JPH11168408A - 干渉キャンセラ装置 - Google Patents
干渉キャンセラ装置Info
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- JPH11168408A JPH11168408A JP9335363A JP33536397A JPH11168408A JP H11168408 A JPH11168408 A JP H11168408A JP 9335363 A JP9335363 A JP 9335363A JP 33536397 A JP33536397 A JP 33536397A JP H11168408 A JPH11168408 A JP H11168408A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7097—Interference-related aspects
- H04B1/7103—Interference-related aspects the interference being multiple access interference
- H04B1/7107—Subtractive interference cancellation
- H04B1/71075—Parallel interference cancellation
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 干渉キャンセラ装置、特にセルラーDS/C
DMA移動通信システム等における干渉キャンセラ装置
に関し、符号多重された各ユーザチャネルの受信状態に
応じて干渉除去を行い、伝送品質を向上させる。 【解決手段】 逆拡散器11−1とチャネル推定器11
−4とを含み、前ステージの誤差信号ej-1 と干渉レプ
リカ信号Sj-1,k とを入力し、干渉レプリカ生成信号を
出力する逆拡散処理部11と、該逆拡散処理部11から
の出力信号を判定する判定部12と、再拡散器14−3
を含み、次ステージへの干渉残差信号dj, 1 〜dj,k と
干渉レプリカ信号Sj,1 〜Sj,k を出力する拡散処理部
14とを有する干渉キャンセラ装置において、干渉レプ
リカ生成信号の信頼度に応じた滅衰係数を生成する減衰
係数生成部16及び該減衰係数を干渉レプリカ生成信号
に乗算する乗算器17を備える。
DMA移動通信システム等における干渉キャンセラ装置
に関し、符号多重された各ユーザチャネルの受信状態に
応じて干渉除去を行い、伝送品質を向上させる。 【解決手段】 逆拡散器11−1とチャネル推定器11
−4とを含み、前ステージの誤差信号ej-1 と干渉レプ
リカ信号Sj-1,k とを入力し、干渉レプリカ生成信号を
出力する逆拡散処理部11と、該逆拡散処理部11から
の出力信号を判定する判定部12と、再拡散器14−3
を含み、次ステージへの干渉残差信号dj, 1 〜dj,k と
干渉レプリカ信号Sj,1 〜Sj,k を出力する拡散処理部
14とを有する干渉キャンセラ装置において、干渉レプ
リカ生成信号の信頼度に応じた滅衰係数を生成する減衰
係数生成部16及び該減衰係数を干渉レプリカ生成信号
に乗算する乗算器17を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、干渉キャンセラ装
置、特にセルラーDS/CDMA(Direct Sequence Co
de Division Multiple Access;直接スペクトル拡散符号
分割多重アクセス)移動通信システム等における干渉キ
ャンセラ装置に関する。
置、特にセルラーDS/CDMA(Direct Sequence Co
de Division Multiple Access;直接スペクトル拡散符号
分割多重アクセス)移動通信システム等における干渉キ
ャンセラ装置に関する。
【0002】セルラーDS/CDMA移動通信システム
では、移動局との間の非同期により生じる拡散コード間
の相互相関に起因する他の移動局からの干渉や雑音によ
る干渉等が発生し、これらの干渉は該移動通信システム
のチャネル容量及び伝送品質を劣化させる要因となる。
そのためこのような干渉を受信信号から精度よく除去す
ることが望まれている。
では、移動局との間の非同期により生じる拡散コード間
の相互相関に起因する他の移動局からの干渉や雑音によ
る干渉等が発生し、これらの干渉は該移動通信システム
のチャネル容量及び伝送品質を劣化させる要因となる。
そのためこのような干渉を受信信号から精度よく除去す
ることが望まれている。
【0003】
【従来の技術】図8は従来例のマルチステージ型干渉キ
ャンセラの説明図である。マルチステージ型干渉キャン
セラの各ステージは、干渉キャンセラユニット81と合
成部82とにより構成され、それらがステージ順に縦続
接続される。同図は第1〜第mステージから成るマルチ
ステージ型干渉キャンセラを示し、最終ステージの第m
ステージにはデータシンボルの受信器83が接続され
る。
ャンセラの説明図である。マルチステージ型干渉キャン
セラの各ステージは、干渉キャンセラユニット81と合
成部82とにより構成され、それらがステージ順に縦続
接続される。同図は第1〜第mステージから成るマルチ
ステージ型干渉キャンセラを示し、最終ステージの第m
ステージにはデータシンボルの受信器83が接続され
る。
【0004】各干渉キャンセラユニット81及び最終ス
テージは、ユーザチャネル対応に並列に設けられ、該干
渉キャンセラユニット81(ICU1,1 〜ICU1,k ,
ICU2,1 〜ICU2,k ,・・・)の添字は、ステージ
番号びユーザチャネル対応のユーザ番号を示している。
テージは、ユーザチャネル対応に並列に設けられ、該干
渉キャンセラユニット81(ICU1,1 〜ICU1,k ,
ICU2,1 〜ICU2,k ,・・・)の添字は、ステージ
番号びユーザチャネル対応のユーザ番号を示している。
【0005】第1ステージでは、受信信号R0 がユーザ
チャネル対応の各干渉キャンセラユニットICU1,1 〜
ICU1,k に入力され、各干渉キャンセラユニットIC
U1, 1 〜ICU1,k は、干渉レプリカ信号S1,1 〜S
1,k 及び干渉残差信号d1,1 〜d1,k を出力し、合成部
82はユーザチャネル対応の干渉残差信号d1,1 〜d1,
k を合成し、該合成した干渉残差信号d1,1 〜d1,k を
受信信号R0 から差し引くことにより、第1ステージの
誤差信号e1 を出力する。
チャネル対応の各干渉キャンセラユニットICU1,1 〜
ICU1,k に入力され、各干渉キャンセラユニットIC
U1, 1 〜ICU1,k は、干渉レプリカ信号S1,1 〜S
1,k 及び干渉残差信号d1,1 〜d1,k を出力し、合成部
82はユーザチャネル対応の干渉残差信号d1,1 〜d1,
k を合成し、該合成した干渉残差信号d1,1 〜d1,k を
受信信号R0 から差し引くことにより、第1ステージの
誤差信号e1 を出力する。
【0006】第2ステージでは、各干渉キャンセラユニ
ットICU2,1 〜ICU2,k に、第1ステージの合成部
82からの誤差信号e1 と、第1ステージの干渉キャン
セラユニットICU1,1 〜ICU1,k からの干渉レプリ
カ信号S1,1 〜S1,k とが入力され、各干渉キャンセラ
ユニットICU2,1 〜ICU2,k は、干渉レプリカ信号
S2,1 〜S2,k 及び干渉残差信号d2,1 〜d2,k を出力
し、合成部82はユーザチャネル対応の干渉残差信号d
2,1 〜d2,k を合成し、該合成した干渉残差信号d2,1
〜d2,k を第1ステージの誤差信号e1 から差し引くこ
とにより、第2ステージの誤差信号e2 を出力する。
ットICU2,1 〜ICU2,k に、第1ステージの合成部
82からの誤差信号e1 と、第1ステージの干渉キャン
セラユニットICU1,1 〜ICU1,k からの干渉レプリ
カ信号S1,1 〜S1,k とが入力され、各干渉キャンセラ
ユニットICU2,1 〜ICU2,k は、干渉レプリカ信号
S2,1 〜S2,k 及び干渉残差信号d2,1 〜d2,k を出力
し、合成部82はユーザチャネル対応の干渉残差信号d
2,1 〜d2,k を合成し、該合成した干渉残差信号d2,1
〜d2,k を第1ステージの誤差信号e1 から差し引くこ
とにより、第2ステージの誤差信号e2 を出力する。
【0007】最終ステージの第mステージでは、各受信
器ReCm,1 〜ReCm,k に、前ステージの誤差信号e
m-1 と前ステージの干渉レプリカ信号Sm-1,1 〜S
m-1,k とが入力され、各受信器ReCm,1 〜ReCm,k
は、それらの入力信号から干渉除去を行い、データシン
ボルを復号する。各ステージにおける干渉除去処理を順
次繰り返すことによって、徐々に誤差信号は小さくな
り、ユーザ間等の干渉が除去された干渉レプリカ信号が
得られる。
器ReCm,1 〜ReCm,k に、前ステージの誤差信号e
m-1 と前ステージの干渉レプリカ信号Sm-1,1 〜S
m-1,k とが入力され、各受信器ReCm,1 〜ReCm,k
は、それらの入力信号から干渉除去を行い、データシン
ボルを復号する。各ステージにおける干渉除去処理を順
次繰り返すことによって、徐々に誤差信号は小さくな
り、ユーザ間等の干渉が除去された干渉レプリカ信号が
得られる。
【0008】図9は従来例の干渉キャンセラユニットの
説明図である。90は干渉キャンセラユニット、91は
逆拡散処理部、91−1は逆拡散器、91−2は加算
器、91−3は乗算器、91−4はチャネル推定回路、
92は合成部、93は判定部、94は拡散処理部、94
−1は乗算器、94−2は加算器、94−3は再拡散
器、95は合成部である。
説明図である。90は干渉キャンセラユニット、91は
逆拡散処理部、91−1は逆拡散器、91−2は加算
器、91−3は乗算器、91−4はチャネル推定回路、
92は合成部、93は判定部、94は拡散処理部、94
−1は乗算器、94−2は加算器、94−3は再拡散
器、95は合成部である。
【0009】逆拡散処理部91及び拡散処理部94は、
受信遅延波数即ちパス(伝搬経路)の多重数に対応して
複数設けられ、図9は3つ並列に設けた例を示してい
る。又、同図においてパス対応の信号には添字iを付し
ている(図示の例ではi=1〜3)。なお、パス対応の
信号はレイクフィンガ(Rake Finger)と称
される。
受信遅延波数即ちパス(伝搬経路)の多重数に対応して
複数設けられ、図9は3つ並列に設けた例を示してい
る。又、同図においてパス対応の信号には添字iを付し
ている(図示の例ではi=1〜3)。なお、パス対応の
信号はレイクフィンガ(Rake Finger)と称
される。
【0010】逆拡散処理部91には、前ステージの誤差
信号ej-1 (第1ステージの場合は受信信号R0 )と、
前ステージの干渉レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k (第
1ステージの場合は零)とが入力され、前ステージの誤
差信号ej-1 (第1ステージの場合は受信信号R0 )に
対して逆拡散器91−1は拡散コードによって逆拡散復
調する。なお、jはステージ番号である。
信号ej-1 (第1ステージの場合は受信信号R0 )と、
前ステージの干渉レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k (第
1ステージの場合は零)とが入力され、前ステージの誤
差信号ej-1 (第1ステージの場合は受信信号R0 )に
対して逆拡散器91−1は拡散コードによって逆拡散復
調する。なお、jはステージ番号である。
【0011】逆拡散復調された信号と前ステージの干渉
レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k (第1ステージの場合
は零)とは加算器91−2により加算され第iパスの受
信シンボルRi が生成される。この受信シンボルRi は
チャネル推定回路91−4に入力され、チャネル推定回
路91−4は、図10(B)に示すパイロットシンボル
を用いてそれぞれのパスのチャネル(伝送路特性)を推
定し、パス毎のチャネル推定値ξi ^を出力する。
レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k (第1ステージの場合
は零)とは加算器91−2により加算され第iパスの受
信シンボルRi が生成される。この受信シンボルRi は
チャネル推定回路91−4に入力され、チャネル推定回
路91−4は、図10(B)に示すパイロットシンボル
を用いてそれぞれのパスのチャネル(伝送路特性)を推
定し、パス毎のチャネル推定値ξi ^を出力する。
【0012】このチャネル推定値ξi ^の複素共役ξi
^* を、逆拡散復調した信号Ri に乗算器91−3で乗
じることにより、伝送路の影響による位相ずれが取り除
かれた受信シンボルが出力される。
^* を、逆拡散復調した信号Ri に乗算器91−3で乗
じることにより、伝送路の影響による位相ずれが取り除
かれた受信シンボルが出力される。
【0013】各パス毎の乗算器91−3からの出力信号
は、合成部92により最大比合成(ダイバーシティ合
成)され、該最大比合成された受信シンボルΣRi ξi
^* は、判定部93において閾値と比較することにより
デ−タシンボルとして仮判定される。
は、合成部92により最大比合成(ダイバーシティ合
成)され、該最大比合成された受信シンボルΣRi ξi
^* は、判定部93において閾値と比較することにより
デ−タシンボルとして仮判定される。
【0014】逆拡散処理部91から出力生成される信号
を干渉レプリカ生成信号と称す。干渉レプリカ生成信号
は後段の拡散処理部94により干渉レプリカ信号及び干
渉残差信号に変換処理されて次ステージに送出される。
を干渉レプリカ生成信号と称す。干渉レプリカ生成信号
は後段の拡散処理部94により干渉レプリカ信号及び干
渉残差信号に変換処理されて次ステージに送出される。
【0015】前記判定部93からの仮判定データシンボ
ルZS ^は、パス対応に分岐され、拡散処理部94の乗
算器94−1により、前記チャネル推定値ξi ^が乗じ
られて再びそれぞれのパス毎の信号に分解され、干渉レ
プリカ信号Sj,1 〜Sj,k として次ステージに送出され
る。
ルZS ^は、パス対応に分岐され、拡散処理部94の乗
算器94−1により、前記チャネル推定値ξi ^が乗じ
られて再びそれぞれのパス毎の信号に分解され、干渉レ
プリカ信号Sj,1 〜Sj,k として次ステージに送出され
る。
【0016】又、前記乗算器94−1から出力されるパ
ス毎の干渉レプリカ信号Sj,1 〜S j,k と、前ステージ
からの干渉レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k とが、加算
器94−2に入力され、加算器94−2は、このステー
ジの干渉レプリカ信号Sj,1〜Sj,k と、前ステージの
干渉レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k の差を出力し、該
加算器94−2の出力信号は、再拡散器94−3におい
て拡散コードにより拡散され、再拡散器94−3からの
拡散出力信号は、合成部95により他のパスの拡散出力
信号と合成されて、干渉残差信号dj,1 〜dj,k として
前記図8に示した合成部82に出力される。
ス毎の干渉レプリカ信号Sj,1 〜S j,k と、前ステージ
からの干渉レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k とが、加算
器94−2に入力され、加算器94−2は、このステー
ジの干渉レプリカ信号Sj,1〜Sj,k と、前ステージの
干渉レプリカ信号Sj-1,1 〜Sj-1,k の差を出力し、該
加算器94−2の出力信号は、再拡散器94−3におい
て拡散コードにより拡散され、再拡散器94−3からの
拡散出力信号は、合成部95により他のパスの拡散出力
信号と合成されて、干渉残差信号dj,1 〜dj,k として
前記図8に示した合成部82に出力される。
【0017】図10は従来例の最終ステージ受信器及び
パイロットシンボルの説明図である。図10の(A)は
マルチステージ型干渉キャンセラの最終ステージ受信器
を示し、100は最終ステージ受信器、101は逆拡散
処理部、102は合成部、103は復号器である。
パイロットシンボルの説明図である。図10の(A)は
マルチステージ型干渉キャンセラの最終ステージ受信器
を示し、100は最終ステージ受信器、101は逆拡散
処理部、102は合成部、103は復号器である。
【0018】最終ステージ受信器100の逆拡散処理部
101には、前ステージの干渉レプリカ生成ユニットの
からの誤差信号em-1 と干渉レプリカ信号Sm-1,1 〜S
m-1, k とが入力され、この逆拡散処理部101は前述し
た干渉キャンセラユニットの逆拡散処理部91と同様の
処理を行い、受信シンボルを出力する。
101には、前ステージの干渉レプリカ生成ユニットの
からの誤差信号em-1 と干渉レプリカ信号Sm-1,1 〜S
m-1, k とが入力され、この逆拡散処理部101は前述し
た干渉キャンセラユニットの逆拡散処理部91と同様の
処理を行い、受信シンボルを出力する。
【0019】最終ステージ受信器100の逆拡散処理部
101は、干渉キャンセラユニットの逆拡散処理部91
と同様の逆拡散器91−1、加算器91−2、乗算器9
1−3、チャネル推定回路91−4を備えている。
101は、干渉キャンセラユニットの逆拡散処理部91
と同様の逆拡散器91−1、加算器91−2、乗算器9
1−3、チャネル推定回路91−4を備えている。
【0020】最終ステージ受信器100の合成部102
は、逆拡散処理部101から出力される受信シンボルを
最大比合成(ダイバーシティ合成)し、該最大比合成さ
れた受信シンボルΣRi ξi ^* は、復号器103にお
いて閾値と比較され、デ−タシンボルとして復号され
る。
は、逆拡散処理部101から出力される受信シンボルを
最大比合成(ダイバーシティ合成)し、該最大比合成さ
れた受信シンボルΣRi ξi ^* は、復号器103にお
いて閾値と比較され、デ−タシンボルとして復号され
る。
【0021】図10の(B)はパイロットシンボルの説
明図である。パイロットシンボル104は情報シンボル
105の間に内挿され、スロット106の所定の時間位
置に送信装置から送信される。パイロットシンボル10
4は予め定められた既知のデータシンボルであり、その
値(複素数)をZとし、パスの伝送路特性(複素数)を
ξとすると、受信される受信シンボルはZ・ξとなる。
明図である。パイロットシンボル104は情報シンボル
105の間に内挿され、スロット106の所定の時間位
置に送信装置から送信される。パイロットシンボル10
4は予め定められた既知のデータシンボルであり、その
値(複素数)をZとし、パスの伝送路特性(複素数)を
ξとすると、受信される受信シンボルはZ・ξとなる。
【0022】パイロットシンボル104の値Zは予め定
められた既知のものであるから、前記チャネル推定回路
91−4は、受信シンボルZ・ξにパイロットシンボル
の値Zの複素共役Z* を乗じることにより、|Z|2 ・
ξを算出する。パイロットシンボルの大きさ(振幅)は
既知(|Z|=1としてもよい。)であるので、パスの
伝送路特性ξの推定値を求めることができる。なお、前
記チャネル推定回路91−4は、パスの伝送路特性の推
定値として、複数のパイロットシンボルによる推定伝送
路特性ξの平均をとり、その平均値ξ^をチャネル推定
値として出力している。
められた既知のものであるから、前記チャネル推定回路
91−4は、受信シンボルZ・ξにパイロットシンボル
の値Zの複素共役Z* を乗じることにより、|Z|2 ・
ξを算出する。パイロットシンボルの大きさ(振幅)は
既知(|Z|=1としてもよい。)であるので、パスの
伝送路特性ξの推定値を求めることができる。なお、前
記チャネル推定回路91−4は、パスの伝送路特性の推
定値として、複数のパイロットシンボルによる推定伝送
路特性ξの平均をとり、その平均値ξ^をチャネル推定
値として出力している。
【0023】図11は干渉キャンセラを含む基地局の受
信装置の説明図である。同図において、アンテナ(AN
T)110から受信した信号は無線部(Rx)120に
入力され、無線部120は該受信信号を増幅器(LN
A)121により増幅し、バンドパスフィルタ(BP
F)122により所定帯域外の成分を除去し、ミキサ1
23において局部発振器LOからの局部発振信号と乗算
してベースバンド帯域に変換し、ローパスフィルタ(L
PF)124により高域成分を除去し、次段に出力す
る。
信装置の説明図である。同図において、アンテナ(AN
T)110から受信した信号は無線部(Rx)120に
入力され、無線部120は該受信信号を増幅器(LN
A)121により増幅し、バンドパスフィルタ(BP
F)122により所定帯域外の成分を除去し、ミキサ1
23において局部発振器LOからの局部発振信号と乗算
してベースバンド帯域に変換し、ローパスフィルタ(L
PF)124により高域成分を除去し、次段に出力す
る。
【0024】次段のA/D変換回路(A/D)130は
無線部120からの受信信号をサンプリングしてディジ
タル信号に変換し、パスサーチ回路140に出力する。
パスサーチ回路140は、受信される複数の遅延波から
各パス毎の遅延時間を算出し、該各パス毎の遅延時間情
報を干渉キャンセラ150に送出する。
無線部120からの受信信号をサンプリングしてディジ
タル信号に変換し、パスサーチ回路140に出力する。
パスサーチ回路140は、受信される複数の遅延波から
各パス毎の遅延時間を算出し、該各パス毎の遅延時間情
報を干渉キャンセラ150に送出する。
【0025】干渉キャンセラ150は、パスサーチ回路
140からの各パス毎の遅延時間情報に基づいて、前記
各ステージの干渉レプリカ生成ユニット及び最終ステー
ジ受信機におけるパス対応の逆拡散を行い、ユーザチャ
ネル(拡散コード)間及びパス間の干渉を除去した受信
シンボルを復号器160に出力する。
140からの各パス毎の遅延時間情報に基づいて、前記
各ステージの干渉レプリカ生成ユニット及び最終ステー
ジ受信機におけるパス対応の逆拡散を行い、ユーザチャ
ネル(拡散コード)間及びパス間の干渉を除去した受信
シンボルを復号器160に出力する。
【0026】復号器160は、干渉キャンセラ150か
ら出力される受信シンボルを閾値と比較するとにより、
デ−タシンボルとして復号する。なお、図11に示す復
号器160は図10に示す最終ステージ受信器の復号器
103と同一である。
ら出力される受信シンボルを閾値と比較するとにより、
デ−タシンボルとして復号する。なお、図11に示す復
号器160は図10に示す最終ステージ受信器の復号器
103と同一である。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】このように、各ユーザ
チャネルの干渉レプリカ信号を、元の多重化された受信
信号から差し引くことによって干渉を除去する方式の干
渉キャンセラ装置では、生成された干渉レプリカ信号の
精度によってその特性が大きく影響される。
チャネルの干渉レプリカ信号を、元の多重化された受信
信号から差し引くことによって干渉を除去する方式の干
渉キャンセラ装置では、生成された干渉レプリカ信号の
精度によってその特性が大きく影響される。
【0028】精度の悪い干渉レプリカ信号を差し引くこ
とにより、かえって干渉電力が増えて受信特性を劣化さ
せることも起こり得る。例えば受信信号のレべルが低か
ったり、多重ユーザチャネル数が拡散率に対して多かっ
たり、伝送路の変動が速い場合(高速フェ一ジング環境
下)などに、干渉レプリカ信号の生成精度が悪くなり、
干渉除去特性も劣化する。
とにより、かえって干渉電力が増えて受信特性を劣化さ
せることも起こり得る。例えば受信信号のレべルが低か
ったり、多重ユーザチャネル数が拡散率に対して多かっ
たり、伝送路の変動が速い場合(高速フェ一ジング環境
下)などに、干渉レプリカ信号の生成精度が悪くなり、
干渉除去特性も劣化する。
【0029】本発明は、セルラーDS/CDMA移動通
信システムの基地局等に適用する干渉キャンセラ装置に
おいて、符号多重された各ユーザチャネルの受信状態に
応じて干渉除去を行い、伝送品質を向上させることを目
的とする。
信システムの基地局等に適用する干渉キャンセラ装置に
おいて、符号多重された各ユーザチャネルの受信状態に
応じて干渉除去を行い、伝送品質を向上させることを目
的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の干渉キャンセラ
装置は、(1)逆拡散器11−1とチャネル推定回路1
1−4とを少なくとも含み、且つ受信信号又は前ステー
ジの誤差信号ej-1 と前ステージの干渉レプリカ信号S
j-1,k とを入力し、干渉レプリカ生成信号とチャネル推
定値と前ステージの干渉レプリカ信号を出力する逆拡散
処理部11と、該逆拡散処理部11からの出力信号を判
定する判定部12と、再拡散器14−3を少なくとも含
み、且つ前記判定部13の判定出力信号と前記逆拡散処
理部11からのチャネル推定値と前ステージの干渉レプ
リカ信号を入力し、次ステージへの干渉残差信号dj,1
〜dj,k と干渉レプリカ信号Sj,1 〜Sj,k を出力する
拡散処理部14とを有する干渉キャンセラユニットを少
なくとも備えた干渉キャンセラ装置において、前記干渉
レプリカ生成信号の信頼度に応じた滅衰係数を出力する
減衰係数生成部16及び該減衰係数生成部16から出力
される減衰係数を前記干渉レプリカ生成信号に乗算する
乗算器17を備えたものである。
装置は、(1)逆拡散器11−1とチャネル推定回路1
1−4とを少なくとも含み、且つ受信信号又は前ステー
ジの誤差信号ej-1 と前ステージの干渉レプリカ信号S
j-1,k とを入力し、干渉レプリカ生成信号とチャネル推
定値と前ステージの干渉レプリカ信号を出力する逆拡散
処理部11と、該逆拡散処理部11からの出力信号を判
定する判定部12と、再拡散器14−3を少なくとも含
み、且つ前記判定部13の判定出力信号と前記逆拡散処
理部11からのチャネル推定値と前ステージの干渉レプ
リカ信号を入力し、次ステージへの干渉残差信号dj,1
〜dj,k と干渉レプリカ信号Sj,1 〜Sj,k を出力する
拡散処理部14とを有する干渉キャンセラユニットを少
なくとも備えた干渉キャンセラ装置において、前記干渉
レプリカ生成信号の信頼度に応じた滅衰係数を出力する
減衰係数生成部16及び該減衰係数生成部16から出力
される減衰係数を前記干渉レプリカ生成信号に乗算する
乗算器17を備えたものである。
【0031】又、(2)前記減衰係数生成部は、ステー
ジ毎に異なる減衰係数を出力し、各ステージによる干渉
除去が進むに従い、前記干渉レプリカ生成信号の減衰率
が次第に小さくなる減衰係数を出力するものである。
ジ毎に異なる減衰係数を出力し、各ステージによる干渉
除去が進むに従い、前記干渉レプリカ生成信号の減衰率
が次第に小さくなる減衰係数を出力するものである。
【0032】又、(3)前記減衰係数生成部は、パスの
遅延時間毎に異なる減衰係数を出力し、パス遅延時間が
小さくなるに従い、前記干渉レプリカ生成信号の減衰率
が次第に小さくなる減衰係数を出力するものである。
遅延時間毎に異なる減衰係数を出力し、パス遅延時間が
小さくなるに従い、前記干渉レプリカ生成信号の減衰率
が次第に小さくなる減衰係数を出力するものである。
【0033】又、(4)前記減衰係数生成部は、多重ユ
ーザチャネル数に応じて異なる減衰係数を出力し、多重
数ユーザチャネル数が小さくなるに従い、前記干渉レプ
リカ生成信号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出
力するものである。
ーザチャネル数に応じて異なる減衰係数を出力し、多重
数ユーザチャネル数が小さくなるに従い、前記干渉レプ
リカ生成信号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出
力するものである。
【0034】又、(5)前記減衰係数生成部は、受信信
号の信号レべルに応じて異なる減衰係数を出力し、信号
レベルが大きくなるに従い、前記干渉レプリカ生成信号
の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出力するもので
ある。
号の信号レべルに応じて異なる減衰係数を出力し、信号
レベルが大きくなるに従い、前記干渉レプリカ生成信号
の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出力するもので
ある。
【0035】又、(6)前記減衰係数生成部は、アンテ
ナブランチ毎の受信信号の信号レベルに応じて異なる減
衰係数を出力し、信号レベルが大きくなるに従い、前記
アンテナブランチ毎の干渉レプリカ生成信号の減衰率が
次第に小さくなる減衰係数を出力するものである。
ナブランチ毎の受信信号の信号レベルに応じて異なる減
衰係数を出力し、信号レベルが大きくなるに従い、前記
アンテナブランチ毎の干渉レプリカ生成信号の減衰率が
次第に小さくなる減衰係数を出力するものである。
【0036】又、(7)前記減衰係数生成部は、パス毎
の受信信号の信号レべルに応じて異なる減衰係数を出力
し、信号レベルが大きくなるに従い、前記パス毎の干渉
レプリカ生成信号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数
を出力するものである。
の受信信号の信号レべルに応じて異なる減衰係数を出力
し、信号レベルが大きくなるに従い、前記パス毎の干渉
レプリカ生成信号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数
を出力するものである。
【0037】又、(8)前記減衰係数生成部は、受信信
号の信号電力対干渉及び雑音電力比に応じて異なる減衰
係数を出力し、信号電力対干渉及び雑音電力比が大きく
なるに従い、干渉レプリカ生成信号の減衰率が次第に小
さくなる減衰係数を出力するものである。
号の信号電力対干渉及び雑音電力比に応じて異なる減衰
係数を出力し、信号電力対干渉及び雑音電力比が大きく
なるに従い、干渉レプリカ生成信号の減衰率が次第に小
さくなる減衰係数を出力するものである。
【0038】又、(9)前記減衰係数生成部は、ステー
ジ毎に異なる減衰係数、パスの遅延時間毎に異なる減衰
係数、多重ユーザチャネル数に応じて異なる減衰係数、
受信信号の信号レべルに応じて異なる減衰係数、アンテ
ナブランチ毎の受信信号の信号レベルに応じて異なる減
衰係数、パス毎の受信信号の信号レべルに応じて異なる
減衰係数、及び受信信号の信号電力対干渉及び雑音電力
比に応じて異なる減衰係数のいずれか二以上の組み合せ
の減衰係数を出力するものである。
ジ毎に異なる減衰係数、パスの遅延時間毎に異なる減衰
係数、多重ユーザチャネル数に応じて異なる減衰係数、
受信信号の信号レべルに応じて異なる減衰係数、アンテ
ナブランチ毎の受信信号の信号レベルに応じて異なる減
衰係数、パス毎の受信信号の信号レべルに応じて異なる
減衰係数、及び受信信号の信号電力対干渉及び雑音電力
比に応じて異なる減衰係数のいずれか二以上の組み合せ
の減衰係数を出力するものである。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の干渉キャンセラユニットの説明図である。11は逆拡
散処理部、11−1は逆拡散器、11−2は加算器、1
1−3は乗算器、11−4はチャネル推定回路、12は
合成部、13は判定部、14は拡散処理部、14−1は
乗算器、14−2は加算器、14−3は再拡散器、15
は合成部、16は減衰係数生成部、17は乗算器であ
る。逆拡散処理部11及び拡散処理部14は、受信遅延
波の数即ちパス(伝搬経路)の多重数に対応して複数設
けられ、図1は3つ並列に設けた例を示している。
の干渉キャンセラユニットの説明図である。11は逆拡
散処理部、11−1は逆拡散器、11−2は加算器、1
1−3は乗算器、11−4はチャネル推定回路、12は
合成部、13は判定部、14は拡散処理部、14−1は
乗算器、14−2は加算器、14−3は再拡散器、15
は合成部、16は減衰係数生成部、17は乗算器であ
る。逆拡散処理部11及び拡散処理部14は、受信遅延
波の数即ちパス(伝搬経路)の多重数に対応して複数設
けられ、図1は3つ並列に設けた例を示している。
【0040】逆拡散処理部11、合成部12、判定部1
3、拡散処理部14及び合成部15の構成は、前記図9
に示した従来の干渉キャンセラユニットの構成と同一で
あるので重複した説明は省略する。
3、拡散処理部14及び合成部15の構成は、前記図9
に示した従来の干渉キャンセラユニットの構成と同一で
あるので重複した説明は省略する。
【0041】マルチステージ型干渉キャンセラ装置で
は、干渉除去の処理を複数のステージに亘って複数回繰
り返すことにより、徐々に干渉レプリカ信号の精度が向
上し、その結果干渉除去特性が改善されることとなる。
は、干渉除去の処理を複数のステージに亘って複数回繰
り返すことにより、徐々に干渉レプリカ信号の精度が向
上し、その結果干渉除去特性が改善されることとなる。
【0042】従って、干渉除去処理の回数が少ない初期
段階のステージにおける干渉キャンセラユニットの干渉
レプリカ信号は信頼度が低く、干渉除去処理回数を多く
