JPH11157550A - 包装袋 - Google Patents
包装袋Info
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- JPH11157550A JPH11157550A JP32571797A JP32571797A JPH11157550A JP H11157550 A JPH11157550 A JP H11157550A JP 32571797 A JP32571797 A JP 32571797A JP 32571797 A JP32571797 A JP 32571797A JP H11157550 A JPH11157550 A JP H11157550A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- spout
- film
- side edge
- laminated film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
装袋を提供することを目的とする。 【構成】少なくとも一方の面に熱接着性樹脂層を有する
2枚の積層フィルムの熱接着性層を対向させ、この2枚
の積層フィルムの天部及び底部の間に熱接着層を有する
積層フィルムを二つ折りにして挿入し、これらの周縁部
を熱融着してひだ部を形成し、挿入した積層フィルムを
開いて天部及び底部を構成して自立性を持たせた包装袋
であって、該包装袋の一方の側縁部に注出口を設けると
共に、該注出口に対向する側縁部を充填口としたことを
特徴とする包装袋である。
Description
装袋に関し、特に包装袋に自立性をもたせると共に少な
い包装資材で多量の内容品を充填できる包装袋に関す
る。
される部分をできる限り少なくしようとする運動が叫ば
れており、このような観点より包装袋についても少ない
包装資材で多量の内容品を充填しようとする試みが行わ
れている。容量の大きい包装袋として、長方形状の積層
シ−ト2枚を対向させ、その四辺をシ−ルして袋状とし
た包装袋があるが、このような包装袋に内容物を充填し
た場合、四隅が鋭角となり、所謂座ぶとんのような形状
となり、持ち運びか不便で外観が悪く、また内容物がを
取り出しにくい等の欠点が合った。これに代わるものと
して、底部及び天部に折り込みひだシ−トを融着した包
装袋が提案された(特開昭57−46750号参照)。
の単層又は多層のシ−トで少なくとも多層の場合は最内
層が熱溶着性材料からなる本体シ−トと、該本体シ−ト
の対向する二辺おいて断面略W型をなすように折り込ま
れた2枚のひだシ−トとからなり、前記ひだのない他の
対向二辺の略全長を縁シ−ルすると共に、前記ひだシ−
トの折込奥部線上の前記縁シ−ル部を略起点とする二つ
の傾斜線又は曲線にてそれぞれの本体シ−トを対面する
ひだシ−ト面にひだシ−ルし、前記ひだ部を除く間の縁
シ−ル部に適宜内容物取出口を設けたことを特徴とする
包装袋である。そして、内容物の充填及び注出として、
小円筒状の注出口が一体的に形成され、注出と充填とが
同じ個所で行うようになっており、その袋の形状も必然
的に限定される。しかし、充填時の作業性を考慮する
と、幅が広く直線的な開口部が望ましいが、反面、注出
時の取扱性が悪いという問題がある。
上記の欠点を改良して内容物の充填が迅速に行える包装
袋について種々検討した結果、充填口と注出口とを別個
に設けることによって包装袋の形状を任意に決定するこ
とができ、その結果、上記の欠点を改良することができ
るとの知見を得、本発明を完成したもので、本発明の目
的は、内容物の充填を容易にし、注出時の取扱い性の良
い省資源的な包装袋を提供することである。
とも一方の面に熱接着性樹脂層を有する2枚の積層フィ
ルムの熱接着性層を対向させ、この2枚の積層フィルム
の天部及び底部の間に熱接着層を有する積層フィルムを
二つ折りにして挿入し、これらの周縁部を熱融着してひ
だ部を形成し、挿入した積層フィルムを開いて天部及び
底部を構成して自立性を持たせた包装袋であって、該包
装袋の一方の側縁部に注出口を設けると共に、該注出口
に対向する側縁部を充填口としたことを特徴とする包装
袋である。
にしたシ−トを挿入してひだ部を形成し、これを開くこ
とによって多量の内容物を収納することができると共に
自立性を付与し、また、充填口と注入口とを異にするこ
とによって自由な形状の包装袋とすることができ、特に
充填口と注入口との位置を包装袋の対向する位置に設け
ることによって注出口を突出した形状とすることができ
る。これにより注出口を他の容器に挿入して内容物を注
出する洗剤、シャンプー等の詰替用包装袋として使用す
ることができる。
る。本発明における包装袋を形成する積層フィルムは従
来よりこの種の包装袋を製造するのに使用されているフ
ィルムであれば何れでも良い。即ち、通常この種の包装
袋を形成する積層フィルムは、内側にシ−ラント層、外
側に基材フィルム層よりなる2層フィルム、又はその中
間にガスバリヤ−層が介在した3層フィルムよりなって
いる。そして、基材フィルム層としてはナイロン、ポリ
エステル(PET)、配向ポリプロピレン(OPP)、
紙等が用いられ、シ−ラント層としては低密度ポリエチ
