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JPH11167080A - レーザ走査光学装置 - Google Patents

レーザ走査光学装置

Info

Publication number
JPH11167080A
JPH11167080A JP35000397A JP35000397A JPH11167080A JP H11167080 A JPH11167080 A JP H11167080A JP 35000397 A JP35000397 A JP 35000397A JP 35000397 A JP35000397 A JP 35000397A JP H11167080 A JPH11167080 A JP H11167080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
laser beam
optical device
unit
scanning optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35000397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kawabata
憲一 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP35000397A priority Critical patent/JPH11167080A/ja
Publication of JPH11167080A publication Critical patent/JPH11167080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は光学系を収納しレーザビームを出射す
る光学ハウジングの出射窓をシャッターで開閉可能に覆
って出射窓へのゴミ等の付着を防止したレーザ走査光学
装置を提供する。 【解決手段】光源ユニット、回転多面鏡、fθレンズ及
びミラー等の光学系を収納する光学ハウジング24のス
リット35の防塵ガラス35を覆う状態でシャッター3
6が配設されており、シャッター36は支軸37を中心
にシャッター駆動部38により開閉駆動される。複写装
置1が記録部3により記録紙18に画像を記録する際に
は、シャッター駆動部38によりシャッター36を図3
中破線で示す開放位置に回動させ、防塵ガラス35を通
してスリット35から出射されるレーザビームが通過可
能とする。複写装置のトナーカートリッジや感光体を交
換する際には、シャッター駆動部38によりシャッター
36を図3中実線で示す閉止位置に回動させ、防塵ガラ
ス35にゴミやトナー粉等が付着するのをシャッター3
6により防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ走査光学装
置に関し、詳細には、光学系を収納する光学ハウジング
のレーザビームを出射する出射窓を清浄に保つレーザ走
査光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光源からレーザビームを感光体表
面に照射して、感光体に静電潜像を形成する電子写真方
式の記録装置においては、レーザ光源から出射されたレ
ーザビームをポリゴンミラー(回転多面体)で主走査方
向に偏向し、fθレンズで等速直線変換した後、ミラー
等により感光体表面の所定の走査位置にスポット照射し
て、感光体上に静電潜像を形成する。
【0003】このような光学系でレーザビームを感光体
表面に主走査させるレーザ走査光学装置においては、光
学系が清浄に保たれている必要がある。
【0004】そこで、従来、電子写真記録装置の電源投
入時に、クリーナをレンズの長手方向に往復運動させ
て、その表面の清掃を行うレーザユニットが提案されて
いる(特開平4−81783号公報参照)。
【0005】ところが、この従来のレーザユニットは、
単にレンズ表面をクリーニングするのみであるが、電子
写真方式の記録装置においては、光学系全体を清浄な状
態に保持することが、記録画像の品質を向上させる上で
重要である。
【0006】そこで、従来、レーザ光源からポリゴンミ
ラー、fθレンズ及び各ミラー等の光学系を箱形状の密
閉容器(光学ハウジング)内に収納して、埃、ゴミ及び
トナー等の付着を防止しており、当該密閉容器には、レ
ーザビームを感光体上に出射するスリットが形成されて
いる。このスリットには、一般に、密閉容器内の密閉性
