[go: up one dir, main page]

JPH11166825A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

Info

Publication number
JPH11166825A
JPH11166825A JP33430097A JP33430097A JPH11166825A JP H11166825 A JPH11166825 A JP H11166825A JP 33430097 A JP33430097 A JP 33430097A JP 33430097 A JP33430097 A JP 33430097A JP H11166825 A JPH11166825 A JP H11166825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance measuring
temperature
light receiving
measuring unit
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33430097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4087934B2 (ja
Inventor
Osamu Nonaka
修 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP33430097A priority Critical patent/JP4087934B2/ja
Publication of JPH11166825A publication Critical patent/JPH11166825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4087934B2 publication Critical patent/JP4087934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の測距装置は、樹脂等で形成されたレンズ
系の光学部品の温度変化が考慮されていてもレンズの温
度変化を直接的に検出して温度補正を施していないた
め、補正自体が不適当な場合があり、正確な測距ができ
なかった。 【解決手段】本発明は、カメラ11に搭載された測距ユ
ニット4を実装する基板14上に実装され、測距ユニッ
ト4に接し若しくは近接して温度変化を検出する温度検
出部6を配置することにより、測距時に大きな温度特性
の原因となる測距ユニットの光学系等の材質に作用する
温度変化を測定して、正確な補正値を算出し、演算され
る距離を補正する測距装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートフォーカス
(AF)カメラ等に搭載され、周囲の温度変化に対して
安定して測距を行う測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、カメラは真夏の海辺から真冬
のスキー場まで温度差にすれば、数十度も変化するよう
な様々環境下で使用されているため、搭載されている測
距装置には大きな温度変化に対しても、安定した測距が
得られることが要求される。
【0003】従来技術としては、例えば特開昭58−2
7004号公報に記載されているような回路構成上でコ
ンパレータの基準電圧を絶対温度に比例して変化させて
周囲温度の影響を受けない測距装置が開示されている。
【0004】また、特開昭60−235110号公報に
おいては、測距装置にプラスチックにより一体成形され
た一対の結像レンズを使用し、その結像レンズの温度変
化に関する種々のデータを内蔵して、回路から求めた絶
対温度に従う電圧と、温度変化による抵抗値の変化に従
う温度に依存した電圧とを比較し、記憶するデータに照
らし合わせて、ピントずれ量分を補正し、周囲の温度に
よる影響をキャンセルする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開昭58−
27004号公報に記載された技術は、カメラの電気回
路部品の温度特性に対する発明であるため、回路部品以
外の例えばレンズ系などの光学部品の温度変化などにつ
いては対応されてない。従って、近年多用されるように
なった樹脂で結像レンズを成形した場合や枠を樹脂で成
形した場合には、周囲の温度変化による変形に対して、
何等補正することはできなかった。
【0006】また、特開昭60−235110号公報に
おいては、本来検出すべき温度変化は、測距装置の一対
の結像レンズの温度であるが、この技術では、回路素子
の温度変化に基づいて補正値を決定しているため、温度
変化の検出を行う箇所により補正自体が不適当な場合も
発生し、必ずしも正確に補正された測距が行われている
とは限らなかった。
【0007】そこで本発明は、簡単な構成により所望す
る構成部位の温度変化を直接的に検出し、正確な温度補
償を可能とし、小型及び低コストで正確に被写体に焦点
