JPH11176405A - 電池パックを用いる機器 - Google Patents
電池パックを用いる機器Info
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- JPH11176405A JPH11176405A JP9339225A JP33922597A JPH11176405A JP H11176405 A JPH11176405 A JP H11176405A JP 9339225 A JP9339225 A JP 9339225A JP 33922597 A JP33922597 A JP 33922597A JP H11176405 A JPH11176405 A JP H11176405A
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- Japan
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- battery pack
- battery
- solar cell
- current
- charging
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 瞬間的にも大電流が必要な機器においても、
環境に対する影響が極めて少ない太陽電池を用いるよう
にする。 【解決手段】 太陽電池16と二次電池とを設けた電池
パック10を瞬間的にも大電流が必要な機器から着脱可
能にすることで、予備の電池パックを用意しておいて、
一方の電池パックが消耗した場合にはすぐさま新しい電
池パックに交換できるようにする。
環境に対する影響が極めて少ない太陽電池を用いるよう
にする。 【解決手段】 太陽電池16と二次電池とを設けた電池
パック10を瞬間的にも大電流が必要な機器から着脱可
能にすることで、予備の電池パックを用意しておいて、
一方の電池パックが消耗した場合にはすぐさま新しい電
池パックに交換できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池を備える電池
パックを使用する機器に関するものである。
パックを使用する機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽電池を用いる民生機器が使用
されるようになった。例えば特開平2−266669号
公報に開示された電子カメラは、外装体の透明部の内面
側にソーラーセルを設け、作動用二次電池の充電用とし
ている。電子カメラは機械的作動を全く伴うことなく撮
像することが可能であるので、瞬間的な消費電流は比較
的少ない。したがって本公報の電子カメラでは、作動用
二次電池も交換不要としている。外光さえあれば、常時
太陽電池により発電する電流を作動用二次電池に蓄えら
れるし、瞬間的な消費電流が少ないので、作動用二次電
池の消耗を気にする必要がなく、何時でも撮影が可能で
あるものであった。
されるようになった。例えば特開平2−266669号
公報に開示された電子カメラは、外装体の透明部の内面
側にソーラーセルを設け、作動用二次電池の充電用とし
ている。電子カメラは機械的作動を全く伴うことなく撮
像することが可能であるので、瞬間的な消費電流は比較
的少ない。したがって本公報の電子カメラでは、作動用
二次電池も交換不要としている。外光さえあれば、常時
太陽電池により発電する電流を作動用二次電池に蓄えら
れるし、瞬間的な消費電流が少ないので、作動用二次電
池の消耗を気にする必要がなく、何時でも撮影が可能で
あるものであった。
【0003】一方、銀塩カメラの場合は、上記の電子カ
メラと異なり、装填されているフィルムの巻き上げ巻き
戻し、シャッタのチャージ等でモータを駆動源とした機
械的作動が不可欠であり、瞬間的にも大電流の供給が必
要となる。そのため、特開平7−306441号公報に
開示されているように、二次電池を用いる電池パックを
交換可能な構造とし、予備の電池パックを用意しておい
て、一方の電池パックが消耗した場合にはすぐさま新し
い電池パックに交換できるようにしている。
メラと異なり、装填されているフィルムの巻き上げ巻き
戻し、シャッタのチャージ等でモータを駆動源とした機
械的作動が不可欠であり、瞬間的にも大電流の供給が必
要となる。そのため、特開平7−306441号公報に
開示されているように、二次電池を用いる電池パックを
交換可能な構造とし、予備の電池パックを用意しておい
て、一方の電池パックが消耗した場合にはすぐさま新し