レン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)な
どのポリエチレン(PE)、エチレン・酢酸ビニル共重
合体(EVA)、線状低密度ポリエチレン(LLDP
E)、ポリプロピレン(PP)、アイオノマ−等が用い
られる。また、中間層のバリヤ−層としてはアルミ箔、
エバ−ル、SiOx蒸着フィルム等が用いられる。従っ
て、本願発明で使用する積層フィルムとしてはこれらを
組み合わせたものが使用され、例えばOPP/LDP
E、ナイロン/低密度ポリエチレン、ナイロン/EV
A、PET/EVA、PET/PE/アルミ箔/PE、
SiOx蒸着PET/L−LDPE等を挙げることがで
きる。
は特に限定はないが、注出口は内容物が一定の方向に注
出できるように包装袋の側縁部より突出した形状をして
いることが好ましく、更に該部分は補強されていること
が好ましい。即ち、包装袋を構成するフィルムは柔軟性
を有するが、注出口を補強することによって内容物を安
定して注出することができる。補強方法としては、包装
袋を構成するフィルムの注出口部分に補強用リブを設け
たり、或いは注出口内部にパイプを挿入したりする等の
手段によって行うことができる。更に注出口部分に硬化
性塗料を塗布、硬化させても良い。硬化性塗料としては
熱硬化性塗料、紫外線硬化塗料(UV塗料)、電子線硬
化塗料等の何れでも良いが、UV塗料、電子線硬化塗料
(エレクトロビ−ム硬化塗料)は加熱硬化装置を必要と
しないので好ましく、特にUV塗料が設備、作業性等の
点から好ましい。
でも良いが、側縁部中央より上部に設ける方が中央より
下部に設けた場合より注出しやすいので好ましい。充填
口としては注出口を設けた側縁部に対抗する側縁部に設
けるものであり、その形状については限定はないが、な
るべく充填口の幅は大きく、また、充填後融着しやすい
形状にすることが好ましい。本発明の包装袋は表フィル
ムと裏フィルムとの2枚の積層フィルムを対向させ、上
端部及び下端部にひだ部を形成するために、他の熱接着
性層を有するフィルム積層フィルムを熱接着性層が外側
になるように二つ折りにして先の表裏のフィルムの上端
部及び下端部に合わせて挿入して側縁部を融着して一体
とする。その際、ひだ部形成の積層フィルムの二つ折り
にした内側にも熱接着層がある場合には挿入される積層
フィルムと表フィルム及び挿入される積層フィルムと裏
フィルムを熱接着した後、包装袋の側縁部を熱接着し、
外側のみに熱接着層がある場合にはひだ部形成の積層フ
ィルムの側縁部の一部を切り欠いてこの部分は表フィル
ムと裏フィルムとを融着し、その他の部分はひだ部フィ
ルムと表フィルム、ひだ部フィルムと裏フィルムとを融
着して三者を一体とすると共に、ひだ部形成の積層フィ
ルム折り返し線と側縁部との交点からそれぞれの端縁部
に直線状又は曲線状に表フィルムとひだ部形成積層フィ
ルム及び裏フィルムとひだ部形成積層フィルムとを融着
することによって挿入したひだ部形成積層フィルムを開
いて天部及び底部を構成して自立性を持たせることがで
きる。
して示すが、このような形状に限られるものではない。
これらの図は何れも平面図である。図において、包装袋
の表裏面を形成する内面に熱接着性を有する積層シート
1、1’を対向させ、その一方の側縁部5に注出口3を
設ける。この注出口3を有する側縁部5に対向する側縁
部6は未融着の状態にしてこの部分を充填口7とする。
図1及び図3における充填口7はやや外方に突出した場
合を示し、図2及び図3は注出口3が側縁部5のほぼ中
央にあって、上縁及び下縁の辺に平行な場合を示す。こ
の包装袋の上端部及び下端部にひだ部形成の積層シ−ト
8を挿入する。図において上端辺に及び下端辺に平行な
点線9は積層シ−ト1、1’の間に挿入したひだ部形成
の積層シ−ト8の折り線を示し、半円形の部分10はひ
だ部を融着した表フィルムと、ひだ部を融着した裏フィ
ルムを融着した部分である。このような包装袋に内容液
を充填するに際しては、袋を構成している表裏のフィル
ムを充填機によって吸引、開口させて内容液を充填す
る。
に具体的に説明する。 実施例1 本願発明を更に実施例をもって具体的に説明する。包装
袋の表裏面のフィルムとして、15μmのナイロンと8
0μmのLLDPEとの積層フィルムを、ひだ部形成フ
ィルムとして折り幅60mm、底幅120mm、天部幅
120mmで厚さ15μmのナイロンと70μmのLL
DPEの積層フィルムを使用し、二つ折りにして表裏面
のフィルムの上端部及び下端部に合わせて挿入し、周縁
部を融着して図2に示すような形状の幅120mm、高
さ150mmの包装袋を形成した。この包装袋の内容量
は約500mlであり、充填口の幅は広いので充填作業
はしやすく、注出口は突出しているので詰替容器の口に
挿入して詰替作業も容易に行うことができた。なお、通
常の幅120mm、高さ230mmの下端部にひだ部を
有する包装袋は約500mlの内容量である。
端部及び下端部にひだ部を構成する積層フィルムを挿入
し、上端部及び下端部を開くことによって容量の大きい
包装袋を構成すると共に、注出口と充填口を別個に設け
ることによって包装袋の形状を任意に変えることがで