合せができる測距装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被写体からの像信号を受光するための受光
レンズ及びイメージセンサと、該イメージセンサの出力
信号を処理する処理回路とからなる測距装置において、
上記イメージセンサの端子部と上記処理回路端子部とを
接続するための電気回路基板と、上記受光レンズと上記
イメージセンサとを保持する保持部とを備え、上記電気
回路基板に延長部を設け、この延長部に温度検出素子を
配すると供に、上記保持部に沿った形で上記延長部を配
置するユニットを提供する。
【0009】さらに、受光光学及び受光素子と、この受
光光学及び受光素子を所定の位置関係に保持する保持部
材とを備え、上記受光光学系、保持部材の少なくともい
ずれか一方が樹脂材料で形成され、上記保持部材の外形
に沿うように延長された延長部を設けた可撓性回路基板
上に上記受光素子を実装すると供に、この延長部上であ
って、上記保持部材の外形に密着可能な位置に温度セン
サを実装した測距ユニットを提供する。
【0010】以上のような構成の測距装置は、カメラに
搭載された測距ユニットに接し若しくは近接して温度検
出部を配置することにより、測距時に大きな温度特性の
原因となる測距ユニットの光学系等の材質に作用する温
度変化を測定して、正確な補正値を算出し、演算される
距離を補正する。
【0011】この温度検出部を測距ユニットを実装する
基板に配置し、信号ラインを測距ユニット用の信号ライ
ンを扱う回路基板を有効に活用して配線し、余分な接続
作業や配線材が不要で簡易な構成で実現され、且つ測距
ユニットに最も近接させた配置となり、製造コストアッ
プや原価アップが抑制され、低コストで実施でされる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1には、本発明によ
るカメラに搭載される測距装置の概念的な構成を示し説
明する。
【0013】この測距装置の測距ユニット4は、透明な
プラスチック素材等の樹脂材から成形された1対の受光
レンズ1a,1bを備え、それぞれの光路による視差を
もって、被写体8の像の明暗に従った光電変換信号を出
力する例えばイメージセンサと称されるセンサアレイ2
a,2b上に結像させるように配置される。この視差に
よる受像位置の相対位置差xが、距離Lを求める情報と
なる。
【0014】これらのセンサアレイ2a,2bから出力
された1対の像信号に基づき、CPUやA/D変換部を
有するワンチップマイクロコンピュータからなる演算部
10で上記相対像位置差xを求める。
【0015】上記演算部10が2つの像信号を処理し
て、それらのパターンの一致度を調べることにより、相
対像位置差xが求められるが、それらの関係は受光レン
ズの視差をB、受光レンズの焦点距離をfとする時、距
離Lは、三角測距の原理による次(1)式
【0016】
【数1】 を用いて、演算部10により算出する。
【0017】このような測距装置の小型化を図ろうとす
ると、視差B、焦点距離fも縮小されていくこととなる
が、例えば、温度変化で受光レンズ1a,1bを構成す
る樹脂材が僅かに延び縮みするものと考えると、視差B
が正しい値から変化し、視差B1 となることが想定さ
れ、相対像位置差xは、次式のように変化する。
【0018】
【数2】 従って(1)式に、この相対像位置差x1 を代入する
と、
【0019】
【数3】 となる。つまり、距離の誤差ΔLは視差Bの変化をΔB
とする時、
【0020】
【数4】 となる。つまり、視差Bが小さい程、誤差が大きくな
る。これは測距装置が小型になる程、温度変化に影響を
受けやすいこと意味する。
【0021】このように光学系等の変化によって、正し
い測距ができなくなることを対策するために、本実施形
態では、この光学系に接し、若しくは隣接して温度検出
部6を設け、光学系の温度変化を検出し、演算部10の
演算の際に測距結果を補正するものである。
【0022】図1に示した測距ユニット4をAFカメラ
に搭載する場合、モータやドライバ回路からなるレンズ
制御部7bを演算部10が制御して、撮影レンズ鏡胴7
aを駆動して焦点調整するように構成する。また、サー
ミスタ等からなる温度検出部6の特性を予め調べてお
き、バラつきがある時には、電気的に書き換え可能なE
EPROM等からなるメモリ9に、そのバラつき特性を
データとして記憶させておき、カメラで撮影した毎に、
検出温度に基づくバラつきを焦点距離の演算に補正をか
ける。
【0023】図2には、前述した測距ユニットをカメラ
に搭載したレイアウトの一例を示し説明する。図2
(a)は、図1に示した測距ユニット4及びその周辺機
器を示し、図2(b)は、カメラに搭載した場合の外観
を示す。
【0024】図2(a)においては、撮影レンズ鏡胴7
aと、チップ化された演算部10と、受光レンズ1と、
その保持部4aとセンサアレイ2を含むIC部3の配置
関係を示している。これらの構成部位をカメラに組み付
けた場合には、図2(b)に示すように、カメラ外装1
1aの内側にそれぞれ収納され、ファインダ対物レンズ
13の隣に測距ユニットの受光レンズ1、その下方に撮
影レンズ銅鏡7aが配置されている。また上面にはシャ
ッタボタン12が配置されている。