い電池パックに交換できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に太陽電池によ
る発電は時間がかかってしまうため、銀塩フィルムを使
用するカメラのように、瞬間的にも大電流を必要とする
機器に太陽電池を用いた電池パックを使用すると、充電
時間の割には消耗時間が短く、非常に不都合となる。し
たがって、特開平2−266669号公報に開示された
電子カメラのように、瞬間的な消費電流が比較的少ない
機器に対してのみにしか太陽電池を用いることができな
かった。また、特開平7−306441号公報に開示さ
れた交換式電池パックを用いれば、予備の電池パックを
用意することにより瞬間的にも大電流を必要とする機器
に対しても電源の消耗を気にしないで済むが、二次電池
に充電するための電源があるところでないと充電できな
いし、充電のための充電器をも必要としていた。
る発電は時間がかかってしまうため、銀塩フィルムを使
用するカメラのように、瞬間的にも大電流を必要とする
機器に太陽電池を用いた電池パックを使用すると、充電
時間の割には消耗時間が短く、非常に不都合となる。し
たがって、特開平2−266669号公報に開示された
電子カメラのように、瞬間的な消費電流が比較的少ない
機器に対してのみにしか太陽電池を用いることができな
かった。また、特開平7−306441号公報に開示さ
れた交換式電池パックを用いれば、予備の電池パックを
用意することにより瞬間的にも大電流を必要とする機器
に対しても電源の消耗を気にしないで済むが、二次電池
に充電するための電源があるところでないと充電できな
いし、充電のための充電器をも必要としていた。
【0005】本発明の目的は、上記の従来の技術の欠点
を解消し、瞬間的にも大電流が必要な機器においても使
用可能な、外光さえあれば常時充電可能であり、環境に
対する影響が極めて少ない太陽電池を用いた電池パック
を有効に用いることのできる機器を提供することにあ
る。
を解消し、瞬間的にも大電流が必要な機器においても使
用可能な、外光さえあれば常時充電可能であり、環境に
対する影響が極めて少ない太陽電池を用いた電池パック
を有効に用いることのできる機器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外光を受けて電流を発生する太
陽電池16と、太陽電池16からの電流を蓄積する二次
電池33と、二次電池33からの電流を導出する出力端
子14,15とを備える電池パック10を装填すること
により電力の供給を受ける電池パックを用いる機器1に
おいて、電池パック10を着脱可能にする装填部7を有
するようにする。
に、請求項1の発明は、外光を受けて電流を発生する太
陽電池16と、太陽電池16からの電流を蓄積する二次
電池33と、二次電池33からの電流を導出する出力端
子14,15とを備える電池パック10を装填すること
により電力の供給を受ける電池パックを用いる機器1に
おいて、電池パック10を着脱可能にする装填部7を有
するようにする。
【0007】請求項2の発明は、電池パック10を、太
陽電池16の外光を受ける部分の少なくとも一部が透明
体であるようにする。請求項3の発明は、電池パック1
0にさらに、外部電源から充電を行う充電用端子13を
有するようにする。請求項4の発明は、機器1にさら
に、電池パック10の前記透明体に対応する部分に透明
窓8を設けるようにする。
陽電池16の外光を受ける部分の少なくとも一部が透明
体であるようにする。請求項3の発明は、電池パック1
0にさらに、外部電源から充電を行う充電用端子13を
有するようにする。請求項4の発明は、機器1にさら
に、電池パック10の前記透明体に対応する部分に透明
窓8を設けるようにする。
【0008】請求項5の発明は、透明窓8を、機器1に
関する情報を表示する表示装置を有するようにする。請
求項6の発明は、透明窓8を、前記外光の特定波長を透
過し少なくとも可視光の一部を反射する半透過式LCD
であるようにする。
関する情報を表示する表示装置を有するようにする。請
求項6の発明は、透明窓8を、前記外光の特定波長を透
過し少なくとも可視光の一部を反射する半透過式LCD
であるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態による電池パック10とその電池パック10を用いる
カメラ1を示す斜視図である。カメラ1の背面に設けら
れたファインダ3は、カメラ1に装着されたレンズ2を
通過した被写体像を視認するものであり、コマンドダイ
ヤル5は、露出補正等を調整するためのものである。撮