き、注出口を一方の側縁部に、充填口を前記の側縁部に
対向する位置に設けることによって、充填口の幅は包装
袋の側縁部の長さとほぼ一致させる程度まで大きくする
ことができ、その結果、内容物の充填の作業性が向上
し、また、注出口の形状を任意とすることができるの
で、注出口を突出状の形状とすることによって詰替補充
する包装袋として好適である等の効果を奏する。
かかる包装袋 3 注出口 5、5’ 側縁部 6 周縁熱融
着部 7 充填口 8 ひだ部形成積層フィルム 9 ひだ部形成折り返し線 10 表裏フィルムとひだ部形成フィルムの三者の融着
部分
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一方の面に熱接着性樹脂層を
有する2枚の積層フィルムの熱接着性層を対向させ、こ
の2枚の積層フィルムの天部及び底部の間に熱接着層を
有する積層フィルムの熱接着層を有する積層フィルムを
二つ折りにして挿入し、これらの周縁部を熱融着してひ
だ部を形成し、挿入した積層フィルムを開いて天部及び
底部を構成して自立性を持たせた包装袋であって、該包
装袋の一方の側縁部に注出口を設けると共に、該注出口
に対向する側縁部を充填口としたことを特徴とする包装
袋。 - 【請求項2】 注出口が袋本体に比して補強されている
請求項1記載の包装袋。 - 【請求項3】 注出口が側縁部より突出している請求項
1及び請求項2の何れかの項記載の包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32571797A JPH11157550A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32571797A JPH11157550A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157550A true JPH11157550A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18179913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32571797A Pending JPH11157550A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11157550A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015143136A (ja) * | 2012-02-03 | 2015-08-06 | 凸版印刷株式会社 | パウチ、内容物封入パウチ、および、その製造方法 |
US9580220B2 (en) | 2012-02-03 | 2017-02-28 | Toppan Printing Co., Ltd. | Container and container with enclosed contents |
JP2019218127A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 大日本印刷株式会社 | 調理用パウチ |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP32571797A patent/JPH11157550A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015143136A (ja) * | 2012-02-03 | 2015-08-06 | 凸版印刷株式会社 | パウチ、内容物封入パウチ、および、その製造方法 |
JP2016120973A (ja) * | 2012-02-03 | 2016-07-07 | 凸版印刷株式会社 | パウチ、内容物封入パウチ、および、その製造方法 |
US9580220B2 (en) | 2012-02-03 | 2017-02-28 | Toppan Printing Co., Ltd. | Container and container with enclosed contents |
US10988294B2 (en) | 2012-02-03 | 2021-04-27 | Toppan Printing Co., Ltd. | Container and container with enclosed contents |
US11332291B2 (en) | 2012-02-03 | 2022-05-17 | Toppan Printing Co., Ltd. | Container and container with enclosed contents |
JP2019218127A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 大日本印刷株式会社 | 調理用パウチ |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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