【0025】図2(b)に示したように、一般的には、
測距ユニット4はカメラの最上部に配置される場合が多
く、この最上部は日差し等に直接晒されており、温度変
化の影響を受けやすい。
【0026】従って、従来のように単に温度検出部をカ
メラ内部側に配置すると、実際の温度とは差が生じてく
るため、測距誤差の発生を防止できない。そのため、温
度検出部6は測距ユニットに近接させて配置しなければ
ならない。
【0027】図3及び図4には、本実施形態のより具体
的な配置構成例を示す。図3は、一体的に構成された測
距ユニット4と温度検出部6をカメラ本体に組付ける際
の外観を示し、図4は組み付け後の断面構造を示す。
【0028】この構成では、測距ユニット4のIC部3
をフレキシブル基板14に実装してある。このフレキシ
ブル基板14は、コネクタ部15が設けられ、カメラ本
体11に取り付けられた硬質な基板17のコネクタ部1
6に接続可能である。これらの接続によって、基板17
に配置された演算部10に像信号が入力され、ピント合
せ距離の演算を行うことができる。この基板17には、
演算部10の他、カメラの測距機能以外の機能を制御す
るための回路や前述したEEPROMからなるメモリ9
が実装される。
【0029】図4に示すように、温度検出部6は、両面
テープ18a,18bによって測距ユニット4の上面に
密着させ、重なり合った上記コネクタ部15,16は、
圧力が均一にかかるようにワッシャ19bを挟んでビス
19aで留めてもよい。
【0030】ここでは、カメラ本体11に、測距ユニッ
ト4と、ファインダ13が組みつけられる構造を示して
いるが測距ユニットの光学系の温度特性を測定するため
のサーミスタ等の温度検出部6が、測距ユニットと同じ
フレキシブル基板上の非常にユニットに近接若しくは接
触して実装されている。この構成により、測距ユニット
に作用を及ぼす温度を正確に測定することができる。
【0031】このように本実施形態では、フレキシブル
基板の自由に曲げられる特徴を生かし、測距ユニット上
面に回り込むように形成された延長部分に温度検出部6
を実装して、測距ユニットに密着させることにより、測
距ユニット自体の温度を直接的に検出し、温度変化によ
る補正を行うための正確な温度を検出することが容易に
できる。
【0032】次に図5には、温度補正を行うために温度
を測定する回路の一例を示す。AFユニットのIC部3
が実装された基板14上に、温度に対して変化する抵抗
6aと変化しない抵抗6bを実装する。これらの両端に
電源電圧を加え、抵抗両端の電圧V1 ,V2 をコネクタ
を介して、演算部10に内蔵されたA/D変換部10a
によって検出する。
【0033】この時、抵抗6aの抵抗値が設計値からの
温度変化ΔTに対し、ΔT・γ1 +γ2 という関係で変
化し、抵抗6bの抵抗値が温度にかかわらず、γ3 であ
るとすると、
【0034】
【数5】 となる。従って、
【0035】
【数6】 を計算することによって、CPU10bは、ΔTを求め
ることができる。この構成において、コネクタ部の接触
抵抗の影響を受けることなく、正しいΔTを求めること
ができる。
【0036】また上記温度係数γ1 ,γ2 ,γ3 は、抵
抗6a,6bの精度によって、バラつきを生じるので、
この正確な値を予めメモリ9に記憶させておけば、図6
に示すフローチャートで、常に正しい距離Lの算出が可
能となる。
【0037】つまり、測距する毎に像信号入力と共に電
圧V1 ,V2 を測定し(ステップS1)、像信号を入力
し(ステップS2)、像ずれ量xを算出し(ステップS
3)、さらにメモリ9から読み出された温度係数γ1 ,
γ2 ,γ3 を演算部10に出力し、演算部10では
(6)式によりΔTを算出し(ステップS5)、このΔ
Tによって、変化する上記視差Bの変化率βを加味して
距離算出を行う(ステップS6,S7)。ΔTが測定さ
れた時、Bは
【0038】
【数7】 となるので、(2)式より、
【0039】
【数8】 を計算すれば、正しい測距結果Lが得られる。
【0040】図7,図8参照して、このような温度補正
システムを加えたカメラの製造工程について説明する。
図7は、カメラを調整するための調整装置の外観を示し
ている。
【0041】カメラ11は固定台29上に固定され、そ
の上方には、ヒータ24をとりつけた移動機構25が固
定台29に対して鉛直方向(矢印A)に移動可能に設け
られている。また固定されたカメラの測距ユニットに近
接して、温度検出用センサ27が取り付けられている。
【0042】また、カメラの側面には、カメラ内部の演
算部等の回路と通信するためのコネクタ28が接続さ
れ、インターフェース部23を介して、パーソナルコン
ピュータ22と通信可能となっている。
【0043】作業者20は、まず固定台29にカメラ1
1をセットし、パーソナルコンピュータ22を操作し
て、所定のプログラムに基づき自動的に調整を行い、そ
の状態をモニタ21に表示させて、カメラ内のメモリ
(EEPROM)9に正しくデータが書きこまれたか及
び、測定された温度係数γ1 ,γ2 ,γ3 が正常な値で
あるか等を確認する。
【0044】図8は、この調整工程をフローチャートと
