
形成され、負極2の最外周部もリード体15との接触部
となる部分を除き活物質含有塗膜2bが形成され、かつ
セパレータ3が巻回構造の電極体の最外周部に配置して
いて、電池缶5と負極2の最外周部との間にセパレータ
3が介在している。
00mAで放電した後、分解し、巻回構造の電極体の巻
回外径を調べたところ最小値が16.4mmであり、そ
の最小値部分と電池缶5の内径との差は0.5mmであ
った。
有塗膜1bの形成部分を20mm短くし、かつ負極2の
活物質含有塗膜2bの形成部分を20mm短くした以外
は、比較例1と同様にして筒形の有機電解液二次電池を
作製した。
00mAで放電した後、分解し、巻回構造の電極体の巻
回外径を調べたところ最小値が16.2mmであり、そ
の最小値部分と電池缶5の内径との差は0.7mmであ
った。
池を、1600mAで2.75Vまで放電した後160
0mAで充電し、4.4Vに達した後は4.4Vの定電
圧に保つ条件で2時間30分充電を行った。その後、電
池を45℃の恒温槽に入れて2時間後に取り出し、電池
ホルダの上に置き、1/2釘刺し試験を行った。すなわ
ち、直径3mmのステンレス鋼製釘を電池の側面から電
池の直径の1/2のところまで突き刺し、各電池20個
中で異常発熱する電池の数を調べた。その結果を表1に
示す。表1中において結果を示す数値の分母は試験に供
した電池個数であり、分子は異常発熱した電池個数であ
る。なお、上記の異常発熱とは電池表面温度が150℃
以上になった場合をいう。
例1〜2に比べて、異常発熱する電池個数がはるかに少
なく、高い安全性を有していた。すなわち、上記のよう
な45℃で2時間放置し、1/2釘刺しを行うという苛
酷な条件下の釘刺し試験では、異常発熱する電池個数が
1/5以下(上記のように20個試験した場合は異常発
熱する電池個数が4個以下)であれば、充分に高い安全
性を有していると判断されるが、実施例1〜4は、いず
れも、異常発熱する電池個数がそれ以下であり、充分に
高い安全性を有していた。
電池について安全性を調べたが、角筒形の有機電解液二
次電池など、円筒形以外の形状の電池についても、本発
明によれば、上記円筒形の有機電解液二次電池と同様の
高い安全性を得ることができる。
量化を図った場合においても、安全性の高い有機電解液
二次電池を提供することができた。
的に示す断面図である。
およびその近傍を拡大して示す断面図である。
およびその近傍を拡大して示す断面図である。
およびその近傍を拡大して示す断面図である。
およびその近傍を拡大して示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 金属箔からなる正極集電体の少なくとも
一方の面に活物質含有塗膜を形成してなる正極と、金属
箔からなる負極集電体の少なくとも一方の面に活物質含
有塗膜を形成してなる負極とを、セパレータを介して巻
回した巻回構造の電極体を電池缶に収容してなる有機電
解液二次電池において、上記巻回構造の電極体における
正極の少なくとも最外周部に活物質含有塗膜を形成せず
正極集電体のみの部分を設け、かつ上記巻回構造の電極
体における負極の少なくとも最外周部に活物質含有塗膜
を形成せず負極集電体のみの部分を設け、上記部分の正
極集電体と負極集電体とをセパレータを介して配置した
ことを特徴とする有機電解液二次電池。 - 【請求項2】 満充電での負極の充放電可能な容量が電
池の単位体積あたり96mAh/cm3 以上であり、か
つ上記活物質含有塗膜を形成していない正極集電体およ
び上記活物質含有塗膜を形成していない負極集電体が巻
回構造の電極体においてそれぞれ1周以上存在する請求
項1記載の有機電解液二次電池。 - 【請求項3】 巻回構造の電極体が円筒状または楕円筒
状であって、その巻回外径の最小値が放電状態において
電池缶の内径より0.4〜0.7mm小さい請求項1ま
たは2記載の有機電解液二次電池。
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