影用の銀塩フィルムは、裏蓋6を開けて装填され、銀塩
フィルムへの露光はシャッタボタン4を押すことで行わ
れる。カメラ1の裏蓋6下方には電池収納室7が設けら
れ、電池パック10はここに装填される。また、裏蓋6
下方の電池収納室7の外壁には透明窓8が設けられてい
る。
態による電池パック10とその電池パック10を用いる
カメラ1を示す斜視図である。カメラ1の背面に設けら
れたファインダ3は、カメラ1に装着されたレンズ2を
通過した被写体像を視認するものであり、コマンドダイ
ヤル5は、露出補正等を調整するためのものである。撮
影用の銀塩フィルムは、裏蓋6を開けて装填され、銀塩
フィルムへの露光はシャッタボタン4を押すことで行わ
れる。カメラ1の裏蓋6下方には電池収納室7が設けら
れ、電池パック10はここに装填される。また、裏蓋6
下方の電池収納室7の外壁には透明窓8が設けられてい
る。
【0010】電池パック10は、カメラ1に着脱される
際につかむことが可能な蓋部11と電池部12から成
る。電池部12内部には不図示の複数のセルで構成され
た二次電池が収納されている。二次電池は電池部12に
封入されていてもよいし、交換可能な構造でも構わな
い。二次電池からの出力は2つの電極14,15に接続
されており、電池パック10がカメラ1に装填される
と、2つの電極14,15は電池収納室7内部の不図示
の接点と接触して電流がカメラ1に供給される。
際につかむことが可能な蓋部11と電池部12から成
る。電池部12内部には不図示の複数のセルで構成され
た二次電池が収納されている。二次電池は電池部12に
封入されていてもよいし、交換可能な構造でも構わな
い。二次電池からの出力は2つの電極14,15に接続
されており、電池パック10がカメラ1に装填される
と、2つの電極14,15は電池収納室7内部の不図示
の接点と接触して電流がカメラ1に供給される。
【0011】電池部12の側壁には複数の太陽電池16
が配設されている。ここで太陽電池16は直接露出して
いるわけではなく、電池部12の外壁を構成する透明樹
脂の内側に設けられているものである。図1では電池部
12の2面にのみ太陽電池16が配設された状態を示す
が、蓋部11も含めた電池部12の全面に太陽電池16
を配設してもよいし、特定の面のみに配設してもよい。
が配設されている。ここで太陽電池16は直接露出して
いるわけではなく、電池部12の外壁を構成する透明樹
脂の内側に設けられているものである。図1では電池部
12の2面にのみ太陽電池16が配設された状態を示す
が、蓋部11も含めた電池部12の全面に太陽電池16
を配設してもよいし、特定の面のみに配設してもよい。
【0012】図1に示すように、電池パック10はその
まま単体放置しているときに外光があれば、太陽電池1
6により発電する電流を二次電池に充電できる。長時間
充電を行えば、カメラ1が使用できるのに十分な充電量
に達する。一方、急速な充電が必要な場合には、電池部
12の側壁にあるジャック孔13を介して充電も可能と
なる。詳細は後述する。
まま単体放置しているときに外光があれば、太陽電池1
6により発電する電流を二次電池に充電できる。長時間
充電を行えば、カメラ1が使用できるのに十分な充電量
に達する。一方、急速な充電が必要な場合には、電池部
12の側壁にあるジャック孔13を介して充電も可能と
なる。詳細は後述する。
【0013】図2は、図1に示す電池パック10を装填
したカメラ1を示す斜視図である。電池パック10の蓋
部11は、カメラ1の外装の一部をなしている。透明窓
8の部分には電池パック10に配設された太陽電池16
が位置するので、電池パック10の単体放置状態だけで
なく、カメラ1に装填されている状態でも充電が可能と
なる。
したカメラ1を示す斜視図である。電池パック10の蓋
部11は、カメラ1の外装の一部をなしている。透明窓
8の部分には電池パック10に配設された太陽電池16
が位置するので、電池パック10の単体放置状態だけで
なく、カメラ1に装填されている状態でも充電が可能と
なる。
【0014】またカメラ1には、太陽電池を使用しない
他の電池パックも装填可能であり、その太陽電池を使用
していない他の電池パックをカメラ1に装填した場合に
は、透明窓8を介して電池パックの種別を確認すること
もできる。さらに透明窓8を、外光のうち太陽電池16
による発電に必要な特定波長を透過し少なくとも可視光
の一部を反射する半透過式LCDとすれば、可視光成分
を反射してシャッタタイム等の露出情報を表示する一
方、励起する帯域の波長は太陽電池16に到達する。し