して表したものである。本実施形態では、カメラを調整
装置にセットすることは作業者が行うが、その後の処理
はパーソナルコンピュータ22の制御によって自動的に
行われる。
【0045】まず、カメラを調整装置にセットし(ステ
ップS11)、ヒータ24を上昇させた状態、つまり室
温の時の温度検出部6の検出温度T1 の測定を行ない
(ステップS12)、この時、カメラ内部の温度測定部
を構成する抵抗の電圧V11,V21をカメラ11内部の演
算部10で検出し、パーソナルコンピュータ22に入力
する(ステップS1)。
【0046】次に、ヒータ24による加熱を行なうが、
これは、ヒータ24に流れる電流を多くしてもよいし、
ヒータ24の上下動機構25を駆動して、下方に移動さ
せてヒータ24をカメラ11に近づけてもよい(ステッ
プS14)。
【0047】これによって、温度モニタ27がT1 から
10℃の温度上昇を観測すると(ステップS15)、こ
の状態で再度、カメラ11内部の温度測定抵抗の電圧V
12,V22を検出する(ステップS16)。
【0048】このようにして、求められたV11,V21,
V12,V22から、γ1 ,γ2 ,γ3を求め(ステップS
17)、記憶する(ステップS18)。その後、ヒータ
24への通電を停止若しくは上昇退避を行う(ステップ
S19)。
【0049】ここで求められた温度係数γ2 ,γ3 は通
常変化せず、γ1 のみが変化するため、V11がV12に、
V21がV22に変化したのは、このγ1 の変化によるもの
である。検出温度T1 が設計温度であるとすると、
【0050】
【数9】 であり、
【0051】
【数10】 である。つまり、
【0052】
【数11】 となり、γ2 に設計値を代入すると、γ3 ,γ1 が、上
記(9)式、(11)式によって求められる。これをカ
メラ毎に書き込めば、温度補正用の値がそのカメラ1台
毎にきめ細かく入力されることとなる。
【0053】このような調整工程と、同時に測距を行な
って、正しく補正が行われているかを確認したり、AF
ユニットの持つ誤差をメモリ9に入力させるようにすれ
ばより効率的である。
【0054】次に図9、図10には、前述した実施形態
の変形例を示し、説明する。図9(a),(b)は、測
距ユニット4の側面にくるフレキシブル基板14a上に
サーミスタ等の温度検出部6を配置した例である。この
ような配置の場合には、その横側に配置されるファイン
ダ対物レンズ13に切り欠き部を設け、温度検出部6が
収納できるスペースを確保している。
【0055】図10(a),(b)は、温度検出部6を
測距ユニット4の下側に配置した例を示している。ここ
ではフレキシブル基板14aの延長部分14aを測距ユ
ニット4の下側に密着するように回り込ませて、その延
長部分14aに温度検出部6を取り付けて、カメラ11
側に切り欠き部を設け、温度検出部6が収納できるスペ
ースを確保している。
【0056】いずれの変形例においても、測距ユニット
4のIC部3と演算部10をつなぐためのフレキシブル
基板14を延長した部分14aを折り曲げて、これらの
素子を実装し、かつ、測距ユニット4に密着させてい
る。
【0057】従って、測距ユニット4が影響をうけてい
る温度をそのままモニタできるので、正確な補正が可能
となる。また、フレキシブル基板を延長させて単に折り
曲げた部分を利用しているため、コストアップがなく、
簡易な構成になる。
【0058】前述したようにこれらの変形例では、ファ
インダ13の一部または、カメラ本体11の一部に切り
欠き部を設け、温度検出部6が収納できるスペースを確
保した。この工夫によって、カメラの小型化を実現して
いる。
【0059】次に図11には、本発明による第2の実施
形態として、カメラに搭載される測距装置の概略的な構
成を示し説明する。本実施形態は、演算部10と測距ユ
ニット4を1つの硬質基板の表裏に実装したものであ
る。
【0060】この構成例は、硬質基板14bの表面側に
測距ユニット4及びIC部3を実装し、その裏面側に演
算部10を実装する。そして、測距ユニット4の温度変
化を測定するため、測距ユニット4の下方で保持部4a
に近接させて、リード部を硬質基板14bに差込み実装
するサーミスタからなる温度検出部6を配置する。
【0061】本実施形態では、硬質基板14bから測距
ユニットの下方で、カメラ本体11に切り欠き部を設け
て、ユニットの保持部と並行して配置しているが、下方
に限定されるものではなく、両側面及び上面であっても
よい。
【0062】本実施形態では、第1の実施形態で使用し
たフレキシブル基板に比べて、安価な硬質基板を用い
て、正確な温度検出を可能ているため、より低コストで
測距が温度変化に影響を受けないAFカメラが提供でき
る。
【0063】次に図12には、本発明による第3実施形
態として、カメラに搭載される測距装置の概略的な構成
を示し説明する。図12(a)は、カメラ本体11と、
カメラに組み付けるべき、測距ユニット4が実装された
フレキシブル基板14との様子を示し、同図(b)は、
組み付けられた状態を示している。
【0064】この構成において、カメラ本体11には、
演算部10と、例えばEEPROMからなるメモリ9、