を保つために、防塵ガラスが設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレーザ走査光学装置にあっては、レーザ光源
及び各光学系をスリットの形成された光学ハウジング内
に収納し、スリットに防塵ガラスを設けているが、この
レーザ走査光学装置の適用される電子写真方式の記録装
置等が連続稼働されると、当該装置内には、トナー粉や
紙粉等が浮遊し、特に、密閉容器周辺の消耗品、例え
ば、トナーカートリッジや現像ユニット、あるいは、こ
れらの複合体の交換時にゴミやトナー粉等が特に多く浮
遊し、当該装置内に面している防塵ガラスの表面にトナ
ー粉や紙粉等が付着して、防塵ガラスの表面が汚れる。
その結果、レーザの光量が低下して、画像が欠落した
り、薄くなるという異常画像が発生するという問題があ
った。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、レーザビ
ームを出射する光源部と、光源部から出射されるレーザ
ビームを回転多面体で主走査方向に走査して出射窓から
感光体上に照射して当該感光体に静電潜像を書き込む光
学部品と、を収納する光学ハウジングの出射窓の外部側
に、出射窓を覆う閉止位置と出射窓を開く開放位置とに
移動可能なシャッターを設けることにより、埃、ゴミ及
びトナー等が出射窓に付着して、出射窓の表面が汚れる
のを防止し、画像品質を向上させることのできるレーザ
走査光学装置を提供することを目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、保守点検時等の感
光体にレーザビームを照射して静電潜像を書き込む書込
動作を停止させる所定の操作に同期して、シャッターを
開放位置から閉止位置に移動させることにより、埃、ゴ
ミ及びトナー等が多い時期に適切に出射窓をシャッター
で覆って、出射窓の表面が汚れるのをより一層適切に防
止し、画像品質をより一層向上させることのできるレー
ザ走査光学装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、シャッターを、感
光体にレーザビームを照射して静電潜像を書き込むタイ
ミングに同期して、閉止位置から開放位置に移動させ、
書込終了時に開放位置から閉止位置に移動させることに
より、書込動作を適切に行いつつ、埃、ゴミ及びトナー
等が出射窓に付着して、防塵ガラスの表面が汚れるのを
より一層適切に防止し、画像品質をより一層向上させる
ことのできるレーザ走査光学装置を提供することを目的
としている。
【0011】請求項4記載の発明は、シャッターに、閉
止位置と開放位置との間の移動に伴って出射窓を清掃す
る清掃部材を設けることにより、出射窓への埃、ゴミ及
びトナー等が出射窓に付着するのを防止するとともに、
付着した埃、ゴミ及びトナー等を出射窓から除去し、画
像品質をより一層向上させることのできるレーザ走査光
学装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のレ
ーザ走査光学装置は、密閉されるとともにレーザビーム
を透過させる所定の透明部材で形成された出射窓を備え
た光学ハウジング内に、少なくとも、前記レーザビーム
を出射する光源部と、前記光源部から出射される前記レ
ーザビームを回転多面体で主走査方向に走査して前記出
射窓から外部に出射させる光学部品と、が収納され、前
記出射窓から出射された前記レーザビームを感光体上に
照射して、当該感光体に静電潜像を書き込むレーザ走査
光学装置において、前記出射窓の前記光学ハウジングの
外部側に、前記出射窓を覆う閉止位置と前記出射窓を開
く開放位置とに移動可能なシャッターが配設されている
ことにより、上記目的を達成している。
【0013】上記構成によれば、レーザビームを出射す
る光源部と、光源部から出射されるレーザビームを回転
多面体で主走査方向に走査して出射窓から感光体上に照
射して当該感光体に静電潜像を書き込む光学部品と、を
収納する光学ハウジングの出射窓の外部側に、出射窓を
覆う閉止位置と出射窓を開く開放位置とに移動可能なシ
ャッターを設けているので、埃、ゴミ及びトナー等が出
射窓に付着して、出射窓の表面が汚れるのを防止するこ
とができ、画像品質を向上させることができる。
【0014】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記レーザ走査光学装置は、保守点検時等の前記
感光体に前記レーザビームを照射して前記静電潜像を書
き込む書込動作を停止させる所定の操作に同期して、前
記シャッターを前記開放位置から前記閉止位置に移動さ