たがって、カメラ1に関する諸情報を表示する表示パネ
ルとして兼用することも可能である。
他の電池パックも装填可能であり、その太陽電池を使用
していない他の電池パックをカメラ1に装填した場合に
は、透明窓8を介して電池パックの種別を確認すること
もできる。さらに透明窓8を、外光のうち太陽電池16
による発電に必要な特定波長を透過し少なくとも可視光
の一部を反射する半透過式LCDとすれば、可視光成分
を反射してシャッタタイム等の露出情報を表示する一
方、励起する帯域の波長は太陽電池16に到達する。し
たがって、カメラ1に関する諸情報を表示する表示パネ
ルとして兼用することも可能である。
【0015】図3は、図1に示す電池パック10と充電
器20を示す斜視図である。電池パック10は上記のよ
うにそのまま単体放置しておくだけで、太陽電池16に
より発電する電流を二次電池に充電できる。しかし、こ
の充電は比較的ゆっくりとした充電なので、十分な充電
量に達するまで時間がかかる。そこで、充電を早急に完
了させたい場合や、天候の都合等で外光が乏しく、太陽
電池16による発電が期待できない場合には、専用の充
電器20によって二次電池を急速充電することも可能で
ある。充電器20にて電池パック10を充電する際に
は、充電器20の入力側コード21の先端のプラグ22
を家庭用電源のコンセントに差し込み、出力側コード2
3の先端のジャック24を電池パック10のジャック孔
13に差し込む。ジャック24は2つの端子から成り、
ジャック孔13の2つの端子13A,13B(図4参
照)に接触する。プラグ22から入力される例えばAC
100Vは充電器20内部の回路によって直流に変換さ
れ、二次電池を急速充電する。
器20を示す斜視図である。電池パック10は上記のよ
うにそのまま単体放置しておくだけで、太陽電池16に
より発電する電流を二次電池に充電できる。しかし、こ
の充電は比較的ゆっくりとした充電なので、十分な充電
量に達するまで時間がかかる。そこで、充電を早急に完
了させたい場合や、天候の都合等で外光が乏しく、太陽
電池16による発電が期待できない場合には、専用の充
電器20によって二次電池を急速充電することも可能で
ある。充電器20にて電池パック10を充電する際に
は、充電器20の入力側コード21の先端のプラグ22
を家庭用電源のコンセントに差し込み、出力側コード2
3の先端のジャック24を電池パック10のジャック孔
13に差し込む。ジャック24は2つの端子から成り、
ジャック孔13の2つの端子13A,13B(図4参
照)に接触する。プラグ22から入力される例えばAC
100Vは充電器20内部の回路によって直流に変換さ
れ、二次電池を急速充電する。
【0016】図4は、図1に示す電池パック10内の回
路図の一例を示す図である。充電器20からの充電電流
は、ジャック孔13の端子13A,13B、ダイオード
31を介して、複数のセルを直列に接続して構成された
二次電池33に流入する。また太陽電池16からの充電
電流は、レギュレータ30、ダイオード32を介して、
二次電池33に流入する。ダイオード31は、太陽電池
16からの電圧が端子13A,13Bを介して充電器2
0内の回路を破壊しないよう、ダイオード32は、逆に
充電器20からの電圧がレギュレータ30あるいは太陽
電池16を破壊しないよう、逆流防止のために設けられ
ている。レギュレータ30は、太陽電池16の発生する
電圧が過大であった場合に、その電圧を制限し、二次電
池33を保護するためのものである。そして電池パック
10をカメラ1に装填すると、電極14,15を介して
二次電池33からの電流がカメラ1に出力される。
路図の一例を示す図である。充電器20からの充電電流
は、ジャック孔13の端子13A,13B、ダイオード
31を介して、複数のセルを直列に接続して構成された
二次電池33に流入する。また太陽電池16からの充電
電流は、レギュレータ30、ダイオード32を介して、
二次電池33に流入する。ダイオード31は、太陽電池
16からの電圧が端子13A,13Bを介して充電器2
0内の回路を破壊しないよう、ダイオード32は、逆に
充電器20からの電圧がレギュレータ30あるいは太陽
電池16を破壊しないよう、逆流防止のために設けられ
ている。レギュレータ30は、太陽電池16の発生する
電圧が過大であった場合に、その電圧を制限し、二次電
池33を保護するためのものである。そして電池パック
10をカメラ1に装填すると、電極14,15を介して
二次電池33からの電流がカメラ1に出力される。
【0017】図5は、本発明の第2の実施の形態による