さらに温度検出部6が実装されたフレキシブル基板17
が取り付けられて、測距ユニット4が取り付けられたフ
レキシブル基板14が組み付けられ、コネクタ部15と
コレクタ部16によって接続される。
【0065】図12(b)に示すように、温度検出部6
は、測距ユニット4の保持部下方に近接して配置される
ため、測距ユニット4の温度変化を検出することが可能
である。
【0066】この構成によれば、演算部10と同一基板
上に、温度検出部6を実装ているため、そのバラつきを
カメラに組み付ける前の基板17だけの状態で検査し、
補正することが可能である。つまり、基板17だけを図
7で示したような温度補正システムを用いた温度補正工
程により補正することができる。
【0067】従って、温度検出部6に不良な箇所があっ
た場合など、カメラに組み付ける前に、チェックできる
ので修理や部品交換の作業性が高まる。図13には、こ
の基板17単体での調整作業の様子を示す。
【0068】固定台29上に演算部10やメモリ9等が
実装された基板17が固定され、その上方には、ヒータ
24をとりつけた移動機構25がカメラに対して鉛直方
向(矢印A)に移動可能に取り付けられている。また基
板17に近接して、温度検出用センサ27が取り付けれ
ている。
【0069】また、演算部10と通信するためのコネク
タ28が接続され、インターフェース部23を介して、
パーソナルコンピュータ22と通信可能となっている。
この構成において、作業者20は、基板17をセット
し、所定のプログラムに基づき調整し、その状態をパー
ソナルコンピュータ22のモニタにて表示し、メモリ9
に正しくデータが書きこまれたか及び、測定された温度
係数γ1 ,γ2 ,γ3 が正常な値であるか等を確認でき
る。
【0070】この基板17は平面となるため、作業者2
0は、簡単に基板17をセッティングしてコネクタを接
続することができ、工程における作業性も図7の形式に
比べて向上する。
【0071】そして、パーソナルコンピュータ22の操
作により、図8に示したようなフローチャートにて、各
機能を制御して、メモリ9に、温度検出部6のバラつき
を記憶させる。
【0072】つまり、温度検出用センサ27の出力結果
を正しい温度として、基板17上の温度検出部6の出力
値より、上記(9),(11)式を用いて、図5で説明
した温度係数γ1 ,γ2 ,γ3 等を求めて、メモリ9に
記憶させればよい。
【0073】また、基板状態で測定するため、実装部品
に直接接触でき、抵抗両端にチェック端子をあてて抵抗
値を検出してもよい。この場合、コネクタ部16ではな
く、抵抗両端の電極部にチェック端子をあてるものとす
る。
【0074】また前述した図5では、コネクタ部の接触
抵抗を考慮して、温度検出部の抵抗6a,6bの両端の
電圧を3本の端子でモニタしたが、この実施例の場合温
度検出部と演算部10が同一の基板上に実装されている
ので、このような要因は排除した設計が可能となる。
【0075】つまり、抵抗6a,6bの高い方の電圧の
みをA/D変換部10a(図5)に入力すればよく、配
線の単純化が可能となる。図14には、第3の実施形態
の変形例を示す。
【0076】この変形例では、演算部10及びメモリ9
が実装された基板17に温度検出部6用の延長部17a
を設け、AFユニット用基板14とコネクタ部15にて
接続した後、上記延長部17aをAFユニット上面に温
度検出部6が配置されるようにして折り曲げるている。
【0077】このような構成により、本来、AFユニッ
ト用基板14とはコネクタ部15にて接続されるだけの
基板であった演算部10及びメモリ9用の基板17上に
設けられた温度検出部6をAFユニット4に近接させて
配置させることができ、測距の温度誤差の主要因となる
ユニット光学系の温度変化を正確に検出することができ
る。
【0078】本変形例によれば、温度検出部用の配線材
を必要とせず、ハンダづけも不要なので、低コストで実
施可能である。次に図15には、本発明による第4の実
施形態として、カメラに搭載される測距装置の概略的な
構成を示し説明する。
【0079】本実施形態は、前述した測距ユニット4の
上方で近接し且つ、カメラの外装側に設けられた第1の
温度検出部6aと、測距ユニット4に対し、温度検出部
6aとは反対側、つまり内部側に設けられた第2の温度
検出部6bとを有する構成である。
【0080】この構成は、測距ユニット4の上方に設け
られた第1の温度検出部6aだけでは、温度検出部と測
距ユニットを構成するモールド部材の位置関係によっ
て、生じた空間的な温度の勾配の影響をモニタすること
ができない。カメラ内部が、アクチュエータ等の駆動に
よって熱を発生する時、さらにこの温度勾配が影響す
る。そこで本実施形態では、カメラ内部に熱源が存在
し、温度変化がカメラ内部の場所によって異なる場合に
も正確な温度補正による測距を可能としている。
【0081】図16には、本実施形態におけるカメラの
測距時のフローチャートを示し説明する。まず、2つの
温度検出部6a,6bの検出信号より、2ケ所の検出温
度T1 ,T2 を測定する(ステップS21,S22)。
【0082】これらの温度検出部6a,6bによる温度
