JPH11171359A - シート材給送装置及び画像処理装置 - Google Patents
シート材給送装置及び画像処理装置Info
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- JPH11171359A JPH11171359A JP9347686A JP34768697A JPH11171359A JP H11171359 A JPH11171359 A JP H11171359A JP 9347686 A JP9347686 A JP 9347686A JP 34768697 A JP34768697 A JP 34768697A JP H11171359 A JPH11171359 A JP H11171359A
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- sheet material
- feeding
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- sheet
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多様なシート材に対して高速で安定した分
離、給送が行えるようにすること。 【解決手段】 給送デッキ12からシート材Sを給送する
ピックアップローラ3と、前記ピックアップローラ3に
より給送されたシート材Sを1枚ずつ分離搬送するリタ
ードローラ対1,2と、前記ピックアップローラ3を駆
動するためのモータ5と、前記リタードローラ対1,2
を駆動するためのモータ6と、前記各モータ5,6の駆
動を独立して制御する制御手段4とを有し、前記ピック
アップローラ3は、給送中のシート材Sがリタードロー
ラ対1,2に到達する前に該シート材Sの給送速度を減
速させることを特徴とする。
離、給送が行えるようにすること。 【解決手段】 給送デッキ12からシート材Sを給送する
ピックアップローラ3と、前記ピックアップローラ3に
より給送されたシート材Sを1枚ずつ分離搬送するリタ
ードローラ対1,2と、前記ピックアップローラ3を駆
動するためのモータ5と、前記リタードローラ対1,2
を駆動するためのモータ6と、前記各モータ5,6の駆
動を独立して制御する制御手段4とを有し、前記ピック
アップローラ3は、給送中のシート材Sがリタードロー
ラ対1,2に到達する前に該シート材Sの給送速度を減
速させることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を1枚ず
つ順次分離給送するシート材給送装置に関し、詳細に
は、例えばプリンタ、複写機等の画像処理装置に用いら
れるシート材給送装置に関するものである。
つ順次分離給送するシート材給送装置に関し、詳細に
は、例えばプリンタ、複写機等の画像処理装置に用いら
れるシート材給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像処理装置に用いら
れるシート材給送装置としては、例えば、図3に示すよ
うなシート材給送装置201 がある。このシート材給送装
置201は、複写機等の画像処理装置の処理部(例えば、
複写機の画像形成部)に向けてシート材202 を1枚ずつ
順次供給する。図3に示すように、シート材給送装置20
1 は、図示しない積載台上に複数枚のシート材202 が積
み重ねられて収納されたシート材収納装置203 から最上
層のシート材202 を1枚ずつ給送するピックアップロー
ラ205 と、このピックアップローラ205 によりシート材
収納装置203 から給送されたシート材202 を前記処理部
(図示矢印b方向)へ向けて搬送するフィードローラ20
6 と、このフィードローラ206 に対向配置されてシート
材収納装置203 から給送されたシート材202 が複数枚の
場合にはフィードローラ206 の回転方向と逆方向に回転
して1枚のシート材202 に分離するためのリタードロー
ラ207 と、分離された1枚のシート材202 を前記処理部
に搬送するための搬送ローラ対209 とを具備している。
れるシート材給送装置としては、例えば、図3に示すよ
うなシート材給送装置201 がある。このシート材給送装
置201は、複写機等の画像処理装置の処理部(例えば、
複写機の画像形成部)に向けてシート材202 を1枚ずつ
順次供給する。図3に示すように、シート材給送装置20
1 は、図示しない積載台上に複数枚のシート材202 が積
み重ねられて収納されたシート材収納装置203 から最上
層のシート材202 を1枚ずつ給送するピックアップロー
ラ205 と、このピックアップローラ205 によりシート材
収納装置203 から給送されたシート材202 を前記処理部
(図示矢印b方向)へ向けて搬送するフィードローラ20
6 と、このフィードローラ206 に対向配置されてシート
材収納装置203 から給送されたシート材202 が複数枚の
場合にはフィードローラ206 の回転方向と逆方向に回転
して1枚のシート材202 に分離するためのリタードロー
ラ207 と、分離された1枚のシート材202 を前記処理部
に搬送するための搬送ローラ対209 とを具備している。
【0003】また、ピックアップローラ205 とフィード
ローラ206 及びリタードローラ207との間のシート材通
過領域210 にはガイド211 が配置され、フィードローラ
206及びリタードローラ207 と搬送ローラ対209 との
間、及び搬送ローラ対209 と前記処理部との間にはガイ