せるシャッター駆動手段を、さらに備えていてもよい。
【0015】上記構成によれば、保守点検時等の感光体
にレーザビームを照射して静電潜像を書き込む書込動作
を停止させる所定の操作に同期して、シャッターを開放
位置から閉止位置に移動させるので、埃、ゴミ及びトナ
ー等が多い時期に適切に出射窓をシャッターで覆って、
出射窓の表面が汚れるのをより一層適切に防止すること
ができ、画像品質をより一層向上させることができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記レーザ走査光学装置は、前記シャッターを、前
記感光体に前記レーザビームを照射して前記静電潜像を
書き込むタイミングに同期して、前記閉止位置から前記
開放位置に移動させ、前記書込終了時に前記開放位置か
ら前記閉止位置に移動させるシャッター駆動手段を、さ
らに備えていてもよい。
【0017】上記構成によれば、シャッターを、感光体
にレーザビームを照射して静電潜像を書き込むタイミン
グに同期して、閉止位置から開放位置に移動させ、書込
終了時に開放位置から閉止位置に移動させるので、書込
動作を適切に行いつつ、埃、ゴミ及びトナー等が出射窓
に付着して、防塵ガラスの表面が汚れるのをより一層適
切に防止することができ、画像品質をより一層向上させ
ることができる。
【0018】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記シャッターは、前記閉止位置と前記開放位置と
の間の移動に伴って前記出射窓を清掃する清掃部材を備
えていてもよい。
【0019】上記構成によれば、シャッターに、閉止位
置と開放位置との間の移動に伴って出射窓を清掃する清
掃部材を設けているので、出射窓への埃、ゴミ及びトナ
ー等が出射窓に付着するのを防止することができるとと
もに、付着した埃、ゴミ及びトナー等を出射窓から除去
することができ、画像品質をより一層向上させることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1〜図3は、本発明のレーザ走査光学装
置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、レーザ光源と光学系を収納する光学ハウジングの出
射窓部分を開閉するシャッターを設けたもので、請求項
1及び請求項2に対応するものである。
【0022】図1は、本発明のレーザ走査光学装置の第
1の実施の形態のレーザ走査光学装置を適用した複写装
置1の正面概略構成図である。
【0023】図1において、複写装置1は、本体筐体2
内に記録部3が収納され、本体筐体2の上部に読取部4
が配設されている。
【0024】読取部4は、原稿台5、読取センサー6、
排紙台7、手差し原稿挿入台8及び原稿搬送機構9等を
備え、原稿台5にセットされた原稿を原稿搬送機構9に
より読取センサー6に搬送して、読取センサー6で原稿
の画像を読み取った後、当該原稿を、図1中矢印で示す
ように、排紙台7上に排出する。また、手差し原稿挿入
台8にセットされた原稿を、図1に矢印で示すように、
原稿搬送機構9により読取センサー6に搬送し、読取セ
ンサー6で原稿の画像を読み取った後、当該原稿を排紙
台7上に排出する。
【0025】記録部3は、感光体10の周囲に、帯電ユ
ニット11、光書込ユニット12、現像ユニット13、
転写ユニット14及びクリーニングユニット15等が配
設されており、感光体10の下方に給紙カセット16
が、感光体10の上方に定着ユニット17が、それぞれ
配設されている。
【0026】給紙カセット16内には、複数の記録紙1
8が収納され、給紙カセット16内の記録紙18は、記
録紙搬送機構19により転写ユニット14と感光体10
の間に搬送される。また、本体筐体2には、手差し記録
紙挿入台20が設けられており、記録紙搬送機構19
は、手差し記録紙挿入台20に配置された記録紙18を
も転写ユニット14と感光体10の間に搬送する。
【0027】転写ユニット14は、感光体10との間に
記録紙搬送機構19により記録紙18が搬送され、当該
感光体10との間に搬送されてきた記録紙18に感光体
10上のトナー画像を転写して、トナー画像を転写した
記録紙18を定着ユニット17に搬送する。
【0028】定着ユニット17は、内蔵ヒーターにより
所定の定着温度に加熱される定着ローラ21と、定着ロ
ーラ21に所定圧力で押圧される加圧ローラ22と、を
備え、転写ユニット14から搬送されてきた記録紙18
を加熱・加圧して、記録紙18上のトナー画像を記録紙