測定位置と、測距ユニット4との位置関係から、測距ユ
ニット4の温度を割り出す演算を行う(ステップS2
3)。ここでは、温度検出部と測距ユニット間の距離を
考慮して、検出温度T1 ,T2の加重平均をとり、これ
を測距ユニットの温度T3 として求め、この温度T3 よ
り求められた視差の変化を加味し、測距ユニット4によ
り求められた像の相対位置xから(ステップS25)、
上記(1)式に基づく距離Lの算出を行う(ステップS
26)。
【0083】以上説明したように本実施例によれば、カ
メラ内に熱源がある場合においても、カメラ内の温度勾
配にかかわらず、正しい測距が可能となる。図17に
は、第4の実施形態の変形例を示す。
【0084】この変形例では、温度検出部6a,6bを
測距ユニット4の両側に近接して配置し、その近傍に
は、ランプ30及び投光レンズ31からなる補助光装置
を設けられている。
【0085】このようなパッシブ型の測距装置では、通
常暗い被写体を撮影する場合には、被写体像が低輝度で
あるため測距ができない。しかし、この補助光装置から
の光によって、被写体に濃淡の陰影ができ、このパター
ンによって測距を行うことができる。
【0086】このような補助光装置の光発生源にランプ
等を用いると、点灯時にはランプが発熱し、近接する測
距センサに悪影響を与えることがある。本実施形態で
は、この対策として、2つの温度検出部6a,6bを熱
源となるランプ30と、測距ユニットの並び方向に並
べ、ランプの発熱によるカメラ内の温度変化を検出でき
るようにした。
【0087】このような温度検出部6a,6bにより得
られた温度勾配から、測距ユニット4に影響する温度と
推測して補正をかければ、補助光による発熱の影響をな
くした測距装置を提供することができる。
【0088】このような応用は補助光には限らず、モー
タやドライバ等、熱を発する構成部位がカメラ内にある
場合の温度補正に有効である。以上のような構成の測距
装置は、測距時に大きな温度特性の原因となる測距ユニ
ットの光学系等の材質に作用する温度を正確に測定する
ために、測距ユニットに接し若しくは近接して温度検出
部を配置することにより、確実に温度をモニタする。
【0089】このセンサの信号ラインを測距ユニット用
の信号ラインを扱う回路基板を有効に活用して配線した
ので、余分な接続作業や配線材を必要とせず、製造コス
トや原価の上積みをする必要がなく、低コストでの提供
を可能としている。
【0090】以上の実施形態について説明したが、本明
細書には以下のような発明も含まれている。 (1) 被写体からの像信号を受光するための受光レン
ズ及びイメージセンサと、該イメージセンサの出力信号
を処理する処理回路とからなる測距装置において、上記
イメージセンサの端子部と上記処理回路端子部とを接続
するための電気回路基板と、上記受光レンズと上記イメ
ージセンサとを保持する保持部と、を具備し、上記電気
回路基板に延長部を設け、この延長部に温度検出素子を
配すると供に、上記保持部に沿った形で上記延長部を配
置することを特徴とする測距ユニット。 (2) 上記温度検出素子はチップ形状であり、この温
度検出素子を上記保持部に密着保持させたことを特徴と
する上記(1)項に記載の測距ユニット。 (3) 上記温度検出素子は、サーミスタと抵抗とから
なり、両者の直列体にバイアス電圧を印加し、サーミス
タの両端電圧をディジタル変換するAD変換手段と、上
記ディジタル変換された電圧値に基づいて温度を演算す
る手段と、をさらに具備したことを特徴とする上記
(1)項に記載の測距ユニット。 (4) 上記温度検出手段の特性ばらつきを補償するた
めの調整データを上記測距装置の製造過程において記憶
させる記憶手段を具備することを特徴とする上記(1)
項に記載の測距ユニット。 (5) 被写体からの像信号を受光するための受光レン
ズ、及びイメージセンサと、該イメージセンサの出力信
号を処理する処理回路とからなる測距装置において、上
記イメージセンサの端子部を上記処理回路用のコネクタ
に導く第1の基板と、上記コネクタからの像信号を上記
処理回路用の端子部に導く第2の基板と、を具備し、上
記第2の基板上に温度検出素子を実装し、上記測距装置
の製造過程において上記温度検出素子を上記イメージセ
ンサの近傍に配するための延長部が上記第2の基板に設
けられていることを特徴とする測距ユニット。 (6) 上記第2の基板にはさらに調整データを記憶す
るための記憶手段を実装していることを特徴とする上記
(5)項に記載の測距ユニット。 (7) 上記測距装置の製造課程における上記第2の基
板の実装検査工程において、上記温度検出素子の特性を
測定し、ばらつきを補償するための調整データを上記記
載手段に記憶することを特徴とする上記(5)項に記載
の測距ユニット。 (8) 測距装置を搭載したカメラにおいて、上記測距
装置を中央に挟んで配置した複数の温度検出部と、上記
複数の温度検出部の出力に基づいて上記測距装置の出力
の温度特性を補償する補正手段と、を具備したことを特
徴とする測距ユニット。 (9) 被写体からの像信号を受光するための受光レン
ズ、およびイメージセンサと、該イメージセンサの出力