重ねた後半終期のステージにおける干渉キャンセラユニ
ットの干渉レプリカ信号は信頼度が高い。
段階のステージにおける干渉キャンセラユニットの干渉
レプリカ信号は信頼度が低く、干渉除去処理回数を多く
重ねた後半終期のステージにおける干渉キャンセラユニ
ットの干渉レプリカ信号は信頼度が高い。
【0043】そこで、減衰係数生成部16は、干渉キャ
ンセラのステージに応じて異なる減衰係数を出力し、初
期のステージでは干渉レプリカ信号を大きく減衰させ、
順次ステージを経る毎に干渉レプリカ信号の減衰が小さ
くなる減衰係数を出力するよう設定する。即ち、減衰係
数をαj(jはステージ番号を表す。)とした場合、0
<α1<α2<・・・<αj<・・・<αm<1となる
ように設定する。
ンセラのステージに応じて異なる減衰係数を出力し、初
期のステージでは干渉レプリカ信号を大きく減衰させ、
順次ステージを経る毎に干渉レプリカ信号の減衰が小さ
くなる減衰係数を出力するよう設定する。即ち、減衰係
数をαj(jはステージ番号を表す。)とした場合、0
<α1<α2<・・・<αj<・・・<αm<1となる
ように設定する。
【0044】減衰係数生成部16から出力されるステー
ジ毎に異なる減衰係数を、乗算器17により、判定部1
3から出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、該干
渉レプリカ生成信号のレベルをステージに応じて減衰さ
せることにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、干
渉除去処理に及ぼす影響を抑制する。ここで、減衰係数
を乗算して減衰させるので、減衰係数が小さいほど干渉
レプリカ信号の減衰率は大きくなることに注意すべきで
ある。
ジ毎に異なる減衰係数を、乗算器17により、判定部1
3から出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、該干
渉レプリカ生成信号のレベルをステージに応じて減衰さ
せることにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、干
渉除去処理に及ぼす影響を抑制する。ここで、減衰係数
を乗算して減衰させるので、減衰係数が小さいほど干渉
レプリカ信号の減衰率は大きくなることに注意すべきで
ある。
【0045】図2は本発明の第2の実施の形態の干渉キ
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0046】21はパスサーチ回路、22は減衰係数生
成部、23は乗算器である。パスサーチ回路21は、前
記従来の干渉キャンセラを含む基地局の受信装置におけ
るパスサーチ回路140と同様のもので、多重受信され
る複数の遅延波から各パス毎の遅延時間を算出し、該各
パス毎の遅延時間情報を出力するものである。
成部、23は乗算器である。パスサーチ回路21は、前
記従来の干渉キャンセラを含む基地局の受信装置におけ
るパスサーチ回路140と同様のもので、多重受信され
る複数の遅延波から各パス毎の遅延時間を算出し、該各
パス毎の遅延時間情報を出力するものである。
【0047】一般のマルチパス環境では、遅延の大きな
パスは距離減衰だけでなく、複数回の反射や回折を経て
到達するため、反射吸収による減衰によりその受信レべ
ルは小さくなる。従って、一般的に遅延の大きいパスの
干渉レプリカは信頼度が低い。
パスは距離減衰だけでなく、複数回の反射や回折を経て
到達するため、反射吸収による減衰によりその受信レべ
ルは小さくなる。従って、一般的に遅延の大きいパスの
干渉レプリカは信頼度が低い。
【0048】そこで、減衰係数生成部22は、パスサー
チ回路21から出力されるパスの遅延情報を基に遅延時
間に応じた滅衰係数を出力するように設定する。即ち、
パスの遅延時間が大きいほど減衰係数αiを小さく設定
する。
チ回路21から出力されるパスの遅延情報を基に遅延時
間に応じた滅衰係数を出力するように設定する。即ち、
パスの遅延時間が大きいほど減衰係数αiを小さく設定
する。
【0049】減衰係数生成部22から出力されるパスの
遅延時間に応じた減衰係数を、乗算器23により、パス
(フィンガ)対応の拡散処理部14の乗算器14−1か
ら出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、該干渉レ
プリカ生成信号のレベルをパスの遅延時間に応じて減衰
させることにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、
干渉除去処理に及ぼす影響を抑制する。
遅延時間に応じた減衰係数を、乗算器23により、パス
(フィンガ)対応の拡散処理部14の乗算器14−1か
ら出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、該干渉レ
プリカ生成信号のレベルをパスの遅延時間に応じて減衰
させることにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、
干渉除去処理に及ぼす影響を抑制する。
【0050】図3は本発明の第3の実施の形態の干渉キ
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0051】31は基地局制御部、32は減衰係数生成
部である。多重ユーザチャネル数が多くなると拡散コー
ド間干渉レべルが大きくなるため、干渉レプリカの信頼
度が劣化する。従って、多重ユーザチャネル数に応じて
異なる減衰係数を設定する。
部である。多重ユーザチャネル数が多くなると拡散コー
ド間干渉レべルが大きくなるため、干渉レプリカの信頼
度が劣化する。従って、多重ユーザチャネル数に応じて
異なる減衰係数を設定する。
【0052】基地局制御部31は現在通信しているユー
ザチャネル数を管理し保持しているので、基地局制御部
31から通信中のユーザチャネル数の情報を減衰係数生
成部32に入力し、減衰係数生成部32は通信中のユー
ザチャネル数に応じて異なる減衰係数を出力する。即
ち、通信中のユーザチャネル数が多いほど減衰係数αを
小さく設定する。
ザチャネル数を管理し保持しているので、基地局制御部
31から通信中のユーザチャネル数の情報を減衰係数生
成部32に入力し、減衰係数生成部32は通信中のユー
ザチャネル数に応じて異なる減衰係数を出力する。即
ち、通信中のユーザチャネル数が多いほど減衰係数αを
小さく設定する。
【0053】減衰係数生成部32から出力される通信中
のユーザチャネル数に応じた減衰係数αを、乗算器33
により、判定部13から出力される干渉レプリカ生成信
号に乗算し、該干渉レプリカ生成信号のレベルを通信中
のユーザチャネル数に応じて減衰させることにより、信
頼度の低い干渉レプリカ信号の、干渉除去処理に及ぼす
影響を抑制する。
のユーザチャネル数に応じた減衰係数αを、乗算器33
により、判定部13から出力される干渉レプリカ生成信
号に乗算し、該干渉レプリカ生成信号のレベルを通信中
のユーザチャネル数に応じて減衰させることにより、信
頼度の低い干渉レプリカ信号の、干渉除去処理に及ぼす
影響を抑制する。
【0054】図4は本発明の第4の実施の形態の干渉キ
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0055】41は信号レベル又は信号電力対干渉・雑
音電力比(SIR)の測定回路、42は減衰係数生成部
である。信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)の測定回路41は、逆拡散処理部11による
復調後の信号レベルを合成した合成部12の出力信号の
平均レベルを測定し、その測定値を減衰係数生成部42
に出力する。減衰係数生成部42は信号レベルに応じて
異なる減衰係数を出力する。即ち、信号レベルが低いほ
ど減衰係数αを小さく設定する。
音電力比(SIR)の測定回路、42は減衰係数生成部
である。信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)の測定回路41は、逆拡散処理部11による
復調後の信号レベルを合成した合成部12の出力信号の
平均レベルを測定し、その測定値を減衰係数生成部42
に出力する。減衰係数生成部42は信号レベルに応じて
異なる減衰係数を出力する。即ち、信号レベルが低いほ
ど減衰係数αを小さく設定する。
【0056】減衰係数生成部42から出力される信号レ
ベルに応じた減衰係数αを、乗算器43により、判定部
13から出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、該
干渉レプリカ生成信号のレベルを信号レベルに応じて減
衰させることにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号
の、干渉除去処理に及ぼす影響を抑制する。
ベルに応じた減衰係数αを、乗算器43により、判定部
13から出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、該
干渉レプリカ生成信号のレベルを信号レベルに応じて減
衰させることにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号
の、干渉除去処理に及ぼす影響を抑制する。
【0057】前記信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)の測定回路41は、逆拡散処理部11
による復調後の信号レベルを測定するものであったが、
この信号レベルと判定部13の出力信号レベルとから信
号電力対干渉・雑音電力比(SIR)を測定し、該信号
電力対干渉・雑音電力比(SIR)を減衰係数生成部4
2に与え、減衰係数生成部42は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)に応じて異なる減衰係数αを出力する
ようにすることができる。
電力比(SIR)の測定回路41は、逆拡散処理部11
による復調後の信号レベルを測定するものであったが、
この信号レベルと判定部13の出力信号レベルとから信
号電力対干渉・雑音電力比(SIR)を測定し、該信号
電力対干渉・雑音電力比(SIR)を減衰係数生成部4
2に与え、減衰係数生成部42は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)に応じて異なる減衰係数αを出力する
ようにすることができる。
【0058】このとき、信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)が小さいほど減衰係数αを小さく設定する。
このようにして干渉レプリカ生成信号のレベルを信号電
力対干渉・雑音電力比(SIR)に応じて減衰させるこ
とにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、干渉除去
処理に及ぼす影響を抑制することができる。
(SIR)が小さいほど減衰係数αを小さく設定する。
このようにして干渉レプリカ生成信号のレベルを信号電
力対干渉・雑音電力比(SIR)に応じて減衰させるこ
とにより、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、干渉除去
処理に及ぼす影響を抑制することができる。
【0059】図5は本発明の第5の実施の形態の干渉キ
ャンセラユニットの説明図である。同図において、51
−1,51−2は逆拡散処理部、52は合成部、53は
判定部、54−1,54−2は拡散処理部、55−1,
55−2は合成部、56−1,56−2は信号レベル又
は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)の測定回路、
57−1,57−2は減衰係数生成部、58−1,58
−2は乗算器である。
ャンセラユニットの説明図である。同図において、51
−1,51−2は逆拡散処理部、52は合成部、53は
判定部、54−1,54−2は拡散処理部、55−1,
55−2は合成部、56−1,56−2は信号レベル又
は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)の測定回路、
57−1,57−2は減衰係数生成部、58−1,58
−2は乗算器である。
【0060】逆拡散処理部51−1,51−2及び拡散
処理部54−1,54−2は図1に示した本発明の第1
の実施の形態の干渉キャンセラユニットの逆拡散処理部
11及び拡散処理部14の構成と同一である。同図はア
ンテナダイバーシチを行なった場合の干渉キャンセラユ
ニットの構成を示し、各アンテナブランチ1及びアンテ
ナブランチ2のアンテナブランチ毎に逆拡散処理部51
−1,51−2による復調後の信号レべル又は信号電力
対干渉・雑音電力比(SIR)の測定回路56−1,5
6−2を設け、それらアンテナブランチ毎の信号レべル
又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)の測定値を
減衰係数生成部57−1,57−2に入力する。
処理部54−1,54−2は図1に示した本発明の第1
の実施の形態の干渉キャンセラユニットの逆拡散処理部
11及び拡散処理部14の構成と同一である。同図はア
ンテナダイバーシチを行なった場合の干渉キャンセラユ
ニットの構成を示し、各アンテナブランチ1及びアンテ
ナブランチ2のアンテナブランチ毎に逆拡散処理部51
−1,51−2による復調後の信号レべル又は信号電力
対干渉・雑音電力比(SIR)の測定回路56−1,5
6−2を設け、それらアンテナブランチ毎の信号レべル
又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)の測定値を
減衰係数生成部57−1,57−2に入力する。
【0061】減衰係数生成部57−1,57−2は、信
号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)に
応じて異なる減衰係数α1,α2を出力する。即ち、信
号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)が
低いほど小さい減衰係数α1,α2を出力する。
号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)に
応じて異なる減衰係数α1,α2を出力する。即ち、信
号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)が
低いほど小さい減衰係数α1,α2を出力する。
【0062】減衰係数生成部57−1,57−2から出
力される、アンテナブランチ毎の信号レベル又は信号電
力対干渉・雑音電力比(SIR)に応じた減衰係数α
1,α2を、アンテナブランチ毎の乗算器58−1,5
8−2により、判定部53から出力される干渉レプリカ
生成信号に乗算し、該干渉レプリカ生成信号のレベルを
アンテナブランチ毎の信号レベル又は信号電力対干渉・
雑音電力比(SIR)にに応じて減衰させることによ
り、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、干渉除去処理に
及ぼす影響を抑制する。
力される、アンテナブランチ毎の信号レベル又は信号電
力対干渉・雑音電力比(SIR)に応じた減衰係数α
1,α2を、アンテナブランチ毎の乗算器58−1,5
8−2により、判定部53から出力される干渉レプリカ
生成信号に乗算し、該干渉レプリカ生成信号のレベルを
アンテナブランチ毎の信号レベル又は信号電力対干渉・
雑音電力比(SIR)にに応じて減衰させることによ
り、信頼度の低い干渉レプリカ信号の、干渉除去処理に
及ぼす影響を抑制する。
【0063】図6は本発明の第6の実施の形態の干渉キ
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0064】61は信号レベル又は信号電力対干渉・雑
音電力比(SIR)の測定回路、62は減衰係数生成
部、63は乗算器である。信号レベル又は信号電力対干
渉・雑音電力比(SIR)の測定回路61は、パス(フ
ィンガ)毎の逆拡散処理部11による復調後の信号レベ
ル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)を測定
し、そのパス(フィンガ)毎の測定値を減衰係数生成部
62に出力する。減衰係数生成部62はパス(フィン
ガ)毎に信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)に応じて異なる減衰係数を出力し、信号レベ
ル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)が低いほ
ど小さい減衰係数αiを出力する。
音電力比(SIR)の測定回路、62は減衰係数生成
部、63は乗算器である。信号レベル又は信号電力対干
渉・雑音電力比(SIR)の測定回路61は、パス(フ
ィンガ)毎の逆拡散処理部11による復調後の信号レベ
ル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)を測定
し、そのパス(フィンガ)毎の測定値を減衰係数生成部
62に出力する。減衰係数生成部62はパス(フィン
ガ)毎に信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)に応じて異なる減衰係数を出力し、信号レベ
ル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)が低いほ
ど小さい減衰係数αiを出力する。
【0065】減衰係数生成部62から出力されるパス
(フィンガ)毎の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)に応じた減衰係数αiを、乗算器63
により、パス(フィンガ)対応の拡散処理部14の乗算
器14−1から出力される干渉レプリカ生成信号に乗算
し、該干渉レプリカ生成信号のレベルを、パス(フィン
ガ)毎の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)に応じて減衰させることにより、信頼度の低
い干渉レプリカ信号の、干渉除去処理に及ぼす影響を抑
制する。
(フィンガ)毎の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)に応じた減衰係数αiを、乗算器63
により、パス(フィンガ)対応の拡散処理部14の乗算
器14−1から出力される干渉レプリカ生成信号に乗算
し、該干渉レプリカ生成信号のレベルを、パス(フィン
ガ)毎の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比
(SIR)に応じて減衰させることにより、信頼度の低
い干渉レプリカ信号の、干渉除去処理に及ぼす影響を抑
制する。
【0066】図7は本発明の第7の実施の形態の干渉キ
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
ャンセラユニットの説明図である。同図において、図1
に示した本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットと同一の構成には同一の符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0067】71は第1の減衰係数生成部、72は第1
の乗算器、73は信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)の測定回路、74は第2の減衰係数生
成部、75は第2の乗算器である。
の乗算器、73は信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)の測定回路、74は第2の減衰係数生
成部、75は第2の乗算器である。
【0068】図7に示す本発明の第7の実施の形態の干
渉キャンセラユニットは、前述した図1に示す本発明の
第1の実施の形態の干渉キャンセラユニットと、図6に
示す本発明の第6の実施の形態の干渉キャンセラユニッ
トとにおける、信頼度の低い干渉レプリカ信号の減衰手
段を組み合わせたものである。
渉キャンセラユニットは、前述した図1に示す本発明の
第1の実施の形態の干渉キャンセラユニットと、図6に
示す本発明の第6の実施の形態の干渉キャンセラユニッ
トとにおける、信頼度の低い干渉レプリカ信号の減衰手
段を組み合わせたものである。
【0069】第1の減衰係数生成部71からはステージ
毎に異なる減衰係数αjが出力され、該ステージ毎に異
なる減衰係数を第1の乗算器72により、判定部13か
ら出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、信頼度の
低いステージの干渉レプリカ生成信号を減衰させる。
毎に異なる減衰係数αjが出力され、該ステージ毎に異
なる減衰係数を第1の乗算器72により、判定部13か
ら出力される干渉レプリカ生成信号に乗算し、信頼度の
低いステージの干渉レプリカ生成信号を減衰させる。
【0070】又、パス(フィンガ)毎の逆拡散処理部1
1による復調後の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)を、信号レベル又は信号電力対干渉・
雑音電力比(SIR)の測定回路73により測定し、該
パス(フィンガ)毎の信号レベル又は信号電力対干渉・
雑音電力比(SIR)に応じた減衰係数αiが、第2の
減衰係数生成部74より出力され、パス(フィンガ)毎
の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SI
R)に応じた減衰係数を、乗算器75により、パス(フ
ィンガ)対応の拡散処理部14の乗算器14−1から出
力される干渉レプリカ生成信号に乗算することにより、
信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)
が小さい干渉レプリカ生成信号のレベルを、パス(フィ
ンガ)毎に減衰させる。
1による復調後の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音
電力比(SIR)を、信号レベル又は信号電力対干渉・
雑音電力比(SIR)の測定回路73により測定し、該
パス(フィンガ)毎の信号レベル又は信号電力対干渉・
雑音電力比(SIR)に応じた減衰係数αiが、第2の
減衰係数生成部74より出力され、パス(フィンガ)毎
の信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SI
R)に応じた減衰係数を、乗算器75により、パス(フ
ィンガ)対応の拡散処理部14の乗算器14−1から出
力される干渉レプリカ生成信号に乗算することにより、
信号レベル又は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)
が小さい干渉レプリカ生成信号のレベルを、パス(フィ
ンガ)毎に減衰させる。
【0071】このように、ステージ毎及び信号レベル又
は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)に応じて信頼
度の低い干渉レプリカ信号を減衰させ、干渉除去処理に
及ぼす影響を抑制する。
は信号電力対干渉・雑音電力比(SIR)に応じて信頼
度の低い干渉レプリカ信号を減衰させ、干渉除去処理に
及ぼす影響を抑制する。
【0072】さらに、前述した本発明の第1〜第6の実
施の形態の干渉キャンセラユニットにおける、信頼度の
低い干渉レプリカ信号を減衰させる手段を適宜組み合わ
せることにより、干渉キャンセラの信頼度を向上させる
ことができる。
施の形態の干渉キャンセラユニットにおける、信頼度の
低い干渉レプリカ信号を減衰させる手段を適宜組み合わ
せることにより、干渉キャンセラの信頼度を向上させる
ことができる。
【0073】本発明は、マルチユーザチャネルを並列的
に処理する図8に示したようなパラレル型のほかに、マ
ルチユーザチャネルを直列的に処理するシリアル型及び
それらを組み合わせたタイプのシングルステージ型又は
マルチステージ型の干渉キャンセラにも適用可能であ
る。
に処理する図8に示したようなパラレル型のほかに、マ
ルチユーザチャネルを直列的に処理するシリアル型及び
それらを組み合わせたタイプのシングルステージ型又は
マルチステージ型の干渉キャンセラにも適用可能であ
る。
【0074】さらに、受信シンボルをその振幅の大きさ
に関係なく推定シンボルへ判定する硬判定(非線形)型
だけでなく、受信シンボルの振幅を保持した判定結果を
出力する軟判定(線形)型の干渉キャンセラにも適用可
能である。
に関係なく推定シンボルへ判定する硬判定(非線形)型
だけでなく、受信シンボルの振幅を保持した判定結果を
出力する軟判定(線形)型の干渉キャンセラにも適用可
能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
干渉キャンセラユニットで生成される干渉レプリカ信号
を、ステージ対応,パスの遅延時間対応,多重ユーザチ
ャネル数対応,受信信号レベル対応,SIR対応等のい
ずれか一つ或いは複数の減衰係数を用いて制御し、信頼
性の低い干渉レプリカ信号の減衰率を大きくして(減衰
係数の値を小さくして)干渉除去を行うことにより、符
号多重された各ユーザチャネルの受信状態に応じて最適
な干渉除去を行うことができ、伝送品質を向上させるこ
とができる利点がある。
干渉キャンセラユニットで生成される干渉レプリカ信号
を、ステージ対応,パスの遅延時間対応,多重ユーザチ
ャネル数対応,受信信号レベル対応,SIR対応等のい
ずれか一つ或いは複数の減衰係数を用いて制御し、信頼
性の低い干渉レプリカ信号の減衰率を大きくして(減衰
係数の値を小さくして)干渉除去を行うことにより、符
号多重された各ユーザチャネルの受信状態に応じて最適
な干渉除去を行うことができ、伝送品質を向上させるこ
とができる利点がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態の干渉キャンセラユ
ニットの説明図である。
ニットの説明図である。
【図8】従来例のマルチステージ型干渉キャンセラの説
明図である。
明図である。
【図9】従来例の干渉キャンセラユニットの説明図であ
る。
る。
【図10】従来例の最終ステージ受信器及びパイロット
シンボルの説明図である。
シンボルの説明図である。
【図11】干渉キャンセラを含む基地局の受信装置の受
信装置の説明図である。
信装置の説明図である。
11 逆拡散処理部 11−1 逆拡散器 11−2 加算器 11−3 乗算器 11−4 チャネル推定回路 12 合成部 13 判定部 14 拡散処理部 14−1 乗算器 14−2 加算器 14−3 再拡散器 15 合成部 16 減衰係数生成部 17 乗算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小早川 周磁 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 戸田 健 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 逆拡散器とチャネル推定器とを少なくと
も含み、且つ受信信号又は前ステージの誤差信号と前ス
テージの干渉レプリカ信号とを入力し、干渉レプリカ生
成信号とチャネル推定値と前ステージの干渉レプリカ信
号を出力する逆拡散処理部と、該逆拡散処理部からの出
力信号を判定する判定部と、再拡散器を少なくとも含
み、且つ前記判定部の判定出力信号と前記逆拡散処理部
からのチャネル推定値と前ステージの干渉レプリカ信号
を入力し、次ステージへの干渉残差信号と干渉レプリカ
信号を出力する拡散処理部とを有する干渉キャンセラユ
ニットを少なくとも備えた干渉キャンセラ装置におい
て、 前記干渉レプリカ生成信号の信頼度に応じた滅衰係数を
出力する減衰係数生成部及び該減衰係数生成部から出力
される減衰係数を前記干渉レプリカ生成信号に乗算する
乗算器を備えたことを特徴とする干渉キャンセラ装置。 - 【請求項2】 前記減衰係数生成部は、ステージ毎に異
なる減衰係数を出力し、各ステージによる干渉除去が進
むに従い、前記干渉レプリカ生成信号の減衰率が次第に
小さくなる減衰係数を出力する構成を有することを特徴
とする請求項1に記載の干渉キャンセラ装置。 - 【請求項3】 前記減衰係数生成部は、パスの遅延時間
が小さくなるに従って、前記干渉レプリカ生成信号の減
衰率が次第に小さくなる減衰係数を出力する構成を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の干渉キャンセラ装
置。 - 【請求項4】 前記減衰係数生成部は、多重ユーザチャ
ネル数が小さくなるに従って、前記干渉レプリカ生成信
号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出力する構成
を有することを特徴とする請求項1に記載の干渉キャン
セラ装置。 - 【請求項5】 前記減衰係数生成部は、受信信号の信号
レべルが大きくなるに従って、前記干渉レプリカ生成信
号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出力する構成
を有することを特徴とする請求項1に記載の干渉キャン
セラ装置。 - 【請求項6】 前記減衰係数生成部は、アンテナブラン
チ毎の受信信号の信号レベルに応じて異なる減衰係数を
出力し、前記アンテナブランチ毎の受信信号レベルが大
きくなるに従って、前記アンテナブランチ毎の干渉レプ
リカ生成信号の減衰率が次第に小さくなる減衰係数を出
力する構成を有することを特徴とする請求項1に記載の
干渉キャンセラ装置。 - 【請求項7】 前記減衰係数生成部は、パス毎の受信信
号の信号レべルに応じて異なる減衰係数を出力し、前記
パス毎の信号レベルが大きくなるに従って、前記パス毎
の干渉レプリカ生成信号の減衰率が次第に小さくなる減
衰係数を出力する構成を有することを特徴とする請求項
1に記載の干渉キャンセラ装置。 - 【請求項8】 前記減衰係数生成部は、受信信号の信号
電力対干渉及び雑音電力比に応じて異なる減衰係数を出
力し、前記信号電力対干渉及び雑音電力比が大きくなる
に従って、干渉レプリカ生成信号の減衰率が次第に小さ
くなる減衰係数を出力する構成を有することを特徴とす
る請求項5又は6又は7に記載の干渉キャンセラ装置。 - 【請求項9】 前記減衰係数生成部は、ステージ毎に異
なる減衰係数、パスの遅延時間毎に異なる減衰係数、多
重ユーザチャネル数に応じて異なる減衰係数、受信信号
の信号レべルに応じて異なる減衰係数、アンテナブラン
チ毎の受信信号レベルに応じて異なる減衰係数、パス毎
の受信信号レべルに応じて異なる減衰係数、及び受信信
号の信号電力対干渉及び雑音電力比に応じて異なる減衰
係数のいずれか二以上の組み合せの減衰係数を出力する
構成を有することを特徴とする請求項1に記載の干渉キ
ャンセラ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9335363A JPH11168408A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 干渉キャンセラ装置 |
EP98122538A EP0923199A3 (en) | 1997-12-05 | 1998-12-01 | CDMA Interference canceller |
KR1019980053092A KR100326225B1 (ko) | 1997-12-05 | 1998-12-04 | 간섭제거장치 |
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CN98122774A CN1087886C (zh) | 1997-12-05 | 1998-12-04 | 干扰消除器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9335363A JPH11168408A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 干渉キャンセラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11168408A true JPH11168408A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18287701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9335363A Withdrawn JPH11168408A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 干渉キャンセラ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6614766B1 (ja) |
EP (1) | EP0923199A3 (ja) |
JP (1) | JPH11168408A (ja) |
KR (1) | KR100326225B1 (ja) |
CN (1) | CN1087886C (ja) |
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