18に定着させた後、本体筐体2の上部に設けられたカ
バー兼用の排紙台23上に排出する。
【0029】現像ユニット13は、トナーカートリッジ
13aを備え、トナーカートリッジ13a内のトナーを
静電潜像の形成された感光体10表面に付着させて、現
像する。このトナーカートリッジ13aや感光体10
は、上記排紙台23を兼用するカバーを開いて、新しい
トナーカートリッジ13aや感光体10と交換される。
【0030】複写装置1は、感光体10を図1中時計方
向に回転駆動して、感光体10を帯電ユニット11で一
様に帯電した後、光書込ユニット12により画像データ
で変調されたレーザを照射して感光体10に静電潜像を
形成し、静電潜像の形成された感光体10に現像ユニッ
ト13でトナーを付着させて現像する。複写装置1は、
現像ユニット13でトナーを付着してトナー画像を形成
した感光体10を、転写ユニット14で感光体10と転
写ユニット14との間に搬送されてきた記録紙18に転
写させ、トナー画像の転写された記録紙18を定着ユニ
ット17に搬送して、定着ユニット17で記録紙18を
加熱・加圧して、記録紙18上のトナー画像を記録紙1
8に定着させた後、カバー兼用の排紙台23上に排出す
る。
【0031】一方、複写装置1は、転写ユニット14で
トナー画像を記録紙18に転写した感光体10を、さら
に回転して、クリーニングユニット15で感光体10表
面に残留するトナーを掻き落として除去した後、図示し
ない除電ユニットで除電し、帯電ユニット11で一様に
帯電させた後、上記同様に、次の画像形成を行う。
【0032】上記光書込ユニット12は、光学ハウジン
グ24内に、図2に示す光源ユニット25、シリンダレ
ンズ26、回転多面鏡27、fθレンズ28、ミラー2
9、30、面倒れ補正レンズ31、同期反射ミラー32
及び同期検知部33等の光学部品が収納されている。
【0033】光源ユニット25は、例えば、半導体レー
ザが使用されており、画像データにより変調されたレー
ザを出射する。光源ユニット25から出射されたレーザ
ビームは、シリンダレンズ26を介して回転多面鏡27
に入射する。
【0034】回転多面鏡27は、所定の等角速度で回転
して、入射されるレーザビームを主走査方向にくり返し
偏向し、fθレンズ28方向に反射する。fθレンズ2
8は、回転多面鏡27から入射されるレーザビームをそ
れぞれ等速直線変換して、ミラー29に入射するととも
に、同期反射ミラー32にも入射される。
【0035】ミラー29に入射されたレーザビームは、
ミラー30に反射され、さらにミラー30で反射されて
面倒れ補正レンズ31に入射される。
【0036】面倒れ補正レンズ31は、回転多面鏡27
の面倒れによるレーザービームの照射位置の位置ずれを
補正して、感光体10上の所定の走査位置にスポットと
して照射する。
【0037】同期反射ミラー32は、入射されたレーザ
ービームを同期検知部33に反射し、同期検知部33
は、フォトダイオード及び検知回路等を備えて、同期検
知部33は、同期反射ミラー32から入射されるレーザ
ービームを検出する。この同期検知部33の検出結果に
基づいて、複写装置1の図示しない制御部が、同期検知
部33を走査開始位置の基点として、回転多面鏡27の
回転及び光学ユニット25の駆動を制御してする。
【0038】上記光学ハウジング24は、箱形状に密閉
状態で形成され、上記面倒れ補正レンズ31から感光体
10上に出射されるレーザビームが通過可能なスリット
34が形成されているとともに、当該スリット34にレ
ーザビームを通過させる防塵ガラス35が配設されてい
る。したがって、光学ハウジング24は、スリット34
が防塵ガラス35で塞がれていることにより、密閉状態
に保持されている。上記スリット34及び防塵ガラス3
5は、出射窓を構成している。
【0039】この光学ハウジング24のスリット34の
外部側には、図3に示すように、シャッター36が配設
されており、シャッター36は、支軸37に所定角度回
動可能に支持されている。シャッター36は、シャッタ
ー駆動部(シャッター駆動手段)38により回動駆動さ
れ、図3中実線で示す閉止位置と、図3中破線で示す開
放位置と、の間を回動する。
【0040】次に、本実施の形態の作用を説明する。複
写装置1は、光学ハウジング24のスリット35の防塵
ガラス35を覆う状態でシャッター36が配設されてお
り、シャッター36は、支軸37を中心にシャッター駆
動部38により開閉駆動される。
【0041】例えば、複写装置1が記録部3により記録
紙18に画像を記録出力する際には、シャッター駆動部
38によりシャッター36を図3中破線で示す開放位置
に回動させ、光学ハウジング24の防塵ガラス35を通
して、スリット35から出射されるレーザビームが通過
可能とする。したがって、記録部3により記録紙18に
画像を記録出力する際には、光学ハウジング24から感
光体10表面に適切にレーザビームを照射して、感光体
10に静電潜像を形成することができる。
【0042】また、記録部3による記録を行わないと
き、特に、カバー兼用の排紙台7を開けてトナーカート
リッジ13aや感光体10を交換する際には、静止台7
の開閉操作に同期して、シャッター駆動部38によりシ
ャッター36を図3中実線で示す閉止位置に回動させ、
防塵ガラス35にゴミやトナー粉等が付着するのをシャ
ッター36により防止する。
【0043】したがって、防塵ガラス35にゴミやトナ
ー粉等が付着するのを適切に防止することができ、レー
ザの光量が低下して、画像が欠落したり、薄くなるとい
う異常画像の発生を防止して、画像品質を向上させるこ
とができる。
【0044】図4及び図5は、本発明のレーザ走査光学
装置の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、光学ハウジングのスリット部分にスライド式のシャ
ッターを設け、画像の書込動作に同期させてシャッター
を開閉するもので、請求項3に対応するものである。
【0045】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態の複写装置と同様の複写装置に適用したものであ
り、本実施の形態の説明においては、必要に応じて、第
1の実施の形態で用いた符号を用いて説明する。
【0046】図4において、光学ハウジング40は、上
記第1の実施の形態の光学ハウジング24と同様の構成
であるが、スリット41に配設されている防塵ガラス4
2の外側に、上下方向にスライド可能にシャッター43
が配設されており、光学ハウジング40のスリット41
の外部には、シャッター43を収納する収納溝44が形
成されている。上記スリット41と防塵ガラス42は、
出射窓を構成している。
【0047】シャッター43は、図示しないシャッター
駆動部(シャッター駆動手段)により、シャッター43
は、図4中実線で示すように、収納溝44内に位置する
開放位置と、図4中破線で示すように、収納溝44から
出て防塵ガラス42の前面に位置する閉止位置と、を図
4中両矢印で示すように、上下移動される。
【0048】この光学ハウジング40には、上記第1の
実施の形態と同様に、光源ユニット25、シリンダレン
ズ26、回転多面鏡27、fθレンズ28、ミラー2
9、30、面倒れ補正レンズ31、同期反射ミラー32
及び同期検知部33等が収納されている。
【0049】本実施の形態の複写装置1は、記録部3に
より記録紙18に画像を記録出力する際には、図示しな
いシャッター駆動部によりシャッター43を図4中実線
で示す開放位置にスライドさせ、光学ハウジング40の
防塵ガラス42を通して、スリット41から出射される
レーザビームが通過可能とする。したがって、記録部3
により記録紙18に画像を記録出力する際には、光学ハ
ウジング40から感光体10表面に適切にレーザビーム
を照射して、感光体10に静電潜像を形成することがで
きる。
【0050】また、記録部3による記録を完了すると、
シャッター駆動部によりシャッター43を図4中破線で
示す閉止位置にスライドさせ、防塵ガラス42にゴミや
トナー粉等が付着するのをシャッター43により防止す
る。
【0051】すなわち、複写装置1の制御部は、図5に
示すように、印字タイミングかをチェックし(ステップ
S1)、印字タイミングであると、シャッター駆動部を
介してシャッター43を開放位置にスライドさせて、ス
リット41を開ける(ステップS2)。制御部は、記録
部3を駆動させて、画像を記録紙18に1ページ分記録
を行い(ステップS3)、さらに、印字すべきページが
あるかチェックする(ステップS4)。
【0052】ステップS4で、さらに印字すべきページ
があるときには、制御部は、次のページを印字して(ス
テップS3)、再度、印字すべきページがあるかチェッ
クする(ステップS4)。
【0053】上記処理を順次行って、ステップS4で、
印字すべきページが無くなると、制御部は、シャッター
駆動部を駆動させて、シャッター43を開放位置から閉
止位置にスライドさせ、スリット41を閉じる(ステッ
プS5)。
【0054】上記ステップS1で、印字を行わないとき
には、制御部は、シャッター駆動部によりシャッター4
3を閉止位置に位置させて、スリット41を閉じる(ス
テップS5)。
【0055】したがって、防塵ガラス35にゴミやトナ
ー粉等が付着するのを極力防止することができ、レーザ
の光量が低下して、画像が欠落したり、薄くなるという
異常画像の発生を防止し、画像品質を向上させることが
できる。
【0056】図6は、本発明のレーザ走査光学装置の第
3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、光学
ハウジングのスリット部分にスライド式のシャッターを
設けるとともに、当該シャッターにクリーニング部材を
設けたもので、請求項4に対応するものである。
【0057】なお、本実施の形態は、上記第2の実施の
形態の複写装置1と同様の複写装置に適用したものであ
り、本実施の形態の説明においては、上記第2の実施の
形態と同様の構成部分には、同一の符号を用いて、その
詳細な説明を省略する。
【0058】図6において、光学ハウジング40のスリ
ット41に配設されている防塵ガラス42の外側に、上
下方向にスライド可能にシャッター43が配設されてお
り、シャッター43は、図示しないシャッター駆動部に
より、図6中矢印で示すように、開放位置と閉止位置を
上下移動される。
【0059】シャッター43の防塵ガラス42側の面に
は、クリーニング部材50が取り付けられており、クリ
ーニング部材(清掃部材)50は、表面が滑らかで所定
の弾力性があり、防塵ガラス42を清掃するのに適した
部材で形成されている。
【0060】本実施の形態の複写装置1は、記録部3に
より記録紙18に画像を記録出力する際には、図示しな
いシャッター駆動部によりシャッター43を防塵ガラス
42に対向する位置から外れた開放位置にスライドさ
せ、光学ハウジング40の防塵ガラス42を通して、ス
リット41から出射されるレーザビームが通過可能とす
る。したがって、記録部3により記録紙18に画像を記
録出力する際には、光学ハウジング40から感光体10
表面に適切にレーザビームを照射して、感光体10に静
電潜像を形成することができる。
【0061】また、記録部3による記録を行わないとき
には、シャッター駆動部によりシャッター43を防塵ガ
ラス42に対向する閉止位置にスライドさせ、防塵ガラ
ス42にゴミやトナー粉等が付着するのをシャッター4
3により防止する。
【0062】そして、このシャッター43の防塵ガラス
42側の面には、クリーニング部材50が取り付けられ
ているため、シャッター部材43がスライドする度にク
リーニング部材50により防塵ガラス42の外側表面を
クリーニングすることができ、防塵ガラス42の外側表
面にゴミ等が付着するのをシャッター43により防止す
ることができるとともに、クリーニング部材50で防塵
ガラス42の外側表面を清浄にすることができる。
【0063】その結果、レーザの光量が低下して、画像
が欠落したり、薄くなるという異常画像の発生をより一
層防止し、画像品質をより一層向上させることができ
る。
【0064】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0065】例えば、上記各実施の形態においては、複
写装置に適用した場合について説明したが、複写装置に
限るものではなく、光学ハウジング内に光学部品を収納
して、防塵ガラス(出射窓)を通して、レーザビームを
出射する装置一般に適用することができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明のレーザ走査光学装
置によれば、レーザビームを出射する光源部と、光源部
から出射されるレーザビームを回転多面体で主走査方向
に走査して出射窓から感光体上に照射して当該感光体に
静電潜像を書き込む光学部品と、を収納する光学ハウジ
ングの出射窓の外部側に、出射窓を覆う閉止位置と出射
窓を開く開放位置とに移動可能なシャッターを設けてい
るので、埃、ゴミ及びトナー等が出射窓に付着して、出
射窓の表面が汚れるのを防止することができ、画像品質
を向上させることができる。
【0067】請求項2記載の発明のレーザ走査光学装置
によれば、保守点検時等の感光体にレーザビームを照射
して静電潜像を書き込む書込動作を停止させる所定の操
作に同期して、シャッターを開放位置から閉止位置に移
動させるので、埃、ゴミ及びトナー等が多い時期に適切
に出射窓をシャッターで覆って、出射窓の表面が汚れる
のをより一層適切に防止することができ、画像品質をよ
り一層向上させることができる。
【0068】請求項3記載の発明のレーザ走査光学装置
によれば、シャッターを、感光体にレーザビームを照射
して静電潜像を書き込むタイミングに同期して、閉止位
置から開放位置に移動させ、書込終了時に開放位置から
閉止位置に移動させるので、書込動作を適切に行いつ
つ、埃、ゴミ及びトナー等が出射窓に付着して、防塵ガ
ラスの表面が汚れるのをより一層適切に防止することが
でき、画像品質をより一層向上させることができる。
【0069】請求項4記載の発明のレーザ走査光学装置
によれば、シャッターに、閉止位置と開放位置との間の
移動に伴って出射窓を清掃する清掃部材を設けているの
で、出射窓への埃、ゴミ及びトナー等が出射窓に付着す
るのを防止することができるとともに、付着した埃、ゴ
ミ及びトナー等を出射窓から除去することができ、画像
品質をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ走査光学装置の第1の実施の形
態を適用した複写装置の正面概略構成図。
【図2】図1の光学ユニットの詳細な斜視図。
【図3】図1の光学ユニットの防塵ガラス部分の部分拡
大正面断面図。
【図4】本発明のレーザ走査光学装置の第2の実施の形
態を適用した複写装置の光学ユニットの防塵ガラス部分
の部分拡大正面図。
【図5】図4の複写装置によるシャッターの駆動制御処
理を示すフローチャート。
【図6】本発明のレーザ走査光学装置の第3の実施の形
態を適用した複写装置の光学ユニットの防塵ガラス部分
の部分拡大正面図。
【符号の説明】
1 複写装置 2 本体筐体 3 記録部 4 読取部 5 原稿台 6 読取センサー 7 排紙台 8 手差し原稿挿入台 9 原稿搬送機構 10 感光体 11 帯電ユニット 12 光書込ユニット 13 現像ユニット 13a トナーカートリッジ 14 転写ユニット 15 クリーニングユニット 16 給紙カセット 17 定着ユニット 18 記録紙 19 記録紙搬送機構 20 手差し記録紙挿入台 21 定着ローラ 22 加圧ローラ 23 排紙台 24 光学ハウジング 25 光源ユニット 26 シリンダレンズ 27 回転多面鏡 28 fθレンズ 29、30 ミラー 31 面倒れ補正レンズ 32 同期反射ミラー 33 同期検知部 34 スリット 35 防塵ガラス 36 シャッター 37 支軸 38 シャッター駆動部 40 光学ハウジング 41 スリット 42 防塵ガラス 43 シャッター 44 収納溝 50 クリーニング部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉されるとともにレーザビームを透過さ
    せる所定の透明部材で形成された出射窓を備えた光学ハ
    ウジング内に、少なくとも、前記レーザビームを出射す
    る光源部と、前記光源部から出射される前記レーザビー
    ムを回転多面体で主走査方向に走査して前記出射窓から
    外部に出射させる光学部品と、が収納され、前記出射窓
    から出射された前記レーザビームを感光体上に照射し
    て、当該感光体に静電潜像を書き込むレーザ走査光学装
    置において、前記出射窓の前記光学ハウジングの外部側
    に、前記出射窓を覆う閉止位置と前記出射窓を開く開放
    位置とに移動可能なシャッターが配設されていることを
    特徴とするレーザ走査光学装置。
  2. 【請求項2】前記レーザ走査光学装置は、保守点検時等
    の前記感光体に前記レーザビームを照射して前記静電潜
    像を書き込む書込動作を停止させる所定の操作に同期し
    て、前記シャッターを前記開放位置から前記閉止位置に
    移動させるシャッター駆動手段を、さらに備えたことを
    特徴とする請求項1記載のレーザ走査光学装置。
  3. 【請求項3】前記レーザ走査光学装置は、前記シャッタ
    ーを、前記感光体に前記レーザビームを照射して前記静
    電潜像を書き込むタイミングに同期して、前記閉止位置
    から前記開放位置に移動させ、前記書込終了時に前記開
    放位置から前記閉止位置に移動させるシャッター駆動手
    段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ走査光学装置。
  4. 【請求項4】前記シャッターは、前記閉止位置と前記開
    放位置との間の移動に伴って前記出射窓を清掃する清掃
    部材を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のレーザ走査光学装置。
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