信号を処理する処理回路とからなる測距装置において、
上記イメージセンサの端子部と上記処理回路の端子部と
を接続するフレキシブル基板と、上記受光レンズとイメ
ージセンサとを保持する保持部と、を具備し、上記フレ
キシブル基板はサーミスタを搭載した延長部を有し、こ
の延長部を上記保持部の外形に沿って張り付けたことを
特徴とする測距ユニット。 (10) 受光光学系及び受光素子と、この受光光学系
及び受光素子を所定の位置関係に保持する保持部材と、
この保持部材の外形に可及的に近接させて配された温度
検出部と、を備え、上記受光光学系、保持部材の少なく
ともいずれか一方が樹脂材料で形成されていることを特
徴とする測距ユニット。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
純な構成で、小型、低コストで測距装置の持つ温度特性
をきめ細かく補正し、環境変化に強い高精度の測距装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラに搭載される測距装置の概
念的な構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態として、図1に示した測距ユニ
ットをカメラに搭載した構成例を示す図である。
【図3】第1の実施形態において、カメラに組付ける状
態の外観を示す図である。
【図4】第1の実施形態において、カメラに組付けた状
態の断面構成を示す図である。
【図5】第1の実施形態における温度補正を行うために
温度を測定する回路の一例を示す図である。
【図6】第1の実施形態における距離Lの算出について
説明するためのフローチャートである。
【図7】カメラの測距装置を調整するための調整装置の
外観を示す図である。
【図8】図7に示した調整装置による調整工程を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】第1の実施形態の変形例を示し、測距ユニット
の側面にくるフレキシブル基板上に温度検出部を配置し
た例である。
【図10】第1の実施形態の変形例を示し、温度検出部
を測距ユニットの下側に配置した例である。
【図11】本発明による第2の実施形態として、カメラ
に搭載される測距装置の概略的な構成を示す図である。
【図12】本発明による第3の実施形態として、カメラ
に搭載される測距装置の概略的な構成を示す図である。
【図13】第3の実施形態における測距装置の補正につ
いて説明するための図である。
【図14】第3の実施形態の変形例を示す図である。
【図15】本発明による第4の実施形態として、カメラ
に搭載される測距装置の概略的な構成を示す図である。
【図16】第4の実施形態におけるカメラの測距につい
て説明するためのフローチャートである。
【図17】第4の実施形態の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b…受光レンズ 2a,2b…センサアレイ 3…IC部 4…測距ユニット 4a…保持部 6…温度検出部 7a…撮影レンズ鏡胴 7b…レンズ制御部 8…被写体 9…メモリ 10…演算部 11a…カメラ本体 12…シャッタボタン 13…ファインダ対物レンズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの像信号を受光するための受
    光レンズ及びイメ−ジセンサと、該イメージセンサの出
    力信号を処理する処理回路とからなる測距装置におい
    て、 上記イメージセンサの端子部と上記処理回路端子部とを
    接続するための電気回路基板と、 上記受光レンズと上記イメージセンサとを保持する保持
    部と、を具備し、 上記電気回路基板に延長部を設け、この延長部に温度検
    出素子を配すると供に、上記保持部に沿った形で上記延
    長部を配置することを特徴とする測距ユニット。
  2. 【請求項2】 受光光学及び受光素子と、 この受光光学及び受光素子を所定の位置関係に保持する
    保持部材と、を備え、 上記受光光学系、保持部材の少なくともいずれか一方が
    樹脂材料で形成され、上記保持部材の外形に沿うように
    延長された延長部を設けた可撓性回路基板上に上記受光
    素子を実装すると供に、この延長部上であって、上記保
    持部材の外形に密着可能な位置に温度センサを実装した
    ことを特徴とする測距ユニット。
  3. 【請求項3】 上記可撓性回路基板上には、上記温度検
    出部の出力に基づいて上記受光素子出力を温度補償する
    ための調整データを記憶する記憶素子がさらに実装され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の測距ユニッ
    ト。