ド212 が配置され、それぞれシート材202 が案内搬送さ
れるようになっている。
ローラ206 及びリタードローラ207との間のシート材通
過領域210 にはガイド211 が配置され、フィードローラ
206及びリタードローラ207 と搬送ローラ対209 との
間、及び搬送ローラ対209 と前記処理部との間にはガイ
ド212 が配置され、それぞれシート材202 が案内搬送さ
れるようになっている。
【0004】上記フィードローラ206 及びリタードロー
ラ207 は図4に示す駆動伝達装置213 によって駆動され
る。図4に示すように、駆動伝達装置213 には、フィー
ドローラ206 を軸支するフィードローラ軸215 と、リタ
ードローラ207 を軸支するリタードローラ軸216 及びこ
のリタードローラ軸216 に連結されたリタードローラ駆
動軸217 が略平行に設けられている。リタードローラ軸
216 は図示しない揺動自在な支持部材に支持されてフィ
ードローラ軸215 に対して平行に接離可能となってい
る。また、リタードローラ軸216 とリタードローラ駆動
軸217 との間にはカップリング219 及びトルクリミッタ
220 が配置されている。更に、フィードローラ軸215 の
端部には、図示しないメイン駆動手段から駆動入力ベル
ト221 を介して伝達された駆動力をフィードローラ軸21
5 に伝達する電磁クラッチ222 が設けられている。ま
た、フィードローラ軸215 とリタードローラ軸217 との
間には、フィードローラ軸215 に伝達された回転駆動力
をリタードローラ駆動軸217 に伝達するリタード駆動ベ
ルト223 が巻き掛けられている。尚、カップリング219
はリタードローラ207 が変位しても、駆動をリタードロ
ーラ駆動軸217 からリタードローラ軸216 に伝達するた
めのものである。
ラ207 は図4に示す駆動伝達装置213 によって駆動され
る。図4に示すように、駆動伝達装置213 には、フィー
ドローラ206 を軸支するフィードローラ軸215 と、リタ
ードローラ207 を軸支するリタードローラ軸216 及びこ
のリタードローラ軸216 に連結されたリタードローラ駆
動軸217 が略平行に設けられている。リタードローラ軸
216 は図示しない揺動自在な支持部材に支持されてフィ
ードローラ軸215 に対して平行に接離可能となってい
る。また、リタードローラ軸216 とリタードローラ駆動
軸217 との間にはカップリング219 及びトルクリミッタ
220 が配置されている。更に、フィードローラ軸215 の
端部には、図示しないメイン駆動手段から駆動入力ベル
ト221 を介して伝達された駆動力をフィードローラ軸21
5 に伝達する電磁クラッチ222 が設けられている。ま
た、フィードローラ軸215 とリタードローラ軸217 との
間には、フィードローラ軸215 に伝達された回転駆動力
をリタードローラ駆動軸217 に伝達するリタード駆動ベ
ルト223 が巻き掛けられている。尚、カップリング219
はリタードローラ207 が変位しても、駆動をリタードロ
ーラ駆動軸217 からリタードローラ軸216 に伝達するた
めのものである。
【0005】上記駆動伝達装置213 によるフィードロー
ラ206 及びリタードローラ207 の駆動について説明す
る。図示しないメイン駆動手段から与えられた回転駆動
力は駆動入力ベルト221 に伝達され、給紙タイミングに
応じてON−OFF制御される電磁クラッチ222 のアマ
チュア部に設けられたプーリ225 に入力される。ここ
で、電磁クラッチ222 のロータ部と一体に回転するフィ
ードローラ軸215 とリタードローラ駆動軸217 及びリタ
ードローラ軸216 はリタード駆動ベルト223 によって連
結されているので、フィードローラ軸215 とリタードロ
ーラ軸216 及びリタードローラ駆動軸217 は同方向に回
転し、フィードローラ206 とリタードローラ207 は給紙
タイミングON時に同期して回転駆動される。
ラ206 及びリタードローラ207 の駆動について説明す
る。図示しないメイン駆動手段から与えられた回転駆動
力は駆動入力ベルト221 に伝達され、給紙タイミングに
応じてON−OFF制御される電磁クラッチ222 のアマ
チュア部に設けられたプーリ225 に入力される。ここ
で、電磁クラッチ222 のロータ部と一体に回転するフィ
ードローラ軸215 とリタードローラ駆動軸217 及びリタ
ードローラ軸216 はリタード駆動ベルト223 によって連
結されているので、フィードローラ軸215 とリタードロ
ーラ軸216 及びリタードローラ駆動軸217 は同方向に回
転し、フィードローラ206 とリタードローラ207 は給紙
タイミングON時に同期して回転駆動される。
【0006】上記駆動伝達装置213 によりシート材202
が給送方向(図3及び図4に示す矢印b方向)に1枚ず
つ送られる際、リタードローラ207 は、フィードローラ
206とシート材202 との間の摩擦力によりトルクリミッ
タ220 が空転して、リタードローラ217 の駆動回転方向
と逆方向(給送方向)に回転する。また、複数枚のシー
ト材202 が給送された際は、リタードローラ207 とシー
ト材202 との間の摩擦力に対して複数枚のシート材202
間の摩擦力が小さいことからトルクリミッタ220 は空転
せずに、リタードローラ207 はリタードローラ駆動軸21
7 の回転駆動方向と同方向(給送方向と逆方向)に回転
する。これにより、複数枚送られたシート材202 の中の
フィードローラ206 側、即ち最上部のシート材202 とそ
れ以外のシート材202 とを分離し、前記処理部へのシー
ト材202 の重送を防止するようになっている。
が給送方向(図3及び図4に示す矢印b方向)に1枚ず
つ送られる際、リタードローラ207 は、フィードローラ
206とシート材202 との間の摩擦力によりトルクリミッ
タ220 が空転して、リタードローラ217 の駆動回転方向
と逆方向(給送方向)に回転する。また、複数枚のシー
ト材202 が給送された際は、リタードローラ207 とシー
ト材202 との間の摩擦力に対して複数枚のシート材202
間の摩擦力が小さいことからトルクリミッタ220 は空転
せずに、リタードローラ207 はリタードローラ駆動軸21
7 の回転駆動方向と同方向(給送方向と逆方向)に回転
する。これにより、複数枚送られたシート材202 の中の
フィードローラ206 側、即ち最上部のシート材202 とそ
れ以外のシート材202 とを分離し、前記処理部へのシー
ト材202 の重送を防止するようになっている。
【0007】次に、上記構成のシート材給送装置201 に
よるシート材202 の給送、分離条件を満足する理論式に
ついて説明する。下式において、μAPはピックアップロ
ーラ205 とシート材202 間の摩擦係数、μBPはフィード
ローラ206 とシート材202 間の摩擦係数、μCPはリター
ドローラ207 とシート材202 間の摩擦係数、μAPP はピ
ックアップローラ205 加圧部下のシート材202 間の摩擦
係数、μBPP はフィードローラ206 とリタードローラ20
7 とのニップ部のシート材202 間の摩擦係数、Nはリタ
ードローラ207 の加圧力、Tはトルクリミッタ220 の空
転トルク、rはリタードローラ207 の半径、Wはピック
アップローラ205 の加圧力である。
よるシート材202 の給送、分離条件を満足する理論式に
ついて説明する。下式において、μAPはピックアップロ
ーラ205 とシート材202 間の摩擦係数、μBPはフィード
ローラ206 とシート材202 間の摩擦係数、μCPはリター
ドローラ207 とシート材202 間の摩擦係数、μAPP はピ
ックアップローラ205 加圧部下のシート材202 間の摩擦
係数、μBPP はフィードローラ206 とリタードローラ20
7 とのニップ部のシート材202 間の摩擦係数、Nはリタ
ードローラ207 の加圧力、Tはトルクリミッタ220 の空
転トルク、rはリタードローラ207 の半径、Wはピック
アップローラ205 の加圧力である。
【0008】 N>T/rμBP+(μAPP −μAP)W/μBP…(1) N<T/rμBPP −2μAPP W/μBPP …(2) N<T/rμCP…(3)
【0009】上式(1)は給送条件、(2)は分離条
件、(3)はリタードローラ207 のつれまわり条件をそ
れぞれ満足する式である。尚、上式中で同一のシート材
を用いれば各ローラ加圧部の摩擦係数はさほど大きくば
らつくことはないため、前記摩擦係数をμAPP ≒μBPP
=μPPと置き換えると、上式(1)、(2)はそれぞれ
下式(4)、(5)となる。
件、(3)はリタードローラ207 のつれまわり条件をそ
れぞれ満足する式である。尚、上式中で同一のシート材
を用いれば各ローラ加圧部の摩擦係数はさほど大きくば
らつくことはないため、前記摩擦係数をμAPP ≒μBPP
=μPPと置き換えると、上式(1)、(2)はそれぞれ
下式(4)、(5)となる。
【0010】 N>T/rμBP+(μPP−μAP)W/μBP…(4) N<T/rμPP−2W…(5)
【0011】ここで、上式(3)、(4)、(5)の関
係をリタードローラ207 の加圧力Nとトルクリミッタ22
0 の空転トルクTをパラメータとしてグラフ化したもの
を図5に示す。同図において、斜線部は前述の如きシー
ト材の分離給送が適正に行われる給送領域である。この
給送領域(斜線部)を拡大するためには、各ローラとシ
ート材間の摩擦係数を大きくするかピックアップローラ
205 の加圧力を小さくすることが必要となり、またリタ
ードローラ207 の加圧力Nとトルクリミッタ220 の空転
トルクTを共に大きくする方向(図中右上の方向)の条
件下に給送条件を設定した方が給送領域(斜線部)は広
くなることが理解できる。但し、トルクリミッタ220 の
空転トルクをむやみに大きくすると、ローラ駆動におけ
る負荷トルクが増大するため、適正給送領域(斜線部)
の上限(図中右上の限界)もある程度の制約を受けるこ
とになる。
係をリタードローラ207 の加圧力Nとトルクリミッタ22
0 の空転トルクTをパラメータとしてグラフ化したもの
を図5に示す。同図において、斜線部は前述の如きシー
ト材の分離給送が適正に行われる給送領域である。この
給送領域(斜線部)を拡大するためには、各ローラとシ
ート材間の摩擦係数を大きくするかピックアップローラ
205 の加圧力を小さくすることが必要となり、またリタ
ードローラ207 の加圧力Nとトルクリミッタ220 の空転
トルクTを共に大きくする方向(図中右上の方向)の条
件下に給送条件を設定した方が給送領域(斜線部)は広
くなることが理解できる。但し、トルクリミッタ220 の
空転トルクをむやみに大きくすると、ローラ駆動におけ
る負荷トルクが増大するため、適正給送領域(斜線部)
の上限(図中右上の限界)もある程度の制約を受けるこ
とになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におけ
る画像処理装置の高速化、シート材の多様化に伴い、オ
ールマイティな給送領域を設定することが困難になりつ
つある。即ち、各種シート材に対して重送を未然に防止
すること、及びフィードローラとリタードローラの耐久
性を十分確保することの両立が達成しにくくなってきて
いる。具体的には、重送を防止するにはトルクリミッタ
の空転トルクを大きくしたり、リタードローラの加圧力
を小さくすればよいのであるが、裏を返せば、この構成
はフィードローラとリタードローラの耐久性を短くする
方向に移行するわけである。
る画像処理装置の高速化、シート材の多様化に伴い、オ
ールマイティな給送領域を設定することが困難になりつ
つある。即ち、各種シート材に対して重送を未然に防止
すること、及びフィードローラとリタードローラの耐久
性を十分確保することの両立が達成しにくくなってきて
いる。具体的には、重送を防止するにはトルクリミッタ
の空転トルクを大きくしたり、リタードローラの加圧力
を小さくすればよいのであるが、裏を返せば、この構成
はフィードローラとリタードローラの耐久性を短くする
方向に移行するわけである。
【0013】また、多様なシート材の中には、シート材
収納装置203 から最上層のシート材202 がピックアップ
ローラ205 により1枚ずつ給送される際に、1枚だけで
なく複数枚が同時に給送されてしまう性質の強いシート
材があり、高速化を図る上で前述した重送を防止するた
めの条件を厳しくしている。
収納装置203 から最上層のシート材202 がピックアップ
ローラ205 により1枚ずつ給送される際に、1枚だけで
なく複数枚が同時に給送されてしまう性質の強いシート
材があり、高速化を図る上で前述した重送を防止するた
めの条件を厳しくしている。
【0014】このピックアップローラ205 によるシート
材の複数枚同時給送は、シート材表面の摩擦係数が一律
でないことや、シート材端部のカット状態が均一でなか
ったりすることに起因して発生する。例えば、シート材
とシート材との間の摩擦係数が最上層から5枚目と6枚
目のシート材間で急に小さい値になっている場合は、最
上層のシート材だけでなく、5枚(最上層から5枚目ま
で)のシート材が一度に給送されることが起きる。ま
た、シート材端部が平らにカットされずバリが残った状
態であると、このバリに引っ掛かり、複数枚のシート材
が給送されることが起きる。
材の複数枚同時給送は、シート材表面の摩擦係数が一律
でないことや、シート材端部のカット状態が均一でなか
ったりすることに起因して発生する。例えば、シート材
とシート材との間の摩擦係数が最上層から5枚目と6枚
目のシート材間で急に小さい値になっている場合は、最
上層のシート材だけでなく、5枚(最上層から5枚目ま
で)のシート材が一度に給送されることが起きる。ま
た、シート材端部が平らにカットされずバリが残った状
態であると、このバリに引っ掛かり、複数枚のシート材
が給送されることが起きる。
【0015】これらの現象はピックアップローラ205 の
回転速度が大きいほど顕著になることが確認されてい
る。そして、このように給送された複数枚のシート材
は、前述した分離部であるフィードローラ206 とリター
ドローラ207 との間で前述の作用にて分離される。
回転速度が大きいほど顕著になることが確認されてい
る。そして、このように給送された複数枚のシート材
は、前述した分離部であるフィードローラ206 とリター
ドローラ207 との間で前述の作用にて分離される。
【0016】ここで、高速化を行う場合、上式(5)で
示される直線、即ち図7に示す給送領域の上限を決める
直線は給送速度が大きくなるほど下方(即ち給送領域が
狭くなる方向)へ移動することが実験的に確認されてい
る。これは上式(5)が下式(6)であらわされ、下式
(6)におけるZの項が給送速度の増加とともに増加す
ることを示している。
示される直線、即ち図7に示す給送領域の上限を決める
直線は給送速度が大きくなるほど下方(即ち給送領域が
狭くなる方向)へ移動することが実験的に確認されてい
る。これは上式(5)が下式(6)であらわされ、下式
(6)におけるZの項が給送速度の増加とともに増加す
ることを示している。
【0017】N<T/rμPP−2W−Z…(6)
【0018】上式(6)におけるZは、トルクリミッタ
220 が分離部にて複数枚のシート材のうち最上層以外の
シート材を戻す働きをするのを邪魔する力として働き、
これは複数枚のシート材が分離部へ突入する速度が大き
いほどその運動量が増大する。言い換えれば、複数枚の
シート材が分離部へ突入する勢いをトルクリミッタ220
の力で受け止めることは、該シート材が分離部へ突入す
る速度が大きくなるほど難しくなると理解できる。
220 が分離部にて複数枚のシート材のうち最上層以外の
シート材を戻す働きをするのを邪魔する力として働き、
これは複数枚のシート材が分離部へ突入する速度が大き
いほどその運動量が増大する。言い換えれば、複数枚の
シート材が分離部へ突入する勢いをトルクリミッタ220
の力で受け止めることは、該シート材が分離部へ突入す
る速度が大きくなるほど難しくなると理解できる。
【0019】以上の理由により、高速化を行うほど、シ
ート材の分離を可能とする条件(シート材の重送を防止
する条件)が厳しくなり、図5に示す適正な給送領域
(シート材の分離給送が確実且つ安定して行われる領
域)が狭くなるという問題がある。
ート材の分離を可能とする条件(シート材の重送を防止
する条件)が厳しくなり、図5に示す適正な給送領域
(シート材の分離給送が確実且つ安定して行われる領
域)が狭くなるという問題がある。
【0020】そこで、本発明の目的は、多様なシート材
に対して高速で安定した分離、給送が行えるようにする
ことにある。
に対して高速で安定した分離、給送が行えるようにする
ことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シート材収納手段からシー
ト材を給送する給送手段と、前記給送手段により給送さ
れたシート材を1枚ずつ分離搬送する分離搬送手段と、
前記給送手段を駆動するための給送駆動手段と、前記分
離搬送手段を駆動するための分離搬送駆動手段と、前記
各駆動手段の駆動を独立して制御する制御手段とを有
し、前記給送手段は、給送中のシート材が分離搬送手段
に到達する前に該シート材の給送速度を減速させること
を特徴とする。
の本発明の代表的な構成は、シート材収納手段からシー
ト材を給送する給送手段と、前記給送手段により給送さ
れたシート材を1枚ずつ分離搬送する分離搬送手段と、
前記給送手段を駆動するための給送駆動手段と、前記分
離搬送手段を駆動するための分離搬送駆動手段と、前記
各駆動手段の駆動を独立して制御する制御手段とを有
し、前記給送手段は、給送中のシート材が分離搬送手段
に到達する前に該シート材の給送速度を減速させること
を特徴とする。
【0022】具体的には、例えば、前記分離搬送手段の
上流側近傍にシート材を検知する検知手段を設け、該検
知手段の検知信号に基づいて前記給送手段は給送速度を
減速させることを特徴とする。
上流側近傍にシート材を検知する検知手段を設け、該検
知手段の検知信号に基づいて前記給送手段は給送速度を
減速させることを特徴とする。
【0023】上記構成によれば、給送手段は、給送中の
シート材が分離搬送手段に到達する前に該シート材の給
送速度を減速させるようになっているので、例えば、高
速化に伴ってシート材の給送速度が増加しても、分離搬
送手段にシート材が突入する瞬間だけ該シート材の給送
速度を低く抑えることが可能となり、高速化した時に適
正な給送領域が狭くなるのを防止することが可能にな
る。
シート材が分離搬送手段に到達する前に該シート材の給
送速度を減速させるようになっているので、例えば、高
速化に伴ってシート材の給送速度が増加しても、分離搬
送手段にシート材が突入する瞬間だけ該シート材の給送
速度を低く抑えることが可能となり、高速化した時に適
正な給送領域が狭くなるのを防止することが可能にな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用したシート材給送装置の実施の形態について具体的
に説明する。尚、以下の説明では、画像処理装置に用い
られるシート材給送装置を例示している。
適用したシート材給送装置の実施の形態について具体的
に説明する。尚、以下の説明では、画像処理装置に用い
られるシート材給送装置を例示している。
【0025】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るシー
ト材給送装置について図面を用いて詳しく説明する。
尚、本実施形態では、画像処理装置としての複写機に用
いられるシート材給送装置を例示している。
ト材給送装置について図面を用いて詳しく説明する。
尚、本実施形態では、画像処理装置としての複写機に用
いられるシート材給送装置を例示している。
【0026】以下の説明の順序としては、画像処理装置
としての複写機について説明し、次にシート材給送装置
について説明する。
としての複写機について説明し、次にシート材給送装置
について説明する。
【0027】まず、図2を用いて画像処理装置の概略構
成について説明する。本画像処理装置は、シート材収納
手段として、画像処理装置本体11の一側部に多量のシー
ト材Sを積載収納した給送デッキ12を備えるほか、画像
処理装置本体11内の下部に所定量のシート材Sを積載収
納した複数の給送カセット13,14を備えている。
成について説明する。本画像処理装置は、シート材収納
手段として、画像処理装置本体11の一側部に多量のシー
ト材Sを積載収納した給送デッキ12を備えるほか、画像
処理装置本体11内の下部に所定量のシート材Sを積載収
納した複数の給送カセット13,14を備えている。
【0028】そして、シート材Sを給送するための給送
部としての給送デッキ12、及び各給送カセット13,14の
設置部位にはそれぞれリタード分離方式の給送装置15,
16,17が備えられている。この給送装置については後で
詳しく説明する。
部としての給送デッキ12、及び各給送カセット13,14の
設置部位にはそれぞれリタード分離方式の給送装置15,
16,17が備えられている。この給送装置については後で
詳しく説明する。
【0029】給送デッキ12、及び給送カセット13,14内
のシート材Sはそれぞれの給送装置15,16,17によって
給送されると、まず回転停止しているレジストローラ対
18に送られて、ここで斜行状態の矯正が行われる。
のシート材Sはそれぞれの給送装置15,16,17によって
給送されると、まず回転停止しているレジストローラ対
18に送られて、ここで斜行状態の矯正が行われる。
【0030】次いで、処理手段である画像形成部を構成
する感光体ドラム21上に形成される潜像とのタイミング
をとって回転するレジストローラ対18により、感光体ド
ラム21と転写帯電器22との間に送られて、ここで感光体
ドラム21上のトナー像が転写される。
する感光体ドラム21上に形成される潜像とのタイミング
をとって回転するレジストローラ対18により、感光体ド
ラム21と転写帯電器22との間に送られて、ここで感光体
ドラム21上のトナー像が転写される。
【0031】この後、シート材Sは搬送ベルト23により
定着器24に送られて、ここで転写されたトナー像をシー
ト面に定着させるための定着処理がなされる。
定着器24に送られて、ここで転写されたトナー像をシー
ト面に定着させるための定着処理がなされる。
【0032】本画像処理装置はシート材Sへの両面複写
を行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モード
を備えているが、通常複写モード(片面複写モード)の
場合、定着処理後のシート材Sは内排出ローラ対26によ
り機外の排出トレイ27上に排出される。
を行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モード
を備えているが、通常複写モード(片面複写モード)の
場合、定着処理後のシート材Sは内排出ローラ対26によ
り機外の排出トレイ27上に排出される。
【0033】また、両面複写モード及び多重複写モード
の場合には、内排出ローラ対25又はスイッチバックロー
ラ対29により再給送パス28及び両面搬送パス30を介して
中間トレイ31上に一時的に積載収納される。
の場合には、内排出ローラ対25又はスイッチバックロー
ラ対29により再給送パス28及び両面搬送パス30を介して
中間トレイ31上に一時的に積載収納される。
【0034】そして、中間トレイ31上に収納されたシー
ト材Sは再給送装置32により再び画像形成のためにレジ
ストローラ対18に搬送され、以後片面複写と同一のプロ
セスを経て機外に排出される。
ト材Sは再給送装置32により再び画像形成のためにレジ
ストローラ対18に搬送され、以後片面複写と同一のプロ
セスを経て機外に排出される。
【0035】次に、本発明を適用したシート材給送装置
としての給送装置15,16,17、及び再給送装置32につい
て図1を用いて説明する。尚、ここでは、給送装置15の
構成を例示して説明するが、その他の給送装置16,17,
32についても適宜必要に応じて同様の構成としてもよい
ことは言うまでもない。
としての給送装置15,16,17、及び再給送装置32につい
て図1を用いて説明する。尚、ここでは、給送装置15の
構成を例示して説明するが、その他の給送装置16,17,
32についても適宜必要に応じて同様の構成としてもよい
ことは言うまでもない。
【0036】本シート材給送装置15は、前述した画像形
成部に向けてシート材を一枚ずつ順次分離給送するもの
であり、複数枚のシート材Sが積み重ねられて収納され
た給送デッキ12から最上層のシート材Sを一枚ずつ給送
する給送手段としてのピックアップローラ3と、このピ
ックアップローラ3により給送デッキ12から給送された
シート材Sを画像処理装置本体内へ搬送するフィードロ
ーラ1と、このフィードローラ1に対向配置されて給送
デッキ12から給送されたシート材Sが複数枚の場合には
フィードローラ1の回転方向と逆方向に回転して一枚の
シート材Sに分離するためのリタードローラ2とからな
る分離搬送手段としてのリタードローラ対1,2を具備
している。
成部に向けてシート材を一枚ずつ順次分離給送するもの
であり、複数枚のシート材Sが積み重ねられて収納され
た給送デッキ12から最上層のシート材Sを一枚ずつ給送
する給送手段としてのピックアップローラ3と、このピ
ックアップローラ3により給送デッキ12から給送された
シート材Sを画像処理装置本体内へ搬送するフィードロ
ーラ1と、このフィードローラ1に対向配置されて給送
デッキ12から給送されたシート材Sが複数枚の場合には
フィードローラ1の回転方向と逆方向に回転して一枚の
シート材Sに分離するためのリタードローラ2とからな
る分離搬送手段としてのリタードローラ対1,2を具備
している。
【0037】尚、図1において、aはフィードローラ1
とピックアップローラ3の回転方向、bはシート材の搬
送方向、cはリタードローラ2の回転方向を示してい
る。
とピックアップローラ3の回転方向、bはシート材の搬
送方向、cはリタードローラ2の回転方向を示してい
る。
【0038】更に図1に示すように、給送手段としての
ピックアップローラ3、分離搬送手段としてのリタード
ローラ対1,2は、ぞれぞれ駆動手段としてのモータ
5,6からの駆動力により回転駆動され、該各モータ
5,6はCPU等からなる制御手段4によって独立して
駆動制御される構成となっている。
ピックアップローラ3、分離搬送手段としてのリタード
ローラ対1,2は、ぞれぞれ駆動手段としてのモータ
5,6からの駆動力により回転駆動され、該各モータ
5,6はCPU等からなる制御手段4によって独立して
駆動制御される構成となっている。
【0039】また、前記ピックアップローラ3は、給送
中のシート材Sがリタードローラ対1,2のニップ部に
到達する前に該シート材Sの給送速度を減速させる制御
が行われる構成となっている。本実施形態では、前記リ
タードローラ対1,2の上流側近傍にシート材Sを検知
する検知手段としてのセンサ7を設け、該センサ7の検
知信号に基づいて、前記ピックアップローラ3は給送速
度を減速させる制御が行われるようになっている。
中のシート材Sがリタードローラ対1,2のニップ部に
到達する前に該シート材Sの給送速度を減速させる制御
が行われる構成となっている。本実施形態では、前記リ
タードローラ対1,2の上流側近傍にシート材Sを検知
する検知手段としてのセンサ7を設け、該センサ7の検
知信号に基づいて、前記ピックアップローラ3は給送速
度を減速させる制御が行われるようになっている。
【0040】即ち、前記ピックアップローラ3により給
送デッキ12の最上層のシート材Sが前記リタードローラ
対1,2のニップ部へ給送される時、最上層だけでなく
複数枚のシート材Sが給送された場合でも、該シート材
Sの先端部が前記センサ7に到達した時点で、該センサ
7からの検知信号に基づいて、前記制御手段4によりピ
ックアップローラ3の回転速度(給送速度)を減速させ
る制御が行われる。
送デッキ12の最上層のシート材Sが前記リタードローラ
対1,2のニップ部へ給送される時、最上層だけでなく
複数枚のシート材Sが給送された場合でも、該シート材
Sの先端部が前記センサ7に到達した時点で、該センサ
7からの検知信号に基づいて、前記制御手段4によりピ
ックアップローラ3の回転速度(給送速度)を減速させ
る制御が行われる。
【0041】これにより、高速化に対するスピードのロ
スを最小限に抑え、且つリタードローラ対1,2のニッ
プ部へ複数枚のシート材Sが突入する速度を低く抑える
ことが可能となる。即ち、高速化を行っても前述した式
(6)のZの項(リタードローラ対1,2にてシート材
を1枚ずつに分離するのを邪魔する力)の増大を最小限
に抑えることができ、適正な給送領域(図5に示す給送
領域)を広くとることが可能となる。依って、多様なシ
ート材に対して高速で安定した分離、給送を行うことが
できる。
スを最小限に抑え、且つリタードローラ対1,2のニッ
プ部へ複数枚のシート材Sが突入する速度を低く抑える
ことが可能となる。即ち、高速化を行っても前述した式
(6)のZの項(リタードローラ対1,2にてシート材
を1枚ずつに分離するのを邪魔する力)の増大を最小限
に抑えることができ、適正な給送領域(図5に示す給送
領域)を広くとることが可能となる。依って、多様なシ
ート材に対して高速で安定した分離、給送を行うことが
できる。
【0042】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
分離搬送手段の上流側近傍に設けたシート材検知手段の
検知信号に基づいて給送手段の給送速度を減速させる構
成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば給送中のシート材先端が分離搬送手段に到達
する前であって給送手段が予め設定してある所定量の回
転をした後に、該給送手段の給送速度を減速させる構成
であっても良く、この構成によっても同様の効果を得る
ことができる。
分離搬送手段の上流側近傍に設けたシート材検知手段の
検知信号に基づいて給送手段の給送速度を減速させる構
成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば給送中のシート材先端が分離搬送手段に到達
する前であって給送手段が予め設定してある所定量の回
転をした後に、該給送手段の給送速度を減速させる構成
であっても良く、この構成によっても同様の効果を得る
ことができる。
【0043】また前述した実施形態では、画像処理装置
として複写機を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばスキャナ、プリンタ、ファクシミ
リ装置等の他の画像処理装置であっても良く、該画像処
理装置に用いられるシート材給送装置に本発明を適用す
ることにより同様の効果を得ることができる。
として複写機を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばスキャナ、プリンタ、ファクシミ
リ装置等の他の画像処理装置であっても良く、該画像処
理装置に用いられるシート材給送装置に本発明を適用す
ることにより同様の効果を得ることができる。
【0044】また前述した実施形態では、画像処理装置
本体に対して着脱自在に装着されたシート材給送装置を
例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば画像処理装置が一体的に有するシート材給送装置
であっても良く、該シート材給送装置に本発明を適用す
ることにより同様の効果を得ることができる。
本体に対して着脱自在に装着されたシート材給送装置を
例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば画像処理装置が一体的に有するシート材給送装置
であっても良く、該シート材給送装置に本発明を適用す
ることにより同様の効果を得ることができる。
【0045】また前述した実施形態では、記録対象とし
ての記録紙等のシート材を処理手段である画像形成部に
給送するシート材給送装置を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、読取対象としての
原稿等のシート材を処理手段である読取部に給送するシ
ート材給送装置に適用しても同様の効果を得ることがで
きる。
ての記録紙等のシート材を処理手段である画像形成部に
給送するシート材給送装置を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、読取対象としての
原稿等のシート材を処理手段である読取部に給送するシ
ート材給送装置に適用しても同様の効果を得ることがで
きる。
【0046】また前述した実施形態では、記録方式とし
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給送手段は、給送中のシート材が分離搬送手段に到達す
る前に該シート材の給送速度を減速させるようになって
いるので、高速化を行っても、分離搬送手段にシート材
が突入する速度(給送速度)を低く抑えることができ、
広い給送領域を確保することができる。依って、多様な
シート材に対して高速で安定した分離、給送を行うこと
ができる。
給送手段は、給送中のシート材が分離搬送手段に到達す
る前に該シート材の給送速度を減速させるようになって
いるので、高速化を行っても、分離搬送手段にシート材
が突入する速度(給送速度)を低く抑えることができ、
広い給送領域を確保することができる。依って、多様な
シート材に対して高速で安定した分離、給送を行うこと
ができる。
【図1】本発明に係る給送装置の概略構成を示す斜視図
【図2】画像処理装置の概略構成を示す模式断面図
【図3】従来の給送装置の断面図
【図4】従来の給送装置の斜視図
【図5】従来の給送領域図
S …シート材 1 …フィードローラ 2 …リタードローラ 3 …ピックアップローラ 4 …制御手段 5,6…モータ 7 …センサ 11 …画像処理装置本体 12 …給送デッキ 13,14…給送カセット 15,16,17…給送装置 18 …レジストローラ対 21 …感光体ドラム 22 …転写帯電器 23 …搬送ベルト 24 …定着器 25 …内排出ローラ対 26 …内排出ローラ対 27 …排出トレイ 28 …再給送パス 29 …スイッチバックローラ対 30 …両面搬送パス 31 …中間トレイ 32 …再給送装置
Claims (3)
- 【請求項1】 シート材収納手段からシート材を給送す
る給送手段と、 前記給送手段により給送されたシート材を1枚ずつ分離
搬送する分離搬送手段と、 前記給送手段を駆動するための給送駆動手段と、 前記分離搬送手段を駆動するための分離搬送駆動手段
と、 前記各駆動手段の駆動を独立して制御する制御手段とを
有し、 前記給送手段は、給送中のシート材が分離搬送手段に到
達する前に該シート材の給送速度を減速させることを特
徴とするシート材給送装置。 - 【請求項2】 前記分離搬送手段の上流側近傍にシート
材を検知する検知手段を設け、該検知手段の検知信号に
基づいて前記給送手段は給送速度を減速させることを特
徴とする請求項1に記載のシート材給送装置。 - 【請求項3】 シート材を処理する処理手段と、該処理
手段に対してシート材を給送する給送手段とを有する画
像処理装置において、 前記給送手段として、請求項1又は請求項2に記載のシ
ート材給送装置を備えていることを特徴とする画像処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347686A JPH11171359A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | シート材給送装置及び画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347686A JPH11171359A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | シート材給送装置及び画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11171359A true JPH11171359A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18391893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9347686A Pending JPH11171359A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | シート材給送装置及び画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11171359A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081461A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Toshiba Corp | 紙葉類取出装置 |
JP2015048167A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート供給装置及び画像形成装置 |
CN106542357A (zh) * | 2015-09-18 | 2017-03-29 | 柯尼卡美能达株式会社 | 给纸装置以及具备该给纸装置的图像形成装置 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP9347686A patent/JPH11171359A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081461A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Toshiba Corp | 紙葉類取出装置 |
JP2015048167A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート供給装置及び画像形成装置 |
CN106542357A (zh) * | 2015-09-18 | 2017-03-29 | 柯尼卡美能达株式会社 | 给纸装置以及具备该给纸装置的图像形成装置 |
CN106542357B (zh) * | 2015-09-18 | 2018-11-23 | 柯尼卡美能达株式会社 | 给纸装置以及具备该给纸装置的图像形成装置 |
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