電池パック50とその電池パック50を用いる懐中電灯
40を示す斜視図である。懐中電灯40本体は透明樹脂
45から成り、その先端内部には電球41が設けられて
いる。電球41とは反対側の先端には電池蓋43が設け
られており、電池蓋43は懐中電灯40本体にねじ等に
より着脱可能である。電池パック50の外周には太陽電
池52が配設され、太陽電池52により発電する電流
は、太陽電池52の内部に封入された不図示の二次電池
に充電され、その出力は電極51,53を介して取り出
される。電池パック50内の回路の一例は、図4に示す
回路図からジャック孔13の端子13A,13Bを除い
た回路と同様である。
電池パック50とその電池パック50を用いる懐中電灯
40を示す斜視図である。懐中電灯40本体は透明樹脂
45から成り、その先端内部には電球41が設けられて
いる。電球41とは反対側の先端には電池蓋43が設け
られており、電池蓋43は懐中電灯40本体にねじ等に
より着脱可能である。電池パック50の外周には太陽電
池52が配設され、太陽電池52により発電する電流
は、太陽電池52の内部に封入された不図示の二次電池
に充電され、その出力は電極51,53を介して取り出
される。電池パック50内の回路の一例は、図4に示す
回路図からジャック孔13の端子13A,13Bを除い
た回路と同様である。
【0018】懐中電灯40本体から電池蓋43を取り外
し、内部の電池収納室42に電池パック50を差し込め
ば、電極51は不図示の端子と、電極53は電池蓋43
の裏側の端子44とそれぞれ接触する。この状態で不図
示のスイッチを入れると電球41が発光する。本実施の
形態においても、上記の電池パック10のように、電池
パック50をそのまま単体放置しているときに外光があ
れば、太陽電池52により発電する電流を二次電池に充
電できる。また懐中電灯40本体の外装体は透明樹脂4
5であるため、電池パック50が懐中電灯40本体に装
填されている状態でも充電が可能となる。
し、内部の電池収納室42に電池パック50を差し込め
ば、電極51は不図示の端子と、電極53は電池蓋43
の裏側の端子44とそれぞれ接触する。この状態で不図
示のスイッチを入れると電球41が発光する。本実施の
形態においても、上記の電池パック10のように、電池
パック50をそのまま単体放置しているときに外光があ
れば、太陽電池52により発電する電流を二次電池に充
電できる。また懐中電灯40本体の外装体は透明樹脂4
5であるため、電池パック50が懐中電灯40本体に装
填されている状態でも充電が可能となる。
【0019】図6は、本発明の第3の実施の形態による
電池パック70とその電池パック70を用いる水中スト
ロボ60を示す斜視図である。水中ストロボ60本体は
耐圧構造を得るために、一体化された透明樹脂63から
成り、その先端内部にはキセノンランプ61が設けられ
ており、キセノンランプ61を発光させるための回路
は、その先端周辺の回路ブロック62内部に設けられて
いる。キセノンランプ61とは反対側の先端には電池蓋
65が設けられており、電池蓋65はヒンジ64によっ
て開閉自在である。水中ストロボ60本体とカメラとの
固定は、取り付け部66を不図示のブラケット等を介し
て行われる。また水中ストロボ60本体の外装体におい
て、回路ブロック62に対応する部分は不透明でもよ
い。電池パック70の外周には太陽電池75が配設さ
れ、太陽電池75により発電する電流は、太陽電池75
の内部に封入された不図示の二次電池に充電され、その
出力は電極71,72を介して取り出される。電池パッ
ク70内の回路の一例は、図4に示す回路図と同様であ
り、図3に示すような充電器によってジャック孔73か
ら急速充電を行うことが可能である。
電池パック70とその電池パック70を用いる水中スト
ロボ60を示す斜視図である。水中ストロボ60本体は
耐圧構造を得るために、一体化された透明樹脂63から
成り、その先端内部にはキセノンランプ61が設けられ
ており、キセノンランプ61を発光させるための回路
は、その先端周辺の回路ブロック62内部に設けられて
いる。キセノンランプ61とは反対側の先端には電池蓋
65が設けられており、電池蓋65はヒンジ64によっ
て開閉自在である。水中ストロボ60本体とカメラとの
固定は、取り付け部66を不図示のブラケット等を介し
て行われる。また水中ストロボ60本体の外装体におい
て、回路ブロック62に対応する部分は不透明でもよ
い。電池パック70の外周には太陽電池75が配設さ
れ、太陽電池75により発電する電流は、太陽電池75
の内部に封入された不図示の二次電池に充電され、その
出力は電極71,72を介して取り出される。電池パッ
ク70内の回路の一例は、図4に示す回路図と同様であ
り、図3に示すような充電器によってジャック孔73か
ら急速充電を行うことが可能である。
【0020】水中ストロボ60本体の電池蓋65を開
き、内部の電池収納室67に電池パック70を差し込め
ば、電極71,72は不図示の端子と接触する。この状
態で不図示のスイッチを入れて、接続したカメラのシャ
ッタを切るとキセノンランプ61が発光し、被写体を照
明する。本実施の形態においても、上記の電池パック1
0のように、電池パック70をそのまま単体放置してい
るときに外光があれば、太陽電池75により発電する電
流を二次電池に充電できる。また水中ストロボ60本体
の外装体において、電池パック70に対応する部分は透
明樹脂63であるため、電池パック70が水中ストロボ
60本体に装填されている状態でも充電が可能となる。
き、内部の電池収納室67に電池パック70を差し込め
ば、電極71,72は不図示の端子と接触する。この状
態で不図示のスイッチを入れて、接続したカメラのシャ
ッタを切るとキセノンランプ61が発光し、被写体を照
明する。本実施の形態においても、上記の電池パック1
0のように、電池パック70をそのまま単体放置してい
るときに外光があれば、太陽電池75により発電する電
流を二次電池に充電できる。また水中ストロボ60本体
の外装体において、電池パック70に対応する部分は透
明樹脂63であるため、電池パック70が水中ストロボ
60本体に装填されている状態でも充電が可能となる。
【0021】図6に示すような水中ストロボを例にした
のは、水深に耐える外殻を得るためには一体成型された
構造がよく、透明樹脂によるものが多用されていること
が、太陽電池との相性をよくしているためである。もち
ろん水中では太陽電池75による発電は期待できない
が、天気の良い水上では太陽電池75による発電が期待
でき、太陽電池75により発電する電流を二次電池に充
電できる。
のは、水深に耐える外殻を得るためには一体成型された
構造がよく、透明樹脂によるものが多用されていること
が、太陽電池との相性をよくしているためである。もち
ろん水中では太陽電池75による発電は期待できない
が、天気の良い水上では太陽電池75による発電が期待
でき、太陽電池75により発電する電流を二次電池に充
電できる。
【0022】本発明の実施の形態は、本発明を分かりや
すく説明したものであり、本発明の実施の形態で限定さ
れるものではない。また本発明の実施の形態において、
電池収納室7,42,67が装填部を、ジャック孔1
3,73が充電用端子を、透明窓8および透明樹脂4
5,63が透明窓をそれぞれ構成する。
すく説明したものであり、本発明の実施の形態で限定さ
れるものではない。また本発明の実施の形態において、
電池収納室7,42,67が装填部を、ジャック孔1
3,73が充電用端子を、透明窓8および透明樹脂4
5,63が透明窓をそれぞれ構成する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の発明によれば、太陽電池と二次電池とを設けた電池パ
ックを取り外し可能にすることで、予備の電池パックを
用意しておいて、一方の電池パックが消耗した場合には
すぐさま新しい電池パックに交換できるので、電源の消
耗を気にせずに機器が使用できる。したがって、比較的
消費電流の多い機器においても、環境に対する影響が極
めて少ない太陽電池と二次電池との併用が可能となる。
また、消耗した電池パックは、外光を当てることにより
どこででも充電することができるようになる。
の発明によれば、太陽電池と二次電池とを設けた電池パ
ックを取り外し可能にすることで、予備の電池パックを
用意しておいて、一方の電池パックが消耗した場合には
すぐさま新しい電池パックに交換できるので、電源の消
耗を気にせずに機器が使用できる。したがって、比較的
消費電流の多い機器においても、環境に対する影響が極
めて少ない太陽電池と二次電池との併用が可能となる。
また、消耗した電池パックは、外光を当てることにより
どこででも充電することができるようになる。
【0024】本発明の請求項2の発明によれば、太陽電
池の外光を受ける部分の少なくとも一部を透明体にする
ことで、外光さえあれば常時太陽電池による充電ができ
るようになる。本発明の請求項3の発明によれば、電池
パックに充電用端子を有することで、充電を早急に完了
させたい場合や、天候の都合等で外光が乏しく、太陽電
池による充電が期待できない場合には、専用の充電器に
よって急速充電ができるようになる。
池の外光を受ける部分の少なくとも一部を透明体にする
ことで、外光さえあれば常時太陽電池による充電ができ
るようになる。本発明の請求項3の発明によれば、電池
パックに充電用端子を有することで、充電を早急に完了
させたい場合や、天候の都合等で外光が乏しく、太陽電
池による充電が期待できない場合には、専用の充電器に
よって急速充電ができるようになる。
【0025】本発明の請求項4の発明によれば、透明窓
を設けることで、電池パックを機器に装填中であっても
充電することができるようになる。本発明の請求項5の
発明によれば、透明窓に表示装置を有することで、機器
に関する情報等を表示することができるようになる。本
発明の請求項6の発明によれば、透明窓を半透過式LC
Dにすることで、外光の特定波長を透過し太陽電池によ
る充電を行わせ、可視光の一部を反射して機器に関する
情報等を表示することができるようになる。
を設けることで、電池パックを機器に装填中であっても
充電することができるようになる。本発明の請求項5の
発明によれば、透明窓に表示装置を有することで、機器
に関する情報等を表示することができるようになる。本
発明の請求項6の発明によれば、透明窓を半透過式LC
Dにすることで、外光の特定波長を透過し太陽電池によ
る充電を行わせ、可視光の一部を反射して機器に関する
情報等を表示することができるようになる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による電池パックお
よびその電池パックを用いるカメラを示す斜視図であ
る。
よびその電池パックを用いるカメラを示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態による電池パックを
カメラに使用した例を示す斜視図である。
カメラに使用した例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による電池パックお
よびその充電器を示す斜視図である。
よびその充電器を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態による電池パックの電気回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による電池パックお
よびその電池パックを用いる懐中電灯を示す斜視図であ
る。
よびその電池パックを用いる懐中電灯を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態による電池パックと
その電池パックを用いる水中ストロボを示す斜視図であ
る。
その電池パックを用いる水中ストロボを示す斜視図であ
る。
1 カメラ 7,42,67 電池収納室 8 透明窓 10,50,70 電池パック 13,73 ジャック孔 16,52,75 太陽電池 33 二次電池 40 懐中電灯 45,63 透明樹脂 60 水中ストロボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 31/04 H01M 16/00 H01M 16/00 H01L 31/04 Q
Claims (6)
- 【請求項1】 外光を受けて電流を発生する太陽電池
と、該太陽電池からの電流を蓄積する二次電池と、該二
次電池からの電流を導出する出力端子とを備えた電池パ
ックを装填することにより電力の供給を受ける電池パッ
クを用いる機器において、 前記電池パックを着脱可能にする装填部を有することを
特徴とする電池パックを用いる機器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電池パックを用いる機
器において、前記電池パックは、前記太陽電池の外光を
受ける部分の少なくとも一部が透明体であることを特徴
とする電池パックを用いる機器。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の電池パックを
用いる機器において、前記電池パックはさらに、外部電
源から充電を行う充電用端子を有することを特徴とする
電池パックを用いる機器。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の電池
パックを用いる機器において、さらに前記電池パックの
前記透明体に対応する部分に透明窓を設けることを特徴
とする電池パックを用いる機器。 - 【請求項5】 請求項4に記載の電池パックを用いる機
器において、前記透明窓は、前記機器に関する情報を表
示する表示装置を有することを特徴とする電池パックを
用いる機器。 - 【請求項6】 請求項5に記載の電池パックを用いる機
器において、前記透明窓は、前記外光の特定波長を透過
し少なくとも可視光の一部を反射する半透過式LCDで
あることを特徴とする電池パックを用いる機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9339225A JPH11176405A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 電池パックを用いる機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9339225A JPH11176405A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 電池パックを用いる機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11176405A true JPH11176405A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18325441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9339225A Pending JPH11176405A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 電池パックを用いる機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11176405A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003295275A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Nikon Corp | カメラシステム用電源回路 |
JP2008511101A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | マグ インスツルメント インコーポレーテッド | 改良型led懐中電灯 |
JP2009302457A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Toppan Forms Co Ltd | 太陽電池装置 |
JP2010085995A (ja) * | 2009-10-16 | 2010-04-15 | Olympus Corp | カメラ |
JP2011242793A (ja) * | 2011-07-19 | 2011-12-01 | Olympus Corp | カメラ |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP9339225A patent/JPH11176405A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003295275A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Nikon Corp | カメラシステム用電源回路 |
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US8733966B2 (en) | 2004-08-20 | 2014-05-27 | Mag Instrument, Inc. | LED flashlight |
US9719658B2 (en) | 2004-08-20 | 2017-08-01 | Mag Instrument, Inc. | LED flashlight |
JP2009302457A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Toppan Forms Co Ltd | 太陽電池装置 |
JP2010085995A (ja) * | 2009-10-16 | 2010-04-15 | Olympus Corp | カメラ |
JP2011242793A (ja) * | 2011-07-19 | 2011-12-01 | Olympus Corp | カメラ |
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