JP33430097A 1997-12-04 1997-12-04 測距装置 Expired - Fee Related JP4087934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33430097A JP4087934B2 (ja) 1997-12-04 1997-12-04 測距装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33430097A JP4087934B2 (ja) 1997-12-04 1997-12-04 測距装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11166825A true JPH11166825A (ja) 1999-06-22
JP4087934B2 JP4087934B2 (ja) 2008-05-21

Family

ID=18275811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33430097A Expired - Fee Related JP4087934B2 (ja) 1997-12-04 1997-12-04 測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4087934B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128437A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Olympus Imaging Corp 焦点検出装置
JP2016215310A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 日本精工株式会社 近接覚センサを備えたワーク搬送用ハンド
WO2025062861A1 (ja) * 2023-09-21 2025-03-27 株式会社デンソー 制御装置、光学センサ、制御方法、制御プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128437A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Olympus Imaging Corp 焦点検出装置
JP2016215310A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 日本精工株式会社 近接覚センサを備えたワーク搬送用ハンド
WO2025062861A1 (ja) * 2023-09-21 2025-03-27 株式会社デンソー 制御装置、光学センサ、制御方法、制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4087934B2 (ja) 2008-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102620533B1 (ko) 카메라 모듈
JP4510930B2 (ja) 撮像装置及び半導体回路素子
JP5549230B2 (ja) 測距装置、測距用モジュール及びこれを用いた撮像装置
CN110463181B (zh) 包括液体透镜模块的摄像机模块以及控制摄像机模块的方法
KR102500653B1 (ko) 액체 렌즈 제어 회로, 카메라 모듈 및 액체 렌즈 제어 방법
US10162149B1 (en) Methods and apparatus for focus control in an imaging system
KR101832606B1 (ko) 선형 액추에이터의 센서리스 제어 장치
JPS60235110A (ja) 焦点検出装置の温度補償装置
JP3958055B2 (ja) 測距及び測光装置
US10802244B2 (en) Methods and apparatus for focus control in an imaging system
JP4087934B2 (ja) 測距装置
JPH11305112A (ja) 光電変換装置
CN110398297B (zh) 驱动器模块以及用于确定驱动器模块的环境空气温度的方法
KR102645131B1 (ko) 액체 렌즈를 포함하는 카메라 모듈 및 그의 제어 방법
EP0573990B1 (en) Optical device for detecting inclination and variations in inclination for a photographic camera
JP2002357762A (ja) ズームレンズ付きカメラ
JP2880821B2 (ja) 測距用光学モジュール
CN113330335B (zh) 包括液体透镜的摄像机模块及其控制方法
JP3745056B2 (ja) 測距位置調節装置
JP3798866B2 (ja) 測距装置
JP2005316187A (ja) 焦点調節装置
JP2024063309A (ja) 測距カメラシステム、それを備える移動装置、校正方法、およびプログラム
JPS61165711A (ja) プラスチックレンズの取り付け構造
JP2000137159A (ja) カメラ
JPS61165712A (ja) プラスチックレンズの取り付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees